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ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。6月って、日本では梅雨のイメージばかりが強く、あまり目立った季節の行事も無いような気がしますが、実はプライド月間と呼ばれるLGBTQ+(性的少数者)の権利を啓発する活動が行われているって知っていましたか?昔は同性愛は普通のことだった?まさに今国内でも同性婚についてとても先進国とは思えない議論がされているわけですが…家庭内でもちょうど子どもたちの会話から気になるワードが出たのもいい機会だったので…。学生時代に遊女の研究をする過程でジェンダーやさまざまな芸能者の性にも触れてきたワタシとしては、同性の恋愛や結婚に対する日本の歴史的な価値観について黙っていられない…!!今回もこちらのお二方にご案内してもらいます!そもそも日本で同性愛がタブー視されたのは明治以降のようでして…。そう、この連載でもたびたび触れてきましたが、日本は西洋化が進む前と後では価値観ががらりと変わっているのです。戒律(宗教上の禁忌)の無い八百万の神を祀る神道と女性を穢れとする仏教で文化が成り立ってきた日本では、主に僧侶とその身の回りの世話をする稚児(貴族の子弟で未成年)の関係から同性愛は広まったと言われています。ただしこれは男性同士…と言ってもあくまでも『女性の代用』として子どもが使われていたという、現代の感覚で子を持つ親という立場から見ると許せない気持ちになってしまいますが…。歴史研究において恩師からもよく言われた言葉ですが、「歴史上の事実に対して現代の常識や価値観で善悪を判じてはいけない」歴史を知るとモヤモヤすることも多いんですが、ここは気をつけたいところです。とりあえず、当時はそうだったということで…。平安時代は『政治に関わる重要な関係』この稚児愛から始まった男色文化は貴族間へ広まっていきます。そういえば大学時代にすごい史料を読み解く講義があったなぁ…なんて思い出すワタシ。藤原頼長という貴族が好みの男性を取っ替え引っ替えしてはその夜の感想を細かく綴っている、これがホントの黒歴史日記というものがありまして…(正式名称は『台記』)。一緒に講義を受けた友人と「自分の死後1000年経って教材にされたら恥ずかしいと思う手紙や写真は焼き捨てよう…!!」と誓い合いましたとも。(1000年後に“何が恥ずかしいこと”になってるのか…わからないんですけどね!)ただひとつ真面目な話をすると、この頃には『女性の代用』ではなく男色が『趣味』兼『政治に関わる重要な関係』になっていることがわかります。戦国時代は『武将と小姓の主従関係』その後、戦国時代に入ると武将と小姓という上下関係の中での男色が流行っていきます。この時代も『女性の代用』ではないみたい。有名どころで言うと織田信長の小姓、森蘭丸のような美形(史実かどうかは不明ですが)の小姓を連れた戦国武将というのは確かに絵になるショットですが、お飾りのお供ではなく実際武道の腕にも優れ主人のボディガード役でもあったんですって。江戸時代は『庶民の趣味娯楽』江戸時代に入ると武士から庶民へも広まっていきます。女歌舞伎が風紀の乱れを理由に禁止されると、若衆(未成年の男性)歌舞伎が流行。女性がダメなら少年を使えばいい、という概念がやっぱり根底に染み付いてるなぁ、とわかる施策ですが、若衆は若衆でまた風紀を乱す結果になってしまったので、結局成人男性しか出られない『野郎歌舞伎』に落ち着き、現代までそのルールが引き継がれているわけですね。ここで、歌舞伎役者(主に女形)の見習いが女装して客の相手をする『陰間』文化も盛んになりますが、こちらは明治時代にほぼ消滅したようです。さて、ちょっと子どもに見せるにはモザイク強めな話はここまで。ここで気づいた子どもたち。女性はまるで存在してなかったかのよう…そう、日本の歴史上認識されている『同性愛』って、ほぼ男性同士のみ。性的マイノリティーなら女性だっているはずなのに、なぜ?少なくとも日本史上の同性愛って、性的指向や性同一性障がいに寄り添ったものではなく、男性主体の趣味、だったんですね。恋愛(性愛)の決定権や趣味を持つこと自体が、男性にしか許されなかったってことなんだ、と気づいて呆然。女性同士のカップルだって居たことは居たでしょうが、表向きに認知されていなかったり、それこそ隠さなければいけないことだったのかもしれません。歴史学は基本的には男性によって営まれる制度のみに焦点をあてることになり、女性はまるで存在してなかったかのように描かれてしまうようです。明治以降は男女関係なく同性愛自体を禁忌とするイメージが強くなったけれど、性的マイノリティだった女性の生きづらさは江戸時代までと変わらなかったのかもしれないですね。 結婚と恋愛は別物…!そしてもちろん、マイノリティの『結婚』というゴールは設定されていなかったわけで。結婚は家同士の結びつき、そしてニュースでも騒がれていた「生産性」…つまり子孫繁栄のための義務でもあったんですよね。現代よりも結婚という制度は社会のシステムの一部であるという側面が強く、個人の意志は尊重されなかったことが多く…。だからこそ『心中物』(現世で身分違いの恋が叶わない恋人同士が来世で結ばれることを願って自死する話をモチーフにした演劇)が大流行したりもしたのでしょう。そう考えると「昔の日本の方が同性愛に寛容だったから自由だった」とか「昔の方が多様性の受け入れが進んでた」とも言えないです…。最近は性別もいろいろな正当な性のあり方のひとつでしかないと受け止められる社会に、徐々になってきているような気もするけれど、同性婚などの制度が整っていない現実からも、まだ同性愛への理解は深まっていないように思いますよね。家庭を築きたいと考えるカップルが同性か異性か、子どもを産めるか否かに関わらず望めば戸籍を同じくする選択肢が当たり前に国から認められるように…なって欲しいです。社会というのは万古不変のものではなく、少しずつでも変えられるもの。次の一歩を踏み出した日本の姿を子どもたちにも見せてあげたいなぁ…とつくづく思ったのでした。
2022年06月30日う○ことち○こという下ネタでずっと笑っていられる男子多めの家庭ならあるあるだと思いますが、風呂上がり、ほんっといつまで経っても服着ない〜。今日もお風呂から素っ裸でリビングに現れ、そのまま遊び出すオトウトズにうんざりしつつ雷を落とすワタシ。確かに裸がデフォルトの生活をしている人々もいるし、もしかしたら裸を見せていてもを恥ずかしいとは思わない文化圏もあるのかもしれないけれど…もしかして日本も…? 昔はどうだったのかなぁ?というわけでまたまた歴史検索アプリを開くと〜…?胸を見せても恥ずかしくない?やはり日本でも歴史を遡ると、今とはずいぶん『恥ずかしい』ポイントが違うようでした。これはワタシも確かに不思議に思っていたところ。現代では当たり前にきっちりと襟元を合わせて中に小袖を着ている十二単は本来は素肌に袴を履き、上から衣を羽織っているだけの服装だったんですって。それに江戸時代の浮世絵や錦絵を見ると、今とは比べ物にならないほどみんな襟元が緩いんです。着崩れているのか、あるいは遊女・美人画など色っぽさを強調するためにそうしているのか…。なんて思っていたけど、幕末や明治期に残っている庶民の写真なんかを見てもみんなゆるっゆるですね! その頃の日本は裸を見られるのは恥ずかしいことではなかったようです。今では女性が胸や下着が見えてしまうような服装をしていたらギョッとするしマナーを疑われたり年少者なら注意をされますよね。でもそれは、「女性の胸」が「性的なもの」として認識されているから。男性にしても、ふんどしひとつで表を歩き回っていることに違和感が無いあたり、とりあえず性器さえ見せなければ問題ない、という価値観だったということかぁ。(今だとビーチ以外では許されないですよね)鎖国時代、よその目(他の常識・価値観を持つ人)が一切無いために日本中が『家の中』みたいな感覚だったのかもしれませんね…?平安時代の恥ずかしいとは?子どもたちが不思議に思っていたのはこの帽子(烏帽子)…次男はいつでもどこでもキャップをかぶって行くし、何なら風呂上がりでも野球ごっこをするためにかぶるし、予防接種にグローブとキャップをお守りのように身につけて行ったこともあったっけ…。そんな次男から見ると、たぬ君もお気に入りの帽子をかぶっているのかと思ったみたいですが…。でもたぬ君の反応からして、彼の烏帽子は現代のキャップのような存在では無いようですね。実はワタシ、これは前から知っていたのでひな祭りが近づくと女の子のいるご家庭に「絶対に男雛には冠つけてあげて!」ってしつこく注意喚起していました(笑)それぐらい、ホント人間やめるかどうかぐらいに大事な価値観なら尊重してあげたかったんです。たとえ人形だとしてもね。日本人が裸を恥ずかしがるようになるのは明治以降こうした独自の文化の中で作られた常識やマナーの数々は、大航海時代以降、ヨーロッパ各国の植民地支配のときに、占領した文化圏を『野蛮』として、その土地の価値観を奪い取ってしまうことが多かったようです。日本は植民地にはならなかったものの、自ら『富国強兵』のために西洋化を進めました。その結果、前回書いたような「父親の育児」「家族団欒」も、今回わかった「恥の概念」も率先して捨てていったようで…。無理やり奪い取られる国が多かった中で日本はちょっと変わった形での変遷ですが、現代から振り返ると、元々の価値観そんなに捨てなくても! もったいないなぁ!! と思っちゃったりも。日本史上の『恥の概念』を知って改めて思うことさて、日本史上の『恥の概念』を知って改めて思うこと。その国や地域の価値観や文化は、歴史や立地などいろんな要素があって独自の形ででき上がっていくものであって、どれが正しい、どれが間違っている、野蛮ということはないですよね。それは見た目でも、言葉でも同じ。「いろんな人がいるんだね」「そういう国/文化もあるんだね」と、自分が正しいと思わずに違った考えも受け入れて、否定せずに共に妥協点を探っていくことができたら…世の中はもっと平和になるだろうなぁ…。子育ても…親の考えや現代の常識を伝えつつ押し付けないこと。それが意外と難しいんですが、やり続けないとですよね!
2022年05月31日わが家は男子3兄弟。性別が偏っているだけに多様性や男女平等、そして性教育など、より注意深く子どもたちに伝えていかねばと常に思っております…!わが家は夫が平日忙しい分、休日に子どもたちの対応を積極的にしてくれている方だと思います。元々、夫はジェンダー役割にとらわれた考えを持っているタイプではなく、子育ては母親のやるものとは思っていないのですが、いかんせんリアルに子どもたちと触れ合う時間は少ないのが現状なんですよねぇ…。というわけで、子育ての多くの部分を母親であるワタシがやっており、どうしても平日はほぼワンオペで…子どもたちもそれが当たり前と思ってしまっているようです。『孤育て』という言葉があるほど、子育ては女性のワンオペor負担が多いのが現状の日本。でもそれって…昔からなの? 『子育ては女の仕事』ってイメージは一体いつから…? とモヤモヤが止まらなくなってしまったワタシ。たぬ君とおこん に日本の歴史を教えてもらおう!そこでスマホにダウンロードしたての歴史検索アプリを開くと…突如現れた不思議な公家のたぬ君と遊び女おこんのふたりは歴史空間への案内人?! ワタシが疑問に思っていること、この目で確かめさせてもらえることになりました!江戸(幕末)は子どもの楽園だった…?たぬ君の持つ葉っぱマジックでドロンとタイムリープしたのは、幕末日本の街並み。馬や人が賑やかに行き交う大通りで何より目立っていたのは道のど真ん中を楽しそうに遊び場にしている子どもたちの姿でした。この頃は各国からの外国人使節たちも日本に来ていて、ヨーロッパとは明らかに違う子どもへの対応の差に大いに驚いたんですって。在留外国人たちの記録に、江戸時代の日本では子どもたちが大人からとても大切にされて、愛情深くのびのびと育っていたという風景が残されているようです。例えば馬車の先駆けをする別当(係)の道路の中央に安心しきって坐っている太った赤ちゃんを抱き上げながらわきへ移したり、耳の遠い老婆を道の傍へ丁重に導いたり、実際10ヤードごとに人命をひとつずつ救いながら進む出典:『逝きし世の面影』渡辺京二(メアリ・フレイザー『フレイザー前掲書』)そんな様子も見られてちょっとほっこり。そして、もっと驚いたのは長屋の並ぶ庶民の住宅街。江戸の日常の中では父親たちが当たり前に子育てをしていたんです!!イザベラ・バードはこう記しています。毎朝6時ごろ、12人から14人の男たちが低い塀に腰を下ろして、それぞれ自分の腕に2歳にもならぬ子どもを抱いて、かわいがったり、一緒に遊んだり、自分の子どもの体格と知恵を見せびらかしているのを見ていると大変面白い。出典:『逝きし世の面影』渡辺京二(Bird,ibid,vol1)幕末に来日したオールコックというイギリス人は上陸した長崎の様子を見て『子どもの楽園』という表現で記していました。子どもという存在が、親だけでなく大人たちから、つまり社会全体からとても大切に扱われ「子ども達は朝から晩まで幸福であるらしい」出典:『逝きし世の面影』渡辺京二(モース『その日2』)と西洋人の目に映っていたなんて、ちょっと胸にくるものがありますよね…。明治以降、欧米に追いつけ追い越せで必死に西洋文化を受け入れていった日本。その時代に、より生産力を高め富国強兵を目指す中で男女の役割も変わっていって…というのが現代の形になっていった経緯みたいですね。現代…そして未来はどうなる?それぞれいろんな感想を持ちながら現代に帰ってきたわが家のメンバー。働き方も生活様式も全く違う江戸時代と現代を比べても仕方ないのですが、日本人がもともと持っていた良い部分は少しずつでも取り戻したい。夫とワタシ、どうしたらお互いの負担を減らしながら子どもたちにも我慢をさせずに満足度の高い暮らしをしていけるか…膝突き合わせて話し合ってみました。歴史に興味のなかった夫は、武士の時代でいかにも男尊女卑の意識が強そうと思っていた江戸時代の男性が育児をしていたということが意外だったそう。ワタシは、父親たち男性が家事の忙しい時間帯に家にいられて現代よりずっと家族団欒が多そうなところが羨ましかったなぁ…。家事は主に女性の仕事だったようで、年長の子どもが年少の子守りをしたり労働させられたりと、もちろん今より大変なことも多かったはずですが。翻って現代の男性に目を向けると…昭和の価値観『男は大黒柱であれ』にプラスして、昨今は『育児も家事もしろ』と求められるものが多すぎることも問題になっているようです。わが家の男子3兄弟はそんなプレッシャーと戦う未来が待っているのか…と思うとちょっと心配…。誰かに負担が偏ると、お互いを思いやる気持ちが消えやすくなりますもんね。歴史を知ることで、男性も女性も無意識に思い込んでいる『あたりまえ』(アンコンシャス・バイアスっていうようです)から抜け出せたらいいなぁ…。そんなわけで、たぬ君とおこんさんにこれからいろんな歴史の世界に連れて行ってもらうことにしたわが家でした。
2022年05月16日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。ついこの間誕生したと思っていた元ビッグベビー次男も、なんといよいよ卒園...そして小学生になります!!なんというか...感慨深いというより、信じられない。次男が長男のでっかいランドセルを背負ってよろよろしながらご満悦だった顔がまだ昨日のことのように鮮明なのに、なんとも不思議な気持ちです。そんな今回は、次男が小学生になるにあたって改めて考えたい、習い事の話です。以前の記事でも描いたのですが、長男の時にはワタシの毒親気質が大噴火状態でなんでもかんでも早め早め、あれもこれも身につけさせた方が良い、と手を出しまくって結局親が子を振り回してしまったという苦い反省があります。その反動で、次男の習い事は年長の後半まで野球の他は何もやらせませんでした。赤ちゃんの頃から今も、一貫して意志がイマイチわかりにくい長男とは真逆に、存在してるだけで賑やかな次男は意志も表情もはっきりくっきり分かりやすい。まさに静と動。足して2で割りたい欲に毎日駆られるぐらいなんですが...野球は長男がやりたがっていたので、次男はまだ入団年齢には達していませんでしたがオマケのような感じで参加させてもらえることになりました。だからこれはまぁ例外として。次男の分かりやすい要求で始めた習い事の一つは、スイミングでした。その意志とは...こんな動機聞いたことあります?(笑) 飼育員とかトレーナーになりたいというならまだしも...まさかのシャチ本体!!おかげで毎週楽しそうにプールに飛び込んでいる様子を見ていると親としてもやらせて良かったなと思う反面...嫌がる長男をいろいろと理由をつけて無理に通わせていた時のことを思い出しては申し訳ない気持ちになりますね。わが家の学区の公立校は宿題もかなり少なく緩い印象なので、小学生になったら恐らく勉強系の習い事は一つ追加すると思いますが、やはり次男の場合は本人の意志にできるだけ従う形であまり焦らず習い事をしていくことになりそうです。 しかし...そんな分かりやすくてこだわりの強い次男からの要求で今困っているのは...さすがに6歳でフグ解体は習えない...(笑)料理は食べるのも作るお手伝いも大好きなので料理教室なら楽しめるかも。そもそもフグでなくても、私が魚を捌くことができないので、自分が習うより次男が早くできるようになっていつか料理をごちそうしてもらいたいなーなんて思ってしまう他力本願な母なのでした。
2022年03月05日ウーマンエキサイトをご覧の皆さま、こんにちは。さて、そろそろ卒園・入学の季節ですね。そろそろ準備が忙しくなってきているご家庭も多いのではないかと思います。わが家も、ついこの間ムッチムチで生まれたと思っていた次男がいよいよこの春から小学1年生です。(そりゃ歳とるわけだよ…)そんなわけで、長男の入学準備の時のことを思い出しつつ、反省も踏まえて次男の入学準備でやることをまとめてみたいと思います。少しでも参考になることがあれば幸いです。まず長男の時に苦戦したのは、持ち物の自由度が微妙に上がったことでした。色のみ指定はあるもののメーカーや販売店の指定は無い体操服や上履きなどの学用品。これまで園指定のものを申し込みして買っていたため、どこでどんなものを買えば適切なのかいまいちよくわかりませんでした。同じ学区のママ友や先輩ママから安いお店の情報を聞いたり、ネット通販で共同購入をするなどの協力をして揃えました。今はネットである程度共通のものは揃えられるので、学校説明会で詳しく聞いたり児童の着ているものをよく見るなどしてイメージを持っておけば大丈夫だと思います。という軽い話の後になんなんですが、もう一つは結構重め。でもとても重要だったなと長男の時からの反省がある問題です。1年生って5月のゴールデンウィーク明けぐらいまで、多くの学校が午前中または昼食後すぐに帰ってくるんですよね…。『小1の壁』なんて有名な言葉もあるくらいです。時短は未就学児までで終わってしまいフルタイム待ったなしになってしまう正社員、シフトを入れづらくなってしまうパートタイムの方には本当に難しい期間になりますね。コロナ禍以降オンライン化も進み、在宅勤務がしやすくなっているのは良い変化ですが。もちろん学童という手もあります。早めに申し込んで確保しておくのはもちろんですが、ワタシが気になっている一番の問題は、子どもの精神面なんです。順応性があるように見えても子どもも環境が激変し、大人以上にストレスを感じている場合が多いと実感しています。長男が一年生の時は、ちょうど三男が生まれたり乳児と幼児(当時トイトレ中だった次男)のお世話に手一杯で更にハードルが積み重なっているような状況だったせいもあるかもしれません。精神的に不安定になり、我慢の糸が切れると大泣きして暴れたり、お友達トラブルもいろいろとありました。ワタシもうまく対応できず、産後でホルモンバランスも崩れているし実質手のかかる下の子たちに時間は取られてしまうしで、本当に辛かったのを覚えています。あの頃もそれなりに準備はしていたつもりでしたが全然足りていなかったので…入学前にできること、そして特に乳児・幼児のきょうだいもいるご家庭の参考になりそうな準備を考えてみました。『幼児』だった保育(幼稚)園生から小学生への変化は大きく、不安定になりやすい時期なんだなぁ。だから様子の変化に気づいてあげられるように時間と気持ちに余裕を持っておこう…と心がけられるだけでも違うと思うんです。だってつい数日前まで『幼児』だったのに、急に『小学生』にはなれません。家族や担任の先生、周りのお友達やその保護者の方たちと関わりながらゆっくり成長していくのはこれまでと変わらないと思います。これまでの保育園・幼稚園のような先生との密なコミュニケーションが減る分、変化に気づける時間と心の『余裕』づくりをおすすめします!!
2022年02月01日ウーマンエキサイトをご覧の皆さまこんにちは、tomekkoです。年末ですねー慌ただしい!!今年なんてワタシ、恒例のマステツリー(壁にただマステをベタベタ貼るだけで完成するお手軽ツリー)さえもクリスマス1週間前にようやく作り、サンタ業務も直前に大慌てでやりました。ずっとコロナで季節の行事を控えていた分、宣言が解除されてから怒涛のようにいろんなイベントがあってちょっと気持ちが追いつきません。なんならワタシの心、まだ運動会の翌日ぐらいのとこにいる。そんなドタバタした年末なので…というのはただの言い訳で、もともと料理嫌いだしおもてなしとかそもそものホスピタリティーが足りていないので全然気が利かなくてできないし…そんなワタシが家族のクリスマスディナーで唯一作ったのがこれ。名付けて『置くだけ超簡単!リースサラダ』。Eレシピというサイトを見て作りました。参考にしたリースサラダの レシピはこちら>> ほんっとうにただ材料を丸く置いてドーナツ状に並べるだけでなんとなく彩りが出て華やかになって、これならなんとかできるなぁ笑と思いました。野菜の型抜きなんかは子どもが喜ぶので一緒にやるのもいいですね。クリスマスは受け取る側の子どもたちですが、自分たちでクリスマスのパーティー準備に参加した! と思えるとまた気分が違うかも。鶏の丸焼きやケーキなんかは家で作るのって本格的で大変だし、普段からやっている人でないとチャレンジしようという一歩がなかなか出せないと思うんです。だからこういうイベントの時はドーンと買ってしまおう!!でもサラダって正直量のわりに買うとお高くなりません?だったら簡単でカラフルになって、ぱっと見の季節感も出るものを作るのはいいですね。ちなみに今回、レシピ通りに作ったら葉っぱ系メインだったので葉っぱ嫌いな次男、三男にはベビーリーフを避けられてしまいました。アレンジしてこうすればよかった。ブロッコリーやにんじんなら食べるので、同じような形で素材を変えて作ってみようかな。リースサラダはクリスマスっぽいけど、年末年始の野菜不足になりがちなお節のお供にちょっと作っても華やかでバランス良さそうですね!ぜひ試してみてくださいね。そして今年も一年、ありがとうございました!皆さまよいお年をお迎えください。来年もいい年になりますように。盛り付けを工夫するだけ! リースのサラダ レシピはこちら>>
2021年12月25日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。この2年近く、家からあまり出ず人混みやイベントごとにも参加できないままだったせいで時の流れが不思議とゆっくりに感じていました。季節の移ろいなどを行事から感じられなかったからでしょうか。そして宣言が明けたと思ったら急に時間の流れが早くなって、あっという間に一年も終盤に差し掛かり、もう街はクリスマス一色なんですねぇ。ということで、今年のわが家のクリスマスに向けた3兄弟の意気込みを見てみましょう!小4の長男、もう学校でもきっとサンタの正体を暴露しているお友達もいますよね。実際長男からも探りを入れられております…しどろもどろになりつつ弟たちの夢を壊して欲しくないので誤魔化していますが、どうも『騙されてやってる感』を感じて脇汗が止まりません。一方年長の次男は…早生まれを活かして(?)欲しいものをどの順番で受け取るか、更にサンタ以外にもプレゼントをくれる人がいることも確認しながらうまいこと段取りを組んでいるしたたかさ(笑)でもまだ上をいくやつがいるんです。生まれた時から兄弟がいる三男は、クリスマスはたくさんのプレゼントが自分宛に届くものと思っています。実際ふだんから兄たちのおもちゃで遊び倒しているので、全部自分のものという認識らしいです。(ジャイ○ン…)だから今年も希望のプレゼントを片手で足りないくらい挙げていらっしゃいますが…この幸せな誤解に気づく日って来るんだろうか…?そして最近3兄弟で真剣に話し合っていて可愛かったのが、サンタの移動手段の問題。マジックやファンタジーの世界から少しずつ現実を見始めているようで、まだまだサンタクロースは存在している前提で考えている様子は、絶妙に貴重な成長のひとときなんでしょうね。なんてしみじみしながら親サンタはそろそろ資金ぐりと両家祖父母からのプレゼント希望チャート作りを粛々と進めていきたいと思います…。
2021年12月03日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。3兄弟の指しゃぶり問題、それぞれの様子と卒業までを描いてきましたが(三男は現在も進行中)指しゃぶりにまつわる今でも解決していない悩みをお伝えしてみたいと思います。指しゃぶり卒業後の悩みとは?以前もお伝えしましたが、指しゃぶりが収まっても口さみしさを紛らわすためか? 気づくと爪を噛んでいた長男と次男。長男は自然にやめましたが、次男は爪を短く切り揃えると今度は指のささくれから皮を剥いてしまう(ヒェェ)癖に移行してしまっています。そして、ばんそうこうのストックがあっという間に無くなります…これ、不衛生だし痛々しいし、指先の細かい作業がしにくくなるしやめさせたいのですがなかなかいい方法が見つかりません。注意すると余計にやってしまうしね…。そしてもうひとつ大きな問題が…! これは指しゃぶり中からずっと心配していたことなのですが…強制するべき? 歯並びが心配そう、歯並びのこと。これは指しゃぶりに限らず、おしゃぶりでもよく歯並びが悪くなる、出っ歯になるなどと耳にしてはいました。でも、ちょうど長男と全く同じ指吸いを同じ時期までしていた同級生のママ友から歯並びどう?と聞かれるまではあまり気になってはいなかったんです。長男の口の中を見ると、出っ歯にはなっていないものの前歯がかなり大きく、後から生えてきた歯が窮屈そう…これはそろそろ矯正すべきか診断してもらった方がいいかな〜…なんて思っていたタイミングでちょうど長男の小学校からも、またオトウトズの保育園からも歯科検診の結果がやってきました。そして、なななんと3人揃って初めて引っかかったんです(汗)ずっとこれまで問題なしだったのに、長男はついに軽度の虫歯も初めてできてしまい、噛み合わせについても要相談とあり。次男、三男は反対咬合までではないものの上下の歯が、横から見ると同じ位置で噛んでいるのでこの先受け口になってしまうのでは…という不安が。早速キッズルームのあるかかりつけの歯医者さんに予約を取り、いざ3兄弟の診察へ!!歯医者は三男以外は初めてではないものの、今まであまりお世話になることなくここまで来たので、全員なんだか緊張気味。一番年長の長男が弟たちのお手本になるべく指名されましたが、いろんなことが予測できる歳になっているだけに正直一番怖がっていたかも…!弟たちはそんな兄をキッズルームから見学していたおかげで余裕しゃくしゃくでした(笑)そして肝心の歯列矯正については、やはりこのままだと歯並びがガタガタになっていきそうなので奥歯の永久歯が生えそろってからスタートすることになりました。(資金準備しとかなくては…)オトウトズもまだまだ乳歯のみの状態では対策ができないこと、また永久歯が生えてくることで噛み合わせが合ってくる可能性もあるということで、定期的に検診を受けながら様子をみていく事になりました。ここまで、我が家の指しゃぶり事情をお伝えしてきました。実際、あまり役に立つ内容ではなかったかもしれません。指しゃぶりをやめさせる有効な方法もイマイチ見つけられなかったし、指しゃぶりと歯並びの関係も、正直言ってわが家だけの事例だとなんとも言えません。ワタシ(指しゃぶり有り)も夫(指しゃぶり無し)も矯正していたし、親指を吸っていた長男は上の歯のがたつき、贅沢吸いの次男三男は反対咬合気味とばらつきもあるからです。ここまで3兄弟の指しゃぶりに対応してきて唯一はっきり言えること…それは「なるようにしかならない!!」(笑)どんなに親がヤキモキして指しゃぶりをやめさせても口寂しければ別の癖が始まってしまうし、それも本人のタイミングでしかやめられません。歯並びだって指しゃぶりやおしゃぶりが無かったとしても遺伝で矯正をしているかもしれないですもんね。夫もそうだったようですが、指しゃぶりをしなかった人は代わりにお気に入りの布やぬいぐるみなどの愛着物を持っていることも多いです。しかしそれはそれで、同じように卒業するのが難しかったりして親は悩むようなので…ということでやっぱり、なるようにしかならない!!(大事なことなので2回言いました)
2021年10月29日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。さて、これまでのお話の通り、わが家は現在長男、次男と順に指しゃぶりを卒業していきましたが、3歳の三男は絶賛指しゃぶラーです。一見人懐っこく素直なようで、実は3人の中で最も頑固で絶対に自分を曲げない三男…まさにラスボス…長男の時には心配しすぎて色々試しすぎては挫折し、6歳でやめたと思ったら爪噛みが始まりました。次男は5歳前に自分からやめましたが、やっぱり爪噛み。最近ではさらに指の皮を剥いてしまうようになって、ますます困っています。こうなってくると無理矢理やめさせても本人の意志に沿ってもその後は別の依存癖(というのでしょうか?)が出てしまうのかと思うと、どうしたらいいものか3人目なのに方針が決まりません(苦笑)ただ、三男は上2人とは違うところが一つあります。それは、早生まれの兄たちとは違い、5月生まれで保育園での立ち位置が圧倒的に違うこと!!早生まれだと、どうしても未就学児の間は同じクラスでも1年近く成長に差があるお友達もいて、何にしてもできるようになるのが遅いことが多いんです。と同時に、お友達に手伝ってもらったり世話を焼いてもらうことも多いので、クラスの中では弟という感じ。でも5月生まれの三男は、今いる2歳児クラスでは一番早い誕生日で、さらに兄がいることもあって何かとできるようになることも多い立ち位置。つまり、家の中ではいつまでも赤ちゃん扱いされる末っ子ですが外ではアニキ風ピュンッピュン。だからなのか、保育園で先生に聞くとほとんど指しゃぶりする姿は見られないそうなんです。ということで、今はお兄さん意識を刺激する作戦でやりそうな時にはちょっと声をかけてみる、という気楽な方針で様子を見ています。(まぁ…まだ3歳だし…?)ただ、気になっているのは3兄弟の歯並び。次回指しゃぶりによる歯並びの悩みと、歯医者さんに相談してきたことを描いてみたいと思います!
2021年09月29日次男も3男も…Wで指しゃぶり…!ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。さて、次男の指しゃぶり問題後半です。今年、次男は5歳になりました。その直前にまた、長男の時と同じくタイムリミットを設ける提案をしてみたんですね。するとなかなか小賢しい質問を繰り出す次男。くっ…兄がしていた時期までは自分も許される戦法…!ついでに弟もしているから余計に卒業しなきゃという意識も育ちにくい…これは八方塞がりか…と思っていたのですが、次男にどんなきっかけが働いたのか分かりませんが、誕生日を待たずして指しゃぶりをする姿が見られなくなったんです。なんとなく自分でもそろそろ年齢的に恥ずかしいことなんだな、というのはわかっていたけれど、家の中ではどの程度許されるか許容範囲を確かめていたのかもしれません。今なぜスッパリやめたのか聞いてみると「だって赤ちゃんのやることだからさ?(ドヤァ)」とのことでした。さて、その後日談ですが。長男の時と同じ、「爪噛み癖」が出てしまいました…!!長男には三男が生まれたばかりで1年生という過酷な精神的負担が原因だったと思い込み、かなり自責の念に駆られたのですが…え、次男はなんで? 遺伝!?(そっちもかい)無駄に体が柔らかく足の爪まで噛んでしまうのが不衛生だし痛そうだしで心配で…やはりしばらく爪切り持ってこまめにチェックしていました。指しゃぶり卒業から半年以上だった現在は爪噛みもしなくなりましたが、指しゃぶりから口寂しさを紛らわす一時的な行動なのでしょうか?そして、ついに最後の砦。3歳の三男(現在進行形)の指しゃぶりはいつやめられるのか…!?
2021年08月19日指しゃぶりを卒業させるためにとった作戦は…ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。前回までは、我が家の指しゃぶり問題〜長男編〜で、またしてもワタシの毒親黒歴史を披露することとなりました。本当に長男には申し訳ないというか、初心者母の迷走に付き合わせてしまってまして、後々から考えるともっと本人のペースを受け入れてあげたらよかったのに…と思うことばかりです。指しゃぶり問題でも大いに反省したので、次男については本人の意志で自然に辞めるまでは何も言うまい…と決心しました。次男は左手の中指・薬指2本を贅沢に使ったしゃぶり方をしました。ぐわしみたいな(古)そしてどうやらワタシの幼少期と同じらしいです(親子代々の指しゃぶり家系←遺伝…?)ぷくぷくのほっぺとクリームパンみたいなおてて、その一本一本の指もコッペパンみたいで、次男の指しゃぶり姿は結構な癒し効果もあったのでワタシもわりと気楽に見守っていました。しかし…次男は意志がはっきりしていて、歩く時でも遊びながらでも吸いたいとなったら何がなんでも吸いたい!! と我慢しないタイプ。道を歩いていて繋いでいた手を振りほどいて口に入れていた時にはさすがに言葉を失いました…もちろん2歳になっても3歳になっても一向にやめる気配はなくですね…次男は体がでかいんです。つまり手も多分平均に比べると、厚みとか指の太さとかまぁまぁ大きいんです。口の大きさに対して指が太いせいなのか、寝てる間の指吸い音が響き渡ること波音の如し……ちょっとこれは見た目的にも、保育園でお昼寝などでの周りへの迷惑なんかも考えるとやっぱり声かけをしていった方が良いのかも…決意した方針が揺らいでいた頃、もう一つの問題が。3歳差の三男もまた、生粋の指吸い。それも次男と同じ吸い方で!!(手は反対ですが)並んで仲良く指しゃぶりする2人。まだ注意しても分からない三男が横にいるのに次男だけはやめさせる、というのがうまくいくはずもなく…グダグダになってしまいました。そしていよいよ5歳目前。次男はいったいいつ指しゃぶりを辞められるのでしょうか?
2021年06月30日指しゃぶりを卒業させるためにとった作戦は…ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。長男指しゃぶりに悩んだ過去を語ってきましたが、結局のところうちの場合、これ! といった特効薬がないまま…いよいよ年長になってしまいました。いつもではないし、日中保育園ではできるだけ本人も気をつけているようでしたが、お昼寝の時間や家では外で我慢している分なのか全然やめる気配がありませんでした。この頃になるとさすがに小学校入学が迫ってきてワタシも黙って自然に卒業するのを待ってはいられなくなってきました。ついつい見るたびに指摘してしまい、精神的に追い詰めてしまうことで長男も余計にやってしまうという悪循環だったような気がします。そんな長男にもついに卒業する日がきました。どうにか入学前にはやめさせたいという思いが強くなり、以前は失敗した『卒業日を決める作戦』(前回の対策3参照)というのをもう一度やってみたんです。長男は1月が誕生日。でも、その誕生日を迎える前には恐らくほとんどやらなくなっていたと思います。この日を境にピタッとやめたということではなかったので、卒業した明確な日にちはわかりません。入学する頃には無意識の睡眠中にもやらなくなって、心底ホッとしたのですが、なんとその後、小学校に入学してから別の悩みが出てきてしまったのです…。爪噛みです。日中学校でもできてしまう爪噛みで、両手の全ての指が深爪になってしまっていました。これには新生活のストレスや、ちょうど三男が生まれて母も子も不安定だった時期も重なっていことが原因だと思います。長男の血が滲むほどかじってしまった指先を見て、激しく後悔したのは言うまでもありません。指しゃぶりを無理にやめさせると爪噛みや貧乏ゆすりなどの別の癖が出てしまう可能性もあって、その方が後々まで残って大変だよ…と、かかりつけ医にも言われていたのに。保育園時代まではなるべく自然にやめられるようにと見守る努力ができていたのは、結局「小学校に上がるまでにやめられないと恥ずかしい(さすがにそれまでにはやめるだろう)」という親都合の期限付きのおおらかスタンスだったわけです。自分の思い通りにならないとわかった途端に厳しく追い詰めてしまうなんて、典型的な支配型毒親人格じゃないですか…出産前後の精神的な不安定だったことはあったにせよ、思い返すとかなり理不尽な要求をしてしまったと思います。長男の爪噛み癖は入学から2年ほどは続きました。ワタシもこまめに爪をチェックしたり、何より下の子にかかりっきりで長男に構えなかった部分を夫と相談して対応を分担したりと気を付けてみました。学校にも慣れ、家庭内も落ち着いてくると次第に爪噛みは無くなり、4年生の今はほとんどしなくなって少し安心するとともに、こうしてストレスが行動に出るうちはまだ対処できることなので気を付けて見ていこうと思っています。さて、お次は次男。長男の反省を活かして余裕の対応ができているのでしょうか…!?
2021年06月02日息子3人が全員指しゃぶりする我が家。歯並びや見た目のことなど心配は尽きないし、医師や専門家によっても考え方が違って…。ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。寒暖差激しく何を着たら良いかわからないtomekkoです。こ、衣更え…した…?さて、今回は我が家の指しゃぶり問題〜長男編第2話となります。まずワタシと夫の基本的なスタンスとしては『いつかはやめるだろうし別に無理してやめさせる必要はないんじゃない?』というゆるーいもので、あまり躍起になってはいませんでした。小児科でも一応相談してみたものの、当時のかかりつけ医の意見も同様。むしろ無理にやめさせると爪噛みや貧乏ゆすりなどの他の癖が出てしまい、そちらの方が大人になってもやめられないという話を聞いて無理強いはやめようと思いました。とはいえ周りはどんどん指しゃぶり卒業していっているし、保育園でもやめさせた方が良いと言われているし…板挟みになってちょっと焦る気持ちもあったのは正直なところです。そこで、いつまでに絶対やめさせる!というよりはやめるのに長男にもきっかけがあったほうが良いだろうし、ぐらいの気持ちでそこまで無理しなくて良さそうなものを実践してみました。キャラばんそうこう作戦短期的にはこれ、けっこう効果があって、お気に入りのキャラクターがプリントされているのが良かったです。しゃぶり心地や味(?)に違和感が出るからという単純な理由と、もう一つはしゃぶろうとするとお気に入りの絵柄が目に入るので、それをじっと見ることでしゃぶらないようになりました。…ただし、この絆創膏をしていなければ当然効果はなく。保育園は一応キャラものを身につけて行かないルールがあり、ずっとつけっぱなしにしておくわけにもいかず、効果は中途半端。次にやってみたのは…寝かしつけ手つなぎ作戦寝る時にどうしてもしゃぶりたくなってしまうので、しゃぶる方の手を握ってみましたが…そんなバカ力どこに隠してたん…!?ってぐらいの振り払われ方(笑)当然ながらこちらも数日しか続きませんでした(母の根気が)。お誕生日まで作戦そして当時検索してよく見かけた手法で、本人の意志に任せるけど期限を設ける、というものも試しました。これはですね…年に1回しかチャンスが無いので数年越しのチャレンジになることを覚悟の上どうぞ…長男の場合は毎年言い続けて、5歳ごろの誕生日近辺でようやく自分でも「やめなくては」と思うようになっていた気がします。(…やめられなかったけどね)よく指しゃぶり対策で聞くことがある下記の手法については・辛い?苦い?やめさせる用のマニキュアを塗る → それでもやめなかった知り合いの体験談を先に聞いていて、息子には効果なさそうな気がしていた・絵本『ゆびたこ』 → 絵のテイストがあまり好きではなかったという理由で実践しませんでした。こちらでうまくいくタイプの子もいるようですし人それぞれですね…。次回は、長男の指しゃぶり卒業と、後日談です。
2021年04月28日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、こんにちは。tomekkoです。 この春ご卒園を迎えられたご家庭も多いのではないでしょうか。本当におめでとうございます!ところで卒業...といえば、赤ちゃん時代のいろんな癖や困った習慣を、幼稚園に上がるまでに、小学校に入るまでに...と卒業チャレンジしてること&してたことってありませんか?うちは、息子が3人そろって指しゃぶりの癖があったので(もちろん現役の子も…)わが家の指しゃぶり事情を描いていこうと思います。ちなみに指しゃぶりの原因ってのはなんなんでしょうねぇ…はっきりした説を聞いたことが無いので完全なる経験値の思い込みですみませんですが、うちは全員ほぼ完母で更に卒乳が早かった(それも子ども側から勝手に卒乳していった…)ことが何か関係あるのかなぁと思っています。まずは現在9歳の長男の話から。 やり出すと必ず耳たぶもセットで両手ふさがっちゃうのがいつも見てて面白かった思い出があります。当初、夫もワタシも指しゃぶりを「やらせないように」「直さなきゃ」とは思っていませんでした。なんとなく赤ちゃんのうちだけで、そのうち自分でやめていくだろうと楽観視していたからです。なんならちょっと動揺した時や不安を感じた時にすかさずセットされる様子に「指しゃぶるのはさすがにやめられても耳たぶの癖だけ残っちゃって大人になっても動揺するとやっちゃってたりして(笑)」なんて将来を想像して笑っていたぐらいです。しかし、徐々に年齢が上がるとそうも気楽なことを言っていられなくなりました。通っていた保育園では2歳児以上で指しゃぶりをしていると注意を受けるようになったか らです。先生方は見つけると、自然に手遊びなどに誘って指しゃぶりをしなくて良いように誘導してくださっているようでした。家でもやらねば...とは思うものの、夕方仕事帰りからのドタバタの中ではゆっくり手遊びなんてしている暇はなく、夕食前などテレビに子守りをさせることも多かったのでなかなか声掛けなんてできません(涙)また仲良しのママ友は、0歳の時からおしゃぶりを使い、時期を決めて断しゃぶ(略すと人聞きが悪い!!)していました。うちは哺乳瓶の乳首を受け付けない子どもだったのでそもそもおしゃぶりを導入できなかった…。何日か夜泣きで大変だったとのことですが、指よりも物理的に切り離せるおしゃぶりで、2歳までに卒業できたと聞いてちょっとうらやましくなったものです。そんなこんなで2歳、3歳とやめられないまま時だけが過ぎ、いよいよ悩んだわが家が試してみた指しゃぶり対策を次回からご紹介したいと思います。
2021年03月30日こんにちは。気軽に遠出もできなくなってはや1年経ちますが、皆さんいかがお過ごしですか?おうち時間、間が持たなくて動画サービスに頼ることも多いんじゃないでしょうか。もちろんわが家も例に漏れずなんですけども…3兄弟、上と下が歳が離れているうえにそれぞれ好きなジャンルも違ってチャンネルの取り合いに。何でもありなYouTubeでは年齢制限のフィルターをかけていても、ちょっと目を離すと残酷なものや不適切なものが紛れ込んできて気が気でないし。コンテンツ供給過多のこの時代、何を選び取るかの判断って難しいですよね(ため息)そこで、去年の緊急事態宣言の頃から入会して、困った時に頼っているのがディズニープラス。『子育てに魔法をプラスしよう』というコンセプトに大納得です。クオリティが高く品位のある全年齢に安心なディズニーの物語を月額770円(税込)で利用できるんですよ。しかもDLすればオフラインでも見られるから、病院の待ち時間などにも便利でかなりコスパがいいと思う!■家族の会話が増えた! 我が家のおすすめ作品tomekko家的ヒットシリーズは、ナショナル ジオグラフィック!3兄弟まとめて(何なら家族全員で)夢中になれるコンテンツです。ナショジオの野生動物シリーズ本当〜にすごい。今は『ホスタイル・プラネット 非情の惑星』の映像の美しさに感動しながら見入っています。 >>作品情報はこちら 特に良かったのが、「こんなのどうやって撮っているんだろう?」「この動物は何ていう名前なの?」と家族間の会話が増え、長男は調べてみたり、オトウトズはその動物の動きを真似して遊んだりとただ見るだけのコンテンツでは終わらなかった点。クラシックアニメももちろん見られます!! >>作品情報はこちら イマドキのキレイな映像のものもたくさんあるけど、古い作品なのに『メリー・ポピンズ』でアニメと実写の合成で楽しそうに歌い踊る様子に子どもたちが大喜び。一緒になって踊る姿になんかジーンとしちゃいました。良いものはどんなに時が経っても良いのだなぁ。親の都合で下の子たちに「ちょっと見てて!」って時もあります。長男の勉強中、下の子たちに静かにしていてもらいたい時とかね。定番はミッキーマウス クラブハウス。知育と楽しみを兼ねていて、エンディングでは毎回踊るので運動にも? >>作品情報はこちら 次男は『パジャマスク』や『ミッキーマウスとロードレーサーズ』がお気に入り。怖いキャラクターが苦手な次男三男には、怖い悪役が出てこないのが良いんですよね。 >>作品情報はこちら >>作品情報はこちら 夕飯の支度や忙しい時の助けにもなるけれど、学びの多い内容が多いから罪悪感無く見せられるのもありがたいですね。このディズニープラス、うれしいのは子どもだけじゃないの! 大人もすっごい楽しんでます。■パパもママも大好きな作品をたっぷり堪能!夫は今更ながらスターウォーズを履修中。夜な夜な(寝落ちしながらも)進めては、休日にレゴで子どもたちに宇宙船っぽいものを作ってみたりと遊びに派生させています。その結果ちょっと子どもたちから「お父さんってすごい…!」とリスペクトされ始めました。私はというと、実写化されたのは知っていたけど見られていなかったクラシックアニメを一気見してこだわり抜かれた衣装や映像にうっとり(しながらお菓子ボリボリ)。また制作の舞台裏などのドキュメンタリーも好きなので名作の制作現場やラフなどが色々見られて嬉しいです。 >>作品情報はこちら ■「ラーヤと龍の王国」も視聴可能!ディズニープラスでは、なんと最新作の『ラーヤと龍の王国』も映画館と同時に公開されました。(※月額料金にプラスで3,278円(税込)の支払いが必要です)早速見てみたところ…最近の映像技術のクオリティにまず衝撃! アニメとは思えない水の表現・質感に感動しました。 >>作品情報はこちら 主人公のラーヤは強く、自立した今時のヒロイン像。諦めない心や人を信じる気持ち…日々をこなすことに精一杯になりがちな大人のワタシたちも勇気をもらえる作品でした。それにしても、ディズニーの最新作を映画館に行かずしてゆっくり見られるなんて贅沢な体験でした。思えば映画を見に行きたくてもそもそも大人の見たいものは諦め、いつも子ども優先になっていました。わが家のように人数が多かったり、幼児がいても気にせず家で見られて途中で止めたりもできるのはすごく助かりますね!当初は月770円(税込)かー、そんなに見るかなぁ? なんて思ってたワタシですが、今ではめちゃくちゃお得だよー!! と声を大にして言いたい。春休みも近くなり、家族でのおうち時間が増えそうな今こそ、試してみてほしいです〜! ディズニープラスについて詳しくはこちら おうち時間を楽しもう!3/19より「春休み!大切なことを教えてくれる物語の魔法」特集がスタート!子育てに魔法をプラスしよう。ディズニープラスがあれば、春休みも、毎日が“特別な日に” 。家族みんなが笑顔になる、ディズニー作品が盛りだくさん!家族のきずな、友達を思うきもち、冒険のワクワク、そして前に進んでいく勇気。物語の魔法が、大切なことを教えてくれる。この春休みは、家族みんなでディズニープラス を楽しもう! 特集について詳しくはこちら Disney+ (ディズニープラス)とは?1.ハイクオリティな5つのブランドの映画・動画が見放題(*1)ディズニー公式動画配信サービスでディズニー、ピクサー、スター・ウォーズ、マーベル、ナショナル ジオグラフィックの映画・動画・デジタルコンテンツが定額見放題!(*1)*1)一部個別課金あり2.新作映画、日本未公開の話題作、懐かしの名作に加え、ここでしか見れない作品も劇場話題作はもちろん、子どもの頃に見た懐かしい名作との再会や、日本未公開の劇場映画など、常に新鮮な発見と出会いを提供! Disney+ (ディズニープラス)独占配信の長編映画、シリーズ作品など、バラエティ豊富なディズニープラス オリジナルが続々登場!3.いつでもどこでも、英語でもテレビ、スマホ、タブレット、パソコンでいつでもどこ でも見ることができます。最大4台まで同時視聴可能で、家族それぞれ好きなものを見られます。ダウンロードで 外出中も通信量を気にせず楽しめます! 英語の字幕・音声切替可能も簡単なので、子どもは大好きな作品で英語に親しむことができます。 はじめてなら初月無料!詳細はこちら dアカウントで「ディズニープラス」と「ディズニーDXアプリ」が楽しめるサービスにご加入いただくと月額 770円(税込)、はじめてなら初月無料▼他のコミックライターさんの体験談はこちら PR:ウォルト・ディズニー・ジャパン© 2021 Disney© 2021 Disney/Pixar© 2021 Marvel© 2021 Lucasfilm Ltd.© 2021 NGC Network US, LLC. All rights reserved.© 2021 Disney and its related entities© 2021 Disney. All Rights Reserved.
2021年03月26日こんにちは。もう花粉で前が見えない…tomekkoです。子どもの習い事話、主に親側の黒歴史を垂れ流すことになっておりますが、教育の専門家の方のお話を聞いてみると、習い事をジプシーすること自体は今は悪いこととは捉えられないことが多いようですね。むしろ一度始めたんだから、自分でやると言ったんだから…という理由で合わない、嫌がっているのを無理に続けさせることの方が弊害があるようです。ワタシの場合は親の独りよがりであれでもない・これでもないと手を出しまくっていたのであまり良くない例ですが、子どもの方からやりたいと言ったものは、一度やらせてみて合わなければやめるのでも良いんですって。さて、 前回 は意外なところでようやく長男に合う習い事が見つけられたという話でしたが、もう一つやってよかったものがありました。そう、話題のプログラミング!数年前から、何となく向いていそうな気がして単独のワークショップなどがあれば参加してみていました。でもまだ年齢が低かったり、通える範囲に教室が無かったりで本格的に始めることができていませんでした。1年生の頃に一度、夫の仕事関係で開催されたプログラミングイベントに参加してみたんです。付き添っていた夫からの長男の話を聞いて、ワタシも意外に感じました。手堅く受け身な性格で、説明が無いものを勝手にいじったり自分から進めていくタイプではない長男。そんなことをする時は、よっぽど好きなものにだけ…かつて新幹線にハマっていた頃、東京駅の新幹線ホームに解き放たれた瞬間走り出したあの姿以来そんな姿は見ていない!!これはじっくり習わせてあげたい! と思いつつ下の子を同伴しての付き添いや時間帯の問題などの壁があって動けずにいました。そんな時に、緊急事態宣言、そして休校。この時期に色々なサービスがオンライン化して体験しやすくなっていたので、これ幸いと我が家も手を出しました。その中に、プログラミング教室のオンライン体験があったんです。長男が試したのはscratchを使った初心者向けのプログラミング。最初は動画の説明を一緒に見て、ブロックに書かれた用語も読めない漢字があったので手伝いながらやっていたのですが、あっという間に慣れた長男。すぐに親の存在意義とは…? になりました。このオンライン体験は、通塾型のみだった教室が普段使っているサービスを提供するだけで、先生からのサポートはありませんでした。ちょっとここ分からない…というところをすぐに聞けないのは不便でしたが、しばらくすると、この教室が本格的にオンライン授業型を始めてくれたため、正式に入会することにしました。オンライン教室では、月に2回他の生徒や先生とzoomで質問したり作品を見せ合ったりする時間があるんですが…いつも一緒にいなくて良いと言われるので、正直長男がどんな風にオンライン授業を受けているのだろうと不安に思っていたのですが、先生からのフィードバックを受けて拍子抜けました。やっぱり好きなもの、興味のあることなら積極的に発言もできるんですね。普段は同級生とも自分からは会話しない長男。ここでは中学生も低学年も入り混じり、プログラミン歴は年齢と関係なかったりとさまざまな人と交流するわけですが、あまり臆することなく話しているようです。結局、合わない場所で頑張れ頑張れといくら励ましても本人のストレスが溜まるだけ。でもどんな子にも自分に合う居場所があって、そこには無理をしなくても会話できる仲間がいて。習い事を含め学校以外のコミュニティというのは結局自然に楽しめる・頑張れる場所をいかに見つけられるかなんだな、とつくづく思いました。今回のプログラミングはたまたまこれからの時代に必要とされているスキルでしたが、もしかすると習っている長男は、書道と同様スキル以外の部分から学んでいることがあるのかもしれないな…と。今後、長男だけでなく弟たちも習い事を検討するタイミングがあると思います。その時に、スキルを身に付けたいという視点だけでなく本人の本質との相性、そしてどんな気持ちで参加しているかにアンテナを張って見ていきたいと思ったワタシでした。
2021年03月06日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。長男の習い事放浪記を書けば書くほど当時の自分の身勝手な上から目線の試行錯誤ぶりにイライラしているtomekkoです…。そして振り回され続けた長男にも申し訳ない気持ちでいっぱい。今はようやく彼に本当に合う習い事が見えてきて落ち着いたからこそ書けるわけですが、わが家の悪い例を参考にしていただいて、皆さんの家庭やお子さんに合った習い事が見つけられたら幸いです。さて、さて、 前回 に引き続き、今回も習い事についてです。学習系でも先回りしすぎて失敗に終わったわけですが、その後も懲りなかったワタシ。仲の良いお友達がやっていて良いと聞いたそろばん教室に通い始めました。ここでもまたダメ親のクセが出てしまいました。本当に悪い例ですね。親が自分のコンプレックスのツケを子どもに払わせるとかもってのほかなのですが…何度繰り返せばわかるんじゃ! と自分に腹が立ちますが、これもまた当然ながらうまくいきませんでした。そもそも苦手な右手を使って玉を動かすのはとてもしんどかったと思います。いつまで経ってもスピードは上がらず、どうやら頭で計算するクセがすでについてしまっていた長男は暗算も速くなりませんでした。結局、コロナで教室がしばらくお休みになったのをきっかけに辞めることになりました。今は学習系はオンラインの英会話のみ、家では学校のカリキュラムを復習できる国語・算数のドリルをやっています。先取りをするよりも、学校で学んだことが理解できているかを確認するものなので、親の目にも理解度がよく見えてよかったです。もうお分かりとは思いますが、ここまでいろいろな習い事にトライしてみた結果、子どもの気持ちを無視して親がこうなって欲しい&こんなスキルを身につけさせたいという一方的な希望でやらせた習い事は、わが家の場合ひとつも実になりませんでした。では、やってよかった習い事は…?実はあるんです。ようやく見つかった、本当に長男に合った、良さを伸ばしてくれる習い事。その一つが、書道でした。ママ友が先生で同級生も何人か一緒に通うと聞いて、当初は内容よりも友達付き合いが深まるかな、という程度の考えで長男に聞いてみるとやりたいというので始めました。…いえ、ちょっとだけこれも、右手の訓練になるかな〜なんて思惑もありました…。でも実際に始めてみると…普段左手で書いている硬筆は丁寧ですが時間がかかり、本人も力が入ってストレスを感じている様子。でも書道は右手で、しかも鉛筆とは違う力の入れ加減になる筆を使います。これが変に力みが出なくてよかったみたい。そして精神統一…というと大げさかもしれませんが集中が必要な種目は長男の得意とするところ。この時間が、長男にとってとても良いリフレッシュになっていたようなんです。態度も作品もよく褒めてもらい、級も順調に上がっていくという成功体験をここで初めて経験することになりました。ついつい何を習えば「役に立つか」「有利か」を考えてしまうけれど、習い事を通して身につけるべきもの、得るものって小手先のスキルや学習の先取りだけではないんですよね。別に字が上手くなくても、毛筆で綺麗に書けなくても、別に学校生活や生活するのに困ることではありません。でも何事も受け身であまり欲もなくおとなしい長男が、書道を通して得意なことに気づいたり、リフレッシュの時間になったり、何より「自信」をつけることができるなら彼にとっては他の何にも変え難い価値のある習い事なんだな、ということにワタシ自身がようやく気づけたのです。そういう意味では、長男を振り回して辛い思いをさせてしまったけれど、いろいろな習い事を試してみたことの価値はあったのかなと思います。ただ戻れるのであれば、長男の足りないところを埋める発想ではなくて、彼がやりたいと思えそうなこと、興味を持ちそうなことを掘り下げる発想で習い事を探してあげたかったですね。次回、最後にもう一つ、やってよかったと思える習い事を紹介したいと思います。
2021年01月30日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。年末ですね。師走ですね。今年は帰省もままならず、巣ごもり年越しするので準備に地味にやることが多いです…さて、 前回 に引き続き、今回も習い事についてです。子どもの習い事は、学ぶ内容はもちろん、環境や先生との相性、学び方もいろいろなので合う合わないの見極めが大事。親が良かれと思ってやればやるほど、子どもに苦しい思いをさせてしまうことも…。スイミングは、どうしても泳げるようにさせてあげたいという思いから、長男の気持ちを無視して結構長く粘ってしまいました。子どもに対しても、そして金銭的にも大反省…でした。ただそれが実感できたのは最近のことでして(おっそ…)。自分自身の運動系が苦手というコンプレックスから、子どもに最低限のことは習得させてやりたいという思いが強く、小1ぐらいまでは夏休みや冬休みに懲りずに短期の体操教室に通わせてみたりしていたダメ親です。現在は考えを改め、習っているスポーツ系の習い事は本人が強く希望して始めた少年野球のみ。それも数ヶ月に渡り長男のタイプに合うチームを探して見つけました。(詳しい経緯は ブログ の方に書いているのでご興味あればご覧ください)人数も少なく強いチームでは無いけれど、「勝つ」「強くなる」ことよりも「野球を好きでいられるように」「楽しいと思えるように」とじっくり教えてくれる穏やかなコーチのおかげで、マイペースな長男もプレッシャーを感じずに自分なりに努力して参加できているので、良かったと思えています。では、学習・勉強系は? というと…これまたスポーツと似たような考え方でつい最近まであれこれジプシーしていました。はい、まだまだ習い事暗黒時代が続きますよ…最初に学習系に手を出したのは長男年長さんの頃。未就学児向けに毎月楽しめる教材を送ってくれる通信講座にはずいぶんお世話になりました。これのおかげで長男は平仮名をある程度覚えられたと思うし、一定時間机に向かう習慣のような、小学校入学準備にもなったので良かったです。ただ、小学校に上がるタイミングでふと過去の自分が甦ってきました。同じ記憶がある方も多いのでは無いでしょうか?付録だけ使って、あるいは封さえ開けないまま毎月積み上がっていく教材たち…小学校に上がってから急に増える「やらなければいけないこと」を思うとどうしても過去の自分の二の舞になりそう、と先回りして辞めさせてしまいました。長男と自分は別の人格なんだし、コツコツやるタイプの子には合っている通信講座。もしかするとあのまま続けていても良かったのかも…と今となっては思います。なぜかというと…通信講座をやめて代わりに始めた通塾型の教室があまり合わず、続かなかったんです。学校から直接行って先生から個別指導してもらえるのが魅力の立地。そして通信型だと自分次第なところがあるので親がくどくど言うことになってしまいますが、毎週先生に見てもらえるし、学校の進みに合わせて予習復習ができてありがたい、と思っていたのですが…ワタシが勝手に先回りしたせいで、むしろ入学でいろいろ不安定な時期にまた別の新しい環境につっ込むことになってしまい、負担を増やしてしまったのかもしれません。楽しい付録もなく、毎日宿題もあったのですが1年生の長男はやりたがらず、教室でもあまり集中して取り組めていないことが分かり…やめることになってしまいました。次回に続きます…
2020年12月29日前回 の記事サッカーに行きたくないという長男に対して…苦手をなくした方がいいと思い込んでいた私は…前回の記事に、たくさんの感想をいただきありがとうございました!子どもの習い事に関して同じ悩みを持たれている方も多く、共感しながら読ませていただきました。どうしても思い入れが強くなってしまう長子、それも苦手分野が自分に似ているとついつい悪い部分にばかり目がいってしまうんですよねぇ…自分で書いた前回の記事を改めて読み返しても、かわいそうなことをしてしまったなぁ…と大後悔です。でも、実はまだここからしばらくダメ親思考は続くのです…サッカーはやめたものの、その時はクラブ側の事情での解散だったので本人の気持ちを1番に考えるという発想をまだ持ち合わせていませんでした。とにかく運動能力を少しでも高めてあげたい、小学校で困らないように…とばかり考えて、年長から始めたのはスイミング。長男がチームプレー系のスポーツに向いていないことは分かったので、そこは考慮して個人競技のスイミングにするという配慮(?)はしたつもりでした。最初に入ったスクールは先生も優しく、長男もなんとかついていっているように見えて、級も少しずつ上がっていたのでほっとしていました。そして1年経ち、小学校に上がるタイミングで送迎バスが来てくれるスクールに変更し、仲の良いお友達と一緒にバスで行けることでより楽しめるかなと思ったのですが…以前習っていたスクールはかなり甘かったようで、新しいスクールでは 1年通っていたとは思えないほど下の級からのスタートとなってしまいました。そして進級テストの審査基準が厳しい新しいスクールでは、一緒に通っている友達がどんどん級を上げていく中、長男は一向に上の級に進めずどんどん自信を失っていってしまったのです…なんとか挽回させてあげたいと、休日に何度か夫がプールに連れていくと…どうやら長男は、マンツーマンで信頼できる人にじっくり教えてもられればできるようになるみたい。あれ…?親が教えたほうが上達するなら、スクールで他の子と比べられて辛い思いをしながら、月謝まで払ってスクール通う意味、とは…?結局、個人競技だったとしても大人数で流れ作業的に「前の人と同じことを同じスピードで」こなしていく、そして体で覚えていく、というやり方が長男には合っていなかったようです。手取り足取り、じっくり説明しながら丁寧に教えられればできるのですが、それをスイミングスクールに求めるのは無理があるので…。年長からトータル3年近く通ったスイミングですが、ちょうどコロナ禍でスクールが休校になったタイミングで夫と話し合いました。最低限は泳げた方がいいとは思うけれど、休日にどちらかがマンツーマンでじっくり教えに市民プールなどに連れて行くほうがずっと成果が出そう。という結論で、スイミングも退会することになりました。少しずつではありますが、長男の特性に気づき、本人の学びやすい環境を探す方向性になってきたわが家。とはいえ、まだまだ試行錯誤は続きます。
2020年11月28日前回 の記事長男が初めての習い事「サッカー教室」をはじめたのですが…そのスクールはコーチが細やかで丁寧に教えてくれましたし、少人数で未就学児にとっては安心できる習い事でした。また夫がサッカー好きなので、週末のたびに長男を公園に誘ってボールさばきやシュート練習なども教えていました。ただ、実は大事なことを見落としていたんです。幼児ばかりのサッカーなんて、ボールが転がれば作戦もチームプレーもなく、ひたすら全員ボールに向かって団子状態になってしまうもの。でも、長男は1人だけ違う行動をとっていました。ひたすらコートの外周を走り回っていたんです!最初のうちは「ルールがわかっていないのかな?」と思っていましたが、どうやら違うみたい。そう、この時はまだ気づいていなかったんですが、長男はいわゆるHSC(人一倍敏感な子)の気質があり、大人数が固まって蹴り合ったり服や体を掴まれたりするような激しい場に怯えていたんです。ボール遊びや走り回ることが嫌いなわけではなく、一対一で丁寧に教えてもらう分には不器用ながらも泣き言も言わず、また退屈する様子もなく真面目に取り組んでいました。一年ほど続けてみたんですが、長男は徐々に試合形式が増えてくると行くのを嫌がるようになったのですが…ちょうどその時期に、スクールの事情でチームが解散となり、結果的にサッカーは1年半ほどで辞めることになりました。初めての習い事、今思い返すとその頃は子育てへの考え方が偏っていて、親がわが子に身につけさせてあげたいことや、苦手そうなことの克服のために習い事を勝手に選んでしまっていたなと後悔しています。運動が苦手にならないように全身運動を、チームプレイを学んでほしいから球技を…というように。ワタシの目は長男の悪い部分にばかり向いてしまっていて、弱点をいかにつぶすかばかり考えていました。そうすればきっと本人の自信になる、小学校に上がってもつらい思いをせずに済む…と。本人は一度もサッカーに興味を持ったこともなく、やりたいとも言っていなかったのに…この子自身はどんなことに興味があるのかあるいは合っていそうなのか? という子どもの気持ちを主体に考えられていなかったこと…親として未熟だったと思います。そして年長から、また新たな習い事を始めるのですが…
2020年10月29日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。さて、今回から子どもの習い事について…わが家の迷走にお付き合いいただけたらと思います。子どもの習い事…どんな信念や価値観で選ばれてますか?基本的には子どものやりたいことを応援したい一方で、子どもが望むと望まざるとに関わらず、経験させておきたいことや身につけさせておきたいこともあります。でも、習い事漬けにしないように、きょうだいのバランスや送り迎えの可否など、考えることは多岐に渡って…疲れますよね……うん、疲れてる(今)一応わが家にも夫婦で一貫している子どもの習い事に関する原則はあります。憧れで始めてみたけど、思っていたのと違った、先生と合わなかった…ということも往々にしてあると思います。自分も幼き頃バレエ漫画に憧れて始めたクラシックバレエでまざまざと経験しております…!! 見るとやるでは大違いってことをね……ワタシのことはさておき、一回始めたんだからと無理に続けることで習い事が苦痛になってしまったら、せっかく教えてもらったことも身につかないと思うわけです。また同じ習い事でも、教え方や先生、方針などによって子どもとの相性が違ってくることもあると思います。だから、あまりにストレスを感じるようなら辞める勇気も必要、と考えています。うちの初めての習い事は、長男年少の時。年少って、幼稚園だと午後そのまま園内でできるお絵かきや体操の教室があったり、習い事を始める子も多い年齢ですよね。うちの場合は保育園なのでそういった教室はなかったのですが、2歳ごろから長男の運動能力を鍛えられるような習い事をさせたいと思っていたのでした。外遊びは嫌いではないけれど、どうも体をバランス良く動かすことや少し複雑な動きが苦手なようで、さらに左利きの傾向が見られたので親だけでサポートするのは難しいなと思っていたところ…公園で、同じマンションのお友達がサッカー教室のレッスンを受けているところに通りかかったところ声をかけられました。サッカー好きの夫に相談したところ今思えばこの時点で長男自身はあまりやりたいとは思っていなかったのかもですが…(汗)というわけで、週1回、保育園の帰りに始めたサッカースクール。本当小さい子のぶかぶかユニフォーム姿って尊いですよね〜可愛い!!当時同じマンションのお友達が数人入っていて、みんな上手だし小さい子にも優しく安心感もあったのですが、長男本人はとても不安そう…そのわけは次回…!
2020年09月29日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、こんにちは。tomekkoです。 コロナ禍が長引きすぎて、もはやこの体重増加は一過性と思えなくなってきました…夫、ひょろっひょろのもやしっ子だったんですよ。ワタシだって、10年前は(上半身だけは)薄っぺらかったのに。なんだか2人して過ごした年月の厚みに…いや肉の厚みにしみじみしてしまったのでした。夫は同じ悩みを抱えつつも早朝ランや自転車など、コソ勉ならぬコソトレしているの、ずるい。でも…じゃあ走るか?と言われると…ただでさえ暑い中外へ出るのすら嫌だー! というわけで引きこもり主婦、ダイエットを決意しました!!(何回目の決意だろう…) 運動オンチ、しんどいこと、苦しいこと嫌い、三日坊主というぐーたらにできるエクササイズなどあるのか!? まずは誕生日にもらったフィットネスゲーム! ですが… 日中や寝る前は子どもたちにテレビを取られるし、子どもたちが寝た後夜中にやるのも寝つきが悪くなりそうで気が引けるし、朝イチは悪者倒しにいける元気もないしぃ… と、どんどん言い訳して尻つぼみに。 もはや電源入れたりアイテムの準備をすることすら億劫になってしまったことをここに告白いたします。 そんなわけで食べるわ飲むわ、運動しないわでまずいと思っていたところ、たまたまTwitterでスクワット100回を毎日3か月間続けたという方のビフォーアフターを拝見して、急にものすごいやる気が出てきました。 最初は自分に1日100回のスクワットなんて到底無理だろう、と思っていたんですが、その方のとてもきれいにヒップアップして太ももに隙間ができている様子を見ているとだんだんやりたくなり、ついには夫の謎の例えマジックにかけられ決意! その日から、母さんは立ち上がったついでや洗濯物をたたむついでに突然スクワットをする人になりました。そして始めるとおもむろに並んで真似っこし始める3兄弟。母の真似っこしているつもりの三男の動きが絶妙に腹筋に効きます。 で…?効果のほどはというと…?現在1ヶ月(体調不良の日以外毎日)が経過していますが、見た目の体型には…うーん…そんなに変化ないかな…体重は、増えなくなったけど痩せもしないっすねー(若干ふてくされながら) 20回程度に小分けすると、もしかしたら効き目無いのかもしれない。それでも20回だとほとんど負担にならないから嫌にならずちょっとしたついでにやりやすいんです。 少し耐久力がついてきて、1セットを30回にしたり、50回を目指して挫折したり。 でもね、もうね、正直言ってこれで痩せなくてもいい(当初の目標どこいった!?) コロナ前に行った整体で言われた言葉を思い出したんです! よく考えたら×1.5の体力って具体的にどんくらい?ってよくわからないんですが、少なくとも今の生活を回すのに体力の余力がまったくない状態だったと思います。 当時仕事が忙しすぎてどうにもこうにも机にへばりつきになっていて、たぶんすごく病気にもなりやすい状態だった。でもいざ自分の体力がマイナスになった時のことって想像する余裕もなかったなぁ… 仕事に限らず、子育てしていると自分のことは後回しになって見た目のケアはもちろん、基礎体力づくりとかしている余裕も元気も無い人は多いですよね。 今はまだ隙間時間だけど、痩せる痩せないは別として、まず今年中に人並みの体力は作っていこうと思います!!(ついでに痩せたい…!!)
2020年08月30日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。最近寝るのが趣味というぐらいロングスリーパーになってしまい体力不足が不安なtomekkoです。ワタシ、子育てを始めてから自分でも随分性格が変わったな…と思っているし、周りからも「顔つきが柔らかくなった」「丸くなった(体型のことかもしれない…)」と言われるんですが、今日はその理由を描きたいと思います。日々子どもたちに育てられている、とはよく言っているんですが、実はそれだけではなくて、夫と義実家からの影響が大きいんですよね。基本頭が固く「母とは、妻とはこうでなくてはならない」と思い込んだり「こんなこともできないワタシはダメだ」とネガティブになったりしやすかったワタシは、特にお義母さんの言葉でその呪縛が解けたので、今子育ての呪縛に苦しんでいる人に少しでも伝えたくてシェアします。1つ目は次男が生まれたばかりの頃のこと。お義母さんが数ヶ月滞在してくれて、家事をサポートしてくれていたんですが、いつも美味しくて子どもが喜ぶ手料理が出てきました。ある夜のこと、もう夜も10時を過ぎているのに、お義母さんがお料理の仕込みを始めたんです。人それぞれ得意・不得意なことは違う自分には苦手だったり、やりたいとは思わないようなことも相手にとっては気楽にできることなのかもしれないし、その逆もある。それを分かりやすく教えてくれたお義母さんのおかげで、産後手伝ってもらうことへの罪悪感が和らいだだけでなく、誰かを頼ったり頼られたりすることにも抵抗が少なくなって育児ストレスが減りました。そして、もう1つは…お義母さんが介護を経験して得た考え方が、私の育児にも役立ったのです!お義母さんは、義父のお母さんを自宅で介護し、看取りました。その後にワタシの母が祖母の介護で悩んでいた時にいろいろアドバイスをしてくれて、そのひとつが次男のトイトレの時にワタシを救ってくれました。汚れたら捨てるよく考えたらシンプルなことなんですが、これはトイトレに臨む心の負担を大幅に減らしてくれました。トレーニングパンツは何層構造とか普通のパンツよりも手の込んだ作りのものが多いけれど、そうは言っても結局漏れません…? どうせ何を履かせても漏れるなら、激安のトレパンをたくさん用意しておいて、大の時はオムツ感覚で有無を言わさず捨てる!実はそんなに長い期間ではないトレーニング期間、漏らしてしまうことはしかたなく、子どもが悪いわけじゃないのに後始末のイライラで辛く当たってしまう…そんな負のループを繰り返すくらいなら、どこか諦めるポイントを作って「あー出ちゃったね!次は出る前に言えるかな〜」と明るく笑ってポイ!ができたら、親も子も救われますよね。長男のトイトレの時に大のお漏らしを毎回半泣きで洗い、その後の浴室の掃除までが本当に大変だった…その時の記憶が蘇るたび、なんでこんなにシンプルなことに気がつかなかったんだろう、と自分の視野の狭さに切なくなってきます…。お義母さんだけでなく、夫の家族は一言で言うと「自他の境界線がはっきりした人たち」人は人、自分は自分それぞれ意見が違うこともあるけれど、認め合う。それは家族でも他人でも同じ、というスタンスです。ワタシたち夫婦が何か相談しても、「私たちはこう思うけど自分たちで決めたことならいいんじゃない?」とさらり。「だって大人でしょ?」「家族なんだから」「親子なんだから」「結婚は家同士の問題」と常にがんじがらめだった自分の実家とはあまりにもかけ離れていて結婚当初はドライに見えていたんですが、今では誰にとっても心地よい関係が作れる素敵なあり方だと分かって、子育てにも夫婦関係にも取り入れて見習っています!▼tomekkoさんが描く…誰も見たことのない世界虫×人間…? 型破りの擬人漫画、ここに登場!Dモーニング&ベビモフで大反響の奇作が待望のコミックスに 「飛んで火に入る (モーニング KC) 」 (tomekko/講談社)▼tomekkoさんからコメントをいただきましたこの夏カブトムシを飼うご家庭も多いと思います。虫が好きな人も苦手な人も読んでみてほしい、イケメン(虫)カブトムシとニンゲンのコドモたちの関わりを描いたひと夏の”飼育漫画”です。1話は↓↓で読めます!【カゴの中でイケ虫(メン)戦国してるカブトムシの話】(1/6)今宵お宅のお庭でも… pic.twitter.com/zuyOkw2cPl — tomekko@『飛んで火に入る』単行本7月20日発売 (@purpletomeko) July 20, 2020
2020年07月30日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。世界中を震え上がらせた新型ウィルス…まだまだ油断できませんが、徐々に日常を取り戻している方も多いのではないかと思います。でもね、大勢で集まってパーッとやろうぜ! みたいなことは当分できないですよね…ステイホーム中、いろんな種類のストレスもあったし、それを解消するグッズもサービスもあった。でもやっぱりどうにもならなかったのは、人との触れ合いでした。(だってそれを避けるための自粛だもんね)オンライン飲み会で盛り上がった後に「あー!みんなでハグしたいね!!」と突っ伏したママ友の言葉に、オンラインでは埋められない切なさをしみじみ…だから今、できないけど一番やりたいこと。それは親族や友達家族と一緒に夏らしい楽しみを満喫すること!!親子揃って人見知りな我が家にも、家族ぐるみで遊んでくれるお友達がいるのですが…こんな状況になるまでは、しょっちゅうお互いの家を行き来してはご飯を一緒に食べたり出かけたりしていました。夏休みはお泊りをし合ったり、お祭りに行ったり…去年の夏は、その家族と一緒に川遊びキャンプをする予定だったのですが…我が家の3兄弟が直前に相次いで手足口病にかかり、あえなくキャンセルしたんですよね。そして今年こそ…と思っていたのに…そんな去年のことを思い出すと、新型ウィルスじゃなくても身近にはいろんな病気やトラブルのリスクがあって、人間は長い歴史の中でうまくリスクと付き合いながらやってきたんだよなぁ…なんて思います。他の病気同様に新型ウィルスも予防策や薬の開発などが進んで、気兼ねなく人と手を取り、たくさん笑い合って過ごしたい! もともと夏の思い出ってキラキラしてるけど、この経験を経てさらに輝いて見える気がします。早くそんな夏の思い出を作りに行きたいなぁあ!!
2020年06月25日ウーマンエキサイトの読者の皆さんこんにちは! tomekkoです。 わが家は男の子3人なので、夏は玄関のニオイが気になります。将来は運動部の部室のような(?)状況になることもすでに予想できています。というか、まだ8歳4歳2歳ですが…夏になると既にそのふしはあるのです。 最近の暖かい陽気に誘われて、晴れた休日は公園で野球をしていることが多い3兄弟。ポンコツ母とキャッチボールをしたり、父とノック練習をしたり、子どもの体力は底なしですね。母の方がへとへとになります(泣)親も子も走り回って汗だくになって帰宅すると、ドタバタと靴を脱いで廊下を駆け抜けていく子どもたち。そこに残るのはなんとなく嗅いだことのある不快なニオイ… そう、あれは…私、結構鼻がきくんです。夫や子どもは気づいていないけど、夏の彼等の足のニオイは…凶器なのですよ。 もうダメだ…ニオイでくらくらしていた私になんと、救世主が現れたのです。 久光製薬さんの『ブテナロック®除菌抗菌スプレー』を授けられた私!久光さんを信じて…いざ噴射―――! ニオイの原因となっている、スニーカーの中、臭いままの足を擦り付けている玄関マットにもスプレーしてみると、ニオイモンスターがみるみる消えていく。 すごい…さすがのブテナロック®除菌抗菌スプレー! 除菌力がハンパないのです。 除菌力は強いのに優しくさわやかなせっけんの香りで、玄関の空気が澄み渡るような…汗だくの男子たちもさわやかな好青年にさえ見えました。 そんなわけで、わが家の新習慣として玄関に「ブテナロック®除菌抗菌スプレー」を常備することが決定です。我が家の玄関のニオイ対策はこれでバッチリ!■ 99.9%除菌!「ブテナロック®除菌抗菌スプレー 」今回tomekkoさんが使ってくれたのは「ブテナロック®除菌抗菌スプレー」。優れた抗菌力が18時間持続し、靴やバスマット(布製品)などに潜む、水虫原因菌(白癬菌)などの雑菌の増殖を防ぎます。 ブテナロック®除菌抗菌スプレーの購入はこちら ブテナロックシリーズ詳細はこちら ■ ブテナロック®シリーズでトータルフットケアブテナロック®シリーズは、足もとに関するケアをトータルでサポート!靴の除菌抗菌には、ブテナロック®除菌抗菌スプレー 、水虫の治療にはブテナロック®Vαがおすすめ!そして、夏の足の不快感を感じている人には、ブテナロック®足洗いソープがおすすめです。 つんさんの体験と感想はこちらから ブテナロック®足洗いソープの購入はこちら ブテナロックシリーズ詳細はこちら PR:久光製薬株式会社
2020年06月16日前回 からのあらすじ(全6回)父親としての自覚を持って家族を支えるつもりだったのに、いつの間にか家に居場所がなくなったゆうすけは…ゆうすけとケンカしたせいで、ルイ起きちゃった…また、寝かしつけは最初からやり直しか…私は、赤ちゃんのお世話で自分がこんなに追い詰められると思ってませんでした…。自分のペースで食事や睡眠が取れないこと、赤ちゃんの命を守るプレッシャーにどんどん不安が膨らんでしまったこと、そして私が追い詰められているのに、ゆうすけは以前と変わってなく、なぜか気持ちがすれ違ってしまうこと…同じような思いをしている人は、たくさんいるようです。さらに、この時期に溝が深まり「夫なんて…いない方がまし」と諦めて、夫婦仲が冷え冷えと冷え切ってしまう夫婦も多いようです。出産後は「産後クライシス」という夫婦の危機が起こりやすい時期であることを知って欲しい…そして、夫婦でなぜすれ違ってしまうかを考えるキッカケになればと思います。 「夫婦の危機」連載 過去記事を見る休日遊びに出かける夫にモヤモヤ…私は24時間休めないのに…/産後クライシス(1)作画: tomekko
2020年05月25日前回 からのあらすじ(全6回)産まれたばかりのルイを育てるのに必死なゆかり。夫のゆうすけに、大変さをわかってもらえなくてイライラ…俺はゆうすけ。はじめての子どもが生まれて、妻のゆかりと息子のルイが家に帰ってくるのを楽しみにしていた。これから父親としての自覚を持って、家族を支えていくぞ…!と気合を入れていたのに…今までは、ほとんどケンカもしたことがなかったというのに…出産後、ゆかりはまるで別人のようになってしまった…少しは機嫌が良くなるかなぁ…俺はバイキンかよ…最近なぜ ゆかりはあんなに機嫌が悪いんだろう…子どもが産まれて、幸せなはずなのに…なんで俺たちケンカしてるんだろう……ゆうすけとゆかりは産後クライシス(夫婦の危機)を乗り越えられるのか?次回…最終話!作画: tomekko
2020年05月24日私はゆかり32歳。陣痛から20時間…ようやく赤ちゃん(ルイ)を産んだところです。初めての赤ちゃんのお世話は、幸せな気分…というよりは必死。ちょっとのことで死んじゃいそうで、心配で心配で…退院当日…張り切っている夫のゆうすけには悪いと思いつつ、頼りになる看護婦さんのいる病院から離れるのが不安で…家に帰りたくなくて…家に帰ってからは、授乳とオムツ替えで寝れない…ただでさえ、細切れ睡眠で寝不足なのに…ルイに何かあったら…と思うと心配で、ルイが寝ている間にも、なんども息をしているか確かめる日々…私はもともと心配性気味の性格だったのですが、ルイが生まれてからは、いろいろなことが不安…ゆうすけがバタン!とドアをしめる音にもイライラ…ルイはちょっとの物音で起きちゃうんだから…今まで通りの生活じゃダメってことをわかって…?私は全然寝れてないのに、ゆうすけが…ぐっすり寝ている姿は、非常に腹立たしい…そんなある日…ついに…全然寝ないルイをずっと抱っこしていて、もう肩も腰もガッチガチ…やっと寝そうなタイミングで…え…私が感じ悪い?私がどんなに疲れていて、どんなに緊張しているのか、ゆうすけが全然わかってくれてないのに…子どもが産まれて、幸せなはずなのに…なんで私たちケンカばかりしてるんだろう…次回は5/24更新…夫ゆうすけのエピソードです!作画: tomekko
2020年05月23日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、お久しぶりです。tomekkoです。しばらくお休みしていた連載ですが、また復帰させていただくことになりました。この時期…少しでも楽しめるような記事を書いていきたいと思います。この3月ごろから、自宅でテレワークを始められた方も多いかと思います。やーーーーー、キツいですよね(涙)うちはもともとワタシが在宅で仕事をしていたので、当初はそんなに影響を感じていませんでした。小学生の長男は休校でも家で1人でできることも多いし、保育園はまだ通常稼働していたので、次男と三男は午前のみにしたり休める日はお休みにしたりと、仕事時間は少なくなってきたもののどうにかこうにかやりくりしていました。問題は4月に入り、緊急事態宣言が出てから。夫もワタシも出勤を要する業種ではないため、保育園はお休みに。3人を家で見ながらの夫婦共働きというカオスが始りました…夫も在宅勤務になりましたが、オンライン会議が頻繁にあるので個室にこもりきり。基本ワタシは打ち合わせなども少なくメールで済むことが多いので、子どもたちのいるリビングで仕事をすることに。…いや、パソコンを朝開いたものの、ほぼ触れないまま数時間たってますけど。メール一本返す間にも絶え間なく話かけられ、文章もぐちゃぐちゃに…え、もうお昼ですか?は?おやつ?あぁぁ…夕飯どうしよう…なんか一日中キッチンで飯炊きばっかりしてる気が…(涙)どうしても締切が迫っていれば動画やゲームに子守をさせてしまうし、想定の2割も仕事が進まずイライラも増大。夕方から夜にかけてきつく怒ってしまうことも多くなり、もう家の中も緊急事態ですーーー!!家族が全員揃っている状態というのは、週末だけだからあんなに楽しみで、平和だったんだなとつくづく実感してしまいます…基本的にケンカをしない夫婦も、狭い空間で互いにリソースを奪い合う形になると、どうしてもストレスがたまり不満も募ってきますよね…うちも…だいぶ疲れてきてます。最近の在宅勤務で一番困ったのは夫と打ち合わせがかぶった時。その時だけは子どもを見てもらおうと交渉してみるも、夫も会議が入っておりお互い時間の調整も難しい。結局…先に始まったワタシが個室に入ってしまい、夫は大騒ぎのリビングで会議に参加する羽目になり、戻ったときにはドヨーンとしてました。もう本当、時間と場所を譲りあ…えず、取り合いです。圧倒的に私の方が子どもの相手をしている時間が長いので、夫も申し訳ない…という思いはあるようで、会議が終わり次第子どもたちをお風呂に入れてくれたり、できる限りの協力をしてくれていますが、やはり普段とは違う状況での働き方に疲れているし、ワタシもけんかしないように必要以上近づかないなど緊張感が漂う数日間でした。その後、夫の会社は1週間の休業が決まったため、子どもたちの相手をお願いしてワタシはその間にお仕事ができる状態になって、今この記事を書いてるわけなんですが…夫の休業が終わったら完全交代する形になるので今のうちに書きためておこう!!3兄弟をどこにも連れ出さず家で見ながら夫婦共に働く…なんて、今回が初めてのことで戸惑いやストレスが短期間でもドッときました。全員在宅deワーク、ご期待に添えず申し訳ないですが、正直言ってライフハックは見つかりませんでした!! 感染予防だけでなく夫婦げんか予防のためにも家庭内でソーシャルディスタンスを取ることぐらい(笑)夫婦共働きでそれぞれが100%のパフォーマンスは絶対に無理。じゃあ収入の低い方が諦める?それも違いますよね。業種や年収に関わらずその人が持つ仕事はそれぞれに大切なもの。夫と話してみても、そんな簡単に答えは見つからなかったけれど。この騒ぎが収束後、テレワークが一般化し満員電車が緩和する…といった良い変化にも期待しつつ…。他方では親子の健全な家庭生活を営むためにも保育園や幼稚園が本当に必要で大切だとつくづく実感したので、それが社会にもっと認知され、保育士さんたちの待遇が改善されることにも…! 期待したいところです。今、しんどいですよね。でもこの状態を少しでも長引かせないためには他に選択肢がないんです。仕事、進まないけど!夫にも子どもにもイライラしちゃうけど!美味しいもの食べたり、オンラインで友達と話したりして、ストレスを日々リセットする!で、どうにか1日1日乗り切っていきましょう〜(唇噛みしめながら)
2020年04月17日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。10月は子どもの行事が学校も保育園も多くて、なんだか目を回しているうちに終わってしまったtomekkoです(涙)最近お世話になっている編集さんから、使わなくなった絵本を子どもたちにと数冊いただきました。その中に、これまでワタシが選び取ることのなかったジャンルの絵本があったんです。それがこの2冊。『あおいアヒル』(リリア/訳・前田まゆみ/主婦の友社)『ちいさなあなたへ』(アリスン・マギー/訳・なかがわちひろ/主婦の友社)この2冊に共通していたのは、主人公が母親で、それも育児だけでなく、母親たちが歩むその先を描いていたことです。育児から、老いや介護まで。子どものための絵本はたくさんあるわが家ですが、この2冊は私にとって新鮮で、そして涙腺が崩壊する内容でした。このところ寝る前の読み聞かせはもっぱら次男と三男に向けてで、長男はその間自分の好きな本を読んでいることが多いのですが、どういうわけか珍しく長男が興味を持って「これ、ボクが読んであげる」と言い出しました。もちろんみんな読むのは初めてです。一羽のアヒルが、ワニの赤ちゃんを拾って育てるところから始まる物語でした。…大きく育ったワニの子が実の親に再会して、食べられそうになったアヒルのお母さんを助けるとか、そんな展開なのかな…と予想して聞いていたんですが…なんと、アヒルのお母さんが認知症を患っていく…! そしてそれを、健気に支える大きくなったワニの子…というお話だなんて…!!そんなお話を7歳の長男がたどたどしく読んでいる声や姿があいまって、なんだか突然涙が止まらなくなってしまいました。ワタシの顔を見た長男はびっくり。次男は母の珍しい姿に何故か大興奮で、拭いても拭いても涙が止まらないワタシに2人してキャーキャー言われて複雑な気持ちになりました。翌日の夜、また長男が「今度はこっちを読んであげる!お母さんまた泣いちゃうかなぁ?」とニヤニヤ。『ちいさなあなたへ』は、成長していくわが子に語りかけていくお母さんの姿。もう1ページ目から鼻の奥がツーンとしたんですが…1ページ読むごとにチラチラと顔を覗き込んで泣いてるか確認してくる長男、その後ろで泣けとあおる次男に笑わされて、涙も引っ込んでしまいました。読み終わった長男に「なーんだ、お母さん泣かなかったね」と残念そうに言われたので「そんなこまめに確認されたら泣くに泣けんわ! 次男もあおってくるし…」と返したのですが…ぅおいぃ!!こっちで泣かすパターンかいっ!!意外なフェイントに完全にハマって涙が止まらない…泣かせたかったんじゃなくて、お母さん泣いちゃったらどうしよう?と心配していた長男。(でも敢えて読み聞かせてくるんだ…)もう…相変わらず、長男の何気ない涙腺破壊発言にはかないません。ちなみに『ちいさなあなたへ』は、赤ちゃんだったわが子が母になり、そして更に子育てを終えて老いていくまで、母から子へ、絶え間無く受け継がれていく愛を表現したものなのですが、自分で声に出して読んだら一気にこみ上げてくるものがあって最後まで読めませんでした。うちは男の子しかいなくても自分の母のことを思って泣けました。女の子のお母さんはおそらく中盤までには涙でページが見えなくなることと思います…。この2冊を通して、子どもの成長の先に見えてくる自分たちの老いについて、つなげて考えたことがなかったので、絵本の内容は真正面から心に突き刺さりました。何よりも胸が苦しくなったのは、こんなに大変で、でもたまらなく幸せで愛おしい子どもたちとの時間を、ワタシもいずれ忘れてしまうのかもしれないということ。今、正直1人の時間がもっとあったら…と、つい思ってしまいます。でもこの賑やかな声が懐かしくなる日がくる。そして、その声を思い出すことすらできなくなる日も…育児絵日記を描き始めて3年以上経ちましたが、こうして日々のちょっとしたことを少しずつでも綴っていくことの意義を、ふと考えました。これまでは将来の子どもたちに読んでほしい…と思っていたけれど、これからは自分自身のためにもできる限り子どもたちの忘れたくない一瞬を捉え続けていきたいという思いが強くなった日でした。
2019年11月07日