人間国宝認定の京山幸枝若がなんとグランドサロン十三で記念公演!
この独演会で2020年(令和2年)度第75回文化庁芸術祭大衆芸能部門で大賞を受賞。さらに2023年 第73回芸術選奨文部科学大臣賞受賞(大衆芸能部門)。
2021年11月にはデビュー50周年を記念して浅草木馬亭において五日間連続の独演会『京山幸枝若フェスティヴァル』(制作:有限会社宮岡博英事務所)を開催。浪曲大看板の連続公演は極めて珍しく絶賛を博す。
2024年は古希を迎えて、4月には浅草木馬亭、5月は大阪国立文楽劇場で、それぞれ二日連続の『古希記念京山幸枝若フェスティヴァル』を開催(制作:有限会社宮岡博英事務所)。初日は通常の独演会、二日目は浪曲河内音頭を特集し賞賛を浴びる。
後進の育成に最も熱心な一人である。その理由は、「昔の芸人というのは、芸は盗むもので教えるものではないという考えが強かった。
それ故に習得には時間が掛かり過ぎた。今の時代にその方針でやっていたら、浪曲の衰退を食い止めることは出来ず、時間が足りない」
その成果は門人の京山幸太が2022年(令和4年)度第77回文化庁芸術祭大衆芸能部門新人賞を受賞したことにも表れている。
2006年 大阪府知事表彰「芸能文化功労賞」