主演作『レ・ミゼラブル』のプロモーションで世界各地を回ったヒュー・ジャックマン。クリスマスを家族で過ごすためにニューヨークに戻ったが、イヴの朝にはジムでトレーニングに励む姿が目撃された。『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャン役を演じたことについて「間違いなく、これまでで最大の挑戦だった」とニュース・サイト「Fox News」に語ったヒュー。「ウルヴァリンを演じるために『X-men』のコミックは読まなくても、ファンがどんな感じか分かっていた。でも今回は…僕はミュージカル出身で、舞台も数多くやって来ているし、何より『レ・ミゼラブル』の大ファンだったからね。プレッシャーは少なからずあったよ。自分で自分にプレッシャーをかけていたんだ」と明かした。クリスマス休暇について尋ねられると、「妻と子供たちとニューヨークで過ごすよ。真夜中のミサに行って、靴下とプレゼントを用意して、それから食べまくる(笑)」と答えていた。ジムではマシンで走ったり、ウエイト・リフティングで汗を流していたのは、その後の暴飲暴食に備えての対策だったのかも。© INFPhoto/AFLO(text:Yuki Tomiaga)■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年12月26日ヒュー・ジャックマンと妻のデボラ=リー・ファーネスは、一人目の養子を迎えたことでこれまで抱えていた流産の苦しみを克服したようだ。ヒューとデボラは実子が生まれた後に養子を迎える計画を立てていたものの、流産が続いたことで実子を諦め養子を迎えることを決意したという。12歳のオスカー君と7歳のアヴァちゃんという2人の養子を持つヒューは、養子を受け入れたおかげで、流産の苦しみを乗り越えることができたとケイティ・クーリックのトーク番組「Katie」で語った。「悲しみを乗り越えるまで、養子の話題は持ち出さないようにしていたんだ。でも実は、デボラと僕はずっと養子が欲しいって思ってたんだよ。だから養子を引き取ることはずっと僕たちのプランとしてあったんだ。僕たちはどこに解決策があるか分からなかった。いろいろと努力したけど無駄だった。とても辛い時期だったよ。体外受精もして成功したけど、2回とも流産に終わってしまった。この流産のことは決して忘れることはできないんだ…3回に1回は流産の可能性があるらしいけど、話題に上ることは非常に稀なんだ。ほとんどの人は秘密にするものなのさ。だから、いまこうして僕が語っていることをデボラが気にしないといいけど」。さらに、ヒューは「流産について語ることはいいことだと思うんだ。これは普通にありえることでもあり、難しい問題でもあるよ。流産を経験したら、大きな喪失感を乗り越えなければいけないんだ。だからオスカーが産まれたときはいままでの痛みが溶けて消えたんだよ」と続けている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年12月25日『レ・ミゼラブル』のPRで来日したヒュー・ジャックマンが意外にもミュージカル映画への初挑戦となった本作への出演を渇望したことを明かすとともに、“ウルヴァリン”のイメージが強い(?)日本のファンへ「新しい僕を知ってほしい」と熱いメッセージを投げた。その他の画像初演以来、27年間という驚異的ロングランを記録中のミュージカルの金字塔を、『英国王のスピーチ』(10)の名匠トム・フーパー監督が完全映画化した本作。全編“生歌”で撮影するなど舞台版を忠実に追う一方、映画用に新しく楽曲を作曲するなど意欲的な試みも多く、「これほど求めた作品はなかったよ」とジャックマン自身も参加を渇望したという。「今まで数多くの映画や舞台に出たけれど、ミュージカル映画を経験したことはなかったからね。だから3時間のオーディションを迷わず受けることにしたよ」と、ミュージカル俳優としてブロードウェイ・ミュージカルではトニー賞の主演男優賞に輝くジャックマンも映画では初“舞台”だったのだ。演じるジャン・バルジャンは悲劇の主人公として説明不要の有名キャラクターだが、映画版では心情面をより深く描写。とりわけ“映画オリジナルの新曲”「Suddenly」を歌うパリへ向かう馬車のシーンでは、「バルジャンが愛を知る」重要なシーンに「バルジャンが幸福で、肩の荷が下りたような安堵感を曲で表現したかったと思う。言ってみれば、僕のために書いてくれた曲なので、本当に生涯の誇りになったよ(笑)」と本人も気に入っているそう。映画公開後、ジャックマン主演の舞台版も観たい声が聞こえてきそうなほど人間味に満ちたバルジャンになったが、本人も意欲はあるようだ。「昨年ワンマンショーをブロードウェイで上演したけれど、今度は日本でも上演しようと思っていて、その中に『レ・ミゼラブル』の曲を数曲入れられるかもしれないよ(笑)」とファンの期待に応えようとするジャックマン。「そのためには早く映画が公開になって、僕自身をもっと知ってほしいな」と宣伝にも力が入る。「日本のファンにはいつも変な髪型で、長い爪の男というイメージが強いかもしれないからね(笑)」と“ウルヴァリン”を引き合いに出して謙遜するが、来年は新演出の“本家”舞台版も日本に上陸予定。その前に、ジャックマンの健闘で新しく生まれ変わった珠玉の名作を観ておこうではないか!『レ・ミゼラブル』12月21日(金)より、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年12月21日『X-MEN』シリーズ、『スーパーマン リターンズ』を手がけたブライアン・シンガー監督の最新作『ジャックと天空の巨人』の予告編映像がこのほど公開された。数々のエンターテインメント大作を世に送り出してきたシンガー監督が新作で描くのは“巨人と人間の対決”だ!『ジャックと天空の巨人』予告編本作は、何百年も人間界から遠ざけられるも、あるきっかけで再び人間の土地を手にしようと侵攻してくる強靭な巨人の軍団と、若者ジャックをはじめとする人間たちのバトルを描いた超大作。『アバウト・ア・ボーイ』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のニコラス・ホルトが主演を務め、スタンリー・トゥッチ、イアン・マクシェーン、ビル・ナイ、ユアン・マクレガーら個性豊かな俳優陣が集結している。本作は童話『ジャックと豆の木』と、18世紀の民話をベースにしたアドベンチャー映画だけに、このほど公開された予告編も幻想的な天空世界や、不思議な豆から巨大な豆の木がグングン伸びていく圧巻のビジュアルが次々に登場する。さらに映像の後半では、ジャックたちが遭遇する恐ろしい巨人たちも登場。彼らはただ大きいだけでなく怪力で強靭で、豆の木を伝って人間の世界へと降ってきた巨人たちが大暴れする場面も描かれている。ちなみに本作のVFXを手がけるのは『トロン:レガシー』や『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』を手がけた名門デジタル・ドメイン。圧倒的なビジュアルを用いて、誰もが知っているファンタジーがどのように新生するのか注目だ。『ジャックと天空の巨人』2013年3月22日(金) 丸の内ルーブルほか全国ロードショー※3D/2D 吹替え版同時公開
2012年12月21日世界的不朽の名作「ジャックと豆の木」をベースに、人間と巨人の壮絶バトルをド迫力の映像で描く3D超大作『ジャックと天空の巨人』が2013年3月22日(土)に公開を迎える。そしてこのたび、今世紀邦画No.1のオープニング成績を飾った映画『ONE PIECE FILM Zワンピースフィルムゼット』の原作マンガ「ONE PIECE」や、アニメ化・実写化が決定している話題沸騰のマンガ「進撃の巨人」を彷彿とさせるシーンの数々が収められた本作の予告編映像が遂に解禁に!物語の舞台はゲームや漫画の世界をそのまま映像化したような中世イギリス。その天空では、人間によって地上を追い出され、その後何百年もの間もそこでの暮らしを余儀なくされた巨人たちが住んでいた。ある日、主人公の青年・ジャックが人間界と巨人界を隔てていた“禁断のドア”を開いてしまったことをきっかけに、高低差1万メートルもの地上と天空を股に掛けた人間と巨人の壮絶な戦いが勃発する─―。監督は、『ユージュアル・サスペクツ』で一躍脚光を浴びたブライアン・シンガー。主人公の青年・ジャック役を、『X-MEN :ファースト・ジェネレーション』のニコラス・ホルト。プリンセス・イザベル役にはエレノア・トムリンソン、二枚舌のロードリック男爵役にスタンリー・トゥッチ、巨人たちに包囲されたブラムウェル王役にイアン・マクシェーン、巨人たちのリーダー・ファロン将官役にビル・ナイ、そして、城の護衛・エルモント役をユアン・マグレガーが演じるなどファンタジー大作常連の名優たちが集結したことでも注目を集めている。今回、公開となった予告編では、天空に住む醜く恐ろしい伝説の巨人たちの姿も初公開!天空と地上で巻き起こるジャックの冒険と、人間と巨人の激しい戦いの様子が描かれている。巨人たちは、軍隊のように隊列を成し、鎧を身に着け、圧倒的なパワーとスピード、そして彼ら独自の文明で人間に襲い掛かる。その姿はまるで累計発行部数1,000万部突破のメガヒット・コミック「進撃の巨人」のハリウッド実写版のような仕上がり。巨人たちが人間に次々と襲い、壁を破壊し、大木を投げつけ、人間を一捻りしようとする圧倒的なパワーが存分に披露され、本家のお株を奪うほどの度肝を抜く映像となっている。そして天高く伸びた豆の木が行き着いた先、壮大な大自然に囲まれた天空の大地は、国民的人気漫画「ONE PIECE」の中にも描かれた、“空島の大地(ヴァース)”を彷彿とさせる。古代遺跡のような建物や生い茂る樹木、そして広大な天空の大地は、麦わらの一味たちの大冒険にもってこいのフィールドかもしれない。「地球を取り戻せ!」と意気込む天空から降ってくる巨人たちなど、原作からは想像もつかないストーリー展開を迫力の映像で再現した本作。あのルフィ船長も驚愕の大冒険が遂に幕を開ける!『ジャックと天空の巨人』は2013年3月22日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ジャックと天空の巨人 2013年3月22日より全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年12月21日女優アン・ハサウェイにとって2012年は公私共に輝いた1年、素晴らしい1年だった。映画では、一途な愛を体現してみせた『ワン・デイ 23年のラブストーリー』、魅惑のキャットウーマンに扮した『ダークナイト ライジング』、そしてミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』が公開となり、プライベートでは9月に俳優のアダム・シュルマンとめでたく結婚。「仕事もプライベートもいままでの人生の中で一番お気に入りの1年になったわ。世界の頂上に立っている気分よ!」と、とびきりの笑顔を見せる。そんな幸せに満ちたアンが、新作『レ・ミゼラブル』をふり返る。原作となった「レ・ミゼラブル」は、1985年の初演以来、いまもなおロンドンでロングランを記録し続けているミュージカルの金字塔。パンを盗んだ罪で19年間投獄された男ジャン・バルジャンが、心優しい司教と出会ったことで改心し、運命に導かれるように薄幸な女性・ファンテーヌから彼女の娘・コゼットを託され、彼女に惜しみない愛を注ぐ…という、愛と勇気と希望の物語だ。世界43か国、6,000万人超を動員していることからも名作であること、愛され続けている作品であることは十分に伝わってくるが、それほど多くの人が舞台を観ているからこそ「映画だからできることを目指したの」と語る。その一つは、アンが演じるファンテーヌが髪を切るシーン。彼女がロングヘアから突然ショートヘアになりゴシップを賑わせた理由は、そう、この撮影の中で実際に長い髪をばっさりと切ったからだった。「何千万人もの人が『レ・ミゼラブル』を観たことがあって、ファンテーヌが髪を切られることを知っているわけでしょう。その彼女の肉体的な犠牲をリアルに見せたい、しかもステージではできない、映画だからこそできる方法で表現したいと思ったの。実際に髪を切ることはチャンスだと思ったわ。だから自分から提案したのよ。トム(・フーパー監督)は、口では「大丈夫?」と言っていたけれど、実際のところ驚いてはいなかったと思う。というのは、(私が)自分の役に本気で打ち込む役者だということを、彼は最初から分かっていてくれたから」。加えて、大幅な減量とライヴで歌うという挑戦があったが、そのどれも「役者として当たり前のこと」とサラリと答える。彼女をそんな風に昂ぶらせたのは、作品の素晴らしさはもちろん、トム・フーパー監督だったからというのもあるはず。『英国王のスピーチ』でアカデミー賞監督賞を手にした監督の手腕は一体どんなものだったのだろう。「自分の作品に対して彼はとてもクレイジーに打ち込むのよ(笑)」と、演出方法について紐解いていく。「トムの素晴らしいところは、共感してくれること、思いやりが深いこと、それが嬉しかったわ。特に痛みの大きい場所(演技)に辿り着かなければならないとき、一緒にそこへ来てくれるの。私が一人で座っていたら、その隣に座って涙してくれる、私の役に共感してくれる、キャラクターの痛みを理解してくれていると思うと自信を感じることができるし、より監督を信頼できるものなの。トムは、見た目は落ち着いているけれど、とても情熱的なのよ。正直、彼以外だったらこの『レ・ミゼラブル』は作ることができなかった、こういう作品にはならなかったって思うわ」。そして、撮影の現場にいた俳優たちですら「完成した映画を観て、一体あの映画をどうやって作ったの?どうやって完成させたの?って思ってしまったわ!もう、魔法ね!」と唸らせてしまうのが、オスカー監督の手腕。実際、これだけ有名で誰もが知っている物語でありながらも深く感動させることができるのは、ある意味“魔法”だ。また、2時間半という長さを感じさせないのは、監督の魔法だけでなく、俳優たちがふりかけた魔法でもある。特にアンの登場シーンは、決して多いとは言えないが、彼女が最初に投げかける愛を観客はラストまで抱き続けることだろう。アンもファンテーヌによって刻まれる愛について、心を大きく動かされたと言う。「そうね、私も完成した映画を観たとき、彼女の存在をずっと感じ続けることができた。それはとても嬉しいことだったわ。愛は何をも越えるということ、人に対して優しい気持ちを持つこと、どんなに恐ろしい状況であっても(愛し合う)お互いさえいえればやっていけるということ、それをどう見せるのか、どう演じるのか、自分にとってもエキサイティングだった」と言葉に力が入る。そして、ファンテーヌ以上に、主人公ジャン・バルジャンは物語全体を引っぱって行く大きな責任があり、それを演じきったヒュー・ジャックマンに「毎日驚かされ続けたわ!」と、その凄さを称える。「彼を一言で例えるなら…そうね、とてもディープな人。ディープという言葉は、ときに英語で誠実ではない意味に響くことのある言葉でもあるけれど、彼は本当に良い意味でディープな人なの。知的で、才能があって、魂があって、ユーモアがあって、チャーミングで…。いままで共演してきたどの人よりもエゴのない人、一緒に共演する相手のことを盛り上げてくれる素晴らしい俳優よ。でも、ちょっとイケナイところもあるのよ。実はとってもいたずら好きなの(笑)」と、優しく微笑む。映画スターであると同時にトニー賞に輝くミュージカル・スターとしても活躍するヒューとの共演は、アンにとって実りあるものだったに違いない。また、ファンテーヌが娘・コゼットを想う母の愛、ジャン・バルジャンが血の繋がりを超えてコゼットに注ぐ無償の愛、コゼットと恋人・マリウスの純粋な愛、さまざまな愛が詰まっている作品であることも役者魂をそそったに違いない。けれども、「グラマラスな役よりも醜い役の方が興奮するの」と作品選びについて話す瞬間、その瞳は一瞬にして凛々しくなる。「やっていて面白い役、演じ甲斐のある役ほどグラマラスなものとは掛け離れていることが多い気がするの。個人的にもスクリーンで自分が醜く見える方がグラマラスでいるよりも興奮するわ。まあ、ドラァグクイーンにとっては別でしょうけどね(笑)。今後やってみたい役?そうね、男性の役も演じてみたいし、より訛りのある役も演じてみたい。そのときに一番難しいと思えるものにチャレンジしてみたいの!」。2001年に『プリティ・プリンセス』で映画デビューを飾った若き乙女は、2006年の『プラダを着た悪魔』で一躍スターダムに上りつめ、2008年の『レイチェルの結婚』で賞レースを競うステージへと舞い降りた。作品を重ねる毎に才能を一つ、また一つ開花させていく彼女の今後はきっと明るいだろう。アン・ハサウェイの今現在の最高の演技は『レ・ミゼラブル』の中にある──。(text:Rie Shintani)■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年12月20日米の人気ヒーロー“スーパーマン”を新生させる来夏公開の映画『マン・オブ・スティール』の最新予告編が公開された。『マン・オブ・スティール』は、人気ヒーローのスーパーマンを、これまでになかった視点と最新の映像技術を駆使して新生させるもの。『ダークナイト』三部作で“バットマン”を新生させたクリストファー・ノーランが製作を手がけ、アラン・ムーアの傑作コミック『ウォッチメン』を実写化したザック・スナイダーが監督を務める。スナイダー監督が「スーパーマンという究極のヒーローには尊敬しなければいけない大きな柱があるんだ。単純にかっこいいからって新しく作り直したり、設定を変えればいいってものじゃない。僕とクリス(クリストファー・ノーラン)はスーパーマンという本質の中にストーリーとヒーローならではの人間性を求めたんだ」と語る本作。このほど公開された予告編もこれまでのスーパーマン同様、地球人には決して持ち得ない力をもったクラーク・ケントが自身の幼少期を回想する場面から始まる。彼の育ての父は幼いクラークに、自身の“力”を使わないように伝える。常人離れした力が発揮されれば、彼は“普通の地球人”として生きていけなくなるからだ。しかし、予告編の後半で青年となったクラークは決断する。黒いスーツに身を包んだ彼は一瞬で地面にヒビを入れるほどの力を発揮し、音速で空を飛ぶが、父の予言の通り、人間たちは彼を“正義の味方”とはみなさずに、手錠をかけ、銃を向ける。クラークは言う。「父さんはこう信じてた。世界はまだ、本当の僕を受け入れられないと」。予告編映像はシリアスなドラマと並行して、崩れ落ちる高層ビルや、炎に包まれるクラーク、謎の飛行物体のアクションなどハードな映像が次々と映し出される。ヒーローが強大な力を発揮するも人間がそれを拒否した後の世界を描いた『ウォッチメン』のスナイダー監督と、強大な力が必ずしも“善”に作用しない世界に全身全霊で立ち向かうヒーローを描いた『ダークナイト』のノーランは、本作でどんなヒーローと人間を描き出すのか? 詳細なストーリーはいまだにヴェールに包まれている。『マン・オブ・スティール』2013年夏、全国公開
2012年12月20日映画『レ・ミゼラブル』の特別チャリティ試写会が18日に都内で開催され、皇太子殿下が、この日のために再来日した主演のヒュー・ジャックマン、トム・フーパー監督、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュ氏と作品を鑑賞した。その他の画像本作は、1985年に初演され、これまでに全世界43か国で上演されてきた大ヒットミュージカルの映画化。ジャックマンが、先ごろ発表されたゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされたほか、作品賞(コメディ・ミュージカル部門)、助演女優賞、主題歌賞の4部門に選出され話題を集めている。舞台あいさつに立ったジャックマンは、「私には日本で3つの夢があり、それを実現できた。1つめは、12歳の息子と富士山に登頂できたこと。2つめは、ミュージカル映画に出演できたこと。3つめは夢というより大変光栄なことになりますが、皇太子殿下とご一緒にこの映画を観られたことです。今日のことは本当に忘れられない経験になりました」とコメント。さらに、「上映後、(殿下が)若いころ『レ・ミゼラブル』の原作を読んでいて、また舞台も観ておられたと話されていて、『忙しくて映画をあまり観られないけれど、この映画は素晴らしく興奮した』と、おっしゃっていただきました」と明かした。また、ゴールデングローブ賞の候補作品にあがったことについてジャックマンは、「この作品は感動的な映画。人の心を動かせる作品に出演でき、この作品の一部としてノミネートされたことは本当にうれしい。ハリウッドではミュージカル映画が成功することは難しいけれど、この作品がきちんと認知されてうれしい」と語った。『レ・ミゼラブル』12月21日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!
2012年12月19日ロバート・ダウニー Jr.主演の映画『アイアンマン3』の第一弾ポスターが公開された。世界的に大ヒットを記録した『アベンジャーズ』でも活躍したアイアンマン=トニー・スタークの新たなドラマにつけられたコピーは“さらば、アイアンマン”。新作ではどんな物語が描かれるのだろうか?『アイアンマン』シリーズは、天才的な頭脳を持つ発明家トニー・スタークが、自身で開発した鋼鉄スーツに身を包み、戦いを繰り広げるアクション・エンターテインメント。最新作でもダウニーJr.をはじめ、グウィネス・パルトロウ、ドン・チードルら前作のキャストが再集結し、新たにベン・キングズレー、ガイ・ピアースが加わる。『アベンジャーズ』で世界を襲った未曾有の危機を何とか救ったスタークらアベンジャーズ。来年4月公開の『アイアンマン3』は“その後”から始まる。彼らは世界を救ったが、合衆国政府は世界の命運を“ヒーロー”が握っているという事態を危惧。スタークは心身ともに追いつめられた状態で新型アイアンマンスーツの開発を進めるが、何者かが彼を襲う。劇中にはスタークがこれまでに開発した複数のアイアンマンスーツや、アイアンマンの“分身” にして最大の敵となるアイアンパトリオットなども登場するという。本シリーズは、驚異的な戦闘能力をもつアイアンマンと敵とのバトルだけでなく、キレ者で悪を憎む男でありながら、少しシニカルで自信過剰な面もある主人公スタークの魅力が観客の人気を集めてきた。その証拠に前作『アイアンマン2』ではバトルだけでなく、スタークの“過去”が物語の重要な位置をしめ、単なるアクション以上の作品として高い評価を集めた。最新作の詳細な内容は依然として不明だが、このほど公開されたポスター画像は歴代のスーツがズラリと並ぶ部屋に、スタークが背を向けて立っている瞬間をおさめたシリアスなもの。報道陣向けに配布された資料には冒頭に「億万長者にして天才発明家トニー・スターク=アイアンマンの《最後の戦い》を描いたアクション超大作」という記述があり、新作ではこれまで以上に大スケールで、同時にシリアスなアイアンマンのバトルとドラマが描かれるようだ。『アイアンマン3』2013年4月26日(金) 2D/3D日本先行公開
2012年12月03日ヒュー・ジャックマンが、『X-Men:Days of Future Past』(原題)に出演する可能性が出てきた。現在ヒューは同新作に出演するための交渉中。これまでに『X-Men』シリーズ3作品やスピンオフ作『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』に出演してきたヒューは、来年9月に日本公開予定の『ウルヴァリン:SAMURAI』の撮影を最近終えたばかりだ。さらについ先日、同シリーズに復帰したブライアン・シンガー監督は、イアン・マッケランとパトリック・スチュワートがマグニートー役とプロフェッサーX役で同新作にカムバックすると発表している。前作『X-MEN :ファースト・ジェネレーション』で若き日のマグニートーとプロフェッサーXを演じたマイケル・ファスベンダーとジェームズ・マカヴォイのほか、ニコラス・ホルトがハンク・マッコイ/ビースト役、そしてジェニファー・ローレンスもミスティーク役で同新作への続投が決まっている。『X-Men:Days of Future Past』は、2014年7月18日(現地時間)の公開を目指して来年1月にもクランクインが予定されている。■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年秋、全国にて公開© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2012年11月30日『Xメン』シリーズの人気キャラクター“ウルヴァリン”が日本を舞台に新たな戦いを繰り広げる最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』の最新画像がこのほど公開された。現在、主演のヒュー・ジャックマンは出演作『レ・ミゼラブル』のPRのために来日中だが、親日家の彼は本作でも日本でのロケ撮影を敢行し、新たな“ウルヴァリン”の物語に確かな手応えを感じているようだ。その他の画像本作は、鋼のような身体と鋭い爪をもつ“ウルヴァリン”ことローガン(ジャックマン)が日本を舞台に活躍する作品。詳細な内容は不明だが、報道向け資料には「ローガンを永遠に変えてしまうある壮大な戦いがあり、彼があるミステリアスな人物と因縁の対決をするとき、サムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”との真剣勝負が繰り広げられる」と記載されている。ローガンの恋人・マリコをTAOが、真田広之がマリコの父・シンゲンを演じるなど日本人キャストも多く参加する。先日行われたファン向けのライブチャットでジャックマンは「物語の大半は日本なので3、4週間日本でロケをしたよ。東京でももちろん撮影したが、都会を離れ、鞆の浦の漁村や新幹線の駅など様々な場所での撮影もあった。どれも素晴らしい経験で、この先も決して忘れないだろうし、信じられないほどだったよ」と振り返り、「彼(ウルヴァリン)が出会う日本の人々が、今回僕がとても心惹かれた理由のひとつだった。だって、ローガン(ウルヴァリン)は本質的には、あらゆる意味で日本文化とは正反対の所にいる男だから。彼は責務も名誉も歴史も伝統も家系も、なにもかも気にしない。彼は真逆なんだ。こんなにも対極の存在としてローガンはぴったりだと思った」と分析した。このほど公開された新画像も、筆のようなタッチでウルヴァリンが描かれたもので、最新作では日本が“単なる背景”ではなく、物語やウルヴァリンのキャラクター形成に深く関連していると考えて間違いなさそうだ。ちなみに公開は来年の9月だがジャックマンは「この役を10年間演じたが、アクションについて言えば、この作品は以前のものよりもアクション満載で、新しくて、エキサイティングだ!」とコメント。新作は、これまで以上の完成度で、日本人だけが“より深く”楽しめる作品になりそうだ。『ウルヴァリン:SAMURAI』2013年9月 全国公開
2012年11月29日現在、アン・ハサウェイやアマンダ・セイフライドらと共に『レ・ミゼラブル』のPRのために来日中のヒュー・ジャックマン。日本の多くのファンが熱狂する中、彼の最新主演作となる『ウルヴァリン:SAMURAI』のストーリーの一端がヒューから語られ、さらに日本を舞台としている本作ならではの“筆”で描かれたキャラクター・ビジュアルがお披露目となった。マーベル・コミックのヒーローたちの中でも一際高い人気を誇る『X-MEN』シリーズのウルヴァリン(ローガン)を主人公に、ローガンを永遠に変えてしまう壮大な戦い、そしてあるミステリアスな人物のもつサムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”の因縁の対決が、日本を舞台に描かれる。今回、ヒューの口から明らかにされたのは、「ローガン(=ウルヴァリン)がミステリーと、冒険と、暴力と、愛と、失恋の迷路に迷い込むんだ」と未だ謎に包まれた本作のヒント。さらに、「この役を10年間演じたが、アクションについて言えば、この作品は以前のものよりもアクション満載で、新しくて、エキサイティングだ!」と興奮したように語る。また、本作の撮影について「物語の大半は日本なので3,4週間、日本でロケをしたよ。東京でももちろん撮影したが、都会を離れ、鞆の浦の漁村や新幹線の駅など様々な場所での撮影もあった。どれも素晴らしい経験で、この先も決して忘れないだろうし、信じられないほどだったよ!」と語り、その語り口からも親日家として知られるヒューの高揚感が伝わってくる。本作には、真田広之(シンゲン役:マリコの父)、TAO(マリコ役:ローガンの恋人)など主要として多くの日本人キャラクターが登場しており、ハリウッド大作ながらキャスティングの段階から“日本”への強いこだわりを見せていた。そして今回、“和×洋”の見事なコラボレーションと言える筆絵ビジュアルは、まさに本作を象徴する一枚と言える。間違いなく2013年の話題度No.1作品となるであろう『ウルヴァリン:SAMURAI』を携えての、ヒューの再来日にも期待したい。『ウルヴァリン:SAMURAI』は2013年9月、全国にて公開。■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年秋、全国にて公開© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2012年11月29日ヴィクトル・ユゴーによる傑作小説を原作に、世界43か国、21か国語で上演され、世界最長のロングラン記録を打ち立てたミュージカルの金字塔を鮮やかに映画化した『レ・ミゼラブル』。11月28日(水)、主演を務めたヒュー・ジャックマンを始め、共演のアン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライドのキャスト陣に加えて、トム・フーパー監督らが本作を携えて来日を果たし、東京国際フォーラムにて行われたスペシャルイベントに出席した。『レ・ミゼラブル』は12月21日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年11月28日サンリオは14日、ハローキティが、悪と戦うヒーローに変身した「イチゴマン」、イチゴマンを助けて共に悪と戦うニューヒーロー「ダークグレープマン」、さらにダークグレープマンのセクシーな秘書「ハニーモモ」の、3つの新キャラクターの商品シリーズを発売する。「イチゴマン」は、ハローキティデザイナー・山口裕子氏によるハローキティのタブローやオブジェなどの展覧会「ハローキティアート展」で発表された油彩画作品から誕生した、ハローキティが悪と戦うヒーローに変身した新キャラクター。その後、イチゴマンと共に悪と戦う「ダークグレープマン」と、ダークグレープマンの秘書「ハニーモモ」を開発した。「イチゴマン」の商品は現在、ライセンス先から発売中だが、同社から発売するのは今回が初となる。また、「ダークグレープマン」と「ハニーモモ」は初の商品発売となっている。商品構成は、イチゴマン19アイテム、ダークグレープマン21アイテム、ハニーモモ11アイテムの全51アイテム。ヌイグルミ、マスコットホルダー、ポーチ、通帳ケース、ミニ手さげ、パスケース、3色ボールペン&シャープペンシル、ダイカットメモ、クリアファイルセット、ペンポーチ、iPHONEカバー、プラグマスコット、クリーナーマスコット、Tシャツ、プチタオル、ハンドタオル、フェイスタオルが用意されている。価格帯は、315円(ダイカットメモ)~2,730円(T シャツ)。発売は14日より、サンリオ直営店・百貨店サンリオコーナーにて。サンリオオンラインショップでの販売は16日からとなる。その他、詳細はWEBページにて。なお、2013年3月17日まで、イチゴマンと共にダークグレープマンとハニーモモも登場するヒーローショー「パワー・ザ・キティ」が、サンリオピューロランドで公演中となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日ヴィクトル・ユゴーによる傑作小説を原作に、世界43か国、21か国語で上演され、世界最長のロングラン記録を誇るミュージカルの金字塔を鮮やかに映画化した『レ・ミゼラブル』。このほど主演のヒュー・ジャックマンに、共演のアン・ハサウェイとアマンダ・セイフライドの豪華キャストに加え、トム・フーパー監督、舞台版の生みの親でもあるプロデューサー、キャメロン・マッキントッシュの来日が決定した!舞台は、貧困にあえぐ民衆が自由を求めて立ち上がろうとしていた19世紀フランス。元囚人のジャン・バルジャンは、度々の脱走から情け容赦ない警官・ジャベールに何十年にもわたり執拗に追われる身となる。そんなバルジャンは、薄幸な女性・ファンテーヌに彼女の幼い娘・コゼットの面倒を見ると約束するが、それをきっかけに彼らの運命は動き始める――。人としての正しい道を模索するジャン・バルジャンの波乱万丈な人生を軸に、『英国王のスピーチ』のフーパー監督が絶望的な環境の中でも、希望を信じて今日を懸命に生き抜く人々の姿を描く本作。今回、来日が決定したキャストたちは、主人公・ジャン役のヒュー、ファンティーヌ役のアン、コゼット役のアマンダの3名。親日家のヒューは『ウルヴァリン:SAMURAI』の撮影のために8月に来日してから今年2度目、アンも2006年『プラダを着た悪魔』以来2度目、アマンダとフーパー監督は映画のプロモーションとしては初の来日を果たすこととなる。さらに11月28日(水)には都内にて来日キャストも参加しての公開記念イベントが開催されるそう。舞台・映画の枠を超えた最高傑作を引っ提げて来日する彼らが、熱い歓迎と熱狂で迎えられることは間違いなさそうだ。『レ・ミゼラブル』は12月21日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年10月31日映画『レ・ミゼラブル』の日本公開を記念して、主演のヒュー・ジャックマンをはじめ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライドと、トム・フーパー監督らスタッフが11月下旬に来日することが発表された。その他の写真本作は、ヴィクトル・ユゴーの小説を基にしたミュージカル『レ・ミゼラブル』を完全映画化した作品。パンを盗んだために19年もの間、牢獄生活を送ったジャン・バルジャンの波乱の人生を描く。親日家のジャックマンは、映画『ウルヴァリン:SAMURAI』撮影のため8月にも日本を訪れており今年2度目の来日。先月、結婚したことが報じられたハサウェイは、映画『プラダを着た悪魔』で2006年に来日して以来となり、セイフライドとフーパー監督は、映画のプロモーションとしては初来日となる。さらに、世界最長のロングラン記録を誇るミュージカル『レ・ミゼラブル』を手がけ、本作ではプロデューサーとして名を連ねているキャメロン・マッキントッシュも来日し、本作を盛大にPRする。また、11月28日(水)には都内で、来日キャストも参加する公開記念イベントの実施が予定されている。『レ・ミゼラブル』12月21日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー(C)Universal Pictures
2012年10月31日『Xメン』シリーズの人気キャラクター“ウルヴァリン”が日本を舞台に新たな戦いを繰り広げる最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』に主演するヒュー・ジャックマンとジェームズ・マンゴールドが日本時間30日の(火)の午前5時にライブチャットを行い、全世界のファンからの質問にこたえることを発表した。『ウルヴァリン:SAMURAI』ライブチャット『ウルヴァリン:SAMURAI』は、鋼のような身体と鋭い爪をもつ“ウルヴァリン”ことローガン(ジャックマン)が日本を舞台に活躍する作品。詳細な内容は不明だが、報道向け資料には「ローガンを永遠に変えてしまうある壮大な戦いがあり、彼があるミステリアスな人物と因縁の対決をするとき、サムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”との真剣勝負が繰り広げられる」と記載されている。ローガンの恋人・マリコをTAOが、真田広之がマリコの父・シンゲンを演じるなど日本人キャストも多く参加する。日本での撮影を終了し、現在はオーストラリアで撮影が続いている本作。残り2、3週間ですべての撮影を終えるため、サプライズとして今回のイベントが決まった。このほど公開されたメッセージビデオではふたりが登場し、当日に本作のフッテージ映像を世界最速で公開することと、ファンからの質問に回答することを発表。質問はTwitterとFacebookを通じて受け付ける。『ウルヴァリン:SAMURAI』2013年 秋 全国公開『ウルヴァリン:SAMURAI』ライブチャット日本時間10月30日の(火) 午前5時スタートTwitter:質問投稿ハッシュタグ #TheWolverineMovieFacebook:www.facebook.com/TheWolverineMovie
2012年10月23日大学構内、および大学のクラブやサークルなどの学生コミュニティに特化した広告事業を行うユーキャンパスが展開する、大学構内の”学食ジャック”プロモーション企画が注目されている。同社は、全国約590キャンパスに学内メディアのネットワークを持ち、計算上では全国289万人(2011年時点)いる大学生のうち、220万人の大学生に何らかのメディアにより情報提供できるプラットホームを整えている。同社が今年、学生約300名を対象に行ったアンケートによれば、最近の学生は週平均2.8回、学食に通っており、広告メディアとの接触機会が多い。同社では、学食運営会社とも連携し、学生が喜ぶ企画を実施することで、メーカー提供商品を訴求していく相乗効果を狙う。これまでは学食トレーに貼りつけるシール広告やポスターなど単体で実施していたが、一定期間中、学食内の広告媒体をすべて関連内容でジャックするなどして認知・訴求率を高めるプロモーションを展開。特に学食との相性が良い食品関連企業からの発注やリピートが多くなっているという。これまでの実績企業の一例として、ごま油など食用油の製造販売の老舗であるかどや製油は、課題とする若年層への商品認知へのアプローチとして、昨年から成蹊大学、國學院大学、法政大学など計5校でプロモーションを実施。同社の「純正ごま油」を卓上に設置、万能調味料として自由に使ってもらい、学校によっては、同商品を使ったオリジナルメニュー(焼肉ビビンバ丼、スタミナ豚キムチ丼、麻婆豆腐丼など)を提供した。同社販売業務部マーケティング課長・大平佳男氏は、「学生たちへのアンケートから『今回初めて使った』学生のうちの4割が、『今後も使ってみたい』と回答しており、手ごたえを感じています」と、語る。22日からは、かどや製油商品を使用した期間限定スペシャルメニュー第3弾がスタートする予定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日『ウルヴァリン:SAMURAI』の撮影のため8月下旬から密かに来日していたウルヴァリンを演じる主演俳優ヒュー・ジャックマン。撮影時のTwitter投稿がネット上でも話題を呼んでいたが、先日、ついに日本での撮影が終了。このほど撮影に使用された増上寺の仏堂を思わせるファーストビジュアルが解禁となり、ヒューの男らしい姿がお披露目された。マーベル・コミックのヒーローたちの中でも一際高い人気を誇る『X-MEN』シリーズのウルヴァリン(ローガン)を主人公に、ローガンを永遠に変えてしまう壮大な戦い、そしてあるミステリアスな人物のもつサムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”の因縁の対決が、日本を舞台に描かれる。先日のTwitterでの一件に加え、国際派俳優である真田広之を始めとする日本人俳優が参加しているとあって、製作当初から大きな話題となっていたが、今回、ついに本作の一端が明らかとなった。解禁されたビジュアルでは、金色の仏堂をバックに血管が浮かぶ筋骨隆々のヒュー扮するウルヴァリンの姿が!マッチョ好きな女子には堪らない、セクシーかつ男らしさあふれるものに仕上がっている。日本での詳細な撮影内容は明かされていないが、一部のネット上では相当ハードな撮影スケジュールをこなしたようだ。さらに、撮影が行われた増上寺(東京・芝公園)ではスタッフ・エキストラ含め400名以上の撮影隊が組まれ、本場ハリウッドさながらの大規模ロケが行われていたようで、偶然にも現場に居合わせた一般の人々は、ヒューのフランクで紳士なファンサービスに感激したというツイートも多く寄せられていた。徐々にその輪郭が明らかとなってきた『ウルヴァリン:SAMURAI』。2013年は、日本×アメコミの最強タッグで世界中を熱くさせてくれそうだ。『ウルヴァリン:SAMURAI』は2013年秋、全国にて公開。■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年秋、全国にて公開© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2012年09月26日『ザ・ファイター』の演技で第83回アカデミー賞助演女優賞を受賞したメリッサ・レオが、ヒュー・ジャックマン主演の新作スリラー『Prisoners』(原題)に出演することになった。メリッサが今回出演を決めた本作は、小さな田舎町の大工の娘とその親友の2人の誘拐事件を軸にストーリーが展開する。警察の捜査では2人は発見されないため、父親自ら娘たちを探し出そうと決心するものの、大都会からやって来た担当刑事と対立していくというストーリーだ。同作は、『灼熱の魂』を手がけたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンを取り、アーロン・グジコウスキが脚本を執筆する予定。製作元のアルコン・エンターテイメント社は、来年秋にワーナー・ブラザースからの公開を目指して、来年から撮影を開始する予定だという。メリッサはデンゼル・ワシントンと共演するロバート・ゼメキス監督最新作『Flight』(原題)に出演しているほか、トム・クルーズ、モーガン・フリーマン出演のSFアクション大作『Oblivion』(原題) がクランクアップしたばかりだ。■関連作品:灼熱の魂 2011年12月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Incendies inc. (a micro_scope inc. company) - TS Productions sarl. All rights reserved.ザ・ファイター 2011年3月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年09月20日東京・青山劇場にて上演中の韓国の人気ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』(16日~10月8日)。初日公演に先駆け、9月16日、同所にて公開舞台稽古が行われた。『ジャック・ザ・リッパー』公演チケット情報1888年に英・ロンドンで連続発生した売春婦だけを狙う猟奇殺人鬼、切り裂きジャック(=ジャック・ザ・リッパー)をモチーフとしたチェコ生まれのミュージカル。韓国で2009年より4年連続で上演される人気作で、今回、日本初上陸を果たした。愛する人のために狂気へと変貌を遂げる外科医・ダニエルを、アン・ジェウク、オム・ギジュン、ソンミン(SUPER JUNIOR)、ソン・スンヒョン(FTISLAND)らが演じる。この日は、ダニエル役をソンミンが務め、ジャック役はキム・ボムレ、連続殺人犯を追う捜査官アンダーソン役はイ・ゴンミョンらが務めた。殺人鬼・ジャックが巻き起こす事件を軸に、ふたつのラブロマンスが絡み合うストーリー。ソンミン演じるダニエルは、残忍なジャックと対照的で、愛ゆえに狂っていく“純粋さ”が際立つ。苦悩する姿と狂気に満ちた瞬間と、まったく違う顔をみせ、そこに“スターの姿”はない。また、劇的なバラードからロックまで、登場人物たちのさまざまな心情に沿ったミュージカルナンバーを、キャストたちが安定した歌唱力で歌い上げる様は圧巻だ。時に激しく、悲しく、愛おしさを込め、その感情や情熱は舞台から溢れ出し、観客を物語の世界に引き込むほど。緊張感に満ちた緻密なストーリーと雄大な音楽、そして人間の欲望をまざまざと見せつけるキャストたちの迫真の演技は、独特のカラーを放つ世界観で魅せる舞台となっている。豪華キャストが顔を揃えているので、さまざまなキャストの組み合わせで観ると、また違う世界が見えてくるはずだ。初めての日本公演にあたり、ソンミンは「日本のファンの方々が韓国語の作品を楽しんでいただけるか少し心配ですが、日本でも好評を受けられるといい」とコメントしている。公演(字幕付)は10月8日(月)まで。チケットは発売中。なお、主要キャストインタビューや全セリフ、歌詞(和訳)などを掲載「『MUSICAL Jack the Ripper』パーフェクトBOOK」(A4ワイド、オールカラー124ページ)を会場限定で発売中。
2012年09月18日米の人気ヒーロー“スーパーマン”を新生させる来夏公開の映画『マン・オブ・スティール』の予告編映像と劇場用ポスターがこのほど公開された。『マン・オブ・スティール』予告編『マン・オブ・スティール』は、人気ヒーローのスーパーマンを、これまでになかった視点と最新の映像技術を駆使して新生させるもの。『ダークナイト』三部作で“バットマン”を新生させたクリストファー・ノーランが製作を手がけ、アラン・ムーアの傑作コミック『ウォッチメン』を実写化したザック・スナイダーが監督を務める。このほど公開されたのは、主人公クラーク・ケント=スーパーマン(ヘンリー・カヴィル)の父親役を務めるケビン・コスナーとラッセル・クロウがそれぞれナレーションを務める2パターンの予告編。本作の主人公は、クリプトン星で誕生するも、ある事情で生みの親とはなればなれになり、漂着した地球でケント夫妻に育てられるという設定だが、『マン・オブ・スティール』では、生みの親ジョー・エルをクロウが、育ての親ジョナサン・ケントをコスナーが演じている。これまでの“スーパーマン”のイメージを一新させる作品だけに、予告編も派手なアクションシーンや、ジョン・ウィリアムズ作曲のスーパーマンのテーマは一切登場せず、クラーク・ケントはおなじみの新聞記者ですらない。そこにいるのは孤独で、荒れる海で漁師として働き、さらに放浪の旅にでる物静かな男=ケントだ。予告編のラストには、深い青色のプロテクタースーツに身を包んだスーパーマンが飛翔する場面が登場するが、映画ファンが愛してきた“完全無欠のヒーロー”というメージからはほど遠い。原作コミックの生誕から74年。ノーラン、スナイダーをはじめとするクリエイターたちは、全世界で愛されてきた人気キャラクターの魅力を根本から問い直し、現代の観客に新たなクラーク・ケント像を提示するようだ。『マン・オブ・スティール』2013年夏、全国超拡大公開
2012年08月27日ケネス・ブラナー監督、クリス・パイン主演で製作される“ジャック・ライアン”シリーズの新作映画に、ケビン・コスナーが出演することになりそうだ。ほかにもコスナーは、リュック・ベッソンからもオファーを受けており、来年夏には“スーパーマン”の新作映画『マン・オブ・スティール(原題)』に出演する。キャリアのピークを越えて久しいケビン・コスナーだが、今年はテレビのミニシリーズ『Hatfields & McCoys』がサプライズヒットし、再び注目を集めた。同番組は今年のエミー賞に22部門でノミネートされている。ケネス・ブラナー監督で新しくよみがえる“ジャック・ライアン”シリーズで、コスナーが演じることになりそうなのは、ライアン(クリス・パイン)の指導者的人物。過去作には登場していない新しいキャラクターだそうだ。ジャック・ライアンは過去にハリソン・フォード、アレック・ボールドウィン、ベン・アフレックらが演じてきた人気キャラクター。原作はトム・クランシーの小説で、映画が作られるのは2002年の『トータル・フィアーズ』以来のこと。一方、リュック・ベッソンがオファーしているのは『Three Days to Kill』というタイトルのアクション・スリラー。コスナーの役は、死を目前にしている殺し屋で、最後の仕事を引き受けながら、娘との関係を修復しようとしている男らしい。ベッソンは、本作ではプロデュースにとどまり、監督はしないらしく、監督は未定。マックGが興味を示しているらしい。来年夏公開の『マン・オブ・スティール(原題)』での役は、クラーク・ケントの父親役。この作品はすでに撮影を終えている。文:猿渡由紀
2012年08月08日ヒュー・ジャックマンとリー・ダニエルズ監督が、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの暗殺事件の映画化でタッグを組むことになった。2年前にも公民権運動を題材にした作品『Selma』(原題)の製作に取り組んでいた2人だが、同作がお蔵入りになってしまった結果、今度は公民権運動のリーダーであるキング牧師に照準を合わせたようだ。ミレニアム・フィルムズ社が製作と資金調達を担当することになったものの、配給会社は未定。本作でヒューはキング牧師を暗殺したとされるジェームズ・アール・レイの弁護士、ウィリアム・ペッパーを演じる予定で、ウィリアムの孤独な戦いを描いた作品になるそうだ。ヒューは、コメディ作品『Butter』(原題)でジェニファー・ガーナーやアリシア・シルヴァーストーンと共演するほか、日本でも12月28日(金)より公開される人気ミュージカルの映画化『レ・ミゼラブル』にジャン・バルジャン役で出演しており、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、ラッセル・クロウらと共演するなど新作が目白押しだ。■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開
2012年08月02日大人気のスマートフォンピアス用の紛失対策アクセサリー!世界初の商品である「ジャックピアス(R) キャッチ」(株式会社ラグザイア)の販売が、4月13日よりオフィシャルサイト、及び各ECサイトにて開始する。「ジャックピアス(R) キャッチ」は、(ジャックピアスと同様に、ジュエリーメーカーとのパートナーシップによって、ストラップやキーホルダーだけでなく、ペンダントなどのワンポイントアクセサリーとしても利用可能なデザインの新感覚アクセサリー。アクセサリーに空いた穴にジャックピアスをはじめとするスマートフォン用ピアスを差し込むことによって自分だけのアクセサリーに変わる。お問い合わせ: オフィシャルサイト
2012年04月14日日本初!ドイツ風創作料理を楽しめる、ドイツ国旗カラーのビニールハウスの店「ジャーマン風ゲルマン亭ドイツ家」が、岐阜県にオープン。▼ビニールハウスがそのままお店に!店内のテーブル、椅子などは木の素材をそのまま活かしたモダンな作り。座り席の他、立ち飲み席やテーブルに飾られてるほうれん草は、ポット栽培でつきだしとして千切って食べられるなど趣向を凝らした仕様になっている。また、店内では新鮮な野菜の直売もやっており、野菜のみの購入も可能。▼臨場感があって楽しそうな店内料理は主にオリジナル創作料理で、その中でもオススメはプライベートブランドのソーセージを使用した「ソーセージ鍋」。特製ダシにソーセージ、ズッキーニ、エリンギ、玉ねぎ、プチトマトを煮込み、オリジナルバジルソース、ペッパーケチャップ、ガーリックマヨネーズの3種のソースで頂くと絶品。▼ドイツといえばコレ!な食材が並ぶ▼もちろんビールもビニールハウスに野菜の直売など新しい要素がたくさんつまったお店のスタイルに、注目が集まりそうだ。お問い合わせ:ジャーマン風ゲルマン亭ドイツ家 tel.0584-81-6353住所:岐阜県大垣市三塚町560open.17:00~24:00(L.O.)
2012年04月12日有限会社前昇は、岐阜県大垣市にドイツ国旗カラー(黒、赤、黄色)のビニールハウスの飲食店「ジャーマン風ゲルマン亭ドイツ家」をオープンした。ビニールハウスでできた店内で、ドイツ風創作料理を楽しめるほか、新鮮な野菜の直売も行うという。「ジャーマン風ゲルマン亭ドイツ家」は、農家直送ダイニングというコンセプト。店は「黒・赤・黄」のドイツ国旗カラーのビニールハウスでできており、畑の中に立地している。店内のテーブル、椅子などは木の素材をそのまま活かしたモダンな作り。座り席の他、立ち飲み席も用意されており、定番のビールやワイン、野菜を使ったオリジナルカクテルなども楽しめる。料理は畑で採れた新鮮な野菜を使ったオリジナル創作料理。特にプライベートブランドのソーセージを使用した「ソーセージ鍋」がおすすめメニューになっているという。また、つきだしに「テーブルに飾られたポット栽培のほうれん草」を用意するなど、趣向を凝らしたメニューも特長とのこと。店内では飲食のほか、新鮮な野菜の直売も行っており、野菜のみの購入も可能。「ジャーマン風ゲルマン亭ドイツ家」は17時から24時(ラストオーダー)まで営業。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、『ナイトミュージアム』のショーン・レヴィ監督と組んだアクション・ドラマ『リアル・スティール』。こちらの主演をつとめるヒュー・ジャックマン(『X-メン』シリーズ)のインタビューをお届けする。(c)KaoriSuzuki●ショーン・レヴィ監督について「驚異的」だね。彼とは真の友人同士になれたけれど、この世界でそういうことはめったにないんだ。僕が本心から友達だと思える人の数は、おそらく片手で数えられる程度さ。彼はまるで神のようにどこにでも遍在するね。何が起こっているのかをプロデューサー的な視線からすべて把握しきっているよ。たとえば僕が俳優としての疑問や問題を抱いて彼のもとに行くと、彼はすでにその問題を把握している。僕は「どうしてそんなことまで考える時間があるんだろう?」と不思議でしょうがなかったね。全員について考え、全員からベストなものを引き出しているんだ。とても寛大で、しかもハードに仕事をこなす。彼はこの作品を別の次元に高めて、ハートに満ちた映画に仕上げている。彼についての賞賛ならいくらでも出てくるよ。実際のはなし、彼と組んだこの仕事が終わって寂しいんだ。ああいう人材は希少だからね。あそこまで有能に仕事をこなし、しかもあそこまで良いヤツっていうのは、なかなかいるもんじゃないよ。●ボクシング経験があるということですが、あのシュガー・レイ・レナードを相手にリングに立ってみていかがでしたか?面白かった。僕らが一緒になった初日には、メイキングの撮影クルーが来ていたんだ。元世界チャンピオンの彼が僕とスパーリングをして軽くボディをうつ・・・すごく痛かったよ! カメラがあったから、色々とサービスしてくれたんだね。彼は偉大な男さ、かなりの時間を一緒に過ごしたけれど、心から好感が持てた。●彼と多くの時間を共にした体験から何を学ぶことができましたか?セコンドについて彼が教えてくれたことには驚かされたよ。この映画で僕が演じるのはセコンドなんだ。ボクサーではなくね。ロボットたちを所有してコントロールして、勝ち進ませるのが仕事なんだから、つまりはセコンドさ。シュガー・レイ・レナードは夢中で僕に教えてくれた。ボクシングにおけるセコンドの重要性を僕がまったく理解できていないと言われたよ。相手はロボットかもしれないけれど、とにかくセコンドは彼らにとって堅固な支えであること、力の源であることが大切なんだ。シュガー・レイは試合の2~3週間前になると必ずアンジェロ・ダンディを雇っていた。なぜならアンジェロは試合中、シュガー・レイにどう語りかけるべきかをしっかりと心得ていたからなんだ。それを知らないセコンドは最悪だとシュガー・レイは言っていた。つまり僕はセコンドとして、ボクサーを鼓舞する瞬間、黙って見守る瞬間、言うべきことを語りかける瞬間を心得ている必要があったんだ。それはトレーニングで培われる精神的な準備ということだね。ボクサーとセコンドの絆はどんなことがあっても崩れてはいけない。そういうことについて僕はあまり考えていなかったんだ。だからとても助かった。彼はまた、ボクシングをすることで払わなければならない犠牲についてもオープンに教えてくれたよ。単なる肉体的な犠牲だけでなく私的な犠牲についてね。優れた世界チャンピオンになるという目標は簡単に達成できるものではない。その目標に向かう道のりの中で犠牲にしなければならないことはたくさんあるんだね。試合から6週間も離れると自分ひとりになりたくなるらしいんだ。あらゆるもの、あらゆる人たちを追いやってね。それをやられた方はもちろん傷つくことになる。●俳優として、このキャラクター、チャーリー・ケントンの人間性のどういった側面に惹かれましたか?自分にとってこの世は不公平にできていると考えるようになった人物を演じることに深い興味を持ったんだ。様々な部分で自分自身に失望して、自分のことを徹底的に卑下している。自分なんか何をやっても負け犬だと感じている彼が、今、もっとも嫌悪している世界で生計を立てている。屈辱を味わい失望した世界でね。ある時点から彼は自分を取り巻く世界に対して無反応になっていたんだ。彼の心の葛藤は演じ甲斐のあるパワフルなものだと思う。あらゆる意味で行き詰まりを感じている今の状況から抜け出ようとあえいでいるんだ。でも実は、自分を取り戻せるチャンスを得たということが一番パワフルなんだ。チャンスを得て彼は怯えるのさ。なぜなら、今では失うことの辛さを知っているからね。もしも失敗したら、その後どうやって生きていけばいいんだと考えてしまうんだ。(c)KaoriSuzuki●負け犬であるチャーリーに第2のチャンスが訪れるわけですが、第2のチャンスということをどのようにとらえて演じましたか?僕はチャーリーとは違った形だけれど、彼以上に負けるということを知っているよ。他人のためだけでなく自分自身のためにも成功したいという想いが強いからね。そういう部分を関連付けて演じたんだ。第2のチャンスの方が最初のチャンスよりもずっと恐ろしく感じるということを心から理解しているからね。失うものが大きい可能性があっても、僕は自分を鼓舞して「やる」と言うようにしている。それは恐怖心に負けたくないからなんだ・・・恐怖心に負けることの方が恐怖心そのものよりもずっと後味が悪いことを知っているから、僕はチャレンジする。だけど失敗したときに何を失うことになるのかも理解しているよ。チャーリーにとって、それは息子とロボットだった。よくよく見れば、みんな一度は見捨てられた者たちばかりさ。このストーリーの最も素晴らしいところは、チャーリーが自分自身を取り戻そうと挑戦することに心から恐れを感じるという部分だと思うんだ。映画の出だしでチャーリーは人生なんて最悪なものだ、うまくなんかいくものかと自分自身をあきらめている。世間を恨んでいるんだ。周囲のあらゆる人々に怒りを覚えている。周囲に当たって、自身を責めないようにしていたのさ。でも、自分を変えられるのは自分だけだということ、それが出来なければ人生はもっと苦しいものになるということに気づいてゆく。僕自身の人生がチャーリーほど失敗の連続だったとは言えないけど、失敗することへの恐怖心は身を持って知っているよ。●人生では安全な道を選ぶべきだと思いますか?いや、仕事では安全な道を選ばないように心掛けている。ちょうど僕はワンマンショーをやったところだけれど、それもかなり恐いものだった。舞台で1人歌って踊る僕だけのショーだからね。でも良い気持ちだったよ。確かにあのときより今の方がずっとホッとして気持ちいいけれどね。これまでで一番恐かったのはオーストラリア対ニュージーランドのラグビーの試合前に、生まれて初めて10万人の観衆の前で歌ったことかな。たったの1曲、国家を歌うだけで、もしも観衆からブーイングを受けて仕事がなくなってしまったらどうしようなんて考えて、前夜にパニックになってしまった。あれ以上の恐怖感は味わったことがないな。アカデミー賞でさえ、あれと比べたらそれほど恐くはなかった。経験をつめばつむだけ、恐怖心も減っていくものだと信じているんだ。いざやってみると自分で想像していたほど大変なことでもないということに気づくからね。そういう意味では、アカデミー賞の司会よりも、高校時代の試験の方がずっと恐ろしかったような気がするな。あの当時はその試験ですべてが決まってしまう、失敗したらおしまいだ、もうチャンスなんてないだろうと思い込んでいたからね。やはり経験があればあるだけ恐怖心はなくなるんだよ。(c)KaoriSuzuki●ご自身の人生において、勝つことと尊敬されること、どちらをより大切にしていますか?かなりの負けず嫌いだから、勝つにこしたことない。でも僕にとって一番大切なのは「試しにやってみること」なんだ。「試しにやってみる」とか「とりあえず、やってみよう」というのはオーストラリアではよく使う言い回しだよ。オーストラリアの人たちは、「本当の後悔はやらなかったことに対する後悔だけ、たとえ失敗しても、やってみたことに対して最終的に後悔なんかしないものだ」という信念を持っているんだ。だから、とにかくやってみる。自分にしても他人にしても、試しにやってみようという精神を僕は尊敬しているんだ。よかれ悪しかれ、うまくいくかどうか分からなくても、とにかくトライしてみる。そうやって突き詰めて考えれば、尊敬されることの方が、うまくいくかどうか、勝つか負けるかということよりも、大切だということになるね。作品情報『リアル・スティール』監督:ショーン・レヴィ出演:ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー、アンソニー・マッキー、ケヴィン・デュランド、カール・ユーン、オルガ・フォンダ大ヒット公開中!配給:ウォルト ディズニー スタジオ(C)DreamWorks II Distribution Co. LLC All Rights Reserved.
2011年12月29日渋いおじさんこそジャックは似合う日本でも絶大な人気を博したアメリカのテレビドラマ『24』。テロリストと戦う男ジャック・バウワーは、拳銃をぶっ放し、時には拷問もいとわない肉体派である一方、コンピュータも自在に操る、冷徹で頭も良く、信念を貫くタフ男でした。そんなジャックを日本人の俳優が演じるとしたら?20代女性がイメージする日本版ジャックは次のようになりました。>>男性編も見るQ.もし日本版『24-TWENTY FOUR-』が作られたら主役ジャック・バウアーを演じてほしい俳優を教えてください。(複数回答)1位阿部寛11.6%2位織田裕二5.7%3位坂口憲二5.4%3位浅野忠信5.4%4位堤真一4.9%5位唐沢寿明4.6%■阿部寛……・「若いイケメンというより、成熟したオジサンが演じてほしい」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)・「声が吹き替えと似ている気がする」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「渋い感じが似合いそう」(24歳/小売店/販売・サービス系)・「大人の男性として色気があってかっこいい」(23歳/電機/事務系専門職)・「絶対に刑事が似合う!!」(24歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)■織田裕二……・「貫録もあるしアクションもこなせそう」(28歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「『踊る大捜査線』の青島とイメージが重なる」(22歳/小売店/販売職・サービス系)・「アクションも期待できそうなのと、やはり刑事ドラマのイメージが強いので刑事役がはまっている」(25歳/情報・IT/技術職)■坂口憲二……・「真剣な顔で走り回る演技が似合っていそう」(28歳/医薬品・化粧品/営業職)・「ゴツイ、男らしい感じが一致している」(27歳/医療・福祉/専門職)・「精かんな感じと鍛えられていそうな身体が合っていると思う」(29歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■浅野忠信……・「体力がありそうだし、渋いシリアスな役が似合う」(28歳/そのほか)・「かしこくて行動力がある点が似ている」(29歳/自動車関連/営業職)・「ワイルドな人がいいと思う」(29歳/自動車関連/営業職)■堤真一……・「アクションができるし、渋い雰囲気がぴったりだと思う」(23歳/金融・証券/事務系専門職)・「落ち着きがありつつも優しい感じの人が良い」(24歳/金融・証券/専門職)・「ある程度ガタイもよさそうなカッコイイおじさん」(23歳/団体・公益法人/事務系専門職)■唐沢寿明……・「ジャックと年齢が近そうだし、似合いそう」(26歳/情報・IT/営業職)・「唐沢さんとジャック・バウアーの熱いところが似ている」(22歳/小売店/専門職)・「カッコよく演じてくれそう」(27歳/医療・福祉/専門職)総評ジャックは20代の娘のいる役でもあることから、年齢的には40代がいいと思う人が多く、若いイケメンではなく、貫録のある俳優を選ぶ傾向が見られました。また、それぞれのジャック像があるためか票が割れ、たくさんの俳優の名が挙がりました。その中でも頭一つ抜きんでているのは、阿部寛。「渋く、男の色気が感じられる」というコメントが多く、「吹き替えの声が似ている」という人も。ほかには、刑事役の経験があり、熱い役どころがぴったりの織田裕二や坂口憲二、渋いシリアスな演技が似合いそうという浅野忠信、堤真一、確かな演技力からイメージ通りのジャックを演じてくれそうという唐沢寿明が上位にあがりました。ほかにも、時任三郎、反町隆史、上川隆也、椎名桔平など、演技派でうならす俳優がずらり。日本版『24』ができたら、ホント、面白そうですね!調査時期:2011年10月8日~10月22日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性540名(そのほかと回答した147名をのぞく)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】海外ドラマを見るのを途中で止めてしまう理由【ランキング女性編】最終回まで見て後悔しない!満足度の高い海外連続ドラマ【ランキング女性編】映画化されたテレビドラマで面白かった作品完全版(画像などあり)を見る
2011年12月19日アンパンマンデジタルは、アニメ「それいけ!アンパンマン」のスマートフォンアプリである、iPhoneアプリ「それいけ!アンパンマン」をiTunes App Store向けにリリースした。 有料版である「まいにち!アンパンマン~カウントしよう!あれから何日?あと何日?」に引続くアンパンマン公式iPhoneアプリの第2弾となる。iPhoneアプリ「それいけ!アンパンマン」は「それいけ!アンパンマン」に登場する人気キャラクターとやなせたかし先生の紹介ページや「アンパンマンのせかい」、5種類の絵に色をぬって遊べる「ぬりえ」などのほかに、有料版の「まいにち!アンパンマン~カウントしよう!あれから何日?あと何日?」の日付カウントダウン機能をお試しできる。・アンパンマンのせかい「やなせたかしせんせい」「えほんのしょうかい」「えいが」「テレビ」「アンパンマンのれきし」「なかまのしょうかい」のコーナーがあり、アンパンマンの世界の紹介をご覧いただけます。※要ネット接続環境・ぬりえアンパンマンキャラクターの5種類の下絵に色を塗って遊べる機能。フリーハンドで色を塗ることができる「じゆうにぬりえ」モード、タッチすると塗りつぶされる「きれいにぬりえ」モードの2つのモードがある。 出来上がったぬりえは同アプリ内のアルバムに保存できるほか、Facebook、Twitter、メールなどで友達とシェアすることができる。・カウント機能「まいにち!アンパンマン~カウントしよう!あれから何日?あと何日?」の簡易バージョンを試すことができる。最大4つまで誕生日を登録でき、「あと何日?」というカウントダウンを、アンパンマンとばいきんまんの2種類のアイコンでわかりやすく表示。有料版では、お誕生日以外のカウントダウン、アップ、また35種類のキャラクターアイコンから選べるほか、お誕生日当日にはアンパンマンがなかまたちのケーキでお祝いしてくれるなど機能も充実。iPhoneアプリ「それいけ!アンパンマン」価格:無料Apple iTunes App Store プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年12月15日