司法試験にまさかの一発合格!? ずるい勉強法とは…「諦めを知らない男」弁護士・佐藤大和【木曜インタビュー、ただしイケメンに限る】vol.2
最初は長時間、勉強していましたが、この勉強法を編み出してからは1日数時間。普通の人の3分の1くらいの勉強時間だったと思います。
◎ずるい暗記術の極意
当時は1週間に1回、1日かけて本を100冊読む日を作ろうと決めていたんです。本を手に取り、パラパラめくる日ですね。人間って視覚的な効果が強いので、めくるだけで、気づいたら勝手に脳にインプットされているんですよ。
それが、試験などでひらめきのように結びついて出てくることがあるんです。視覚記憶って言うんですけど、そういう訓練もしていましたね。
それから、ちゃんと考えること。
例えば「この法律って何であるんだろう?」という問いについて、目的・必要性からしっかり考えます。
この法律はこういう理由から生まれた。だからこう解釈して、このような結論になるんだ、としっかり考えることも大事なので。
散歩しながら、テレビを見ながら、お風呂に入りながら、ご飯を食べながら、寝ながら、常に「何で?」って考えるんです。
仕事も同じで、結果が出る人間には、結果が出る人間の行動と思考方法があります。もし頑張っても結果が出ないなら、結果の出る人間から学び、その真似をしながら、何で自分は結果を出せないんだろう?と考えることが大事です。