ベビーカレンダーで40代ならではのあるあるを描いた「ナナイロのアラフォー」を連載をしているナナイロペリカンさん。この連載では、ナナイロペリカンさんの娘さんと夫さんとの日常をご紹介します。今回は、姉妹間で勃発した、身長差の問題のお話です。負けず嫌いな次女ある日、家の柱に娘たちの身長を記録していると……。 姉妹で身長を測っていたある日。 身長の高さで長女に負けた次女は、悔しさのあまり泣き出しました。 その夜、次女の不審な動きを察知した私は、次女が長女よりも高い位置に身長を書き足そうとしていたのを目撃。 私は次女を諭しましたが、後日、柱を見てみると、身長150cmの6歳児が誕生していました。 ◇◇◇お姉ちゃんにどうしても、勝ちたかった次女ちゃん。ナナイロペリカンさんは、次女ちゃんが夜にこそっと不正を働く姿を目撃しました。次女ちゃんのお姉ちゃんに負けたくない執念を感じますね! みなさんも、兄弟・姉妹間でこれは負けたくない! と感じた出来事はありますか?著者:マンガ家・イラストレーター ナナイロペリカン
2023年10月16日こんにちは、ナナイロペリカンです。娘2人、とうちゃん、そして犬と鳥と暮らしています。うちのとおちゃん、実はすごい特技があるんです…。そう、わが家のとおちゃんは香りに敏感で、洗剤を変えただけですぐに気づく…。「におい警察(ポリス)」なのだ。あらためまして、サラヤの廣岡です! さくっとご紹介しますと… 「ヤシノミシリーズ」は人と地球にやさしいがコンセプト。50年以上前から無香料・無着色・植物性を貫いています。ヤシの実由来の植物性の洗浄成分だから、洗った後の排水は微生物によって水と二酸化炭素に分解し、地球に還るんです。(無色透明なのは高品質の証!)はあー! そんな昔から手肌だけでなく地球にもやさしい洗剤を… いま話題のSDGsを先取りしていたんですねっ。そうなんです、時代が追いつきました~!もともと「ヤシノミ洗剤」は給食センターなどのプロ用の食器用洗剤だったんですが、約50年前から家庭用としても販売をスタート。「同じコンセプトの洗たく洗剤と柔軟剤が欲しい!」との熱いリクエストを受けて、ランドリーシリーズも展開しているんです。おまけにこの秋にリニューアルして、さらにパワーアップ! 肌へのやさしさだけでなく、洗浄力でもめちゃくちゃ自信がありますっ。無香料の「ヤシノミ柔軟剤」も肌へのやさしさはそのままに、今回あらたに「防臭機能」がプラスされました!(食品由来の防臭成分※を配合)※すべてのニオイの原因菌に効果があるわけではありません…ということで使ってみた!家族みんなの反応は…?!わあ~! ご家族に喜んでもらえて嬉しいです!! 我が社は広告費よりも原料費にコストを掛けているために目立たないのですが… 実は長年のファンも多くて、ほんと支えられてます。照赤ちゃん用の「アラウベビーシリーズ」もうちの商品なんですが、大人の洗たくものと一緒に洗う時期になったら、「ヤシノミ洗たく洗剤」に切り替えていただくことをおすすめしています!えー!「アラウベビー」、うちも使っていましたよ!! あれもサラヤさんだったんだ~ 全然知らなかった…知らず知らずのうちに、わが家もサラヤさんに支えられていたんですね。涙娘が赤ちゃんの頃は、あんなに意識して洗剤を選んでいたのに…!! 【エコ系洗剤=汚れ落ちがマイルド】【エコ系商品=値段が高い】こんなイメージばかりが先行して、植物系のやさしい洗剤を売り場で見かけても、「うちは安くて汚れが落ちりゃいいや」ってスルーしていました。勝手なイメージで勘違いしていたことって、たくさんあったんだなぁ…。あ、あと、ナナイロペリカンさんにどうしても知ってほしいことが! 今、売られている洗剤のほとんどに植物油(パーム油)が使われていますが、原産国ボルネオ島に環境問題があることを知り、2004年から環境保全活動をスタート。「ヤシノミシリーズ」の売上の1%(※メーカー出荷額)を、野生動物たちの保護や自然環境を守る活動に役立てています。「ヤシノミシリーズ」はすべて環境と人権に配慮したパーム油の証「RSPO認証」の商品。持続可能なパーム油の普及も支援しているんですよ。へえ~じゃあ、サラヤさんの洗剤を選びつづけたら... 私も地球環境に少しは貢献してるって考えてもいいんだ!そうなんです! 毎日使う洗剤を「ヤシノミシリーズ」に変えるだけで、環境や野生動物を守る活動に参加できる仕組みなんです。誰もが気軽に始められる『子どもたちの未来につながるもの選び』です。\ まとめ /「ヤシノミ洗たく洗剤」は濃縮タイプなので、回数で計算すれば思ったほど高くないし、汚れもとてもよく落ちる。肌にもやさしい処方で、おまけにボルネオの熱帯雨林や生き物たちを守る。…それならば家族のため、子どもたちの未来のために選んでもいいよね。サラヤさんみたいにブレずに長年いいものを作り続けている会社って、やっぱりいいなぁ。商品を使い続けることで応援したいし「もっとみんなにも知ってほしい~!」って思いました。 “自然派洗剤は洗浄力が弱い”そんなイメージを覆す洗剤にリニューアル!「ヤシノミ洗剤」の肌と地球へのやさしさ、無香料・無添加のコンセプトはそのままに【高い洗浄力】を実現した「ヤシノミ洗たく洗剤」が、このたびさらにパワーアップ。皮脂汚れだけでなく、食品汚れもしっかりと洗浄する洗たく洗剤に生まれ変わりました。ふんわりなめらかな肌触りと吸水性を両立、低刺激の「ヤシノミ柔軟剤」もあわせてリニューアル。無香料だからこそ気になってしまう“ニオイ悩み”に着目し、肌へのやさしさはそのままに防臭機能をプラス。(食品由来の防臭成分※を配合。※すべてのニオイの原因菌に効果があるわけではありません)いずれも無香料なので、強い香りが苦手な方や小さいお子さんやペットのいる家庭でも、気兼ねなく使えます。やさしさだけでなく、洗浄力も格段にパワーアップした頼れる「ヤシノミ洗たく洗剤」「ヤシノミ柔軟剤」で、“人と地球にやさしい”ヤシノミ生活、あなたも始めてみませんか? 「ヤシノミ」シリーズ をチェック! \ネットで買う/ Amazonで買う 楽天で買う 公式通販で買う \店舗で買う/ 「ヤシノミ」シリーズ販売店検索 ▼この記事もおすすめ▼ [PR] サラヤ株式会社
2023年09月27日■前回のあらすじスラックス問題が無事解決したところで、次はネクタイとリボンを選ぶことに。今回はネクタイと意見が一致するのだが、お店の人に「結べますか?」と言われ不安に。そこで両方購入することにしたのでした。■入学式にて私が気にするのは…ついに入学式!長女の姿をあたたかい目で見つめるも、他にもスラックスを履いている子がいるかな? という期待感でスラックス女子を探してしまっていました。と、そこで発見!■スラックス女子、いた!スラックス、なんだかとても爽やかでかわいいな…って思いました!去年は1クラスひとりいるかいないかだったので、絶対今年は増えてた! 楽しいスラックス生活を送ってもらえそうだなって、やっとひと安心!しかし、入学2日後、タマ子が「スカート履きたい」と! えっ、もうスカート履きたいの? 理由が予想外でした。4月って結構暑いんですよね。制服も着慣れないだろうし、ジャケット羽織ってたら昼頃はもう暑いですよね…。夏物はスカートを買っているので無駄にならなくてよかったなーって思いました!ただし実は4月はまだ…、スカート届いてなかったんです…。夏物は遅れて届くみたいで。ゴールデンウィーク明けになると言われたのでした。「スラックスが浮いてしまうからスカート履きたいって言われたときのために用意しておこう」という最初の不安が実際に起きたら、ちょっと困っていましたね。これから新中学生になる親御さんはお気をつけくださいませ…。スポーツをやっているボーイッシュな子が多くスラックスを選んでいる印象がありましたが、髪の長い子もいたし、タマ子みたいな小柄な子も選んでいたので自由な空気感を感じられてとてもよかったです。あとは男子のスカートをはよ…、ですね!最後までお読みいただき、ありがとうございました!
2022年12月09日■前回のあらすじスラックスがいいと言う長女にスカートも試着してもらうが、長女の意思は固い。私はどうしても不安が拭えず、新学期を乗り切ることを目標にスラックスと夏用のスカートを購入。もしもの時に備えることにするのでした。■ネクタイとリボンどっちにする?制服のアイテムでもうひとつ選べるものがありました!中高はリボンタイプの私、ネクタイを結ぶ機会がなく育ち、何度か夫のネクタイ結べるか挑戦したけど結べませんでした…。■ネクタイが怖い…!ネクタイが…怖い…!長女タマ子、マイペースで朝はギリギリのことが多く、言っても言ってもバタバタしがち…。中学になったら小学校のときより遠くなるので、母は救済措置を入れておきましたとさ。(制服と比べるとだいぶお手頃価格だし)ほとんどの女子がリボンを選んだと聞き、それこそ「なんで?」と思ったのですが、こんな落とし穴があったとは…! やっぱり「あのタイプ」は楽ちんですよね。そう思うと男子はネクタイ一択なので大変だ(そして不公平ですね…)。次回に続く「スカートとスラックスどっちにする?」(全6話)は12時更新!
2022年12月08日■前回のあらすじ制服採寸の日。スラックス選択に心配がある私は、担当の人から「選ぶのは娘さんです」と助言されハッとして…。実際にスラックスを試着すると、低身長だからこその問題が発生。しかし試行錯誤して解決するのでした。■長女の意思は固い!長女タマ子は履いてみたかったスラックスを試着。正直ダボっとはしておりましたが、本人はスラックスを気に入ったらしい。でも、やっぱりスカートも…と気になり、試着してもらうことになりました。タマ子は、TPOで使い分けるならスカートもありと考えているタイプ。ただし、「スカートはめんどくさそう」「足が寒そう」「ズボンが落ち着く」というのが主な理由のひとつで、性別の違和感というのはないそうです。やはり、心は固いようで…!採寸担当の方から「決めるのは本人」との助言もいただき、ここまでスラックスに心を決めているタマ子の意見を変えるつもりはない。でも、どうしてもよぎってしまう…、あの時代、私の過去の悲しい記憶…。■私の過去の記憶がよみがえる私が不安になるのは、自分の中学生時代の経験から。波に乗れないものは脱落だし、目立ち過ぎてもヒソヒソ言われる。「目立たないけどみんなと同じちょうどいい加減」を求められました。今は昔よりだいぶ良くなっていると信じたいけれど、実際にスラックスを選ぶ人が極端に少ないのは、まだまだ過渡期なんだろうなと思ったから。自分も安心して、タマ子も安心して学校に通ってもらうには…。■悩んだ末に見つけた着地点小学6年生はまだまだ個人差が大きくて、今は人目が気にならなくてもこれから変わる可能性もあります。ベストや靴下ポロシャツ、スクールバッグや体操服、通学アイテムその他いろいろ中学準備はお金がかかる…。我が家は姉妹ふたりとも新しい自転車も買うので、正直どうなるかわからない制服をふたつずつ買うのは悩ましかったです。そこで思いついたのが、この方法。まずは心配な新学期を乗り越える! そのために両方買って、その後必要なものを買い足すという流れです。スカートはいわば保険ですので強制ではありません。頑としてタマ子がスカート履かないとなればそれならそれで全然いいのです。スカートに履きかえることなく、楽しく通える中学校でいてほしいなと願っています!スカートは夏涼しいからたまには履いてみてくれたらいいな…と思ってる母なのでありました。次回に続く「スカートとスラックスどっちにする?」(全6話)は12時更新!
2022年12月07日■前回のあらすじ帰宅後長女タマ子に制服の話をする私。スカートを選ぶだろうと思っていたが、タマ子が選んだのはスラックス! すると急に制服が原因でトラブルになったりしないかなど不安が出てきて、試着を提案するのでした。■心配事が口から出てしまう…!制服を注文することになったのですが、長女は迷いもせずに「スラックス」を希望。母としては子どもの気持ちを尊重したいけれど、少数派として不安な理由や背の低いタマ子に似合うのか? という問題もあり心配に。とにかく試着してから決めようと言うことになりました!その日、頼もしげなお姐さまが採寸してくれました。お姐さま…!!私が自分の心配事をうだうだと口にしていたら、冷や水をぶっかけられました。そうだよね、そうだよなぁ…。親は親の意見としてそれとなく心配するにしても、意見を押し付けちゃいけない。タマ子の人生だから後悔や失敗があったとしても、成長するのには必要な勉強になるわけで。だが、しかし…。■低身長女子の別の悩みが勃発服に着られてしまってるこの感じ…。男子用のデザインのスラックスが野暮ったく見える心配うんぬんじゃない、そもそもジャケットのサイズが合わなすぎる!タマ子は普段140の洋服を着ているのですが、ジャケットは160を着てみたらとんでもないことになってました…!裾も調整できるように長めにお直しするのですが、チャップリンのズボンかっていう感じでした。しかしタマ子、スラックス気に入る。母からすると新鮮な娘の姿でした。正直、まだ見慣れないし、スカートじゃなくていいのかな? という不安もあるけれど、本人は気に入った様子だったのでこれはスラックスで決まる予感大だなぁ…と思い心を決めました。とはいえスカート姿の制服の娘を見たかったのもあったり、せっかく試着できるのでスカートも履いてもらい一応こっちも検討してもらうことになりました。次回に続く「スカートとスラックスどっちにする?」(全6話)は12時更新!
2022年12月06日■前回のあらすじ長女タマ子はもうすぐ中学生。学校説明会に行くと、女子は制服のスカートかスラックスかを選べると説明を受ける。実際スラックスを選んだ女子の数が気になった私は先生に質問。すると学年3~4人と少なくて…。■え? 想像と違うんだけど…!中学の説明会から帰宅後、さっそくタマ子に聞いてみました。私、この後、下記のような会話を想像していたんです。母:「でもスラックス選ぶ子はクラスでひとりいるかいないか…、意外と少ないね」タマ子:「スラックス気になるけど、でも制服は普段着と違うし別にスカートでいいよ」母:「そう、わかった。もしスラックス履きたくなったら2年生からとか様子見て買うのもありだよ」でも、実際タマ子が選んだものは…え…? そんなにスラックス推し…?■長女の答えに不安になる私悲しいかな、次々と不安が出てくるもので…。もっとどーんとタマ子を信じて送り出せたらよかったんだろうなと思うし、それができない自分が情けなくもありました。スラックスのデザインは男子のものを着るだけで女子用のデザインではないため、背の低いタマ子が着ると幅はかなり広く、成長を見越して大きめのサイズを買うためスマートな印象になる期待はできない。(女子用のスラックスだったり、早めに身長が伸びた子はいいなと思う)母親が絶対的に強制したいわけじゃないんだけど、せめてしっかり納得した上で選んでほしい。「とりあえず試着してみて決めてもらっていい…?」そう私はタマ子にお願いしてみるのでした。次回に続く「スカートとスラックスどっちにする?」(全6話)は12時更新!
2022年12月05日長女タマ子12歳と次女キミ子歳の母、ナナイロペリカンです。今年4月に中学生になった長女が、入学に向けて制服を選んだときのお話です。■学校説明会で驚いたこと中学の学校説明会に行ったとき驚いたのは、制服のスカートかスラックスかを選べること。時代ですねぇ!■スラックスの女子はどれくらい?ちなみにネクタイを選ぶ女子も少なく、ほぼリボンだそうです。ううーん…、思ってた比率と違ったー!ネクタイもスラックスもいいのになぁ。3割くらいの女子はスラックスかな? なんて思ってたのに…。なんだか…、少し残念。時代はまだ完全に変わったわけじゃないのね。というか男子はスカート選べないなら、全員スラックスでいいんじゃない? なんて思ったりしながら帰りました。そして次回…、長女タマ子はどっちを選ぶでしょうか。次回に続く「スカートとスラックスどっちにする?」(全6話)は12時更新!
2022年12月04日ベビーカレンダーで40代ならではのあるあるを描いた「ナナイロのアラフォー」を連載をしているナナイロペリカンさん。この連載では、ナナイロペリカンさんの娘さんと夫さんとの日常をご紹介します。今回は、ある日、次女ちゃんがキャラ変したお話です。突然のキャラ変ある日、次女が「お風呂に入りたくない」と駄々をこね始めて……。 ※何かが振り切れたらしい→何かが吹っ切れたらしい 「お風呂に入りたくない!」と床に寝転がりながら叫ぶ、赤ちゃんモードの次女。 少しほっといてみると、すんなりとお風呂場に入ってきたかと思いきや……。 「いやぁ〜お疲れさまです」「最近、お仕事はどうですかね」 と、どこで聞いたのかわからない"おじさんキャラ"に変身!次女の演技力に振り回された母なのでした。 赤ちゃんから、お風呂場にいるおじさんのモノマネまで! 幅広い次女ちゃんの演技力に驚かされますね! 著者:マンガ家・イラストレーター ナナイロペリカン1982年9月東京下町生まれ、東京都在住。2009年長女タマ子出産、2013年次女キミ子出産、2児の母に。育児マンガなどの仕事をしながら子育てに奮闘中!母の介護問題も少し。ライブドアブログ公式ブロガー。
2022年09月27日ベビーカレンダーで40代ならではのあるあるを描いた「ナナイロのアラフォー」を連載をしているナナイロペリカンさん。この連載では、ナナイロペリカンさんの娘さんと夫さんとの日常をご紹介します。今回は、姉妹間で勃発した、身長差の問題のお話です。負けず嫌いな次女ある日、家の柱に娘たちの身長を記録していると……。 姉妹で身長を測っていたある日。 身長の高さで長女に負けた次女は、悔しさのあまり泣き出しました。 その夜、次女の不審な動きを察知した私は、次女が長女よりも高い位置に身長を書き足そうとしていたのを目撃。 私は次女を諭しましたが、後日、柱を見てみると、身長150cmの6歳児が誕生していました。 ◇◇◇お姉ちゃんにどうしても、勝ちたかった次女ちゃん。ナナイロペリカンさんは、次女ちゃんが夜にこそっと不正を働く姿を目撃しました。次女ちゃんのお姉ちゃんに負けたくない執念を感じますね! みなさんも、兄弟・姉妹間でこれは負けたくない! と感じた出来事はありますか?著者:マンガ家・イラストレーター ナナイロペリカン
2022年09月26日ベビーカレンダーで40代ならではのあるあるを描いた「ナナイロのアラフォー」を連載をしているナナイロペリカンさん。この連載では、ナナイロペリカンさんの娘さんと夫さんとの日常をご紹介します。今回は、次女・キミ子ちゃんが作った、ママにとっては夢が詰まったある箱のお話です。夢のボタンある日、娘が段ボールが欲しいと言ってきて……。 「寝るボタン」を押したら、寝たふりだけど寝るスタイルとってくれました。 段ボールを欲しがった次女。 「この紙にお手伝いしてほしいこと書いて」と次女に言われ、「おもちゃをしまう」「お姉ちゃんとけんかしない」などを書き渡すと……。 段ボールにリモコンボタンのように貼り付け、次女が「押して」と差し出してきたので、試してみることに。 「おもちゃをしまう」のボタンを押すと、おもちゃを片付け始める次女。 さすがに、「お姉ちゃんとけんか中は無理かな?」と思いながら押してみると、なんとけんかもやめた! ボタンも追加可能のこの装置。 母にとって、夢の装置・ボタンなのでした。 ママにとっては、とても夢のあるボタン。ボタン一つで、お姉ちゃんとのけんかをやめるなんて、次女ちゃんのボタンに対する本気度が伝わってきます! 一家に一台ほしい「お手伝いボタン」ですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ナナイロペリカン1982年9月東京下町生まれ、東京都在住。2009年長女タマ子出産、2013年次女キミ子出産、2児の母に。育児マンガなどの仕事をしながら子育てに奮闘中!母の介護問題も少し。ライブドアブログ公式ブロガー。
2022年09月25日2児の母で人気イラストレーターのナナイロペリカンさん。ブログでつづっている、40代ならではの日常を描いたマンガを紹介します。今回は頭の中の消しゴムが暴れ出したときの話。そんなとき、迫りくる恐怖が……!★前回:生理不順で婦人科を受診。原因はまさかの…!? #ナナイロのアラフォー 2ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーどうもナナイロペリカンです!自分の「老化」の話です……。タイトルにもあるんですけど、私の頭の中の消しゴムが年々悪化してるみたい。さーて買うもの、買うか。探せども探せども……。本当に何かを切らしていて、ずっと買えていなくって、あれを買わなきゃーって思っていて。店に入る前から実は何を買えばいいのか思い出せなかったんだけど、見れば「あれ」が何かを思い出すと信じて……。キリッとした顔で商品探していた(涙)。その何かが見つからないだぁ〜!(涙)耐えろ!早く思い出せ!頑張れ、私の脳!いつ話しかけられるかのプレッシャー。その結果ーつらい……また買えなかった。明日こそは「あれ」を買ってこよう(笑)。★関連リンク:「たまご絵日記 ~2児のかあちゃん奮闘記~」(外部サイト)★LINEでブログの更新通知を受け取る(外部サイト)★ウーマンカレンダー連載マンガ著者/ナナイロペリカン1982年9月東京下町生まれ、東京都在住。2009年長女タマ子出産、2013年次女キミ子出産、2児の母に。育児マンガなどの仕事をしながら子育てに奮闘中!母の介護問題も少し。ライブドアブログ公式ブロガー。ブログ:たまご絵日記~2児のかあちゃん奮闘記~
2021年07月24日2児の母で人気イラストレーターのナナイロペリカンさん。ブログでつづっている、40代ならではの日常を描いたマンガを紹介します。今回は前回の続き、生理不順のお話。もしかしてがんなのでは、という悪い妄想が止まらず、婦人科を受診してみたら……。★前回:「終わったと思ったらまた生理…」これはもしや…? #ナナイロのアラフォー 1ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーどうもナナイロペリカンです!婦人科で内診してもらうって、結構勇気が入りますよね。とおちゃんのひと押しのおかげで、一歩踏み出せました。2年前にも診てもらった病院へ。問診後さっそく内診へと進みます。隠し切れない圧倒的存在感。これに乗れば悩んでいたあの日々の答えが出ると思うと来てよかったんだ……。筋腫が見つかったことにまず驚きました。2年前にはなかったものがもう1.7cm。悪いものじゃなさそうでよかったけれど、もし悪いものだったらなんで2年も放置したんだろうって後悔していただろう。そして、結果が出るのに2週間待たなくてはいけないことを知ってさらに後悔したと思う。だから早く来てよかったと思った。ちなみにがん検査は子宮内で綿棒のようなものでこすり細胞を採取。ヒトパピローマウイルスというウイルスに感染しているかどうかで判断するらしい。この採取検査で特に痛みは感じなかったです。そして、気になっていた不正出血や生理の乱れはと言うと……。コロナ禍での生活の変化でホルモンバランスが崩れて、生理不順の方が増えているらしい!?女性ホルモンのひとつであるエストロゲン(卵胞ホルモン)が37歳前後で減ってくるらしく、また生活のストレスでも影響されるらしくコロナ禍のストレスで一気に傾いた……と考えるのが今回は正しそう。日常生活に支障を来すようであれば漢方だったり、そのほかの治療を検討していきましょうとのことで何もできないというわけでもなく、今後も不安が1つ減りました。どんな人でも言えますが、無理はし過ぎないように……。私の実母も治らない重い病気にかかってしまいましたが、家族が大きな病気にかかるって、もちろん本人が一番つらいですけど周りの家族にとって同じようにキツイです。忘れたくても忘れられないつらさが一生つきまとっています。何か気になる症状があれば、子どものことも考えて、どうか笑いごとで済むうちに早いうちに病院に行ってみてくださいね!監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)★関連リンク:「たまご絵日記 ~2児のかあちゃん奮闘記~」(外部サイト)★LINEでブログの更新通知を受け取る(外部サイト)著者/ナナイロペリカン1982年9月東京下町生まれ、東京都在住。2009年長女タマ子出産、2013年次女キミ子出産、2児の母に。育児マンガなどの仕事をしながら子育てに奮闘中!母の介護問題も少し。ライブドアブログ公式ブロガー。ブログ:たまご絵日記~2児のかあちゃん奮闘記~
2021年07月18日2児の母で人気イラストレーターのナナイロペリカンさん。ブログでつづっている、40代ならではの日常を描いたマンガを紹介します。今回は終わったと思った生理がまた来たときのお話です。プレ更年期か、もしくは……、悪い妄想が止まらず……。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーどうもナナイロペリカンです!婦人科系の話です。終わったはずの生理がまた来るだなんて……。以前、PMSの症状で調べたとき、「プレ更年期」というのがあることを知った。個人差あるけど、閉経に向けて30代後半〜40代半ばあたり、少しずつ女性ホルモンの量が変わってくることにより心身に変化が生じることがあるらしい。ブログを始めてもう10年以上たち……、気が付いたら今年で39歳になりますよ!あちこちが気になるお年ごろ。いよいよ更年期の「こ」の字がちらついてきたのだろうか……。そうだ……、30代後半だもの。私の(少ない)友人周りにはいないけれど、自分がいつがんになったっておかしくない。プレ更年期とは限らないかもしれないよなぁ。不正出血って初めてだし、そういやここ2年くらい貧血がひどかったし(サプリで落ち着いてはいるけれど)。もしやがんが始まっているのでは???一度ちらつき始めると、悪い妄想が止まらない……。ああそうだよ。万が一がんだとしても、ついこの前に検査して問題なかったばっか…り…!?とおちゃんのひと声で数年ぶりにがん検診してきました!てか…まだずっと家にいます(笑)。「病院へ今すぐでも検査して」なんて、今までだったら家に人がいて促されることがなかったからありがたかったです。ひとりだったらなんとなく先延ばしにしていたかもしれません。2年前にエコー検査した婦人科もがん検査はそのときやっていなかったし、結果、めちゃくちゃ行ってよかったなと思いました。その結果の話をまたお伝えします!何かおかしかったら、皆さんも明日にでも検査しに病院に行ってくださいね!!!検査には結果が出るまで数週間の時間がかかるので早めの病院が吉ですよ〜。★関連リンク:「たまご絵日記 ~2児のかあちゃん奮闘記~」(外部サイト)★LINEでブログの更新通知を受け取る(外部サイト)監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)著者/ナナイロペリカン1982年9月東京下町生まれ、東京都在住。2009年長女タマ子出産、2013年次女キミ子出産、2児の母に。育児マンガなどの仕事をしながら子育てに奮闘中!母の介護問題も少し。ライブドアブログ公式ブロガー。ブログ:たまご絵日記~2児のかあちゃん奮闘記~
2021年07月16日著者であるナナイロペリカンさんの日々の子育てがギュギュっとつづられているコミックエッセイ『いろはにちへど おかわり』。思わず笑ってしまうエピソードばかりで、ご自身がとても子育てを楽しんでいそう! と想像できます。そんなナナイロさんに、子育てについてインタビュー! 実際の毎日について聞いてみると…「子育てって不可抗力の連続です」「こんな便利な現代なのにコントロールできない、それが子育て」「どうしようもないときはトラブルに目を向けない。“目をつぶり”ます」…と、名言? 迷言? が飛び出す飛び出す! やっぱり育児って、半端なく大変ですよね…と、共感しつつ、今回はナナイロペリカンさんご自身の子育てにクローズアップして、お話を聞きました。お話をうかがったのは…子育てコミックエッセイスト ナナイロペリカンさん1982年東京下町生まれ。小3と年中の姉妹の母としてドタバタ育児に追われる毎日を、ユニークなイラストと笑えるワードで漫画に綴る。妊娠時代から始めた育児ブログ「たまご絵日記」が人気となり『たまご絵日記』『たまご絵日記2』(マイナビ出版)として出版。その後、幼児雑誌『おともだち』で連載された育児コミックエッセイが『いろはにちへど』『いろはにちへど おかわり』(講談社)として書籍化され、話題に。■ナナイロペリカンさん流子育て「原点は自分の両親かも」――子育てで大切にしていることは?ナナイロペリカンさん(以下、ナナイロさん):いろいろあるのですが、一番は、子どもでも「一個人として尊重すること」ですね。なかなかできないのが現状なのですが…。――具体的にはどのようなことですか?ナナイロさん:例えば、つい自分の子どもを頭ごなしに叱ったりしてしまうことってあると思うんです。でも、子どもとはいえ一人の人間。叱り方も気をつけないとな、と思います。また、子どもがある程度大きくなったら、やりたいことは応援してあげたいです。私が小学校高学年の頃「鳥を飼いたい!」と親にうったえたら「いますぐ買いに行こう!」とすぐ実行してくれて。それまで生き物を飼うのはずっとダメだと言われていたので、やっと自分の意見を尊重してくれた!って、めちゃくちゃうれしくて、思い出に残っているんです。だから私も、なるべくなら娘たちがしたいことのチャンスを逃さないように、かなえてあげなきゃって思います。そこで、ふだんのダメな親を帳消しにしようという魂胆もありますけど…(笑)。――ご自身の子どもの頃の経験が大きいのですね。ナナイロさん:そうかもしれません。両親には、やはり影響を受けていますね。父親は六本木でジャズバーをしていたので、大人の楽しい世界によく連れて行ってもらいました。母親は当時にしては珍しく、フルタイムで働いていました。私が子どもの頃も、好きなことを楽しんでいるタイプの親でしたね。そんな親の姿を見て育ったからこそ「大人って楽しそう。早く大人になりたい」という夢が見られたのかもしれません。私もそうありたいと思っています。――ご自身の子どもの頃と娘さんの性格はやはり似ていますか?ナナイロさん:次女・キミ子のこだわりや我の強い性格は、私ゆずり。長女・タマ子のおだやかな性格は、パパゆずり。両親のいいところだけではなく、そうでないところもうまいこと受け継いでくれたな…と思います。だからこそ、愛おしいですね!■子育てコミックエッセイ「わたしにとっての家族アルバム」――コミックエッセイを描いていて良かったですか?ナナイロさん:ふだんのことをそのまま描いているんです。だから、親としてダメな自分を振り返るいいキッカケにもなっています。とはいえ、いつまでたっても同じことを繰り返してしまっているんですけど…。あとは、「家族アルバム」的な感じでしょうか。写真はスマホでつい撮りっぱなしになってしまっているので、このコミックが私にとっての家族アルバム。娘たちが大きくなって子育てするときに、読んでくれるとうれしいですね。そういった意味でも、本に残るというのはありがたいことです。――家族は読んでくれていますか?ナナイロさん:タマ子は温かい目で見守ってくれます。締め切り間近で「マンガ描くのつらいからやめよっかな〜」とグチをこぼしたりすることもあるのですが、そんなときは「無理しなくていいよ」って心配してくれたり。母親がマンガを描いているのが、ちょっとした自慢みたいで。うれしいです。夫も穏やかな目で見守ってくれていますね。キミ子は…そのうち分かるのかな。今から楽しみです!――今後もコミックエッセイを描き続けたいですか?ナナイロさん:キミ子もあと少しで小学生。小さなころのように一挙一動をコミックにするのも難しい部分もあると思います。ただ、これからも育児の山が随所で出てくると思うんです。受験なのか反抗期なのか…。そんなとき、自分をふるい立たせるためにも、翻弄される母の日常を面白おかしく描けたらなぁ、とは思っています。■「いつまで育児の山登る」楽しむコツは2つ――大変な育児を楽しむコツってあるのでしょうか。ナナイロさん:著書で掲げたテーマ「いつまで育児の山登る」の答えが「子育ての山は頂上を目指すのではなく、横の楽しい景色を楽しむこと」とはいえ…。実際に渦中にいるとあまりにも大変で、そうは思えないことも多々ありますよね。だから、しいて楽しむコツというのなら、「ゴールはないとあきらめる」「自分の好きなこともやる」この2つでしょうか。育児の山登り中は、ちょっとしたことでイライラしてしまうなど、どうしても視野が狭くなりがち。すごーくよく分かるのですが、ママ自身が好きなことを見つけてストレスを発散し、できるだけイライラしない方法を探ってみて欲しいです。ママになると、どうしても我慢しちゃう。でも、ママが笑っているのが結局、子どもたちや家族にとっては一番なんです。「大人って楽しいよ」と子どもに見せてあげるのも、すごく大切だと自分の親を見て実感しています。自分に余裕がないと、子どもに余裕をもって接することができないと思うし…って、これ全部自分に言い聞かせているんですけどね(笑)。――ナナイロペリカンさんの「好きなこと」は?ナナイロさん:最近は、動画配信サービスでの映画鑑賞! 空いた時間で映画を観て、ストレス発散です。子どもたちを寝かしつけたあとや、休みの日も無理に外出せずに「自宅で映画祭り」をすることもありますよ。公園に行ったりおでかけしたりと子どもが喜ぶことだけじゃなくて、大人が楽しめることもしないと!――最後に。丸1日、ひとりの時間があったら何をしますか?ナナイロさん:え〜、1日じゃ足りない(笑)! でも、夜楽しみたいからな…。夕方6時くらいからスタートして、夜通し遊んでみたいです(笑)。泊まりで女友だちと温泉とかエステとか、最高ですね。もう少し子育てが落ち着いたら、ぜひ実践したいです!「育児以外に自分の好きなことをやる」。これって、案外できていないママが多いのではないでしょうか。終わりのないヘトヘト育児。だからこそ、隙間時間で自分の「好き」に没頭して気持ちをリセットし、育児を楽しみたいものですね。参考図書: 「いろはにちへど おかわり 限界かあちゃん いつまで育児の山登る」 (講談社)ナナイロペリカン著 1,000円(税別) 育児ブログ『たまご絵日記』で大人気のナナイロペリカンさんによる育児コミックエッセイ。幼児雑誌『おともだち』での連載を書籍化した第二弾となる本作は、次女キミ子ちゃんの自由っぷりに翻弄される毎日が面白おかしく描かれています。どのエピソードも、ママならば「あるある」と笑いながら読めること請け合い! コラムには、タレント・くわばたりえさん、手芸作家・料理研究家寺西恵里子さん、絵本作家・のぶみさん、話し方講師・鳥谷朝代さんなどへの取材も登場します。取材・文/aica
2018年08月25日子育てをしていると「あーもう! どうしようもなくイライラするっ!!」と、子どもの行動に腹を立てつい怒鳴ってしまっては、「はぁ〜。私なんてお母さん失格かも」と自分を責める…。子育てママであれば、そんな「育児の負の無限ループ」に陥ったことは一度や二度ではないはず。そんな感情は、育児コミックで笑い飛ばしてしまうのが一番。今回は、コミックエッセイ『いろはにちへど おかわり』の著者である、ナナイロペリカンさんにインタビュー。本の裏話から自身の子育てについてまで、「あるある!」「わかるわかる!」な育児エピソードをたっぷり聞いてきました。お話をうかがったのは…子育てコミックエッセイスト ナナイロペリカンさん1982年東京下町生まれ。小3と年中の姉妹の母としてドタバタ育児に追われる毎日を、ユニークなイラストと笑えるワードで漫画に綴る。妊娠時代から始めた育児ブログ「たまご絵日記」が人気となり『たまご絵日記』『たまご絵日記2』(マイナビ出版)として出版。その後、幼児雑誌『おともだち』で連載された育児コミックエッセイが『いろはにちへど』『いろはにちへど おかわり』(講談社)として書籍化され、話題に。。■育児コミックエッセイ「始めたきっかけは?」「ネタはどうやって?」――コミックエッセイを始めたキッカケは?ナナイロペリカンさん(以下、ナナイロさん):最初は「妊娠記録」として、ブログを書いていたんです。初めての妊娠って面白いんだろうなぁ、どんな体の変化が起こるんだろう…と、若い頃から楽しみにしていて。ある時、ブログに好きで描いていたイラストを入れたら、ありがたいことにアクセスやコメントが増えて。「ブログっておもしろいじゃん! と目覚めて描き続け、気づいたらライフワークとなっていたんです。――よくネタが見つかるなぁと感心します!ナナイロさん:「あっ、これネタになりそうだな」と思ったら、本当はすかさずメモしたいくらいなんですけど…。ネタになりそうなことって大概、心が折れそうなくらい大変な状況だったりして、実はメモどころじゃないんですよ。例えば、忙しいときに限って散らかった床に牛乳をこぼされて、もうぐちゃぐちゃ…なんて、渦中にいたら「キーッ」ってなるようなことが、冷静に見たらかなり笑えるネタだったり。日々バタバタで、5分前のことも忘れちゃうくらいなので、なんとかふんばって頭のなかにメモって描いていますが、9割は忘れているかも…(笑)。でも、悲惨で大変なときほどブログに書くと喜んでもらえるんですよね。■育児コミック待望の第二弾「タマ子&キミ子の姉妹劇」に注目!――1巻目に続く、2巻目の見どころは?ナナイロさん:1巻目は姉・タマ子、妹・キミ子それぞれの話が多かったんです。ところが、キミ子が2歳くらいからパワフルキャラを発揮しだして。「あれ、この子、キャラ強いかもしれない…」と。2巻目では、姉妹の絡みを描いた話が多いですね。姉妹ゲンカもすごいのですが、繊細なタマ子がいつも負けています。タマ子がキミ子に本気で「大嫌い」ワードを放ったときは姉妹の仲を心配しましたが、本当は大好きだと知りホッと一安心。不安になったり安心したり…育児って、本当に感情が忙しいです(笑)。――2人が大きくなって少しは楽になりましたか?大きくなっても、やはり楽とは言い難いかも…。大変さの種類が変わったくらいですかね。特にキミ子はワガママ放題、甘え放題でペットのように育ててきたので、5歳になった今でも手を焼いています。でも2人目の大変さって、不思議とかわいさでかすんでしまうんですよね。――ご自身が好きなエピソードは?ナナイロさん:パパが毎年妙に張り切る「節分」のエピソードです。「こんなに価値観が違うのか…(涙)」といった夫婦のあり方を象徴しているような話。でも、その違う価値観に乗っかってみたら意外と楽しかったりして。そんな節分は、毎年あらためて気づかされることも多い、わが家にとって大切な行事です。■育児コミック「一言で言えば、育児は“山の登り”」――本のタイトルの由来は?ナナイロさん:「ちへど」は、“血反吐”。「血反吐を吐きそうなくらい大変…でも、かわいくておかわり!」。そんな、育児の毎日そのものをタイトルにしました。そして、絶対入れたかったキャッチコピー「限界かあちゃん いつまで育児の山登る」をサブタイトルに。カバー裏には「育児の山」をモチーフにイラストを描いているので、これもぜひ見て欲しいです。――「いつまで育児の山登る」答えはでましたか?ナナイロさん: 昔は、育児の山をとにかく早く登りたくて。見たかったんですよね、頂上の景色を。だけど、いつまでたっても楽にはならない。次から次に大変なことが出てくる…。本のあとがきにも書いたんですけど、先日、ふとしたきっかけで育児相談をしたときに「いつになったら、楽になるんですかね~」と軽い気持ちで、私の母くらいの年のベテラン相談員みたいな方に質問したんです。すると、「いつまでたっても子どもは心配なものよっ!」と真顔で言われて、なにかがふっきれたんです。もう頂上を見るのを目標にするのではなくて、今、目の前でどんどん成長して変わっていく子どもを見て楽しもうと。逆に、肩の力が抜けました。それが「いつまで育児の山登る」の答えなのかもしれません。――本を通して、一番伝えたいメッセージは?ナナイロさん:私自身、育児をしていて「なんでこんなに、思い通りにならないんだろう…」って、イライラむしゃくしゃしっぱなし。でも「本当はもっと楽しく育児したい」って思っているんです。だからこそ大変だったことをネタに昇華して、育児に対するネガティブな感情を「成仏させて」います。なので「育児って楽しい」というより、育児がつらい人に対して「一緒に楽しもうね」というメッセージを込めて描いています。読者のママに共感してもらえることで、私自身もとっても励まされているんですよ。毎日ヘトヘトになる育児の山ですが「頂上の景色を見る」のが目的でなく、「登っている間の周りの景色を楽しむ」ことが子育てを楽しむコツ、そんなことを教えてくれたナナイロペリカンさん。次回はご自身の子育てについてうかがいました。参考図書: 「いろはにちへど おかわり 限界かあちゃん いつまで育児の山登る」 (講談社)ナナイロペリカン著 1,000円(税別) 育児ブログ『たまご絵日記』で大人気のナナイロペリカンさんによる育児コミックエッセイ。幼児雑誌『おともだち』での連載を書籍化した第二弾となる本作は、次女キミ子ちゃんの自由っぷりに翻弄される毎日が面白おかしく描かれています。どのエピソードも、ママならば「あるある」と笑いながら読めること請け合い! コラムには、タレント・くわばたりえさん、手芸作家・料理研究家寺西恵里子さん、絵本作家・のぶみさん、話し方講師・鳥谷朝代さんなどへの取材も登場します。取材・文/aica
2018年08月17日マイナビは、人気ブログ「たまご絵日記」を書籍化し、『たまご絵日記 ~新米かあちゃん奮闘記~』として3月24日(土)より発売する。 「たまご絵日記」 は、2歳の娘を持つグラフィックデザイナー“ナナイロペリカン”さんの出産・子育てブログ。妊娠2ヶ月目の2009年3月に開設され、出産を経て、初めての育児に24時間休みなしで追われる著者の日常が、クスっと笑えるイラストとともに綴られている。「頻繁な授乳やオムツ替えで自分の時間がない」「ごはんを食べる時間さえままならない」といった母親の苦労や育児の面白さが、ユーモラスな切り口で描き綴られており、日々の育児に追われる多くの母親たちの共感を集め、現在ではブログへの訪問者数が月間で約25万人を記録するという盛況ぶり。本書はブログの再収録ではなく、コミックエッセイとして全篇新たに書き下ろし。ブログと同様、笑いあり涙ありの子育てライフが、ユーモアたっぷりに綴られており、本篇以外にも4コマ・8コマ漫画や「子育て川柳」、またブログ読者から寄せられた共感のコメントなどが収録される。<著者プロフィール> ナナイロペリカン1982年生まれ。東京都在住。東京デザイン専門学校を卒業し、広告制作会社でグラフィックデザイナーの職に就く。6年目で妊娠を機に退職。現在は、2009年より子育てをしながら育児ブログ「たまご絵日記」を更新中。妊娠・出産・育児・子育て支援サイト『すくパラ倶楽部』が主催する「第4回すくパラブログコンテスト」の子育て部門で最優秀賞を受賞。『たまご絵日記 ~新米かあちゃん奮闘記~』著者:ナナイロペリカン定価: 1,050円(税込)発売日: 3月24日(土)発売予定プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年03月09日