世界最大規模の同人誌即売会イベント「コミックマーケット87」が、2014年12月28日~30日、東京ビッグサイトで開催された。1日目18万人、2日目17万、そして3日目には21万人、3日間の合計来場者は56万人を記録し、冬コミでは過去最多の参加者となった「コミケ87」。コミケといえば、数千人規模のコスプレイヤーたちも名物のひとつ。さまざまな作品の衣装を身にまとった華やかなコスプレイヤーたちと、それより遥かに多くのアマチュアカメラマンたちでごった返していた。二日目の午前中こそ雨に見舞われたものの、会期を通しては概ね天候に恵まれた今回。従来中心だった庭園エリアは若干縮小され、西駐車場のような定番エリアから、東ホールのレストラン前、西駐車場に隣接した埠頭エリアといった穴場まで、コスプレエリアを分散して混雑対策する工夫が見られた。企業物販が一段落した三日目には西ホールの屋上エリアを解放。やはりコミケのコスプレと言えば西ホール屋上のイメージは強く、三日間各エリアを通しても最大の盛況となっていた。コスプレのジャンルとしては、アイドル作品ブーム到来といった感じ。やはり圧倒的なのは『ラブライブ!』で、アニメはもちろん、スマホゲーム『スクールアイドルフェスティバル』の多彩な衣装が目立つ。キャラクターとしては矢澤にこ、南ことりが特に人気だろうか。『アイドルマスター』も『シンデレラガールズ』や、数は少ないが『ミリオンライブ!』『SideM』などの派生作品を見るようになった。その他作品ではアニメ化を控えた『艦隊これくしょん』もやはり目立った。今回は島風よりも空母や戦艦の艦娘が多く見えたのは、やはり激しい冷え込み故かもしれない。それでは、夏コミ期間中に会場で見かけたコスプレイヤーたちを紹介していこう。
2015年01月01日東京都江東区有明の東京ビッグサイトで、同人誌などの即売会が行われる「コミックマーケット87」が開催される。開催期間は12月28日~30日、10時~16時まで。○コスプレゾーンも混雑必至同イベントは、1975年に始まった30年以上の歴史をもつ同人誌即売会。今回で87回目を迎え、サークル数は約3万5,000個、入場者数は約50万人にものぼるという。販売ジャンルは、マンガ、男性向け創作、アニメ、ゲームや、小説、一般ゲーム、その他歴史・創作、特撮、鉄道、音楽、オリジナル雑貨など。販売ブースは日によって変化し、1日目はマンガ、アニメ系が多く、2日目は「艦これ」などのゲーム系、3日目は創作・アニメ・ゲームが多く販売される。そのほか、同イベントの名物とも言える「コスプレ」には、例年のべ約2万人以上のコスプレイヤーが参加。撮影も可能だが、本人の許可が必要となる。また、極度なローアングルや、多人数の撮影者で取り囲む、ポーズを強要することのないよう配慮も必要となる。なお、コスプレイヤー向けに更衣室も準備されている。女子更衣室は会議棟1階、男子更衣室は会議棟6階。各々の更衣室の前でコスプレ登録(登録料1日800円)を行ってから着替え、会場入りするルールとなっている。コスプレしたままの来場は禁止とのこと。
2014年12月11日7月24日から27日まで行われたサンディエゴ・コミコン(SDCC)。SDCCの名物と言えば、コスプレ。歩くフォトスポットと呼んでもいいくらい、写真のネタになってくれる人たちがいっぱいだった! また、その年に話題になった(話題になるであろう)キャラクターに扮する人も多いので、コスプレイヤーの動向からキャラクターの人気を知ることができる。その他の写真まず今年は『ミュータント・タートルズ』の公開を間近に控えていたので(日本は12月19日公開)タートルのTシャツを着た人やコスプレイヤーが多く見受けられた。中にはセクシーなタートルも。こういうアレンジはSDCCのコスプレイヤーならではと言える。来年公開のマーベル映画『アントマン』を先取りしたプレイヤーも見られた。また今年は『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の成功で、多くの“ウィンター・ソルジャー”たちが出没。毎年“キャプテン・アメリカ”に扮する女性は多く、キャプテンとウィンター・ソルジャーを演じている女性ペアも。『マイティ・ソー』は、最近のコミックで“女性”になってしまったこともあり、早くもその“女ソー”を演じている人も。女性と言えば、ディズニー・プリンセスも定番。今年は“アナ雪”たちも多かった。一方、このディズニー・プリンセスと同じくらい人気なのが“セーラームーン”。『セーラームーン』の新作は、アメリカでも注目を集めていて、人気が再燃かのように思われた。日本発のキャラクターと言えば、来年『スーパーマリオ・ブラザーズ』が30周年と言うこともあり、マリオとルイージのコスプレイヤーも目立っていた。“デッドプールというマーベルのキャラが、マリオとルイージになっている”というオリジナル解釈(?)のスーパーマリオも登場。さて今年、僕がもっとも感心したのは、“スチームパンク・アレンジのアイアンマン”。そのアイデアとこれを作り上げた技量もすばらしかった。コスプレは、もちろん市販の仮装用コスチュームを着た人もいるが、この“アイアンマン”のように、ただキャラクターを再現するだけでなく、凝りに凝ってアレンジを加えて自分で作った姿で勝負してくる人も多い。また自身のコスプレだけなく、“ゴーストーバスタ-ズ車”まで、コスプレしちゃう強者もいるのだ。こうしたコスプイヤーたちは、SDCC会場だけではなく、街の中やカフェ、バーにもこのかっこうで現れる。ジュース・スタンドでひと息ついているバットマン(今年のSDCCは、バットマン75周年をフィーチャーしていたので、バットマンも多い)や、くつろぐスーパーヒーロー・カップルたち。こうして、SDCC開催中は、街そのものが、コミコン会場になっているのである。取材・文・写真:杉山すぴ豊
2014年08月01日彩の国ブランドフォームは、さいたま市PRキャラクター「つなが竜ヌゥ」と埼玉県観光PRアニメ「観光大戦SAITAMA~サクヤの戦い~」のコスプレイヤーによる写真撮影会を開催。11月24日に、イトーヨーカドー大宮店ウッディ広場で行う。同イベントには彩の国ふれあい会レイヤーズプラザのコスプレイヤーがコスプレ衣装で参加する。また、プロのカメラマンによる写真撮影が行われ、その写真を受け取ることもできるという(時間の制限により、人数を限定する場合もある)。撮影会は14時と16時からの2回、それぞれ30分間実施する。ウッディ広場での撮影は17時までとなっているが、イルミネーションが輝くJRさいたま新都心駅東口通路でのコスプレ衣装散歩と写真撮影は、19時まで可能。ビル群の中のイルミネーション撮影を楽しめる。また来場者には埼玉県観光PRアニメ「観光大戦SAITAMA~サクヤの戦い~」のステッカーをプレゼントする(数に制限あり)。なお、同日はJRさいたま新都心駅東口下車すぐの高沼遊歩道にて「さいたま『食』の祭典さいたまるしぇ」も開催している。また、イトーヨーカドー大宮店の1階催事場では同祭典の第2会場として、推奨土産品やスイーツを販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日現在公開中のモノクロ・サイレント映画『アーティスト』で、フランス人初のアカデミー賞主演男優賞を獲得したジャン・デュジャルダンの最新主演作『プレイヤー』が6月23日(土)より公開となる。ジャンの“声”が聞ける新作として注目を集める本作だが、公開に先駆けて、『アーティスト』とはまるで違う、彼のプレイボーイぶりが楽しめる予告編映像が到着した。『アーティスト』では切なくも美しい愛を貫く銀幕スターを演じたジャンが本作で演じるのは、美女に目がない、浮気男。セクシーボイスと滑らかな語り口でレディたちを次々と口説き落とすのは朝飯前、妻をもつプレイボーイ友達の口裏合わせにも一役買う、ちょいワル男である。いじらしくもあり情けなくもある、そんなどこか憎めない彼とその友がパリを飛び出して向かうは、世界一の歓楽街・ラスベガス!使い古された口説き文句とマニュアル通りの策略で、2人は快楽への道を突き進むのだが…。女性を次から次へと口説いていくダメ男ぶりに加えて、歌を口ずさむ姿までもがセクシーなジャン。そんな彼の相棒を務めるのは、『この愛のために撃て』で、誘拐された妻を救うべく必死に戦う男を熱演したジル・ルルーシュ。こちらもジャンに負けず劣らず、前作で見せた堅気な愛妻家とは全く異なる、プレイボーイ像を見せている。あうんの呼吸で街に繰り出していく彼らだが、果たしてその輝きはどこまで続くのか…?爽快な大人の恋愛ゲームが幕を開ける!『プレイヤー』は6月23日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:プレイヤー 2012年6月23日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開アーティスト 2012年4月7日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm■関連記事:“旬”のフランスが盛りだくさん!20周年「フランス映画祭」ラインナップ発表前田敦子、外国映画の魅力を熱弁!「夢を持つきっかけになると思う」今最もホットな彼の“声”が聞ける!『アーティスト』監督&主演コンビ最新作公開『アーティスト』監督インタビュー白黒&サイレントだからこそできた美しき物語モノマネ芸人・福田彩乃、今度は“犬”モノマネを習得?
2012年05月01日シバリー・ベースは、4月23日から5月6日までのゴールデンウィーク期間、新宿ハイジア1Fにて、コスプレイヤーの作品展「cosprit photo collection 100photographs」を開催する。100人のカメラマンによる100人のコスプレイヤーの100の作品が展示されるという。「cosprit」とは、同社が主催するコスプレプロジェクトのこと。活動中のコスプレイヤーからの意見をもとに、新しい企画を作っており、今回の「cosprit photo collection 100photographs」もその一環になる。100人のカメラマンが100人のコスプレイヤーを撮影した作品100枚が会場にズラリと展示される。時間は10時から20時まで。展示作品の撮影ができるので、カメラ持ち込みもOKとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日人気ソプラノサックス・プレイヤー、ケニー・Gの来日が決定、5月にジャパンツアーを行う。ケニー・Gジャパンツアー開催情報1994年に『Forever In Love』でグラミー賞を獲得。インストゥルメンタル・ミュージック界にあって、抜群のCDセールスを誇るケニー・G。時に優しく、時に情熱的に響くソプラノサックスの音色は、世界はもとより日本でも多くのファンの心をつかんでいる。そんな彼の1年ぶりの日本公演。5月16日(水)の東京・Bunkamura オーチャードホール公演ほか、3ステージが決定している。チケットの一般発売は4月7日(土)10:00より。一般発売に先がけて、チケットぴあでは東京公演のインターネット先行を3月26日(月)11:00から4月4日(水)11:00まで受付。■Kenny G Japan Tour 20125月15日(火)大阪・NHK大阪ホール5月16日(水)東京・Bunkamura オーチャードホール5月17日(木)新潟・新潟県民会館
2012年03月26日女性サックス・プレイヤー、小林香織がニュー・アルバム『SEVENth』を2月1日にリリースした。小林香織の公演情報彼女自身が初めてプロデュースを手掛けたこのアルバムには、都会的で洗練されたヴィヴィッドなオリジナル曲のほか、ラテン・アレンジで演奏したショパンの『ノクターン』や、ガールズロックバンド、ブラック・ベリーズによる『哀愁のヨーロッパ』などが収録されている。小林香織はアジアでも大変人気があり、2010年に台湾でアップされたYouTubeのライブ映像の閲覧数は、460万回を超え、このアルバムもアジア各国でほぼ同時に発売される。また、タイのサックス・ソサエティで、今年1月20日に「アジアで最も美しいサックス・プレイヤー」(The Most Beautiful Saxophonist in Asia)を受賞した。■小林香織/『SEVENth』2月1日発売初回限定盤(DVD付):3600円通常盤:3150円
2012年02月02日