Like-an-Angelがツアーで見せたバンドとしての存在感 ファイナルとなる東京公演ライヴレポートが到着!元L'Arc-en-CielメンバーSakuraが登場するサプライズも!
Sakuraとhibikiのツインドラムで両者の個性がこれほど際立って聴こえるのもすごい。それが一つの楽曲になるというバンドマジックをその場で見ているような感覚になる。曲終盤には、Sakuraとhibikiによるドラムバトルが実現。元L’Arc-en-Cielのメンバーと、Like-an-Angelのメンバーによる競演を、いったいどんな言葉で表現すればいいのだろう?現実と空想の中間――そんなような気分で、目の前の光景を見つめ、身体に突き刺さる音を受け止めていた。
大歓声に見送られてSakuraがステージを後にした。ここから「賽は投げられた」「Link」「瞳の住人」とパフォーマンスして一気に駆け抜けてツアーファイナルを終えた。
「楽しいよね」と何度も口にしたtetsuya。バンドをやる理由は、もしかしたらそれ以上でもそれ以下でもないのかもしれない。
そんな褪せることのない初期衝動をいつまでも響かせるLike-an-Angelの次のライヴが4月26日(土)EX THEATER ROPPONGIで決定した。また、今年12月にはTETSUYAのBillboard Live Tour 2024も決定と、ステージで描く夢は終わらない。