株式会社エバーセンス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:牧野 哲也)が展開するパパ専用アプリ「パパninaru」は、たった5問でオススメの育休タイプがわかる「育休シミュレーター機能」を追加しました。段階的に施行される改正育児・介護休業法のうち、10月1日に施行された出生時育児休業(産後パパ育休)にも対応しています。パパninaruは第16回キッズデザイン賞において「優秀賞 男女共同参画担当大臣賞」を受賞した、パパ専用アプリです。パパninaru■産後パパ育休にも対応!「パパninaru育休シミュレーター」の特徴これから育休を検討するパパにピッタリ!1分で完了するアンケートに答えるだけで、あなたにあった育休タイプを診断します。● 診断は簡単なアンケート・5問に答えるだけ(1分で完了!)● 合計12パターンから、あなたにおすすめの育休タイプを診断● 「育休手当シミュレーター」で、育休でもらえる金額・減ってしまう金額を可視化産後パパ育休にも対応!「パパninaru育休シミュレーター」■産後パパ育休にも対応!「パパninaru育休シミュレーター」を利用する こちらのURLよりアクセスください。※スマートフォンでのアクセスを推奨1分で完了するアンケートに答えるだけで、あなたにあった育休タイプを診断します!これから育休を検討するパパにおすすめです。■開発背景【先輩ママの本音】パパの育休は「1ヶ月以上取得してほしい」が93%を占める結果に理想の育休取得期間先輩ママにアンケートを取得したところ、1ヶ月以上が93%。内訳で多かったのは、・3ヶ月~6ヶ月未満 33%・6ヶ月以上 31.3%という結果になりました。先輩ママメッセージ【先輩パパの本音】育休取得が1ヶ月未満のパパは「後悔している」育休満足度育休を取得した先輩パパにアンケートを取得したところ、満足度の平均点は7.5点でした。取得期間が[1ヶ月未満]の場合、平均を下回る結果となりました。一方で[1ヶ月以上]の場合、全て平均を上回っており、取得期間が長いほど満足点が高い結果となりました。先輩パパメッセージ満足の高い育休を過ごすために、まずは検討を開始!ママと話し合おう!妊娠期間にパパがすべきこと育休を取得したことのあるパパに、満足度の高い育休を過ごすために準備することを聞いたところ、・より早い段階で育休の検討を開始する 38.6%・パートナー(ママ)とよく話し合う 38.6%が重要という結果になりました。育休の検討やパートナーと話し合うきっかけに、今回リリースした「パパninaru育休シミュレーター」を活用していただけると幸いです。■調査概要調査名称 :パパの育休に関するアンケート実施期間 :2022年8月2日~8月15日調査対象 :ninaru baby、パパninaruユーザー有効回答数:554件収集方法 :アプリ内アンケート■パパninaruについてパパにとって、妊娠中~産後のママの身体や赤ちゃんの成長のことは、わからないことばかり。そんなパパたちのために、妊娠・出産・育児に関する必要な情報が毎日届きます(妊娠中~3歳まで。3歳~4歳は週1回)。ママの気持ちや先輩パパからのアドバイスも届き、今やるべきことがわかるから、初めての妊娠・育児でも安心です。App Storeのレビュー点数は、5点満点中4.8(2022年3月末時点)。「BabyTech(R) Award Japan 2021」妊活と妊娠部門において大賞、第16回キッズデザイン賞において「優秀賞 男女共同参画担当大臣賞」を受賞しました。【サービス名】 パパninaru【月額料金】 無料【配信形式】 スマートフォン(iOS、Android端末)向けアプリ【URL】 ■株式会社エバーセンスについて「家族を幸せにすることで、笑顔溢れる社会をつくる」をミッションとし、WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発をしています。妊娠アプリ「ninaru(ニナル)」から始まった「ninaruシリーズ」では、育児アプリ「ninaru baby」、パパ専用アプリ「パパninaru」、祖父母専用アプリ「祖父母ninaru」、育児マンガ・エッセイアプリ「ninaruポッケ」など多くの無料アプリを展開。今後もさまざまな領域で、家族を幸せにするサービスを増やします。【会社概要】社名 : 株式会社エバーセンス代表者 : 代表取締役社長:牧野 哲也所在地 : 〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町4-7 グリームス日本橋8F設立 : 2013年1月事業内容: WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発資本金 : 11,750,000円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月24日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、こむぎさんが初めて娘さんを叱ったときのお話です。娘さんの目を見て「登ったら危ないの! 痛い痛いだよ」と、しっかりと伝えます。すると、娘さんはシュンとした表情を見せるのですが……? 「娘に伝わった!」と思ったのに…!? 最近できることが増えて、危ないことにも挑戦するようになってきた娘。 ソファをよじ登ったり,椅子の上で立ってみたり……。その度にヒヤヒヤさせられています。 「ダメ!」と言っても分からないだろうし……と思うも、「最近はコミュニケーションが取れるようになってきたし、ちゃんと言えば伝わるのかも?」と、しっかりと目を見て注意してみました。 すると、大人しく聞き、少しむくれてしょんぼりする娘。 これはちゃんと伝わっているのでは!?と期待したのも束の間、すぐさままたソファによじ登りはじめました。 やっぱりまだ全然伝わらないな……と、思い知らされた出来事でした。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年10月11日サンケン電気株式会社ならびにサンケン電気グループは、育児・介護休業法の改正に伴い、2022年10月から新たに創設される産後パパ育休(出生時育児休業)の導入において一部有給化を実施します。育児休業の取得を原則必須化とし、約1ヵ月間の有給化と産後パパ育休期間中の就労を可能とします。休業中の経済的不安などで取得に後ろ向きになりがちな男性社員の取得促進を後押しし、よりフレキシビリティの高い働き方につなげたいと考えています。<導入する育児休業制度>1. 育児・介護休業法の改正に伴い、有給の産後パパ育休を導入・育児休業の取得を原則必須化とする。・育児休業及び産後パパ育休期間中に、最大20日間まで特別有給休暇を取得できる。・産後パパ育休期間中のみ、最大で延べ2週間までの就業を可能とする。2. 本制度は、法改正と合わせて2022年10月1日から適用します。<介護休業制度への援用>産後パパ育休の導入に合わせて、20日間の特別有給休暇取得は、介護休業でも同様の取り扱いとします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月30日積水ハウス株式会社は、男性の育休取得をよりよい社会づくりのきっかけとしたい、との思いから、9月19日を「育休を考える日」として記念日に制定し、様々な立場の方々と共に、「育休を考える」活動を実施してまいりました。活動4年目の今年は、当社初の取り組みとして、男性の育休取得推進に賛同する81企業・団体の皆様と、9月19日「育休を考える日」に向けて、共に「育休を考える」プロジェクトを順次展開してまいります。「男性が当たり前に育休を取得できる世の中にしていく」というビジョンに共感いただける多くの企業・団体の皆様と共に、日本の男性の育児休業取得促進に寄与していきたいと考えています。特設サイト「IKUKYU.PJT」( )WEB動画「男性育休、あなたはどう思いますか?」また、9月19日「育休を考える日」に先駆けて、9月14日(水)から、WEB動画「男性育休、あなたはどう思いますか?」を公開します。また、9月15日(木)から、同動画を基に制作したテレビCMも全国で放送開始します。賛同企業・団体の皆様と共に、「日本にもっと男性の育児休業を」というメッセージの下、男性も育児休業を取得できる社会を応援し、男性の育休取得について考えるきっかけを創出します。■プロジェクトの背景今年は4月の改正育児・介護休業法施行、10月に「産後パパ育休」開始を控え、企業の男性育休取得推進がより一層推進されていますが、現在の男性育児休業取得率は13.97%(2021年度)※にとどまっています。また、積水ハウスが実施した男性育休の実態調査「男性育休白書2022」では、国や勤務先の制度についての認知は進んでいるものの、育休取得を検討した男性本人の61.1%、男性部下から育休取得を打診された上司の43.9%が「不安を感じた」と答えており、企業規模や休業する社員以外の社員の負担などを理由に、男性社員の育休取得推進に悩むマネジメント層の姿が浮き彫りになりました。そうした中、積水ハウスは男性育休取得推進に関する様々な課題を共に考え、解決する糸口を見つけたいという思いから、9月19日「育休を考える日」に向けて、男性の育休取得推進に賛同する企業・団体の皆様と共に本プロジェクトを実施することにいたしました。テレビCM、イベント、屋外広告、SNS、プロジェクトサイトなどを通じて、賛同企業・団体の皆様と一緒に、男性が当たり前に育児休業を取得できる社会づくりを応援し、一歩を踏み出すきっかけとなるメッセージを発信してまいります。※厚生労働省「令和3年度雇用均等基本調査」より■プロジェクトの概要プロジェクト期間:2022年9月14日(水)~9月25日(日)主催:積水ハウス株式会社プロジェクト賛同企業・団体:※企業名五十音順・グループ別株式会社朝日新聞社/石坂産業株式会社/株式会社エウレカANAホールディングス株式会社/江崎グリコ株式会社/NTN株式会社株式会社オカムラ/株式会社 CAM(新R25)/株式会社CAMPFIRE/株式会社熊谷組株式会社グライダーアソシエイツ/グラクソ・スミスクライン株式会社株式会社クラダシ/株式会社コーソル株式会社こどもりびんぐ(あんふぁん・ぎゅって)/コネヒト株式会社サイボウズ株式会社/サカタインクス株式会社/株式会社ジェイ・キャスト株式会社JSOL/株式会社ジェイフィール/上新電機株式会社/昭和電工株式会社スウェーデン大使館/株式会社Sparty/住友ゴム工業株式会社住友生命保険相互会社/双日株式会社/株式会社ソーシャルインテリア大建工業株式会社/ツナガル株式会社/株式会社ディー・エヌ・エー帝人株式会社/テクノプロ・ホールディングス株式会社デロイト トーマツ コンサルティング合同会社/東京都栃木県 とちぎ女性活躍応援団/株式会社トラストリッジ(macaroni・ELENEMIST)トランスコスモス株式会社/トレンダーズ株式会社/日産自動車株式会社日本航空株式会社/日本マイクロソフト株式会社/日本郵政株式会社日本郵便株式会社/株式会社ゆうちょ銀行/株式会社かんぽ生命保険株式会社ネットネイティブ(モデルプレス)/農林水産省/note株式会社野村ホールディングス株式会社/BuzzFeed Japan株式会社HAPPY WOMAN 実行委員会/バリュエンスホールディングス株式会社P&Gジャパン合同会社/株式会社日立システムズ/株式会社日立ハイテク株式会社BitStar/NPO法人ファザーリング・ジャパン/株式会社扶桑社ビジネスインスピレーションメディア AMP/古河電気工業株式会社株式会社プロントコーポレーション/株式会社ベター・プレイス/株式会社Voicyhomeal 株式会社/本田技研工業株式会社/マンパワーグループ株式会社株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ/株式会社三菱UFJ銀行三菱UFJ信託銀行株式会社/三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社三菱UFJニコス株式会社/アコム株式会社/株式会社明治/株式会社メンバーズ株式会社ヤッホーブルーイング/株式会社ユーグレナ/ユニ・チャーム株式会社株式会社Luup/Retty株式会社全81企業・団体<施策 1> WEB動画・テレビCM公開9月19日「育休を考える日」に先駆けて、9月14日(水)から、WEB動画「男性育休、あなたはどう思いますか?」を公開します。また9月15日(木)から、同動画を基に制作したテレビCMも全国で放送開始します。WEB動画では、男性育休をテーマに、賛同企業・団体の皆様にアンケートやヒアリングを行い、育休取得者やマネジメント層、育休取得者と同じ職場で働く同僚など、様々な立場の方のリアルな声をご紹介しています。映像を通じて、見た人が前向きに男性育休に取り組む一歩を踏み出せるような、ポジティブなメッセージを発信していきます。また、本映像には、高い音楽性で、今最も注目されているアーティストの一人である河原 太朗氏のソロ・プロジェクト「TENDRE(テンダー)」を起用し、本映像のために書き下ろした楽曲を使用しています。映像の世界観を情緒的に表現する「TENDRE」のオリジナル楽曲にもぜひご注目ください。<WEB動画概要>タイトル:「男性育休、あなたはどう思いますか?」(2分20秒)公開日:2022年9月14日(水)WEB動画URL: 動画特設サイト: <新CM概要>タイトル:「男性育休、あなたはどう思いますか?」編(30秒)公開日:2022年9月15日(木)~9月25日(日)オンエア地域:全国<TENDRE プロフィール>ベースに加え、ギターや鍵盤、サックスなども演奏するマルチプレーヤー、河原 太朗のソロ・プロジェクト。ARABAKI ROCK FEST、VIVA LA ROCK 、GREENROOMFESTIVAL 、FUJI ROCK FESTIVAL 、RISING SUN ROCK FESTIVAL 、SWEET LOVE SHOWER 、Local Green Room Festival、SUNSETLIVE、COUNTDOWN JAPANなど国内の主要フェスにも軒並み出演を果たした他、Charaや堀込 泰行、三浦 透子、坂本 真綾といったアーティストへの楽曲提供・プロデュース、SIRUPやベニー・シングスとのコラボレーションなどを行う。2021年4月7日、満を持してEMI Records/UNIVERSAL MUSICよりメジャーデビュー。そして、NHK「あさイチ」2022年度テーマ曲を担当し、話題を呼んでいる。さらに、6月29日にはDigital Single「LIGHT HOUSE」をリリースし、9月には、2ndアルバム「PRISMATICS」発売、そして全国ツアーを開催する。<TENDREさんコメント>このプロジェクトに関わらせて頂いたことで気づけたことが増えました。時代は移りゆく中、ひとりひとりがどうしたらもっと生きやすいものか。その方法を模索する上で大切なことが、お互いに良き影響を与え合えること。未来を作る上でのベストや兆しは、様々な問題があろうともその狭間に必ず待ち構えているはずだと感じております。年齢性別問わずひとそれぞれの生き方を尊重し、新しいと思われようともその考えが未来へ自然に繋がるようにと、そんな想いをぼくなりに音楽という形で残させて頂きました。全員にさちあれ。<施策 2>「男性育休フォーラム2022」開催賛同企業・団体の皆様から代表して3社にご登壇いただき、主に企業の育休取得推進担当者を対象にした共創イベント「男性育休フォーラム2022」をオンライン開催します。「どう変える?男性の育児休業 企業の悩みを共に考える 日本にもっと男性の育児休業を|#育休を考える日」をテーマに、事前に賛同企業・団体の皆様にお答えいただいたアンケートを基に、各企業・団体の課題感や実際の取り組み事例をご紹介しながら、業種・業態を超えて、男性育休取得促進のヒントを探るディスカッションを実施します。日時:2022年9月14日(水)16:30~18:00 (配信開始16:00~)登壇者:NPO法人 ファザーリング・ジャパン代表理事・ファウンダー 安藤 哲也大妻女子大学 人間関係学部 准教授 田中 俊之社会保険労務士法人 名南経営 特定社会保険労務士/産業カウンセラー 宮武 貴美積水ハウス株式会社 ダイバーシティ推進部 森本 泰弘※順不同・敬称略プログラム:・積水ハウスの実例紹介・プロジェクト賛同企業の紹介本田技研工業株式会社様株式会社コーソル様株式会社ヤッホーブルーイング様・賛同企業数社の男性育休推進に関する課題を登壇者でディスカッション<施策 3>屋外広告掲出9月19日(月)「育休を考える日」から1週間、品川、新宿など、ビジネスパーソンが多く集まるエリアに屋外広告を掲出します。賛同企業・団体の皆様と共に「日本にもっと男性育休を」というメッセージを発信していきます。掲出先:J・ADビジョン品川 自由通路(動画広告)新宿メトロスーパープレミアム(駅貼り広告)掲出期間:2022年9月19日(月)~9月25日(日)<施策 4>SNS投稿・リリース配信など情報発信9月14日(水)から9月19日(月)「育休を考える日」にかけて、賛同企業・団体の皆様と共に、各社の取り組みや、男性育休取得推進に関するメッセージを発信していきます。ハッシュタグ「育休を考える日」を付けたSNS投稿やリリース配信、オウンドメディアでの記事掲載など、様々な形で男性育休に関する情報を発信し、「育休を考える」きっかけを創出します。<施策 5>プロジェクトサイト公開積水ハウスHP内プロジェクトサイト( )にて、本プロジェクトの概要および「男性育休白書2022」を9月14日(水)より公開します。サイトでは、一部賛同企業・団体の皆様の男性育休取得推進の取り組み事例もご紹介します。■積水ハウスについて積水ハウス株式会社は、子育てを応援する社会を先導する「キッズ・ファースト企業」として、ダイバーシティ推進の取り組みを一層加速させるため、2018年9月より「男性社員1ヵ月以上の育児休業(育休)完全取得」を推進しています。2019年2月以降、取得対象者全員が1ヵ月以上の育児休業を取得しており、2022年8月末時点で、1ヵ月以上の育児休業取得者は1,423人です。制度の主な特徴として、最初の休業日から1ヵ月(分割取得の場合は通算31日)までを有給扱いとし、家庭の事情等に合わせ最大4回までの分割を可能にしています。また、産後8週期間中は1日単位で柔軟に休業日を設定できるようにし、取得対象者全員が1ヵ月以上の育休を取得できるようサポートしています。また、イントラサイトや定期的な社内向けフォーラムの開催で継続的な啓発を行っているほか、「家族ミーティングシート」や「取得計画書」「男性育休ガイドブック」といった独自のツールの整備、男性育休制度と勤怠システムを連携したシステム支援など、様々な取り組みを展開し、社内に蓄積された知見やデータ・事例を社会と共有してまいりました。今後も“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンの下、男性の育児休業推進から、よりよい社会づくりへの貢献を目指します。積水ハウスの特別育児休業制度について<運用開始日>2018年9月1日(グループ会社は2019年8月1日~)<取得対象者>3歳未満の子を持つ積水ハウスグループ社員<主な特徴>・育児休業1ヵ月以上の完全取得・最初の1ヵ月を有給(性別不問)・最大で4回の分割取得が可能 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月14日夫婦ではじめての育児の大変さや苦労を分かちあいながら、半年間の育休期間を終えたパパ社員。この半年間を振り返って、男性が育児に参加することの必要性をつよく感じたようです。育休から復帰時期が近づくにつれて生じた不安や父親としての役割などについて、詳しく話を聞きました。【育休取得パパのプロフィール】開発部エンジニア2022年1月に長男が生まれる育休復帰後、ままのてアプリの開発に携わる男性の育休は必要?ずばり男性の育休取得は必要だと思いますか?絶対に取るべきだと思いますね。取れるなら、絶対に取るべきという考えです。2週間とか短い期間で取るという人も取らないよりは良いと思いますが、やっぱり最低でも3ヶ月。理想は半年ぐらいは絶対に必要だと個人的には思いますね。半年ぐらいが理想だと感じたのはなぜですか?子どもの成長や生活スタイルにもよるかもしれませんが、実際に育休3ヶ月時点で「もし今、育休が終わってたらどうだろうね」と妻と話したことがあるんですが、「絶対無理!」という結論でした(笑)。赤ちゃんってどうしても夜間対応が発生するんですよね。仕事しながら育児で夜間起きていると、かなり無理があると思うんです。夫婦ふたりで疲れがたまっていく一方なので、日中は寝て過ごすぐらいでいないと身体に無理が生じると思いました。あと、赤ちゃんの首がすわるかどうかの時期は結構親が神経を使うころでもあります。なので、半年育休をとって良かったねっていうのがうちの考えですね。会社に前例がなかったり人員が不足していたりして、どうしてもパパが育休を取得できない場合もあるかもしれません。そういった場合にはどのような対応が必要だと感じましたか?もしパパが育休を取得できない場合は、妻以外の誰かに育児を割り当てられるようにサポートの人手が必要だなと思います。お互いの両親でも良いし、シッターさんなども検討しても良いかもしれません。妻ひとりで育児をするのは持続可能じゃないと僕は感じました。仕事復帰への不安育休から仕事への復帰時期が近づいてきて不安などはありましたか?やはり不安が大きかったです。仕事柄リモートが多いので大体家にいるんですが、リモート勤務は今までの育休期間中の生活に仕事が加わってくるだけなんですよね。どう回していこうかと、今もまだ手探り状態というか…赤ちゃんが泣いていたら、抱っこしながらスタンディングデスクで仕事をするという場面もあります。まだ利用の検討段階ですが、一時保育や市が運営しているファミリーサポートなど近所で子どもを預かってもらえる施設がないか探しているところです。父親として存在するから、育児をする育児に積極的に参加するパパを「イクメン」と呼びますが、ご自身でイクメンを意識することはありますか?意識したことはないですね。というのも、育児はどうやっても人手不足なんですよね。夫婦ふたりで育児をしても人手不足だと感じたので、妻ひとりで回すのは大変だとこの半年間で思いました。なので、イクメンだから育児をするというよりは、この場に父親として存在するから育児をする、育児に参画するのは当然という気持ちが大きかったです。最後に、育休取得を検討しているパパに向けてメッセージをお願いします。特に産後間もないころは、本当に妻があまり動けない状態でした。そうしたら、やるやらないではなくて、僕がやらざるを得ないみたいな期間がしばらく続き、もうそれは夫であり父親だからやるべきだと感じました。男性の育休は必要だと思います。このインタビューは2022年8月時点のものです。パパが育休を取得してみた1・2はこちらからパパモードもOK!ままのてアプリ「ままのて」アプリには、パパ向けに赤ちゃんの週数や月齢にあったメッセージが届くパパモードもあります。妊娠記録や育児日記など新機能も充実し、より毎日のココロと身体に向き合えるようになりました。医師監修のQ&Aや体験談が豊富なので、「プレママ・ママ・パパにぴったりのアプリ」と好評です。赤ちゃんに出会える日を楽しみにしながら、ママの体調変化や赤ちゃんへのメッセージ、妊婦健診などの大切な予定をままのてアプリに記録してみませんか。
2022年09月12日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、娘さんがつかまり立ちをできるようになってきたころのお話です。 娘に合った高さの物が見当たらず… 娘がつかまり立ちをはじめたころ。 足を震えさせながら、テーブルや椅子などを掴んで立ち上がろうとする娘。 しかし、ちょうど良いサイズのものがなく、低すぎたり高すぎたりで、ときにはよろけたり転びそうになったり……。 そんな様子をハラハラと見ていた夫は、うずくまって自ら踏み台になりました。 自身で高さを調節しながら、つかまり立ちの練習をさせる夫。 愛する娘のため、けなげだなぁ……と、その光景を見て思いました。著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年09月08日育休取得するまでの不安や葛藤を乗り越えて、半年間の育休をスタートさせたパパ社員。仕事とはまったく異なる苦労や感動があったそうです。育休を取得したからこそ味わうことができた特別な日々について、詳しく話を聞いてみました。パパが育休を取得してみた vol.1はこちら【育休取得パパのプロフィール】開発部エンジニア2022年1月に長男が生まれる育休復帰後、ままのてアプリの開発に携わる育休中のエピソード大変だったこと育児がスタートして、特に大変だなと感じたエピソードがあれば教えてください。夜間のおむつ替えやミルクにひとりで対応するのが大変でした。我が家は妻とお互いの睡眠時間を確保するためにシフト制を組んでいるのですが、妻が寝ているあいだは完全にワンオペなんですね。そのあいだに赤ちゃんがおしっこをまき散らしたりミルクを吐き戻してしまったり、赤ちゃんが服や布団を汚すと全部ひとりで取り替えないといけないので、それがめちゃめちゃつらかったです。夜中1時とか2時とかにひとりで心を無にして対応するというか、修行だと思ってやっていたという感じはあります(笑)。ワンオペだと相手に苦労がわかってもらえず不満がたまるケースが多いようです。夫婦で大変さを共有するために、どんな工夫をしていたのでしょうか?妻からは朝起きたときに「お疲れ様」や「大変だったね」といった声かけがありました。あとは育児アプリで赤ちゃんのお世話の記録をつけていたので、夫婦で共有するためにその日にあったできごともメモに残していましたね。それを見返して「ああ、大変だったんだね」とお互いをねぎらうことが多かったです。そのほかに、想定していたよりも大変だったことはありますか?やはり赤ちゃんが生まれると、おでかけがかなり難しくて…。趣味の映画を見に行くことも基本的にできないですし、生活の切り替えが必要だと感じました。買い物に行くにしてもコロナ禍なので赤ちゃんを連れていくのは…という気持ちがありました。夫婦のどちらかが赤ちゃんを見て、どちらかが買い物をするというのも、ふたりとも結構疲れていたので大変だった印象です。すぐに必要なものや卵や牛乳などの食材は買いに出かけて、急ぎではないものや重いものはネットスーパーを使っていました。良かったこと育休を取得したからこそ経験することができた「良かったこと」を教えてください。赤ちゃんの日々の成長を細かく見られることはすごく良かったです!「今日初めて笑ったよ」「寝返りが打てるようになったよ」というのを仕事から帰ってきて妻に聞くのではなくて、自分の目で成長を追えているというのは、育児休業を取っていなければできなかっただろうなと実感しています。毎日赤ちゃんを見ているので「あぁ笑うようになったか」と一つひとつの成長が感慨深いこと、やっぱりめちゃめちゃかわいいこと、写真もたくさん撮れることが最高です。妻ともふたりで「赤ちゃん笑ってるね」と言いながら、一緒に笑っていました。あと育休を取得して良かったことは、家族や友人が家に遊びに来てくれることですね。平日だから来れるという人もいるので、そういう人が来てくれて子どもをかわいがってくれるという機会があり、すごく楽しかったですね。育休中、夫婦トラブルはあった?育児に対する価値観の違いなどから喧嘩になってしまうことがありますよね。育休中に夫婦でのトラブルなどはありましたか?基本的にお互いに喧嘩にならないように気をつけていましたが、ちょっとした衝突はありましたね。たとえば、子どもがお腹が空いていそうで泣いているとき、僕はわりとすぐにミルクあげるんですけれど、妻は決まった時間に決まった量をあげて生活リズムを大事にしたいという考え方だったので、イライラさせてしまったかもしれません。ただ、お互いに気をつけていたので大きな喧嘩はなかったです。育児の理想と現実のギャップはじめての育児を経験していく中で、理想と現実のギャップを感じる瞬間はありましたか?楽観的なところがあったと思いますが、育児はしんどいと思いつつ、最初の1ヶ月ぐらいは赤ちゃんのかわいさのほうが大きかったです。ただ育児に少し慣れて育休の生活にも慣れてくると、わりと疲労の蓄積が重くのしかかってきました。夜間にお世話をしているときに、睡眠不足の影響もあって赤ちゃんがかわいいはずなのにちょっとかわいく見えなくなるという瞬間は正直ありました。同じように妻も感じることがあったようです。そんなときは疲れているというのを正直に共有して「じゃあ身体を休めて良いよ」と話したこともあります。少し休むとスッキリしてまたお互いに気遣えるという感じですね。疲れたときはそれぞれ休もうと明確に話し合ったわけではないですが、お互いにつらくなったら話し合おう、順番に休もうという雰囲気でいました。持続可能な生活が必要だと思ったので、できるだけ無理をしないよう意識していました。このインタビューは2022年8月時点のものです。パパが育休を取得してみた1はこちらパパモードもOK!ままのてアプリ「ままのて」アプリには、パパ向けに赤ちゃんの週数や月齢にあったメッセージが届くパパモードもあります。妊娠記録や育児日記など新機能も充実し、より毎日のココロと身体に向き合えるようになりました。医師監修のQ&Aや体験談が豊富なので、「プレママ・ママ・パパにぴったりのアプリ」と好評です。赤ちゃんに出会える日を楽しみにしながら、ママの体調変化や赤ちゃんへのメッセージ、妊婦健診などの大切な予定をままのてアプリに記録してみませんか。
2022年09月08日「大丈夫、大丈夫」夢の中で、笑顔でそう言ってくれたパパ。パパの夢を見てから、なんだか不思議と気持ちが軽くなり、いろいろなことに変化が起きた。なんだか本当に、すべてが大丈夫な気がしてきた……。 これってもしかして、パパのおかげ…? DV父との決別、退院、そして、新たな出会い……。すべてが好転しているように感じるのは、多分気のせいじゃないよね? 次回、パパと似た雰囲気の男の子「だいき」と出会った意味とは……。 著者:マンガ家・イラストレーター ババレオ
2022年09月05日パパが育休を取得することで、ママの負担が減ったり家族の絆が深まったりとメリットは大きいですよね。しかし実際に育休を取得している男性は現在12%ほどで、少しずつ増加はしているものの決して高い数字ではありません。周囲に育休を取得している人がいないため、男性の育休に関する情報が少ないと感じているパパも多いようです。不安や葛藤がありながらも半年間の育休を取得を経験し、「男性も育休をとるべき」と語るパパ社員に男性育休について詳しく話を聞きました。【育休取得パパのプロフィール】開発部エンジニア2022年1月に長男が生まれる育休復帰後、ままのてアプリの開発に携わる育休取得のきっかけや不安・葛藤育休を取得しようと思ったきっかけなぜ育休を取ろうと思ったんですか?元々、妻と妊娠中から育休が取れるなら取りたいねという話をしていました。出産後に妻がひとりで育児をするのは大変ですし、ワンオペで育児をするのはつらいという話を周囲の女性からよく聞いていたこともきっかけのひとつですね。妻と出産予定日の5ヶ月ほど前から育休が取れるのかどうかを調べて、その後、出産予定日の3ヶ月ほど前に職場の上長に相談しました。すると最大半年間の育休が取得できるということがわかったので、まずは半年間の育休取得を検討しました。半年間の育休が取得できるとわかり、奥様もきっと嬉しかったでしょうね。それはもう本当に良かったという感じでした。半年も取れるとは思っていなかったようでちょっと驚いていましたが、本当に嬉しそうにしていました。育休中も「育休を取ってくれて良かった」と言ってくれましたね。育休を取っていなかったら育児が大変すぎてどう乗り切るか想像ができないと感じる場面もありました。仕事や収入に対する不安・葛藤半年間の育休を取得すると決めたとき、仕事や金銭面に対する不安や葛藤はありましたか?半年も仕事をしなかったら、仕事のやり方を忘れてしまうんじゃないかという不安がありました。技術的なことが必要な仕事なので、業務内容を忘れてしまったら復職したときに会社に迷惑をかけてしまうのではという心配もありました。不安な気持ちがある反面、育休中にまとまって机に向かう時間はなくても隙間時間に単語帳アプリなどを活用して資格の勉強や、新しい技術を暗記しようと考えていましたね。スキルアップの時間を確保することで育休の半年間は乗り越えようという気持ちに切り替えました。毎日単語帳アプリを消化することをノルマとしていましたが毎日続けることは難しかったですね。やっぱり育児に追われて勉強に集中できない日もありました(笑)。金銭的な面では、育児休業給付金が出ることはわかっていましたので大きな不安はありませんでした。給付金と貯金でなんとかいけそうかなという感じでしたね。育休取得に対する会社からの反応は?育休取得を希望する際に、会社から嫌がられたり出世にひびいたりしないか気になるパパが多いようです。実際に会社はどんな反応でしたか?育休を取ると伝えたときに僕が担当していた業務は、僕ともうひとりのふたり体制でした。僕が抜けるとひとりになってしまうので心配でした。その後、育休取得までにさらに人員不足が起こってしまい、あらためて育休に入って大丈夫か上長に話したところ「絶対に大丈夫だから、どうにかするから。安心して育休を取ってください」と言ってもらい、背中を押してもらいました。僕が半年間抜けても大丈夫なように、体制を整える準備期間もありました。会社のバックアップが大きかったのはとても感謝しています。育休取得前に夫婦で話し合ったこと育休が取得できることが決まった後、夫婦でどんな準備や話し合いをしましたか?赤ちゃんの月齢によってどんな生活になりそうかとか、買っておいたほうが良さそうなものや育児関連の情報を調べました。その中で事前に対策を考えたものもありました。たとえば、赤ちゃんは最初の数ヶ月は夜も2〜3時間ごとに起きることを知り、パパ・ママがふたりとも2〜3時間ごとに起きるのは多分しんどいよね…ということで、夜間はシフト制を組もうという話になりました。妻が19時〜3時まで寝て、僕が3時〜11時ぐらいまで寝るというシフトを組むことで、とりあえずお互い8時間の睡眠を確保していましたね。これは育休を取らなければできなかったことです。8時間の睡眠が確保できるのは身体的にもかなり大きいですね。そのほかに、事前に決めておいて良かったと感じていることはありますか?できるだけ家事の負担は減らしたいと話していたので、お役立ち家電に頼ることを決めていました。たとえば、お皿洗いは食洗機に全部任せるとか、掃除はお掃除ロボットに任せるとか、乾燥機能までついている洗濯機にするなどです。人手は夫婦ふたりしかいないので、任せられる家事は全て家電に任せるという方針を話し合っておいて良かったです。家電は出産前に揃えておくことを視野に入れていましたね。事前に準備しておいても良かったと思う、役立ったおすすめの育児グッズがあれば教えてください。赤ちゃんが生まれてからですが、哺乳瓶が挟み込めるクッションを買いました。クッションを置いておくと哺乳瓶が斜めに固定できるというもので、赤ちゃんの哺乳の際に役立ちました。首がすわるまでは上手に飲めてはいなかったですが、生後6ヶ月くらいになるととても上手に飲めるようになって、これは単純に人手がひとり増えた感覚でしたね(笑)。もちろんクッションを使っているときは目の届くところで使用していますが、このクッションを使ってミルクをあげながらおむつのゴミを片付けたり、簡単な洗い物ができたりします。少し疲れたときも一緒に横になりながら哺乳でき、我が家では重宝しています。このインタビューは2022年8月時点のものです。パパが育休を取得してみた vol.2はこちら育休を取得したパパのおすすめグッズはこちらパパモードもOK!ままのてアプリ「ままのて」アプリには、パパ向けに赤ちゃんの週数や月齢にあったメッセージが届くパパモードもあります。妊娠記録や育児日記など新機能も充実し、より毎日のココロと身体に向き合えるようになりました。医師監修のQ&Aや体験談が豊富なので、「プレママ・ママ・パパにぴったりのアプリ」と好評です。赤ちゃんに出会える日を楽しみにしながら、ママの体調変化や赤ちゃんへのメッセージ、妊婦健診などの大切な予定をままのてアプリに記録してみませんか。
2022年09月05日「パパかも……」震災から数日後、ようやくパパらしき人が見つかった。※こちらの記事には、震災を想起する内容が含まれております。 やっと「パパに会える」と胸を躍らせて向かった先の光景は、期待していたものではなく……。白い箱の意味 「パパとはもう遊べないんだ」。幼いながら、パパとの永遠の別れを理解したあかり。親子3人で泣きながら帰ったときの星空が今も忘れられない……。 パパとの別れの回想は、今回のお話で終わりです。改めまして、東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、そのご遺族の方々に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。 そして次回から、シーンは現在へと移ります。「あたらしいおとうさん」の存在は、震災のショックと共にあかりを悩ませ続け……。 著者:マンガ家・イラストレーター ババレオ
2022年09月03日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、こむぎさんが旦那さんに「育児と仕事どっちが大変?」と聞いたときのお話です。 よく話題になるあの質問! 夫に聞いてみると…? 「仕事と育児どっちが大変か?」 よく言われる、この質問。 両方を経験した夫はなんと答えるのかな?と思い、育休を終えるときに聞いてみました。 すると、「そもそもなんで比べるの?」との答えが。 確かに! と驚きながらも、比べる必要なんてないんだと気付かされました。 比べることで、「そっちのほうが大変じゃない」と言われた方は嫌な思いをするはず。 無意味な比較はやめて、人の大変さを理解できるようになりたいな……。そう気付かされた出来事でした。著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年08月17日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回はママとパパが育児期間の尊さを実感したときのお話です。 育休を終えて2カ月経った今感じることは… 夫婦ともに仕事に復帰し、娘は保育園に預けてフルタイムで働き始めました。 朝はバタバタと出かけて娘を預け、帰宅後もご飯、お風呂と慌ただしく過ごし、あっという間に就寝。 夫婦で協力してなんとかやれているものの、娘の成長は見逃していることも多く……。 いつの間にか、できるようになっていたことの多さに驚かされる毎日です。 丸1日3人で過ごし、娘の成長を見守れていた育休期間は、本当に貴重で大切なものだったんだなぁと実感しました。著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年08月13日CONTENTS■パパの育休取得率ってどれくらい?■そもそも、パパの育児休業制度ってどんなもの?■パパが育休を取得するメリットは?■「産後パパ育休」の創設で育休が取りやすくなる!?■パパが育休に入る前に、家庭で確認すべきことは?■実際に育休を取得したパパたちのエピソードを紹介!教えてくれた人広中秀俊さん育Qドットコム株式会社代表取締役社長「育休で日本を元気にする」をミッションに、男性育休が当たり前になる世の中を目指して、自治体や企業向けに研修・コンサルを展開。2児の父親であり、厚生労働省から「イクメンの星」に認定される。育Qドットコムパパの育休取得率ってどれくらい?日本の育児休業制度は、実は世界的に見て、とてもすぐれているんです。有給で取得できる期間が長いことから、ユニセフの子育て支援策の報告書では、制度的には世界で1位とランクづけされているほど。ただ残念なことに、この制度を活用している人が少ないのが現状です。厚生労働省の調査によると、令和2年度にパパが育休を取得した割合は12.65%、2022年7月末に発表された最新の調査によると、令和3年度は13.97%でした。ここ数年で上昇傾向にあるものの、世界的に見るとまだまだ低い水準。東京都では、「育休=休む」というイメージを変えるために、「育休」という愛称が「育業」に変更されましたよね。これを機に、育休のネガティブなイメージが払拭され、パパが育児休業を取得しやすい雰囲気に、日本全体が変わっていくことを期待します。参考:厚生労働省「令和2年度雇用均等基本調査」「令和3年度雇用均等基本調査」よりそもそも、パパの育休制度ってどんなもの?パパもママと同じように育休が取得できますが、パパの場合はまわりに取得する人が少ないことから、制度を理解している人が少ないのが現状。「育児休業」とは、育児休業法に基づき法律で定められているものなので、雇用保険に加入する、1歳になるまでの子どもを育てる男女労働者であれば取得できるのです。しかし、「うちの会社ではそういった制度がないから取得できない」と勘違いしている人が多く、その勘違いが、取得しづらくしている原因のひとつであると考えられます。こうした中、2021年6月に改正育休法が成立。第一段階として2022年の4月からはじまったのが、企業においての、育児休業の周知・意向の確認義務です。これは、妊娠・出産を届け出た労働者に、事業主が育休取得の意向を個別に働きかけるというもの。これにより、育休を取得しやすい社内の雰囲気づくりが進み、制度への理解が進むのではないでしょうか。さらに2022年10月からは、「産後パパ育休」がスタート。こちらは、後ほど詳しく解説します。参考:労働省「育児・介護休業法」についてパパが育休を取得するメリットは?生後1年間は、子どもがぐんぐん成長していくプレミアムな期間。あっという間に過ぎ去ってしまう、この限定的な時間を子どもとじっくり過ごすことは、パパにとって貴重な経験になることでしょう。また、ママは出産後にホルモンバランスの影響で不安定になりがち。体力も本来の状態ではありませんから、適切なサポートが必要です。パパとママが一緒に子育てに向き合うことで、ママの気持ちの安定にもつながります。そのほかのメリットとしては、パパの育休取得が、子どもの発達に影響するとも言われていること。ノルウェーで行われた研究では、パパが育休を取得した場合、子どもが16歳になったときの偏差値が1ほど上がったという報告が※。わずかな育休取得でも、その後のパパのライフスタイルに影響を及ぼし、子育てに熱心になった可能性があるとのことです。参考:「家族の幸せ」の経済学 データ分析でわかった 結婚、出産、子育ての真実/山口慎太郎著(光文社新書)※Cools S, Fiva JH, Kirkebøen LJ. Causal Effects of Paternity Leave on Children and Parents. Scand J Econ. 2015;117(3):801‐828. doi:10.1111/sjoe.12113「産後パパ育休」の創設で育休が取りやすくなる!?パパが育休を取得できない原因のひとつとして、育休中の代替要員が準備できず、長期の休暇が取りづらいことが挙げられます。2022年の10月からはじまる「産後パパ育休」は、パパがより育休を取りやすくするための施策で、子どもが1歳になるまで、育休を分割して取れるというもの。上図のように、出生時に1回、生後8週目までにさらに1回取得。さらにママと交代しながら取ったり、ママの復職のタイミングなどで取ったりと、家庭の事情に合わせて自由にカスタマイズできます。長期の育休取得が難しい人も、数週間を数回に分けて取るのであれば、育休取得のハードルも下がるのではないでしょうか。ただし、自由にカスタマイズできる分、複雑化してしまうという懸念も。ですから、制度を活用する側が、内容をきちんとインプットしておくことが必要です。参考:育児・介護休業法 改正ポイントのご案内(厚生労働省) 3 産後パパ育休(出生時育児休業)の創設4 育児休業の分割取得 パパが育休に入る前に、家庭で確認すべきことは?ママが働いているのであれば、お互いの育休期間をスケジューリングしておきましょう。育児休業給付金は、半年間であれば給与の67%が支払われますが、それ以降は50%になります。つまり、ママが半年、パパが半年取得するのが、いちばん給付金の恩恵が受けられるのです。また、給付金を申請してから振り込まれるまでは2ヵ月くらいはかかるのもの。それまでの生活費など、お金の相談をしておくことも必要です。ほかには、簡単な家事・育児の分担表を作成しておくとスムーズ。きっちりつくりすぎると負担になることもありますが、「それどっちがするの?」といった議論を避けるためにも、簡単な分担表はあった方が便利です。実際に育休を取得したパパたちのエピソードを紹介!#01.りょうすけさん職業:会社員・営業育休取得期間:4週間(第二子)パパ「所属する部署での男性育休が初のケースだったことや、職種が営業で自分でなければ対応できないことがあったため、会社からのサポートもあったものの、完全に仕事を切り離すことは難しかったです。ただ、基本的には休業中なので、子どもとたっぷり過ごせましたし、妻のサポートもできたので、制度を活用してよかったと感じています。新生児期の成長を見守る喜びを実感できたこと、お兄ちゃんの成長を肌で感じられたことは貴重な経験に。また育休中はスパイスカレーづくりにハマり、やってみたかったことに挑戦できたのもよかったです」ママ「普段は仕事で不在にしがちなので、毎日一緒に過ごせたことが何より嬉しかったです。帝王切開後で思うように動けなかったため、授乳以外の家事育児はすべて夫が担当! とても心強く、心身ともに休めました。夫婦の時間も増え、子どものことや将来のことなどコミュニケーションを以前より取るようになりました!」#02.海老原佑輔さん職業:会社員育休取得期間: 1週間(第一子)、10日間(第二子)、2週間(第三子)パパ「育休が取りやすい仕事環境なので、スムーズに取得できました。1人目のときはすべてが手探り状態。苦戦しながらも妻とふたりで協力し合ったのが、今ではいい思い出です。2人目のときは役割分担やルールはあえて決めなかったので、育児も家事も、気づいた方がする、という風に自然となっていきました。3人目は帝王切開で妻は体が辛そうでしたが、夜間の授乳は彼女でなければできせん。ですから、日中は妻を休ませることに専念。3人の育休を通して、夫として父親として成長できた気がしました!」ママ「3人とも、夫が進んで育休を取得。3人目の休業中は、パパが毎日いてくれたことで、上の子どもたちが大喜び! 1人目2人目とスキルアップしているので、育児も家事も安心して任せられました。帝王切開のときは痛みが強く、いちばん辛い時期に夫が家事も育児も担ってくれてことで、体調をスムーズに整えられました」#03.ツトムパパさん職業:会社員育休取得期間;7ヵ月(第一子)パパ「期間が長かったことから、まわりの反響は大きかったですね。管理職なので、社内の雰囲気を変えていくためにも、育休は率先して取得したいと思っていました。育児に関しては、第一子ということもあり毎日がサバイバル。とくに生後3ヵ月までは24時間体制でのお世話だったので、妻と協力し合いながらの育児なのに、寝不足の連続でした。ですが、初めて笑った、寝返りをした、掴まり立ちをしたなど、すごい速さで成長していくわが子の姿を夫婦が同時にシェアできたことはとても貴重な経験に!」ママ「子どもの成長に夫婦で手を叩いて喜び合い家族三人で抱き合って笑い合い、たくさんの喜びをわかち合えたことが印象に残っています。お互いが同じように育児に携わることで、夫にも私にも「ふたりで育てる」という意識が芽生えました。これは、将来の家族の在り方に大きな影響があるのではないでしょうか」パパの育休がもっとわかる!広中さんおすすめの動画5分でわかる改正育休法(育Qチャンネル)広中さんが運営するYouTubeチャンネルで、2021年6月に成立した改正育休法をわかりやすく解説。「育Qチャンネル」教えて!育休先輩!!同じく広中さんのYouTubeチャンネル内で、育休経験者のインタビュー動画を配信。具体的なエピソードを聞くことができる。WBS原田アナ3ヶ月取得後復帰(テレ東BIZ)WBSフィールドの原田アナが3ヵ月の育休から復帰。育休前〜育休中のリアルな声を紹介するとともに、広中さんが制度について解説。2022年4月から、企業において育児休業の周知や意向の確認が義務化。その一方で、職場の環境により制度を活用できないパパがまだまだ多いのが実状です。しかし、ここ数年でパパの育休取得率は少しずつ上昇し、パパ自身や社会の意識の変化も感じ取れます。家族全員にとってメリットの多い、パパの育児休業。あと数年後には、“パパの育休があたりまえ”という世の中になっていてほしいですね。
2022年08月11日助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、助産師からお願いしたい、産後のパパの任務についてお話しています。育休を取る場合のコツ、何をすればいいのかなど詳しく解説!核家族化が進み、高齢出産も増えている中、祖父母世代も高齢となり出産後も里帰りなど親のサポートを受けるのが難しくなっているケースもあります。ママ1人に育児の負担が集中しないように、パパが一緒に育児をしていくことが必要です。妊娠中に準備していくことが大切ですが、産後の体調や状況に合わせて修正していく必要もあります。今回は、助産師からお願いしたいパパにしてほしいことについてお話しします。パパはこの記事を産後生活の参考に、またママはこの記事をパパと産後生活の相談をする際の参考にしてみてください。 育児休業を取得するパパの場合2020年、小泉大臣が産後3カ月の間に、2週間分の育児休業をとるということで話題になりました。「育休を取得したい」と希望しながらも、実際は様々な要因で取得するのは難しいこともあります。現在の男性育休取得率は6年連続で上昇しているものの6.16%にとどまっているというデータがあります。基本的には、育休は「子どもの1歳の誕生日の前日」までの期間に取得可能です。出産の予定日はあくまで予定であって、開始日が事前に確定できず、出産してから育休開始になります。しかし、1人目の出産の場合、入院中から育休を取る必要はなく、家での生活が始まる退院の日以降で育休を取るのがベストかと思います。里帰りしている場合は、自宅に戻るタイミングで育休を取るのもよいでしょう。 ママのサポートとしては、育児や体調の回復に集中できるように、パパは食事や洗濯などの家事を中心にするとよいかと思います。赤ちゃんのお世話は、沐浴やおむつ交換、ミルクや搾乳を哺乳瓶であげるのを代わったり、授乳後の寝かしつけや抱っこを代わったりするとママもラクになると思いますよ。食事を作るのが得意でないパパは、簡単に食べられるものを調達したり、食事の宅配サービスなどを活用するのもよいかと思います。 中には、ママが動いてくれるので普通の休みのようにゆっくり過ごしているパパがいます。元気なように見えても、産後は動き過ぎないようにママをサポートしてあげましょう。 妊娠中に決めて、産後に確認・修正しておく余裕がある妊娠中に育児や家事を細かい項目に分けて、どのように分担していくか話し合っておきましょう。 例えば、「食事」にしても・食材を買ってくる・食事を作る・配膳する・片付けるという項目に分けることができます。 産後の体調はその時にならないと分からず、初めての出産だとさらにイメージはつきにくいものです。退院前にもう1度見直して、その後も定期的に見直していくようにしましょう。体調の回復などに合わせて追加・修正していくようにしましょう。 そして、「わかってくれるだろう」「気付いてほしい」と女性は思いがちです。パパが何かしてあげたいけど何をしてあげたらいいかわからない場合は、「何をしてほしいか言ってほしい」と素直に伝えてみましょう。 また、この記事を読んでいるママさん。自分でもパパにしてほしいことをいつも伝えられるとは限らないと思います。ですので、事前に「何をしたらいいかわからないときは、『何をしてほしいか教えて』と言ってね」とパパに伝えておくとよいですね。 上の子がいる場合にパパにしてほしいこと赤ちゃんのお世話はママで、上の子のお世話はパパになりがちです。しかし、お兄ちゃん・お姉ちゃんも赤ちゃんがやってきて、ママをとられてしまったような寂しさもあり、ママに甘えたい気持ちでいっぱいです。授乳や抱っこが落ち着いたら、ママとお兄ちゃん・お姉ちゃんが一緒に過ごせるように、甘えられるように、赤ちゃんのお世話を代わってあげるようにしてみてくださいね。 産後のサポートは家事や育児を一緒にすることだけではありません。産後は、ホルモン変化から孤独を感じやすいといわれています。ママの話を聞いたり、体を労ったり、赤ちゃんの成長を一緒に見守ったり、毎日のママの頑張りを労うことも大切です。どうしてもパパは「手伝う」というサブ的な立場になりやすいのですが、一緒に育児をすることで主体的な立場で育児に取り組めるとよいですね。 <参考>厚生労働省ホームページ「平成30年度雇用均等基本調査(速報版)」 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2022年08月09日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回はこむぎさんが育休を終え、仕事に復帰したときの話です。 ママが仕事復帰すると、赤ちゃんに変化が…! 保育園の慣らし保育期間は夫に任せ、私は夫より1カ月早く仕事に復帰しました。 それまでと比べて、夫が娘といる時間が長くなった結果……。 何をしても「パパがいい!」とばかりに、パパにべったりな娘になりました。 私が抱っこしても泣いてパパを求め、何をしててもパパパパ……。 1歳の誕生祝いの席でもパパにべったりで、両親もびっくり。 よく言われる「ママじゃなきゃダメ」はママだからなのではなく、世の中のママ達が長い時間子供と接し、育児を頑張ってるからなのだと思いました。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年08月09日3児のパパ、かいさんち(@kaisanchi2015)の育児マンガをご紹介! 今回は、かいさんちの職場で男性の育休取得率の説明があったときのお話です。かいさんちは上司のある言葉に反応! 何か一瞬考えた後、驚くべきの行動に出て……!?育休取得率の説明を聞いていると、違和感を覚えて…… 「育児に協力する」という表現はなんか違和感を感じます。 親なのに、父親はいつまでも母親のセコンド気分ですか? "母親は育児をして当たり前、父親が育児をしたらすごい!" これって不公平ですよね? それが専業主婦でもです。仕事をしているしていない関係なくです。 ……と、まぁ偉そうなことを言っていますが、私もまだまだ未熟な父親です。 世のお父さんたち! 共に立ち上がりましょう! リングの外と内じゃ見えるものが違います! セコンドではなく、タッグパートナーとして!かいさんち(@kaisanchi2015)の育児マンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ 著者:マンガ家・イラストレーター かいさんち
2022年08月08日東京都は2022年6月29日に育休取得応援サミットを開催し、「育休」の愛称を「育業」とすると発表しました。「育休」には「休む」という漢字があるのでイメージを変えるためとのこと。一般の方に募集をかけ8800件を超える応募から選考委員によって選ばれたのが「育業」でした。「育業」にはどんな期待が込められているのでしょうか。これからどのように変わっていくのでしょうか……? 育休応援サミットの内容を詳しくみていきます。 なぜ「育業」に? 愛称変更の狙いとは?小池都知事は、「育休」の愛称変更の狙いのひとつにマインドチェンジがあると説明しました。「『育児のために仕事を休むのではなく、大事な仕事である育児に取り組む』とマインドをチェンジしたい。女性だけでなく男性にも、職場の業務と同じように育業してほしい」 これは「業」には「努力して成し遂げること」という意味があるからだそうです。育児はお休みではなく育「業」なので、育児のために仕事を休むという意味ではなく、育児という仕事に取り組む期間であるとマインドチェンジし、希望者みんなが育業できる社会を目指すとしています。具体的には、育児休業の取得率が低い男性について、東京都は2030年までに取得率90%を目指すと説明しました。 ちなみに、「育業」は多くの方から応募があった愛称とのこと。応募者の想いは、「出産したあとの子育ては業務を上回る尊い仕事。休業というネーミングで申請することにモヤモヤしていました」「私は2児の父ですが、私の勤める企業では男性の育休が浸透していません。男性が育休を取得しやすくなればと、微力ながら応募しました」などさまざま。またほかに今回候補に挙がった愛称には、「育児シフト」、「育児出向」、「育児留学」、「子育てワーク」、「はぐくミッション」、「はぐくみらい期間」などがあったそうです。 サミットに参加した著名人たちは…子どもとの接し方がわからないお父さんたち4人の子どもの父親でもある杉浦太陽さんは、父親の中には、子どもが大きくなったら子どもとどう接していいかわからない、家族の中の自分の立ち位置とは……と悩んでいる方がいると言いました。そして、父親が産後に育児休業を取ることが、そのような問題回避につながるのではないかと述べています。 「産後すぐに父親が育児休業をとることで、父親も育児の基礎を学べます。また家事も覚えますし、夫婦2人で料理や掃除を一緒にしていると、子どもたちのことを夫婦で会話する機会が日常生活の中で自然と出てきます。父親が家庭の事情を把握することはとても大切。また、子どもとのコミュニケーションがとれて、夫婦の絆も深まる……」 杉浦さんは、このように話し、これまでの育休中に、自分の立ち位置、役割も見つけていったと経験談を語りました。こういったことから、男性も育休をとった方がいいと強く感じているそうです。 そして愛称の変更についても深く賛同している様子。 「僕は、育休を取得したら『お休みでいいね』と言われたんです。『実際育児したことある? こんなに大変なんだよ』と思いました。だから『育業』はぴったりだと思います」 「男性こそ社会進出すべき」とは…!?サイボウズの青野社長は、3度育休を取得した体験を振り返り、仕事よりも大変だったと言いました。 「子育てが大変でびっくりしました。育休という言葉にだまされていたところがあり、普段ハードワークしてるんだから育児の方がラクだろうと思っていたんです。これが大きな勘違いで、育児は夜いきなり呼び出されますからね。どんなブラックな職場なんだってことですよね。しかも命がかかっているから疲れても次の日休むということができません。はるかに普段の仕事よりも大変でした。言葉が通じないのもつらいですよね。これはひとりでやることではない、夫婦で分担して、もっと言うと社会全体でやるべきことだと感じました」 さらに、育児をすることで、社会のことがわかったと言います。それは、保育園の自治体への申請、保育園への送迎、小学校へ行くこと、PTAをすること、病院に連れていくこと……。これらを通して社会ってこうなっているんだと学ぶことが多いと感じたのだとか。 「育休をとる前は会社の経験しかなかったから、子育ては社会勉強になりました。よく”女性の社会進出”なんていうけれど、男性こそ子育てを通して社会進出しないといけないと思います」と青野社長は言いました。 男性が育休をとることは妻と子ども2人の命を守ることワーク・ライフバランス小室社長は、産後の妻の死因の1位が自殺であることを取り上げ、防止には産後すぐに妻がひとりにならないことが大切で、男女ともに育休がとりやすくなるよう「誰が休んでも仕事が回る職場にすることが重要」と訴えました。 女性は妊娠と出産でホルモンバランスが崩れ、とくに産後2週間から1カ月の間は産後うつの発症率が高くなるそうです。「赤ちゃんがかわいいと思えない」「自分はダメな母親だと思ってしまう」など、症状はさまざま。そして幼児虐待は、核家族が増えて妻がひとりで育児をするようになってから件数が伸びてしまっていると説明しました。 そこで、「実は男性が育児休業を取ることは、妻と子ども2人の命を救うことにつながるということ」だと小室社長。産後うつを回避するには、妻がまとまった7時間の睡眠時間をとること、朝日を浴びて散歩してセロトニンを増やすことなどが大切なのだそうです。これらはひとりで育児をしていたら難しいので、ぜひ男性に育休をとってもらって一緒に育児をしてほしいと言いました。 「この愛称変更を機に、誰が休んでも回る職場を作っていただきたい」と小室社長はさまざまな企業に対しても呼びかけています。 「すいません、育休とります」はもう終わりに「『すみません、結婚することになりました』『すいません、出産することになりました』『すいません、育休をとることになりました』と、結婚・出産・育児休業に『ごめんなさい』がつくうちは少子化が止まらないと思っている」と小池都知事は言いました。また、次のようにも、新しい愛称に込めた思いについて語っています。 「『育業してきます』『育業中です』と胸を張って言える社会にしたいと思っています。なぜなら子育ては未来を担う子どもたちを育てる大切で尊い仕事だから。業務と同じように、周囲や職場の協力、チームワークが育児には必要です。これからは東京が率先して『育業が常識』という日本を作りたい。新しい名称とともに男女問わず誰もが育児にしっかり取り組む社会作りを進めていきたい」 子育てがしやすくなる社会を目指し、さまざまな取り組みをしている東京都。そのひとつが今回の「育休」から「育業」への愛称変更ということでした。「育業」という愛称には、社会全体が育児の理解を深めて、誰もが育業を取得できるようになればという願いが込められているのですね。みんなで子育てを支える社会になったらとても素敵ですよね。一方、愛称の変更に、「言葉だけ変えても……」という声もあったようです。言葉だけにならないように、私たち全員が他人ごとでなく自分ごととして捉えることが大切なのかもしれません。ベビーカレンダーもみんなが「育業」をとりやすい社会になるよう、応援していきたいと思います。
2022年07月31日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、かわいい娘さんの写真が撮れたときのエピソードになります。娘さんのかわいい写真や動画がたくさん撮れて、大満足のこむぎさん。早速、実家や義実家、友人に送ろうとするのですが……!? かわいい写真が撮れたのに、誰にも共有できなくて… 娘が生まれてから、「写真見せて!送って!」と言ってもらえる機会が増えました。 普段からシャッターチャンスは逃さないよう、娘のかわいい姿はたくさん写真に収めています。 しかし、いつもとっさに撮るため、娘とともに映っているのは、ぐちゃぐちゃになった部屋、すっぴん部屋着の私など、とても人様には見せられない姿ばかり……。 そのため毎回、「子どもはかわいく撮れたけど、やっぱり送るのやめよう……」となってしまうのでした。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年07月14日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回はこむぎさんが仕事復帰したときのお話です。復職してから2カ月ほど経ったある日のこと。保育園からまたお迎えの電話がかかってきて……!? 保育園からお迎えの電話が! 再び職場にかかってきて… 保育園では、37.5度を超えるとお迎えの連絡がきます。 ですが、熱はあるものの、娘はとても元気! 保育園に行けないため、自宅で育児することになりましたが……。 「丸一日育児するって、こんなに大変だったっけ?」と、驚きました。 まだ仕事に復帰してひと月程度でしたが、一日中育児をおこなう大変さをすっかり忘れていました。 加えて、娘も成長してますます行動的になっており、保育士さんたちに、改めて感謝した一日でした。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年07月11日■前回のあらすじ保活を始め、保育園入所希望の申し込みが終わったが…こんにちは、宝あり子です。保育園への入所希望の申し込みが終わりましたが、0歳児クラスの途中入園に空きが出ないまま時は過ぎていきました。保育園に入れないと復職できない。でも子どもともう少し一緒にいたい。複雑な心境でした。■4月度入所希望の結果が届いたが…そしてついに4月度入所希望の結果が届きました。申し込んだ保育園、すべて入所することができず、待機児童となりました。わたしが長女を出産した当時(2015年)は1歳で保育園に入所できない場合、1歳6ヵ月まで育休を延長することができました。こうして、わたしは育休を1歳6ヵ月まで延長することにしました。■復帰のタイミングついて育休延長の手続きで会社へ行き、手続きが終了。久しぶりに同じ部署だった上司と後輩と話すことができました。現在の部署の状況や人の異動など、さまざまな話をしました。すると後輩が…。私の先輩は復職した数ヵ月に再び産休をとった際、周りから「また産休に入るなら復職しないで育休延長すればよかったのに」と、心ないことを言われていました。この発言はとてもショックで、わたしの中でずっと引っかかっていました。わたしも育休延長後に復職できたとして、またすぐ第2子の産休に入る可能性もある…。もしそれで引継ぎなどで周囲に迷惑をかけてしまうのなら、2人目の産後に復職する方が迷惑を少しでも減らせるのだろうか?それはわたしも保育園へ入所ができず、育休を延長することになったときに少し考えました。 ■本来ならどのタイミングでも産休育休を取ることができるはずだが…産休、育休は働く者の権利です。本来ならば、どのタイミングであろうと取得することができます。しかし、仕事、職場の人間関係などにより、産休育休のタイミングを考えざるをえない状況の人もいます。今年(2022年)10月から育児休業制度は改正の予定です。育休を分割して取得することができ、夫婦で育休を途中交代することもできます。しかし、改正しても取得できなければ意味がありません。やはり職場によってはまだ「育休が取得しづらい雰囲気がある」という話も耳にします。幅広い世代で意識改革が進み、男性も女性も育休を取得するのが今以上に当たり前である世の中になることを願っています。
2022年06月28日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、こむぎさんが娘さんを寝かしたときのエピソードになります。 スヤスヤと眠る娘。かわいすぎて、思わず…!? 赤ちゃんの寝かしつけは本当に大変。 寝たと思ったら、降ろした瞬間起きてしまい、また抱っこしてユラユラ……その繰り返し。 そのため、降ろすときはいつも、ゆっくり、そーっとを心がけていましたが……。 至近距離であまりにもかわいい寝顔を見ているうちに、むっちりとしたほっぺたにキスしたい衝動に駆られ…… 「ここまで頑張ったんだからダメだ!そんなことをしたら起こしてしまう!!」そう頭ではわかっているのに、毎回我慢できなくなって、思わずほっぺにちゅー。 そんなことの繰り返しで、何度も起こしてしまっていました。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年06月07日男性育休推進支援サービスを提供しているセントワークス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大西 徳雪)は、男性育休を取得しやすい雇用環境整備などを進めるeラーニング研修『ワーク・ライフバランスeまなび』のサービスを開始いたします。(2022年6月1日より申し込み開始)『ワーク・ライフバランスeまなび』URL: 【男性育休eラーニング研修サービスを提供する背景(1)】昨年、企業人事担当者へアンケート調査を行ったところ、下記の結果となりました。■法改正対応の課題1位は「男性育休を取得しやすい雰囲気づくり」■「男性育休を取得しやすい雰囲気づくり」への対策は・管理職への研修…5割以上・一般従業員への研修…4割以上・取得対象者への研修…3割弱対象者別に研修を実施したい意向が見えてきました。(図1)図1■「男性育休を推進する目的」について「男女問わず仕事も家庭も両立できる職場作り」と「人材定着」が同率1位となり企業は男性育休推進を法改正対応だけでなく人材戦略として考えており、重要テーマであることがわかりました。■「育児・介護休業法の改正に向けた、企業の課題と取り組みに関するアンケート調査」実施 :2021年7月対象者 :企業の人事担当者回答数 :534回答者属性:男性 394(73.8%) 女性 140(26.2%)企業規模 :従業員 50~300名未満 171(32.0%)300~1,000名未満 114(21.3%)1,000名以上 249(46.6%)*少数第二位以下を四捨五入により合計は99.9%となっています*ここでは男性の育児休業を男性育休としていますアンケート調査結果の詳細はこちら: 【男性育休eラーニング研修サービスを提供する背景(2)】セントワークスでは、2022年4月の育児・介護休業法の改正に向け、昨年6月より毎月「男性育休 法改正対応セミナー」(対象:人事担当者)を開催し、情報提供及び人事担当者と意見交換をしてきました。参加者アンケート(回答数134)を実施したところ、“男性育休推進の課題”は1位「管理職の意識・理解」(73.1%)2位「男性育休取得者が出た時の業務のやりくり」(56.7%)3位「男性育休推進の周知方法」(53%)管理職に対して男性育休の理解促進と、取得者が出た時のやりくりについて苦慮していることが見えてきました。また、意見交換タイムでは「取得率は高いが取得期間が短く、形式的なものになっているので本質理解を進めたい」という声も多数ありました。2017年から自治体の働き方改革アドバイザーとして企業の男性育休に関する相談を受けてきた経験と、自身も男性育休を2回取得した講師が、セミナーにて育休体験談や職場の取得事例を交えて男性育休についてご案内したところ「男性育休の必要性が腑に落ちた」「同じ内容を研修で伝えてほしい」「知らないことが問題であり、知る機会をつくっていきたい」と研修のご依頼、動画制作のご依頼を頂くようになりました。また、eラーニング研修サービスがあると嬉しい、との声から本サービスを提供することにしました。【男性育休を取得しやすい雇用環境整備に向けて】男性育休を取得しやすい雇用環境の整備には、下記の各対象者別にアプローチが有効と考えます。・管理職の理解…職場の雰囲気に大きな影響がある管理職の理解は非常に重要です。・取得対象者の理解…取るだけ育休にならない有意義な育休にすることが大切です。・周囲の理解…本人が取りたい、上司が取らせてあげたいと考えても、周囲へ業務負荷がかかる可能性もあり、周囲の理解を得ることも大切です。各対象者へ男性育休の理解を進めると共に、育休取得者が出た時の業務引継ぎも含めて、研修プログラムを組んでいます。【eラーニング研修なら、必要なすべての人に、少ない労力、低コストで研修を受講して頂くことができます】男性育休を取得しやすい職場作りに向け、管理職、取得対象者、周囲(一般従業員)の全てに研修を多数実施するのは、人事担当者の労力とコストの負担が大きくなります。そこで、少ない労力、低コストで、必要なすべての従業員が受講できるeラーニング研修サービス『ワーク・ライフバランスeまなび』を提供していきます。【ワーク・ライフバランスeまなびは、こんな企業・組織にお勧めです】・法改正対応として研修を実施したい・男性育休を取得しやすい職場作りを進めたい・男性育休取得率を上げたい・男性育休取得期間を伸ばしたい・コストパフォーマンスよく男性育休研修を実施したいこれから男性育休推進を進める職場も、既に推進してきた職場のどちらにもご活用頂けます。【ワーク・ライフバランスeまなび 講師紹介】一之瀬 幸生 2児の父 育休2回取得(2015年、2020年)育休体験談は厚生労働省イクメンプロジェクト ハンドブック「父親の仕事と育児両立読本」(令和3年度版)でも紹介されました。株式会社ワーク・ライフバランス認定上級コンサルタントNPO法人ファザーリング・ジャパン 講師講師:一之瀬 幸生【『ワーク・ライフバランスeまなび』の特徴】■特徴(1) 対象者別に4コースをご用意管理職向け、一般従業員向け、取得対象者(プレパパ)向け、両親講座の4コースをご用意。企業・組織は、対象者毎に重要なポイントを伝えることが出来、受講者はそれぞれに必要な情報を、最適なタイミングで得ることが出来ます。~『ワーク・ライフバランスeまなび』で実現できること~●管理職へ法改正対応の理解、ハラスメント防止、男性育休の理解、取得者が出た時のマネジメントなど手厚い研修が可能。●一般従業員へ男性育休の基本的な理解を進めることで管理職と取得対象者が孤立せず、職場全体の意識向上を実現。●取得対象者(プレパパ)へ、男性育休の理解を進めることで取るだけ育休を防止。男性育休が有意義なものとして職場に広がっていきます。●両親講座の準備により従業員の家族のエンゲージメントアップに繋がる。~ここが嬉しい対象者別研修プログラム~「管理職向け講座」・男性育休について本質的な理解が進む・男性育休取得対象者が出たときのチームマネジメントのヒントを得られる・介護と仕事の両立など、今後はお互い様の職場作りの必要性も含まれている「一般従業員向け講座」・なぜ男性育休?について、その背景から理解できる・男性育休について理解が深まり、お互い様の気持ちで応援できるようになる・男性育休をきっかけに時間自律性向上、属人化の廃止など働き方改革が進む「取得対象者向け(プレパパ)講座」・産後の生活の実態を知り、男性育休の必要性と有意義な過ごし方がわかる・男性育休取得に向けて準備の進め方がわかる(育休は権利として取得出来るが周囲への感謝も重要)・家族が笑顔で過ごすための育児、家事の関わり方がわかる「両親講座」・夫婦で受講することができ、育休について夫婦が同じ認識を持つことができる・家族が笑顔で育休中の過ごし方を一緒に具体的に考えることができる・育休終了後の育児と仕事の両立についても考えることができる□各講座は90~120分です。講座は10~20分のチャプターで構成されていますのでまとまった時間が取れない方も、業務の隙間時間に受講することができます。■特徴(2) 男性育休の本質的な理解促進男性育休の理解が進まない背景には、産後の女性の身心の変化、産後生活の実態など「4つの知らない」があると考えます。男性育休を2回取得した講師が、体験談とデータを交えながらお伝えすることで、育児に関わってこなかった管理職やベテラン社員の理解も深まります。ある企業様では男性育休研修を実施した結果、男性育休の必要性を理解していない管理職がゼロに(46%→0%)。また男性育休を部下に勧めたい管理職が20%→73%に増加しました。(ワーク・ライフバランスeまなびの中でも同様の研修内容を受講頂けます)(図3、図4)図3図4■特徴(3) お求めやすい料金設定ワーク・ライフバランスeまなびは、ユーザーID数に応じて以下のプランからお選び頂けます。ユーザーIDの登録内容(受講者)は、毎月1回変更できます。受講対象者が多い場合も、毎月対象者を変更していくことで多くの従業員が受講可能です。例えば管理職が一通り受講終了した後、育休取得対象者や希望する一般従業員が通年でご受講頂くことが出来ます。(図5)図5本サービスは年間契約となります。200以上のユーザーID数もお申し込み可能です。(1ユーザーID…550円、50ID単位で受け付けます)男性育休を取得しやすい雇用環境の整備として男性育休研修をお考えの企業様はお問合せください。【会社概要】商号 : セントワークス株式会社(英文名 SAINT-WORKS CORPORATION)代表者 : 代表取締役社長 大西 徳雪所在地 : <本社>〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-9-1 RBM東八重洲ビル7F設立 : 2006年11月1日事業内容: ・介護経営サポートシステム「SuisuiRemon」の販売・介護記録システム「コネクトケア」の販売・訪問看護アセスメントシステム「看護のアイちゃん」の販売・一般労働者派遣事業、有料職業紹介事業・企業向けワーク・ライフバランスコンサルティングサービス・企業向け介護と仕事の両立支援サービス・業務支援サービスURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月06日育休が終わって職場復帰…期待や不安でドキドキしている人が多いのではないでしょうか。今回の主人公、和久井若菜(仮名)さんのエピソードは職場復帰後にパワハラ上司と同僚に厳しくあたられてしまう体験談です。読者からは主人公に共感する声が多数でしたが、上司や同僚に共感する声もありました。■「突然休むならいない方がマシ」育休明けたら会社が地獄だった…若菜が勤めていたのはアットホームな居心地のいい職場。育休後の復職の不安はありませんでした。新しい上司はワーママをあまりよく思っていない様子。先行きに不安を感じつつも、時短勤務の限られた時間の中で久しぶりの仕事を必死にこなす、慌ただしい毎日を過ごしていました。そんな中、保育園からの呼び出しが来てしまいました…!迷惑そうな吉井の声に、私だってもっと仕事がしたい…と焦る若菜。しかし、さらに追い打ちがかかります。休みの間、大事な会議をオンラインにしてもらい看病しながら参加するものの、子どもがぐずり離席している間に会議は終了。昔からいる同僚は「無理しないで」と気遣ってくれましたが若菜の焦りはますますつのります。やっと休みが終わり出社すると…厳しい吉木の言葉に、なんとか仕事で挽回するしかない!と、残った仕事を家に持ち帰り毎日夜中まで働きました。みんなに迷惑かけた分を取り戻したい。時短であっても一人前に仕事したい。そんな思いから、自分を追い詰めてしまう若菜。■「やめれば?」同僚の言葉に心も体もボロボロに…昼間は会社、夜は自宅で仕事をする日々が続いていました。なんとか以前のような仕事量をこなせても、家事と育児ものしかかり、疲れは溜まります。そんな時、無理がたたって体調を崩してしまいまった若菜。それでも仕事を休まず仕事に行きますが…吉木のきつい一言に、心がボロボロになってしまいます。このまま頑張り続けるべきなのか、仕事をあきらめるべきなのか。未来が見えなくなってしまいました。自分は会社のみんなにとって迷惑な存在なのだと結論付けた若菜は会社をやめることを決意しました。しかし…上司の発言から、自分の問題だけではないと悟った若菜の心に、この会社の一人目のママとして、会社を変えてやる! と、闘志が再燃します。退職願を撤回した若菜は、そして会社は…どのように変わっていくのでしょうか?こちらは投稿されたエピソードを元に5月1日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■読者の関心が高いワーママ問題! 主人公に共感…だけではない様々なコメントが今回のワーママの働き方に関するストーリーには、想像以上にたくさんのコメントが寄せられました。その内容は実に賛否両論。主人公の若菜に共感する人はもちろん、同僚の吉木の気持ちもわかる、という意見も。この問題が、広く読者の関心を集めていることがわかりました。まずは、主人公の頑張りに励まされたという共感のコメントをご紹介します。・嫌みな人に負けずに、気持ちを強く貫いたこと、結果を出したことを尊敬するばかりです。私も頑張ろうと刺激をもらいました。・一度はやめようとしたのに、これから育休復帰する人のために、辞めずに結果を出したのがすごいです。 私だったらそのまま辞めてしまうかも。まだまだ子育てしながらの仕事は弊害が多いなと感じますが、私もこれからの人のために頑張ろうと思いました。・本当にすごくわかります。でも、私も独身の頃、子供の体調不良で休んでばかりいる先輩をみていて、正直あまりいい気分しませんでした。しかし、いざ子をもつとびっくりするくらい熱がでたり、体調不良になることを知り、独身時代に先輩に対して嫌な感情を持っていた自分を思い出したくもないし、あの頃の自分に喝!を入れてやりたいと思います。・まだまだ日本の女性にはキャリア形成が厳しいと思える環境だと思います。 こんな上司本当にたくさんいるし、残業して仕事を片付けることを当たり前と思ってる無期限時間の男性社員には到底理解いただけないと思う。・この部長も同僚もワーママに嫌がらせをすることで、自分たちの将来に呪いをかけていることが分かっていないのでしょうね。人生何が起こるかわかりません。育児だけでなく、親や配偶者の介護、自分自身の怪我病気だってあります。そういう時、柔軟な働き方が出来なかったら、どうするつもりなのでしょうか。一方、仕事のフォローをしないといけない同僚側への共感のコメントも非常に多かったです。・和久井さん、頑張っているかもしれないけど、上司や吉木さんに迷惑をかけていたのも事実。ママだからって仕事を押し付けて帰ったり急に休んだり、フォローって本当に大変なんです。2人のあからさまな態度は、よくないと思うけど、ワーママが勝ちとった!みたいな終わりに、私はモヤっとします。・フォローした側がボーナス貰えるとかが無く、しわ寄せだけ行くから、吉木さんのような不満が出るのは当然だと思う。 ・独身の人はいつもしわ寄せばかりでかわいそう。迷惑なのは事実。給料に差をつけてもらわないと割にあわないだろうなと。変わるべきなのは、しわ寄せが母親側の会社に偏ってしまう仕組み自体という指摘も。・シングルマザーの話ならわかるけど、夫はどこで何をしているのだろう。 共働きなのに、女性側の会社だけが不利益を被って夫側がノーダメージなら、会社は男を雇った方がいいとなるよね。・そもそもなんで男性は育休も時短も取らないでのんびり仕事してるんだろうと、逆に思います。男性も義務付けたら大変さもわかるし、ワークシェアにもなってよいと思うのですが…。・最近はママを擁護する風潮が大半で確かにそれは間違いではないし、この上司の態度は許されない。でも両側の立場から見ると真に必要なのはどちらが善か悪かということよりも日本がもっとシッターとかナニーとか、ママが働きやすい方向に変化していくことなんだろうなと思う。・正直、急な欠勤や早退で周りの人がその仕事をフォローしなければならないのであれば、迷惑なのは本当だと思います。ただし、それは会社側がフォローしている人に手当を出すかその部署の人員を手厚くするなどして解決すべき問題であって、社員側が気に病むことではないとも思います。「子育て中の女性社員 vs 子どもがいない社員」という対立を煽りたい話ではないこと。男性も含め、育児、介護、病気療養などそれぞれの状況に応じて柔軟に働きやすい仕組みが必要であること。…頭ではわかっていても、実際の現場ではそう綺麗に割り切れず、不公平感が出てくるのも当然ですよね。だからこそ、誰もが“その人”にとってのベストな成果を出せる仕組みや、不公平感が出にくい評価制度の整備などを少しずつでも進めるために今回の若菜さんのような先陣を切って踏ん張る人が希望になるんだと思います。▼漫画「育休明けたら地獄だった」
2022年05月31日子供が生まれる時に取得できる、育児休暇。厚生労働省によると、男性の育児休暇取得率は、年々伸びつつあるものの、2020年時点では1割程度にとどまっています。ネットでは、育児休暇を取得した男性から「育児休暇中も、仕事の連絡がきた」「会社の人員が足りず、結局仕事をしていた」などの声も。男性が育児休暇を取得するには、まだまだ周囲の理解や環境整備が必要なようです。育休を取得した男性、上司の対応が「すごかった」2019年に、男の子を出産した母親である、かなか(@KanakaTsubaki)さんのエピソードをご紹介します。かなかさんの夫は、育児休暇を取得。取得した際、上司の対応がすごかったのだそうです。上司に、別室に呼び出され…?かなかさんが出産する前、夫はその会社に転職したばかりでした。入社したばかりの会社で、いきなり、長期の休暇を取得するのは、ためらわれるものでしょう。それでも、2週間の育児休暇を取得することを決めた夫。夫が会社に、そのことを伝えると上司に別室に呼び出されます。※写真はイメージ2人きりの部屋で、険しい顔をした上司がいった内容は…。「そんなに少なくていいの?たかが2週間の育休で、君は何をするつもりなの?」息子が生まれる時、夫が育休を2週間取りたいと伝えたら上司から別室に呼び出された。当時転職したばかりで入社から1年1ヶ月で育休を取ることになる。恐る恐る会議室に入ると眉間に皺を寄せた上司が待っていてひと言「そんなに少なくていいの?たかが2週間の育休で君は何をするつもりなの?」と。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 上司は、「2週間も休暇を取るの?」といいたかったのではなく、「そんなに短くていいの?」と気遣ってくれたのです!男性の育児休暇取得について、理解が進んでいない中、こんな風に気遣ってくれるのは嬉しいですよね。かなかさんと夫は、2人で改めて話し合い、結局2週間の育児休暇を取得することにしました。夫の育児休暇に関する上司のエピソードは、ここからさらに『神展開』を迎えます。上司の対応、ここからがすごかった!2週間の育児休暇取得が決まり、休暇開始まで、しばらく働く期間があった夫。上司は「妊娠、出産は何が起こるか分からないから」といい、夫の仕事に関するすべてのメールの宛先に、自分も入れるように指示。夫が担当している仕事について、内容を把握することで、いつでも上司が引き継げる環境を整えたのです!※写真はイメージこのおかげで、かなかさんの身に緊急事態が発生した場合でも、夫はすぐに妻の元へ駆けつけることができるようになりました。緊急事態に備えた仕事環境は、かなかさんと夫にとって、精神的に安心できるものだったでしょう。出産予定日の10日前に陣痛がきて…?かなかさんは、出産予定日の10日前に陣痛が始まったといいます。そのことを夫が会社に連絡すると、上司からこのような返事がきました。「承知しました。これ以降、仕事の携帯の電源は落としてください。グッドラック!」※写真はイメージ上司は、夫が担当していた仕事をすべて引き継ぎ、部内で分担して処理したそうです。その後、かなかさんは、息子さんを無事に出産することができました。夫が上司に「安産でした!」と連絡すると…。「安産とは、幸い死ぬような状態ではないというだけ。奥さんを労ってください。育児休暇中は連絡不要」※写真はイメージ無事出産できたことだけでなく、産後のかなかさんの身を案じてくれたのです。また、夫が育児休暇中は、上司のいう通り、仕事の連絡は一切なかったといいます。出産祝いも、社内で準備してくれて?かなかさん夫婦への配慮だけでなく、出産祝いについても準備していた上司。上司は、社内に、1人上限500円の募金箱を設置し、集まったお金をギフト券にして渡してくれたといいます。なんでも、社内にいる子持ちの親に「出産祝いは何がいいか?」と聞き回り、社員にとっても、かなかさん夫婦にとっても負担のない方法を検討してくれたのだとか。さまざまな方向に配慮できる上司に、称賛の声が上がっています。・なんて素敵な上司なんだろう。すべての企業に、このエピソードを知ってもらいたい。・涙が出てきました。まさに『神対応』。上司だけでなく、協力してくれた同僚も素晴らしい。・こんな上司になりたいなと強く思いました。人望が厚い、素敵な人なんだろうな。どこまでもついて行きたくなるよ。・上司の対応に感動した。出産祝いについて、募金箱を設置するアイディア、すごくいいですね。真似します。ちなみに、「過去に、上司本人が半年間の育児休暇を取っていたらしい」と聞いた、かなかさん。その後、上司は異動となり、夫と同じ部署ではなくなってしまったそうですが、今でも心から感謝しているそうです。かなかさんのエピソードに登場した上司のように、育児休暇について理解し、配慮してくれる人が増えてくれるといいですね。投稿の全文はこちら息子が生まれる時、夫が育休を2週間取りたいと伝えたら上司から別室に呼び出された。当時転職したばかりで入社から1年1ヶ月で育休を取ることになる。恐る恐る会議室に入ると眉間に皺を寄せた上司が待っていてひと言「そんなに少なくていいの?たかが2週間の育休で君は何をするつもりなの?」と。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 結局夫婦で話し合って育休は2週間にしたんだけどありがたい申し出だった。が、この上司さんのすごいのはここからだった。お伝えした時点から「妊娠出産は何が起こるか分からないから」と夫に関わるメールの全てにccで自分を入れるように指示。夫の仕事をいつでも引き継げるように準備。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 予定日10日前に「陣痛がきた」と連絡したら「承知しました。これ以後仕事の携帯の電源を落としてください。グッドラック!」と夫からの引き継ぎなしで全業務を引き継ぎ、部内で分担(事前に担当者に共有済みで無理のない采配)— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 生まれた後に「安産でした!」と連絡する夫に「安産とは幸い死ぬような状態ではないというだけ。奥さんを労ってください。育休中は連絡不要」連絡をくれ、本当に一切仕事の問い合わせも来ない。(基本土日も何かしら連絡が来るような会社)— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 出産祝いは募金箱を設置して出したい人だけ上限500円という決まりを作る。誰がいくら出したかはもちろん知らされず内祝いもなし。集まった金額をAmazonギフト券に入れて渡してくれた。会社のママさんたちに聞いて回って負担がない方法を検討してくれたらしい。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 後から聞いたら、ご本人は奥様の出産時に半年育休を取ったそう。今は異動されて夫の上司ではなくなってしまったけど、本当に彼が夫の上司の時に出産できてよかったなと心から感謝してる。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 [文・構成/grape編集部]
2022年05月20日パパSNAP 01name:種部 裕大さんピュアインディゴで染めた生地や、シルバーのタックボタンがシックな印象のデニム。セットアップでキメてもどこかこなれて見えるのは、オーバーサイズのジャケットのおかげ。カジュアルななかに品が備わった〈クラークス〉のワラビーも絶妙にマッチ。Item ▼アウター、ボトムス/ともにグラフペーパー、シューズ/クラークスパパSNAP 02name:上條 圭太郎さん冴えわたるブルーのTシャツにミントグリーンを合わせてとことん爽やかに。目立つ色合わせにはクリーンなホワイトパンツがよく似合う。仕上げは革靴とレザーのバッグで品よく締めて。Item ▼アウター/マーティーアンドサンズ、トップス/プリファードネットワークス、ボトムス/ナイスネス、バッグ/オデム、シューズ/クレマン家族SNAPはこちらパパSNAP 03name:敏史さんインディゴブルーやコンパクトなシルエットから、洗練ムードが漂うデニムジャケット。合わせはホワイトパンツを選び、春夏らしいコントラストを演出。淡いピンクを挿すとやわらかいムードが備わり、心地のいいバランスに。カラーレンズのメガネはハズしアイテムに採用!Item ▼アウター/フォロー、インナー/デサント、ボトムス/古着、シューズ/アディダス家族SNAPはこちらパパSNAP 04name:きむさんポップな配色のアノラックに色落ちデニムと〈ニューバランス〉のスニーカーをオン。カジュアルな合わせも金ボタンのブレザーを羽織れば、スマートに即キマる。アノラックのインナーにチェックシャツを忍ばせたレイヤードテクもお見事!Item ▼アウター、ボトムス/ともにビームスプラス、トップス/チューブ×ビームスプラス、インナー/マウンテンリサーチ、ハット/ローイングブレザーズ、シューズ/ニューバランス家族SNAPはこちらパパSNAP 05name:渡辺 隆則さん洗いざらした風合いの生地に、大ポケットが付いたトップスは、シャツの既成概念を覆す個性的なデザイン。難易度が高いスウェットを合わせても、センスよくキマる。仕上げは知的なメガネやシックなスニーカーを加えて、タウンに馴染むルックに着地。Item ▼アウター/フレッシュサービス、ボトムス/キャンバー、メガネ/モスコット、スニーカー/ニューバランス家族SNAPはこちらパパSNAP 06name:jonさんほどよくゆとりのあるスウェット×デニムでつくるストリートスタイル。どこか品が漂うのは、色落ちのないデニムやプレーンなスウェットなど、小綺麗なアイテムをチョイスしているから。さらに裾から見えるシャツが抜け感を生み、絶妙なバランスをキープ。仕上げは小物で遊び心も添えて。Item ▼トップス/オー、ボトムス/ヘルレイザー、ハット/ユニクロ、メガネ/ゾフ、ピアス/オールモストブラック、カードケース/オー、シューズ/ニューバランス家族SNAPはこちらパパSNAP 07name:ゆうたさんくたっとした表情が味のあるアノラックに、シックなボトムスをオン。ダークな色合わせも、アウターから覗く白Tがすべてのバランスを整える。さらに60年代後半に登場した〈アディダス〉のスニーカー、“ガゼル”でヴィンテージムードをもうひと押し。細渕メガネで知的なエッセンスもプラスして。Item ▼アウター/ ギャップ(古着)、インナー/ カラーアットアゲインスト、ボトムス/ プロップスストア、シューズ/ アディダス家族SNAPはこちら
2022年05月20日わが家では、平日にパパと子どもの時間がほとんどありません。パパと子どもの時間といえば、休日のお風呂だけ。ところが、お風呂の時間を喜んでいた子どもが、ある日突然「パパは嫌! ママがいい!」と言うように。そのときのパパ見知り体験談を紹介したいと思います。パパとのお風呂を泣いて嫌がる息子1歳を過ぎ、お話がじょうずになった息子との会話がとっても楽しかったころ、突然「パパは嫌」が始まりました。たまにしかパパと入れないお風呂も「ママがいい」と言い始めたのです。 「そんなこともあるんだ」と最初は思っていたのですが、ママだってたまにはひとりでお風呂に入ってゆっくりする時間が欲しい。それに、泣いてまでお風呂を断られるパパはショックが大きかったようです。 普段から男同士仲良く!そこで、普段から「パパってお仕事しててすごいよね」と息子に話したり、パパが手伝ってくれたことなどを息子の前で大げさにほめたりしてみました。 パパもお風呂での遊びを考え、泡風呂の素を用意するなど、パパと一緒のお風呂が楽しくなるように工夫しました。休日はパパと息子だけの時間を増やして公園で遊び、買い物をしてきてもらうことも。男同士、2人だけの経験が増えることで、どんどん仲良くなってくれて期待通りでした。 それでもたまには「やっぱりママ」それでもたまに「お風呂はママがいいな」という日もあります。息子にお風呂を断わられる瞬間がパパにはかわいそうなので、前もって聞いておいて「今日はダメだって」とママからパパへ伝えるようにしました。 「どうして嫌なの?」と聞いたり、説得しようとしたりするのは意味がないと気付いてやめました。特に男の子は、“何が何でもママが一番”ということも多いのかもしれません。逆にあっさり認めてあげることで安心するのか、次の日はパパとお風呂に入ってくれていました。 4歳になった息子は、今では「どっちでもいいよ」と言ってくれるようになりました。一時期の成長過程であるパパ見知りでしたが、さみしそうにしていたパパのためにも、早めに終わってよかったと思っています。 イラスト/manami.koiso監修/助産師 松田玲子著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2022年05月05日次回に続く(全8話)毎日11時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・きのこの子
2022年05月01日この4月から法改正に伴いパパの育児休暇が大きく変わりました。父親育児支援専門家であり、3回の育休取得経験者である大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に、育休の取り方や育休中のポイントを解説していただきました。 パパの産休、育休とは「パパの産休」という新しい言葉を知っていますか。パパのための産後育休のことです。これまで産休というと出産したママだけのものでしたが、この春、育児・介護休業法が大きく改正され、パパも産後に育休が取れるようになりました(今年10月から)。この新しい制度は、ママの産後うつの抑止にもなり、パパ自身の成長の機会にもなるとして期待が寄せられています。 そのほか、育休制度も変わります。企業から育休取得を打診する、育休取得のレパートリーを柔軟化できるなど、大幅改正されました。 今回の改正の特徴は、「フレキシブルに取れる」ということ。例えばパパの産後育休では、産後8週間以内に4週間まで2回に分割して取得することが可能です。しかも休業の2週間前からの申し出でOKとされています。そして、労使協定が結ばれていれば、一定の条件のもと、休業中に仕事をすることも可能です。育休制度改正のポイント育休改正は2022年4月から段階的にスタートします。 2022年4月から企業は育休を取得しやすい環境を整備し、対象の従業員に制度を個別周知して取得の意向を確認することが義務化 2022年10月から・育休を分割して2回取得可能に・育休開始日を柔軟化・特別な事情がある場合は再取得可能に・「産後パパ育休」の新設 2023年4月から大企業の育休取得状況の公表が義務化 「産後パパ育休」って?育休改正のひとつとして、2022年10月からはじまる「産後パパ育休」の特徴は次のとおりです。・パパも「産休」がもらえる・産後8週間以内に4週間まで取得可能・休業の2週間前までの申し出でOK・2回に分割して取得することが可能・労使協定を結んでいれば、休業中に働いてもOK「パパの産休は『ママや赤ちゃんのために』と言われることが多いですが、パパのための育休だということを忘れないでいただきたい。パパが自分の人生を豊かにするための休暇なんです」と小崎先生は話します。 出典:「育児・介護休業法 改正ポイントのご案内 P2「育児休業の分割取得」(厚生労働省)産休育休の取り方のポイントとてもフレキシブルな「パパの産休」ですが、自由の幅が大きいだけに「どのタイミングで取ればいいかな」と迷ってしまう家庭もあるかもしれません。 厚生労働省は次のような例を挙げています。 小崎先生は次のような取り方もおすすめしています。 【パパの産後育休】・第2子以降の場合は出産後すぐ上の子がいる場合は上の子どものお世話があるので、入院中も含め、パパが子育てを担当します。退院後のママが心身の回復に集中できるメリットも。 ・退院後/里帰りから戻ってきてすぐ新しい生活が始まるタイミングは、何かと忙しくなります。いろいろなことに配慮が必要な新生児育児を産後のママと一緒に過ごします。ママの食事作り、買い物、掃除などのサポートも。 【パパの育休】・保育所に入る前後保育所に入る準備期間と慣らし保育期間中はより大人の手が必要です。慣らし保育はできるだけ子どもに負担がかからないよう、ていねいにゆっくり進めたいので、育休をとってゆとりを持ちます。 ・ママの育休のタイミングに合わせて2人で交代して育休を取ることもいいですが、あえて一緒に取って「家族の時間」を過ごすのもおすすめです。 いつ申請すればいい?パパの産後育休の申し出期限については「2週間前まで」、育児休暇の申し出期限は「1カ月前まで」となっています。でも実際に職場で2週間前に申し出てもいいものなのでしょうか。小崎先生に尋ねました。 「例えば今日申請したら2週間後には休んでいいということになります。これは与えられた権利なのですが、企業側からするとやっぱり人の手配や業務の担当の問題もあって大変になることもあるでしょう。産後育休から職場に戻ってきた時、お互いが気持ちよく戻れるような手はずを整えておいた方がいいのではないでしょうか。社会人としてのマナーです。いつ頃生まれるかは予め分かっていますから、分かっている段階で上司や同僚と話し合ったらいいのではないでしょうか。無論、緊急時もありますから仕方のない時もありますが」と小崎先生。 また、労使協定が結ばれていれば、休業中に仕事できるという制度を「うまく活用して」とアドバイスします。 「この制度を使って、『週1回、木曜日は仕事します』『在宅で火曜日の午前中はミーティングに参加します』といったように、お互い無理のない形での関係性や連絡を取ることができるといいかなと思います」 育休を取る=他者と共に生きる覚悟を持つこと新しくなった育休制度。これからは社会の空気も変わってくるかもしれません。でも「育休を取ると出世に響くから」と二の足を踏んでいる人もいるようです。そんなパパについて、小崎先生はこう言います。「ちょっと厳しいことを言うようですが、ひと月くらいの育休を“出世できない理由”にするのだとしたら、その先も出世できる人材じゃないって思うんです」 その上で、育児休暇は人生の学びの期間でもあると言います。 「育休というと休みだと思って昼間からビール飲もうとするパパもいます(笑)。資格を取ろうと勉強しようとする人もいる。どれも自由ですし否定はしませんが、子どもをよく見てほしいと思います。育休を取ることは、他者と共に生きる覚悟を持つこと。豊かに生きることです。人生の学びの期間でもある。子どもを育てることを存分に味わってほしい。それが僕の想いです」 取材・文/大楽眞衣子監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2022年04月29日4月からいよいよ変わる育児休暇制度。体制を整える企業側も準備に追われています。企業と利用側に求められることについて、専門家に解説していただきました。パパたちは、今度こそ本当に育休を取りやすくなるのでしょうか―。 世界1位の育休制度でも男性取得率は最低ランク!その背景は?2021年6月に育児・介護休業法が大きく改正されたことによって、2022年4月から段階的に施行されます。1番のポイントは、パパが育休を取りやすくなること。今回の改正では、男性の育休にとって大きな節目になると期待が高まっています。 「この改正は国の本気度が出ています。国は男性をもっと育児に参加させたい。男性に強いメッセージを送っているんです」 と解説するのは父親の育児事情に詳しい大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生です。 「OECD(経済協力開発機構)も言っていますが、日本の育児休業制度は世界で一番優れているんです。給付額が高く、長く休める。企業にもよりますが、最長3年も休むこともできるんです。こんな充実した制度は世界に類を見ない。アメリカは基本的に育休はありません。こんな素晴らしい制度をなんで利用しないの? というのが世界の日本に対する眼差しです」 充実した制度がありながら、男性の育休取得率は低迷しています。昨年、厚生労働省が公表した2020年度の調査結果によると、男性の取得率は12.65%(前年比5.17%増)と過去最高の数字を打ち出しましたが、女性の取得率81.6%(同1.4%減)と比べると、その差は歴然です。 世界経済フォーラムが公表している男女格差を測る「ジェンダーギャップ指数」においても、日本は世界156カ国中120位で、G7の中では最下位という不名誉な結果に。日本の男性の参加問題は、社会的な背景があると小崎先生は指摘します。 「やっぱり日本は、固定的性別役割分業の考えが根強い。男性は仕事を中心として、女性は家事育児という文化があります。変化はしつつあるのですが、社会の重要な決定場面に女性が極めて少ないというのが現実です。例えば政治です。海外では女性の首相が誕生していますが、日本はまだですよね。カナダやニュージーランドでは閣僚の半分近くが女性です。今の日本で男性が『育休1年取ります』と言うと、『え?1年?』となる人が多いと思います。ところが女性が『育休1年取ります』と言うと、『がんばってね』となる。それはそれぞれの中に男女意識の差があるからなんです。そういう社会の集合体として、男性が育休を取りにくい環境が根付いているのではないかと思います」(小崎先生) 日本の育休が変わる!企業が変わる!4月から段階的に導入育児・介護休業法が改正されたことにより、2022年4月より段階的にスタートします。ポイントは次のとおり。 育休制度改正のポイント1.企業は育休を取得しやすい環境を整備&対象の従業員に制度を個別周知して取得の意向を確認することが義務化(2022年4月から)2. 育休を分割して2回取得可能に(2022年10月から)3. 育休開始日を柔軟化(同)4. 特別な事情がある場合は再取得可能に(同)5. 「産後パパ育休」の新設(同)6. 大企業の育休取得状況の公表が義務化(2023年4月から) なお、2022年10月からはじまる「産後パパ育休」は次のような制度です。・パパも「産休」がもらえる・産後8週間以内に4週間まで取得可能・休業の2週間前までの申し出でOK・2回に分割して取得することが可能・労使協定を結んでいれば、休業中に働いてもOK 出典:「育児・介護休業法改正ポイントのご案内P2「育児休業の分割取得」(厚生労働省) 男性の育休が企業のイメージアップにつながる時代へ2023年4月から、大企業は育休取得状況の公表も義務化されます。新しい制度を円滑に活用するためには、企業側の意識変化が不可欠です。 「配偶者の妊娠や出産を申し出た従業員に、企業側から育休・産休制度などを個別に周知して、かつ取得意向の確認をすることが義務づけられました。これは、パパの育休産休取得の後押しになるでしょう。さらに、従業員が1,000人を超える企業は、2023年4月から育児休業の取得状況を年1回公表する必要があります。公表する内容は、『育児休業(産後パパ育休含む)の取得率』と『育児休業(産後パパ育休含む)などと育児を目的とした休暇制度(※)の取得率』。一般の人が閲覧できるよう、自社のホームぺージや厚生労働省の『両立支援のひろば』などでの公表が義務づけられているんです」 厚生労働省は事業主向けのガイドラインでは、企業側に求めることがほかにも事細かに記されています。 (事業主向け)説明資料「育児・介護休業法の改正について~男性の育児休業取得促進等~」(厚生労働省) 「これを見ると国の気合いが伝わると思います。例えば個別周知や取得意向確認の方法に関しては、基本的にはメールやFAXはだめ(労働者が希望した場合のみOK)、面談か書面交付でしっかり伝える、というところまで細かく書かれています。ほかにも細いことがたくさん。だから今、企業の担当部署は大騒ぎです。私のところへも大手企業から研修動画の作成依頼が来ています。それだけ企業も本気で向き合っているということではないでしょうか」 企業側にメリットはあるのでしょうか。 「くるみんマーク(※)もそうですが、企業が変わっていくことが、社会に求められているんです。それが結果的に企業のイメージアップになっていくし、働きやすい環境は人材育成にもつながります。また、就職活動をする際の、会社選びの指標にする人も増えるでしょう。そこを企業側がメリットとして意識していくことが大事になっていくのではないでしょうか」 ※くるみんマーク……子育てサポート企業として、厚生労働大臣の認定を受けた企業の証。 今度こそパパたちの育休取得は増える? 企業&パパママにも求められる意識改革今回の育休制度改正のキーワードは「フレキシブル」だと小崎先生は言います。 「かなりフレキシブルに個人がオリジナリティのある育休を取れるようになります。つまり、制度やシステムが多様化するということは、決して同じ生き方、同じ働き方はあり得ないということなんです」 より選択肢が増え、自由度が高まった育休制度。うまく活用するためには、パパママ自身が生き方や家族の在り方をこれまで以上に意識し、制度の知識を深めることが求められそうです。その上で、「パパの育休は取りやすくなるのでは」と小崎先生は言います。 「今までは従業員が『育休をください』と申し出ていたのが、今度は企業から『どうですか』と言う。これまでとは180度育休取得の流れは変わりますから、取りやすい雰囲気になっていく大きなきっかけにはなるとは思います。ただ、利用者側の意識変化も必要です。保育所問題や夫婦のキャリアについて考え、2人で産休育休をどう取るかを考えていく必要があります。より戦略的に自分たちの子育てに向き合う必要がある。そして社会全体がダイバーシティを意識することです」 生き方や働き方が多様化する中、産休育休制度も多様化する時代に突入しました。世界がうらやむほど手厚くフレキシブルな制度をうまく活用できるか。育ボスに代表される企業の意識改革が、社会の変化のカギとなるかもしれません。 取材・文/大楽眞衣子監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2022年04月01日一般社団法人ワーク・ライフ・インテグレーション協会(本社:広島県広島市、理事長:村重 サチコ)は、男性の育休推進のための「トモダテ育休活用研修」を2022年2月25日(金)より開始いたします。育休活用研修を受けることで、男性の家事力をアップさせ、今後の家族形成をより良くするためのスキルを学びます。また仕事復帰後に活かせるスキルとなるよう、意識づけを行います。男性育休活用研修「トモダテ」【トモダテ育休活用研修URL】 ●研修詳細対象者 :育休を推進する企業・今から育休を取得される社員の皆様受講目的:男性育休が社会的に進む中、「取るだけ育休」にならないために、スキルを持って育休復帰が出来る研修内容となっているため、会社にとっても社員にとっても、社会にとってもWin&Win&Winの研修となります。●カリキュラム(1)これからの男性育児参加に必要なモノ(2)現状を知ろう(3)「トモダテ」が必要な理由(4)産後のママの心と体(5)ママとの意識のズレって?(6)「トモダテ」連想ゲーム(7)我が家の家事タスク(8)「トモダテ」5ケ条●一般社団法人ワーク・ライフ・インテグレーション協会について会社名 : 一般社団法人ワーク・ライフ・インテグレーション協会所在地 : 広島県広島市中区大手町2-5-11 6F代表者 : 理事長 村重 サチコ設立 : 2018年3月20日URL : 事業内容: ワーク・ライフバランスコンサルティング事業時短家事コーディネーターに資する人材の育成事業働き方改革・男女共同参画社会の推進を図る事業仕事・家事・育児の両立のための情報提供、商品開発講演・研修事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月25日