六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー「スカイデッキ」では、秋の“お月見”イベント「中秋の名月 観月会」を2018年9月24日(月・祝)に開催する。六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー「スカイデッキ」は、関東随一の高さを誇るオープンエア形式の展望施設。「観月会」同日には、天文の専門家によるミニセミナーが開催され、解説とともに高性能な望遠鏡を使って360°パノラマの景色とともに月を観賞することができる。ミニセミナーは観望会ビギナーでも楽しむことのできる20分程度の簡単なレクチャーとなっており、中秋の名月にちなんだ、専門家ならではの話を気軽に聞くことができる。また、中秋の名月を写真に収めるセミナーも開催。きれいに月を撮影する方法を学んだり、SNS映えするような、月を使った面白写真を撮影したりすることができる。カメラは会場に用意されているので、手ぶらで参加することも可能だ。その他、「THE MOON Lounge」では「呑むアート展」で好評を博した陶磁器作家の古賀崇洋とコラボレーションした「五感で愉しむアート×カクテル」お月見セットが提供されたり、「東京シティビュー スーベニアショップ」で、月やウサギのアイシングクッキーをはじめとする「お月見グッズ」が販売されたりと、“お月見”の気分を高めてくれるメニューやアイテムが六本木ヒルズに揃う。【詳細】中秋の名月 観月会日時:2018年9月24日(月・祝) 19:00~21:00(※最終入場 20:30)※雨天・曇天などで星が見えない場合は中止。※中止の場合は当日17:30頃に東京シティ ビュー 公式サイトにて発表。場所:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー「スカイデッキ」(森タワー屋上)住所:東京都港区六本木6-10-1料金:無料※ただし、「スカイデッキ」までの入場料(一般 2,300円)が必要。年間パスポート持参者は無料。参加方法:時間内に「スカイデッキ」に入場。■中秋の名月 ミニセミナー日時:2018年9月24日(月・祝) 19:00~(20分程度)定員:20名(要申し込み、抽選制)場所:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー「スカイデッキ」(森タワー屋上)申し込み期間:9月10日(月)~9月14日(金) ※申し込み方法は公式サイトに記載、当選通知9月18日(火)料金:無料※ただし、「スカイデッキ」までの入場料(一般 2,300円)が必要。年間パスポート持参者は無料。■オリンパス presents 中秋の名月 フォトセミナー日時:・〈中秋の名月 撮影会〉9月24日(月・祝) レクチャー 16:30~ / 撮影会 17:30~18:30 ※定員20名、要申し込み・先着制・〈インスタ映え!月の面白撮影会〉9月27日(木) レクチャー 19:00~ / 撮影会 20:00~21:00 / レビュー21:00~21:30 ※定員10組20名、要申し込み・抽選制場所:レクチャー・レビュー 3階プレゼンルーム、撮影会 スカイデッキ(森タワー屋上)料金:1名 3,500円(スカイデッキまでの入場料含む)※年間パスポート持参者は1,200円。※雨天の場合は撮影実習を行わず次回利用できる招待券を受渡(年間パスポートを持っていない場合のみ)。※カメラは用意しているが、持ち込みも可。【問い合わせ先】TEL:03-6406-6652
2018年09月13日写真を「撮るだけ」ならスマホで十分。とはいえ、卒業式や入学式に運動会など特別なイベントを撮るならやはり本格的なレンズ交換式カメラで、プロが撮ったような写真を残したい……。しかし「レンズ交換式カメラ」といっても、非常に難しい印象があります。またよく耳にする「一眼レフ」のほかに「ミラーレス一眼」もあります。ヨドバシカメラ新宿西口本店の荒木貴史さんここでは人気の「一眼レフ」「ミラーレス一眼」をヨドバシカメラ新宿西口本店のカメラ専門チーム・プロダクトスペシャリストの荒木貴史さんにうかがいました。人気のデジタル一眼レフ・ミラーレス一眼カメラ ランキングオリンパスOM-D E-M10 Mark IIニコンD5600キヤノンEOS Kiss X9i番外パナソニックDC-GF9W――ファミリー層向け入門カメラの「定番」は?一眼レフのニコンD5600、キヤノンEOS Kiss X9i、ミラーレス一眼のオリンパスOM-D E-M10 Mark IIが、軽くて扱いやすいこともあって、「定番」になっています。――レンズ交換式カメラといえばキヤノンかニコンが有名ですが、どう違う?ニコンにするかキヤノンにするかは、「値段で決める」という方も多いですが、日々こっちが安くなったり、あっちの値段が下がったり、シーソーゲームです。「ホールド感が違う」という方もいらっしゃいます。ニコンのグリップは中にえぐられている感じで、こっちのほうがいいという人も。ただ、人によって手の大きさも違うので、どっちがしっくりくるかは人によって違います。しいて言えば、ニコンの方が少し軽いですね。認知度はキヤノンの方が高いので、問い合わせに来た人が、ニコンやオリンパスもあるんだね、と見る、というパターンです。――なかでも人気があるのは?最近は、オリンパスOM-D E-M10 Mark IIがよく売れています。一眼レフと比べて小ぶりなミラーレス一眼ですが、とくにファミリー層からは、スマホと同じようにパネルを押すだけでピントを合わせてシャッターが切れる、タッチパネル・タッチシャッターがウケています。タッチパネル撮影だと、親御さんが顔を見せて、「〇〇ちゃ~ん」と手を振りながら撮れるので、お子さんの表情が撮りやすいという声を多くいただいています。ほかの一眼レフとかでもパネルを見ながら撮影はできますが、オリンパスの方が軽いので、片手でカメラを持って、もう片方でピントを指で合わせてパシャっというのがやりやすいです。――卒業式や入学式、運動会などのイベント撮影は一般的に静止画、それとも動画?写真メインか動画メインかは人の好みと言いますか、従来は写真機とビデオカメラ、そもそも別物でしたが、今ではカメラで動画も撮れるので一台二役の人が増えているのも確かです。ただ、一般的なカメラはフルハイビジョンなので、動画データからの写真データ切り出しは難しく、まだまだ「一台二役」は難しいところがあります。実はパナソニックのミラーレス一眼は4K動画撮影に対応していて、800万画素相当で写真が切り出せる「4Kフォト」機能がついているので、「写真も動画も同時に」という「一台二役」ができます。とはいえ入門機だと、ファミリー層というより「カメラ女子」向けなんですよね。パナソニックDC-GF9Wは、パネルが180度回転して「自撮り(セルフィー)」ができたりします。普通、近くを多少ズームして撮れる「標準レンズ」と「望遠レンズ」の組み合わせですが、パナソニックDC-GF9Wは、パネルが180度回転して「自撮り(セルフィー)」ができたり、後ろがボケたオシャレな写真が撮れる「単焦点レンズ」と「標準レンズ」のセットで、望遠レンズはついていません。幼稚園や小学校のイベントを撮影するとなると、これに望遠レンズを買い足さないといけないので、レンズ3本になってしまいます。「そんなにいるのかしら」という声も。パッケージになっている方が、提案もしやすいです。お子様の成長記録となると、奥様がハマって「背景ボカしたい」と言って、単焦点レンズをお求めになる場合もありますが。――レンズを買い足すなら?パナソニックDC-GF9Wなら、もちろん望遠レンズですね。とりあえずはパナソニックデジタル一眼カメラ用交換レンズH-FS45150-KAを買っておけば、遠くの撮影もちゃんとこなせます。他のモデルだと望遠レンズは最初からついているので、まずはお手頃な値段でボケのある写真が撮れる、明るいF18mmの単焦点レンズでしょうね。ちなみに、距離が大きいほどぼかしやすくなりますが、画角は狭くなります。オリンパスだとM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8です。キヤノンはEF50mm F1.8 STM。ニコンはAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gになります。まとめファミリー層だと、タッチパネル対応で自然な表情が撮影しやすく、小ぶりなオリンパスが第一候補ですが、「定番」のニコンやキヤノンも見て、気に入ったものを選ぶといいでしょう。「動画撮りっぱなしで、あとから写真も切り出したい」なら、パナがそのワガママにこたえてくれます。ただ、望遠レンズが付属していないので、買い足す必要があります。もしレンズを買い足したいなら、それぞれ、単焦点レンズを買えば背景のボケたオシャレな写真が撮れます。
2018年02月03日●ロケで悔し泣きしたワケ『CanCam』の元専属モデル・舞川あいく(29)は、フォトグラファーとしての顔も持つ。マネージャーから写真を評価されたことがきっかけで一念発起し、写真家・山岸伸氏に師事。通算5回目を迎える写真展『瞬間の色~恋~』(オリンパスギャラリー東京:17年12月15日~20日/オリンパスギャラリー大阪:18年1月26日~2月1日)は、台湾人を両親に持つ舞川の"心の故郷"を写したものだ。日本生まれ日本育ち。かつては台湾人であることにコンプレックスを感じていたという舞川だが時代の変化と共に個性として受け入れられるようになり、今あらためて台湾の魅力を、写真を通して伝えようとしている。小学生の頃、写真をプレゼントした時の友だちの笑顔。今も人々の喜ぶ顔を求めてシャッターを切り続ける舞川のルーツを探った。○本当に大好きな場所だからこそ伝えたい――5回目の写真展になります。毎回どのようにテーマを決めているんですか?毎回1つずつ、マネージャーさんと話し合って決めています。私の故郷は台湾なんですが、ずっと前から撮りたいと思っていて。そろそろ良いタイミングかなという話になったんです。――写真やブログから、一番撮りたかったテーマだったのではと何となく感じました。「タイミング」というのは?私の両親は台湾人ですが、日本で生まれて日本で育ちました。おじいちゃんとおばあちゃんは台湾に住んでいます。私にとっての故郷は台湾で、毎年両親と一緒に帰ったり、友人が台湾に行きたいと言ったら案内したり。故郷よりも近い存在というか、本当にホッとする場所です。大好きな場所なので、その魅力を日本のみんなにも伝えたいと思っていたので、今回夢が叶いました。親戚のみんなが案内してくれたり、おじいちゃんやおばあちゃんが迎え入れてくれたり……とにかくリラックスできる場所。東京にいると「仕事しなきゃ!」みたいになるんですけど、台湾にいると心が緩くなって「自分のルーツ」を実感できるというか、初心に戻れる。私にとってはすごく大事なことで、本当に大好きな場所だからこそ、写真展でその魅力を伝えたいと思いました。――台湾に帰った時はどのように過ごされているんですか? 親戚一同集まったり?そうですね。お母さんとお父さんのきょうだいがそれぞれ7人と8人の大家族(笑)。みんな優しくて、すぐに案内したがるんです。空港に迎えに来てくれたり、会食の時間をわざわざ作ってくれたり。だから、それだけでスケジュールが埋まっちゃうんです(笑)。――台湾といえば、東日本大震災の義援金額が世界一だったことも話題になりました。そういう優しさのイメージがありましたが、実際にそうなんですね。向こうに行くと、本当に日本人のことが大好きなんだということがすごく伝わります。看板の横に日本語でフリガナが振ってあったりとか、メニューのほとんどが日本語でも書いてあったり。飲食店でも、こちらが日本人と分かると日本語で話し掛けてくれる。海外なんだけど、海外に行った気があまりしなくて、道も教えてくれるのでそんなに困ることはないと思います。○台湾人であることのコンプレックス――周りの人に真っ先にオススメするスポットは?『千と千尋の神隠し』のモデルにもなったといわれる九フン、周りでも行きたがる友だちも多いです。建物内にはカフェもあって私もお父さんやお母さんと一緒に通っています。お昼もステキなんですが、夜は提灯がついて、もっとノスタルジックな雰囲気で感動しますよ。昔にタイムスリップしたような感覚に浸ることができます。食べ歩きもオススメです。見ても食べても楽しい!最初は私も周りの人にオススメを教えてもらって、そこから台湾についていろいろなことを知りたいと思いはじめて、気づけばその魅力を伝えたいと思うようになりました。――こうして仕事を通して故郷の魅力を伝えられるのは幸せなことですよね。そうですね。最初は自分が台湾人ということにすごくコンプレックスがあったんですけど、今はそれが個性と思えるようになってきて、日本と台湾の架け橋になれるようなことがしたいとずっと思って本(『おいしい台湾』宝島社)も出しました。――ブログには「台湾で写真を撮りながら楽しいこともあったけれど辛かったことも、悔しくて泣いたことも」とありました。どのような出来事があったんですか?台湾語がパーフェクトではないので、向こうに行って撮影するとうまくいかないこともあって。大好きな子どもを撮る時にはご両親に許可をいただかないといけないんですが、なかなか通じない歯がゆさも……。すごく悔しかったんですが、いま振り返ると台湾語を勉強するチャンスなのかなと前向きに考えています。●台湾の国民性を捉えた一枚○背伸びをしなくて、緩くいられる――先ほどコンプレックスがあったとおっしゃっていましたが、何かがきっかけで考えが変わったんですか?小さい頃、「みんなと一緒」ということにすごく安心感があるじゃないですか? だから、「あいく」という名前もすごく嫌で。国籍の違いでいじめられたこともあったんですが、時代が変わって「人と違うこともすばらしい」という風潮になっているので、逆にプラスに捉えてもいいのかなって。自分にしかできないようなことをやりたいと思うようになりました。今回は一人旅だったんですけど、お父さんが休めるタイミングがあれば連れて行って、昔お母さんとデートしていた場所にも行きました。30年ぶりだったそうで、「当時は38度くらいの気温で、熱中症になったから帰った」みたいに、思い出してました(笑)。道を間違えたら、親子らしいケンカになったり。そこも含めて、あらためて自分のルーツを確認できました。――そうやって故郷をカメラを通して見ると、あらためて気づくこともありそうですね。写真展に備えて何度も足を運んだんですが、やっぱりその都度新しい発見があります。すごく心地が良くて、「台湾のことが好きだなぁ」って。短期間ではなかなかコミュニケーションが取れないんですが、徐々に自分も積極的になっていって。飲食店で隣の人から「余りものだけど食べる?」みたいに声を掛けられたこともありました(笑)。――日本だったら警戒しますよね(笑)。そうなんです(笑)。みんな悪気はなくて、気さくでフレンドリー。私も日本の友だちから「人懐っこい」「距離が近い」とよく言われます。自分自身、良いものは良い、悪いものは悪いみたいにハッキリした性格なんです。台湾ではそういう感覚がみんな同じなので、とても居心地が良くて。日本では「かわいい」と思ってなくても言わなきゃいけないような空気を感じたこともあったので、台湾の背伸びをしなくて、緩くいられる環境はすごく好きです。○撮られることの苦手意識と「自分の崩し方」――いちばん印象的だったのが、街中の子どもたちが水で遊んでいる写真でした。通りすがりの人に水がかかるとトラブルにもなりそうですが、写真の登場人物たちはみんな微笑ましく見つめていますね。台北で撮った写真です。目の前の男の子たちがすごく楽しそうに水遊びしていて。私自身もすごく元気をもらったし、いいなと思って撮った一枚です。サングラスかけてて、ヤンチャな男の子たちでした(笑)。台湾の人たちはすごく意見がハッキリしているからといって対抗するわけでもなくて、互いを認めて尊重し合ってる、そんな空気があります。――これまで「人」を撮ってきて、何か気づいたことはありますか?あまり人とのコミュニケーションを取らないで撮ってきたというか。私、すごく人見知りで、実はあまりカメラを向けられるのも好きじゃないんです。カメラ目線も苦手なんですが、モデルという職業柄やっていて。本当は恥ずかしがり屋で人前でしゃべることも緊張します。でも、写真展をやるとなると、そんなことは言ってられない。そういう「自分の崩し方」を学んできて、5回目になって子どもの写真もちょっとずつ撮れるようになってきたかなと思います。――むしろ、有名人は写真に撮られ慣れているので、その違いはありますよね。そうですね。これまでの写真展での撮影はきちんとアポを取っていたので、「写真展用の写真」という心の準備をしてきてくださいます。台湾ロケでは、逆にライブ感を楽しんでいました(笑)。○私の写真にはどのような特徴があるんだろう?――フォトグラファーとして2012年から活動していますが、もともと写真が好きだったんですか?小学生の頃、使い捨てカメラで休み時間に友だちを撮ったりして、それを現像してプレゼントするとすごく喜んでくれるんですよね。「ありがとう」と感謝されるのがすごく嬉しくて。でも、自分を撮ったり、誰かに撮ってもらったりすることは一度もなかったです。モデルの仕事でも、自分より他の人のロケーションとか細かいところばかりが気になってしまいます。ただただ写真が好きで、趣味が仕事になって人に評価されるようになってから、すごく緊張するようになりました(笑)。マネージャーさんをはじめ周りの方が写真を評価してくださったから仕事につながったんですけど、それまではそんなつもりで写真を撮っていませんでした。転機は、『CanCam』でオリンパスを使って写真を撮る企画。使い捨てからオリンパスになった瞬間でした(笑)。――そうやって仕事がつながっていったわけですね。何よりもうれしかったのが、ファッションだけじゃない自分の表現の場所が増えたこと。写真を撮り続けて5年経ちましたが、「私の写真にはどのような特徴があるんだろう?」と最近思いはじめて。私にしか撮れない写真とは何なのか。人を撮るのが好きなんですが、「自分」をもう少し追求していきたいと思います。■プロフィール舞川あいく1988年8月17日生まれ。東京都出身。O型。2009年から2014年までファッション誌『CanCam』の専属モデルを務める。2012年からはフォトグラファーとして活動し、写真家・山岸伸氏に師事。これまで、アスリートたちを撮った「瞬間の色~輝~」(14)をはじめ、写真展を4回開催している。
2017年12月15日オリンパスは4月6日、内視鏡外科手術や開腹手術で血管封止や組織の切開・剥離などに使われるエネルギーデバイス「サンダービート」シリーズの新製品として、開腹手術用のデバイス「サンダービート ファインジョー」を4月8日より販売開始すると発表した。同製品は、システム本体の「サージカル ティシュー マネジメント システム」、「高周波焼灼電源装置 ESG-400」と組み合わせて使用するデバイスで、超音波振動エネルギーとバイポーラエネルギーの2種類のエネルギーを同時に出力することにより、迅速な切開性能と高い血管封止性能を実現している。また、バイポーラエネルギーの単独出力による止血操作や、組織の把持や剥離という手術操作を1本で行うことができる。同社によると、同製品は消化器領域などの一般外科手術全般に適しているという。
2016年04月07日オリンパスは3月29日、タフシリーズのフラッグシップカメラ「OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough」専用のフラッシュディフューザー「FD-1」を発表した。発売は4月28日。希望小売価格は8,100円(税込)。カメラ本体に装着し、内蔵フラッシュの光を円形に配された反射面を使って照射。光がまわりにくい場所へもほぼ均一に光を届ける。被写体に近づいて撮影するマクロ撮影時、とくに本カメラの特徴でもある顕微鏡モードにおいて、被写体ブレを抑えて明るくクリアな画像が得られるとしている。上面には発光量を切り替えられるレバーを装備し、約1.4段分の減光が可能。フラッシュ光によって照らされた被写体と背景の露出差を利用して、被写体を一層きわ立たせた撮影も行える。使用可能焦点距離は5.5~18mm(35mm判換算で30~100mm)、撮影可能距離(顕微鏡モード時)が20~300mm。本体サイズはW80.6×D19.8×H60.7mm、重量は20g。カメラにシリコンジャケット「CSCH-122」を装着したままでも取り付けが可能だ。また、FD-1の発売にあわせて「OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough」の最新ファーム(Ver.2.0)を提供する。撮影メニューのアクセサリーに「FD-1」モードが追加されたほか、顕微鏡モードでは自動で強制発光になる。フラッシュ補正(±2.0EV、0.3EVステップ)も可能。顕微鏡モードの露出プログラムはFD-1に最適化。感度を低く設定することで、ノイズの少ない高画質撮影が可能になる。このほか、「A」「P」「顕微鏡」の各モードで撮影設定を保持可能、インターバル撮影枚数が299枚まで増加、ファイル名メモリーをリセットとオートから選択可能、といった改善が図られた。
2016年03月29日オリンパスは3月1日、対象製品の購入者全員にプレゼントやキャッシュバックを行う「OM-D E-M10 Mark II キッズフォトサポートキャンペーン」を開始する。対象購入期間は3月1日から5月10日まで。キャンペーンでは、「OM-D E-M10 Mark II」のボディ、14-42mm EZ レンズキット、EZ ダブルズームレンズキットの購入者全員に、カメラやレンズを収納する「キルティングクッションケース CS-43」もしくは「自動開閉レンズキャップ LC-37C」を進呈する。加えて、OM-D E-M10 Mark IIでの子どもの写真の撮り方を紹介する「子ども撮影ガイドブック」もプレゼントする。単焦点レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」と望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 75-300mm F4.8-6.7 II」の購入者を対象に、JCBギフトカードによるキャッシュバックも実施。キャッシュバック額は以下の通り。「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」を購入→3,000円分「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」と「OM-D E-M10 Mark II」を購入→5,000円分「M.ZUIKO DIGITAL 75-300mm F4.8-6.7 II」を購入→5,000円分「M.ZUIKO DIGITAL 75-300mm F4.8-6.7 II」と「OM-D E-M10 Mark II」を購入→10,000円分「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」「M.ZUIKO DIGITAL 75-300mm F4.8-6.7 II」「OM-D E-M10 Mark II」を購入→13,000円分応募についての詳細は、同社Webサイトをご確認いただきたい。
2016年02月29日●「ペンF」や「OM-1」など往年の銘機も勢ぞろいパシフィコ横浜で2月28日まで開催中の「CP+2016」。オリンパスは新製品「OLYMPUS PEN-F」や「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」の体験コーナーを設けた。毎年恒例、受付でオリンパス製カメラを提示するとオリジナルステッカーがもらえるサービスも実施中だ。○今年の主役は「OLYMPUS PEN-F」●防水カメラ「Tough」シリーズも元気○防水カメラ「Tough」シリーズも元気オリンパスといえば、防水カメラにも強い。Toughシリーズは販売台数10年連続No.1の実績を誇る。会場には新製品の「TG-870」が展示されていた。また、「LEDライトガイド LG-1」と同じ用途に使えるフラッシュディフューザーの実演もあった。フラッシュを使うことでLEDよりも明るく発光時間の短い光がえられ、ユーザーからのリクエストも高いアクセサリーなので製品化を急いでいるとのこと。レンズに装着することで2cmの接写に対応、ストロボ光量を半減させる機能も搭載している。
2016年02月26日オリンパスは、2月26日発売のミラーレスカメラ「OLYMPUS PEN-F」について、納品の遅延を告知した。現段階で受注しているものに関して、発売日に納品できない可能性があるとのこと。今後受注したものも、納品まで時間がかかる場合がある。PEN-Fは、1963年に発売された世界初のハーフサイズ一眼レフカメラ「ペン F」のデザインを継承するミラーレスカメラ。撮像素子には新開発の2,030万画素Live MOSセンサー、画像処理エンジンには「TruePic VII」を採用している。推定市場価格(税別)は本体のみが150,000円前後で、交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」が付属するレンズキットが210,000円前後。
2016年02月24日オリンパスは、マイクロフォーサーズ規格の超望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」を、2月26日に発売する。希望小売価格は税別370,000円。M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROは、35mm判換算で600mm相当の超望遠撮影に対応するレンズ。オリンパスのレンズとして初めて、手ぶれ補正機構を内蔵している。発表当初、2月下旬の発売をアナウンスしていたが、2月26日に決まった。同製品は受注販売となっており、注文を受けてから出荷を行う(注文はオリンパスのWebサイトやカメラ店から)。レンズ構成は、スーパーEDレンズ3枚、E-HR(特殊高屈折率)レンズ1枚、HR(高屈折率)レンズ3枚の特殊レンズを含む10群17枚。絞り開放値はF4.0。最短撮影距離は1.4m(レンズ先端から約1.15m)、最大撮影倍率は0.48倍(35mm判換算)となっている。なお、2月17日現在予約が集中しているため、現段階で受注しているものに関しても、納品が遅れる可能性があるとのこと。今後注文する場合は、納品の時期についてご確認いただきたい。
2016年02月17日オリンパスは2月9日、光学24倍ズームレンズと光学式5軸手ぶれ補正機能を搭載したコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS SH-3」を発表した。発売は2月26日で、価格はオープン。推定市場価格は税別37,000円前後。シルバーとブラックの2色を用意する。STYLUS SH-3は、広角25mmから超望遠600mm(35mm判換算)までの焦点距離をカバーする、光学24倍ズームレンズ搭載のデジタルカメラ。2015年3月発売の「STYLUS SH-2」から、新たに6種類のアートフィルターを追加。また、4K/15pの動画撮影機能を新搭載している。本体デザインは「OLYMPUS PEN」を継承し、上面や操作部にはアルミ合金を使用。レンズの鏡枠周囲と台座部はダイヤカット加工を施し、ボディ前面は丈夫でしなやかなシンセティックレザーを採用する。モードダイヤルは削り出しで、アヤメ状のローレット加工を施しダイヤカットを追加している。レンズ構成は10群11枚(非球面レンズ3枚、EDレンズ3枚)で、レンズを構成する5群を駆動させ、ズーミングとピント合わせを効率的に行う機構を採用。高倍率でも解像度が高く各種収差の少ない画像を撮影できる。望遠域で被写体に40cmまで近づけるテレマクロ機能を搭載。スーパーマクロ時の最短撮影距離は0.03m。光学式5軸手ぶれ補正では、2軸の角度ぶれのほか、レンズの中心軸周りの光軸回転ぶれとマクロ撮影で起こりやすいシフトぶれを補正。ムービー撮影時では、電子的にも5軸の補正を行なう「ハイブリッド手ぶれ補正」となり、ゆっくりとした大きなぶれも抑制できる。主な仕様は、撮像素子が有効1,600万画素の1/2.3型CMOSセンサー、レンズの開放F値がF3.0~F6.9、対応感度はISO125~ISO6400、シャッター速度が1/4~1/2,000秒(マニュアルで最長30秒まで)。背面のディスプレイは約46万ドットの3型液晶(タッチパネル方式)。利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードと内蔵メモリ(約37MB)。動画の記録形式はMOV(H.264)、連続記録時間は29分でファイルサイズは4GBまで。本体サイズはW108.8×D42.4×H63.2mm、重量は271g。(バッテリー、メモリーカード含む)。
2016年02月09日オリンパスは2月9日、防水、防塵、耐衝撃、耐低音、耐荷重のタフ性能を持つコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough」を発表した。発売は2月26日で、価格はオープン。推定市場価格は税別37,000円前後。STYLUS TG-870 Toughは、水深15mの防水性能や防塵設計のほか、2.1mの耐衝撃、-10度の耐低温、100kgfの耐荷重性能を持つアウトドア向けカメラ。焦点距離が21mm~105mm(35mm判換算)の光学5倍ズームレンズを搭載している。2015年5月発売の「STYLUS TG-860 Tough」は、約46万ドットの180度チルト液晶を搭載していたが、今回のSTYLUS TG-870 Toughでは液晶の解像度が約92万ドットに向上。また、新たに約6種類のアートフィルター(ライトトーン、クロスプロセス、ジェントルセピア、ヴィンテージ、リーニュクレール、ウォーターカラー)が追加され、全13種類を使用できるようになった。本体にWi-Fi機能とGPS機能を内蔵。撮像素子は1,600万画素の1/2.3型CMOSセンサー。レンズの開放F値はF3.5~F5.7。液晶モニターのサイズは3型。利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードと内蔵メモリ(約37MB)。サイズはW112.9×D27.6×H64.1mm、重量は221g(電池、メモリーカードを含む)。関連アクセサリーは、スポーツホルダー「CSCH-123」(希望小売価格:税別4,700円)、ソフトカメラケース「CSCH-121」(同4,000円)、防水プロテクター「PT-057」(29,000円)、専用シリコンジャケット「CSCH-124」(3,200円)を用意する。
2016年02月09日オリンパスは1月27日、「OLYMPUS PEN-F 発売記念 ダブルGETキャンペーン」を開始した。応募者全員にオリジナルレリーズボタンをプレゼントする。購入対象期間は3月31日まで、申し込み期間は発売日の2月26日から4月14日まで。「OLYMPUS PEN-F」を期間中に購入したうえ、ユーザー登録(無料)した人が対象。応募者全員に「F」の花文字入りのレリーズボタンをプレゼントする。レリーズボタンはアルティザン&アーティストとの共同製作によるもので、ブラックとレッドの2色1セット。ボディと12mm F2.0レンズキットのどちらも対象となる。さらに、「OLYMPUS PEN-F」と対象レンズを購入した人にはJCBギフトカード5,000円分を進呈。ユーザー登録したのち、保証書のコピー、レシートや領収書のコピー、製品パッケージのバーコード部分を郵送する必要がある。対象レンズは、「M.ZUIKO DIGITAL 12mm F2.0」「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」「M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8」。
2016年01月28日オリンパスは、ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN-F」を「オリンパスプラザ東京」「オリンパスプラザ大阪」にて2月1日から先行展示する。また、2月6日から順次トークイベントを開催。いずれも事前予約不要で、入場無料だ。PEN-Fは1月27日に発表されたミラーレスカメラ。発売は2月26日だが、それに先がけて2月1日から、オリンパスプラザ東京・大阪のショールームにてカメラと関連アクセサリー(一部除く)を先行展示する。2月6日からはオリンパスプラザ東京・大阪にてトークイベントも開催。講師に赤城耕一氏、飯田鉄氏、河田一規氏、曽根原昇氏を迎える。トークイベントの事前予約は不要だが、席に限りがあるため入場制限する場合がある。開催時間などの詳細は以下のとおり。
2016年01月28日オリンパスは1月27日、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN-F」を発表した。発売は2月26日。パッケージはPEN-F本体のみのものと、交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」が付属するレンズキットの2種類が用意される。価格はいずれもオープンとなっており、推定市場価格(税別)は本体のみが150,000円前後、レンズキットが210,000円前後だ。PEN-Fは、1963年に発売された世界初のハーフサイズ一眼レフカメラ「ペン F」のボディラインやシルエットを継承するデジタルカメラ。トップカバーとフロントカバーにはマグネシウム、ボディー底面と削り出しのダイヤルにはアルミを採用しているほか、外側からビスが見えない設計にするなど外観にもこだわった。バリアングル液晶の裏側にはボディと同じ革素材を使用。また、ユーザーの右手親指が当たる部分には、ホールド性をサポートするため、ボディに凹みを設けている。フィルム選びから現像・焼き付けといったフィルムカメラのプロセスをデジタルで楽しめる「モノクロ/カラープロファイル機能」を搭載。「モノクロプロファイルコントロール」では、カラーフィルター効果とハイライト&シャドーコントロール、シェーディング効果、粒状フィルム効果、調色の5つの効果を組み合わせて作品づくりができる。初期状態のほか、コントラストの効いたモノクロフィルム調の「クラシックフィルムモノクローム」、赤外フィルター効果を強調した「クラシックフィルムIR」がプリセットされている。「カラープロファイルコントロール」では、12分割した色の彩度をそれぞれ-5~+5まで11段階で調整できるほか、ハイライト&シャドーコントロールも組み合わせ可能だ。初期状態のほか、渋みと重厚感ある色調の「クロームフィルム リッチカラー」、彩度が高い「クロームフィルム ビビッド」があらかじめ登録されている。モノクロ/カラープロファイル機能には、ボディ前面の「クリエイティブダイヤル」からアクセスできる。アートフィルターやカラークリエーターも同ダイヤルから設定可能だ。撮像素子には新開発の2,030万画素Live MOSセンサー、画像処理エンジンには「TruePic VII」を採用。ローパスフィルターレス仕様になっており、低感度側はISO80相当まで対応する。5軸VCM手ぶれ補正機構を搭載しており、シャッタースピード最大5段分の補正が可能だ。撮像素子を高速でずらしながら8回撮影した画像をもとに、高解像度写真を生成する「ハイレゾショット」は約5,000万画素相当へ進化した。電子ビューファインダー(EVF)は236万ドットで視野率100%、倍率は1.23倍(35mm判換算で約0.62倍)となる。ダイナミックレンジが拡大される「OVF シミュレーション」を使えば、目視に近い状態で各種設定を変更可能だ。レリーズタイムラグはミラーレス一眼カメラで最短となる0.044秒(メカシャッター時)を実現。完全無音で撮影できる電子シャッターの「静音撮影モード」、機構ブレを低減する電子先幕シャッターの「低振動モード」を用意する。「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark II」にも搭載されている「AFターゲットパッド」機能を備える。ファインダーを覗きながら背面の液晶モニターを指でなぞって、81点の合焦ポイントからピント位置を決められるというものだ。主な仕様は、マウントがマイクロフォーサーズ、撮像素子が4/3型(17.4×13mm)・有効2,030万画素のLive MOSセンサー、対応感度がLow(ISO80相当)~ISO25600、シャッター速度が1/8,000~60秒(メカニカルシャッター)。本体サイズはW124.8×D37.3×H72.1mm、重量は本体のみで約373g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約427g。防塵防滴仕様の外付けフラッシュ「FL-LM3」が付属する。別売のアクセサリとして、外付けグリップ「ECG-4」、本革ストラップ「CSS-S120L PR」、本革ラッピングクロス「CS-48 PR」、本革カメラバッグ「CBG-11 PR」、本革ボディジャケット「CS-47B」を用意する。
2016年01月27日オリンパスは、3マイクシステム「TRESMIC」による広帯域録音を実現、さらにICレコーダーとして初のBluetooth機能による周辺機器との連動を可能とした、コンパクトなハイレゾ録音対応リニアPCMレコーダー「LS-P2」を発表した。発売日は1月22日。価格はオープンプライスで、同社オンラインショップ価格は2万1,578円。同製品では、コンパクトなメタルボディに、ステレオ感を際立たせるふたつの高性能指向性マイク、低域をとらえるのに優れている無指向性のセンターマイクを加えた高音質3マイクシステム「TRESMIC」(トレスミック)を搭載。センターマイクをオンにすることで、低音域から高音域までの幅広い音域をリアルにとらえられるという。また、周辺機器と連動を可能にするBluetoothを搭載(Bluetooth Ver.2.1+EDR/Class 2)しており、ワイヤレスで外部スピーカーと接続して録音データを複数人で聴いたり、ヘッドフォンと接続して音楽データを楽しんだりすることが可能となっている。さらに、無料のAndroid専用アプリ「Olympus Audio Controller BT」(iOSには非対応)を使えば、スマートフォンからワイヤレスでレコーダーを録音開始するなど、リモコン操作も行える。そのほか、ファイル分割、トリミング、部分消去などの編集機能、およびボイスチェイサー、ボイスバランサー、ノイズキャンセル、ミュージックプレーヤーなどの多彩な再生機能ボイスバランサーを備える。なお、本体にUSB端子を内蔵し、スライドレバーを操作することで、手軽なコンピューターとのUSB接続。電池持続時間 は、単4形アルカリ乾電池1本使用時で、録音時最長約39時間、イヤホン再生時最長約31時間。本体カラーは、ブラックとレッドの2種をラインナップする。
2016年01月18日オリンパスは1月6日、ICレコーダー「Voice-Trek(ボイストレック)」シリーズの新製品として「Voice-Trek DM-720」を発表した。発売は1月22日。価格はオープンで、推定市場価格は13,000円前後。DM-720は、3マイクシステム「TRESMIC(トレスミック)」を採用したICレコーダー。TRESMICは指向性ステレオマイクと無指向性のセンターマイクを組み合わせたシステムで、幅広い音域を自然なサウンドで録音できるという特徴を持つ。離れた場所や騒音の多い場所での録音に役立つ10段階の「ズームマイク」機能、録音環境の広さや発言者の人数を判断して録音レベルを自動調整する「ボイスチェイサー」機能も搭載している。再生機能では、音声のない部分をスキップして音声部分のみを再生する「声だけ再生」モードを利用可能だ。また、同じ箇所を繰り返して再生することが多い文字起こし作業において、再生時に頭切れを起こさないよう自動で3秒前から再生をスタートする「文字起こし」モードも搭載している。録音形式はリニアPCMとMP3。4GBの内蔵メモリーのほか、microSDカードスロット(2GB~32GBに対応)を装備する。電源は単4形アルカリ乾電池もしくはニッケル水素充電池×1本。アルカリ乾電池を使用した場合、最長で約52時間の連続録音が可能だ。本体サイズはW39.6×D14.4×H105.9mmで、質量は72g(電池含む)。
2016年01月06日オリンパスは1月6日、Bluetooth機能を内蔵し、ハイレゾ録音に対応したリニアPCMレコーダー「LS-P2」を発表した。発売は1月22日。価格はオープンで、推定市場価格は税別20,000円前後。LS-P2は、ICレコーダーとして初めてBluetoothに対応した製品。スピーカーやヘッドホンなどとワイヤレス接続が可能なだけでなく、Androidアプリ「Olympus Audio Controller BT」を使用することで、スマートフォンからリモート操作を行える。内蔵マイクは、指向性マイク×2に、無指向性マイク×1を加えた「TRESMIC(トレスミック)」マイクシステム。10段階のズームマイクモードも搭載している。録音形式はリニアPCMとMP3で、リニアPCMでは96kHz/24bitまでのハイレゾ録音が可能。内蔵メモリは8GBで、microSDカードスロット(32GBまで対応)も装備している。電源は単4形電池×1で、アルカリ乾電池とNi-MHが使用できる。アルカリ乾電池を使用した場合、最長で約39時間の連続録音が可能だ。本体サイズはW39.6×D14.4×H108.9mmで、質量は75g(電池含む)。
2016年01月06日オリンパスは11月6日、最大40,000円をキャッシュバックする「OM-D & M.ZUIKO DIGITAL レンズ キャッシュバックキャンペーン」と、ミラーレス一眼カメラなどが当たる「for PaPa for MaMa どっちもうれしいオリンパス プレゼントキャンペーン」を実施すると発表した。○OM-D & M.ZUIKO DIGITAL レンズ キャッシュバックキャンペーン2015年11月7日から2016年1月31日までの期間中に、対象製品を購入した応募者にもれなくJCBギフトカードでキャッシュバックを行う。対象製品は、「OLYMPUS OM-D E-M1」「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II」「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark II」のボディと各レンズキット、レンズが「M.ZUIKO DIGITAL PRO」「M.ZUIKO DIGITAL PREMIUM」。キャッシュバック金額は以下の通り。カメラボディまたはレンズキットで10,000円、M.ZUIKO DIGITAL PRO レンズ1本で10,000円、2本で30,000円、M.ZUIKO DIGITAL PREMIUM レンズ1本で3,000円、2本で6,000円。M.ZUIKO DIGITAL PRO レンズ 1本 + M.ZUIKO DIGITAL PREMIUM レンズ 1本の組み合わせで13,000円、カメラボディまたはレンズキット + M.ZUIKO DIGITAL PRO レンズ 1本の組み合わせで20,000円、カメラボディまたはレンズキット + M.ZUIKO DIGITAL PRO レンズ 2本の組み合わせで40,000円。カメラボディまたはレンズキット + M.ZUIKO DIGITAL PREMIUM レンズ 1本の組み合わせで13,000円、カメラボディまたはレンズキット + M.ZUIKO DIGITAL PREMIUM レンズ 2本の組み合わせで16,000円、カメラボディまたはレンズキット + M.ZUIKO DIGITAL PRO レンズ 1本 + M.ZUIKO DIGITAL PREMIUM レンズ 1本の組み合わせで23,000円。応募は1人1回のみだが、複数製品を購入した場合は同時に応募があれば受け付ける。ただし、レンズのキャッシュバックは1人2本まで(レンズキットのレンズは除く)。同じレンズを複数購入した場合はキャッシュバックの対象外となる。保証書とレシートのコピー、製品パッケージのバーコード部分をキャンペーン事務局に送付して応募する。申し込み期間は2015年11月7日~2016年2月15日(当日消印有効)。○for PaPa for MaMa どっちもうれしいオリンパス プレゼントキャンペーン応募期間は2015年11月7日~12月7日まで。期間中、同社運営の写真投稿コミュニティ「Fotopus(フォトパス)」より応募できる。Fotopusの会員登録と、Fotopusの会員ポイント150ポイントが必要だ。なお、Fotopusに新規会員登録(無料)をすると、自動的に150ポイントが付与される。応募者から抽選で1名に「OM-D E-M10 MarkII 14-42mm EZ レンズキット(ブラック)」、3名に「BRUNO コンパクトホットプレート(レッド)」、50名に「mont-bell club ポイントギフトカード 3,000円分」をプレゼントする。
2015年11月06日オリンパスは11月2日、細胞数をカウントする自動セルカウンター「Cell Counter model R1」を国内で発売開始したと発表した。同製品では、専用のスライドに試料を滴下し本体にセットすると、独自のソフトウエアアルゴリズムと液体レンズによるオートフォーカス機能により、重なり合った複数の細胞を、個々の細胞として認識しカウントすることが可能。大きさや形状による分類、生細胞・死細胞の割合も同時に計測できるうえ、カウント時の設定を300種類まで保存できるため、細胞の種類に応じて選択することが可能となっている。また、細胞数のカウント時に使用した設定や、撮影画像、総細胞数、生細胞・死細胞の割合、細胞の大きさなどの計測結果は、7インチの大型タッチスクリーン上で確認することができ、結果はPDF形式のレポートファイルとして保存し、USBポートからほかのメディアへ転送することができる。
2015年11月02日オリンパスは11月2日、培養顕微鏡「CKX53」を2015年12月2日から世界で順次発売すると発表した。同製品は、小型で軽量な「CKXシリーズ 41/31」の後継機で、13年ぶりのフルモデルチェンジとなる。前機種ではハロゲンランプを使用していたが、同製品では細胞観察に適した色合いのLED光源(色温度:4,000K)を採用。これにより、明るさを変えても視野周辺まで色再現性が良く鮮明な細胞の観察が可能となる。なお、LED光源は電源を入れれば即座に利用することができる。また、前機種に比べ約2割軽量化し約6.9kgとなったことに加え、ひとつのリングスリットで4倍、10倍、20倍、40倍の位相差観察が可能となる「新位相差観察システム」が新たに採用された。
2015年11月02日オリンパスは10月28日、ICレコーダー「Voice-Trek(ボイストレック)」シリーズの新製品「Voice-Trek V-843」と「Voice-Trek V-842」を発表した。発売は11月6日。価格はオープンで、推定市場価格はV-843が8,500円前後、V-842が6,500円前後だ(いずれも税別)。○Voice-Trek V-843V-843は、本体内に2つの指向性マイクを最適な角度で配置する「トゥルーステレオマイク」システム搭載のICレコーダー。録音時の環境や音声の大小に合わせてマイク感度を自動調整する「ボイスチェイサー」機能を備える。そのほか、録音時に余計な音を拾わない「ローカットフィルター」など、高音質で録音することを主眼に開発されている。再生機能として、音声以外の低音域と高音域をカットしてクリアに再生する「音声フィルター」のほか、複数の発言者が混在していても、一定の聞きやすい音量で再生する「ボイスバランサー」機能、空調ノイズといった雑音を低減する「ノイズキャンセル」機能などを持つ。再生速度は早聞き10段階(2倍速まで)、遅聞き5段階(0.5倍まで)で変更可能だ。スキップ再生 / 逆スキップ再生にも対応する。設定した音声起動レベルよりも大きな音声を感知すると自動的に録音を開始し、小さくなると自動で録音を一時停止するVCVA(音声起動録音)も搭載。無音部分の録音を省ける。細かい設定も行える「ノーマルモード」以外に、大きい文字で必要な情報を表示する「シンプルモード」を搭載。スライド式のUSB端子を備えるので、パソコンとダイレクトに接続でき、録音データの転送・保存が可能だ。電源用に単4形ニッケル水素充電池×2本が付属し、USB充電できる。なお、付属の電池以外に単4形乾電池×2本も使用できる。最長録音時間は約110時間。本体には8GBのメモリを内蔵。最大32GBまでに対応したmicroSDHCメモリーカードスロットを備える。主な仕様は、録音方式がMP3形式、総合周波数特性が最大44.1KHz / 128kbpsの40Hz~17kHz、記録時間が44.1KHz / 128Mbpsで約130時間(内蔵メモリ使用時)、最大録音件数が5フォルダ(各フォルダ200件)。実用最大出力250mWの直径20mm丸形ダイナミックスピーカーを内蔵し、イヤホンジャック(3.5mm)も装備。接地面を浮かせて録音時の雑音を低減するスタンドを装備。本体サイズはW39×D18×H111.5mm、重量は77g(電池含む)。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.5~10.10。カラーはピアノブラックとシャンパンゴールド。○Voice-Trek V-842V-842は、V-843からUSB充電機能やボイスバランサー機能を省略したモデル。内蔵メモリが4GBになっているが、そのほかの機能や仕様はV-843とほぼ共通。V-843と異なり、単4形アルカリ乾電池×2本が付属する。カラーはシルバーとブルー、ライムグリーン。
2015年10月28日オリンパスは、一時販売を休止していたミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark II」を11月7日から販売再開する。OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IIは、8月25日に発表されたマイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラ。カメラ本体にプラスチックマウントの交換レンズを取り付けた際、ロックが外れやすいものがあると判明したため販売を一時休止、11月中に販売再開すると告知していた。このたび、11月7日に販売再開すると正式に決定した。11月6日以前に購入したユーザーには、無償修理を実施する。カメラボディと保証書を指定された宛先に送付するか、フリーダイヤルへ連絡してピックアップサービスを手配する。オリンパス到着後、5営業日で返送される予定だ。
2015年10月26日オリンパスは9月30日、一時販売を休止していたミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark II」の販売再開について告知した。11月中に再開できるよう準備を進めているという。OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IIは、8月25日に発表されたマイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラ。カメラ本体にプラスチックマウントの交換レンズを取り付けた際、ロックが外れやすいものがあると判明したため、販売を一時休止していた。このたび11月中に販売を再開できるよう準備していることを発表。また、すでに購入したユーザーを対象に、10月下旬から無償修理を実施する。いずれも具体的な日程が決まり次第、改めてWebページ上で案内する。
2015年09月30日ソニーとオリンパス、および両者の合弁会社であるソニー・オリンパスメディカルソリューションズは9月16日、2013年から開発していた4K外科手術用内視鏡システムを製品化し、オリンパスの外科手術用内視鏡システムとして「VISERA 4K UHD」 のブランド名で10月上旬より日本と欧州で販売を開始すると発表した。ソニー・オリンパスメディカルソリューションズは2013年4月にソニーとオリンパスの共同出資で設立された。設立以来、ソニーとオリンパスの技術・ノウハウをソニー・オリンパスメディカルソリューションズに集約したことで、2年5カ月という短期間での製品化に漕ぎ着けたという。具体的には、対物レンズに高級1眼レフで使用されるEDレンズを採用し、2次スペクトルの発生を抑制することでコントラストの効いたシャープな画像を実現。また、カメラヘッドはソニーのCMOSセンサを搭載しているほか、どの診療科でも持ちやすい形状とした。形状の設計にあたってはオリンパスが医療機器分野で培ってきたノウハウが詰め込まれているという。医師の使いやすさという点では、ワンタッチでピントを調整することができるオートフォーカス機能も搭載されているほか、光ケーブルを使用することで4K画像信号の高速通信を可能としただけでなく、軽量化につなげた。また、4Kモニターでは液晶パネルとガラスの間の空気層を樹脂で埋めることで反射光を抑制した。都内で開催された発表会で登壇したオリンパスの田口晶弘 取締役専務執行役員によれば、同システムをテストした医師からは「一度使ったら(元の内視鏡システム)には戻れない」といった声が挙がるなど高い評価を得られているという。価格は従来の内視鏡システムより30-40%高く設定するが、田口専務は「グローバルシェアを現在の約20%から30%まで伸ばしたい。業界のデファクトスタンダードを目指す」と自信を見せた。また、同じく発表会に出席したソニー・オリンパスメディカルソリューションズの勝本徹代表取締役社長(兼ソニー業務執行役員)は「日本発の医療機器を世界のお医者様や患者様にお届けしていきたい。医療イメージングといえばソニー・オリンパスメディカルソリューションズと言ってもらえるようにしたい。」と力強く語った。
2015年09月17日オリンパスは9月7日、ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark II」の販売を一時休止すると発表した。販売再開の時期については9月下旬を目処にオリンパスのWebサイトにて告知する。OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IIは、8月25日に発表されたマイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラ。カメラ本体にプラスチックマウントの交換レンズを取り付けた際、ロックが外れやすいものがあると判明したため、販売を一時休止する。現在、改善を検討しており、販売再開の時期はWebサイトにて改めて告知する予定だ。なお、すでに購入したユーザーについては、専用フリーダイヤル窓口に問い合わせるよう呼びかけている。
2015年09月07日オリンパスは9月3日、ミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M10 Mark II」の発売を記念して、メーカー保証期間を6カ月延長するキャンペーンについて告知した。9月4日から2016年3月31日までの期間中、対象製品を購入した応募者を対象としたキャンペーンだ。同キャンペーンは、「OM-D E-M10 Mark II」の発売日である9月4日から2016年3月31日までの期間内に、「OM-D E-M10 Mark II」ボディ、「14-42mm EZ レンズキット」、「EZ ダブルズームキット」を購入した人が対象。ボディのメーカー保証期間を、通常の1年から1年6カ月に延長する。なお、レンズキットに同梱されるレンズの保証期間は延長しない。Webサイト上にて製品ユーザー登録を行うと応募が完了し、「フォトパスMyPage」から「延長保証カード」を入手できる。プリントアウトしたものだけでなく、スマートフォンやタブレットに表示して提示することでも保証延長は有効となる。応募期間は2016年4月30日まで。詳細はキャンペーンサイトを参照のこと。
2015年09月03日オリンパスは8月25日、プロ・アマチュアを問わずに参加できる「OLYMPUS グローバルオープンフォトコンテスト 2015」の作品応募受付を開始した。カメラだけでなく、スマートフォンで撮影した作品も対象。応募期間は8月25日から11月20日11時まで。OLYMPUS グローバルオープンフォトコンテスト 2015では、「ライフ」「フューチャー」「ヒューマン」「テクニカル」の4部門で作品を受け付ける。応募テーマは、ライフが「誕生」、フューチャーが「大切にしたい風景」、ヒューマンが「笑顔」、テクニカルが「マクロ」と「アート」だ。使用するカメラのメーカーや機種に制約はなく、スマートフォンのカメラで撮影した作品も応募できる。応募は1テーマにつき、1人5作品まで。画像フォーマットはJPEGで、画像サイズの上限は15MB。オリンパスの写真コミュニティ「フォトパス」の会員登録(無料)が必要だ。すべての応募者の中から選ばれるグランプリ受賞者には、OLYMPUS PENシリーズ最新モデル1台と副賞100万円を贈呈する。各テーマごとの賞として「テーマ賞」(1~3位)、「特別賞」、「入選」を設けており、受賞者には「OM-D E-M1」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」のセットなどをプレゼントする。結果発表は2016年2月頃、Webページ上で行う。また、コンテストサイトの訪問者の中から抽選でプレゼントが当たる「オーディエンス賞」企画も開催。1名にPENシリーズ最新モデル、300名に「MOLESKINE カスタムエディション・ハードカバーノートブック」をプレゼントする。
2015年08月26日オリンパスは8月26日、同社のミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M1」「OM-D E-M5 Mark II」「OM-D E-M10 Mark II」、コンパクトデジタルカメラ「STYLUS 1s」の購入者を対象としたキャッシュバックキャンペーン「オリンパスのプレミアムカメラをお得にGET! 最大\10,000-キャッシュバックキャンペーン」を開始した。8月26日から11月1日の期間中、対象製品を購入した応募者にもれなくJCBカードをプレゼントするキャンペーン。「OM-D E-M1」のボディ、12-40mm F2.8レンズキット、12-50mm EZレンズキット、「OM-D E-M5 Mark II」のボディ、12-50mm EZレンズキット、14-150mm IIレンズキット、Limited Edition Kit、「OM-D E-M10 Mark II」のボディ、14-42mm EZレンズキット、EZダブルズームキットの購入者には、JCBギフトカード10,000円分をプレゼントする。また、STYLUS 1sの購入者には、JCBカード5,000円分を提供する。応募には、保証書のコピーと製品パッケージの指定箇所の切り抜きに加え、製品の購入金額、日付が記載されたレシートか領収書、クレジット控え、納品書のいずれかが必要だ。詳細はキャンペーンサイトを参照のこと。応募締め切りは11月16日(当日消印有効)。
2015年08月26日オリンパスは8月25日、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark II」を発表した。発売は9月4日。パッケージはE-M10本体のみのものと、交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-42mm F3.5-5.6 EZ」が付属するレンズキット、さらにもう一本の交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R」が付属するダブルズームキットの3種類が用意される。価格はいずれもオープンとなっており、推定市場価格は本体のみが80,000円前後、レンズキットが95,000円前後、ダブルズームキットが110,000円前後だ(いずれも税別)。2014年2月に発売された「OM-D E-M10」の後継モデル。同社「OM-D」シリーズのエントリー機に位置づけられる。OM-D E-M10 Mark IIは、フラッグシップ機「OM-D E-M1」と中級機「OM-D E-M5 Mark II」譲りのVCM方式5軸手ぶれ補正機構をエントリー機で初めて搭載。これにより、シャッター速度4段分の補正性能にまで強化した。5軸手ぶれ補正は動画撮影においても有効で、歩く振動やボタン操作で生じるぶれを補正し、滑らかな動きを実現するという。約236万ドット・視野率約100%のEVF(電子ビューファインダー)を覗きながら、背面の液晶モニターを指でなぞって、ピント位置を決められる「AFターゲットパッド」機能を新たに搭載。連写速度はOM-D E-M10の秒間8コマから秒間8.5コマまで強化した。外観は、前モデルよりクラシカルなデザインを採用。アルマイト処理後にブラスト加工したアルミニウム製のボディで、ダイヤル群にはローレット加工を施した。ヘアライン処理をした天面にはレトロ調の電源ダイヤルを配置。前面は水平基調を強調するデザインで、クラシックカメラの雰囲気を演出している。そのほか、14種類のフィルターと9種類のアートエフェクトを楽しめる「アートフィルター」機能や、複数の写真を1枚に組み合わせる「フォトストーリー」機能、光の動きを線状で撮影できる「ライブバルブ・ライブタイム」機能、明るさが変化した部分のみ合成する「ライブコンポジット(比較明合成)」機能などのクリエイティブ撮影機能を持つ。主な仕様は、レンズマウントがマイクロフォーサーズ、撮像素子が4/3型・有効1,605万画素Live MOSセンサー、画像処理エンジンが「TruePic VII」、対応感度がLOW(ISO100相当)~ISO25600、シャッター速度が1/4,000~60秒となっている。背面のモニターは約104万ドット・3型のタッチパネル式液晶で、上に約85度、下に約45度のチルトが可能だ。Wi-Fi機能も備える。動画の記録形式はMOV、AVIで、記録画素数は最大1,920×1,080ドット(フルHD)/60fps。4K(3,840×2,160ドット)/5fpsでの記録が可能なタイムラプス動画機能、640×480ドット/120fpsでの記録が可能なハイスピード撮影機能も持つ。バッテリーはリチウムイオン充電池で、撮影可能枚数は約320枚となっている。記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード。サイズはW119.5×D46.7×H83.1mm、充電池とメモリーカードを含む重量は約390g。
2015年08月25日オリンパスとデジタルステージは8月10日、動画コンテスト「PhotoCinema Award 2015 with OLYMPUS」において作品応募受付を開始した。動画作成ソフト「PhotoCinema(フォトシネマ)」を用いて作った動画が対象となる。応募締め切りは11月1日。PhotoCinema Award 2015 with OLYMPUSは、撮影した写真や動画を、映画のような作品に仕上げて公開することを楽しむために企画されたコンテスト。対象となる作品は、デジタルステージの動画作成ソフト「PhotoCinema」を使用したものだ。今回のコンテスト開催を受け、製品版を購入していない人を対象とした無料の「PhotoCinema -OLYMPUS 特別版-」も公開。特別版は30日間無料で使用できるが、書き出しがYouTubeへの公開に限定されているほか、収録している音楽素材やプラグインの数が製品版より少ないなど、コンテストへ応募するための機能に絞られている。応募部門は家族や恋人、ペットなどの好きなものを対象にした「LOVE」、おもしろ動画や娯楽動画が対象の「Entertainment」、旅やイベントなどの記録動画が対象の「Documentary」、CMやイメージビデオなど商業的コンテンツが対象の「Promotion」、写真やアニメなどが対象の「Art」、チームで作成する動画が対象の「Collabo」の合計6部門。応募方法は、PhotoCinemaで作成した動画をYouTubeにアップロード後、アワード公式サイトの応募フォームからエントリーする。結果発表は12月上旬を予定しており、グランプリ受賞者には「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II」12-50mm EZ レンズキット、準グランプリ受賞者には「OLYMPUS PEN Lite E-PL7」14-42mm EZ レンズキットが贈られる。また、参加者には全員にPhotoCinema Award特製のテンプレートが贈られる。詳細は特設サイトを参照のこと。
2015年08月10日