マッツ・ミケルセンやクリストファー・ロイド、ノーマン・リーダスらの来日が決定している「大阪コミコン2024」に、今回さらなるゲストとしてトム・ヒドルストンとソフィア・ディ・マルティーノの来日が決定した。すでに8名の来日セレブの参加が予定され、開催まであと約1か月半となった「大阪コミコン2024」。新たな来日セレブとして発表されたトム・ヒドルストンは『アベンジャーズ』シリーズのロキ役で人気を博し、『キングコング:髑髏島の巨神』など数々のヒット作に出演している大人気俳優。映画やドラマだけでなく、舞台、アニメーション作品の吹き替え、ドラマ作品の製作総指揮も務めるなど幅広く活躍しており、これまでにゴールデン・グローブ賞男優賞(ミニシリーズ/テレビ映画部門)の受賞や、エミー賞など数々のアワードへのノミネート歴を持つ。主演を務めたマーベル・スタジオのドラマ「ロキ」も世界中で大ヒットを記録し、国内外にもファンが多いトム・ヒドルストン。過去の東京コミコン開催時にも来日しており、数多くのファンが駆けつけたが、今回はファン待望の大阪コミコン初参加となる。そしてソフィア・ディ・マルティーノといえば、同じくドラマ「ロキ」にてトムと共演した、いま注目の俳優。トム演じるロキの変異体であるシルヴィ役を「ロキ」シーズン1から熱演し、世界中で一躍有名となった。今回は日本のコミコンに初参加となる。さらに、2人とのツーショット撮影会も開催決定。「ロキ」ファンにはたまらない、貴重な機会となっている(※撮影会のチケット詳細は後日公式サイトにて発表)。「大阪コミコン2024」は5月3日(金・祝)~5日(日・祝)、インテックス大阪にて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年03月21日5月3日(金・祝)~5日(日・祝)大阪にて開催される「大阪コミコン2024」の新たなセレブ情報が発表され、ノーマン・リーダスの来日が決定した。マッツ・ミケルセン、クリストファー・ロイドらをはじめ、続々と来日セレブ情報が発表されている「大阪コミコン2024」。さらなるゲストとして決定したのは、「ウォーキング・デッド」シリーズやゲーム「DEATH STRANDING」などのノーマン・リーダス。会期中、会場内での写真撮影会およびサイン会等が予定されている(※撮影会・サイン会のチケット販売の詳細については後日発表)。ノーマン・リーダスは、大ヒットドラマ「ウォーキング・デッド」シリーズの主要キャラクターであるダリル・ディクソン役で一躍有名となり、シリーズ完結までの12年にわたり同役を熱演。昨年2023年からは同シリーズのスピンオフ作品「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」に主演。現在U-NEXTでシーズン1が独占配信中で、US本国ではシーズン2の制作も決定している。また、世界中で大ヒットを記録した日本のビデオゲーム「DEATH STRANDING」でも主人公のモーションキャプチャー/吹き替えを担当しており、幅広いジャンルで活躍している実力派俳優だ。過去には日本の千葉県に住んでいたこともあるというノーマン・リーダス。今回はファン待望となる日本のコミコンへの初参加となる。「大阪コミコン2024」は5月3日(金・祝)~5日(日・祝)、インテックス大阪にて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年03月19日5月3日(金・祝)~5日(日・祝)に大阪にて開催される「大阪コミコン2024」の新たな来日セレブ情報が発表された。先日、マッツ・ミケルセンをはじめ、3名の来日セレブの参加が発表されたばかりの大阪コミコン2024。この度、さらなるゲストとしてクリストファー・ロイド、リー・トンプソン、トム・ウィルソン、そしてピーター・ウェラーの来日が決定。5月3日(金・祝)より3日間の開催となる大阪コミコン2024の会期中、会場内での写真撮影会およびサイン会等が予定されている。(※撮影会・サイン会のチケット販売の詳細については後日発表)クリストファー・ロイドといえば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役や、あの『アダムス・ファミリー』シリーズのフェスター役でも有名なレジェンド俳優。昨年はドラマ「マンダロリアン」シーズン3にもゲスト出演した。過去に東京コミコンに参加した際も数多くのファンが駆け付け、今回待望の大阪コミコン初参加となる。同じく『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズに出演しているリー・トンプソンとトム・ウィルソンは、それぞれマーティの母親ロレイン・マクフライ役と、常にマーティの邪魔をする印象的な悪役ビフ・タネン役を演じた。トンプソンは映画・ドラマ作品への出演だけでなくドラマ作品の監督も務め、またウィルソンも映画・ドラマ作品のほかにアニメーションやゲームの吹き替えキャストを務めるなど、幅広く活躍。そして、『ロボコップ』シリーズで主役のアレックス・マーフィ/ロボコップを演じて一躍有名となったピーター・ウェラーは、デヴィッド・クローネンバーグ監督のカルト作『裸のランチ』やウディ・アレン監督作品『誘惑のアフロディーテ』、大ヒットSF映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』などの話題作に出演している。映画だけでなく「24 -TWENTY FOUR-」「Hawaii Five-0」「ザ・ラストシップ」など数々の人気ドラマに出演。近年では「MACGYVER/マクガイバー」「私立探偵マグナム」などのドラマ作品で監督も務めており、幅広いジャンルで精力的に活動し続けている。東京コミコン2018以来、6年ぶりの日本のコミコンへの参加となる。「大阪コミコン2024」は5月3日(金・祝)~5日(日・祝)インテックス大阪にて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年03月12日5月3日(金・祝)~5日(日・祝)に大阪にて開催される「大阪コミコン2024」の来日セレブ情報が発表された。第1弾の来日セレブとして発表されたのは、マッツ・ミケルセン、テムエラ・モリソン、ダニエル・ローガンの豪華3名。大阪コミコンの期間中全ての日程で来場し、当日は会場において写真撮影会およびサイン会等も予定されている(※撮影会・サイン会のチケット販売の詳細については後日発表)。ドラマ『ハンニバル』のハンニバル・レクター役や映画『ドクター・ストレンジ』のカエシリウス役、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のグリンデルバルド役など、数々の大ヒット作に出演するマッツ・ミケルセンは、カンヌ国際映画祭男優賞をはじめ数多くの受賞・ノミネート歴をもつ実力派俳優。また、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では主人公の父ゲイレン・アーソ役を熱演。昨年の大阪コミコン2023・東京コミコン2023にも参加し、ステージ登壇時は座席を埋め尽くすほどのファンが来場した。テムエラ・モリソンは『スター・ウォーズ』シリーズや『アクアマン』シリーズをはじめとした数々の映画・ドラマ作品に出演し、また『モアナと伝説の海』などの大ヒットアニメーション作品の吹き替えなども務める人気俳優。ニュージーランド映画賞で最優秀男優賞を受賞した経歴を持つ実力派でもあるモリソンは、近年ではドラマ「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」にて主演を務め、話題を呼んだ。昨年の東京コミコン2023で日本のコミコンに初参加したモリソンはファンとの交流に歓喜、今回の大阪コミコン2024への参加も決定した。そして、東京コミコンへの参加回数はこれまでの来日セレブの中で最多となり、東京コミコンの“セレブ親善大使”も務めるダニエル・ローガンは、子ども時代から映画作品で活躍するベテラン俳優。過去には『スター・ウォーズ』シリーズでテムエラ・モリソンとも共演しており、ファン待望のダブル来日となる。5月4日の「スター・ウォーズの日」に、『スター・ウォーズ』シリーズ出演俳優3名が大阪コミコン2024に集結する、ファンにとってはまたとない3日間となりそうだ。「大阪コミコン2024」は5月3日(金・祝)~5日(日・祝)、インテックス大阪にて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年03月05日マッツ・ミケルセンが主演、第36回ヨーロッパ映画賞男優賞を受賞したデンマーク・ドイツ・スウェーデン合作映画『The Promised Land』(英題)、およびデンマーク映画『BEFORE IT ENDS』(英題)の日本配給が決定した。『The Promised Land』は、ニコライ・アーセル監督による実話を基に描いた歴史ドラマ映画で、2023年の第80回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品、第36回ヨーロッパ映画賞で3部門(男優賞/撮影賞/衣装デザイン賞)を受賞した作品。1755年、財政難に直面していたルドヴィク・カーレン大尉は、人を寄せ付けないデンマークの荒地の開拓に乗り出す。彼の目的は、国王に敬意を表してここに植民地を建設し、彼が切望する栄誉ある王室の名前を受け取ること。しかし、無慈悲な支配者フレデリック・デ・シンケルは、傲慢にもこの土地の所有権を主張する。逃げ出したメイドのアン・バーバラとその夫がカーレンのもとに身を寄せていることを知ったデ・シンケルは復讐心を燃やし、あらゆる手段を使ってカーレンを追い払おうとする。それでもカーレンは勇気を持ってこの不平等な争いに挑む。それは自分の命だけでなく、彼のもとに集まった家族をも危険にさらすことだった――。同作を配給する「スターキャット」は、かつて『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなど洋画配給に定評のあった日本ヘラルド映画(2006年3月に現在のKADOKAWAに吸収合併)と同じ「ヘラルドグループ」のグループ企業。現在、インターネット事業、ケーブルテレビ事業、映画事業を展開するスターキャットは、直営映画館の伏見ミリオン座・センチュリーシネマ(名古屋市中区)の運営や国内映画作品の配給・宣伝を受託し実施している。これまでの映画事業やヘラルドグループ時代に培ったノウハウを生かし、海外映画作品の自社配給を開始した。また、今回配給するもう1作『BEFORE IT ENDS』は、2014年に第86回アカデミー賞短編実写映画賞を受賞したアンダース・ウォルター監督の最新作。今後スターキャットでは、2024年~2025年の全国公開に向けプロモーション等を行っていくという。(シネマカフェ編集部)
2023年12月26日11月22日に誕生日を迎える“北欧の至宝”ことマッツ・ミケルセンの誕生日を祝して、「北欧の至宝マッツ・ミケルセン生誕祭」と題した特集を「BS10スターチャンネル」にて実施。11月13日(月)から誕生日当日の11月22日(水)まで毎日1作ずつ、計10作品をカウントダウン放送する。日本未公開・未ソフト化の『ウィルバーの事情』、ニコラス・ウィンディング・レフン監督とのデビュー作『プッシャー』ほか、彼の初期作から近年の作品まで、日本ではなかなか見られない貴重作も含めて計10作品をお届け。色気のある紳士の役から、無口なオタク、ぶっとんだダメ男まで、なぜかすべてのキャラがはまってしまうマッツの軌跡をふり返る。また、Amazon Prime Videoチャンネル上の動画配信サービス「スターチャンネルEX」では、10月~11月にかけて同特集からの映画9作品と、マッツ主演のTVシリーズ代表作「ハンニバル」(シーズン1~3、全39話)とあわせて順次配信スタートする。北欧の至宝 マッツ・ミケルセン生誕祭(全10作品)日本劇場未公開、未ソフト化白衣の精神科医マッツ!『ウィルバーの事情』放送11月14日(火)21:00ほか/配信11月6日~『幸せになるためのイタリア語講座』や『17歳の肖像』など、感情表現とユーモアのバランスが絶妙な作品を送り出している、デンマーク出身のロネ・シェルフィグ監督の初期作。自殺未遂を繰り返す弟を見守る兄の犠牲的な愛の尊さに重点を置きながら、軽妙なストーリー運びで観る者の心を揺さぶっていく。ブレイク前のマッツが、兄弟と関係を深める精神科医役で登場する。(制作:2002年 デンマーク=英)不倫の恋に溺れるマッツ!『しあわせな孤独』放送11月15日(水)21:00ほか/配信11月6日~『未来を生きる君たちへ』でアカデミー外国語映画賞に輝いたスサンネ・ビア監督がその8年前に発表し、一躍その名を高めた愛の物語。カメラは手持ち、照明は使わず、ロケーション撮影を行うことなどを徹底した映画運動ドグマ95に則って製作。交通事故で負傷した男性の恋人が、加害女性の夫に救いを求め、被害者カップルと加害者夫婦、それぞれの内面に深く踏み込んでいく。マッツは不倫の愛に身を焦がす男性を好演した。(制作:2002年 デンマーク)映画デビュー作!裏社会のダメ男マッツ!『プッシャー(1996)』放送11月16日(木)21:00ほか/配信11月6日~カンヌ国際映画祭監督賞『ドライヴ』で世界に旋風を巻き起こしたニコラス・ウィンディング・レフン監督の記念すべきデビュー作となったデンマーク発クライムサスペンス。“プッシャー”と呼ばれる麻薬密売人が、破滅への道を辿る姿を描く。マッツの映画初出演作で、主人公の相棒の密売人を好演。2010年にインドでヒンディー語版、2012年にイギリスで英語版がリメイクされた。(制作:1996年 デンマーク)内気な映画オタクマッツ!『ブリーダー(1999)』放送11月13日(月)21:00ほか/配信中『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督が、デンマーク時代に撮った初期作品。暴力衝動を募らせる男の葛藤を描くパートと、映画マニアの男が現実世界での恋愛に飛び込もうと奮闘するパート、対照的な2つのドラマが展開される。『ヴァルハラ・ライジング』をはじめとするレフン監督作に多数出演しているマッツ・ミケルセンが内気なレニーを好演。青春を引きずる男たちの姿が、粋な会話と音楽に合わせて描かれていく。(制作:1999年 デンマーク)裏社会のダメ男再びマッツ!『プッシャー2』放送11月17日(金)21:00ほか/配信11月6日~レフン監督のデビュー作『プッシャー』の続篇。前作で主人公の相棒を演じたマッツが主演を務め、更生を誓った密売人が再び裏社会の闇に引きずり込まれていく姿を描くクライムサスペンス。手持ちカメラを使った撮影が、ドキュメンタリー的な迫力を生んでいる。スキンヘッドで入魂の演技を披露したマッツは、本作の後に悪役を演じた『007/カジノ・ロワイヤル』で世界的にブレイク。(制作:2004年 デンマーク)中世で反乱を起こすマッツ!『バトル・オブ・ライジング』放送11月18日(水)23:00ほか/配信11月6日~16世紀、フランスに実在したハンス・コールハースの闘いを、マッツ主演で映画化した歴史ドラマ。原作はドイツの作家ハインリッヒ・フォン・クライストの「ミヒャエル・コールハース」。横暴な領主に対し反乱を起こしたコールハースの姿を重厚な演出で描く。寡黙で不器用だが激情を胸に秘めた主人公をマッツが演じた。『ベルリン・天使の詩』のブルーノ・ガンツや『ポンヌフの恋人』のドニ・ラヴァンら名優も共演。(制作:2013年 フランス=ドイツ)西部劇でもハマるマッツ!『悪党に粛清を』放送11月19日(日)23:15ほか/配信中マッツが主演した、北欧デンマーク製の本格西部劇。1870年代の米国に渡ったデンマーク移民の男が愛する者を奪われ、復讐という業に身を投じていく姿を描く。デンマークを代表する国際的俳優と俊英監督クリスチャン・レヴリングがタッグを組み、北欧産ながら西部劇の王道を感じさせるアクションや人物の生き様は必見。また復讐譚として、マカロニウエスタンの趣があるのも見どころ。(制作:2014年 デンマーク=イギリス=南ア)極寒でサバイバルなマッツ!『残された者-北の極地-』放送11月20日(月)21:00ほか『アフター・ウェディング』『偽りなき者』のマッツが主演したアイスランド製サバイバルドラマ。マッツは極寒の北極圏に不時着したパイロットを演じ、平均気温マイナス30度という過酷な環境下で撮影を敢行。極限状態に一人取り残された男の生き抜くための闘いを、リアルかつスリリングに描き出す。(制作:2018年 アイスランド)※スターチャンネルEXでの配信なし痛みを抱えた軍人マッツ!『ライダーズ・オブ・ジャスティス』放送11月21日(火)20:50ほか/配信11月6日~“北欧の至宝”マッツが『アダムズ・アップル』などで何度もタッグを組んできたアナス・トマス・イェンセン監督のもと、軍人役を演じたアクションサスペンス。妻の事故死が犯罪組織による計画的犯行であると聞かされた軍人が、真相を知る数学者たちと手を組んで復讐に乗り出す姿を、予測不能のストーリー展開で描き出す。デンマークのアカデミー賞では4冠に輝いたヒット作。(制作:2020年 デンマーク)泥酔する高校教師マッツ!『アナザーラウンド』放送11月22日(水)20:50ほか/配信11月6日~ミドルエイジ・クライシスに悩む4人の男性が、酒の力によって危機を乗り越えようとする姿をシニカルかつユーモラスな視線で描く。飲酒の年齢制限がないデンマークの飲酒文化が垣間見えるのも興味深い。主演のマッツをはじめとする俳優陣の“酔っぱらい演技”と、祝祭感あふれる着地点が見事。(制作:2020年 デンマーク)恐ろしすぎる精神科医マッツ!「ハンニバル」シーズン1~3・全39話見放題配信中映画『羊たちの沈黙』で世界的人気を博したトマス・ハリスのサスペンス小説「ハンニバル・レクター」シリーズにインスパイアされたオリジナル・ストーリー。レクターの誕生秘話を描く『ハンニバル・ライジング』から、レクターがFBI捜査官ウィル・グレアムに逮捕される『レッド・ドラゴン』までの空白を埋める本作は、一流精神科医として名声を博すハンニバル・レクターが、連続女性誘拐殺人事件の捜査でFBIに協力しながら本性を覗かせていく姿を、宿敵である天才プロファイラー、ウィルとの息を呑む駆け引きを通じて浮き彫りにしていく。※BS10スターチャンネルでの放送なし「北欧の至宝マッツ・ミケルセン生誕祭」は11月13日(月)~11月22日(水)21時~頃10日連続放送ほか【STAR1字幕版】にて放送、スターチャンネルEXにて順次配信中(全10作品)。(シネマカフェ編集部)
2023年10月22日12月8日(金)より開催される「東京コミックコンベンション2023」(東京コミコン2023)に、マッツ・ミケルセンとポム・クレメンティエフが参加することが分かった。幕張メッセにて3日間開催される「東京コミコン2023」。今年5月、初の大阪開催となった「大阪コミコン2023」では、マッツをはじめ、オーランド・ブルーム、ミリー・ボビー・ブラウン、マイケル・ルーカー、ミーシャ・コリンズらが参加。東京・大阪通算8回目の開催となる今回は、メインMCにLiLiCo&小田井涼平夫妻が就任。すでに、エヴァンジェリン・リリー、トム・フェルトン、クリストファー・ロイドの来日が決定している。今回新たに参加が決定したマッツは、ドラマ作品で人気を博し、昨今では『ドクター・ストレンジ』『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』など、数々の映画作品にも出演。「大阪コミコン2023」のほか、「東京コミコン2017」にも参加し、数多くのファンが殺到した。そして、昨年の「東京コミコン2022」で来日を予定していたが、撮影スケジュールの都合で急遽、来日中止となってしまったポムが、ファン待望の初参加。マッツ、ポム共に、会期中全ての日程で来場予定だ。なお、来日セレブのサイン券・撮影券の発売情報については、後日発表予定となっている。「東京コミックコンベンション2023」は12月8日(金)~10日(日)幕張メッセにて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年09月22日8月30日夜(現地時間)、第80回ヴェネチア国際映画祭が開幕した。全米脚本家組合(WGA)と全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキを行っている影響で、当初オープニング作品に決定していたルカ・グァダニーノ監督×ゼンデイヤ主演映画『Challengers(原題)』は公開日を延期したため取り下げに。代わりにエドアルド・デ・アンジェリス監督の『Comandante(原題)』が上映された。審査員長を務めるデイミアン・チャゼル監督は、レッドカーペットでは正装だったが、記者会見には「Writers Guild on Strike!(脚本家組合はストライキ中!)」というロゴが入ったTシャツを着用して臨み、脚本家や俳優たちを支持する姿勢を見せた。リリアーナ・カヴァーニに栄誉金獅子賞を授与するセレモニーも行われた。トロフィーを渡したのは、1975年のカヴァーニ作『愛の嵐』でルチアを演じたシャーロット・ランプリング。客席から盛大なスタンディングオベーションを受け、舞台の上のカヴァーニは親指を立てるサムズアップで応じた。ストライキ中は俳優による作品のプロモーション活動が制限されているため、今年のヴェネチア国際映画祭に出席できる俳優は少ないが、主催者は『Ferrari(原題)』のアダム・ドライバー、『The Promised Land(原題)』のマッツ・ミケルセン、『Priscilla(原題)』でプリシラ&エルヴィス・プレスリーを演じているケイリー・スピーニー&ジェイコブ・エロルディらが来場すると発表。これらの作品は、ストライキの交渉相手である全米映画テレビ制作者協会が関与していないインディ作品であることから、SAG-AFTRAより宣伝活動が許可されている。(賀来比呂美)
2023年08月31日ハリソン・フォード主演、世界中で人気を誇るアドベンチャー・シリーズ最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の全世界同時公開を前に、マッツ・ミケルセンが「大阪コミックコンベンション2023」(大阪コミコン2023)に来日、超満員の会場が盛り上がった。「大阪コミコン2023」では5月6日(土)に行われたステージにて、マッツ・ミケルセンが登場!インディの最後の冒険を阻む因縁の宿敵であり、元ナチスの科学者フォラーを演じている。2017年の東京コミコンに続いて、今回の大阪コミコンでも来日してくれたことに、日本のファンのことを気に入っているのでは?とMCから問われると、通訳を待たずに「ハイ!」と日本語で即答。「世界でも日本のファンがベストです。日本のファンはとてもスイートで思いやりがあります。今日は時間が限られていますけれど、もっと時間がとれたらなと思っています」と日本のファンへの愛情を告白。さらに、「こんなにいい人なのにどうして悪役が似合うのでしょうか?」とのファンからの質問には、「私自身は、悪役とはあまり思っていないんです。コインの裏表のようなダークサイドだと思っていて、それを出来るだけ表現するようにしています」と数々の印象的なキャラクターのポイントを明かした。■初対面から「“ハリソン・フォード”ではなく“インディ・ジョーンズ”だった」そして、まだまだ謎に包まれている最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』について、オファーを受けた時の気持ちを尋ねられると、「とてもハッピーでした。実は、このオファーをいただく1週間前に、友人と話をしていたんです。彼は私に、『君は色々なフランチャイズに出たよね。マーベルも出たしスター・ウォーズも出たよね』と出演した作品をリストアップして、『あと出てないのはインディ・ジョーンズかな』と言っていたのです。そんな会話をしてから1週間後にオファーの電話を受けたんです。すぐにその友人に喜びのメッセージを送りましたよ」とまさに“運命”的なエピソードを披露。また、ハリソンとの出会いの様子を尋ねられたところ、「実は初めて彼に会った時には“ハリソン・フォード”に会ったというより、“インディ・ジョーンズ”に会ったのです。彼とは(撮影待機用の)トレーラーで会ったので、もうコスチュームも着ていて、ムチも持った状態だったんです。ですから、私が最初に会ったのは、“ハリソン・フォード”ではなく“インディ・ジョーンズ”だったんです」と、伝説の作品世界に入り込んでいたかのような感慨を吐露した。■演じるのは「科学者で1930年から40年代にドイツにいた」キャラクター…「それでピンと来る」自身が演じた“フォラー”という悪役については、「すべて話をしたいけれど、それを聞いた皆さんを消してしまわないといけない」と茶目っ気をみせつつ、「今お話できるのは、このキャラクターは科学者で1930年から40年代にドイツにいた人ということだけです。でもそれでピンと来る方いらっしゃるんじゃないでしょうか」とヒントを出してくれた。今作では、自身のどんなシーンを観てもらいたいかと問われると、「私が演じるフォラーが登場していないシーンを、自分自身見るのがとても楽しみなのです。クレイジーだし、美しいシーンがたくさんありますので、公開日の6月30日を私自身も楽しみにしてるんです。自分が出たシーンで言いますと、電車での結構長いシーンがあります。あまり詳しくは言えないですが、かなりドラマチックで綺麗なシーンになってますので、是非楽しみにしてください!」と最新作の魅力を語った。最後に、マッツから日本のファンへのメッセージでは、「皆さんこのままでいてください。皆さんはとても素晴らしい。そのままで変わらずいてください。また来ます!」と熱いラブコール。退場時にもファンへ投げキッスと指ハートをプレゼントすると、会場に集まったファンは歓喜に満ち溢れた。ハリウッドを代表する名優たちと、製作総指揮を務めるスピルバーグから監督のバトンを受け取った、確かな実力を持つジェームズ・マンゴールド監督が贈るインディ・ジョーンズ最後の冒険。その公開に向けた大注目のイベントとなった模様だ。『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は6月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 2023年6月30日より全国にて公開©2022 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
2023年05月07日「大阪コミコン2023」の新たな来日セレブとして、数々の大ヒット作でメインキャストを務める人気実力派俳優マッツ・ミケルセンの来日が決定した。マッツ・ミケルセンといえば、映画『007/カジノ・ロワイヤル』の敵役となるル・シッフル役で世界的評価を得て、自国デンマークの映画『偽りなき者』ではカンヌ映画祭主演男優賞を受賞。その後、ドラマシリーズ「ハンニバル」のレクター博士役や映画『ドクター・ストレンジ』のカエシリウス役、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のゲイレン・アーソ役、そして『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のゲラート・グリンデルバルド役を演じた。さらに最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のヴィランであるヴォラー役も期待を集めている。マッツは大阪コミコンの期間中全ての日程で来場し、当日は会場において写真撮影会およびサイン会等が予定されている(※撮影会・サイン会のチケット販売の詳細は後日発表)。さらなるセレブの来日も予定されている。なお、大阪コミコンは先行して3日間通し券【3DAYPASS】がチケットぴあにて6,900円(税込)で発売中。2月15日(水)より1日入場券【1DAYPASS】も発売開始。価格は前売1日入場券の場合、一般3,500円(税込)、中高生2,000円(税込)となる。「大阪コミックコンベンション 2023(略称:大阪コミコン 2023」は5月5日(金・祝)~7日(日)、インテックス大阪にて開催。※新型コロナウイルス感染拡大の状況次第で、変更の可能性があります。(text:cinemacafe.net)
2023年02月14日スティーヴン・スピルバーグ監督とルーカスフィルムの製作陣がタッグを組んだハリソン・フォード主演『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が、2023年6月30日(金)より日米同時公開。この度、本作のヴィランとなる元ナチスのNASAエンジニア、ヴォラー役を務めるマッツ・ミケルセンの姿を捉えた場面写真が解禁となった。考古学者にして冒険家の主人公インディ・ジョーンズとして主演を務めてきたハリソンは、これまでにも『スター・ウォーズ』や『ブレードランナー』など、数々の名作の人気をけん引してきたハリウッドのレジェンド。彼は本作が“最後の作品”になることを明言しており、“インディ・ジョーンズ”として集大成といえる本作に全世界から熱い視線が注がれている。映画の歴史に名を刻むことになるであろう本作の舞台は、アメリカとロシアが激しい宇宙開発競争を繰り広げていた1969年。これまで歴史的な秘宝を追い求めてきたインディが、宇宙という未来の領域にその力を広げようという両国の間で繰り広げる最後の冒険の物語は、想像を超える驚きと感動を呼び起こしてくれそうだ。そんな本作の重要な要素となるヴィランを演じるのは“北欧の至宝”と呼ばれ、ハリウッドでも唯一無二の存在感を放つマッツ・ミケルセン。日本でも多くのファンを持つマッツは実在する人物からインスパイアされたという、元ナチスでありながらNASAのエンジニアとして働いているヴォラー役を務める。マッツ・ミケルセン Photo by Pascal Le Segretain/Getty Images新たに解禁された場面写真では、ナチスのシンボルであるハーケンクロイツが刻まれた箱を開けるマッツが映し出され、不穏な企みを働いていることが予感させられる。いまだ謎に包まれたヴォラーについて、マッツは「彼は過去の過ちを正したいと思っている男だ。世界をよりよいものへと導くものがあり、彼はそれを手に入れたいと思っている。インディ・ジョーンズもそれを手に入れたいと考えているんです。そうして、私たちは物語を手に入れたのです」と「Empire」誌でも語っており、世界の根幹を揺るがすような秘密に挑むことをほのめかしている。熾烈な宇宙開発競争の最中にインディとヴォラーはどのように対峙していくのか、続報が待ち遠しい。『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は2023年6月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 2023年6月30日より全国にて公開©2022 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
2022年12月27日マッツ・ミケルセンが『Dust Bunny』に主演することになった。監督は、今作で監督デビューを果たすブライアン・フラー。脚本はフラーが書き下ろした。ベッドの下にいるモンスターが家族を食べてしまったと信じる8歳の少女が近所の男性に助けを求めるという物語らしい。ミケルセンはテレビドラマ『ハンニバル』でフラーと組んでいる。撮影は来年1月に開始の予定。ミケルセンの最近作は『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。この3作目の撮影開始後まもなく降板させられたジョニー・デップに代わってグリンデルバルドを演じた。次回作は来年公開の『インディ・ジョーンズ5』。文=猿渡由紀
2022年11月04日ドラマ「ハンニバル」の製作総指揮を務めたブライアン・フラーが、同ドラマの主演俳優マッツ・ミケルセンと再タッグを組むことを明らかにした。フラーは『Dust Bunny』(原題)というタイトルの映画で脚本と監督を務めるという。「HEROES」「アメリカン・ゴッズ」「スタートレック:ディスカバリー」などの人気ドラマを手掛けてきたフラーだが、長編映画のメガホンを取るのは今作が初めて。また、フラーは『13日の金曜日』の前日譚ドラマも手掛けることが報じられたばかりの多忙な身だ。『Dust Bunny』は、自分の家族を食べたモンスターがベッドの下にいると信じている8歳の少女が、好奇心をそそる隣人の助けを借りてモンスターを退治するというホラー映画。フラーと共に製作を担当する「Thunder Road」のエリカ・リーは、「私たちは長年、ブライアンの大ファンです。『Dust Bunny』は信じられないくらい独創的で、市場にあるものとは違うものです。彼の長編デビューの実現を手伝うことができてとてもうれしいです」とコメントしている。「ハンニバル」のマッツ×フラーコンビの再タッグに、ファンは「喜びの涙を流している」「オーマイゴッド!」とSNSで大興奮。製作は2023年1月にスタートするという。(賀来比呂美)
2022年11月02日魔法ワールドシリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』から、マッツ・ミケルセンが史上最悪の魔法使い・グリンデルバルドの“怒り”、そしてダンブルドアとの“絆”について語る特別映像が解禁された。初週末の興行収入は10億円を超えるヒットスタートを切り、先週末4月15日(金)から全米ほか44の国と地域で公開され、インターナショナル累計では興行収入244億円を超えるヒットとなっている本作。今回解禁となったのは、ニュートたちデコボコチームが立ち向かう、史上最悪の魔法使いグリンデルバルドに関する特別映像。未来が見える能力を持つグリンデルバルドの目的は、マグル(非魔法族)ではなく魔法使いが世界の頂点に立つこと。目的のためなら手段を選ばない冷徹さと、圧倒的なカリスマ性で人々の心を掴み、勢力を拡大してきたグリンデルバルドだが、その行動原理についてマッツは「世界をより良いところにしたいんだ。その方法が、みんなの望むものとは限らないけど」と語る。そして、魔法使いがマグルより不当な扱いを受けてきた世界を変えたいという願いは、かつてのダンブルドアとも共有していたものであり、それこそがダンブルドアとグリンデルバルドを強く結びつける“絆”であったことも語られている。これまで多くの危うい魅力がある“悪役”を演じてきたマッツだが、本作では、冷徹さとカリスマ性のみならず、どこか孤独感を感じさせる奥行きを感じる役作りに「マッツで大正解」「信念と色気のマッツのグリンデルバルドが素晴らしい」「TLが埋まるのも納得」と、彼の演じるグリンデルバルドを絶賛する声が多くあがっている。マッツ本人はそのカリスマ性で多くの人の心を掴むグリンデルバルドについて、「敵か味方か分からない相手だからこそ、洗脳のしがいがあるのかもしれない。丸め込めればしめたものだし、たとえできなくても、古いことわざにもあるように“敵は近くに置く”のが正解だ」と言う。「例えば、グリンデルバルドの思想に傾倒していってしまったクイニー。クイニーは、“開心術”の使い手で相手の心が読めるから、グリンデルバルドにとって大きな武器になる。いつ裏切られるか分からない状況もスリリングで、グリンデルバルドはそういうゲームとして楽しんでしまう」と、まるでどこかゲームのように世界を破壊しようとしている人物であると語っている。そんな複雑な魅力を放つグリンデルバルドから目が離せない。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 2022年4月8日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.
2022年04月24日「愛の重さの狂気が増した」「色気がえげつない」「耽美さがより引き立っていた」ーー。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』で史上最悪の“黒い魔法使い”グリンデルバルドを演じたマッツ・ミケルセンには、そんな感想がSNSに上がり続けている。前作のジョニー・デップがグリンデルバルドになりきるべく、特徴的なブロンドのヘアスタイルとオッドアイで“大変身”したことに比べると、マッツはマッツそのまま。しかし、彼が演じることでアルバス・ダンブルドアへの恋慕を秘めながら、残酷さと危うさ、人を惹きつけるカリスマ性を有したシリーズの重要人物がより立体的になり、新たなファンを続々と増やしている模様だ。そこで、マッツにますます恋するに違いない代表作をピックアップした。魔法ワールドファンの心をガッシリとつかんだ「より大きな善のために」。若き日はそう思いを1つにし、お互いが魂の片割れのような存在だったグリンデルバルドとダンブルドア(ジュード・ロウ)。デンマーク出身のこの闇の魔法使いをマッツが演じると決まった際、ファンは歓喜したが、マッツは「チャンスがあれば、ジョニーと話がしたかった」と明かしていたように、まったくの手探り状態でグリンデルバルド役に挑むことになった。そして、演じるにあたって大事にしていることは「ジョニーの演技をコピーしないこと」とも語っていたマッツ。先日のシネマカフェ・インタビューでも「どう演じたらいいか、答えをずっと探し続けるのが俳優の人生」と語っていたが、今作冒頭のわずかなシーンから、すでに“正解”は出ていたように思う。ダンブルドアに対し「まだ愛している」という未練を一瞬の柔らかな表情で示し、魔法ワールドファンの心をガッシリとつかんだように、自らの正義を盲信しながらも決別したダンブルドアを諦めきれないグリンデルバルドの複雑さは、マッツが演じてくれたからこそ際立ったといえる。デンマークからヨーロッパ、ハリウッドと大活躍マッツは1965年11月22日、デンマーク・コペンハーゲン生まれ。体操選手を経てプロのダンサーとなり、その後、オーフス国立劇場の演劇学校で3年間で学んだ後、ライアン・ゴズリング主演『ドライヴ』でも知られる盟友ニコラス・ウィンディング・レフン監督と組み、『プッシャー』(96)で長編映画デビューした。1つ年上の兄ラース・ミケルセンも俳優として活躍している。レフン監督の『ブリーダー』(99)、同じくデンマークのアナス・トマス・イェンセン監督の『アダムズ・アップル』(05)や、スザンネ・ビア監督の『しあわせな孤独』(02)『アフター・ウェディング』(06)などに出演しながら、2004年の『キング・アーサー』でハリウッドに進出。そして『007/カジノ・ロワイヤル』(06)で血の涙を流す悪役ル・シッフル役で世界的に脚光を浴び、ドラマシリーズ「ハンニバル」(13~15)でその人気を確固たるものにする。2010年には映画界への多大なる貢献が称えられ、デンマーク女王からナイト(騎士)の称号を授与された。そして、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の『ドクター・ストレンジ』(16)で宿敵カエシリウス役、「スター・ウォーズ」シリーズのアナザー・ストーリー『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)の科学者ゲイレン・アーソ役に相次いで起用。今回はハリー・ポッター魔法ワールドに参加したことで、「007」「MCU」「スター・ウォーズ」と大人気フランチャイズ映画の4大巨頭に出演した稀有な俳優となった。さらに次なる大作は、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、『フォードvsフェラーリ』『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールド監督による『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5作(2023年6月公開予定)である。第一線の製作陣がぜひとも使いたい名優、それがマッツなのだが、ニュートラルな状態で役に挑む姿勢のみならず、インタビューでのざっくばらんな語り口やラフな私服、日本のゲームデザイナー・小島秀夫との親交など、親しみやすさも人気の秘密。小島氏が監督したゲーム「DEATH STRANDING」にもノーマン・リーダスやレア・セドゥらと参加している。「現実世界で起きていることに注意を向けられるのもエンターテインメントなら、現実逃避をさせてくれるのもエンターテインメント」(シネマカフェ・インタビューより)と語るマッツは、確かに悪役のイメージが強いが、善良な市民にも、中年の危機を抱えた教師や、喪失を抱えた軍人にもなれる。どんな役柄であっても、観る者をその映画の世界へと瞬く間に放り込んでくれるのだ。闇社会の底辺でもがくマッツ『プッシャー2』(2004)レフン監督による『プッシャー』は3部作で、2作目はマッツが演じるトニーが主役。出所して麻薬密売人(プッシャー)から足を洗おうとするも、ギャングの父親の仕事を手伝うことになり泥沼に填まっていく。後頭部に「RESPECT」というタトゥーを彫ったスキンヘッドのトニーは、どこか間が抜けている。グリンデルバルドやハンニバル・レクターのスマートさからは想像もつかないギャップ、レフンの持ち味であるバイオレンスとネオン、クラブミュージックは初期作から健在。冷徹な悪役がハマったマッツ『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)それまで1本も「007」作品を観たことがなかったというマッツは、ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの最初の悪役に選ばれ、40代で世界的にブレイク。テロ組織の資金調達や管理を行うル・シッフルは左目に傷があり、涙腺異常のために血の涙を流す、さらに喘息持ちという設定が利いている。実は彼もまた“追われる者”であり、クールで残酷ながら脆さもある悪役のイメージをマッツに植え付けた。いわれなき誤解を受ける善良マッツ『偽りなき者』(2012)マッツがカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞、作品もパルム・ドールを受賞した秀作。閉鎖的な小さな町で、いわれなき誤解を受ける離婚した孤独な男ルーカス。身の潔白を説明しようとする彼の声に誰も耳を貸さず、仕事も親友も、全てを失った彼は憎悪の渦に巻き込まれる。それに耐え忍びながら、尊厳を保とうとするマッツの葛藤の演技は必見。コスチューム劇のマッツ『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(2012)歴史物、いわゆるコスチューム劇でフェロモンを振りまくマッツを堪能できる。国王の侍医となった医師ストルーエンセが空虚な王クリスチャン7世のもとで啓蒙主義に基づく改革を行う一方、王妃カロリーネと不倫関係に…。その王妃を演じたのは、大ブレイク前のアリシア・ヴィキャンデル。デンマークでは誰もが知るという歴史エピソードを単なる恋愛映画に留まらせなかった、ニコライ・アーセル監督の脚本も高く評価された。ダン・フォグラーに心酔されていたマッツ「ハンニバル」(2013~2015)アンソニー・ホプキンスや、急逝したギャスパー・ウリエルなど複数の俳優たちが演じてきたハンニバル・レクター博士。マッツが演じたハンニバルはスタイリッシュで優雅、上質なスーツやタキシードを着こなし、悪名高い殺人鬼のイメージを塗りかえた。ヒュー・ダンシーが演じるプロファイラー、ウィル・グレアムとの関係性はグリンデルバルドとダンブルドアに近しいかも!?なお、『ファンタビ』のジェイコブ役でお馴染みのダン・フォグラーが、ハンニバルの強烈な信奉者役でゲスト出演。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』より闇の魔術に傾倒するマッツ『ドクター・ストレンジ』(2016)“不老不死”を追い求めるあまり、“闇の魔術に傾倒していった”ドクター・ストレンジの宿敵という点で、グリンデルバルドとも共通項が多いカエシリウス。ストレンジによって拘束されても不敵な笑みを浮かべ余裕をかましている姿や、果敢に挑んだアクションにも注目。海外ドラマ好きには“シャーロック”と“ハンニバル”の仮装競演のよう。マーベル映画の詳しい知識は不要で、初めて触れる単独作品としても楽しめる。愛を利用されるマッツ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)「スター・ウォーズ」シリーズでも悪役かと思いきや、演じたゲイレン・アーソは家族の命と引き換えに大量虐殺兵器“デス・スター”作りに加担させられた苦悶の科学者だ。その娘ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)らが、シリーズ第1作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たな希望』の冒頭へと希望を繋げる。こちらもシリーズをよく知らなくても、導入として楽しめるだろう。北極でほぼひとり芝居マッツ『残された者 ー北の極地ー』(2018)“北極版『オデッセイ』”ともいえそうな体感型サバイバル映画。平均気温マイナス30度の北極地帯にひとり取り残された男が、不時着したヘリに乗っていた怪我人を助けながら希望を取り戻していく。状況説明は一切なし、見渡す限り真っ白な極地で奮闘するマッツにただ心を寄せるしかない。マッツ自身「これまでで最も過酷な撮影」とふり返っている。酔わないと何もできないマッツ『アナザーラウンド』(2020)『偽りなき者』のトマス・ヴィンターベア監督と再タッグを組み、アカデミー賞国際長編映画賞を受賞。仕事面でも、プライベートでも“危機”を抱えた高校教師が、3人の同僚と「血中アルコール濃度を常に0.05%に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を試すべく昼間から学校で飲酒。確かにすべては好転していくが…という、皮肉も込めたビターなヒューマン・コメディ。元プロダンサー、マッツの華麗なダンスも登場する。すでに人生を諦めた大人が、卒業を間近に控えた若者を未来へと導けるわけがないのだ。復讐のため凸凹チームを結成するマッツ『ライダーズ・オブ・ジャスティス』(2020)キャリア上でも珍しい、丸刈りでヒゲ面の軍人役に。“有害な男らしさ”とも向き合う。突然の列車事故で妻を失った軍人マークスは、遺された思春期の娘との関係もぎくしゃく。そんな中、事故は故意に起こされたと言う数学者が現れ、マークスは復讐を決意。それぞれに喪失感や痛みを抱えた冴えない中年男性4人と傷ついた娘、ウクライナ出身の青年など、期せずして集まった凸凹チームによる復讐劇はまさかの展開を迎える。『アナザーラウンド』がレオナルド・ディカプリオの製作会社でリメイクされることが決定しているが、今作もハリウッドリメイクが発表されている。カリスマ性が際立つマッツ『カオス・ウォーキング』(2021)トム・ホランド、デイジー・リドリーと共演。男性のみ、その思考や想像がノイズとなって表面化する惑星で、そのノイズをコントロールする術を身につけた種族のリーダー、プレンティスを圧倒的な説得力を持って演じた。自らの罪を都合よく“上書き”し、周囲を納得させる威圧的なリーダーはグリンデルバルドを彷彿とさせる。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:007/カジノ・ロワイヤル (2006) 2006年12月1日より全国にて公開偽りなき者 2013年3月、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2012 Zentropa Entertainments19 ApS and Zentropa International Sweden.ロイヤル・アフェア愛と欲望の王宮 2013年4月27日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2012 Zentropa Entertainments28 ApS, Zentropa International Sweden and Sirena Film Pragueドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開© 2016MARVEL残された者-北の極地- 2019年11月8日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2018 Arctic The Movie, LLC.アナザーラウンド 2021年9月3日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2020 Zentropa Entertainments3 ApS, Zentropa Sweden AB, Topkapi Films B.V. & Zentropa Netherlands B.V.カオス・ウォーキング 2021年11月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reservedライダーズ・オブ・ジャスティス 2022年1月21日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020 Zentropa Entertainments3 ApS & Zentropa Sweden AB.ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 2022年4月8日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.
2022年04月18日マッツ・ミケルセンが出演する『インディ・ジョーンズ』の5作目(タイトル未定)について、同シリーズ初期の雰囲気に立ち返っていると「The Hollywood Reporter」に語った。「『レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫』は大好きな映画の一つで、1940年代の黄金時代の魅力があふれ出ている。今回も同じです。1作目、2作目に立ち返り、オリジナルの雰囲気、オリジナルのインディ、濃くて壮大なものを取り入れています」という。主役のハリソン・フォードとは初共演だ。「彼とは初めて会いましたが、とんでもなくパワフルな人ですよ。俳優としてだけではなく、肉体的に(パワフル)です。一緒に撮影をした初日のことを覚えています。夜に行われた撮影で、朝5時に終わりました。それからハリソンはマウンテンバイクに乗って、50キロのサイクリングに行ったんです。彼は人間のモンスターです。とても良いモンスターね」と79歳のハリソンのタフさを明かした。『インディ・ジョーンズ』第5弾は撮影の遅れや何度もの公開日の延期を経て、現在は2023年6月に公開予定とされている。前4作のメガホンを取ったスティーヴン・スピルバーグは製作総指揮として参加。監督はジェームズ・マンゴールド(『グレイテスト・ショーマン』)が務めている。マッツによると、「まるでスピルバーグ監督作のように感じます。ジェームズが彼のヴィジョンを持って作っているというのは明らかです」とのこと。(Hiromi Kaku)■関連作品:インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 2008年6月14日、15日先行公開、6月21日より全国にて公開TM & © 2008 Lucasfilm Ltd.. All Rights Reserved. Used under authorization.
2022年04月15日『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』で、シリーズはいよいよ佳境に。闇の魔法使い、グリンデルバルドは世界支配に向けて着実な動きを見せ、ニュートやダンブルドアは彼の企みを阻止すべく決意を固める。そんな物語世界で鍵を握るのはやはり、すべての元凶となるグリンデルバルド。さらには、彼を演じるマッツ・ミケルセン。そこでリモートインタビューを行い、作品について、現在の彼自身について話を聞いた。ダンブルドアとの違いは「夢の追い方」シリーズ最大の悪役として、前2作でも存在感を放ったグリンデルバルド。互いを無二の存在と認めながら、やがて道を分かつグリンデルバルドとダンブルドア(ジュード・ロウ)の関係が、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』ではこれまで以上に影を深く落とす。「かなり若いころからお互いを知り尽くしてきた2人だからね。2人とも非常に強い魔力を持ち、それゆえに生まれる孤独を抱えている。そんな2人が出会い、相通ずるものを見出し、よく似た夢を追い、友情を育んだ。知っての通り、ある事件を境に別々の道を行くのだけど。夢の追い方の違いが、2人の道を分けた原因の1つだと思う。とは言え、彼らには強いつながりがあるし、相手の中に自分自身を見ているところがある。だからこそ、互いへの落胆を隠せないんだ。分身同士でありながらも、全く違う2人だから」。ダンブルドア先生がニュート(エディ・レッドメイン)らに慕われるように、グリンデルバルドにも人を惹きつけて離さない魅力がある。ただし、魅力的であると同時に、危険なのがグリンデルバルドの厄介なところ。ダンブルドアとの違いであるという「夢の追い方」も、あまりに残忍だ。「人を惹きつける魅力を持ちながら、非常に危険な思考も持ち合わせている。権力を手にした者にとって、それほど最高の資質はないだろうね。そんな権力者は現実の歴史上にもいたし、身近にも意外といる。人はなぜか、そういった力を持つ人に惹かれるんだ。賢さや身体能力の高さを見出し、パワフルな存在だと捉えるのだろうね」。例えば「ハンニバル」でマッツが演じたハンニバル・レクター博士も、魅力と危険が混在する人物だった。魅力的、けれど危険。魅力的、けれど危険。その複雑さ、危うさをどうしようもないほど巧妙に演じるのも、俳優マッツ・ミケルセンだ。「演じていて楽しいかは…どうだろう?(笑)興味深いキャラクターたちではあるよね」と笑う。「これはよく言っていることなのだけど、グリンデルバルドと同じ資質はダンブルドアにもあると思う。面白いことにね。何を美しいと見なすか、醜いと見なすか。それこそが映画作りにおけるジレンマなんじゃないかな。何が善で、何が悪か。それを決めるのも決めないのも映画。もちろん、僕たちの人生においても同じことが言えるのだけどね。だから…、そうだね。そういったキャラクターを演じるのは確かに楽しいことかもしれない」。「どう演じたらいいか、答えをずっと探し続けるのが俳優の人生」「現実世界で起きていることに注意を向けられるのもエンターテインメントなら、現実逃避をさせてくれるのもエンターテインメント」とも語るマッツは、近作の『アナザーラウンド』や『ライダーズ・オブ・ジャスティス』でも名演を披露。すでに撮影済みの『インディ・ジョーンズ』最新作にも期待が高まっている。まさに、「現実世界で起きていることに注意を向けられる」作品から「現実逃避をさせてくれる」作品まで。幅広い作品に望まれ、巡り合う秘訣でもあるのだろうか。もちろん、名優であること以外に。「どうだろう?正直なところ、秘訣は分からない。指(人差し指と中指)をクロスして、幸運を祈るくらいはしているかもしれないけど。『役が僕に来ますように!電話がかかってきますように!』ってね(笑)。でも、それはきっとみんなやっていることだと思う。確かに君の言う通り、いまのところすごくいい流れで来ているし、これが続けばいいなと願っている。いい流れが来た理由は本当に分からないけど、僕の仕事を気に入ってくれているのだと思いたいな。『マッツが演じるキャラクターがいる』といろいろな作品で思ってもらえたり、『マッツならどんな企画も可能だ』と思ってもらえたりしていたらすごくうれしい」。“いい俳優とは?”の答えは、「いまだに分からない」という。「俳優としてどうあるべきか、どんな俳優が理想なのか。一言でシンプルに言い表すことはできない。むしろ、俳優にとってはすごく難しい問題なんだ。なぜなら、どう演じたらいいか、答えをずっと探し続けるのが俳優の人生。ある意味、探し続ける旅の道のり自体が俳優であることを指すと思う。もちろん、その過程で小さな方法や手段には出会えるのだけど、『これ!』という正解に出会うことは絶対にない。そう考えると、僕の俳優としてのモットーは、『仕事をし続けること』かもしれないね。仕事をし続けてさえいれば、何か学べることがあるかもしれないから」。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 2022年4月8日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.
2022年04月08日エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、マッツ・ミケルセンら豪華キャストが共演する最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。世界の支配を企む“黒い魔法使い”グリンデルバルドを止めるため、ダンブルドア先生の“秘密の作戦”が動き出す本作から、ニュートの窮地を助ける魔法動物たちのシーンが解禁となった。先日行われた日本最速プレミアム試写会では「今まで一番面白かった!」「観終わったあとの幸福感すごい」「興奮しすぎて寝れない!」など興奮の声が溢れている本作。今回解禁となったのは、主人公のニュート(エディ・レッドメイン)が心から愛する個性豊かな魔法動物たちが、ニュートを助けるべく大奮闘する本編映像。無限に敷地が広がり、ニュートがたくさんの魔法動物のお世話をしているお馴染みの魔法のトランクの中から始まる。本作では、この魔法のトランクにそっくりな“5つのトランク”がダンブルドア先生の“秘密の作戦”の鍵を握っている。その中ではキラキラしたものが大好きなニフラーのテディが、本作で新たに登場する魔法動物のワイバーンに何かを伝えようとしているようだ。テディやボウトラックルのピケット、ワイバーンがトランクの外を覗くと、そこには“ある魔法動物”を抱えて気を失っているニュートの姿が…。鳥のような姿をしたワイバーンは次の瞬間、風船のように膨らんだかと思えば、長い尻尾で器用にニュートと魔法のトランクを持ち上げ、大切に抱えながら、ドラゴンのような大きな翼を広げて飛び立つという神秘的かつ、ニュートと魔法動物たちの絆の深さが垣間見えるシーンとなっている。また、ニュートが大事に抱えるのはこれまでに見たことがない魔法動物。どうやら、この魔法動物が世界征服をたくらむグリンデルバルドと、グリンデルバルドを阻止したいデコボコチームの運命を左右するようだが、その正体とは?“秘密の作戦”にどう絡んでいくのかに目が離せない。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は4月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 2022年4月8日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.
2022年04月07日魔法界と人間界の支配を企むグリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)を止めるため、魔法動物学者ニュート(エディ・レッドメイン)とダンブルドア先生(ジュード・ロウ)が寄せ集めチームを結成する『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。この度、ホグワーツの「必要の部屋」からダンブルドア先生の“秘密の作戦”が動き出す本編映像が解禁となった。今回初解禁となった本編映像は、冒頭からホグワーツ魔法魔術学校が映し出され、魔法ワールドを象徴するアンセムともいえる音楽が流れて観る者を魔法の世界へ誘う。ニュート、ジェイコブ(ダン・フォグラー)、テセウス(カラム・ターナー)、ユーラリー(ジェシカ・ウィリアムズ)ら寄せ集めのデコボコチームが足を踏み入れるのは、ホグワーツに存在する、本当に必要としているときにだけ現れる「必要の部屋」。『ハリー・ポッター』シリーズでは重要な魔法アイテムである分霊箱の隠し場所や、“ダンブルドア軍団”の隠れ家としても登場した魔法の隠し部屋だ。中には、本作の舞台の1つとなるブータン王国のものと思われるキラキラと輝く祈祷ホイールの形をした移動キー(ポートキー)も確認できる。未来が見える能力を持つグリンデルバルドに対抗するために用意されたのは、5つの魔法のトランクと誰も全貌を知らないダンブルドア先生の“秘密の作戦”。ニュート愛用のトランクと、持ち主のニュートですらどれが自分のトランクか分からないほど巧妙に作られた残り4つのトランク、そして5つのトランクのうちどれか1つの中にいる“ある魔法動物”こそが作戦成功の鍵を握る、という。ジェイコブは作戦を「“3・カード・モンテ”だ」とマグルがよくやるカード遊びに例えたが、ダンブルドア先生だけが知る、先が読めない秘密の作戦の行方に期待が膨らむシーンとなっている。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は4月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 2022年4月8日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.
2022年03月29日エディ・レッドメイン演じる魔法動物学者ニュートと、ジュード・ロウ演じるダンブルドア先生が寄せ集めチームを結成、マッツ・ミケルセン扮する史上最悪の黒い魔法使いグリンデルバルドに挑む最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。最強の魔法使いと謳われるダンブルドアとその一族に隠された、『ハリー・ポッター』シリーズから『ファンタスティック・ビースト』シリーズへと続く魔法ワールド最大の秘密が解き明かされる本作では、それぞれが何を目的として、どう動くのか?最新作の物語の重要な軸となる、絶対に見逃せないポイント3つに迫った。ついに立ち上がる!ニュート&ダンブルドアらのデコボコチーム魔法動物を守ることだけを考え、世界を飛び回っていた魔法動物学者のニュート。ティナやジェイコブに出会ったことで少しずつ変わり始めたニュートは、目の前で大切な人を失ったことで、ついに戦うことを決意する。そして、ニュートのかつての恩師である史上最も偉大な魔法使いダンブルドア先生のもと、デコボコチームが結成。ニュートの兄であり、イギリス魔法省で働く闇払いのテセウスは、婚約者を失ったことで、ニュートの身を案じてチームに。マグルながらも魔法界に足を踏み入れたジェイコブは恋人のクイニーがグリンデルバルドの思想に傾倒してしまったことにより、魔法界とは距離を置いていたが、チームに加わることに。ダンブルドアはマグルであるジェイコブに魔法の杖を与えているが、これまでハリーやニュートを導いてきたダンブルドアは、ジェイコブになぜ杖を渡したのか。何か重要な意図が必ずあるはずだ。そして、ジェイコブが営むパン屋に訪れた呪文学の教師ユーラリー、ニュートに「誰も知らない秘密があるの」と打ち明ける助手バンティも加わった。チームの団結力が必要ないま、彼ら1人1人が立ち上がる理由や目的に注目だ。ダンブルドア先生と一族の秘密、そしてグリンデルバルドとの対峙今回のキーパーソンであるダンブルドア先生。本作でついに明かされるダンブルドア先生とその一族の秘密はもちろん見逃せないポイントだが、それだけじゃない。史上最悪の黒い魔法使いグリンデルバルドとは、若いころ志を共にした友人同士だった。しかし、予告編でも、ダンブルドアとグリンデルバルドがテーブルを挟んで向かい合って話すシーンでは、「人間界を焼き尽くしてやる」というグリンデルバルドの禍々しい台詞と共に炎で覆われる場面が…。2人の間には一体何があったのか?誰よりも早くグリンデルバルドの不穏な動きに気づいてニュートを向かわせ、一度はその身をMACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)に捕らえさせたダンブルドア。いま、同じテーブルに着き、対峙する目的とは!?さらに、ダンブルドア一族の人間が窮地に陥ったときに駆けつけるという不死鳥が、誰のもとに飛び立っているのかも注目ポイントの1つ。グリンデルバルドの思想に魅せられた魔法使いたちグリンデルバルドの目的は、マグル(非魔法族)ではなく魔法族が世界の頂点に立つこと。目的のためなら手段を選ばない冷徹さと、”未来が見える”能力を持つグリンデルバルド。その圧倒的カリスマ性で人々の心を掴み、勢力を拡大してきた。グリンデルバルドと行動を共にするのは、自身の出自を知ろうとしているクリーデンスと、マグルのジェイコブに好意を寄せているクイニー。予告編では、不死鳥がクリーデンスの頭上を飛ぶ様子や、クリーデンスに接触するダンブルドアの姿も見られるが、彼らはこのまま完全に黒い野望に魅入られてしまうのだろうか、見逃せない。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は4月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 2022年4月8日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.
2022年03月21日ジュード・ロウとマッツ・ミケルセンがキーパーソンとして登場する、エディ・レッドメインが主人公ニュートを演じるシリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の日本版予告編が公開された。今作では、史上最悪の“黒い魔法使い”グリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)を止めるため、ニュートとダンブルドア先生(ジュード・ロウ)、ニュートの兄テセウス(カラム・ターナー)、助手のバンティ、アメリカのイルヴァーモーニー魔法魔術学校の教師ユーラリー(ジェシカ・ウィリアムズ)、名門魔法族の末裔ユスフ(ウィリアム・ナディア)、ジェイコブ(ダン・フォグラー)が加わり、個性豊かなデコボコチームを結成する。映像では、ニュートとジェイコブのほっこり再会シーンをはじめ、ハリーたちの良き先生として登場したマクゴナガル先生の若き日の姿やホグワーツ城、クィディッチといったファン必見映像も見られる。さらに、ニュートの相棒ボウトラックルのピケット、ニフラーのテディといった魔法動物たちも登場。そして、グリンデルバルドがダンブルドアに対して「人間界を焼き尽くす」と宣言するシーンや、2人が魔法で激しくぶつかり合う様子も収められている。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は4月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 2022年4月8日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.
2022年03月04日映画『ライダーズ・オブ・ジャスティス』が、2022年1月21日(金)に公開される。デンマーク・アカデミー賞最多15部門ノミネート&4冠の話題作映画『ライダーズ・オブ・ジャスティス』は、マッツ・ミケルセン主演×アナス・トマス・イェンセン監督・脚本による作品。本国で公開されるやいなや絶賛され、デンマーク・アカデミー賞最多15部門ノミネートを果たし、主演女優賞、助演男優賞、作曲賞、視覚効果賞の4冠に輝いた。オープニング成績は、第93回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した、同じくマッツ主演作『アナザーラウンド』を超える2020年NO.1を記録している。“最強の軍人×理数系スペシャリスト”の予測不能な復讐劇物語の主人公は、列車事故で妻を失った軍人。訪ねてきた数学者とその仲間に「事故は仕組まれたものだ」と告げられて...最強の軍人×理数系スペシャリストたちの予測不可能な復讐劇が幕を開ける。偶然に導かれし男たちの正義の行方は、果たしてーー?<映画『ライダーズ・オブ・ジャスティス』あらすじ>妻が列車事故で亡くなったという報せを受け、軍人のマークスはアフガニスタンでの任務を離れ娘の元へ帰国する。悲しみに暮れる娘を前に無力感にさいなまれるマークスだったが、彼の元を二人の男が訪ねてくる。その中の一人、妻と同じ列車に乗っていたという数学者のオットーは、事故は“ライダーズ・オブ・ジャスティス”と言う犯罪組織が、殺人事件の重要な証人を暗殺するために周到に計画された事件だとマークスに告げる。怒りに打ち震えるマークスは妻の無念を晴らすため、オットーらの協力を得て復讐に身を投じてゆくが事態は思わぬ方向に…。主演はマッツ・ミケルセン主人公・マークス・ハンセン役(マッツ・ミケルセン)列車事故で妻を失い、復讐の炎を燃やす軍人。主演を務めるのは“北欧の至宝”と称され、『ファンタスティック・ビースト』『インディ・ジョーンズ』シリーズ最新作へも出演予定のマッツ・ミケルセン。5度目のタッグとなる盟友アナス・トマス・イェンセン監督のもと、ハードなアクションや重厚な演技で、観客を魅了した。オットー・ホフマン役(ニコライ・リー・コース)マークスの妻と同じ列車に乗っていたという数学者。事故は“ライダーズ・オブ・ジャスティス”と言う犯罪組織が計画した事件だと告げる。『特捜部Q』シリーズのニコライ・リー・コースが担当。その他、『セレブレーション』のラース・ブリグマン、『アダムズ・アップル』のニコラス・ブロなど、北欧を代表する俳優陣が集結している。【詳細】映画『ライダーズ・オブ・ジャスティス』公開日:2022年1月21日(金)監督・脚本:アナス・トマス・イェンセン撮影:キャスパー・トゥクセン編集:ニコライ・モンベウ、アナス・エスビャウ・クレステンスン音楽:イエッペ・コース出演:マッツ・ミケルセン、ニコライ・リー・コース、アンドレア・ハイク・ガデベルグ、ラース・ブリグマン、ニコラス・ブロ、グスタフ・リンド、ローラン・ムラ2020年|デンマーク・スウェーデン・フィンランド|カラー|シネスコ|5.1ch|116分|デンマーク語ほか|日本語字幕:平井かおり|原題:RETFÆRDIGHEDENS RYTTERE|英題:RIDERS OF JUSTICE|PG12|配給:クロックワークス
2022年01月23日“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンとアナス・トマス・イェンセン監督の北欧最強タッグが贈る復讐劇『ライダーズ・オブ・ジャスティス』の本編映像が解禁となった。国際派俳優のマッツ・ミケルセンが本作で5度目のタッグとなる盟友アナス・トマス・イェンセン監督の下、ハードなアクションや重厚な演技を披露している本作。列車事故で妻を失った軍人が、事故はギャングらによって仕組まれたものだと主張する数学者とその仲間と出会い、復讐に乗り出すというストーリー。この度解禁されたのは、武装したギャングの不意打ちの襲撃に、マッツ・ミケルセン演じる軍人マーカスが反撃する緊迫の本編映像。いきなり背後から銃撃を喰らうも、いち早く気づいたマーカスのおかげで被弾せずに、寸でのところで車の陰に隠れた3人。しかし武装したギャングたちに比べ、武器を持たない彼らは応戦のしようがなく絶体絶命の大ピンチ。と思いきや、装填に手間取るギャングを見つけ、マーカスが猛ダッシュで襲い掛かり、あっさり銃を強奪、すぐさま2人のギャングを葬りさる。すると一気に形勢が逆転、残りのギャングたちもあっという間に片づけられる。状況が一変するスピーディーな展開が楽しめ、最強の軍人マーカスの強さを見せつける本編映像となっている。表情を変えずに簡単に人を殺していくマーカスに、助けてもらったはずの仲間の数学者オットー(ニコライ・リー・コース)も若干おびえたような表情を見せ、その冷静さに困惑している様子。予告編でもオットーは「復讐なんて意味ない」と口にしマーカスに一撃をくらわされているが、彼らの奇妙な関係性も気になるところ。偶然に導かれし男たちの正義の行方は、果たしてどこへ向かうのか?一筋縄ではいかない予測不可能なリベンジの行方に注目だ。『ライダーズ・オブ・ジャスティス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライダーズ・オブ・ジャスティス 2022年1月21日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020 Zentropa Entertainments3 ApS & Zentropa Sweden AB.
2022年01月21日『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』から3年半、シャイでおっちょこちょいな魔法動物学者ニュートが、ダンブルドア先生や魔法使いの仲間たち、そしてマグルと寄せ集めチームを結成する最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。最新作の物語の一部が明らかになる特報と場面写真が世界同時解禁された。ホグワーツ城や、ホグズミード村、不思議なトランクや可愛い仲間のビーストたちとともに、ますます広がる魔法の世界。そして、最強の魔法使いと謳われるダンブルドア先生に隠されたハリー・ポッター魔法ワールド最大の秘密が解き明かされるという本作。今回、魔法動物学者ニュートは、史上最悪の魔法使いグリンデルバルドの魔の手が魔法界に忍び寄っていることを知ったダンブルドア先生から助けを求められ、ある任務を託される。ニュートを筆頭に、その助手となるバンティ、兄のテセウス、名門魔法族の末裔であるユスフ、教師のユーラリー、そしてマグル(非魔法族である人間)のジェイコブと共にデコボコチーム結成し、新たな冒険に出掛けるが…。解禁となった映像では、最強の魔法使いと謳われるダンブルドア先生の表情から、魔法界に迫る危機と彼が持つ秘密の大きさが読みとれる。ダンブルドア先生の過去には何があったのか?グリンデルバルドとの対決の行方は…?また、個性豊かな魔法動物も健在。キラキラ光るものが大好きな“ニフラー”や、ニュートから片時も離れないボウトラックルの“ピケット”などお馴染みの魔法動物たちに加え、特報では新たな魔法動物も登場。ニュートが動きを真似している、カニような姿をした魔法動物とはどのように心を交わすのか注目。さらに、クリーデンスとダンブルドアの強力な魔法による市街地での応酬や、ニュートからマグルのジェイコブに魔法ワールドの重要アイテムの“杖”が手渡される姿、ホグワーツ城はもちろん、クィディッチの試合で使用するスニッチ、隠し部屋である「必要の部屋」、そしてさらには血の誓いのペンダントなどの「ハリー・ポッター」シリーズではおなじみのアイテムや場所が登場している。併せて、ダンブルドア先生とともにデコボコチームを結成するニュート、テセウス、ジェイコブらが集合し、なにかを見上げている姿、ニュートとその手に血の誓いのペンダントを持つダンブルドア先生、ニワトコの杖で記憶を抜くグリンデルバルド、肩にボウトラックルのピケットを乗せたニュートの姿を切り取った4枚の場面写真も解禁となった。主人公のニュートを演じるのは、アカデミー賞受賞経験を持つエディ・レッドメイン、本作のキーパーソンであるダンブルドア先生をジュード・ロウ、対する史上最悪の魔法使いでもう一人のキーパーソン、グリンデルバルドを演じるのは、昨年度のアカデミー賞国際長編映画賞『アナザーラウンド』で主演を務めた“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが務める。クリーデンス役のエズラ・ミラー、ジェイコブ役のダン・フォグラー、クィニー役のアリソン・スドル、テセウス役のカラム・ターナー、ユーラリー役のジェシカ・ウィリアムズ、ティナ役のキャサリン・ウォーターストンらが出演する。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は2022年4月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 2022年4月8日より全国にて公開
2021年12月14日デンマーク・アカデミー賞最多15部門ノミネート4冠を達成したリベンジアクション『ライダーズ・オブ・ジャスティス』より、マッツ・ミケルセンのインタビューと新たな場面写真が解禁となった。本作で復讐に燃える軍人マークスを演じ主演を務めたマッツ・ミケルセンは“北欧の至宝”と称される国際派俳優。本作で盟友アナス・トマス・イェンセン監督と5度目のタッグを組んだ。今年公開された主演作『アナザーラウンド』がレオナルド・ディカプリオの製作会社でハリウッドリメイクをされることが決定しているが、本作もハリウッドリメイクが発表されている。ちなみに、本日22日はマッツ56歳の誕生日。ますます円熟味をみせる彼の演技にも期待が高まる。マッツ・ミケルセン インタビュー――マークスはどのような人物ですか?マッツ:彼は職業軍人でおそらくキャリアは30年ほど。妻が亡くなった後も、彼がその状況に対処できる唯一の方法は軍人らしく強い男であることでした。それは娘にとっても自分にとってもいい方法ではありません。幸運にも、2人の男が訪ねてきて妻の死は事故ではなかったとマークスに伝えます。そこで彼は軍人としての能力を発揮して行動できるようになります。暴力によって答えを得ようとするのです。――リベンジすることで、誰かを責めることができるということですね。マッツ:彼は運命や神などのせいにすることなく誰かを責めることができます。彼の世界では、あらゆる現象には現実的な理由があり、それによって彼は対処することができます。それが彼のやり方です。明らかに彼の心は傷ついており、その穴が大きくなりすぎると彼自身が壊れてしまう気がしており、そして実際に壊れてしまいます。――本作の主要キャストはアナス監督の作品に以前も出演していて、ファミリーみたいなものですよね。本作で描いているものは機能不全の家族の誕生です。長年一緒にやってきて撮影現場の雰囲気はどんな感じですか?マッツ:そうですね。でも確かに違いはあります。ファミリーが再会できてすごくうれしいです。ただ、それは悪いほうに行く危険もあるから気をつけています。互いをよく知っていると心地よくなって怠けてしまうかもしれません。うまくいくと分かっていると引き出しを開けるだけになるでしょう。だからこそその心地よさを利用してお互いに高め合うようにしなければならないと意識しています。ファミリーと一緒なら知らない人と一緒では行けないところまであえて挑戦します。そういう意識でやっています。うまくいっているといいのですが。それから何か失敗してしまった時、失敗するのは嫌ですが時には避けられないものです。でも彼らと一緒なら失敗も怖くありません。みんなで一緒に笑えるからです。バカにして笑うのではなく、笑い飛ばすことができるので、おかげでより大胆になれます。――できあがったチームの中に、若くすばらしい若い女優、マッツの娘役のアンドレアが入りました。マッツ:彼女は実年齢よりもかなり若い役を演じていました。彼女は大人になりかけているから、私たちの輪のなかに入りたがりましたし、僕らも歓迎しました。ただ厳しいところがあり、彼女はプロ意識が高く、現場では僕は父親で彼女は娘でした。作品の世界だけでなくチームにも加わらないとなりません。アナスが言ったように彼女のセリフ回しはとても自然です。ただアナスの世界では特定の言い方も求められます。それは時々イカれたセリフで、それをイカれていると思わずに真面目に言わなければなりません。彼女は上手に難なくやってのけていてすばらしかった。彼女は最高です。デンマークで賞を獲ったこともとても嬉しく思いました。――この映画の概要を聞いた人は「ああブラックコメディだ」と思うでしょうが、より大きなテーマを扱っているように思えます。深刻なテーマを扱うにあたりコメディは有効ですか?マッツ:世の中の核になる話題がいくつかあります。生と死、運命あるいは運命の欠如、神と悪魔。13~14歳から考え始め、生涯を通じてずっと考え続けるような話題です。その話題を扱おうとすると、大げさで陳腐なものになるでしょう。例を挙げますね。 “She loves you. Yeah, yeah, yeah. She loves you. Yeah, yeah, yeah”メロディーがなければバカげて聞こえます。何かで包まないと。このような大きなテーマを扱うと仰々しくなってしまいます。5年かけて撮影しても終わらないでしょう。ただ、ユーモアで包むことで切り抜けられます。歌詞にメロディーをつけるのと同じです。新たに解禁された場面写真では、マッツ演じるマークスが敵に襲い掛かる様子や仲間に指示を出す姿を捉えており、これまでにない凶暴な役柄を感じさせる一方で、娘の前で見せる父の顔なども垣間見え、本作で様々な表情を見せてくれていることがうかがえる。マッツの演技の幅の広さにも注目だ。『ライダーズ・オブ・ジャスティス』は2022年1月21日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライダーズ・オブ・ジャスティス 2022年1月21日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020 Zentropa Entertainments3 ApS & Zentropa Sweden AB.
2021年11月22日トム・ホランド×デイジー・リドリー×マッツ・ミケルセン共演の新感覚SFエンターテイメント『カオス・ウォーキング』より、未公開シーンが解禁となった。先週12日(金)より公開された本作。その壮大な世界観、斬新な設定はもちろん、キャラクターのイメージ通りのキャスティングにも注目が集まった。中でもとりわけ話題となったマッツ・ミケルセンが登場する未公開映像が解禁された。映像には、頭の中の思考や想像が露わとなる“ノイズ”のコントロール方法を、マッツ・ミケルセン演じるプレンティスが子どもたちに指南する場面が収められている。「ナイフは肌身離さず持つ。それが男だ」と意気込む少年は、トム・ホランド演じるトッドの幼い頃。一方、《息子はこの僕だ。なぜ こいつが》というトッドへの嫉妬心が“ノイズ”として露わになりながらも、すまし顔をしている少年は、幼いディヴィ。ニック・ジョナスが演じる役の少年時代だ。そんな2人に、プレンティスは「ノイズは力になる」と教え、それを使うには「訓練が要る」とも語る。「まずは“タカ”を思い浮かべるんだ」と、トッドが出した小さなタカに対して、巨大なタカを具現化してみせるプレンティス。それを見て驚きと尊敬の眼差しを向けるトッドとディヴィの姿からは、それぞれが「父」へ思慕によって対立しながら成長していくであろう未来も予想できる。また、プレンティスが実の息子よりも上手く“ノイズ"をコントロールできるトッドに目をかけていたであろうと推測させ、本編への理解が深まる未収録シーンとなっている。『カオス・ウォーキング』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カオス・ウォーキング 2021年11月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved
2021年11月18日トム・ホランド、デイジー・リドリー、マッツ・ミケルセンら豪華キャスト共演のダグ・リーマン監督最新作『カオス・ウォーキング』より冒頭映像が解禁となった。解禁された冒頭映像は、宇宙をたゆたうような神の視点が地球のような惑星〈ニュー・ワールド〉に一直線に降下すると、広大な緑広がる森の中を一人進む主人公トッド・ヒューイット(トム・ホランド)が現れるところからはじまる。愛犬マンチーを引き連れ、森の中を散策中のトッドは「ここは静かだ。安らげる。僕のノイズだけ。誰のノイズも聞こえない」という声が聞こえる。それはトッドの思考がノイズとして外部に漏れだして聞こえる心の声。ここ〈ニュー・ワールド〉では、思考や心の中の思いが全て表に溢れ出てしまうのだ。そんなノイズから、トッドが孤独を好む物静かな青年であることが分かる。クローラーなる大きなカブトガニのような昆虫をナイフ一発で仕留める様子から身体能力の高さも分かるが、どちらかというと内向的な性格のようだ。仕留めたクローラーをマンチーに餌として与えるなど優しい一面もある。トムが演じた『スパイダーマン』の“ピーター・パーカー”のキャラクターにも近く、イメージにぴったりの役どころだろう。森林で孤独を満喫していると、邪魔なノイズが聞こえてくる。そのノイズの主は馬に乗ったアーロン牧師(デヴィッド・オイェロウォ)だ。トッドに対してノイズを使って「土が呪われた。お前のせいだ。お前は塵だ」などと絡んでくる。自らのノイズを制御しようとするトッドだが、思わず「牧師なんていらない。誰も教会に行かない」と苛立ちを口ならぬ、ノイズにしてしまう。もちろんそれはアーロン牧師の耳にも届き、不穏な空気に。アーロン牧師から「ノイズを隠すな」と詰められて、トッドは思い切り殴り飛ばされてしまう。トッドは恨めしそうな視線をアーロン牧師に投げるだけで「平然としていろ」と自らのノイズでクールダウンを図るのだった。作品の重要な鍵となる“ノイズ”の実態と、トッドと牧師の険悪な関係性がうかがえ、その後の展開が気になる冒頭映像となっている。『カオス・ウォーキング』は11月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カオス・ウォーキング 2021年11月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved
2021年11月10日マッツ・ミケルセンらデンマークが誇る名優たちが集結した『ライダーズ・オブ・ジャスティス』より、マッツ演じる最強軍人マークスの復讐に燃える姿を捉えた場面写真が解禁された。この度解禁されたのは、マッツ・ミケルセン演じる最強軍人マークスの復讐に燃える姿など、本作のただならぬ雰囲気が溢れ出す場面写真。マークスが悲痛な面持ちで娘と抱き合う姿や、理数系スペシャリストの3人と作戦会議をし、彼らに銃の打ち方を指導するシーンが切り取られている。マッツは自身が演じたマークスについて「彼は運命や神などのせいにすることなく誰かを責めることができます。彼の世界では、あらゆる現象には現実的な理由があり、それによって彼は対処することができます。暴力によって答えを得ようとするのです。それが彼のやり方です」と分析する。列車事故で妻を亡くし、くせ者だけど頭脳明晰な男たちを引き連れ、復讐に身を投じていくことになるマークス。偶然に導かれし男たちの正義の行方に期待が高まる場面写真となっている。『ライダーズ・オブ・ジャスティス』は2022年1月21日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライダーズ・オブ・ジャスティス 2022年1月21日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020 Zentropa Entertainments3 ApS & Zentropa Sweden AB.
2021年11月10日トム・ホランド、デイジー・リドリー、マッツ・ミケルセンが共演、謎多き斬新な設定で10代の青年の成長を感性豊かに、かつ壮大なスケールで描いた新感覚SFエンターテイメント『カオス・ウォーキング』。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などの大ヒットメイカー、ダグ・リーマン監督が手がける本作の原作者であり、脚本にも参加したパトリック・ネスがインタビューに応じた。「私たちに選択の余地はなく、情報が常にやってくる」時代になる本国で予告編映像が公開されると、原作ファンから「かなり原作に忠実」との声が上がっていた本作。パトリック・ネスが手がけた「心のナイフ」〈混沌(カオス)の叫び1〉(東京創元社)はガーディアン賞、カーネギー賞など、数々の名立たる文学賞を制し、特に若い世代からの熱狂的な支持を集めてきた。本作を特徴づける斬新な設定といえるのが、男性の心の声だけが<ノイズ>となって発せられるという点。知りたくなくても、他人の思考、想像、記憶といったものが<ノイズ>となって彼らの周りを浮遊している。この着想のきっかけとなったのは、「映画館でチケットを買うために並んでいたとき」だったとネスは振り返る。「後ろの人と前の人が電話で話をしていて、彼らに挟まれているから会話に耳を傾けるしかなくて。世界ってこんなふうに常に情報が私たちにやってくるような、そういうところに向かってるんじゃないか、とそのときに思いました」と語る。「論理的に考えると次のステップというのは、私たちに選択の余地がなく、情報というものが常にやってくるし、そして自分たちの考えていることをシェアしなければいけなくなってきてしまうんじゃないか。それはとても興味深い悪夢のような状態だなと思ったのと、あとは特に若い方にとって、そういう状況がどんな意味をもつのか。特に若いときはいろいろとプライベートだけにとどめておきたい感情もたくさんあるので、どういうふうに彼らに影響を与えるのかということも掘り下げたかった。そういうところから、想起しています」と続けた。また、本作ではデイジー・リドリーやシンシア・エリヴォといった女性キャストの力強さも印象的だが、性別によって異なる特徴を持たせたことにはどんな意図が込められているのだろうか。「男性と女性ではコミュニケーションの仕方が違う、ということを表現しようと思ったわけでは全くありません」と、ネスは断言する。「もともと、人間の違いというものをどういうふうに扱うかに対して、ずっと不安を覚えていたんですね。人は優劣、自分たちよりよいと思うもの、あるいは優れていると思うこと、あるいは劣っていると思うこと、そういった違いを見て、それに見合った態度をとってしまうんです」。「もし、全く無視できない違いというものがそこに存在していたら、人はどんなふうに行動するだろうと考えました。たとえば地球であれば、文化的なステレオタイプであったり、あるいは地球の歴史の中で、ある種ふるまいというものがあったと思うんですけど、この新しい惑星ではすべてのやりとりが<ノイズ>によるもので、そこに違いがあるんですよね。そういう状態になったとき、人はどうふるまうのかということを掘り下げたかったんです」と明かす。映画化で最も重視したのは「主人公2人の関係性」では、映画化にあたり、<ノイズ>の映像表現や思考の言語化など、どんなことを重視したのかについて尋ねてみると、主人公のトッド(トム・ホランド)、ヴァイオラ(デイジー・リドリー)の「関係性が大事でした」と語るネス。「というのも、どんなにエフェクトが素晴らしくても、そのキャラクターに思いを寄せることができなければ全く意味がないわけです」と持論を述べる。「例えば、いままで美しいビジュアルだけれども、全く気持ちが動かなかったという経験を、皆さん映画でしていると思うんですね。なので、一番大事なのは2人の関係性だし、2人の役者のケミストリー、それから2人の間で生まれてくる信頼、こういったことが一番大事でした。よく著者はこんなことを言いますが、本当にこれは大事なことなんです」。そうネスが語る、<ノイズ>により10代ならではの心の声が可視化されてしまうトッド役には、『スパイダーマン』シリーズのピーター・パーカー/スパイダーマン役で知られるトム、トッドが初めて出会う女性で<ニューワールド>の運命を握る存在となるヴァイオラ役には『スター・ウォーズ』続3部作で主人公レイ役を務めあげたデイジーが選ばれた。「キャスティングをしたときは、まだこれからという時だったんですけど、大スターになった2人をキャスティングできて本当に嬉しかった」とネス。「最初に言っていたのは、結構オープンな気持ちでキャスティングは進めていってください、ということだったんです。そして、シンシア・エリヴォとかデヴィッド・オイェロウォは、決まっていたキャラクターではなかったので自由にキャスティングをしてもらって最高だなあと思いましたし、たとえばメキシコ系の役者さんであれば、デミアン・ビチルとかもすごいいいキャスティングだなと思ったし、そういうオープンなクリエイティビティというのが、この物語をよくしているんだなと思います。満足しています」と自信を覗かせる。最後に日本のファンに向けて、「おすすめポイントは、なんといっても『犬』です。たぶん原作を読んでいればわかりますよね?それから、原作にはないような、でも映画では成立している要素というものがあるので、そのサプライズもぜひ楽しみにしていただきたいです」と話してくれた。『カオス・ウォーキング』は11月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カオス・ウォーキング 2021年11月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved
2021年11月09日トム・ホランド×デイジー・リドリー×マッツ・ミケルセンら豪華キャストが共演する新感覚SFエンターテインメント『カオス・ウォーキング』より、壮大なスケールの一端を垣間見ることのできる場面写真が解禁された。今回解禁されたのは、全世界のSFファンが固唾を飲んで完成を待ち望んだ本作のクオリティの高さが分かる11枚の場面写真。美しき銀河を漂う円盤型宇宙船やプレンティスタウンに墜落した宇宙船が写し出されている。美術デザインのダン・ヴェイルによる未来的なデザインと産業革命前を感じさせるデザインを念頭に置いたヴィジョン、『ワールド・ウォーZ』でも終末世界をクリエイトしたVFXスーパーバイザーのマット・ジョンソンによるイマジネーションが垣間見える。また豪華キャスト陣を写したカットにも注目。トム・ホランドとデイジー・リドリーが何らかの脅威から猛ダッシュして逃げる姿や、2人に挟まれて走る愛犬マンチー。そして、プレンティスタウンを牛耳り、唯一ノイズをコントロールできる謎の男プレンティス(マッツ・ミケルセン)は、テンガロンハットに高級感溢れる毛皮コートを纏い、頬には戦争での死闘を仄めかす大きな十字傷が浮かんでいる。傍らには「ジョナス・ブラザーズ」のリードボーカルとして知られるニック・ジョナスの姿も。さらには独創的かつ実際に宇宙のどこかにいそうな説得力を持つ佇まいの種族スパクルも初お目見え。彼らは人類の敵なのかそれとも…。かつてダグ・リーマン監督が手掛けたトム・クルーズ主演作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のド派手アクションを彷彿とさせるショットなどもあり、<ニュー・ワールド>で巻き起こる濃厚かつ非日常的SFエンターテインメントに期待が高まる写真となっている。『カオス・ウォーキング』は11月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カオス・ウォーキング 2021年11月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved
2021年10月20日