ガエル・ガルシア・ベルナルを主演に迎え、アメリカとメキシコの国境を舞台に繰り広げられるサバイバルを描く『ノー・エスケープ 自由への国境』。本作で、ガエル演じる主人公モイセスを追い詰めるのが、「ウォーキング・デッド」シリーズの極悪キャラクター、ニーガン役で知られるジェフリー・ディーン・モーガン。このほど、彼が演じた謎の襲撃者サムとモイセスとの緊迫の本編映像が到着した。メキシコ=アメリカ間の砂漠の国境。不法入国を試みるモイセスと15人の移民たち。だが、突如、彼らに銃弾が襲いかかる。襲撃者は正体不明。摂氏50度。水なし。武器なし。通信手段なし。“自由の国”を目指す命懸けの逃走劇がいま、始まる――。メキシコ=アメリカ間の移民問題にいち早く目をつけ、構想8年をかけて完成したという本作。プロデューサーは『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン、監督と共同脚本を息子ホナス・キュアロンが務め、逃げ場のない空間=砂漠で繰り広げられる衝撃の連続に、一瞬たりとも目が離せない『ゼロ・グラビティ』の原点ともいえる作品を作り上げた。今回到着した映像では、不法入国者を狙う謎の襲撃者サム(ジェフリー・ディーン・モーガン)が乗るトラックを奪うことに成功したモイセス(ガエル・ガルシア・ベルナル)たちをとらえている。一瞬のすきをついてトラックを奪ったものの、中々エンジンがかからず焦るモイセスたち。サムの愛犬トラッカーに襲われる寸前、何とかエンジンがかかり脱出に成功。「シカゴまで直行だ!」と喜びを爆発させるも、驚異的な命中率を誇るサムのたった1発の銃弾により、トラックは大横転。まさに、希望が一瞬にして絶望に変わる緊迫感満載のシーンとなっている。この悪夢からは逃げることはできないのか?この先の展開は!?と気にならずにいられない迫力と緊張感のシチュエーションを、劇場でも味わってみて。『ノー・エスケープ 自由への国境』は5月5日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノー・エスケープ自由への国境 2017年5月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2017年05月04日『最強のふたり』の製作陣と『カンフー・パンダ』『マダガスカル』などのアニメーターが集結したアニメーション映画『BALLERINA』が、『フェリシーと夢のトウシューズ』として8月12日(土)より公開決定。そのティザーポスターと特報映像がお披露目された。物語の舞台は19世紀末、エッフェル塔を建設中の花の都パリ。踊ることが好きな気持ちは誰にも負けない孤児の少女フェリシーは、いつかパリ・オペラ座の舞台に立つことを夢見ていた。ある日、偉大な発明家を志している親友ヴィクターとそれぞれの夢を叶えるため、施設を抜け出し、憧れの街パリを目指すことに。元バレリーナのオデットと運命的な出会いを経て、まだバレエを習ったことすらなかった少女が、情熱と勇気を胸にあたらしい世界に飛び込む。情熱と勇気だけを胸に、フェリシーは夢の舞台に立つことができるのか――。ひとりぼっちの少女が、情熱だけを胸にパリ・オペラ座のバレリーナを目指す物語。実写とアニメーションの豪華制作陣がジャンルの垣根を越えて集結、さらに、振付をパリ・オペラ座バレエ団芸術監督であるオレリー・デュポン、ジェレミー・ベランガールが担当するなど細部にいたるまで美意識と情熱が注ぎ込まれている。届いた特報でも、何かが始まる予感に満ちた花の都パリのいたるところ…セーヌ川にかかる橋の上で、建設中のエッフェル塔の下で、賑やかなお店で、フェリシーは軽やかに跳ね、優雅に踊る様子が映し出される。アニメーションだからこそ描けた、彼女の魔法のようなきらめき、その躍動感には目も心も奪われてしまうほど。フェリシーの声を務めるのは、ニコラス・W・レフン監督の『ネオン・デーモン』、ベン・アフレックの監督&主演作『夜を生きる』、マイク・ミルズ監督の『20センチュリー・ウーマン』など話題作が続き、いまをときめく人気実力ともに若手ナンバーワン女優のエル・ファニング。彼女の親友ヴィクター役には、『アメイジング・スパイダーマン2』や「PRADA」キャンペーンモデルとして抜群の存在感を放ち、カーラ・デルヴィーニュとリュック・ベッソン監督最新作に出演するデイン・デハーンが声優に初挑戦!さらに「コール・ミー・メイビー」の世界的大ヒットで知られるカナダの歌姫カーリー・レイ・ジェプセンが、フェリシーにバレエを教える元バレリーナ・オデット役で参加する。彼女は本作の主題歌も手掛けており、物語の世界をより華やかに盛り上げてくれそうだ。フェリシーの何度でも立ち上がる明るく前向きな姿に、夢を忘れかけた大人も、夢を追いかけている真っ最中の子どもたちも思わず心が踊り出すエンターテインメント。続報にも、注目していて。『フェリシーと夢のトウシューズ』は8月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月21日ライアン・ゴズリング主演の『ドライヴ』で2011年のカンヌ国際映画祭監督賞を受賞し、エル・ファニングを主演に迎えた『ネオン・デーモン』でも賛否両論を巻き起こしたデンマーク出身の映画監督ニコラス・ウィンディング・レフン。このほど、そのレフン監督に、彼の妻である女優リブ・コーフィックセンが迫ったドキュメンタリー映画『マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン』の日本公開が決定した。『ドライヴ』のレフン監督と主演のライアンが再タッグを組み、第2の『ドライヴ』として周囲からの期待を集めた『オンリー・ゴット』。お披露目となった2013年のカンヌ国際映画祭では、観客の想像を遥かに越えた映像美と過激なアクション描写で、上映後は絶賛の拍手喝采と非難の嵐が会場を真っ二つに引き裂いた。本作は、そんな『オンリー・ゴッド』撮影時のレフン監督に、公私共にパートナーである女優リブ・コーフィックセンが迫ったドキュメンタリー。静と動が入り乱れるヴァイオレンス、陶酔を誘う唯一無二の色彩感覚、そして計算しつくされた圧倒的な映像美で、ここ日本でも熱狂的なファンを持つレフン監督が、『オンリー・ゴッド』の撮影場所に選んだのは、祖国から遠く離れたタイだった。前作の世界的成功と周囲の期待、慣れない異国でのトラブル続きの撮影、仕事を捨てて撮影について来た妻との諍い、そして常に賛否が分かれる自らの映画への迷い…。さまざまなプレッシャーが彼を徐々に追い詰めていく――。『プッシャー』(’96)で、24歳のときに監督デビューしたレフン監督。同作は三部作として続編が製作され、カルト的作品を誇っている。トム・ハーディ主演『ブロンソン』や同郷のマッツ・ミケルセン主演『ヴァルハラ・ライジング』で、各国のメディアから「次世代ヨーロッパにおける偉大な映像作家」と称賛を浴び、2011年、ライアン主演の『ドライヴ』で世界的に知られるようになった。『オンリー・ゴッド』での慣れない異国での撮影、家庭内のトラブル、また周囲からのプレッシャーにより苦悩するレフン監督の貴重な素顔が観られるだけでなく、主演を務めたライアンや、『オンリー・ゴッド』でオマージュを捧げたアレハンドロ・ホドロフスキーといった著名な映画人との交流も描かれる本作。妻であり、女優であるコーフィックセンがとらえた、孤高の天才監督の真実の姿に注目だ。『マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン』は7月8日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて2週間限定モーニング&レイトショーにて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月17日『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロンが製作を務め、息子ホナス・キュアロンが監督を務めた『ノー・エスケープ 自由への国境』。本作で主演を務めるメキシコ映画界のスーパースター、ガエル・ガルシア・ベルナルの場面写真がシネマカフェに到着した。メキシコとアメリカ間の砂漠の国境。不法入国を試みるモイセスと15人の移民たち。突如襲いかかる銃弾。襲撃者は正体不明。摂氏50度。水なし。武器なし。通信手段なし。“自由の国”を目指す命懸けの逃走劇がいま、始まる――。本作は、構想8年、奇しくもアメリカではトランプ政権が発足し、公約となる国境の“壁”が世界から注目されているさなかに、アメリカ=メキシコの国境を舞台に繰り広げられる、いま最もタイムリーなサバイバル・エンターテインメント。『バベル』『天国の口、終りの楽園。』のガエル・ガルシア・ベルナルがメキシコからアメリカへ不法入国を試みる主人公モイセスを、「ウォーキング・デッド」シリーズのジェフリー・ディーン・モーガンが不法入国者を襲う謎の襲撃者サムを演じ、逃げ場のない砂漠という空間で衝撃の攻防を繰り広げる。“自由の国”アメリカへ、危険を冒してまで向かう理由とは?まさにこの瞬間、どこかで起きているかもしれない驚愕の“事件”を、呼吸すら忘れてしまうほどの緊迫感で描く。このたび、主人公モイセスを演じたガエルが逃げて、隠れて、戦う場面写真が解禁!甘いマスクと演技力を兼ね備え、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で知られる盟友ディエゴ・ルナと並んでメキシコ映画界随一の人気スターであるガエル。第73回ゴールデン・グローブ賞で自身の男優賞と作品賞の2部門を受賞したドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」での熱演も話題を呼んでいるが、本作でのガエルの力演も必見。先日の第89回アカデミー賞授賞式では、プレゼンターとして登場した際、「メキシコ人として、ラティーノとして、移民労働者として、ひとりの人間として、僕は僕たちを分断しようとするあらゆる形の壁に反対します」と壁建設に対する反発の声を上げるなど、何かと注目を浴びているガエル。本作のプロデューサーにも名を連ねており、本作にかける熱意も伝わってくる。しかし、劇中で彼が演じるモイセスは、正体不明の襲撃者サムに命を狙われ、隠れる場所もなければ、助けを求める手段もない。そんな状況の中、生きのびるために必死になって逃げる写真と、戦うことを余儀なくされ、唯一手にした武器で抵抗する様子が、場面カットではとらえられている。まさに生と死の狭間、極限の中で生きようとする緊張感あふれるガエルの姿を、劇場でも目撃してみて。『ノー・エスケープ 自由への国境』は5月5日(祝・金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノー・エスケープ自由への国境 2017年5月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2017年04月08日シチズン(CITIZEN)から、シチズン エル(CITIZEN)ラインより新作ウオッチが登場する。2017年9月1日(金)より、順次発売する。エシカルなものづくりを提案する、新感覚ラグジュアリーウオッチ「シチズン エル」。今回登場するのは、大粒のダイヤモンドを配したシックで華やかな新デザインモデルと、昨年から人気の「アンビリュナ」コレクションに、漆に限定色を施し、オリジナルブレスレットを合わせた限定モデル、そして西陣オリジナルテキスタイルをバンドに採用した新たな限定モデルだ。「光を際立たせる影」をテーマにした新作ウオッチ光そのものをデザインテーマとしている「アンビリュナ」コレクション。薄霧に包まれてやわらかく光る朧月をイメージした月明かりサファイアガラスが特徴のモデルだ。2017年9月21日(木)発売の新作は、光を際立たせる「影」がテーマに。漆塗りを現代的にアレンジした漆の老舗坂本乙造商店が、丁寧に作り上げた漆玉で影を表現。中心部から外側に向かってできる黒から銀へのなだらかなグラデーションが、美しい輝きを作り出している。「光の輪」をイメージしたオリジナルブレスレットも付属アーティストユニット「モノサーカス」によるオリジナル制作のブレスレットも時計に付属する。3D設計により表現された細く複雑に走る真鍮が美しく光を反射し、光の輪を腕元に纏っているかのように。大粒のダイヤモンドが揺れ動く、「オアシス」をイメージしたウオッチ「オアシス」をテーマに5石のダイヤモンドを大胆に配した新モデルは2017年9月1日(金)発売。ケースベゼルと周囲のリングの間に配置された大粒のダイヤモンドにより、何もないところから湧き水があふれだすオアシスを表現。回転するダイヤモンドが輝きを放ちながら、さらに円弧を描くように、しなやかに揺れ動く。文字板と風防に配されたダイヤモンドは、水と気泡が水面に浮かんでくる様子をイメージしている。伝統的な職人技が光る西陣テキスタイルバンドオリジナル西陣テキスタイルをバンドに用いた「アンビリュナ」新モデルは2017年9月21日(木)に発売される。西陣織の老舗「細尾」で編み上げた白と黒、2種類のバンドをシーンに合わせて使い分けることができる。伝統的なクラフトマンシップが光る細身のバンドはきらきらと輝き、腕元を美しく演出してくれる。ケースには「アンビリュナ」コレクションおなじみのサファイアガラスを採用し、光のうつろいを表情豊かに表現している。【詳細】CITIZEN L新作ウオッチ■CITIZEN L Ambiluna(シチズン エル アンビリュナ)型番:EW5499-54A発売時期:2017年9月21日(木)価格:97,000円+税数量:世界限定 1,000セットガラス:球面サファイアガラスサイズ:ケース径27.3mm/ 厚み 9.4mm詳細:Cal:B035/月差±15秒/エコ・ドライブ/フル充電時約7ヶ月可動/5気圧防水■CITIZEN L(シチズン エル)型番:EW5526-11E※世界限定 3,000個、EW5521-81D、EW5529-80E発売時期:2017年9月1日(金)予定価格:100,000円+税ガラス:球面サファイアガラス(ダイヤモンド2石入り)サイズ:32.5mm/8.3mm詳細:Cal: B036/月差±15秒/エコ・ドライブ/フル充電時約7ヶ月可動/5気圧防水■CITIZEN L Ambiluna(シチズン エル アンビリュナ)・西陣テキスタイル使用世界数量限定モデル型番:EM0608-42X発売日:2017年9月21日(木)価格:66,000円+税数量:世界限定1,500個ガラス:球面サファイアガラスサイズ:ケース径 31.1mm/厚み 9.4mm詳細:Cal:E031/月差±15秒/エコ・ドライブ/フル充電時約6ヶ月可動/5気圧防水・シルバー、ローズゴールドモデル型番:EM0601-84A(シルバー)、EM0608-85X(ローズゴールド)発売日:2017年9月1日(金)価格:シルバー42,000円+税、ローズゴールド45,000円+税ガラス:球面サファイアガラスサイズ:ケース径 31.1mm/厚み 9.4mm詳細:Cal:E031/月差±15秒/エコ・ドライブ/フル充電時約6ヶ月可動/5気圧防水
2017年03月28日監督・主演を務めた『アルゴ』がアカデミー賞作品賞ほか3部門に輝いたベン・アフレック。彼の最新監督・脚本・主演作『夜に生きる』から、ベンやエル・ファニングら出演者たちの熱意が伝わるエピソードとともにメイキング写真が解禁となった。本作は、“ポスト クリント・イーストウッド”としてキャリアを重ねるベンが『アルゴ』以来、5年ぶりに監督・主演をつとめただけでなく、脚本にも自ら関わった入魂の1作。製作にはオスカー俳優のレオナルド・ディカプリオも名を連ねており、ベンの長編初監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』以来となるデニス・ルヘイン原作で、エドガー賞(MWA賞)最優秀長編賞を受賞した同名小説を基にする。ベンは、厳格な家庭に育ちながらもギャングの世界に足を踏み入れる男・ジョーを、スリリングかつ緊迫感あふれる演技で熱演。監督として、豪華キャストたちをまとめあげている。このたび到着したメイキング写真は、魅力的な美女グラシエラを演じたゾーイ・サルダナや、ジョーと恋に落ちるギャングの愛人エマ役のシエナ・ミラーといった実力派女優たちと演出の相談をしている様子や、ジョーの良き相棒・ディオン役を務めたクリス・メッシーナと熱心にカメラチェック行っている場面など、制作現場の熱意が伝わる写真ばかり。それぞれの表情からも、本作の制作に一丸となっている様子が伝わってくる。シエナは「この映画に出演できるなんて、夢が実現したようなもの。でも、私にとってもっと重要だったのは、ベンが脚本を書き、主演し、監督することでした。彼のこれまでの作品を観てきて、この映画に参加できて、こんなに極上の役を演じられるなら、何もかも投げ打っても構わないとさえ思ったの」と語り、ベンとのタッグを熱望したことを明かす。また、『アルゴ』で共演しているクリスも「ベンが監督する映画で彼や他のキャストと共演できるとくればね、迷うはずがありません」と即決で出演を快諾したと語る。さらに、17歳で参加したエルにとっては刺激的な現場となった様子で、力を十二分に発揮することができたという。「ベンはもう最高!みんなが彼を尊敬していて。彼のほうも俳優たちをとても信頼してます。私もベンを心から信頼できました。彼が作ってくれる環境がいいので、みんなが創造性を存分に発揮できました」と絶賛を贈っており、ベンから学んだことは多かったようだ。一方、ベンにとっても、本作は特別な思い入れがあったようで、「映画製作者として、これは、1930年代から70年代にかけて作られたワーナー・ブラザースのギャング映画にオマージュを捧げる素晴らしいチャンスでした。私はそうした映画を観て育ってきました。そういう映画には壮大で無秩序な感覚があり、それが観る者を違う世界、違う時代に連れて行ってくれるのです」と、情熱を傾けたプロジェクトだったと明かしている。監督、俳優陣が心から信頼し合い、楽しみながら良い作品にしようと尽力された本作。濃密かつ重厚なストーリーと、役者陣の名演に期待していて。『夜に生きる』は5月20日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月26日ジュリー・ドゥ・リブラン(Julie de Libran)によるソニア リキエル(SONIA RYKIEL)は3月4日、パリの国立高等美術学校(ボ・ザール)を会場に2017-18年秋冬コレクションショーを開催した。前シーズンからのユニフォームスタイルを継承しつつ、オーガニック素材を用いてナチュラルな要素も加味。また、前衛的な作風で一世を風靡したアーティスト、ニキ・ド・サンファル(Niki de Saint Phalle)の作品から引用したモチーフでアーティスティックな雰囲気にまとめている。特にニキ・ド・サンファルの代表的な彫刻作品『Nana』からインスパイアされた『Les nanas au pouvoir(力みなぎる女子達)』という文字がニットのインターシャとして登場。その他にも、ニキ・ド・サンファルの描いた花と、ブランドのコードである唇のモチーフをミックスしたプリントや、ローエッジのパーツをあしらったアーティーな味付けの花モチーフ刺繍など、ニキ・ド・サンファルのエッセンスが随所に散りばめられていた。マスキュリン・フェミニンなアイテムが趨勢を締めるが、ツイード素材に使用される羊毛糸をステッチしたり、ツイードのパーツをアップリケして装飾性をプラス。ヘムが四角になっているケープコートや、ミリタリー風の金ボタンのフェイクファーコートは、身体をプロテクトするものとしての毛布から着想。得意とするニットについては、今シーズンは手刺繍風のモノクロのジャカードが登場。白い糸が何本も垂れ、途中で刺すのをやめてしまったよう。しかし、それは“未完成という完成”を感じさせ、コレクション全体に貫かれるアーティスティックな側面と絶妙に重なるものだった。
2017年03月22日ソニア リキエル(Sonia Rykiel)は、創立者マダム・リキエルに捧げたカプセル・コレクション「リキエル フォーエバー(RYKIELFOREVER)」を展開。2017年3月15日(水)より世界同時発売され、日本ではエストネーション六本木ヒルズ店のみで限定発売される。「リキエル フォーエバー」は、アーティスティック・ディレクターのジュリー・ドゥ・リブランにより、ソニアリキエルのアーカイブに新たな命を吹き込んだ13のアイテムから構成される。中心となるのは、メゾンのエスプリとも言えるニットとストライプのウェアだ。テーマは「マルチ・パーパス(多目的)」。スリーブレスのセーターに取り付けられたケープ、スカーフと一体となったマルチスリーブのカーディガン、靴下のかかと部分をひじに転用した細身の「プアー・ボーイ」セーターなどが、新しい「ツイン・セット」として登場。テキスタイルにこだわり、手触りが良く最高に柔らかな毛糸を使用した。また、ブランドのアイコンである大胆な配色のカラーストライプのTシャツには、セーターに使用した毛糸で刺繍が施された。どのアイテムも、日々変化する女性のニーズに寄り添いながら、現代的な女性らしさを表現したもの。知性や官能性、ユーモアといった受け継がれる理想の女性像はそのままに、モダンなエッセンスを取り入れた、ユニークなデザインに仕上がっている。【アイテム詳細】リキエル フォーエバー(RYKIELFOREVER)」発売日:2017年3月15日(水)※日本では3月31日(金)まで。場所:エストネーション六本木ヒルズ店住所:東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズ ヒルサイドけやき坂コンプレックス1F・2F【問い合わせ先】エストネーションコールセンターTEL:03-5159-7800(受付時間11:00〜21:00)
2017年03月18日ソニア リキエル(SONIA RYKIEL)の創立者マダム・リキエルに捧げたカプセルコレクション「リキエル・フォーエヴァー(RYKIEL FOREVER)」が3月15日から、全世界で同時発売。日本では、3月31日までエストネーション六本木ヒルズ店のみで期間限定展開される。アーティスティック・ディレクターのジュリー・ドゥ・リブランにより、ソニア リキエルのアーカイブから厳選したアイテムをベースに「マルチ・パーパス(多目的)」をテーマとした同コレクション。メゾンのエスプリとも言えるニットとストライプを中心に、新しい「ツイン・セット」としてスリーブレスのセーターに取り付けられたケープ、スカーフと一体となったマルチスリーブのカーディガン、スカーフとして肩に羽織ったり、ケープとして着用されるデュミ・プル、ニットの靴下のかかと部分をひじに転用した細身の「プアー・ボーイ」セーターなど、全13アイテムがラインアップ。また、同コレクションはイタリア、ベニスに拠点を置くニット工場のミレス(Miles)社により製造され、アイテムに使用されたすべてのボタンにはミレス社のアーカイブからジュリー・ドゥ・リブランが厳選したマダム・リキエルの写真が刻印されている。
2017年03月18日ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』を手がけた監督コンビ、ジョン・マスカー&ロン・クレメンツが来日し、取材に応じた。2人は『リトル・マーメイド』(89年)、『アラジン』(92年)でも共同監督を務め、ディズニー黄金期を支えたベテランだ。映画はポリネシアの島々で語り継がれる神秘的な伝説をモチーフに、“海に選ばれた少女”モアナが葛藤しながら、自分の進むべき道を見出す感動ファンタジー。「以前からオセアニア地域の文化に興味があったし、海を個性あふれる1つのキャラクターとして描きたかったんだ」(マスカー監督)、「その通り。3週間の現地リサーチで出会ったポリネシアの人々が抱く海への敬意は、大いにインスピレーションを与えてくれたんだ」(クレメンツ監督)。そんな大海原を駆けるヒロインが、冒険心あふれる16歳の少女モアナだ。彼女は海への強い憧れを抱く一方で、村長である父親から、後継ぎとして島のリーダーになることを期待されている。また、若き日の父親が経験した辛い出来事も、モアナと海を遠ざける一因だ。父親がモアナに対して「お前は女の子なんだから」とは言わない点は、似たような家族環境を描いた最近のディズニー作品『メリダとおそろしの森』とは大きく異なっている。「確かにモアナが女性である事実は、物語上の設定でしかない。彼女は愛する家族と人々が暮らす島を担う、次世代のリーダーとして、葛藤をしているんだ。その点はとても現代的で、進歩だと思う。実はシナリオの初期段階では、もう少し性別にまつわるテーマを描いていたが、物語を練り上げる過程で、それは本質的な問題じゃないと気づいたんだ。伝えたいのは、あくまで自分の居場所を見出す苦労と大切さだからね」(マスカー監督)“自分の居場所を見出す”というメッセージは、主題歌「How Far I’ll Go」にも深く刻まれている。手がけたのは現在、ミュージカル界に旋風を巻き起こしているソングライターのリン=マニュエル・ミランダだ。「共同作業を重んじ、献身的に取り組んでくれた。初期のバージョンはモアナの逃避願望が強かったんだけど、より彼女の責任感や葛藤を盛り込んでくれたおかげで、深いテーマ性をもった楽曲に仕上げてくれたよ」(クレメンツ監督)ちなみに『リトル・マーメイド』の主人公アリエルは、モアナと同じ16歳。もしも、海の中で出会ったら、仲良くなれそう?「あははっ、責任感が強いモアナに比べると、アリエルは未熟で反抗的かもしれないな」(マスカー監督)、「衝動的なアリエルのせいで、モアナがトラブルに巻き込まれたりね(笑)。そうしたら、アリエルにお説教さ。そういう意味ではケンカしつつ仲がいい姉妹みたいな関係になれるかもしれないね」(クレメンツ監督)(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月10日ソニア リキエル(Sonia Rykiel)は、パリ・ファッション・ウィークで2017-18年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。今シーズンは、アーティストのニキ・ド・サンファルに想いを馳せた。アート活動を通して女性の人権を唱えるニキを花のモチーフで象徴化させた。ソニア リキエルのアイコンであるリップモチーフと重ね合わせたプリントパンツやシャツは、ポップな仕上がり。また、ランウェイに飾られたニキによるハート型オブジェと連動させ、プリーツ加工でくちゃくちゃとさせたドレスも存在する。彼女の制作活動をイメージしたドレスも登場。キャンバス風の白地素材に、色を入れ絵を描くように、装飾を施したドレス。曲線的にランダムに配されたローエッジのフリルは、女性の官能性を表したもので、女性のパワーを詩的に表現したのだろうか、アクセントにはミリタリー調の金ボタンが用いられている。シルエットはフルレングスのロングスタイルで、立ち襟でその長さを強調させた。また、ソニア リキエルのコードとなったツイードは、ニキの作品からインスピレーションを得てサイケデリックなカラーで表現。赤、白、黄の鮮やかな色彩が交わったツイードは、ドレスとなり、ジャケットとなり形を変えて登場する。さらに、テキスタイルの枠を超えて、アグレッシブにファッションに携わるピースも。ツイードを砕いて編み糸にして、ニットやドレスの刺繍糸として採用し、あえて糸を垂らしてたままの花のモチーフを描いたニットやドレスもラインナップした。装いは全て纏う者=女性を意識して制作されている。身体を包み込み安心感を与える毛布のようなビッグサイズコート、ゴムウエストで活動しやすいジョガーパンツ。パッチワークしてデザイン性を加えたミリタリージャケットやデニムジャケットも提案されている。
2017年03月10日エル カフェ(ELLE cafe)が3月1日から31日までの1ヶ月間限定で、五感で桜を楽しむための“桜フェア”を全店で開催する。同フェアでは、希少な白い品種の「淡雪いちご」が主役となった桜フレーバーのスムージーと豆乳ホイップのビーガンデザート、スムージーボンボンの「桜ベリー」(1,800円)をはじめ、デイリーフリー(乳製品不使用)のホットアーモンドミルクに、桜シロップと自家製チェリーコンポートシロップをミックスした「桜アーモンドミルク」(700円)、低糖質&植物性のココナッツヨーグルト「コヨ」に桜の塩漬けとあんこで和風テイストにした「桜あん&チェリーコンポート」(980円)や、桜風味のカスタードとあんこを詰めて自家製チェリーコンポートをトッピングした「桜カスタード&ダークチェリー」(750円)が登場する。
2017年02月27日フォート(_Fot)の2017年春夏コレクションが、ビームス(BEAMS)、1LDK アパートメンツ(ワンエルディーケー アパートメンツ)、スティーブン・アラン(Steven Alan)などで2017年2月中旬より順次発売される。フォートが提案するのは、日本生産による木工職人と制作したウッドヒールのシューズやアクセサリー。セカンドコレクションとなる今シーズンは、デビューに引き続きアイコンとなるウッドシリーズを軸としている。そして、新作として春夏の爽やかな装いに合うミュールやフラットサンダルを加えた。また、刺し子のコットン素材を取り入れ、より軽やかなムードに仕上げている。新たに加わったバングルやイヤリングは、木そのももの質感を生かしたアイテム。彩り鮮やかになる暖かな季節に、そっとアクセントとして手元に、耳元に添えてみてはいかがだろう。【詳細】フォート 2017年春夏コレクション発売時期:2017年2月中旬~取扱い店舗:ビームス、1LDK アパートメンツ、スティーブン・アラン価格(一例):・fabric tote 25,000円+税・flat leather bag 33,000円+税・plywood earrings 25,000円+税・plywood bangle 14,000円+税・flat leather sandals 36,000円+税【問い合わせ先】キーロTEL:03-3710-9696
2017年02月26日女優のリンジー・ローハンが、『リトル・マーメイド』の実写版で主役アリエルを演じたいと考えているようだ。歌やダンスが満載のディズニーの人気アニメの1つである同作品に出演を熱望するリンジーは18日、自身のインスタグラムにアリエルとの写真のコラージュを投稿し、「『リトル・マーメイド』のアリエルとして私はまた歌を歌うわ」とコメント。さらに、妹アリが主題歌を歌うことや、ビル・コンドンが監督を務めること、フィットネス・エキスパートのクリステン・グラハムが悪役ウルスラ役を演じる事をディズニーに求めた。しかし現在、このリンジーのコメントはシンプルに「#thelittlemermaid」へと変更されている。昨年5月、ディズニーは2010年作『アリス・イン・ワンダーランド』や2014年作『マレフィセント』、2015年作『シンデレラ』に続き、『リトル・マーメイド』の実写版も製作することを発表していた。リン=マニュエル・ミランダがアカデミー賞受賞経歴を持つソングライターのアラン・メンケンとともに劇中の音楽を手がけると見られているものの、昨年5月の発表以来あまり多くの情報は発表されていない。(C)BANG Media International
2017年02月21日クロエ・グレース・モレッツが実写版『リトル・マーメイド』のアリエル役を降板して以来、新たなキャストは発表されていない。そこで、アリエルと同じ赤毛のリンジー・ローハンがインスタグラムにて名乗りを上げた。アニメのアリエルと自分のセルフィーを横並びにした写真をインスタにアップしたリンジーは、「『リトル・マーメイド』のアリエルとして、また歌うわ」と宣言。さらにディズニーのアカウント宛に「監督はビル・コンドンで、妹のアリアナに主題歌を歌わせて。ウルスラ役には私のトレーナーがいいわ」との要求まで。しかし、さすがに要求が多すぎると思ったのか、これらのコメントを削除し、現在は「#リトルマーメイド」のハッシュタグだけが残されている。また、リンジーは出世作『ミーン・ガールズ』の続編製作にも積極的。トーク番組「The View」に出演したリンジーは、同作がいまだにカルト的な人気を集めていることに触れ、「(脚本を書いた)ティナ・フェイも、(プロデューサーの)ローン・マイケルズもパラマウントも忙しいのはわかっているわ。でも、続編製作が実現するまで、私は彼らに強く訴えていくつもりよ!」と誓った。(Hiromi Kaku)
2017年02月21日『人生はビギナーズ』でゲイの父親を描き、絶賛を受けたマイク・ミルズ監督が、今度はアネット・ベニングを主演に自身の母親をテーマにした『20センチュリー・ウーマン』。このほど、その公開日が6月3日(土)に決定し、ミルズ監督がアカデミー賞脚本賞にノミネートされている本作から、ティザービジュアルと30秒特報が解禁となった。1979年、サンタバーバラ。シングルマザーのドロシア(アネット・ベニング)は、思春期を迎える息子ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)の教育に悩んでいた。ある日、ドロシアはルームシェアで暮らすパンクな写真家アビー(グレタ・ガーウィグ)と、近所に住む幼馴染みでジェイミーとは友達以上恋人未満の関係、ジュリー(エル・ファニング)に「複雑な時代を生きるのは難しい。彼を助けてやって」と頼む。15歳のジェイミーと、彼女たちの特別な夏がはじまった――。マイク・ミルズが自身の母親をテーマに描く、6年振りの最新作となる本作。第89回アカデミー賞では脚本賞(オリジナル)において自身初のノミネートを受けている。自由奔放なシングルマザーを演じ、第74回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル/コメディ部門主演女優賞にノミネートされたのは、アネット・ベニング。さらに、『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』のグレタ・ガーウィグ、『ネオン・デーモン』のエル・ファニングといった各世代を代表する女優が集結。また、監督の分身ともいえる少年ジェイミーを演じた新人の美少年、ルーカス・ジェイド・ズマンの瑞々しい演技も絶賛を受けており、『スポットライト 世紀のスクープ』のビリー・クラダップらも脇を固めている。今回解禁された30秒特報では、77年にデビューした「トーキング・ヘッズ」をバックに、それぞれのキャラクターととともにアネット演じる母の人柄がわかるシーンが随所に盛り込まれている。15歳の少年が3人の女性たちと過ごしながら成長していくひと夏の物語が、ミルズ監督独特のシュールなユーモアと映像センスによって紡がれていく。なお、3月末にはミルズ監督のプロモーション来日も予定されているというから、引き続き注目していて。『20センチュリー・ウーマン』は6月3日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月16日19歳で監督デビューして以来、次々と傑作を発表しているカナダの若き天才、グザヴィエ・ドラン監督。昨年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した『たかが世界の終わり』は、死期の迫った人気作家が12年ぶりに家族を訪ねる半日の物語。互いにうまく気持ちを伝えられず、受け取れず、すれ違う家族の様子が胸に迫る。疎遠だった家族と向き合う決意で帰郷する主人公・ルイを演じるのはギャスパー・ウリエル。若手の美形として10代から活躍し、2014年の主演作『サンローラン』の熱演も記憶に新しい彼とドラン監督の出会いは、このうえなく繊細な家族の物語を生み出した。まだ20代のドランの作風は一作ごとに進化していて、今回は彼らしさを芯に残しながらも、これまでとは違う大人の映画という趣だ。「僕自身、その通りだと思う。テーマだけではなく、ストーリーの語り方や演出にも成熟が表れていると気がする。以前はやや誇張もあったけど、今回はかなり無駄なものを削ぎ落とした演出になっていると思う」。無駄を削ぎ落とすといえば、彼が演じるルイの演技にも当てはまる。主人公でありながら、心のうちを発散することなく、激しくぶつかり合う家族1人1人にとって触媒のような存在だ。「そうだね。僕にとって、ルイを演じるのは挑戦でもあった。映画に描かれるエモーションの大部分が、彼を媒介として起動させる設定になっているから。その意味でキャラクターに託された責任は大きかった。他者の言葉に耳を傾け、それに対して言葉ではなく、沈黙の中で最大限にリアクションを表現する。さらに主人公としての存在感を保つというのも、挑戦のしがいがあった」。台詞に頼らない表現の助けとなったのは、ドラン監督が選択した俳優の顔をクローズアップするという手法だった。「おかげで比較的、楽に演じられたと思う。今回は90%ぐらいがクローズアップなので、自分で表現するスペースをしっかり与えられる感覚があった。ほんの些細な表情、ディテールも、グザヴィエはちゃんとキャッチしてくれる。内に深く秘めたものを大げさに表現せずとも、とらえてくれると分かっていたから」。クローズアップを多用することで、この家族の持つ息苦しさが表現できたという。「もう1つ言えるのは、沈黙は言葉よりもより雄弁だということ。ジャン=リュック・ラガルスの原作から伝わるのは、いくらしゃべり倒したところで本当に大切なものは全然出てこないということ。ちょっと逆説的だけどね」。12年ぶりに帰郷したルイを迎えた家族は、沈黙を恐れるようにしゃべり続ける。「言葉が仮面の役割のような形で機能している。ルイ以外の家族は、しゃべることで空間を飽和状態にして、その結果、ルイが何か言おうとするのを阻むことにもなる。沈黙が生まれ、自分自身と向き合わなければならないのが怖くて、ルイ以外はみんなしゃべりまくっているんだ」。この映画ほど極端ではなくとも、誰しも似たような経験は覚えがありそうだ。家族ゆえの気持ちのすれ違いやコミュニケーションの難しさは「普遍的なテーマだと思う」とギャスパーは言う。「僕自身、演じていて『あ、これは…』と自分に当てはまる部分がいくつもあった。きっと映画全体というよりも、あるシーンに思い当たる節があって自己投影できる、そういう作品だと思う。ラガルスによる言葉の力であり、映画そのものの力でもあるけど、家族間の葛藤を知る人なら共感する、ユニバーサルな価値を持つ作品だと思う」。それにしても、主演級ばかりが揃う豪華なキャスティングだ。兄の帰還を無邪気に喜ぶ妹はレア・セドゥ、確執のある兄はヴァンサン・カッセル、口下手な兄の妻にマリオン・コティヤール、そして自己中心の派手な母親はナタリー・バイ。全員がフランス映画のみならずハリウッドでも活躍している。「優れた共演者と組むのはエキサイティングな体験だし、それによって自分自身をレベルアップできる。特に今回は素晴らしい人たちばかりで、とても刺激を受けた。本当にうまい俳優と共演すると、彼らは僕を想定外の域まで導いてくれるからね。常に驚かされ続けていたよ」。そんな彼らをまとめる監督はまだ20代。映画祭の授賞式ではほかの受賞者のスピーチに涙ぐむほど繊細な若者は、現場ではどんな様子だったのか。「本当にうそがない人。正直で、すごく涙もろくて、ちょっと大げさじゃないかと取られたりもしている。確かに、あそこまで心をむき出しにする人は珍しいね。撮影現場でも、彼が僕らの演技を見ながら涙をためているのを何度も見かけたよ。でも、それが彼のパワーになってるんだと思う」。ギャスパーは現在32歳。昨年、パートナーとの間に息子が誕生し、「ようやく父親という役目の難しさが分かってきた。その割には報われないこともね」と笑う。俳優としても、青年から大人の男性の役への過渡期にある。「自分の限界をもう少し遠くまで押し広げられるもの、新しい側面を引き出してくれるものを基準に出演作を選んでいるよ。守りに入っていた時期もあったけど、いまは違う。ネルソン・マンデラの『私は絶対負けない。勝つか、学ぶかのいずれかだ(I never lose. I either win or learn)』という言葉が大好きなんだ。いつもそれを念頭に置いている」。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:たかが世界の終わり 2017年2月11日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開(C) Shayne Laverdière, Sons of Manual
2017年02月07日“若き美しき天才”グザヴィエ・ドランが、ギャスパー・ウリエル、ヴァンサン・カッセル、マリオン・コティヤールらフランスを代表する名優たちと組み、カンヌ国際映画祭にてグランプリ受賞を獲得した『たかが世界の終わり』。2月11日(土)に迫った日本公開を前に、12年ぶりにわが家に帰ってきた主人公を愛してやまない母を演じたナタリー・バイと、その妹を演じたレア・セドゥのインタビュー映像がシネマカフェに到着した。鮮烈なデビューを飾った『マイ・マザー』から、カンヌ審査員賞の『Mommy/マミー』、そして本作まで、映画界のみならず世界のカルチャーシーンに衝撃を与え、閃光を放ち続ける27歳、グザヴィエ・ドラン。最新作でドラン監督が切り撮るのは、愛しているのに傷つけ合う“ある家族の1日”。自らの死を家族に伝えるために、12年ぶりに帰郷する人気作家。うまく想いを伝えられないその姿は、まさにミスコミュニケーションに陥った現代の家族の姿そのものだ。今回到着したのは、『アデル、ブルーは熱い色』で女優として初めてカンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝き、本作では主人公の兄ルイ(ギャスパー・ウリエル)に憧れる妹シュザンヌを演じるレア・セドゥと、ドラン監督とは『わたしはロランス』に続くタッグで息子を理解できない母マルティーヌを演じたナタリー・バイの、カンヌの地でのインタビュー映像。2人は、大好きな兄/息子との久しぶりの再会に好きな料理を用意したり、慣れないオシャレをしたりと、主人公の帰郷を心待ちにして“歓迎”する側だ。本作は「言葉に表されないこと」について描かれていると語るレアは、「愛する人に対して自分を表現することは不可能に近く、そこには必ず誤解が生じるということにフォーカスした作品」であり、だからこそ人々の心を動かすという。加えてナタリーも、「言葉よりも沈黙がパワフル」だと表現する。また、撮影現場でのドラン監督を、ナタリーが「彼は私たちと一緒に演技するの」と説明すると、「一緒に泣いて、一緒に笑ってくれる」とレア。「彼自身がとてもワクワクしていて、ハッピーでエネルギーを分けてくれる」と明かし、俳優としても活躍するドランだからこそ、演技自体にものめり込み、自由で若さあふれる独特の撮影現場についてふり返っている。そしてカンヌ国際映画祭について、みなドランを愛しているから「とても嬉しい」と語り、「グザヴィエは愛すべき、皆の心を揺さぶる存在なの」とドランへの愛を表している。『たかが世界の終わり』は2月11日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:たかが世界の終わり 2017年2月11日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開(C) Shayne Laverdière, Sons of Manual
2017年02月02日エル カフェ(ELLE cafe)がフラグメント(fragment)がプロデュースするチョコレートを2月9日から、クッキーを3月3日から数量限定で発売する。今回発売されるフラグメントプロデュースのチョコレート&クッキーは、「HEALTHY & BEAUTY~食から美しく~」をコンセプトに掲げるエル カフェらしいオーガニックやグルテンフリーといった要素もあわせもっており、第一弾のチョコレートは「石」をテーマにチョコレート ペブル(缶3,500円/真空1,800円)を、第二弾のクッキーでは「タイル」をテーマにぐり点フリータイル(缶3,500円)と2ヶ月連続で発売される。なお、エル カフェオンラインショップでチョコレートが2月1日から、クッキーが3月1日から先行予約も開始される。
2017年02月01日映画『エル ELLE』が2017年8月25日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。監督は『氷の微笑』のポール・ヴァーホーヴェン監督。主演はフランスの至宝イザベル・ユペールだ。彼女は本作で第89回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされている。イザベル・ユペール演じるミシェルは、ゲーム会社でCEOとして働いていたがある日自宅で覆面を被った男に襲われる。自分のペースを崩さず何事もなかったかのように日常生活を送るミシェルだったが、襲われた記憶がフラッシュバックし彼女を蝕み始める。自分をもてあそんだ犯人の正体を突き止めるべく、周囲に探りを入れていくミシェルだったが、やがて自身に潜んでいた欲望や衝動に突き動かされ、周囲を巻き込み波乱を巻き起こしていく――。カンヌ国際映画祭での上映時も衝撃的な内容が話題になった本作、今夏の日本での公開に期待が高まる。【詳細】『エル ELLE』公開日:2017年8月25日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー監督:ポール・ヴァーホーヴェン出演:イザベル・ユペール、ローラン・ラフィット配給:ギャガ© 2015 SBS PRODUCTIONS – SBS FILMS– TWENTY TWENTY VISION FILMPRODUKTION – FRANCE 2 CINÉMA – ENTRE CHIEN ET LOUP
2017年01月29日アメリカのシンガーソングライター、アリエル・ポールが28日、東京・渋谷のJZ Brat Sound of Tokyoで「Amazon Music プレゼンツ アリエル・ポール スペシャルショーケース」を開催。同イベントには、AmazonのCMに出演している俳優の吉田悟郎、犬のゼウスもスペシャルゲストとして駆け付けた。Amazonプライム会員50組100人を招いて行われた同イベントは、AmazonプライムのCMソング「You and Me」を内山肇とともに共作したアメリカ在住の人気シンガーソングライター、アリエル・ポールのイベント。トークを交えながら新曲「Everyday,Every Way」や「I Know」を含めた全5曲が披露され、最後にはCM曲の「You and Me」を熱唱して訪れた会員たちを感動させた。イベント中のトークでは、AmazonのCMの話題となり、アリエルは「初めてCMを見た時は鳥肌が立ちました。短いCMでしたが、まるで映画のように切なさや悲しさなどいろんなストーリーが盛り込まれており、ワンちゃん(ゼウス)の表情も可愛らしかったです。こんなに素晴らしいCMになって私もうれしいです」と感想を。同CMで使用された「You and Me」は、内山肇が書いた曲をアリエルが作詞を担当し、大ヒットを記録しているが、「ある夜にコンピューターの横で過ごしていたら連絡があり、それからプロデューサーさんやみんなと集まってストーリーを作りました。肇さんの曲を聴いた時は『何て美しい曲なんだ!』と思いましたし、自分が歌詞を書いて何度かやり取りをしてできあがり、大満足の出来になりました。本当に美しい曲ですよね」と満足そうだった。イベントの最後にはCMでパパ役を演じた吉田悟郎が犬のゼウスを引き連れて登場。アリエルに花束を手渡した吉田は「裏でこっそりアリエルさんの歌声を聴かせてもらったんですが、僕の人生を変えてくれたCMの曲なので、ゼウスくんと一緒に聴くことができて感動しました」と感謝の言葉を口にし、アリエルも「吉田さんと同じで、このCMは私の人生を変えてくれました。CMの中で名演技を見せてくれた吉田さんとゼウスくん、本当にありがとうございました」と涙ぐんでいた。
2017年01月28日ミュウミュウ(MIU MIU)2017年春夏コレクションのシーズンビジュアル「Suddenly Next Summer(夏は突然に)」が発表された。ビジュアルには、映画『ネオン・デーモン』が公開中の女優エル・ ファニングやカレン・エルソン、キャロリン・マーフィー、ララ・ストーンといった、ファッション界のアイコンたちが登場。舞台となったのは、サマームービーを彷彿とさせる太陽の光が降り注ぎ、開放感に満ち溢れたカリフォルニアのビーチだ。切り取られたリュクスなレザーバッグや花と刺繍のアップリケが施されたスイムキャップは、今シーズンのアイコニックアイテムの1つ。またコートやニットビキニをはじめとする、あらゆるアイテムのプリントは拡大され、コラージュによって多面的に表現された。【クレジット】フォトグラファー:アラスデア・マクレラン(Alasdair McLellan)主演:エル・ファニング(Elle Fanning)、ソニア・ベン・アンマー(Sonia Ben Ammar)、キャロリン・マーフィー(Carolyn Murphy)、ララ・ストーン(Lara Stone)、エルサ・ブリシンガー(Elsa Brisinger)、カレン・エルソン(Karen Elson)、ビルギット・コス(Birgit Kos)、メイヨーワ・ニコラス(Mayowa Nicholas)、エレン・ローザ(Ellen Rosa)【問い合わせ先】プラダ ジャパンカスタマーリレーションズTEL:0120-559-914
2017年01月21日ミュウミュウ(MIU MIU)が、フォトグラファーアラスデア・マクレラン(Alasdair McLellan)による広告キャンペーン第3弾となる2017春夏広告キャンペーン「夏は突然に」(Suddenly Next Summer)を発表した。同広告キャンペーンでは、エル・ファニング(Elle Fanning)、キャロリン・マーフィー(Carolyn Murphy)、ララ・ストーン(Lara Stone)といったファッション界のアイコンと、ソニア・ベン・アンマー(Sonia Ben Ammar)、エルサ・ブリシンガー(Elsa Brisinger)、カレン・エルソン(Karen Elson)、ビルギット・コス(Birgit Kos)、メイヨーワ・ニコラス(Mayowa Nicholas)、エレン・ローザ(Ellen Rosa)ら新星女優たちが登場。舞台は、1962年のイタリア映画『追い越し野郎』や、1965年のアメリカ映画『ビンゴ・ パーティ』といったサマームービーを彷彿とさせる、太陽の光が燦々と降り注ぐ開放感に満ち溢れたカリフォルニアのマリブにあるポイントデュームのビーチ。根底には現代における女性らしさの概念があり、そして「女優」、「イット・ガール」、「モデル」、「セレブリティ」といった曖昧な言葉を問い直そうとするブランドの精神が投影された。
2017年01月21日“『ドライヴ』を越える衝撃”、“レフン版『ブラック・スワン』”ともいわれる現在公開中の『ネオン・デーモン』。公開週ではミニシアターランキング1位を獲得し、全国で満席続出という大盛況ぶりの中、SNSでは賛否分かれるクチコミで騒然となっている。そんな本作で主演を務めるエル・ファニングのみならず、姉ダコタ・ファニングも美しく成長を遂げている。ハリウッドセレブの美女姉妹としては、メアリー=ケイト&アシュレイに女優のエリザベスのオルセン姉妹や、ケンダル&カイリー・ジェンナーに父親違いのカーダシアン姉妹などが知られている。その中でも、いま一番ホットなのが、このエルとダコタのファニング姉妹だろう。ソフィア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』、J.J.エイブラムス監督の『SUPER8/スーパーエイト』などで注目を集め、ディズニー『マレフィセント』のオーロラ姫で大ブレイクしたエル。その透明感あふれる奇跡のような美しさで世界中を魅了し、本作を手掛けたニコラス・ウィンディング・レフン監督も「カメラが恋する美しさ」と絶賛を贈る。また、4つ歳の離れた姉ダコタは『I am Sam アイ・アム・サム』で世界中を感動の渦に巻き込み、その類まれなる才能は当時、数々の映画祭で高い評価を受けた。これまで映画業界を中心に活躍してきたが、近年のハリウッドの潮流にならってかTVドラマに初出演することが決定。サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、リアーナらとともに、女性版『オーシャンズ11』こと『Ocean’s Eight』(原題/18年公開)にも出演する。また、エルもベン・アフレック監督・主演『夜に生きる』、アネット・ベニング主演『20センチュリー・ウーマン』の日本公開が控えており、待機作も続々。2人でファッション誌の表紙を飾り、普段からお互いにプレゼントを贈り合うという仲の良さで知られる、美しすぎるファニング姉妹。かつては、ジブリの名作『となりのトトロ』でサツキ(ダコタ)とメイ(エル)の英語版吹き替えをつとめたこともある。世界が一番目を離せない美女姉妹そろっての活躍には、今後も注目しておきたいところだ。まずは、大ヒットスタートを果たし、早くも話題沸騰中の『ネオン・デーモン』だ。ファッション業界を舞台に、“美”に執着する悪魔のような女たちの残酷な悲劇に圧倒される人が続出する中、今回、新たな場面写真が到着。エルの“悪魔級”の美しさを堪能してみて。『ネオン・デーモン』はTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ネオン・デーモン 2017年1月13日より全国にて公開(C) 2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch
2017年01月21日第74回ゴールデン・グローブ賞において作品賞、および主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされたアネット・ベニング主演『20TH CENTURY WOMEN』の邦題が、『20センチュリー・ウーマン』に決定。6月に日本公開される。本作は、前作『人生はビギナーズ』(’10)で、自身のゲイの父親を描き絶賛を受けたマイク・ミルズ監督が、今度は自身の母親をテーマに描いた6年振りの待望の新作。主演のアネットは、思春期の息子ジェイミーの成長に悩む愛情あふれるシングルマザーの母親ドロシーを熱演し、ゴールデン・グローブ賞をはじめ各賞でノミネート。また、ジェイミーの同級生役で『ネオン・デーモン』『夜に生きる』のエル・ファニング、ドロシーの家に間借りするパンクな写真家役に『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のグレタ・ガーウィグと、いま旬の注目女子も顔を揃える。アネットは、過去に『アメリカン・ビューティー』『キッズ・オールライト』などでアカデミー賞に4度ノミネートされるも受賞に至らず、オスカー無冠の名女優として知られている。本作ではキャリア最高の演技と絶賛されており、5度目のノミネートにして、ついに念願の初受賞となるのか、いまから期待がかけられている。1979年のアメリカ・サンタバーバラを舞台に、アネット、エル、グレタが体現する“20世紀を生きた女性たち”の物語にこれからも注目していて。『20センチュリー・ウーマン』は6月、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月19日エル・ファニングを主演に、『ドライヴ』『オンリー・ゴット』などで映画ファンの度肝を抜いてきたデンマーク出身の鬼才ニコラス・ウィンディング・レフンが贈る『ネオン・デーモン』。先週末1月13日(金)より公開となった本作は、土日2日間とも全国の劇場で満席続出、ミニシアターランキング1位を獲得する大ヒットスタートとなっていることが分かった。エル・ファニングが田舎からLAに出てきたばかりの新人モデル、ジェシーを熱演する本作。さらにジェナ・マローン、ベラ・ヒースコート、アビー・リーといった注目女優たちが競演するほか、カメラマン志望の青年に『LOVE【3D】』のカール・グルスマン、ジェシーが泊まるモーテルの支配人にキアヌ・リーブスと脇を固めるキャスト陣も話題を呼んでいる。初日13日(金)にはTOHOシネマズ新宿で夜の回が満席、翌14日(土)には前日の時点でTOHOシネマズ新宿の初回から4回目までが満席となったほか、メイン館のTOHOシネマズ六本木ヒルズでも初回から4回目まで、TOHOシネマズ流山おおたかの森でも満席が出るなど、初日から3日間で計15回が満席に。日曜日もその勢いは止まらず、全国で満席の回が続出する盛況ぶり。土日2日間で観客動員5,193名、興収675万6,300円、初日~3日間累計で動員7,030名、興収は933万0,100円となっている。客層は、男女比6対4と男性の比率がやや高く、20代~40代を中心にシニア層まで幅広く集客。レフン監督の最新作ということで映画ファンはもちろん、ファッションやカルチャー好きなカップル、夫婦などでの鑑賞も見られた。また、SNSも大盛上がりを見せ、「レフン監督史上、最高傑作!」「今年のぶっちぎりナンバー1! エル・ファニングが美しすぎる!」「脳に直接刺さるような映像と音楽にクラクラ!」など興奮の書き込みレビューを始め、「気持ち悪い! 1回見たら頭から離れない! 」「今年NO.1の問題作!」「観に来たカップルが上映後も立ち上がらず、地獄みたいな顔をしてた」など好奇心をかき立てるようなレビューもあり、騒然となったカンヌ同様、賛否分かれるクチコミが飛び交っている。『ネオン・デーモン』はTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ネオン・デーモン 2017年1月13日より全国にて公開(C) 2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch
2017年01月17日シチズン(CITIZEN)のレディスウオッチ「シチズン エル(CITIZEN L)」の期間限定ストアが2017年1月11日(水)から2月2日(木)まで、新宿・ビームスジャパンにオープンする。シチズン エルは、シチズン時計の技術力と伝統工芸をエシカルな視点で組み合わせたコレクションを展開し、腕時計で日本のものづくりの魅力を発信。ジュエリーのようなファッション性の高いデザインで、ドレスを纏ったときのような高揚感を届ける。期間限定ストアでは、“おぼろ月”を思わせるアイコンウォッチ「シチズン エル アンビリュナ」をはじめ、日本展開されている全モデルを手にとって試着できるコーナーを設けている。またノベルティとして購入者先着で、自転車バッグ専門店「フレドリックパッカーズ」のビームスジャパン×シチズン エルによる限定カラーポーチをプレゼント。さらに、期間中は両者のロゴが配されたコラボレーショングッズも販売される。グラフィックデザイナー・鈴木直之がデザインしたTシャツは、光や時の移ろいを形と素材で表現した。三角形などの図形を拡大・縮小、分割あるいは反転などを加えながら組み合わせた模様に、反射する素材を組み合わせ、昼夜の光の違いや見る角度・位置からその瞬間だけの表情が生まれるデザインとなっている。他にもオリジナルトートバッグなど、ここでしか手に入らない特別仕様のアイテムが展開される。【詳細】CITIZEN L x BEAMS JAPAN POP-UP STORE期間:2017年1月11日(水)〜2月2日(木)場所:ビームス ジャパン 1F イベントスペース住所:東京都新宿区新宿3-32-6営業時間:11:00〜20:00(不定休)■コラボレーショングッズ・CITIZEN×BEAMSJAPAN オリジナルデザイントートバッグ 2,500円+税・CITIZEN×BEAMSJAPAN オリジナルデザインTシャツ 4,000円+税カラー:ネイビー・鈴木直之デザインTシャツ 各4,000円+税カラー:ホワイト・ブラック・ブルー※袖にコラボレーションロゴ入り。
2017年01月14日2016年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、賛否両論を巻き起こしたニコラス・ウィンディング・レフン監督の最新作『ネオン・デーモン』。このほど、エル・ファニングとアビー・リー演じるモデル同士が、「あの子には負けたくない」とばかりに火花を散らす緊迫のオーディションシーンの本編映像が解禁となった。2012年、世界に最上級の興奮をもたらした『ドライヴ』のレフン監督の最新作となる本作は、究極の美を追い求めるファッション業界の裏側に渦巻く欲望を、白昼夢のような幻想的かつ煌びやかな映像で描いた衝撃のサスペンス。『マレフィセント』のオーロラ姫として透明感あふれる愛らしさで人気となったエルが、ファッション業界に染まり、純真な少女からダークサイドに目覚めていく新人モデルを鮮烈に演じている。そんな中、解禁となったのは、美女同士が意地とプライドと魂をぶつけ合う世にも恐ろしい(!?)本編映像。モデルになるためロサンゼルスへとやってきたジェシー(エル・ファニング)は、トップデザイナー・ロバート(アレッサンドロ・ニヴォラ)のショーを飾るモデルのオーディションに参加する。ロバートは、同じくオーディションに参加していたベテラン美女モデルのサラ(アビー・リー)には目もくれず、ひと目でジェシーの美しさに圧倒され虜になってしまう。自分を差し置いて、目の前で新人のジェシーが選ばれたことで掻き乱れるサラの感情。嫉妬と憎悪をむき出しにする、その表情の変化にはゾッとさせられる。この緊迫のシーンについて、先日行った電話インタビューで「このシーンが一番好きだ」と語っていたエル。「ある意味、この映画の言わんとしていることを凝縮しているようなシーンだから。ランウェイを歩いたことはなかったから、スーパーモデルのアビー・リーにランウェイの歩き方を教えてもらったの。腕は動かさない、足は交差して歩くとか」と撮影中をふり返って語る。劇中ではライバル同士だが、アビー・リーやベラ・ヒースコート(ジジ役)、ジェナ・マローン(ルビー役)との共演に、「彼女たちが私に意地悪をしなくちゃいけないシーンでも、笑い声が絶えないような現場で本当に楽しかったわ!」と明かしており、役どころとは裏腹に仲の良さを感じさせた。今回たっぷりと約3分間も解禁された映像では、無言で闘志むき出しの女同士にドキドキさせられるが、劇中ではさらに常軌を逸した女の怖さを目の当たりにすることに…。まずは、エル演じるジェシーのオーディション風景をここから覗いてみて。『ネオン・デーモン』はTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ネオン・デーモン 2017年1月13日より全国にて公開(C) 2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch
2017年01月14日ライアン・ゴズリング主演『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督が、エル・ファニングを主演にファッション業界の裏側を描く幻想的なサスペンス『ネオン・デーモン』。このほど、衝撃のラストへと向かう最も背筋が凍るシーンの場面写真が解禁となった!誰もが目を奪われる特別な美しさに恵まれた16歳のジェシーは、トップモデルになる夢を叶えるために、田舎町からロサンゼルスへとやって来る。すぐに一流デザイナーやカメラマンの心をとらえチャンスをつかむジェシーを、ライバルたちが異常な嫉妬で引きずりおろそうとする。やがて、ジェシーの中に眠る激しい野心もまた、永遠の美のためなら“悪夢”に魂も売り渡すファッション界の邪悪さに染まっていく――。エルをはじめ、ジェナ・マローン、ベラ・ヒースコート、アビー・リーら注目女子も勢ぞろいした本作。美しさを追求し、異常なまでの執着をみせる女たちの成れの果ては、誰も想像し得ないとんでもない悪夢だった…。そんな中、エル演じる絶世の美女ジェシーがこれまで見せたことのないような表情で何者かを睨み、包丁を構える姿をとらえた戦慄の場面写真が2点解禁。手に汗握るほどの緊張感が漂っている。ただ、モデルに憧れていただけのはずの純粋な少女に何があったのか。そしてこの後、彼女を待ち受けている驚愕の結末とは!?思わず目を塞いでしまうほどのスリリングな衝撃が待ち構えるというラストに、期待高まる!『ネオン・デーモン』は1月13日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ネオン・デーモン 2017年1月13日より全国にて公開(C) 2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch
2017年01月12日エル・ファニング×『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督がタッグを組んだ『ネオン・デーモン』。このほど、本作に出演する正真正銘のスーパートップモデル、アビー・リーの姿をとらえた場面写真がシネマカフェにて解禁となった。誰もが目を奪われる特別な美しさに恵まれた16歳のジェシーは、トップモデルになる夢を叶えるために、田舎町からロスへとやって来る。すぐに一流デザイナーやカメラマンの心をとらえチャンスをつかむジェシーを、ライバルたちが異常な嫉妬で引きずりおろそうとする。やがて、ジェシーの中に眠る激しい野心もまた、ファッション界の邪悪な毒に染まっていくように――。究極の美を追い求め、欲望を渦巻くファッション業界を舞台に、白昼夢のような幻想的かつ煌びやかな映像でサスペンスフルな人間関係を描いた本作。突如現れた新人モデル、主人公ジェシー(エル・ファニング)の存在に嫉妬するベテランモデルのサラを演じたのが、アビー・リー(29)。まさに彼女こそ、正真正銘のトップモデル出身。「シャネル(CHANEL)」「グッチ(GUCCI)」「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」「クロエ(Chloe)」「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」「フェンディ(FENDI)」「カルバン・クライン(Calvin Klein)」「サンローラン(Saint Laurent)」など、数多くのブランドの顔を背負ってランウェイを席巻した超一流モデルだ。今回届いた場面写真からも伺えるように、アビーの劇中での姿は、トップモデルを張ってきた経験を地でいくようなオーラが全開!しかも、モデルたちの熾烈な競争に“リアル”な緊張感も走る!そんな彼女の女優デビューといえば、2015年、世界中で爆発的大ヒットを飛ばした『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の悪の支配者イモータン・ジョーの妻のひとり、ザ・ダグ役。もともと出演予定だったテリーサ・パーマー(『ライト/オフ』『聖杯たちの騎士』)が降板したため、その代役として出演したのがきっかけ。本作では、転落していくトップモデル役を演じるが、実際ではその後も、同じ『マッドマックス』出身のコートニー・イートンとともに『キング・オブ・エジプト』、マシュー・マコノヒー&イドリス・エルバ競演、スティーヴン・キング原作の『The Dark Tower』(原題/17年予定)など順調に華麗にハリウッド女優としての道を歩んでいる。今後も、ますます目が離せない女優なのだ。『ネオン・デーモン』は1月13日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月04日