彼との将来がなんとなく不安…「なんとなく」の正体とは?【ひとみしょうの男子学入門87】
ようするに「内容がなにもない・からっぽ」という、ふつうの意味の無です。
つまり、なんとなく不安な気持ちを、どこまで突き詰めて考えても、結局なにもない・なにも生まれないということです。
であれば、どうすればいいのか?
なにか内容のあるものを考えの中に入れてあげるしかないですね。即ち、具体的に行動することです。
彼氏との将来がなんとなく不安だというのであれば、自粛期間が終わったら、たとえば彼氏とプチ同棲してもいいのでは?あるいは彼氏とどこかに出かけるとか。そんなふうになにか具体的にできることがあるはずで、それをやるのです。それをやることで、具体的に考えるきっかけや、具体的に考えることが生まれます。
人生とか恋愛って、そこから悩むんですよ。
もし悩むとすれば、ですけどね。漠然となんとなく悩んでも、答えは出ません(そういう人は、だから「病む」のです)。
■「なんとなく」は「葛藤」のことだと…
なんとなくのもう1つの正体は葛藤です――キルケゴールという哲学者はこうも言います。たとえば、彼氏のことが好きという気持ちと、「でもこの彼とずっと付き合って結婚してもいいのかな、それでわたしはホントにいいのかな」