司法試験にまさかの一発合格!? ずるい勉強法とは…「諦めを知らない男」弁護士・佐藤大和【木曜インタビュー、ただしイケメンに限る】vol.2
大学入試の数学は、結局40点しか取れなかったし、浪人時代を含め、6年間勉強して「勉強の才能はないんだな」と思っていました。
そのまま勉強して、10年、20年かかっても司法試験に合格できない、となると大変ですよね。お金がなくて予備校にも行けなかったですし。
そんなとき、「まずは“勉強方法”から勉強してみよう」と思ったんです。その考えが人生を変えました。
なぜ勉強方法から勉強しようと思ったか、記憶が定かではないのですが、本屋さんに行って勉強法の本を片っ端から読んだら、勉強法ってたくさんあるんだな、とわかりました。
勉強法の極意は「いかに短時間で結果を出せるか」なんですけど、いろいろな勉強法を学んでいくうちに、無駄な方法もあるんだ、ということに気づいて。とにかくムダな勉強法を止めていったんですよ。
その中で、僕が出した結論は「答えから見ていこう」という勉強法。答えから暗記していけば、短時間で、一番効率よく結果を出せるんじゃないかと思ったんです。
そちらの方法を紹介しているのが、僕の『ずるい勉強法』『ずるい暗記術』(共にダイヤモンド社)という著書です。そんなふうに自己流の勉強法を編み出して、司法試験を突破しました。