映画『ぼくの名前はズッキーニ』が、2018年2月10日(土)より恵比寿ガーデンシネマほか全国の劇場にて公開される。切なくも心温まる珠玉のストップモーションアニメーション監督・脚本を務めたクロード・バラスは、『ぼくの名前はズッキーニ』が長編デビューとなる注目のアニメーション作家。ジル・パリスによる原作に魅了された彼が、大人向けだった原作を、世界で虐待にさらされる子供たちへの応援歌として脚色。膨大な時間をかけて、一本のストップモーションアニメーション映画として完成させた。物語の主人公は、不慮の事故で母親を亡くし、ひとりぼっちとなってしまった9歳の少年・イカール。母親が付けてくれた“ズッキーニ”と言う愛称を大切にしている彼は、心優しい警察官の手助けもあり孤児院・フォンテーヌ園に入ることとなる。そこには、心に様々な傷を負った子どもたちが暮らしており、やがてズッキーニは仲間と居場所を見つけ出してゆく。小さな初恋、スリリングな救出作戦、男の子同士の友情…ユーモアにあふれ、切なくも心温まる珠玉の物語が心を揺さぶる。世界の映画祭を席巻『ぼくの名前はズッキーニ』は、2016年のアヌシー国際アニメーション映画祭で最優秀作品賞と観客賞の2冠を獲得したほか、第89回アカデミー賞では長編アニメーション部門にノミネート、そしてフランスのアカデミー賞であるセザール賞では、最優秀長編アニメーション賞とともに、実写映画を押さえて、最優秀脚色賞を受賞。全米の映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、フレッシュ=満足度100%という驚異の高評価を叩き出している。峯田和伸、麻生久美子、リリー・フランキーが日本語吹き替え版キャストにミュージシャンとしてはもちろん、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」など、役者としての活躍も目覚ましい峯田和伸が、主人公のズッキーニ役で声優初挑戦。そしてNHK-BSプレミアムドラマ「奇跡の人」で峯田と共演した麻生久美子が、ズッキーニの親友であるカミーユ役を演じる。また、ズッキーニをフォンテーヌ園へ導く警察官レイモン役には、イラストレーターで俳優のリリー・フランキーが決定している。作品情報映画『ぼくの名前はズッキーニ』公開日:2018年2月10日(土)監督:クロード・バラス脚本:セリーヌ・シアマ原作:ジル・パリス「ぼくの名前はズッキーニ」(DUBOOKS刊)原案:ジェルマーノ・ズッロ、クロード・バラス、モルガン・ナヴァロアニメーション監督:キム・ククレール人形制作:グレゴリー・ボサール音楽:ソフィー・ハンガー原題:Ma vie de courgette©RITA PRODUCTIONS / BLUE SPIRIT PRODUCTIONS / GEBEKA FILMS / KNM / RTS SSR / FRANCE 3 CINEMA / RHONES-ALPES CINEMA / HELIUM FILMS / 2016
2017年11月12日アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネートをはじめ、世界中に愛されたストップモーションアニメ『ぼくの名前はズッキーニ』。この度、“ワケあり”の子どもたちに心をわし掴みにされる予告編が公開された。主人公は、不慮の事故によりママを亡くした9歳の少年。ママが付けてくれた“ズッキーニ”と言うニックネームを大切にしている。ひとりぼっちになった彼を、心優しい警察官が孤児院に連れていく。そこには、心にさまざまな傷を負った子どもたちが暮らしており、だんだんとズッキーニは仲間と居場所を見つけ出してゆく――。傷ついた子どもたちに細心の注意を払いながら、一方で子どもたちの豊かな想像力を信じる思いに貫かれた物語は、2016年アヌシー国際アニメーション映画祭で最優秀作品賞と観客賞の2冠を射止め、フランスのセザール賞では最優秀長編アニメーション賞とともに、実写映画を押さえて最優秀脚色賞を受賞。第89回アカデミー賞では長編アニメーション部門にノミネートされ、アメリカでもズッキーニ旋風を巻き起こし、「Rotten Tomatoes」では100%フレッシュという驚異の高評価を叩き出した本作が、ついに日本上陸。まず映像では、母親を亡くしたズッキーニが、優しい警察官・レイモンに連れられて孤児院であるフォンテーヌ園にやって来るところから始まる。園のリーダー的存在であるシモンと初めは反発しあいながらも、徐々にお互いを理解し、新入りのカミーユほか“ワケあり”で集まった同世代の子どもたちと絆を深め、大人の優しさにも触れて成長するズッキーニたち。日々の小さなできごとに一生懸命生きる子どもたちの姿が、ストップモーションアニメによって丁寧に紡がれ、その可愛らしく、切ない物語に心をわし掴みにされる。さらに、スキー旅行やハロウィンパーティを楽しむ姿など、つらい境遇にありながらも純粋で無邪気な子どもたちのひと幕も目にすることができる。この作品のクオリティの高さから、詩人・谷川俊太郎からは「すごい!びっくりした!繊細で大胆、実写では出せないリアリティ」と絶賛のコメントも到着。世界中を魅了したアナログの世界観を、まずはここから確かめてみて。『ぼくの名前はズッキーニ』は2018年2月10日(土)より新宿ピカデリー、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月27日先日、彼女とちょっとした高級串揚げ屋に行きました。と書くと、「自慢か?」と思った人、そう早まるなって。「巻き」でデートを楽しもうと思ったわけですよあの~ですね、40歳も過ぎて結婚するとなると、どうしても「巻き」でやったほうがいいことがいくつか出てきます。食事デートもそのひとつだとぼくは考えています。20代30代のカップルであれば、これからいくらでもふたりで食事デートを楽しむことができますよね。時間はまだ、たっぷりとあるのだから。でもこれが40歳を過ぎると、どうしてもすべてにおいて発想が逆算になるわけです。「彼女とあと何回、食事デートを楽しむことができるかな」と。もちろん、何回でも楽しもうと思えばそれも可能なわけですが、40歳を過ぎるとリアルに、いわゆる定年のことが頭をよぎります。ということは、定年までにやり遂げておきたい仕事がいくつも脳裏をよぎるわけで、そうそう「今日も高級串揚げ屋でデートしました」と、インスタに写真をあげている場合ではない。ということで、3回分のデートの楽しみを1回のデートにハメこんでしまえと思って、ちょっとした高級串揚げ屋に彼女と行ったわけです。「あ、これ食べます」お酒がすすんだときのぼくのクセとして「みんなで楽しむ」というものがあります。みんなというのは、そこの店にいるみんな、つまり彼女はもとより、店員さんやカウンターの隣に座っているお客さんも含めてということ。その日はすでに遅い時間ということもあり、カウンターにはぼくたちふたりしかいませんでした。ホールにアルバイトの女子が1名。このアルバイトの女子がまた、マジメな素人とみえて、少し食べ残しているぼくらの皿を頻繁に下げに来るのです。たとえばウズラの卵の揚げたやつを1つ皿に残しておくと、「お下げします」と言って下げようとするのです。そのたびにぼくは「あ、これ食べます」と言って、下げるのを阻止していました。が、「これ、食べます」と言っても場が盛り上がらない、つまりアルバイトの女子も含めてみんなで楽しめないなと、酔っぱらいつつある頭でぼくは考えました。ぼくはふざけてなんかいない。多分。やおら、案の定、今度は箸休めに注文した「いぶりがっこ(大根の漬物のようなもの)」の最後の一切れを少し齧って皿のすみっこに置いているのを見たバイト女子が、「お下げします」とやってきました。すかさずぼくは「君、これ、食べる?食べるんやったら下げて向こうで食べてくれていいよ。でもぼくの食べかけだから、新しいいぶりがっこを頼んであげようか?なんなら一緒にお酒でも飲む?」と言いました。バイト女子は恥ずかしそうに、でも笑いながら(多分おもしろかったんだと思う)、「すみません。食べません」と言って(当たり前だ)、皿に伸ばしかけた手をぎこちなさそうに戻し、どこかに去って行きました。それを見た彼女が、半ギレ気味にぼくに言いました。「ふざけるのもいい加減にしなさい」。ぼくはふざけてなんかいない。「巻き」でデートを楽しもうと思って、みんなのことを楽しませたいと思っているだけだ!と、心のなかで叫んだところでどこ吹く風。彼女は「家に帰ったら説教ね」と、背筋を伸ばしシブイ顔をしてウーロン茶を飲み干しました。ぼくはふざけてなんかいない。多分。(ひとみしょう/文筆家)
2017年10月19日『ぼくが発達障害だからできたこと』著者の市川拓司さんUpload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)『いま、会いにゆきます』(小学館)などで知られるベストセラー作家・市川拓司さんは、昨年出版した著書『ぼくが発達障害だからできたこと』(朝日新聞出版)の中で、自身が発達障害であることを告白しています。著書の中では、小学生の頃から多動多弁、クラスメイトに迷惑をかけては先生にひどく叱られたといった幼少期のエピソードが赤裸々に語られます。そんな市川少年が現在の大ベストセラー作家になるまで、どのような道のりがあったのでしょうか。また、自身の経験から、発達障害の子を持つ親や成人当事者に伝えたいこととは?お話を伺いました。ずっと身体の病気だと思っていたーある本との出会いがきっかけで、「発達障害」を知るー市川さんは40代で、AS(アスペルガー症候群)とADHD(注意欠陥・多動性障害)にほぼ当てはまると診断されたそうですね。大人になるまで、自分が発達障害だとは全く気づかなかったのですか?19歳の時、陸上部の活動中に呼吸困難で倒れて、動悸や冷や汗、不条理なほどの恐怖を感じて競技生活を引退しました。今思えば発達障害由来の二次障害、パニック発作でした。でも、当時はずっと内臓系の病気だと思ってました。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)発達障害かも?と気づいたのは、今から24年前に出たドナ・ウイリアムズの『自閉症だったわたしへ』(新潮社)を読んだのがきっかけです。幻覚や身体の代謝の問題など色々な記述にうなずけるところがあって、目の前がさーっと開けたような感覚がありました。そのあと、数年経って仕事関係の知人の紹介でメンタルクリニックを受診して「典型的なアスペルガ―の症状を示している」と言われたんです。『自閉症だったわたしへ 』/ドナ ウィリアムズ著幼少期は、とにかく母親を守ることに必死だったーご著書によれば、子どもの時から発達障害の傾向は現れていたようですね。多動で多弁。学校では授業中もひとりで大声でしゃべり続けて、クラスメイトに迷惑をかけては先生に叱られてばかりでしたね。「バカ」とか「宇宙人」とか酷いあだ名も付けられました。学力は中学生時代がどん底。劣等生です。ただ、中学以降は、過集中の特性を活かしたおかげか、一夜漬けに近い勉強方法で希望の高校に合格。自分が好きな時に学校に行って、気が向かなければ授業を休むという生活をしていました。そこで現在の妻と出逢ったんです。ずっと同じクラスだったのでノートなどを貸し借りしている間に仲良くなりました。ひとの倍くらい「多弁」なぼくのおしゃべりは、大人になった今も変わらない。うちの奥さんは、高校の時から40年間ずーっとその被害者ともいえますね。彼女だってぼくの話し相手は疲れるみたい。「ふつうのひとを相手にする時と、脳の使い方が全く違うような気がする」と言われます。振り返ってみたら、自分ルールで自由奔放にふるまっていたのにもかかわらず、高校を卒業し進学することができたのも彼女のおかげですし。とても感謝しています。のちに妻との恋愛エピソードを作品にし、39歳で会社員を辞めて小説家としてデビューしました。最愛の人と出逢って、ぼくは救われたんです。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)ー小中学生の頃、辛くはなかったですか?普通、学校の先生に怒られたりとか、クラスメイトにからかわれたりした時は、自分のほうが合わせないといけないのかなと苦しくなると思うのですが、そこを乗り越えて作家に…いや、乗り越えてない!(笑)子どもの頃は、クラスメイトのことより、実は母親のことで必死だったんです。おふくろはマタニティブルーから産後鬱になり、臥せっていることが多い人でした。今思うと、おふくろも発達障害で、二次障害の双極性障害を発症していたのではないかと思います。でも、親父は仕事が忙しくて、一年の3分の2は家にいない。母子家庭のような環境で、かつ一人っ子。そうなると、「母親をなんとかしなきゃ」という、それだけが最初の人生の物心ついたときの記憶です。人と違うだの何だのっていうのは贅沢な悩みで、とにかく彼女の顔色を常にうかがって、息してるか、死んじゃいないかって必死でした。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)ーお母様のことが気がかりで、同級生だったり、他人と比べる時間なんてなかったと。特におふくろは本当に無鉄砲な人だから、とんでもないことをするんですよ 。基本的に母は躁(そう)のひとなので、心は子どものまま。例えば、ぼくが中学生のある日、二人で食事に出かけた時に母が、「お金持ってくるの忘れたから、食べ終わったら走って逃げるよ」と言うんです。真に受けたぼくはとにかく急いで皿を空っぽにして、母に「今だ!」と言われて、反射的に店を出て、死に物狂いで駆けだす。しばらく走って振り返ると、母が大笑いしている声が聞こえる。聞くと、「トイレに行ってる間に勘定済ませたよ!引っ掛かったな~!」ですって…こんないたずらをよくされました。かと思うと学校から帰ると母の姿がない。失踪したんじゃないかと半泣きになってあたりを見回しに行ったり。それを叱るのが本当に俺の役目みたいな感じでしたね。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)ー親と子どもが逆転していたんですね。著書を拝見すると、高いところから飛び降りる話など、「度を超えた多動と多弁、自分のルールで行動してしまう」市川さんの姿が細かに描写されています。しかし、それでクラスメイトに除け者にされて困り果てているという感じではなかったようですね。ご自身はどこかあっけらかんとしている。当時、周りのことはどう感じていましたか?さきほども言ったように、母親のことが最優先でした。かといって、「周りなんてどうでもいい」というのとも違うんです。周りや他者という概念がそもそもない。いまもそうです。でも、もしかしたらそれがKYって言われる所以なのかもしれないけど。発達障害者特有の他者性の希薄さかもしれないですね。自分や親族の凸凹も肯定すること。親の誠実な姿勢はきっと子どもに伝わるからー子どものとき、親がこういうふうに接してくれてたら違ったのに…など、ご自身の経験から、親は発達障害の子どもにどのように接するのがいいと思いますか?とにかく、基本的にそういう子どもには、なんでも例を見せて「自分のようなタイプは決して1人じゃない」と認識させるのが一番大事ではないかと思います。ぼくの場合、自分が生きてきた道のりやいつも思っていたことを自分の言葉で普段しゃべっているように書いただけなんですが、そのことで編集者や共感してくれる読者など、自分の個性や多様性を認めてくれる人たちと繋がることができ、救われたんです。だから、「お前は間違ってる」と言われても「自分は間違ったダメな人間なんだ」と別に思わなくていいんです。ぼくはその違いを「個性」だと思って手放さなかった。だから今の自分があります。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)ー具体的にはどのような言葉をかけてあればいいでしょう?んー、もし、両親や家族にも発達障害の傾向があるのなら、「お父さんもお母さんもあなたと同じだよ」とか、言ってあげるのもひとつかもしれません。物心ついて、理屈が分かるようになってくれば、遺伝を含めた障害の因果関係をきちんと話してあげたほうがいいと思いますね。発達障害の原因は色々言われていますが、遺伝的要素もゼロではないようですし、親もそれを認めて、ある程度筋が通ったストーリーとして自分たちの言葉で語ってあげてほしいですね。ー発達障害の原因は、遺伝的要因と環境的要因の相互作用だと言われています。遺伝的要素も、それが全てではないからこそ、親や親族としてもそれをどう受け止め、どう子どもに話せば良いかは、なかなか難しいことだと思います。何が一番の原因かというより、結局、どちらかの要素が弱くてどちらかが強いというだけなので。親がありのままを受け止めようとすれば、その誠実さは言葉でなくても伝わると思います。問題は、大人が子どもに何か隠そうとすること。思っている以上に、子どもはちゃんと見ているし、嘘が大嫌い。血の繋がった親として嘘はつかない姿勢を貫くことこそ大事だと思いますね。逆説的に言うと、親がいわゆる「普通の子」に近づけようと思って我が子を見た時に、ポロポロ、ちらちらと、そこからはみ出た凸凹部分が垣間見えてるんだと思いますよ。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)その凸凹が親族の誰かのパーソナリティと重なるっていうこともあるはずです。もしそういう共通点を見つけたら、叱るネタや批判のネタにするのではなくて、一族ひっくるめて肯定するような言い方ができたらいいのではないでしょうか。「ほら、お父さんもあんなこと言うけど、お父さんのお父さんも口が悪かったのよ」など。それで少し、子どもも安心できるところもあるかもしれない。参考:『発達障害に気づかない大人たち』 /星野仁彦自分自身のルーツに想いを馳せることー市川さんはどのようにご自身のルーツを捉えていますか?うちの場合、母親もそうだし、一族にも似たようなパーソナリティのひとはゴロゴロいるので、発達障害は遺伝なしには生まれてこないと思っています。でも、自分自身はそこに誇りというか、それこそ「一族だぜ!」というような面白さを感じるんですよ。大きなルーツに繋がるようなロマンがあります。希少種の氏(うじ)、というような。親が見方を変えれば、子どもも「自分は一人ではなくてある集団の中の一員なんだ」という思いが強まると思います。発達障害がある子どもにとって自分と似たパーソナリティのひとが他にもいるんだという認識を持てることは、肯定感に繋がるのではないでしょうか。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)ーとはいえ、思春期の子どもは第二次性徴も始まり、異性を意識したりなど、他人との違いを一層、意識せざるをえない状況になってきますよね。中学に上がる位までの発達障害の子どもは基本的に天真爛漫じゃないですか。いじけてないし。本当に生き生きとしている。でも、なんか中学に上がった頃から暗い顔し始めて、俺自身もそうでしたけど、あそこで一回ガクッとくるんですよね。自分もいじめでまいったときがありました。やっぱり自我が一番発達するときに、上からガッと抑えられると結構大変なんですよ。だから最初の第1ウェーブである12、 3歳の思春期というのは、本当に大きな壁。いじめも結構悪質になってくる。知恵がついてね。学校の教室みたいな狭い場所に哺乳類を閉じ込めるなんで、本当は理不尽きわまりない。ぼくは個人的には学校になど行かなくて済むのが一番いいとは思いますが、そうした壁を乗り越えるための何か抗弁を用意してあげられればいいなとは思います。そのひとつに家族や親族の存在がある。「教祖」は自分自身信じる道を切り拓くーとにかく自己肯定感を持てるように親が導くということですね。加えて、市川さんは自分で自分の自己肯定感を育むために「自分のための宗教を作っていく」と書かれています。自分教にすがるのではなく、「作っていく」。これは、どういう意味でしょうか?アスペルガーというのは、自分が教祖となって自分なりの宗教を作る、いわば教祖タイプじゃないかなと思うんです。集団主義に属さない。でも、世間で認められやすいのは、ヤンキー気質のひと。ヤンキーって教祖と反対の「リーダーに従う信者タイプ」なんですよね。なぜなら、ヤンキーのひとたちには、「リーダー」「ヘッド」「カリスマ」といった存在がいる。そして、その人たちが彼らヤンキーの教祖であり、宗教になっている。そういう人がいないアスペルガーのひとたちは、自分が教祖になるしかありません。でも、その方が、本来のアスペルガーの気質に合っていると思います。そもそも宗教とは、自分を肯定するために、ある種の大きなものと繋がりたいという欲求でもあります。大きなものというのは、自分の背後にある歴史だったり、潜在意識の世界だったり、集合的無意識だったり……Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)ー先ほどおっしゃっていた脈々とつながる「一族として意識」なども、いわば自我の存在を超えた「大きなもの」と似ていますね?当然、一族といったものをそこに含まれていて、今、自分の目の前にある平面的な横のつながりだけじゃない、3次元的な世界へアクセスするというのが、本来の宗教という気がします。普通、ひとは潜在意識に簡単にアクセスできません。だから、お坊さんたちは修行をしているわけです。でも、発達障害のひとは前頭葉の機能が弱まっているため、潜在意識などのいわば非常識な世界へのアクセスも早いんじゃないかな。自分の深層心理への世界のゲートが開きやすくなっているとも言えます。ーだから、発達障害のひとほど自分で自分の「宗教」を作っていくことができるし、本来の気質にも合ってるからそうするほうが楽に生きられるかもしれないということですね。ご著書は昨年発行されたものですが、急速に発達障害が知られるようになったことで、1年経った今でも、取材されることが多いとか。そうした状況で、今後のことを考えると、当事者として発達障害がある子どもたちのためには具体的にどんな仕組みがあったらいいと思いますか?街の「こども食堂」みたいなものあるじゃないですか。あれの発達障害版を作ったらいいと思います。そこでみんなで模型作ったりとか。勉強させれば、それぞれの自分の個性というものに気づいて、その道の達人になっていくんじゃないでしょうか。突出した才能がなくても、その人柄で社会の中に潤いをもたらす人間もいるでしょう。一番よくないのはそこで自己卑下を繰り返していくうちに自我がボロボロになってスポイルされること。人に振り向けるだけの朗らかさとか純真さを持っていたのが、いじけて、歪んで、破滅してっていう、それをなんとかね、乗り越えさせてあげなきゃいけないんじゃないでしょうか。それは親だけではなくて、町ぐるみでやれるといい。親だけに任せるには負担が大きすぎますからね。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)誰かに「違う」と言われたって、決してあなたの存在は否定されちゃいないー成人の発達障害のあるひとにも何かアドバイスをいただけないでしょうか?まず1つには、子どもへのアドバイスと同じで、この本を書いた理由でもあるけれど、「1人じゃない」ということを伝えたいですね。そもそも「違い」について、誰かによっぽど差別的に言われることとかがなければ、自分が人と違ってもそんなには悩まないはずなんです。誰かに、「あなたは違う」と言われて辛いという人たちは、とにかく自分の身に降りかかっていることが決して個人への攻撃だとは思わないことが大切だと思います。例えばアメリカに行ったら、アングロサクソンやプエルトリカンへの差別が今でも無くならないのと一緒で、日本という国においてマイノリティであるが故にマジョリティーの集団から差別を受けているんだという感覚で、決して自分への攻撃ではないという考え方でいてほしい。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)ー繰り返しおっしゃっているように「ルーツがある」「一人ではない、自分が属する集団もある」と自覚することで、現在の自分自身に起きていることを俯瞰的に捉えることができると。発達障害というのは遺伝的なグループのひとつの一族で、元を正せば多分同じような部族の人たちが散らばってこうなってきた、っていうのが自分では一番しっくりくる解釈なんですよね。そう考えると、別のパーソナリティを持った人に対する、別のグループからの、いわれのない「違っていることは間違っている」みたいな言い換えをまともに受けちゃいけない。振り返ったときに、全部寄り添っちゃいけないんですよ。ー生きる時代や社会のマジョリティーに無理に合わせる必要はないということですね?そこに寄り添うと、ルールはルールだからとか、あるいは常識は常識だからとかっていう話に丸め込まれてしまう。でも、マジョリティーの彼らの言うことが絶対だと思うのは、本当はおかしな話なんです。見た目が同じだから、苦しんでしまうのでしょう。まさしく今、ダイバーシティーがそこかしこで問われてるのに、まだまだ日本は均質化圧力が強い。多様性という考え方が浸透していないからこそ、発達障害者の方から、むしろダイバーシティー・多様性というものを、力強く打ち出していけるような考え方を世の中に提示していったほうがいいかもしれません。Upload By 平澤晴花(発達ナビ編集部)
2017年09月11日世界中の映画賞を総なめにし、大人たちの心をわし掴みにした傑作ストップモーションアニメ『ぼくの名前はズッキーニ』が、2018年2月10日(土)より日本公開されることが決定。そのビジュアルが解禁となった。不慮の事故で母親を亡くした9歳の少年イカールは、母親がつけた“ズッキーニ”というニックネームを大切にしている。同じ年頃の子どもが集まる孤児院に連れていかれた彼は、はじめは馴染めずにいたが、それぞれに複雑な事情を抱える仲間たちと過ごし次第に心を開いてゆく――。子どもたちがたくましく生きていく姿と、それに寄り添う大人たちの何気ない毎日を追い、子どもたちにとって本当に大切なものが何かを、観るものの心に静かに問いかける珠玉の物語。年月をかけて丁寧に制作されたアナログな人形たちがみせる、感情豊かなストップモーションアニメーションが世界中から絶賛された本作。監督クロード・バラ、脚本セリーヌ・シアマによる、デジタルCGや3Dとは真逆の、懐かしくも驚きに満ちた笑いと涙あふれる作品は、第89回アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネートをはじめ、“アニメ界のアカデミー賞”アニー賞にも3部門にノミネート、アヌシー国際アニメーションフェスティバル2016では最優秀作品賞と観客賞をW受賞し、フランス最高峰の第42回セザール賞では最優秀脚色賞、最優秀長編アニメーション賞を受賞するなど、世界の映画界に一大旋風を巻き起こした。若き俊英グザヴィエ・ドラン監督がInstagramで祝福したことも話題を呼び、全米批評サイト「Rotten Tomatoes」では100%フレッシュ(好評価)という驚異の満足度を叩きだし、今年3月、作品名『ズッキーニと呼ばれて(My Life as a Courgette)』として「東京アニメアワードフェスティバル2017」で上映されるや、日本公開を切望する声がSNS上を駆け巡った。海外メディアからも「ティム・バートンを彷彿とさせるが、バートン作品にはない甘く切ない感情表現に成功している」(THE BUFFALO NEWS)、「トリュフォー(『大人は判ってくれない』監督)も気に入るに違いない!」(INDIEWIRE)、「切なくて心臓がえぐられる!」(THE PLAYLIST)と惜しみない賛辞が贈られている。『ぼくの名前はズッキーニ』は2018年2月10日(土)より新宿ピカデリー、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月29日『ライ王のテラス』以来、1年半ぶりの舞台に出演する鈴木亮平。フランス演劇の巨匠、ジロドゥの傑作『トロイ戦争は起こらない』(10月・新国立劇場)で戦争を止めようと奔走するトロイの英雄、エクトールを演じる。【チケット情報はこちら】「トロイの遺跡は世界遺産ですし、好きなジャンル!と思ったのですが、戯曲を読んだら、全く違っていました」と、歴史好きで世界遺産に詳しい鈴木亮平は笑顔で言う。1935年に初演された『トロイ戦争は起こらない』は、ふたつの世界大戦の間に書かれている。作者のジロドゥはフランス外交官でもあり、情報局長にもなった人物だ。「ジロドゥは当時の世界情勢や、もっと普遍的な戦争について、そして人間について書いているんだと思います。古代のスペクタクルな物語として捉えるのではなく、とても現代的なところが新鮮です。戦争とは何か、なぜ人間は戦争を起こしてしまうのか、人間の愚かさや哀しさを描いているのが面白いですね」トロイの王子・エクトールは人望が熱く、歴戦の戦士だが、戦争の無残さを痛感しているからこそ、平和を願っている。「かっこいいというイメージはなくて、とにかく戦争を止めるために必死になっているひとりの男と感じました。古代の英雄をやるんだ!と思ってはいけないなと(笑)。衣裳は現代になるみたいで、ヴィジュアルで伝わることも多いと思います。」物語のクライマックスとなるのが、ギリシャの知将オデュッセウス(谷田歩)との会談シーンだ。「オデュッセウスも戦争はしたくないと思っているのでは。敵同士なのに、とても穏やかに話し合うんです。一対一なら分かり合えるのに、政治が絡むと戦争になってしまうというのは怖いなと思います。ジロドゥは外交官として、こうした交渉の場を経験してきたはずで、そういう人が書いたと思うと、いろいろな読み方ができて、ワクワクします」“交渉”と言えば、来年のNHK大河ドラマ『西郷どん』で鈴木が演じる西郷隆盛は、勝海舟と会談し江戸城無血開城が決まる役どころだ。歴史の大きな流れを作る役が続く。「僕は会談キャラ?(笑)。自分とは全然違いますけど、エクトールが器の大きな人物に見えたら光栄です。でも、まだ全てはこれから。演出の栗山民也さんに身を捧げるつもりで稽古に臨みます。疑問がまだまだあるので、栗山さんにどんどん聞いていきたいです。分からないまま、演じることは出来ないので」。戯曲の奥深くへ分け入ろうとする姿勢が、豊かな人物像へとつながっていく。公演は10月5日(木)から22日(日)まで東京・新国立劇場中劇場、10月26日(木)・27日(金)に兵庫・兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:沢 美也子
2017年08月15日女優・綾瀬はるかが、戦争の苦しみと平和への思いを伝えるべく広島県・大久野島を取材した、「NEWS23」のシリーズ戦争企画「綾瀬はるか『戦争』を聞く~地図から消された秘密の島~」が“終戦の日”である8月15日(火)に「NEWS23」を30分拡大して放送することが分かった。2010年から放送し、広島、長崎、沖縄などで戦争体験者を取材してきた綾瀬さん。今年、綾瀬さんが取材したのは、“うさぎ島”として国内外から観光客が大勢訪れる広島県の大久野島。実は、かつてこの島では、日本軍により“毒ガス”が製造されていた…。番組では、広島に残る「もうひとつの戦争の爪痕」を取材し、島で毒ガスを作った人々の苦しみと平和への思いを伝えていく。広島県・竹原市沖に浮かぶ大久野島には、放し飼いにされている700羽のうさぎを目当てに、国内だけでなく海外からも観光客が殺到する平和な島…しかし、かつて毒ガスが作られていたことはあまり知られていない。戦時中、大久野島は「秘密の島」だったという。島での作業は口外厳禁。地図からもその存在は消されていた。そんな劣悪な環境のもと、作業に従事した人々は時に毒ガスを吸い込みながら毒ガスの製造に励んだ。そして、悲劇が起きるのは戦争が終わってしばらくしてからのこと。毒ガスを吸い込んだ作業員たちは次々と病気に。いまもその苦しみは終わっていない。一方で大久野島で製造された毒ガスが日中戦争で実際に使われていたことを知り、自分たちは「加害者」でもあったことに気がつく。毒ガス島の“被害者”であり、“加害者”――。戦後70年以上を経ても癒えないその傷、そして平和への想いに、今回綾瀬さんが迫る。取材を行った綾瀬さんは、「今回は毒ガスを作っていた藤本安馬さんのお話を聞きました。藤本さんは、毒ガスの被害者ですが、一方で日本が中国で加害者だったことも全て受け止めて、91歳になるいまも戦争を絶対に繰り返さないようにしようという強い思いを持って、自分の体験を伝え続けています。そんな藤本さんのお話を聞いて、戦争がどんなに怖いものなのか、そして平和のありがたさを改めて感じるいい機会になりました。多くの人に藤本さんのお話を聞いて欲しいと思いました」とコメントしている。「NEWS23」特別企画「綾瀬はるか『戦争』を聞く~地図から消された秘密の島~」は8月15日(火)23時~TBS系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月04日1997年に放送された日本テレビ系連続ドラマ『ぼくらの勇気~未満都市』のスペシャル版である『ぼくらの勇気~未満都市2017』がKinKi Kidsのデビュー20周年記念日である21日に放送された。20年ぶりの復活に放送終了後には、Yahoo!検索ランキング2位に“小原”、3位に“未満都市”がランクインし、話題となっている。 この日、夜9時より日本テレビ系にて放送されたドラマ『ぼくらの勇気~未満都市2017』は、20年ぶりとなる復活に、放送発表時から注目を集めていた。中でも当時ジャニーズJr.として出演していた小原裕貴(37)は、’00年に学業に専念するため芸能界を引退しており、出演はないだろうとファンの中で囁かれている中、まさかのサプライズ出演報道に放送前から待ち焦がれるファンが続出していた。 小原はヤマト(堂本光一)の親友キイチ役として出演しており、前回から20年後をドラマの舞台となった今回は、バスの運転手を熱演。「俺、今小遣い一万円なんだぞ」とヤマトと携帯電話で話すシーンから登場し、17年ぶりのブランクを感じさせない演技を見せた。 ネットでは「未満都市ほんと良かった…」「小原くん出てきただけで泣けた」「小原くんの変わらなぬビジュアルの良さに驚きました!」「小原くん変わらずかっこよかったです」「小原裕貴をまた見れる日が来るなんて…」「久々なのに演技うまいなぁ」など感動の声が溢れている。
2017年07月22日「KinKi Kids」主演で1997年に放送された連続ドラマ「ぼくらの勇気 未満都市」が20年の時を経て復活!同作の20年後の未来を描いたスペシャルドラマ「ぼくらの勇気 未満都市 2017」として7月21日(金)今夜の「金曜ロードSHOW!」で放送となる。1997年放送の「ぼくらの勇気 未満都市」は同年CDデビューを果たしたばかりの当時18歳だった「KinKi Kids」堂本光一、堂本剛の2人をはじめ、当時すでに注目されていた「嵐」の相葉雅紀と松本潤、いまも女優として活躍する矢田亜希子や小原裕貴らが集結、毎週土曜日21時から連続ドラマとして放送されていた。物語は大地震が起きたというニュースが流れた街に友人を探しにきた高校生のヤマト(堂本光一)が道中で同じく高校生のタケル(堂本剛)と出会い、物々しい警備を潜り抜けフェンスで囲まれた街に潜入。するとそこには大人が死に絶え子どもたちだけになった無秩序な混乱が支配する街が。ヤマトとタケルは様々な問題や事件を乗り越えながら仲間とともに暴力に支配された子どもだけの街に秩序を取り戻していく…というもの。前作のラスト、ヤマトが言った「そして20年後の今日、俺たちでまたこの場所に集まろう」というセリフの通り、20年を経た今日、当時のキャストが再び集結、演出の堤幸彦、プロデューサーの櫨山裕子といった制作スタッフも20年前と同じ顔ぶれが揃い“その後”の物語が綴られることになる。あの日から20年…。彼らは約束の日に久しぶりの再会を試みる。来る者来ない者…実はそれぞれにみんな内に沸々としたものを抱えていた。僕たちがなりたかったのはこんな自分だったか?ひょっとしたら自分はいつの間にかなるまいと誓った大人になっているんじゃないか?そんなとき、強大な敵が彼らの前に再び現れる――。さらに新キャストとしてヤマトやタケルたちと対立する組織のキーマン役を向井理が、20年を経て教師となったヤマトの生徒役として「関西ジャニーズJr.」から道枝駿佑も出演。そのほか早見あかり、千葉雄大、久世星佳、飯田基祐、山口馬木也、山内圭哉ら豪華キャストも共演する。主題歌はもちろん「KinKi Kids」の「愛されるより 愛したい」。いまだ新鮮な魅力に満ちた名曲がもう1度、本作の世界を美しく彩る。「KinKi Kids」デビュー20周年記念特別企画となる、金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「ぼくらの勇気 未満都市 2017」は7月21日(金)21時~日本テレビにて放送。(笠緒)
2017年07月21日KinKi Kids主演ドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』が20年ぶりに復活! しかも嵐・相葉雅紀&松本潤、さらには元ジャニーズJr.の小原裕貴も出演…そんな情報を入手したものだから「うわぁ、懐かし~い!」と胸躍らせずにはいられない。とはいえ、前作の放送は20年前…ドラマを100%楽しむために、作品についておさらいしたい。■キンキ主演懐かしの3部作はコレ!まずは20年前のKinKi Kidsについての記憶を呼び起こしておこう。当時、KinKi Kidsの2人は18歳。高校生役を演じたら右に出る者はなく、個々にも多数のドラマに出演。そして2人が主演を務めた『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』(1994年/TBS系)、『若葉のころ』(1996年/TBS系)、『ぼくらの勇気 未満都市』はKinKi Kids主演3部作と呼ばれ、次々にヒットを飛ばしていた。「頭の中にハエがいるんだ」というセリフが社会現象にもなった『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』は、いじめ、虐待、自殺など、タブーとされる過激なテーマを扱い、批判を受けながらも最終回には視聴率28.9%を記録。一方『若葉のころ』は、光一、剛、そして奥菜恵という3人の友情、恋愛模様を描いた青春物語。CDデビュー前のKinKi Kidsが歌った「FRIENDS」は、いまだにファンの間で名曲として愛されているが、デビュー前のタレントがドラマ主題歌を務めること自体、異例なこと。それほどまでにKinKi Kidsの勢いはハンパじゃなかったのだ。それ以降、KinKi Kidsのドラマ共演は2003年の『ムコ殿』(フジテレビ系)に友情出演したのが最後。互いの道でパフォーマンスを磨き合ったKinKi Kidsが、14年ぶりに『ぼくらの勇気 未満都市2017』で待望の共演を果たすのだから、ファンならずとも必見と言えるだろう。■ジャニーズJr.黄金期! 嵐メンバーも出演した伝説のドラマさて、今回SPドラマの放送が決定した『ぼくらの勇気 未満都市』は、1997年10月~12月にかけて日本テレビ系の“土9枠”で放送された連続ドラマ。主演KinKi Kidsの人気はもちろん、“ジャニーズJr.黄金期”と言われた当時、相葉雅紀、松本潤を含むJr.メンバーの出演でも注目を集め、平均視聴率16.8%をたたき出した。相葉、松本の連ドラ初出演作品としても有名で、汚れまみれの彼らの姿、そしてバックに流れる主題歌「愛されるより愛したい」は、20年たったとは思えないほど強く印象に残っている。■大人が感染すると死に至る、“子供だけの街”ドラマの舞台は、千葉県の臨海幕原。同地区で大地震が起きたというニュースが流れたが、これは政府による情報操作。実際の幕原地区は微生物「T幕原型」に汚染され、その微生物は“大人が感染すると死に至る”ことから、政府が子どもたちを残して一帯を封鎖していたのだった…。地震の一報を耳にしたヤマト(堂本光一)は友人を探しに、そしてタケル(堂本剛)は災害ボランティアのために幕原地区に向かうところから物語は始まる。食事の配給のたびに奪い合いが起こり、街の外には自衛隊が配備されるなど物々しい雰囲気の中、子どもだけの無法地帯と化していく幕原地区。そんな中でヤマトとタケルが秩序を取り戻し、力強く生き抜いていく姿が描かれた。■あの日の約束、覚えてる? 気になる連ドラの結末は!?幕原地区では年齢を重ねて大人になり、微生物に感染した者が次々に亡くなっていく。そして、ヤマトとタケルと三角関係にあったユーリ(宝生舞)が20歳を迎えて息絶えた後、幕原地区に雪が降る。すると、寒さに弱かった微生物はあっさりと死滅した。しかし、それで物語は終わらない。原因となった「T幕原型」は政府が開発中の微生物で、研究のため人工衛星で宇宙に運ぶ際に誤って落下させたものだったのだ。事実に気付いたヤマトとタケルたちは、真実を問うべく戦いを挑むが、抵抗もむなしく抑圧されてしまう。そこで彼らは人工衛星の破片を分け合い、「20年後、俺たちでまたこの場所に集まろう」と誓い合う。今回のSPドラマでは、そんな20年後の再会が描かれるというワケだ。■嵐・相葉雅紀&松本潤、小原裕貴もまさかの出演決定! SPドラマの放送が決定した時点では、KinKi Kidsの出演しか発表されておらず、「相葉ちゃんと松潤は出演するの?」などと話題になっていたが、その後、松本&相葉の出演が正式決定。さらには2000年にジャニーズ事務所を退所した元Jr.の小原裕貴も出演することが判明し、ファンから驚きと喜びの声が上がっている。ほかに、ヤマトの彼女・スズコを演じた矢田亜希子も出演。彼らがどのように成長し、どんな思いで再会するのか期待したい。ちなみに、昨年放送された松本潤主演ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)のなかで、赤石(片桐仁)が深山(松本)に対して放った「20年前って言ったらなぁ、おまえがこんなに小さくて犬連れてる頃から俺は勉強してんだぞ!」というセリフが、『ぼくらの勇気』で松本が演じた“モリ”のことではないかと関心を集めたことをご存じだろうか。じつは、『99.9-刑事専門弁護士-』で演出を担当した木村ひさし氏は、当時『ぼくらの勇気』で演出助手を務めており、いま思えばこの一言は、SPドラマへの伏線だったのかも…!?■向井理、道枝駿佑ら新キャスト発表!SPドラマの主題歌は、20年前と同じく「愛されるより 愛したい」。そして挿入歌は、劇中で堂本剛が弾き語りしていた「風のない街」(歌:滝川タケル)と発表された。さらに今作では、ヤマトやタケルと対立する組織のキーマン役の向井理をはじめ、千葉雄大、早見あかり、そしてドラマ『母になる』(日テレ系)での息子・広(こう)役が話題となった道枝駿佑(関西ジャニーズJr.)ら新キャストも登場。道枝は教師となったヤマトの生徒役を演じるといい、ストーリーはもちろん、その演技にも注目が集まる。KinKi Kids デビュー20周年記念特別企画『ぼくらの勇気 未満都市 2017』は7月21日(金)21時から放送! 20年という歴史をかみしめながら、彼らとの“再会”を楽しみに待つことにしよう。
2017年07月20日7月16日(日)から放送開始される「愛してたって、秘密はある。」から俳優の福士蒼汰と遠藤憲一、7月21日(金)放送の「ぼくらの勇気 未満都市 2017」から堂本剛が、7月10日(月)今夜放送の日本テレビ系バラエティ「しゃべくり007」にゲストで登場する。本番組は「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを務め、毎回登場するゲストとトークや企画を繰り広げるバラエティ。収録が始まるまでMC陣も誰がゲストか知らず、そのためゲストが登場した際のMC陣のリアクションも見どころとなっている。本番組初登場となる遠藤さんは「よく職質される」などのエピソードを披露するほか、企画は「苦手なモノ007」と題し、福士さんと遠藤さんの2人がそれぞれの苦手とするものを紹介していく企画なのだが、「Tシャツをイン」するのが苦手だと語る福士さんは、実際にスタジオでTシャツをウエストインしたスタイルを着ることになってしまう。堂本さんは発言の落ち着きぶりのため「周りから仙人と呼ばれている」という。しゃべくりメンバーからは「テンションが上がることはある?」という質問がぶつけられるが、それに対する堂本さんの答えとは!?また企画は堂本さんのデビュー当時といまのインタビューに関する回答を比べて、この20年の変化をみていく「硝子の仙人007」を行う。福士さんと遠藤さんが出演する「愛してたって、秘密はある。」は7月16日(日)22時~日本テレビ系で放送開始。秋元康が企画原案を務め、演出は『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』や『兄に愛されすぎて困ってます』で監督を務めた河合勇人が手掛ける“究極のラブミステリー”となり、父親(堀部圭亮)を殺害した過去を持ち、誰とも深く関わらず慎ましく生きてきた主人公・奥森黎(福士さん)。黎は弁護士という夢に向かい努力している途中、法科大学院で出会った立花爽(川口春奈)と恋に落ち、結婚を決意するも、黎の抱える「秘密」を知る何者かから、不気味なメッセージが届き始めて…というストーリー。福士さんと川口さん、遠藤さんのほか鈴木保奈美、堀部圭亮、岡江久美子、吉川愛、賀来賢人ら豪華演技派キャスト陣が集結。様々な思惑を抱いた登場人物を演じていく。そして堂本さんが堂本光一とともに「KinKi Kids」として主演する“金曜ロード SHOW!特別ドラマ企画「ぼくらの勇気 未満都市 2017」”は7月21日(金)21時~こちらも日本テレビにて放送。「KinKi Kids」が20年前に主演を務めたドラマの続編となり、「KinKi Kids」の2人のほか「嵐」相葉雅紀と松本潤、矢田亜希子と小原裕貴も前作から続投。新キャストとして向井理、道枝駿佑(関西ジャニーズ Jr.)らが加わる。ある街に大地震が起きたというニュースが流れる。友人を探しにきた高校生のヤマト(堂本光一)、同じく高校生のタケル(堂本剛)は、物々しい警備を潜り抜けフェンスで囲まれた街に潜入した。そこに広がっていたのは大人が死に絶え子どもたちだけになった無秩序な混乱だった…。ヤマトとタケルは様々な問題や事件を乗り越えながら仲間とともに暴力に支配された子どもだけの街に秩序を取り戻していった。そして戦いの最後にヤマトは言った「俺たちはあんたたちみたいな大人にはならない」「そして20年後の今日、俺たちでまたこの場所に集まろう」と。あの日から20年…。彼らは約束の日に久しぶりの再会を試みる。来る者来ない者…実はそれぞれにみんな内に沸々としたものを抱えていた。僕たちがなりたかったのはこんな自分だったか?ひょっとしたら自分はいつの間にかなるまいと誓った大人になっているんじゃないか?そんなとき、強大な敵が彼らの前に再び現れる―という物語。福士さん、遠藤さん、堂本さんという豪華ゲストが出演する「しゃべくり007」は7月10日(月)22時から日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年07月10日26日、KinKi Kids主演のスペシャルドラマ『ぼくらの勇気~未満都市2017』に、元ジャニーズJr.で現在は芸能界を引退して一般企業勤務の小原裕貴(37)が出演すると発表された。小原は17年ぶりの演技に挑戦することになり、Yahoo!検索ワードで2位にランクインするなど話題となっている。 小原はジャニーズJr.黄金時代と言われた90年代に滝沢秀明(35)らとともにトップクラスの人気を誇り、多数のドラマにも出演するなど活躍していた。だが多くのファンから惜しまれるなか、’00年に学業専念のため芸能界を引退。ファンからは「伝説のジャニーズJr.」などと言われていた。 小原は「プロデューサーさんから話を聞いた時は驚きましたが、Kinki Kidsさんの記念すべき20周年に少しでも貢献できればと、出演を決意しました。演技は久しぶりでとても緊張していますが、みなさん温かい目で見守っていただければ幸いです」とコメント。 前作では、堂本光一(38)が演じるヤマトの友人キイチ役を熱演。劇中で重要な役柄を演じていたため、スペシャルドラマの放送が決定してからも小原のドラマ出演へ注目が集まっていた。 そのため、今回の出演決定にネットでは「嘘でしょ?信じられない!」「小原くんが出演するなんて!絶対に絶対に見るしかない」「まさかまさかまさかだわっ!」「懐かしいし、楽しみすぎる」などの反応があがっている。
2017年06月26日当時18歳の「KinKi Kids」が主演を務めたドラマ「ぼくらの勇気 未満都市」が、20年の時を経て「ぼくらの勇気 未満都市 2017」と題して放送される。「KinKi Kids」の堂本光一、堂本剛をはじめ、「嵐」相葉雅紀と松本潤も前作から引き続き登場することでも話題だがこの度、矢田亜希子と小原裕貴も帰ってくることが決定!新キャストには向井理、道枝駿佑(関西ジャニーズ Jr.)が出演する。ある街に大地震が起きたというニュースが流れる。友人を探しにきた高校生のヤマト(堂本光一)、同じく高校生のタケル(堂本剛)は、物々しい警備を潜り抜けフェンスで囲まれた街に潜入した。そこに広がっていたのは大人が死に絶え子どもたちだけになった無秩序な混乱だった…。ヤマトとタケルは様々な問題や事件を乗り越えながら仲間とともに暴力に支配された子どもだけの街に秩序を取り戻していった。そして戦いの最後にヤマトは言った「俺たちはあんたたちみたいな大人にはならない」「そして20年後の今日、俺たちでまたこの場所に集まろう」と。あの日から20年…。彼らは約束の日に久しぶりの再会を試みる。来る者来ない者…実はそれぞれにみんな内に沸々としたものを抱えていた。僕たちがなりたかったのはこんな自分だったか?ひょっとしたら自分はいつの間にかなるまいと誓った大人になっているんじゃないか?そんなとき、強大な敵が彼らの前に再び現れる――。「ぼくらの勇気 未満都市2017」の新キャストとして、堂本光一演じるヤマトや、堂本剛演じるタケルたちと対立する組織のキーマンに、向井理が決定。「20年の時を経たこのドラマ。まず、参加させていただくことに感謝です」と出演を喜び、「当時は描かれなかった新たなキャラクターですが、彼もまた同じ時代を生きた人間です。それがどう物語と絡むのか。彼の信念にもご期待下さい」と見どころを語る。また、教師となったヤマトの生徒役には、沢尻エリカ主演のドラマ「母になる」での好演が記憶に新しい関西ジャニーズ Jr.の道枝駿佑。「KinKi Kidsさんの20周年記念に携われるということですごく嬉しかったです!」「KinKi Kidsさんやほかの諸先輩方の迷惑にならないように一生懸命頑張ります!」と意気込みを寄せた。そして、高校時代のヤマトの恋人スズコ役として矢田さんがカムバック。当時18歳だったという矢田さんは「とても印象に残っている作品です。20年経ったいま、再びこの作品に参加させていただけることがとても嬉しく、大変感謝しております」と歓喜。「当時の映像を見返しながらいま現在では大人になったスズコという女性がどう生きてきたか、といろいろと想像をふくらませながら精一杯演じていこうと思っております」と話し、「とにかく、現場に行くのが楽しみでもあり、同じ役柄を20年という月日が経ってから演じるということに、もうドキドキでした!」と思いを明かした。さらに、ヤマトが幕原に行くきっかけとなった親友キイチを演じた小原さんも帰ってくる。「プロデューサーさんから話を聞いたときは驚きましたが、KinKi Kidsさんの記念すべき20周年に少しでも貢献できればと、出演を決意しました。演技は久しぶりでとても緊張していますが、みなさん温かい目で見守っていただければ幸いです」とコメント。そのほか早見あかり、千葉雄大、久世星佳、飯田基祐、山口馬木也、山内圭哉らが出演。主題歌は「KinKi Kids」の「愛されるより 愛したい」だ。豪華な新キャストと懐かしい仲間たちが集結し、「KinKi Kids」のデビュー20周年記念特別企画となる今夏の大作「ぼくらの勇気 未満都市2017」を彩る。金曜ロード SHOW!特別ドラマ企画「ぼくらの勇気 未満都市 2017」は7月21日(金)21時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月26日1997年、当時18歳の「KinKi Kids」が主演を務めたドラマ「ぼくらの勇気 未満都市」が、「ぼくらの勇気 未満都市 2017」のタイトルで7月21日(金)にスペシャルドラマとして復活。この度、「ぼくらの勇気 未満都市」にも出演していた「嵐」の相葉雅紀と松本潤が、このスペシャルドラマにも登場することが分かった。ある街に大地震が起きたというニュースが流れる。友人を探しにきた高校生のヤマト(堂本光一)、同じく高校生のタケル(堂本剛)は、物々しい警備を潜り抜けフェンスで囲まれた街に潜入した。そこに広がっていたのは大人が死に絶え子どもたちだけになった無秩序な混乱だった…。ヤマトとタケルは様々な問題や事件を乗り越えながら仲間とともに暴力に支配された子どもだけの街に秩序を取り戻していった。そして戦いの最後にヤマトは言った「俺たちはあんたたちみたいな大人にはならない」「そして20年後の今日、俺たちでまたこの場所に集まろう」と。あの日から20年…。彼らは約束の日に久しぶりの再会を試みる。来る者来ない者…実はそれぞれにみんな内に沸々としたものを抱えていた。僕たちがなりたかったのはこんな自分だったか?ひょっとしたら自分はいつの間にかなるまいと誓った大人になっているんじゃないか?そんなとき、強大な敵が彼らの前に再び現れる――。「20年後、またこの場所で会おう」と誓った彼らだが、20年後の今回、「ぼくらの勇気 未満都市」で光一さん演じるヤマトと剛さん演じるタケルと共に、最後まで一緒に戦い抜いた仲間の相葉さん演じるアキラと松本さん演じるモリの出演が決定!当初は不良グループの一員だったが、無秩序で不条理な街に疑問を感じ、仲間になったアキラ。愛犬リキを連れて、離ればなれになってしまった姉との再会を夢見た心やさしい少年モリ。それぞれに迷いや葛藤を抱えながら大人になった彼らが、“約束の年”2017年、ヤマトやタケルと再会し、さらに強大な敵に立ち向かっていく。相葉さんは、「KinKiさんの20周年に少しでも関われることを光栄に思います。初めて出演させて頂いたドラマでとても思い出深い作品なので、いまから楽しみです」と今回の参加を喜び、「当時はジャニーズJr.になりたてで、いっぱいいっぱいだったことをいまでも覚えています。今回もKinKiさんとドラマが出来る喜びを噛み締めながら勉強させて頂きたいと思います」と当時をふり返りつつ意気込みを語った。また、初めて連続ドラマに出演した思い出深い作品だと話す松本さんは、「KinKiのお2人には現場でたくさんのことを教えて頂いたことをいまでもよく覚えています。時を経て、お2人を始めスタッフの皆様とご一緒できることに感謝しています。KinKi Kidsのデビュー20周年に、ささやかではありますが華を添えられるよう、精一杯演じさせて頂きます!」とコメントしている。金曜ロード SHOW!特別ドラマ企画「ぼくらの勇気 未満都市 2017」は7月21日(金)21時~日本テレビにて放送。「ぼくらの勇気 未満都市」は7月1日(土)23時~Huluにて順次配信。※Blu-ray&DVDは7月19日(水)より発売。(cinemacafe.net)
2017年06月20日1997年に放送されたKinKi Kids主演の連続ドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』の続編として、日本テレビ系『ぼくらの勇気~未満都市2017』が20年ぶりにスペシャルドラマとして復活。当時ジャニーズJr.として出演していた嵐の相葉雅紀(34)と松本潤(33)が同じ役で出演することが公式ホームページに発表された。また、主題歌や挿入歌も同時に発表されYahoo!やSNSの検索ランキング上位に「ぼくらの勇気」「滝川タケル」「KinKi Kids」など関連ワードがランクインして話題となっている。 『ぼくらの勇気 未満都市2017』はKinKi Kidsデビュー20周年記念特別企画として7月21日に放送が決定。連続ドラマ版『ぼくらの勇気 未満都市』から20年後の世界が舞台となる今回、堂本光一(38)演じるヤマトと、堂本剛(38)が演じるタケルとともに最後まで一緒に戦い抜いた仲間である、アキラ(相葉)と、モリ(松本)も、20年前の最終回で交わした「20年後、この場所で会おう」という約束を果たすこととなる。 また、主題歌は20年前と同じKinKi Kidsの『愛されるより 愛したい』と発表され、さらに、挿入歌は『風のない街』「歌 滝川タケル」となっており、当時ドラマでは挿入歌として堂本剛が歌っていた曲であり、注目を集めている。 これには多くのファンが、「滝川タケル?挿入歌!?どういうこと?」「タケルの苗字って滝川だったの?」「タケルが大人になって歌手になったのかな!?」「滝川タケルにびっくりした!主題歌変わらずでよかったー!」などの反応を見せている。
2017年06月20日日本テレビで7月21日(金)に放送される「ぼくらの勇気 未満都市 2017」 につながる、1997年放送の「ぼくらの勇気 未満都市」が、7月1日(土)よりオンライン動画配信サービス「Hulu」にて順次配信されることが決定した。「ぼくらの勇気 未満都市」は、1997年の土曜21時枠で放送された連続ドラマ。当時18歳の「KinKi Kids」が主演を務め、主題歌「愛されるより 愛したい」はトータルセールス160万枚以上を記録した。物語は、ある街に大地震が起きたというニュースが流れる。友人を探しにきた高校生のヤマト(堂本光一)とタケル(堂本剛)は、物々しい警備を潜り抜けフェンスで囲まれた街に潜入した。そこに広がっていたのは、大人が死に絶え、子どもたちだけになった無秩序な混乱だった…。ヤマトとタケルは様々な問題や事件を乗り越えながら、仲間と共に暴力に支配された子どもだけの街に、秩序を取り戻していく…というストーリー。今年、デビュー20周年を迎える「KinKi Kids」。これを記念し、今夏「ぼくらの勇気 未満都市 2017」と題しスペシャルドラマとして放送決定。堂本光一、堂本剛をはじめ、演出・堤幸彦、プロデューサーは櫨山裕子が担当と制作スタッフも20年前と同じ布陣が集結。さらに、ヤマトとタケルと共に最後まで一緒に戦い抜いた仲間、アキラ(相葉雅紀)とモリ(松本潤)、「20年後、またこの場所で会おう」と誓い、その約束が果たされる「ぼくらの勇気 未満都市 2017」にもアキラとモリが出演することが決定した。なお、「Hulu」では「MTV」伝統のアコースティックライブ「MTV Unplugged」に登場した「KinKi Kids」 のライブ映像を、7月17日(月・祝)19時より配信開始。また配信に先立ち、日本テレビで7月16日(日)25時25分から放送される「KinKi Kids 20周年記念~MTVアンプラグドへの挑戦(仮)」内で、本ライブの模様が紹介される。「ぼくらの勇気 未満都市」は7月1日(土)~第1話から第3話、8日(土)~第4話から第6話、15日(土)~第7話から第10話Huluにて配信。「ぼくらの勇気 未満都市 2017」 は7月21日(金)21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年06月20日2017年7月7日(金)、8日(土)、9日(日)の3日間、ベルサール東京日本橋にて開催される「大江戸 Hawaii Festival 2017」。豪華ゲストによるステージや美味しいグルメなど、日本とハワイの魅力がたくさん詰まったお祭りにぜひ出かけてみませんか?「大江戸Hawaii Festival 2017」とは?今年で開催2回目となる大江戸Hawaii Festival 2017。もともと親交が深かったハワイと、より一層友好関係を築いていくことを目的に今年も開催されます!振り返れば日本とハワイの交流は1868年、日本人149人の渡航によって始まりました。現在では、多くの日本人が好きな海外観光地としてハワイの名前をあげるほど身近な場所となっています。大江戸Hawaii Festival 2017は、そんな日本とハワイの歴史や伝統文化を「見て」「聞いて」「感じて」「味わって」堪能することで、日本とハワイの魅力をさらに知ることができるでイベントとなっています。今年は開催期間が3日間に拡大され、豪華なゲストも登場し盛大に催されます!日本のことをさらに知りたい方、ハワイを感じてみたい方はぜひ足を運んでみてください。●フラ界のプリンセス「アリアナ・セイユ」が来日!見所の1つに、フラダンス界のプリンセスと称されるアリアナ・セイユさんが来日することが挙げられます。アリアナ・セイユさんは2009年にミス・ハワイUSAに選出され、それ以来ハワイ州観光局の大使として各国を訪問。大江戸Hawaii Festival 2017では、7月8(土)、9(日)に「Hawaian Stage」にてフラダンスを披露してくれる予定です。またそれ以外にも、今回のイベントアンバサダーであるKONISHIKIさん、ウクレレミュージシャンとして世界最高峰のハワイ大会にも招かれた高木ブーさん、ハワイアン・レゲエ界の大御所Sean Na'auao(ショーン・ナアウアオ)さんなどが登場します。●日本ステージも必見!ハワイのステージも見所満載ですが、日本ステージも必見です。剣舞、和太鼓、日本舞踊、エイサーなど、普段の生活ではあまりふれることの無い、これぞ日本!といった演芸を楽しむことができるでしょう。中でも見ものなのが、映画「KILL BILL」の殺陣指導も行ったことのある振付者、剱伎衆かむゐさんと、進撃の巨人などのアニメオリジナルサウンドでも活躍するシンガー、小林未郁さんとのコラボステージ。日本で観られるのは稀な世界レベルのステージが日本橋で繰り広げられます。またその他にも、迫力満点の和太鼓演奏が魅力の「和太鼓グループ 彩」や、ホノルルの姉妹都市でもある沖縄県から「琉神」によるエイサーなど、どれも見逃せないステージが目白押しです!●ハワイと日本の魅力が詰まった物販や食事も充実!様々なアーティストによるステージも必見ですが、忘れてはいけないのが物販や食事コーナー。日本とハワイの美味しいモノ、美しいモノを集めたエリアはブラブラするだけでも楽しめます。今回のイベントでは、ハワイアンジュエリーの老舗「フィリップ・リカード・ホノルル」の出店が決定しており、それに合わせてオーナー兼デザイナーのPHILIP氏も来日。さらにアロハシャツ専門店「Aloha Outlet」が、「TORI RICHARD(トリ・リチャード)」や「KAHALA(カハラ)」をはじめとするハワイを代表する人気ブランドを引っ提げて登場するのにも注目です。また食事が楽しめるフードエリアには、ハワイの老舗チョコレートブランド「ハワイアンホースト」で味わえるこだわりのソフトクリームやハワイのB級グルメスイーツの王様「マラサダ」など、スイーツ好きにはたまらないラインナップが用意してあります。もちろん日本も負けていません。日本橋の老舗洋食屋「たいめいけん」のハヤシライスや、「八重洲とよだ」のフライ盛り合わせなどそうそうたる顔ぶれが集結。この機会に、日本とハワイのグルメ両方を堪能してみてはいかがでしょう?■イベント詳細名称:大江戸Hawaii Festival 2017開催場所:ベルサール東京日本橋 (東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワーB2、B1、1F)開催日程:2017年7月7日(金)15:00~21:002017年7月8日(土)10:00~18:002017年7月9日(日)10:00~18:00入場料金:1日券1,000円(1,000円相当のお土産あり)公式サイト:アクセス:「日本橋駅」B6出口直結、メトロリンク日本橋(無料巡回バス)「日本橋二丁目」下車。そこから徒歩約1分。
2017年06月02日1997年の土曜21時枠で放送された連続ドラマ「ぼくらの勇気~未満都市」が、今年で放送から20年…そして主演の「KinKi Kids」も今年でデビュー20周年を迎えたことを記念し、本作が今夏、スペシャルドラマとして放送決定!堂本光一、堂本剛をはじめ演出・堤幸彦、プロデューサーは櫨山裕子が担当と制作スタッフも20年前と同じ布陣が実現するという。ある街に大地震が起きたというニュースが流れる。友人を探しにきた高校生のヤマト(堂本光一)、同じく高校生のタケル(堂本剛)は、物々しい警備を潜り抜けフェンスで囲まれた街に潜入した。そこに広がっていたのは大人が死に絶え子どもたちだけになった無秩序な混乱だった…。ヤマトとタケルは様々な問題や事件を乗り越えながら仲間とともに暴力に支配された子どもだけの街に秩序を取り戻していった。そして戦いの最後にヤマトは言った「俺たちはあんたたちみたいな大人にはならない」「そして20年後の今日、俺たちでまたこの場所に集まろう」と。あの日から20年…。彼らは約束の日に久しぶりの再会を試みる。来る者来ない者…実はそれぞれにみんな内に沸々としたものを抱えていた。僕たちがなりたかったのはこんな自分だったか?ひょっとしたら自分はいつの間にかなるまいと誓った大人になっているんじゃないか?そんなとき、強大な敵が彼らの前に再び現れる。1997年10月期クールとして放送され、平均視聴率は16.8%を獲得、主演の「KinKi Kids」が歌う主題歌の「愛されるより 愛したい」はトータルセールス160万枚以上を記録するなど、大人気を博したドラマ「ぼくらの勇気~未満都市」。主演の堂本光一さん&堂本剛さんは当時18歳。そのほか「嵐」の松本潤&相葉雅紀をはじめ人気のジャニーズJr.の面々や、矢田亜希子、徳山秀典らが共演した。この度、奇しくも連続ドラマの最終回で「20年後、またこの場所で会おう」と言って別れた彼らが今夏、スペシャルドラマでその約束を果たすことが決定。演出は堤幸彦、プロデューサーは櫨山裕子と制作スタッフも20年前と同じ顔ぶれが揃う。光一さんは「当時の放送から20年の月日が流れましたが、改めてふり返ってみても貴重で濃密な経験をさせて頂いたと感じています。大人たちに立ち向かっていた自分たちがいまは大人になり、逆の視点から感じた真っ直ぐな思いを再びヤマトを通して表現できる楽しみを噛み締めています」と喜びを明かし、「当時ご覧頂いていた方は勿論ですが、初めて観る方々にも楽しんでもらいながら思いが伝われば幸いです」と今回のスペシャルドラマをアピール。そして剛さんも「20年の時を経て、再びタケルに出会える喜びを感じています。あの頃の若さゆえの真っ直ぐな正義感、純粋な気持ちを懐かしく思いながらも、大人になったタケルを生きたいと思います」と喜びを語り、「多感な時代に出会ったスタッフの皆さんとまたこうして一緒に物作りが出来るご縁に感謝をしながら楽しみたいと思います」と綴った。そのほかの出演者や主題歌など、今後の続報にも期待だ。「ぼくらの勇気~未満都市」SP(仮)は今夏放送。(text:cinemacafe.net)
2017年05月14日1997年に日本テレビ系土曜9時に放送されたKinKi Kids主演の連続ドラマ『ぼくらの勇気~未満都市』が20年の時を経てスペシャルドラマとして復活することが明らかになり、「ぼくらの勇気」がSNSやYahoo検索ワードなどで1位にランクインし、話題になっている。 『ぼくらの勇気~未満都市SP(仮)』はKinKi Kidsデビュー20周年記念特別企画として今年夏に放送が決定。連続ドラマ版『ぼくらの勇気~未満都市』から20年後の世界が舞台となる今回、堂本光一(38)演じるヤマトと、堂本剛(38)が演じるタケルが20年前の最終回で交わした「20年後、この場所で会おう」という約束が果たされることになる。 堂本光一は「当時の放送から20年の月日が流れましたが、改めて振り返ってみても貴重で濃厚な経験をさせていただいたと感じています。大人たちに立ち向かっていた自分たちが今は大人になり、逆の視点から感じた真っすぐな思いを再び、ヤマトを通して表現できる楽しみをかみ締めています。」とコメント。 また、堂本剛は「20年の時を経て、再びタケルに出会える喜びを感じています。あの頃の若さ故の真っすぐな正義感、純粋な気持ちを懐かしく思いながらも、大人になったタケルを生きたいと思います。」と意気込みを語っている。 ネットでは「ビデオに毎週録画してた!!」「友達と見終わったあとFAXで感想を送りあってた」などの時代を感じさせる声とともに、「復活するんだ!当時どれだけ好きだったか」「最高!青春だったあのドラマ」「これは嬉しい!想像したら涙がでてきた」「そんなことって…本当に20年後にこんなことになるって思ってなかった」と喜びの声が多く上がっている。
2017年05月14日松田龍平が“おじさん”役を演じる映画『ぼくのおじさん』。この度、5月10日(水)のDVDの発売を記念して、「プール de シネマ」第2弾として貸切の試写会を開催することが決定した。本イベントでは、プレミアムフライデーが掲げる「ちょっと豊かな金曜日」になるよう、「ホテルのプールで映画を鑑賞する」という普段体験出来ないプレミアムな体験を提供する。先日開催された『大奥』『またまたあぶない刑事』に続き、今回の第2弾では昨年11月に公開された、主演・松田さん×監督・山下敦弘の新しいタッグが放つ、ホームコメディ&ロードムービー『ぼくのおじさん』を上映する。原作は、芥川賞作家・北杜夫が持ち前のユーモアを存分に発揮し、和田誠のイラストと共にいまもなお幅広い世代に愛され続ける同名作。学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学4年生のぼく=春山雪男。作文コンクールの課題は「周りにいる大人について」。お小遣いはくれないし、勉強も教えてくれない。スポーツも全然ダメで、何かにつけて屁理屈ばかり…ぼくは、居候の“おじさん”について書いてみることにした。ある日おじさんは、お見合いで 出会った、ハワイの日系4世の美女・稲葉エリーに一目ぼれ。だが、エリーは祖母が経営するコーヒー農園を継ぐためにハワイに帰ってしまう。エリーに会いたい一心で、あの手この手を駆使してハワイへ行く策を練るおじさんだが、ことごとく失敗で落ち込むばかり。しかし奇跡が訪れ、おじさんと雪男はエリーを追いかけてハワイへ行くことに!おじさんの恋は一体どうなってしまうのか…というストーリー。松田さんのほか、雪男役には大西利空、おじさんが一目惚れするマドンナに真木よう子。また戸次重幸、寺島しのぶ、宮藤官九郎、キムラ緑子、戸田恵梨香ら実力派豪華キャストが集結。作品の舞台になったハワイをイメージさせるプールで、映画を観ながら温水のプールにてゆったりとプレミアムな時間をお楽しみあれ。<プール de シネマイベント概要>・日時:5月26日(金)17時30分開場、18時30分上映・場所:ジェクサー・フィットネスクラブ 大宮・料金:無料 ※水着着用(アロハなどハワイをイメージさせる上着着用も可)・参加者:100名事前申込制・申込期間:4月17日(月)~『ぼくのおじさん』DVDは5月10日(水)より発売。(cinemacafe.net)■関連作品:ぼくのおじさん 2016年11月3日より全国にて公開(C) 1972 北杜夫/新潮社(C) 2016「ぼくのおじさん」製作委員会
2017年04月12日ディズニー・アニメーションから奇跡をもらった家族を追い、本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた、愛と希望のハートフル・ドキュメンタリー『ぼくと魔法の言葉たち』。文部科学省の特別選定作品にも認定された本作の公開を記念して、カフェ「Sunday Brunch 銀座マロニエゲート店」にてスペシャルオリジナルケーキの販売が決定した。サスカインド家の次男オーウェンは、3歳を前に言葉を失い、7歳になるころまで、誰ともコミュニケーションを取れなくなっていた。彼は自閉症スペクトラムと診断され、家族は失意に暮れる。ある日、父のロンはオーウェンが発する意味をなさないモゴモゴとした言葉が、オーウェンが毎日擦り切れるほど観ていたディズニー・アニメ『リトル・マーメイド』に登場するセリフだと気づく。意を決した父は、彼が大好きなディズニー・キャラクターであるオウムのイアーゴになりきって、身を隠して語りかける。「どんな気分?」。すると、まるで魔法のように、オーウェンが言葉を返した…。月日は流れ、大学に進学したオーウェンは大好きなディズニーアニメを鑑賞する「ディズニー・クラブ」を発足し、ガールフレンドもできる。そして卒業、両親のもとを離れ、サポートつきケアハウスでの念願のひとり暮らしをはじめることに。オーウェンは周囲のサポートを受けながら、少しずつ社会との関わりを広げていく――。『リトル・マーメイド』『ピーター・パン』『ライオン・キング』『アラジン』『ヘラクレス』など、ディズニー・アニメーションを繰り返し観ては、すべての台詞を覚え、主役から脇役までキャラクターたちの感情に寄り添ってきたオーウェン。お馴染みのキャラクターたちが橋渡しとなり、少年と家族は再び、絆を取り戻していく。本作では、オーウェンの兄ウォルトの誕生日を祝ってみんなで生クリームたっぷりのケーキを食べたり、オーウェンとガールフレンドのエミリーが一緒にチョコレートチップクッキーを作ったり(ちょっぴりやけどした2人のやりとりがとても初々しい)と、おいしそうなスイーツが登場する。そんな本作と「Sunday Brunch」のコラボが実現し、スペシャルケーキセット、その名も“魔法の言葉ケーキ”が登場。自閉症啓発運動のテーマカラーでもある爽やかなブルーのクリームで覆われた中身は、チョコレートのレイヤーケーキ。パステルカラーをベースに仕上げた可愛らしいデザインで、原題である『Life,Animated』の文字の周りには、愛と希望にあふれた言葉のプレートが乗っている。なお、スペシャルコラボケーキは4月1日(土)~4月16日(日)まで限定販売される。~ケーキに書かれた言葉たち~★Children have got to be free to lead their own lives.「子どもには自由な生き方を選ばせなくては」★The future I’m searching for it.「ぼくはいまも将来を探し続けているんだ」★We decide what the meaning of life is.「人生で大切なことは自分たちで決める」人生を明るく照らしてくれそうな、愛情の詰まった素敵なケーキ。映画とともに、味わってみては。『ぼくと魔法の言葉たち』は4月8日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぼくと魔法の言葉たち 2017年4月8日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開(C) 2016 A&E Television Networks, LLC. All Rights Reserved.
2017年03月31日最終回まで残すところあと2回となった、草なぎ剛主演のドラマ「嘘の戦争」。クライマックスを迎え、本日3月7日(火)は15分拡大で放送される第9話から、今回のキーパーソンとなる俳優の大杉漣と女優の国仲涼子からコメントが到着した。草なぎさん主演の“復讐シリーズ”第2弾となる本作。30年前に家族を殺され、「犯人を見た」と言っても嘘つきと呼ばれて信じてもらえず、事件も無理心中として片付けられてしまった過去を持つ一ノ瀬浩一が、いつしか天才詐欺師となり、関係者に復讐を果たしていく物語。先週2月28日放送の第8話では、関西、関東ともに8週連続で視聴率2桁台をキープ、8地区(関西、関東、名古屋など)すべての局でも2桁を越え、その平均視聴率は13.4%とさらにアップした本作。第8話では、二科興三(市村正親)への復讐を遂げるため、婚約までした楓(山本美月)にも浩一の正体がバレてしまい、30年前の事件の証拠を恩人の三瓶守(大杉蓮)が隠し持っていた事実も判明。激高した浩一が、守に復讐を誓うところで物語が終わった。放送終了後には、思わぬ展開に話が進んだことから、「怒りで紅潮した浩一の顔、一生忘れません」「本当は優しい浩一を見ていると苦しい。最終回直前ということで益々目が離せない」「まさか園長(大杉さん)にも復讐するのか…しないで欲しい」など、SNS上にも数々のコメントが寄せられた。そして今夜の第9話では、浩一は守への復讐のため、いまは疎遠で結婚を控えている守の一人娘・由美子(国仲涼子)に接触、罠を仕掛けるという。守を演じる大杉さんは、主人公・浩一役の草なぎさんについて「草なぎさんとの撮影現場は戦いの現場なんです。俳優として戦うことはもちろんだけれど、作品と向き合う姿勢など、非常に質の高い感じがしています」と絶賛。「年齢は僕のほうが上だけれど、草なぎさんに教えられている部分が大きいなと思います。俳優という職業は肉を付けがちなのですが、逆に削ぎ落としていく作業とでも言いましょうか。常に進化しているのが草なぎ剛さんなんです。だから彼との芝居は好きなんです」と語っている。2人は、関西テレビの作品では本作のほか、好評を博した“僕生きシリーズ3部作”や「銭の戦争」など複数の作品で共演しており、気心知れた仲。怒涛の展開を見せる8話の後半や9話では「何度もテストを重ねずに、互いの持っている気持ちをライブ感と共に撮影するシーンがいくつかありました。終わった後は非常に疲れるのですが、それさえも心地よかった」と撮影をふり返っている。また、「待ち時間に彼(草なぎさん)は必ずギターを持っているので、『STAND BY ME』など、3曲くらいセッションしました。それと今度一緒にギターショップに行こうねと約束しました」と撮影合間の様子を明らかにした。9話については、「守としても、引け目を感じつつも、まさか自分が復讐されるとは思ってもみなかったかもしれない。第9話は作品全体が持っている大きなうねりのように、最終回への橋渡しをする重要な回とあって、非常に深い内容となっています」と期待を込めている。一方、草なぎさんとは時代劇「太閤記サルと呼ばれた男」(’03)以来の共演となる国仲さんは、「今回もそうなのですが、普段はふわっとされているのに、役によって雰囲気が全然変わるのでびっくりします。きっと感情のコントロールがお上手なのだと思います。本番のときのスイッチが入るのを見て、今回もすごいなと思いました」と、久々の共演をふり返る。もともとドラマ自体を楽しんでいたという国仲さん。「浩一さんが本当は自分も復讐をしたいわけではないのに苦しみながら復讐をしている姿が切ないですが、『地獄を見せてやる』という台詞にはスカっとさせられました(笑)」とコメント、9話について「いろんな人の感情が入り交じり、それぞれの抱えていることが心に刺さる回ですが、実は素敵な回でもあります」と話している。草なぎさん自身も「面白い回でもあるのですが、浩一の気持ちが痛々しい。ある種のクライマックスでもある訳ですが、親代わりの人に復讐をするのは心に圧力が掛かって正直辛いですね。すごいシーンになってくる」と評す第9話。最終回直前に魅せる恩師への悲しき復讐物語。果たして、浩一はどんな罠を仕掛けるのか?そして、興三と隆(藤木直人)はどんな反撃を仕掛けてくるのか?浩一を見守るハルカ(水原希子)、浩一の正体を知ってしまった楓、それぞれの恋の行方は?今回も見どころ満載となりそうだ。「嘘の戦争」第9話は3月7日(火)21時~22時9分(15分拡大)カンテレ・フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年03月07日ブラッド・ピットが主演・プロデュースを務める、Netflixオリジナル映画『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』が、5月26日(金)より「Netflix」にて配信されることが決定。今回この配信に先駆け、場面写真と予告編が到着した。Netflixとブラッドが代表を務める制作会社「プランB」の共同制作によるアクション大作『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』。本作は、ジャーナリストの故マイケル・ヘイスティングスによる実在の人物を描いたベストセラーの原作から発想を得たオリジナル映画で、ひとりの将軍の栄光と衰退を描きながら、戦争の裏側に迫る衝撃作だ。一部は実話であり、また痛烈なパロディでもあり、「果たして現実と創作の境界線はどこなのか?」という不穏な疑問を浮き彫りにしていく。戦争の不条理に翻弄される主人公を演じるのは、『オーシャンズ』シリーズや『Mr.&Mrs. スミス』、また現在公開中の『マリアンヌ』など様々な作品に出演しているブラッド。そのほか、オスカー女優のティルダ・スウィントンやオスカー俳優のベン・キングスレーなど、重厚で豪華な共演者たちが集結している。このほど公開された予告編では、“戦争”を「たかが」と言う、軍服に身を包んで闊歩する自信に溢れたブラッドの姿が確認できる。輝かしい功績の持ち主としてアフガニスタン駐留軍司令官に任命されるも、後にジャーナリストの容赦ない暴露記事によって失墜する男の波乱のドラマは、戦争を改めて考えさせられるテーマも含まれているようだ。またブラッドは、「Netflixとこのようなエキサイティングな企画に関わることが出来、また最先端のコンテンツ制作とそれを世界中の視聴者にお届けする機会に参加できることを非常にうれしく思います」と本作への自信を覗かせている。『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』は5月26日(金)よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)
2017年03月02日初回から6週連続、8地区平均視聴率が2桁キープし絶好調の草なぎ剛主演ドラマ「嘘の戦争」。今夜2月21日(火)放送の第7話では、一瞬友情が芽生えていたようにも見える、安田顕演じる晃への復讐劇に注目だ。草なぎさんが主演する“復讐シリーズ”第2弾として放送中の本作。物語は、30年前に家族を殺され、「犯人を見た」と言っても嘘つきと呼ばれて信じてもらえず、事件も無理心中として片付けられてしまい、いつしか天才詐欺師となった一ノ瀬浩一(草なぎ剛)の復讐物語。今夜放送の第7話では、30年前、一家心中に見せかけて殺された家族の復讐を次々に果たした浩一は、ついに、事件の首謀者である興三(市村正親)に近づくことに成功。興三の娘・楓(山本美月)との結婚も決まる一方、またしても浩一の巧みな嘘に翻弄され、興三もまた「2人で話がしたい」と浩一を呼び出すが、興三は心臓発作を起こし倒れてしまう…。そして隆(藤木直人)は浩一が30年前の事件で生き残った“千葉陽一”だと疑いつつも、確固たる証拠をつかめずにいた。隆のことを気にしつつも浩一は、まず30年前のOL殺人事件に関わっていながら、これまで何の罰も受けずに生きてきた晃(安田顕)に狙いを定め、事業拡大のために工場を全面改修するよう勧める。晃が早速、隆に工事に必要な多額の費用を用立ててくれるよう頼むと、隆は意外にもそれをあっさり承諾するが、それには隆なりの考えが…という展開に。晃を演じている安田さんは、「騙されて当然の人物ですよね、晃って。でもそれぞれに事情があって、浩一から見れば憎いけれど、楓からみたら優しい兄に見える。30年前の事件を晃がどこまで真相を知っているのかが曖昧。見張りをしていたということだけで、もしかしたら被害者が亡くなったことすら知らないのかもしれない。だから、俺ってツイてねぇなぐらいしか思ってない。もし晃に罪の意識があったとしても、ずっとそれにフタをして生きてきたと思う」と役の印象を語る。また役作りについては、「クールな弟とは違って喜怒哀楽が激しい。見た目からわかる“バカ”ではなく、セリフから伝わるようにしています」と話し、「視聴者の皆さんが一番気心地よいと思ってくれる嘘をつきたいです」とコメント。共演の草なぎさんについては、「俳優としても素晴らしい方だと思います。相手の良さを引き出してくれる。まるで一流のプロレスラーのようなんですよね。だってプロレスって相手の見せ場もないと成立しないじゃないですか」と絶賛。来週第8話以降の見どころに関しては、「これから先は毎週毎週が最終話みたいな作りになっているので、ぜひ楽しみにしていてください」とアピール。物語の最大のキーとなる浩一vs興三の対決は、隆も含めた二科家の反撃も開始。いよいよ終盤戦に突入した本作、ますます今後の放送は見逃せない。「嘘の戦争」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年02月21日ディズニー・アニメを通じて奇跡を起した家族のドキュメンタリー『ぼくと魔法の言葉たち』が、先日発表になったアニメ映画賞の最高峰、アニー賞にて特別業績賞(Special Achievement Award)を受賞。授賞式では、監督のロジャー・ロス・ウィリアムズと主人公のオーウェン・サスカインド本人がスピーチを行った。3歳になる直前、自閉症スペクトラムと診断され、7歳ごろまで家族ともコミュニケーションがとれなくなったオーウェン。だが、ある日、父のロンはオーウェンが発する意味をなさないモゴモゴとした言葉が、オーウェンが毎日擦り切れるほど観ていたディズニー・アニメ『リトル・マーメイド』に登場するセリフだと気づく。意を決した父は、彼が大好きなディズニー・キャラクターであるオウムのイアーゴになりきって、身を隠して語りかける。5年ぶりの息子の言葉にこみ上げる涙をこらえながら、イアーゴとしての会話を続ける父…。月日は流れ、大学に進学したオーウェンは大好きなディズニー・アニメを鑑賞する「ディズニークラブ」を発足し、ガールフレンドもでき、大人への道を歩き始める。大学卒業後は、両親のもとを離れサポートつきケアハウスでの念願のひとり暮らしをはじめることに。家族をはじめとした周囲のあたたかいサポートを受けながら、少しずつ社会との関わりを広げていくオーウェンは、フランスで行われる自閉症会議のスピーチを頼まれ、戸惑うが…。ディズニー・アニメーションから言葉や人間関係を学び、家族をはじめとした周囲の人々とのコミュニケーションを取り戻したオーウェンの奇跡のドキュメンタリーとなる本作。第89回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にもノミネートされているなか、去る2月5日には “アニメ界のアカデミー賞”といわれるアニー賞で特別業績賞を受賞した。授賞式に登壇したウィリアムズ監督は、「アニー賞をありがとう。信じられない名誉です。これはとても重要なことです。なぜならアニメーションによってオーウェンは言葉を取り戻したからです。オーウェン、この賞はきみとサスカインド一家のおかげです。あなた方がしてくれたことのおかげです。本当に信じられないほど光栄です」とコメント。そして、オーウェンの堂々としたスピーチには、会場から拍手が沸き起った。「ぼくはみなさんを愛しているし、ここにいられてとても幸せです。もうひとつ言わせて!とても誇らしい気分です。なぜならぼくは、あなたたちクリエイターが生み出したディズニー・キャラクターたちの中で生きて、夢を叶えてもらったからです。おかげでぼくは世界とのバランスを取り、彼らはいま、ぼくの中で生きています。だからこんなに素敵なディズニー・キャラクターを生んでくれて、ぼくの夢を叶えてくれてありがとう。イェーイ!」劇中には、映画に感銘を受けたディズニー社から異例の使用許諾を受け、『リトル・マーメイド』『ピーター・パン』『ライオン・キング』『アラジン』『ジャングル・ブック』『ピノキオ』『美女と野獣』『ダンボ』など、数多くの名作が登場。それに加えて、パリのMAC GUFF(マック・ガフ)社の気鋭のアニメーターたちが、オーウェン自作の物語をアニメ化したオリジナル・アニメーションも登場する。これは「迷子の脇役たちの国」というタイトルのオーウェン自身が制作していたストーリーを元にしたもので、「オーウェンが作った敵役のキャラクターは彼自身が生活の中で直面している困難を反映しているようでした。オーウェンにとって自分自身の物語を描いた伝記、あるいはドラマを書いているようなものだったので、私はぜひこれをアニメにしてスクリーンに描きたいと強く思ったのです」と、ウィリアムズ監督は語っている。『ぼくと魔法の言葉たち』は4月上旬、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月12日先日、第89回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた『ぼくと魔法の言葉たち』(原題:Life,Animated)。その待望の予告編映像が解禁となった。サスカインド家の次男オーウェンは、3歳を前に言葉を失い、7歳になるころまで誰ともコミュニケーションを取れなくなっていた。彼は自閉症スペクトラムと診断される。ある日、父のロンはオーウェンが発する意味をなさないモゴモゴとした言葉が、オーウェンが毎日擦り切れるほど観ていたディズニーのアニメ-ション映画『リトル・マーメイド』に登場するセリフだと気づく。意を決した父は、彼が大好きなキャラクターである『アラジン』のオウムのイアーゴになりきって、身を隠して語りかける。「どんな気分?」すると、まるで魔法のように、オーウェンが言葉を返した。「僕はハッピーじゃない。僕には友だちがいないから」。5年ぶりの息子の言葉にこみ上げる涙をこらえながら、イアーゴとして会話を続ける父。こうして、父と母、そして兄による、ディズニー・アニメを通じた“オーウェンを取り戻す”ための作戦が始まった――。自閉症スペクトラムと診断された少年オーウェンが、ディズニー・アニメから言葉を学び、周囲の人々とのかかわりを理解し、家族のサポートのもとコミュニケーションと自尊感情を取り戻していった奇跡のドキュメンタリー。サンダンス映画祭2016では、アカデミー賞監督であるロジャー・ロス・ウィリアムズが監督賞に選ばれ、先日発表された本年度アカデミー賞では長編ドキュメンタリー賞にノミネート、2度目の受賞が期待されている。また、“アニメ界のアカデミー賞”アニー賞では特別業績賞を受賞した。届いた予告編は、「ごく普通の男の子がいました…」というナレーションとともに素朴なタッチのアニメーションから幕を開ける。その声の主は、ほかならぬオーウェン自身。さらに、2歳ごろのオーウェンが父ロンとピーターパンごっこする姿がとらえられ、やがて両親の言葉が重なっていく。「ディズニー映画が息子を変えるかも」――。そして盛り込まれるのは、現在のオーウェンの姿。笑顔に満ち、大勢の前でスピーチをしたり、犬と遊んだり、自立した生活を送っている様子が垣間見られる。「いまも未来を探している」と語る彼と、彼を支え続けた家族の姿には、たくさんの勇気と希望が詰まっている。『ぼくと魔法の言葉たち』は4月上旬、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月30日現在公開中の映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の主題歌を歌う「back number」が、本日1月20日(金)放送の「ミュージックステーション2時間スペシャル いま聴きたい! ラブソングベスト1020世紀vs21世紀」に登場し、三木孝浩監督編集によるMステ限定映像とのスペシャルコラボレーションを披露することが分かった。昨年12月17日(土)より公開中の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は、七月隆文による同名小説を基にした映画で、京都を舞台にした20歳の男女のラブストーリー。主演には福士蒼汰、ヒロインには小松菜奈を迎え、『僕等がいた』の三木孝浩が監督を務める。そして本作の主題歌となっているのが、今回の「ミュージックステーション2時間スペシャル」でも披露される「back number」の「ハッピーエンド」。本楽曲は、「back number」が映画のために書き下ろしたもので、悲しい別れを笑顔で終わらせようとする女の子の気持ちが表現されている。また今回Mステでは、三木監督が「back number」のMステ出演に合わせ、映画の映像を特別に編集しお届け。福士さんと小松さんで描き出された切ない恋の物語が、「back number」のライブ演奏とともに映し出される、Mステでしか見られないスペシャルな演出となっている。三木監督は「『back number』の、日常にある感情の機微を大切に歌う世界観が大好きで、今回の『ハッピーエンド』も、映画の非日常の世界から伝えたい想いを、観た人の日常の世界へと架け橋のように繋いでくれる本当に素晴らしい曲」と楽曲について話し、「今回はMステ用特別編集として、劇中で小松菜奈ちゃん演じる愛美の目線を中心に、歌詞に寄り添いながら編集してみました。映画の空気感とともに、『back number』の演奏をぜひお楽しみください!」とメッセージを寄せている。なお、今夜は「back number」のほかにも、映画『キセキ ーあの日のソビトー』から飛び出した「グリーンボーイズ」や「KinKi Kids」「舞祭組」ブルーノ・マーズら豪華アーティストたちが集合する。「ミュージックステーション2時間スペシャル いま聴きたい! ラブソングベスト1020世紀vs21世紀」は1月20日(金)20時~テレビ朝日にて放送。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ぼくは明日、昨日のきみとデートする 2016年12月17日より全国東宝系にて公開(C) 2016「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」製作委員会
2017年01月20日アカデミー賞受賞俳優のマシュー・マコノヒーが、アメリカ史が封印してきた南北戦争下の実在のヒーローを演じる『ニュートン・ナイト/自由の旗をかかげた男』が、2017年2月4日(土)より日本公開される。このほど、その本予告が解禁なった。時は1863年、南北戦争で2つに引き裂かれたアメリカで、ニュートン・ナイトは甥の遺体を家族に届けようと南部軍を脱走する。故郷で仲間の農民たちから農作物を奪う軍と衝突したニュートンは、追われる身となって湿原に身を隠す。そこで出会った逃亡奴隷たちと友情を築いたニュートンは、黒人と白人が一つになった前代未聞の反乱軍を結成し、自由のために立ち上がるが――。アカデミー賞作品賞にノミネートされた『シービスケット』や、『ハンガー・ゲーム』、女性版『オーシャンズ』を手がけるゲイリー・ロス監督が、歴史の中に封印されたニュートン・ナイトの伝説を伝えることを映画人としての使命と決意し、10年の歳月をかけてリサーチを行い製作した渾身作。150年前、激化する南北戦争のさなか、南部において貧しい白人と逃亡した黒人奴隷で軍を率いた実在の“ヒーロー”を描き出す。このたび解禁された本予告では、「金持ちが始めた戦争を、貧乏人が戦っている」と、不平等な南北戦争に疑問を持ったニュートンが、500人の奴隷と農民たちを率いて、100万人の南部軍に反旗を翻す姿が描かれる。それにより混乱を見せていく家族や軍の様子なども伺えるが、『ダラス・バイヤーズクラブ』でその年のアカデミー賞ほか各賞を総なめにしたマコノヒーが体現するニュートンの、カリスマ性を持ったリーダー像も浮き彫りとなっている。また、『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』『奇跡のシンフォニー』のケリー・ラッセル、ウィル・スミス主演『コンカッション』や『ベル~ある伯爵令嬢の恋~』(劇場未公開)のググ・ンバータ=ロー、さらにTVシリーズ「ハウス・オブ・カード野望の階段」「Marvel ルーク・ケイジ」で人気を獲得、『Moonlight』(原題)により本年度映画賞レースで早くも高い評価を得ているマハーシャラ・アリといった共演陣にも注目。“真の自由”を求め、出身地であるミシシッピ州ジョーンズ郡に、肌の色に関係なく誰もが平等な“自由州”を設立したニュートン・ナイト。アメリカだけでなく世界各国で、いまこの瞬間もさまざまな形で起こっている人種問題にまつわる争いを照らす、比類なき英雄の実話を、まずはこちらから目撃してみて。『ニュートン・ナイト/自由の旗をかかげた男』は2017年2月4日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月06日福士蒼汰×小松菜奈が共演する映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』。この度本作の公開を記念して、ライブ配信サービス「LINE LIVE」にて、「映画『ぼく明日』福士蒼汰、小松菜奈LINE LIVEデート」が配信されることが決定した。京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿(福士蒼汰)は、いつものように大学まで向かう電車の中で出会った女性・福寿愛美(小松菜奈)に一目見た瞬間、恋に落ちた。勇気を振り絞って声をかけ、「また会える?」と約束を取り付けようとした高寿だったが、それを聞いた彼女は、なぜか、突然涙してしまう。彼女のこのときの涙の理由を知る由もない高寿だったが、2人は意気投合し、その後すぐに交際をスタート。高寿と愛美の関係は誰もがうらやむ程に順調で、すべてがうまくいくものだと信じていた。しかし、高寿はある日、愛美から彼女の想像もできなかった大きな秘密を明かされる…。本作は、2014年8月に刊行されて以来、「読書メーターランキング」の恋愛小説のおすすめランキングで1位をキープし続けたことが話題となり、現在100万部を突破した七月隆文の同名人気小説を原作に、主演に福士さん、ヒロインに小松さんを迎え映画化。今年“一番泣ける純愛映画”として期待が高まっている。今回行われる「LINE LIVE」では、福士さんと小松さんが登場!本作では、20歳のカップルの儚くも幸せに満ちた一瞬一瞬がみずみずしく収められているが、演じた2人が京都での撮影エピソードを語る。また番組では、今回が初共演にも関わらず、末っ子同士という共通点から撮影で仲良しになった2人に「相性チェック」も実施。果たして、2人の気になる相性とは…?「映画『ぼく明日』福士蒼汰、小松菜奈LINE LIVEデート」は12月6日(火)18時30分~LINE LIVEにて配信。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は12月17日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ぼくは明日、昨日のきみとデートする 2016年12月17日より全国東宝系にて公開(C) 2016「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」製作委員会
2016年12月04日俳優の松田龍平が11月3日(木・祝)、都内で行われた主演作『ぼくのおじさん』の初日舞台挨拶に出席。兄の家に居候する“おじさん”役に挑み「(長男なので)次男を演じるにも、想像力に限界がある。僕にとって挑戦で、自分なりのおじさん像を追求した」と語った。児童文学の金字塔として知られる「ぼくのおじさん」を実写映画化。原作者の北杜夫がモデルとなった“ぼく”こと甥っ子の小学生4年生・雪男と、松田さん演じる“おじさん”がハワイで珍道中を繰り広げる。舞台挨拶には松田さんをはじめ、雪男を演じる子役の大西利空、共演する真木よう子、宮藤官九郎、山下敦弘監督が出席した。松田さんが演じる“おじさん”は大学の臨時講師で、理屈っぽい性格。万年床に寝転がって漫画ばかり読み、大人なのに小遣いをくれないばかりか、自分をダシに義姉から小遣いをもらおうとするという役どころ。「ぐうたらですけど、ハワイ行きの懸賞に全力を注いだり、カレー屋のクーポンが使えずショックを受けたり、結構すさまじい」と苦笑していた。また、共演した大西くんについては「映画の中心にいて、ほっこりしたムードを作ってくれた」と感謝の意。山下監督も「利空に助けられた面が大きかった。相手役のセリフまで全部頭に入っていて、現場で変えると『なんで変えたんですか?』とツッコまれることも。利空以外の大人たちが、全員子どもっぽかった(笑)」と若き天才を絶賛した。真木さんは、“おじさん”が一目ぼれするハワイ育ちの美女を演じ、「明朗快活な女性で、私にそういうイメージないですから、きっと第7候補くらいかと疑った」のだとか。山下監督が「そんなことないです!」と力説すると、「こういうマドンナ的な役は、1度やっておきたいと思っていたので、二つ返事でお受けした」と役柄そのままの笑顔を見せた。一方、“ぼく”の父親で“おじさん”の兄を演じた宮藤さんは、ハワイロケに参加できず、悔しそうな表情。役柄とはいえ、息子と弟の仲良しぶりを目の当たりに「やっぱり傷ついた」と話していた。『ぼくのおじさん』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぼくのおじさん 2016年11月3日より全国にて公開(C) 1972 北杜夫/新潮社(C) 2016「ぼくのおじさん」製作委員会
2016年11月03日