40代に突入したころのことです。当時の私は2人目の子育てに追われながら仕事もしていて、万年寝不足。常にオーバーワークでした。ある朝、突然手首に痛みを感じ、続いて指の関節も腫れてきて、グーパーと開いたり閉じたりするのも痛いほどに。大学のリウマチセンターで診ていただいたところ、診断は「加齢による可能性があります」とのこと。関節痛がひざや腰まで広がって、少しでも和らげたいと始めたのが「バレエフィットネス」でした。前ぶれもなく痛み出した関節初めて関節に痛みを感じたのは40代前半。朝起きたら、突然手首に痛みを感じ、「ひねったかな」と首をかしげていたら、昼ごろには症状は改善。日中抱っこをしたり授乳をしたり、手を使うことが多かったので「使い過ぎかな」と思い気にせずにいたら、あくる日も同じ手首に痛みを感じたのです。祖母がリウマチを患っていたころ、痛い痛いと言っていたことをふと思い出し、「もしかしたら私もリウマチになってしまったのかな」と思うくらいでした。しばらく痛みが続いたため、リウマチを患っている友人に紹介してもらい、病院で診てもらったところ、「加齢に原因があるのかもしれないので、様子を見ましょう」とのことでした。加齢による関節痛は、高齢者になってからだと思い込んでいた私はびっくり。そこで関節の痛みの改善に何かできることはないかと自分なりに調べてみました。関節痛と更年期はたしかに関係しており、まず痛みのメカニズムとして、関節の表面を覆っている軟骨を構成するタンパク質(コラーゲン)がすり減ることで、関節の痛みや腫れなどが生じるようでした。さらに、コラーゲンの合成に必要な、女性ホルモンの1つであるエストロゲンが更年期に突入すると急激に減少し、コラーゲンも減少するそうなのです。関節痛は、更年期の主な症状の1つとして挙げられる理由がやっとわかりました。関節痛が悪化。腰痛に悩まされる日々加齢と関係していることを先生に聞いてからも手首の関節の痛みは続きました。しかし今度は、腰痛やひざ痛に悩まされるようになっていき、昨年あたりからは、「よっこいしょ」と言って勢いをつけなければ立ち上がれないほど痛みを感じるようになっていき、「これはまずい」と本格的に思うようになりました。そんなとき、友人に腰痛について相談したところ、「バレエフィットネス」を紹介してくれました。バレエフィットネスは、もともとバレリーナが練習前におこなうストレッチで、寝ながらおこなうストレッチが多く、体に痛みのある人も無理なく続けられるとのことでした。最初は体全体の緊張を緩めるようなストレッチをして、徐々にインナーマッスルを意識しつつ筋肉に働きかけ、可動域を広げていきます。ほとんどの動作をあぐらやマットの上に寝ながらおこなうため、狙った筋肉に刺激を与え、痛みのある箇所は調整しやすく、緩やかに少しずつ体を整えていくことができるので、痛いところのある私には心地良く感じました。運動を続けることで、腰痛やひざ痛が軽減新型コロナウイルスの影響による自粛期間中も、オンラインで定期的にバレエフィットネスのトレーニングを続けました。3、4年前からマイペースに続けている早朝ランニングも継続していたところ、思えば最近は腰、ひざともに痛みが和らいでいることに気付きました。洗濯物を拾い上げたりするときも、「よっこいしょ」と言うことが減っていたのです。調べてみたところ、血液の循環を良くして関節を温めることも関節痛の改善に効果があり、カルシウムを摂取することも関節の痛みを和らげることがあるようだったので、牛乳やチーズを摂ることを心がけました。また、入浴の際に湯船にゆっくりと浸かり、バレエフィットネスでもおこなう足指を1本ずつ開いたり、つま先から太ももの付け根までのマッサージをおこなうようにしていたら、ひざ痛に関してはひざをかばうことなく思い切り走れるところまで回復したのです。腰痛に関しては仕事柄、長時間同じ姿勢で座っていることが多いため、まだ痛みがあります。特に長時間同じ姿勢でいると、次の動作に入るとき体がガチガチに固まってなかなか動けません。そこで腰周りのこわばりについてバレエフィットネスのインストラクターに相談すると、以下のようなアドバイスをいただきました。「無理に動かすのではなく、体の緊張をほぐすためにまずは深呼吸して体に酸素を取り入れること」「少し伸びをして肩甲骨を動かしたり腰を回転させて、少しずつ動く準備をすること」「無理に立ち上がらず、痛かったら手で何かにつかまってもいい」。これらのアドバイスに従って、次の動作に入る前の「準備」と机などを支えにする「サポート」を心がけています。まとめ腰痛の原因は更年期だけではなく、さまざまな要因が重なって起きているのだと知りました。現在も、腰痛に関しては一進一退。良くなったり悪くなったりを繰り返していますが、まずはバレエフィットネスを続けることが腰痛緩和につながるかもしれないと期待しています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月31日笑顔は、世界の共通言語。幼いころから親にそう教えられており、嫌なことがあっても「ま、いっか」と思える明るい性格だったのに、40代に入ってから納得のいかないことがあるといつまでもイライラして気持ちの切り替えがなかなできなくなってしまいました。得意だったはずの感情のコントロールが、なぜできなくなってしまったの? 今の私をちゃんと知って、直していきたい。そう考えるようになった矢先、仕事先で話題にのぼり偶然知った「自費のホルモン検査」を思い切って受けたことで症状が改善した話です。怒りの炎がなかなか消えない日々少し前の話になりますが、家族と食事中にその日あったできごとを話していたときのことです。「レジ待ちの列にしれっと横入りしてきたおじさんと、横入りをちゃんと見ないでレジに通した店員に腹が立つ」とプンプンしながら話していたら、高校生の娘に「なんだ、だからかあ」と言われました。聞くと、私が帰ってきてからずっとイライラしていたから、どうしたのかなと思って近づかないようにしていたと言われたのです。言われてみると、たしかにちょっとしたことにイラっとしていたような。そう思い至ったところで、追い打ちをかけるかのように、「お母さんて、一度怒ると長いよね」という胸に刺ささる娘のつぶやきが。それを聞いて、ハッとしました。幼いころからずっと「とにかく明るい」「怒っても次の日にはケロッとしている」と言われ、自分でもそのように認識していた性格が、いつの間にか「すぐに怒るし、怒ると長い人」に変わっていたのです。「三つ子の魂百まで」は一体どこへ?冷静に考えると、笑うことより怒ることや小言を言っていることのほうが圧倒的に多い日々。もしかして、これが大人になるってこと? いやいや、にこにこ笑っている大人だってたくさんいる。ということは、私に何か問題があるのかもしれない。そう自覚したあとに、「本当にこのままでいいの?」という心の声が聞こえてきました。仕事先で聞いた、自費のホルモン検査とはいえ、どうしたらいいものか。見当もつかなかったので、まずは自分なりに考えられる解決策をノートに書いてみることにしました。「親友や母親、年上の女性に相談してみる」「友人とおいしいランチを食べに行って自分にご褒美をあげてみる」「アンガーコントロールの講習会を受ける」「受診して、薬を処方してもらう」。ざっと思い浮かんだ自分なりの解決策を1つずつ実行に移していきました。母や親友には、自分もそうだし、あなたはよく頑張っているのだから、多少のイライラはしょうがないという励ましの言葉をもらいましたが、怒りん坊をどうすればいいかは依然として見えてきません。そんなとき、仕事先で偶然一緒になった年上の女性に「最近感情のコントロールができなくて」と休憩中に本音を漏らしたところ、「ホルモン検査は受けた?」と聞かれたのです。ホルモン検査で怒りの原因を追求詳細を教えていただき、ホームページで内容を確認して予約することにしました。自費の検査なので38,500円と予想外の出費になりましたが、自分のなかに度々生じる怒りをコントロールできるようになって笑顔で日々を過ごしたい。そんな思いがどんどん強くなっていました。クリニックに連絡をして、運良く希望の日程で予約ができたので、早速検査を受けることができました。検査するホルモンは、全部で12。女性ホルモンや男性ホルモンのほかに、甲状腺ホルモンまで含まれていました。そのほかにも腫瘍マーカー、骨量測定、動脈硬化、血圧脈波検査などもおこない、検査時間は約2時間30分。後日、数値化された検査結果をファイリングされたものを受け取り、先生に1つずつ解説をしていただきました。それによると、イライラの主な原因となるホルモンは女性ホルモンであるエストラジオールやプロゲステロンで、これらの数値が低下すると発汗やほてり、イライラ、抑うつなどの症状が出ることもあるということでした。この解説はずばり的中しており、私はどちらも低値であることがわかったのです。イライラの原因を数値で把握することができて、帰り道の私はなぜか穏やかな気持ちになっていました。ぼんやりと不安に思っていたことがはっきりすることで、昔の自分に戻りたいという思いを手放すことができたのです。これからは「with更年期」なんだ。こうやって、老いていくんだ。自分の体の中に起きた変化を初めて認めて、受け入れることができたのでした。まとめ検査を受けてから1年以上がたちました。以前から不規則になっていた月経が来なくなって閉経をして、私はますます更年期真っただ中にいます。軽い運動をすることが将来の自分を支えると信じて、毎朝ランニングだけは続けています。怒りに関しては、いまだに爆発したり鎮火したりを繰り返していますが、気持ちの切り替えは以前に比べて早くなったかもしれません。「頭に来たら、その場を離れる」「離れて深呼吸をして、目を閉じる」。これは検査結果を解説していただいた先生が日々おこなっているアンガーコントロールの方法です。あのとき、検査を受けて本当によかったと感じています。平穏な日々にはほど遠いですが、いつか心穏やかな日々を過ごしたいというのが、これからの人生で達成したい目標の1つとなっています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月31日もともと冷え性とは無縁だと思っていた私ですが、40代半ばごろから冬になると夜、布団に入っても寒くて眠れなかったり、夏でもひざから下が冷たく感じるようになってしまいました。ちょうどそのころ旅行で温泉地に行ったとき、温泉ならではの体の芯まで温まる心地良さを感じ、温泉で冷え性対策ができるのではないかと考えたのです。そこで近場の温泉施設を利用して冷え性対策をしたときの体験談です。更年期に起こった冷え性若いころは体の中心に火の玉があるのではないかと思うほどいつも体が温かかったため、40代半ごろから体の芯がひんやりしていると感じたときには自分でも驚いてしまいました。更年期には血流が滞りやすく冷え性になることが多いと雑誌やネットで読んでいたので、やはりそろそろ私も更年期なのかと感じました。真冬などはお風呂に入っても、体が温かいうちに布団に入らないと寒くてなかなか寝付けず、やっと寝付けても夜中に寒さで起きてしまうことも。また、夏でもひざ下からつま先までが冷たく感じ、実際に触ってみても冷たいのがわかります。できるだけ冷やさないように靴下やひざ掛けなどで調整していましたが、やはりどんなに温かくしても体の芯が温まることはありませんでした。それにたとえ体の芯が冷えていても、真夏に厚着をすれば当然暑くて不快です。結局、厚着や部屋を暖めるといった方法だけでは、芯の部分の冷えまで解決できないのだと感じたのです。そんなときに体の芯から温めてくれる温泉のすごさを感じ、温泉で冷え性を改善しようと思い付きました。温泉を利用して体の芯から温まる今まで温泉に行っても体が熱くなり過ぎるので、カラスの行水のような入り方しかしていませんでしたが、体の冷えを感じるようになってからは温泉にゆっくり入るようになりました。お風呂とは違い体の芯から温まるので、上がってからも長時間温かさが続くことに気付いたのです。それに温泉の効用を見ると冷え性なども書かれていました。そのため、毎日温泉に入ったらきっと冷え性も改善されるだろうと思ったのです。とはいっても、都心に住んでいる私が毎日温泉地に行くことは物理的に無理です。そこで自宅から一番近い温泉施設を探してみました。私が利用した都内の温泉施設は1回1,000円程度と大きな出費でなかったので続けることができました。時間制限もないので温泉だけでなく、サウナなどを楽しむことも。その結果、体のほてりが静まったあとでも体の芯のひんやり感がなくなっていきました。月に2回の温泉通いで冷え対策温泉による冷え対策をしてみようと決めてからは、できるだけ3日に1回は温泉に通うようにしました。すると温泉に行かなかった日でも寒くて眠れないということがなくなってきたのです。温泉通いをスタートしたのが冬だったので、特に寝るときの変化は感動的でした。それから半年ぐらいは3日に1回のペースで温泉に通っていましたが、半年ほどたつと自分が冷え性だということを忘れるほど体の芯から温かくなりました。季節的にも温かくなってきたこともあり、夏前からは温泉通いを月に2回程度に減らしましたが、体の芯からの冷えを感じることはなくなりました。ただ夏になってクーラーの効いた部屋で過ごすことが多くなると、足先の冷えを感じることもあり、そんなときには週に1回ぐらい温泉通いをすることもあります。また新型コロナウイルスの流行が起こる前までは、休日など近県へドライブしながら日帰り温泉を楽しむなど、ストレス解消も含めて楽しんでいました。やはり温泉はストレス解消効果も感じられ更年期の私には良い選択だったなと思っています。まとめ実際に病院で検査をしたわけではないので、更年期の影響による冷え性なのかはわかりません。しかし、あれほどつらく感じていた体の芯からの冷えは温泉に通うことでずいぶん改善されたことはたしかです。都内でも温泉施設がたくさんあるので、とても気軽に通えたことはラッキーだったと思います。また、これから冷えを感じたときには、できるだけ素早く温泉を利用したいと感じています。ほかにも対策はあるようですが、今はストレス解消効果も得られる温泉をじょうずに利用していきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月30日更年期症状の改善のために取り組んでいたズンバエクササイズは、コロナ禍において家族全員が自宅待機となり、できなくなってしまいました。買い物以外は1日中家族で一緒に過ごす生活となり、楽しみはみんなで食事をすることだけ。更年期の症状がひどくなるのではないかという不安もありました。そこで、自分なりに考えておこなったあることでダイエットにもなった体験談をお話しします。家族みんなの楽しみは食事だけ今まで夫も私もフルタイムで働いていたので、顔を合わせるのは休みのときだけでした。子どもたちも塾や学校行事、または遊びなどでほとんど家にいることはありません。そのため、新型コロナウイルスの影響による突然の在宅勤務と子どもたちの自宅学習によりストレスが増してしまい、食欲を加速させてしまいました。在宅での仕事に加えて家事と子どもたちの世話。子どもたちが自分たちのことをひとりでできる年齢になったとはいえ、ごはんも作れない子どもたちと家事は苦手で自宅にいても何もできない夫との生活での楽しみは、食事を作ることと食べることだけでした。夫や子どもたちも外に出られないストレスか食欲が増し、今まで残っていたおかずなども残らないようになってしまうほど。毎食どうせ作るならばと自分の好きなおかずや夫・子どもの好きなおかずなど食卓に並べていたら、あっという間に家族全員がふっくらしてきました。家族がそろうとズンバエクササイズも困難に私の場合、ホットフラッシュや不安定な感情などの更年期障害の症状緩和に効果的だったため、ズンバエクササイズをおこなっていました。それだけでなく、ズンバエクササイズは体型維持やストレス解消にもかなり役に立ちます。今までは自分の好きな時間に楽しんでおこなっていましたが、家族全員が一緒にいると、それをおこなうのも一苦労でした。まずは音。決して騒音になるほどの音量ではないのですが、夫や子どもに気をつかうためイヤホンをしておこなうことに。しかし、汗をかいてくると耳の中に汗が流れてきて取れやすくなってしまい、何度も付け直す必要がありました。次に家族の視線。すでに夫や子どもに恥じらいなど感じる年齢ではないのですが、じっと見られていたり笑われたりすると、それが不快感やプレッシャーになりストレスを感じました。そのほかにも、途中で話しかけられたり一緒にやると言われて思うように動けなかったりして、徐々にズンバエクササイズから遠のいてしまいました。そうしているうちにエクササイズの回数が減り、その代わりに間食や食事の量が増えてきました。そこで家族を集めて健康的な生活について話し合いをしました。というのも実は、私は健康よりも更年期障害の症状が悪化するのを恐れていたからです。蒸し野菜とラジオ体操で元の体型に家族で話し合った結果、左右に移動が激しいズンバエクササイズは、部屋の大きさから子どもたちが家にいる間は無理だと判断しました。そこでまず食事の品数と量を調節することに。私はどうしても食欲を抑えることができなかったので、普段のおかずのほかにもう1品蒸し野菜を足し、それを食事の前菜として食べるようにしました。野菜はコストの関係でそのとき旬の野菜が食卓に並ぶように。また家族一緒に全力でラジオ体操をすることにしました。ズンバエクササイズはやはりリズムに乗って気分もノリノリでおこなうのが良いのですが、家族がそろって動くにはやはり無理があります。その点、ラジオ体操ならば家族が参加しても、左右前後の移動が少ないのでラクにできます。私はラジオ体操第一、第二を1日2回おこないました。その結果、私と夫は在宅勤務前よりもお互いに2カ月で2kgずつ体重が減りました。家事と育児を全力でおこなったのも効果があったと考えられますが、やはり食事に気を付け、運動を定期的におこなったことがよかったと思っています。まとめ自宅に家族全員がいるような生活に急変し、それなりに楽しく過ごしてはいたのですが、やはりストレスがたまりやすくなり食欲が増してしまいました。ズンバエクササイズも夫や子どもがいる生活では勝手が違い、徐々にできなくなりました。そこで、おかずの品数や量を増やし、カロリーの低い蒸し野菜に代え、ラジオ体操で全身を満遍なく動かせたことでそれなりの運動量になり、在宅勤務前よりもやせられたと考えています。ラジオ体操はすき間時間にどこでもできるものですので、今後も健康とストレス解消のために継続していきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月30日80代と90代の親戚2人が在宅での生活が困難になってしまい、最近立て続けに特別養護老人ホームに入所しました。元気だった身内が弱って落ち込んでいるのを見るのは悲しいものがありましたが、ホームに入所してからの様子が180度違っていたのは驚きでした。自分の身に置き換えて考えるのはまだ早い気もするものの、今回はちょっとそのことを書いてみようかと思います。人によって状況も体調もまちまちなので、もちろん一括りにするわけにはいかないんですが、高齢になっても続けられるような趣味があるのとないのとでは大きな差があるかも!と思ってしまいました。どんどん元気がなくなって衰えてしまっている80代の伯父に比べ、90代祖母の元気なこと……! 1度は完全に話ができなくなってしまったというのに、またどんどん元気を取り戻して新生活を楽しんでいるようです。老後に向けて趣味を選ぶ必要はなくても、自分のなかに楽しみの種のようなものをまいておくことは大切な気がします。今まで気になりつつ手を出していなかったことにも、これから積極的に取り組んでみようかと計画中です。
2020年08月28日40代に入って毎月数回は起こるようになった目まい、耳鳴り。世界がゆがんでぐるーんと回り出す、耳の奥でキーンと音が鳴る……。その気持ち悪さは、いつまでたっても慣れないものです。このまま目まい、耳鳴りが増えていったらどうしよう、そう思った私はまず耳鼻科を受診してみました。そこで言われた目まい、耳鳴り改善のコツや実践の結果をお伝えします。40代に入って増えた目まいと耳鳴りそれは、いつも突然やってきます。世界がぐらっと揺らいで、ゆっくりぐるーんと回る感覚。そう、目まいです。私の場合はいつも左から右へ景色がゆがんで回っていき、同時に耳の奥でキーンとかツーンとかいう音が聞こえるのです。もともと私は、若いころから、目まいを起こすことが多かったように思います。ただ、40代に入ったこのごろ、前よりも頻繁に目まいと耳鳴りが起こるのです。例えば、暑いなか庭仕事をしたあととか、仕事が思いどおりにならずにイライラしたときとか……。思い返すと、私の母もよく目まいを起こし、「更年期でつらい」とこぼしていました。私もついにその年代に突入かと思いつつ、もしこのまま悪化の一途を辿ったら外出先や車の運転などの場面で危ないこともあるのではと少し心配になったのです。耳鼻科で言われた「気持ちをラクに」更年期が原因の目まいだとすれば婦人科。でも、ネットで検索したところ、耳鼻咽喉科の情報に目まいを起こす病気として、メニエール病や良性発作性頭位めまい症などの可能性もあるとあったので、まずは耳鼻科に行ってみることにしました。耳鼻科では、目まいを再現するという検査をしました。先生が私の頭をあっちこっちに向けて目まいを誘発してくれるのですが、目まいは出ず、耳鼻科の病気ではないという結論に。そして、耳鼻科の先生に言われたのです。「目まいや耳鳴りは自律神経の具合も影響するから、あまりカッカせずに気持ちをラクにね」と。自分なりに体得した「ゆるめる」コツ私はかなりののんびり屋なので、そんなにカッカしたりはしていないと思うけど……と感じたのですが、よく考えると目まいや耳鳴りが起こるのは仕事や家事で無理をしたときです。暑かったりイライラや心配で気をもんでいるときなど気が詰まったような感じのときにグラッとくる印象があります。先生は「目まいが起こったときは、服も気持ちもゆるめる」とおっしゃったので、暑いなかでの作業や在宅での仕事をするときには、あえてゆったりと締め付けない服を選ぶようになりました。それでも目まいが起こったときは、すぐに横になって休みます。これで目まいや耳鳴りの頻度が減ったわけではありません。でも、病気ではないとわかったこと、目まいを止める「メリスロン」という頓服薬をもらったこと、何より「心と体をすぐにゆるめる」というコツを教えてもらったことで、目まいが起こるのではないかとビクビクすることが減り、その結果うまくゆるむことができているように思います。まとめ40代になって徐々に目まいや耳鳴りが増えた私。耳鼻科でひとまず病気ではないと診断されて一安心でした。そのとき教えてもらった「ゆるめる」というコツ。病気ではないという診断と、頓服の薬をもらったことも相乗効果となって、うまく心と体をゆるめるコツを体得できたように思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月27日43歳を過ぎたころから目がかすむようになり物が見えにくくなりましたが、眼精疲労だと思い気にせずにいました。しかし、家族に老眼だと指摘されてから眼科に行き、実際に老視(老眼)だと診断されました。ここでは私が実際に経験した老眼の症状と病院で受けた老眼の検査についてお話しします。眼精疲労と思い込んでいた時期目がおかしいなと気が付いたのは、少し前に婦人科で軽度の更年期障害を診断されたあとに症状がかなりラクになり、以前のような生活に戻りつつあるときでした。今までの分も取り返そうと、躍起になって仕事や家事をする毎日。目が疲れているとは感じていましたが、「仕事だし1、2日休めば良くなるでしょう」くらいの軽い気持ちもあり気にしないようにしていました。しかし曇りの日や夜間などの室内が暗いとき、物がかすんでいてよく見えないこともありました。それでも老眼とは60代くらいからなるのだろうと勝手に思い込んでいたため、自分が老眼だとは夢にも思いませんでした。家族に指摘され初めて目の異変に気が付くいつしかかすみ目で物がよく見えない状態も、私のなかでは当たり前になってきていました。そのうちに無意識ですが、字を読む場合にはスマホやプリントを離して読む癖が。夫から「とうとう君も老眼じゃないの」とからかわれたときには冗談だと思い、本気で笑い飛ばしていました。また、母が老眼鏡をかけ手元のパッチワークを縫っているのを見て、「老眼で大変ね」と本気で心配していたのもこのころです。しかし、母の何気ない「あなたも老眼よ、だって目を細めたり字を読むときの表情なんて私とそっくりよ」と言われたことにより、自分の目は疲れ目ではないのかと初めて気が付きました。眼科のホームページなどを見ると、確かに40代から老眼が始まると書いてあります。今まで疲れ目だと勝手に思い、気にしていなかった加齢による視力の衰え。それが自分の目の前に既に迫っていたという事実は、更年期障害がやっと改善してきた私にとって新たな心配の種になっていました。更年期障害で気付いた受診の大切さ私は病院というものがもともと苦手でした。けれども更年期障害を経験し、病院で診断を受け治療をおこなった結果、うそのようにその症状が改善したことから病院を信頼するようになっていました。そこで眼科を受診することにしました。眼科では簡単な問診のあと、視力の測定、眼圧測定、細隙灯顕微鏡検査(さいげきとうけんびきょうけんさ)、近見視力検査をおこないました。検査の結果、何も異常がなく、「老視(老眼)」という診断が下されることに。医師がおっしゃるには、老眼とは病気ではなく、水晶体と言われるカメラではピントを合わせる部分が加齢により硬くなりうまくピントが合わなくなるため、目がぼやけたり、かすんだりするそうです。医師の診断と説明を聞いてから老眼鏡を買いに行きました。老眼鏡もかなりオシャレなものもあり、種類も豊富なので今ではファッションの一部として気に入っています。まとめ夫や母に指摘されるまで、自分が老眼だとはまったく思っていませんでした。目のかすみや部屋が暗くなると物が見えなくなるのは、すべて眼精疲労のせいだと思い込んでいた私。医師の診断により老眼だと指摘されるまでは、40代で老眼になることは考えてもいませんでした。老眼により目がかすむのは時々つらいですが、今は老眼鏡もさまざまなデザインや色のものが多く、手ごろな価格で手に入るため、自分的にはオシャレの一部として定着しています。老眼は改善しませんが前向きに老眼鏡選びなどを楽しみ、うまく付き合っていこうと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月26日今から5年前の40歳ごろからサイズが合う洋服の種類が減少。服を試着すると、下腹と太ももだけサイズが合わないことが増えてきました。特に多いのがズボン。ウエストのサイズは合っているのに、試着すると途中でつっかかってしまうのです。ズボンが上がらなくなる箇所はいつも同じ。太ももや下腹にぜい肉が付いたことで、洋服のデザインと体型が合わなくなってしまいました。私にとって好きな洋服が着られないことは悲しいこと。そこで自分なりの方法ですが、ダイエットすることにしたのです。洋服のデザインと体型が合わないことが判明私はもともとやせているほうではありません。30代のころは身長153cmで55kgほど。そのため、当時からこれ以上体重が増えるのは良くないという自覚はありました。それが40歳のときに体重が65kgに増加。ようやく「これはまずい!」という気持ちになりました。体重が増えたことにより、洋服のサイズはMからL、ウエストサイズは63cmから73cmへと一気にアップ。特に気になったのが、ウエストサイズは合っているのに試着するとはけないズボンが多いこと。自分の好みとは関係なく、体型に合ったズボンを買うしかないという状態になりました。一般的にウエストサイズを目安にズボンを選ぶことが多いと思います。そこで私はウエストが73cm前後のズボンを選んで試着していました。ウエストにゴムが入っているワイドタイプのデザインなら問題なくはけます。しかし、ぴったりしたデザインの場合、太ももや下腹でつっかかってしまい上まで上がらないことに気付いたのです。体型のバランスが悪くなった原因を調べてみた着たい洋服が着られない現実にショック! そこで私は、改めて自分の体型に目を向けてみました。30代のころも決してやせてはいませんでしたが、これほどの下腹のボリューム感はなかったはず。太い丸太のような寸胴体型は、40代になってからの変化であると感じました。そこで、40代の体型の変化を調べてみたところ、女性ホルモンのエストロゲンが減少することで内臓脂肪が増えるそうなんです。エストロゲンは内臓脂肪を付きにくくする働きがあるとのこと。私はエストロゲンが減少する時期に、好きなものを好きなだけ食べていたため、内臓脂肪が増えてしまったと推測しました。それでは太ももは?と気になって調べてみると、下腹が出て太ももがムチムチになる原因は下半身の筋力不足というネット情報を発見。もともと運動不足の傾向がありましたが、40代に近づくと歩くことすらおっくうに。短い距離でもすぐに車を使ってしまう生活をしていたので、筋力が衰えている可能性について自分のなかで納得できました。生活習慣を見直すことで改善の兆しが体型の変化により着られる洋服の種類が減るのは嫌! そう思って40歳のタイミングでダイエットすることを決意。これまでの経験から本格的にダイエットを始めても長続きしないと思い、日ごろの生活のなかで取り組めることに限定しました。まずは規則正しく生活することからスタート。超夜型人間の私の楽しみは、夜中の2時過ぎまで間食しながらテレビを見ることでした。その結果、午前中は眠気でほとんど食べられず、夕方ごろから食欲が増すようになっていました。そこで22時に就寝、仕事が休みの日でも7時に起床することを決意。朝昼晩にきちんと食事をして、間食する回数を減らしました。さらに、日ごろの生活のなかで体を動かすことを意識。可能な限り車を使わずに徒歩あるいは自転車を使うようにしました。最初はなかなか自転車で坂道を上れず、風が強いと次の日は筋肉痛に。筋力が衰えていたことを改めて実感しました。それでも1カ月もすると、徒歩と自転車の生活はだいぶラクになってきました。1年後には体重とウエストが減少!このようにのんびりとダイエットに取り組んだ結果、1年後の41歳のときには、体重が65kgから60kgに、ウエストが73cmから68cmに減少しました(写真参照)。寸胴の体型は解消しきれませんでしたが、下腹と太ももについては多少すっきりしました。45歳になった現在も同様の生活を継続。体重は56kg、ウエストは65cm前後をなんとかキープしています。まとめ今でもズボンを試着すると太ももでつっかかってしまうことはありますが、以前よりは少なくなりました。これからも無理せず自分のペースで、理想的な体型を目指していきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月26日以前から雑誌やネットで見ていて、ずっと気になっていた「かっさ」。かっさを使った美容法の良い評判は聞いていたものの、「実際にアラフィフの私が使ってみたところで本当に効果があるの?」と疑心暗鬼なところもあり、なんとなく手に入れる機会を先延ばしにしていました。そのかっさがなんと、ダイソーで税込み110円で手に入るということで、これはぜひ試してみたいと思い、早速購入してみました。この不思議な形のプラスチックの板が?かっさを使った美容法は、古来より中国に伝わるものだそうで、大昔から今まで続いている美容法とはどんなにすごいものなのだろう?とずっと興味がありました。それに、勾玉のような摩訶不思議な形。この手のひらサイズのプラスチックの板がどんな効果をもたらしてくれるのだろう?と、ダイソーで手にした瞬間にワクワク感が止まらなくなりました。特に私が一番効果を期待していたのが「小顔効果」。もともと顔が大きいのに、加齢とともに年々皮膚が下がり、顔周りがたるんできたことでさらに大きな顔に。これが、エステ効果のある高価な電気機器でもない、超お手ごろ価格の100均のかっさを使うだけで少しでも改善されるのなら夢みたいな話……。そんな淡い期待を持ちながら、使ってみることにしました。息子も認めた!顔の左右の違いを実感!私はかっさの使い方がまったくわからなかったので、まずは商品裏の説明書を見て、その通り使ってみました。化粧を落として化粧水を塗って、かっさの摩擦が肌に負担をかけないようにオイルやクリームを塗ったあと、1日10分程度かっさを顔の中心から外側に滑らせました。そのときはホカホカと温かくなり血流が良くなっている感覚がありましたが、顔が赤くなったのが気になりました。あとでネットで調べてみると、皮膚が赤くなるのは血流の悪い証拠だから気にすることはないということでした。でも、やはり顔の赤みは気になるので、翌日からはもう少しやさしくこするようにし、回数も少なくしてみました。それから何日かかっさを使い続けると、かっさを使ったあとに付ける美容液もなんとなく肌になじんでいる感じがあり、肌のツヤも良くなってきたような気がしました。ですが、実際に客観的な効果が見たい!と思い、顔の半分だけをかっさでマッサージして左右を比べてみることに。自分では、かっさを使った側は口角が上がり、目も大きく、肌も明るく見えるような気がしたのですが、確認のためそばにいた息子に聞いてみました。息子は見事にかっさを使った側を当ててくれました! かっさの効果を改めて実感できた瞬間でした。小顔効果もあり?顔周りの凝りをほぐしてみた私がかっさで一番期待していた「小顔効果」。その効果を期待してあごから耳にかけてのフェイスラインをマッサージしていたのですが、そのときに感じた「ゴリゴリ」がとても気になりました。これはなんなのだろう?とネットで調べてみると、このゴリゴリは顔の凝りの場合があるということでした。この凝りをほぐすことで小顔効果もあるということで、毎日少しでも小顔に近づくべくかっさマッサージを続けています。何日か続けていると、顔の凝りがほぐれてきているのか、このゴリゴリも少し減ってきているような気がします。そして、さらにかっさの使い方をネットでいろいろ調べてみると、小顔になるためには頭や首や肩などの凝りも改善したほうがいいということだったので、これらもかっさを使ってほぐしています。特に気持ちが良いのが耳の後ろ部分の首を上から下にかけて滑らせるかっさマッサージ。また、かっさの突起部分を生かしてこめかみや頭頂部、首の根元などを押さえてもとても気持ちが良く、頭がすっきりします。アラフィフになって、パソコンでの仕事のあとなど特に目が疲れたり肩凝りがひどくなったりしているのですが、そのたびにかっさが大活躍してくれています。まとめ実際にかっさを使ってみて、アラフィフの私でも肌のハリや顔のリフトアップ効果がすぐに出てびっくりし、かっさのとりこになりました。かっさはいろいろな素材のものや高級なものもあるようですが、初心者の私にとっては、ダイソーのかっさは軽くてコンパクトで手軽に使えて、どんぴしゃの商品でした。今は、お風呂でもリビングでもどこででも使えるように、ポケットに入れて持ち歩いています。化粧前に顔マッサージ、パソコン仕事で疲れたときにこめかみをグリグリ。本当に便利です。かっさはじょうずに使うと体中の巡りを良くしてさまざまな効果も期待できるそうなので、これからもっとかっさを極めていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月25日顔にできやすいシミは主に4種類ありますが、プレ更年期、更年期によく見られるのは老人性色素斑と肝斑。できた時期や出現場所によってどんなシミなのかがわかることもあります。それぞれ治療法が異なり、間違えた治療方法では逆効果になることもあるので、まずは自分のシミの種類を知ることが大切です。皮膚科医の馬場直子先生に詳しく教えてもらいました。できた時期や部位によってシミをチェック!シミはいつごろからできたのか、顔のどこの部分に見られるのか、どんな色味なのかなどによって、顔のシミの種類がわかることが。まずは以下の項目に当てはまるものをチェック! 自分のシミがどんなタイプなのかを確認してみましょう。【シミのチェック項目】■シミができた年齢や時期①20~30代ごろからでき始めた・目立つようになった②妊娠中やピルの服用中、更年期に入ってからできた・目立つようになった③にきびや吹き出物、虫刺されなどの炎症後に目立つようになった④子どものころからできている・思春期ごろに最も目立った■シミの色①薄茶色もしくは黒っぽい茶色。年齢を経るにつれて色が濃くなってきた②初めは薄茶色で境界が目立たない感じだったが、年齢を経るにつれて色が濃くなり、境界がくっきりしてきた③最初は赤みがかっていたが、茶色くなった④普段は薄茶色だが、春~夏の紫外線が強い時期は濃くなる■シミの場所①頬を中心に、さまざまな大きさのシミがランダムにできている②頬骨に輪郭が薄くて目立たないシミが左右対称にできている、目の周りにはない③頬や口の周り、Tゾーンにできやすく、大きさや形がさまざま④鼻を中心に1~4mm大の斑点が頬に向かって散らばるように左右対称にできている■そのほか①若いころ、日焼けをしていた②妊娠や更年期の影響で女性ホルモンの崩れを感じたことがある③ゴシゴシ洗顔をすることが多い④家族にそばかすのある人がいる 各項目について、①~④の選んだ数字が多かったのはどれでしたか? その数字に該当するシミについて、次の章で解説します。顔にできて目立つシミは主に4タイプ!シミが顔にできて、目立つものは主に4つあります。前の章で①~④の選んだ数字が多かったものが該当する数字のシミの可能性があります。それぞれのシミの特徴や治療について説明するので、確認してみてください。①が多かった場合→老人性色素斑(日光性黒子)②が多かった場合→肝斑③が多かった場合→炎症性色素沈着④が多かった場合→そばかす老人性色素斑は太陽を浴びることでできるシミ老人性色素斑は太陽を浴びることでできるシミのため、別名日光性黒子(にっこうせいこくし)と呼ばれます。数mm~数cmと大きさがさまざまな褐色から黒色の色素斑が、太陽を浴びることが多い顔や腕、手などに出現します。年齢を経るにつれできる頻度が増え、60歳以降では、ほぼ必ずといっていいほど出現します。なかには20代ごろから見られる人もいます。治療には、トラネキサム酸を内服したり、ハイドロキノン配合の軟膏を塗布、レーザーでシミの部分を除去するなどの方法があります。肝斑は顔にできる左右対称の淡褐色のシミ両頬や額、下あご、上口唇(鼻の下)辺りにできる、左右対称の淡褐色のシミです。なぜか目の周りにはできません。主な原因の1つに女性ホルモンのバランスの崩れが考えられます。妊娠・出産を経験したり、更年期に差しかかる30代、40代の女性に多く見られ、50代後半で発症する人はほとんどおらず、60代からは症状が治まることが多いようです。治療には、ビタミンC、ビタミンE、トラネキサム酸の内服や美白剤の塗布、ケミカルピーリングなどがおこなわれます。レーザー治療では悪化することが多いので注意が必要です。炎症性色素沈着はにきびなど炎症によってできるシミ炎症性色素沈着はにきびや傷、虫刺され、かぶれ、湿疹、やけどなどの炎症によってシミ(色素沈着)ができることです。皮膚に炎症が起きると、表皮の構造や細胞が壊れて、表皮細胞の中のメラニンが、表皮の下の真皮に落っこちてしまい、そのまま真皮に沈着してしまうので、黒ずんで見えてシミとなります。炎症を起こしたあとがシミになるため、形や色はさまざま。衣類のこすれや強く洗うことでできることもあるので、できる部位は顔だけでなく、ひじ、ひざ、背中、デコルテなど多岐にわたります。炎症性色素沈着は時間の経過によって自然に消えることが多いですが、消えるまでに数年かかることも。日焼けをすることで色素沈着が目立つこともあるので、紫外線対策を心がけましょう。体や顔をゴシゴシ洗わないことも大切です。ビタミンCやトラネキサム酸の内服とハイドロキノンやビタミンCローションなどの美白剤の外用などをおこないます。炎症性色素沈着はにきびやアトピー性皮膚炎などが繰り返されてできることもあるので、その場合は皮膚科を受診してしっかり治療しましょう。そばかすは両頬~鼻にできる直径2~3mmのシミ鼻から両頬にかけてよく見られる、直径2~3mmの濃淡のある褐色で斑点のシミです。すずめの卵の模様に似たような色素斑であることから、別名雀卵斑(じゃくらんはん)とも呼ばれます。色白の人によく見られ、発現には遺伝の影響を受けていることが考えられます。早い場合は3歳ごろから見られ、思春期ごろに目立つようになります。大人でできる場合は、紫外線によるダメージが考えられます。顔だけでなく肩や腕、背中や胸元、手などにできることもあります。治療法には外用薬、内服薬、レーザー、光治療(IPL)などがありますが、最初はビタミンCなどの内服薬とハイドロキノンなどの美白剤、ビタミンCローションなどの美白剤(塗り薬)などを使用することが多いです。また、紫外線の影響を受けやすく、夏~秋は色が濃く、冬~春は薄い傾向にありますので、紫外線対策を万全にすることも必要です。まとめシミの原因や種類にはいろいろあるのですね。そのなかでもプレ更年期、更年期に目立つようになるのが、老人性色素斑と肝斑。どんなものなのか次回、老人性色素斑について詳しく紹介します。取材・文/杉田リエ(51歳)大学生と高校生の母。第二子出産を機にフリーライターに。46歳のとき社会福祉士の資格を取り、ケースワーカーとして社会復帰。現在の悩みは教育資金と心&体の健康。愛猫の姿に癒やされます。
2020年08月24日加齢により、じわじわと変化してきた肌やフェイスライン。自分の顔を直視したくなくて鏡を見るのも嫌になってくる今日このごろですが、ある日ふとメイクをしながら思ったんです。「あれ? 私こんなにやぼったい顔だったっけ?」。私が一番メイクに興味があったのは20代のOL時代。よく考えたらそのころからメイクの方法が変わっていない。久しぶりにファッション雑誌のメイク特集を読むと、自分の顔がやぼったく見えた原因がわかりました。目力の強いメイク全盛期だった20代私の20代は「JJ」や「cancam」のモデルさんがあこがれで、街ではエビちゃんのポスターやCMを見ない日はありませんでした。当時のメイクといえば、目元は2~3色のアイシャドウで深みのあるグラデーションを作り、黒の囲みアイライン、明るめのインラインとハイライト、ボリューム命のマスカラ。とにかく目を大きく主張させるメイクが流行っていました。私ももちろんマスカラ下地を塗り、ロングタイプやボリュームタイプのマスカラを重ねて目元ガッツリメイクが欠かせませんでした。年齢とともに目元がくすんで暗い印象に30代のころにはさすがにバサバサのまつ毛は若過ぎると悟り、ロングタイプマスカラだけにしたり、まつ毛エクステでナチュラルでぱっちりな目元を意識して作ったりするようになりました。そして、まつ毛がやや寂しくなった分、濃い目のアイシャドウとアイラインで目元がぼやけないようにしていました。ところがアラフォーに近づくにつれ、濃いブラウンのアイシャドウがなんだか似合っていない……。年齢とともに全体的な顔色のくすみに悩み出しました。特に目元が暗くて「なんだか顔が疲れているね」と友人に言われショックでした。40代のアイメイクは明るめのアイシャドウそんなある日、ファッション雑誌の40代メイク特集を読んでいると、よかれと思ってしていたアイシャドウのグラデーションが余計にくすんで見せていると知りました。若いころに比べ肌の色もくすんできたし、そういえばまぶたも以前に比べてなんだかすっきりしない。若い子ならきれいに見える濃淡アイメイクも、たしかに40代の私がやるとなんだか重たい印象……。そこでアイシャドウのグラデーションをやめ、アイホール全体にケイトの単色アイシャドウ「ザ アイカラー」(写真右上)を指でなじませるように1色塗り。「ザ アイカラー」はオレンジベージュやグレージュなどオトナ女子にもなじむカラーが豊富で、パール感があるので単色で使っても地味になりません。そしてアイプルーフのブラウンのアイライナー(写真左下)を使って、まつ毛のすき間を埋めるように少しずつ自然なラインを足していきました。ラインは目じりを跳ね上げると若過ぎる印象になるので、目の形に沿って入れただけ。でも、それだけで目元が引き締まりました。アイシャドウとアイライナーのメイク方法を変えただけで、ぐっと明るい目元に。まとめ20代のころは濃いアイシャドウで目元を引き締めるのが当たり前だったので、なんの疑いもなくアイホールにグラデーションを使って塗っていました。年齢とともにずっと同じ色が似合うわけではないし、見え方も違ってくるという当たり前のことに今さらながら気付きました。いくつになっても年齢に応じたメイク方法を常に研究しないとなぁと感じました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月24日40代になり、疲れが取れにくくなったことを悩んでいた私。毎日を少しでもシャキッと過ごそうと朝の過ごし方や睡眠の習慣を変えたところ、少しずつ元気に過ごせるようになってきました。しかし、最近どうしても夕方を前にしてスタミナがなくなり、疲れてしまうようになりました。夕方といえば夕食の準備や子どもの入浴などやることが目白押しで、休んでいるわけにはいかない時間帯。せめてあと1、2時間でいいから元気に動ける体にするにはどうすればいいか……。またもや、あれこれと試行錯誤する日々が始まりました。数分の体操で筋肉痛になるほどの運動不足もともと私は運動が好きではなく、慢性的な運動不足。20代のころには医師に筋力不足を指摘されて、老後に向けて最低限の筋力を確保するようにとアドバイスを受けたこともありました。でも、これまでは生活に支障を来すことがなかったため、大して気に留めていませんでした。また、30代に入ってからは、子どもを抱っこして長距離を歩いたり、自転車に乗せて買い物に行ったりしていたので、「日常的に多少の運動はしている」という安心感もありました。しかし、新型コロナウイルス流行による外出自粛の影響で、歩いたり自転車に乗ったりする回数が激減。体力の低下が深刻化してしまいました。ひどいときは、家にいただけなのにスタミナ切れを起こしたほどでした。さすがにこれではマズイ!と思い、外出自粛中に少し体を動かしてみることにしました。ですが、筋金入りの運動嫌いの私がすぐにできることといったらラジオ体操ぐらい。それでも思いっ切り体操したところ、ゼエゼエと息が上がってしまった上に翌日筋肉痛になってしまいました。たった数分体を動かしただけなのに……と大ショック! この日以降、1日1回何かしらの体操をするようにしました。食事・筋トレもできることからスタート筋力の強化は体力低下を食い止める大事なポイント!と頭ではわかるものの、コロナ禍にジムに行って本格的なトレーニングという気分にもなりませんでした。そんなとき目に入ってきたのは、あるテレビ番組のミニコーナー。ロコモ(ロコモティブシンドローム/運動器症候群のことで、体の運動器を長く使い続けるために日本整形外科学会が提唱している新しい概念)対策の簡単な筋力トレーニングが紹介されていました。軽い気持ちで試したところ、これが結構きついのです。私、本当に筋肉が足りなかったんだ……と実感した瞬間でした。今はこのコーナーで紹介された体操を子どもの外遊びを見守るときやテレビを見ているときなど、ちょっとしたすき間時間におこなうことにしています。運動嫌いなため、目標を立てるとつらくなりそうなので、気付いたときに少しずつを心がけています。また、食事にも注目。「3食しっかり食べる」と子どもに言い聞かせていることを自分でも実践することにしました。お恥ずかしいことに、私は子どもが見ていないのをいいことに、朝食は少しだけ、昼食もひとりなのでめん類など簡単なもので済ませてしまっていました。1週間の食事を書き出してみると、圧倒的に足りなかったのがタンパク質。筋肉をつくるのに大切な成分です。そこで、きちんとタンパク質を摂るよう心がけるようになりました。仕事環境向上で体力を温存!?私は在宅でパソコンを多く使う仕事をしており、1日に5~6時間操作する日もあります。整体に関するネット記事によると、パソコン作業のように「同じ姿勢でい続けること」は実は多くの体力を使うのだそうです。これまでひどい肩凝りになることはありましたが、同じ姿勢で長時間パソコン作業をしていることが体力的な疲れにもつながっていたとは……。それなら、仕事環境を整えることが体力温存に役立つ!? そこで私は半信半疑ながらヘソクリを奮発して、姿勢改善が期待できる椅子とパソコン画面を目線の高さまで上げるための台を購入しました。さらに、仕事中は定期的に休憩を挟み、軽いストレッチをするようにしました。すると、仕事のあとの疲労感がいつもより軽くなったのがわかりました。肩のガチガチから頭痛に発展することも多かったのが、その頻度が少しずつ少なくなっているように感じています。まとめこのように体力向上に向けていろいろと試していますが、劇的に改善したとは言えません。それでも、「疲れた~」と口にすることが少し減ってきた気がします。運動は日々続けることが大事なので、ちょっとした体操・トレーニングでも気張り過ぎず長く続けていきたいと思います。運動に対してほんの少しだけ前向きな気持ちになってきました!「40代になると、今まで目をそむけてきたことから目をそむけられなくなるんだな」と日々感じていますが、状態に応じてメンテナンスして、元気で過ごせる時間が少しでも長くなるように少しずつ努力しようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月24日テレビで尿漏れや頻尿に関するCMを度々目にしていましたが、まさか自分にも尿漏れ対策が必要になるとは思っていませんでした。特に30代から40代の初めは、尿漏れなんて遠い先のこと!ぐらいに考えていたのですが、妊娠・出産を経験した私にとって尿漏れは実は身近なものだったのです。ある日、くしゃみをしたら尿漏れ…30代後半で2人の子どもを出産し、40歳過ぎまでは子どもの世話で目が回るような忙しい日々を過ごしていましたが、40代半ばには子どもは2人とも小学生になり少し自分の時間が持てるようになりました。そういうホッとした時期に風邪をひいてしまいました。ある朝、くしゃみが止まらなくなって、そのとき「あれ?」と感じたのが尿漏れ! おりものかな?と感じるほどの少量でしたし、下着にはライナーを付けていたので気にしないでいました。でも、その後くしゃみをするたびに「あれ?」と感じることが増え、下着に付けたライナーが明らかに濡れていると感じるレベルになっていったのです。自分が尿漏れしているだなんて恥ずかしくて誰にも言えず、くしゃみが出そうになると股間を手で押さえてみたり鼻をつまんでくしゃみを抑えたりして、くしゃみと尿漏れとの戦いが始まりました。風邪をひいたときの外出はライナーでは不安なので、生理用のナプキンを使用することもありました。それでも、まだなんとかなるレベルだと軽く考えていたのです。自治会の運動会で尿漏れが決定的に!子どもたちが小学生になると、学校行事や地域の行事に参加することが増えました。そのころ住んでいたのは規模の大きいマンションで、子育て世帯が多く、自治会の活動も盛んでした。子どもたちも友だちがたくさんいるので、自治会の行事にはいつも参加していました。自治会の年間行事のなかでも一番盛り上がったのが市民運動会! 私の地域の市民運動会は自治会対抗でおこなわれ、競技に参加するたびに食料品や家庭用の雑貨などがもらえるので出られるものはなんでもエントリーするといった感じで盛り上がります。そしてママ友に誘われて出ることになった大縄跳び! これが衝撃の事実を私に突き付けることになったのです。市民運動会が近づくと、マンションの敷地内にある公園は自治会対抗競技であるリレーや玉入れなどの練習をする住民でいっぱいになります。自治会対抗で優勝すれば米やじゃがいも、インスタントラーメンなどが大量にもらえるので優勝を目指してみんな必死になるのです。もちろん大縄跳びの練習もおこなわれました。そして、せーのっ!で跳んだ瞬間、ドバッと尿漏れを起こしたのです!尿漏れ対策に骨盤底筋トレーニング実は、大縄跳びの練習中に着替えに帰ったママ友が複数いました。お互いに「だよねー」と苦笑いしながら、私だけではなかったんだというホッとした複雑な感情がわいてきました。市民運動会当日は「夜用の生理ナプキンが必要やね」と笑いながら参加しましたが、私だけではないとわかってもやはりショックでした。このことを70代の母に話すと母にも経験があったらしく、「骨盤底筋のトレーニングをすると改善するよ」と言われました。実際に母は骨盤底筋トレーニングで尿漏れが治まったと言うのです。方法は簡単で、腟と肛門の筋肉に力を入れて数秒間キープし緩める。これを1日に何回かおこなうだけ。そんなことで治るの?と疑問に思いましたが、一番身近な経験者の言うことなので試してみることにしました。効果がなければ病院に行こうと思っていたのです。そして、テレビを見たり料理をしながら思い立ったらキュッと力を入れてみる感じで続けてみました。市民運動会が10月末だったのですが、半年ほど骨盤底筋トレーニングを続けた翌年の春に思い返せば、その年の冬は風邪をひいてくしゃみをしても尿漏れを起こすことがなかったのです。まとめ意識をしていたわけではなく気付くと……という感じでしたが、半年もたたずに効果が表れた骨盤底筋トレーニング。妊娠・出産を経験すると骨盤底筋が緩んで尿漏れを起こしやすくなるとネットを検索して知りました。尿漏れにはいくつかのタイプがあるようで、私の場合は腹圧性尿失禁といわれるタイプのようです。くしゃみや運動、重たい物を持つなどおなかに力を入れたときに尿漏れが起こるタイプで、骨盤底筋を鍛えるのが効果的であるとわかりました。「尿漏れ対策」でネットを検索するとさまざまな骨盤底筋トレーニングが出てきます。時間もお金もかからずいつでもできる骨盤底筋トレーニングを続け、尿漏れの心配なく日々の生活を楽しく送りたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月23日アラフィフになって美肌を目指すようになった私は、肌に良いといわれるものはなんでも試してみるようになりました。中学生の娘の肌をうらやましく思ったのがきっかけです。私は年齢のせいか肌のくすみが気になりますが、娘の肌は透明感があって輝いています。加えて10代だからピチピチでもっちり。娘の肌とはいかないまでも、せめてもう少しくすみが解消しないかなぁと思っていたところ、息子に起きたあるできごとがヒントをくれました。息子の手荒れが米のとぎ汁でスベスベに?私には中学生の娘と高校生の息子がいます。2人とも透明感のある美肌で、ちょっとニキビができただけでも皮膚科に行って薬をもらってくるほど美意識が高いです。息子は高校生になってから飲食店の厨房で週に3日のアルバイトを始めました。始めたばかりのころは洗い場担当で、1カ月ほど続けていると、食器洗い洗剤でひどい手荒れに。半年もすると指先がひび割れして血が出るようになりました。皮膚科で薬を処方してもらっても一向に良くなりません。アルバイトをやめるべきか?と悩んでいたときに仕事のポジションが代わり、炊飯を担当するようになりました。アルバイト先の飲食店は大量に米を使用するため、洗い場の洗剤に代わり米のとぎ汁を触り続けることになったようです。すると、1カ月もしないうちに手荒れが改善し、ツルスベの手に。息子は「ずっと水仕事なのに、カサカサしなくてしっとりする」と言っていました。それを聞いて、ぬか床をかき混ぜると手がきれいになる効果と一緒かも?と感じました。米のとぎ汁は美容成分の宝庫!息子の手荒れの改善を見て、米のとぎ汁って美容に使えるかも?と思い、ネット検索が大好きな私は、早速調べてみました。するとビックリ! 米のとぎ汁は、美容成分の宝庫だったのです。白く濁っている米のとぎ汁にはセラミドという保湿成分が含まれていて、肌の乾燥を防ぐ働きがあるようです。ほかにもビタミンB1・C・E、ミネラル、乳酸菌などが含まれていて、まさに米のとぎ汁は天然の美容液と言えそう!特に気に入ったのは、ビタミン類が豊富に含まれていることです。ビタミンCとEは高い抗酸化作用があるそうで肌のアンチエイジング効果が期待でき、ビタミンB1は肌の透明感アップに効果的だと知りました。アラフィフの私にはかなり魅力的です。特に透明感は私が一番求めているものです。米のとぎ汁で洗顔すれば息子と娘のような透明感のある美肌に近づけるかも?と考え、今まで米のとぎ汁を捨てていたことを後悔しました。そして「米のとぎ汁洗顔」でネットを検索してみると、思った通り美肌効果抜群という記事がたくさん出てきました。目指せ透明感のあるツルスベ肌その日から米のとぎ汁はペットボトルに入れておき、お風呂での洗顔は洗顔料を使わずとぎ汁だけでおこなうようになりました。ネットの記事には、「とぎ汁が濃過ぎると刺激が強くて良くないため、とぎ汁を1.5倍から2倍に薄める」と書かれていたのですが、私は最後のとぎ汁まで残しておき、最初の濃いとぎ汁と最後のほうの薄いとぎ汁を混ぜてちょうど良い濃さにして洗顔に使用しました。水で薄めるのなら、少しでも美容成分の含まれているとぎ汁を捨てずに使いたいと思ったからです。また、美肌意識の高い息子と娘に取られる可能性も考え、たくさんのとぎ汁を用意したかったのもあります。案の定、家族3人で取り合いになりましたが、とぎ汁の量が少ない日は母優先にしてもらいました。とぎ汁にはピーリング効果があるとネットに書いてあったので、クレンジング後の肌にやさしくかけるような感じで洗顔し、こすらないように気を付けました。洗い上がりはしっとりとして突っ張ることはありません。外食やパスタが夕食の日はとぎ汁がないため洗顔料を使いますが、洗顔料で洗った肌は洗顔後すぐに突っ張り感があり、必要な保湿成分まで奪われていると感じるようになりました。まとめ米のとぎ汁洗顔を始めて半年ほどですが、くすみが取れて透明感が出てきたと感じるようになりました。始めたばかりのころは、透明感は実感できないもののしっとり感が心地良かったので米のとぎ汁洗顔を気に入ったのですが、気が付くと透明感が出ていたという感じです。初夏の現在、ちょっと日焼けをし始めた息子の肌と変わらないレベルになりました。きっちり紫外線対策をしている娘の美肌にはまだまだ及びませんが、鏡の前に娘と並んで立っても私の肌がくすんでいるなぁと感じられなくなりました。この夏の紫外線対策と米のとぎ汁パワーで秋には透明感のある美肌3人家族になれそうです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月23日漫画では眼鏡をかけていないのですが、私はド近眼なので、普段眼鏡をかけていることが多いです。気に入ったものを1本長く使って、数年ごとに買い換える。そのほうがラクだし、経済的でいいと思っていました。ところが……。ケチなので、なかなか眼鏡を買い換えようとしなかったんですが、たまたまセールに遭遇したので取り換えてみたら、大正解。「眼鏡をかける=おばさんっぽく見える」と思い込んでガッカリしていたけれど、単に自分の年齢や雰囲気、髪型や服装に合ったデザインにアップデートするのを怠っていたんだと、改めて気付かされました。ちなみに新しい眼鏡はカチッとした服装には合わないので、服装によって以前の眼鏡も使っています。ほかのタイプも試してみようと思案中です。その日の気分やファッションによって眼鏡を変えるのって、おもしろいし、楽しい。こんなことに気付くなんて今更かもしれませんが、44歳にして、新たな楽しみを見つけました。
2020年08月20日40代に入り寝ても疲れが取れにくくなったと感じた私は、疲れを翌日に残さないようにするため、子どもたちと一緒に早く寝ることにして睡眠習慣を改善しました。しっかり寝ることで朝の疲労感は軽くなりましたが、毎日続けていくうちに何かモヤモヤとした気持ちが……。それは、朝型の生活にしたことで失ってしまったものに対する「喪失感」にあることに思い当たりました。今回は失ったものの正体と、モヤモヤを払拭するために新たに始めたことをお話しします。失ったものは夜のリラックスタイム私が朝型生活にシフトしたことで、失ったものは「夜のリラックスタイム」でした。子どもの寝かしつけで寝落ちしなかったとき、夫と一緒にお酒を飲みながら撮りためたドラマや映画を観たり、SNSのチェックをしたりしていました。それは、まさに1日忙しく活動した自分に対するご褒美。1時間程度ではありましたが、静かにリラックスできる時間を満喫していました。20代のころから夜の静かな時間が大好きだった私は、子育て中もその時間を楽しみにしていました。しかし、体のためにと朝型に切り替えたことで、今まで大切にしていた時間を失ってしまったのです。朝型生活でバリバリ動き、自分時間は確保できていると思っていたのに、リラックスはできていなかった。これがモヤモヤの正体だと気付きました。夜のリラックスタイムを復活させると日中の疲労感が増してしまう。とはいえ、心がリラックスできる時間は少しでも確保したい!とあれこれ思案した結果、たどり着いたのが「朝のリラックスタイム」。朝、誰よりも早く起きて、今まで夜に用意していた自分のための時間を過ごすことにしました。今も流行中の「朝活」を取り入れた形です。家事時間を見える化して焦らずリラックス朝は朝食やお弁当の準備、洗濯など、早くやるべき家事が目白押し。早起きを始めたころは「せっかく早く起きたのだから、先に早く家事を済ませてしまいたい」という気持ちがわいてきて、まったく落ち着きませんでした。その気持ちに負けて家事を前倒してやってしまうと、勢いで別の家事に手を出してしまっていました。そうこうしているうちに夫や子どもたちが起きてきて、せっかく早く起きてもリラックスできる時間は確保できず、家事にかける時間が長くなるだけという結果に……。「これでは早起きの意味がまったく得られない」と感じた私が次に始めたのは、「朝の家事の時間を記録すること」でした。お弁当を作る時間、洗濯の時間、朝食やごみ出し、子どもたちを送り出す準備の時間など、何分程度かかるか書き出しました。感覚的にはわかっていたことでしたが、朝の家事にかかる時間を「見える化」して、朝の家事にはこれくらい時間があれば大丈夫という意識を自分自身に植え付けました。その結果、6時30分から朝の家事を始めればすべて間に合うことが判明。それまでは家事をやらない!と心に決め、自分の時間を過ごすことにしたのでした。朝のひとり時間にもひと工夫子どもと一緒に寝て、翌朝起きるのが5時前後。そこから6時半までの間、少しでもリラックスしたひとときを過ごすにはどうしたらよいだろう?と考え、あれこれ試しました。そのなかで、短時間で心地良い時間が過ごせた方法は、「朝一番に好きな音楽を聴きながらお気に入りの一杯を飲むこと」でした。コーヒーや紅茶、甘酒など、その日の体調や気分に合わせたものをチョイス。お気に入りの一杯を飲むことで朝からほっこりした気持ちになり、リラックスしながら目覚めていく感覚を味わえました。そして、気になるSNSや本をチェックしたあと、最後の30分くらいで窓を開けて体を動かし、その日の予定を確認すると、スムーズに朝の支度に取りかかれるようになりました。まとめ朝の過ごし方はまだまだ改善途中ではありますが、慌ただしさに負けずに笑顔で過ごせるようになった気がします。しかし一方で、夜のひとときも恋しくなり、月に1、2日程度、週末の夜に子どもの寝かしつけ後に起きるようになりました。そのときは生活リズムが崩れないように気を付けながら、お酒や撮りためたドラマや映画の鑑賞など朝の活動には合わないものを楽しんでいます。これからも自分に合った朝と夜の時間が過ごせるようにいろいろと試して、精神的な疲労感が軽くなるような生活を心がけたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月20日バストが小さいことをコンプレックスに感じていた20代、豊かなバストで洋服をすてきに着こなす人を見ていいなぁ……と思っていました。それでも小さなバストは垂れることはないだろうと楽観的に考え、今まで何もバストケアをしないで過ごしてきました。しかし、その予想は裏切られ、40歳ごろからバストが垂れてきたのです。それにショックを受けつつも、慌ててバストケアを始めてみた体験談です。小さいバストは垂れないと思っていたのに…20代のころ、小さいバストがコンプレックスでした。あこがれのバストの芸能人が「ザクロジュースを飲んでいます」と言えば、ザクロジュースを買いに走り、バストアップに効くツボがあると聞けば赤くなるまで押していました。ザクロジュースは何種類飲んだでしょう。ザクロパウダーまで買って試しましたが、効果は感じられませんでした。そんな私を救ったのが、小さいバストは肩凝りもないし、将来垂れないという予想でした。ところが、その予想に暗雲が立ち込めてきたのが40歳ごろ。たしかにひどい肩凝りには悩まされなかったのですが、バストは垂れ、位置が下がってきたのです。ショックを受け、慌ててネットで調べました。バストが垂れる原因はさまざまあるようですが、バストのハリを保つエストロゲンが加齢により減少すると乳腺の発達が衰える。すると皮下脂肪の割合が大きくなってバストが重くなりクーパー靭帯が伸び、バストが垂れる。妊娠出産によるバストサイズの急激な変化もクーパー靭帯が伸びる一因で、バストが垂れることは誰にでも起こり得るということでした。見当違いな予想をして30代までバストケアをして来なかった私は、慌ててケアを始めました。効果を感じたバストケアを続けていくはずが…まず、試してみたのは育乳・補正効果があるというブラデリスニューヨークのブラジャーを着けることでした。9,020円と私にとっては高価でしたが、ネットでの評判も良さそうでした。着けてみるとカップがしっかりしていて脇の脂肪も寄せておさまるようになっています。外出するときだけでなく、自宅にいるときもラクなスポーツブラをやめて、こちらを着けるようにしました。合わせて、ドクターシーラボの「バストリフトクリームスペシャル」も買いました。価格は3,520円(税込み)でハリと弾力をアップさせるというプエラリアミリフィカ根エキス・プラセンタエキス・ワイルドヤムエキスという3つの成分が入っているクリームです。店員さんに「バストの外側から丸く円を描くようにマッサージをしていくように」と教わった通りに、お風呂上がりにせっせとマッサージを始めました。この2つを半年ほど使い続けていたら、前よりもバストにハリが出てきたのを感じました。効果を感じた私はこれを続けるはずでした……。しかしここへ来て、私の怠け心が出てきました。高価なブラジャーの形を保つために毎日丁寧に手洗いすること、以前から全身の保湿目的で日常的に使っていたボディークリームと「バストリフトクリーム」を分けて使うことが面倒になってきたのです……。ラクを好む私が選んだ方法とは効果を感じた方法を見つけたもののほかにもっと手軽なものがないかと探すと、ユニクロの「ワイヤレスブラ」を見つけました。自宅にいるときもブラデリスニューヨークのブラジャーを着けることが窮屈になりつつあったので、自宅用に買いました。着けてみるとワイヤレスなので窮屈さもなく快適です。スポーツブラも同じように快適でしたが、私には「ワイヤレスブラ」のほうがカップの形が私のバストに合っていたこともあり、補正効果を感じました。試しにネットに入れて洗濯機で洗ってみても、大きく形が崩れることもありません。ラクを好む私は自宅以外でも使うようになり、いつしかクローゼットのブラジャーがすべてユニクロになりました。「バストリフトクリームスペシャル」も保湿目的で全身に使うボディークリームと2種の使い分けが面倒な日は、ボディークリームのみを使いマッサージをするようになっていきました。ボディークリームのほうが安価なこともそれに拍車をかけました。ラクと安価に負けた私は、せめてもとバスト周りのエクササイズを始めました。大胸筋を鍛えるため、合掌のポーズをし、手の平に力を入れ数十秒キープします。また、両手をそれぞれの肩に置いたまま、ひじで円を描くように大きく肩を回すというものもしています。これは肩凝りに効くようですが、私にはバスト周りの血流が良くなるように感じて続けています。まとめいろいろ試しましたが、今はユニクロの「ワイヤレスブラ」とお風呂上がりのマッサージ、バスト周りのエクササイズを続けています。何もしていなかったときよりも、ハリがあり良い状態を保てているので自分なりには満足しています。ブラデリスニューヨークのブラジャーと「バストリフトクリームスペシャル」を続けていたら、効果は今よりもあったかもしれません。ですが40歳を過ぎたらストレスも増えるし、体力も減るし、ラクに続けられることも大切だよねと自分に言い訳しつつ、これからもラクに無理なく体型維持できる方法を探していきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月19日アラフォーとなり、肌の乾燥やハリ、ツヤの減少を感じるようになりました。これ以上の肌の劣化を少しでも食い止めたいと思い、30代後半からはアンチエイジングに有効な基礎化粧品を使ってきました。しかし、ついついケチっていつも少なめに使用してしまいます。できれば毎日惜しみなく、たっぷりと化粧水を使ってケアしたい!と思い、100均コスメを試してみることにしました。化粧水はケチらず適量を使って美肌に年とともに肌の潤いは目に見えて減ってきており、ほうれい線やくすみも目立ってきたため、雑誌やネットの口コミの良い基礎化粧品を少々高くても試していました。しかしもったいなくて、いつも適量よりも少なめに使用していました。あるとき、ネットで「化粧水は適量をしっかり使わないと意味がない」という記事を見て、がく然としました。いくら高い化粧水でも、ケチって少ない量を使用していては効果がないのだそうです。適量の化粧水を肌にしっかり付けることで保湿や肌質改善に有効ということでした。今後は、きちんと適量の化粧水を肌になじませるようにしようと心に決めましたが、ケチな私が高価な化粧水を毎日惜しみなく使い続けることができるか少し不安になりました。そこで、プチプラである100均の化粧水を使ってみようと思いました。ダイソーのコスメコーナーを物色してみたところ、「日本酒と米セラミド配合の潤い化粧水」と「ダイズイソフラボン配合のモチ肌化粧水」の2つが目に留まりました。どちらも内容量は120mlと多過ぎずちょうどいいサイズ感で、配合されている成分も肌に良さそうです。税込み110円で買えるため、両方とも購入して使い比べてみました。日本酒と米セラミド配合は肌がさっぱりはじめに、「日本酒と米セラミド配合の潤い化粧水」を使ってみました。手のひらに500円玉大サイズになるように垂らしてみましたが、透明でとろみはなく、とても水っぽくてサラサラとしています。頬になじませると、ほんのりと日本酒の香りが広がりました。肌への浸透が早く、付けたあと、すぐにサラッとした肌になりました。たくさん使ってもべたつきが感じられない、さっぱりとした使い心地です。しかし、配合されている熊本県産の日本酒と米セラミドは保湿成分のため、さっぱりとはしていますが、肌が突っ張るような感じはありませんでした。3日間、お風呂上がりと寝起きの洗顔後のスキンケアに使用しましたが、くすみが減って、肌がワントーン明るくなったような気がします。テクスチャーがとても水っぽいので、コットンに浸して肌を軽く拭き、くすみ除去のための拭き取り化粧水として使ってもいいかなと思いました。ダイズイソフラボン配合はしっとり感アリ次に、「ダイズイソフラボン配合のモチ肌化粧水」を使ってみました。こちらも500円玉大サイズを手のひらに出し、頬へなじませました。白っぽく少しとろみもあり、テクスチャーはしっとりとしています。大豆のにおいがするのかな?と思いましたが、ほぼ無臭でした。こちらの化粧水は「日本酒と米セラミド配合の潤い化粧水」と比べると、肌に付けた直後は少しべたつきがありますが、肌の表面を膜で覆って乾燥から守ってくれているような感覚がありました。少し時間がたつと肌にしっかり浸透されて、べたつきはなく潤いだけが残ったような状態になりました。こちらの化粧水も同様に3日間スキンケアに使用しましたが、朝起きると肌にハリがあるように感じました。大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンと構造が似ているため、女性の美肌や若さを保ってくれる効果が期待できるそうです。使い続けると、さらにもっちりとした肌になれそうな気がします。まとめ3日間ずつ使ってみましたが、惜しみなくパシャパシャと使用でき、今までより肌全体に化粧水を浸透できたように思います。どちらの化粧水も無香料で合成着色料は使われておらず、日本製であるため安心感がありました。「日本酒と米セラミド配合の潤い化粧水」はサラッとした感触、「ダイズイソフラボン配合のモチ肌化粧水」はとろりとしており、それぞれテクスチャーの違いがあるため、さっぱりと使いたい朝は「日本酒と米セラミド配合の潤い化粧水」、しっとりとさせたい夜は「ダイズイソフラボン配合のモチ肌化粧水」といった使い分けもアリだなと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月19日どちらかと言えば色白で、30代までは「お肌きれいですね~」なんて褒められていい気になっていた私。ところが45歳を過ぎたころから、シミは目立ってくるわハリもなくなるわで、急激に肌の衰えが目立つようになりました。さすがに焦り始めて、いろいろな美容液やサプリを試していたそんなとき。医薬品メーカーが開発したスキンケア商品として注目されていた、「ブライトエイジ」と出合ったのです。「ブライトエイジ」との出合いは3年前40代半ば以降、肌の衰えをなんとか阻止したい私は、あれこれ試行錯誤を繰り返していました。そして3年前、ついにアラフィフ肌の救世主となる化粧品との運命の出合いが! その化粧品は、当時発売されたばかりの「ブライトエイジ」。風邪薬の「ルル」やキズ薬の「マキロン」でおなじみの大手医薬品メーカー、第一三共ヘルスケアから発売されたスキンケア商品として注目の的でした。「メイク落とし・洗顔料・化粧水・美容液」の4点を10日間お試しできるトライアルセットがあると知り、早速注文。たしか1,500円未満とお手ごろ価格だったので、気軽な感じで注文できたのです。数日使ってみた段階で「これイイかもー!」と感動したのをハッキリと覚えています。私が特に気になっていた、頬骨の辺り全体に目立ってきたシミというか肌のくすみ。それが「何これー! 薄くなってる!?」と感じました。その感動から早くも3年、今では「ブライトエイジ」はわが家の洗面台で不動のレギュラーとなっています。アイテムは2つだけ!ラクちんノンストレスシミや肌のくすみが薄くなった!という以外にも、私が「ブライトエイジ」を使い続けた理由が2つあります。まず、お手入れするアイテムが化粧水と美容液の2つだけとラクでシンプルな点。普段からズボラな私は、いくつもの工程を順番に……なんて絶対に長続きしないのです。さらに容器がプッシュタイプだという点。いろいろなタイプのスキンケア商品を試してきましたが、私は断然プッシュタイプ推し。衛生的にも安心だし、使う量がプッシュ数でわかりやすくラクちんでノンストレスだからです。さて、その2つのアイテムですが、「リフトホワイト・ローション(化粧水)」(120ml・税抜き5,000円)は、とろみのある液状。肌にしっかり浸透するまで、手のひらで長めにハンドプレスしています。ローションのあとは、「リフトホワイト・パーフェクション(乳液状美容液)」(40g・税抜き8,000円)。「パーフェクション」という命名が、メーカー側の自信の表れを感じます。こちらは薄いイエロー系の濃厚クリーム。これも顔全体、私はちょっと多めに使って首にも伸ばすようにしています。その成果だと思っているのですが、年齢の割に首のシワが少ないような気がします。浮気心がありつつも、結局は元サヤに♪私の場合、定期購入の3カ月に1回お届けパターンを利用しています。この買い方だと単品価格の25%OFFになって、1カ月当たりの化粧水+美容液代が6,000円台とエイジングケア商品にしてはそれほど高額じゃないのも長続きしている理由です。そんな長年の肌の友「ブライトエイジ」なのですが、同じ化粧品を使い続けていると「特に不満はないけど、もっと良いスキンケア商品があるかも……」と思うことも。そんな浮気心から、たまにほかのメーカーの10日分1,000円みたいなお試し品に手を出したりしました。ですが使い勝手やラクちんさ・私の肌との相性から、今のところ「ブライトエイジ」を超える存在は現れていません。まとめもしも「ブライトエイジ」を使っていなかったら、現在の私の肌はどうなっていたのか。それは確かめようがないですが、少なくともこの3年間は「ブライトエイジ」のおかげで、肌の衰えを少しは食い止められたように思います。今さら20代30代のころの肌に戻るのは、哀しいかな現実的に難しいですからね。3年前の出合いに感謝しつつ、これからも加齢による肌の衰えに抵抗し続けたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月18日もともとは顔が小さく、人から小顔でいいねと言われていた私。ところが40代も後半に差しかかったある日、鏡を見てビックリ! あごの下に肉が……それが二重あごに見えて少し目立っていました。ショックでした、まさか自分のあごの下に肉が付いているなんて。毎日鏡でチェックするようになり、まず手でマッサージを始めたもののいまひとつ。そこで、100均のフェイスローラーを毎日のケアに取り入れてみようと思いました。フェイスローラーで二重あごをスッキリさせたい歳を重ねるごとに顔や体の悩みが増えてきたものの、あごの下の肉は考えもしませんでした。お金をかけて小顔矯正などをする方法もありますが、できればお金をかけずにあごの下の肉を取りたいのです。そこで思い付いたのが100均のフェイスローラー。これなら気軽に買うことができ、自宅で簡単に顔のケアができます。近所にあるダイソーに行き、「ダブルフラワー フェイスローラー」を購入。ただ、この商品の価格は200円(税抜き)です。それでも安いと思います。使用方法ですが、取っ手を軽く持ち、ローラーで顔の両側を挟みます。そしてあごから頬にかけてローラーで転がしながら上下に動かします。ローラーが2つに分かれているので、力の加減がしやすいことに気付きました。さらに私は首をローラーで挟み、後ろから前へ動かしてみました。肩がスッキリしたので、この箇所も追加。ついでにふくらはぎもむくみやすいので、同じようにローラーで挟み、動かしてみました。サイズがピッタリではないので、少し効いている程度ですが、こちらの箇所も追加することにしました。フェイスローラーの効果のほどは?お手入れ方法に、「1回の使用時間は10分程度を目安に」と書かれていました。しかし、早く効いてほしいと思ってしまい、首からあごにかけては10分以上コロコロとマッサージをしていました。すると……首に線が入ってしまいビックリ! かえってあごの下の肉が目立ってしまいました。多分やり過ぎが原因です。そこで首からあごのマッサージは一旦やめて、あごから頬のラインを重点的に10分程度のマッサージを続けました。すると顔の筋肉が刺激され、フェイスラインが少し引き締まった感じに見えてきました。これを1週間ほど毎日続けたところで、顔のむくみはほぼなくなりました。このまま続けて、頬のたるみやほうれい線の解消にも効果が出るといいなと思っています。小顔以外にもうれしい効果が!小顔以外にも効果については、ネットにフェイスローラーでマッサージし続けることで、血液やリンパの流れが良くなると書いてありました。私は毎日パソコンやテレビなどを長時間見ているので、目が疲れ、肩が凝り固まることは日常茶飯事。それをフェイスローラーでマッサージすると、凝りが少しなくなりスッキリ! ビックリなのが、このマッサージをするようになって肌の血色が良くなり、化粧のノリが良くなった気がすることです。ただ、マッサージはおこなって損することはないのですが、決してやり過ぎない程度にしたいと思っています。ネットの口コミに、「フェイスローラーのローラー部分の突起は商品によって大きさや数に違いがあり、大きいものほど刺激が強い」と書いてありました。「ダブルフラワー フェイスローラー」の突起が大きいのかどうかはよくわかりませんし、今のところ刺激を感じたこともありませんが、もし少しでも痛いと感じたら、それ以上のマッサージは避けようと思いました。まとめあごの下にできた肉が気になったことで使い始めた「ダブルフラワー フェイスローラー」。毎日鏡で自分の顔をチェックし、日々ケアを続けています。急にあごの下の肉が取れてスリムになることは無理ですが、100均アイテムをうまく活用しながら自分に合う方法で少しずつ改善できたらいいなぁと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月18日「食べたら、歯を磨きなさい」。毎日のように子どもたちにしつこく言ってきた言葉なのに、まさか自分が歯周病に? 歯の定期健診で初めて「軽い歯周病です」との診断が下り、現在は定期的に通院しながら歯ブラシ指導や歯周ポケットの数値測定、クリーニングなどをしています。長年同じように口腔内のケアをしてきて問題なかったのに、ここにきて急にどうしちゃったの? 気になって原因を調べてみると、口腔内の変化と更年期が関係していることがわかりました。女性には3回訪れる歯周病の危機「丁寧に、抜かりなく」を心がけてきたプラークコントロール。そのおかげか、これまで1度も指摘を受けたことはなかったのですが、先日半年ぶりの定期健診でかかりつけ医から「軽い歯周病です」との診断が下されました。そう言われてみると、このところ朝起きると口腔内のねばつきが気になることがありました。でも、どうして急に? ケア自体は長年変わっていないはずなのに。一体自分の体に何が起きているのかと気になってかかりつけ医に確認したところ、女性には歯周病の危機が3回訪れるそうです。それは「思春期」「妊娠中」「更年期」とのこと。更年期真っ只中の私は、歯周病の危機真っ只中なのだと、ドキリ。実は、これらのライフステージにおいては、女性ホルモンにゆらぎが生じやすいらしいのです。ホルモンバランスが崩れることで唾液の量が減少し、歯周病菌や虫歯菌が増殖するということでした。唾液の量と歯周病の関係とは同じ口腔ケアをしていても、女性ホルモンが変化することによって唾液の量が減少し、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあるとわかり、歯周病になってしまった原因が見えてきました。そうなると気になってくるのが、唾液の量が減少することと虫歯や歯周病にはどのような関係があるのかという点です。かかりつけ医によると、唾液には、虫歯菌が作り出す乳酸を中和する働きがあるそうです。また唾液に含まれる成分の中にはカルシウムやリン酸などの無機質があり、これらは食べ物の酸によって溶け始める歯の表面を元の状態に修復する力があるとのこと。さらに、虫歯菌の栄養素となる食べかすを洗い流す洗浄作用まであって、口腔内を健康に保つために、唾液がいかに重要なのかがわかりました。更年期に入り、唾液の量が減るだけでなく、イライラや不安を感じたり緊張や不眠に悩まされるようになったりしていました。たしかに唾液の量は減少し、気が付くと口の中はカラカラ。女性ホルモンの減少やストレスにより、更年期真っ只中の今、歯周病になってしまったのだとわかりました。更年期とダイエットの組み合わせは歯周病の大敵?そして、40代後半から基礎代謝が低下し体重が落ちにくくなり、万年ダイエット中という現状も、実は口腔内にとってはあまり良くないことを聞きました。糖質を摂りたくないので、朝食はコーヒーのみだったのですが、咀嚼することで唾液が出るため、朝に出るはずの唾液量が減っていて、そのことも歯周病リスクが高まる原因の1つになっていたようなのです。更年期とダイエットという組み合わせは、口腔内にとっては非常に良くないので、これからはこまめな水分補給と適度な運動、量を加減しつつ栄養バランスの良い食事を3食摂るようにしようと決めました。まとめかかりつけ医によると、歯周病が進行すると歯周病菌が歯肉や骨の組織にまで感染が広がり、口臭も発生するそうです。最悪の場合、歯を抜かなければならなくなったりすることもあると知り、軽度の今が大事なんだと改めて思いました。更年期に入り、体に無理がきかなくなってきているのに今までと同じような生活をしていたので、こうやって思いがけない症状が出たのだと思います。よくかんで食べて、咀嚼回数を増やすこと。水分をこまめに摂り、口腔内をカラカラの状態にしないこと。今まで以上に歯磨きに時間をかけて、磨きにくい奥歯の頬側を意識して磨くこと。ガムをかむこと。疲れをためず、無理はしないこと……。こうしたかかりつけ医のアドバイスを実践中です。定期健診も半年に1度から3カ月に1度にしてもらいました。歯周病のリスクを専門家にチェックしてもらって、健康な唾液を保てるようにしたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月17日更年期の症状のなかで私を最も悩ませているのは、場所も時間も選ばず、急に滝のような汗が流れてきてとても不快なホットフラッシュです。仕事中も、友だちとごはんを食べているときも、いつその症状に襲われるかと常にドキドキしていて気の休まることがありません。今回は私のホットフラッシュの体験談をご紹介します。突然襲ってくるひどい暑さと大量の汗!もともと健康で、過去に大きな病気になったこともなかったのですが、3年前に50歳で閉経してから更年期の症状に悩まされるようになりました。特につらいのがホットフラッシュです。先輩の女性からホットフラッシュの症状について聞いてはいましたが、これほどつらいとは思いませんでした。私の場合は、前触れもなく異常なほどの暑さとサウナに入っているときのような大量の汗が襲ってきます。一番困るのは、仕事でお客様を訪問しているときにホットフラッシュの症状が現れるケースです。汗拭きタオルを常備していないと、書類の上に汗がしたたり落ちてしまうほどの状態に。夏場であれば私の状態を見て、お客様が冷房を強くしてくれることもありますが、冬場でも同じように汗だくになるのでとても恥ずかしい……。ホットフラッシュの症状は、だいたい5~10分程度で収まりますが、その時間がとてつもなく長く感じられます。このような状態が半年ほど続き、とても厳しかったのでなんとか症状を緩和できる方法はないかと模索し始めました。いろいろ試した結果、産婦人科を受診更年期についてネットや雑誌で調べて、症状緩和に良いといわれているものをいろいろ試してみました。大豆イソフラボン、豆乳、ホルモンバランスを整える女性保健薬、50代からのサプリメント……。しかし結局、どれもほとんど効果がなく、途方に暮れました。そんなとき、会社の先輩の奥様から「産婦人科を受診してみたら?」とアドバイスされたのです。その方は医療従事者で、更年期の症状で産婦人科にかかるのは珍しいことではないと教えてくれて、目からウロコ!でした。何しろ私はずっと健康だったので、更年期という一時的な状態で病気でもないのに産婦人科に行くという選択肢はまったくありませんでした。それどころか、産婦人科を受診するのは妊婦さんか婦人科系の病気の人という勝手な思い込みをしていたくらいです。しかしアドバイスを聞いて、家の近所の産婦人科を受診してみようと思い、ドキドキしながら訪問。待合室には若い妊婦さんに混じって、私と同年代と思われる女性が数人いたため、なんとなく安心して順番を待つことができました。医師から更年期障害のお墨付きをもらう私が悩んでいる症状を説明すると、医師は「典型的な更年期障害の症状ですね」と一言。そして、更年期障害は時間が解決してくれるので、不快な症状がこの先一生続くわけではないこと、今は飲み薬、貼り薬、塗り薬、注射などいくつか良い薬があることをやさしく説明してくれました。その上で、1~2カ月に1度打てば良いだけの注射がラクだとすすめられたので、アドバイスに従い「ダイホルモン・デポー注」という注射を打ってもらいました。接種後、2~3日は特に変化がないように思いましたが、5日後くらいからはホットフラッシュの症状が大きく改善してびっくり! たまにカーっと暑くなることはありますが、したたり落ちるような汗がなくなったのです。この注射の効果は抜群で、うれしくて涙が出そうになりました。ただ医師の説明によると、「ダイホルモン・デポー注」は定期的に接種する必要があり、副作用として子宮がんなどの発生率が高まる可能性があるそうで、できれば2カ月は間を空けたほうが良いといわれました。今は医師の指示に従い、2~3カ月に1度注射を打ってもらい、年に1度は子宮がん検診を受けるようにしています。まとめサウナに入っているかのような汗に苦しみながらホットフラッシュの症状に耐えていましたが、産婦人科の医師が言うように、今は「我慢しない更年期」という観点で新しい治療法が存在することを知り、私としては受診して本当によかったと思っています。また、更年期の症状に直面しているというのはなんとなく恥ずかしい気がして隠そうという意識が働いていましたが、周囲の人に自分の状況を伝えることで、思いもしないところから適切な情報やアドバイスをもらえるものだなということも実感しています。産婦人科のドアをたたくように背中を押してくれた先輩の奥様に心から感謝しています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月17日50歳を超えた私ですが、現在まだ子育ての終盤にいます。結婚と出産が遅かったこともあり、義母の認知症が始まったときには、2人目の子どもがまだ2歳になったばかりでした。子育てに介護に仕事にと慌ただしくしているうちに、15年近くが過ぎ去りました。そして半年ほど前、義母を見送り、そろそろ身の回りの整理をしていこうと思い始めたときのエピソードです。物に埋もれて生き埋めになりそう!!わが家は築40年以上と古く、昔からの物もたくさんあります。私が嫁に来たときには、私の嫁入り道具を入れるために、夫が頑張って曽祖父母の遺品を整理してスペースを作ってくれたようでした。それから約20年が経過。その間に家族が増えたり介護用品が増えたり……。当然のように現在はさらに物があふれている状態です。片付けが苦手な家族は、その一方で物を集める・ためることは得意。しまう場所もないのに次々と物を買ってしまうので、物が床に山積みとなり、結果として自分たちの居住スペースが段々と物に追いやられて狭くなっています。足の踏み場もないほどの物で埋め尽くされてしまっている部屋が、納戸のほかになんと3部屋もあります。すっきりした環境でストレスフリーになりたい更年期となった私は、そんな状態が我慢できなくなりました。ただでさえイライラすることが増え、ささいなことにも一喜一憂する毎日です。家の中でくらいゆっくりと気持ち良く過ごしたいのです。義母が生きている間は、どうしても義母の物を整理することができませんでした。「まだ生きているのにお義母さんの物を処分することなんて嫁の私にはできない」。そう思うと、さすがに気が引けてしまっていたのです。でも、義母の死をきっかけに、生きている家族が気持ち良く生活していくため思い切って断捨離をすることにしました。休みの日のたびに、朝から少しずつごみの分別をして、片付け始めました。物を捨てたら、思い出がよみがえった手始めに、おしゃれが好きだった義母の洋服をごみ袋に入れたところ、10袋を超えることになりました。捨てるのもひと苦労です。それから、部屋の中に積み上げられたいろいろな物を家族で協力して分別しながらごみ袋に入れていきました。「ずいぶん畳が見えてきたね」「こんな写真もあったんだ」と思い出話も交えながら、片付けを進めていきました。たくさんの物が山積みになった環境で育ったせいで、すっかり片付けが苦手になってしまった子どもたちも片付けに参加してくれました。すると、埋もれていた物から発掘した思い出をもとに、日々の夕食時にいろいろな話が出てくるようになったのです。家族の会話が増えたことで、家の中の見た目だけでなく心の中も明るくなっていきました。まとめ思ったことを心の中にため込んでしまうとイライラするように、家の中に物をためてしまうとイライラの原因になるのだと今回の断捨離で気付きました。また、断捨離をしたことで埋もれていた思い出を取り戻し、家族の会話に花を咲かせることもできました。これからは物をため込むことのないように心がけていきたいと思います。すっきりすることで、更年期のイライラもラクになると思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月16日自分は忘れっぽいほうではないと思っていましたが、加齢とともに物忘れがひどくなり、「もしかして若年性認知症になったのでは?」と心配になりました。ネット上にある認知症チェックをおこない、どうやら若年性認知症ではないと結論付けましたが、物忘れが改善されたわけではありません。今回は私がおこなっている物忘れの対処法を紹介します。加齢による物忘れと若年性認知症は別物私は物忘れに悩んでいます。電気の消し忘れ、買い物に行ったのに買い忘れ、郵便物の出し忘れ、伝言の伝え忘れなどは日常茶飯事。そんななかで「致命的な物忘れ」とも言える「ガスコンロの火を消し忘れたまま外出した」「旅先のホテルに携帯電話を置き忘れてきた」というようなレベルのものはまだ経験がありませんが、このままではいつかやってしまうのではないかと自分で自分が信用できません。学生のころは忘れ物が多いタイプではなかったですし、提出物も期限までに忘れず提出できていたので、「認知症になるにはまだ早い。53歳でこの忘れっぽさということは、もしかして若年性認知症になったのでは?」と心配になりネット上にある認知症チェックで確認してみたところ、認知症ではないとの結果にはなりました。ひとまず安心はしたものの、物忘れの問題が解決したわけではありません。この結果だったからこそ、自分で物忘れに対処していかなくてはならないと覚悟を決めました。物忘れで他人に迷惑をかけないために自分の物忘れのせいで自分が困るだけならまだ良いのですが、周囲に迷惑をかける結果になることだけは絶対に避けなければと思っています。私はフルタイムの正社員として仕事をしているので、特に物忘れによる仕事への影響が心配です。一緒に働いている同僚はもちろん、一番大切なのはお客様に迷惑をかけないようにすること。アポを忘れる、期限を忘れる、連絡を忘れる、確認を忘れるなどにより、契約トラブルなどが発生してしまったらと思うと毎日緊張の連続です。とりあえず、やるべきこと、覚えておくべきことはすべて手書きでメモするようにしています。手で書きながら改めて自分で内容をチェックし、そのミッションが完了したら二重線で消して確認。ある作業中に別の作業の依頼があったら、必ず作業の手を止めてやることリストに追加します。「あとで追加しよう」では、忘れるリスクが高まるのですぐ追加です。アポイントはパソコンのカレンダーに入力、そして個人携帯のカレンダーにも入力、さらに会社携帯のカレンダーにも入力して、卓上カレンダーにも手で書き込む……と4つのカレンダーに記載しています。会社での毎日は手書きメモ作戦と4つのカレンダー機能により、なんとか致命的な失敗をせずに乗り切っています。会社で頑張る分、家では少し緩めに私は毎朝シャワーを浴びてから仕事に行くようにしているのですが、シャワーを浴びながら頭をスッキリさせて1日の予定を確認しています。シャワー中なら余計な邪魔が入らずに自分が今日やるべきことを頭の中で整理することに集中できるので、物忘れ防止の効果を感じています。今日は会議が2つあって、時間は〇〇時と△△時、今日中に絶対に終わらせなければならない作業は◇◇、✕✕会社に電話して〇〇の件を確認……というように頭の中でスケジュールを整理すると、漏れなく1日のミッションを完了させることができます。仕事に全エネルギーを使って、帰宅するのは毎晩23時を過ぎるころなので、どうしても家でのプライベートな生活は二の次になってしまっています。しかし私のなかでは、家での時間は職場のような緊張感を持たなくても良い、リラックスしたものにしたいと考えているので、家では物忘れについても少し緩めに設定しているのです。とりあえず、火の元と戸締りだけは絶対に忘れないように気を付け、それ以外の、例えば「マヨネーズの買い忘れ」や「録画のし忘れ」などは、「まあ、いいか」とスルーするようにしています。まとめ私が調べたところによると、物忘れを自覚している場合は認知症ではなく加齢による症状であるとのこと。加齢は誰にでも平等に訪れるので、あとは自分で加齢に負けないように努力したり工夫したりするしかないと思いました。私の場合はメモを取る、別のカレンダーに予定を記載する、1日のスケジュールを頭の中で確認するという行動をクセにすることで、物忘れによる大きな失敗は避けられているように思います。周囲の人に迷惑をかけないように、これからも地道に続けていこうと考えています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月16日これを描いてしまっていいのか、女として悩ましいところですが……。皆さん、ほくろから毛、生えてきませんか?サクッと調べたところによると、「ほくろから毛が生える」わけではなく、「もともと毛穴のあったところにほくろができ、そこから毛が生えている」んだそうです。ほくろの部分は細胞分裂が活発なため、生えてきた毛に酸素と栄養が行き届き、長く太く伸びるんだそう。「余計なことをしおって……!!」と、ほくろに憤りを覚えますが、そういうふうに出来ちゃってるから仕方ない(涙)。ちなみに、以前は生えてきた毛を必死で抜いていたんですが、毛は抜かないほうがいいという説もあるようなので、最近はカットしています。うっかり忘れることもあるし、正直面倒くさいです。ほくろがこれ以上増えないように、日焼け対策も頑張っていきたいと思います!
2020年08月14日若いころは、コスパ重視のシャンプーでもツヤツヤ、サラサラだったのに、最近髪質がすっかり変わってしまいました。何をしてもパサついている髪にすっかり自信をなくし、試しに結んでみてもトップにボリュームは出ないし、頬肉が落ちて年々長くなる顔が強調されてどうにも似合いません。ここ数年髪型で満足したことがない、髪型迷子。そんな更年期の私の切実な悩みに向き合ってみました。どんな髪型もしっくりこない髪型迷子私は、ここ数年ずっと髪型や髪質について悩んでいます。更年期を自覚したあたりから髪質がだんだんと変わってしまい、オイルや流さないトリートメントを付けてもパサつきが直らずツヤもないので、思い切ってロングからミディアムにしました。それでも改善されず、今度はミディアムからショートボブにして、傷んでいる髪をカットしたのにやっぱり髪質の改善は見られません。どんな髪型にしても、しっくりこないのです。若かりしころは、それこそ美容院で「パーマがかかりにくい」と言われるほど健康でツヤもあって自慢の黒髪でした。それが今ではすっかり髪に自信が持てなくなりました。初対面の印象を大きく左右する髪に自信が持てなくなったことで、すべてにおいて自信がなくなってしまったのです。街を歩いていても、ショーウィンドウに映る自分を見ないようにする日々。ですが、このまま女性としてどんどん自信をなくしていくのも嫌なのです。これではいけないと一念発起。まずは髪質が変わってしまった原因と対策について調べてみることにしました。髪質の変化と更年期の関係調べてみてわかったことは、更年期と髪質は大いに関係しているということでした。あるサイトによると、女性ホルモンの1つのエストロゲンには髪を成長させ、保持する力があり、20代のころはこのエストロゲンの分泌が盛んなので、健康な髪が保たれていたようです。かつての美髪がホルモンのおかげだったとは! 女性ホルモンに感謝の気持ちが湧いてきました。ところが一転、40代を過ぎるとこのホルモン分泌が減少。当然、髪質にも少しずつ変化が生じるらしいのです。さらに更年期にさしかかるとホルモンは急激に減少し、それに伴い髪のハリやコシの減少、パサつき、うねり、縮毛などに悩むようになるというのです。更年期の髪の悩みの主な症状がバッチリ当てはまり、なんだか清々しいくらい。真っすぐでツヤもコシもあった、かつての美髪が見る影もない髪質の変化は、更年期の影響の1つだったのだとはっきり自覚しました。さらに、恐ろしいことに別のサイトの記事によると、閉経を機に女性も男性のように「抜け毛・薄毛問題」に悩む人が増えてくるというのです。テストステロンというホルモンが毛根を包む組織に影響を与え、髪の毛の成長を遅らせてしまうそうです。これにはがく然としました。パサついて、うねって、さらに薄毛……。そうなったらと考えるだけで、絶望的な気持ちになります。これは、ますます今のうちになんとかしなければ! でも、どうしたらよいのでしょう。更年期からの髪質改善に必要な3つのことそんなとき、女性ホルモン分泌の減少は日々の生活を変えることで速度をゆっくりにすることができるという記事を発見しました。具体的には、「ゆっくり眠ること」「ストレスをためないこと」「女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンが豊富に含まれているピーナッツや大豆を意識して摂ること」などです。夜12時には寝て、最低7時間は睡眠時間を確保して、自律神経を整える。運動をしたり買い物や旅行をしたりして、じょうずにストレス発散をする。大豆を中心に、タンパク質や食物繊維も意識して摂る……。どれも日々の生活のなかで少し意識すればできそうなことばかりです。かつての美髪を取り戻すために、1つずつおこなってみようと決心しました。当たり前のことですが、髪は体の一部。髪質の改善だけにこだわってシャンプーやリンスをちょっと奮発して良い物にしようかとか、縮毛矯正をかけようとか考えていましたが、すべてはホルモンにつながっていたようです。ホルモンを意識して、ちょっとずつ努力して規則正しい生活に変えることが、何より必要なのだと思いました。私が今実際に取り入れているのは、睡眠と運動です。そのほかにもストレスを感じたら、頭皮マッサージをしたり、ヨガをしたりしてリラックスするように努めています。また、朝には大豆を豊富に使った味噌汁を飲むようにもしています。まとめここ数年ずっと迷っていた髪型は、結局パサつきが目立ちやすくなるレイヤーカットはやめ、前髪のある重めのストレートにしました。肩に付くか付かないかぐらいの結べる長さで落ち着いています。手入れがしやすく、ツヤが出やすい髪型にフォーカスして取捨選択をしたおかげで、今のヘアスタイルにおおよそ満足しています。髪質改善はまだ始めたばかりなので効果をそれほど実感できていません。でも「努力は裏切らない」という言葉はあらゆる世代に通じるはずだと信じ、かつての美髪復活を目指して、もうひと頑張りしてみようと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月13日ある日医師から、「少しダイエットをしてみましょう」と言われました。毎年受けている定期健診で、糖尿病予備軍であることがわかったからです。そのときの私は47歳、身長160㎝、体重65㎏で、BMIは25.4。厚生労働省のe-ヘルスネットによると、「BMIが25を超えると脂質異常症や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが2倍以上になる」そうです。※参考:e-ヘルスネット予備軍の時点でわかってよかった……と少しホッとしました。ただ、医師から「ダイエットをしてみて、血糖値が良くなっているかどうかを半年後に再検査しましょう」と言われたので、次の検査までに体重を減らすことを決意しました。アプリで糖質や摂取・消費カロリーを管理ダイエットを始めるにあたり、まずは自分に必要な1日のカロリーを調べました。私は在宅で仕事をしていて、通勤はしていません。そして、子どもはおらず、日中は1人分の昼食準備や洗濯など自分の身の回りのことをするのが中心の生活です。厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準2013」や「日本人の食事摂取基準について」を参照すると、私のように身体活動レベルの基準を満たしていない、40代の日本人女性が1日に必要なカロリーは1700kcalだとわかりました。※参考:健康づくりのための身体活動基準2013日本人の食事摂取基準について次にいくつかのスマホアプリをダウンロードし、食材の糖質量を調べながら摂取カロリーと消費カロリーを管理していきました。アプリの利点は、ゲーム感覚で気楽に管理ができること。摂取カロリーも消費カロリーもリストになっているので比較がラクです。「おやつを食べちゃったからガーデニングで消費しよう!」というように、バランスを取りながらのチェックや調整も簡単。アプリによってはその日の摂取カロリーや体重の推移をグラフで表示してくれるものもあるので、良い結果を残したくて「今日も頑張ろう!」と思えるのも私には合っていました。お米の食べ過ぎに気を付け、水をたくさん飲むしばらく続けるなかで、何を食べればやせやすいのかを比較するために、数日間同じものを食べてみる実験をしました。その結果、私の場合は糖質のなかでもお米を控えると体重が減りやすいと感じました。ただ、お米を完全にやめると便秘がちになってしまうので、豆類やキノコ類など食物繊維の多い食べ物を摂ると同時に、週に1度はおにぎりを1つ食べることにしていました。また、1.5lのミネラルウォーターを毎日1本飲むこともルールに加えたのですが、水をたくさん飲むのに飽きてしまうことがありました。そのため、レモンを入れた炭酸水を飲んでみたり、ミントの葉を入れてデトックスウォーター風にしたりして、工夫をしながら毎日続けました。このように、食材・食品一つひとつを確認しながらダイエットを続けていたところ、なんと1カ月後には5㎏も減っていたんです! 自分としては無理なくゆったりとしたダイエットだったので、これはうれしい驚きでした。これでBMIは23.4。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準について」によると、BMIが22になるときの体重が標準体重とのことなので、がぜんやる気になったのを覚えています。糖質が少ない料理で糖質ダイエットに挑戦1カ月が過ぎたころには、それぞれの食材のカロリーが大体頭に入っていたので、その後は「糖質が少ないレシピ」を調べて自分で料理するのを楽しむようになりました。それと同時に、これまでの食事がどれほど糖質の多いものだったのかがわかり、驚きもしました。糖質ダイエット中は、小麦粉でできているお好み焼きや餃子の皮、また芋類やとうもろこしなども食べ過ぎは禁物です。そのため、できあいのお惣菜などは食べ過ぎに注意するようになり、結果的に糖質が少ない食材を使って自分で料理をすることにつながったように思います。レシピのなかで特にお気に入りだったのは、豆腐ハンバーグ(写真)です。豆腐と鶏肉を混ぜて作るのですが、カロリーも糖質も比較的低く抑えられるのでその分量を増やすことができ、おなかがいっぱいになります。スーパーで少し高い鶏肉を買ってフードプロセッサーでひき肉にするなど、いろいろ試すのも楽しかったです。そのほか、シイタケやひよこ豆なども出番が多い食材でした。その後、糖尿病予備軍と言われてから半年がたち、再検査の少し前に体重を測ったところなんと-10㎏! BMIは21.5と、無事に標準体重となっていました。心配していた血糖値も標準値になっており、再検査の際に先生にも「よく頑張りました」とお褒めの言葉をいただきました。まとめ今回のダイエットを通し、これまでは食べたいときに食べたい物を自由に食べ過ぎていたことを反省。一つひとつの食材に気を配り、糖質やカロリーに注意すると同時に、「今、本当にそれを食べたいのか」を意識できるようになったのがよかったと感じました。今回学んだことをこれからも続けながら、定期的に健診を受け、健康に気を付けていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※ダイエットをおこなう際には、1カ月に現在の体重の5%以内を落とすのが理想的とされています。
2020年08月12日更年期を迎える45~46歳ころから急に抜け毛・薄毛が気になるようになりました。これほど急激に起こるとは予想もしておらず、一時はとても悩みました。しかし私の場合、これらに対するストレスを解消することで薄毛の進行を止めることができたのです。今では髪にボリュームが出てくるまでに改善した体験談を紹介します。恐ろしくなるほどの抜け毛におびえた日々私はもともと髪の毛が太く多いタイプでした。しかし、45~46歳ごろから急激に抜け毛が目立つようになったのです。シャンプ-のときに指に驚くほど抜け毛が絡まったり、普段でも髪をかき上げるとパラパラッと抜け落ちるといった具合でした。その結果、自分でもはっきり確認できるほど短期間に髪のボリュームが減っていきました。髪が長いと抜け毛も多く感じられショックが大きいため、思い切って短めにカットしました。すると髪自体も細くなりコシがなくなってきたので、全体がペッタンとしたイメージに。そして、いつも抜け毛が気になっていたせいか、朝起きると髪がすべて抜けていたという悪夢を何回か見たこともありました。美容師さんにも相談しましたが、やはり更年期に入りエストロゲンが低下することで急激に薄毛になる女性もいるとのこと。そんな状態でなんとかしなければと思うようになったのです。もしかしたらストレスが原因かも?だんだん心が折れそうになり、まず考えたのが髪専門クリニックでの治療でした。しかし、料金が高いというイメージがあり、あまり積極的になれませんでした。そこで敵を倒すにはまず敵を知ることが大切だと考え、ネットや本で原因を調べました。その結果、遺伝、更年期などによる女性ホルモンの低下、シャンプー剤やシャンプーの方法の問題。さらに、食生活、睡眠、血流、ストレスなどさまざまな要素が深くかかわっているようでした。自分なりに改善できることはすべて実践してみようと思いましたが、シャンプー剤をはじめ食生活、睡眠、頭皮マッサージなどは自分なりにどれもこだわって、すでに実行していたことだったのです。遺伝や女性ホルモンの低下などに対しては簡単に自分で改善することはできません。ただ、ストレスという言葉がやけに気になりました。私にとって抜け毛・薄毛の悩みはとても大きなストレスだと感じていたからです。とはいっても心のコントロールは簡単ではありません。しかし、このストレスを解消する努力をしてみようと考えたのです。ストレスの解消は意外なことだったストレス解消のためアロマオイルを利用したりいろいろ試してみましたが、抜け毛・薄毛に対する不安や恐怖は根本的なところを解決しない限り解消されないのだと感じました。そこで自分は何がそんなに不安や恐怖を感じているのかということを自問自答したのです。結局、私の不安や恐怖は髪が薄くなった自分の姿に対してだということに気付きました。そこから発想をガラッと変えて、気に入った部分ウィッグを使ってみようと思ったのです。現在の技術は非常に進んでいるため、とても自然にボリュームアップをすることができました。すると今まで家に閉じこもりがちだった私が、外出したいと思うようになったのです。そして抜け毛・薄毛に対する不安や恐怖はどんどん消えていき、「もし全部抜けたって、どうってことないわ」という気持ちにまでなれました。すると、1カ月ぐらいの短期間で抜け毛が急激に減りました。抜け毛に対するストレスがより抜け毛を加速させていたようです。それから3年ほどたち、現在では抜け毛はまったく気にならないレベルとなり、髪のボリュームも出てきて部分ウィッグが必要なくなってしまいました。まとめ今回のように更年期に起こる女性ホルモンの低下は特に異常なことではないそうです。そして、それに伴ういろいろな症状に対してもあまり不安を持つと、逆にその不安で押しつぶされてしまい、実際に体調の変化も出てしまうことがあると痛感しています。今まで私はストレスというものを「気の持ちよう」と軽視していましたが、今回のことで体にも影響を及ぼすものだということも学びました。そして、ガラッと発想を変えることでストレス解消ができることも知ったのです。これからも更年期でいろいろな変化が出ることもあると思いますが、それは自然の流れと受け止め発想を転換しながらうまく乗り越えていきたいと考えています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月12日現在49歳の私が、更年期症状と思われるなかで一番嫌なのが「ホットフラッシュ」です。他人から見てハッキリとわかる症状なので、最初のうちは「また起こったらどうしよう!?」と不安になり、精神的に落ち着かない日を過ごしていました。そんな私がホットフラッシュを乗り越えるために試していることを紹介します。他人にさえ気付かれなければ安心できるホットフラッシュがなぜそれほど嫌なのかを改めて考えたとき、「滝のような汗をかいている状態を他人に見られるのが恥ずかしいから」と気付きました。そこで、汗をかいている姿が他人にわかりづらければ、それほど不安にはならないのではないか?と考え、いくつかのことを試し始めました。まずは、汗ジミがわかりづらい服を着ること。例えば、グレーをはじめ無地の服は、汗をかいたことがすぐにわかるので避けるようにしています。夏であれば、ゆったりとした透け感のあるクロッシェ(かぎ編み)風トップスの下にキャミソールを合わせると、とても涼しく、また汗をかいたことがわかりづらいのでよかったです。色は白か黒が最もわかりづらいように思います。ただ、夏は周りの人も汗をかいていますから、ホットフラッシュが起こったとしてもそれほど違和感はありません。問題なのは、クーラーが効いている場所や冬の寒い日などの誰も汗をかいていない状況で起こるときです。ひとりだけ大量に汗をかいているのは本当に恥ずかしく、何か症状を落ち着かせたり、うまく隠せたりする方法はないかといつも思っていました。そこで考え付いたのが3つの対策です。冷却・スカーフ巻き・帽子で対策3つの対策のうち、1つ目は冷却です。例えば電車やバスなど、多くの人がすぐ近くに来ることがわかっている場所に行く前にはよく冷えた飲み物を買い、首やわきの下などを冷やします。私はミニボトルを2つ買ってから、トイレに行って両方のわきの下を一気に冷やすようにしています。首の後ろや耳の下辺りも冷やしておくと、その後しばらくは汗をかかなくなることが多いです。もちろん、ホットフラッシュが起こってしまってからも、早めに落ち着かせるのに役立っています。2つ目の対策は、スカーフ巻き。これは、洋服以外に汗を吸収してくれる物をあらかじめ身に着けておく方法です。例えば私はショートヘアなので、首の辺りにかいた汗で襟足がびしょびしょになることがあります。これを避けるために、汗を吸い取りやすいガーゼや手ぬぐいなどを首に巻いておき、その上から軽い巻き心地のスカーフを巻いて隠すというものです。上から巻くスカーフは、下に巻いたガーゼが乾きやすいように通気性のいい素材を選んでいます。冬は首に巻いたガーゼや手ぬぐいをタートルネックで隠しています。そして3つ目の対策は、帽子です。これも、基本的には汗をかいて濡れてしまった髪の毛を隠すために使います。夏ならつばの大きいもの、冬なら髪を覆い隠してしまうものも良かったです。頭をすっぽりと覆うキャスケットタイプのすてきな帽子をたくさん見つけたので、今後はそういうものもじょうずに利用していきたいなと思っています。また、帽子の中にミニタオルを入れておけば、ここでも汗を吸い取ることができるので便利でした。小さな助っ人「保冷剤」デパ地下などでケーキや総菜を買ったときにもらえる「保冷剤」。これもホットフラッシュの強い味方です。例えば、ポーチ型になっているミニタオルの中に忍ばせておくと、ちょっと顔を押さえるフリをして冷やすことができます。また、冷やした保冷剤をビニールテープなどで細長く貼りつなげておき、先ほど紹介したガーゼ・手ぬぐいの中に入れて首に巻いたり、帽子の中に入れたりしながら使うこともできます。最初から帽子やスカーフにガーゼハンカチを縫い付けて、保冷剤を入れる場所を確保しておくのも良いと思うので、今後試してみたいと思います。まとめ私の場合、焦ったり心配したりすることで大量の汗が出てくることが多いので、いつホットフラッシュが起こっても大丈夫なように準備をしておくことが安心感につながっている気がします。人前に出たときに「今起こったらどうしよう?」と考えることもホットフラッシュを助長させている気がするので、きちんと準備を済ませて安心していると、不思議とホットフラッシュは起こりづらいように思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月12日更年期と言われる年齢になり、髪や肌など体のいろいろなところでパサパサ感を感じるようになりました。そんなパサパサ対策に美容用オリーブオイルが大活躍! 高価なボディークリーム、化粧品、コンディショナーなどを使用しない私流パサパサ対策の体験談です。どこもかしこもパサパサしてきた!40歳になったころから、いろいろな部分でパサパサ感を感じるようになりました。髪は今までと同じヘアケアをおこなっていましたが、だんだんツヤがなくなってきたり、パーマやカラーリング後の傷みがとてもひどくなってきたのです。また、もともと肌は乾燥傾向にありましたが、ますます乾燥が進みファンデーションのノリも悪くなってしまいました。ほかにも腕や脚もお風呂から出て少しするとパサパサするようになったのでボディークリームを使用していましたが、塗った直後はしっとりするものの時間とともにまたパサパサになってしまいます。さらに油分の多いクリームを使用すると、今度はベタベタになってしまう始末です。ネットや本でも更年期に入るとエストロゲンが減少し、いろいろな部分の保湿力が低下すると書かれていたので、やはり私もとうとう更年期の影響がこんな形で出てきたのかと実感しました。パサパサ対策はお金がかかる!?私のパサパサは更年期の保湿力不足が大きくかかわっているのではないかと思っていましたが、だからといってあきらめて放置しておくわけにはいきません。そこで保湿効果の高いボディクリームや美容クリーム、コンディショナーなども使用しましたが、思ったほどの効果を感じることはできませんでした。また、これらを毎日使用すると金銭的負担も相当跳ね上がり、パサパサ対策のための出費は今までの2倍以上にもなってしまいました。それでも仕方なく同様の対策を続けていましたが、満足できる方法とは言えず、もっと良い方法はないかと模索していました。そんなとき、あるテレビ番組で芸能人おすすめのクレンジングを紹介していました。それは美容用オリーブオイルを使用する方法です。その芸能人はオリーブオイルを使用することで肌がとてもしっとりするので、特に高価な化粧品を使用していないと言っていたのです。そこでピンときた私は早速、美容用オリーブオイルを試してみることにしました。オリーブオイルによる驚異のしっとり感に大満足テレビで知ったオリーブオイルを使用したクレンジングは、メイクしている肌に美容用オリーブオイルを塗るだけというものです。軽く指で円を描くようにくるくると肌になじませると、どんどんメイクが浮き上がっていきます。それからオイルをティッシュで軽くふき取り、その後普段どおりの洗顔をします。メイクだけでなく鼻の頭にあった黒い毛穴の汚れまできれいに取れてしまいました。肌はつるつるというよりしっとりとして、手のひらを当てると吸い付くような感じになったのです。単にオイル分を肌に付けてツヤを出すのとは違い、オイル分をしっかり洗い流したあとのしっとり感がハンパなかったのには驚きました。手足の気になるところもお風呂に入る前に同じように美容用オリーブオイルを塗って5分ほど置いてから洗い流すと、しっとりとした肌になっているではありませんか! クリームのように塗ったときだけでなく長時間しっとり感が得られるところも驚きでした。そして「これだ!」と確信したので、ネットで髪のパサパサをオリーブオイルでケアする方法を調べて試してみました。シャンプーの前に、髪と地肌に美容用オリーブオイルをなじませ10分ほど置いてからシャンプーするだけです。こちらも想像したとおりのしっとり感に、うれしくて興奮してしまうほどでした。まとめ更年期にはいろいろな変化が出ると思いますが、とにかくうまく乗り越えたいと思っていました。しかし、髪や肌がパサパサしてくると、まるで私から女性らしさがどんどんはがれ落ちてしまうようで、とても悲しい気持ちになっていったのです。そのため、美容用オリーブオイル1本あれば、こんな簡単に肌と髪のパサパサ対策ができると実感したときにはとても感動しました。いくら年齢を重ねてもしっとり感は大切にしたいので、これからも美容用オリーブオイルにはお世話になりそうです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月12日