恋は盲目!片思いが空回りしたアラサー女性のイタい恋愛エピソード3選
ついに私にもチャンスが巡ってきたと、自分磨きに精を出して彼にさりげなくアピール!…しているつもりでした。
そんなある日、休憩時間に先輩とその同僚の会話を立ち聞きして大ショック。
「Y美、なんかS子に似てきたよな。やっとS子と離れられたと思ったのに」
別の先輩にさりげなく尋ねたところ、S子さんと先輩は単なる同期に過ぎず、しかも男女関係なくフレンドリーすぎるS子さんに先輩は内心引き気味だったとか。
私は先輩に気に入られようとするあまり無意識にメイクから仕草までS子さんの真似をしていて、しかも先輩はS子さんのことを好きでもなんでもなかったなんて…。がっかりしすぎて、帰ってから一人で泣きました。』
…これは切ない。そして、うっかりやってしまいそう。
彼に好かれたいという気持ちが強すぎたゆえの失敗ですね。
■EP3. 理想の王子様の出現に完全に舞い上がった私
【29歳K子さん】
『去年の4月に移動してきたH課長(36歳)は、まさに私の理想通りの男性でした。どことなく長谷川博己に似ていてすらりと背が高く、柔らかな物腰に低音の素敵な声。初対面の時から彼に夢中になってしまった私は、左手に指輪をしてなかったので勝手に独身だと思い込み、絶対に彼を手に入れてみせるとかなり露骨にアピールを開始。