「スキ」を実現するための海外生活 Vol.4 パリ在住ネイリスト・友田沙代子さん
次に高品質を求めるお客様の多い、個人オーナーのゆったりしたサロンへ移りました。どちらのサロン経験も今の私のベースになっているものの、もともと自分が好きだったニュアンス系のデザインを作る機会はあまりなかったんですよね。パリで自分のサロンをやるようになってからは、お客様の口コミのおかげでファッション系のお仕事の方など、個性的なデザインを求めるお客様が徐々に増えていきました。今のほうがやりたいことができている感じがします。
Renard Nail
絵を描くことが得意な沙代子さんはRenard Nailのロゴもご自身でデッサンしたといいます。
沙代子さん:Renardはフランス語でキツネ。もともとはキツネが好きな夫のためにタトゥーのデザインとして描いたデッサンですが、(個人サロンとしての活動を始める際に)手を使ったデザインでネイルサロンのロゴにもぴったりだなと思い、使い続けています。Renard Nailで特に人気を集めるデザインは、お客様のインスピレーションを沙代子さんがネイルアートに落とし込むというもの。
沙代子さん:とあるお客様から、イメージ写真をもらい『こういう感じでやって欲しいのだけど、できるかな?』と相談されたときに、その写真をネイルアートに落とし込んでみたらすごく楽しかったのです。