内面からも美しくなれるようなバスタイムを2月2日、バスリエ株式会社は、多機能ボディタオル「ストレッチボディタオル」を2月6日の『風呂(ふろ)の日』に発売することを発表した。販売価格は、1,800円(税別)。「ストレッチボディタオル」は、背中や足指が洗いやすいだけでなく、ストレッチやマッサージができる機能を追加した心と体をリフレッシュできる商品である。体を温めながらストレッチをすることで代謝が活発にタオルのサイズは、約100cm×10cm。タオルの中央にはフィットスポンジがあり、適度な硬さと大きさのスポンジが背骨のくぼみにフィットするため、背中をマッサージしながら洗うことができる。フィットスポンジには、ウレタンフォームを使用。しっかりと弾力があるフィットスポンジは、足指の間にも丁度良いサイズであり、足指を広げて効果的にストレッチしながら、なめらかに洗うことが可能である。タオルをつかみやすいように、両端にストレッチリングを作り、手が入るようになっている。タオルに手を入れることで、浴室内でのストレッチが簡単・快適に行うことができる。タオルの素材は、ナイロン100%のコシのある生地であり、目が細かく泡立ちが良い。弾力があり、やわらかく肌ざわりも良いので、体を優しく洗いたい人も、しっかり洗いたい人も満足できる使用感になっている。引っぱりにも強い丈夫なタオルなので、ハードなストレッチでも安心して使用することができる。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリースバスリエ株式会社※ボディタオル「ストレッチボディタオル」多機能ボディタオル&美を作る読本
2018年02月06日冬になると気になるボディの乾燥。ボディクリームをたっぷり塗ってもどうしても乾燥してしまうという方も、いるのではないでしょうか?そんなカサカサボディにおすすめなのが重ね塗り!今回は、冬のボディケアにぴったりな重ね塗りの方法についてご紹介します!まずは”さらっとしたテクスチャー”の化粧水を!冬になると気になるボディの乾燥。ボディクリームをたっぷり塗ってもどうしても乾燥してしまうという方も、いるのではないでしょうか?そんなカサカサボディにおすすめなのが重ね塗り!さらっとしたテクスチャーのものからこってりしたものを重ね塗りするとこで、保湿成分がより肌に浸透してくれるんです♪今回は、冬のボディケアにぴったりな重ね塗りの方法についてご紹介します!特別なアイテムも必要ないので、気軽に始められますよ。まずはさらっとしたテクスチャーの化粧水をドラッグストアでプチプラの化粧水をゲット♪ カサカサのボディにいきなりこってりしたテクスチャーのものを塗っても、浸透しにくいですよね。スキンケアと同じように、さらっとしたテクスチャーの化粧水をなじませてあげるのがおすすめです。ドラッグストアで買うことのできる、大容量でプチプラな化粧水をボディ用に使うとコストパフォーマンスもGOOD!ポンプタイプの容器なら、使いやすさもばっちりですよ。大容量でも美白タイプの化粧水や、高保湿の化粧水など種類はたくさんあるのでぜひチェックしてみてくださいね!プチプラな化粧水なら、ボディにもパシャパシャ使うことができちゃいます。なじみやすい”ミルククリーム”をなじませて!さっぱりタイプのクリームで水分量をアップ!化粧水を使ってうるおった肌も、そのままでは時間とともに水分が蒸発して乾燥してしまいますよね。うるおいを逃がさないためにも、さらっとしたミルクタイプのクリームをなじませて、水分と油分をバランスよく肌に与えます。化粧水のあとにこっくりしたテクスチャーのクリームをいきなり塗っても浸透しにくく、肌になじまないのでこのミルクタイプのクリームをなじませるのが需要なんです♪イメージとしては、スキンケアの乳液。もっちりとした肌を作るための、ワンステップなので、特に乾燥がひどいという方は入念に行ってみてくださいね。それほど乾燥が気にならない、という方やもともとあまりこってりしたテクスチャーのボディクリームは使わない、という方ならこのステップは省略してもOKですよ。高保湿な”こってりクリーム”でもちもち肌に♡マッサージするならこってりクリームで! 化粧水、さっぱりタイプの乳液をつけたら肌はかなりうるおっている状態なはず。そこでこってりしたテクスチャーのクリームをしっかりなじませてください♪いつもはなかなか肌になじまないクリームも、重ね塗りをした肌にはよくなじんでくれるはず!ボディクリームを塗りながらのマッサージは、ここで行うのがおすすめですよ♡むくみやすい脚や、寒くて滞りがちなリンパをしっかり流してくださいね。いつもはさっぱりしたテクスチャーのボディクリームを使っているけど、冬だけこっりしたものを使っている、という方もいるのでは?そのような方は、化粧水の次にいつも使っているテクスチャーのボディクリーム、最後にこってりしたテクスチャーのボディクリームと重ねると◎仕上げのボディオイルで乾かない肌に!冬でもうるおう完璧な美肌になれちゃう♡美容好きな方ならすでに取り入れているのが、ボディオイル!ヘアオイルは聞いたことがあるけど、ボディオイルは初めて、という方のために簡単にご紹介します♪ボディオイルは、名前の通りボディ用のオイルのこと。オイルなので、クリームに比べて伸ばしやすいのがポイントです。また、クリームでケアしても乾燥してしまうという方も、オイルならしっとりうるおうのが人気の秘密♡オイルの種類によっても、テクスチャーや使い心地が違うので自分にぴったりなものを見つけられるはずです。そんなボディオイルは、ボディケアの仕上げに使うのがおすすめ。クリームをなじませてしっとりとした肌に薄くボディオイルをなじませれば、乾燥をしっかり防いでくれますよ。また、お風呂から上がってすぐの濡れた身体にそのままボディオイルを塗るという方法も、話題なんです♪水と油ってなじまないイメージですが、一度試してみるとそのもっちり肌にやみつきになってしまうんだとか♡ボディオイルをなじませたら、タオルでぽんぽんっと優しく身体を拭いて、そのまま服を着てOKです。丁寧な”重ね塗りケア”で冬もうるおった肌に♪いかがでしたか?今回は、乾燥したボディにぜひ試してほしい、重ね塗りの方法について紹介しました♪さっぱりとしたテクスチャーのものから、だんだんこってしたテクスチャーのものを塗り重ねるだけなので、すぐにトライできそうですよね。オイルもモノによっては、ボディだけでなくヘアにも使うことができるものもあるので、全身に使ってみるのもいいかも。冬こそしっかり乾燥対策をして、うるおい肌をキープしましょう!
2017年12月25日特にこの季節は、お風呂上がりに必ずボディケアをする!という方も多いはずですよね。今回は、憧れの“もっちりボディ”を目指したい方に、お風呂上がりに使用したいオススメのボディケアアイテムをご紹介します。これで憧れの“もっちりボディ”に!オススメのボディケアアイテム①クナイプマッサージオイル グレープシードオイル1,800円(税抜き)クナイプジャパンさん(@kneipp_japan)がシェアした投稿 – 6月 2, 2017 at 5:19午前 PDT肌の収れん作用が高いとされ保湿効果が持続するグレープシードオイルと、体のめぐりをサポートしてくれるキシメニン酸(サンダルウッド抽出物)を配合したボディ用マッサージオイルです。 乾燥しがちな肌もしっかり潤いのある状態にしてくれながらも、肌の引き締めをサポートしてくれます。また、クナイプ独自の配合率で、マッサージに最適なテクスチャーに作られています。心地よくマッサージしながら、成分を肌(角質層)に届けてくれます。肌に成分が浸透した後、サラッとしているのにべたつかない仕上がりが期待できます。もちろん、セルライトのケアにも活用でき、爽やかなマスカットとサンダルウッドフラワーの香りがします。これで憧れの“もっちりボディ”に!オススメのボディケアアイテム②ローラ メルシエ ボディバター アーモンドココナッツミルク3,800円(税抜き)laura mercier japan(ローラメルシエ)さん(@lauramercierjapan)がシェアした投稿 – 11月 24, 2017 at 12:27午前 PST保湿成分が、スッと素早くなじんでくれ、乾燥から肌を守ってくれるボディバターです。シアバターやイリペバターが、肌の体温で溶けてくれ、なめらかに浸透してくれますので、長時間潤いを持続させてくれます。ハチミツやアロエベラエキスが肌のコンディションを整えてくれ、潤いを感じるリッチなテクスチャーと、スウィーツを連想させる甘い香りが特徴です。これで憧れの“もっちりボディ”に!オススメのボディケアアイテム③クラランス ボディ フィット8,000円(税抜き)CLARINS JAPAN (クラランス)さん(@clarinsjp)がシェアした投稿 – 11月 21, 2017 at 5:21午後 PST3つの脂肪細胞へアプローチし、できてしまったセルライトにも強力にアプローチすることができます。これによって、たるんだボディもキュッと引き締め、本来の美しいボディラインを叶えてくれることでしょう。 全身用スリミングやセルライトが気になるという方にオススメです。さらに、きれいなライトピンクのクリーム状ジェルテクスチャーなので、瞬時に肌に浸透してくれ、その後も肌はなめらかに引き締まり、肌へのうるおいが持続するのです。これで憧れの“もっちりボディ”に!オススメのボディケアアイテム④ヴェレダ ホワイトバーチ ボディオイル3,800円(税抜き)ヴェレダ・ジャパンさん(@weleda_japan)がシェアした投稿 – 10月 31, 2017 at 4:15午後 PDTホワイトバーチ(白樺)エキスやさまざまな植物成分によって、カラダの巡りに働きかけ、セルライトにアプローチすることのできるボディシェイプオイルです。肌全体をマッサージしながら使うことによって、血流の流れを促進してくれますので、余分な水分や老廃物の排泄をサポートしてくれ、セルライトのできにくい体に仕上げてくれます。冬は特に、運動不足になりがち。日頃のボディケアで、しっかりと血流を促進させましょう。今回ご紹介した、お風呂上がりに使用するボディケアアイテム。マッサージするようにしっかり肌へ馴染ませるのもよし、むくみを解消すべく、しっかりめにマッサージをして、血流を促進させるのもよし。自分が、心地の良いと思える使い方とアイテムを取り入れば、もっちり肌を叶えることができます。
2017年12月21日ノリコナカザト(NORIKONAKAZATO)とボディソング(BODYSONG.)が、初となるコラボレーションアイテムをボディソング2018年春夏コレクションにて発表した。今回「妖怪たちのバカンス」をテーマに、ノリコナカザト × ボディソング × 写真家・三宅英正氏のトリプルコラボレーションとなるオリジナル生地を使用したアイテムの他、スワロフスキーを使用したワンピースやソックス等、全12点のアイテムを展開。また、今回のコラボレーションに伴い、中里周子が新しく立ち上げたクリエイティブスタジオ・ニューパラダイス(NEWPARADISE)が空間ディレクションを手がけた展示会を、新宿のPOWER∞SPOTにて10月27日から29日まで開催する。こちらでは、ボディソング2018年春夏のアイテムと、今回制作したビジュアル展示を行う。“ニュータイプのエレガンス”をキーワードに服だけに止まらない表現としてのファッションを追求する中里周子と、インプロヴァイゼーション(即興性)をキーワードとし、服だけでなくアートやデザインのプロジェクトを手掛けるボディソングのコラボレーションに注目が集まる。【展示会情報】会期:10月27日~10月29日会場:POWER∞SPOT住所:東京都新宿区新宿1-34-2 MORIAURA 2F時間:12:00~20:00
2017年10月27日ザ・ボディショップ(THE BODY SHOP)は、「クリスマス バス&ボディケア コレクション」を2017年11月2日(木)より、数量限定で発売する。クリスマス限定3種の香り今回発売するクリスマス限定コレクションは、「フロステッドベリーズ」「フロステッド プラム」「バニラチャイ」の3種類。世界中から探し出した美味な果実やスパイスから生まれた、甘く贅沢な香りが広がる。フォーミングバスやシャワージェルから、ボディスクラブやボディバターなどのボディケア商品まで、全23アイテムを展開する。フロステッドベリーズ「フロステッドベリーズ」は、北アメリカの森で実ったクランベリーシードオイルを使用。みずみずしく甘酸っぱい香りのボディバターやハンドクリームが、冬のボディに潤いを与える。シャワージェルの鮮やかな赤がクリスマスらしい雰囲気を高めてくれる。バニラチャイマダガスカルの大自然で育ったバニラビーンズに、温かみのあるシナモンやカルダモンをプラスした「バニラチャイ」。甘くスパイシーな香りに身を委ねると、しっとりと贅沢な気分に。フロステッド プラムクリスマスのプラムプディングを思わせる「フロステッド プラム」は、トルコの果樹園で収穫したプラムをエッセンスに使っている。上品なマグノリア、フェミニンで優雅なピオニーをプラスし、洗練されたフルーティフローラルが広がる。限定ギフト、トレジャーボックス・デラックスコレクション限定のボディケアギフトは、「トレジャーボックス」「デラックスコレクション」の2種類が登場する。「トレジャーボックス」は、オーナメント型のボックスに、シャワージェルやボディスクラブ、ボディバター、ハンドクリームがセットになっている。ウォッシュ、スクラブ、保湿までの一連のケアが可能な、見た目にも可愛らしいギフト。プレゼントボックスに入った「デラックスコレクション」は、シーズンの間中使うことのできる容量が入ったボディケアセット。ライン使いで好きな香りを贅沢に楽しむことができる。詳細ザ・ボディショップ クリスマス バス&ボディケア コレクション〈数量限定〉発売日:2017年11月2日(木)香り:フロステッドベリーズ、フロステッド プラム、バニラチャイ■アイテム・フォーミングバス 300ml 2,160円・シャワージェル 250ml 1,512円・ボディスクラブ 250ml 2,700円・ボディバター 50ml 1,080円 / 200ml 2,700円・ボディローション 250ml 2,484円・ハンドクリーム 30ml 1,080円・シマーミスト 2,700円※フロステッドプラムはフォーミングバスの販売なし■ボディケアギフト・トレジャーボックス 全3種 各3,456円・デラックスコレクション 全3種 各6,480円※デラックスコレクションのフロステッドベリーズ・バニラチャイは、ボディスクラブの代わりにフォーミングバス300mlがセット内容になる。※価格は全て税込【問い合わせ先】ザ・ボディショップTEL:03-3249-7131
2017年09月25日ザ・ボディショップ(THE BODY SHOP)の「バニラパンプキン バス&ボディケアシリーズ」がハロウィンに向けて再登場。2018年9月13日(木)より数量限定で発売される。ブランド初の”ハロウィン”に向けたボディケアアイテムとして生まれた「バニラパンプキン バス&ボディケアシリーズ」が、2018年も発売。今年の「バニラパンプキン」は、メキシコをはじめとする中南米の祭り「ディアデロスムエルトス(死者の日)」の伝統的なアートとメイクにインスピレーションを得て、オリジナルパッケージで登場する。香りは、パンプキン、バニラ、トンカ豆、ヘーゼルナッツ、メープルシロップなどを組み合わせた、甘く美味しそうな仕上がり。甘い焼菓子のようなこっくりとした香りで肌ケアすれば、ボディケアタイムがワクワクしたものになりそう。ラインナップは、なめらかに肌を洗い上げる「シャワージェル バニラパンプキン」、全身をしっとりとうるおす「ボディバター バニラパンプキン」、サラっとしたテクスチャーの「ハンドクリーム バニラパンプキン」。大切な人への贈り物にも、自分へのご褒美にもぴったりな特別なボディケア製品となる。【詳細】ザ・ボディショップ「バニラパンプキン バス&ボディケアシリーズ」が発売日:2018年9月13日(木) ※数量限定・ボディバター バニラパンプキン 200ml 2,300円+税・シャワージェル バニラパンプキン 250ml 1,200円+税・ハンドクリーム バニラパンプキン 30ml 900円+税【問い合わせ先】ザ・ボディショップTEL:03-3249-7131
2017年08月07日自慢の美ボディに育てたい!自分のボディに自信を持ちたい!そんな願いを実現するためには、ボディをキュキュッと引き締めて、仕上げる事が大事です。今回は、オススメのボディケアアイテムをご紹介します。自慢の”美ボディ”に!オススメ「ボディケア」アイテム①クラランス ボディ フィット8,640円(税込)CLARINS JAPAN (クラランス)さん(@clarinsjp)がシェアした投稿 – 2017 7月 21 1:02午前 PDT3つの脂肪細胞にアプローチすることによって、できてしまったセルライトにも強力にアプローチするアイテムです。たるんだボディもキュッと引き締めてくれ、本来の美しいボディラインを完成させます。 全身用スリミング、セルライトに使用してみましょう。きれいなライトピンクのクリーム状ジェルテクスチャーは、瞬時に肌に浸透してくれ、その後も肌はなめらかに引き締まって、うるおいが長時間持続する事でしょう。自慢の”美ボディ”に!オススメ「ボディケア」アイテム②ヴェレダ ホワイトバーチ ボディオイル4,104円(税込)ヴェレダ・ジャパンさん(@weleda_japan)がシェアした投稿 – 2017 7月 25 10:20午後 PDTホワイトバーチ(白樺)エキスをはじめとした、植物成分を配合。これが、カラダの巡りに働きかけてくれ、セルライトにアプローチするのに効果的なボディシェイプオイルです。マッサージしながら使うことによって、血行の流れを促進してくれますし、余分な水分や老廃物の排泄をサポートしてくれます。よって、セルライトのできにくいボディへと導いてくれる事でしょう。自慢の”美ボディ”に!オススメ「ボディケア」アイテム③ReFa ReFa CARAT BODY CAXA8,424円(税込)ReFa【公式】さん(@refa_mtg)がシェアした投稿 – 2017 7月 1 4:03午前 PDT繊細にきらめくカッティングが美しい、身体にフィットする立体的なデザインのボディ用カッサです。この絶妙な形のカッサが、全身を力強く押し上げてくれるのです。エステティシャンの手技、「ブレッシオン」と「ドレナージュ」を掛け合わせた、押し上げる動きでめぐりをケアしてくれ、全身を洗練された美しさへと仕上げてくれる事でしょう。自慢の”美ボディ”に!オススメ「ボディケア」アイテム④サボンボディスクラブ パチュリ・ラベンダー・バニラ5,500円(税込)SABON Japanさん(@sabon_japan)がシェアした投稿 – 2017 3月 31 6:41午前 PDT死海の塩をベースにしたスクラブです。死海の塩のスクラブ効果。そして、アーモンド、ホホバ、ボラージなど自然の恵みがたっぷりと詰まったオイルの保湿効果によって、まるでシルクのように滑らかなツルツルの肌に仕上げてくれることでしょう。そして、スクラブの程よいマッサージ効果によって、肌を引き締めつつ、くすみの無い透明感を放ってくれます。自慢の”美ボディ”に!オススメ「ボディケア」アイテム⑤ラリン ボディスクラブ モノイ2,592円(税込)LalineJAPANさん(@lalinejapan)がシェアした投稿 – 2017 7月 13 1:36午前 PDT死海のミネラルソルト。そして、シードオイルを配合していますので、余分な角質を取り除き、しっとりすべすべ肌に導いてくれるボディスクラブです。使用目安は、週2回程度。このスペシャルケアによって、全身がすべすべになりますよ。首から下の全身に使用することができます。また、スクラブが取りやすいミニスコップもついています。必ずスクラブをしたあとは、ボディクリームなどで肌の保湿を行ってあげてください。スクラブ後の肌はとっても敏感です。これですべすべ肌を目指しましょう!やっぱり自慢の美ボディでいたいですよね。そのためにはしっかり全身をケアしてくれるようなアイテムをチョイスすべきです。今回ご紹介したオススメのボディケアアイテムは、香りがよかったり、使い心地も抜群で、理想を叶えてくれるようなオススメのボディケアアイテムたちです。そして、そんなアイテムで日々のボディケアを楽しみましょう。毎日の継続が、美しい体を作ってくれます。
2017年08月02日ラッシュ(LUSH)が、バスアイテムの人気の香りをボディスプレーとボディローションにして、2017年8月10日(木)から定番アイテムとして新発売。今回の新製品の香りは、お客様へのアンケートにより、好きな香りトップ2に選ばれた『ローズジャム』と『トワイライト』。『ローズジャム』はトルコ共和国・セニールで栽培されたローズから抽出されたダマスクローズとゼラニウム、レモンの甘い香り、『トワイライト』はラベンダーをベースにした心もからだも穏やかにする香り。気分転換したい時や汗をかいた時など、手軽にスプレーでき、全身で心地良い香りをまとえるボディスプレーが2アイテムと、心落ち着くラベンダーの香りが特徴のボディローションが1アイテム登場する。ローズジャム ボディスプレー200ml¥4,300 (税込)フレッシュなローズとみずみずしさが残るゼラニウムのコンビネーションによって、ロマンチックで甘美な香り。スプレーするたびに贅沢な気分をもたらしてくれるアイテム。気分転換したい時や汗をかいた時など、心地良い香りをまといたくなったら好きなところに適量をスプレーしてみて。トワイライトボディスプレー200ml¥3,300 (税込)お菓子のように甘いトンカの香りと、安らかな睡眠を促すラベンダーのハーバルノートがアクセント。官能的な印象を与えるイランイランもほのかに香る。からだに適量ふきかけたり、空中にスプレーして全身に浴びるとエッセンシャルオイルの豊かな香りをほんのり楽しめる。トワイライトムーンボディローション95g ¥1,400(税込) / 225g ¥2,490(税込)お菓子のように甘いトンカの香りと、安らかな睡眠を促すラベンダーのハーバルノートがアクセントのボディローション。官能的な印象を与えるイランイランもほのかに香る。オートミールから抽出したエキスと繊細な香りを醸し出すラベンダーウォーターが、乾燥をやわらげてお肌をしっとり健やかにし、フェアトレードオーガニックカカオバターが与えた潤いを逃さず肌触りをなめらかに仕上げてくれるアイテム。
2017年08月02日ザ・ボディショップ(THE BODY SHOP)から、「マンゴー ボディケアシリーズ」が2017年8月17日(木)発売。 「マンゴー ボディケアシリーズ」は、マンゴーの豊かな甘い香りに包み込まれながら、贅沢にボディケアができるシリーズ。ビタミンなどの栄養たっぷり含んだマンゴーの果肉エキスや、保湿成分のマンゴーシードオイルを配合し、しっとりきめ細かな肌に仕上げてくれる。心も身体もリラックスできるアイテムで、きっとお手入れタイムが楽しくなるはず。アイテムは、バスアイテムから保湿、フレグランスまでフルライナップで展開する。オイルタイプのボディスクラブは、古い角質をオフし、すべすべの肌に。保湿アイテムも充実している。ボディローションは、まるでホイップのような濃密なテクスチャーで、なめらかな肌に整える。ジューシーで爽やかな香りで、露出が多くなる夏にもおすすめだ。ボディミストやオードトワレも登場。出かける前に髪や肌にをさっとひと吹きすれば、マンゴーのフレッシュ甘い香りがほんのりと香り、爽やかな印象を与えてくれる。【詳細】 ザ・ボディショップ「マンゴー ボディケアシリーズ」 発売日:2017年8月17日(木) 価格:・ボディスクラブ マンゴー 200ml 2,700円・ホイップボディローション マンゴー 250ml 2,160円・ハンドクリーム マンゴー 30ml 972円・マンゴー ボディミスト100ml 2,160円・オードトワレ マンゴー 30ml 2,376円・ボディバター マンゴー 200ml 2,484円・ソープ マンゴー 100g 432円・シャワージェル マンゴー 250ml 1,296円※全て税込み【問い合わせ先】ザ・ボディショップTEL:03-3249-7131
2017年07月09日ザ・ボディショップ(THE BODY SHOP)から「ピニータコラーダ バス&ボディケア」が登場。2017年7月27日(木)より数量限定発売される。夏にぴったりなドリンク「ピニャコラーダ」からインスパイアされた今回のバス&ボディケアシリーズは、ココナッツとジューシーなパイナップルをミックスした、甘くトロピカルな香り。シリーズから登場する3製品には、ココナッツとパイナップルのエキゾチックなエキスを配合した。肌のべたつきや汚れを洗い流してくれる「シャワージェル」はハチミツ配合で、滑らかに肌を洗い上げてくれる。またひんやり冷えたシャーベットのような、ユニークなテクスチャーのボディローション「フレッシュ ボディソルベ」はセサミオイルとアロエベラ配合で、さらっと心地よいみずみずしい肌に。さっぱり仕上げたい全身保湿ケアにピッタリのアイテムだ。そして、バターのように肌の上でなめらかにとろけ、全身をしっとりとうるおす「ボディバター」も。夏の日差しでダメージを受けた乾燥肌をリッチなうるおいで包み込んでくれる。まるで南国リゾートにエスケープしたかのような、心踊るボディケアタイムを楽しんでみては。【詳細】ピニータコラーダ バス&ボディケアシリーズ<数量限定>発売日:2017年7月27日(木)価格:・シャワージェル ピニータコラーダ 250ml 972円・フレッシュ ボディソルベ ピニータコラーダ 200mL 1,728円・ボディバター ピニータコラーダ 200ml 1,944円※価格は全て税込【問い合わせ先】ザ・ボディショップTEL:03-3249-7131
2017年06月16日これからの季節は、汗をかきやすいのもあります。なので、ボディに使用するアイテムにはこだわりを持ちたいところ。今回は、まるでボディクリームがいらない!?と思わせてくれるような、うる艶肌を叶えてくれるオススメボディシャンプーをご紹介します。”うる艶肌”を叶えてくれる「ボディシャンプー」①ニベア/ニベア クリームケア ボディウォッシュ プロヴァンス リフレッシュ ヴァーベナの香り1,080円(税込)出典:@cosmeよりリゾートを感じさせるみずみずしい香りをまとった濃厚泡が、素肌を包み、うるおいをまもりながらやさしく洗い上げます。すっきり洗い流せるのに、洗い上がりはしっとり保湿感のある肌に。濃厚保湿なボディウォッシュで、春夏の乾燥肌にもうるおいケアを。ヴァーベナのグリーンを中心とした、高級感を感じさせる大人シトラス系の香りが心地よいですよ。”うる艶肌”を叶えてくれる「ボディシャンプー」②バウンシア/バウンシアボディソープ エレガントリラックスの香り1,080円(税込)出典:@cosmeより濃密泡でうるおい守る、高保湿ボディソープです。キメ細かな泡のクッションが肌に負担をかけず、洗い上がりしっとりすべすべ。美肌成分のヒアルロン酸・コラーゲン・ミルクバターを配合しています。乾燥肌をやさしく守る植物由来の保湿成分配合。上質なローズ・ピオニー・ジャスミン・ガーデニアなどのフローラルブーケを基調とした、心ほどける香りです。”うる艶肌”を叶えてくれる「ボディシャンプー」③a day/ボディースクラブ フィグ&クローブ3,024円(税込)出典:@cosmeより日々の入浴では落としきれない肌の古い角質を取り除く、植物性の泡立つボディースクラブ。直接肌にのばし気になる部分をマッサージし、泡立てると全身を洗うこともできますよ。ミネラルをたっぷり含んだ海洋深層水と肌にやさしい天然由来成分を90%以上使用しています。エイジングケア成分「シゾサッカロミセス/イチジク果実発酵液、チョウジエキス」の配合により、ハリ・ツヤのある肌にやさしく洗い上げます。デリケートな肌にもおすすめです。弱酸性。個性的でフルーティーなフィグに、オリエンタルなクローブを組み合わせた香り。”うる艶肌”を叶えてくれる「ボディシャンプー」④hadakara/hadakara ボディソープ フルーツガーデンの香りオープン価格出典:@cosmeより吸着保湿処方により、保湿成分が洗い流されないボディソープ。泡立てているときに、保湿成分(カチオン性高分子)が肌に吸着しやすい形(保湿成分複合体)に変化します。洗い流すときには、汚れはしっかり落ちてさっぱりとしますが、保湿成分複合体は肌に吸着するので洗い流されません。洗った後は、保湿成分複合体が肌をベールのように覆うので、洗うたびにうるおいが与えられ、肌をやわらかく仕上げます。肌に吸い付くようなきめ細かく濃密な泡で全身を洗うことができますよ。”うる艶肌”を叶えてくれる「ボディシャンプー」⑤サボン/シャワーオイル ラベンダー3,399円(税込)出典:@cosmeよりなめらかな洗い心地で肌を優しく包み込む、泡立ち豊かなオイルベースのユニークなクレンジングトリートメント。上質なホホバオイルによる自然の力で毛穴の奥の皮脂や汚れを取り除きます。オリーブオイルやアボガドオイルが保湿力を高めることで、ラグジュアリーで滑らかな肌を演出します。乾燥からも肌を守る、潤いに満ちた滑らかな肌に導いてくれることでしょう。”うる艶肌”を叶えてくれる「ボディシャンプー」⑥バウンシア/バウンシアボディソープ フェミニンブーケの香り810円(税込)出典:@cosmeより華やかに香り立つ、ホイップクリームのような濃密泡のボディソープです。美肌成分のヒアルロン酸・コラーゲン・ミルクバターや、乾燥肌をやさしく守る植物由来の保湿成分を配合し、しっとり肌へと導きます。お風呂上がりにも上質に香り続ける華やかなフェミニンブーケの香りがしますよ。自分に合った心地の良い香りにもこだわろう!ボディシャンプーは、使用する際にふわっと香りがするものをオススメします。なぜならば、毎日のお風呂習慣を楽しむことができるから。さらにその香りは、自分が心地の良いと感じられる香りを選ぶといいでしょう。まるで「ボディクリームが必要ないのでは!」と思ってしまうほど、うる艶肌を叶えてくれる、オススメのボディシャンプーをご紹介しました。これからは汗が出やすい時期。より一層、体を洗ってくれるアイテムには、こだわりを持ちたいところですよね。うるっとした艶感のある肌は、手で触ってみても実感できますが、見た目からも変わるものです。見た目が「綺麗な肌」は、見ている側もうっとりとしてしまいますよね。だからこそ、ボディシャンプーで、理想の肌を手に入れましょう!
2017年06月05日新しい“べっぴん”に出会える「神戸別品博覧会」「神戸別品博覧会」は、神戸で生まれたブランドや神戸を愛するクリエーターが集まって、神戸をもっとにぎやかにするために開催されました。「別品」とは“普通とは違う特別な品”のこと。飲食物から服や靴、雑貨まで、さまざまなジャンルの“べっぴん”コラボ商品を展示、販売しています。また、神戸で生まれたブランドや商品の歴史を感じられる展示もされており、商品だけでなく神戸の歴史も身近に感じられます。神戸オリジナル! 「神戸ワイン べっぴん 白」神戸オリジナルのワイン、「神戸ワイン べっぴん 白」(864円)。爽快感のある辛口のワインで、神戸産のぶどうを100%使用しています。独特の酸味とトロピカルフルーツの香りを感じられ、すっきりとした後味が特徴で、白身魚によく合います。お酒好きの方へのお土産や、お料理好きな方へのお土産にピッタリ! 神戸へ旅行に訪れるのなら、「神戸ワイン」は外せません。ユーハイム×中塚翠涛コラボ「バームクーヘン」有名洋菓子店のユーハイムが書家の中塚翠涛さんとコラボした、ここでしか出会えない「バームクーヘン」(2,160円)。中塚翠涛さんの躍動感ある書をあしらったパッケージは、飾っておきたくなるオシャレなデザインです。上品でしつこくない甘さが特徴のバームクーヘンは、お茶請けやお友達へのお土産にピッタリの商品です。初体験の風味! 鈴木薄荷×有田真一コラボ「薄荷珈琲」初めての風味を体験できる「薄荷珈琲」(2,700円)。薄荷と珈琲のコラボは、今までになかった新しい珈琲と出会うことができます。濃厚な珈琲の旨味の後には、薄荷の独特なメントールの風味が。珈琲とは思えない初めての余韻が心地良く、ついつい飲み過ぎてしまうかもしれません。希釈用の「薄荷珈琲」はミルクで割って飲むのがオススメ。混ぜ合わせるだけで、簡単にカフェオレが楽しめます。ホットとアイスでは違った美味しさを味わうことができるので、季節に関係なくお土産として喜ばれるでしょう。「神戸別品博覧会」でさまざまな商品を手に取り、自分だけの“べっぴん”を見つけてみてはいかがでしょうか? 神戸愛を感じられるお土産を買うのなら、べっぴん土産は外せません!イベント情報イベント名:神戸別品博覧会催行期間:2016年10月05日 〜 2017年05月07日住所:兵庫県神戸市中央区三宮町2丁目11-3電話番号:一般財団法人 神戸国際観光コンベンション協会 078-303-1010
2017年04月24日「神戸別品博覧会」とは? その魅力に迫ります!2016年にNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の舞台となった兵庫県神戸市。町おこしのために神戸市民や事業所などが一体となって開催中の「神戸別品博覧会」は2016年10月5日に始まり、いよいよ5月7日(日)までとなりました。パスタやケーキなどのグルメから、浴衣や靴、雑貨などさまざまな商品を取り扱っています。それぞれの商品は作家や芸術家などさまざまな領域から集まったクリエイターと協賛企業がコラボした商品で、ここでしか出会えない“別品”に出会えます。さらに博覧会のところどころでは、神戸の商品やブランドの歴史を身近に感じられる展示も。「神戸別品博覧会」に展示される商品の一部をご紹介!「神戸別品博覧会」の会場に入ると色鮮やかな商品がお出迎え。神戸で生まれたブランド「Dear Princess」と寺井ルイ理さんの服飾コラボ商品や、「フェリシモ」と寺門孝之さんがコラボしたお皿などがあります。その他にもたくさんのクリエーターとブランドがコラボした商品や、「神戸別品博覧会」ならではのお菓子などがズラリ! お土産にもピッタリなお菓子や小さな雑貨も販売しており、存分に楽しめる空間です。「神戸別品博覧会」では新たなブランドや商品が生まれ、進化し続けています。この博覧会で新しい神戸との出会いも期待できそうです。観光にもちょっとしたお散歩にもおすすめの、自分だけの“べっぴん”を探しに行ってみませんか?イベント情報イベント名:神戸別品博覧会催行期間:2016年10月05日 〜 2017年05月07日住所:兵庫県神戸市中央区三宮町2丁目11-3電話番号:一般財団法人 神戸国際観光コンベンション協会 078-303-1010
2017年04月23日先日、大好評のうちに幕を閉じた連続テレビ小説「べっぴんさん」。このほど、すでに発表されている特別編「忘れられない忘れ物~ヨーソローの1日~」を含めた、本編では描かれなかったエピソードで紡ぐスピンオフドラマ3本と、関連番組2本が春の大型連休期間に放送されることが分かった。昨年10月より放送されていた、連続テレビ小説第95作目「べっぴんさん」。ヒロイン・坂東すみれ役を芳根京子が演じる本作は、戦後の焼け跡の中、娘や女性のために子ども服作りにまい進し、日本中を元気に駆け抜けていくすみれとその家族、そして彼女の仲間たちが夢へと向かう物語。まず4月29日(土・祝)に放送されるのは、スペシャルドラマ「恋する百貨店」。第17週で突然明かされた大急百貨店営業主任・小山と、子ども服店「キアリス」の売り子・悦子の結婚。その裏で繰り広げられていた小山小太郎の純愛物語が描かれる。5月4日(木・祝)には、総集編として、「前編」と「後編」が一挙放送。昨年末に放送された「前編」に続き、本編後半の見どころをギュッと凝縮した「後編」も併せて放送される。また、同じく4日には、スピンオフ ラジオドラマ「たまご焼き同盟」がラジオ第1にて放送。芳根さんほか、百田夏菜子、土村芳、滝裕可里、清水くるみ、橋本さとしらが出演し、女学生時代になぜすみれは「手芸倶楽部」を結成したのか…というその謎が明かされるという。なお、連続テレビ小説のスピンオフとしてラジオドラマを放送するのは、今回が初の試みとなっている。スペシャルドラマ「恋する百貨店」は4月29日(土・祝)19時~BSプレミアムにて放送。「総集編」<前編>は5月4日(木・祝)8時15分~(再放送)、<後編>は9時50分~NHK総合にて放送。スピンオフ ラジオドラマ「たまご焼き同盟」は5月4日(木・祝)22時10分~ラジオ第1にて放送。特別編「忘れられない忘れ物 ~ヨーソローの一日~」は5月6日(土)19時~BSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2017年04月03日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第26週(最終週)は、昭和59年3月。すみれ(芳根京子)は、月に1回のペースでキアリスのお直し部に出勤。紀夫(永山絢斗)は趣味のカメラを片手に隠居生活を送るようになっていた。春休みに入り、さくら(井頭愛海)が11歳になった娘の藍(渡邉このみ)を連れてすみれの家を訪れる。春休みの間はすみれの家で過ごし、塾に通うことになっている藍。すみれの作った大好物のぜんざいをうれしそうに食べる。 そのころ世界の料理店「レリビィ」では、昭一(平岡祐太)が常連客と将棋をしていた。側で、勝二(田中要次)は大きなあくびをしている。「もう、居眠りばっかして」と良子(百田夏菜子)。キアリス退職後、ウエイトレスとして龍一(森永悠希)の手伝いをしていたのだ。カウンター席には、明美(谷村美月)と栄輔(松下優也)の姿が。 そこに、君枝(土村芳)とすみれ、藍がやってくる。「また背高くなったやないか?」と孫の成長を喜ぶ昭一。良子は、40歳になった龍一がまだ独り身なのを愚痴るが、「いろんな生き方があってええんちゃうの?」と明美。栄輔と一緒に暮らし始めて10年、籍を入れていない。「この距離やから10年もうまくやってこれたんやと思う。な?」と栄輔を見るが、どこかしら元気のない栄輔。明日病院で検査を受けることになっていると明美に明かすのだった。 翌朝、藍を塾に送り出したすみれ。いつものように神戸を一望できる高台を歩いていると、仰向けに倒れている藍を見つける。驚き、声をかけると「おばあちゃん、私、寝てしもた」と藍。夕方、帰宅するが、紀夫に塾のことを訊かれても何も答えない。そんな藍は、どこか捉えどころのなく、何を考えているかよくわからない、と紀夫。 この年、キアリスは創業35周年を迎える。健太郎(古川雄輝)は、来月開催する35周年パーティーで発表する銀座店について、社長の武(中島広稀)と話し合っていた。パーティーでは、この春にオープンするキアリスの銀座店のほか、次の人事が発表される。「健太郎くんの社長就任を華々しく飾りたい」と武。10年務めた社長の座を健太郎に譲ることに。そこに、一通の外国からの手紙が届く。 すみれたちは健太郎に呼ばれ、レリビィに集まる。そこで健太郎が取り出したものは、アメリカから送られてきた手紙。差出人にジャスミン・モリスという名が。手紙の中に出てきた「エイミー」という名前を聞いてハッとするすみれ。その名の女性は、靴屋店「あさや」で働き始めたころ、すみれたちにベビードレスを依頼したエイミー・マクレガーだった。「そうしたら、ジャスミンさんはあのときの赤ちゃん?とすみれ。 手紙には、ジャスミンは生まれてすぐにアメリカに戻ったが、母のエイミーはよくすみれの話をし、ベビードレスのことも聞いていると書かれていた。すみれは、母・はな(菅野美穂)の形見のウエディングドレスを切って作ったベビードレスが大事に受け継がれていることを知る。 さらに、エイミーは昨年亡くなったが、すみれに感謝の気持ちを伝えたいという思いから手紙をしたためたとあり、ジャスミンの娘がすみれたちのベビードレスを着ている写真も同封されていた。「あなたが作った世界に一つしかないこのドレスを今度は娘に託します」と。感激する4人は、うれし涙を流す。 その晩、紀夫とすみれと藍は、ジャスミンの娘の写真を見ながら語り合う。「べっぴんやな」と紀夫。その写真をじっと見つめる藍は、棚の上に飾られている写真を見渡し、すみれと紀夫の結婚式の写真に目を止める。赤ちゃんが着ているドレスが、すみれのウエディングドレスと同じものだと気づいたのだ。「すごいなあ、写真って」と目を輝かせる藍に、写真は、誰かの幸せや喜びの瞬間を切り取って、一生、残しておくことができると語る紀夫。写真に興味を持ち始めた藍に大切にしていたカメラをプレゼントする。 翌朝、なかなか起きてこない藍を起こしに、藍の部屋に入る紀夫。机にふせったまま眠る藍の傍らにバラバラに解体されたカメラと大量の部品が転がっているのを発見し、驚く。「なんでこないなことを!」とめずらしく声を荒げる紀夫。すみれは、その様子を見て、声を失う。「ごめんなさい」と俯く藍。 その日の昼、すみれのもとに「藍が塾に来ていないとの連絡が入る。すでに数日間も塾に通っていなかったことがわかり、心配するすみれと紀夫、さくら(井頭愛海)たち。いつも通り夕方には戻ると信じて待つものの、夜になっても帰りがない。警察に連絡し手分けして探すことになるが、すみれは一人自宅で待機することに。藍の無事を必死で祈るすみれだったが、ふと懐かしい声が聞こえてくる。声をする方を振り返ると、そこには、父・五十八(生瀬勝久)とはなの姿があった。 「大丈夫や、そのうち帰ってきよる」と五十八。藍のことで悩んでいると話すすみれに「そら悩むやろなあ。あの子はすみれにそっくりやからな」としみじみと語る。すみれは、つかみどころがなく、何を考えているのかよくわからない子で、そうかと思えば、急にしっかり物を言う子だったと振り返る五十八。そんなすみれは芯の強い子だったと話すはなは、「辛抱強く、藍の話を聞いてあげて、心の声を」と助言する。 そこに、姉・ゆり(蓮佛美沙子)が現れる。「ゆりも、よう頑張ったね」と声をかけるはな。すみれ共々、「目には見えなくても、ずっと見守ってるよ」と優しく微笑む。「お前らは、お父さん、お母さんのべっぴんや!」と五十八。 行方不明だった藍が家に戻ってくる。しかし、どこにいたのか、なぜいなくなったのか訊ねても、何も答えようとしない藍。そんな藍にすみれは自分が子どものときに、針と糸に興味があったあまり、父の靴をバラバラにしてしまったエピソードを語る。そして、それを聞いた藍は、心に秘めていた気持ちをすみれたちに伝え始めるのだった。 「カメラの中はどうなっているんやろうって、なんであんなふうに写真に残すすごいことができるのやろうって思って。気になって気になって」と藍。さらに、塾は友だちが行っているから自分も行きたいと思ったが、実際、通ってみると行きたくなくなったと謝る。そんな藍に好きなことを見つけて、一生懸命頑張って欲しいと語るさくら。紀夫は、写真を見て、坂東家の人々の優しさや幸せを感じることができた藍の心は豊かだと言い、「その心をずっと持ち続けなさい。それがおじいちゃんとおばあちゃんの願いや!」と藍の背中を押すのだった。 栄輔の検査結果が出る日。レリビィで明美たちを待っていたすみれたちは、良性のポリープで、薬で治療できると聞き、安堵する。そんな4人に死を覚悟し、今後のことを考えたと明かす栄輔。突然、「結婚せえへんか?」と、明美にプロポーズする。思いがけない言葉に驚く明美だったが、準備してきた指輪をはめる栄輔の思いを素直に受け入れる。「素敵よ!」と感激するすみれたち。 すっかりカメラの魅力にとりつかれた藍に、すみれは明美と栄輔の記念写真を撮って欲しいと頼む。張り切る藍は「めっちゃいい写真!と会心の笑みを。「いっぱしのカメラマンやな」と紀夫。すると今度は、良子が4人を撮って欲しいと言い出し、すみれ、良子、君枝、良子は、楽しそうにカメラに収まるのだった。 後日、お礼として藍のために写真入れを作ろうと話し合うすみれたち。再び、べっぴん作りに取り掛かる。昔のように、君枝がデザインを描き、良子の作った型紙に合わせて、4人で選んだ布を裁断。そして四葉のクローバーを葉っぱ1枚ずつ、順番に刺繍していく。ひと針、ひと針、それぞれの思いを込めて丁寧に針を通す姿は戦後、「ベビーショップあさや」を始めたころと同じ。 また、変わらないものといえば、すみれの口癖だ。完成した刺繍をうれしそうに見つめる3人を見て、「なんか、なんかな……」と始まる。君枝が「なあに?」と訊ねると、「青春やねえ」と微笑むすみれ。そんな4人を、あの人が今でも見守っている。レリビィの棚のいちばん上には、今でも麻田(市村正親)の写真が飾られていた。 高台にある野原で、すみれがいつものように街を眺めていると、そこに紀夫が通りかかる。ここは、かつて紀夫が女学校時代のすみれに恋した思い出の場所。紀夫が声をかけると、すみれは「近ごろはこれまでのことをいろいろ思い出すと語る。静かに生まれ育った街を見渡す2人。いつしかぽろぽろと涙を流すすみれが「私にとって紀夫さんはたった一つの光る星やわ」と語ると、自分にとってもすみれは「たった一つの光る星や」と紀夫。2人は肩を寄せ合い、幸せそうに笑うのだった。 そうして、藍に写真入れをプレゼントするすみれたち。カメラと四葉のクローバーの刺繍が入った手作りの写真入れをもらって喜ぶ藍に、すみれは、クローバーの4枚の葉にはそれぞれ意味があり、これからの藍にとても大切なことだと語る。「勇気、愛情、信頼、希望。それが全部そろうと幸せになれるの。忘れんとってね。大人になっても」とすみれ。 キアリスの創業35周年の式典が無事に終わり、社員とその家族をはじめ、長年、キアリスを応援してきたし人たちがレリビィに集う。久しぶりの再会に、会話を弾ませる人々のなかで、すみれたち4人のもとにやって来る藍。「学校の友だちにあげたくて。みんな、いいな、欲しいなって」と、写真入れをもっと作って欲しいと頼むのだった。藍のクラスメイト全員の分を作ると約束するすみれたち。 やがて、宴もたけなわ、良子たちがアルバイトの春香のテキパキとした働きぶりを褒めると、「ええ子やろ。お母ちゃんの娘になる子や!」と龍一。その隣で照れくさそうに笑う春香を見て、これは結婚宣言だと悟る良子。「ついに龍が!」と感激のあまりその場に倒れこむ。 祝福ムードに包まれるなか、さくらが赤飯のおむすびの入った重箱を栄輔に差し出す。「これは、昔、栄輔さんが私たちのために用意してくれた小豆です」とさくら。かつて、特別なときのためにとって置こうと、喜代がお手玉に入れて保存していた小豆で作ったと話す。「うまいなあ」と涙がこらえて微笑む栄輔。 一方、社長を退く武を労う紀夫たち。「こげな大役を務めさせてくださって、本当にありがとうございました」と深々と頭を下げる武は、就職先にキアリスを紹介してくれた潔に「たくさんの素敵なご縁をくださった」と礼を言う。それは武の実力だと潔に対し、「人としての魅力や!」と武を讃える紀夫。中西(森優作)と阿部(上川周作)は、歌うことが好きな武にカラオケをプレゼントする。 すみれたちは、藍との約束どおり、クラスメイトの写真入れを作り始める。21人それぞれの好きなものを藍から聞き出し、その子に合った刺繍を考える4人。やがて、自分以外のキアリスメンバーに写真入れを作って交換することを思いつく。 レリビィでウエイトレスの手伝いをする良子にはエプロンを、ずっとデザイン画を描いてきた君枝には、色鉛筆をあしらった「KIMIE」の文字を、明美には花を散りばめた可愛らしいハートを、そしてすみれには、名前のすみれの花、とそれぞれに刺繍しした写真入れを完成させる。 そうして、神戸を見渡すクローバーの丘に、すみれ、紀夫、さくら、藍、家族が集まる。はなから受け継いだ刺繍用品を入れたバスケットを広げ、さくらに刺繍を教えるすみれ。そこに、サイドカー付きのバイクで乗って潔とゆりが現れる。「おばあちゃん、四つ葉のクローバーをみつけたよ!」と藍の声。すみれは、四つ葉のクローバーを青空にかざすと、幸せそうに見つめるのだった。
2017年04月02日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第25週、すみれ(芳根京子)たちは東京の銀座に空きビルを借り、子育てに必要な物ならなんでもそろうキアリスの「ワンダーランド」を作ろうと意気込んでいた。「ここで1日過ごせるの。キアリスにくれば、お買い物もできる、子供も遊べる、相談もできる、お友達もできる」とすみれ。キアリス銀座店のイメージ絵を完成させる。「みんなで子育てを共有できる」と明美(谷村美月)。良子(百田夏菜子)は「楽しいね、ほんまのワンダーランドやわ」と期待で胸を膨らませる。 しかし君枝(土村芳)の夫・昭一(平岡祐太)が勤務先の銀行で必要な資金を調達できないかと動くが、オイルショックの影響で景気が冷え込んだこともあり融資は認められなかった。そんなとき、大手商社「KADOSHO」の古門(西岡德馬)から資金提供の申し出がある。「昔からキアリスさんには注目していました。何より魅力的なのは、キアリスさんの企業理念だ」と古門。 すみれたちは古門から資金提供の申し出を受け入れるかどうかで思い悩む。古門は栄輔(松下優也)がエイスを倒産させる元凶となった存在。しかし申し出通り資金を借りれば、自分たちの手で最後の夢をかなえることができる。 銀座店出店について会議を開くすみれたち。創業メンバー4人は、今までの集大成でもある夢を諦めたくないと主張するが、健太郎(古川雄輝)は「銀行からの融資が受けられなかったということは、今のキアリスの身の丈に合っていないと判断されたこと。それを古門の力で何とかしようというのはキアリスらしくないと反対する。「背伸びせず、地に足をつけて、自分たちらしくやっていこうというのがキアリスなんやないですか?と健太郎。 そんな健太郎の言葉で、大切なことを忘れていたと気づかされるすみれ。紀夫(永山絢斗)と健太郎とともに古門を訪ね、資金提供の申し出を断る。古門は「戦争に負けたことをバネに世界に勝ちに行こう!」と息巻くが、「前を見て生きていきたい。勇気を持って、愛情を胸に、信頼する仲間たちと、希望に向かって」と答えるすみれ。四葉のクローバーの刺繍が入ったハンカチを握りしめる。そして「自分たちの夢は今叶えなくてもいいのだと言い、「いつか花開く日を信じて、目の前の木のゆっくりとした成長を見守ることも大事なんやと改めて気づいた」と語る。「それはそれで素敵な生き方だ」と笑う古門。 ワンダーランドの件を通し、すみれ、明美、良子、君枝は、自分たちの思いが健太郎、さくら(井頭愛海)ら次世代のキアリス社員たちに受け継がれていることを確信し、キアリスを引退しようと考える。そして紀夫もまた同じ思いを抱いており、社長を引退することを決意する。雪の降る夜、これまでの自分たちの人生をゆっくりと振り返るすみれと紀夫。「キアリスは私の人生を大きく彩ってくれた」とすみれ。 同じころ、君枝も昭一に引退を告げていた。「私の人生、おまけのほうが長かったわ」と君枝。「生まれたときから体が弱く、いつまで生きられるかわからないと言われた自分が結婚し子供を生み、ましてや元気に仕事ができるなんて夢なのかもしれない」と。 そして良子も、世界の料理「レリヴィ」で勝二(田中要次)と2人語り合っていた。「こんなふうに勝二さんが作ったお料理を食べる日が来るなんて、あのころの私に教えてあげたいわ」と良子。女学生時代、15歳年上の勝二との縁談を不満に感じたことや、戦地から戻った勝二と息子の龍一と3人の暮らしが始まっても悩みが尽きなかったことを思い返す。「あとは、龍だけやわ。心配のタネは」。勝二の手を握り微笑む良子。 すみれ、紀夫、明美、良子、君枝は、若手社員たちを前に正式に引退することを発表する。次期社長に任命された武(中島広稀)は驚き慌て、自分が社長でよいのか紀夫に訊ねる。「君の汗かく姿、君の人を見る優しい目、君のまっすぐなところ、惜しみなく次の世代に伝えてくれ」と背中を押す紀夫。いっぽう「男のための着こなし講座」をきっかけに取材や講演の依頼が来るようになっていた栄輔は、すみれたちが引退することを知り、明美を訪ねる。 「前に言うてたよな?家族を作りたくないって。わしも、その気持ちようわかるんや」。長年抱えてきた思いを告白する栄輔。戦争で家、工場、家族、すべてを失ったことはまだ辛いが、死ぬときに一人というのもさみしいと言い、「一緒に住まへんか?」と訊ねる。すると「それやったら家建てるわ」と即答する明美。栄輔は思いもよらぬ提案に驚くが、「わくわくしてきた」と楽しそうに笑う明美を見て同意する。「かわいらしいなあ」と栄輔。 キアリスを引退したものの、やることがみつからず時間をもてあまし気味なすみれたち。そんなとき、一人の女性が幼い子どもを連れてキアリス本社を訪ねてくる。すみれたちの下にやってきたその女性が持参した風呂敷を広げると、中から現れたのは28年前に店の看板代わりに作ったワンピースだった。「大事にお手入れしてくださったのね」と嬉しく感じるすみれ。 美幸(星野真里)は幼いころに両親を亡くし、祖父と2人、さみしい毎日を送っていた。しかしあるとき、キアリスのショーウインドウに飾られているワンピースを見て、心が踊ったと振り返る。「寂しい女の子だった私にたくさんの自信をくれました。私にとっては、魔法のワンピースです。みなさんのおかげで、私は人の優しさも知りました」と涙をこぼしながら感謝の気持ちを伝えるのだった。 すみれたちが店を始めたころに手作りしたワンピースと28年ぶりに再会し、お直しをしたというエピソードが新聞記事となる。「創業時の4人のプロの手で、再度、息を吹き込んだワンピース」。するとその翌日から、キアリスの本社にお直し希望の大量の小包が届くように。「こんなにみなさん大事に持っていて下さったのね」と目を輝かせる君枝。懐かしい洋服を手に取り、4人はすべて直そうと楽しそうに話す。「みんなでまた集まったらきっと楽しいねえ」と良子。 退職したばかりのすみれたちだったが、キアリスに新しく「お直し部」を発足させ、昔作った服を直してさらに次の世代に受け継がせていくことを第二の人生で進めていこうと決意する。 ある日、レリヴィで夫たちを伴い食事を楽しむすみれたち。ファッション評論家として講演活動をしている栄輔のことや、もうすぐ定年になる昭一の話題で盛り上がっていると紀夫がカメラを取り出す。「みんなの笑顔、たくさん撮ってください」とすみれ。その言葉に乗せられ、紀夫は仲間たちの姿を楽しそうに撮り始めるのだった。 いっぽう健太郎は、社長室に飾られたキアリスのワンダーランドの絵を見ながら、さくらとかわした約束の言葉を思い巡らしていた。「いつかちゃんとワンダーランドを作らなな」。 後日、健太郎に招かれたすみれたち。阿部(上川周作)が扉を開けると、健太郎、さくら、武、中西(森優作)、明日香(大西礼芳)ら社員たちが勢揃いしていた。驚くすみれたちは、すっかり変わった店内を見回す。「ようこそ、キアリスのリトル・ワンダーランドへ!」。紙で作られた木に「カフェスペース」と書かれた看板、子供用のテーブルや椅子、絵本やおもちゃが並ぶ棚。小さいながらも、すみれ、良子、君枝、明美が夢見たワンダーランドが社員たちの手で作られたのだ。 「僕らもバトンを受け取ったような気がしました」と武。店舗のレイアウトとデザインを担当したさくらは、「私たちもまた、次の世代に思いを伝え続けられるようなものを作らなね」と微笑む。そして、「いつか必ず、ビックワンダーランドを作る」と宣言する健太郎に、4人は礼を言うのだった。 最終週(第26週)の『べっぴんさん』は、昭和59年3月。すみれ(芳根京子)は、月に1回のペースでキアリスに出勤。紀夫(永山絢斗)は趣味のカメラを片手に隠居生活を送るようになっていた。春休みに入り、さくら(井頭愛海)が10歳になった娘の藍(渡邉このみ)を連れてすみれの家を訪れる。藍は、春休みの間はすみれの家で過ごすのが毎年の恒例となっていた。そんなある日、すみれ、明美(谷村美月)、良子(百田夏菜子)、君枝(土村芳)は、健太郎(古川雄輝)に呼ばれ食堂「レリビィ」に集まっていた。そこで健太郎が取り出したものは、アメリカから送られてきた一通の手紙……。
2017年03月26日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第24週は、「光が射す方へ」。エイスが倒産し、家も仕事も失った栄輔(松下優也)は、潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)の家に居候の身となっていた。一方、エイス倒産のニュースを受け、キアリス・社長の紀夫(永山絢斗)は、これまでの積極的な経営から、慎重な方向に舵を切ろうとしていた。しかし、開発宣伝部の部長となった健太郎(古川雄輝)はその方針に反対。議論が進まない中で、すみれが突然、「映画を作ろう」と提案する。 すみれたちは、キアリスのお客さんや会社を引き継ぐ次世代の社員に渡すバトンとして、映画版キアリスガイドの制作に取りかかる。プロカメラマン・亀田(上地雄輔)の助けを借りて、内容や役割分担が決められていく。監督は紀夫、助監督は武(中島広稀)、脚本は明美(谷村美月)が担当することに。そんな時、明美は会社が倒産して生気を失っていた栄輔と再会し、映画作りに誘う。 次世代に渡すバトンとしての映画版キアリスガイド「ようこそ赤ちゃん」の制作に挑むすみれたち。プロカメラマン・亀田の助けで、無事にクランクインを迎える。主演はさくら(井頭愛海)と健太郎の娘の藍。撮影のため、坂東家にやって来た栄輔は、初めて藍と対面する。「お母さんが小さいころ、たくさん優しくしてもろたの。たくさん遊んでもろたのよ」と話すさくらに促され、藍を抱っこする。「かわいいなあ、幸せになってや」と優しい瞳で見つめる栄輔。 「それでは、ようこそ赤ちゃん、クランクインです。よーい、スタート!。紀夫の掛け声と、足立の鳴らすカチンコの音で始まったキアリスガイドの映画撮影。明美の誘いであまり気乗りしないまま制作を手伝うことになった栄輔だったが、一歩先を読む段取りの良さで力を発揮していく。「栄輔さん、大活躍ね」と良子(百田夏菜子)。一方、「日本中の男をカッコよくしたい」という栄輔の志を引き継ぎたいと考えていた潔は、新事業を始めようとしていた。「オライオン、紳士ラインの復活や!」と気勢を揚げる潔。 映画制作を続けるすみれたちは、戦後間もない頃に自分の子どもたちのために作った服を映画の中に出そうと考える。「商売商売と思ってたら、今のキアリスはなかったな、きっと」と明美。すみれたちの思いを込めたものづくりの原点を目の当たりにした健太郎は、キアリスの拡大を急ぐ自分の姿勢に疑問を抱くように。栄輔は、健太郎が大手商社「KADOSHOの古門社長(西岡徳馬)と会っていると聞き、「踊らされるなよ」と忠告するのだった。 そんな折、潔とゆりは、男性向けの新たなマーケットを開拓するための企画を話し合っていた。男性販売員に代わり、細かいところまで気がつく女性販売員を採用することを提案するゆり。「きっと大事な場面に出かける時は、みんなおうちで奥さんの意見聞いてるわ」と説明すると、「グレイト!最上級や!」と賛辞を送る潔。さらに、「それはゆりがやってくれ」と言い、もう一度、会社に戻って働くことを勧める。「人生はまだまだ続く。これかはら一緒に楽しもう!。そんな潔の言葉に、涙を浮かべてうなずくゆり。 キアリスガイドの映画撮影は、明美のナレーションで幕を閉じた。紀夫と亀田に花束を、主演を務めた藍には花の冠を贈るすみれたち。そのころ潔は、経営するオライオンで紳士服ブランドを新たに作り、その着こなし講座を開くよう栄輔に依頼する。会社を倒産させた責任を感じていた栄輔は、人前で話をすることにためらうが、「一回きりの人生よ。ほんまにそれでいいの!?」とゆりに説得され、引き受けることを決める。 オライオンの紳士服ブランドの発表会。集まったマスコミに矢継ぎ早に質問されるなか、栄輔は深々と頭を下げる。「栄輔さん、頑張れ!」。栄輔が顔を上げると、客席には「エイス」の紙袋を掲げてエールを送る青年たちの姿が。前を見据え、栄輔は語り出す。 「おしゃれとは、生き方に通じます。人に対して好感を与えようとする努力、誰しもがきっと持ちうる自分はこうありたいという理想、それに近づくようにふるまうことで、自分を律し、自分を高めることができる努力こそがおしゃれなのです。そのことを忘れずに、僕も、これからを生きたい。そう思います」。そうして栄輔が指南する「男のための着こなし講座」は開幕。会場は大きな拍手に包まれる。 キアリスの経営方針について、すみれたちと意見を違える健太郎は、助言を求めるために古門社長のもとを訪れる。「景気を理由に簡単に諦めないことだ」と助言する古門は、自分の手がけるビジネスを成功させることが夢だと言う健太郎に「そのことを強く念じていれば、自ずから見える」と助言する。さらに、ビジネスの成功の秘訣はスピードで、「風を読んでいち早く動いた結果だ」と告げる古門。健太郎にエイスへの出資をやめたのも同じ理由なのかと聞かれ、健太郎ほどの人材がキアリスで働くのはもったいないと言い、立ち去った。 その夜、風呂上がりに一人、ベランダで考えに耽る健太郎。発表会での栄輔を見て、人を惹きつける魅力があり、「それがこれまでの成功を導いたんやろな」とすみれに語る健太郎。すると、すみれは、「成功って、何を言うんやろうね?」と訊ね、お金持ちになることや自分の業績を世間に見せつけることが成功なら、自分は成功なんてしなくてもいいと語る。そして「それなら何を目指します?という健太郎の問いに、「私は誰かの笑顔を想像しながら日々、過ごすことかな」と答えるのだった。 すみれたちは、映画制作のメンバーや家族をキアリス本店に招き、キアリスガイド映画版「ようこそ赤ちゃん」の上映会を開くことに。子育てに必要な知識がわかりやすく紹介された映像は大好評を得る。挨拶に立ったすみれたちは、この映画は赤ちゃんを迎えられる明日のお母さんのために、頑張っているお母さんのために、そして明日のキアリスのみんなに向けて作ったと話す。そして50年後、60年後、会うことのできない人たちにキアリスが受け継がれても「私たちの原点にある思いは決して変わることはありません。お母さんのため、赤ちゃんのためにものを作ってきたんです」とすみれ。 次の世代に受け継がれるバトンとして、映画に込められたすみれたちの思いを受け取った健太郎は、元のキアリスに戻したいと経営陣に報告。大人用品から撤退し、ベビーと子供用品だけの形に戻し、育児相談の場を作ると説明する。「自分がやろうとしていたことは順番が間違ってました」と健太郎。その言葉を聞き、うれしそうに顔を見合わせるすみれ、良子、君枝(土村芳)、明美。 ある日、潔がある重要なニュースを伝えにキアリスを訪ねてくる。東京の銀座にある3階建のビルが相場よりも安く借りられると言い、「キアリスのワンダーランドを作ったら?おとぎの国や、お母さんと子供のたちのための」と語る。「ワンダーランド……」。嬉しそうに目を輝かせるすみれ。 すみれ(芳根京子)たちは、東京の銀座に空きビルを借り、子育てに必要な物ならなんでもそろうキアリスの「ワンダーランド」を作ろうと意気込んでいた。しかし君枝(土村芳)の夫・昭一(平岡祐太)が勤務先の銀行で必要な資金を調達できないかと動くが融資は認められなかった。そんな時、大手商社「KADOSHO」の古門(西岡徳馬)から資金提供の申し出が。古門は栄輔(松下優也)がエイスを倒産させる元凶となった存在。すみれたちの決断は……。
2017年03月19日連続テレビ小説『べっぴんさん』の23週は、「あいを継ぐもの」。すみれ(芳根京子)・紀夫(永山絢斗)夫婦と君枝(土村芳)・昭一(平岡祐太)夫婦は、さくら(井頭愛海)と健太郎(古川雄輝)の結婚を受け入れようとするが、一人息子と一人娘の結婚のため、家の継承問題でこじれてしまう。さくらと健太郎は、両親たちの考えが古いと主張するが聞いてもらえない。さらに健太郎は坂東家に婿に入っても構わないと言い出すと、「聞きたくないわ!」と言葉を遮る君枝。店を後にする。 すみれ夫婦は義兄の潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)の家を訪ね、坂東家の存続について相談する。「僕としては、娘の代で五十八さんから引き継いだ坂東の名を終わらせるなんてことはとてもじゃないができません」と紀夫。その言葉を聞いたゆりは、坂東家の長女である自分が潔のもとに嫁いだせいで家のことをすみれに押し付けてしまったと謝る。 「何言うてるの。私は紀夫さんに出会って、幸せになることができた。よかったなあって心から思ってるのよ」とすみれ。帰宅した紀夫は、坂東の家を継がないのであれば、健太郎との結婚は白紙だとさくらに告げるのだった。 翌日、勝二(田中要次)と龍一(森永悠希)の世界料理の店ですみれ夫妻が食事をしていると、潔が訪ねてくる。さくらのことを心配する潔は、自分がゆりと結婚したときのことを話して聞かせる。潔の父・正蔵(名倉潤)も、すみれとゆりの父・五十八(生瀬勝久)も、最後は子供たちの幸せを優先してくれたと振り返り、紀夫を婿に出した経験を持つ実父・田中五郎(堀内正美)に一度会ってみたらどうだろうかと提案する。 潔のアドバイスを受けて、五郎を家に招いた紀夫。自分を坂東家に婿養子に出したときのことを聞きたいと話を切り出すと、五郎は「いくつになっても、一番嬉しいのは子供が幸せなことだからな」と言い、さらに紀夫の初恋の人がすみれだと知っていて、2人がうまくいくように祈って結婚させたと打ち明ける。 親の思いを初めて知って驚き、照れる紀夫。さくらが結婚したいと言っているが、坂東家を守るためにさくらに婿を取りたいと相談する。すると「家を継ぐというのは何なのだろうか?」と五郎。大事な息子の紀夫の名字が変わっても、今、生きている。それは、これまで命をつないでくれたご先祖様がいるから。「長い長い歴史の中、何事も形を変えていく。それでも、想いだけは、想いというのは形を変えて引き継がれていくもんじゃないのかと語るのだった。 その晩、紀夫は、棚に飾られた家族写真を見ながら五郎の言葉を思い返す。「もう坂東営業部という名前はないけど、お義父さんの信念や思いはオライオンにある。もちろん僕らの中にもとすみれに告げる紀夫。翌日、すみれたち夫婦は君枝と昭一と会い、さくらが村田家に入ることを許す。そしてさくらに、坂東家は五十八とはな(菅野美穂)の頑張りが坂東家の始まりなのだと話して聞かし「おじいさまとおばあさまの思いだけは引き継いでね」と微笑むすみれ。 すみれたちは、さくらと健太郎の結婚の報告と仲人を依頼するため、大急百貨店の大島社長(伊武雅刀)の元を訪れる。仲人を快諾した大島との会話の流れから、さくらの名前の由来をすみれと紀夫に聞く健太郎。すみれは、ゆりと自分の母の名が「はな」だったため、2人娘は花の名前を付けてもらったと説明する。「お母さんのように、そのまたお母さんのように、美しく花咲く人生を送って欲しい。そんな想いを込めて、さくらと名付けた」と紀夫。 こうしてさくらと健太郎の結婚式を無事終え、帰宅したすみれたち。一人娘を嫁に出し、寂しく感じていると、そこにさくらと健太郎がやってくる。「私たち、今日からこっちでお世話になっていい?」とさくら。村田家に住むと職場と家が一緒で、健太郎はそれが長年嫌だったと説明する。顔を見合わせ微笑むすみれと紀夫。2人きりの生活になると思っていた矢先に娘夫妻との同居と、思わぬ展開に驚きつつも、嬉しく感じるのだった 昭和48年の春。さくらと健太郎の結婚から3年の時がたった。さくらは子どもを身ごもり、健太郎は武(中島広稀)の後を引き継いでキアリスの開発宣伝部長に昇進することに。本店を任された健太郎は、大手商社社長の古門(西岡徳馬)から「成長のスピードが重要」という助言を受け、売り上げを上げるためキアリスを大きく変えようと奔走する。「大事なのはスピード。普通の人が10年かけてやることを、自分は1年でやる。これを機に僕は、自分の力を試したいんや」とさくらに宣言するのだった。 キアリスの本店のリニューアルを健太郎に任せるすみれたち。リニューアル後の店内を見学すると、店の最前列の棚にキャラクターがプリントされたTシャツや大人の女性向けのストッキングなどディスプレイされているのを見て戸惑う。「これって、キアリスかな?」とすみれ。戸惑いを隠せないすみれたちに、健太郎は「これからのキアリスです」と自信満々に語る。 キアリスを急成長させたいと奔走する健太郎は、さくらが生まれてくる我が子を思って生み出したキアリスの新キャラクター「サミーちゃん」を利用しようと考える。さくらはライセンスビジネスのために作ったキャラクターではないと反対。話を聞いていたすみれも、焦らずもっと時間をかけるべきだと諭すが、健太郎は今の時代に合ってないと聞き入れない。「会社を大事に思う気持ちはどの社員にも負けてないと思ってる」と健太郎。 そんな折、潔は社員たちから、オライオンが契約しようと思っていた路面店を栄輔(松下優也)の会社「エイス」がことこどく契約していると聞く。栄輔が日本中にショップを展開しようと躍起になっていることを知り、言い知れぬ不安を感じる潔。東京にいる栄輔の元に向かう。 一方、突然、現れた潔に驚く栄輔。居ても立ってもいられず駆けつけたという潔の真意が理解できない。「膨らみ続けた風船は、いつかは爆発する。今のやり方を続けたら、お前は爆発するぞ」と忠告する潔。その言葉はきちんと心に留めておくと答える栄輔だったが、立ち去る潔を見つめるその表情からは笑顔が消える。 それからしばらくして、臨月を迎えたさくらは無事に女の子を出産する。孫の誕生に喜ぶすみれたち。健太郎が生まれてきた我が子につけた名は「藍」。この時期に咲く可憐な花で、藍色は、やすらぎを与えるからだと名前の由来を説明する健太郎。「周りの人に安らぎを与える優しい女の子になってほしいと思って。 健太郎による拡大が進むキアリス。店の真ん中にはサミーちゃんグッズが置かれ、創業以来の看板商品だった肌着は店の奥の棚に置かれている。ある日、すみれは偶然キアリスが変わってしまったと嘆く女性客の声を耳にする。一方、娘を出産したさくらだったが、孫を溺愛する君枝が度々家を訪ねてくるようになり、悩まされる。その不満を健太郎に相談しているうちに夫婦仲にも亀裂が生じてしまう。 そんな折、「レリビィ」にキアリスのメンバーと家族が集まり、紀夫の8ミリカメラの上映会が開かれる。藍の姿を見ながら、自分たちが子育てをしていたころを思い出すすみれたち。明美がさくらにおしめの使い方を教える様子を見ながら、すみれにあるアイデアが浮かぶ。「残せないかな?こうして知識を映像に。そしたら、もっともっとこう分かりやすく、いろんな人に伝えられるんやないかな。良子や明美も「わくわくする」と、映像版のキアリスガイドに心を躍らせるのだった。 11月になると、オイルショックによって日本の経済は大混乱に陥った。すみれや紀夫は、キアリスの経営拡大に対し、今こそ慎重姿勢をとるべきだと訴えるが、健太郎だけは、守りに入ることに反論を続ける。そこにすみれはこう切り出す。「今、必要なものは赤ちゃんのものだ」と。そして、こんな状況でも赤ちゃんを笑顔にしてあげたいし、お母さんたちの気持ちに寄り添ってあげてほしいと説く。「それがキアリスの基本やもの」と良子。経営陣の意見にすぐに同意した健太郎だったが、その口からは「需要」「供給」と経営用語しか出てこない。うつむき悲しい表情のすみれたち。 いっぽう一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった栄輔のエイスは、売り上げが下がり始めたことを理由に古門から見放され、資金繰りに失敗してしまう。KADOCHOを後にする栄輔に玉井(土平ドンペイ)が声をかける。「ボロボロの時代に拾ってもろて、こんな立派にしてもろて、あんたには感謝してる。そやけど、一緒に泥船に乗って沈むことはできん」と。エイスはついに破綻し、社長の栄輔も行方をくらませる。 ある日、ゆりの家を訪ねる紀夫とすみれ。そこに、憔悴した栄輔の姿を見て驚く。「ばったり大阪で会ってな」と栄輔をかくまっていたことを明かす潔。会社更生法を申請して、それをもって会社をもう一度立て直すと言う栄輔に「意味がない」と制する。「自己破産してゼロになるんや。そこから自由な発想をして一から始めるんや」と潔。身を寄せる場所を失った栄輔に、自分の家にいたらいいと言って楽しそうに笑う。「また一緒なんて、闇市のころみたい。懐かしいわ」とゆり。そんな2人を見つめ、栄輔は目を潤ませるのだった。 第24週の『べっぴんさん』は、エイスが倒産し、家も仕事も失った栄輔(松下優也)は、潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)の家に居候の身となっていた。一方、エイス倒産のニュースを受け、キアリス・社長の紀夫(永山絢斗)は、これまでの積極的な経営から、慎重な方向に舵を切ろうとしていた。しかし、開発宣伝部の部長となった健太郎(古川雄輝)はその方針に反対。議論が進まない中で、すみれ(芳根京子)が突然、「創業の思いを次世代に引き継ぐための映画を作ろう」と提案し、キアリスの映画作りが始まることに。龍一(森永悠希)に紹介されたプロカメラマン・亀田(上地雄輔)の助けを借りて、内容や役割分担が決められていく。
2017年03月12日「20歳になったので少しだけ飲ませていただきます!」 NHK朝の連続テレビドラマ『べっぴんさん』の打ち上げの乾杯の挨拶で、元気にこう話したのは、主役の芳根京子(20)。 芳根はくしくも、打ち上げ当日の2月28日に20歳の誕生日を迎えたのだ。 打ち上げが行われたのは、大阪市内の一流ホテルの宴会場。400人が入る大広間だ。 隣の宴会場では、ある女子高の謝恩会が開かれていた。めざとい女子高生たちが、隣の会場に次々と入っていく有名人たちに黄色い声をあげる一幕も――。 ドラマで使ったマフラーなどの洋裁の小道具は、実際に芳根自身が手作りしたもの。 「芳根さんは使い終わると、それを毎回スタッフにプレゼントして喜ばれていました」(前出・スタッフ) この夜にも、そのスタッフが“手編みマフラー”を巻いて来ていたようだ。 「会場内でそれに気付いた芳根さんは『あっ、使ってくれてるんだ!』とすごく喜んでいました」(前出・スタッフ) 1次会は、芳根と夫役の永山絢斗(28)の一本締めで、夜10時にお開き。 「高良健吾さん(29)がかなりハイテンションで、『絢斗くん!パーッと車乗ってさ、二次会行こ!』と永山さんを手招きし、ロビーへ階段を駆け降りて行きました。その途中、5歳ぐらいの子役の男の子が『こうらさん、今までありがとうございました!』と声をかけたんです。すると、その子に駆け寄ってぎゅっと抱きしめて、『またな!』と兄貴っぽく去って行きました。かっこよかったですよ」(前出・スタッフ) 結局、出演者も交えて、有志で朝5時まで宴は続いたという――。
2017年03月10日アイドルグループ・ももいろクローバーZの百田夏菜子が5日、自身のブログを更新。ヒロイン・すみれの親友・良子役として出演しているNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』の撮影が終了したことを報告し、感謝の思いをつづった。百田は「先日、べっぴんさんオールアップしましたー!!!お疲れ様でした!!!」と書き出し、「なんか…変な感じです。10ヶ月、濃すぎたなー。苦かったなー。あったかかったなー。愛に溢れてたなー。なんだか、勝二さんが入れてくれるコーヒーみたいな10ヶ月でした。笑」と撮影を回顧。「刺激的でした。とっても。幸せでした。とっても。とっても」とつづった。そして、「10代から50代後半までの多田良子(のちに小澤良子)という1人の人生。良子ちゃんはどんな風に歳を重ねていくのかな?って私自身も楽しみながら演じてました!」と役作りについて明かし、「人間関係に悩み、子育てに悩み、仕事に悩み、それでも周りの人たちに助けてもらいながら少しずつ強く、たくましくなっていく。ものづくりが大好きで恋話が大好きで可愛いものが大好きで家族や友達が大好き。良子ちゃんが苦しい時は私も苦しくて楽しい時は楽しかったな」と役に寄り添って過ごした日々を振り返った。続けて、「なにをするにも余裕も隙もない日々にちょ、一回なんにもやりたくない。って時は何度かあったけどwそう思える日々は本当に、贅沢で充実してました」と明かし、「ありがとう良子ちゃんとして生きた人生は私にとっても本当にかけがえのないものになりました」としみじみ。「終わってからいろんな人がかけてくれた言葉。私にはもったいないけど、嬉しかったです。そんな言葉に答えられるような人になりたいです。頑張ります」と決意を新たにした。さらに、「出演者の皆さん、スタッフさん、そしてきょんちゃん!本当にお疲れ様でした!本当にありがとうございました!」と感謝。「放送は4月1日まで続きます!最後までみなさん、よろしくお願いします」と呼びかけた。
2017年03月05日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第22週は、昭和45年4月。キアリスですみれ(芳根京子)たちの下で働くようになったさくら(井頭愛海)は、念願のデザイン部に配属される。意気込んださくらは、女の子用のワンピースのデザインを提案するが、すみれたちにはっきりと改善点を示されないまま却下され、「キアリスらしさ」について思い悩む。「なんか違うのよね。子供がワクワクしそうにないのよね」。すみれの漠然とした指摘に、さくらは「なんであんな感じで何十年もやってこれたんやろう?」と首をかしげる。 一方、君枝(土村芳)の息子・健太郎(古川雄輝)は開発宣伝部に配属されるが、経営の仕事に関わることができないことに落胆する。社長室では、「期待はしてる。だけど、まずはキアリスの仕事を理解して欲しいんや」とすみれと語り合う紀夫。 そのころ、良子の(百田夏菜子)夫・勝二(田中要次)の喫茶店に、ひとりの男性客がやってくる。珈琲屋で食べ物はないと謝る勝二に、その男は万博のときに食べたハンバーガーがとても美味かったと言い「世界には美味いもんがぎょうさんあるなあ」と語る。すると、息子の龍一(森永悠希)は食材を買い込み、店の厨房でハンバーガーを作り上げるのだった。その様子を見ながら何かを感じる勝二。 老朽化が進んでいたキアリス本店を改修する2週間の期間限定で、若手社員を集めて仮店舗を営業することになったさくらと健太郎。経営陣の身内が入社したことを快く思わない先輩たちとも話をまとめ、普段はキアリスに置かないカラーのストッキングや大人用パジャマなども商品として並べることに。不安を覚えるすみれたちだったが、見守ることに徹する。 そうして、「ベビーショップあさや」と名付けられた仮店舗が開店。変装した中西(森優作)と武(中島広稀)は店の様子をこっそり伺うが、やはり客はほとんど訪れず。「おぼっちゃんの思いつきに乗せられて、振り回されたような気分やわ」と明日香(大西礼芳)。社員たちのやりとりを見守る勝二はこう切り出す。「まず、お客さんに足を運んでもらうためにどんな努力した? さくらと健太郎は武に頼み、大切に保管されていたキアリス開店当時の宣伝用のカードや洋服のタグ、ポスターなどを見せてもらう。そのなかに、お弁当箱セットのポスターを見つけたさくら。「覚えてる?」と健太郎に見せると、健太郎も懐かしそうに微笑むのだった。 翌朝のキアリスで初日の売り上げを挽回するため、健太郎の発案で日本語と英語でポスターとチラシを制作する。「英語のほうは、万博近辺のおもに外国のかたに配ってください」。健太郎の掛け声で明日香たちも手分けして配布することに。 昭和45年。大阪万博が開幕し、世界中から多くの外国人が日本を訪れていた。日本中が沸き立つ中、すみれと紀夫(永山絢斗)は大手商社の「KADOSHO」を訪れる。そこで待ち受けていたのは、「エイス」社長として時代の寵児となっていた栄輔(松下優也)だった。「KADOSHO」社長の古門(西岡徳馬)の協力を得て、万博のフィナーレを飾るショーを演出することになっていた栄輔は、子どもたち用の衣装の提供をキアリスに依頼する。 勝二の喫茶店に設けられたキアリスの期間限定ショップ「べびーショップあさや」に外国の女性客がどんどん押し寄せる。得意の英語で接客をする健太郎。華やかな外国人客に引き寄せられるように日本人女性の客も増えていく。「この生地の大人用のパジャマもあるの? 気持ちええのよね」。商品を手に取る客の反応も上々だった。 そうして12日目にして、商品は完売。勝二の店で開かれた慰労会は、すみれたち経営陣も加わり、楽しい笑い声で包まれる。ショップの成功を褒められた明日香は「リーダーが、頑張ってくれました」と照れくさそうに笑う。その言葉に驚きながらも、嬉しく感じる健太郎。 テーブルには、ロシア、韓国、スイス、イタリアなど、世界各国を放浪してきた龍一の見よう見まねで作った料理が並ぶ。テーブルを囲み、楽しそうな社員たちを見ながら、健太郎のリーダーシップに感心する紀夫とすみれ。「いずれは、この子たちに引き継いでもらわなね」とつぶやく。 それから数日後、君枝が描いた万博企画のデザイン画を囲むすみれ、良子、明美(谷村美月)。「21世紀の子供たちも、こんな笑顔でいてほしいな」。久しぶりに4人で一つのことをする楽しさに浸る。「ワクワクする!素敵やわ!とすみれ。その仕事ぶりを眺めるさくらは、「涙色の青」や「ワクワク」について、思いを巡らせる。 9月になり、すみれたちは万博のショーの衣装を制作。ショーに出演する子供たちを集め、一人一人の体に合わせて一着ずつサイズの手直しを始める。さくらは、数ミリ単位の直しをわざわざするする必要があるのかと疑問を抱くが、そこにキアリスのものづくりへの思いが込められていることを教えられる。「私たちのショーの主役は子供たちよ。舞台に立つ子供たちのいちばん大事なものは笑顔やと思うの」とすみれ。そのためには洋服がその子に合っていないと、心から笑顔にならないとさくらに話して聞かせる。「笑顔を引き出すのは、着ていて気持ちのよい服なのよ」。 いよいよショーが開幕。ショーに出演する栄輔は、モデルたちを呼び込む。「次は21世紀を生きる世界の子供たちです!」。ステージを笑顔で歩く子供たちを舞台袖で見守るすみれたち。ショーを見ていた潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)は、会場のなかにかつて梅田の闇市を仕切っていた根本を見つける。 「ご立派になられて、お噂は伺ってますよ」。潔に声をかける根本は、ゆりたちのおかげで梅田の闇市は立派な商店街になったと告げる。そして人々が去った場内を見やり、「今の日本は人の手から離れていくような感じがすると語るのだった。 すみれはゴミが投げ捨てられ雑然とした会場の光景に、戦後の焼き野原を思い浮かべる。「あんなに物がなくて、ただ生きることに精いっぱいやったのにね」。こうして大阪万博は幕を閉じたのだった。 すみれに次の商品審議会に参加したいと申し出るさくら。快く承諾されたものの、「キアリスらしさ」がなかなか理解できず悩んでいた。しかしそんなとき、すみれから子どもの想像力の豊かさについての話を聞き、ヒントをつかんださくらは猛然とスケッチブックに向かう。 商品審議会の日。ワンピースのデザイン画を見せるさくら。子供のころのことを思い出し、大事なのはワクワクと想像力を膨らますことのできる余地で、そのため自分は無地のワンピースをデザインしたと説明する。「もしかしたら、それがキアリスの基本やないかなと思いました」とさくら。涙を堪えながら、すれみはうれしそうにデザイン画を見つめる。「商品化に向けて検討しましょう」とすみれ。一方、周りには秘密にしながらさくらと交際していた健太郎は決意を固める。「今日のさくらの話を聞いて、僕も想像した。2人のことを、ワクワクした」と健太郎。 さくらと健太郎の突然の結婚宣言を受け、驚くすみれたち。紀夫と君枝は、「早すぎる」とすぐには受け入れられない。すみれと紀夫、君枝と昭一(平岡祐太)は、さくらと健太郎の結婚について話し合うため、勝二の名前のない喫茶店を訪れると、龍一が何やら看板に書き込んでいた。看板には「レリビィ?」の文字が。「レットイットビーや!『そのまま生きろ』って意味やで。ええ名前やろ」と龍一。じつは龍一もまた、将来のことを考えていたのだ。 「いまどき、喫茶店なんか流行らへんからな、俺が食堂やったる!」と龍一。勝二が経営する喫茶店を使って、世界中を回って覚えた料理を提供する食堂をやりたいと申し出るのだった。それを聞いた勝二は激怒するが、「仲ようやろうや!」と言う龍一に言葉が出てこない。「私も勝二さんの料理を食べてみたいわ」と笑う良子。そんな良子一家の様子を見ながら、すみれたちは、いつまでも子供だと思っていたさくら、健太郎、龍一も大人になったのだと痛感するのだった。「今思えば、親としてまだまだやったけど、どうにかここまで来たね」としみじみとするすみれ。人は、自分のことを思ってくれる人、願ってくれる人の愛情があって幸せになれるのかもしれない。自分たちの親がそうだったように、子供たちの幸せを願おうと、さくらと健太郎の結婚を認めるすみれたちだった。 第23週の『べっぴんさん』は、すみれ(芳根京子)・紀夫(永山絢斗)夫婦と君枝(土村芳)・昭一(平岡祐太)夫婦は、さくら(井頭愛海)と健太郎(古川雄輝)の結婚を受け入れようとするが、一人息子と一人娘の結婚のため、家の継承問題でこじれてしまう。すみれ夫婦は、潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)の家を訪ね、坂東家の存続について相談する。潔からの提案もあり、紀夫は実父である田中五郎(堀内正美)と会い、自分を婿養子として坂東家に出した際の親の気持ちを知り、考え方を変えていく。
2017年03月05日芳根京子がヒロインを務める、現在放送中の連続テレビ小説「べっぴんさん」。この度、3月中旬からの最終章に登場する本作の新キャストとして、上地雄輔、星野真里の出演が発表。さらに本編では語られなかったアナザーストーリーをオムニバス形式で描くスピンオフドラマの放送が決定した。本作は戦後の焼け跡の中、娘や女性のために子ども服作りにまい進し、日本中を元気に駆け抜けていくヒロイン・すみれとその家族、そして彼女の仲間たちが夢へと向かう物語。今月中旬からは、オイルショックの不況期を迎え、難しいかじ取りを迫られながらも、子ども服メーカー「キアリス」の未来を見据え、大切なことに気づいていくすみれたちと若手社員の成長を中心に描いていくという。その中で今回、すみれたちの「思いを込めた特別な品」に欠かせない新キャストが決定。まず、連続テレビ小説初参加となる上地さんが、アメリカ仕込みの陽気なカメラマン・亀田役を演じる。映画作りのプロフェッショナルで、現在は大阪の制作会社に身を置く。世界中を旅していた龍一(森永悠希)と知り合いになったのをきっかけに、すみれのある発案の実現化に向け全面的な支援をしていくという役どころだ。上地さんは「とてもアットホームで楽しい現場でした!自分でも少しやり過ぎたかな…と思ったくらい亀田はクセのある役で、終盤の『べっぴんさん』を引っかき回したかもしれませんが」と出演の感想を話し、「ほどよい緊張感と温かい雰囲気に包まれながら撮影した映像です。どう描かれているのか、楽しみにしていてください」とコメント。また共演の芳根さんとは、彼女がデビューする前から知り合いだったそうで、「現場で『収録が押しているよ!巻いているよ!』とすっかりなじんでいたのが不思議でならなかったんです。けれども撮影が進むにつれて、どれだけ共演者やスタッフの皆さんに愛される存在なのかがわかり、親心ではありませんが、つくづくすてきな女優さんになったんだなと、うれしく思います」を思いを明かした。さらに、幼いころから大切にしている宝物のワンピースをもうすぐ小学生になる娘・小雪の入学式に着せたいと思い、ある日「キアリス」にサイズ直しの相談で訪れる保育士・美幸役を星野さん、また、すみれの幼少期を演じた渡邉このみが、すみれの孫・藍役で再登場する。そして今回、本作のスピンオフドラマ「連続テレビ小説べっぴんさん 特別編 忘れられない忘れ物~ヨーソローの1日~」が放送されることも決定。第15週~第20週で若者たちの青春物語の舞台となったジャズ喫茶「ヨーソロー」を舞台に、本編では語られなかった「べっぴんさん」アナザーストーリーを、オムニバス形式で描くという。ラブストーリー・コメディー・感動ドラマ…バラエティーに富んだ5つの物語を、ヒロイン・すみれがストーリーテラーとなって放送する。「連続テレビ小説べっぴんさん 特別編 忘れられない忘れ物~ヨーソローの1日~」は5月6日(土)19時~BSプレミアムにて放送。連続テレビ小説「べっぴんさん」は毎週月曜日~土曜日8時~NHK・総合にて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月02日NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』で主演を務める女優の芳根京子(20)が2月28日、自身のブログを更新。同作のオールアップと、20歳の誕生日を迎えたことを報告し、「シアワセです。最高の1年でした」と心境を明かした。「20」と題したブログには、「連続テレビ小説『べっぴんさん』本日、2月28日にオールアップ致しました」と撮了を報告し、「今の気持ちを言いますと、言葉にすることが出来ないってこういうことか、と」と心境を説明。「始まったことも信じられなかったんだけど、信じられる前に終わってしまって、笑終わってしまったことも夢みたいという、もう、混乱状態です。落ち着いたらまたゆっくりお話しさせてください」とつづった。この日は芳根の20歳の誕生日。「10代の最後の1年間をべっぴんさんに捧げると、クランクイン前に言ってましたが、まさか20代初日に終わるなんて思ってもいませんでした。本当に10代最後の1年間を、べっぴんさんで過ごす事が出来ました。シアワセです。最高の1年でした」と感慨深げに記した。そして、「とりあえず、今日は、感謝の気持ちを胸にみなさんと過ごします。。本当に本当に本当に、ありがとうございました」と改めて感謝の気持ちを伝えた。『べっぴんさん』は、4月1日に最終話を迎える。
2017年03月01日NHKで放映中の連続テレビ小説「べっぴんさん」がクランクアップを迎えた2月28日(火)、NHK大阪放送局のスタジオでヒロイン・すみれ役の芳根京子をはじめとしたキャストが出席するクランクアップセレモニーが行われた。この日は芳根さんが出演する最後のシーンを収録。芝居のモニターチェックが終了しスタッフがクランクアップを告げた瞬間、スタジオに紙吹雪が舞うというサプライズ演出で撮影がフィナーレを迎えると、驚きと感動で芳根さんは大号泣。ヒロインの夫・紀夫役を演じた永山絢斗をはじめ、ヒロインの母親を演じた菅野美穂、姉・ゆり役の蓮佛美沙子、ゆりの夫・潔を演じた高良健吾、ヒロインたちが立ち上げる子ども服メーカー「キアリス」の仲間を演じた谷村美月、百田夏菜子、土村芳が次々と登場し、約10か月に渡ってヒロインとしてドラマを引っ張ってきた芳根さんを労った。撮影が終了した芳根さんは「“あなたがヒロインです”と言われた日もすごく驚いて、こうして終わった今日もすごく驚いて、幸せだなぁと、すごく感じています。私は本当にこのチームが大好きです。今日もちょっとずつ、みんなの撮影が終わっていくのが、すごく寂しくて…。こんな未熟な私を支えて下ったキャストの皆さん、スタッフの皆さん、本当に感謝してもしきれません」と語り、撮影が終わった達成感と名残惜しさが混じった複雑な気持ちを表現。また涙で声を詰まらせながらも、セレモニーに参加したキャスト一人一人に感謝の言葉を口にした。約10か月に渡って共演した高良さんは「芳根ちゃんが現場に立っている姿はかっこよかったし、すごく立派でした。自分自身のことよりも芳根ちゃんのことを大切に思えたり、芳根ちゃんに嬉しいことがあったら自分のことのように喜べる、そう思わせてくれる主演俳優でした」とヒロインとしてドラマを引っ張った芳根さんを絶賛。またヒロインを支える良子を演じた百田さんは「撮影中にみんなで出かけることができなくて、京子ちゃんがずっと“食品サンプルを作りに行こう!”って誘ってくれていたんですけど、ずっと乗り気じゃなくって…(笑)。でも撮影が終わったので、いくらでも付き合いますので食品サンプルを作りに行きましょう!」と撮影中の裏話を交えたコメントで、セレモニーの場を和ませた。さらにヒロインの夫役を務めた永山さんは「こんなに可愛い奥さんをもらえるとは思ってなかったので、紀夫はハッピーでございます(笑)。何があっても前を向く芳根ちゃんの姿勢に勇気をもらいましたし、隣で頑張っている芳根ちゃんの姿を見て本当に励みになりました」と若いヒロインに感謝の言葉を贈った。クランクアップを迎えたこの日は、芳根さんの二十歳の誕生日ということで、セレモニーにはサプライズでバースデーケーキが登場。セレモニーに参加したキャスト、スタッフによるサプライズ演出に、またしても芳根さんが感動の涙を流す一幕もあった。(text:cinemacafe.net)
2017年02月28日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第21週は、昭和44年4月。大阪万博を翌年に控えたこの年、株式会社「キアリス」は創業20周年を記念してパーティーを開いていた。社員数は大きく増え、専門知識を持った若い社員も働くように。会社の成長に深い感慨を得るすみれ(芳根京子)、明美(谷村美月)、良子(百田夏菜子)、君枝(土村芳)。すみれの義兄・潔(高良健吾)は、「彼女たちは、ただただ、お母さんと赤ちゃんたちを思い、一針一針縫い続けました。その心が、多くの人たちを幸せに導いたのです」と謝辞を述べる。 このころ、「キアリス」の本社は、神戸・三宮のビルに移転。専務のすみれと社長の紀夫(永山絢斗)は、一緒に社長室を使っていた。開発宣伝部の部長となった武(中島広稀)のもとでは、すみれが見つけてきた美術大学出身やおもちゃメーカーに勤務経験のある3人の若い女性が勤務。育児相談部の指揮をとるのは明美。また、32歳となった中西(森優作)は人事部長となり、悦子(滝裕可里)は販売員指導係として新入社員の指導を担当。良子と君枝は、デザイン部の責任者となっていた。 式典では、100名を超える社員とアルバイトの人々を前に挨拶に立つすみれ。「キアリス」のマークの四つ葉の意味を伝える。「勇気、愛情、信頼、希望。それが全部そろうと幸せになれる。それを忘れずにいてください。がんばりましょう」。 ちょうどそのとき、アメリカに留学中のすみれの娘・さくら(井頭愛海)と君枝の息子・健太郎(古川雄輝)もパーティー会場に顔を出す。さくらはデザイン、健太郎は経営学を学んでいて、2人はある決意を胸に一時帰国したのだった。 「2人とも元気そうね」とうれしそうに笑うすみれ。秋には帰国する予定だと聞き、目を細めて喜ぶキアリスのメンバー。そんななか、さくらと健太郎の親密な様子から、明美が「もしかして、2人って付き合ってるの?」と訊ねる。うれしそうな声を上げるすみれと君枝の夫・昭一(平岡祐太)に対して「まさか!」と怪訝な顔をする紀夫と君枝。さくらは「付き合うわけない」と言い、健太郎も相槌を打つのだが……。 「キアリス」の新入社員採用面接を実施していたすみれたち。ところが、候補者の中にさくらや健太郎の姿を見つけ驚く。2人に頼まれた中西が、書類選考の後にこっそり2人の書類を忍ばせたと判明。すみれや紀夫、君枝は「身内を入れれば会社に悪い影響を与える可能性がある」と反対するが、「子供やからあかんなんて、私たち個人を見てよ、留学してがんばってきたのに」とさくら。しかし、すみれは人事部長の中西に頼むことがそもそもルール違反だとはねのける。 100人のなかから二次試験に進む10人を決めるキアリスメンバー。君枝は健太郎を「不採用」にするが、中西は「一人の人間として会社に有益であるかどうかを判断したい」と主張する。そんな折、すみれが開発宣伝部の前の廊下を通りかかると、社長の娘と役員の息子が就職試験を受けたと噂していた。大学時代にさくらと同じ研究会に所属していた直子は「後輩に、ここがうちの親の会社やなんて顔されたら、私、やっていかれへんわ」と愚痴をこぼす。立ち聞きしていたすみれは、身内だからという理由で採用する気はないと告げるのだった。 新入社員採用試験の最終面接を迎えてもなお、さくらと健太郎を採用するかどうかで、中西と意見が割れるすみれたち。さくらと健太郎も、ここで諦めるわけにはいかないと一歩も譲らない。「私は、本気でキアリスで働きたいんです!」とさくら。健太郎は、大変な時代にすみれ、君枝、良子、明美が頑張ってきた姿を、また縫い子さんたちが一針一針、想いをこめて縫う姿をずっと見てきたと語り、さらに学生のころ、キアリスでアルバイトをしていたとき、どの商品にも愛情を持つことができたと振り返る。「街でキアリスの服を着てる子供を見たとき、ほんまにうれしくてうれしくて!と健太郎。 「親族というだけでは不採用にはできない」と明美。さらにキアリスを訪ねてきた潔が、「うちなら一発で採用や。あんなに優秀な学生、めったにおらへん。親やからという色めがねで、大事なことを見落としてしもてるんやないか?」と助言する。そうして最終的には試験を受けさせ、実力をみて判断するということにするすみれたち。試験は公平性を保つため無記名で実施。その結果、すみれと君枝は優秀な成績を残したさくらと健太郎の入社を受け入れるのだった。 時は流れ、大阪万博が開幕。万博関連の番組には大手商社「KADOSHO」社長・古門(西岡徳馬)と「エイス」の社長・栄輔(松下優也)の姿が。栄輔は時代の波に乗り、大きく成長していた。「同じ神戸におって、今は雲の上の人ですねえ」と中西。 そんな中、良子の夫の勝二(田中要次)が突然、もともとあさやの靴屋だった現在のキアリスの倉庫兼休憩室を貸して欲しいと言い出す。「喫茶店をやりたいんや」と言う勝二は、定年後、三宮の喫茶店でアルバイトをしていたことを明かす。良子は初耳だと驚くが、「働くみんながおいしいコーヒーを飲んで、ちょっと休める場所ができたらいいな」と話す勝二に、すみれたちは賛同。「今後、タノシカナの集まりは、勝二さんのコーヒーやな!」と昭一ら男会も後押しする。 社会人となったさくらと健太郎は、「キアリス」で新人研修を受ける。想像以上の厳しい指導に思わず不満をこぼすさくらたちだったが、同期の阿部(上川周作)と励まし合いながら乗り越えていく。そんな3人にすみれは新しい商品開発のための審議会にアイデアを出すよう伝える。自分の力を試せる絶好の機会に張り切るさくら。 そんな折、勝二は、念願の喫茶店をオープンさせる。開店を聞きつけて商店街の人たちがやってくるが、看板が見当たらないと口々に言う。すると、何も書かれていない看板を指し、「名前のない喫茶店です」と笑顔で答えるのだった。 商品審議会当日、開始時刻を過ぎて慌てた様子で会議室に現れたさくら。その表情は暗く、若手社員たちのプレゼンを厳しく審査される様子を見て動揺する。やがて新入社員の番となり、健太郎は、車に乗る動物のドライバーのイラストが描かれたカレンダーを発表し、すみれたちから好評を得る。 そうしてさくらに順番が回ってくると、子供用のエプロンのアイデアは思いついたが、試作品ができていないと説明する。「いろいろ考えたんですけど、迷ってしまって形にできませんでした」と頭を下げて謝るさくらをすみれは容赦なく叱る。「仕事をなめてるの? そないやったら、辞めてもろて結構です」とすみれ。審議会後、肩を落とすすみれを気遣い、「教えていったらいいいのよ。ひとつずつ」と声をかける良子。君枝の提案で、息抜きに勝二の喫茶店へと向かうことに。 勝二の淹れたコーヒーを飲み、ひと息をつく4人。「おいしいなあ」と声を漏らす君枝に「そやろ!」と上機嫌の勝二。ところが、良子は満足したらダメだと忠告し、「素人に毛が生えたようなものなのだから、飽くなき探究心を持ち続けな」と尻を叩く。「みんな、身内には厳しくなるもんや。愛のムチなで」と明美。しばらくして、派手な服装のカップルが来店する。勝二を「おっちゃん!と呼び、賑やかに話す女性客。すると、チューリップ帽の男性がなだめるように話し始める。「あんまり笑わんといたってや、俺の親父のこと」。 サングラスを外したその顔は、自分探しの旅に出て、行方知れずになっていた良子と勝二の息子・龍一(森永悠希)。あまりの急なことに驚き、トレーを落としてしまう勝二。連絡もせずにどこに行っていたのか? と良子が訊ねると、「万博には帰ってくるってわかってると思ったから」とぬけぬけと答える龍一。さらに、一緒にいる女性は美代という名前で自分のフィアンセだと紹介する。「今日からうちに帰るから。美代ちゃんも世話になるけどよろしくな!」と笑顔の龍一に、呆気にとられる勝二と良子……。 その晩、さくらは自分の部屋にこもり、子供用のエプロンの試作品づくりを始める。一心不乱に作業するさくらを見て、そっとドアをしめる紀夫。帰宅したすみれに「さくら、頑張ってるぞ」と声をかける。そして後日、さくらは試作のエプロンを持って、社長室を訊ねる。同じデザインの大小2枚のエプロンを広げ、おそろいの親子用のエプロンだと説明するさくら。「子供はお母さんとのおそろいのエプロンがとっても嬉しいと思うんです。並んでお手伝いもしたくなる」とプレゼンする。すみれは、子供が大きくなってエプロンが使えなくなったときに、何か他のものに変身したら素敵だと指摘。「それはあなたが考えなさい。そこまで全部考えていいものが出来るなら、商品化も夢ではないわよ」と激励するのだった。 『べっぴんさん』の第22週は、キアリスですみれたちの下で働くようになったさくらは、念願のデザイン部に配属される。意気込んださくらは、女の子用のワンピースのデザインを提案するが、すみれたちにはっきりと改善点を示されないまま却下され、「キアリスらしさ」について思い悩む。君枝の息子・健太郎は開発宣伝部に配属されるが、経営陣の身内が入ってきたことを快く思わない社員たちには歓迎されない。問題を知った紀夫は、老朽化が進んでいたキアリス本店を改修する2週間の期間限定で、若手社員だけで仮店舗を営業させ、結束を強めようと考える。しかし仮店舗オープンの初日、客はほとんど訪れず……。
2017年02月26日NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』でヒロイン・すみれを演じている女優の芳根京子が23日、自身のブログを更新。坂東家の女中・喜代役の宮田圭子、執事・忠一郎役の曽我廼家文童、すみれの姉・ゆり役の蓮佛美沙子との4ショットを公開し、宮田と曽我廼家への思いをつづった。芳根は「愛。」というタイトルで更新し、4ショット写真を公開。「だいすきなだいすきな喜代さん、忠さん。今頃、2人でどこを旅してるのかな。元気かなぁ。」と、本作で旅に出た2人への思いを書き出し、「すみれの心の支えでした。すみれより長い長い坂東歴のおふたりです。言葉通り、すみれの全てを知ってる人でした」と記した。そして、「前室で『京子ちゃん!』と呼んでくださる宮田さん。『お嬢様!』と呼んでくださる文童さん」と撮影現場でのやりとりも明かし、「私の心の支えでもありました」と感謝。「たくさんの愛をもらいました。たくさん背中を押してもらいました」と続け、「苦しい時代、喜代さんがいてくれたから乗り越えられた。すみれもそう、わたしもそう。宮田さん、文童さん、本当に、本当に、ありがとうございました」と思いを伝えた。さらに、「おふたりが終わりの時にね、さくらがスタジオに来てくれました!」と、すみれの娘・さくらの幼少期を演じた河上咲桜も駆けつけたことを明かし、河上との写真を公開。「大きくなったね!さくら!この前会った時は、しゅみれママ!って抱きついてくれました。少し時間が経ったら、人見知りになってました。笑あー、可愛い可愛い」と愛情たっぷりにつづった。
2017年02月24日NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』で主演を務めている女優の芳根京子(19)が19日、自身のブログを更新。最後のロケが終了したことを報告するとともに、徐々に終わりに向かう本作への思いをつづった。「ロケ。」と題したブログで、「昨日から神戸にいました。びゅーーん。今日でべっぴんさんのロケは最後かな?」と報告。昨年5月25日にクランクインし、同年10月3日から放送開始、今春4月1日放送に最終回を迎える本作について、「1日1日、最後だね。って言葉が増えて来て いろいろなところでもうすぐ終わるんだなーって実感」とつづった。続けて、「なんて呑気なこと言っても 最後まで容赦なく、笑スケジュールに『すみれ』の『す』の字が途切れることなくズラーっと並んでます」と、まだまだ撮影が詰まっていることを明かし、「朝ドラのヒロインってすごいな、すごいなって思ってる今日この頃です。笑」と感慨深げに記した。そして、「1日1日、必死に必死に。1日終わるごとにいろんなもの削ぎ落とされてる日々な感じですが、笑 ここで負けず、踏ん張って、這いつくばってでも、最後まで完走したいと思います。します。させます。するんです」と決意を新たにし、「ここからはどれだけ楽しめるかだと思ってます。ワクワクします。ドキドキします」と前を向いた芳根。最後は「書きたいことまた溜まって来た、、喜代さんのお話も、、また今度」と締めくくった。ファンからは「京子ちゃんが無事にクランクアップされることを願っております」「最後まで無事に完走できますように」「大変だけど…頑張って。。。」「素晴らしい作品、最後の最後まで... 全力投球で頑張って完成させてくださいね」「ゴールを笑顔で走り抜けてくださいね」「べっぴんさんもあと少しって考えると悲しいです…」「春が待ち遠しいけど べっぴんさんとの別れは 嫌」など、たくさんの応援メッセージや、早くも"べっぴんさんロス"の声が寄せられている。
2017年02月20日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第20週は、昭和37年6月。すみれ(芳根京子)の娘・さくら(井頭愛海)と、君枝(土村芳)の息子・健太郎は高校3年生に。それぞれ東京の美術大学と京都大学を目指して勉強に励んでいた。もう一人の幼なじみ・龍一(森永悠希)は、一足先に大学生となり、学生運動に参加しながら自分の将来を模索していた。 「ノンポリのお嬢ちゃんおぼっちゃんしかおらへんのや。俺が一人で反体制を叫んでも誰もついてけえへんし。ほんま、つまらんとこに入ってしもたなあ」と愚痴をこぼす龍一。「反体生」と書かれたヘルメットをかぶってキアリスに現れたかと思えば、ギターを持ち出し弾き語りすることも。「♪オレの人生~この先~不安を言葉にできない恐怖~♪」。龍一の歌に驚く中西(森優作)たちに、あきれ顔の良子(百田夏菜子)。 一方、この先の人生に不安を感じているのは若者だけではなく、すみれの家で長年働いてきた女中の喜代(宮田圭子)も同じだった。棚に飾られたすみれたちの家族写真をみながら、「さくらお嬢様がこの家をお出になったら、私はどないしたら……」とつぶやく喜代。すみれの父・五十八(生瀬勝久)やはな(菅野美穂)はゆりとすみれと会社を残し、それは未来につながる。「私は何を残してきたんやろ」と表情を曇らせる。 そんなある日、すみれとさくらは、忠一郎(曽我廼家文童)と喜代が、「二人で旅に出よう」と話しこむのを耳にする。「旦那様のおそばにおって、幸せやった。なんの後悔もない。そやけど、旦那様が亡くなってしもて、なんや考えるようになってしもてな」と忠一郎。残りの人生をどう生きようかと悩んでいるとき、新聞の「ヨットで太平洋横断」の記事を見て勇気がわいたのだと喜代に話して聞かせるのだった。「考えさせください」と喜代。 そのころ、龍一は「世界中を旅したい」という夢をあきらめきれず、一度は父親の勝二(田中要次)に激怒されたものの、再度自分の思いを訴える。世界を見て自分が何をやりたいのか探したい言う龍一は、自分は良子を見て育ち、自分のやりたいこと、やるべき人生を見つけた良子がかっこいいと思っていると語るのだった。「俺は、型紙切ってる時のお母ちゃんが一番好きや。俺もそんな風に生きたいんや!」と龍一。 一方、たまたまその場に居合わせた忠一郎。「ええやないですか!人生は一度きりや、長いようであっという間や!」と拍手を送ると、すみれたちに喜代と一緒に旅に出ると告げる。「龍一くんのようにやりたいことを見つける旅やあらしません。自分を見つめ、自分を見つける旅です」と忠一郎。すみれは、二人が決めたことならどんなことでも受け入れると賛同する。 すみれ、明美(谷村美月)、良子、君枝は、15歳の時から「キアリス」のために働き続けてくれている武(中島広稀)の将来を心配し、縁談相手をみつけようと奔走する。しかし、武の心の中にはいまだに明美への思いがくすぶっていた。武は酔った勢いでその気持ちを後輩の中西に漏らしてしまう。またたく間にその思いは周囲の知るところとなる。 「踏み出さな!」。すみれ、良子、君枝は、明美への思いをきちんと告げるべきだと武の背中を押す。明美と2人きりにさせられた武は、意を決して明美に告白。「わし、今でも、明美さんを幸せにしたいと思うちょります」。しかし、明美は、表情も変えず、「今晩、ヨーソローに来て」と一言告げる。その晩、ジャズ喫茶『ヨーソロー』に先回りしてやってきたすみれたちは、マスターの二郎(林遣都)に頼み、樽の後ろに隠れて2人の様子を見守ることに。 カウンターに並んで座った明美と武。「今朝のこと、急にすんません」と謝る武に明美は「うちはな、結婚しないって決めてるんや」と話を切り出す。物心がついたときには父を亡くし、戦争で家は焼け、さらに唯一の家族だった母も亡くした明美は、「もう亡くしたくないんや、家族を」と打ち明ける。そして、「タケちゃんは、ほんまにタケちゃんを必要としてくれる幸せにすべきや。それは、うちやない。ちゃんと見つけな」と告げるのだった。 明美の思いを知った武は、すみれたちの仲介で縁談を進めることを決意する。ところがお見合いの当日、明美がすみれたちと同席したいと言いだし、すみれたちを驚かせる。お見合いはヨーソローで行われ、武のお見合い相手のたみ子には、紹介者の小山(夙川アトム)と悦子(滝裕可里)が付き添う。なかなか会話が弾まず、ぎこちない雰囲気が続いていると、明美がふいに、自分は付き添い人ではないが、武の人ととなりを伝わなければいけないと思って来たと言い、おもむろに手帳を取り出すし、読み上げる。 「真面目である、誠実である、努力家である、思いやりがある、穏やかである、楽天家である、前向きである、みんなから好かれている、みんなから応援されている、きっといい父親になる、きっといい夫になる、幸せな人生を送るに違いない。以上、友人代表、小野明美。そう言葉を絞めると、席を立ち、店を出て行った。 そのころ、良子の息子・健太郎も将来について悩んでいた。祖母の琴子(いしのようこ)を中心に、一人息子として家から通える関西の大学を受験して欲しいと願う家族に、本当は東京の大学に行きたいと考えている健太郎は自分の思いを告げられないでいたのだ。 そうして昭和37年秋。さくらと健太郎は、大学受験の願書提出の時期を迎える。第一志望は東京大学だということを言い出せずにいた健太郎だったが、さくらやすみれたちの後押しで、ついに自分の本当の思いを打ち明ける。突然の健太郎の告白にショックを受ける琴子たちだったが、君枝が健太郎を応援してやってほしいと琴子に頼む。「私、こんなにハッキリ自分の希望を言う健太郎を初めて見ました」と君枝。健太郎は琴子に愛され、大事に育っててもらったことを一生忘れないと礼を言う。「頑張りなさい!」。涙ながらに応援する琴子。 翌日、「ヨーソロー」で、さくらを待つ健太郎。やってきたさくらに東大に行きたいと家族に言えたと報告する。笑顔で喜ぶさくらを見た健太郎は、突然「さくらが好きや」と告白。長年の思いを語り始める。驚くさくらだったが、「ありがとう。うれしいわ。私も健ちゃんのことを好きよ」と言い、その好きがどういう好きかはわからない。ただし、とても大事な人だと気持ちを伝えるのだった。 その晩、すみれの家では、居間ですみれと喜代が古い洋服を整理しながら、昔を懐かしむ2人。帰宅したさくらも、お手製のお手玉を手に取り、喜代の言葉に耳を傾ける。「その中の小豆、いよいよ食糧がなくなったときのために取っておこうと言うて、すみれ奥様がこうしてお手玉に。あのころは、大変な時代でした」と喜代。すみれは、自分の人生を振り返ると、いつも喜代がいてくれたと感謝の気持ちを告げる。「私にとって喜代さんはかけがえのない人です。忘れんとってね」。 そして翌年、さくらと健太郎の受験結果が発表される。「2人とも、合格よ!」。東京にいるさくらと健太郎から連絡を受け、安堵するすみれたち。店の外に出て「バンザイ!」と叫ぶ紀夫を見て微笑む。そして、すみれ、良子、君枝は、それぞれの将来に向かって旅立っていく子どもたちに手作りの服を贈ることに。君枝は健太郎のためにブレザーを、良子は龍一にジーパンを、すみれは刺繍が散りばめられたワンピースを作り始める。女学校時代のように一つの机を囲んで楽しそうに作業するすみれたち。 そうして迎えた大送別会。ジャズ喫茶「ヨーソロー」に、キアリスの関係者と家族が集まる。二郎のバンドの演奏で盛り上がるなか、談笑する人たちの中には、息子の伸太郎を連れた五月(久保田紗友)の姿もあった。喜代に向かって「伸太郎、おばあちゃんやで」と声をかける五月に、驚きながらもうれしそうに微笑む喜代。婚約者のたみ子を連れて参加した武が、来年結婚することを報告すると会は最高潮を迎える。 長年、すみれの家族を支えてきた喜代や忠一郎、大学に進学するさくら、健太郎、世界中を巡る旅に出る龍一がそれぞれの思いを伝える。忠一郎と喜代は、若い人たちにひと言だけと、「そのときを精一杯生きてください」と挨拶。続いて龍一郎は「世界をまわって、なんかをつかんできます。可能性を信じてくれた両親に心から感謝しています」と言い、良子から手渡されたジーパンを見て、「すごいなあ」と改めて母のすごさを思い知る。 君枝の作ったジャケットを着た健太郎は、「お父さん、お母さん、お体に気をつけて。おばあちゃん、いつまでも長生きしてください」と挨拶。さくらは、すみれの作った刺繍入りのワンピースを前に、「お母さんはすごいね。その手で誰かを幸せにすることができるんだもん」と目を輝かせる。そして、育ててもらった感謝の意を伝えると、こう宣言するのだった。「私は、もらった人が心から喜んでくれるような、想いを伝えられるような、そういうべっぴんを作る人になりたい」と。しっかりと抱き合うすみれとさくら。ゆりは涙をぬぐいながら嬉しそうに2人を見つめる。 春になって、紀夫と2人きりの朝食をとるさくら。紀夫に「さみしいか?」と訊かれ、「ちっとも」と微笑むと、「僕もちっともや」と笑うのだった。 『べっぴんさん』の第21週は、昭和44年4月。株式会社「キアリス」は、創業20周年を記念してパーティーを開いていた。社員数は大きく増え、専門知識を持った若い社員も働くように。会社の成長に深い感慨を得るすみれ、明美、良子、君枝。秋になり、「キアリス」の新入社員採用面接が実施される。その候補者の中に娘のさくらや君枝の息子・健太郎の姿を見つけ驚くすみれたちは……。
2017年02月19日現在放送中の連続テレビ小説「べっぴんさん」にて、岩佐栄輔役で出演中の松下優也が、2月24日(金)より写真集「松下優也写真集 26」を発売することが決定した。ダンスボーカルユニット「X4」のメンバーYUYAとして活動し、ミュージカル「黒執事」ではセバスチャン・ミカエリス役、ミュージカル「花より男子」では道明寺司役などメインキャストを演じ、アーティストとして俳優としてマルチに活躍するいま注目の松下さん。今回発売される写真集は、ナチュラルな笑顔やドキっとくる寝顔を始め、美しいシャワーカット、鍛え抜かれた裸、凛々しいスーツ姿など、26歳の“いま”を全て詰め込んだ、完全撮りおろしの一冊。さらに、過去・現在・未来を語りおろした、ロングインタビューも収録されており、松下さんの魅力をより知ることができる一冊となっている。写真集はB4変型、オールカラー96ページとなっており、発売に伴い26日(日)に東京、3月18日(土)に大阪にてイベントが開催されることも決定した。「松下優也写真集 26」は2月24日(金)より発売。(cinemacafe.net)
2017年02月10日●ブログで近況を知る東京の家族NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』のヒロインを務める女優の芳根京子。月曜から土曜まで放送される朝ドラの撮影は、過酷なスケジュールで知られるが、芳根はそんな中でも、毎日欠かさずブログを更新し、「Ameba」で注目されたブログに贈られる「BLOG of the year 2016」の優秀賞を受賞した。撮影のオフショットなど、ありのままの日常を公開しているブログだが、毎日更新するバイタリティはどこから来るのか。まもなく終盤を迎える『べっぴんさん』への思いも含め、話を聞いた――。――Amebaの「BLOG of the year 2016」優秀賞おめでとうございます。毎日の更新を楽しみにしているファンから多くの支持が集まったそうですが、まずは受賞のご感想をお聞かせください。ブログは事務所に入ってまず最初に始めたことなんです。当時は何かお仕事があったわけでもないので、「とりあえずやることないからブログ書いてこっかー」っていう感じで(笑)。最初は私のブログなんて誰が読むんだろうとも思ったんですけど、マネージャーさんと「やるからには毎日書こう」と言い合いつつ、「3日坊主なんでたぶん続かないと思うんですよねぇ」と、ゆるーく始めたので、まさか自分でも4年間続くと思いませんでした。――ご自身の言葉で語られる日常が垣間見ることができるという点も、受賞理由にあるそうです。友達にメールするような感覚でやっているので、気づけばたくさんの方に読んでもらい、コメントをいただいているということも、自分としては本当にびっくりなんです。ブログではありのままの自分を出しているので、それを皆さんに良いと言っていただけるというのは、本当にうれしいなと思います。――今まさに『べっぴんさん』の撮影をされていてお忙しい中、本当に毎日更新されていて、大変そうだなと思うんですが…。私よりも毎日コメントしてくださる方のほうが大変だと思います(笑)。こっちは24時間のうちに更新すればいいと思ってるんですが、毎日コメントくださる方は私がいつ更新するか分からないのに、それにお付き合いしてくださるわけじゃないですか。なので、本当に大変だろうなぁと思いながらも、「今日も出し続けるよー」って感じで書いてます。――ブログのネタに困ることなどはあるのですか?ありますね。でも「あ、これブログに載せよう」と思ってよく写真を撮っていて、それが溜まって結構載せていないものがあるので、今日はどうしよう…と思ったら、まず写真のフォルダを見て投稿します。良いのがなかったら「もう今撮る!」っていう感じですね。――先日も「思い出アルバム。」と題して、『べっぴんさん』の撮影のオフショットを載せていましたよね。今後、どんな蔵出し写真が掲載されそうですか?この1年間はずっと大阪で『べっぴんさん』の撮影なのですが、撮影と放送の時期が結構ずれているので、「まだ載せらんない!載せらんない!」ってやっぱり写真は溜まっていく一方なんです。だから『べっぴんさん』のオフショットは、これからも載せたいと思います。――楽しそうなオフショット写真がたくさんありそうですね。楽しみにしています。ところで、先ほど毎日コメントをくださるファンの方がいらっしゃるというお話もされましたが、読者の方からもらって、これまでで特にうれしかったコメントはどんな内容ですか?まずはコメントをくださること自体がうれしいんですけど、「読みやすい」と言ってくださると、自分ではあんまり文章を書くことが得意ではないので、「本当ですか!?」って喜んじゃいます(笑)。それから「力になります」というコメントもすごくうれしいですね。私も何かを見たり読んだりして「がんばろう」ってパワーをもらうことがありますが、それと同じような感じで読んでもらってるんだと思うと、とてもうれしいです。――ブログを通じてのコメントとは別に、ご家族や周囲の方など、リアルでの反応はいかがですか?今、初めての一人暮らしを大阪でしているので、番組やイベントに出る情報を、東京にいる家族はブログで知っているみたいです(笑)。『べっぴんさん』が、ほぼ毎日放送されているということもありますけど、祖母にも「全然寂しくない」って言われます。仲のいい友達も見てくれているみたいで、一緒に遊んだときに「これブログ載せなよ」とか「これ撮りなよ」と言ってくれることも多いですね。――リアルでのコミュニケーションの話題にもなってるんですね。そうですね。番組のスタッフさんも「ブログ見たよ」と言ってくださる方が多くて、「今日は何書くの?」とか「この前作ってたあれ、おいしそうだね」とか「あそこ行ってたんだ!」とか、本当によく声をかけてもらいます。でもそれと同時に、「あ、あんまり下手なこと書けないな」って思ったりもしますけど(笑)――「友達とのメール感覚」のはずが、意外と周囲の大人に見られてたんですね(笑)それで「もうちょっとちゃんとしよう」って思ったりもしましたけど、スタイルを決めてしまうと続かないので、やっぱり"ありのまま"という感じで書いてます。●6歳のさくらに衝撃「でっかーい!!」――『べっぴんさん』の放送日には必ず、「見てくださった方、ありがとうございました。」と視聴者への感謝のメッセージを入れていますよね。ブログでは基本的にプライベートなことを書くのが多くて、出演作品の話は、あえて深いところまで書かないようにしているんですが、やっぱり見てくださる方にお礼が言いたいので、「毎日ブログ書いてるなら、毎日お礼言おう!」と思い立ってやっています。――すごく謙虚な人柄が伝わっています。さて、そんな『べっぴんさん』ですが、撮影もいよいよ終盤ですよね。ここまでを振り返ってみて、いかがですか?1日1日、1週間1週間で考えると、長かったなぁと思うんですけど、今振り返ると、あっという間だったなぁという感じですね。やっぱり、作品全部が明るいわけではないので、精神的につらい、苦しい時期がありましたし、肉体的にも眠いなぁとか、おなか空いたなぁといった時期はありましたけど、きっとこの経験は、これからの自分の中に絶対影響する、大切な1年だったなと思いますね。――具体的にはどんな影響があると感じているのですか?19歳という10代最後の1年間を、実家から離れて大阪に住み込み、役で学生時代から一生を演じるということは、やっぱり怖い部分というのがすごくありますけど、これが終われば「これ以上に怖いことってそれほどないだろうな」って思えるんです。冷静に考えると、19歳で44歳を演じるなんて、めちゃくちゃじゃないですか(笑)。そういう作品はなかなか無いと思うので、今後演じる上で怖いものがなくなるわけじゃないですけど、「あの時、お婆ちゃんまで演じたんだから大丈夫だよ! 無理って思うでしょ? でもできるんだよ!」って、自分に言い聞かせることができる経験ができたんだと実感しているんです。――自分の中の"限界"を超えることができたんですね。"限界"っていうのは無いんだと思いましたね。死ぬ気でやっても死なないですし、1週間のスケジュールを見て「こんなのムチャだよ~」と弱気になった週もありましたけど、無理じゃなかった。だから「ムチャなことはあっても、無理なことはない」…そう思えば、これからもっともっと頑張っていけるんだなと思いました。―――"ムチャ"と言えば、子供を持つ母親の役を、19歳で演じるというのも、なかなか大変だと思うのですが…。娘役のさくらちゃんは、2歳までは頑張れたんですけど、6歳のさくらちゃんが現れた瞬間に「あー! でっかーい!!」って戸惑いました(笑)。実年齢だと13歳で産んだことになりますから、台本を読んでも戸惑いましたけど、目の前に現れた瞬間、驚きましたね。でもなぜか、15歳のさくらちゃんが現れたときには、落ち着くことができたんですよ(笑)――6歳の衝撃が大きすぎて、慣れたんですか?どんなにあり得ない設定でも、私の中では初代の10カ月のさくらちゃん、2代目の2歳のさくらちゃん、3代目の6歳のさくらちゃんが、つながっていたんです。だから、大きな違和感とまではいかなくなっていたんですね。――それも"ムチャ"をした結果ですね(笑)そうですね(笑)。確かに、15歳のさくらちゃんが現れたときも「やっぱり大きいなぁ」とは思いましたけど、自然と「さくら、大きくなったね」という感覚になれて、6歳のさくらちゃんより、全然落ち着いてごあいさつできました(笑)●20歳になるタイミングでクランクアップ――『表参道高校合唱部!』(TBS系、2015年7~9月)で連ドラ初主演を果たしてから、まだ1年半ですよね。とても密度の濃い1年半を駆け抜けられたのではないでしょうか?『表参道高校合唱部!』は遠い昔の感じですね…。当時のメンバーで集まりたいねっていう話をしているんですが、みんな忙しくて実現してないんです。だから、私の記憶はあの時で止まっていて、頭の中には制服姿のみんなが出てくるので、不思議な感じですね。私は通信制の高校に行っていて、いわゆる高校生らしい高校生活がなかったので、あの現場は本当に学校みたいで一番の青春の場所だったなって思います。そこからお母さんの役なので、あまりにも振り幅がすごくて(笑)。『表参道』は、お兄ちゃん・お姉ちゃんに囲まれた現場で、今の『べっぴんさん』もそうなんですけど、いつまでも周りに頼ってばかりではいられないなという気持ちです。――今年は成人式を迎えられました。大人になっての今後の目標を教えてください。とにかく今は『べっぴんさん』を完走するということが一番の目標です。クランクアップが2月末から3月頭の予定で、自分の誕生日が2月28日なので、ちょうど20歳になるタイミングでクランクアップなんですよ! みんなで乾杯するのも、ジュースじゃないのかな?と楽しみにしてます(笑)――打ち上げが楽しみですね。今までみんなとご飯を食べに行ったときとは絶対違う感覚だと思います。『べっぴんさん』が終わってもここで女優生活が終わりではないですし、むしろここが始まりだと思っているので、20歳でクランクアップを迎えられるというのは、本当にちょうど良いタイミングだなと思います。――運命的なものを感じるんじゃないですか?そうですね。新たな気持ちで気を引き締めて、でも初心を忘れずに「ムチャなことはあっても無理なことはない!」と思って、精いっぱい駆け抜けていきたいと思います。●芳根 京子(よしね・きょうこ)1997年2月28日生まれ。東京都出身。2013年に『ラスト・シンデレラ』(フジテレビ系)で女優デビュー。2014年、NHK連続テレビ小説『花子とアン』で花子の親友の蓮子(仲間由紀恵)の娘役に。2015年『表参道高校合唱部!』(TBS系)でドラマ初主演。2016年10月からNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』でヒロイン・坂東すみれ役を務める。
2017年02月04日