東京都・港区の六本木ヒルズ森美術館で、"参加するアート"としてピカソ「ゲルニカ」を砂絵で描いたリー・ミンウェイ「砂のゲルニカ」の上を観客が歩くパフォーマンスが開催される。開催日時は11月16日12:00~。同展の観覧料は当日券が一般・1,500円、高/大学生・1,000円、4歳~中学生・500円(展望台・森美術館入場料含む)。同イベントは、森美術館で開催中の展覧会「リー・ミンウェイとその関係展:参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる」の一環として、出展作品のひとつ「砂のゲルニカ」の巨大な砂絵の上を観客が歩く1日限りのパフォーマンス。台湾出身・ニューヨーク在住のアーティスト リー・ミンウェイ氏は、さまざまな観客参加型の作品やプロジェクトを展開し、国際的に活躍している。また、「砂のゲルニカ」には3つの段階があり、最初の段階は展覧会開幕から11月16日の正午まで見られる、大きな砂絵の「ゲルニカ」を、リー氏が一部の未完成部分を残して描いた状態。2番目の段階が、同日正午から始まる観客参加型ライブパフォーマンス。「砂のゲルニカ」の上を観客がひとりずつ裸足でゆっくりと歩き、残された足跡によって次第に砂絵のイメージが消失していく一方で、リー氏が未完成の部分の仕上げを行う。そして3つ目の段階は、日没後、リー氏とスタッフがすべての砂を中央にかき集めることで完成となる。スペイン内戦時、戦禍の中で一夜にして失われた街を描いたピカソの大作「ゲルニカ」。リー氏はこの作品を捉え直し、砂絵という異なる方法でつくり、また消し去ることによって、喪失と再生が繰り返される世界の非永続性を表現する。なお、会場にはその他にもさまざまな参加型アートがあり、日々変化する展示を楽しめるとのことだ。
2014年11月14日プジョー・シトロエン・ジャポンは25日、シトロエンのラインアップに「グランド C4 ピカソ」「C4 ピカソ」の2モデルを追加して発売する。7年ぶりのフルモデルチェンジであり、日本初導入の5シーターモデルも発売する。従来の「C4 ピカソ」は3列シートの7人乗りのみラインアップされていたが、新型では7人乗りモデルが「グランド C4 ピカソ」となり、2列シートの5人乗りモデルが「C4 ピカソ」としてラインアップに加わった。両モデルとも、「テクノスペース」をコンセプトに、シトロエンらしい独創的なモデルとしている。エクステリアは横に広がるダブルシェブロンと、そこから連続的につながる薄型のLEDヘッドライトが特徴。「グランド C4 ピカソ」「C4 ピカソ」でヘッドライトの形状やリアクォーターの処理が大きく異なるなど、それぞれ特徴的なデザインで差別化を図った。インテリアはパノラミックフロントウィンドウのガラスルーフなどにより、クラス最大レベルのガラス面積を確保。明るく開放的な室内とした。新プラットフォームEMP2を採用し、室内スペースはより広くなっている。シートアレンジも進化し、「グランド C4 ピカソ」では2列目・3列目シートを、ヘッドレストを外すことなくワンタッチで収納できる。エンジンは1.6リットルのターボエンジンで、165PSを発揮。6速オートマチックトランスミッションとの組み合わせで、優れた燃費性能を発揮する。価格は、「グランド C4 ピカソ セダクション」が347万円(税込)、「グランド C4 ピカソ エクスクルーシブ」が378万円(税込)、「C4 ピカソ エクスクルーシブ」が357万円(税込)。
2014年10月22日