「彼氏いるって言ったのに…」女性をドン引きさせた「遊びで誘う不倫男性の特徴」
ある晩、学生時代の友人、エレナからビアガーデンの誘いが来た。デパートの屋上で、涼しい風を浴びながらの1杯を想像する。
家族以外と遊びに行くことのなかった夏を思い返し、「行く」と返事した。もちろん妻にも許可をとった。
ビアメンバーは琥太郎、エレナ、尚美、真斗の4人。琥太郎が学生時代にバイトしていたチェーン店のカフェの同世代メンバーだ。当時からよく一緒に海やスノボに行き、今でも時々こうして集まっている。
尚美と真斗がトイレに立ったタイミングで、エレナがボソッとつぶやく。
「あたしね、実は昔、コタくんのことちょっといいと思ってたんだよね。まっ、昔の話なんだけどね!」
来たー。“昔好きだった発言”。琥太郎はドキッ。
妻のことは誰より大切だ。でも、出産後から今まで、約2年間のレス。
でも、目の前のエレナは、自分のことを男として見てくれてるじゃないか。久々の雄魂が震えだす。
“エレナには彼氏がいるみたいだけど、もしかしたら、もしかしちゃうかも”
外で飲んで、開放的な気分になっているせいか、エロい妄想がムクムク。
帰り道、またまたふたりになったエレナを誘ってみた。
「え、2軒目ってこと?いいけど。