「彼氏と金銭感覚が合わない…」長続きカップルになるために「作るべきルール」
現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、大学院生の彼氏との金銭感覚の違いに悩む24歳会社員女性。彼女は彼氏に給与水準の高い会社へ就職してもらいたいと思っているけれど、彼氏はバイト三昧で…。ふたりがこれからも長く一緒にいるためにできることを三松先生が教えてくれます!
葵(24歳)、計画性レスの彼氏の奨学金が400万円。将来、二人で払うのは嫌かも
【レスなひとびと】vol. 237
葵は、丸の内のIT企業で働く会社員。もうすぐ3年目。華やかな暮らしが好きな葵は、とにかく給料重視で就活の荒波を乗り切った。
よって年収は同世代の1.7倍。やりきった感で何度もママとねえちゃんと乾杯した。
星空を見上げて彼氏の正人に電話。
「お疲れ〜!」
華金、同期飲みの帰り道。ギリ会社徒歩圏内に家を借りているので帰りは徒歩。
「正人、今日は何してたの?」
「バイト。いやー、今日も忙しかった」
「えっ、今日は合説じゃなかったの?」
「いや、バイトリーダーに急遽入れないかって言われちゃって。