2017年6月22日 17:00
「そのうち好きになれると思ったのに……」恋愛ナシでの結婚がうまくいかない理由
好きじゃない男の嫌な部分を毎日見せられたら我慢できないですよ」(40代女性/保険)
――これは要約すると“全てじゃなくてもいい、相手の「ココぞ!」という好きな所があればケンカしても元に戻れる”ということだろう。
男と女は生活の中で今まで知りえなかったいろんなとこが見えてくる。相手の欠点がどんどん浮き彫りになるのが当たり前といえる。
もちろん同棲から結婚に至るカップルなら話は別だが、大抵は相手の日常生活の癖が見えた上で結婚するワケではない。
結婚してからはじめて相手の生活態度や悪しき習慣などに驚く。
結婚生活は洗濯物のたたみ方やトイレの蓋の閉め方ひとつで喧嘩になるのだ。
結婚する前は、結婚相手の素顔はなかなか見えてこない。結婚という目的を達成する前に、相手がドン引きするような“負の素顔”をさらけ出してしまうような馬鹿な人間はいないだろう。
だがこれだけは言える。
結婚生活では誰でも悪いところばかり見ていたらどんな好きな相手でも嫌になり、逆にそれほど好きな相手でなくとも良いところばかり見ていたら好きになるのだ。
減点法の結婚は悲劇しか生み出さないのである。