フランス発のヘアアクセサリーブランド「アレクサンドル ドゥ パリ(ALEXANDRE DE PARIS)」の旗艦店が東京・青山に2017年7月1日(土)オープン。国内では2017年4月にオープンしたギンザ シックス店に続く、同ブランド2店舗目の旗艦店となる。店内には、最新のストアデザインを採用。什器や柱には大理石が用いられ、温かみとシャープさを兼ね備えた、ラグジュアリーな空間に仕上がった。取り扱うアイテムは、シーズンコレクションから旗艦店限定のウエディングアイテムまで、常時フルラインナップで展開。様々なヘアアクセサリーを心ゆくまで試すことができる。また、今回の青山店オープンを記念して、人気アイテム「ヴァンドームクリップ」の限定モデルを旗艦店限定で発売。こちらのアイテムはセミマットのバイカラーで3色の展開。夏に向けて、エクスクルーシヴなヘアアクセサリーを手に入れてみてはいかがだろうか。【詳細】アレクサンドル ドゥ パリ(ALEXANDRE DE PARIS) 青山店オープン日:2017年7月1日(土)住所:東京都港区南青山5-3-25営業時間:11:30~20:00旗艦店限定「ヴァンドームクリップ」展開店舗:アレクサンドル ドゥ パリ ギンザ シックス店、アレクサンドル ドゥ パリ 青山店価格:Navy/White、Cream/brown、Grey/pink 各23,000円【問い合わせ先】TEL:03-6450-5770
2017年07月03日イーストパック(EASTPAK)とアミ アレクサンドル マテュッシ(ami alexandre mattiussi)がコラボレーション。限定バッグが、2017年6月30日(金)に発売される予定だ。登場するのは、3つのモデルで展開されるバッグ4型。イーストパックのクラシックなブラックナイロンファブリックに、アミ アレクサンドル マテュッシ2017年秋冬コレクションの鮮やかなカラーやプリントを組み合わせた。「AMI PADDED」は、大容量のポケットとラップトップスリーブで実用性抜群のリュック。ジッパーやメタルパーツ、ストラップなど高級感スマートなデザインを演出。機能的なクロージャーなどのミリタリーディテールで、ナイロン素材とレザー素材で展開されるのは「AMI TOPLOAD」、多機能なウエストバッグ「AMI OVERSIZED ‘BANANA’ WAISTBAG」の3つのモデルが発売される。【詳細】Eastpak x AMI コラボレーションバッグ発売予定日:2017年6月30日(金)モデル:4型展開アイテム:・AMI PADDED 24,000円+税・AMI TOPLOAD ナイロン素材 27,000円+税、レザー素材 97,000円+税・AMI OVERSIZED ‘BANANA’ WAISTBAG 21,000円+税【問い合わせ先】アミ オモテサンドウTEL:03-5778-4472
2017年06月30日アレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)によるアミ アレクサンドル マテュッシ(AMI ALEXANDRE MATTIUSSI)は、モード&デザイン学園都市を会場に、2017-18年秋冬コレクションを発表。特にテーマを設定せず、斬新なディテールやボリューム感を排除し、美しいカッティングと素材使いにこだわったカジュアルなタウンウェアを提案。今シーズンは特にピンクとパープル、オレンジとピンク、パープルとレッドといった色鮮やかなカラーコーディネイトで遊び、インナーのシャツの裾をパンツから片方だけ出したり片方の襟だけをニットプルから出す、というスタイリングを見せた。チェックをあしらった1枚仕立てのコートやダンガリーシャツ、あるいはドロップショルダーのニットなど、トレンドを意識したアイテムも見られるも、あくまでも一つの要素でしかなく、モード過ぎないカジュアルを巧みに見せている。パリ市内では順調に店舗を増やしているが、実際に“ami”のロゴの入った服を着用するパリジャンを目にするところからも、高い支持を得ていることが分かる。このブランドが、今のパリモードのスタンダードになっていると言えるかもしれない。
2017年02月08日アミ アレクサンドル マテュッシ(AMI Alexandre Mattusssi)が11月9日、香港のゴーズウェイベイのパターゾンストリートに香港の旗艦店をオープンした。これまで同ブランドの直営店やヨーロッパ、アメリカ、アフリカでのプロジェクトを通じ、多大な功績を残してきた建築家であるSTUDIO KOのKarl FournierとOlivier Martyが手掛けた同店。「パリジャン ヘリテイジ」をコンセプトに、光、空間、質感の存在感を生かしたストーリー性のある店舗に仕上げられた。真鍮の格子と黒のウッドクラッドの壁のコントラストが印象的なエントランスを抜けた先には、真鍮のラックやウッドのディスプレイ棚、深い赤、青と白を用いた大理石の什器などを設置。床にはブラックペイントのオーク柄を使用し、店内はコルク素材とミラーモザイクを使用することで、視覚的錯覚を感じさせる空間に仕上げられた。
2016年11月16日アレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)によるアミ アレクサンドル マテュッシ(AMI ALEXANDRE MATTIUSSI)は、パレ・ドゥ・トーキョーを会場に2016春夏コレクションショーを開催。シンプルでカジュアル、そしてスポーティーな作風の中に、カッティングと素材の美しさを追求する姿勢を崩さず、リラックスした内容のコレクションを見せた。インナーにボーダーのTシャツとホワイトシャツを合わせたシンプルなスーツでスタート。ジャケットのヘムにはステッチを入れ、肩はややドロップ、そしてパンツをワイドにすることでよりカジュアルな雰囲気に。ボンバースやギンガムチェックのコート、ナイロンのスナップボタンのコート、ハワイアン風のハーフスリーブシャツなど、多くのアイテムがドロップショルダーに仕立てられ、モダンなシルエットを描き出す。多くのルックに2タックのワイドパンツが合わせられていたのも今シーズンの特徴で、締め付けない自由な空気が感じられた。定番商品ともいえるスウェットとランニングパンツのセットアップも、今シーズンはダークグリーンのサテン素材で登場。アウターにトレンチコートをコーディネートするスタイリングは実にパリジャンらしい。
2016年07月21日劇団リリパットアーミーII20周年記念のため、劇作家で演出家のわかぎゑふが手がけたゴシックホラーの名作を上演。男女入替劇に山本裕典ら実力派俳優陣が挑む。初日に先駆け、公開ゲネプロが行われた。ここにレビューを届けたい。舞台『夜の姉妹』チケット情報真紅が美しいエントランスから一歩入ると広がるのは、瀟洒で整然とした空間──ここは19世紀初頭のドイツ、バーデン大公国の深い森。新聞記者を志す女子学生のリンダ(佐藤永典)に招かれた、『椿姫』作者のアレクサンドル・デュマことアナベル(山本裕典)は秘密の婚約式に参加する。それはなんと、バーデン大公国皇太子ラインハルト(彩乃かなみ)とその子どもを授かった(!)情熱的なイタリア貴族令嬢ローザ(平野良)との誓いの場だった……しかし、この婚礼が血の悲劇を招く。謎に満ちた哀しみの物語だが登場する者たちは底抜けに楽しい!ゆえに辿り着く結末が切ない。制服姿の佐藤は理知的で愛らしく、同級生マリア役の原嶋元久がおそろしくキュート!同じく制服姿の宮下雄也はガバッとスカートをたくし上げ大暴れして場をわかし、隣の田中崇士をイジり倒す。そんな彼女たち(?)を厳しく躾けるのは仏頂面で距離感がおかしい、ヨゼファ役の黄川田将也。はしゃぐ女子学生たちにピッ!と鋭く笛を吹き鳴らし、静止させるやり取りはとてつもなく愉快だ。マルガレーテ王妃役の八代進一とアンナ・エグロシュタイン男爵夫人役の粟根まことが優雅で麗しい淑女を演じ、山本は機知に富む美人女流作家をカッコよく熱演!ローザ役の平野は、身重なのに愛するラインハルトことタカラジェンヌの彩乃を抱きかかえ熱烈なキッス……と、すかさず彩乃が「おっと、逆だよ」と粋に凛々しく、抱え直す。なんて倒錯的。一方で男爵夫人の館で働く、女中のハンナを演じる近江谷太朗はなぜか、時折アリを食べ(開場前の諸注意に注目!)慈愛に満ちた眼差しで、菊地美香演じる強がりで孤独な子ども、ビルトを見つめる。ふたりのつむぐ関係は、おそらくこの物語の救いだ。中野咲希の役についてはあえて伏せたい。しかし、その登場は見る者の心を掻き立てるだろう。「どんな子どもにも誇りはあるわ……」とハンナ。「あなたって、正しいわ」とヨゼファ。やがて、酒場で酔いどれていたアナベルは「人は本性と反対の仮面を好むものよ」という踊り子の言葉に、真実を見い出す。明かされた結末とうらはらにカーテンコールは圧巻だ。役者たちの誇らしく輝きに満ちた笑顔に魔法が解かれたようで、泣けた。本公演は12月11日(金)から20日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブeX、23日(水・祝)から27日(日)まで大阪・近鉄アート館にて。取材・文/おーちようこ
2015年12月16日「では、参ります」ぱん、と手を叩く、わかぎゑふの声とともに音楽が流れ、それまで笑いさざめいていた役者たちの顔が、すっと真顔になる。ここは都内スタジオ、舞台「夜の姉妹」の稽古場だ。劇団リリパットアーミーⅡ20周年記念として劇作家・演出家、わかぎゑふが作り上げたゴシックホラーの名作が、完全男女入れ替えで上演されるという。舞台『夜の姉妹』チケット情報第9場。主役の女流作家アレクサンドル・デュマを演じるのは山本裕典。ドレスに慣れるためか、腰に長い布を巻きさっそうと登場……かと思うと、いきなり床にゴロンと転がり、暴れだす。酔っ払っているのだ。そこに踊り子エバ役の田中崇士とデュマの友人リンダ役の佐藤永典が登場し、掛け合いがはじまる。やさぐれる山本の仕草がしなやかで、佇まいが美しい。慰める佐藤が愛らしい。メイクもせずに、立ち居振る舞いだけで女性に見えるのはさすが!のひと言。しかし、女役を演じるのは若手俳優ばかりではない。次の第10幕では、マルガレーテ王妃役の八代進一とエグロシュタイン男爵夫人役の粟根まことが、すばらしくたおやかな淑女っぷりを披露。そのあまりのギャップに控えていた山本が思わず吹き出し、空気が和む。もちろん女優陣も負けてはいない。元タカラジェンヌ、娘役トップの彩乃かなみが男役に挑戦。凛々しくも若き父となるラインハルト皇太子を熱演するも気持ちが入りすぎ、ぼろぼろと涙をこぼし、ついには鼻をすすってしまい……けれど両手には生まれたばかりの赤ん坊が。「いやー!もう、なんで、涙が出ちゃうの!!」と叫ぶ彩乃に、すかさず山本が「大丈夫。暗転したらぼくが拭いてあげるから、心置きなく泣いて!」とフォローし、あたたかい笑いが起こる。さすが、座長。その姿に「稽古場でうんと泣いて、舞台では客席を泣かせるまでに持って行こう」と、実にすてきな言葉をかける、わかぎ。涙でくしゃくしゃになりながらも「はい!」と答える彩乃の笑顔は最高に可愛らしく。その後の休憩では衣裳のすそさばきを聞かれ、軽やかに指先でつまんでみせ、隣には同じ動きを真面目な顔で実践するドレス姿のおじさまが………この空間はとても、真摯だ。つむがれるのは切なくも美しい、悲劇。けれど、ところどどころに笑いも織り込まれ、心躍る舞台がまさに今、ここで生まれている。最後に、出産するローザ役を演じる平野良の分娩の声が迫真の演技だったことを、ここに特筆。本公演は12月11日(金)から20日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブeX、23日(水・祝)から27日(日)まで大阪・近鉄アート館にて。取材・文/おーちようこ
2015年12月09日山本裕典が初めて女性役に挑戦することで話題の舞台、「夜の姉妹」で本日全キャスト情報が解禁された。作品は劇団リリパットアーミー2の20周年記念で上演されたゴシックホラーの名作。19世紀ドイツにあったバーデン大公国に起きた悲劇を、男性と女性をそっくり入れ替えた配役で上演する“男女完全入替劇”だ。主人公の女流作家アレクサンドル・デュマを演じるのが山本裕典。山本は蜷川幸雄演出『トロイラスとクレシダ』にトロイラス役で出演したほか、ドラマ『タンブリング』など、数々のドラマ・舞台で活躍中だが、女性役を演じるのは今回が初めて。そのほかのキャストには、悲劇の皇太子ラインハルト役に元宝塚歌劇団・月組娘役トップで退団後も精力的に舞台で活躍している彩乃かなみ。舞台となる女子校を経営をする男爵夫人に粟根まこと、それを助ける女性教師に黄川田将也。メイド役に近江谷太朗、やがて彼女の養子となる孤児に菊地美香。さらに注目の若手俳優・佐藤永典、平野良らが出演。脚本・演出はオリジナルと同じく、わかぎゑふが手がける。公演は12月11日(金)から20日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブeX、12月23日(水・祝)から27日(日)まで大阪・近鉄アート館にて。チケットの一般発売は10月25日(日)午前10時より。
2015年08月14日アミ アレクサンドル マトゥッシ(AMI ALEXANDRE MATTIUSSI)が9月12日、日本初となる旗艦店AMI OMOTESANDOを東京・表参道のジャイル(GYRE)1階(東京都渋谷区神宮前5-10-1)にオープンする。日本初の直営店となる同店のデザインを手掛けたのは、パリにあるブランドの3店舗と同じく、建築家のSTUDIO KO。STUDIO KOは、ロサンゼルスのホテル、シャトー・マーモントの改装や実業家のピエール・ベルジェ(Pierre Berge)のレジデンスなども手がける。表参道のブティックは、今年6月にパリのサントノーレにオープンした直営店をベースに、東京ならではの建築環境を落とし込んだデザインになっているという。店内のマテリアルとしては、大理石や籐、コルク、グリーンの植物、天井から吊るされた真鍮のレールなど異なる質感を持つ、様々な要素が取り入れられる。また、パリらしい感覚とムードを演出するヴィンテージの家具がフロアを飾るり、光、空間、質感の存在感を存分に生かすことで、アミ アレクサンドル マトゥッシらしいモダンで居心地良い空間に仕上げられるそう。また、オープンを記念して限定アイテムの発売も行われる。ラインアップは、プリントシャツ、ラップトップポーチ、ニットを予定している。
2015年08月10日メンズウェアブランド、アミ アレクサンドル マテュッシ(AMI ALEXANDRE MATTIUSSI)が、3月から4月にかけて国内に6店舗のポップアップショップをオープンする。アミ アレクサンドル マテュッシは13年にパリで「ANDAM Fashion Award」を受賞。シックでクールな既製服を中心としたリアルクローズを展開しており、15SSシーズンでは90年代のユースカルチャーをテーマとしたコレクションを発表している。今回はショーの会場となった学校のコートヤードをモチーフとした空間で、その雰囲気に溶け込むようなアイテムを展開する予定だ。3月1日から3月10日まで、阪急メンズ東京(東京都千代田区有楽町2-5-1)の4階「GRAGE D.EDIT」でのポップアップを皮切りに、都内では渋谷・原宿エリア、3店舗でオープン。「エディフィス トウキョウ(EDIFICE TOKYO)」(東京都渋谷区神宮前6-23-3/3月5日から3月15日まで)、「International Gallery BEAMS」(東京都渋谷区神宮前3-25-15/3月14日から3月31日まで)、「AMERICAN RAG CIE 渋谷店」(東京都渋谷区神南1-5-4/4月4日から4月12日)で開催する。続いて阪急メンズ大阪の2階「GRAGE D.EDIT」(大阪府大阪市北区角田町7-10)で4月8日から4月21日まで、「AMERICAN RAG CIE 神戸大丸店」(兵庫県神戸市中央区明石町40 旧居留地38番館3F)では3月20日から3月29日まで。
2015年03月01日韓国の人気K-POPグループ、2PMのJun. Kと俳優のオム・ギジュンが6月25日、都内で行われた韓国ミュージカル『三銃士』(8月10日~24日、東京・Bunkamura オーチャードホール)の製作発表会に出席した。Jun. K(2PM)の公演チケット情報フランスの文豪アレクサンドル・デュマの同名小説を原作にした同ミュージカルは、韓国では2009年の初演から3年連続で上演され、今年4度目の上演を果たした大ヒット作。今回、初となる日本公演では、銃士になることを夢見てパリにやってくる主人公の青年・ダルタニャン役を、Jun. K、オム・ギジュン、イ・チャンミン(2AM)、ソン・スヒョン(FTISLAND)が演じる。同作が初めてのミュージカル出演で、韓国公演に続いて、ダルタニャンを演じるJun. Kは「オム・ギジュンさんの公演や映像を観て勉強させていただきました。一生懸命努力してオム・ギジュンさんに認めていただけるような演技を見せたい」と意気込みのコメント。18歳という設定のダルタニャンを37歳で演じるオム・ギジュンは「僕を見習うと老けたダルタニャンになるよ」と笑いを誘い、「私はいかにして若く見せるか、どうしたら老けて見えないかに重点を置いています。他のキャストはみんな若いので、あえて他の方の舞台は見ません」と言い切った。息もつかせぬスピーディーな展開や剣士たちのダイナミックなアクションが見どころで、オム・ギジュンは「見どころが多いですが、なかでも剣術は一番。1幕、2幕ともにカッコいい、見栄えのする剣術をお楽しみいただけます」。Jun.kは「男同士の熱い友情が魅力的です。火花散る熱いまなざしや、身のこなしなどを観ていただければ」とアピールした。会見には、アトス役のシン・ソンウ、アラミス役のミン・ヨンギとキム・ミンジョン、ポルトス役のキム・ボムレも出席。オム・ギジュンも含め、互いのコメントにツッコミを入れるなど、絶妙なチームワークを発揮していた。チケットは7月20日(土)10時より一般発売される。
2013年06月26日後編では、ロサンゼルスの人気スポットで見つけた宣伝用ポスターや看板に目を向けつつ、気になる新ドラマたちに迫っていきます。ショッピングモールを歩いていてまず目に飛び込んできたのは、たくさんのレイチェル・ビルソン!「The OC」のサマー役で印象深いレイチェルが、同作を手がけたジョシュ・シュワルツと再びタッグを組んだ新ドラマ「Hart of Dixie」が始まっています。レイチェル演じるヒロイン、ゾーイはニューヨーク出身の有望な医師。ある出来事をきっかけに田舎町の病院で働くことになった都会派ガールのゾーイが、慣れない田舎暮らしに悪戦苦闘しながらも…という医療ドラマです。都会のお医者さんが田舎町へ…と言えば、同じ放送局で長年放映されていた「エバーウッド 遥かなるコロラド」などが思い出されるところですが、“サマー版「エバーウッド」(?)”にはおしゃれセレブとしても注目を集めてきたレイチェルの魅力がたっぷり詰まっていそうです。さらに、キュートな魅力と言えば、この人の新ドラマも気になるところ。ズーイー・デシャネル主演「New Girl」の宣伝ポスターはモールだけでなく、街のあちらこちらに貼られていました。その好調ぶりがすでに日本でも話題に上っている「New Girl」は、ズーイー扮するフラれ女子が3人の男子たちと同居することになり…というコメディ。天然ちゃんなヒロインをエネルギッシュに演じるズーイーに、メロメロにさせられている視聴者が続出中です。実姉・エミリーが主演する「BONES」共々、息の長いシリーズになる可能性を秘めているのではないでしょうか。また、女子心をくすぐりそうなシリーズはまだまだ豊富にあり、こんなヒロインたちの新ドラマもインパクト大の宣伝ポスターでアピール。クリスティーナ・リッチ主演「Pan Am」のおしゃれで可愛いポスタービジュアルが目を引きます。60年代のパンアメリカン航空、通称パンナムを舞台にした「Pan Am」は、恋に仕事にスパイ活動(!)に奔走する客室乗務員たちの物語。当時を再現したこだわりの衣裳や美術も見どころで、「ザ・ホワイトハウス」の立役者の1人であるトーマス・シュラムが製作に関わっているのも気になるところです。一方、ややダークな雰囲気のビジュアルに目を奪われるのは、「エバーウッド」や「ブラザーズ&シスターズ」のエミリー・ヴァンキャンプ主演「Revenge」。エミリー扮するヒロインが綿密な復讐劇を展開させていくサスペンスで、アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」をモチーフにしたストーリーとなっています。こちらは、真田広之さんの出演で日本でも俄然注目度UP!ぜひとも日本上陸を待ちたいところです。以上、気になる作品は見つかりましたでしょうか?ここで紹介したのは、数ある新ドラマのほんの一部。次々と新しいシリーズが送り出される海外ドラマの世界に今後も要注目です。(photo/text:Hikaru Watanabe)■関連作品:PAN AM [海外TVドラマ]Hart of Dixie [海外TVドラマ]Revenge [海外TVドラマ]New Girl [海外TVドラマ]© CPT Holdings、Inc. All Rights Reserved.■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.214気になる!先取りホットドラマ前編【ハリウッドより愛をこめて】スティーヴ・カレル卒業後の“ボス”ドラマのゆくえは?
2011年11月17日フランス最強の三銃士、王妃の首飾りを巡る陰謀、暗躍するセクシー美女、そして…大空を翔る飛行船!?気になるキーワード共々、アレクサンドル・デュマの名作小説の世界をスクリーンに焼きつけた『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』。その中で、主人公の青年・ダルタニアンに扮したローガン・ラーマンと、彼とロマンスを繰り広げる美女・コンスタンスを演じたガブリエラ・ワイルドが来日。10年以上のキャリアを誇るローガンとイギリス出身の新星ガブリエラの素顔は…?アドベンチャー超大作で初共演を果たしたローガンとガブリエラ。「ローガンは俳優として素晴らしいし、共演できて本当に嬉しかったわ」とガブリエラが言えば、ローガンが「ガブリエラの言うことを繰り返しているだけに聞こえちゃうかもしれないけど、彼女の方こそ素晴らしかったよ。これが僕の本心なんだから仕方がないよね(笑)」と返す仲良しぶり。「ポール(・W・S・アンダーソン監督)が僕らを起用してくれたのは、2人の相性の良さを感じてくれたからじゃないかな」とローガンが自信をもって付け加えるのも納得だ。そんな彼らの役目は、野望と陰謀が渦巻く物語の中でも色褪せないフレッシュなラブストーリーを演じること。屈強な三銃士に憧れるダルタニアンは、ひょんなことから彼らに仲間入り。フランス王室を巡る企みに巻き込まれていく中、王妃の美しい侍女・コンスタンスと恋に落ちるのだが、「ローガンとはスクリーンテストのときに初めて会ったの。撮影前から一緒にいる時間を持てたのは、恋に落ちる2人を演じる上でとても有難いことだったわ」とガブリエラ。「僕とガブリエラが仲良くすることによって、ダルタニアンとコンスタンスの間に自然な雰囲気を出すことができたんじゃないかな。それって一番重要なことだよね」とローガンが頷く。とは言え、ダルタニアンのコンスタンスに対する恋のアプローチはフランス男らしく相当積極的!「僕は好きな子がいたとしても、ダルタニアンみたいなアプローチすることはできないな。むしろシャイな方だよ」と語るローガン。どのようにして大胆不敵な恋する銃士を演じたのか…。「美しいガブリエラが相手だから、ああいう演技ができたのかもしれないね。最初に会ったときから“綺麗な子だな”って思ったし。…なんて、本人を隣にして言うのは何だかちょっと気まずいな…。でも、うん…たしかにガブリエラが相手なのが助けになったと思うよ」。照れながらも真摯に答えるローガン・ラーマン、19歳。隣で微笑むガブリエラ・ワイルド、22歳の乙女心は、やはりダルタニアンのような積極的アプローチに揺さぶられるものなのだろうか。「どうかしら…。コンスタンスはそういう男性が好きみたいだけど、私はダルタニアンほど自信過剰な人はちょっと遠慮したいかな。だって、生意気だもの(笑)。でも、ダルタニアンは若いから、それはそれでチャーミングに見えるんだと思うわ。虚勢を張っている感じが可愛いわよね」。ちなみに、ダルタニアンに対して簡単にはなびかないコンスタンスの態度を受け、三銃士がダルタニアンに「パリの女性は手ごわいぞ」と諭すシーンが劇中に登場するが、ガブリエラのコメントから推測するに、イギリス女性も案外手ごわそう…。ローガンの意見は?「イギリス女性…というか、ガブリエラは強いし、すごく頭がいいんだ。だから…、手ごわいと思うよ(笑)」。もちろん、若き男女2人のロマンスが楽しめるだけでなく、アクションに次ぐアクションの展開に興奮させられる『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』を、ガブリエラは「大人も子供も、男性も女性も、幅広い層の人が楽しみを見つけられる映画」と言い表す。「それに、とにかく映像が美しいの。衣裳もセットもゴージャスだと思うわ。コルセットが痛くて慣れるのに大変だったし、座りにくいし、重かったけど(笑)、頑張った甲斐があったわね。完成した映画を観たとき、心からそう思えたの」。一方、「僕の衣裳はアクションがしやすいように作ってもらったから着心地が良かった(笑)」と言うローガンは、クライマックスに登場する巨大飛行船に夢中のようだ。「空飛ぶ巨大な飛行船がすごいんだ。しかも、飛行船同士が空中で戦うんだよ!驚くほど素晴らしい場面だと思うし、いままでに見たことのないものになっているんじゃないかな」。ところで、前回『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』を引っ提げて来日した際、「いずれ監督業に挑戦したい!」と目をキラキラ輝かせながら語っていたローガン。その思いはいまも変わっていないのだろうか?「もちろんだよ!その目標があるからこそ、役者としていまを頑張っていると言ってもいいくらいだね。僕は映画を心から愛しているし、いつの日か絶対に監督として映画を撮りたいんだ」。ならば、そんなローガンにお題を。ガブリエラを主演女優に起用した映画の企画を考えてみて!すると、やや考え込んで見せたものの、「ガブリエラは多才だし、どんな役でも演じられちゃうだろうけど、うーん…。こんな短い時間じゃ語れないな(笑)」と笑顔でギブアップ。隣で「フフフ」と微笑むガブリエラの横顔にプレッシャーを感じたのか、実は本気で密かなプランを練っていて披露したくないのか…。どこか油断できない未来の名匠ローガン・ラーマンであった。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.■関連記事:ミラ・ジョヴォヴィッチ「努力あるのみ」日本女子に美の秘けつを伝授【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ結婚報道直後の安めぐみ、幸せふりまきバロック・スタイルのドレスに大興奮!ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?最強の敵、最高のバトル『三銃士』Tシャツ&キーホルダーセットを5名様にプレゼント
2011年10月27日ヒット舞台をスクリーン上映するゲキシネ『蛮幽鬼』の初日舞台挨拶が10月2日(土)、東京・新宿区の新宿バルト9で行われ、主演の上川隆也、共演の山内圭哉がトークショーを行った。昨年9月〜11月に東京、大阪で上演された「劇団☆新感線」の舞台で、アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」をモチーフに無実の罪で幽閉されていた監獄島から脱走した男・伊達土門(上川さん)の復讐を描く物語。山内さんはMCを務め、冒頭、上川さんの「取材の方もいらっしゃっていて…」の言葉に思わず「今日、内野さんは来ませんよ」と本作とは関係ない、W不倫と飲酒運転疑惑の渦中にある、俳優仲間の名を口走り、上川さんから「止め!」と一喝されて苦笑い。一方で、観客から事前に寄せられた質問に回答する場面も。謎の殺し屋を演じた堺雅人との共演の感想について、山内さんは「(堺さんは学生時代)体育が2やったんですって。リー・リンチェイ(=ジェット・リー)みたいな役なのに。最初の本読みの日、真っ青になっていましたよ」。上川さんも「ひとつ公演が終わるたびに、必ず堺とお風呂に入っていた堺の全てを知る男として君臨していますが…」と前振りし、「だんだんマッチョになっていくんです。いわゆる細マッチョです。モヤモヤと想像してください、堺の穏やかな顔の下にマッチョな体ですよ」と暴露合戦。満場の女性ファンを悩ましい気持ちに誘った。『蛮幽鬼』は新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:蛮幽鬼 2010年10月2日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2010 松竹、ヴィレッヂ■関連記事:『蛮幽鬼』上川隆也×稲森いずみ舞台に立つ“覚悟”と舞台裏の意外な“素顔”ゲキ×シネ『蛮幽鬼』で堺雅人の魅力的な“ギャップ”が際立つ!アンケート結果発表「マークスの山」に高良健吾!高山ロケにベテラン俳優陣は恨み節迫力の映像と音で演劇を堪能せよ!『蛮幽鬼』特別試写会に40組80名様ご招待「殺陣の振り付けを一度で覚えちゃう」上川隆也早乙女太一を大絶賛
2010年10月02日演劇と映画――。この表現の異なる2つのエンターテイメントを結ぶ新しい試みとして脚光を浴びている<ゲキ×シネ>。舞台の持つ熱気、スピード感、臨場感をカメラで捉え、大スクリーンで上映することで、舞台の新たな魅力を引き出すと共に、これまで舞台に触れることのなかった人々にその面白さを伝える“起爆剤”として高い注目を浴びている。このたび、<ゲキ×シネ>最新作として公開されるのが、日本屈指の人気劇団「劇団☆新感線」が2009年に上演し、連日の超満員を記録した『蛮幽鬼』。シネマカフェでは10月2日(土)の公開を前に本作の試写会を開催!鑑賞後には「<ゲキ×シネ>ならではの魅力を感じた俳優は?」というアンケートを実施した。アンケート結果から、<ゲキ×シネ>の楽しみ方が見えてくる?アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯(巌窟王)」をモチーフに、仲間の裏切りにより、長きにわたって幽閉された男の哀しき復讐劇を描いた本作。アンケートで「魅力を感じた俳優」第1位に輝いたのは、祖国への復讐に燃える主人公・伊達土門の脱獄を助け、彼と行動を共にする謎多き殺し屋の男・サジを演じた堺雅人。上川隆也演じる主人公の土門を抑えての1位だが、理由として多かったのはやはり舞台ならではの魅力を推す声。「笑顔と殺し屋のギャップが良かった。表情の変化がよく読み取れて、恐怖や狂気が伝わってきた」(30代・女性)、「普段のTVやドラマとは、声や表情が違っていて、新しい魅力を感じた」(20代・女性)というコメントが多く見られたほか「殺陣が素晴らしかった」(30代・女性)、「ハードな立ち回りが素敵だった」(20代・女性)など、舞台上を所狭しと駆け回る姿に魅力を感じたというコメントも多く寄せられた。ほかには「堺さんは絶対に悪役のほうが良いと思っていたので、すっごい満足です」(女性)、「おとなしめのホンワカした人かと思っていたが、ハードな立ち回りも演じていてとても素敵でした」(30代・女性)TVや映画のイメージとの“ギャップ”を推す声も!続いて多くの票を集めたのは、やはり主演のこの人!上川隆也。「目の力に圧倒されました」(20代・女性)、「汗だくの姿がリアルで、TVでは見られない表情が魅力的だった」(20代・女性)など、こちらもやはり舞台ならではの演技の迫力を感じた観客が多いよう。生の舞台を観に行ったとしても、細かい表情まではなかなか見えないもの。このあたりも、まさに<ゲキ×シネ>ならではのおもしろさと言えそうだ。鳳来国の女王・美古都(みこと)に仕える、舞の名手で剣の達人の刀衣(とうい)を演じた早乙女太一に対しては「動きのキレにほれぼれしました」(40代・女性)、「立ち振る舞いがしなやかできれい。演技が大きく見えて良かった」(30代・女性)と舞台上でのその“身体能力”を魅力に挙げる声が多く届いた。舞台を中心に活躍する早乙女さんだけに、大画面でその動きを堪能できるというのは貴重な機会と言える。また、美古都役の稲森いずみの「涙を見ることができた」(20代・女性)という回答も。ちなみに、同アンケートによると、今回本作を鑑賞した観客の多くが<ゲキ×シネ>初体験だったようだが、「俳優の細かい表情や息遣いまで見えた」(20代・女性)などスクリーンを通じて演劇を鑑賞するということに対して好意的な意見が多く寄せられた。逆に、すでに本作を生の舞台で鑑賞しているという観客からも「(生の舞台とは)違う角度で、ひとりひとりの表情がよくわかり、舞台の印象と違って楽しめた」(40代・女性)と生の舞台とはまた違った満足感を語る回答が寄せられた。大スクリーンで舞台を楽しむこの<ゲキ×シネ>という潮流は、確実に映画ファンの間にも浸透してきている様子だ。上演時にチケットが取れなかったという人も、これまで舞台は見たことがないという人も、まずはこの『蛮幽鬼』でその魅力に触れてみては?ゲキ×シネ『蛮幽鬼』特別試写会レポート■関連作品:蛮幽鬼 2010年10月2日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2010 松竹、ヴィレッヂ■関連記事:「マークスの山」に高良健吾!高山ロケにベテラン俳優陣は恨み節迫力の映像と音で演劇を堪能せよ!『蛮幽鬼』特別試写会に40組80名様ご招待「殺陣の振り付けを一度で覚えちゃう」上川隆也早乙女太一を大絶賛
2010年09月21日演劇を最新デジタルシネマ技術で収録しスクリーン上映するゲキ×シネ『蛮幽鬼(ばんゆうき)』の完成披露試写会が7月25日(日)、東京・港区のスペースFS汐留で行われ、主演の上川隆也、ヒロインの稲森いずみ、共演の早乙女太一らが出席した。劇団☆新感線の昨年秋興行作品のゲキシネ版で、フランスの作家、アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯(巌窟王)」をモチーフに、架空の島国にある古代国家を舞台に無実の罪で幽閉された伊達土門(だてのどもん=上川さん)の復讐をめぐる人間ドラマ。上川さんは、新感線作品に初参加となった、大衆演劇の人気女形・早乙女さんについて「太一は、殺陣の振り付けを一回見たら覚えちゃう。そうするとわらわらと集まって見ていた出演者たちは拍手をする。その繰り返しでした」と天才ぶりに感動した様子。早乙女さんとの殺陣のシーンをふり返ると「太一に迷惑をかけ続けました。申し訳なかった。僕に合わせて(刀を)振ってくれて、ありがたかったです」と頭を下げて謝罪。早乙女さんも「いえ、全然合わせていないです」と言い、深々と頭を下げた。一方、ゲキ×シネ版の見どころについて、座付き作家の中島かずき氏から「上川さんの汗の量です」と指摘されると、上川さんは「前半の服が暑かったし、歌を歌ったことも汗の要因だったかも」と説明。早乙女さんが「僕は(汗を)上川さんに比べると全然かいていませんが、一応かいていました」と話すと、上川さんは「汗を見る映画ではないから、もう汗の話はやめましょう」と話題転換を促し、観客を笑わせた。それでも稲森さんが、「ゲキ×シネ版はドキュメンタリーを見ているようで、汗とか…」と掘り返し、上川さんを苦笑させていた。『蛮幽鬼』は10月2日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:『蛮幽鬼』 2010年10月2日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開
2010年07月25日