子どもが生まれると、食費や学費などさまざまなお金がかかるようになってきます。節約のため、お得なポイントやサービスを探して利用している方も多いのではないでしょうか。そんなママに朗報です! いまマイナンバーカードを申請するとお得なマイナポイントの付与対象になることをご存知ですか?しかも、マイナンバーカードを取得するとそれだけで暮らしが便利になるんです。えっ、まだマイナンバーカード持ってないの?便利になるとは聞いているけど、なんだかよくわからないから後回しにしちゃってて…。今さら、誰にも聞けないんだよね…。それはもったいない! 今、マイナンバーカードを取得するととってもお得なんだよ〜!マイナンバーカードを新規取得して、対象となるキャッシュレス決済サービスでチャージかお買い物をすると、最大5,000円分のポイントをもらえるというマイナポイント第1弾が行われていました。その第2弾として、6月30日から第1弾と合計で最大20,000円分のポイントがもらえる施策が本格スタート!私は第1弾で5,000円分をゲットしたの。でも今回の第2弾でも追加で15,000円分のポイントをもらえるチャンスがあるんだよ!※マイナンバーカードとは、氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバーと本人の顔写真等が記載されているプラスチック製のICチップ付きカードのことです【目次】・ マイナポイントってなに? ・ 今度は最大20,000円分!マイナポイント第2弾って? ・ マイナンバーカードの取得、マイナポイントの申込方法って? ・ マイナンバーカードのメリットは? ・ 4人家族なら最大80,000円分ゲットのチャンス! そもそもマイナポイントってなに?マイナポイントは、マイナンバーカードを取得して、ポイントの申込みをすると、キャッシュレス決済サービスを通じてポイントがもらえるしくみのことです。キャッシュレス決済サービスはQRコード決済や電子マネー(交通系のICカードなど)、クレジットカードのこと。普段使っているサービスから選択することができます。 対象となる決済サービスを検索 今度は最大20,000円分! マイナポイント第2弾※カードを既に取得した方のうち、マイナポイント第1弾の未申込者を含むマイナポイント第1弾の施策はそのままに、6月30日から大幅にパワーアップした第2弾の施策が本格スタートしました。マイナポイント第2弾では第1弾と同様にマイナンバーカードの発行によって最大5,000円分、さらに7,500円分×2で合わせて最大20,000円分のポイントがもらえます。前回のマイナポイント第1弾で申込んだ方も第2弾の対象です。申込み期限などもチェックしてみましょう。\第2弾/【1】最大5,000円分のポイントがもらえる!(第1弾と同様)マイナンバーカードを取得された方のうち、マイナポイント第1弾に申込んでいない方(マイナンバーカードをこれから取得される方も含む)※20,000円分のチャージかお買い物をした場合、キャッシュレス決済サービスを通じて5,000円分のポイントが付与されます【2】健康保険証としての利用申込みで7,500円分のポイントがもらえる!マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込みを行った方(既に利用申込みを行った方も含む)【3】公金受取口座の登録で7,500円分のポイントがもらえる!公金受取口座の登録を行った方(既に登録を行った方も含む)・マイナンバーカードの申請期限:2022年12月末まで・マイナポイントの申込み期限:2023年2月末まで【1】〜【3】の申込み手続きと登録を行った場合、ぜんぶで最大20,000円分のポイントとなり、とってもお得です。施策の【2】と【3】は、お買い物またはチャージ不要です。マイナポイントの申込みと併せて行いましょう。ぜんぶ合わせて最大20,000円になるなんてお得だね! でも、どうやって申込んだらいいんだろう?まずはマイナンバーカードを取得してね! マイナンバーカードを取得する>> マイナンバーカードの取得・マイナポイントの申込み方法マイナポイントを受け取るためにはマイナンバーカードが必要です。最大20,000円分のポイントをもらうためには他にも手順が必要となりますので、チェックしてみてくださいね。STEP1:マイナンバーカードを取得■「個人番号カード交付申請書」を持っている人スマートフォン、パソコン、まちなかの証明用写真機、郵便で申請をすることができます。まだカードをつくっていない方のご自宅に、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)より、QRコード付き交付申請書を順次お届けします。お届けは7月から9月頃を予定しています。QRコードをスマホで読み込む、または必要事項を記載の上、同封している返信用封筒で返送することで、簡単にカードの申請ができます。※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。※地方公共団体情報システム機構(J-LIS)は、全国の都道府県・市区町村が共同して運営する組織です。■自分のマイナンバーが分かる人交付申請書と封筒をダウンロードして郵便で申請できます。申請後、お住まいの市区町村から「交付通知書」が届きます。交付通知書に記載の必要書類を持参して、市区町村の交付窓口にマイナンバーカードを受け取りに行きましょう。 詳しくはこちら STEP2:マイナポイントの申込みをしよう専用の「マイナポイント」アプリ・ソフトをダウンロードし、所定の登録を行っていくだけ。マイナポイント事業に登録された決済事業者の中からお好きなキャッシュレス決済サービスを1つ選択してください。20,000円分の買い物もしくはチャージで最大5,000円分のポイントが付与されます。 詳しくはこちら <つまずきポイントは こちら をチェック!>STEP3:健康保険証としての利用申込みをしよう「マイナポイント」アプリから、ポイントの申込みの際に一緒に申し込むことができるようになりました。案内に沿って登録を進めていきましょう。 詳しくはこちら STEP4:公金受取口座の登録をしよう「マイナポータル」アプリもしくはブラウザから、マイナポータルを開いて、注目の情報から「公金受取口座の登録・変更」の項目、またはメニューから「口座情報の登録・変更」をタップ。あとは案内に沿って登録をするだけです。※対応するスマートフォンやパソコンをお持ちでないなど、ご自宅での手続が難しい方は、お近くの市区町村や郵便局、コンビニなどに設置された「 マイナポイント手続スポット 」も利用できますマイナンバーカードを申請して届いたら、あとは順番に申込みをしていくだけだね。なんだか、申込みについて難しく考え過ぎていたかも!そもそもマイナンバーカードを取得するだけでも便利なのに、最大20,000円分もポイントがもらえるなんて見逃せないよね!そういえば、マイナンバーカードを取得すると他にはどんなメリットがあるの?マイナンバーカードのメリットは?<マイナンバーカード取得のメリット>・本人確認書類として使える・住民票の写しなどの各種証明書をコンビニで取得できる・子育てや介護などに関する手続きがオンラインで簡単にできる例えば、児童手当の手続き、保育所の入所申請、妊娠の届出、児童扶養手当などの現況届がオンラインでできるなど、子育て世帯にとって嬉しいことばかり。4人家族なら最大80,000円分のポイントをゲット!今回の第2弾のマイナポイント施策では、1人あたり最大20,000円分のポイントがもらえることに。家族分も合わせて申し込めば…?うちは4人家族だから、全員分を合わせると最大80,000円分のポイントになるんだ! みんなでレジャーに行くのも良いよね!うちは憧れのロボット掃除機を買ったよ!※選択できるキャッシュレス決済サービスは1人につき1つ。1つのサービスに複数人でポイントを合算することはできません※15歳未満の未成年者の方の申込みについては、法定代理人が行うことができます自分へのご褒美にエステに行くのも良いですし、家族みんなでちょっと贅沢な食事を楽しんでも。ゲットしたポイントの使い道に想像が膨らみます。マイナポイント第2弾は12月末までにマイナンバーカードを申請した人が対象となります。受け取り窓口の混雑なども予想されるので、余裕を持った申請がオススメ!マイナンバーカードの申請も、マイナポイントの申込みも自宅でできるので、忙しい子育て世帯の方も利用してみてください。 マイナポイントを申込みする>> ※マイナポイント第2弾の対象となるマイナンバーカードの申請期限は、「令和4年9月末」から「令和4年12月末」に延長となりましたイラスト:まつざきしおりPR:総務省
2022年07月29日年9月より、いよいよマイナポイント事業が本格始動しました。「よくわからないけど、マイナポイントはお得」という情報だけが先行し、実際にはまだ利用していないという声も多く聞きます。本記事では、マイナポイントの申し込みから使い方までをまとめます。ぜひこれからの参考になさってください。マイナポイント事業とはマイナポイント事業とは、政府(管轄は総務省)が主導して進めている事業です。2020年7月からマイナポイントの事前予約がスタートし、9月よりマイナポイント登録やポイント還元など実際の運用が始まりました。事業は2021年3月31日までの期間限定ですが、マイナンバーカード自体をこれから申請・発行する場合でも十分間に合います。最大5000ポイント還元マイナポイント事業の最大の魅力は「最大5000ポイント還元」という点ではないでしょうか。自身の選んだキャッシュレス決済サービスをマイナポイントに紐づけし、利用またはチャージ金額の25%(最大5000ポイント)までがポイントとして還元されます。25%でポイント還元の上限が5000ポイントということは、逆算すると「利用またはチャージは2万円が上限」ということになります。なお、1ポイント1円相当として利用できますので、最大5000円は得をするという計算になります。独自の上乗せキャンペーンも基本となる「最大5000ポイント還元」に関しては、政府主導で予算の中で運用しています、したがって、マイナポイント対象の決済サービスであれば、どれを選んでも必ずポイント還元の対象となります。さらに、決済サービス事業者独自でポイント上乗せキャンペーンなどを展開しており、最大37.5%のポイント付与率にのぼる事業者もあります。また、独自の上乗せポイントのデメリットとして、利用の有効期限が設けられている場合もあります。必ず事前に把握しておき、使い忘れのないようにしましょう。マイナポイントに紐づけするサービス事業者は、一度設定すると後で変更ができません。よく比較検討して決めましょう。どの決済が対象?マイナポイントで選べる決済サービスは、キャッシュレス決済のほとんどが対象です。主なものとして、クレジットカード、電子マネー、チャージ式プリペイドカード、QRコード決済、交通系ICなどです。総務省が公開しているマイナポイント事業のホームページ内に「対象となる決済サービス検索」のページがあります。検索した当日段階で対象となっている最新情報にてリサーチすることができます。こちらから事前に調べておくことをお勧めします。まずはマイナンバーカードの発行が必要マイナポイント事業を始めるにあたり、大前提としてマイナンバーカードの発行が必要です。通常、申請から交付まで1か月前後の期間がかかるとされていますが、現在申し込みが殺到している状況で、自治体によっては2か月前後かかる場合もあります。マイナンバーって何?2015年10月以降、住民票のあるすべての国民に「マイナンバー通知カード(紙製)」が郵送で届いています。その後に出生した子どもは、出生届を提出した段階で自動的にマイナンバーが付与されています。このことから、すべての国民は、ひとりにひとつのマイナンバーを保有しているということです。マイナンバー通知カードの郵送は、2020年5月25日をもって終了しました。代わりに、個人番号通知書が送付されます。個人番号通知書の送付対象は、2020年5月25日以降に出生などの理由で新たにマイナンバー(個人番号)が付与される場合が対象となります。通知カードからマイナンバーカードへこの通知カードだけでは、マイナポイント事業の申し込みはできません。通知カードを以って写真付きのマイナンバーカードを作成する必要があります。以下、申請から発行までの手順を紹介しますので、これから発行する場合の参考になさってください。通知書に同封される交付申請書を用いてマイナンバーカードの申請を行います申請後おおむね1か月後に、自治体から郵送で「個人番号カード交付通知書」が届きます交付通知書を持参し自治体窓口に受け取りに行きますマイナンバーカードの申請は、オンライン(パソコン・スマートフォン)から行うことも可能です。事前に顔写真の用意が必要なので注意しましょう。申請・交付に関する注意点マイナンバーカードは、赤ちゃんからお年寄りまで国民すべてが発行の対象です。本人の申請が難しい場合は、法定代理人(子どもの場合は親)が代理で申請することも可能です。代理申請に関しては、自治体窓口にあらかじめ相談しておくと安心です。また、特に平日お勤めの方は、交付通知書を持参して自治体窓口に受け取りに行くことが時間的に難しい場合も多いでしょう。お仕事の都合で、自治体窓口の開所時間に間に合わないということも考えられます。こういった点から、自治体によっては時間外で交付対応をしている場合もあります。お住まいの地域の窓口がどうなっているか調べておきましょう。マイナポイントはアプリなどから簡単に申請可能ここまで、マイナンバーカードについてまとめました。マイナポイントを上手に活用するための最大の難関は、ここまでまとめた「マイナンバーカードの申請・発行」であるとも言えます。これ以降は、難しいことや、時間がかかることはほとんどありません。カードさえ手元に届けば、あとは楽しんで進めていきましょう。[adsense_middle]パソコンやアプリから簡単申し込みマイナポイントの予約・申請には、基本的にオンライン(パソコンやスマートフォンアプリ)が推奨されています。このほか「マイナポイント手続きスポット」と呼ばれる全国約9万か所の支援端末を利用して申請することも可能です。手続きスポットは、主に全国の市町村窓口や郵便局などがあります。マイナポイントホームページ内で検索することができますのでご活用ください。3ステップで完了マイナポイントのポイント還元を受けるまでに、事前準備から申し込みはわずか3ステップで完了します。マイナンバーカードの取得マイナンバーカードを使ってマイナポイントの予約・申し込みを行う最高2万円のチャージまたは買い物で上限5000ポイントの還元を受けることができる5000ポイントが還元される条件については、各決済サービスによって違います。チャージだけが対象、買い物だけが対象、どちらでもよいという場合もあります。決済サービスを決める前に必ず確認しておきましょう。お得に活用する方法ここまで、マイナポイント全体の流れについてまとめました。マイナポイントをよりお得に利用するために、いくつかポイントがあります。ぜひ参考になさってください。登録する決済サービスの選び方基本となるマイナポイント事業自体の最大5000ポイント還元に加え、独自の上乗せキャンペーンなども利用し、私たちの日々の暮らしで上手に活用しましょう。そのためには、登録する決済サービスをどう選ぶかは大事なポイントです。選び方のポイントとなる項目をいくつか紹介しますので、自身はどれがよいか検討の材料としてお使いください。普段よく利用している決済を選ぶ(還元ポイントも使いやすいため利便性が高い)使えるお店が多い決済を選ぶ(どこでも使えるため購入対象が広がる)即時ポイント還元される決済を選ぶ(還元率は低くてもすぐポイントが貰える)上乗せポイントが大きい決済を選ぶ(とにかくお得)申込期限が長い決済を選ぶ(これからマイナンバーカードを申請する場合は特に安心)もらったポイントの使い方還元ポイントは、選んだキャッシュレス決済の使えるお店で1ポイント1円として利用できます。例えばPayPayでは、2万円チャージで即時5000ポイントが還元されます。2万円チャージしたらすぐにポイント還元分が反映され残高が25,000円となり、PayPayの使えるお店で25,000円分の買い物ができるということになります。家族全員でポイント還元を受けようご家族分まるごとポイント還元を受ければ、家計は大助かりです。一人当たり5000ポイント(5000円相当)ですので、5人家族であれば純粋に25,000円分はお得であるということです。マイナンバーカード発行に関する項目でも触れましたが、赤ちゃんでもマイナンバーカードは発行可能です。まずはマイナンバーカードの発行を行い、ぜひこの際に家族全員でお得にポイント還元を目指してみませんか。子どものポイント還元における注意点子ども(15歳未満)のマイナポイントに関しては、親が代理で申請することになります。紐付けするキャッシュレス決済サービスは基本的には本人名義のものにする必要がありますが、子ども(15歳未満)に関しては未成年ということもあり、例外的に親名義の決済サービスと紐付けすることができます。ただし、親が選んだ決済サービスと同一サービスにまとめてポイント還元を受けることはできません。したがって、子どものマイナポイントを親名義のサービスに紐付けする場合は、親が選んでいないサービスを子どものポイント還元として紐付けることになります。20歳未満の場合、マイナンバーカードの有効期限は5年とされています。20歳未満は主に成長期にあたるため、カード発行時に登録した顔写真から見た目が変わることが予想されるからです。例えば新生児でカード発行した場合、次は5歳の写真で発行ということです。マイナポイントはどこで使えるか&活用法に関するまとめマイナポイントをお得に活用するために、まずはマイナンバーカードの準備が必要です。一番時間がかかり、手続きが少々煩雑なのは、マイナンバーカードの発行のみです。ここさえクリアすれば、マイナポイント事業自体の登録や利用はスムーズに進めることができます。ご家族の居る場合は家族ごと利用することで、家計全体の節約にもつながります。本記事を参考に、ぜひご検討ください。
2020年10月18日年7月からマイナポイントの予約申し込みがスタートしました。同9月からは登録も始まり、いよいよ本格始動しました。しかし、なかなか制度自体についてよくわからず、結局何もしていないという人が多いようです。マイナポイント事業は、メリットの多いお得な制度です。本記事ではメリット・デメリットも含めてわかりやすく解説していきます。まずはマイナンバーカードを発行しようマイナポイント事業について手続きを進める上で欠かせないのが、マイナンバーカードです。カードがなければ、マイナポイントのポイント還元を受けることができません。すでにカードをお持ちの方は安心ですが、まだお持ちでない方は、カードの申請・交付を受けるところからスタートしましょう。手にするまでに時間がかかるマイナンバーカードの申請自体は、自宅からオンラインで完結します。しかし、実際に交付通知が届くまでに最低でも1か月、地域によってはそれ以上の2か月前後かかるところもあるようです。原因として推測されるのは、交付通知を持参して、居住地の市町村役場に本人が受け取りに行かなければならないことでしょう。平日お勤めの人が、役所の開いている時間帯に受け取りに行くのは少々厳しい印象です。例外的に、時間外でも対応している地域もあるようですが、基本的には開所時間内に本人が受け取りに行くことになっています。このことから、申請は済ませたものの、なかなか受け取りに行くことができずにいる人も多いといいます。子どもも作れる?マイナポイント事業のポイント還元は、子どもから高齢者まですべての国民が対象となっています。しかし、マイナンバーカードが必須ですので、マイナポイントを利用する場合は必然的にカードを作成する必要があります。未成年の子どもがカードを作成する際は、法定代理人(通常は親)が代理で作成・申請します。もちろん赤ちゃんでも作成可能です。代理申請は親でも可能ですが、完成したカードを受け取りに行く際は、基本的には子どもを連れていく必要があります。カード申請時に提出した写真と、子ども本人が一致するか等の本人確認という面もあります。マイナンバーカードの有効期限マイナンバーカードの有効期限は通常10回目の誕生日までです。しかし、20歳未満の人のカードの場合は、成長につれて見た目が変わることが推測されるため、5回目の誕生日までを期限とし、新しい証明写真をもって作り変えることになります。なお、署名用電子証明書及び利用者証明書の有効期限は5回目の誕生日までと定められています。この際は更新が必要となります。マイナポイント事業とはマイナポイント事業とは、2020年7月から予約開始、9月から登録がスタートした新しい制度です。マイナンバーカードを使って予約、申し込みを行い、選んだキャッシュレス決済を使ってチャージまたは買い物をすると、利用金額のうち最大25%分のポイント還元が受けられます。還元されるポイントの上限は5000円相当です。つまり、2万円のチャージまたは買い物で、5000円相当分のポイント還元が受けられるということです。マイナポイント利用の流れマイナポイントを受け取って利用するには、持ち物の準備や手続きといったさまざまな流れを踏む必要があります。マイナポイントの利用を考える場合は、以下を参考に、あらかじめ準備できることは先に済ませておくことをお勧めします。あらかじめ準備しておくことマイナンバーカードの申請・交付どのキャッシュレス決済を紐づけするか決めておく申し込みから利用までマイナンバーカードを準備し、スマホやPCからマイナポイントの申し込みを行うチャージまたは買い物でマイナポイント還元を受ける(最大5000円相当)還元されたポイントを利用する必ずもらえる最大5000ポイントマイナポイント事業における最大5000ポイント還元は、誰でも必ずもらうことができます。この5000ポイントは、どの決済サービスを選んでも必ずもらえる国からの支援であると考えてよいでしょう。[adsense_middle]予算に達すると終了マイナポイントの5000ポイント還元は、国からの支援であると説明しました。マイナポイント事業自体が国主導(総務省管轄)で行われており、還元されるポイントの総額は予算で決められています。つまり、予算に達した場合は、この誰でももらえる5000ポイントももらえなくなる可能性があるということです。この件に関しては、各決済サービス事業者の注意事項にも明記されています。しかし実際は、マイナポイントの登録・利用に必要なマイナンバーカード自体の普及率が低迷していることから、早期に予算に到達するということは考えにくい状況です。誰もが得するマイナポイント事業マイナポイントは、お年寄りから赤ちゃんまで、全ての国民が平等にポイント還元を受けることができます。未成年の子供の場合は、親が代理で申請を行うことでポイント還元を受けることが可能です。お年寄りの場合、スマートフォンやパソコンの操作が分かりにくいこともあるでしょう。そのような時は「マイナポイント手続きスポット」と呼ばれる市町村窓内、郵便局などの所定の場所で申請をすることも可能です。自由に選べるキャッシュレス決済サービスマイナポイントでは、決済サービスを一人に一つ紐付けしてポイント還元を受けます。この際の注意点は、一度紐付けした決済サービスは変更できないということです。この点も考慮し、どこを選ぶかは慎重に決定しましょう。利用可能なキャッシュレス決済についてマイナポイントのポイント還元を受けることができる決済サービスは、スマートフォンを利用したQRコード決済、チャージして利用するプリペイドカード、電子マネー、電子決済などがあります。もちろん、クレジットカードやデビットカードも対象です。マイナポイント事業で利用可能な決済サービス事業者は、マイナポイント公式ホームページ内「対象となるキャッシュレス決済サービス検索」にて検索することが可能です。常に最新情報で掲載されていますので、比較検討する際に活用しましょう。マイナポイントの決済サービスをお得に選ぶ方法それでは、実際に自身がキャッシュレス決済サービスをどこか一つに決めるとした場合、一体どのような基準で選べばよいのでしょうか。比較検討のポイントについてアドバイスします。①トータルのポイント付与率で選ぶポイント還元は、最大25%(5000円ポイント相当)までは必ず受け取ることができます。2020年9月現在、さらに事業者独自で上乗せキャンペーンを行っているところもあり、例えば「d払い」ではトータルのポイント付与率が37.5%にもなります。これには期間の定めや条件などもありますが、お得に利用すれば、基本となる25%以上のポイント還元を受けることができます。トータルの付与率を比較し、より自身にとってメリットの高い決済サービスを選んではいかがでしょうか。決済事業者独自の上乗せポイントは、利用期限が設けられている場合もあります。いつ付与されて、いつまで使えるのか、事前に確認しておきましょう。せっかくもらったポイントの期限が切れてしまってはお得さも半減します。②キャンペーンで選ぶ①のトータル付与率は、条件さえ満たせば誰でも付与率を上げることができるという情報でしたが、キャンペーンは少し違います。例えば「三井住友VISAカード」では、マイナポイントに申し込んだ人の中から抽選100名に、独自のポイント1万円相当が当たるキャンペーンを9月いっぱい開催しています。ほかにも、抽選であたるキャンペーンを開催している事業者がありますので、楽しみも兼ねて検討してはいかがでしょうか。③身近な決済を選ぶ実は、筆者が一番お勧めなのは「身近な決済を選ぶ」という選び方です。冒頭でも書きましたが、マイナポイントに紐付けする決済サービスは後で変更ができません。ということは、普段使い慣れたキャッシュレス決済サービスであれば、この先も使い続ける確率が高いので何かと便利ではないでしょうか。また、例えばポイント付与率が高いからといって選んだ決済サービスが、住んでいるエリアでは使えない場合などは少しもったいない気もします。暮らしの範囲内で利用しやすい決済サービスであれば、2万円のチャージまたは買い物というマイナポイント還元の条件もすぐにクリアできそうです。さらに、還元されたポイントも生活費の一部として消費できるのではないでしょうか。マイナポイントのメリットここまで、マイナポイントについてあらゆる角度から解説してきました。ここからは、マイナポイントについてメリット・デメリットについてまとめていきます。まずはメリットについてです。[adsense_middle]赤ちゃんからお年寄りまで全国民が対象繰り返しになりますが、マイナポイントはマイナンバーカードさえ保有していれば、赤ちゃんからお年寄りまで全国民が対象となり、ポイント還元を受けることができます。この点は大きなメリットといえるでしょう。例えば、5人家族で全員が最大のポイント還元を受けると、トータル25,000円相当のポイントが付与されることになり、生活費として大きな助けとなるでしょう。マイナンバーカード発行のきっかけになるマイナンバーカードは、身分証明書としても利用可能です。また、市役所の閉所時間であっても、コンビニで住民票などを発行することができて便利です。なお、マイナンバーカードは、国として将来的にはあらゆる証明書と一元化していきたい考えであるということです。運転免許証や保険証など、マイナンバーカード一枚に凝縮してしまおうということです。これは少々逆説的な考えになりますが、マイナポイントを活用するためには、マイナンバーカードが必要です。マイナポイントの還元を受けるということは、マイナンバーカードの発行のきっかけになるとも考えられるでしょう。マイナポイントのデメリットマイナポイントは、メリットがいっぱいのような印象もあります。では、デメリットについて考察してみましょう。マイナンバーカードが必要マイナンバーカードの項目でも書きましたが、マイナンバーカードの発行には現在時間がかかっています。せっかくマイナポイントに興味を持っても、まずはマイナンバーカードの発行から行う必要があり、さらに待たされるとなると途中で挫折する人もいるかもしれません。また、マイナンバーカード自体に否定的な考えをお持ちの人も少なからずいらっしゃいます。物事には両方の意見があって当然ですから、マイナンバーカードを発行したくない人にとってはデメリットといえるでしょう。手続きが面倒マイナポイントの申請は、スマートフォンやパソコンを利用します。通信環境をお持ちでない場合は、市役所や郵便局でも手続きが可能です。いずれにしても、手続きするためにはマイナンバーカードが必要で、紐付けするキャッシュレス決済サービスも決めなくてはならず、決してスムーズに簡単に終わるとはいえません。日頃からキャッシュレス決済サービスを利用している若い世代ではスムーズな場合がほとんどでしょう。しかし、普段あまり現金以外の決済を利用しない世代では、マイナポイントの一連の手続きは面倒に感じるかもしれません。条件によっては選べる決済サービスが少ない現金を使うことが多い主に高齢世代では、クレジットカードを保有していないことも考えられます。携帯電話を持っていない、またはスマートフォンではないなど、これまでキャッシュレス決済サービス自体を利用していなかった人にとっては、マイナポイント事業自体がメリットが薄いといえます。また、クレジットカードを持っている場合でも、残念ながらマイナポイントのポイント還元対象なるクレジットカード会社は少ないのが現状です。このように、世代によってはマイナポイント事業自体にメリットがない場合や、メリットがあるにしても限定的になることがあります。お得なマイナポイントのメリット・デメリットまとめいかがでしたか。マイナポイント事業は、とてもお得であるとおわかりいただけたかと思います。ただし、マイナンバーカードの交付自体に賛同できないと考えている人が多いのも事実です。このため、マイナポイントには興味があるけれど、マイナンバーカードを発行したくないと考える場合もあるでしょう。ここはメリット・デメリット両側面から検討していただき、自身の納得するタイミングでマイナポイントの利用を始めてみてはいかがでしょうか。
2020年10月13日マイナポイントの還元を受けるために、2020年7月からどこか一つのキャッシュレス決済事業者を決めて予約ができるようになりました。そして、いよいよ9月からは実際に還元もスタートしました。よりお得に使いやすく紐付けるならどの決済事業者がよいのか、本記事では比較しながらまとめていきます。マイナポイントとはマイナポイントとは、マイナンバーカードを使って予約・申し込みを行い、消費者が選んだどこか一つのキャッシュレス決済でチャージまたは買い物をすると、最大25%(上限5000ポイント)が戻ってくる仕組みです。登録の申請には、必ずマイナンバーカードが必要です。対象となるキャッシュレス決済対象となるキャッシュレス決済は、スマートフォンを利用するQR決済(例・PayPay)をはじめ、従来からあるクレジットカードも対象です。そのほか、電子マネーやプリペイドカード、デビットカードなども対象です。対象となる決済はいまだ増えている状況です。以下、マイナポイント専用ホームページ内の「キャッシュレス決済サービス検索」を用い、最新の情報を得ることをお勧めします。いつからいつまで?マイナポイント還元は、2020年7月から予約開始、9月から実際のポイント還元が始まります。制度自体は2021年3月末までです。マイナポイント還元は、政府予算が組まれています。その予算に達し次第終了となる見込みです。現状では、マイナンバーカード自体の発行に時間がかかっていることなどから、早急に予算に達することはないと推測されます。しかし、あくまでも国の予算の範囲内で行われるということは覚えておくとよいでしょう。まずはマイナンバーカードが必要マイナポイントのポイント還元を受けるには、大前提としてマイナンバーカードが必要です。マイナンバーカードに関する注意点などを以下まとめていきます。通知カードではないので注意新型コロナウイルス感染症の影響で、国は全国民に対して特別定額給付金を支給しました。その手続きの際に、マイナンバーカードを保有していると手続きがスムーズだったことは記憶に新しいかと思います。その際、マイナンバーカードと、マイナンバー通知カードを混同している方が多いという報道もありました。通知カードは紙製マイナンバー通知カードは紙製、マイナンバーカードは写真付きのものです。マイナンバーカードを申請する際には紙製のマイナンバー通知カードが必要ですが、万が一紛失していても行政で対応してくれる場合もあります。窓口にてお尋ねください。申請から交付まで約1か月マイナンバーカードの申請をしてから実際に交付を受けるまで、おおむね1か月程度かかるとされています(マイナポイントHP内「マイナンバーカードの取得方法」より)。先にも書きましたが、マイナポイント事業自体には予算が組まれており、予算に到達したら事業終了する予定です。マイナンバーカードの交付まで1か月以上かかりますので、まずはマイナンバーカードの申請を急ぎましょう。マイナンバーカードの使い道マイナンバーカードの使い道は、いまだ不透明な部分もあります。将来的に一人に一枚マイナンバーカードがあれば、健康保険証や運転免許証などとも一体化するという案も出ていますが、現状はまだはっきりしていません。このことから、マイナポイントに興味はあっても、マイナンバーカード自体の発行に踏み切ることができない方が多いのも確かです。マイナンバーカードのメリット・デメリットをよく理解し、作るべきか否か熟慮するのもよいかと思います。マイナポイント還元・利用の流れここから、実際にマイナポイントの還元を受けるまでの流れについて解説します。登録から還元までマイナポイント利用には、大きく分けて以下の4ステップに分けられます。(1)マイナポイントの予約まずはマイナポイントの予約が必要です。この際に必要なものは以下のとおりです。手元に揃えたら、パソコンまたはスマートフォンの専用サイトから予約します。マイナンバーカードマイナンバーカードの暗証番号決済サービスIDまたはセキュリティコード決済サービスによっては、予約の前に事前登録が必要な場合もあります。希望する決済サービスのマイナポイントの登録手順がどうなっているか、事前に確認しておくことをお勧めします。(2)決済サービス申込マイナポイント申し込みから、あらかじめ決めた決済サービスに申し込みをします。申し込みは、パソコン、スマートフォンのほか「マイナポイント手続きスポット」と呼ばれる特定の場所からも可能です。マイナポイント手続スポット市町村窓口、郵便局、コンビニ(マルチコピー機、ATM)、携帯ショップなど約9万カ所にマイナポイントの予約・申し込みができる端末を設置しています。それを「マイナポイント手続きスポット」と呼びます。どこに設置されているかは、マイナポイントホームページ内「マイナポイント手続スポット検索」をご利用ください。(3)チャージまたは買い物で還元申し込んだ決済サービスを利用してチャージまたは買い物をすると、利用金額の25%(最大5,000円分)が還元されます。これを基に逆算すると、20,000円分のチャージまたは買い物をすれば、最大の5,000円の還元を受けられるということになります。(4)還元ポイントを使うポイントが還元されるタイミングは決済サービスによります。最短で即日ポイント還元を実施している決済サービスもあります。還元されたポイントの利用期限は、登録した決済サービスによって差があるようです。しかし、調べてみるとほとんど各社が期限を設けずに利用できるとしています。マイナポイントを管轄している総務省としても、マイナポイント予約・登録の期限は2021年3月末までとしていますが、還元されたポイントの期限については検討中と発表しています。クレジットカードも対象先にも紹介しましたが、クレジットカードでもポイント還元の対象となります。スマートフォン決済やQRコード決済のみが脚光を浴びている印象がありますが、実はクレジットカードでもお得な上乗せサービスがあります。主要クレカ各社のキャンペーン三井住友VISAカードでは抽選100名に、独自のポイント(Vポイント)10,000円相当が当たるキャンペーンを実施しています。WAON機能付きのイオンカードでは、イオン銀行デビットカードと合わせて使うことで最大2,000ポイントの還元を行うキャンペーンも実施しています。[adsense_middle]おすすめのキャッシュレス決済ここからは、おすすめのキャッシュレス決済について、さまざまな切り口から比較しながら紹介します。【d払い】最大キャッシュバック率37.5%マイナポイントでキャッシュバックされるポイントが一番多いのはd払いです(2020年9月現在)。基本となる5,000ポイントの還元以外に、申し込みだけで1,500ポイントがもらえます。さらにチャージまたは買い物で5%(最大1,000ポイント)が還元されます。結果、トータルで最大7,500ポイントがもらえるということになり、還元率でいうと37.5%です。申し込みだけでもらえる1,500ポイントは、現状では9月30日までの限定キャンペーンとなっています。すでにマイナンバーカードをお持ちの方は登録に間に合いますので、検討してみてはいかがでしょうか。【WAON】申し込みのしやすさNo.1キャッシュレス決済というと若い人向けのイメージがありますが、チャージして利用するタイプのWAONは、イオングループ全店で利用できることから年齢問わず利用者が多いのが特徴です。普段はスマートフォン決済などを使っていない世代の人でも、イオン各店の店頭にあるマルチコピー機から申し込みができます。つまり、パソコンやスマートフォンを持っていない場合や使い方に不安がある人でも、店頭から申し込みができるので安心です。さらに、普段利用している店舗であれば、還元されたポイントを利用する場合も使い道に困らず、メリットが大きいと言えます。申し込みのしやすさという点で、WAONでは上乗せキャンペーン実施期間が長く、焦らずに申し込みすることができます。一部のキャンペーンは9月末で終了してしまうものもありますが、WAONは2021年3月末までの期限となっています。【PayPay】即時ポイント還元通常、チャージまたは買い物でのポイント還元には時間がかかりますが、即時還元されるのはPayPayです。即時ポイント還元はほかにはなく、普段からPayPayを利用している人にはメリットの大きいサービスです。利用方法は簡単で、PayPayを紐付けし、還元を受けられる最大額である20,000円をチャージすると即座に残高が25,000円になります。また、PayPayは利用できる店舗が多く、もらったポイントを使う際にも便利です。2020年7月から8月までに事前登録をした場合は「マイナポイントPayPayジャンボ」キャンペーンが開催されていました。抽選で一等100万円が当たるキャンペーンでしたが、現在は終了し、引き続きのキャンペーンは実施されていません。マイナポイントの紐付け先に関するまとめマイナポイントに紐付けする決済の選び方は、お得さで選ぶか、よく利用する決済事業者を選ぶかがポイントになります。たとえお得さで選んでも、普段使わないような決済サービスを選ぶと、使い道がなく逆に損をすることもあり得ます。また、還元事業の申込期限など、期限があるものには要注意です。なお、一度選んだ決済は後で変更や解除ができませんので、その点にはご留意ください。
2020年10月09日年7月から、マイナポイントの登録が始まりました。新聞広告やテレビCMなどで見かけた方もいるのではないでしょうか。実際の運用は2020年9月からですが、制度の仕組みについて早く理解しておくと安心です。本記事ではマイナポイント制度の概要から、その周辺知識まで徹底調査し、わかりやすく解説していきます。マイナンバー制度についてマイナポイント事業についてまとめる前に、密接な関係のある「マイナンバー制度」についてまずはご紹介します。マイナンバーって何?マイナンバーとは、2015年10月より運用が開始された制度です。開始当初は「国民総背番号制」と呼ばれることもありました。赤ちゃんからお年寄りまで、すべての国民に一つの番号(個人番号)が付与されます。健康保険などの社会保障に関する情報や、納税に関する情報など、さまざまな個人情報を紐づけて管理する目的でスタートしました。将来的には、健康保険証や運転免許証もマイナンバーカード1枚で管理できるようになるのではないか、という話もあがっています。マイナンバーカードの実態制度開始時に届いたマイナンバー通知カード(紙製)をもって、写真入りのマイナンバーカードを申請し交付を受けることになります。しかし、実際は写真入りのマイナンバーカードを発行せずとも、通知カード記載の個人番号さえわかれば便宜上済む手続きも多く、その発行は伸び悩んでいました。実際、2020年6月現在のマイナンバーカード発行率は、交付対象全体のうち約17%程度であるという結果が総務省より発表されています。マイナンバーカードの利便性新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための政府対策として、全国民に特別定額給付金が支給されました。その申請の際にマイナンバーカードを持っている方は、給付金の交付が早かったのは記憶に新しいかと思います。ほかにも、個人事業主などで確定申告が必要な方は、カードリーダーを利用することで手続きが簡単になることも挙げられます。また、住民票など行政書類の一部について、コンビニエンスストアで24時間発行することができるなど利便性も高いと言えます。そして今回発足した「マイナポイント事業」においては、マイナンバーカードの申請・交付が前提条件となります。マイナポイントを登録しお得に活用したい方は、まずマイナンバーカードを申請しましょう。交付・申請に時間を要する場合もマイナンバーカードの申請について、2020年8月現在、とても混み合っている状況です。特別定額給付金の申請の際に便利であったことから、これまで発行していなかった多くの方が一斉に申請したことが一因であるとも言われています。筆者は昨年のうちに申請しすでに交付を受けていましたが、通常の場合でも1か月ほどはかかりました。現在混み合っている状況を考えると、1日でも早く申請しておくことをお勧めします。マイナポイント事業とはマイナポイント事業とは、マイナンバーカードを使って予約・申し込みを行い、利用者の選んだキャッシュレス決済で購入やチャージをすることでポイント還元が受けられる制度です。2020年7月から登録開始、2020年9月~2021年3月末の間にポイント還元事業が展開されます。なお、この事業は総務省が主体となっています。注意点として、最初に選んだキャッシュレス決済は後の変更はできません。選べる決済も1つのみです。ベースとなるポイント還元率選んだキャッシュレス決済を利用して購入やチャージなどを行った場合、利用金額の最大25%のポイントがキャッシュバックされます。ただし、一人当たり5,000円が上限なので、実質2万円の購入またはチャージが上限ということになります。各社独自で上乗せキャンペーンも基本となるポイント還元に上乗せして、キャッシュレス決済ごとに独自のキャンペーンも展開しています。たとえば楽天Payでは、楽天カードでチャージすることで還元率が0.5%上乗せされ、その後楽天Payを利用することでさらに1%の上乗せとなるキャンペーンを展開しています。ベースとなる還元率との合計で、26.5%の還元率ということになります。このように、各社特色のあるキャンペーンを公表していますので、マイナポイントを選ぶ際の参考にしてみてはいかがでしょうか。多くのキャッシュレス決済が対象マイナポイントは、多くのキャッシュレス決済で利用できます。キャッシュレス決済とは、最近利用者が増えているスマートフォン決済を始め、従来のクレジットカードやデビットカードも含まれます。以下、それぞれの決済で代表的な会社をご紹介します。クレジットカード決済クレジットカード決済は、カード発行時に事前審査が必要です。個人の信用情報に基づき利用可能額が設定されます。キャッシュレス決済の中でも「後払い」のジャンルに分けられます。楽天カードイオンカード三井住友カードdカードオリコカードデビットカード決済デビットカード決済は「即時払い」です。銀行の預金残高の範囲内で利用し、デビットカードで決済するとすぐに残高から支払われます。事前審査は不要ですが、預金残高がないと利用できません。イオン銀行ジャパンネット銀行三井住友カードデビットカードに関しては、2020年8月現在この3社のみ公表されています。(総務省ホームページ参照)QRコード決済QRコード決済は、前払いで事前にチャージしておくことで利用可能な決済方法です。QRコード決済にチャージする方法としては、クレジットカードやデビットカードを紐づけることで、即時にチャージできる方法がよく利用されています。PayPayLINE Pay楽天Payd払いメルペイゆうちょpayプリペイド・電子マネープリペイド・電子マネーは、前払いで事前にチャージしておくことで利用できます。プリペイドや電子マネーに関しては、必ずしもスマートフォンを保有しておく必要がなく、カードさえ持っていれば取り扱い店舗で現金チャージも可能であることから、幅広い年齢層で利用される傾向にあります。SuicananacoWAON楽天EdyKyash(プリペイドカード)最新情報は総務省HPにて確認マイナポイントへ登録できるキャッシュレス決済各社については、総務省ホームページ内マイナポイント特設サイトにて検索することができます。検索する日時点の最新情報を確認することができますので、登録前には必ずご確認いただくことをお勧めします。マイナポイントの予約・申込方法ここからは、実際の予約・申請方法について流れを解説します。[adsense_middle]申請に必要なもの申請の際に必要なものは以下のとおりです。マイナンバーカードマイナンバーカード登録時に設定した4桁の暗証番号決済サービスIDまたはセキュリティーコード決済サービスによっては、事前登録が必要な場合もあります。あらかじめ各サービスHPにてご確認ください。登録方法マイナポイントの登録方法は、基本的にはオンラインで完結します。総務省HPによると、推奨している方法はスマートフォンに専用アプリをダウンロードして登録する方法です。パソコンでの登録方法も掲載されています。スマートフォンやパソコンの環境がない場合は、一部のコンビニエンスストアのマルチコピー機でも申請可能です。郵送の対応はしていません。マイナポイントに関するQ&Aここまでマイナポイントについてまとめましたが、よくある質問について以下紹介します。1、赤ちゃんのマイナンバーカードってどうする?マイナンバー制度とは、全国民にひとつの番号を付与すると解説しましたが、赤ちゃんがマイナンバーカードを作る場合、どうしたらよいのでしょうか。赤ちゃんに限らず、15歳未満の子どもに関しては「法定相続人」が代理で行うことができます。法定代理人とは、一般的に親御さんにあたります。また、マイナンバーカードには本人の顔写真が必要ですが、赤ちゃんの場合も当然顔写真が必要です。2、子どものマイナポイント申請は?マイナポイントは子どもも対象となります。その前提としてマイナンバーカードの交付を受けておく必要があります。しかし、お子さんではマイナポイントに紐づけする決済サービスを選ぶことや、スマーオフンアプリで申請することは難しいでしょう。この際もポイントとなるのは「法定代理人」、つまり親御さんです。お子さんの代理で親御さんが申請し、ポイント還元を受ける流れになります。代理申請の注意点例えば、父親、母親、長男、長女の4人家族だったと仮定します。お子さんは2人とも15歳未満である場合、父親か母親のいずれかが法定代理人としてマイナポイントの代理申請が可能です。ここで注意点があります。父が長男と長女の申請をする場合、父が選んだキャッシュレス決済に3人分のポイント還元を受けることはできません。なぜなら、マイナンバーやマイナポイントは「一人に一つ」の原則があります。たとえお子さんの分を代理申請するとはいえ、父名義の決済サービスに3人分まとめてポイント付与することはできないということです。ただし、キャッシュレス決済によっては未成年者の登録がそもそもできない場合もあります。この場合は、父親あるいは母親名義の、別の決済サービスを子ども用として別に紐づけする必要があります。代理申請の例父親…ゆうちょPay母親…PayPay15歳未満の長男…父親が代理申請し、父親名義のd払いにて登録15歳未満の長女…父親が代理申請し、父親名義の楽天Payにて登録マイナポイントの使い方・まとめ本記事ではマイナポイントについての概要をまとめました。マイナポイントの登録をするために、まずはマイナンバーカードの申請が必要です。赤ちゃんからお年寄りまで、すべての方が申請・交付を受けることができます。マイナンバーカード発行までには最短でも1か月前後の時間を要しますので、その間にマイナポイントに紐付けをする決済を検討してもよいですね。
2020年09月10日今年9月から運用が始まった「マイナポイント事業」。自分で選んだキャッシュレスサービスを利用すると利用金額の25%分のポイントがもらえるという政策です(ひとり上限5000円)。主婦としては、なんとしてもゲットしたいポイント還元率ですが、私が実際にそこにたどり着くまでにはいくつもの壁がありました。ただ、ほとんどの作業はスマホでできますので、ぜひすべての壁を乗り越えて、家族全員分のポイントを満額ゲットしましょう!今回はその道のりを紹介します。マイナンバーカード取得へわが家の場合は、まず、何年もそのままになっている通知カードをマイナンバーカードにしなければなりませんでした。カードができるまで1か月半かかった…3月の時点で、マイナンバーカード取得率は約15%、この機会にカードを取得しようとする人ももちろん多く、自治体は大変混み合っています。私は7月頭に申請をしましたが、カードができたという通知が来たのは、なんと1か月半後、8月の最終週でした。マイナポイント自体が予算に達すれば終了する予定ですし、ポイントは2021年3月末までに行った買い物やチャージが対象となっていますので、意外に時間はありません!まだの方は一刻も早くマイナンバーカードの申請を行いましょう。顔写真は明るいところで撮って申請自体はスマホで行えます。手元にある通知カードのQRコードから自宅で簡単にできます。わが家は家族4人分、休みの日にまとめて行いました。顔写真が必要なので、あらかじめスマホで写真を撮っておくとラクですが、申請の途中で撮ることもできます。ここで1点注意してほしいのが、撮影時の明るさ。わが家はかなり適当なライティングで撮り、申請。問題なく手続きできたと思ったのですが、できあがったカードの写真はかなり微妙で…。できるだけ、日中の明るい場所での撮影をおすすめします。カードの受け取りは本人のみマイナンバーカードができあがったら、各市町村の窓口に受け取りに行きます。それぞれの自治体で異なる部分もあるかと思いますが、私の地域では、届いた書類と通知カード、身分証明書を持って、本人のみ受け取りが可能です(子どもも本人が行く必要あり)。もちろん、窓口は平日の9時~5時までしか開いていません。しかも、土曜に取りに来る場合には、「2日前までに予約をしてください」とのこと。そのため、電話で日時を予約して出かけるまでにまたタイムロスが生じてしまいました。この辺りで、心が折れそうになりました(笑)。マイナポイントアプリをダウンロードしよう!その後、やっとの思いでマイナンバーカードを手にすることができました!ここから次のステップに進みますが、以下の作業は、マイナンバーカードを受け取った「次の日以降」しかできませんのでご注意を。自治体の窓口の方が教えてくれました。まず、マイナポイントアプリをダウンロードして、マイナポイントの予約(マイキーIDの発行)を行います。各キャッシュレスのアプリにもマイナンバーのアイコンや申し込み先があると思いますが、まずは、マイナポイントアプリとマイナンバーカードを使って予約をしなければその先には進めませんのでお間違いなく。スマホでの読み込みのコツスマホでマイナンバーカードを読み込むのですが、これもちょっとしたコツがいります。カードの真ん中にスマホの先をあてて、5秒くらいじっと動かさないでください!ちょっとでも動かしたりするとエラーになってしまいます。どのキャッシュレスが自分にとって一番オトク?ここまでくればあともう少しです!最後の問題は「どのキャッシュレス決済と結びつけるか」です。現在、上限5000円に加えて、独自のキャンペーンを行っている事業者も多く、迷うところです。例えば、【ゆうちょPay】「ゆうちょPay」を登録したユーザーに、1500円分ポイントを進呈【LINEPay】9月9日~11月25日の登録で10%割引クーポンを2枚付与(割引上限は1枚あたり2500円分)【Suica】2021年3月31日までの登録で1000円相当を進呈【WAON】チャージ時10%を追加で還元(期間上限2000円相当)還元率で選ぶのももちろん大事ですが、自分がいつも使っているもの、自分の行動範囲に使えるお店がたくさんあることが最も重要だと思います。私は悩んだ挙句、スーパーやコンビニで使っているPayPayにすることにしました。ただ、PayPay独自の還元は抽選のみでした(抽選で10名に100万円当たるらしい。当たりますように!)。マイキーIDを発行した後に、PayPayのアプリからマイナポイントのアイコンを押して進むと、簡単に登録が完了します。早速、5000円チャージしてみましたが、即時に1250円(25%分)が還元されました!!画面には獲得上限も書かれているのでわかりやすかったです。ちなみに、15歳未満の子どものマイナポイントは親名義のキャッシュレス決済サービスで申し込みが可能です。ただ、還元先を親と同じにすることができないため、子どもの数だけ紐づけのキャッシュレスサービスが増えることになり、管理が大変そうだなと思いました。小学生の子どもでしたら、この機会に子ども名義のキャッシュレス決済アカウントを作成して、お金の勉強を始めるのもありではないでしょうか。結局申請を始めてからポイントを獲得するまで、約2か月かかりました。お金を払うのは簡単ですが、お金をもらうのは本当に大変だなと、今回の作業を通じて心から感じました(笑)。この記事がこれから申請を行うみなさんにとって少しでも参考になればうれしいです。<文・写真:ライターよこも>
2020年09月10日7月から、マイナポイントの予約が始まった。マイナポイントとは、マイナンバーカードを持つ人がキャッシュレス決済をしたとき、買い物額の25%のポイントを国が還元する制度。1人5,000円が上限だ。9月開始に先立って、今は、利用するキャッシュレス決済を選ぶ予約が行われている。そんな、マイナポイントについて経済ジャーナリストの荻原博子が解説してくれたーー。■“マイナポイント5,000円分付与”には慎重に!「1人5,000円もらえる」マイナポイントは、確かにお得といえるでしょう。でも、新型コロナウイルス第2波の不安が広がるなか、「なぜ、今なのか」大いに疑問です。というのも、マイナンバーカードの取得はかなり面倒です。今は落ち着いて向き合えない方も多いと思います。しかも、取得後も面倒が続くことをご存じですか。マイナンバーカードには有効期限があります。20歳以上は申請後10回目の誕生日までの約10年間、20歳未満は約5年間です。さらに、カードに内蔵される電子証明書の有効期限はまた別。こちらは年齢問わず約5年間です。つまり、カードの更新が必要。いざというときに「未更新だから使えない」という事態も起きそうです。また、暗証番号を忘れたら、その場合もとっさに使えません。こうした面倒をよく説明もせず、国は「5,000円あげる」という“バラマキ政策”が今は効果的と判断したのでしょうか。そうまでして、マイナンバーカードを普及させたい理由があるのでしょうか。マイナンバーカードには「なぜ、今」の疑問がほかにもあります。先日の1人10万円の特別定額給付金も、WEB申請になぜマイナンバーカードを連動させたのでしょう。違う方法もあったはず。また、’21年3月からマイナンバーカードは、健康保険証として利用できるようになります。そのため、病院にはカードを読み取るカードリーダーが必要です。これを国が無償提供するようですが、そのための予算は1,000億円超。コロナ禍で病院も困窮し、岡山県では整形外科がコロナ破産したというのに、なぜ、今マイナンバーカードなのか。病院が欲しい支援は、もっとほかにあるでしょう。そもそもマイナンバーは、年金や健康保険などの給付と納税を1人1つの個人番号で管理することが目標でした。将来的には、金融機関ともひもづける予定でした。ところが「真の目的は国民の財産を把握し課税すること」という見方があり大論争になったあげく、「消えた年金」問題などで頓挫。1兆円もの血税をムダにしたといわれる「住基ネット」の二の舞にしたくないのは理解できますが、昨今の施策を、コロナ禍の便乗と見るのはうがった見方でしょうか。マイナンバーカードが普及しない最大の原因は、セキュリティ面の不安だと思います。大切な個人情報が漏れないか心配なのです。ですから、マイナポイントのようなエサで釣る作戦ではなく、国は、国民の信頼を取り戻すことを第一に考えてほしい。私は「この政府になら個人情報を預けても安心」と思えるまで、マイナンバーカードは作らないつもりです。「女性自身」2020年8月18日・25日合併号 掲載
2020年08月14日2019年10月から始まったキャッシュレス・ポイント還元事業ですが、2020年6月30日に終了しました。これに変わる事業として、マイナンバーカードとキャッシュレス決済の普及を目的に、マイナポイント事業が始まります。 7月から申し込みが始まり、2020年9月~2021年3月までのお買いもの等を対象にポイントが還元される制度です。今回はこのマイナポイント制度の概要についてお伝えいたします。 マイナンバーカードとキャッシュレス決済が必要まず、この制度に必要なものは以下の2つです。 【1】マイナンバーカード2015年10月~12月に配布された紙の「通知カード」は対象外です。通知カードと一緒に届いた「マイナンバーカード交付申請書」をお持ちの方は、スマートフォン、PC、証明用写真機、郵送により申請が可能です。「マイナンバーカード交付申請書」がない場合は、申請書をダウンロードしての印刷または、お住まいの市区町村でのお手続きが可能です。手続きから交付まで遅い場合には2カ月程度かかるケースもあるようです。【2】キャッシュレス決済手段この制度に登録されている、電子マネー、プリペイドカード、QRコード、クレジットカード、デビットカード等が対象となります。対象となっているサービスを確認してみましょう。 マイナポイント事業の基本的事項【1】対象期間2020年(令和2年)9月1日から2021年(令和3年)3月31日までのチャージまたはお買いもの。なお、制度への登録は2020年7月1日から始まっています。また4000万人に達した場合は期間が早まる場合があります。 【2】対象となるキャッシュレス決済手段①電子マネー、②クレジットカード、③デビットカード、④スマートフォン(QRコードやバーコード等のペイアプリなど) 【3】ポイント還元率25%(上限5000円) 【4】マイナポイントの予約・登録に必要な環境マイナンバーカード、キャッシュレス決済手段を用意し、アプリの対応しているスマートフォン、ICカードリーダライターとパソコンまたは、コンビニエンスストアのマルチコピー機や市区町村等に設置されている支援端末で予約・登録をします。 さらに得する方法も子どももマイナポイントの対象になるマイナポイントの上限は1人につき5000円ですが、子どもがマイナンバーカードを持っている場合は、子どもも対象なります。15歳未満の手続きは両親等の法定代理人が行うことができ、また決済手段も法定代理人のものが可能です。その場合、二重登録ができないため、別々のキャッシュレス決済手段(例:親はクレジットカード、子は電子マネー)の登録が必要です。 キャッシュレス決済手段独自の上乗せを実施してる場合もマイナポイントとは別に、マイナポイントの対象にすると決済の会社等が独自のポイントや抽選にエントリーされるキャンペーンを行っている場合があります。独自のポイント加算は500円~2000円相当が中心のようです。いくつかキャッシュレスの決済手段を利用している場合は、独自のポイントやキャンペーンも確認して、比較するとさらに得する場合があります。 マイナポイントの注意点情報の取扱いには注意マイナポイントには、マイナンバーカードやキャッシュレスの決済手段が必要で、いずれも個人情報の取扱いに注意が必要です。事業者を装った偽サイトのアクセスや手続き代行などを騙った詐欺集団には特に注意が必要です。個人情報の取扱いに不安のある人やマイナンバーカードそのものの情報漏洩が不安な方はこの制度を見送ることも選択肢の一つかと思います。 ポイント優先で不必要なものを買わない還元率25%、上限5000円は魅力的な制度ですが、この還元率や上限を追い求めて無駄な買い物や消費をしてはあまり意味がありません。上限が一人5000円ですので、普段の食料品や日用品などでも達する方も多いと思いますので、普段遣いをしているキャッシュレス決済手段があれば、そちらを優先させると無駄遣いにはなりにくいでしょう。 マイナポイント事業は、期間限定でポイントが還元される制度です。6月までのキャッシュレス・ポイント還元事業と同様にお得にお買い物ができる反面、現金より使いすぎてしまう可能性もあることも意識しておきましょう。コロナ禍の家計にプラスになるようにこの制度を上手に利用されることをおすすめします。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
2020年07月15日子育てや教育には、なにかとお金がかかるもの。ポイントや割引サービスを利用するなど、日々の節約が身に付いているママも多いのではないでしょうか。最近ではキャッシュレス・ポイント還元事業のために、クレジットカードやキャッシュレス決済サービスのスマホアプリを活用する人も増えています。しかし、この消費者還元対象期間は2020年6月終了予定ということをご存知でしょうか。「もっとお得なキャンペーンがあればいいのに…」そんな、大事な家計を預かるママに朗報です! マイナンバーカードを取得し、「マイナポイント」の予約・申込をして、キャッシュレス決済サービスでチャージもしくはお買い物をすると上限5,000円分のポイントがもらえる制度が総務省主体で始まります。■キャッシュレス決済で使える「マイナポイント」って何?マイナポイントは、マイナンバーカードを持っている人が、所定の手続をすると、QRコード決済やICカードなどのキャッシュレス決済サービスで使えるポイントがもらえる制度です。今回の事業では、マイナポイント事業に登録されたキャッシュレス決済サービスの中から、1つを選んで所定の申込みをします。20,000円のチャージまたはお買い物をすると、上限5,000円分のポイントが、キャッシュレス決済サービスを通じて付与されるという仕組み。例えば、20,000円分のお買い物をした際に、5,000ポイント(1ポイント1円分のお買い物が可能です)がもらえるのです。マイナポイントの申込みは2020年7月からスタートし、実際のポイント付与は2020年9月から開始します。※マイナポイントの予約者数が予算の上限に達した場合には、マイナポイントの予約を締め切る可能性があります。■ポイントをもらうにはマイナンバーカードが必要!すでに持っている人はともかく、とにかくマイナンバーカードを取得しないことにはマイナポイントの申込みができません。そこで、マイナンバーカードの取得からマイナポイントの予約と申込までの手順をご紹介します。1. マイナンバーカードを取得マイナンバーカードとは、マイナンバー(12桁の番号)が記載された顔写真やICチップ付きプラスチック製のカードのこと。「個人番号通知書」または、郵送された通知カードの下についている「(個人番号カード)交付申請書」をお持ちの方は、スマートフォン、パソコン、まちなかの証明用写真機、郵便で申請をすることができます。詳しくは こちらのサイト からご確認ください。申請後、お住まいの市区町村から交付通知書が届いたら、交付通知書に記載の必要書類を持参して、市区町村の交付窓口にマイナンバーカードを受け取りに行きましょう。マイナンバーカードの受け取り時に、パスワードを設定。マイナンバーカードと数字4桁のパスワード(暗証番号)を使って、マイナポイントの予約が可能になります。※交付申請後、受け取りまでに概ね1カ月程度かかります。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、地域の状況に応じて、適切な時期に受け取りに行くことをオススメします。詳細はお住まいの市区町村のホームページをご覧ください。2. マイナポイントを予約スマートフォンでの予約方法は簡単! 「マイナポイント」アプリをダウンロードして、マイナンバーカードを読み取り、マイナンバーカード受け取り時に設定した数字4桁のパスワード(暗証番号)を入力するだけです。3. マイナポイントを申込みマイナポイント事業に登録された決済事業者の中からお好きなキャッシュレス決済サービスを1つ選択し、所定の登録を行います。(申込期間:2020年7月~2021年3月末予定)※マイナポイントの予約・申込は、市区町村や民間のマイナポイント手続スポットでも可能です。 こちら から確認しておくことがお勧めです。4. マイナポイントにより付与されたポイントを取得して利用チャージまたはお買い物をした際に、ご自身が選択をしたキャッシュレス決済サービスから25%(上限5,000円分)のポイントが付与されます。(付与期間:2020年9月~2021年3月末予定。※付与されたポイントの有効期限は決済事業者により異なります)※ 登録キャッシュレス決済サービス検索はこちら マイナンバーカードの申請も、マイナポイントの予約・申込も自宅でできるのが、忙しい子育て世帯にうれしいポイントです。■そもそもマイナンバーカードのメリットって?そもそも現在のマイナンバーカードの交付率は2020年6月1日時点で約17%ほど。しかし、「マイナポイント」のために申請するだけじゃもったいない! 実は子育て世帯やママにとってのメリットがあるのです。マイナンバーカード取得のメリット・本人確認書類になる(運転免許証やパスポート同様に使える)・住民票の写しなどの各種証明書が、市区町村の窓口に行かなくてもコンビニで取得できる※市区町村によってサービス内容が異なります。詳しくは こちら からご確認ください・子育てや介護などに関するサービスの検索やオンライン申請手続が簡単に・ふるさと納税利用時などの確定申告(e-Tax)が簡単にできる氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバーと本人の顔写真等が記載されているマイナンバーカード。特に顔写真付きの本人確認書類を持たない子どもの本人確認書類の提出が求められた場合、複数の書類を用意する必要がありますが、マイナンバーカードがあれば1枚で大丈夫。そのほか、確定申告に電子申請(e-Tax)が利用できるようになるなど、便利なメリットが。さらに、マイナンバーカードに搭載された電子証明書を利用できる場面は、どんどん拡大する見込みです。■上限5,000円分のポイントでプチ贅沢しちゃう?なんと、1人当たり上限5,000円分のポイントがもらえるマイナポイント事業。だから、家族の分を合わせると、4人家族で合わせて20,000円分のポイントをもらえることになります。※選択できるキャッシュレス決済サービスは1人につき1つ。1つのサービスにポイントを合算することはできません※15歳未満の未成年者の方の予約・申込については、法定代理人が行うことができます。「もし、5,000円あったら…?」例えば、試してみたかった家事代行サービスで、作り置きやお風呂掃除をお願いできちゃいます。毎日食事を作っていると、自分じゃない誰かの手料理が食べたいときがありますよね。小さい子どもがいると手が回りにくい水回りの掃除も、この際お願いしちゃいましょう!もしくは、憧れのロボット掃除機や時短家電の購入に充てるのもお勧めです。家事の負担が軽減されると、ママにゆとりができて、家族みんなの笑顔も増えそうです。それから思い切って、ママの息抜きに使うのもありかもしれません。ヘッドスパやマッサージなどリラクゼーションに使うのもお勧めです。新型コロナウイルス感染症が収束したら、家族みんなでおいしいものを食べにいったり、近場の家族旅行の資金にしたりといった使い道も…今から夢が広がります。マイナポイントの予約・申込はマイナンバーカード読み取り対応のスマートフォンを使っていつでもどこでも申込みができます。マイナンバーカードで、マイナポイントで、よりお得な毎日を過ごすチャンスです。 マイナポイント 詳細はこちら! イラスト・ ぺぷり PR:総務省
2020年06月26日