ヴィンテージマンションの定義マンションに限らず、一般的に不動産は人間と同じく歳を取ります。しかし人間とは異なって歳を取らない不動産が存在します。それがヴィンテージマンションです。ヴィンテージマンションとは、建設されて数十年経ても資産価値を保っているマンションのことをいいます。ヴィンテージ(Vintage)と聞くと、ワインを思い浮かべる人も少なくはないと思います。ヴィンテージ(Vintage)とは英語で「年代物」という意味であり、「ヴィンテージマンション」は、10年以上前に醸造したいわゆる“当たり年”のワイン(ヴィンテージワイン)から由来しています。ヴィンテージマンションと呼べるには、ただ古いだけでなく、資産価値の高さを保っていることが条件といえます。ヴィンテージマンションの条件について、もう少し詳しく見てみましょう。ヴィンテージマンションと呼べるための条件条件としては以下のようなものが挙げられます。ブランドエリア(好立地)にあるデザイン性に優れている管理(修繕計画の徹底など)が行き届いているコミュニティ性がある具体的な条件として、不動産専門の調査会社「カンテイ」は以下のように設定しています。築10年以上坪単価300万円以上平均専有面積90平方メートル以上ヴィンテージマンションの体質上、国内でもそんなに数多くあるわけではありません。立地も高級住宅街に多く、必然的に住む人のマナーレベルも高いといえます。そのためか、その物件に愛着を持っている人も多く、修繕計画も密に計画されます。資産価値が下落しない理由がここにあり、またメリットともいえます。しかし一方でデメリットもあります。ヴィンテージマンションの多くは古いものです。そのためキッチンやバスなどの水回りなどが使いづらい様式であることが想像されます。また、1981年以前の旧耐震基準に沿って建てられているものが多いので、耐震診断が行われているかどうかをチェックする必要もあります。「内装が使いにくい」「耐震性能に不安」といったデメリットはありますが、こんな場合はリノベーションがお勧めです!一般のマンションと同様、ヴィンテージマンションもリノベーションやリフォームが可能です。外観は昔ながらの味がでているものの、内装は現代的な生活様式といったギャップは、想像するだけでもテンションが上がりますね。まとめ古ければ古いほど、資産価値が上がるヴィンテージマンション。リノベーションなどで内装をアレンジすれば、そこはもう自分だけの世界です。日本でも有数のブランドエリア内に、自分だけのお城を構えてみるのも良いかもしれません。
2018年01月07日年末調整・確定申告の時期になると気になるのが、控除による節税方法や関連するお得な制度です。住宅関連の中では「住宅ローン控除」がよく知られた制度ですが、ほかにも意外と知られていないお得な制度や控除があるようです。住宅購入やリフォームを検討している人は、対象となる制度や条件などをチェックしてみましょう。(1)中古住宅の購入でも利用できる「住宅ローン控除」住宅関連の制度でも多くの人が利用している「住宅ローン控除」は、住宅ローンを借入れて住宅を取得する場合に、取得者の金利負担の軽減を図るための制度です。一定の要件を満たした場合、年末の住宅ローン残高または住宅の取得対価のうちいずれか少ない方の金額の1%が10年間に渡り所得税の額から控除され、10年間で最大400万円(長期優良住宅の場合は最大500万円)が控除されます。所得税から控除しきれない場合は住民税から一部控除されます。また、中古住宅の場合でも新築の場合の要件に加え、耐久年数もしくは耐震基準といった中古特有の条件をクリアすれば、10年間で最大200万円(長期優良住宅などの場合は最大300万円)の控除を受けることができます。(2)夫婦共働きなら住宅ローン控除が夫婦で受けられる「ペアローン」「ペアローン」は共働き夫婦がそれぞれの名義で住宅ローンを組む場合に、二人とも住宅ローン控除を受けることのできるローン制度で、互いに相手の連帯保証人となります。住宅ローン控除が一人ずつ受けられることは大きなメリットですが、それぞれローンを組むため、契約時などの事務手数料は2倍かかってしまいます。また、夫婦の一方が仕事を辞めるなどした場合には、返済自体が厳しくなる可能性もあるため計画的に組みたいところです。(3)目安年収510万円以下の人が対象の「すまい給付金」「すまい給付金」は、消費税率引上げによる住宅取得者の負担を緩和するために創設した制度です。取得する住宅の床面積が50平米以上などの条件をクリアした場合、消費税率8%の2017年12月現在だと、収入額510万円以下の人を対象に最大30万円(消費税率が10%になった場合は収入額が775万円以下の人を対象に最大30万円)が給付されます。収入額によって給付される額は異なり、例えば、消費税率8%の場合、収入額425万円以下だと最大の30万円、425万円超え475万円以下だと20万円、475万円超え510万円以下だと10万円が給付されます。※収入額はあくまで目安のため、給与所得者のいわゆる「額面収入」ではなく、市区町村が発行する課税証明書に記載される都道府県民税の所得割額に基づき決定されます。(4)工事費用の10%の控除を受けられる「住宅特定改修特別税額控除」「住宅特定改修特別税額控除」は、一定の省エネ改修工事、バリアフリー改修工事または三世代同居対応改修工事を行った場合に、標準的な工事費用の額の10%相当額が、その年分の所得税額から控除されるというものです。それぞれ工事限度額(それに応じた控除限度額)が設定されており、対象となる工事も指定されています。また、バリアフリー改修工事では申請できる特定の個人の条件も設定されています。(5)断熱改修やエコキュートの導入には「住宅省エネリノベーション促進事業費補助金」「住宅省エネリノベーション促進事業費補助金」とは、住宅の省エネ化を図るリノベーションを促進するために、省エネ性能が高い高性能建材(ガラス、窓、断熱材)を用いた断熱改修などを支援する国の制度によって交付される補助金です。省エネ性能が高い高性能建材では、一戸あたり補助対象費用の1/3以内もしくは150万円のいずれが低い金額、戸建て住宅での家庭用蓄電などの蓄電システムでは、定額5万円/kWhもしくは補助対象費用の1/3または50万円のいずれか低い金額、エコキュートなどの高効率給湯機の導入では、補助対象費用の1/3以内もしくは15万円のいずれが低い金額が補助金額の上限となります。ここまで、住宅関連のお得な制度と控除を紹介してきましたが、知っていると知らないとでは、支払わなければならない金額がだいぶ変わってくるようです。事前に情報を確認し、賢い住宅購入・リフォームを実現しましょう。
2017年12月27日住宅展示場に行くのは、家の購入を現実的に検討し始めてから?実は住宅展示場では、子どもも楽しめるいろいろな催しやイベントが開催されていて、長期休み中のお出かけにもピッタリ!お正月も、様々な住宅展示場で楽しいイベントが開催されているよう……!?東京都内には多数の住宅展示場があります。実際に一戸建ての購入を検討している方も、「どういう観点で選べばいいか」「実際に展示場に行ったら、何をチェックすればいいか」、ぜひ確認してみてくださいね。住宅展示場に行くメリット・デメリット住宅展示場に行く最大のメリットは、1か所で複数メーカーの物件を見られることです。体力面を考慮すると、1日で回れるのは3棟ほど。事前に下調べをして、どのメーカーの住宅を見たいのか、絞り込んでおくのが得策です。反対に、デメリットは展示されているのが一般的にフルオプションのハイグレード仕様であること。気に入った設備などがあれば、「これは標準装備か、それともオプションなのか」と確認することを忘れずに。過剰な演出に舞い上がってしまわない、冷静な判断力が必要です。住宅展示場でのチェックポイント住宅展示場に建てられているのは主に、「こんな家に住んでみたい!」と願望を詰め込んだような、オプション盛り盛りのモデルハウス。もちろん、足を踏み入れて物件の雰囲気を五感(第六感も!?)で感じることも大切ですが、他にもチェックしておきたいのは、営業担当者の知識や人柄、相性です。複数のメーカーに同じ質問をぶつけてみたら、その企業の方針・姿勢が垣間見えるかもしれません。正直に予算を伝え、「この金額でどの程度の家が建てられるのか」「他社とは違うセールスポイントはどこか」など、多少踏み込んで聞いてみましょう。きっと自然と「ぜひここにお願いしたい」というメーカーが見つかるはずです。子どもと行きたい住宅展示場住宅展示場ではセミナーやショー、体験教室、アトラクションなど、様々な催しが行なわれています。今回は、東京都内の住宅展示場と冬休みシーズンのイベントをまとめました。ぜひご家族揃って住宅展示場で楽しい時間を過ごしてみてくださいね。サンケイ西新井総合住宅展示場所在地:東京都足立区梅島3ー32サンケイ西新井総合住宅展示場内電話番号:03-3840-7300営業時間:10:00~18:00西新井住宅公園所在地:東京都足立区栗原1-7電話番号:03-3850-3050営業時間:10:00~18:00環七・加平ハウジングギャラリー所在地:東京都足立区加平1-4-8電話番号:03-5849-2420営業時間:10:00~18:00イベント:1/2~21 モデルハウス総選挙111キャンペーン板橋高島平ハウジングステージ所在地:東京都板橋区高島平7-2-1電話番号:03-6909-9402営業時間:10:00~18:00定休日:年中無休詳しくはこちらデザインスタジアム葛西住宅公園所在地:東京都江戸川区北葛西2-11-25電話番号:03-3804-4569営業時間:10:00~18:00ハウジングギャラリー江戸川所在地:東京都江戸川区中央4-21電話番号:03-5678-5053営業時間:10:00~18:00定休日:年末年始イベント:1/2-21 モデルハウス総選挙111キャンペーン馬込ハウジングギャラリー所在地:東京都大田区北馬込2-12電話番号:03-5743-6550営業時間:10:00~18:00定休日:年末年始環八千鳥住宅公園所在地:東京都大田区千鳥3-12-1電話番号:03-3758-4988営業時間:10:00~18:00環八蒲田住宅公園所在地:東京都大田区新蒲田1-12電話番号:03-3733-3304営業時間:10:00~18:00葛飾・金町ハウジングギャラリー所在地:東京都葛飾区金町1-19-5電話番号:03-5876-9830営業時間:10:00~18:00定休日:年末年始イベント:1/2~21 モデルハウス総選挙111キャンペーン王子住宅公園所在地:東京都北区王子4-28-9電話番号:03-3912-1377営業時間:10:00~18:00赤羽ハウジングステージ所在地:東京都北区赤羽北2-33-3電話番号:03-5993-1331営業時間:10:00~18:00定休日:無し詳しくはこちらスマートハウジング豊洲まちなみ公園所在地:東京都江東区豊洲6-1-9電話番号:03-5534-8551営業時間:10:00~18:00TBSハウジング渋谷東京ホームズコレクション所在地:東京都渋谷区神宮前5-53-7電話番号:03-3409-6966営業時間:10:00~18:00詳しくはこちら東京都新宿住宅展示場所在地:東京都新宿区西新宿4-36電話番号:03-5351-6718営業時間:10:00~18:00定休日:水曜日詳しくはこちら浜田山住宅公園所在地:東京都杉並区高井戸東3-36-35電話番号:03-3332-8032営業時間:10:00~18:00本所吾妻橋ハウジングギャラリー所在地:東京都墨田区吾妻橋3-8-6電話番号:03-3625-7898営業時間:10:00~18:00定休日:年末年始イベント:1/2~21 モデルハウス総選挙111キャンペーン錦糸町住宅公園所在地:東京都墨田区錦糸4-18-7電話番号:03-6456-1800営業時間:10:00~18:00駒沢公園ハウジングギャラリーステージ1所在地:東京都世田谷区駒沢5-10電話番号:03-5758-6170営業時間:10:00~18:00定休日:年中無休オークラランド住宅公園所在地:東京都世田谷区桜3-24-8電話番号:03-3706-3481営業時間:10:00~18:00ABCハウジング成城住宅公園所在地:東京都世田谷区成城1-4-1東宝スタジオ内電話番号:03-5494-1555営業時間:10:00~18:00定休日:水曜日(祝日は営業)詳しくはこちら朝日新聞総合住宅展示場ハウジングプラザ瀬田所在地:東京都世田谷区瀬田5-20電話番号:03-3707-3352営業時間:10:00~18:00駒沢公園ハウジングギャラリー ステージ2所在地:東京都世田谷区深沢4-6電話番号:03-5758-3436営業時間:10:00~18:00定休日:年末年始駒沢公園ハウジングギャラリー ステージ3所在地:東京都世田谷区深沢4-26電話番号:03-5758-3437営業時間:10:00~18:00定休日:年末年始石神井住宅公園所在地:東京都練馬区下石神井1-8-4電話番号:03-5393-5507営業時間:10:00~18:00練馬ICハウジングギャラリー所在地:東京都練馬区谷原5-28-30電話番号:03-5935-6630営業時間:10:00~18:00練馬住宅展示場所在地:東京都練馬区豊玉北3-19電話番号:03-3948-6533営業時間:10:00~18:00西東京・小平住宅公園所在地:東京都小平市花小金井3-40-1電話番号:042-420-10223営業時間:10:00~18:00ABCハウジングハウジングワールド立川所在地:東京都立川市泉町935-1電話番号:042-527-1321営業時間:10:00~18:00定休日:水曜日(祝日は営業)詳しくはこちら仙川駅前住宅公園所在地:調布市仙川町3-1-17電話番号:03-5969-8761営業時間:10:00~18:00ABCハウジング八王子住宅公園所在地:東京都八王子市大谷町234電話番号:042-644-1657営業時間:10:00~18:00定休日:水曜日(祝日は営業)詳しくはこちら町田森野住宅公園所在地:東京都町田市森野5-7-25電話番号:042-729-1312営業時間:10:00~18:00朝日新聞総合住宅展示場ハウジングプラザ三鷹所在地:東京都三鷹市大沢3-2-37電話番号:0422-31-3578営業時間:10:00~18:00詳しくはこちら武蔵野ハウジングスクウェア所在地:東京都武蔵野市西久保3-1-25電話番号:0422-53-0931営業時間:10:00~18:00詳しくはこちら
2017年12月26日新居を構えることを検討していたり、リノベーション、リフォームに関心のある方にとって大きな悩みとなるのは「時間がない」ということ。実際に物件へ足を運んだり、住宅設備のショールームで商品に触れてみたくても、家事や子育てに追われていると厳しいのが現実です。そんなときに頼れるのが最新技術の住居空間撮影VR《インサイドマップス》です!住宅設備機器メーカーの〔トクラス〕ショールームの事例をもとに、さっそくその便利さを体感してみましょう。まるでそこにいるみたい!臨場感あふれるインサイドマップスとはVRはゲームなどではすでにおなじみですが、あたかもそこにいるかのような感覚を体験できる技術。それを活用した住居空間撮影VR《インサイドマップス》は、圧倒的な臨場感を再現できるソリューションシステムです。床やキッチンの質感まで、360度、高画質3Dで、あたかもそこにいるかのような視聴体験が可能です。〔トクラス〕のショールームをバーチャルで訪れる!《インサイドマップス》の活用範囲は、不動産物件に限りません。例えば、おしゃれで機能的な住宅設備を展開する〔トクラス〕は、ショールーム紹介に活用しています。自宅に居ながら、しかもスマホでショールームを見学できるなんてまるで便利すぎて夢のよう!さっそく〔トクラス〕新宿ショールームを見てみましょう。画面に映し出されるのは実際にある新宿ショールーム。最新モデルのキッチンもまるでそこにいるかのように確認できます。360度見わたせるほか、カウンターの天板や収納スペースまで、ズームすることで触れるような感覚で見ることが!理想の住まい空間をリアルに想像できる《インサイドマップス》なら、リノベのアイデアの参考にするのはもちろん、施工前にじっくり検討することができますね。バーチャルから実体験へ気になるアイテムを見つけたら実際にショールームに足を運んでみましょう!カタログや写真だけではイメージがつかみにくい設備も、事前に《インサイドマップス》で確認済み。また、自宅にいながらにしてじっくり検討できるから“空振り”の心配もありません。時間が限られた人にはうれしいサービス。住宅づくりにはVRを活用する時代!賢く使っていきましょう。〔トクラス〕ショールームの情報はこちら!
2017年12月21日皆さんは近年話題となっている〔ブルーボトルコーヒー〕に行ったことはありますか?清澄白河に初出店した際にはテレビや雑誌で話題になりましたよね。そして、国内7店目となる〔ブルーボトルコーヒー三軒茶屋カフェ〕が、2017年10月27日にオープンしました!なんとこちらの店舗、診療所をリノベーションしているんです。いったいどんな店舗なのでしょうか?その全貌を紹介します!どうして診療所をリノベーションしたのでしょうか?こちらの店舗は、〔ブルーボトルコーヒー〕のカフェを手掛ける〔スキーマ建築計画〕の長坂常さんが、かつて三軒茶屋に住んでいたこともあり、三軒茶屋カフェのオーナーとの縁により建築にいたったのだとか。三代にわたり地元・三軒茶屋に住むオーナーの「祖父母が営んでいた思い出の詰まった診療所に新しい価値を加え、コミュニティをつなぐ場所にしたい」という思いに共感したのがきっかけとのことです。築50年の歴史ある旧診療所が大胆にリノベーションされています。三軒茶屋の地名の由来は名前の通り、「三軒の茶屋があったから」と言われています。昭和レトロな下町の風情が漂う三軒茶屋栄通り商店街に佇むこちらのカフェは、地元の方がコーヒーを楽しめる「茶屋=休憩所」になりますようにという思いが込められています。果たしてどのようなリノベーションをされているのでしょうか?築50年の歴史に新たなアイデアを!ここがリノベーションのポイント!〔ブルーボトルコーヒー〕創業者であるジェームス・フリーマンが初めて三軒茶屋で建物を見たときに、アメリカの作曲家エリオット・カーターの『EspritRude』という楽曲が頭の中に思い浮かんだそうです。その楽曲を日本のスタッフに送り、そこからイマジネーションを膨らませて、デザインに落とし込んでいます。荒い呼吸と穏やかな呼吸というコントラストで表現されたこちらの楽曲のように、三軒茶屋カフェでは、築50年の診療所という歴史が感じられる部分と、そこに新たな価値を吹き込んだ部分を感じることができます。こちらの写真の壁面や床部分に見えるラフな要素と、スマートな要素がバランスよく共存したデザインの仕上がりに注目です。こだわりのコーヒーは〔清澄白河ロースタリー&カフェ〕から注目のコーヒーは〔清澄白河ロースタリー&カフェ〕にあるロースタリーで焙煎したコーヒー豆を使用し、注文を受けてから一杯ずつ丁寧に淹れたドリップコーヒーや、毎日キッチンで焼き上げるペイストリーなど、季節に合わせたメニューがそろいます。また、《グリルドサンドイッチ(ベジタブル)》や《グリルドサンドイッチ(チーズ)》を始め、人気の《リエージュワッフル》、《サフランバニラクッキー》や《バナナラムパウンドケーキ》など、こだわりのペイストリーも楽しみですね♪また、店内では、2012年にアメリカで発売した書籍「TheBlueBottleCraftofCoffee」の待望の日本版「ブルーボトルコーヒーのフィロソフィー」(ワニブックス刊・3,600円)を発売されているようです。ブルーボトルコーヒーの歴史が詰まった一冊となります。こちらも注目です。三軒茶屋の「茶屋」〔ブルーボトルコーヒー三軒茶屋カフェ〕にぜひ♪今後〔ブルーボトルコーヒー〕は2018年春に京都への出店を予定しているそうですよ。〔ブルーボトルコーヒー〕のシンプルで洗練されたデザインと、歴史を積み重ねてきた建物を活かしたデザインのコントラストを味わうことができる三軒茶屋カフェに、ご家族やお友達とはもちろん、お一人でもご来店いただき、ほっと一息つけるコーヒータイムをぜひお楽しみください!店舗情報●住所:世田谷区三軒茶屋1丁目33-181F●電話:03-6453-2468●最寄り駅:三軒茶屋駅南口Bから徒歩約2分●営業時間:8:00~19:00
2017年12月18日LIMIAではおなじみ!大人気DIYクリエイターである〔WAGONWORKS〕のchikoさん。いつもたくさんのアイデアをLIMIAでお届してくれていますが、今回はインタビューでお話を伺いました。chikoさんの見据えるDIYの現状と未来とは?“D愛Y”を掲げるchikoさんの想いに触れます。〔WAGON WORKS〕のchikoさんに聞く “DIYのいま”とは?〔WAGON WORKS〕のchikoさん——DIYブームを牽引してきたchikoさんから見て、“DIYのいま”はどのようなものでしょうか。chikoさん:現在、日本のDIYは2種類にわかれていると思います。それは“木材や100均アイテムで家具や雑貨を作るDIY”と、“問題解決のためのリノベーション”です。特に100均アイテムを使ったDIYは幅広い方に人気です。——まず、“100均アイテムを使うDIY”について教えてください。chikoさん:100均DIYは、多くの人が手軽に楽しめる趣味として広まってきましたね。DIYに限らず、自分がすごく落ち込んだとき、何か没頭できるものが見つかると、気が紛れたり前に進めたりするという方は少なくないと思います。私のブログを見てDIYに目覚め、それが「生きがいになった」というコメントをいただくこともあり、そういうときはやっていて本当に良かったなと感じます。——没頭できるのがDIYの魅力ですね!次に“リノベーション”について教えてください。chikoさん:こちらは家を直すとか、自分で作業したらもっと安くできるとか、そういった具体的な問題解決のために行うDIYです。「家を購入したい」という方や、空き家対策にも必要とされています。100均DIYより社会性が強いDIYと言えるかもしれません。DIYの現状と改善点について——“DIY”という言葉の広まりはすっかり市民権を得ましたが、そういった現状についてどうお考えですか。chikoさん:たしかに以前は「DIYって何?」という人がほとんどだったのが、だいぶ認知されるようになってきましたね。実際、私は関西の産経新聞の夕刊で連載をしているのですが、新聞の読者は比較的年齢層が高いと思うんです。でも新聞がDIYの記事を載せるということは、そういった世代にも広めたいと思ってもらえているのかなと。それは非常にありがたいですね。——多くの人がDIYに親近感を持ってくれるようになってきたのですね。chikoさん:はい。うれしい反面、心配な点もあります。それは工具の危険性があまり知られていないことです。何も知らずに、「みんなやっているから」と勢いで工具を使ってしまうと、使い方を誤って誰かが大きなけがをするのではないかと、少し怖く思っています。きちんと“危ないものを使っている”という意識を持つことや、小さいお子さんがいるご家庭ではロックをかけるなど、しっかり気をつけてもらうことが大事です。電動工具を使う際は、使用方法を守り安全に使えばとても便利ですので、そのような知識も必要ですね。——なるほど、大切なことですね。chikoさん:ただ、“工具など扱いが難しく、DIYはやっぱりハードルが高い”と思ってしまう人も出てくるんです。でも電動工具を使わなくてもできる方法もあるし、そういった理由で100均のDIYが人気という面もあると思います。また、自分で木材をカットするのが怖い場合や、音などご近所に迷惑をかけたくない場合には、ホームセンターでカットしてもらったり、ホームセンターの工房を使うのもおすすめです。——そういった、いわば“DIYの弊害”といった部分について、解決策があるにせよ、DIYを始めるのにハードルがあるなと感じてしまうこともあるのでしょうか。chikoさん:「自分では設計ができない」という場合はあるかもしれません。そういった方のために、ホームセンターにはもっとDIYのレシピを置いてほしいなと感じています。私はブログでレシピを全公開しています。以前と比べて、今は多くの人がレシピを公開しているので、それがDIYの広がりを後押ししてきたのではないでしょうか。〔WAGON WORKS〕の目指す未来——これまで“DIY”の広がりに貢献してこられた〔WAGONWORKS〕としての今後について教えてください。chikoさん:最近は、主に地域の空き家問題に対して「必ず役に立つときがくるから、DIYをそこに結び付けたい」と考えて行動してきました。“楽しいから、趣味だから、家が好きだから”という「自分のためのDIY」から、次は「世の中の役に立つDIY」に進化させたいし、DIYは世の中の役に立つ、社会的な問題に対してきちんと役に立てられるということまで持っていきたい。そうして日本におけるDIYという“意識と文化”がきちんと根づいたらうれしいですね。春日井DIYチーム●取材、文LIMIA編集部【LIMIA限定】WAGON WORKS×次世代スマホケース《WAYLLY》のコラボ!使い方がかっこよすぎる♪
2017年12月14日東京23区のなかで、2番目に多い緑被率をほこる世田谷区。「人気の街ランキング2016/新築編」(オウチーノ調べ)では、マンション・一戸建てともに「東京都世田谷区」が第1位に輝きました。そんな世田谷区のなかでも、ほぼ全域が第一種中高層住居専用地域に指定された千歳台6丁目に、新築マンション「ルネ世田谷千歳台AYUMIE」が誕生します。最寄り駅は、京王線で「新宿駅」まで約12分の千歳烏山駅。2015年から準特急電車も停車するようになり、より交通利便性が高まりました。駅周辺は商店街やスーパーなどが多く買い物環境が充実しているため、たくさんの人で賑わっています。駅前の喧騒を抜けると見えてくる、緑豊かで閑静な住宅街が広がる周辺エリアと、モデルルームを訪れてきました。【周辺環境】複数のスーパーや商店街など、買い物環境が充実▲千歳烏山駅(徒歩17分)駅周辺は商店街やスーパーが豊富にあり、買い物をする人で活気があります。▲シミズヤ烏山店(千歳烏山駅すぐ)▲ライフ千歳烏山店(徒歩15分)バスを使えば、千歳烏山駅から最寄りの「榎」バス停(徒歩3分)までは約6分。千歳烏山駅前でたくさん買い物をした日も、雨の日も安心です。▲サミットストア千歳台店(徒歩8分)▲業務スーパー 粕谷店(徒歩9分)格安でおいしい食材が大量購入できる!?インターネットでも話題の業務スーパーが徒歩圏内に!食費節約や週末の買い溜めも叶いそう。忙しい主婦の味方ですね。▲えるもーる烏山商店街(徒歩16分)スーパーやベーカリー、精肉店などなど150店以上が軒を連ねており、買い物に困ることはなさそう。▲キャトルセゾンスイーツ店超激戦区・千歳烏山の老舗洋菓子店です。駅からマンションまでの道のりにありました。一番人気は注文してから作る「モンブラン」だそう。大事なお客様が来る時にはここでケーキを買っておもてなししたいですね。▲ル・プティ・ポワソン(Le petit poisson)フランスの伝統的なお菓子が人気の洋菓子店。魚のマークの青い看板がおしゃれ!こちらも駅からマンションまでの道の途中にあります。▲イタリアンカフェ&バル「アペルト」お休みの日には夫婦水入らずでゆっくり過ごす場所として、平日にはママ友とのランチ女子会にも使えそう。▲ラ・ヴィエイユ・フランス 本店パフェのオブジェが可愛い洋菓子店です。イートインも店内とテラスにあるので、外の景色を見ながらゆったりと過ごせます。【子育て環境】多くの教育・文化施設が所在500m圏内に保育園・幼稚園・小学校・中学校が揃う充実した教育環境を誇り、『学住近接』が魅力です。また、公園も徒歩10分圏内に10箇所以上あり、子どもたちの知性を伸ばし、感性をはぐくむ環境が整っています。▲子育てステーション烏山(千歳烏山駅徒歩2分)子育てステーションはすべての子育て家庭に対する支援の充実を図るため、世田谷区が設置を進めている「あそび」「そうだん」「あずかり」「ほいく」の基本機能を備えた「多機能型の子育て支援拠点施設」です。子育ての悩みを気軽に相談できる、心強い味方です。▲駅からマンションまでの道歩道と車道がしっかりと分離されており歩道の幅も広くとってあるので、ベビーカーや小さなお子様連れでも安心してお散歩できます。駅から「ルネ世田谷千歳台AYUMIE」までは、フラットアプローチが続くのも魅力的。▲祖師谷6丁目広場通称ふね公園(徒歩4分)▲廻沢西公園(徒歩1分)マンションから最も近い公園です。公園にはブランコや滑り台も揃い、普段の遊び場にぴったり!▲蘆花恒春園(徒歩10分)地域の憩いの場として小さいお子様からご年配の方までたくさんの人が集っていました。▲蘆花恒春園の芝生広々としていて気持ちよさそうな芝生が広がっていました。天気のいい日にはピクニックもできそう。蘆花恒春園にはドッグランもあるので犬の散歩にもぴったり。「ルネ世田谷千歳台AYUMIE」は大型犬も可能なペット対応(一部住戸)。大切な家族の一員であるペットの暮らしやすい環境も重視したいところですよね。【エントランス・共用施設】大きなケヤキの木に見守られながらノビノビルネ世田谷千歳台AYUMIEに到着しました。▲世田谷区のシンボル「ケヤキ」マンションに到着すると、世田谷区のシンボルである「ケヤキ」の木が目に飛び込んできました。マンションができる前からあった既存樹木を継承しているそう。立派な木に圧倒されました。近隣住民の方からも、「このケヤキを無くさないでくれて嬉しい!」と喜ばれたそう!▲エントランスホール▲ライブラリーラウンジNPO法人「情報ステーション」と提携し、「AYUMIE図書館」として図書館サービスの提供も予定されています。蔵書は毎月1回の入れ替えを行い、その場で読書を楽しむのはもちろん、本の持ち出しも可能。お子様も知識や教養を広げる本に親しみやすい環境が整っています。【リビング・ダイニング・バルコニー】空間効率を高める工夫があちこちに!間取りのいたるところに、空間効率を高める創意工夫がなされています。ハイサッシ&扁平梁厚みを抑えた扁平梁を採用し、室内の梁型の出っ張りを縮小するとともに、高さ約2.3mの開放的なハイサッシが採用(一部住戸を除く)されているそう。ワイドスパン光と風をたっぷり採り入れるために、住戸の間口が広く確保されています。間口を広くすることで、廊下の長さが短くなるプランも可能に!梁内蔵戸境壁(壁と梁を一体にし、梁の出ない構造)壁と梁を一体にすることで住戸内に梁型が出ないので、室内空間を広く使用することができるそう。また戸境壁も約220mの厚さ(一部住戸を除く)で、遮音性にも配慮されています。アウトポール&扁平柱厚みを抑えた扁平柱と、柱を室外に配置するアウトポール設計(一部住戸を除く)。家具も配置しやすいすっきりした居室を実現できます。▲廊下モデルルームに入ってまず驚いたのは、廊下がすごく短いことでした。廊下を短くすることで部屋や収納のスペースが広く確保できます。▲リビング・ダイニング扉を開けると明るくて開放的なお部屋が広がります。アウトポール構法や梁内蔵戸境壁により室内に凹凸がなくなり、デッドスペースを作らずお部屋を広々と使えます。▲洋室(子ども部屋)洋室もアウトフレーム構法で、デッドスペースがなく家具もすっきり配置できます。▲洋室キッチンからも見え、子どもが遊ぶスペースとしても使いやすい洋室。リビングだけでなく、そのほかの洋室もアウトポール設計が採用されています。家具も配置しやすくすっきり、部屋のスペースを最大限活用することができます。インテリアの黒板には総合地所のキャラクター『アヒルネ』くんが描かれていました。何と総合地所の方が手書きで書かれたそう。インテリアにも一工夫があって楽しいモデルルーム見学になりました。▲バルコニーワイドスパンでバルコニーも広々!洗濯物を干すだけでなく、子どもの遊び場にしたり簡易的な書斎にしたりと、さまざまな使い方ができそう。【キッチン】リビング・ダイニングを一望!▲キッチンキッチンからはリビング・ダイニングが見渡せます。お子様が遊ぶ様子が見られるので、料理中も安心して過ごせそう。キッチンのすぐ横はバルコニーになっていました。光と風を感じながら家事ができ、毎日の疲れも軽減されそうです。▲シンク浄水器一体型ハンドシャワー水栓とディスポーザは標準装備。シンクに生ごみが溜まらないので、衛生的にも安心です。掃除もしやすいのも嬉しいですね。▲キッチン収納収納スペースもたっぷり。キッチンで使うものはすべてキッチンに収納することができそうです。▲食器棚背後には食器棚もあり、増えがちな食器や保存食も収納に困りません。キッチンの両サイドにも収納スペースがありました。片方には食料、片方には洗剤やキッチンペーパのストックを……自分が使いやすい収納方法を見つけたい!【収納】隅々まで使いやすい仕様が嬉しい▲ウォークインクローゼット引き戸のウォークインクローゼットはデッドスペースがなく、隅々まで使いやすい。ウォークインクローゼットの他にも、子ども部屋や洋室など随所に収納スペースがあり、子ども服やおもちゃもあるべき場所に収納できそうです。【水回り】毎日使う場所だからこそ、衛生的かつ機能的なのが嬉しい▲バスルームベンチ付の浴槽はお湯も少なくてすむので、節水・節約になります。そのうえ半身浴もしやすく、忙しいママもパパも日ごろの疲れを存分にいやせそう!▲脱臭機能付洗浄便座&手洗いカウンタートイレの便座は、洗浄・脱臭・暖房等の多機能を装備しているので、いつも衛生的で快適。便利な手洗いカウンターもついています。【最上階のプレミアム住戸】広々!煌々!ドキドキ……▲ダイニング最上階のプレミアム住戸にもお邪魔してきました。お部屋に入った瞬間から明るい陽射しを感じ、解放感の溢れるお部屋に感動!▲バルコニー最上階のバルコニーは奥行約3m。周囲に背の高い建物が少ないので、最上階はより見晴らしが良く開放感があります。キッチンからも洗面所からもバルコニーに出ることができます。バルコニーでディナーを食べたり、洗濯物を外で干したい時もわざわざリビングの窓まで遠回りせずにバルコニーに出られるので、手間がかかりません。プレミアム住戸ならではの広々としたお部屋は、書斎としてもリビングとしても。使い方は自由自在!詳しくはこちらルネ世田谷千歳台AYUMIEオウチーノ物件情報マンション公式HP
2017年12月14日名古屋のインテリアデザイン会社〔EIGHTDESIGN(エイトデザイン)〕が11月に〔EIGHTTOWN(エイトタウン)〕をオープン!DIYパーツや、リノベーションサービス、オーダー家具サービス、ワークショップ、グリーン販売など、住まいに関するさまざまなサービスが1ヶ所で受けられる注目のお店に、さっそく行ってきました♪こんなパーツが欲しかった!おしゃれなDIYグッズが勢ぞろい♪〔エイトタウン〕の中心には、DIY感溢れる小屋が!2017年11月に名古屋駅から少し離れた鶴舞という場所にオープンした〔エイトタウン〕。DIYのパーツ販売から、インテリア雑貨、家具、オーダー家具、リノベーションのサービスまでを幅広く取り扱うショップです。それでは、気になるDIYパーツの品ぞろえを中心に、1日中いても飽きない〔エイトタウン〕の店内をのぞいてみましょう!フック類やプレートも種類豊富〔エイトタウン〕1階のDIYパーツ売り場へ行くと、壁一面にディスプレイされたDIYパーツが目に飛び込んできます。フックや、棚受け、プレート、タオルホルダーなど、これを使ってDIYをしたらおしゃれなインテリアになること間違いなし。デザインやサイズの種類も豊富です。タイルの柄も個性的でかわいい店内の棚にすてきなタイルを発見!色味が落ち着いていて、洗練されたデザイン。キッチンや洗面所の一部に取り入れたくなります。DIYに人気のペンキ〔J COLOUR〕も豊富にそろっていますDIY好きの方々に人気のペンキ〔JCOLOUR(Jカラー)〕も発見しました!ホーローのランプシェード店内の棚にずらりと並ぶ、こちらの商品。なにかと思ってみてみると、ホーローのランプシェードでした。室内の照明も、ランプシェードを変えれば一気に雰囲気が変わりますよね。こんなランプシェードが似合うお部屋にしたいものです。ドアの取っ手も販売店内には、ドアの取っ手もディスプレイされていました。無骨な感じがかっこいいです。ドアが変わればインテリアの印象もガラリと変わりますさらに驚きなのが、ドアの取っ手だけでなく、ドアまで展示販売されていたこと。〔エイトタウン〕に行けば、家中くまなく理想のDIYインテリアが作れるかも♪〔エイトデザイン〕のスタッフ犬「はち」のイラストを発見〔エイトデザイン〕の人気スタッフ「はち」のイラストおしゃれなDIYパーツがそろう1階のフロアを見たら、次は2階へ。2階に行く途中には、〔エイトデザイン〕のスタッフ犬「はち」のかわいいイラストが描かれていました。ぜひ、本物の「はち」にも会いに行ってみましょう♡2階はインテリアグッズや家具がそろう〔エイトタウン〕2階2階は主にインテリア雑貨や、家具、オーダー家具が展示販売されています。オリジナルのソファ〔エイトタウン〕オリジナルの家具も販売されていて、他にはない重厚で味のあるデザインがインテリアのアクセントになりそうです。ワークショップコーナーもあります2階には、ミニワークショップコーナーがありました♪〔エイトタウン〕では、定期的にワークショップも開催されるそう。公式ウェブサイトをこまめにチェックしてみましょう。キッチン雑貨キッチン雑貨コーナーには、アウトドア用の調理器具もあり、キャンプ好きにもたまりません。オーダーサービスも人気オーダーカーテン2階の商品で注目したいのが、オーダーカーテンです。普段カーテンには使われない生地を使ったカーテンで、カーキ色の生地や、デニム生地もあります。シンプルでありながらも、色味や風合いが個性的なので、インテリアの雰囲気をまとめるのに一役買いそうです。プレイスペース店内にはキッズ用のプレイスペースも。子ども連れでも、じっくりオーダー家具の打ち合わせができそうです。お部屋の植物も〔ハチグリーン〕で一緒にチェック!〔ハチグリーン〕が取り扱うカラフルな鉢ビルの外には、〔HACHIGREEN(ハチグリーン)〕も併設されており、お部屋のグリーンもここでそろえることができます♪さらに、年末には隣の敷地にカフェもオープン予定!これからどんどん面白くなる〔エイトタウン〕にぜひ足を運んでみましょう!店舗概要【〔エイトタウン〕店舗情報】●住所愛知県名古屋市昭和区鶴舞2-16-5EIGHTBUILDING●電話052-883-8973●営業時間10:00〜18:00●定休⽇火曜日
2017年12月07日2017年の新築住宅市場は住宅ローンの低金利が続く中、価格は横ばいで値上げも値下げもできない膠着した1年となった。その影響からか契約率も伸び悩み2017年後半は落ち込みが続いた。この流れの中で迎える2018年はどんな年になるのか、識者3人の意見を聞いた。2017年の新築住宅市場の振り返り2017年も新築マンション供給戸数は、月毎の振れが大きいものの、概ね増加基調。分譲価格の上昇が続く一方で契約率は伸び悩んだ。2018年はどうなる?みんなの不安に専門家が答えるPROFILE価値住宅株式会社代表不動産コンサルタント高橋 正典さん一般社団法人 相続支援士協会 理事。【著書】『プロだけが知っている!中古住宅の買い方・選び方』(朝日新聞出版)他みずほ証券上級研究員 石澤 卓志さん慶応義塾大学卒業後、1981年日本長期信用銀行に入行。第一勧銀総合研究所上席主任研究員を経て、みずほ証券チーフ不動産アナリストを経て、2014年より現職。東京カンテイ上席主任研究員井出 武さん全国のマンションや土地価格をデータベース化した不動産専門の情報サービス会社。不動産市況レポートなども提供。不動産鑑定や土壌汚染調査なども手掛けている。値下げ競争は起きない?不動産価格振り返りと2018年の展望高橋さん:バブルの崩壊とデフレ環境しか経験していない現在の住宅の一次取得世代は、2017年前半はその前年までの価格上昇を懸念し、購入を見合わせる行動をとりましたが、後半には需要が持ち直しました。一戸建は中堅企業による供給も多いため、一時的な価格下落が特に郊外型の開発では発生しましたが、全体としての価格下落には至っていません。2018年も、安定的な価格が推移するのではないでしょうか。石澤さん:新築価格の目安として、一般のサラリーマン世帯可処分所得の25%、坪単価240万円が目安と考えています。現状はそれよりも高いマンションが売れていますが、住宅ローン減税や低金利、それに、概ね住宅購入者の四割は親族から援助を受けるなどして、本来の取得能力より高いものを買えていますが、限界があります。2014年に価格が急上昇して、240万円を突破した結果、2016年から一戸当たり価格を抑えるために面積を抑制する傾向が強くなっています。にもかかわらず、今年、また一戸当たり価格が上昇しました。全般的に高くなりすぎましたが、東京都内の売れ行きは悪くありません。井出さん:2017年の新築は、価格が高くなりすぎたため、売れ行きが鈍化しました。購入者層は、上位数%の超富裕層、投資家層、実需層の3タイプに分類して動きを見ていますが、価格高ゆえの利回りの悪さから、投資家層が動きませんでした。ただ、今のところデベロッパーが主導権を握っており、「値下げ競争」の状況ではありません。「○○ショック」や、消費増税凍結のような「事件」が発生しない限り、急落の恐れはありません。ポイント新築価格は都心を中心に頭打ち気味ではあるが、需要は依然として旺盛である。購買力から考えれば「高すぎ」のきらいはあるものの、現状として価格の主導権はいまだデベロッパーが握っており、海外で突発的な金融危機が発生したりするなど、特別の事情が発生しない限り、価格が大きく下落することはないだろう。住宅ローン低金利は続く!ただし海外の動向に注意が必要高橋さん:政局の安定によって、アベノミクスによる金融緩和の継続が見込まれ、2016年から低金利下の状況がしばらく続くとの予測から、大きな金利変動はありませんでした。しかし、年末にかけてフラット35などの長期的な金利が少し上昇しており、これはアメリカの利上げとともに、2018年にかけて懸念すべき事項かと思います。石澤さん:短期的には北朝鮮問題で金利が下がったものの、危機感が薄れるとやや上昇するなど、短期的な動向はありますが、歴史的な低金利続いているので、気にする必要はありません。一部メガバンクが地方の住宅ローンを手じまいするようですが、貸し手が地方金融機関に変わるだけで、借りる側の利便性は変わらないでしょう。住宅ローン環境は良好な状態が続くはずです。井出さん:三菱UFJ信託銀行が新規住宅ローンから撤退、みずほ銀行も地方の住宅ローンから撤退する方針を発表するなど、大手銀行による住宅ローンの撤退・縮小が続いています。低金利ゆえに、住宅ローンはリスクが高いと銀行が認識し始めたのではないでしょうか。そうなると、地方ばかりでなく、価格が下がっている郊外での住宅ローン融資も、審査が厳しくなることもあり得ます。ポイント国内の金融緩和は政府日銀の政策から2018年も継続されると考えられるため、基本的には低金利で推移することが予想される。ただし、国外的な要因として米金利上昇を受ける可能性は否定できない。また、住宅ローンについても、抑制するようにとの金融庁・日銀による口先介入も影響し、とくに郊外・地方で借りにくくなるリスクが存在する。都心の供給増は止まらない!消費税10%の駆け込み需要に期待高橋さん:全体として、マンション・戸建共に新築の供給は緩やかに減少していく流れは今年と同様だと考えています。2019年に予定されている改元と、消費増税が予定通り行われるとすれば、駆け込み需要に向けた商戦を控え、安定的な市場となるのではないでしょうか。供給数は、対2017年比微減か同じくらいだと見ています。石澤さん:2017年1-9月の供給数は0.3%増と昨年並みになりましたが、立地によって相当大きな差が生じています。上昇を続ける東京23区とそれ以外の地域との差が激しい年となりました。東京都内では山手・下町ともに増加はしていますが、その他の地域では、供給戸数も減少し価格も下落しました。全般的に価格が高くなり過ぎたが故に需要が減少していますが、東京都内の売れ行きは悪くありません。井出さん:2018年は、2019年10月に予定されている消費増税に向けた駆け込み需要が重要になります。先般の衆院選で安倍政権の継続が決定したのはプジティブにとらえていいでしょう。18年の後半あたりから消費増税に向けた供給と消費によって、ここ2間年続いた低調な新築マーケットから脱する可能性があります。消費増税が凍結とかになるとまずいですね。ポイント新築供給数は東京都心を中心として対前年比微増が続いているが、これが穏やかに減少する傾向にある。2019年10月の消費増税に向けて、駆け込み需要を見込んだ供給が都心では増加する見込みなものの、郊外・地方では需給ともに減少する見込み。また、増税が凍結された場合、都内でも大きな影響があるだろう。立地や再開発エリアが新築マンション選びの重要なポイントに高橋さん:昨今、都市部における開発分譲用地が少なく、用地の取得が困難なこともあり、郊外型の供給が多くなっています。他方、郊外ショッピングセンター内のテナント出店企業が2016年をピークに激減しており、今後ショッピングセンターそのものの撤退が始まる可能性もでてきました。購入時の環境が今後継続的に存在し続けるのかどうか、購入に際しては「今後変わらないもの」と「今後変わりゆく可能性があるもの」を冷静に見極めて、立地の良し悪しを判断してほしいと思います。石澤さん:東京圏の地価は従来、西高東低の傾向がありましたが、いま、荒川区・北区・足立区といった、相対的に価格水準の低いあたりが伸びています。住宅地としてのイメージは必ずしも良くない地域ですが、住宅価格の高騰により、「名よりも実をとる」行動が増えています。また、来年以降は五輪の関係でインフラ整備の進む湾岸地域は、土地利用の点で開発の余地があるため、供給はこちらが中心となります。「気に入った場所に住む」ことが第一義ではありますが、資産価値の伸びしろから考えれば、こういった地域に目を向けるのも悪くないでしょう。井出さん:東京の都心3区乃至6区は価格が高くなっているので、調整がきくのかがポイントになります。山手線の外周部は、比較的価格がそんなに高くないところが、デベロッパーからすれば、主戦場になると考えています。台東区や墨田区はまだ相対的に安いので、4,000万台の物件も出て来るでしょう。中には山手線や東京駅へ直通でいけるような穴場も出て来ると思います。郊外物件も、幕張や津田沼のタワー、海老名や戸塚の再開発のような物件を、大手は用意しています。ポイント都心は供給自体が地価の高騰により、目につく物件は少なくなっていく傾向にあります。郊外物件も、ショッピングモールの撤退などの事例があり、「この地域の施設には継続性があるのか」といった視点が必要になるでしょう。東京都内北東部の新築物件には、利便性から考えると、「お買い得」な物件が出て来ると見られます。2018年の不動産市況天気図識者3人に2018年の不動産市況を天気図で表してもらった。ポイント物件価格はさらに上昇することはなく引き続き横ばいが続きそう。供給戸数も首都圏を中心に増え続け、住宅ローンの低金利も続くので取得環境は良好とみられる。
2017年12月05日倉庫を改装。下町に馴染む居心地の良いカフェ東京・浅草の喧騒から離れた場所にある「FEBRUARY CAFE(フェブラリーカフェ)」。倉庫を改装しエイジング加工を施した造りが、歴史ある浅草の町並みと見事に調和しています。「ゆったりとした時のながれと、これから訪れる春を待ちわびる様においしい珈琲を飲んで欲しい」という店主の想いから「FEBRUARY CAFE」と名付けられました。特注マシーンで楽しむスペシャリティコーヒー「FEBRUARY CAFE」では、コーヒー協会のテストで100点中80点以上獲得したコーヒーしか認められない、スペシャリティコーヒーが味わえます。店で使用しているエスプレッソマシーンは、コーヒー好きなら必ず知っている「マルゾッコ」を店名に合わせたカラーで特注したというこだわりよう。繊細な豆だからこそ扱いが難しく、美味しく淹れるには熟練した技と経験が必要です。ぜひ至極の1杯を味わってください。毎朝食べたい!モーニング「朝パンセット」8:10~11:00までオーダーできるモーニング「朝パンセット」。美味しいコーヒーと共に提供されるトーストは、浅草で大人気の「パンのペリカン」の食パンを使用しています。程よくこんがりオーブンで焼き上げた後に、バターをのせたシンプルなトーストです。サクっとひと口かじれば、ふわっふわな食感とバターの香りを楽しめます。ふわふわ、しっとり。贅沢なフレンチトーストもう1つの看板商品「フレンチトーストセット」。バナナやアイスクリームを添えたボリューミーで贅沢なフレンチトーストです。14:00以降からオーダー可能で、ゆっくり楽しむなら遅めのランチやおやつタイムに食べたい一品です。浅草散歩に疲れた人をほっこり癒す空間16席とこじんまりした店内だからこそ、ゆっくり落ち着いて過ごせるのが魅力的。浅草の観光地から少し離れた場所にあり、近所の人に愛されているお店です。東京メトロ銀座線「田原町駅」徒歩1分のところにある「FEBRUARY CAFE」。美味しいコーヒーと、美味しいトーストがあなたを待っています。スポット情報スポット名:FEBRUARY CAFE住所:東京都台東区雷門1-7-8電話番号:03-6802-7171
2017年11月22日東京23区に特化したリノベーション賃貸ブランド「REISM(リズム)」を展開するREISMが、REISMのリノベーション空間を再現したカフェ“REISMSTAND(リズムスタンド)”にて11月8日(水)より、限定メニューとして「厳選宮崎和牛のロースト」と具沢山の「体あったか本格キムチ鍋」を販売開始しました。また、グランドメニューを一部リニューアル。寒くなる季節にぴったりな身体が温まる一品がラインナップしています。活力をリチャージして賢く生きる東京生活を自分らしく、賢く生きるための活力をリチャージできるオープンコミュニティカフェ「REISMSTAND」。「YourMom’sCookingTokyo」をコンセプトに、“身体を温める”食材を使った家庭料理をリチャージ食として提供しています。落ち込んだ時、元気が欲しいときにお母さんの料理を食べて、気持ちがほっこりした、カラダに栄養が染みわたっていくあの体験・記憶を、REISMのスタイリッシュなリノベーション空間で味わえます。そんなREISMSTANDから限定メニューが登場します。数量限定!厳選宮崎和牛のローストREISMSTANDのオーナーが自ら宮崎へ出向き厳選した、宮崎和牛。柔らかくきめ細かな赤身のランプ肉がミディアムレアで提供されます。お肉本来の旨味が味わえるよう、西洋わさびや粒マスタード、自家製りんごと玉ねぎのソースが準備されています。好みに合わせて楽めます。季節限定!体あったか本格キムチ鍋辛さと甘みのバランスが絶妙な韓国唐辛子を使った本場のキムチ鍋。身体をあたためる野菜はもちろん、豚肉や鯖なども入った具沢山でボリューム満点です。疲労回復や免疫力を高める効果の高い、リチャージ食にぴったりなキムチを味噌ベースのスープが引き立てます。〆にはごはんとうどん、トッピングも付いてきます。REISMSTANDならではの、こだわり鍋を楽しんでみてはいかがでしょうか。REISMSTAND概要所在地:東京都渋谷区鶯谷町6-6グリーンハイツ鶯谷町2階TEL:03-6861-6670営業時間:11:00~23:00定休日:不定休REISMSTAND
2017年11月17日マンションの売却を検討している人にとって、意外な盲点になっているのが「税金」です。税法上、売却によって得たお金は課税対象とみなされます。このことを忘れていると、思わぬ損失を出しかねませんので、注意しておかなければなりません。ここではマンションの売却益への課税率や、控除を受けられる例、また確定申告の方法をご紹介していきます。売却益に課される税率は?マンションの売却益は「譲渡所得」とみなされ、ここに「所得税」と「住民税」の2種類の税金が課せられます。譲渡所得は、マンションの売却益から、購入時に支払った費用(取得費)と、売却にかかった経費(売却費用)を合計した額を引いて算出します。取得費からは、あらかじめ減価償却費を引いておかなければなりません。また、譲渡取得は売却までの間に、所有者がマンションを所有していた期間に応じて細かく分類され、その区分に応じて所得税や住民税の税額が変動します。売却時点でマンションを5年より長く保有していた場合は「長期譲渡所得」、5年以下なら「短期譲渡所得」として扱われることになります。「長期譲渡所得」の場合、所得税は15.315%、住民税は5%という税率が設定されています。一方で「短期譲渡所得」の税率は、所得税が30.63%、住民税は9%です。したがって、マンションを5年より長く保有していれば、5年以下の場合より税率を低く抑えることができます。ただし、この所有期間の計算には、特殊な算出方法が用いられますので気をつけなければなりません。一般的な感覚からすれば、購入した日から「実際の売却日まで」を所有期間とみなすと思いがちですが、ここでは、購入した日から「売却した年の1月1日まで」を所有期間と考えるのです。計算を間違えて、不要な損失を出さないようにしましょう。マンションの価格を無料査定してみる売却益で税額が控除できる例一定の要件を満たすことで、居住用マンションの売却益にかかる所得税と住民税への特別控除を受けることができます。特別控除には、2つのパターンがあります。1つ目は、長期譲渡所得、短期譲渡所得の両方が受けることができる、最大30,000,000円までの特別控除です。マンションの売り手と買い手が親族関係にはないこと、また、過去2年以内に、ほかの特別控除や譲渡損失の特例を受けていないことなどが、控除の条件となっています。2つ目は、10年以上所有していたマンションを売却する場合にのみ受けられる特別控除です。通常、長期譲渡所得へ課される税率よりも低い軽減税率が適用されます。軽減税率の額は長期譲渡所得の大きさにより変動します。まず、長期譲渡所得が60.000.000円以下の場合には、「長期譲渡所得の金額×10%」分の税が課されることになります。また、60,000.000円を超える場合の税額は、「(長期譲渡所得の金額-60,000.000円)×15%+6.000.000円」という計算式に従って算出されます。なお、この2つの特別控除は併用して受けることが可能です。そのため、特に長期譲渡所得の場合、条件さえ満たすことができれば、大きく節税することができます。確定申告の方法当然ですが、譲渡所得も区分上は「所得」として扱われますので、確定申告の対象となります。マンションの売却主が給与所得者の場合、確定申告には馴染みが薄いかもしれませんが、手順をしっかりと確認し、忘れずおこなってください。まずは税務署に出向いて、以下の書類を受け取りましょう。・譲渡所得の内訳書・確定申告書B様式・分離課税用の確定申告書くわえて、税務署で入手できる書類以外にも、次の書類は自分で用意しておかなければなりません。・マンション購入時/売却時の売買契約書・不動産会社に支払った手数料の領収書売買契約書と領収書は、いずれも原本を用意する必要はありません。コピーなどの控えがあれば十分です。これらの書類をそろえ、申告書に必要事項を記入し、期日までに税務署へまとめて提出すれば、確定申告は完了です。ただし、多忙のため、書類を受け取りに税務署に行く時間すら作れない、という人も中にはいるかと思います。その場合は、国税庁の公式サイトにアクセスすることで必要書類をダウンロードすることができますので、お勧めです。さらに公式サイトには、申告書の記入方法を丁寧に解説した「確定申告の手引き」などのページも用意されています。これらを参考にすることで、混乱することなく、スムーズに確定申告を済ませることができます。また税務署のオンラインサービス「e-Tax」を活用すれば、確定申告の手続き自体をネット上で済ませることが可能です。「e-Tax」の特徴は、何と言っても、税務署で書類提出をおこなうより、素早く申請ができるという点にあります。税務署と異なり24時間申請を受け付けていますので、忙しい方にとっては、とても便利なサービスだといえます。あらかじめ専用ソフトをインストールしておく必要があるほか、マイナンバーカードを読み取るためのカードリーダーを自前で用意しなければならないなど、事前準備の手間はかかるものの、反面、メリットも期待できます。関心がある方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。まとめ譲渡所得に課される税率、そして控除額は、マンションの所有期間によって変動します。不必要な損失を防ぐためにも、事前に必ず確認しておきましょう。なお、ここで紹介した税率などの数値は、将来的に変動する可能性があります。売却前には、必ず、国税庁のホームページを確認し、最新情報を入手してください。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月16日マンション売却は原則的に、物件所有者本人が売却の手続きを直接おこなう必要があります。しかし、諸々の事情から所有者が手続きすることが困難な場合、代理人を立てて売却を進めることも可能です。ここではマンションの売却を代理委任によって進める際の方法や、気をつけるべきポイントについて解説していきます。代理人を立てるメリットとは?代理人にマンション売却を依頼する最大のメリットは「売却手続きに物件所有者が直接立ち会う必要が無くなる」という点にあります。先にも述べたように、マンション売却時の手続きには、本来所有者自身が参加しなければなりません。しかし現実には、やむを得ない事情から、所有者が立ち会えないという場合も多々存在します。たとえば、売却を検討している物件がはるか遠方にあるため、自力で売却手続きを進めることが困難だというケースが考えられます。親族の死後に、空き家となった家を処分したいけれども、交通手段が不便な場所にあるため、容易に訪れることができないということもあるでしょう。また、不動産売却時に仲介業者などと交わす契約が煩雑に感じられてしまい、不安があるため専門的な知識を持つ人に代わりにやってもらいたい、という人もいます。さらに、離婚を機に住んでいた家を売却したいが、契約の際に元の結婚相手と顔を合わせたくない、というケースも考えられます。こうした人々は、代理人に権限を委任すれば売却をスムーズに進めてもらうことができますので、大いに助かることになるでしょう。マンションの価格を無料査定してみる代理人に依頼する方法・手順マンションの売却を代理人に依頼するためには、事前に委任状を作成しておく必要があります。委任状を作らずに、第三者に印鑑証明や書類を渡しただけでは、委任が公的に認められたことにはならないのです。しかし委任状の書式は厳格に定義されている、というわけではありませんので、所有者本人の裁量次第で自由に書いて問題ありません。ただし、どのような書き方であっても、記載してなければならない内容がいくつかありますので注意してください。【委任する権限をどこまでにするか範囲を設定する】まずはマンション売却に際して、代理人にどこまでの権限を認めるのかを詳しく定めましょう。代理人の権限について何も記載していない委任状を「白紙委任状」と呼びます。しかし、これを作成するのは避けた方が良いでしょう。「白紙委任状」は代理人に不動産売却に関わる一切の権限を認めることになります。そのため、万が一、委任者との事前の取り決めから逸脱した勝手な行動を代理人がとった場合に、法律上は罰することができなくなってしまうという危険性があるのです。こうした事態を防ぐためにも、代理人に委任する権限は、売却手続き時に最低限必要となる範囲に止めておくべきです。具体的には、代理人に(1)マンション売却時の契約締結権限(2)マンション売却で得た代金の受領権限(3)不動産所有権の移転について登記申請をおこなう権限のみを認めることが望ましいといえます。必要に応じて、代理人から委任者への業務報告の義務付けや、代理人への報酬内容についても記載しましょう。【委任状の有効期間なども記載すること】このほかにも、委任状には、代理人への権限委任の「有効期間」と、「委任した日付」を書かなければなりません。さらに、「委任者の氏名、住所、連絡先」についての自筆記入する必要があります。また、代理人の実印による捺印も求められます。くわえて、売却予定のマンションの住所、面積などの不動産情報も忘れないようにしてください。これらの項目を1つでも忘れていると、委任状は無効とされてしまいます。売却手続き前には、記載漏れがないかを念入りにチェックしておきましょう。【委任状以外に必要となるもの】売却手続きの際には委任状のほかにも、委任者と代理人それぞれについて本人確認書類と、印鑑証明書を持参する必要があります。本人確認書類はパスポートや運転免許証など、公的機関の発行した写真付き証明書を用意してください。マンション売却を代理人に依頼する際の注意点代理人は必ず、信頼のおける身近な親族か、弁護士や司法書士など法律の専門家に依頼しましょう。代理人は、委任状に記載された範囲においてのみ権限を持ち、売却手続きに関与します。ところが、代理人がマンション売却に関して行動した結果の責任は、委任者本人が負う必要があります。もちろん、代理人が委任者の認めていない権限を勝手に行使したような場合は、責任を負う必要はありません。しかし、例外的なケースも存在します。売却先の相手が、代理人の特定の行為について、代理人が自身に与えられた権限に従って実行したと主張するような場合です。この主張が公的に認められてしまうと、委任者自身が売却先の相手に対して、責任を負わなければならなくなるのです。したがって、不要なトラブルを避けるためにも、安易に友人や知人を頼らないのが無難といえるでしょう。まとめ代理人を立てることにより、マンション所有者は、売却手続きをおこなう際の負担を軽減できるというメリットがあります。ただし、マンション売却は大きな金額が絡む取引です。お金を巡り、代理人との間で予期せぬトラブルが生じる可能性もあります。そのため、代理人の選定は慎重におこなうようにしましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月16日マンションを売却する際、物件の現在の市場価値を知るためにも「訪問査定」を不動産会社に依頼することをお勧めします。しかし、「訪問査定に向けてどのような準備が必要なのか」また、「どのような点に注意すれば良いのかがよく分からない」という人も多くいます。ここでは実際に訪問査定を依頼する前に知っておきたい、いくつかのポイントをご紹介していきます。マンション売却の訪問査定とは?不動産会社がおこなうマンションの査定方法には、大きく分けて2種類あります。ひとつが「机上査定」であり、もうひとつが「訪問査定」です。【机上査定では詳しい見積もりは出せない】机上査定は、不動産会社が提供するオンライン上での診断サービスを使い、物件の査定金額を算出するという査定方法です。この際、不動産会社は物件を見て査定するのではなく、過去に蓄積してきた不動産売買のデータを参照して、不動産価値を見積もります。しかし、そもそも不動産の適正な売却金額は、個別の状況に応じてケースバイケースで変動します。そのため、結局のところ、現地で物件を見るまで詳しい見積もりは出せないのです。【直接物件を確認、正確な査定金額を算出!】これに対して訪問査定とは、不動産会社の担当者に現地で査定してもらうという査定方法です。担当者は物件の劣化状態を見て、リフォームの必要性などを判断します。オンライン上の診断だけでは把握しきれない、細かい情報を収集してマンションの査定金額を正確に出すのです。また担当者は、売却を検討している人の事情に合わせて、最適な売却プランを提案してくれます。マンションを手放す理由は人によって様々です。「価格は問わず、今すぐ手放したい」という人もいれば、「今すぐでなくとも良いから、できるだけ高値で売りたい」という人もいます。これらの事情は物件の査定金額自体には直接影響を与えませんが、実際に売却する際の価格設定には大きく関わってきます。訪問査定では、こうした個別の事情までしっかりとヒアリングをおこない、対応してくれるのです。訪問査定の際に準備すること【訪問査定時に質問されるポイント】訪問査定時、担当者は物件に関するいくつかの質問をおこないます。担当者が尋ねるポイントは決まっていますので、当日、答えに窮して慌てることのないよう、しっかりと回答を用意しておきましょう。まず、担当者は、なぜ物件を手放すのか、という「売却理由」について聞きます。また、物件所有者が、どのくらいの価格帯で売却を検討しているのかを知るため、「売却希望額」についても尋ねます。くわえて、ほかの物件に引っ越す「転居時期」や、売却予定物件の「ローンの残り金額」についても質問されますので、スムーズに答えられるよう準備しておいてください。【訪問査定時に必要な書類】さらに、当日担当者に提出しなければならない書類もそろえましょう。まず、必要となるのは売却予定物件の「図面」です。リフォーム・改築済みの物件の場合は、施工時の概要を記載した書類も必須となります。また、不動産会社によっては、マンションの「管理規約」、「修繕履歴」も提出を求められる可能性があります。念のため、用意しておくべきです。【大掛かりな掃除は必要?】物件の売却を検討している人の中には、査定価格が上がることを期待して、訪問査定前に部屋の大掃除をおこない、ピカピカに磨き上げるという人がいます。しかし、残念ながら掃除をした程度で、査定金額が大きく変化することはありません。不動産会社の担当者が査定時に評価するのは、日当たりや間取り、リフォームの必要性などであり、「部屋がきれいかどうか」は一切関係がないのです。そのため部屋の掃除に、あまり熱を入れる必要はないでしょう。ある程度清潔さを感じられる程度に部屋を片付けておけば十分です。マンションの価格を無料査定してみる訪問査定の際に気をつけたいこと訪問査定は、売却先の不動産会社を慎重に見極めるための良い機会です。ただ「なんとなく」で売却先を決めてはいけません。嘘偽りなく正直な査定額を出してくれる、誠実な会社であるかどうかを、売る前にしっかりと確かめましょう。【物件周辺地域を熟知した不動産会社を選ぶ】不動産会社の社員は、売却予定のマンション周辺地域における地理や交通事情などについて、十分な知識を備えています。こうした知識がなければ、物件の正確な査定金額を算出できませんから、周辺地域に詳しいのは当然のことです。ところが、中にはほとんど地域のことを知らないという社員もいて、こうした人間を訪問査定の担当者として派遣する不動産会社もあるのです。そのような会社の出した査定金額を信用することはできません。ですから、査定に来た担当者の知識量を、それとなく試してみる必要があります。たとえば、地域周辺にある学校や、病院、コンビニエンスストアの位置について、うまく会話の流れの中に織り込みながら尋ねてみましょう。これらの施設は、物件の立地評価に大きく関わってきます。もし相手が答えに詰まるようであれば、そうした会社とは取引を避けるのが無難です。【自分でも相場を調べておく】マンションの相場観が全く分からないと、不動産会社にうまく言いくるめられてしまい、物件を安く買い叩かれてしまう恐れがあります。そのため、売却予定のマンションが過去にどれくらいの価格で売れたのか、事前に調べておくべきです。過去の事例と比較すれば、不動産会社の出してきた査定金額の妥当性を判断できるようになります。もしも、相手があまりに安い査定金額を提示してきた場合は、その根拠について質問しましょう。その上で、査定の結果にどうしても納得できなければ、別の不動産会社に査定を依頼するのが好ましいといえます。まとめ訪問査定には手間がかかるため、面倒だと感じる人もいます。しかし、せっかくこれまで住んできた大切な物件なのですから、信頼の置ける不動産会社に依頼し、高値で買い取ってもらいたいですよね。ですから訪問査定はマンション売却に欠かせないプロセスなのです。本記事を参考にして、悔いのないマンション売却を目指してください。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月16日マンションを売却する際は売却価格を決めるために不動産会社に査定を行ってもらいます。査定には2つの種類がありますが、そのうち手軽に利用できるのが「机上査定」です。しかし手軽な分、注意点もあります。そこで今回の記事ではこの机上査定の特徴や注意点について掘り下げていきます。マンションを売却するときの机上査定って何?マンションを売却する際に行う査定には「机上査定」と「訪問査定」の2種類があります。机上とは机の上でという意味で、実際に見ることはなくマンションのデータだけで査定を行います。一方、訪問査定はその名の通り、不動産会社の担当者がマンションを訪問し、状態などを確認した上で査定をする方法です。訪問査定では担当者が訪問するため、立ち会いの日程を調整することなどが必要になりますが、机上査定はデータを提示するだけですので時間の制約がありません。そのため時間がないときや、とりあえずどれくらいの金額で売却できるか知りたいといったときなどに活用されます。机上査定は不動産会社にもよりますが、電話はもちろん、郵便やFAX、メールなどでも受け付けています。最近ではインターネット上に数値を入れるだけで査定ができるサイトがあります。一度にたくさんの不動産会社が査定をしてくれる査定専門のサイトも増えています。不動産会社の都合もありますが、早ければ2時間くらいで査定が終わるケースもあります。机上査定のメリットはこのように手軽に活用できることに加え、個人情報を出すことなく査定を受けられる点です。しつこい勧誘に悩まされることもありません。「家族や親族に内緒で」というケースにも有効なのです。またデータだけで査定するため、担当者の気持ちが入らないこともメリットのひとつです。どこの不動産会社に依頼しても、ほとんど同じような査定結果になることが多く、純粋な相場を知ることが可能です。また、マンションの売却が初めての方にとって、この机上査定がいい動産会社に巡り会うことのきっかけになることもあります。机上査定は通常無料で行ってくれますが、対応は不動産会社によってそれぞれです。価格だけを提示する会社もあれば、丁寧でかつ詳細な査定書を提示してくれる会社もあります。このように不動産会社を見極めることができるのも、机上査定のメリットなのです。マンションの価格を無料査定してみる机上査定を依頼するときに準備するものは?手軽に査定金額が分かる机上査定ですが、不動産会社が査定金額を割り出すために必要なものがあります。そのため依頼する際には、物件に関する下記の項目について準備をしておきましょう。・物件種別・所在地・専有面積・間取り・築年数、などこれらの物件データは正確なものを用意するのが通常ですが、「おおよそが分かればいい」というのであればおおまかな数値でも構いません。また不動産会社によってはこの項目以外のデータについても要求してくることがあります。不動産会社ではこれらの物件データをもとに、近隣の同じような物件がいくらで売買されたのかという過去の取り引き事例や公示価格などを調べて査定金額を割り出してくれます。机上査定をしてもらう際に気をつけたいこととは?机上査定は手軽に利用できる分、注意点もあります。それは、その査定結果が正式なものではないことです。マンションの査定価格は、室内の状態を含めた個別の事情が加味されるものです。つまり机上査定の結果を鵜呑みにしてはいけないということです。実際に売却価格を設定するためには、不動産会社の訪問査定を受け、日当たり状況や景観、室内の汚れ具合、収納の数や広さ、動線の使いやすさ、専用部分以外の設備状況、建物自体の状態、周辺環境などを丁寧に調べてもらう必要があります。そのため机上査定で算出された価格に比べて、高くなったり、低くなったりするのです。ですから机上査定を活用する場合はあくまでも「相場を知る」くらいの認識で行うようにしましょう。そして実際にいくらで売れるのか知りたい時には、少し煩わしさもありますが、訪問査定を受けて正確な売却価格を算出してもらいましょう。もちろん複数の不動産会社にお願いし、比較検討するのがおすすめです。ちなみに机上査定を複数の不動産会社に依頼した場合、1社だけ高額な査定価格を付けてくる不動産会社には注意しましょう。自社に売却を依頼してもらおうと相場より高い価格を付けている可能性があります。実際に訪問査定を受けると他社と同じ、あるいは低い査定価格を提示してくるケースもあります。マンションをスムーズに売却するには価格も大切ですが、不動産会社の対応力も不可欠です。質の良い不動産会社と出会うためにも、机上査定と訪問査定を上手に使い分けるようにしましょう。まとめマンションの売却を考えたときに、どのくらいの価格で売れるのかを知ることはとても重要です。そのために必要なのが査定ですが、手軽に価格を知りたいときに便利なのが机上査定という方法です。机上査定によって算出された価格は正式のものではありませんが、それでもマンションを売却するために必要なものです。机上査定を行うことで、マンション売却に向けた第一歩を踏み出しましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月16日マンションを売却する際に注意することのひとつに瑕疵担保責任があります。この瑕疵担保責任によって、物件を引き渡した後に損害賠償を請求されるといった事例も少なくありません。トラブルを未然に防ぐためにも瑕疵担保責任についてしっかり学んでおきましょう。難しそうだけど瑕疵担保責任って重要なの?瑕疵担保責任とは不動産売買の際に重要なもののひとつで、簡単に言うと、「物件に問題や欠陥があった場合の責任」です。マンションを売却する場合は、そのマンションで買主がきちんと生活できることを保証する責任が売主にあるということを意味しています。細かく分けると、瑕疵が「通常必要な品質や性能を有していない」という意味にあたります。売主が故意に隠したものはもちろん、過失(気付かなかった)であっても責任を負うことになります。その場合、買主が欠陥や問題を見つけてから1年以内であれば売主に責任を追及できることになっています。責任の追求とは具体的に契約の解除か、損害賠償請求を指します。瑕疵担保責任は、宅地建物取引業法と民法で定められているものです。民法の「第570条(売主の瑕疵担保責任)」には、「売買の目的物に隠れた瑕疵があったときは、第566条の規定を準用する。」とあります。民法第566条は、売買の目的物が契約に達せない時は、買主は契約の解除を求めるか、損害賠償を請求することができるという内容です。また、買主がこの事実を知った時から契約の解除や損害賠償の請求は1年以内に実行しなければならないと記載されています。ただし、いつから欠陥や問題が始まったのか判断がつきにくいため、売買の際に瑕疵担保責任についても契約を結ぶのが一般的です。通常は引き渡し後3か月や6か月、古い物件の場合は瑕疵担保責任を負わないという「瑕疵担保責任免責」を設定するケースもあります。買主に不利が及ばないための瑕疵担保責任ですが、売主にも不利が及ばないような配慮もされています。マンションの価格を無料査定してみる瑕疵担保責任で多い事例は何?マンションの売却後に瑕疵担保責任を追及されるケースには、いくつか特徴があります。一番多いのはやはり設備や設置機器の故障や不具合でしょう。例えば、給湯器が故障していてお湯が出ないなどです。またエアコンの効きが悪いなども瑕疵担保責任の対象になります。買主に追求された場合、売主が修理費用を負担することになります。また、換気扇から異音がするといったことも瑕疵担保責任の対象になります。細かいところで言えば、「蝶番に付いているはずのネジが1つない」といったことでも、追求されると瑕疵担保責任の対象になります。こうしたことは、普段の生活をしている分には気にならないのですが、買主の新生活を保証する責任があるため、瑕疵担保責任の対象になります。「契約に不利なので言いたくない」という売主もいますが、後で追求される前に気になる点を不動産会社に話しておいた方がいいでしょう。また、住居内で家族が死亡した場合も注意が必要です。自然死であれば瑕疵担保責任の対象にはなりませんが、自殺の場合は瑕疵担保責任の対象になる、といったように素人では判断の難しいケースもあります。このようにご自身で判断が付きづらい場合も、あらかじめ不動産会社に確認するのが無難です。瑕疵担保責任の内容は契約書に記載するマンションの売買を行う際は不動産売買契約を交わしますが、同時に売主が瑕疵担保責任を負うかどうかを決め、契約書に記載してから取り交わすことになります。これはマンションの売却後、物件に欠陥があった場合にどのように対応するのか、あらかじめ決めておくためです。あまりにも物件が古い場合は、双方の合意のもと売主が瑕疵担保責任を負わない「瑕疵担保責任免責」を選択する方法もあります。一方、売主が瑕疵担保責任を負う場合は、引き渡しからどれくらいの期間かなどを取り決めます。それは売買契約に瑕疵担保責任についての記載を行わない場合、民法の規定が採用されるからです。民法では期間が限定されないため、売主は半永久的に瑕疵担保責任を負うことになってしまうのです。不動産売買は宅地建物取引主任者などが執り行うため、瑕疵担保責任のことについてはほとんどお任せすることとなります。しかし「分からないので」と言いなりになっていては売主に不利な契約となる可能性もあります。しっかり瑕疵担保責任の知識を得ておくことも、売主としての責任と言えるでしょう。まとめ愛着を持って住んでいたマンションの次の住人は新しい買主です。売主には、買主の新生活を保障する責任があるということを覚えておきましょう。そのためにも瑕疵担保責任について正しい知識を得ることはとても重要です。ただし2017年に民法の改正案が可決され、3年以内に施行されることになっています。改正民法では実は瑕疵担保責任という概念がなくなり、買主の権利がさらに拡大する見通しです。マンションの売却を検討している方は改正民法の動向にも注目しておきましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月16日ひと昔前、「住宅は一生で一度の大きな買い物」とされましたが、マンションの買い替えをする方も増えてきています。買い替えをするにはどのようなメリットがあるのか、またデメリットはないのかについてこの記事では取り上げていきます。マンションの買い替えを検討している方は必見です。マンションを買い替える理由とは?国土交通省が発表した「平成27年度住宅市場動向調査報告書」によると、住宅購入者の15%近くが住宅の二次取得(買い替え)をしています。住宅を買い替える方は意外と多く、「ずっとここに住もう」という意識は薄らいできていると言ってもいいでしょう。マンションの買い替えを決断する理由は、現在のマンションに対する不満が上位を占めています。「子どもが大きくなったので広い家に」「設備が古くなったから」「修繕積立金が高かったから」「管理組合の管理体制に不満があった」といった理由です。しかし最近では、違う傾向の理由もいくつかあります。第一は「以前のマンションが売り時だったから」といった理由です。築年数を重ねると資産価値が減少し、売却価格も下がってきますが、その前に買い替えるという考え方です。引っ越しや買い替えに関する手続きなどが面倒でなければ、価値のあるうちに売却してそれを元手にして新しいマンションに移るというのは賢い考え方かも知れません。また「理想の物件を見つけた」「周辺の環境がより良いところに住みたかった」という理由もあります。これは買い替えをすることによって、より住みやすいところで暮らすこともできるというメリットのひとつを表しています。マンションの価格を無料査定してみるマンションの買い替えはメリットが豊富マンションの買い替えにおけるメリットは、買い替えの理由にもよりますが、主に次のことが挙げられます。・ライフスタイルに合った物件に住める・買い替えによってリフレッシュができる・よりよい環境を選択することができる・共用スペースも含め、希望に添った設備や仕様のものを利用できる・買い替え時期によっては資産価値が下がるうちに売却できるまず大きいのがライフスタイルに合った住居に住めることです。「子どもが増えた」「子どもが独立した」「両親と同居することになった」など人生の中には区切りとなる出来事があります。家族全員がストレスや不便なく暮らせる住居があることは、家庭内のトラブルを未然に防ぐことにもつながります。この際、不必要な費用を削減できる可能性もあります。また、長く住み続けると周りの環境が変化することがあります。例えば、隣にマンションが建って日当たりが悪くなるといったことが少なからずあります。買い替えをすることはこうした状況を変えることができ、ご自身にふさわしい環境を新たに選ぶことができるのです。住居が変わることで見える景色も変わり、気分がリフレッシュできる場合もあります。暮らしやすさという点でも、買い替えによってより快適になる傾向があります。例えば共用スペースの設備です。セキュリティが最新のものになる、エントランスがLEDを採用しているので管理費が低く抑えられている、駐車場が地下にある、といったことです。こうした物件を優先的に選べるのも買い替えのメリットとなります。また最近では、マンションの資産価値に着目している方も少なくありません。例えば10年間住んだ住宅と20年間住んだ住宅では資産価値が異なり、売却価格も違ってきます。資産価値の下がらないうちに売却することにより、買い替えを有利に進めることもできるのです。やはり資金は必要?買い替えのデメリットとは?マンションを買い替える際のデメリットで最も大きいのはやはり資金です。必要経費がすべて2倍かかるからです。中でも一番大きいのは不動産会社に支払う仲介手数料でしょう。税抜きの物件価格が4,000,000円以上の場合、「物件価格×3%+60,000円」を支払うことになります。買い替えの場合は売却と購入をするので、それぞれに必要となります。また物件の登録費用に関する費用も、購入と売却のそれぞれに必要です。その他、不動産取得税や引っ越し費用、住宅ローンの関連費用などもかかってきます。買い替えをする度にこれらの費用が必要ですので、余剰資金を多く見積もっておかなければなりません。もし住宅ローンが完済していないのであれば、二重に住宅ローンを抱えてしまう危険性もあります。また住んでいたマンションがいつ売れるか分からない状況が続きます。これは精神的にも大きなリスクとなります。引っ越しによって環境が変わるのはメリットですが、デメリットに感じるケースがあることも付け加えておきましょう。マンションの管理体制や隣人がどのような人かなどは住み始めてみないと分からないものです。問題がなければいいのですが、何かあると生活に大きな支障を来してしまいます。そのため買い替えの際にはリスクになり得ることも覚えておきましょう。まとめそれぞれの人生の中でライフスタイルは変化するものです。そしてその時にマンションの買い替えが必要になる方も多くいます。しかしこれまで見てきたように買い替えにはメリットとデメリットがあります。これらを比較するのはもちろん、家族と十分に相談し、慎重に検討するようにしましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月15日マンションを買い替えたいと思っても、ローンが残っている場合は誰もが慎重になるでしょう。マンションを売却した後に住宅ローンの残債が出てしまうケースがあるからです。しかしこうした事態を解消してくれる金融商品があります。それが金融機関で取り扱っている「住み替えローン」です。今回はこの住み替えローンについて掘り下げていきましょう。マンションの住み替えローンって何?買い替えを検討する場合、不動産会社にマンションの査定をしてもらうのが一般的です。その際、ローン残高を完済できる査定金額が出ればいいのですが、残債が出そうといったケースでは「売りたいが売れない」という状況に陥ります。通常、抵当権が設定されているマンションを売却する場合、売却によって得られるお金でローン残債をすべて返さなければ抵当権を外すことができないからです。こうした状態を専門用語では「担保割れ」と言いますが、ローン返済期間の半分を過ぎていない場合、多くの方が「担保割れ」の状態になります。しかし「住み替えローン」を上手に活用すれば、こうした担保割れの状態でもマンションの買い替えがスムーズにできるのです。住み替えローンとは、その名の通り、マンションの買い替えの際に利用できるローン商品です。各金融機関によって内容は異なりますが、マンション売却時のローン残債と、諸経費を含む新しいマンションの購入資金をまとめて貸してくれるのが一般的です。この住み替えローンを取り扱っているのは主に都市銀行や地方銀行などの金融機関です。マンションを査定してもらった不動産会社に相談し、住み替えローンの利用を告げ、手続きなどの準備を進めてもらいます。ちなみに住み替えローンを利用できるのは、現在居住中のマンションを売却したとしてもローン残債が出る場合だけです。マンションの価格を無料査定してみる自己資金がなくても買い替えができる?住み替えローンを利用するメリットは、担保割れの状態でも「自己資金なしでマンションの買い替えができる」ことです。住み替えをすることは新しい生活を始めることですから、借金を若干多く抱えてしまってもいいという人にとっては非常に使い勝手のいいローンです。ちなみに、国土交通省の「平成25年住生活総合調査(確報集計)結果」によると、過去5年間に実施した住み替えの目的の上位は、1:就職、転職、転勤などに対応(21.7%)2:親、配偶者などの世帯からの独立(21.2%)3:住宅を広くする、部屋を増やす(17.7%)4:子育て・教育の環境を整える(17.6%)5:通勤、通学などの利便の向上(13.3%)となっています(複数回答可)。この結果を見ると、人生の中では思いがけず住み替えの必要に迫られることが多いのが分かります。住み替えの理由の1位が「就職、転職、転勤など」ですし、2位も「親や配偶者などの世帯から独立」となっています。しかし、こうした場合でも新しい生活をスムーズに始めることができるのが住み替えローンの大きなメリットなのです。借入金が膨らむなどデメリットにも注意!マンションの買い替えを希望する方にとっては非常に便利な住み替えローンですが、一方でデメリットやリスクもあります。買い替えたいという気持ちが強いと、無理をしてしまいがちですので、的確に判断するようにしましょう。まず無理な返済プランを立ててしまいがちになることです。どうしても借金が増えてしまいますが、それでも「ボーナスは全部返済に回そう」「レジャーは少し控えよう」といったように返済額を増やすために少々無理をしてしまいます。住居は生活の拠点として重要ですが、生活自体が楽しめなくなるのはいけません。これでは高級な財布を持っていても、中に入れるお金がないのと一緒です。また、マンションの売却が決まるまで、新しいマンションを購入できないのもデメリットのひとつです。それは住み替えローンを利用するには、マンションの売却と新居の購入を同時に行わなければならないからです。正確な住宅ローンの金額を把握するために必要なことですが、そのために「新居をゆっくり選べない」「現在のマンションを早く売るために価格を下げてしまう」などデメリットが新しいデメリットを生んでしまうといった危険もあるのです。利用者からすると便利な住み替えローンですが、金融機関からすると担保評価以上の資金を提供することになります。そのため通常の住宅ローンよりも金利の条件が悪くなる傾向があります。またローンの返済能力も厳しく見られますので、審査のハードルが高くなるのが一般的です。これらもデメリットのひとつになります。まとめ住宅ローンを利用している場合は完済後に買い替えるのが鉄則ですが、住み替えローンを活用する手もあります。どうしても買い替えをしたいという方にとって便利な金融商品ですからぜひ覚えておきましょう。ただし借入額が大きくなってしまうなど、デメリットやリスクもあります。専門家に相談するなどして適切に活用するようにしましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月15日マンションを売却する際の事情はそれぞれです。しかし住宅ローンを滞納してしまった場合に有利とされるのが任意売却です。競売とは違い、市場での取引と同様に売却できるからです。住宅ローンを滞納している方はもちろん、滞納していない方も万が一に備えて任意売却について考えてみましょう。マンションの任意売却とは?マンションを購入する際は、金融機関の住宅ローンを使う方がほとんどです。しかし住宅ローンの支払いが滞ると、債権者である金融機関は抵当権を設定してあるマンションの売却を強制的に進め、その売却代金から住宅ローンの債権を回収することができます。これが競売です。この場合、マンションは売られ、所有者(債務者)を含む住人は立ち退きを迫られます。しかも裁判所が介入するため所有者の判断は一切尊重されません。そのため、所有者に有利にマンションの売却ができるように登場したのが任意売却です。債務を抱えている状態のマンションは、ローン残高より高値で売ることができれば問題はありませんが、下回る場合は売却するのが難しくなります。それはマンションを売っても残債を一括返済できないからです。しかし任意売却では債権者の合意が得られれば、ローンの残債があってもマンションを売却できます。競売では市場価格に比べてかなり安く落札される傾向があります。そのため売れたとしても多額のローンが残ってしまい、債務者はその返済に苦労することが多いのです。それに対して任意売却では市場価格と変わらない価格で売却することも可能です。このため残債が少なくなり、無理のない返済計画が立てられるのです。これが任意売却の最も大きなメリットですが、次の章ではその他のメリットについても見てみましょう。マンションの価格を無料査定してみるマンションを任意売却するメリットとは?マンションが競売にかけられる場合と、任意売却との大きな違いは所有者の意思が尊重されるかどうかです。競売では、裁判所の決定により事務的に進められますが、任意売却では売却価格や引き渡し条件などに所有者の意向が反映されやすくなるのです。前章で説明したように、強制的に売却されてしまう競売とは違い、任意売却は所有者の意思で売却できるのでより高額で売れる可能性があります。残債にもよりますが、マンションが高く売却できれば債権者がローン返済に追われる可能性も低くなるのです。また、競売にかけられると裁判所の自宅調査が始まります。すると近隣の住民や親族などに知られる機会も多くなります。それに比べて任意売却では、通常の売却と同様の売却活動が行われますので、住宅ローンの滞納などといったプライバシーに関わるような事情を近所に知られることもありません。しかも競売が始まると、落札されるまでに14.6%の遅延損害金が必要になります。債務残高が増え続けることになるので、債務者には大きなダメージとなります。一方の任意売却では債務者が負担する費用は一切ありません。さらに競売で売却が決まった後は強制的に立ち退きを迫られ、それに従わずに済み続けていると不法占拠者と見なされてしまいます。この場合、法的措置に発展するケースも少なくありません。一方、任意売却では引っ越し時期や条件面に関して債権者と話し合いが行われ、要望をある程度聞いてもらうことができます。売却代金の中から引っ越し代などの諸費用を受け取れた例も少なくありません。この他、精神的なダメージが少なくなるのもメリットのひとつでしょう。競売は裁判所が介入して一方的に行われますが、任意売却では自分の意思で売却したということになります。生活を再建する意欲も強くなるはずです。マンションを任意売却するデメリットとは?任意売却はこれまで見てきたように、住宅ローンに関わる債務をマンションの売却により低減させることができるのが一番のメリットです。しかし、デメリットもあります。まず考えられるのが残った債務の支払いです。マンションを売却してしまったため担保に有効な不動産はありません。担保にできるものがないためローンを組むのは難しく、「残りの債務をどう支払っていくのか」を考えなければならないのです。また、任意売却を行うには連帯保証人や債権者の合意が必要です。複数の債権者がいる場合は、すべての債権者から合意を得なければならず手間がかかります。債権者にしてみれば債務をどのように返済してくれるのか不安なだけに、合意を取り付けるためには、適切な返済計画を立てる必要もあります。さらに、住宅ローン以外に債務がある多重債務者の場合は、より注意が必要です。再び債務の返済が滞ると、今度は給与や資産の差し押さえなどに発展するからです。任意売却は有効に活用できますが、その後のリスクも大きいため「任意売却をすれば大丈夫」と安易に考えないようにしましょう。まとめせっかく愛着を持って住んでいたマンションですから、任意売却をしないに越したことはありません。しかし長い人生の中では何が起こるか分かりません。病気になってしまい働けなくなったり、経済事情が急に変わったりするかも知れません。しかし競売や自己破産になる前に任意売却という手段で債務残高を減らせる方法があることも知っておきましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月15日マンションを売却する際に売主を大いに悩ませるのが価格を下げることです。できれば高く売りたいものですが、いつまでも買い手がつかないのも困ります。そこで今回の記事では、「マンションの販売価格を値下げ・値引きするのはいつがいいのか」に焦点を当てて解説します。その際に注意するべき点も合わせてチェックしていきましょう。値引きをするにはタイミングがある?マンションを売りに出したらすぐに買い手がつくと思っている売主も多いようですが、よほどの好条件ではない限り、そんなにすぐに売れないものです。高い買い物ですし、住むとなればいろいろな条件が気になります。さらに、比較検討ができる物件が複数あるのが通常です。簡単に買おうと決断できる人はなかなかいないのです。また、不動産会社がマンションの売却活動を開始しても、その情報が広く知られるようになるまである程度時間が必要です。レインズや不動産情報サイトなどで情報を公開し、さらに新聞の折り込みチラシやポスティングなどを活用しますが、これまでの期間はおおよそ2週間くらいとされています。この後、早ければ問い合わせや内覧希望などの反応がありますが、比較検討をして問い合わせをくれる人の反響はさらにこの後になります。ここまでで売却活動開始後、1か月から2か月くらいというところでしょう。そして、この後は徐々に情報の新鮮さが薄れていくことになります。つまりここで決まらなければ、値下げも検討しなければいけない状況になるということです。不動産会社との媒介契約は通常3か月ですが、それはこうしたサイクルがあるからです。3か月で1つの売却活動期間が一回りしてしまうのです。もちろん値下げをするかどうかは売主の判断によります。しかしマンションの価格を下げて再度売りに出す場合も、買主候補が値引き交渉をしてきた際も、この3か月が1つの目処となることを覚えておきましょう。マンションの価格を無料査定してみる値引きをする際は納得した価格で!マンションの価格を再度調整する場合は、市場の状況を見ることになります。いきなり大きく価格を下げてしまうと価格が低かったと後悔することになりかねません。最初は500,000円程度から値を下げていき、市場の様子を見るようにしましょう。一方、買主候補が現れると値引き交渉をされることもあります。不動産売買において買主が値引き交渉をするのは一般的です。安ければ800,000円などの端数分くらいですが、多ければ1割や2割といった要求をする方もいます。せっかく購入を申し出てきた買主候補ですから、なるべく売りたいのは売主としては当然です。しかしここで買主候補の言いなりになってしまうと、思ったよりも価格が下げられてしまいます。値引き交渉された場合は、まず間に立っている不動産会社に「買主候補がどう考えているか」などを探ってみましょう。売主としての最低限のラインを伝えたり、買主が提示してきた価格よりも若干上積みをして「これ以下では売らない」と再提示したりすると、意外とその価格で成約に至ることもあります。交渉ごとですから、得意不得意があるかも知れません。しかしお互いに歩み寄ることで、両者が納得した価格で折り合えるはずです。また安易に値引きしてしまうよりも、他に売り出し方法はないのか検証することも大切です。媒介契約を結んだ不動産会社に問い合わせ、チラシを多く配布する、新聞などに広告を出すといった策がないか、改めて確認しましょう。期間に合わせ最低価格は決めておこう!中古マンションの売買が新築マンションの売買と違うのは、売主と買主という客同士の間で行われることです。つまり双方が納得する価格なら売買が成立するのです。実はこれが中古マンション売買の難しさでもあります。決まった価格がないという難しさなのです。しかし価格を設定する権利は売主にあります。もちろん「買い替えるのですぐに売りたい」「買ってくれる人がいたら売ります」といったように売主の思惑で大きく違いますが、期間に合わせた最低価格をあらかじめ決めておく方が、値下げや値引き交渉をされた際にスムーズに判断ができます。例えば、売り出し価格を「39,900,000円」とした場合、以下のように考えてみてはどうでしょう。・売り出し価格39,900,000円(500,000円の値引きはOK)・3か月後39,400,000円(500,000円の値引きはOK)・6か月後以降38,900,000円(端数の値引きはOK)マンション売却で重要なのは買主を見つけることです。そのためには市場の反応を見たり、不動産会社のアドバイスを受けたりしながら、その時期に応じた最低価格を設定することです。柔軟な姿勢で価格設定をすることがマンション売却というゴールへの近道となります。まとめまずはマンションの価格を無料査定してみる中古マンション市場において売り出し価格で売却されることは希少です。そのため値下げのタイミングが来たり、値引き交渉になったときのために、あらかじめ価格を決めておけば迅速な対応ができます。「損をした」と後悔しないためにも、価格をできるだけ維持できるような交渉術を調べておくこともおすすめです。
2017年11月15日マンションの売却を決めたら、誰でも「早く」そして「高く」売りたいものです。しかし気持ちばかり先走ってしまっては失敗につながる危険性もあります。特に「早く、早く」と急ぐばかりに後で損をしたことに気付くことも……。そこで今回の記事では早くマンションを売却したい時の注意点について掘り下げていきます。早くマンションを売却したい理由はそれぞれ!マンションの売却において、売主の背景にある事情はそれぞれです。「子どもが大きくなり、家の中が狭くなってきた」「転勤が決まった」「離婚したのでマンションは必要ない」「子どもが独立したので家の中が広い」などです。このように理由は様々ですが、売ると決めたら早く売却したいと思うのはみなさん同じでしょう。それはマンションを売却することで、新しい生活を早く始めたいからです。もちろん売却が決まらなくても新しい生活を始めることはできます。しかし住宅ローンの残債、新しい住居費用といった問題もあるので、できるだけ早く売却が決まった方がいいのです。もし新しい住居に移ったとしても、マンションの売却先が決まらないと管理費や修繕積立金を払い続けなければなりません。また固定資産税などの支払いもあります。住んでいないのにこれらの費用を払い続けることは経済的にも精神的にも負担となるものです。また中古マンションの場合、同じエリアに複数の似たような物件があると物件のイメージが重要になってきます。例えば、売り出しを開始してから2年以上売れていないマンションの場合、物件を探している人に「何か問題があるのか?」と疑問を抱かれることにもつながります。ですから売却を決めたら、なるべく早く売れるのがベストなのです。マンションの価格を無料査定してみる急いでマンションを売却すると失敗する?マンションを売却する際は早めに売ってしまった方がメリットは多いのですが、ただしあまりにも早く売ることを優先してしまうと失敗につながりやすくなります。その代表例が価格を安くしてしまうことです。実際に、早く売りたい場合は価格設定を相場の1割〜2割程度安くして売り出す方法があります。ただしこうした売り方は「急に大金が必要になった」「安くてもいいからどうしても売りたい」「海外への転勤が決まった」といった特殊な理由がある方向けです。また一番早く売却する方法は不動産会社に購入してもらうことです。しかし不動産会社は相場より2〜3割程度低い買値を提示します。それはマンションを購入して相場と同様の価格で売り出すためです。そうしないと不動産会社は利益を出せなくなってしまいます。このようにマンションを急いで売却しようとすると、価格を下げて売ることになってしまいます。また不動産会社の勧めに応じて必要のないリフォームをしてしまうといったケースもあります。しかしこれでは安く買い取られた気がして、後で損をした気になってしまいます。そこで次の章では、早くマンションを売却したい時の注意点を紹介します。早くマンションを売却する際に注意すべきことマンションの売却活動をスタートさせて売買が成立するまでの期間は平均3か月と言われています。首都圏ではもう少し早く2か月半くらいです。マンションを早く売却したい時も、これらを踏まえて「期間」と「価格」を決めましょう。しかし前述したように、早く売りたいために相場よりも価格を下げてしまうのは後悔につながります。それはその他にもマンションを早く売却する方法がいくつかあるからです。そこでまずは売却を依頼する不動産会社の選定を慎重に行うことがポイントとなります。不動産会社をチェックする時には、「マンションの売却に関してノウハウをたくさん持っているか」を重要視しましょう。「期間」と「価格」を提示し、どのようなアイディアで売却活動をしてもらえるのか、複数の不動産会社に聞いて決めるのです。「価格を下げれば早い」という不動産会社は選択肢から外すのが無難です。【不動産会社との契約方法によって早く売却できることも】また、不動産会社との契約方法によっても売却を早くできる可能性があります。「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」という方法は1社との契約になるため、積極的に売却のための活動を行ってもらいやすいという特徴があるのです。また「専属専任媒介契約」や「専任媒介契約」の場合はレインズの活用が義務となりますので、早く見つかる可能性はさらに高くなります。一方、「一般媒介契約」で複数の不動産会社と契約するとあまり積極的になってもらえないこともありますが、より多くの買主候補に情報が知られることになります。どちらを選ぶかは売主の自由ですが、「早く売るため」を最優先にしてご自身でしっかり判断をしましょう。【早く売却したい時に気をつけたいこと】早くマンションを売却したいなら、室内の状態にも注意を払いましょう。室内をきれいにしていると大切に使っているという印象を与えることもでき、内覧に来た買主候補のイメージをアップさせることができるのです。これは不動産会社が査定に訪れる際も同様です。ちなみに価格を下げる場合でも一気に下げるのではなく、市場を見ながら段階的に下げていくようにすると「その価格なら納得」と失敗に思うことは少ないでしょう。まとめマンションを売却するにはそれぞれの事情があるとは思いますが、あまりにも急いでしまうと価格を下げざるを得なくなり、後悔につながります。価格を下げるのは最後の手段として、まずはいろいろなアイディアで早く売却する方法を探してみましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月15日マンションを売却するときは購入代金として大きなお金を買主からいただきます。ただし、一度にすべての代金が支払われるのではありません。まずは手付金というお金が支払われます。この手付金は購入代金の一部ですが、売買契約に大きく影響を及ぼす役割も持っています。マンションの売却を検討している方は適切な知識を得ておきましょう。マンションの売却時の手付金って何?マンションの売却時にいただく手付金とは、購入する意思を表示するために買主が購入代金の一部を売主に支払うお金のことです。マンションの売買の際は、この手付金を利用して売買契約を結ぶことが一般的になっています。手付金がなぜ利用されるのかというと、売買をする際には売主・買主ともに引っ越しを含めて様々な手続きや準備が必要だからです。しかしどちらかが途中で契約を解除しようとすると、それまで行ってきた準備がすべて無駄になってしまいます。そのため手付金の受け渡しを行うことで、買主の「購入したい」意思と売主の「売ります」という意思を確認するのです。手付金の金額は売買契約の前に、不動産会社を介して買主側と売主側で協議して決めるのが一般的です。相場と言われているのがマンションの売買価格の5〜10%です。40,000,000円のマンションなら、2,000,000円〜4,000,000円ということになります。ただし、手付金は住宅ローンの本申し込み前に必要となりますので、一般的に買主の手持ちの資金から捻出されます。そのためこの相場には左右されないこともあります。ただし100,000円などあまりにも低い金額では、もっと条件のいい物件を見つけた場合などに、買主が契約解除を申し出る可能性も高くなります。そのため手付金の金額は1,000,000円以上にするのが無難です。もちろん手付金の金額に同意できない場合は契約をしない方法もあります。マンションの価格を無料査定してみる手付金はどのタイミングで受け取れる?売主にとってマンションを売却する際に気になるのが「購入代金はいつ支払われるのか?」でしょう。マンションの売却には一連の流れがありますが、下記に一例を記しています。1:売却活動2:買主候補からの購入申し込み3:売主の売却確認4:買主の住宅ローン仮審査5:マンションの売買契約6:買主の住宅ローン本申し込み7:物件の引き渡しこの流れの中で手付金のやり取りが行われるのが「5:マンションの売買契約」のときです。売買契約を交わす際に、あらかじめ決めておいた金額の手付金が買主から売主に渡されます。反対に、売主からは手付金の受領証を買主に渡すことになります。このとき、マンション売買契約の日が休日の場合は注意が必要です。金融機関も休みですからその日に振り込むことができないのです。手付金を手渡しするというケースも考えられますが、大きな金額になりますので、双方で納得する方法を協議するようにしましょう。ただし売買契約を交わした後での振り込みは売主にとって危険が高いので避けるのが最善です。契約解除の際に重要?手付金のその役割とは?マンションの売却の際の手付金は、売買成立に向けた第一歩であると同時に、非常に重要な役目を担っています。それは一方の都合によって解約を申し出た場合、ペナルティを課すことで契約の解約が可能となるからです。そのときにペナルティの対象となるのが手付金なのです。そのペナルティとは、買主が契約の解約を申し出た場合は、売主に支払った手付金の放棄です。反対に、売主が契約を解約する場合は手付金の倍返しになります。つまりいただいた手付金の2倍の金額を買主に支払うことになります。ですから手付金の金額を大きくすると、売主が解約した場合に大きな出費になってしまうことも覚えておきましょう。また、不動産の売買契約には通常「住宅ローン特約」が設けられていることも忘れてはいけません。「住宅ローン特約」とは、住宅ローンの本審査に通らなかった時に、ペナルティなしで契約を解除できるというものです。ですから残額の支払いが行われ、物件を引き渡すまでは手付金には手を付けないのが常識です。ちなみに売主側が契約の解除を申し出る場合は、さらによりよい条件で購入したいという買主候補が現れたというケースが多いようです。手付金の倍返しをしても、新しい買主候補に売却した方が売主にとっては好条件なのです。しかし最初の買主候補はすでに住宅ローンの申請や引っ越しに向けて下準備を始めているはずです。親族が亡くなったなど想定外の出来事以外で契約を解除することのないよう、売主も手付金の重要性について改めて認識しておきましょう。まとめ手付金はただのお金の流れではなく、買主の購入意思の表れであり、それを受け取ることは「この条件で売りますよ」という売主の意思表示でもあります。また契約解約の際に重要な役割を持っているため、手付金の知識はマンションの売却を検討している方にとってとても大切です。スムーズな取り引きのためにもしっかり学んでおきましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月15日マンションの売却契約を結ぶと、不動産会社から「レインズに登録しました」などと言われることがあります。一般の人には馴染みのないこのレインズとは不動産会社が利用している情報システムです。不動産会社しか利用できませんが、売却をスムーズに進めるためにもレインズについて詳しく知っておきましょう。レインズとは?誰が使っているの?レインズとは、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営・管理している不動産情報交換のためのオンラインシステムです。正式にはREALESTATEINFORMATIONNETWORKSYSTEM(不動産流通標準情報システム)と言い、頭文字をとってREINS(レインズ)と呼ばれています。国内には「東日本レインズ」「中部圏レインズ」「近畿圏レインズ」「西日本レインズ」の4つがあります。レインズの大きな目的はスムーズな不動産の売買です。通常、不動産の売買は不動産会社が行いますが、「どのようなマンションが売りに出ているか」、「どのようなマンションが求められているか」といったことをすべて把握することはできません。ですが、レインズにはそうした売買に関する情報が集まっているので、売買をスムーズに進めることができるのです。例えば「こういうマンションが欲しい」と客に言われた場合、不動産会社はレインズに登録してある物件を探索します。住所や最寄り駅、間取り、専有面積、階数、価格などの希望をもとに物件を探し、それに近い物件を客に提示していくのです。不動産の情報サイトもありますが、レインズは宅地建物取引業者でなければ見られないことになっています。つまりレインズは不動産のプロ同士が情報交換する場という位置づけなのです。登録する場合も、登録しない場合もあるの?マンションなどの売却を不動産会社に依頼する場合、媒介契約を結ぶことになります。この契約には「一般媒介契約/専属専任媒介契約/専任媒介契約」の3つの方法がありますが、その違いは、「一般媒介契約」では複数の会社に売却を依頼することができ、「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」では1社にしか売却を依頼できないことです。また重要なのは「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」は契約後すぐにレインズへ登録しなければならないのに対し、「一般媒介契約」の場合は売主の希望がない場合はレインズに登録しなくてもいいとなっています。つまり契約方法によってレインズに登録されるケースと、登録されないケースがあるのです。ここで注意しておきたいのが不動産会社による「囲い込み」です。不動産会社は不動産の売買が成立したときに得られる仲介手数料が主な収入源となっています。例えばマンションを売った場合、売却を担当した不動産会社が売主から、購入を担当した不動産会社が買主から仲介手数料を受け取ります。しかし、売却を担当した不動産会社と購入を担当した不動産会社が一緒なら、その際の仲介手数料を独り占めできるのです。これを専門用語で「両手仲介」と言いますが、この両手仲介のために専任契約をしても「意図的にレインズに登録しない」、あるいは「レインズへの登録を遅らせる」不動産会社が少なからずあるのです。レインズに登録した場合は「登録証明書」が発行され、依頼者に渡すことになっています。それは一般の方はレインズを見られないため、登録しているのかどうか確認できないためです。ですから、「専属専任媒介契約」や「専任媒介契約」、あるいは「一般媒介契約」でもレインズへの登録を申し出た方は不動産会社に対して登録証明書の確認をするようにしましょう。レインズに登録すると売却が早くなるって本当?レインズへの登録は数多くのメリットがあります。代表的なのが、たくさんの不動産会社がその情報を見ることができるため、売買が成立するスピードが速くなることです。買いたいという人を多く見つけられれば高値で売却できる可能性もあります。また売れにくい条件のマンションでも売れる可能性が高くなります。レインズに登録された物件には公的な証明書が発行されるのもメリットの1つです。つまり安心して取り引きができるということです。一般的な不動産情報サイトでは架空の物件が掲載されていたり、誤った情報が載っていたりすることも少なくありません。しかしレインズの情報にはそういうことはないのです。また「一般媒介契約」以外でレインズに登録している物件は、売買状況に関する情報を不動産会社が売主に報告する義務があります。これは「専属専任媒介契約」の場合は1週間に一度以上、また「専任媒介契約」では2週間に一度以上と決められています。詳細な報告をもらえるため売却についての状況を把握できますし、何よりもたくさんの情報を取り扱っている中で不動産会社が売却活動に積極的に取り組んでくれることになります。そのため良い条件でマンションが売却される可能性も高くなるのです。まとめ一般の方にはあまり知られていないレインズですが、有効に活用できればマンションの売却がスムーズに進むことが分かったのではないでしょうか。一方、レインズへの登録を適切に行ってくれるかどうかも不動産会社を選ぶポイントになります。マンションの売却は不動産会社に任せきりにするのではなく、こうした知識をしっかり蓄えておくことも肝心です。マンションの価格を無料査定してみる
2017年11月15日マンション売却時に、多くの売主が疑問に思うことは「今まで払った管理費はどうなるの?」ではないでしょうか?戻ってくると思っている方も多いようですが、実は戻ってきません。そこでこの記事では管理費について掘り下げ、なぜ売却時に戻ってこないのか解説しましょう。マンションの管理費って何に使われる?マンションで暮らす上で必要となるものがいくつかありますが、管理費もその1つです。名前の通りマンションを管理するための費用で、マンション管理組合が徴収する方法が一般的です。目に見えるところでは管理業務の他、管理組合が行う会合の運営費や備品代などに使われます。マンションの管理業務とは、エントランスや廊下、エレベーター、植栽といった共用部分の清掃や維持のための保守・点検です。つまり住人が快適に暮らせるようにマンションを快適に保つことです。この他、ゴミ出しなどのルールの見守り、設備・機器などのトラブルや故障の際の対応なども含まれます。今は管理組合が専門会社に依頼し、管理人を派遣してもらうのが一般的です。マンションの管理費はこれらの管理業務に関わる費用に使われる他、マンション共用部の電気代や水道代などにも使われます。また町内会費なども管理費から支払われるところが多いようです。基本的に管理組合では、管理費として徴収した金額や、何にいくら使ったというような一年間の収支報告書を作成し、住人に配布します。ちなみにマンションの管理費は、専有面積の広さなどによって異なることが多いです。専有面積が広いと管理費は高くなりますし、高層階にいくほど管理費が高くなるケースもあります。こうした金額には法的な決まりはなく、各マンションの管理組合が定めた規約に則ります。マンションを売却しても管理費は返ってこないのはなぜ?マンションの管理費とは、積立金ではなく、管理をしてもらう代わりに支払う費用です。エレベーターやエントランスなどの共用部分を快適に使えるのも管理費を支払ってからこそ受けられるものです。そう考えると、住戸を売却しても管理費が戻ってこないのは当然のことでしょう。マンション購入時には、こうした管理費の性格を納得した上で契約することになります。ただしマンション売却後に戻ってくる管理費があります。それは引き渡し後の管理費の引き継ぎです。次の章で詳細を説明しますが、マンションの管理費は所有者が支払います。つまり売却が成立しても、管理費を支払うのは引き渡し日までです。そこで疑問になるのが月の途中で引き渡した場合、管理費はどうなるのかということではないでしょうか。この場合、マンションの規定にもよりますが、通常は売主が1か月分を支払い、買主が引き渡し後の日数分の管理費を売主に支払うというのが一般的です。つまり10日に引き渡しが完了するのであれば、売主が通常通り1か月分の管理費を支払い、買主が売主に20日分の管理費を支払うのです。これは一度納入した管理費は管理組合の財産となるため採られる措置です。マンションの管理費は管理の費用として使われる他に、管理組合が安定的に運営されるための費用でもあるのです。そのため所有者が売却したからといって個別に日数分を払い戻してしまうと、収支の計算が複雑になるなど運営の障害となってしまいます。そのため売主と買主で調整する方法が採られているのです。不動産の売買を行うのは宅地建物取引主任者という資格を持っている人と法律で定められています。管理費の引き継ぎなどはもちろんお任せすることになると思いますが、ご自身でもこのような管理費の知識について知っておくと不安な気持ちにはなりません。この機会にぜひ覚えておきましょう。マンションの価格を無料査定してみる管理費はどのタイミングまで払い続けるの?前述しましたが、マンションの管理費は所有者が支払うものです。つまりマンションの売却が成立した場合、売買契約を結んだ日でも退去日でもなく、引き渡し日まで支払うのが正解です。売却のために退去した後も、買主が決まるまでは所有者ですから管理費を払い続けなければなりません。もちろん退去後、「住んでいないから管理費を払いたくない」と思う売主がいるかも知れません。しかし、所有者の持ち物である住居を管理してもらっている状態となります。ですから住んでいても、住んでいなくても、管理費の支払いは払い続けなければならないのです。万が一、管理費の支払いをストップした場合、マンションの管理組合に対して未払いの負債を抱えている状態になります。区分所有法には「滞納した債務は次の所有者に継承される」と定められていますが、管理費の未納分をそのまま引き継ぐ買主はほとんどいません。その場合、マンション売却価格が下げられたり、購入代金の一部を管理費の未納分に充当したりするなどの対応が取られることになりますので気をつけましょう。まとめマンションの管理費は積立金ではなく、管理をしてもらう代わりに所有者が支払うものです。管理組合の運営費用も含め、快適に暮らせるのは管理費を納めているからです。所有者として当然のことですから、マンションの売却が決まっても物件を引き渡すときまで責任を持って支払うようにしましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月15日マンションを買うと、ローンを返済しなければならないだけでなく修繕積立金や管理費などの費用が毎月かかってきます。修繕積立金はマンションに住んでいる限り払い続けるお金であることを認識しておかなければなりません。この記事では、修繕積立金に焦点を当て、マンション売却時のさまざまな疑問点を解消します。マンションの修繕積立金とは?修繕積立金とは、マンションをメンテナンスする費用に充てるため、毎月各戸から徴収するお金のことを言います。具体的な用途は、排水管の取り換え工事、外壁の補修や塗装など、さまざまです。地震や大雨による被害はもちろん、マンションそのものは時とともに必ず劣化しますので、定期的なメンテナンスが必要となるのです。修繕積立金の金額は、長期修繕計画から決定されます。長期修繕計画とは、マンションの快適な住居環境を保つため、管理組合によって作成される長期的な修繕計画のことです。大規模修繕には数百万円単位の高額な費用がかかるため、住民同士で毎月コツコツ積み立てる必要があるのです。マンションを購入する際、販売価格やローンの金利にばかり目を向けがちですが、修繕積立金も考慮に入れ、返済計画を立てるべきです。ローン返済後も必ず毎月のしかかる負担であり、値上がりするおそれもあるのです。【修繕積立金と管理費の違い】マンションを購入すると、修繕積立金のほかに管理費も負担しなければなりません。修繕積立金と管理費は、使い道が異なります。管理費とは、マンションの共用部分の設備を維持管理する費用のことです。例えば、エレベーター点検費用や、共用部分の清掃、光熱費などが、徴収した管理費からまかなわれます。【修繕積立金の相場は?】修繕積立金はさまざまな要因によって決定されるため、マンションによって大きな差があります。適正価格を知るには、平成23年に国土交通省が発表した「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」が参考になります。同資料によると、階数・建築延べ床面積によって専有床面積あたりの修繕積立金額の目安がわかります。その金額にご自身の専有床面積を掛けた金額が、相場と考えられるでしょう。ただし、機械式駐車場があれば修繕コストがかかるため、修繕積立金は高くなります。また、新しいマンションほど安く、古いマンションほど高くなる傾向にあります。古いマンションは劣化が見られる分たくさん修繕しなければならないので、当然とも言えますね。マンションの価格を無料査定してみるマンションを売却しても修繕積立金は返ってこないさて、気になるのは、「マンションを売却したら修繕積立金はどうなるのか?」ということです。住んでいる間に一度も修繕工事が行われなかったら、支払った修繕積立金は管理組合が蓄えたままです。そのため、「返金を要求したい」と考える人も少なくないようです。しかし残念ながら、たとえ住んでいる間に修繕が行われなかったとしても、修繕積立金の返金はありません。これは、住んでいる期間や修繕の有無とは関係なく、管理規約に明記されていることです。一度納めた修繕積立金は、マンションの管理組合の財産となり、合理性のある特別な事情がない限り返金要求には応えないでしょう。修繕積立金はいつまで払い続ける?滞納したらどうなる?【引渡し日前日まで支払う義務がある】修繕積立金は、マンションに住み続ける限り払い続けなければなりません。マンションを売却すれば、修繕積立金は買主が負担することになります。では、どの時点から債務が移るのでしょうか。マンションの修繕積立金は、「引渡し前日」まで日割り計算した金額を売主が負担するルールとなっています。例えば、修繕積立金月30,000円のマンションを売却し、9月11日に引渡しを行う場合、売主は10,000円の修繕積立金を納めなければなりません。計算式は以下の通りです。残りの20,000円は、買主が負担します。<30,000÷30日×10日(9月1〜10日分)=10,000円>その他、管理費、固定資産税、都市計画税も、引渡し日に清算を行うことを知っておきましょう。【滞納したらどうなる?】修繕積立金を滞納すると、強制執行などの法的措置を取られる可能性は十分にあります。対応はマンションの理事会の判断となるため、一概には言えません。そして、もしも滞納した状態のまま売却すると、管理組合は買主に滞納分の修繕積立金を請求する権利があります。裏を返せば、マンションを購入する際は、滞納金がないか確認しなければなりません。まとめマンションの修繕積立金についての理解が深まったでしょうか。残念ながら納めた修繕積立金はいかなる場合も戻ってきませんが、快適な住まいを保つために必要な経費です。マンションを購入する際は、購入価格だけでなく、修繕積立金や管理費も含めた返済計画を立てるようにしましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月15日住み続けるつもりで購入したマンションでも、家族構成や環境の変化など、さまざまな理由によって売却したいと考えることがあります。しかし、「住宅ローンの返済が残っているから売却できない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。実は、残債があっても売却することは可能です。この記事では、その方法や注意点を詳しく解説します。マンションの売却は残債があってもできるマンションの売却は、残債があっても可能です。しかし、そのためには「抵当権」の抹消が必要となります。抵当権とは、住宅ローンの返済が滞っている場合、金融機関が家を売却することを認める権利です。つまり、住宅ローンを完済すれば抵当権は意義を失います。住宅ローンを完済し、抵当権を抹消すれば、売却することができる、ということになります。しかし、住宅ローンの残債を一括で支払うことは、多くの方にとってとても簡単にできることではないでしょう。そこで、返済に充てるお金を調達する方法を考えてみましょう。残債があるマンションの売却方法売却と同時に住宅ローンを完済できる方法が3つあります。順番に確認しましょう。【1.売却代金を返済金額に充当する】マンションの売却にあたり、まずは査定が必要となります。査定の結果、ローン残債よりも売却金額が上回れば、売却代金を返済に回せばいいのです。もしもローン残債が売却金額より少し多くても、貯蓄などで補填できる程度なら貯蓄を一部切り崩し、全額繰上返済をするのもひとつの手です。まとめると、・ローン残債≦売却金額・ローン残債≦売却金額+貯蓄のケースでは、売却代金を返済金額に充当できるため、スムーズに売却が進むと考えられます。【2.買い替えローンを利用する】マンションの売却後、新たな住宅の購入を考えている時は「買い替えローン」という選択肢もあります(金融機関によっては住みかえローンと呼ぶこともあります)。買い替えローンとは、新しく購入する住宅の代金に、住宅ローンの残債を上乗せした金額を融資してくれる制度です。場合によっては、元の金利よりも低い金利で借り入れられる可能性もあります。【3.任意売却を行う】売却代金を返済金額に充当することができず、買い替えローンを利用する予定もない、このような方は、マンションの売却の時期を考えなければなりません。しかし、ローンの支払いに困窮しているなどの理由で、どうしてもその時に売らなければならないという場合もあるでしょう。このような場合、「任意売却」という方法があります。任意売却とは、債務者と債権者の間に仲介者が入り、不動産を競売にかけずに3者が納得できる価格で、取引することです。住宅ローンの返済が滞ると、債権者は抵当権を執行し、競売を行います。万が一マンションが競売にかけられると、裁判所の執行官による自宅調査が入る、落札目当ての不動産会社がマンション内に出入りするなど、プライバシーが侵害されてしまいます。また、落札された後は、すみやかに立ち退きを求められます。もしも従わなければ、法的措置をとられてもやむを得ません。さらには市場価格や相場よりも安い価格で取引され、住んでいない家の住宅ローンを払い続けなければいけなくなるなど、デメリットを挙げるときりがありません。このようなデメリットの多い競売を避けるための手段が任意売却なのです。マンションの価格を無料査定してみる残債がある場合に注意したいこと【1、2、3の順に検討する】残債があるマンションの売却方法3つを紹介しましたが、もっとも良いのは1の方法です。しかし、1のケースに当てはまれば幸運で、多くの方は2か3を選択せざるを得ないでしょう。どうしてもその時に売らなければならない理由があれば仕方ありませんが、急がないならいったん売却をやめ、タイミングを見計らうのも一案です。また、一時的に賃貸に出し、家賃収入をローンの返済に充てることも検討してみてください。【買い替えローンの注意点】買い替えローンを利用する際は、ローン返済計画をしっかり立てるよう注意してください。買い替えローンでは、売却物件の残債が上乗せされますから、当然ながら新たに購入する住宅の価値よりも多くのお金を借り入れることになります。そのため、無理な資金計画では審査が通らなかったり、あるいは通ったとしても将来返済に困窮したりといったリスクがあります。【任意売却の注意点】任意売却にもデメリットがあることを知っておかなければなりません。任意売却する時、ローンの返済が一定期間滞ると、信用情報機関へ登録されるため、その後の数年間はローンが組めないといったリスクがあります。まとめ残債があっても、ローンを完済し抵当権を抹消できれば、マンションを売却することはできます。しかし、方法は慎重に選ばなければなりません。特に買い替えローンや任意売却にはリスクもあることを認識した上で検討しましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月15日マンションの売却において意外と困るのが法律関連の手続きです。「書類は何を用意すれば良いのか」「登記はどうすれば良いのか」など、細かい部分は分からないという人は多いでしょう。そこで頼りになるのが司法書士です。司法書士とは法律に基づき、登記や代理や法務局などに提出する書類の作成を執り行ってくれる専門家です。マンションの売却には心強い存在である司法書士の役割や依頼費用についてまとめました。司法書士を探す際の参考にしてみてください。司法書士の役割って何?「司法書士がマンション売却の時に、自分をサポートしてくれるのは分かった。でも、実際にどういう役割があるの?」と、具体的なイメージが湧かない人もいるかと思います。そこでまず、司法書士の役割についてご紹介します。【調査業務】マンションの売却において司法書士が調査するのは、主に登記に関する書類内容、マンションの名義を変更するために法上の問題の有無、これまでの書類で偽造や成りすましが行われていないか、不動産の状況などたくさんあります。後々トラブルに見舞われないように、調査をしっかりと行うことが重要です。【登記費用と必要書類の案内】調査を終えたら、登録免許税の算定を実施し、登記費用を売り手に案内します。このタイミングで、立ち会いの時に必要な書類も準備します。【必要書類の収集業務】例えば、銀行での融資が必要なら出向して抵当権設定関連の書類を受け取ります。居住用のマンションであれば、役所で住宅用家屋証明書が必要です。その他、不動産売買に法律の上で許可がいる場合、必要な書類の発行手続きを進めます。【登記申請書や必要書類の作成】不動産決済の日までに、必要な書類を全て作成します。【残金決済立ち会い】この時に司法書士が売り手より必要書類を受け取り、問題がないようであれば売買代金の支払いと融資の実行の許可を出します。この許可が出ない限り、マンションの売却を進めることはできません。司法書士はマンションの売却において最も重大な責任を持っており、何かトラブルがあれば彼らに責任が発生します。【登記申請完了後の事務処理】立ち会い後、すぐに登記申請をします。登記が終わったら、売り手の自宅に新たな権利証を送ります。マンションの価格を無料査定してみるどのタイミングで司法書士を探せば良いの?司法書士がいるとマンションの売却時にスムーズに作業が進められます。では、どのタイミングで司法書士を探せば良いのでしょうか。基本的にはマンションを売り新しい家を買うと決めて、資金計画を立てる段階、つまり最初の時点で司法書士に依頼しても問題ありません。司法書士の出番が増えるのは住宅ローン契約後の残金決済立ち会い・引き渡しの時期ですが、それまでも調査業務を行うなど作業はたくさんあります。資金の計画を組み立てたら不動産会社に買い手を探してもらうと同時に、売る方も新たな物件を探さなくてはなりません。この時期に、司法書士は物件を法律の面で問題ないかどうかを調査します。実は、司法書士の選定は、基本的に買い手、もしくは買い手が借入をする金融機関が行うのが一般的です。そういう意味では、自分が売り手だった場合は司法書士を探さなくても良いことになります。ただし、住み替えなどで自分が買い手の側に立った時は、早い段階で司法書士に依頼しておくと、書類などの不備が少なくなるでしょう。契約の途中で依頼しても構わないですが、遅くとも残金決済立ち会いの1週間前には依頼するようにしましょう。住宅ローンの事前審査が通り、売買契約を行ったら早めにお願いするのがベストです。司法書士に支払う費用はいくらくらい?マンションを売却する際、売り手には抵当権を抹消するための登記費用がかかります。買い手は、所有権の移転と抵当権を設定する登記費用が発生します。登記費用に含まれるのは、「登録免許税」「司法書士に対する費用」「登記完了後の登記事項証明の取得費用」です。では、売り手が司法書士に支払う費用はどのくらいなのでしょうか。売り手が支払うのは、抵当権抹消手続きの代理業務としての依頼費用が発生します。具体的な内訳は下記のようになります。まず、日本司法書士連合会によると、土地1筆及び建物1棟の抵当意見抹消費用の平均値は関東地区で14,476円ということです。全国で1番費用が低いのが東北地区の12,643円、高いのが近畿地区の16,746円です。上記に加えて、以下の経費もかかります。・抵当権抹消登記の登録免許税……不動産1個につき1,000円・登記完了後の登記事項証明の取得費用……不動産1個につき600円つまり、関東地区で土地1筆と建物1棟を購入した場合の司法書士の費用は、14,476+2000+1200=17,676円となります。まとめここまで、司法書士の役割や費用についてご紹介しました。司法書士の名前はなんとなく聞いたことがあっても、実際にどんなことをしているのか、よく分かっていなかった人も多いのではないでしょうか。私たちがマンションを売却する時に重要な役割を果たしてくれる司法書士は、頼れる存在です。自分にぴったり合った司法書士と出会えると良いですね。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月14日初めてマンションを売却する際、分からないことが多く、不安な思いを抱える人もいるでしょう。そんな時に参考にしたくなるのが経験者の体験談です。今では、体験談を集めたサイトも豊富にあり、スマホやPCでいつでもどこでも検索することが可能です。確かに、経験者の成功談を参考にしたり、失敗談から学んだりすることも大切です。しかし、マンションの売却は10人いれば、10通りものケースが生まれます。体験談とうまく付き合うにはどうしたら良いか、考えていきましょう。マンションの売却は物件によって内容はさまざまそもそも、マンションの売却といっても、居住用か賃貸用かで取引の内容も支払う税金の額も変わってきます。自分が居住用のマンションを売却したくても、賃貸用の体験談を参考にしてしまったら意味がないですよね。まずは、物件ごとの売却におけるメリットとデメリットについて見ていきましょう。【不動産の売却について】個人が不動産を売却する理由には「生活費の足しにする」ことも挙げられています。不動産を現金化することで生活費や新しい不動産の買い換え費用に充てるご家庭もあるでしょう。万が一、借金を抱えている場合には、返済に充てることが可能です。一般的な不動産の売却についてのメリットとデメリットをまとめてみました。・メリット現金化できる/借金を完済できる/新たな住まいへ買い換えできる/残年数の火災保険料や地震保険料が返ってくる/銀行保証料が戻ってくる、など・デメリット仲介手数料、譲渡所得税、引っ越し費用などのお金がかかる/すぐに買い手が見つからない、など【居住用財産の売却について】マンションを購入しても、「子どもが大きくなったから広い家に住み替えたい」「離婚のためやむを得ず引っ越しせざるをえなくなった」などの理由で住んでいる家を売却に出す人もいるでしょう。よく「売却損」という言葉を聞きますが、マンションを売却しても購入時より価格が下がっているケースもよく見られます。ただし、場合によっては譲渡所得税という税金を減額できる特例もあり、お得にマンションの売却を進める方法はあります。売却する前には、対象となるお得な方法がないか調べてみましょう。・メリット譲渡益による譲渡所得税が軽減される、買い換えの場合であれば課税を繰り延べできる/譲渡損が出た場合、他の所得から繰越譲渡できる・デメリット内覧のために住まいをきれいにしなければならない/引っ越しまでに次の住まいの確保をしなくてはならない/買い手が見つからないかもしれない、など【賃貸用マンションの売却について】今では、投資用財産としてマンション経営をする人も増えてきました。家賃収入を目的とした賃貸用マンションは、原則、長期運用しなくてはなりません。しかし、維持するにも経費がかかり、住む人がいなければ収益を得ることも難しくなります。賃貸用のマンションを売却すれば、維持費を払う必要がなくなるので余計な経費を払わずに済みます。ただし、家賃収入による収益がなくなるのが難点といえます。・メリット……よりお得な物件の購入資金を確保できる/値下がりリスクの回避/維持費が不要に・デメリット/収益が出ない/購入後すぐに売却すると損をする可能性があるマンションの価格を無料査定してみる体験談は鵜呑みにせず、あくまで参考程度にマンションの売却について違いを知った上で、「それでも売りたいな……」という人は、経験者の体験談を読んでみるのもひとつの手です。自力で調べることも大事ですが、やはり誰かの体験談を読むと、なんとなく状況をイメージしやすくなりますよね。マンションの売却をしたことがない人であれば、不動産会社とのやり取りや買い手との契約方法、司法書士の探し方など分かりづらいと思います。先にも述べましたが、今ではスマホやタブレットを使えば、ネットでいくらでも情報が出てくる時代です。だからこそ、事実とは異なる内容、いわゆる「でっちあげ」を作ることもできてしまいます。そのため、ネットなどで体験談を見る際は、有名企業のような信ぴょう性の高い情報を発信しているサイトを参考にすると良いでしょう。まとめ記事などを見ても良いですが、その場合は鵜呑みにせず、あくまで「こんな話もあるんだ」程度にとどめておくことをおすすめします。参考にしても大丈夫な体験談とは?では、マンションの売却において、どのような体験談を参考にしたら良いのでしょうか。重要なのは情報の信ぴょう性です。そのため、ただテキストだけが掲載されているサイトよりは、体験談を話してくれている人の写真が載っている、先に述べたように一般的に名の知られている企業の情報を優先するといった基準を設けると良いでしょう。誤った知識を付けて後々トラブルの元になってしまうのは避けたいですよね。また、さまざまな体験談を読んでいくと、同じような内容のものを見かけるようになります。そういう情報は「みんながやりがちな体験」であるといえるでしょう。もちろん、成功談なら参考にすれば良いし、失敗談なら同様のミスをしないように教訓としておくと良いですね。まとめ一口にマンションの売却といっても、物件の内容や売り手の状況によって契約の進め方は変わってきます。豊富に見ることのできる体験談を参考にしながら、自分なりのマンションの売却手段を見つけてください。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月14日消費税とは、消費者が物を買うときに徴収される税金のことで、法人が物を売る際に徴収し、まとめて納税をします。では、マンションを売却するときにも消費税はかかるのでしょうか。物を購入するときに徴収される消費税は、「マンションを売却するときも同じように徴収し、消費者に代わって納税する必要があるではないか?」と疑問を抱いておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、マンションの売却時における消費税の仕組みについて解説します。居住用マンションなら消費税はかからないマンションを売却するとき、消費税がかかる場合とそうでない場合があります。どういう仕組みなのか、順を追って説明していきます。【消費税とは】まず、消費税とは以下のように定義されます。「物の販売やサービスの提供などの取引に対して課される国税・地方税のことである」上記の「取引」とはいわゆる「消費」のことであり、消費する税金だから「消費税」というわけですね。もう少し詳しい定義は下記の通りとされています。「国内において事業者が行った資産の譲渡等には、この法律により、消費税を課する」(※引用消費税法4条(課税の対象))「事業として対価を得て行われる資産の譲渡及び貸付け並びに役務の提供を言う」(※引用消費税法2条8項(資産の譲渡等の定義))つまり、「資産の譲渡」が行われるものは、消費税が課される取引となります。では、具体的はどのような取引を指すのでしょうか。【消費税が課される取引】・国内における取引である・事業として事業者が行う取引である・対価を得て行われる・資産の譲渡、貸付及びサービスの提供であるこれを不動産に当てはめると、下記の取引が消費税の対象になります。・建物の売買代金・建物の建築工事やリフォーム時の建築請負代金・仲介手数料・住宅ローン事務手数料・司法書士への報酬料・事務所・店舗などの家賃非課税になるのは下記の通りです。・土地の売買代金・住宅ローンの返済利息・保証料・火災保険料・地代・家賃(居住用)・保証金・敷金消費税の場合、「課税の対象として馴染みが薄いもの」「社会政策的配慮によるもの」などの理由で、課税の必要がないと判断された非課税の取引もあります。不動産で言うと上記の取引が該当します。つまり、上記の理由から建物に関する代金は消費税の対象になり、土地代は異なるということになります。ただし例外があって、マンションを売却する人が個人の場合は、建物も非課税となります。消費税が課される取引として「事業として事業者が行うものである」という項目があり、「事業」は不特定多数の人に商売をすることなので、個人が居住用のマンションを売却するのは商売には当たりません。そのため、消費税の対象にはならないのです。マンションの価格を無料査定してみる不動産売却にかかる仲介手数料の相場とは仲介手数料とは、自分の代わりにマンションの買い手を見つけてくれた不動産会社に支払う代金のことです。先にも述べた通り、マンション売却の際、不動産会社への仲介手数料には消費税が発生します。仲介手数料はマンションを売却するときの費用の中でも金額が大きく、売り手の利益にも影響を与えます。一般的には「マンションの売却価格の3%+6万円」程度を支払います。しかし、必要以上に仲介手数料を請求してくる悪徳業者もいるので、注意が必要です。原則、消費者が不必要に仲介手数料を払わなくて済むように、法律で上限が決められています。主な目安は下記の通りです。・売買価格が200万円まで……売却価格の5%+消費税・売買価格が200万円以上400万円まで……売却価格の4%+消費税・売買価格が400万円以上……売却価格の3%+消費税基本的に、不動産会社は上記で挙げた上限額ぎりぎりの仲介手数料を請求してきます。値引き交渉ができるケースもありますが、仲介手数料は不動産会社の収入源です。なかなか難しい面もあるかもしれません。ただし、上限額以上の金額で請求された場合は不当である可能性があるので、注意しましょう。仲介手数料は購入希望者と売買契約が成立したタイミングで全額請求が可能となります。ただし、一括よりも分割で支払うパターンが多いようです。支払い方法や支払い時期については、不動産会社としっかり確認しておきましょう。マンション売却時の消費税における注意点ここまで、マンション売却時における消費税について説明してきましたが、ほかにも注意点が2つあります。【一括繰り上げ返済手数料】マンション購入時に金融機関からお金を借り、返済期間が残っているタイミングで売却した場合、売却代金によって残金を返します。その際、「一括繰り上げ返済手数料」という手数料が発生し、消費税の課税対象にもなります。【司法書士の報酬】住宅ローンを契約するには、不動産を担保にすることで抵当権を得ています。抵当権は、マンションを売却するときに買い手に権利をスムーズに移せるよう、ローン完済のタイミングで「抵当権抹消登記」をしなくてはなりません。この処理を司法書士に依頼すると、報酬を支払わなくてはなりません。報酬金額には消費税がかかります。まとめマンションの売却にも消費税がかかる取引とかからない取引があります。やはり、お金のことは詳しく知っておいた方が、安心ですよね。特に仲介手数料については、少しでも知識を身に付けておくと、後で悲しい思いをせずに済みます。疑問点などは不動産会社や税理士など専門の人に確認しながら、上手にマンションの売却を進めましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月14日マンションを売却する際、必ず聞かれることがあります。それは、「マンションを売却する理由は何ですか?」ということです。中古住宅を見学する方の大半は、「なぜ?」の部分が気になり、質問してきます。自分がマンションを売却するとき、売却理由を聞かれたらどのように答えますか?答え方次第では、ポジティブにもネガティブにも捉えられてしまう部分です。ここでは、売却理由を説明する際にプラスに捉えてもらえるよう、伝え方のポイントについてご紹介したいと思います。ポジティブな売却理由は積極的に伝えようマンションの売却理由にもさまざまな事情があると思います。ポジティブな理由であれば、購入しようかと検討している人にも良い印象を与えることができますよね。ポジティブな売却理由の主なものをピックアップしてみました。・相続両親が居住していたマンションを相続したにもかかわらず、不要になって売却するケースがあります。・一戸建てもしくは別のマンション購入目的の住み替えマンションから一戸建て、または新しいマンションへの住み替えも挙げられることの多い売却理由です。・手狭になり、広い家に引っ越す必要がある「子どもが生まれた」「子どもが大きくなり部屋を増やす必要が出てきた」という理由がある場合、広い家への住み替え目的で売却するご家庭もあります。・転勤仕事の都合で転勤しなければならない場合、やむを得ずマンションを売却するケースもあるでしょう。・親もしくは子どもと同居するため親の介護目的や、自分が親世代の場合は子世代との同居を理由に、それまで住んできたマンションを手放す人もいるでしょう。・結婚のため独身の方でワンルームマンションを買って居住していたものの、結婚の機に引っ越すことになり、売却するというケースなどです。上記で紹介したような理由であれば、中古物件を見学に来たような人にも「ああ、そういう事情があったのだな」と思ってもらえるケースが多いでしょう。ポジティブな理由であれば、売却する側も気兼ねなく話すことができますよね。マンションの価格を無料査定してみるネガティブな売却理由は悪印象を与えることもマンションを売却する理由は、ポジティブなものだけではありません。中には、ネガティブな理由で売却しなくてはならない人もいるでしょう。その際、理由によっては購入者の購買意欲を失わせてしまうこともあるかもしれません。ここでは、ネガティブな売却理由の主なものを紹介します。・離婚結婚してマンションを購入したものの、離婚してしまった場合は、マンションを売却して手放すケースも多いです。特に気にされない方もいますが、結婚まもないご夫婦やこれから結婚を控えているカップルにとって「離婚して売却されている」マンションは避けられる可能性が高いです。・借金返済カードローンやキャッシングなどの借金が返せなくなり、マンションを売却しなければならないケースです。事業を始めようと考えている方などには、「縁起が悪い」と思われてしまう可能性があります。・ローンが支払えなくなったマンションを購入したものの、リストラや降格による収入減少、子どもの学費などによる支出増加で家計が回らなくなり、ローン返済ができなくなってしまったケースです。・隣人トラブル両隣、もしくは上下階など、近所の人とトラブルになり出ていかなくてはならなくなったケースです。・マンション内での事件・事故マンション内で事件もしくは事故があり、住み続けるのが嫌になって手放す場合もありますが、告知義務がないかぎり積極的に話さないほうがいい理由です。・マンションに欠陥が見つかった欠陥の内容によっては住み続けることに問題はないケースでは、「それでも引っ越したい」と売却するケースもあります。・騒音・悪臭などの環境問題電車や自動車などの騒音、周囲から悪臭が耐えられず、売却を選択する人もいます。マンションの売却理由を伝えるときは慎重かつ丁寧に同じマンションの売却理由でも、ポジティブなものなら素直に伝えることができますが、ネガティブなものだとやはり躊躇してしまいますよね。ネガティブなものの中でも、離婚や借金返済のような理由であれば、あくまでも売却側の都合であり、部屋そのものに問題があるわけではないので、購入側も「そういった理由は気にならない」とするケースも多くあります。問題は、事件や事故、マンションに欠陥があるなどといった、マンションそのものに課題がある場合です。このような場合だと、購入する側も悩んでしまうことが多いようです。また、告知事項に該当する場合は、きちんと伝えないと後々トラブルの原因にもなりかねません。どんな理由であっても正直に伝えることは悪くありませんが、伝え方を考えないと買い手がつかない可能性も出てきます。伝え方次第で、購入者にマイナスな印象を与えずに済むこともあるでしょう。例えば「転勤」のようなやむを得ない理由であれば、「会社で異動の辞令が出てしまって、再来月までには引っ越す必要がある」のように具体的に伝えると、買い手も事情を飲み込みやすく、購入を検討してくれる可能性もあるでしょう。ネガティブな理由の場合は判断が難しくはありますが、「家の事情で急遽、引っ越さなければならなくて……」のように、無難な理由を述べるのもひとつの手です。ただし、先にも述べましたが、事件・事故など告知事項のある場合は必ず伝えなくてはなりません。自分だけの知識で自信がないようであれば、不動産の担当に相談してみるのもひとつの方法です。さまざまなケースに対応してきた不動産のプロであれば、上手く答える方法をアドバイスしてくれると思いますよ。まとめマンションの売却理由にはポジティブなものからネガティブなものまで、さまざまな事情があると分かりました。できるだけ購入者にマイナスな印象を与えずに購入してもらうためにも、伝え方を工夫することが大切です。売却理由を丁寧かつ明確に伝えて、マンションを賢く売りましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月14日