6月から7月にかけて東京・大阪で上演されるCOCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』の第2弾キャストが発表され、併せてコメントが到着した。本作は、社会問題化している「格差社会」というテーマを描きながらも、所々に散りばめられた緻密な「伏線」や「テーマ性」が話題を呼び、サスペンス、ブラックコメディ、ヒューマンドラマなどの“ジャンルを超えた傑作”として世界の映画賞を席巻した韓国映画『パラサイト 半地下の家族』の舞台版。台本・演出は、舞台・映画と幅広く活躍する脚本・演出家の鄭義信が務め、物語の中心となる金田一家のキャストとして古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこの出演が決定している。発表されたのは、地上にありながら地下のように一日中陽がささないトタン屋根の集落で細々と暮らす金田一家とは対照的に、高台の豪邸で暮らす永井一家。次第に金田家にパラサイトされていく永井家の主人・永井慎太郎には、舞台やドラマ、映画で独特の存在感を放つ山内圭哉。美しく品もあるが天然な側面も持ち合わせる永井家の“奥様”・千代子には、幅広い層からの支持を得る真木よう子。その娘・繭子を次々と話題作に出演する恒松祐里が演じる。また一家の家政婦を務め、物語のキーパーソンとなる安田玉子として“カメレオン俳優”・キムラ緑子が参加。さらに、舞台『パラサイト』オリジナルの登場人物として、ナイロン 100°Cの作品をはじめ、鄭の作品に多数出演するみのすけの出演も決定した。<キャスト コメント>■キムラ緑子「あの衝撃作を舞台化するなんて、ウソでしょう!?」という驚きと共に、「どう立ち上げていくのか知りたい」という好奇心がムクムクと込み上げ、私自身が心から「観たい!」と思う舞台に参加させていただきます。富める者と貧しい者が二極化し、お金があるところにさまざまな人間が呼び寄せられ、パラサイトしていく――今の日本にも響くテーマを内包した作品をライブ空間で見せるために、どうしたらいいか想像つきません。道のりの遠さを思うと「観る側に回ればよかったなあ」と弱気になります(笑)。やると決めたからには、思いきりぶつかっていこうと思っております!■みのすけ同世代である古田新太さんとの共演は、僕が所属する劇団「ナイロン 100°C」にゲスト出演してもらった『下北ビートニクス』(1996) 以来、なんと27年ぶり!そして映像で共演してきた方も多い座組みで、この豪華メンバーに加えていただき、まずは嬉しい気持ちでいっぱいです。そして初期作品から拝見し、これまで何作もご一緒している大好きな鄭さんの舞台に出られることにも、大きな喜びがあります。今回演じる役は、精神的にも体力的にもギリギリですが(笑)、鄭さんが「みのすけならできる」と思ってくださったからには、その期待に大いに応え、面白い作品になるよう頑張ります。どうぞご期待ください。■山内圭哉実は初めて『パラサイト』を観た時、「これを戯曲化したら面白いだろうな」と思いながら観たんです。でもまさか日本で上演するなんて、そして自分が参加できる日が来るなんて、想像だにしていませんでした。信頼する方ばかりが並ぶ座組みで、しかも、長年仲良くさせてもらっている古田さんとは、30年ぶりの共演。お互いなかなかに老いてから再びご一緒できることに、月日の流れを感じます(笑)。常に弱者からの視点を描いてきた鄭さんの手によって、必ずや、普遍的な物語であることを確認していただけるでしょう。「映画の方が絶対面白いちゃうん?」と思う方にこそ、観ていただければと思います。■恒松祐里すごい原作映画の舞台化、そして大先輩が並ぶビッグな作品で、嬉しくワクワクする気持ちと緊張する気持ち、両方がこみ上げています。人間の根っこにある感情を情熱的に描き、見るものの心を揺さぶり、燃え上がらせる、鄭義信さんの作品に初めて参加させていただくことにも、とにかくドキドキしています。私が演じる裕福な家庭の女の子は、物質的な豊かさはあっても、世間を知らない普通の女子高生。若さゆえに胸に秘めた「誰かに認めてほしい」と思う気持ち、彼女のピュアな部分を大切に、まずは戯曲として心新たに、真剣に向き合っていきたいと思っております。■真木よう子まずは映画『パラサイト』を日本で舞台化する企画自体にびっくりし、自分が参加させていただけることにダブルでびっくりしています。素晴らしい原作を前にプレッシャーはありますが、古田さんを筆頭に“愉快な仲間たち”が揃い、今から稽古場が楽しみで仕方ありません。鄭さんとは映画『焼肉ドラゴン』以来。撮影現場では優しい監督でしたが、風のウワサで聞くと舞台の稽古場では厳しく、 “鬼の演出家”だとか(笑)。こうして舞台でもご一緒できることに喜びを感じています。原作の良さを生かしながら“日本版”に置き換えられた、オリジナリティあふれる舞台。素晴らしい作品となるよう、私も尽力したいと思っております。<公演情報>COCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』COCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』ロゴ原作:映画『パラサイト 半地下の家族』台本・演出:鄭義信出演:古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ、キムラ緑子、みのすけ / 山内圭哉、恒松祐里、真木よう子 ほか【東京公演】公演期間:6月5日(月)~7月2日(日)会場:THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)【大阪公演】公演期間:7月7日(金)~17日(月・祝)会場:新歌舞伎座公式Twitter:
2023年02月11日今夏、THEATER MILANO-Zaと新歌舞伎座にて上演予定の90年代の関西を舞台としたCOCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」に、キムラ緑子、みのすけ、山内圭哉、恒松祐里、真木よう子の出演が決定した。堤防の下にあるトタン屋根の集落。川の水位より低く一日中陽がささず、地上にありながら地下のような土地で金田文平の家族は、家内手工業の靴作りで生計を立てて暮らしている。一方、対称的な高台にある豪邸では、永井慎太郎、妻の千代子、娘の繭子、引きこもりの息子健太郎がベテラン家政婦の安田玉子と共に暮らしている。文平の息子の純平は妹の美姫が偽造した大学の在籍証明を利用し、繭子の家庭教師としてアルバイトを始める。息子の健太郎のアートセラピーの教師として、美姫が慎太郎の運転手や玉子がクビになるように仕向け、その後釜に文平と妻の福子が、と一家は永井家に寄生していく…。本作は、格差社会を描き世界各国で称賛の嵐を巻き起こした映画『パラサイト 半地下の家族』の舞台化。台本・演出は、『愛を乞うひと』『焼肉ドラゴン』などを手掛けた鄭義信が担当する。物語の中心となる、裕福な家庭に次第に寄生していく金田一家として、古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこが決定。そして今回、金田一家とは対照的に、高台の豪邸で暮らす永井一家のキャストが発表。次第に金田家に寄生されていく永井家の主人で、実業家として成功しつつも中身はまるで土建屋の親父・慎太郎を山内さん、天然な側面も持ち合わせる奥様・千代子を真木さん、その娘・繭子を「リバーサルオーケストラ」に出演中の恒松さん。一家の家政婦で物語のキーパーソン・安田玉子をキムラさん。舞台オリジナル登場人物として、鄭作品に多数出演し信頼の厚いみのすけさんも出演する。<キャストコメント>・キムラ緑子「あの衝撃作を舞台化するなんて、ウソでしょう!?」という驚きと共に、「どう立ち上げていくのか知りたい」という好奇心がムクムクと込み上げ、私自身が心から「観たい!」と思う舞台に参加させていただきます。富める者と貧しい者が二極化し、お金があるところにさまざまな人間が呼び寄せられ、パラサイトしていく――今の日本にも響くテーマを内包した作品をライブ空間で見せるために、どうしたらいいか想像つきません。道のりの遠さを思うと「観る側に回ればよかったなあ」と弱気になります(笑)。やると決めたからには、思いきりぶつかっていこうと思っております!・みのすけ同世代である古田新太さんとの共演は、僕が所属する劇団「ナイロン100℃」にゲスト出演してもらった『下北ビートニクス』(1996)以来、なんと27年ぶり!そして映像で共演してきた方も多い座組みで、この豪華メンバーに加えていただき、まずは嬉しい気持ちでいっぱいです。そして初期作品から拝見し、これまで何作もご一緒している大好きな鄭さんの舞台に出られることにも、大きな喜びがあります。今回演じる役は、精神的にも体力的にもギリギリですが(笑)、鄭さんが「みのすけならできる」と思ってくださったからには、その期待に大いに応え、面白い作品になるよう頑張ります。どうぞご期待ください。・山内圭哉実は初めて『パラサイト』を観た時、「これを戯曲化したら面白いだろうな」と思いながら観たんです。でもまさか日本で上演するなんて、そして自分が参加できる日が来るなんて、想像だにしていませんでした。信頼する方ばかりが並ぶ座組みで、しかも、長年仲良くさせてもらっている古田さんとは、30年ぶりの共演。お互いなかなかに老いてから再びご一緒できることに、月日の流れを感じます(笑)。常に弱者からの視点を描いてきた鄭さんの手によって、必ずや、普遍的な物語であることを確認していただけるでしょう。「映画の方が絶対面白いちゃうん?」と思う方にこそ、観ていただければと思います。・恒松祐里すごい原作映画の舞台化、そして大先輩が並ぶビッグな作品で、嬉しくワクワクする気持ちと緊張する気持ち、両方がこみ上げています。人間の根っこにある感情を情熱的に描き、見るものの心を揺さぶり、燃え上がらせる、鄭 義信さんの作品に初めて参加させていただくことにも、とにかくドキドキしています。私が演じる裕福な家庭の女の子は、物質的な豊かさはあっても、世間を知らない普通の女子高生。若さゆえに胸に秘めた「誰かに認めてほしい」と思う気持ち、彼女のピュアな部分を大切に、まずは戯曲として心新たに、真剣に向き合っていきたいと思っております。・真木よう子まずは映画『パラサイト』を日本で舞台化する企画自体にびっくりし、自分が参加させていただけることにダブルでびっくりしています。素晴らしい原作を前にプレッシャーはありますが、古田さんを筆頭に“愉快な仲間たち”が揃い、今から稽古場が楽しみで仕方ありません。鄭さんとは映画『焼肉ドラゴン』以来。撮影現場では優しい監督でしたが、風のウワサで聞くと舞台の稽古場では厳しく、“鬼の演出家”だとか(笑)。こうして舞台でもご一緒できることに喜びを感じています。原作の良さを生かしながら“日本版”に置き換えられた、オリジナリティあふれる舞台。素晴らしい作品となるよう、私も尽力したいと思っております。COCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」は6月5日(月)~7月2日(日)THEATER MILANO-Za、7月7日(金)~17日(月・祝)大阪・新歌舞伎座にて上演。(cinemacafe.net)
2023年02月08日『パラサイト 半地下の家族』に次ぐ大傑作と第27回釜山国際映画祭で評された、「ポッサム ~愛と運命を盗んだ男~」「太陽を抱く月」のチョン・イルと『正直政治家 チュ・サンスク』『ガール・コップス』のラ・ミランのW主演映画『高速道路家族』が4月21日(金)より公開決定。ティザービジュアルとチョン・イルからのコメントが到着した。本作は、ホームレス一家と裕福な訳あり夫婦、2つの家族の偶然の出逢いが火種となる“パラサイティック・スリラー”。第27回釜山国際映画祭で「『パラサイト 半地下の家族』に次ぐ大傑作」「ユーモア、サスペンス、アクション…映画のすべてが詰まった衝撃作」と評され、本国の公開でも観客・批評家の熱狂を呼び、スマッシュヒットを記録した。登場するのは、テントで寝て、夜空の月を照明として暮らすギウ(チョン・イル)と3人の家族。彼らは、高速道路のサービスエリアを転々とし、再び遭遇することのない訪問者に2万ウォンを借りながら食いつないでいる。ある日、すでにお金を借りたことのあるヨンソン(ラ・ミラン)と別のサービスエリアで再び遭遇してしまう。不審に思ったヨンソンはギウを警察に届け出る。ヨンソンは残されたギウの妻ジクス(キム・スルギ)と子ども2人を放っておけず、家へ連れて帰り一緒に暮らすことに。何不自由のない生活を送るジスクと子どもたち。そんな家族をギウは取り戻そうとするが、相反する2つの家族の出逢いがとんでもない結末を迎えることになる――。ホームレス一家の父親ギウ役を演じるのは、「太陽を抱く月」や「ポッサム ~愛と運命を盗んだ男~」など多くの大ヒット時代劇に出演し、本作が7年ぶりのスクリーン復帰となるチョン・イル。サービスエリアでギウ一家と偶然出逢う経営者のヨンソン役には、『正直政治家 チュ・サンスク』で青龍映画賞主演女優賞を受賞し、多くの話題作で唯一無二のキャラクターを好演してきたラ・ミラン。韓国映画史に残る大ヒット作『スキャンダル』のイ・ジェヨン監督に師事してきた、注目の新鋭イ・サンムン監督がメガホンをとった。この度解禁されたティザービジュアルは、高速道路のサービスエリアでテントを張って暮らす、4人の家族の姿が切り取られている。その一家の父親ギウ役を演じた主演チョン・イルは、「今までこの映画を6回ほど観させていただきましたが、観るたびに新しい感情が生まれるとても意味深い映画だと思います」とアピール。「この映画を見て“家族”という誰にとっても近く当たり前な存在をもう一度考えていただける機会になったら嬉しいです。是非ご家族で映画館に足をお運びください!」とコメントを寄せている。さらに、2月10日(金)より上映劇場で特製A4クリアファイル付き前売券が販売開始される。前売券の特典・特製A4クリアファイル『高速道路家族』は4月21日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:高速道路家族 2023年4月21日よりシネマート新宿ほか全国にて公開ⓒ2022 Seollem film, kt alpha Co., Ltd. All Rights Reserved.
2023年02月03日映画『オマージュ』が、2023年3月10日(金)に公開される。イ・ジョンウンが主演。『パラサイト 半地下の家族』のイ・ジョンウンが主演映画『オマージュ』は、ヒット作に恵まれず新作を撮る目処が立たない映画監督が、夢と現実の狭間を行ったり来たりしつつ、人生を見つめ直し、新たな一歩を踏み出す姿を描いた物語。主演のイ・ジョンウンは、『パラサイト 半地下の家族』にも出演し、本作で単独初主演にしてアジア太平洋映画賞最優秀演技賞を受賞した。さらに、『あなたの顔の前に』などホン・サンス監督作品に多数出演するクォン・ヘヒョ、ドラマ『愛の不時着』で5人の兵隊のうちの一人を演じ話題となったタン・ジュンサンら韓国の実力派が集結する作品だ。失われたフィルムをめぐって、新たな一歩を踏み出す女性ヒット作に恵まれず、新作を撮る目処が立たない映画監督のジワンが引き受けたのは、60年代に活動した韓国の女性監督、ホン・ジェウォンが残した映画『女判事』の欠落した音声を吹き込むという仕事。作業を進めながらフィルムの一部が失われていることに気づいたジワンは、ホン監督の家族や関係者のもとを訪ねながらフィルムの在処や真相を探っていく。母として、妻としての日常生活がありながらも、キャリアの曲がり角で立ち往生しそうになっているジワン。夢と現実、現在と過去の狭間を行きつ戻りつしながらも、ジワンはフィルムの修復と共に、自分自身も回復させるかのように人生を見つめ直し、新たな一歩を踏み出していく―。登場人物■主人公・ジワン…イ・ジョンウンヒット作に恵まれず、新作を撮る目処が立たない映画監督。失われたフィルムを追い求める。■ボラム…タン・ジュンサンジワンの息子。ジワンの映画をつまらないと酷評する。■夫…クォン・ヘヒョジワンの夫。監督は『マドンナ』『ガラスの庭園』のシン・スウォン監督を務めるのは、『マドンナ』や『ガラスの庭園』を手掛けたシン・スウォン。厳しい現実に直面しながらも映画を撮ることを諦めないジワンに自身を投影させ、女性たちが時を超えて手を取り連帯していく物語に昇華させた。【詳細】映画『オマージュ』公開日:2023年3月10日(金)監督:シン・スウォン出演:イ・ジョンウン、クォン・ヘヒョ、タン・ジュンサン字幕翻訳:江波智子提供:ニューセレクト配給:アルバトロス・フィルム
2023年01月30日『パラサイト 半地下の家族』のパク・ソダムが主演する『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』よりメイキング映像が到着した。本作は、『パラサイト 半地下の家族』の家庭教師と教え子を演じたパク・ソダムとチョン・ヒョンジュンが深い絆で結ばれるバディとして再共演したことでも話題の迫力カーアクション。この度解禁されたのは、本作の見どころである様々なアクションシーンのメイキング映像。メイキング映像の冒頭は、立体駐車場でのカーチェイスシーン。ずぶ濡れのウナ(パク・ソダム)が敵の目を晦ますために自らの上着を燃やし、駐車場のスプリンクラーを作動させ、少年・ソウォン(チョン・ヒョンジュン)を守るために奮闘する緊迫の場面だ。ずぶ濡れで全力疾走したり、階段を飛び降りるワイヤーアクションなど、駐車場を縦横無尽に駆け巡るウナの姿が捉えられている。また、血まみれになりながらもウナが女一人で男たちと素手で戦うシーンではスタントなしの見事なアクションを繰り広げる。ウナを演じたパク・ソダムは撮影に入る前に、アクションについてスタントチームと何度も話し合いを行ったという。とくに、カーチェイスシーンについては、ドリフトをしながらハンドルを思いっきり回したり、視線の配り方などのテクニックを振り付けチームに教わり撮影に臨んだ。また、パク・ソダムは監督について、「パク・デミン監督とはさまざまな意見を交わしました。監督は制作期間を通していつも心を開いて私の意見に耳を傾けてくれました。そのことにとても感謝しています」とふり返り、本映像の中でも監督と話し合う様子が映し出されている。さらに併せて、仲睦まじい共演者たちのメイキング写真も解禁。パク・ソダムは『パラサイト 半地下の家族』で共演した、少年・ソウォン役のチョン・ヒョンジュンと再会し、「久しぶりに会った彼は成長しとてもしっかりしていました。彼は本作でもすばらしい仕事をしました。彼と再び共演することができてとても嬉しかったです」と語った。緊迫したアクションシーンの多い本作だが、撮影現場は和やかな時間もたくさんあったようで、ペク社長役のキム・ウィソンは常にパク・ソダムを気にかけ声をかけてくれ、悪徳警官を演じたソン・セビョクは役とは対照的に愉快で優しい人柄で現場に明るい雰囲気をもたらしてくれたという。『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 2023年1月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & M PICTURES. All Rights Reserved.
2023年01月20日古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこが、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』を日本で舞台化するCOCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」にて高台の豪邸に“寄生する”一家を演じることが発表された。社会問題化している「格差社会」というテーマを描きながらも、所々に散りばめられた緻密な「伏線」や「テーマ性」が話題を呼び、サスペンス、ブラックコメディ、ヒューマンドラマなどの“ジャンルを超えた傑作”として世界各国で称賛の嵐を巻き起こした『パラサイト 半地下の家族』。日本版舞台化の台本・演出は映画『愛を乞うひと』『焼肉ドラゴン』、舞台「泣くロミオと怒るジュリエット」などを手掛け、舞台・映画と幅広く活躍しそのパワーを遺憾なく発揮する脚本・演出家である鄭義信が務める。90年代の関西――。家内手工業の靴作りで生計を立て、地上にありながら地下のように1日中陽がささないトタン屋根の集落で細々と暮らす金田一家。物語の中心となるそんな金田一家の主・金田文平には、ドラマ・映画・舞台・ラジオなど様々なジャンルで活躍する個性派俳優、古田新太が決定。古田新太身分を偽造し、高台の豪邸に住む永井家の家庭教師としてアルバイトを始める文平の息子・順平を、数々の話題作に出演し俳優として着実にキャリアを積む宮沢氷魚。宮沢氷魚同じく永井家にアートセラピー教師として取り入る順平の妹・美妃には、子役時代から安定感のある演技力に定評がありシリアスからコメディまでこなす伊藤沙莉。伊藤沙莉美妃に続いて、永井家に家政婦として雇われる文平の妻・福子には、多くの作品で唯一無二の存在感を放つ江口のりこと、個性と実力を兼ね備えた魅力的なキャストの共演が実現した。江口のりこ金田家キャスト陣からコメント到着古田新太“日本のソン・ガンホ”と呼ばれることも多いオイラが、ついに彼と同じ役を演じる日が来ました。とはいえガンホさんが一個下ですから、本来“韓国の古田新太”と言われてしかるべきじゃないかと! でも彼のファンでもあるので、稽古前に映画を見直して完コピしようかな? と目論んでいます(笑)。そして、これまでもオファーをいただきながら、スケジュールが合わずなかなかご一緒できなかった鄭義信さんの作品に、やっと出演が叶います。鄭さんらしい、分厚い人間ドラマになるんじゃないでしょうか。同時代を生きてきたインディーズ出身の演劇人たち、そして才能豊かな若手が揃う座組みを、鄭さんが料理する舞台、どうぞ期待値マックスで足をお運びください。宮沢氷魚今回、世界的ヒットを果たした『パラサイト』の舞台に出演させて頂けることをとても光栄に思います。個人的に大好きな映画であり、新劇場でどのように舞台化をするのか楽しみで仕方がありません。鄭さんの作品は映画『焼肉ドラゴン』、舞台「僕は歌う、青空とコーラと君のために」をはじめいくつか拝見しましたがどれも傑作で、鄭さんに演出して頂けることを楽しみにしています。世界情勢が不安定で、格差がどんどん開いていく今だからこそ、この作品を届ける意義があると信じています。一人でも多くの方にこの作品を観て頂きたいです。伊藤沙莉映画館でもテレビでもサブスクでも、何度も見た大好きな映画、そしてファンの方も多い作品の舞台化に参加できる喜びと緊張で震えています。たくましく懸命に生きる人間を、アツく優しく描く鄭さんの舞台に初めて出演したのは、私がまだ20歳そこそこの時でした。この挑戦的な舞台で再びご一緒できることにも運命を感じています。さらに素晴らしい共演者揃いですから、これは面白いものになる予感しかしません!あの世界をどう生のステージで表現するのか、まだ全く想像できていませんが、皆様の期待を裏切らない、そしていい意味で裏切る作品になれば……と思います。ぜひ劇場に確かめにいらしてください。江口のりこ自分が若手時代に出演した、ドラマ「すみれの花咲く頃」(2007)や映画『信さん・炭坑町のセレナーデ』(2010)といった、映像作品の脚本を手掛けていた鄭さんと初めて舞台でご一緒できることが、まずはとても嬉しいです。座組みには古田さんという頼れるアニキがいますし、何があっても大丈夫という大いなる安心感!キャスティングを眺めていると、ふと「(夫役を演じる)古田さんと私から、果たして宮沢氷魚さんが生まれるのか?」と疑問もわきますが(笑)、映像で共演経験もある宮沢さんが、この役をどう演じられるのかも楽しみの一つです。とにかく頑張りますので、ぜひ観にいらしてください。COCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」【東京公演】は6月5日(月)~7月2日(日)THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)にて、【大阪公演】7月7日(金)~17日(月・祝)大阪・新歌舞伎座にて上演。(text:cinemacafe.net)
2023年01月20日6月から7月にかけて東京・大阪で上演されるCOCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』の第1弾キャストが発表された。本作は、社会問題化している「格差社会」というテーマを描きながらも、所々に散りばめられた緻密な「伏線」や「テーマ性」が話題を呼び、サスペンス、ブラックコメディ、ヒューマンドラマなどの“ジャンルを超えた傑作”として世界の映画賞を席巻した韓国映画『パラサイト 半地下の家族』の舞台版。台本・演出は映画『愛を乞う人』『焼肉ドラゴン』、舞台『泣くロミオと怒るジュリエット』などを手がけ、舞台・映画と幅広く活躍する脚本・演出家の鄭義信が務める。日本版『パラサイト』の舞台となるのは90年代の関西。家内手工業の靴作りで生計を立て、地上にありながら地下のように1日中陽がささないトタン屋根の集落で細々と暮らす金田一家。物語の中心となるそんな金田一家の主・金田文平役は古田新太、身分を偽造し、高台の豪邸に住む永井家の家庭教師としてアルバイトを始める文平の息子・順平役は宮沢氷魚、同じく永井家にアートセラピー教師として取り入る順平の妹・美妃役は伊藤沙莉、そして美妃に続いて家政婦として雇われる文平の妻・福子役は江口のりこが演じる。チケットの詳細および第2弾キャスト情報は追ってアナウンスされる。■古田新太 コメント“日本のソン・ガンホ”と呼ばれることも多いオイラが、ついに彼と同じ役を演じる日が来ました。とはいえガンホさんが一個下ですから、本来“韓国の古田新太”と言われてしかるべきじゃないかと!でも彼のファンでもあるので、稽古前に映画を見直して完コピしようかな?と目論んでいます(笑)。そして、これまでもオファーをいただきながら、スケジュールが合わずなかなかご一緒できなかった鄭義信さんの作品に、やっと出演が叶います。鄭さんらしい、分厚い人間ドラマになるんじゃないでしょうか。同時代を生きてきたインディーズ出身の演劇人たち、そして才能豊かな若手が揃う座組みを、鄭さんが料理する舞台、どうぞ期待値マックスで足をお運びください。■宮沢氷魚 コメント今回、世界的ヒットを果たした『パラサイト』の舞台に出演させて頂けることをとても光栄に思います。個人的に大好きな映画であり、新劇場でどのように舞台化をするのか楽しみで仕方がありません。鄭さんの作品は映画『焼肉ドラゴン』、舞台『僕は歌う、青空とコーラと君のために』をはじめいくつか拝見しましたがどれも傑作で、鄭さんに演出して頂けることを楽しみにしています。世界情勢が不安定で、格差がどんどん開いていく今だからこそ、この作品を届ける意義があると信じています。一人でも多くの方にこの作品を観て頂きたいです。■伊藤沙莉 コメント映画館でもテレビでもサブスクでも、何度も見た大好きな映画、そしてファンの方も多い作品の舞台化に参加できる喜びと緊張で震えています。たくましく懸命に生きる人間を、アツく優しく描く鄭さんの舞台に初めて出演したのは、私がまだ20歳そこそこの時でした。この挑戦的な舞台で再びご一緒できることにも運命を感じています。さらに素晴らしい共演者揃いですから、これは面白いものになる予感しかしません!あの世界をどう生のステージで表現するのか、まだ全く想像できていませんが、皆様の期待を裏切らない、そしていい意味で裏切る作品になれば……と思います。ぜひ劇場に確かめにいらしてください。■江口のりこ コメント自分が若手時代に出演した、ドラマ『すみれの花咲く頃』(2007)や映画『信さん・炭坑町のセレナーデ』(2010)といった、映像作品の脚本を手掛けていた鄭さんと初めて舞台でご一緒できることが、まずはとても嬉しいです。座組みには古田さんという頼れるアニキがいますし、何があっても大丈夫という大いなる安心感!キャスティングを眺めていると、ふと「(夫役を演じる)古田さんと私から、果たして宮沢氷魚さんが生まれるのか?」と疑問もわきますが(笑)、映像で共演経験もある宮沢さんが、この役をどう演じられるのかも楽しみの一つです。とにかく頑張りますので、ぜひ観にいらしてください。<公演情報>COCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』COCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』ロゴ原作:映画『パラサイト 半地下の家族』台本・演出:鄭義信出演:古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ ほか【東京公演】公演期間:6月5日(月)~7月2日(日)会場:THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)【大阪公演】公演期間:7月7日(金)~17日(月・祝)会場:新歌舞伎座公式Twitter:
2023年01月20日パク・ソダム主演『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』より本編映像が解禁された。本作は、『パラサイト 半地下の家族』のパク・ソダムが超絶テクニックを持つドライバーを演じる痛快カーアクション。この度解禁された本編映像は、トラブルから小さな男の子ソウォンを連れてホテルに逃げ込んだウナ(パク・ソダム)と、2人の居場所を嗅ぎつけた悪徳警官ギョンピル(ソン・セビョク)がエレベーター内で初めて対峙する、手に汗握る緊迫のワンシーン。部下たちが客室をまわってウナを探し回るなか、ギョンピルはホテルの非常階段から、キャップを深くかぶりカートを押す客室清掃員の姿を目撃する。それは変装したウナだった。ウナはエレベーターに逃げ込むも、扉が閉まるまであと少し…というタイミングでギョンピルに追いつかれ、密室で2人きりになってしまう。ギョンピルはおもむろに銃を取り出すと「荷物は引き取るから帰れ、俺が配送料を払う」と交渉。応じないとみた瞬間ウナの頭を掴んで壁に思いっきり叩きつけ、カートに隠れていたソウォンも飛び出してくる。「この子の父親が俺の物を盗んだ、この子が持っているようだ。だから取り返したい」と話すギョンピルに「そのあとは?」と尋ねるウナ。ギョンピルは「悩ましいな、何しろ親を襲うのを見られているからな」とソウォンの方を一瞥、なんと金だけでなくソウォンの命まで狙っていることが判明する。逃げ場のない密室で銃を向けられ追い込まれたウナと恐怖に怯えるソウォン。絶体絶命…と思ったその時、ギョンピルの足にソウォンが噛みつき、一瞬の隙に銃を奪い取ることに成功!ウナに銃を向けられたギョンピルは身動きがとれなくなるものの「おじさんがすぐ迎えに行くから待ってろ」とソウォンに言い放ち、全く諦める気配を見せない。そんなギョンピルをエレベーターの中に残したまま、2人は間一髪でその場から逃げ切ることに成功するのであった…。女子どもにも一切容赦せず、執拗に迫り来る悪徳警官の異様な様子が垣間見え、その後の一筋縄ではいかない展開を予感させる本編映像となっている。『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は1月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 2023年1月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & M PICTURES. All Rights Reserved.
2023年01月18日『パラサイト 半地下の家族』のパク・ソダム主演作『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』より本編映像が解禁された。本作は、トラブルにより依頼人の息子を運ぶことになってしまった凄腕ドライバーを『パラサイト 半地下の家族』のパク・ソダムが演じる痛快アクション。この度解禁となったのは、凄腕女運び屋のウナ(パク・ソダム)が悪徳警官・ギョンピル(ソン・セビョク)ら数人の男たちを手荒く素早くねじ伏せるスリリングな本編映像。なにかを決心したかのような顔つきで、ポケットからドライバーを取り出すウナ。依頼人の息子・ソウォン(チョン・ヒョンジュン)を助けるため、ギョンピル率いるヤクザたちのもとへ乗り込んでいく。ブレーカーを落として男たちの視界を遮り、次々と相手を倒していくウナ。しかし一瞬の隙をつかれて反撃され、ピンチに陥ってしまう!果たして彼女はソウォンを無事救出することができるのか…!?パク・ソダムにとって本作が初の長編映画初単独主演となるが、20代の初めに短編映画でアクションの経験を経て、「長編映画でもっと多くのアクションシーンに挑戦してみたい」と思っていたところ、本作の脚本を読み、出演を決めたという。パク・ソダムがウナを演じるにあたり求められたのは、高度なドライビング・テクニックと臨機応変な対応力が必要な「特送」のスペシャリストであるという風格を保ちつつ、アクションに関してはプロの訓練を受けていない者のリアリティある動きに見せること。撮影現場では撮影前に、アクションについてスタントチームと何度も話し合いを重ね、信頼関係を築いていき数々のアクションに挑んだ。そんなアクションに対し並々ならぬ想いのあるパク・ソダムを、パク・デミン監督は「パク・ソダムは、セリフがなくてもキャラクターのオーラを放っている」と絶賛。実際に、韓国のアカデミー賞と呼ばれる青龍映画祭では、本作で主演女優賞にノミネートされるなど、本国でも多くの人々から高く評価された。新時代のアクションヒロインとしてのパク・ソダムに注目したい本編映像となっている。『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は1月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 2023年1月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & M PICTURES. All Rights Reserved.
2022年12月29日『パラサイト 半地下の家族』や「私たちのブルース」のイ・ジョンウンが単独初主演、2022年アジア太平洋映画賞にて最優秀演技賞に輝いた韓国映画『オマージュ』が2023年3月10日(金)より日本公開決定。ポスタービジュアルが解禁された。ヒット作に恵まれず、新作を撮る目処が立たない映画監督のジワン。彼女が引き受けたのは、60年代に活動した韓国初の女性監督、ホン・ジェウォンが残した映画『女判事』の欠落した音声を吹き込むという仕事だった。作業を進めながらフィルムの一部が失われていることに気づいたジワンは、ホン監督の家族や関係者のもとを訪ねながら真相を探る。映画を撮り続けたいという思いを抱きながらも、ジワンにも日常生活がある。キャリアの曲がり角で立ち往生しそうになっている彼女がはじめた、失われたフィルムをめぐる旅。そこでジワンは女性が映画業界で活躍することが、いまよりもずっと困難だった時代の真実を知る。夢と現実、現在と過去。その狭間を行きつ戻りつしながらも、ジワンはフィルムの修復とともに自分自身を回復させるようかのように人生を見つめ直し、新しい一歩を踏み出していく――。主人公ジワンを演じるのは、『パラサイト 半地下の家族』『ひかり探して』「私たちのブルース」など韓国を代表するバイプレイヤーのイ・ジョンウン。年齢を重ねて感じる心と体のゆらぎを、きめ細やかな芝居で表現し、単独初主演にしてアジア太平洋映画賞最優秀演技賞を受賞した。その夫役を演じるのは、『あなたの顔の前に』(2021)をはじめホン・サンス監督作品の常連や「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」などへの出演で知られるクォン・ヘヒョ。息子役に「愛の不時着」「ラケット少年団」のタン・ジュンサンと、韓国映画、ドラマファンにお馴染みの幅広い年代の実力派俳優が集結した。監督は、『マドンナ』(2014)、『ガラスの庭園』(2017)のシン・スウォン。悩みながらも映画を撮ることを諦めないジワンに自身を投影させ、女性たちが時を超えて手をつなぎ、連帯していく物語に昇華させている。今回解禁となった本ポスタービジュアルは、クラシカルな洋装の女性が8mmカメラを構える姿とともに、「あなたがいてくれてありがとう」というキャッチコピーが重なり、映画の題名が示すとおり、これまで生み出されてきた全ての映画、それに携わってきた人びとへの“オマージュ”が感じられるデザインとなった。『オマージュ』は2023年3月10日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オマージュ 2023年3月10日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2021 JUNE FILM All Rights Reserved.
2022年12月27日パク・ソダム&チョン・ヒョンジュン出演『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』と、ソン・ガンホ出演『非常宣言』の公開を記念し、『パラサイト 半地下の家族』が12月29日(木)深夜にテレビ東京にて放送されることが決定した。凄腕の運び屋に託された「返品不可」の荷物、それは泣き虫の男の子。『パラサイト 半地下の家族』の“家庭教師”パク・ソダムと“教え子”チョン・ヒョンジュンがバディとなった『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は、韓国公開時には『ウエスト・サイド・ストーリー』『ハウス・オブ・グッチ』を抑えて初登場1位を獲得(※初日KOFIC調べ)。一方、『非常宣言』は、飛行機内のウイルステロから妻を救うため地上から解決しようとするベテラン刑事と、飛行機に乗り合わせた乗客が奔走する姿をソン・ガンホ、イ・ビョンホンなど、韓国を代表する豪華キャスト陣で描いた。ソン・ガンホとパク・ソダムが共演!『パラサイト 半地下の家族』『パラサイト 半地下の家族』で、ソン・ガンホとパク・ソダムは“貧しい家族”キム家の父と娘役で共演。裕福なパク社長一家の息子役でチョン・ヒョンジュンが出演している。カンヌ国際映画祭では、審査員満場一致で最高賞となるパルム・ドールに輝き、韓国映画として初の同賞受賞という歴史的快挙を成し遂げた。その後も各国の映画祭を席巻。第92回アカデミー賞では作品賞ほか最多4部門を受賞。世界に『パラサイト』旋風を巻き起こした。メガホンを取ったのは『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』など、世界がその才能を絶賛するポン・ジュノ。本作では、あらゆるジャンルを完璧に融合させながら、いま世界が直面している貧富格差への痛烈な批判をも内包した、超一級のエンターテインメントとして描き切った。『パラサイト 半地下の家族』は12月29日(木)深夜0時50分~テレビ東京にて放送。『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は2023年1月20日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。『非常宣言』は2023年1月6日(金)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED非常宣言 2023年1月6日より全国にて公開© 2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED.パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 2023年1月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & M PICTURES. All Rights Reserved.
2022年12月16日第72回カンヌ映画祭で韓国映画初となるパルム・ドールを受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』が、日本で舞台化されることが8日、わかった。映画『パラサイト 半地下の家族』は、2019年に韓国で公開され、観客動員数は1,000万人を突破。日本でも瞬く間に大ヒットとなり、2020年に公開された外国映画の中では最高の興行収入を記録した。第72回カンヌ映画祭で韓国映画初となるパルム・ドールを受賞したほか、第92回米アカデミー賞では非英語作品として史上初の作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の計4部門での受賞という快挙を成し遂げた。舞台 COCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』の台本と演出を手掛けるのは、映画『愛を乞う人』、『焼肉ドラゴン』、舞台『泣くロミオと怒るジュリエット』などで知られる脚本・演出家の鄭義信氏。映画を手掛けたポン・ジュノ監督、鄭氏の両名と親交が深い李鳳宇プロデューサーの企画のもと、日本を舞台にした『パラサイト』が誕生する。90年代の関西、一日中陽が射さない地上にありながら地下のような土地に暮らす金田文平一家。文平の息子・順平は、妹の美妃が偽造した大学の在籍証明を利用し、高台の豪邸に暮らす永井家の娘・繭子の家庭教師として、アルバイト始める。このことをきっかけに、金田一家は永井家に寄生していく。同作は、2023年春にオープンするTHEATER MILANO-Zaで2023年6月5日から上演される東京公演を皮切りに、7月7日からは大阪・新歌舞伎座でも上演される。チケットの詳細、出演キャストは順次公開される予定だ。■鄭義信コメント全世界で爆発的ヒットとなった映画『パラサイト』の舞台化ということで、緊張と不安と興奮を覚えています。思い切って、舞台をソウルの下町から日本の関西の下町に置き換えることにしました。原作を損なうことなく、いかにリアルな物語として、日本の観客の皆様にごらんいただけるか……そして、新たな舞台版『パラサイト』をつくりあげることができるのか……劇場に足をお運びくだされば、幸いです。これ以上はないだろうという素晴らしいキャストを迎え、スタッフ一同、意気込んでおります。どうぞご期待ください。
2022年12月08日韓国映画“初”となるカンヌ映画祭パルム・ドールの受賞を果たし、第92回米アカデミー賞では非英語作品として史上初の作品賞のほか監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の計4部門受賞という快挙を成し遂げた映画『パラサイト 半地下の家族』が、日本で舞台化することが決定した。同作は2019年に韓国で公開され、観客動員数は1,000万人を突破。日本でも瞬く間に大ヒットとなり、2020年公開の外国映画の中では最高の興収を記録したことでも記憶に新しい作品。アジア圏の映画として初の米アカデミー賞作品賞を受賞した“革命的な映画”といえる本作のメガホンをとったのは、『グエムル-漢江の怪物-』『母なる証明』で知られるポン・ジュノ。映画は社会問題化している「格差社会」というテーマを描きながらも、所々に散りばめられた緻密な“伏線”や“テーマ性”が話題を呼び、サスペンス、ブラックコメディ、ヒューマンドラマなどの“ジャンルを超えた傑作”として世界各国で称賛の嵐を巻き起こした。ポン・ジュノ監督日本での舞台化にあたり台本と演出を手掛けるのは、映画化もされた舞台「焼肉ドラゴン」や映画『愛を乞うひと』、舞台「泣くロミオと怒るジュリエット」などで知られる脚本・演出家の鄭 義信。ポン・ジュノ、鄭義信の両氏と親交が深い、李鳳宇プロデューサーの企画のもと『パラサイト』の舞台化が日本で実現した。日本版では90年代の関西に舞台を移し、先が読めないもう1つの“半地下の家族”の物語が誕生。舞台ならではの衝撃のラストも待ち受けるという。脚本・演出:鄭 義信鄭さんは、「思い切って、舞台をソウルの下町から日本の関西の下町に置き換えることにしました。原作を損なうことなく、いかにリアルな物語として、日本の観客の皆様にごらんいただけるか......そして、新たな舞台版『パラサイト』をつくりあげることができるのか......劇場に足をお運びくだされば、幸いです」とコメント。「これ以上はないだろうという素晴らしいキャストを迎え、スタッフ一同、意気込んでおります」と期待を込めて語っている。舞台「パラサイト」ストーリー堤防の下にあるトタン屋根の集落。川の水位より低く1日中陽がささず、地上にありながら地下のような土地で金田文平の家族は家内手工業の靴作りで生計を立てて暮らしている。一方、対称的な高台にある豪邸では、永井慎太郎、妻の千代子、娘の繭子、引きこもりの息子・健太郎がベテラン家政婦の安田玉子とともに暮らしていた。文平の息子の順平は、妹の美妃が偽造した大学の在籍証明を利用し繭子の家庭教師としてアルバイトを始める。息子の健太郎のアートセラピーの教師として、美妃が慎太郎の運転手や玉子がクビになるように仕向け、その後釜に、文平と妻の福子が、と一家は永井家に寄生していく…。COCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」は【東京公演】2023年6月5日(月)~7月2日(日)THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)にて、【大阪公演】2023年7月7日(金)~17日(月・祝)大阪・新歌舞伎座にて上演。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2022年12月08日『パラサイト 半地下の家族』のパク・ソダム主演『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』より90秒予告が解禁された。本作は、『パラサイト 半地下の家族』のパク・ソダムが天才的なドライビング・テクニックを持つ凄腕の女運び屋を演じるアクション・エンターテインメント。この度解禁された90秒予告では、「女ドライバーか。女じゃ無理だろ」と男たちから文句を言われたウナ(パク・ソダム)が、アクセルを一気に踏み込んで、ギアとブレーキを巧みに操り、次々と追跡する車を振り切る姿から始まる。激しいカーチェイスを繰り広げながらも、当の本人はジュースを片手に余裕の表情。本作の大きな見どころである、どんな依頼も完璧にこなすクールなウナの華麗なカーアクションがふんだんに盛り込まれている。“ワケあり”荷物を届ける特殊配送会社「特送(とくそう)」に依頼を持ちかけたドゥシク(ヨン・ウンジン)は、悪徳警官のギョンピル(ソン・セビョク)に追い詰められて、息子のソウォン(チョン・ヒョンジュン)だけは守ろうとウナのもとへ逃がそうとする。しかし、「特送(とくそう)」のルール上では、“依頼人の不在”はつまり“配送事故”となる。想定外の事態にためらうウナだが、「助けて!お願い!」と泣き叫ぶソウォンを見捨てることができず、ソウォンを車に乗せる。その後、ウナに駆け寄り背後から抱きしめるソウォンの姿や、「大丈夫?おいで」とソウォンの手を引き、必死に守り抜こうとするウナの様子からは、物語が進むにつれて2人の関係性が変化していくことがうかがえる。表では警官として、「周辺の道路を徹底的に調べろ。絶対に逃すな」と部下に指示をだし、裏ではヤクザをまとめ、目的のためなら平気で人を殺める悪徳警官・ギョンピル。その真の狙いとは?そんなギョンピルに「警察じゃ逮捕できない」とウナの脱北の過去を知る国家情報院のハン・ミヨン(ヨム・ヘラン)もウナとソウォンを執拗に追跡していく…。凄腕女運び屋VS悪徳警官VS国家情報院というクセ者揃いの面々が腹を探り合いながら繰り広げる熾烈な駆け引きと、スピード感あふれるスリリングな展開に目が離せない予告編となっている。『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は2023年1月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 2023年1月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & M PICTURES. All Rights Reserved.
2022年12月07日ポン・ジュノ監督が『パラサイト 半地下の家族』から初めてメガホンを取るSF映画のタイトルが、『Mickey17』に決定した。全米公開日は2024年3月29日。ワーナー・ブラザースからティザー動画が公開された。原作は今年2月に出版されたエドワード・アシュトンの小説「Mickey7」で、「アンディ・ウィアーの『火星の人』とブレイク・クラウチの『ダーク・マター』を足して2で割ったような作品」といわれている。映画がどこまで原作に沿って描かれるかは不明。主演はロバート・パティンソン。氷の惑星で危険な採掘作業に従事する「消耗品」かつ「再生可能」な従業員を演じる。ティザー動画で描かれているのは、ミッキーの再生過程の模様。動画を観た映画ファンは、「これぞシネマ!」という期待の声を上げ、また、小説のタイトルが「Mickey7」でありながら、映画のタイトルは『Mickey17』であることに「ジュノ監督ならではのなにかがあるに違いない」という期待の声を上げている。「2024年…そんな先なの?」「2024年まで待たなきゃならないなんて信じられない!」と嘆く声も。キャストはロバートのほか、スティーヴン・ユァン、ナオミ・アッキー、トニ・コレット、マーク・ラファロが出演する。ジュノ監督は脚本と製作も務めている。(賀来比呂美)
2022年12月06日パク・ソダム主演作『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』から、主人公の運び屋ウナに少年ソウォンが助けを求めるシーンの本編映像が解禁。『パラサイト 半地下の家族』で“半地下の家族”キム家の長女ギジョンを演じたパク・ソダムと、“裕福な家族”パク社長一家の息子役を演じたチョン・ヒョンジュンが再タッグを組んだ本作。この度解禁された本編映像は、身寄りがなく行き場を失ったソウォン(チョン・ヒョンジュン)が運び屋ウナ(パク・ソダム)に、助けを求める一場面。300億ウォンの貸金庫の鍵をもって海外ヘの逃亡を図る賭博ブローカーのドゥシク(ヨン・ウジン)と、その息子ソウォンを港まで運ぶ依頼を引き受けたウナ。しかし、当日待ち合わせ場所に悪徳警官ギョンピル(ソン・セビョク)が現れたことにより、“依頼人不在”という想定外の事態に。ウナはソウォンとともに命からがら逃げきることに成功するも、ソウォンを置いて足早に立ち去ろうとする。ソウォンに対し、「ついてこないで」と冷たくあしらうも、ソウォンは「帰る場所がない。ヤクザに追われるかも」とウナにつきまとう。「お金ならある」とソウォンは背負っていたリュックをおもむろにおろすと、中にはなんと大量の札束が…!ウナはペク社長に“配送事故”を電話で報告する。“依頼人不在”のアクシデントと残された子どもに頭を抱えたペク社長は「人件費を回収したら、置き去りにしろ」と指示する。しかし、ソウォンには母親も祖父母も親戚も頼れる友達もいないという。突然“返品不可”の荷物を託されることになったウナ。悪徳警官ギョンピルが執拗に迫りくる中、助けを求めてくるソウォンを無下に見捨てることができないウナがとった行動とは?また、ムビチケカードが12月2日(金)より発売となり、劇場での購入者特典として「光を反射!特製ステッカー」がプレゼントされる(※数量限定/一部劇場を除く)。『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は2023年1月20日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 2023年1月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & M PICTURES. All Rights Reserved.
2022年12月02日第78回ヴェネチア国際映画祭にて、『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督率いる審査員が全員一致で金獅子賞に決めたのが、本作『あのこと』だ。2022年のノーベル文学賞を受賞したアニー・エルノーによる小説「事件」を原作に、今作が監督2作目となるオードレイ・ディヴァンが監督と脚本を務めた。1960年代のフランス。大学の寮で暮らすアンヌは、貧しい労働者階級の家庭に生まれたが、努力と知性によって教授から特別扱いされるほどの成績を収めており、学位を取って教師になる夢に近づいていた。しかし、ある日妊娠が発覚する。夢に向かって日々勉学に勤しむアンヌにとって、今出産することはその夢を諦めることにも繋がる。動揺したアンヌは、医師に「何とかして」と哀願するが、当時は人工中絶は法律で禁止されており、当の女性、処置を施した医師や助産婦だけでなく、助言や斡旋をした者にも罰が課されるという時代だ。医師は当然のように拒絶し、「そんなことをしたら僕も君も刑務所行きだ」と突き放す。そこからアンヌの一人きりの戦いが始まる。電話帳で調べた別の病院に行き、同じく医師に拒絶されるが、粘った挙げ句注射液を処方してもらう。しかし、体にはなんの変化も起きない。女友達が多い同級生に何らかの情報を持っていないかと近づくが、「妊娠中ならリスクはない」と、体の関係を求められてしまう。何の解決の糸口も見つからないまま、どんどんお腹は大きくなっていき、勉強に集中できず成績は落ちていく。ついに友人に打ち明け助けを求めるが、「巻き込まないで」と冷たくされる。子供の父親にも真実を伝えるために久々に会いに行くが、いい加減な態度で応対されてしまう。でもアンヌは諦めない。自らの未来のために、ひたすら戦い続ける。画面には妊娠週の経過がテロップとして表示される。その数字が増えれば増えるほど、アンヌがどれだけ追い込まれている状況なのかがわかる。アンヌが望まぬ妊娠をしたのは、自らの行為が招いたことかもしれない。しかし、相手の男性は何のダメージもなく、以前と変わらずに学生生活を謳歌している。アンヌだけが一人苦しみ、戦い続けている状況が描かれる。折しも今年6月、アメリカの最高裁が「中絶は憲法で認められた女性の権利」と定めた判決を半世紀ぶりに覆し、中絶を規制する州が増加するという動きが始まった。妊娠をした背景、中絶を望む背景は千差万別だ。しかし、アンヌの目線でもって、「何が起きているか」をひたすら描く本作は、子供が宿るのは女性の体であるという絶対的な事実を突きつける。カメラとアンヌを完全に同期させるためアスペクト比が正方形に近い1.37:1となっており、観客はアンヌとともに様々な出来事を経験し、アンヌの心情に没入する。「なぜ、アンヌはここまで一人で苦しまなければいけないのだろうか」。物語が進むにつれてそのような問いが湧き上がり、自分の体をどうするか、その権利の所在についての考えが巡っていく。さらに、自由に生きる権利はどこにあるのだろうか、とも考える。舞台は約60年前のフランスだが、『あのこと』で描かれている問題は、今も世界中に存在しているあらゆる問題と重なるのだ。『あのこと』1960年代のフランス。頭脳明晰な学生、アンヌは教師になる夢のために勉学に励んでいるが、望まぬ妊娠が発覚する。監督・脚本/オードレイ・ディヴァン出演/アナマリア・ヴァルトロメイほか12月2日より全国公開。©2021 RECTANGLE PRODUCTIONS – FRANCE 3 CINEMA – WILD BUNCH – SRAB FILMS※『anan』2022年11月30日号より。文・小松香里(by anan編集部)
2022年11月28日『パラサイト 半地下の家族』のパク・ソダムが主演する『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』より30秒予告と場面写真が解禁された。本作は、韓国公開時に『ウエスト・サイド・ストーリー』、『ハウス・オブ・グッチ』を抑えて初登場1位を獲得(※初日KOFIC調べ)した話題作。『パラサイト 半地下の家族』で家庭教師とその教え子を演じたパク・ソダムとチョン・ヒョンジュンが深い絆で結ばれる年の差バディとなり、命がけのカーチェイスを繰り広げる。この度解禁された30秒予告冒頭では、ギアを素早く切り替え、天才的なドライビング・テクニックで車を乗りこなすウナ(パク・ソダム)の姿が、迫力のドリフト音&エンジン音と共に映し出される。「普通じゃ送れないブツを届ける。うちは“特送”だ」と語るのは、ウナが勤める特殊配送会社“特送”のペク社長(キム・ウィソン)。金になるならどんな依頼も引き受けるウナは、ある日、海外ヘの逃亡を図る賭博ブローカーのドゥシク(ヨン・ウジン)とその息子ソウォン(チョン・ヒョンジュン)を港まで運ぶことに。しかし、悪徳警官ギョンピル(ソン・セビョク)が部下を引き連れてドゥシクのもとに現れ…。“依頼人不在”という想定外の事態と泣きながら助けを求めてくるソウォンに戸惑うウナだが、ソウォンと300億ウォンが入った貸金庫の鍵を抱えて追われる羽目に。金のためなら手段を選ばない悪徳警官ギョンピルが執拗に迫りくる中、ウナはソウォンを守り抜くことができるのか?実際のカーレースの映像を参考にしたという本格的なカーチェイスも本作の見どころのひとつ。狭い路地裏を猛スピードで駆け抜けたかと思えば、立体駐車場の塀を突き破り、さらには列車が迫りくる中、スピンターンしながら線路を横切る衝撃的なシーンも!激しいカー・アクションと、先の読めない展開に息をのむ30秒予告となった。併せて解禁された場面写真は、行く当てがなく地べたに座り込んだソウォンに話しかけるウナや、大勢の部下を従える悪徳警官ギョンピル、“特送”チームで“配送”の計画を練っている様子など計15枚。ソウォンと貸金庫の鍵を巡り、それぞれの思惑が交差するドラマの一端が垣間見えるものとなっている。また、12月2日(金)より購入者特典として<光を反射!特製ステッカー>が付いてくるムビチケカードの発売も決定した(※数量限定/一部劇場を除く)。『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は2023年1月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 2023年1月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & M PICTURES. All Rights Reserved.
2022年11月09日『パラサイト半地下の家族』のパク・ソダム主演最新作『Special Delivery(英題)』が邦題『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』として、2023年1月20日(金)より全国公開することが決定。併せて、本ビジュアルが解禁された。“ワケあり”荷物を届ける特殊配送会社「特送とくそう」。天才的なドライビング・テクニックを持つウナがある日引き受けた依頼は、海外ヘの逃亡を図る賭博ブローカーと、その息子ソウォンを港まで運ぶ(逃す)こと。しかし、ウナは思わぬアクシデントにより依頼人不在のまま、ソウォンと300億ウォンが入った貸金庫の鍵を抱えて追われる羽目になる。貸金庫の鍵を狙う悪徳警官ヤクザ、冷酷非情サイコパスな殺し屋、さらには「脱北」の過去を持つウナを秘密裏に調査する国家情報院をも巻き込んだ、命がけの追走劇カーチェイスが始まる。本作は、凄腕の女運び屋が魅せる型破りでスタイリッシュなカー・アクション。韓国公開時には『ウエスト・サイド・ストーリー』、『ハウス・オブ・グッチ』を抑えて初登場1位を獲得した話題作だ。パク・ソダム Photo by Pascal Le Segretain/Getty Imagesウナを演じるのは、『パラサイト半地下の家族』で美術家庭教師役を演じ、国際的なブレイクを果たしたパク・ソダム。彼女が命がけで守り逃がそうとする少年・ソウォン役には、『パラサイト半地下の家族』でパク社長一家の息子役を演じたチョン・ヒョンジュンが抜擢されており、“元”教師と教え子がバディになる、映画ファンにはたまらない再タッグとなった。この度解禁されたビジュアルは、「私は絶対失敗しない」というコピーとともに、自信と余裕に満ちた表情が光る女運び屋・ウナの全身カット。どんな依頼も完璧にこなすクールなウナだが、思わぬアクシデントによって泣き虫の男の子が託される。また、特殊配送会社「特送」の頼れるボス・ペク(キム・ウィソン)、貸金庫の鍵を狙う悪徳警官ヤクザ・ギョンピル(ソン・セビョク)、ウナを秘密裏に調査する国家情報院職員・ミヨン(ヨム・ヘラン)、賭博ブローカーでソウォンの父・ウジン(キム・ドゥシク)らのカットも印象的に置かれており、ソウォンと貸金庫の鍵を巡り、それぞれの思惑が交差するスリリングな展開にも期待が高まるビジュアルとなっている。『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は2023年1月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 2023年1月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & M PICTURES. All Rights Reserved.
2022年10月19日賃貸にしろ一軒家にしろ、快適で安心できる住処を築くために避けて通れないのがご近所さんとのつきあい。しかし、大なり小なりご近所トラブルの経験がみなさんあるみたいです…。今回は実際に募集したご近所トラブル体験談をご紹介します!引っ越してきた家族は…私の住むマンションは、1Fがテラスになっていて、かなり広い作りになっています。私は2階に住んでいるのですが、数か月前に空き室になっていた下の部屋に、子連れの若い夫婦が転居してきました。引っ越しのご挨拶にきてくださり、感じのいい方でよかった…と安心しておりました。ところが…週末の度に、仲間を集めてテラスでバーベキューをやっているのです。お昼過ぎから夜中の11時ごろまでワイワイと…。突然煙がモクモクと上がってきてびっくりしました…たまったものではありません。さらに、子どもの走り回る音もひどく…バンバンという音が鳴り止まず、うるさくてたまりません。出典:lamire主人の仕事の関係であと1年は今の家にいなければならないので、本当に憂鬱です。(女性/会社員)放し飼いの猫我が家のお隣さんは、猫を放し飼いにしています。しかしここ最近、我が家の敷地でお隣の猫が大声で鳴きながら野良猫とケンカをするようになったのです。私も夫も、ちゃんとした休みが週に1日しかないため、貴重な休日はゆっくり寝ていたいのですが、早朝からバトルが始まり、とても眠れるような状況ではありません。さらに困ったことに、猫を叱るお隣のご主人の声が一番うるさいのです。猫を退散させるのはよいのですが、猫の鳴き声以上の怒鳴り声です。それも猫同様昼夜問わず…。波風立てたくなかったので、今まで苦情は言いませんでしたが、そろそろ動こうと思っています。(女性/パート)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?生きていく上でトラブルはなるべく回避していきたいところですが、ご近所さんが問題となるとそうもいかず…。狭いコミュニティですが一定の距離を保ち、サラッと交流するのがいいのかもしれませんね。以上、ご近所トラブル体験談でした。次回の「ご近所トラブル体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月19日賃貸にしろ一軒家にしろ、快適で安心できる住処を築くために避けて通れないのがご近所さんとのつきあい。しかし、大なり小なりご近所トラブルの経験がみなさんあるみたいです…。今回は実際に募集したご近所トラブル体験談をご紹介します!斜め下に引っ越してきた家族私の住むマンションは1階のみテラスになっていて、かなり広い作りになっています。私は2階に住んでいるのですが、数ヶ月前、斜め下に子連れの若い夫婦が転居してきました。引っ越しのご挨拶にも来られ、「感じのいい方でよかった」と安心していたのですが…。週末のたびに、仲間を集めてテラスでバーベキューをしているのです。お昼過ぎからワイワイはじまり、夜の1時ごろまで…。斜め下とはいえ、煙はモクモクと上がってくるし、たまりません。それが何度か続いたある日、その家族の真上の住民(うちの隣人)がついにクレームを入れたらしく、バーベキューはしなくなったのですが、今度は1階と2階で子どもの走り回る音をめぐって大ゲンカ。隣人と斜め下の家族が天井突きや床蹴り、壁蹴りなどをしあうので、うるさくてたまりません。主人の仕事の都合上、あと1年は今の住居にいなければならないので、本当に憂鬱です…。(女性/主婦)監視してくるお年寄り私の実家は団地なのですが、斜め向かいに住んでいるお年寄りの女性がよく近所の監視をしています。車のエンジン音や玄関が開く音を聞くたびに、窓のカーテンから顔を出してどこの家の人が出かけているかを確認したり、「昨日の夜はどこにでかけたの?」「こんな平日に出歩いて、仕事はしてるの?」などと声をかけてきて、プライベートな質問までしてくる始末。出典:lamire近所の皆さんはその女性を見るたび、逃げたり隠れたりしています…。(女性/美容師)厄介なご近所問題…!暮らして行く上でトラブルはなるべく回避していきたいところですが、ご近所さんが問題となるとそうもいかず…。狭いコミュニティですが一定の距離を保ち、サラッと交流するのがいいのかもしれませんね。以上、ご近所トラブル体験談でした。次回の「ご近所トラブル体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月14日3兄弟の一番下の子として育ってきた筆者。周囲の人からも「下の子っぽいよね」といわれることが多々あります。「甘えん坊、要領がよい、負けず嫌い」など、褒められているような、そうでないような…なんとも複雑な気持ちになることも。ぽっぽ(lee_h0w0)さんは、2人の子供を育てる様子をInstagramで紹介しています。ある日、1歳の息子さんが食卓の上に乗っていたので「危ないよ!」と叱っていた時のことです。下の子を叱っていたら…息子さんは、自分が母親に叱られていることをごまかすかのように、4歳の姉に向かって「危ないよ!」といわんばかりに叱り始めます。その様子はまるで、「自分ではなく、姉が悪いことをした」と、母親に伝えているように見えますね。しれっと姉に責任転嫁をする様子を見た、ぽっぽさんは「お姉ちゃんは悪くないでしょ」と諭しますが、まだはっきりと「ごめんなさい」がいえない息子さんは「あーい」といいます。息子さんのかわいらしい「あーい」には、つい笑ってしまいますね。この投稿を見た人からは、こんな反応がありました。・うちの息子もそうです。怒られている時「ねえね!!しずかにちてよ!!!」といいます。・末っ子ってこうですよね。あえて「お姉ちゃんはいい子!」と姉を褒めて、しっかりフォローしてあげるぽっぽさんは、素敵ですよね。息子さんの「なんとかごまかせないか」というような行動がほほ笑ましくも、「あるある!」と共感する投稿でした。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2022年07月27日韓国が誇る名優ソル・ギョングと『パラサイト 半地下の家族』のイ・ソンギュンが共演した話題作『キングメーカー大統領を作った男』より本編映像が解禁となった。本作は、日本とも縁の深い第15代大統領、金大中(キム・デジュン)と彼の選挙参謀だった厳昌録(オム・チャンノク)の実話を基に、最高権力の座をめざして政治家同士が激突する苛烈な韓国の大統領選の裏側を赤裸々に描いた衝撃作だ。今回、解禁となった本編映像は、そんな2人が初めて出会う場面。韓国東北部の江原道で小さな薬局を営むソ・チャンデ(イ・ソンギュン)は、独裁政権を打倒して世の中を変えたいという思いから、野党・新民党に所属するキム・ウンボム(ソル・ギョング)の選挙事務所を訪ね、いきなり効率的でないウンボムのやり方が間違っていると話し始める。実はチャンデはウンボムに手紙を送り「1票を得るより、相手側の10票を減らす」という“資本家思考”の提案をしていた。しかしウンボムは「商売は金稼ぎが目的になり得るが、政治は票稼ぎを目的にしてはならんのだ」と一蹴、「ギリシャのアリストテレスはこう言った”正義こそが社会の秩序だ“」と説き伏せようとする。だが逆にチャンデは「“正しい目的のためなら手段は不問”」とアリストテレスの師匠であるプラトンの言葉を持ち出す。そして「お手伝いをさせてください」と直訴し「私は北出身ですが、なまりがない。父を差別で殺されて完全に方言を直したんです。世の中を変えたいんです」と引き下がらない。するとウンボムは手紙に入っていた花は何かとチャンデに問いかける。「”草の王“という毒草で薬にもなります。私にも役割を」その言葉を聞いたウンボムは彼を迎え入れることになる…。ソル・ギョングとイ・ソンギュンの丁々発止のやりとりに引き込まれるシーンだ。本作の監督を務めたのは、ソル・ギョングが主演した『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』の俊英ビョン・ソンヒョン。第58回百想芸術大賞では、現在日本でも絶賛公開中の『モガディシュ脱出までの14日間』と並び高く評価され、本作でソル・ギョングが最優秀男性演技賞、ビョン・ソンヒョン監督が監督賞を受賞。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの韓国映画の中でも注目の一本となったが、ビョン・ソンヒョン監督は、この作品を通して「正しい目的のために正しくない手段をとることは果たしてどこまで正当なのかという疑問を投げかけたかった」と本作への真摯な思いを語っている。キム・ウンボムとソ・チャンデ、理念もキャリアも違う2人がこのあと、どのような方法で熾烈な選挙戦を戦っていくのか?2人の熱きドラマとその後の展開が気になる本編映像となっている。『キングメーカー大統領を作った男』は8月12日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キングメーカー 大統領を作った男 2022年8月12日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2021 MegaboxJoongAng PLUS M & SEE AT FILM CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年07月22日『万引き家族』の是枝裕和監督と『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホがタッグを組み、韓国の多彩な才能が共演した『ベイビー・ブローカー』。第75回カンヌ国際映画祭に是枝監督、ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(歌手名:IU)、イ・ジュヨンが登場、公式上映後には12分間におよぶスタンディング・オベーションを受けた。是枝監督の作品がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されるのは、最高賞のパルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』以来4年ぶり、6回目(同映画祭への出品自体は8回目)となる。ファンから「IU」コールも!レッドカーペットイベント現地時間5月26日(木)18時30分、日本時間で5月27日(金)AM1時30分すぎ、カンヌの澄み渡る空の下、大勢の取材陣や観客が注目する中、登場したのは「アルマーニ(ARMANI)」のタキシードにサングラスをかけた正装の是枝監督と、同じくタキシードにサングラスの出で立ちでひげをたくわえ、さすがの貫録を見せるソン・ガンホ率いる『ベイビー・ブローカー』チーム。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のスパンコールタキシードで長身を生かしたスタイルの良さが目を引くカン・ドンウォンが登場、胸元にポイントのおかれたオフショルダーのグレーのロングドレスにショーメのアクセサリーでエレガントに登場したイ・ジウン(歌手名:IU)、さらに胸元が大きく開いたシンプルな白いロングドレスに身を包んだイ・ジュヨンも横に並ぶ。イ・ジウンは丁寧にファンサービスにも応じ、アジア、そしてヨーロッパの観客からはIUコールも起こり、ひと目見ようと木に登ったり、中には泣きくずれるファンもおり世界的な人気ぶりがうかがえた。そして『ベイビー・ブローカー』の音楽を手掛けたチョン・ジェイルの美しいピアノの旋律にのせ、ゆっくりと階段をあがる監督とキャスト陣。パルムドールを受賞した『万引き家族』の是枝裕和監督と『パラサイト半地下の家族』のソン・ガンホがタッグを組んだ作品ということで、世界から集まったメディアや観客からの注目度は非常に高い。会場に向かう直前に心境を聞かれた是枝監督は、「毎回持ってくる作品も違いますし、チームも違うので、何度来てもいつも新鮮な思いで臨んでいます。今回は特に会場へ向けての出発場所となるホテルの壁に作品の垂れ幕がかかっているので、ちょっと背筋が伸びる思いです。でも、作品の出来上がりには自分的にとても満足しているので、そんなに何かが負担になったり、過剰な期待をしたり、それで落胆したりという、今回はそこは卒業できたのかなと思っています。あとはみんなと楽しみたいと思います」と語る。また、レッドカーペット上のインタビューでは、「言葉を越えてつながれたという印象がスタッフともキャストともあるので、自分でも納得ができる作品でまたここに帰ってこられて本当にうれしいです」とコメント。「ベイビー・ボックス自体は韓国だけでなく、日本にもあるのですが、今回はベイビー・ボックスがあるなしにかかわらず、生まれてきた命に対して大人たちがどう関われるのか、それを旅を通して描いてみたいなと思いました」と語り、さらに大好きなケン・ローチと同じようにもう一つパルムドールを獲ってしまうのでは?という質問に対しては「そんなことが起きたら、本当にうれしい」と謙遜しながらも素直な思いを伝えた。先に本編を鑑賞した海外のプレスからは、「彼(是枝監督)は、最高の作品を生み出した。新しい家族のかたちを考え出し、巧みに人生の物語を描き出す」「キャラクターが見事に描かれている。特に母親役がね」と、是枝監督が紡ぎ出した物語とキャラクターを称えるコメントが。「是枝監督は、感情の達人」と語った女性は、「彼はいつも、家族をテーマにした作品を作り出す。血のつながった家族、今ある家族、そして、自分で選ぶ家族を描く。どれが本当の家族なのかと私たちに語りかける」と語っていた。是枝監督とソン・ガンホ、カン・ドンウォンらと喜びを分かち合うそして5月26日(木)19時、日本時間5月27日(金)AM2時すぎからはワールド・プレミアとなる公式上映へ。会場は、カンヌ国際映画祭のメイン会場となるPALAIS DES FESTIVALS。2,200席の会場が満席となる中、大きな拍手に迎えられながら、レッドカーペットを終えた是枝監督を先頭に、キャスト陣が続く形でにこやかに場内に入場し、上映がスタート。本編前に流れる歴代パルムドール受賞者の名前に是枝監督が出てきた際には場内が沸いた。上映中は「赤ちゃんポスト」をきっかけに出会ったブローカー、母親、刑事たちの一風変わった旅路に、中盤までは笑いがおこる場面も。さらに終盤にかけては、涙をすする音が聞こえてくるなど、是枝監督の社会に切り込む鋭い視線と韓国映画界最高峰の才能がぶつかり合い生み出された“一つの命を巡る物語”に、観客はすっかり魅了され、心揺さぶられた様子がうかがえた。上映終了後は、12分にも及ぶスタンディングオベーションが続き、是枝監督とソン・ガンホ、カン・ドンウォンは3人で肩を組みお互いを称えあう様子も。またイ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンも監督と目を合わせて微笑みあったり、場内を見上げて手を振り満面の笑みを見せるなど、割れんばかりの拍手喝さいを全身で受け止めていた。コメントを求められた監督は、「こんなに沢山の拍手で迎えてくれて本当に有難うございました。コロナの中で、すごくチャレンジングなチームだったと思うのですが、本当に一体感のある現場でスタッフ・キャストが一丸となって作り出した映画がここで皆さんのもとへ届けられたことをとても嬉しく思っています。有難うございました」とスピーチし、会場はさらなる盛り上がりをみせ、本作がカンヌの観客から愛される作品になったことがひしひしと伝わる、ワールド・プレミアとなった。是枝監督「笑い声が起きたところでお互いに手を探り合った」その後、日本用囲み取材に応じた是枝監督は、「ちゃんと笑うところで笑い声が聞こえて、隣のソン・ガンホさんと手を握りあって最後まで僕自身上映を楽しめたので良かったのではないかなと思います」と語り、胸をなで下ろした様子。ソン・ガンホと上映中、「笑い声が起きたところでお互いに手を探り合った」と明かした。キャスト陣も完成版の映画を見たのは初めてだったそうで、「ソン・ガンホさんは本当にいい映画になった、撮っている時にはこんなに感動的な映画になるとは思っていなかったと言ってくれました。編集を頑張ってよかったなと思えました。イ・ジウンさんとイ・ジュヨンさんは初めてのレッドカーペットでしたし、すごく緊張したと言っていました。でも上映中笑い声がおきてすごくホッとしたと言っていました。上映後は緊張がほぐれていい笑顔がみられました」とふり返った。また、韓国映画として韓国キャスト・スタッフたちとカンヌを迎えたことについては、「フランス映画を撮ったとか、韓国映画を撮ったとか、日本映画を撮ったという意識ではないので、自分の好きな役者さんとその国で映画を撮っているという感覚」と監督。「ソン・ガンホさんを観ていると、あのお芝居は万国共通に、いろんなことが伝わるなとは思います」と語り、「今回は本当に、ちょっと信じられないくらいトップレベルの俳優さんたちが集まってくれて、僕にとってもとても稀有な経験ですけれど、それが作品にとって大きな力になっているのではないかなと思っています」と話した。「『万引き家族』の時にも彼は顔を出してくれてね。すごくそういう温かさのある人で」と語ったカン・ドンウォンについては、「レッドカーペットを一緒に歩けたのは、僕も感慨深かったです。カン・ドンウォンさんとは上映後見つめあっただけです。普段からそんなにしゃべらないタイプですが、この後しゃべります」と話した。韓国俳優の層の厚さを問われると、「演技の訓練を積んでますからね。その素養があるというのは大きな違いだと思います。それはフランスも同じ」と回答。「ただ、僕みたいに役者じゃない人をキャスティングしたり、演技経験のない子供で映画を撮ったりすることの面白さ、勿論難しさもありますが、その面白さで映画を作っていたりすると、必ずしも訓練を積んでいるから面白いというわけでもないんです。ただ、日本の中で訓練を積んでいないのは役者だけではないし、僕も含め、監督も訓練を積まないといけないと思う。海外の監督はきちんと技術を学んで監督になっています。僕自身含め、コミュニケーションをとる言葉だったり、技術だったりを身に着ける必要があるなと思います」と考えを明かす。さらに、「日本の役者さんも決して負けてはいないと思います。日本のトップの方たち、例えば役所広司さんとか安藤サクラさんとかは一緒にやって学ぶことが非常に多いですし。日本での企画もきちんと動かしています。海外で撮ったことをどう日本での映画作りにフィードバックして何を変え、何をそのままでいいのかを持ち帰りたいと思っています」と今後の構想も明かした。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月27日使いやすさを意識した収納アイデア整理収納アドバイザーによる家族みんなが使いやすい収納アイデアをご紹介。見た目と動線が意識されたおしゃれでスッキリとした収納術は必見です!今回は「シンク下収納」をご紹介します。ニトリと無印で作るシンク下収納シンク下の収納を見直しinstagram(@korenankore72)フライパン収納を見直して、こちらももれなく収納見直しました。ステンレス製のワイヤーラックinstagram(@korenankore72)プラ製は何かとストレスが多かったので、ステンレス製のこちらを購入。配管を隠すinstagram(@korenankore72)配管見えないよう布に両面テープを貼り、配管の根元に固定。ラックと引き出しをセットinstagram(@korenankore72)少しは隠せました。写真左は無印良品「ポリプロピレン引出式 深型」を2つ重ねています。背の高いものはファイルボックスにinstagram(@korenankore72)背の高いものが多いので、ファイルボックス収納。シリコン型はカットinstagram(@korenankore72)かさばるシリコン型をはさみで切って。重ねてコンパクトにinstagram(@korenankore72)重ねればスッキリ。隙間も有効活用instagram(@korenankore72)絶妙な隙間にオーブン天板を収納。分かりやすくラベリングinstagram(@korenankore72)家族みんなが分かりやすいようラベリングも忘れずに。ぜひ参考にしてみてくださいね。
2022年04月30日写真は流れゆく時の一瞬を切り取り、記憶とともに思い出を手元に残しておくことができます。カメラマンのmito(@mito_pic)さんが春に撮影したのは、家族写真。満開の桜の下、mitoさんがフィルムに収めたのは、めでたく成人を迎えた弟と、祖母の姿でした。「おばあちゃんに感謝の気持ちを伝えたい」という想いから、祖母も一緒の写真を撮ることにしたという、mitoさん。そんな温かい気持ちが詰まった写真には、3人の姿が写っていました。孫の中で最後に成人を迎えた弟の後撮りせっかくならおばあちゃんに感謝の気持ちを伝えたくて一緒に撮影しました孫に囲まれて幸せな人生だって嬉し涙を流していて、ピントを合わせるのが大変だったのはここだけの話おばあちゃんの大切な指輪も一緒。天国のおじいちゃんも一緒の撮影でした pic.twitter.com/0hty5LjpIr — m i t o / 桃 (@mito_pic) April 22, 2022 美しい桜と、スーツを着たmitoさんの弟と、笑顔の祖母。そしてもう1人…祖母の手元には、祖父も写っています。祖母が身に着けているのは、今は亡き祖父との思い出が詰まった、大切な指輪。実際に写っているのは2人でも、これらの写真は『3人』が写った家族写真なのです。mitoさんによると、祖母は写真を撮る際、「孫に囲まれて幸せな人生だ」と嬉し涙を流していたといいます。愛する家族との思い出が切り取られたmitoさんの写真は、Twitterで拡散され、多くの人を笑顔にしてくれました。mitoさんが「プロのカメラマンになりたい」と夢を明かした際、祖父母は笑顔でその話を聞き、応援してくれたといいます。夢を叶えて立派なカメラマンになった大切な孫が、素敵な家族写真を撮ってくれたことを、祖父母は誰よりも嬉しく、そして誇らしく思っているでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年04月28日家族で協力する家づくり整理収納アドバイザーsho.koさんの家族で協力する家づくりを紹介しています。家族みんなで助け合う家づくりは必見です!今回は「キッチン下収納」についてご紹介します。キッチン下をすっきり整理整頓しようキッチンまわりを大掃除instagram(@sho.ko_ie)キッチン大掃除・食器棚・シンク下・パントリー・冷蔵庫上・床下収納いるものいらないものを仕分けinstagram(@sho.ko_ie)中身を出して拭いて戻すときにいるモノいらないモノに仕分けました。床下収納を使って上手に整理instagram(@sho.ko_ie)床下収納に要らないモノがあったのでカセットコンロと流しそうめんを収納。綺麗に収納してすっきり!instagram(@sho.ko_ie)キッチンの下がスペース空いたので前から欲しかった大きめサイズのホットプレートを購入しようかな!
2022年04月21日広瀬すずと松坂桃李をW主演に迎え、横浜流星、多部未華子らが出演する映画『流浪の月』から、本予告映像と本ポスターが解禁。『パラサイト 半地下の家族』も手がけた撮影監督のホン・ギョンピョが映し出す映像美と共に、俳優陣のイメージを覆す演技と表情が物語の奥深さを予感させる映像となっている。公開された予告映像は、10歳の更紗(白鳥玉季)と文(松坂桃李)が出会う場面から始まる。「うち、来る?」という文の声かけで始まったふたりの共同生活は、ある夏の日の昼下がり、陽光きらめく湖で突如終わりを告げる。その日から更紗は世間を騒がせた女児誘拐事件の「被害女児」、文はその「誘拐犯」となった。それから15年後、偶然の再会を果たしたことからふたりの運命は大きく動きだす。過去から身を隠すように生きてきたふたりの日常は一変。亮(横浜流星)や谷(多部未華子)、彼らを取り巻く人々を巻き込んで、擦り切れそうな感情と抑えきれない衝動がぶつかり合う。身も心も傷だらけになり、「私のせいで文を傷つけて、文の人生壊した」と夜の街をさまよう更紗に、あの日の文が「更紗は更紗だけのものだ。誰にも好きにさせちゃいけない」と語りかける。静かに、そして強いまなざしで語りかけられるこの言葉、握り合った手と手がそれぞれの過去を飲み込み、予測できないこれからの未来を切り拓いていこうとするふたりの強い意志を表している。また、本予告編では、「贋作 桜の森の満開の下」や「フェイクスピア」などの「NODA・MAP」の音楽と、気鋭の音楽家・原摩利彦が手掛ける本編の劇中楽曲を初公開(前半2曲)。ドラマの始まりを予感させる印象的な笙の音、心震わす繊細なピアノにも注目。映画の本ポスターも解禁。なにかに想いを馳せるような表情を浮かべる更紗と文。同じくなにかを想いながらもどこか距離を感じさせるまなざしの亮と谷。激しく動き出す運命に巻き込まれる前の一瞬の静けさをとらえた4人の表情と「女児誘拐事件。その真実は、二人だけのもの。」というキャッチコピーが胸をざわつかせるポスターとなっている。『流浪の月』は5月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:流浪の月 2022年5月13日より全国にて公開(c)2022「流浪の月」製作委員会
2022年03月22日冷蔵庫の下は掃除できない。そんな風に思っている人はいませんか。冷蔵庫の周りはホコリや汚れが溜まりやすく、特に冷蔵庫の下は掃除しにくい場所です。どうせ冷蔵庫は動かせないし…と、ついつい見て見ぬふりをしてしまう人もいるのではないでしょうか。ところが、冷蔵庫は誰でも簡単に移動させることができます。早速、冷蔵庫の動かし方を見てみましょう。こちらが我が家の冷蔵庫です。まずは冷蔵庫の下のカバーを外します。取っ手のようなものが2つ出てきました。こちらをつかんで引っ張ると冷蔵庫が動くのですが、その前にやることがあります。ゴミが溜まっていて、お見苦しい写真となっていますが、ご了承ください。足の部分に何か挟まっています。こちらは冷蔵庫の重みで床が傷つかないようにするためのクッションです。クッションの上の部分をクルクルと回すと…。クッションが外れました。両側の足のクッションを外すように、クルクルと限界まで回したら準備OKです。この取っ手の部分を『両手』で引っ張りましょう。ちらほらゴミがみえますね。年末に掃除したきりなのでゴミが溜まってますが、思ったよりは少なくて安心しました。掃除を終えたら、冷蔵庫を元の位置に戻し、固定してからカバーをかけて終了です。クッションも忘れずに設置しましょう。最近では冷蔵庫の下に敷くシートやマットが販売されています。床の傷や騒音などを防止するものや地震対策となるものもあるようですので、冷蔵庫の下を掃除したついでに設置してもよいかもしれませんね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2022年03月05日アルゼンチンのブエノスアイレスに住むカミラ・カストルディさんが、自宅の近くを歩いていた時のことです。彼女は、電柱に貼られた迷い猫のポスターに目を留めます。ポスターには、オレンジ色と白色の毛をした猫の写真とともに、『猫のルイスがいなくなりました』と記されていました。そして、カミラさんがその下のほうを見ると…何が起きたのかは、こちらをご覧ください。El otro día encontré un gato perdido y lo devolví a sus dueños, el chabon estaba abajo de su cartel de perdido. pic.twitter.com/aarteiSRo0 — Castoldi. (@camilacastoldi_) February 16, 2022 …ルイスがいた!!自分を探すポスターの真下でくつろいでいたルイス。カミラさんが「ルイス!」と呼ぶと、お腹を見せて甘え始めます。なんというマイペースっぷり!彼女がすぐに連絡すると、駆け付けた飼い主は大喜びだったそうです。この動画には19万件の『いいね』が集まり、たくさんの喜びの声が寄せられています。・なんていいニュースだ!そのポスターをパレルモのいたるところで見たよ!・あなたが足元を見てくれてよかった!・この猫は、自分のポスターだって分かっていたんじゃないかな。ルイスは4日間も行方不明だったのだとか。飼い主は、さぞかし心配していたことでしょう。後日、カミラさんの元には、飼い主から元気そうなルイスの写真が送られてきました。Ahora su dueña me manda fotos de Luis pic.twitter.com/6PQcMmjbB8 — Castoldi. (@camilacastoldi_) February 16, 2022 迷子の猫を探すポスターを見かけたら、真下にその猫がいるなんて、奇跡的な偶然でしょう。ルイスが、自分を探すポスターだと知っていたのかどうかは分かりませんが、カミラさんにあっさりと見つけてもらえてよかったですね![文・構成/grape編集部]
2022年02月28日