娘が泳ぐ姿を見たいと思い、初めてプール見守りボランティアに申し込んだぐっちぃさん。しかし決まった後から、対策が必要なことに気づき…。どなたか経験済みの方、プール見守り員をするのに対策はありませんかね?(日焼け対策とかの)何かあったときに即動けるように身軽な格好でいかねば…。楽しみだな~晴れるといいな~( ^)o(^ )
2019年06月01日ボランティア活動に興味はあるけれど、何をどこから始めたらいいかわからない。そんな悩める人に、始め方をガイド。ボランティアは、問題意識の高い人が取り組むもので、軽い気持ちで参加してはいけないのでは?と思いがち。でも結論から言うと、決してそんなことはない。「何かに困っている人に対し、自分でできるアクションを起こせば、それがボランティアです」と、東京ボランティア・市民活動センター(TVAC)の河村暁子さん。道路を渡るのに苦労している車椅子の人に手を貸すことと、何ら変わらない。“自発的”で“見返りを求めず”、“協力し合う”行為なのだ。定期的に通わないといけない、団体に所属しなければならないなどの束縛もなし。また、専門の知識は必ずしも必要ではなく、“思いやり”があれば大丈夫。ボランティアを通して、趣味やビジネススキルを活かせたり、未経験の興味のある分野に足を踏み入れるきっかけになったり、社会課題を考える機会を得られたり。なにより、自分のしたことが誰かの役に立つという喜びは、何ものにも代え難い体験になるはず。【自分に何ができるか考える。】ボランティア活動でできることは、こんなにいろいろなバリエーションがあります。「そんなこともボランティアになるの!?」と驚くほど、活動の種類は多岐にわたる。子どもや高齢者、障がい者などへの福祉系から、環境保護、国際支援、災害・防災、文化・芸術、NPOの運営支援など分野も様々。コミュニケーションが得意な人、苦手な人、それぞれに向いた活動があり、趣味や特技も活かせる。ここにあるのはほんの一例。誰に対してどんなことをしたいか、想像してみて。話し相手になる高齢者向けのデイサービスや介護施設で多く求められているのが、「傾聴」ボランティア。施設に出向いたり、団体主催のお茶会に参加して、ただ話の聞き役になるだけでOK。留学生や在住外国人の日本語の会話の相手をするボランティアの募集も急増している。日本語教師の資格がなくても可。コミュニケーション好きにおすすめ。(ランニングの)伴走をする走ることが趣味であれば、週末に公園で、視覚障がい者や知的障がい者と伴走し、ランニングのサポートをするというボランティアがある。伴走方法は教えてもらえるので特別な資格はいらない。また、障がい者へのサポートとしては、施設での活動のほか、障がい者が働いている店の菓子やパンを食べることもボランティアになる。森で草刈りをする持ち主の高齢化が進み、山の管理が行き届かなくなったため、山崩れや洪水などの被害が大きくなっている問題が日本の各所で起きている。そこで、週末に森や里山に行き、草刈りなど森林の手入れをするボランティアが、自然・環境保護系の団体により開催されている。アウトドアが好きな人が、レジャーを兼ねて参加している。炊き出しをする災害・防災の分野でのボランティア活動は、炊き出し、泥かき、瓦礫運びから、避難所のサポート、避難者たちへの傾聴など幅広い。ニーズは刻一刻、変化するので、災害ボランティアセンターの情報をまめにチェックすることが必須。参加可能なのは近隣住民のみなど、条件があることも。被災地に行かずに支援できる活動もある。趣味を役立てるそのほか、捨て猫や捨て犬を保護するNPOで動物の世話をしたり、里親を探すボランティア。博物館や美術館、動物園にて、館内をガイドしたり、手助けが必要な観客の補助、イベント・講演会の受付やお手伝いスタッフなどのボランティアも多種ある。動物好きや文化・芸術に興味のある人は、趣味と実益を兼ねられそう。河村暁子さん東京都社会福祉協議会東京ボランティア・市民活動センター(TVAC)主任。多様な団体の活動を知るエキスパート!CSRの一環で、企業からのボランティア研修の相談も増えているとか。※『anan』2019年3月13日号より。写真・大澤千尋イラスト・別府麻衣(by anan編集部)
2019年03月09日想像以上に幅広いボランティアの世界。踏み込んでみると、自分の新たな世界もぐんと広がっていきそう!「自分に何ができるか」を考えた後は、「どこで活動できるか」「ボランティアについて理解する」にすすみましょう。【どこで活動できるか探す。】ボランティア活動の募集先を見つけるなら、まず各地のボランティアセンターへ!ボランティア情報を探すなら、まずは全国各地にある「ボランティア(市民活動)センター」にアクセスしてみよう。センターには、ボランティアの募集やイベントなどのチラシがたくさん置かれている。地域によって情報量に差はあるが、都市部は比較的種類も豊富。「定年退職された方や主婦向けの、平日の活動が多めなのですが、受け入れ側は常にボランティアを歓迎しています。興味のあるところが見つかれば、『週末なら行けるのですが』『こういうことならできるのですが』と提案してみると、募集が出ていなくても、ぜひ!ということが」と、東京ボランティア・市民活動センター(TVAC)の河村暁子さん。また、ボランティアには相性があるので、一度見学や体験をしてから始めるといい。募集先が安心できるところかどうか、HPなどをよくチェックしてか ら参加を決めるように。また、年間数百円で加入できるので、対人対物の賠償責任が付加されているボランティア保険には入っておくと安心。「イベントやセミナーなどに参加して、興味のある団体を見つけるのもひとつの方法です」民間のポータルサイトでも見つけられる。Yahoo! ボランティア3万件以上の全国のボランティア情報を掲載。環境、地域・人権、医療・介護など9つのカテゴリーや地域から選べて便利。ボランティアプラットフォーム海外支援活動をしているNGOが運営する、海外のボランティアプログラムを紹介するサイト。短期から長期、国や予算で選べる。「東京ボランティア・市民活動センター」ボランティアや市民活動に関する相談事業を行う。夏には体験ボランティアのキャンペーンを開催。東京都新宿区神楽河岸1-1飯田橋セントラルプラザ10FTEL:03・3235・11719:00~21:00(日曜~17:00)月・祝日休河村暁子さん東京都社会福祉協議会東京ボランティア・市民活動センター(TVAC)主任。多様な団体の活動を知るエキスパート!CSRの一環で、企業からのボランティア研修の相談も増えているとか。【ボランティアについて理解する。】ボランティアとは?詳しい2人に聞きました。「知ることだけでもボランティアです。」特定非営利活動法人「両育わーるど」理事長・星野勝太さん線維筋痛症って聞いたことありますか?原因不明の激しい痛みが起こる難病で、日本では59人に1人いるといわれていますが、あまり知られていません。ボランティアって、まずこういうことを“知る”ことからスタートするのだと思います。僕は8年ほど知的・発達障がい児の福祉施設でボランティアをしています。障がいのある子どもたちは、様々な人と接することが成長に繋がる。でも実は、出会う機会は少ない。健常者には、“福祉ボラ”って縁遠いですよね?だから、“障がいってこんなに身近なんだよ”と知ってほしくて、〈THINK UNIVERSAL〉という活動を始めました。みんなにとって居心地のいい社会にするために、興味を持ってくれたらうれしいです。星野勝太さん知的・発達障がい児と育成者が共に学び合える社会作りを目指す、特定非営利活動法人「両育わーるど」理事長。「ボランティアに参加する動機って?」ジャーナリスト・堀 潤さんボランティアを始めるきっかけや目的は、有名になりたい、実績を積みたい、評価されたい、そんなエゴまみれでも何でもいいんです。なぜなら、例えばそういうモチベーションで災害ボランティアに参加して、成果を上げるためにすごく頑張ったとしますよね。その結果、被災地では誰かが救われるんですから。要は“ウィンウィン”の関係です。僕はこれができる。君は僕にこれをくれた。お互いにとっていい関係ができあがることに意味があるんです。自発的に関わるということをボランティアと呼んでいるだけで、決して無償の愛ではないですから。だから、誰かの役に立つことも重要かもしれませんが、自分のためになる、成長に繋がるアクションを大切にしてください。堀 潤さんジャーナリスト。「GARDEN」CEO。NPO法人「8bitNews」代表理事。TOKYO MX『モーニングCROSS』キャスターほか、様々なメディアで活躍中。ウェブサイト「GARDEN Journalism」でもボランティア情報を発信中。※『anan』2019年3月13日号より。写真・大澤千尋(by anan編集部)
2019年03月08日全国で200人以上が亡くなった昨夏の西日本豪雨。定期的にボランティア活動を続けているのは、お笑い芸人や俳優として活躍するTKO・木下隆行(47)だ。被災地の岡山県倉敷市を訪れ、昼食やデザートの提供、小学校訪問などで被災者らを元気づけている。その活動は木下の友人や後輩芸人などにも声を掛け、継続的な支援を目指しているという。そんなボランティア活動を通して木下は何を感じたのか。そこには嬉しさ、悲しさ、そして不満まで混在していた――。(インタビュー後編はこちら)――西日本豪雨災害の支援のきっかけを教えて下さい。「阪神淡路大震災も東日本大震災は経験しておりまして、そういった経験からずっと震災というものは切っては切れないもだと感じていたんです。それで、なにかできないかなと考えていた時に、僕の兄から『熊本県に元気づけに行こうや!』と誘われまして。それでちょうど誘われた日が休みだったので熊本県に行ったら、現地の状況を目の当たりにしてびっくりしました。そこで炊き出しをさせてもらったんですけど、カレーうどんを約3,000食、差し入れたら皆さん喜んでくださいました。被災された方々は体育館で過ごされていて大変だと思うんですけど、みんなすごい元気で『ありがとうありがとう』とか『頑張ってください!』と言うてくれて。いや僕が『頑張って!』という気持ちで来たのに、逆にこっちが元気をもらったんです。同じ日本人で、たまたま僕じゃなくてその人たちが被災された場所で震災が起こって、“何でこんな不平等なのだろう”と考えさせられました。それで、何か力になれないかと考え、自分ができることは笑顔にさせることだと思い、松竹芸能でも“ボランティアライブをやろう”ってみんなで立ち上げたのが一番のきっかけでした」――そのボランティアライブをした後は心境の変化などはありましたか?「小さな塊を大きな塊にできればいいなと思います。ほんとに小さいものでも大きくできるんだという、そういう心境の変化がありました。やればやるほど皆さんに感謝してもらって僕らもその感謝を実感しましたので。そういうちょっとした意識が人に伝わったのか、友人であり『エコ革』という会社のIさんからお話をいただきまして、今回の西日本豪雨支援につながったんです」――被災地では大人、子供関係なく接してこられたと思うんですけど、現地の子供達に一番ウケたモノマネとかはありましたか?「せんとくんとかもやりましたけど、一番リクエストされたのは(笑福亭)鶴瓶師匠のモノマネでしたね。物凄いウケましたよ。何度も何度もやって、写真も全員と撮りましたね。鶴瓶師匠って凄いんだなって改めて思いました。本物の鶴瓶師匠が来たらとんでもないことになるんだろうなとも思いましたよ。でも僕としては特別扱いすることなく、普通に子供たちと接することを心がけてましたね。みんな都内にいる子よりもテンションが高くて元気でしたよ。ほんと楽しかったですし、盛り上がりましたね」――現地に行かれて様々な現場を見られてきたと思いますが、一番驚かれたことは何でしたか?「震災があったその瞬間で“歴史が終わった”という感覚を体感したことが一番ですかね。断片的にしか見えてないとは思うんですけど、民家や実家がなくなる、その瞬間に過去の歴史がなくなってしまうというのは本当にゾッとしましたね。作られてきた大事な宝物や引き継がれてきたものとか、本当に燃えたらなくなるんですよね」
2019年02月27日全国で200人以上が亡くなった昨夏の西日本豪雨。定期的にボランティア活動を続けているのは、お笑い芸人や俳優として活躍するTKO・木下隆行(47)だ。被災地の岡山県倉敷市を訪れ、昼食やデザートの提供、小学校訪問などで被災者らを元気づけている。その活動は木下の友人や後輩芸人などにも声を掛け、継続的な支援を目指しているという。そんなボランティア活動を通して木下は何を感じたのか。そこには嬉しさ、悲しさ、そして不満まで混在していた――。(インタビュー前編はこちら)――ボランティア活動をいろいろとされているなかで、特に印象に残っていることは何ですか?「僕は涙なんか流すもんかと思って支援活動してるんですけど、一度泣いてしまったのが、おばあちゃんが冷たい手を差し伸べて、泣きながら『来てくれてありがとう』って、ずっと僕の手を握りしめてこられた時はかなりグッときましたね。おばあちゃんの涙を見て、僕の仕事は安心とか癒しとかを与えられているのかなと感じました」――ボランティアで、まだまだ足りないと感じた事、また、現場で感じたツラかったことは何ですか?「現地に行って一番ツラかったことは、どんどん“自分達の存在を忘れられていっている”ということを本人達も気づいてしまっているということが一番ツラかったですかね。行ってみたらわかるんですけど、ボランティアの数が、時が経つにつれて少なくなっていって、まだまだ足りないんですよ。だから僕の娘にも話したんですけど、若い人にはぜひ行ってほしいと思いますね。人が足りなくて『どこどこ行ってやー』とか言われましたもん」――SNSなどで芸能人の支援活動に賛否が飛び交っている件についてはどう思われますか?「僕が日本人のあかんところやなぁと思うのは、正義が叩かれるということ。叩かれ慣れているので僕は気にしてないんですけど、現地に行ったら“偽善者”と名指しされたり。現地に行ってへん奴が言うなよって、ダサいなって思ってしまいます。ボランティアに行ってない人より、行ってる人はいろいろ現場を見てきてますので言える権利がある気はします。ボランティアをSNS上で批判する風潮なんていらないですよね。行ってないからそういう言葉が出てくるんだなと思ってしまいますね。もしも自分の親がとんでもない大変なことになってたらどうするんだということをちゃんと目の当たりにして考えて欲しいから、体感してほしいから僕は現地に行って欲しいんですよね。もっとこの状況を、引きの目で見ないといけないなと思います」――炊き出し以外にも何か現地の方々に好評だったことはありますか?「デザートを配りました。アイスをたくさん差し入れましたね。授業中にいきなり行って学校にサプライズしたりとか。でも震災被害の影響で、教室の廊下とか床とか汚れたままの状態だったのが心苦しかったです。学校というより、一時的に造られた簡易的な場所って感じでしたね。でもなんとか明るい考え方にシフトチェンジしていかなきゃいけないと思ったので、“大人になったら話のネタに出来るぞ”とか“この出来事で自分は以前より強くなったんだと考えていこう”とかって子供達に話をしました」――現在も支援を続けているとお聞きしましたが、今後はどういった活動をしていきたいと考えていますか?「僕らの出来るかぎりのことは今後も続けていきたいですね。僕たちが無理して背伸びしても相手に嘘を届けることになってしまうので、やっぱり今後も西日本豪雨で被災された方を忘れないでいることを継続していくことですかね。自分の足がつらない程度に、出来る範囲のことを継続していけたらなと思っています。僕が現地に行って出来ることなんて、一緒に写真撮って、食べて、喋って、笑ってということなんですけどね。でもこういう人たちがいるんだよっていう安心を与えてあげることができるし、忘れずに来てるよっていうのを伝えられているかなとは思いますね。あと芸人だけでなくK-1選手の城戸康裕さんや武尊さんにも協力してもらっておりまして、そういった他ジャンルの方にも積極的にボランティア活動に取り組んでくださるのはいい流れだなと思っています」
2019年02月27日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「災害支援とボランティア」です。確実な支援には、的確なニーズを知るのが肝要。熊本地震の経験をふまえ、西日本豪雨では、安倍政権は「プッシュ型支援」を取り入れました。災害が起きたとき、これまでは地元の自治体からの要請を受けて、必要物資を送っていましたが、自治体や職員が被災した場合、どうしても後手に回ってしまいます。そこで今回は、要請を受ける前に、国のほうから業務用エアコンやスポットクーラー、簡易トイレ、無線機などを必要と思われるところに送りました。ただ、愛媛県大洲市では、送られてきた仮設トイレの管理方法が決まらず使われなかったなど、一部ミスマッチが生じました。こういう問題は試行錯誤しながら徐々に整備していくものなので、多少の齟齬は仕方ないと思います。今回は、自衛隊も現地の情報収集・連絡専門要員を約200人派遣。災害直後は混乱していますから、具体的なニーズを把握することがとても大変です。専門要員がいたことで的確、迅速な支援につなげることができました。ニーズを把握することは、ボランティアをする上でも重要です。「なにか助けになれば!」と災害発生直後に駆けつける方がいらっしゃいますが、被災地側はまだ指示できる状況ではなく、手持ち無沙汰になることも。もしもボランティアをしたいと思ったら、まず地元の災害ボランティアセンターか、社会福祉協議会に問い合わせましょう。現状を知り、ボランティア保険に入り、心構えのレクチャーを受け、県外の人も募集しているかなど条件を確認してください。ボランティアは誰でも歓迎されるとは限りません。駐車場の確保の問題もありますし、「地域の人のみに限る」というところもあります。ボランティアの車が渋滞を引き起こし、自衛隊や救急車両が入れなくなるというトラブルも起きます。また、泥かき要員だったら、基本的には道具は持参しなければいけません。不衛生な環境もあるため、マスクやゴーグルも必須です。社会福祉協議会では、ボランティアの作業マニュアルを作り、道具や服装について明記していますので、ぜひ参考にしてください。善意の押し付けにならないためにも、被災地に迷惑をかけないボランティアのあり方を知る必要がありますね。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年9月26日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年09月19日「’20年の東京五輪では、11万人ものボランティアが駆り出されます。この数は、’16年のリオ五輪で動員されたボランティアの数、約7万人の1.5倍。五輪史上最高です。にもかかわらず、ボランティアの条件は、とんでもなくブラック。応募される方は、十分注意してほしい」そう警鐘を鳴らすのは、『ブラックボランティア』(角川新書)の著者で、著述家の本間龍さんだ。’20年7月24日~8月9日、8月25日~9月6日に開催される東京五輪。この運営を手伝うボランティアの募集が9月中旬から始まる。ボランティアは、大会の運営に直接関係する「大会ボランティア」(8万人)と、競技場が所在する自治体で、交通案内などを行う都市ボランティア(3万人)の2種類ある。公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下・組織委)のホームページには、参加を呼びかける文言が並ぶ。「これが、まるで“やりがい詐欺”と批判されているんです」本間さんは、’20年東京五輪のボランティアがブラックである理由として、次のことを挙げる。【1】交通費・宿泊費は自己負担【2】1日8時間、10日以上の参加は必須。でも報酬はナシ【3】心構えにまで注文を付けるこうしたボランティアのターゲットにされているのが、比較的時間に融通がつきやすい主婦や学生なのだ。だが、組織委のホームページにアップされている『役員及び評議員の報酬並びに費用関する規程』という書類には、最高月額200万円という役員報酬が設定されていた。「ボランティアだけ無報酬はおかしい。リオ五輪(ボランティア数・約7万人)では有償ボランティアも存在しましたし、平昌五輪(ボランティア数・約2万人)では宿泊費や交通費、3食の食事が支給されました」(本間さん)毎日新聞の報道によると、現在インドネシアのジャカルタで開催されている『第18回アジア競技大会』(ボランティア数・約1万5,000人)では、ジャカルタの最低賃金の約3倍の30万ルピア(日本円で約2,300円※交通費と食費を含む)が日当として、ボランティアに支給されているという。本間さんは、組織委が売りにする“やりがい”も満たされない可能性が大きいと予測する。「会場で熱気を分かち合えるのは、ほんの一握り。多くの人が、会場周辺で観客や関係者を案内する係や、手荷物検査をするセキュリティチェックなどに回されるでしょう。しかもボランティアが、熱中症で命の危険にさらされる、非常に過酷な現場です」こうした悪条件下でボランティアは集まるのか。文科省は7月末、全国の大学と高等専門学校に対し、’20年東京五輪の開催期間中は授業や試験を避け、学生にボランティア参加を求めるような通知を出した、との報道があった。文科省のこうした動きに対し、東京大学東洋文化研究所教授の安冨歩さんは厳しく批判する。「各大学は、いまでも授業日数が足りなくて始業式の前から授業を始めているのに、どうしろと言うのか。国がお達しを出してまで五輪に学生や子どもを動員する構図は、まるで戦時中の学徒出陣です」本誌は組織委に、ボランティアの“雇用条件”に対する批判と対策を尋ねた。無償であることの批判については、「五輪では、これまでも多くの方がボランティアとして活躍している。参加してこられた方からは、好意的な意見をうかがっているので、多くの方に応募いただきたい」とのこと。熱中症対策については「一人ひとりが正しい知識を身につけることで重症化の予防につながるため、コンディション管理に関する研修などを行うほか、休憩をとれる管理体制をとり連続屋外活動の上限を設定するなど、環境整備に努めていきます」との回答だった。これに対し、青木クリニック院長で災害医療詳しい青木正美医師は、健康管理の認識が甘い、と次のように批判する。「熱中症対策の研修を行っても、実際、会場で観客の誘導や、試合のサポートを行っていたら、自分のペースで給水や休憩をとることはむずかしい。熱中症で倒れる人が続出しても、8月は夏季休暇をとっている医師が多いので医療体制も手薄。大量の熱中症患者が出るという最悪の事態を想定して、いまから医療体制を万全に整える必要があります」そもそも、開催時期の決定の仕方から問題があった。「開催時期は、夏季に視聴率が低迷するアメリカのテレビ局の意向。日本オリンピック委員会は、『この時期の東京は雨が少なく温暖』とウソを並べて招致したんです。そのせいでマラソン開催時には高温になった道路の表面温度を下げる路面剤を敷き直すとか、会場の外にミスト装置を並べるなどの猛暑対策案が出ています。テロ対策費用も含めると、東京五輪にかかる総額は当初見込んでいた約7,300億円から大きく増えて、3兆円規模になるのでは」(本間さん)善意の悪利用の結果、高い役員報酬と、かさむ対策費のシワ寄せは、“タダ働き”のボランティアに回ってくるのだ。
2018年08月30日女優の広瀬すずが、2年後の2020年7月24日より開幕する東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたボランティア募集のTV-CMに起用され、体育館で見事なフリースローシュートを披露している。■CMストーリーとある中学校の体育館。誰もいない体育館の真ん中で、バスケットボールを抱えた広瀬さんが、ゴールに向かってゆっくり歩いているところから映像はスタート。「みなさん、青春のど真ん中にオリンピック・パラリンピックがやってきます」とカメラ目線で力強く宣言した後、フリースローラインからシュートを放つ広瀬さん。美しい放物線を描いたボールが見事ゴールネットに吸い込まれると、どこからともなく現れた生徒たちが、一斉に広瀬さんの横を駆け抜けていく…。■サプライズ登場からフリースローを決める!東京都立三鷹中等教育学校の体育館で行われた今回の撮影。まず、先生から「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のボランティア募集の映像の撮影に協力していただきます」という説明がなされた直後、生徒たちの前にサプライズで現れた広瀬さん。体育館は一瞬にして歓喜の声に包まれた。興奮冷めやらぬ生徒たちの視線を一身に浴びながら、バスケットボールのフリースローのシーンでは本番1発目でシュートを決める見事なパフォーマンスを披露した。■広瀬すずのコメントこんにちは、広瀬すずです。2020年、いよいよ東京にオリンピック・パラリンピックがやってきます。今回、そんな東京2020大会を支えるボランティアの募集を、お手伝いさせていただきます。世界中から、東京にやってくるアスリートや観客のみなさんをおもてなしする。ボランティアは、私たちのオリンピック・パラリンピックをつくりあげていく上で本当に欠かせない、そしてその分やりがいのある活動だと思っております。2020年に向けて、必要なボランティアの数は11万人です。少しでも多くの方が東京2020大会のボランティアに興味をもっていただき、そして実際に応募していただけるとうれしいなと思います。2020年に向けて、みなさんのご協力、ぜひよろしくお願い致します。広瀬すずでした。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ボランティア募集TV-CMは9月下旬より放映。(text:cinemacafe.net)
2018年07月24日東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)まで800日を切りました。200カ国以上が参加する世界最大規模のスポーツの祭典が東京で開催することは、一生に一度の大切な思い出になることでしょう。東京2020大会に何らかの形で参加して、未来を担うわが子に希望や夢を与えたい! そんな思いを秘めているママたちも多いのではないでしょうか。まずは、開催までのイベントカレンダーをチェックして、参加できるもの、早めに行動できることを知りましょう。<Road to 東京2020大会 おもなイベントカレンダー>●2018年7月22日:マスコットデビュー9月中旬〜12月上旬:大会ボランディア応募期間●2019年春頃〜:一般向けチケット販売開始7月頃:メダルデザイン発表10月頃〜:大会ボランティア共通研修開始11月頃:新国立競技場完成●2020年3月頃〜:聖火リレー開始4月頃〜:東京2020Nipponフェスティバル開催(町や地域で開催する各種イベント)7月24日〜8月9日:東京2020オリンピック開催8月25日〜9月6日:東京2020パラリンピック開催このなかで、東京2020大会に一般から参加できる方法としては、大会ボランティアとして参加するか、チケットを購入して観戦するかの2つ。これについて、公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、総務局ボランティア推進部の傳夏樹さんと、マーケティング局チケッティング部の鈴木秀紀さんに、お話をうかがいました。■東京2020大会「ボランティアをやってみようかな」大会までのスケジュール世界中の国や地域から選手や大会関係者、報道関係者そして観客が来日するオリンピック・パラリンピック。大会ボランティアは、大会運営に直接携わり、大会の雰囲気を醸成するメンバーの一員として、成功に導く活躍が期待されます。<大会ボランティア おもな募集要項>募集人数:8万人活動期間:大会期間中及び大会期間前後において10日以上が基本活動時間:1日8時間程度(休憩、待機時間を含む)応募条件:2002年4月1日以前に生まれた人など応募期間:2018年9月中旬〜12月上旬応募方法:公式ウェブサイト<大会ボランティア スケジュール>2019年2月〜:オリエンテーション参加(1回2時間程度)2019年10月〜共通研修参加(1回3、4時間程度)2020年4月〜:役割別・リーダーシップ研修参加2020年6月〜:会場別研修参加<ボランティアの活動分野>案内、競技、移動サポート(運転等)、アテンド、運営サポート、ヘルスケア、テクノロジー、メディア、式典<活動に当たり支給される物品など>・オリジナルデザインのユニフォーム(シャツ、ジャケット、パンツ、キャップ、シューズ、バッグなど)・活動中の飲食・ボランティア活動向けの保険・活動期間中における滞在先から会場までの交通費相当として一定程度※オリエンテーション、研修期間を除く以上が、東京2020大会のボランティアについて発表になっている内容です(2018年6月20日時点)。応募から参加まで2年近くにわたり、東京2020大会に関わっていくこととなりますね。 ■東京2020大会「ボランティア、本当のところは?」大会運営にインタビューボランティアで参加し、運営サイドから東京2020大会を楽しめるのは、自国開催であればこそ。でも、子育て中のママでも、問題なく参加できるものでしょうか? 東京2020大会組織委員会、総務局ボランティア推進部の傳夏樹さんにうかがいました。――スケジュールを見ると、子育て中のママにはハードルが高いでしょうか?傳夏樹さん(以下、傳さん):オリエンテーションはオリンピック・パラリンピックの雰囲気を楽しんでもらい、チームワークを高めていただくのが目的です。2年間かけてひとつのチームになりたいので、あまり難しく考える必要はないです。共通研修も同様、参加スケジュールは時間と曜日を自由に選べるようにしていく予定です。会場は東京以外にも、北海道から福岡まで10都市あるので、東京以外に在住のママさんも参加しやすいようにしていきたいです。以上を基本としていますが、活動期間が10日間というのは、初めての活動なので慣れるまでに時間がかかるということも考えています。過去大会でも10日間以上となっているようですね。また、厚生労働省では「社会貢献活動休暇」と呼ばれるボランティア休暇の導入を企業に推進しています。導入している企業はまだまだ一部ですが、今後増えることを期待しています。――大会期間中の宿泊は自己負担ですか?傳さん:宿泊費は自己負担ですが、パートナー企業にご協力いただき、宿泊先の情報提供をしていければと思っています。ボランティアの希望を出す際、お住いのエリア近くを選んでいただければ、自己負担の軽減になります。――オリジナルデザインのユニフォームは決定していますか?傳さん:パートナー企業のasicsに提供いただく予定です。デザインの発表は過去大会では大会の1年前くらいだったようです。ユニフォーム一式は大会終了後に記念として持ち帰ることもできますよ。アイテムによっては複数枚用意する予定です。――大会ボランティアならではの「参加して良かった」ポイントは?傳さん:過去の大会ボランティア経験者の声を聞くと、一番大きいのは“出会い”だそうです。いろいろな国の人と出会って、友だちになった。また、外国からの要人をサポートする役割(アテンド)についていたスタッフは、その要人たちと親しくなったとも聞きました。仕事を持っているママさんでしたら、アテンド活動などがやりがいもあって楽しいかもしれませんね。お子さんにとっても、ママがこんなに広く、大勢の人がいる会場で活動しているなんてすごい! と心に強く残ると良いなと思います。――活動分野を決める基準を教えてください。傳さん:活動分野は9つあり、そのなかから3つ選択できますが、必ずしも希望通りにはなりませんのでご了承ください。決定基準は、応募者が希望する活動分野と役割、活動したい会場(競技会場は東京都以外に千葉県、埼玉県、神奈川県、北海道、宮城県、福島県、茨城県、静岡県)、オリンピック・パラリンピックのどちらか、または両大会に参加したいか、何日間活動できるかなどを運営側のニーズとマッチングさせていきます。――子どもが参加できることはありますか?傳さん:中高生が参加できるような、例えばサッカーやテニスのボールパーソン、バスケットボールのモップ掛け、または入場待ちの観客向けに楽器演奏などができたらと。小学生以下のお子さんは、会場で観戦していただけたらいいなと思います。開催地・東京都の各学校では、障害者スポーツ大会の観戦、地域の留学生・海外の学校との国際交流などのオリンピック・パラリンピック教育も始まっているようですが、まだまだ検討中です。大会ボランティアは性別、国籍、障がいの有無にかかわらず、さまざまな人を必要としています。迷われたらまず応募してみてください。そこで「やっぱり違うな」「参加は難しいかな」と思った場合は、大会ボランティアの登録を取り消すこともできるので、まずはオリエンテーションの参加をおすすめしています。大会ボランティアは、オリンピック・パラリンピックの運営に直接携われるため、大会の熱気を肌で感じられる体験ができますが、ちょっとハードルが高い…と感じる方には、事前キャンプ地や都市ボランティアもあります。詳細は、各自治体に確認していただくことになりますが、これらに参加してみるという選択肢もあります。 ■東京2020大会「何としても観たい!」観戦チケット購入はどうしたら?東京2020大会に参加するもうひとつの方法といえば、観戦チケットを購入し、観客として開会式や閉会式、競技を楽しむ方法でしょう。今から、チケット争奪戦が予想される東京2020大会。どのように観戦チケットが発売されるのか、マーケティング局チケッティング部の鈴木秀紀さんにうかがいました。――観戦チケットの購入には、事前登録が必要なんですか?鈴木秀紀さん(以下、鈴木さん):はい。まずは、下のQRコードを読み取る、または公式サイトにアクセスしてTOKYO 2020 IDを登録してください。ID登録はすでに始まっていて、このIDがウェブサイトでチケットを購入する時のログインIDになります。販売開始後にID登録して購入いただくことも可能ですが、事前登録をすることでチケット販売や最新グッズ、ボランティア募集、イベント案内など、大会に関わる情報が定期的にメールマガジンで配信されます。そのほか、プレゼントなどの企画も検討中なので、まずは登録してみてください。――事前登録した場合、今後のスケジュールは?鈴木さん:人気のチケットは抽選になります。当選後、チケットの入手方法は、紙チケット(配送)、プリント(自宅のプリンターで印刷)、モバイルチケット(QRコードを表示)のなかから選べます。――小中高生向けの低価格チケットも登場しますか?鈴木さん:現在、チケット戦略に対する有識者会議を行っています。そのなかで、次世代を担う若い人たちにたくさん観戦して欲しいという方向性を打ち出しているので、例えば、親子での観戦、お年寄りや障がいを持たれた方も家族や仲間と一緒に観戦できるような企画チケットを考えていきたいです。そのほか、学校連携の観戦プログラムを100万人規模で検討しています。――観戦席のカテゴリーや値段は?鈴木さん:具体的なことはこれからですが、過去大会では大きいスタジアムだと席のカテゴリーは5種類。小さい会場は1、2種類です。ロンドン大会の陸上競技会場で最も高額な席はおよそ10万円、安いチケットだと3000円弱。パラリンピックはもう少し求めやすい価格でした。東京2020大会は、家族連れでも購入しやすい価格を設けるなどして、もう少しメリハリをつけようと考えています。――実際に、会場で観戦することで、熱狂空間を体感できますね。鈴木さん:大会を作るのはアスリートのパフォーマンスと会場の観客です。また、アスリートのポテンシャルを最大限に引き出すのも観客の力が大きいと思います。子どもたちにはスポーツ観戦だけではなく、会場で世界の人たちと触れ合い、平和であることの素晴らしさ、そして全力でパフォーマンスするアスリートの努力と全力で応援する観客の熱い気持ちを感じて欲しいです。特にパラリンピックに注目していただけたら。ロンドン大会のパラリンピックは満席の会場が多かったようです。チケットの買い求めやすさではなく、国民の障害者スポーツへの意識の高さの表れです。東京2020大会でも共生社会を打ち出して、多様性のなかで一緒に楽しめたら。特に、小さなお子さんにはパラリンピックのアスリートが頑張っているところを見てほしいですね。東京で開催できる素晴らしさ、会場に足を運ぶことによって経験できること。子どもたちの人生の財産になるような大会を目指していきたいです。ぜひ、お子さんを連れて満席の会場で応援しましょう!ボランティアとチケットの事前登録について、さまざまな角度から教えていただきました。東京2020大会はまだ先のこと…なんて思っていたら、あっという間です。これからさまざまな開催イベントが行われるので、最新情報チェックして、オリンピック・パラリンピックを盛り上げて、そして参加しましょう! ・東京2020大会公式ウェブサイト 取材・文/木村秋子
2018年06月28日デートのときに「おごられ方がなってない」とダメ出しする男子は少なからず存在します。「おごられ方ってなんだよ!」とツッコミたくなるわけですが、決して「おごられ上手」になろうということではなく、そこに秘められた男子の深層心理を眺めつつ、男子の「〜してあげたのに!」欲求の本質について考えてみたいと思います。■「おごられ方」を求めるのは自分勝手?自分が好きでごちそうしておきながら、相手にも自分が満足するだけの誠意や感謝を求めようというのは、なんだか勝手ですよね。ボランティアをしておきながら、してあげた相手に対して「なんでお礼の品とかをくれないんだよ!」と怒っているみたいで、かなり違和感があります。恋愛がボランティアなんだとしたら、女子に対して「おごられ方」なんていうものを求めるのは、完全にルール違反、失格な行動なわけです。■なぜ男子は「なってない」女子におごるのか「おごられ方」なんてよくわからないものを求めるくらいなら、はじめからおごらなきゃいいだけです。それでもどうして、男子は「おごられ方がなってない」女子におごるのでしょうか。それはやっぱり、そこに恋愛感情があるからです。好きだから、相手に何かをしてあげたい。そしてその気持ちは、決して見返りを求めない感情じゃありません。男子としては、彼女や気になる女子にごちそうをして、「かっこいい」と思われたい(おごるだけでかっこいいと思われると考えていることは安直かもしれませんが)、そして、もっと好きになってもらいたい。だからこそ、男子はおごるし、おごった結果、相手の女子の反応が、イマイチ(おごってもらえることが当たり前と思ってそうとか)だと、イラっとするわけです。■恋愛≠ボランティアたしかに自分がしたいことを自分の意思でしているけれども、それが功を奏しないと、凹んでしまう。場合によっては、相手に当たってしまう。先のとおり、ボランティアだったら一発退場なこの態度も、恋愛だったら、正直、当然のもので、むしろ健全です。恋愛は、相手にご奉仕する慈善事業などでは全くなく、むしろ、相手から愛情という見返りを常に求めているもの。はじめから、本当になんの見返りもなく相手に尽くせるのだとしたら、それは、もう恋愛感情ではなく単なる親心です。たしかに、お母さんは息子から「ありがとう。ママもっと好き!」って言われることなんてハナから期待してません。もちろん、言われたら言われたで嬉しいのでしょうけど。私たち女子だって、おごることはなくとも、例えば好きな男子にご飯を作ってあげたとき、最初はただ単に「おいしいものを食べて元気になってほしい」という気持ちでも、いざ彼氏が寝っ転がりながら、「まあまあだねー」なんて言って食べたら、絶対に悲しいわけですが、これこそが、恋愛がボランティアとは違う証拠。**ここでは、「おごる」という切り口で考えてみましたが、ひいては、これは恋愛全般に言えることです。■恋愛は、必ず、最初のうちはギブアンドテイクで成り立ちます。「見返りを求める恋愛」なんていうと聞こえは悪いですが、「もっと好きになってもらいたい」という気持ちを否定できる人なんて、それこと本当の恋愛を知らないだけです。相手に何かをしてあげて、それを相手が喜んで受け取って、そして、お互いがハッピーになっていく。この繰り返しが恋愛の基本。そして、「最初のうちはギブアンドテイク」と言いました。この繰り返しを経て、そこからやがて、何かをしてあげるという行為ではなく、お互いの存在自体が相手にとってのギブであり、テイクになっていくのだと思いますし、そこまでいってはじめて、「無償の愛」を語る資格のあるステージなのだと思います。そして、逆にそのステージに行くまでは、相手のギブに対しては、しっかりとリアクションをして、こちらからの愛情をテイクさせてあげるべきでしょうし、それこそが、相手に何かをしてあげようという次へのモチベーションになります。たしかに、「おごられ方」に注文をつける男子は、間違いなく自分勝手です。でも、自分が別のシチュエーション(例えばさっきの手料理の例)で、反対の立場に置かれたときに、全く無感情でいられる自信がある人なんてそうそういないはず。彼氏や気になる男子から、「〜してあげたのに!」と逆ギレのようなダメ出しを受けたときには、「はいはい」と受け流しつつも、心の中で、相手が自分にしてくれた「ギブ」を、「もらって当たり前」と思ってしまっていた面がないかどうか、もう少しだけ、「ごちそうさまって言いながらスマホいじってたかもしれない・・・・・・。ごめん」とか「せっかく予約してくれて、ごちそうしてくれたのに、『このお店、あんまりおいしくなかったねー』とか平気で言って、ごめんね」とか、ちょっとだけでも反省要素が見つかるのなら、次からは気をつけてあげるだけでも、きっと無用なギスギス感なくスムーズなギブアンドテイクができるようになっていくんだと思います。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年11月17日ディーゼル(DIESEL)がCEO(“Chair” Executive Officer)を募集。2017年10月8日(日)まで志望者を募集している。CEO募集は、ディーゼルの創始者兼社長レンツォ・ロッソが、「ディーゼルのCEOが去って、心にぽっかり穴が空いているが、一番深刻なぽっかり空いた椅子をどうにかしたい」ということで始まった。CEOを選ぶのは大変な作業で、スキル、責任、そしてなによりも知識が必要だが、今回提供されるポジションはチェア・エグゼクティブ・オフィサー(Chair Executive Officer)。MBAの学位も財務のスキルも役に立たない。必要なのは座るのが得意なことだけだ。チェア・エグゼクティブ・オフィサーの志望者は応募期間中に、他の人と全く違う方法で座る確かな能力を示さなければならない。方法は、ブランドのFacebookのページにGIFまたはビデオをアップロードする。選ばれた応募者は、1週間チェア・エグゼクティブ・オフィサーを務め、ディーゼルのオフィスの中で最も重要な椅子に座ることになる。このユニークな募集に、我こそはと思う人は応募してみてはいかがだろうか。【詳細】ディーゼル CEO募集募集期間:2017年10月5日(木)〜10月8日(日)募集方法:ディーゼルFacebookページにGIFまたはビデオをアップロード
2017年10月09日上智大学で、2017年3月17日(金)に「 カンボジアデー 」が開催されます。「カンボジアデー」では、実際にカンボジアで活動している上智大学生が、現地で行なっている活動を紹介するほか、学生団体ごとの個別ブース形式で、質問・交流コーナーも設けられ、海外での活動やボランティアに興味がある学生にとっては貴重な時間になりそう。また併せて夏休みに催行される「アンコールワット修復応援ボランティアツアー」の案内も実施。参加費は無料です。 上智大学は、1979年にカンボジア難民救済募金を開始して以来、1980年代にアンコール遺跡国際調査団の派遣、1996年にカンボジアの文化復興と平和構築を目指した「アジア人材養成研究センター」を建設する等、カンボジアとのかかわりが深く、「アンコール・ワット遺跡」の保存・修復を、国際協力(Sophia Mission)の哲学に掲げ、人材養成を行っています。 上智大学カンボジアデー ●日時2017年3月17日(金)開場9:00、開始9:30~12:00●場所上智大学2号館17階 国際会議場 (四谷キャンパス)●対象者・カンボジアに興味・関心のある、高校生及びご父兄・上智大学学生、教職員・一般のどなたでも●内容<第一部>・上智大学生達がカンボジアで行なっている活動を紹介。・夏休みに行われる、カンボジアでのアンコールワット遺跡修復応援ツアーの案内。 主催:(株) 地球の歩き方T&E<第二部>・カンボジアで活躍している学生団体ごとの個別ブース形式で、質問・交流コーナーを開催。
2017年03月10日みなさんは、ボランティアにどんなイメージを持っているだろうか?「真面目そうでちょっと近寄りがたい…」「時間があればやるのもいいかも…」そんな風に感じている人がいるのではないだろうか?ファッションの町ニューヨークでは、そんな人のためにある若者たちが立ち上がった。 積極的に地域のボランティアに参加していたNYネイティブのDeevee Kashi(上記写真一番左)はある日、食べ物もタクシーも、そして泊まる場所さえ今時はアプリで簡単に見つかるのに、ボランティアのためのアプリは存在していないことに気がついた。(参照元:DEED)社会貢献であるボランティアだからこそ、他のどんなサービスよりも多くの人が簡単に参加できるシステムが必要だと、友人のAnthony Yoonの力を借り試行錯誤の上、2015年に二人でボランティア専用アプリDEEDを立ち上げた。このアプリは近くで“今すぐできるボランティア”とユーザーをつなげる。フェイスブックのイベントの「参加予定」のように、他の参加者が見えるようになっているため、社会貢献に熱意を持った若者同士が集まるコミュニティとしての役割も果たしているのだ。いわば、「社会貢献版の出会い系」。DEEDのボランティアの参加をきっかけに交際を始めたカップルもいるそうだ。 まさに、この「コミュニティの役割」がDEEDの注目すべきところ。助けが必要な人だけでなく、“助ける側”も救っている。デジタルネイティブである現代の若者は、現実世界での人との関わりが難しくなっていると言われている。(参照元:Global Journal of Health Science)ボランティアはそんな若者に「出会い」と「人生への充実感」を与えているのだ。実際に、ボランティア活動は参加者に良い影響を与えることが判明している。UNITEDHEALTH GROUPの調査によると、ボランティアに参加した人の78%がボランティア後にストレスが減ったと報告し、96%がボランティア前よりも生きがいを感じると述べたそうだ。(参照元:UNITEDHEALTH GROUP)DEEDは、従来のボランティアの真面目で近寄りがたいイメージを払拭し、若者ならではのスタイリッシュなデザインやプロモーションで着実に名を広げ去年、権威あるファッション誌VOGUEに「2016年1番のアプリだ」と言わしめた。2016年10月以来は60以上の非営利団体と契約を決め、これからは若者によるスタートアップ企業などを中心に拡大を続けていく予定だそうだ。Click to view slideshow.人気モデルのDani Seitzや『ハングオーバー!』シリーズなどに出演している人気女優のJamie Chungも利用するこのアプリ。社会貢献を「カッコイイ」に変え、若者のコミュニティを生み出すクリエイティブさは感度が高いニューヨークらしい。現在はまだ米国内に止まっているが、すでにオランダやオーストラリアからリクエストが届いているので世界進出もそう先ではないだろう。今後日本の上陸も考えられるこのクールな社会派アプリは日本の若者にもぜひ注目してもらいたい。All photos by DEEDText by Noemi MinamiーBe inspired! この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!NY発。ゴミ箱“直前”の食品が買えるアプリ「PareUp」登場! 毎年、世界の3分の1の食品が廃棄されているのをご存知だろうか?アメリカだけでも年間「3000万トン(700億パウンド)」の食べ物が『未使用』、『未開封』、『未食』の...
2017年02月23日サイズアウトした子ども服や、まだ着られるのに衣替えで不要になった衣類はありませんか? あなたのひと手間を加えるだけで、「学びの機会」や「衣食住」が十分でない子どもたちや、発展途上国の子どもたちの医療や教育、紛争や災害で困っている人のためなどに役立てることができます。捨てるにはもったいない衣類やかばん、靴、子ども服やぬいぐるみなどを全国から集めて、貧困の状況にある子どもたちや、発展途上国の人たちを支援する方法をまとめました。■こども服みらいファンドサイズアウトした子ども服を送ると、査定された金額がキャリーオンを通じて「子供の未来応援基金」に寄付されます。貧困の状況にある子どもが貧困の連鎖から抜け出す、子どもの未来を応援するための活動をしているNPOの支援などに使われます。【受付品目】次に着る方が気持ちよく着られる状態の子ども服【回収方法】発送キット(無料)を取寄せて着払いで送付 ■国際協力NGOジョイセフ×キャリーオンサイズアウトした子ども服を送ると、査定された金額がキャリーオンを通じてジョイセフに寄付されます。ジョイセフの開発途上国のプロジェクトを通じて、妊産婦死亡や乳幼児死亡を減らすための活動に使用されます。【受付品目】次に着る方が気持ちよく着られる状態の子ども服【回収方法】発送キット(無料)を取寄せて着払いで送付 ■ブリッジ エーシア ジャパン フルクル −古着リサイクルプログラム−回収した古着を古着業者に販売。その収益はミャンマーの学校建設や井戸掘り、ベトナムの環境保全、収入向上支援などの活動資金にあてられます。【受付品目】衣類、バッグ、靴、毛布、ベルト、マフラー、ぬいぐるみなど【回収方法】元払いで送付 ■WE21ジャパン回収した衣類や雑貨を東京、神奈川にある「WEショップ」で販売。その収益からアジア地域の災害復興やコーヒーの森を再生など、民際協力(市民と市民との協力)を行っています。【受付品目】状態の良い衣類や靴、バッグ、和服、服飾雑貨、台所用品、日用雑貨、文具、インテリア小物、おもちゃなど【回収方法】最寄りのWEショップに直接持ち込み、または元払いで送付 ■日本救援衣料センター 回収した衣料品は、貧困や自然災害、紛争からの避難で衣類を必要とする世界各地の人たちへ寄付しています。【受付品目】大人の衣類、子ども服は身長80cm以上の上下別れた物、新品の下着やタオル、企業制服(ブラウス、カーディガン)、新品作業着など【回収方法】元払いで送付 ■グッドネーバーズ・ジャパン −リサイフク−アジア・アフリカの8ヶ国を対象に支援活動を行う団体。回収した衣類は協同事業の株式会社ベクトルが買い取り、その収益が世界の子どもたちの給食、医療、教育などの支援活動にあてられます。【受付品目】衣類や靴、かばん、ベルト、帽子、着物、アクセサリー、新品未開封の靴下やタイツなど。【回収方法】着払い(佐川急便のみ)で送付(元払いも可) ■古着deワクチン 赤すぐnet回収品を発展途上国に安価で輸出販売することで、現地ではビジネスが生まれて新しい雇用促進にも役立っています。さらに「古着deワクチン」を注文するだけで、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」を通じて開発途上国の子どもたちにポリオワクチンが届けられます。1口につき5人の命を救うことができるそう。特典として、赤すぐnetで利用できる1,000円分のクーポンがもらえます。【受付品目】衣類全般、バッグ、靴、スタイ、帽子、ベルト、ネクタイ、サングラス、ヘアアクセサリーなど【回収方法】赤すぐnetで「古着deワクチン」を購入し専用着払い伝票で送付 ■JFSA回収品は、国内のJFSA古着ショップ(千葉店・柏店)とパキスタンで販売。その収益は、パキスタンのカラチ市内のスラム地域にある学校の運営費に使われています。【受付品目】男性用の半袖、毛布、ハンカチ、タオル類、バッグ、新品の靴下や下着(ブラジャー、ガードル、ボディスーツは中古も可)など【回収方法】元払いで送付 思い出のつまった子ども服や、使わなくなったバッグなど、捨てたくはないけれど家にしまっておくスペースもない。そんなアイテムたちが世界中の誰かの役に立つチャンスです。ぜひ活動に参加してみましょう!
2016年09月19日こんにちは、ライターの佐原チハルです。一昔前は“特別なもの”扱いされていた印象もある「ボランティア」。今では、随分と身近なものになってきています。メリット・デメリットともありますが、行政の行っている数々の政策でも、はじめから「ボランティアの協力」が労働力として見込まれているようなケースも少なくありません。「ボランティア」の力は今、当たり前のように求められているのです。その一方で、『モンスターボランティア 』の存在や問題点について話題になることも増えてきました。●『モンスターボランティア』ってなに?「ボランティア」は、一般的には“有志で・自発的に、社会的・支援的・奉仕的な活動に参加すること”という意味で使われています。多くの場合は“無償であること”も一緒にイメージされていますね。ボランティア活動は、基本的には“いいこと”とされています。しかし、最近では“迷惑になるボランティアの人たち ”の存在も知られるようになってきました。『モンスターボランティア』と呼ばれているのは、そうした人たちです。●『モンスターボランティア』、具体的にはどういう人たちなの?“震災時のモンスターボランティア”として有名なものだと、・無料の宿泊所や食事などを要求する、被災者のための物資を消費してしまう・危険地域に足を踏み入れたり、危険な作業を勝手に行ったりして、“助けられる側 ”になってしまう・専門的な支援者の邪魔をしてしまう・活動内容が自己満足的で、実際のニーズが置き去りにされてしまう……などが挙げられることが多いです。「苦労してがんばることに意味がある、つらいときこそ笑顔でいるべき、などの価値観を押し付けてくる」「感謝されることを期待し、被災者にそれを要求してくる」「“同情すべきかわいそうな人たち”扱いして、“支援者である優しい自分”演出のために消費されてしまう」など、目に見えにくい害 を及ぼしてくる人たちもいるそうです。●モンスターボランティアにならないために守るべきポイント4つ『社会福祉法人全国社会福祉協議会』のホームページでは、災害時のボランティア活動についての基本的な注意事項が紹介されています。紹介されている項目は10ほどあり、すべて遵守する必要のあるものとなっていますが、概要をまとめるなら・自発的な意思と責任を基本とし、行くか行かないかも含め、情報収集から責任を持って行う・現地のボランティアセンターに事前確認を行った上、活動の際もボランティアセンターの指示に従う・自分の健康・安全は自分で守るよう心がけ、自分の生活必要品は自分で用意し、持って行く・被災者の感情・プライバシーを守るの4点が重要と言えそうです。これらは震災時ボランティアについて書かれたものですが、重要基礎と呼べるポイントばかりです。あらゆるボランティア活動における必須の条件 として覚えておいていいでしょう----------ボランティアを行うことは、当然、悪いことではありません。「まずは挑戦してみる」というのもまたいいでしょう。しかし、支援される側にとっては、モンスターボランティアがいても抗議しにくかったり、迷惑行動を拒むのが難しかったりすることがあります。予期せず、悪意もなく相手を踏みにじってしまう事態は起こりえますし、迷惑をかけてしまうようでは本末転倒。十分に注意して臨みたいですね。【参考リンク】・災害時のボランティア活動について | 全国社会福祉協議会()●ライター/佐原チハル(フリーライター)
2016年05月13日不動産・相続コンサルティングのプロサーチは4日、「相続」をテーマにした川柳の募集を開始した。募集期間は2016年3月31日まで。○相続にかかわる川柳を大募集同社は、「相続」を身近に感じてもらえるような企画やイベントを実行し、「相続」を誰もが自分事として考え、早い段階で相続対策に家族全員で取り組めるための「きっかけ」を世の中に提供していきたいと考えているという。そこで今回、「相続」を考える「きっかけ」作りのための第1弾の企画として、「相続」をテーマにした『相続川柳』を募集することを決定したとしている。同社は「相続と聞くと、まだまだ先の話と捉えて身近に感じてもらえない方が多い中で、川柳を使って楽しく相続や老後について考えていただく『きっかけ』を創造したい」と話している。「相続問題でよくありがちなシーン」「相続にまつわるちょっと笑えるエピソード」「財産に対する親の本音や子の本音」「実際にあった相続トラブル」など、「相続」にかかわる川柳を募集。応募は1人3点までで、未発表のもの限る。なお、応募作品の著作権・出版権は全て主催者(プロサーチ)に帰属する。入賞賞品は、最優秀賞がJTB旅行券5万円分(1人)、優秀賞が全国共通お食事券2万円分(5人)、佳作がビール共通券350ml缶×10缶分(10人)。応募は『相続川柳』募集サイトまで。
2016年01月04日東京都武蔵野市を中心に、市と協働で活動する地域猫の会「むさしの地域猫の会」では、現在、保護猫を自宅で預かる「一時預かりボランティア」を募集している。○むさしの地域猫の会とはむさしの地域猫の会は2006年9月に発足。ボランティアと武蔵野市環境政策課との協働で、猫によるトラブルをなくし、人と猫が快適に共存できる街づくりを目標にしている。具体的な活動としては、飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用の助成、飼い主のいない猫のTNR(一時保護・不妊去勢手術・リターン)活動、里親募集、飼い猫の適正飼育の普及など。○一時預かりボランティア同会が募集している「一時預かりボランティア」は、保護した猫たちに新しい家族が見つかるまで、自宅で預かるボランティア活動。同会には、猫シェルターのような保護施設はないため、保護した猫たちは会員が自宅で預かっている。預かりボランティアが増えることで保護できる猫も多くなり、たくさんの猫を新しい里親のもとに送り出すことができるとのことだ。詳細は、「むさしの地域猫の会」公式サイトで案内している。
2014年02月20日シャープは20日、「希望退職の募集」の結果及び特別損失の計上に関して発表した。希望退職募集の対象会社は、同社及び主要国内連結子会社で、募集人数は2000人程度。募集期間は2012年11月1日~11月14日で、退職日は2012年12月15日。募集の結果は、希望退職者数は2960人。応募者数が募集人数を超えたため、2012年11月9日に募集を締め切った。希望退職の募集に伴い発生する費用は、同社及び主要国内連結子会社合計で約253億円で、2013年3月期第3四半期決算において特別損失として計上する予定。なお、この費用は2012年11月1日に公表した2013年3月期通期連結業績予想に織り込み済みとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日東京マラソン財団は、2013年2月24日に開催する「東京マラソン2013」のボランティア1万人を募集している。先着順に受け付け、定員に達し次第、募集を終了する。このほど募集するボランティアの主な活動は、2月21日~23日の東京マラソンEXPO2013でのランナー受付。また、大会当日(2月24日)のコース(沿道)整理、給水・給食、荷物預かり・返却、完走メダル配布などが予定されている。これまでのボランティア参加者からは「ランナーからの感謝の声が励みになった」、ランナーからは「ボランティアの方々の温かい応援や笑顔に助けられた」などの声が寄せられている。ボランティア受付は、公式サイトでは11月22日の10時30分より開始。先着順で受付する。募集定員は1万人。そのほか、郵送でも受け付ける。詳細は東京マラソン2013公式サイトで案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日一般社団法人ワカツクは、日本財団および日本財団学生ボランティアセンター東北支部とともに、ボランティアバスツアー「鎮守の森復活プロジェクト」を開催する。このバスツアーは、東日本大震災からの復興に関わる学生やリーダーたちの体験談を聞き、参加学生や地域住民と交流し、植樹ボランティアを体験できるツアー。失われた鎮守の森を再生し、住民の心のふるさとと、地域のコミュニティーの復活を目指す。鎮守の森は、災害の際は人々の避難地として、都市部では防災森として大きな力を発揮する。今回のツアーでは、宮城県亘理郡山元町八重垣神社周辺でボランティア体験を行う。開催概要は以下の通り。■「鎮守の森復活プロジェクト」開催概要 開催日時:6月24日9:30~17:00(雨天決行)9:00受付開始 集合場所:東北大学川内北キャンパスマルチメディア教育研究棟206 活動場所:宮城県亘理郡山元町八重垣神社 活動内容: ・被災地で活動する社会起業家および学生ボランティアリーダーの講演 ・山元町にある八重垣神社の鎮守の杜復活のためのセレモニー参加 ・植樹体験によるボランティア活動 主たる対象・定員:宮城県内や東北の大学生200名 参加費:無料 持ち物:昼食、雨具(レインコート)、汚れてもいい服装(長袖、長ズボン着用) 参加方法:必要事項を記入の上、メールにて申し込み。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月20日生活者の意識・実態に関する調査機関・トレンド総研は、海外ボランティアの経験がどのような影響を与えるのかを調べるため、1ヶ月以上の海外ボランティアを経験した男女310名に、「海外ボランティアに関する実態調査」を実施した。「海外ボランティアを経験した期間はどれくらいか?」との設問に対しては、「1ヶ月以上~3ヶ月未満」との回答が42.3%と一番多く、次いで「1年以上~」が21.9%と続く。「海外ボランティアに参加した理由」については、「視野を広げたかった」が最も多く、61.9%。「自分が人として成長したかった」(61.3%)、「困っている人の役に立ちたかった」(45.2%)と続き、海外ボランティアを通じて「自分を高めたい」というのが参加の動機として強いようだ。「海外ボランティアを経験した事で身に付いたと感じる能力」について聞いたところ、「コミュニケーション能力」(75.5%)、「異文化適応能力」(74.5%)、「語学能力」(53.2%)、「忍耐力」(42.6%)などが挙がった。海外ボランティアを経験する事で、現地の語学力だけでなく、文化や習慣の違う他国の人と関係を築く能力や、組織の中で仕事を進めていくのに必要な能力が身に付けられるといえる。また、72.3%が「海外ボランティアの経験は就職活動や転職活動で役に立った」という意見だった。「海外ボランティアの経験は人間的な成長につながったか?」との問いに対しては、94.8%の人が「そう思う」と回答し、「他人とのコミュニケーションの中で、意見の相違と人格の相違を混同しなくなったため、議論から口論になることがなくなった」(39歳・男性)、「自分自身がいろいろな人の助けを得ていると感じることができた」(44歳・女性)などの声が寄せられた。今回の調査の結果から、海外ボランティアの経験が、その人の人生に大きく影響を与えているといえそうだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月22日自分にできるところから支援を!未曾有の被害規模となった東日本大震災。被災地でのボランティアや芸能人のチャリティーイベントなどの様子も、メディアで取り上げられました。被災地への支援は募金やチャリティーグッズの購入など、現地に行かなくてもできますよね。そこでどのような支援を行ったのか、20代女性593名にお聞きしました。>>男性編も見るQ.東日本大震災後行ったボランティアや心掛けを教えてください(複数回答)1位募金68.3%2位節電56.5%3位特にしたことはない10.6%4位被災地の名産物などを積極的に購入した9.3%5位チャリティーグッズなどを購入した8.4%■募金……・「募金というか、ネット上でたまっていたポイントを寄付した」(26歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)・「震災直後、コンビニや道端での募金活動を見かけたときは、少しでも必ずお金をいれるようにしていた」(24歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「会社で募金箱が置かれていたので、みんなで募金した。募金なら簡単にすぐ協力できる」(24歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「日本赤十字社に義援金を送った。会社の仙台支店への募金をした」(27歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「新聞で義援金を受け付けていたから。新聞社に家族で集めた義援金を持っていった」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■節電……・「被災地に行って何かすることができないので、自宅でもできる節電を心がけました。エアコンの温度を上げるなど」(24歳/医療・福祉/専門職)・「去年の実績から-40%の電気削減に成功」(26歳/機械・精密機器/営業職)・「節電は東京に住む人たちが一番しなければいけないことだと思った。また、東京の電機が福島で作られていることを初めて知り、脱原発のために協力できればと思った」(28歳/不動産/秘書・アシスタント職)■特にしたことはない……・「何かしなければと思いながら、何もできていません」(26歳/金融・証券/専門職)・「節電はもともと行っているので、とにかく私たちが普通の生活をし、経済活動を行うことが復興につながると思ったので」(24歳/通信/秘書・アシスタント職)・「特には何もしていません。ただ、震災がおきたからといって自重ムードには流されないようにしました。こんな時こそ、皆がお金を使って経済が停滞しないようにすることが復興への一番の寄与だと思っていました」(26歳/生保・損保/営業職)■被災地の名産物などを積極的に購入した……・「会社の納涼祭で、社員に配る景品をすべて東北関連のものにしました。東北のお酒など、社員にも喜ばれました」(25歳/電機/事務系専門職)・「手軽にできる。近くのスーパーでその県の野菜などを買う」(25歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「実際に東北三県に旅行に行って、現地で名産物やおみやげをたくさん買いました」(28歳/商社・卸/事務系専門職)■チャリティーグッズなどを購入した……・「会社で開催されたチャリティーバザーに参加した」(27歳/建設・土木/秘書・アシスタント)・「最近では義援金切手を買いました」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「好きなバンドがチャリティーグッズを作り、収益金のすべてを募金に充てることになったので購入した」(25歳/金融・証券/販売職・サービス系)総評1位「募金」は7割近く、2位「節電」は6割近くを占めました。二つをともに挙げる人も少なくありません。3位「特にしたことはない」が約1割ですから、圧倒的な差が分かります。「募金」については、コンビニや街頭の募金箱だけでなく、「ネット上で募金した」という声が多く聞かれます。また、「まとまった金額を送りたかったので、社員旅行の積立金を寄付しました。会社も、そうするよう奨励していました」、「できるだけ手数料や経費が差し引かれない団体を選びました」など、少しでも多くのお金を役立てられるよう工夫している人も目立ちます。「節電」についても、「夏、エアコンの設定温度を高めにした」、「電化製品のコンセントをこまめに抜く」など、さまざまな工夫が見られました。中には、「テレビをほとんど見なかった」という人も。「まずは自分にできるところから、被災地支援に協力したい」。今回のアンケートからは、そうした思いが伝わってくるのではないでしょうか。(文・ペンダコ)調査時期:2011年9月9日~9月26日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性593名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】東日本大震災の後、町から消えて困ったもの【ランキング女性編】節電に効果がありそうなアイテム【コラム】あなたの学校の"一風変わった委員会"教えてください完全版(画像などあり)を見る
2011年11月03日近畿日本ツーリストで「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の協力を受け、東日本大震災で大きな被害を受けた被災地でのボランティア活動を行うボランティアツアー、「ふんばろう! ボランティアとスペシャリスト派遣で被災地を元気にする!!」の第1弾ツアーの募集を開始した。このツアーでは、主に南三陸でのボランティア活動(泥かき、家屋内清掃等の軽作業を予定)をするが、被災者の方々にマッサージができる人、クラフト(手工芸)系の先生になれる人も募集している。また、8月20日(土)に開催される 「ありがとう!東松島元気フェスタ」 のお手伝いも含まれる。宿泊は南三陸のホテル観洋ホテルで1泊。ホテルでしっかりと休んで、ボランティア活動も万全な体調で臨むことができる。ツアー詳細はこちら⇒ 「ふんばろう! ボランティアとスペシャリスト派遣で被災地を元気にする!!」 プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年07月30日