2018年2月15日 17:00
やんちゃ男子が落語と“運命の出会い”!~「真っ直ぐな男」落語家・瀧川鯉斗【木曜インタビュー ただし、イケメンに限る】vol.2
だって師匠がトリで僕は先に高座に上がるでしょ?そのとき、師匠とどこか似てる落語をやるのって、お互いにやりづらいじゃないですか。
もしかしたらこれから年を重ねていくうちに、師匠の持ちネタを師匠とは違う感じでできるようになるかもしれないけど、それまでは寝かせるっていうのも大事かなと。
だから僕は今はいろいろ、師匠がやらない噺に挑戦しようと思って勉強しています。
Q.9 落語はどのようにして覚えていますか?
稽古してもらったときの音源を、ウォークマンでひたすら聞いてますね。最初は一字一句覚えます。覚えるのにいい時間は人によって違うと思うけど、僕は朝が好きです。
まずは音に集中して、疲れてきたらニュースを見て、リフレッシュしたらまた聞いて…。ただ聞いてればいいわけではないし、何時間やればいいってもんでもありません。
「今日はこれをやろう」って決めて、そこを達成できたら「よし」っと思います。
覚えると脳にフックがかかる感じがして、絶対忘れない安心感があるんです。寝言でもしゃべるだろうなって自信が出てくるときも(笑)。
そこまで持っていくまでの段階があって、そこにたどり着いたらその日は終わり。