途中、こちらの苦悩をよく知りもしない夫が「かわいそうだからやめなよ」と言ってきて、とんでもない夫婦喧嘩にもなりましたが、確かに息子は、一人で入眠できるようになりました。が、しかし!暗闇の中で泣きながら一人で寝ていくことがトラウマになったのか、夜中に半分眠ったまま「ママァ!!!」と泣き叫んで起きるようになりました。その様子があまりにも胸が痛むので、志半ばで一人入眠は断念し、3歳8カ月になった今でも、毎晩寝かしつけが必須になっています。
結果的に言えば、うちの息子にはネントレは合っていなかったと思います。いまでも息子は、私が寝室からちょっとでも出て行こうとすると敏感に察知して、「どこいくの?」「いかないで」と悲壮感たっぷりに訴えてきます。それを見るにつけ、暗闇で一人ぼっちだったあの時間が、赤ちゃんだった息子の小さな心に大きな傷を作ってしまったんだなぁと、後悔しきりです。
楽しい!が一転、救急車ざたに…
息子はこれまで2回も救急車に乗っています。1回目は1歳になったばかりの頃、夜中に熱性痙攣をおこしてぐったりした状態で病院へ。そして2回目に救急車に乗ったのは、3歳になる少し前のことです。