2019年1月4日 20:00
「結婚したい」8割、でも「婚活中」3割 “ガチ勢”と“棚ぼた”の違い
自分を見極めることで婚活のあり方も明確に。
婚活に前のめりなガチ派と、行動しない棚ぼた派。ともに結婚を希望しながらも、行動が二極化する背景とは?婚活アドバイザーの水野真由美さんは、「趣味の多様化やSNSの普及で孤独感が緩和され、パートナーの存在が必須だと感じない女性が増えています。一方で、社会に対する不安や未婚率の高さを理由に早期から婚活を始めるパターンも」と分析。
ガチ派のケース1のように計画的に行動することで、出産後の社会復帰が早くなるというメリットも。そのため、キャリア志向の女性の間では早期結婚希望者が増加中なのだそう。
「ケース2は自身を“ツボ型”と称していますが、婚活はむしろ間口を広げることが重要。受け身の姿勢にとどまらず自分からもアプローチをすると結果もすぐわかるので、ハードルの下げどころが見えてくるはず。
ケース3や4は婚活に対して非常に前向きではあるものの、行き当たりばったりで自分の中で本当に納得がいく結論が出せない状況ですね。まずは自分がどう生きたいのかを明確にした上で相手に求める条件を絞っていかないと、30代の婚活は迷走化する恐れが」
棚ぼた派には、「棚ぼた的な出会いで結婚する確率は、結婚全体の4%程度にすぎません」