「悲劇のヒロイン思考」がストレスの元?!【辛酸なめ子 レーネンさんに質問】
人のあるべき姿にばかり想いをめぐらせているのは、ナンセンスです。
自分と異なる人の個性を100%そのままでリスペクトするということ、それは相手にとってはもちろんですが、みなさん自身にとっても大事なことなのです。
■悲劇のヒロイン思考がストレスの元
さらにレーネンさんによると、善意のつもりでやっていることが、ストレスの元凶となる場合もあるんだそう。
レーネン:「他の人が全然働かなかったから、代わりに私が遅くまで残業しないと」なんて話、日本ではよくありますよね。
このような人たちの心の声を聴くと、実のところは「大変ね」と言ってもらいたいのです。
他人の仕事をカバーすることで、自分にお金が入るわけではありません。他人が仕事をしないのは、あなたではなくその人自身の責任なのです。
なめ子:他人が仕事をしないと自分に影響が及ぶ場合もありますが…。
レーネン:自分が楽になるために、やっているのであれば「自分がやりたいから」やるのです。もっとみなさん、自分と人を切り離して考えるようにして、自分とは関係のないところにいちいちフォーカスするのをやめるようにしましょう。
なめ子のひとこと
以前に比べて、仕事をする上で「この人苦手」