2018年2月16日 11:00
私は支配的な妻として、夫を拘束していたと思う【トイアンナのしくじり恋愛】
■彼の意見を、どこまで聞いていられたか
自分が「モラハラ予備軍」であることは予知していました。管理職としての危機感は早期に抱いて、矯正してきました。「これくらいの仕事をしてくれるだろう」と期待すると何で〇〇もできないの、と怒りを抱きかねないので、なるべく部下主導でプロジェクトを提案してもらう形へ変更。現在は多少マシになったかな・・・・・・と信じたいです。
けれど、元夫へは甘えてしまった。
子どもが欲しいか、欲しいとしてもいつになるのか。仕事を家へ持ち帰ることをどう思うか。双方の家族へ年始に挨拶をすべきか。
これらに常識なんてありませんし、話し合って結論を出すしかないものです。けれど私は彼とぶつかるのが怖かった。彼以上の人なんて、この世にいないと思っていたからです。だから代わりに「期待」してしまったんです。きっと話し合わなくても、なんとかなるだろうと。
どうにもなりませんでした。
■どうにもならない、だって他人の人生だから
彼には彼のキャリアプランがありました。私にも、ありました。
「私を愛しているなら、どうしてXXしてくれないの」というフラストレーションをお互いに溜めていました。