2018年3月1日 11:00
愛される女子は、彼が見えなくなった後でも手を振り続けたりしている
■■「見えない部分」はあなどれない
ここまでのお話は、あくまでほんの一例です。だけど他にも、こういう場面ってあると思うんです。
彼がはだけて寝てるから、毛布をそっとかけてあげる。彼にはあえて言わずに、こっそり服のゴミをとってあげる。彼のいないところでも、彼のことを褒める。
どれも、きっと彼はそれに気が付かない。だけど、もしも一瞬目が覚めたら、服に手が触れた感覚で気付いたら、友人づたえで耳にしたら・・・・・・。
「見えない部分」で表す気持ちは、「見えないはず」だからこそ、損得勘定がなくて本当の、心からの愛情表現に感じるのかもしれません。
そして、そんな素敵な気持ちの伝え方をしてくれるその子に、彼はきっと「こんな子、他にいない・・・・・・」と掛け替えのなさを感じてくれると思うのではないでしょうか。
「見えてる部分」で伝えるのでも、99%は問題ない。でもそのたった1%を粗末にしないで、余すことなく気持ちを伝えきる姿勢・態度。
これが当たったときの彼の感動の大きさを思えば、「どうせ見えないし」と省エネばかりしていることも、逆にもったいないと感じてきませんか?(遣水あかり/ライター)