やんちゃ男子が落語と“運命の出会い”!~「真っ直ぐな男」落語家・瀧川鯉斗【木曜インタビュー ただし、イケメンに限る】vol.2
って伝えました。
師匠はびっくりして「落語、知ってるか?新宿や浅草、池袋に寄席があるから見て来て、それでもやりたかったら俺の所に来い」と言ってくれました。で、寄席に通うようになったのですが、こっちは寄席のルールも知らないし、漢字も読めないしで最初は何が何だかわからなかったけど、面白いなと思ってました。
◎見習い生活を経て前座に
そのうちに師匠の家に通うようになり、前座に必要なことを教えてもらいました。と言っても、最初から前座になれたわけではなく「本当にコイツは大丈夫なのか?」っていうのを試してたみたいで、前座になる前に1年見習い期間がありました。
もちろん着物の着方やたたみ方も学びました。師匠がいないときは兄弟子に教えてもらってましたね。
◎芸名が危うく「こいも」に!?
1年くらい見習いをした後、前座になるにあたって、名前をつけてくれるってことになったんです。
師匠が紙に名前を2つ書いて「お前の名前、どっちがいい?」って聞きました。
「鯉斗」と「鯉茂(こいも)」って書いてあったんだけど、当時、僕、本当におバカちゃんだったんで、漢字を縦に読むってわからなくて「鯉鯉(こいこい)」と「斗茂(といも)」