2018年4月8日 11:46
プロポーズまでの時間がじれったい!彼氏に「結婚したい」と思わせるセリフ集【夏目かをるの最強女になる!vol.6】
シーンは圧巻。年上女性の情動とエロスが溢れんばかりのパワーで迫ってきますが、スーザン・サランドンの巧みな演技によって、不思議な品位が漂っています。
息子を亡くした年上の女性と、妻を失った年下の男。二人は互いの孤独を抱えながら、惹かれあいます。愛するものを喪失したことによる孤独が、二人を結び付けているといっていいでしょう。
ところが年の差だけでなく、生まれも育ちもステータスも全く異なる二人は次第に、埋められないもどかしさを感じます。そのため何度か衝突しますが、違いを乗り越えて、魂の部分で繋がっていこうとする二人のピュアな愛情が深い感動をもたらす秀作といっていいでしょう。
マックスがやがて二人の間にある距離を縮めることではなく、魂の部分で繋がりたいと気づいてノーラを訪ねるシーンに「抵抗をやめたのね」というノーラのセリフ。
マックスのかたくなだった心が溶けていきます。
これまで意固地だった彼に変化が現れたら、「抵抗をやめたのね」と褒めてあげると、たいがいの男性は素直になりますよ。
5「私をちゃんと見て。私個人をちゃんと見て」
ミア・ファロー主演の「フォロー・ミー」(1972年キャロル・リード監督)