くらし情報『人間国宝認定の京山幸枝若がなんとグランドサロン十三で記念公演!』

人間国宝認定の京山幸枝若がなんとグランドサロン十三で記念公演!

2010年 公益社団法人浪曲親友協会会長
2016年 第51回大阪市市民表彰(文化功労部門)
2020年 第75回文化庁芸術祭大衆芸能部門大賞
2023年 第73回芸術選奨文部科学大臣賞受賞(大衆芸能部門)
2024年 重要無形文化財認定(人間国宝)が決まる。

■幸枝若浪曲の魅力
浪曲とは、日本の三大話芸(講談、落語、浪曲)の一つ。しかし浪曲が他の2ジャンルと大きく違う点は、音楽要素が不可欠なことです。曲師と呼ばれる三味線が必須。物語を音楽に乗せて口演する、いわば浄瑠璃と同じ上演形式をとります。
そのために浪曲師は、「節」(地の部分。地とは演者自身が語り掛ける状況説明等叙述的な部分)と呼ばれる演者独自のメロディとリズムを持つ必要があります。
さらに登場人物の会話の部分=セリフ部分を「啖呵」と呼びますが、ここは正に芝居。
演技力で観客を引き付けてこそ浪曲と言えます。
ところが昨今では音楽要素を無視しおかしな音程で大声で怒鳴り上げ、演じる要素を蔑ろにした音痴浪曲も増えてきておりますが、そういう浪曲は本来の浪曲とは呼べません。

【二代目京山幸枝若浪曲の魅力】
二代目京山幸枝若(以後、幸枝若)

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