日本の経済に大きな功績を残したふたりの経営者に迫る新刊書籍『ダイエー中内功とダイソー矢野博丈 流通革命の旗手』が2024年10月16日発売
「これ、なんぼ?」「えーい、100円でええ」偶然のドラマから100円ショップを作り出し、国内外で拡大を続けるダイソーの創業者・矢野博丈(やの・ひろたけ)。
没落した家に育ち、絶えず将来の不安について考える癖があり、商売でも先の怖さばかりを読んできた矢野は、商品の一つひとつは徹底して計画するも、経営計画は持たなかった。「100円でも高級品を売っている」という自負のもと、お客さんの指示を受け、ダイソーはいまや国内4042店舗、海外26の国と地域に2296店舗(令和4年2月現在)と拡大を続けている。
今なお日本の経済に大きな功績を残している、昭和・平成の世の流通革命の旗手となったふたりの「怪物」の歩んだ道のりを追う。
■『ダイエー中内功とダイソー矢野博丈 流通革命の旗手』概要
シリーズ名:昭和平成二大怪物伝
判型 :四六判
ページ数 :515ページ
定価 :1,980円(税込) 本体1,800円+税
著者 :大下英治
<目次>
●プロローグ ダイエー中内功とダイソー矢野博丈
メーカーと小売りの価格販売競争/語り草となった競合との決戦/「一〇〇円でも高級品を売っている」/商品価値を厳しく見極める目
●第1章 苛烈をきわめた中内功の青年時代
戦う男の生い立ち/「せめて昼飯に一円五十銭のうな重を」