パナソニックは8月24日、ドラム式洗濯乾燥機の新製品として、洗濯・脱水容量10kgの「NA-VX9600」と「NA-VX8600」を発表した。発売は9月25日。価格はオープンで、推定市場価格はNA-VX9600が350,000円前後、NA-VX8600が310,000円前後だ(いずれも税別)。NA-VX9600とNA-VX8600は、「温水泡洗浄」によって衣類の傷みを抑えながら洗う「約30℃おしゃれ着コース」を搭載したドラム式洗濯乾燥機。約30℃おしゃれ着コースでは、洗剤液を約30℃まで温め、洗浄力を高めてから汚れを落とす。さらに、泡洗浄の泡生成回数を最大約2倍にしたことで、洗浄時のもみ・たたき・押し洗いの時間を約1/3に短縮。これにより、型崩れや色落ちなど衣類の傷みを抑えて洗濯可能だ。「槽洗浄コース」にも温水機能を追加。洗濯槽洗剤を約30℃まで温めることで洗浄効果を高め、コース時間を約11時間から約6時間へ約46%短縮した。洗濯から乾燥までが60分で完了する「化繊60分」コースを搭載。軽い汚れの化繊衣類1kgまでに対応する。パナソニックは、トレーニングウェアやワイシャツなどの使用頻度が高い衣類、子どもの体操服など急いで洗濯したい衣類での使用を想定している。「おまかせコース」では、脱水終了後に「ほぐし」行程を追加。洗濯槽を正転・反転させることで、衣類をほぐして取り出しやすくする。サイズはW639×D722×H1,021mm、重量は77kg。乾燥方式はヒートポンプ乾燥方式。洗濯~乾燥時の消費電力量(おまかせコース)はNA-VX9600が890Wh、NA-VX8600が930Wh。両モデルとも左開きモデルと右開きモデルを用意する。NA-VX9600のみナノイーを搭載。カラーはNA-VX9600がクリスタルホワイト、NA-VX8600がクリスタルホワイトとノーブルシャンパン。
2015年08月25日日立アプライアンスは8月24日、業界最大(※)洗濯容量11kgを実現したドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-V9800」(以下、BD-V9800)を発表した。会場では開発の背景や新製品の技術説明とともに、さまざまなデモンストレーションも行われた。※日立アプライアンス調べ。○外形サイズはそのままで洗濯容量をアップ発表会の初めには、日立アプライアンス 取締役 家電・環境機器事業部長の松田美智也氏が登壇し、現在の洗濯乾燥機の動向やニーズについて語った。松田氏は「2013年の駆け込み需要の反動で、2014年は洗濯機の需要台数が大幅に落ち込んだ。しかし、2015年の需要は前年度比約106%の約440万台まで回復。今後も好調に推移すると予想している。日立ではユーザーの声をピックアップし、今後もニーズに合わせた製品を開発していきたい」とコメントした。日立アプライアンスの調査によると、洗濯物について「できるだけまとめて洗うようにしている」人が多く、ふだん洗っているものとしては、カーテンや毛布といった大物が上位5位までに挙げられた。そこで、サイズは従来のまま、まとめ洗いや大物洗いがしやすい大容量化を目指したという。さらに、すすぎについて、回答者の65%が「洗剤の溶け残り」「肌トラブル」などの不満や不安を抱えているとわかった。そこで、大容量化に加えて「しっかりすすげる」ことにもこだわったとする。○すすぎ残しの不安を解消洗濯機の不満点として挙げられた、すすぎ残しを解消するため、BD-V9800は「ナイアガラすすぎ」コースを搭載した。ナイアガラすすぎの特徴は、たっぷりの水で衣類をすすぐ「大流量Wシャワー」と、高速遠心力で洗剤をとばすという2点だ。大流量Wシャワーは、「水道水シャワー」と、毎分最大約80Lの循環水「ナイアガラ循環シャワー」を組み合わせたもので、たっぷりの水によって繊維の奥の洗剤まで落とす。さらに、槽内の排水穴を増やして排水効率を高めたドラム槽を、毎分約1,200回転させて遠心力を発生させる。この遠心力によって、水分といっしょに衣類に残った洗剤も飛ばす。発表会では、従来製品BD-V9700の「標準コース」と、BD-V9800の「ナイアガラすすぎ」で使用された水の比較も行われた。蛍光剤入りの洗剤で衣類を洗濯し、すすぎ後に絞った水をコップに入れて比較する。どちらのコップも一見すると無色透明に見えたが、ブラックライトを当てたところ、ナイアガラすすぎのコップには反応がなかったのに対し、標準コースのコップは水に残留していた蛍光剤が淡く光るのが確認できた。○黄ばんだ衣類も元通り!?ビッグドラムシリーズは、従来から大流量を特徴とした「ナイアガラ洗浄」を採用している。これは、毎分約80Lという大流量の水を衣類に通して汚れを落とすという洗浄方法。この方法で洗濯すると、繰り返し洗濯してもタオルがごわつかず、衣類の黒ずみも低減できるという。新製品では、さらに「温水ナイアガラ洗浄」コースを搭載。これは、衣類を温めながら、高濃度の洗剤を温風で衣類に吹き付けるというもの。洗剤の酵素が活性化しやすいといわれる40℃~50℃に衣類を保ち、汚れが落ちやすくなる。会場には、ナイアガラ洗浄で洗濯した白い枕カバーやシャツなどを展示。皮脂汚れなどで黄色く変色した袖口が、ナイアガラ洗浄によって白くなっているのが確認できた。また、日常的に温水ミストを使用することで、黄ばみの予防にもなるという。○風アイロンの力がさらに強力に日立アプライアンスのドラム式洗濯乾燥機といえば、乾燥機使用後でもシワが少なく仕上がる「風アイロン」機能も特徴だ。風アイロンは大容量のドラム内で衣類を大きく舞い上げ、時速約300kmの風を当てることで、衣類のシワを伸ばしながら乾燥させるという仕組み。風量とともに湿度もコントロールすることで、シャツの袖やズボンなどシワが取れにくい細長い衣類についても、きれいにシワを伸ばせるという(湿度コントロールは乾燥容量3.5kgまで)。約60℃以下の低温で乾燥させるため、衣類を傷めにくいのも特徴だ。BD-V9800は先述のとおり、ドラム容積が2L増えた分、乾燥時に衣類が舞い上がるスペースも増加。また、洗浄槽内で衣類を持ち上げて移動させる「リフター」の形状を変更することで、槽内の衣類がまんべんなく前後にかき混ぜられるようになった。このため、衣類の乾燥ムラや風当たりムラも抑えられ、「風アイロン」機能の効率もアップした。○幅60cmのスリムタイプも今回の発表会では、BD-V9800のほか、幅が狭い場所向けの幅60cm「ビッグドラム スリム」も発表された。スリムタイプは操作部に液晶タッチパネルを採用した「BD-ST9800」と大型ホワイト液晶を採用した「BD-S8800」の2種類を用意。さらに、洗濯・脱水容量が10kgの「BD-V5800」も同時に発表された。
2015年08月24日日立アプライアンスは8月24日、従来機のままの本体サイズで洗濯容量11kgを実現したドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-V9800」(以下、BD-V9800)を発表した。発売は9月19日。価格はオープンで、推定市場価格は310,000円前後(税別)。BD-V9800は、たっぷりの水と遠心力で洗剤をしっかり洗い落とす「ナイアガラすすぎ」コースを新たに搭載した。同社の縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ BW-D11XWV」でも採用されていたもので、「水道水シャワー」と最大流量毎分約80Lの大流量「ナイアガラ循環シャワー」の2つのシャワーを合わせた「大流量Wシャワー」が、繊維の奥の洗剤まで落とすというものだ。また、同時にドラム槽を毎分約1,200回転で高速回転。これによって生み出された強力な遠心力が、水分とともに衣類に残った洗剤を飛ばす。洗浄機能に関しては、「温水ナイアガラ洗浄」を新搭載。押し洗い・たたき洗い・もみ洗いを組み合わせた「ナイアガラ洗浄」に、洗剤液を温風で衣類へ吹き付ける「温水ミスト」機能がプラスされたものだ。洗剤液を吹き付けながら衣類の温度を約40℃~50℃にすることで、洗剤の酵素パワーを活性化。これにより、衣類の黄ばみも落とせるとしている。新ドラム形状を採用することで、洗濯容量11kgを実現。ドラム底板の支柱を従来の3本から6本に増やし、背面凸部を薄型化。剛性を高めつつ、ドラム直径は4mmアップさせており、本体の外形寸法を変えることなく、ドラム槽の容積が前年モデルの82Lから84Lへと拡大している。槽内の布がひねりながら動く新リフターも採用。容積拡大と新リフターにより、時速約300kmの高速風で衣類のシワを伸ばしながら乾燥する「風アイロン」機能において、よりシワをきれいに伸ばせるなど仕上がりが向上した。このほか、衣類が6kgの場合、洗濯~乾燥の運転時間で約98分を実現する「おいそぎコース」や、柔軟剤の香りが残るように洗う「香りコース」などを新たに採用している。サイズはW735(ボディ幅:695mm)×D620×H1,060mm、重量は約83kg。洗濯・脱水容量は11kg、乾燥容量は6kg。左開きタイプと右開きタイプを用意。本体カラーはシャンパン(N)とシルバー(S)で、右開きタイプはシャンパンのみとなる。日立アプライアンスは同日、幅600mmのスリムタイプ「ビッグドラム スリム」や洗濯容量10kgのビッグドラムも発表した。スリムタイプは液晶タッチパネル採用の「ビッグドラム スリム BD-ST9800」が340,000円前後(税別)、大型ホワイト液晶採用の「ビッグドラム スリム BD-S8800」が300,000円前後(税別)。洗濯容量10kgの「ビッグドラム BD-V5800L」が270,000円前後(税別)となっている。
2015年08月24日小さい子どもがいると、衛生面の配慮には万全を期したいところ。毎日掃除をして、洗濯をして…と頑張っているママも多いでしょう。しかし、そんなママでも、意外なところを見落としている可能性が…。それは、洗濯槽のカビや汚れ。衣服を洗濯してキレイにしたつもりでも、実は洗濯機の中にカビが生えているおそれがあるのです。カビのついた洗濯機で衣服を洗っても、汚れを付けているのと同じこと。きちんと洗濯機の掃除をして、キレイな衣服を着させたいですよね。今回は洗濯機の黒カビについてお話ししましょう。洗濯機の中には、実は菌がたくさん洗濯機の中は、実は黒カビが繁殖しやすい絶好のスポットと言えます。カビは洗濯機内の石けんや洗剤のカス、服についた食べカスなどをエサとして成長する生き物です。洗濯機の中は、エサに困ることもなく、繁殖しやすい湿度、温度に加え、通気性も悪いと、カビにとっては3拍子揃った環境。放っておくとどんどん繁殖してしまい、恐ろしいことになってしまうかもしれません。早いうちに対策を取っておくことが大切です。洗濯機のカビに効く商品もあるけれど…洗濯機の黒カビを除去・対策をするための商品はたくさんあります。洗濯機の中に専用の液を入れるだけで黒カビを取り除けるという簡単なものもあるので、とても手軽で便利ですよね。ただ、心配な点が1つあります。それは、そうした商品には薬剤や塩素系漂白剤が使われていることが多いということです。デリケートな肌の赤ちゃんを持つママの中には、そういった市販の商品を使うのには抵抗がある人もいるでしょう。お酢の力で菌を取り除くそこでおすすめしたいのが「お酢」を使った対処法です。お酢には高い殺菌能力があり、洗濯槽の黒カビにも非常に効果があります。水を一杯に張った洗濯機に3カップ(600ml)程度のお酢を注いでください。100円ショップで売られている食用のお酢でOK。ただし、すし酢のように、砂糖や塩などの成分が入っているものはNG。穀物酢や米酢など、調味料の入っていないお酢にしてください。黒カビ予防なら、そのまま1~2時間放置、黒カビを除去したいなら1日置いておいたほうがよいでしょう。その後、普通に運転を開始してすすぎをすればキレイに黒カビを取り除けているはずです。ドラム式洗濯機の場合は、電源を入れてから先にお酢を入れておき、そのあと通常の運転をスタート。洗剤を入れる部分の汚れが気になるなら、そこにもお酢を入れておくといいですね。「お酢を使うとニオイが気になるのでは?」と思うかもしれませんが、意外と気にならないもの。すすぎを2回にすれば、ほとんどニオイはしないので、ニオイへの懸念がある人も安心して使えるはずです。安全で安心な衣服を着させられるように、お酢の力で黒カビ対策、いかがですか?(ライター:RUREI)
2015年08月24日東芝ライフスタイルは8月20日、汚れが付きにくい「マジックドラム」を採用したドラム式洗濯乾燥機「TW-96A3」を発表した。発売は9月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は250,000円前後(税別)。TW-96A3Lは、「Ag+つけおきコース」を新搭載したドラム式洗濯乾燥機。洗濯槽内に備えられた専用ユニットのAg+抗菌ビーズから銀(Ag)イオンが溶け出した「Ag+抗菌水」でつけおきと洗濯を行う。衣類の雑菌の繁殖を抑えられるほか、部屋干し・汗などのニオイも防げる。つけおき時間は1~9時間で設定可能だ(1時間単位)。Ag+つけおきコースは2kgまでの洗濯物で使用できる。洗濯槽には、親水性の高いガラス質コート(防汚コート)を施した、ステンレス製のマジックドラムを採用。洗濯槽外側の黒カビの原因となる洗剤カスなどの付着を防止し、洗濯槽を清潔に保てる。糸くずフィルターやふろ水ホース、排水ホースにも抗菌加工を施す。本体サイズはW655×D714×H1,040mmで、質量は約80kg。洗濯・脱水容量は9kgで、乾燥容量は6kgだ。乾燥はヒートポンプ式を採用。脱水時の振動を吸収する「振動吸収クッション」を搭載。運転音は洗濯時が31dB、脱水時が38dB、乾燥時が44dBだ。
2015年08月20日「なるべく家事の負担を減らしたい」と、誰もが思うもの。文明の力により、掃除機、洗濯機、乾燥機など多くの便利な家電商品が開発され、生活は楽になりましたよね。そして、食器洗い乾燥機もそのひとつです。でも、美味しい食事をしたあと、シンクで山積みになった食べたあとの食器を見て、一気にテンションが下がってしまったことありませんか?その思いで開発されたのが、食器洗い乾燥機。これが登場したことで、食後の片付け時間が短縮され便利な家電として注目されました。しかし、食器洗い乾燥機も万能ではありません。いくら便利でも、食器洗い乾燥機を使っている人がすべてにおいて満足しているわけではないのです!■3人に1人は日々の食器洗いがストレス!2014年5月にパナソニックと三菱総研が調査した結果、食器洗いを負担に感じているひとが、35.5%。つまり、3人に1人は食器洗いがストレスだったのです。1日に食器を洗う回数は、2回以上の人が48.3%で約半数。次に多かったのが1回で20.7%、合わせるとなんと7割以上の人もいます。さらに1回の食器洗いには平均13.05分もかけており、これは全国的にみても大差はありません。1回に約13分、仮に3回としたら1日のうち、約40分食器洗いをしていることになります。これだけの時間を費やしていれば、食器洗いが負担になってくるのは当然ですよね。そこで便利な食器洗い乾燥機を購入する人もいますが、デメリットを考え購入を鈍る人も……。■食器洗い乾燥機を使ってもストレスが食器洗い乾燥機を買うことを躊躇している理由で一番多かったのが、「キッチンに置くスペースがない」(53.6%)とスペース的なものがありました。次に「電気・水道代がかかりそう」、「設置に手間がかかりそう」と続きます。その次は、「手洗いに比べて汚れが落ちなさそうだから」(19.8%)……。確かに、過去の食器洗い乾燥機には、予洗いが必要だったり、しつこい汚れが残っていたりすることがありました。家事を軽減するために購入したのに、機械に入れる前に汚れを落として、終わってからまた洗っていたのでは二度手間です。かえって時間を費やすことになっているように感じて、水道料金も高くなっている感じさえ受けてしまいます。それで、中には「それなら最初から手洗いにすればよかった」と思ってしまう人もいるので……。確かに、これはこれでストレスですよね。■食器洗い機用洗剤もどんどん進化中しかし、食器洗い機も次々と新商品が発売されています。昔に比べてコンパクトになりキッチンの狭いスペースでも置けます。各社は、汚れ落ち度合、時間短縮、水道量の少なさなどをアピールします。どれを買っていいのか迷ってしまうほどです。新商品が発売されるごとによりよい製品にはなります。しかし、高価な物を新商品が出るたびに買い替えるわけにはいきません。それなら、まずは食器洗い機用洗剤を変えてみるのも解決策のひとつです。強力洗浄で油汚れもサッと落ちれば、二度洗いも必要がなく、水道料金もかかることなく、家事にかける時間も短くなります。■二度手間が減る食器洗い機用洗剤を!例としてひとつ挙げるなら、『ジョイジェルタブ』のような洗剤が便利。ジェル状のタブレットを、「ポンと入れて、一度洗いでキュッ」となります。優れた洗浄力でこびりつき汚れも予洗いなしの一度洗いでOK!液体洗剤のような液だれや、粉末のような粉がこぼれることもなく、分量を量る必要もありません。その秘密は、こびりつき汚れに効く粉末と油汚れに効くジェルが融合した二倍の洗浄成分。さらに、新しくなったジェルタブは庫内消臭機能がアップグレード、食洗機の中もキレイになり、ライムの爽やかな香りで消臭します。これに、食器洗い機用ブラシと、お弁当用のシリコンカップなど小物を入れるカゴがあったら、さらに便利。今、使っている食器洗い機を買い換えようと思っている人。不満がある人は、まず食器洗い機用洗剤を変えてみてはいかがですか?(文/Jeana)【参考】※【ジョイジェルタブ】「ポンと入れて一度洗いでキュッ!」90秒-YouTube
2015年08月03日パナソニックは7月28日、「ふとん暖め乾燥機 FD-F06X1」を発表した。発売は9月15日。価格はオープンで、推定市場価格は税別25,000円前後だ。FD-F06X1は、ノズルとホースの一体型構造を採用した布団乾燥機。マットを広げたり、ホースを伸縮させたりする必要がない。暖かい空気が上昇する原理を利用した「すぐぽかノズル」を採用。すぐぽかノズルは、下方と左右に温風を吹き出す形状になっており、高さのあるノズルのハンドル部で布団を持ち上げて、布団内部に効率良く温風を行き渡らせる。また、「ふとん暖め」には、足もとを5分で暖める「足もと」モードを追加した。「ナノイー」を発生させる機能を搭載。敷き布団と掛け布団の間に枕を入れておけば、枕や枕カバーに付いたニオイを約20分で脱臭できる。そのほか、ダニ対策や靴の乾燥にも使用できる。サイズはW300×D140×H398mm、重量は3.3kg。消費電力(50Hz / 60Hz)は445W / 460W。カラーはシャンパンゴールド。また、パナソニックは同日、ナノイーを省略した「FD-F06S1」も発表した。推定市場価格は税別20,000円前後。
2015年07月28日マイボイスコムは7月24日、洗濯機に関するアンケート調査結果を公表した。過去の調査と比較して「縦型洗濯乾燥機」を所有する家庭が増加傾向にあることがわかった。同社では定期的に、自宅の洗濯機のタイプについてアンケート調査を行っている。今回は2013年に行った前回の調査以来、2年ぶり5回目の調査となる。調査ではまず、自宅の洗濯機のタイプを聞いた。結果は「ドラム式洗濯乾燥機」が16.9%、「縦型洗濯乾燥機」が26.4%、乾燥機能のない「全自動洗濯機」が50.4%。全自動洗濯機の所有者が半数を占めるものの、過去の調査と比べると、縦型洗濯乾燥機の伸び率が高く、2.6ポイント増加していた。洗濯機の利用頻度について「ほぼ毎日」と回答したのが全体の39.6%。30代以上の女性に絞ると5~6割が、さらに、ドラム式洗濯乾燥機、縦型洗濯乾燥機のユーザーに絞ると5割弱がほぼ毎日洗濯すると回答した。20代は「週2~3日程度」洗濯すると回答した人が3割を占めており、男性は「自分では使わない」と回答した人が2割強だった。洗濯機を使用する時間帯は、「8時から11時台(午前中)」が48.3%と最も多い。次いで「朝4時から7時台(早朝)」と「19時から22時台(夜)」がそれぞれ全体の2割台。また、毎日洗濯をする層は「朝4時から7時台(早朝)」に洗濯する比率が高くなっている。今後の洗濯機の購入予定について聞いたところ、購入・買い替え予定者は4割強。「将来的には予定しているが、まだ具体的でない」と答えた人は33.3%いた。購入・買い替え予定者に、洗濯機購入時に重視する点を聞くと、66.5%の人が「省エネ」と回答した。各5割前後で「洗浄力」「大きさ・容量」「運転音の静かさ」が続く。「大きさ・容量」「使い勝手」については、女性のほうが男性より重視する傾向にあり、15ポイント以上上回る結果となった。本調査は、全国の男女12,025名を対象に、洗濯機に関する調査を実施したもの。調査方法は、同社が提供するアンケートサービス「MyVoice」によるインターネット調査。調査期間は2015年6月1日から6日まで。
2015年07月24日シャープは7月14日、ドラム式洗濯乾燥機の新製品発表会を開催した。発表されたのは、プラズマクラスター洗濯乾燥機シリーズの「ES-Z210」と「ES-A210」の2機種。いずれも容量は洗濯が10kg、乾燥が6kgのタイプだ。機能や性能で差別化が図られており、ES-Z210が上位機種にあたる。○業界初の「ハイブリッド」乾燥方式今回、ES-Z210のみの新機能で大きな目玉となるのは、「サポートヒーター」の搭載といえる。現在、洗濯乾燥機の乾燥機能は、ヒーターで熱を発生させて洗濯物を乾かす「ヒーター式」と、ヒートポンプによる除湿効果で乾かす「ヒートポンプ式」に大別される。ES-Z210では、業界で初めてこの両方を採用した。ただし、サポートヒーターという名前のとおり、ヒーター乾燥はあくまでアシスト的な役割で、メインとなるのはヒートポンプ式だ。サポートヒーターは洗いと乾燥、2つの工程で動作する。1つめは今回新たに搭載された「極め洗いコース」。後述するマイクロ高圧洗浄との組み合わせで頑固な泥汚れや皮脂汚れも洗い落とすコースだ。極め洗いコースの運転直後には、サポートヒーターで約40℃の温風をドラム内に吹き付けて衣類を温める。これによって、洗剤を活性化させ、汚れを浮かせる。もう1つの工程が乾燥だ。こちらも新搭載の「ぽかぽか・おひさま乾燥」という乾燥機能では、ヒートポンプで乾燥させながら、サポートヒーターで熱を与えることにより、ふんわりとした天日干しのような仕上がりを実現できるという。ヒートポンプ式はヒーター式よりも低消費電力な点が魅力だが、シャープによると、ヒーターを追加することによる消費電力への影響はないそうだ。○進化したマイクロ高圧洗浄シャープのドラム式洗濯乾燥機は、2014年モデルから「マイクロ高圧洗浄」を搭載している。マイクロ高圧洗浄とは、毎秒100万個の微細な水の高圧シャワーを衣類に噴射して、繊維の奥の汚れをはじき飛ばす機能。少ない水量で叩き洗いを行うドラム式は、一般的に洗浄力に弱点があるとされるが、マイクロ高圧洗浄でこの問題を解消した。ES-Z210では、マイクロ高圧洗浄を強化。洗浄範囲を従来の約1.4倍に拡大した。シャープによると、「高圧洗浄の圧力を高めると衣類が痛んでしまう。そこで、洗浄範囲を広げて、洗いムラを低減し、洗浄力を高めた」とのことだ。前述の極め洗いコースでは、マイクロ高圧洗浄のシャワー量が標準コースに比べて最大約4倍量となる。そのほか、ES-Z210には新機能として「サッと予洗いコース」を追加。こちらもマイクロ高圧洗浄を利用した機能で、泥などがこびりついた、汚れのひどい洗濯物を、約5分で水だけの力で予洗いし、脱水まで行えるというものだ。○農業女子のための洗濯機これらの機能が生まれたのは、農林水産省が主導する「農業女子プロジェクト」に、シャープが家電メーカーとして唯一参画したことが背景にある。同プロジェクトは、農業に携わる女性の知恵を企業のノウハウと結びつけ、新たな商品やサービスの創出につなげるというものだ。シャープでは、新製品の開発にあたって、農業に従事する38人の女性にアンケートを実施、計4回にわたって延べ10人との意見交換を行ったという。さらに、全国から土のサンプルを集めて泥汚れの落ち具合を比較するなど、徹底した実験が繰り返された。発表会には、シャープ 取締役会長の水嶋繁光氏が出席。「シャープ創業者の早川徳次の言葉には『人に真似される商品を作れ』というのがあり、古くからシャープは会社の枠組みを超えた産学官共同の取り組みを行ってきた。今回もその流れのひとつとして、家電メーカーとして唯一プロジェクトに参画し、農業女子の方々の声をもとに、洗浄能力を飛躍的に高めた洗濯機を開発した。今後もこのようなプロジェクトを通して、新たな家電の可能性を追求していきたい」と挨拶した。また、発表会に駆け付けた農林水産副大臣のあべ俊子氏は「農業女子を応援していこう、というこのプロジェクトには、現在300人の女性と20社以上の企業が参加しています」と説明。さらに、「今回のような洗濯機の登場で、農業女子たちがもっともっとオシャレをできるようになり、もっともっとおいしい農作物を作ってもらえるのではないかと期待しています」とコメントした。そのほか、発表会には今回の新製品開発に携わった3人の農業女子も出席。「農作業によるひどい泥汚れが、水だけで落ちるわけないと思っていました。予洗いコースに関しても、どうせ洗濯前に手洗いをしているからいらないとか、1回目の意見交換会ではかなり厳しい意見を言って、ダメ出しをしました」「1回目の意見交換会では、タオルを洗うと逆に泥染めになってしまっていたのに、1カ月後に行われた3回目の意見交換会では、全国から集められた泥汚れがすべてキレイになっていました。たった1カ月でこれだけブラッシュアップさせるシャープの技術に感心しました」「汚れを落とすのは洗剤の仕事だと思っていたが、水だけでこんなにキレイになるのは衝撃でした。農業に携わる女性だけでなく、一般の方でも喜んでもらえるのではないかと思います」など、開発秘話や感想を明かした。このたび発表された新製品2モデルのちがいは、サポートヒーターの有無のほか、搭載するセンサーの数。センサーはES-Z210が7種類、ES-A210が5種類で、センサーが多いES-Z210のほうが、より少ない使用水量、消費電力で運転できる。また、センサーの情報をもとに洗濯機の使い方を音声で案内する「ココロエンジン」はES-Z210にのみ搭載する。
2015年07月15日シャープは7月14日、ドラム式洗濯乾燥機「ES-Z210」を発表した。農林水産省の「農業女子プロジェクト」と連携した製品だ。発売は8月27日。価格はオープンで、推定市場価格は税別300,000円前後だ。ES-Z210は、頑固な泥汚れや皮脂汚れ、黄ばみを落とせる「極め洗いコース」を新しく搭載したドラム式洗濯乾燥機。ヒートポンプに加えて新搭載された「サポートヒーター」が約40℃の温風を送り、濡れた衣類の汚れを温めて浮かす。汚れを浮かせた状態で、小さな水滴を勢いよく吹き付ける「マイクロ高圧洗浄」を行い、繊維の奥の汚れをはじき飛ばして洗浄する。マイクロ高圧洗浄は2014年度モデル「ES-Z200」に比べて、洗浄範囲が約1.4倍となり、ムラなく洗えるようになった。泥だらけのユニフォームなど汚れがひどい衣類だけを、マイクロ高圧洗浄で事前に洗える「サッと予洗いコース」を追加。洗剤を使わず、水だけで約5分間洗浄し、汚れをはじき飛ばす。サッと予洗いが完了した後は他の洗濯物とまとめて洗濯できる。乾燥機能では、従来のヒートポンプに加えてサポートヒーターを搭載し、ハイブリッド方式を採用したことで「ぽかぽか・おひさま乾燥」を実現した。除湿して乾燥させるヒートポンプに、サポートヒーターで熱を加えることで、乾燥後の衣類のふんわり感やあたたかさがアップしている。サポートヒーターはヒートポンプの効率が低下する間にだけ稼働するため、洗濯~乾燥(6kg)の消費電力量は590Whと抑えられている。ES-Z210は、農林水産省が推進している「農業女子プロジェクト」のメンバーと連携して開発した製品だ。農作業時、衣服に付いた汚れをシャープが分析。洗濯機で落とし切れていなかった頑固な汚れも洗い落とせる、新たな洗浄コースを開発したという。サイズはW640(ボディ幅:596mm)×D730×H1,114mm、重量は78kg。容量は洗濯が10kg、乾燥が6kg。カラーはゴールド系。シャープは同日、サポートヒーターを省略したドラム式洗濯乾燥機「ES-A210」も発表した。推定市場価格は税別230,000円前後だ。
2015年07月14日象印マホービンは6月18日、マットとホース不要のふとん乾燥機「スマートドライ」の新製品「RF-AB20」を発表した。「低温あたため」コースを搭載する。発売は8月1日。価格はオープンで、推定市場価格は17,800円前後だ(税別)。スマートドライは、2012年に象印マホービンが初めて発売した、マットとホースを使わないふとん乾燥機。今回発表された新機種のRF-AB20は、布団の中に本機をセットしてスイッチを入れるだけという操作はそのままに、ユーザーの要望に応える機能を強化した。従来機では睡眠前にセットすることで、布団がふっくらと温かくなる「あたため」コースを搭載していたが、より人肌に近い温度になる「低温あたため」コースを追加。仕上がり直後の布団が熱すぎず、あたため直後に快適に眠れるとしている。乾燥機能にも「低温乾燥」を搭載した。また、「エココース」は従来機で20%の節電を実現していたが、フローを見直したことによって、30%の節電を実現した。そのほか、「アレル物質抑制フィルター」を新たに採用し、ダニの死がいや花粉などのアレルギー物質を抑制できる。安全面に配慮した設計を踏襲。本体の操作部分が掛け布団で覆われた際にブザーで警告する「ふとん検知センサー」を搭載するほか、大人が誤って踏んでも耐えうる鋼板部品でヒーター部分をカバーしている。コードバスケット含む本体サイズはW33.5×D13×H35cm、重量は4.1kg。電源コード長は2.6m。消費電力(50Hz/60Hz)は655W/645W。ふとん乾燥時の運転音は約46dB。
2015年06月18日ボーイングはフランス時間の6月15日、ガルーダ・インドネシア航空が787-9型機を30機、737MAX8を最大30機、それぞれ購入する意向を示したことを発表した。ボーイングは2014年10月に発表した737MAX8の50機購入に関しても、ガルーダ・インドネシア航空に購入する意向を再確認した。また、ガルーダ・インドネシア航空は今回のパリ・エアショー会場で、A350XWBを30機発注する基本合意書(LOI)をエアバスと締結している。
2015年06月17日日立コンシューマ・マーケティングは6月15日、日立リビングサプライから発売したふとん乾燥機について、無料交換を行うと発表した。取り扱いに起因すると思われる、電源プラグ根元部からの発火事故が1件発生したため。無料交換の対象となるのは、日立リビングサプライが2010年に発売したふとん乾燥機「HFK-SD1」108,931台、「HFK-SD2」64,660台、「HFK-SD10」97,692台、「HFK-SD20」34,521台。電源コードを無理に曲げたり、引っ張ったり、ねじったりした状態で繰り返し使用した場合に、電源コードが徐々に断線して発熱することがある。日立コンシューマ・マーケティングによれば、電源コードに無理な力が加わらない状態で使用していれば発熱しない。今回の無料交換は、電源コード断線による発火未然防止のために決定された。交換はフリーダイヤルにて受け付け、付属品を除く本体を無料で改善品に交換する。HFK-SD1とHFK-SD2については、本体カラーがピンクから若干濃い目のローズピンクに変更される。
2015年06月15日三菱航空機と三菱重工業は6月8日、次世代のリージョナルジェット機であるMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の飛行試験機初号機による走行試験(Low Speed Taxiing Test)を県営名古屋空港(愛知県豊山町)で開始した。Taxiing(タキシング)は航空機が自らの動力で地上を移動するもので、航空機は離陸前と着陸後の移動をほとんどタキシングによって行う。今回の走行試験では、低速自走状態における制動確認およびステアリングによる方向制御の確認を実施する。三菱重工業と三菱航空機は現在、9~10月の初飛行を目指し、各種地上試験や量産段階への移行準備など一体となった事業展開を進めている。(c)2015 MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD. All Rights Reserved.
2015年06月08日ツインバードは、くつ乾燥機「SD-4546」(以下、SD-4546)を発売した。レッドとブラウンの2色を用意する。希望小売価格は税別5,000円だ。SD-4546は洗ったスニーカーを約50分で乾かせるくつ乾燥機。選択できるモードは、洗ったスニーカーなどに適した「標準」と、湿った革靴などに適した「革靴」の2種類。本体横のダイヤルで、最長120分までタイマー設定できる。また、スタンドをたためば、背の高い長靴やブーツの乾燥も可能だ。消費電力は標準モード時で150W、革靴モード時で125W。サイズは約W150×D90×H220mm、重さは約670g。コードの長さは約1.8mだ。
2015年06月05日シャープは6月1日、縦型洗濯乾燥機の新製品として、洗濯容量9kgの「ES-GX950」と洗濯容量8kgの「ES-GX850」を発表した。発売は6月25日。価格はオープンで、推定市場価格はES-GX950が170,000円前後、ES-GX850が160,000円前後だ(いずれも税別)。ES-GX950とES-GX850は、「WIDEマウス&LOWボディ」によって衣類を出し入れしやすくした縦型洗濯乾燥機。投入開口部の面積は前モデル「ES-TX840」に比べて約23%拡大し、投入開口部の高さは前モデルより25mm低くなった。前モデル同様、内フタを省略しているのも特徴だ。投入開口部を新設計にしたことによって、洗剤ケースは幅135mmの「ワイド洗剤ケース」を新たに採用した。洗濯槽には引き続き「ダイヤカット穴なし槽」を採用。槽内壁に施されたダイヤカットの凹凸によって、水流を加速するほか、こすり洗い効果を発揮する。パルセーター(洗濯槽底部の羽根)には、イルカの尾びれ形状を応用した「Wウイング ドルフィンパルAg+」を搭載。竜巻状の巻き上げ水流で汚れを落とす。洗浄方式「穴なしサイクロン洗浄」に、衣類の上から水を注ぐ「パワフルシャワー」を追加した。パワフルシャワーによって、洗濯物を沈めてすばやく洗浄液に浸す。乾燥機能では引き続き、水洗いできない衣類をプラズマクラスターイオンによって除菌・消臭する「ハンガードライ&リフレッシュ」、部分洗いした場所のみをすばやく乾かせる「スポット乾燥」を搭載している。デザインは一新され、ガラストップを採用した。フラットなデザインで、簡単に掃除できるとしている。内フタがなく、ガラス素材を使用しているため、洗濯中の様子も観察可能だ。ダンパー機構のため、軽い力で開閉できるほか、手を放しても静かに閉まる。サイズと重量はいずれもW600×D665×H1,020mm/46kg。洗濯・乾燥容量はES-GX950が9kg/4.5kg、ES-GX850が8kg/4.5kg。消費電力量は洗濯のみでES-GX950が90Wh、ES-GX850が67Wh、洗濯~乾燥で1,600Wh。カラーはES-GX950がゴールド系、ES-GX850がピンク系とシルバー系。
2015年06月01日東芝ライフスタイルは5月27日、縦型洗濯乾燥機「AW-10SV3M」と「AW-9SV3M」を発表した。発売は7月上旬。価格はオープンで、推定市場価格はAW-10SV3Mが180,000円前後、AW-9SV3Mが170,000円前後(いずれも税別)。AW-10SV3MとAW-9SV3Mは、皮脂汚れを落とすことで衣類の黄ばみを予防する「Ag+ホットつけおき」コースを新たに搭載した縦型洗濯乾燥機。Ag+ホットつけおきコースは、洗濯前に衣類に温風を当てて温めてから、濃縮洗浄とつけおき洗いを行うというもの。温めた衣類に濃い洗浄液を浸透させることによって、洗剤が汚れを分解する力を高めて皮脂汚れを落とす。つけおき時間は30分 / 1 / 2 / 4 / 6 / 8時間から選択可能だ。そのほか、2方向から衣類へ注いで押し洗い効果を実現する「Ag+抗菌メガシャワー洗浄」、高濃度の洗剤液をすばやく浸透させて脂汚れなどを浮かび上がらせる濃縮洗浄を搭載。さらに左右非対称の「抗菌メガスクリューパル」による「入れ替え水流」「もみ洗い水流」「ほぐし水流」で、ムラなく洗濯を行う。「ドライ」や「手洗い」マークなどのデリケートな衣類を洗うドライコース用に、独自の「おしゃれ着トレー」を採用。パルセーター(洗濯槽底部の羽根)が洗濯物に直接触れないため、衣類の傷みを抑えられる。洗濯槽は、親水性の高いガラスコートを施した「マジックドラム」を採用。洗濯槽外側に洗剤カスが付着することを抑えることによって、黒カビの発生を抑制する。洗濯・乾燥容量はAW-10SV3Mが10kg / 5kg、AW-9SV3Mが9kg / 5kgだ。いずれも、サイズはW614×D628×H1,025mm、質量は49kgとなっている。また、東芝ライフスタイルはAg+ホットつけおきコース非搭載の縦型洗濯乾燥機として、洗濯・脱水容量9kgの「AW-9V3M」、洗濯・脱水容量8kgの「AW-8V3M」、洗濯・脱水容量7kgの「AW-7V3M」も同時発表した。発売は6月中旬で、価格はオープン。推知市場価格はAW-9V3Mが150,000円前後、AW-8V3Mが140,000円前後、AW-7V3Mが130,000円前後(いずれも税別)。また、乾燥機能を搭載していない縦型全自動洗濯機として、洗濯・脱水容量10kgの「AW-10SD3M」、洗濯・脱水容量9kgの「AW-9SD3M」、洗濯・脱水容量8kgの「AW-8D3M」、洗濯・脱水容量7kgの「AW-7D3M」、洗濯・脱水容量6kgの「AW-6D3M」も発表した。AW-10SD3M、AW-9SD3M、AW-6D3Mの3モデルは7月初旬発売で、AW-8D3MとAW-7D3Mは6月中旬発売。価格はオープンで、推定市場価格はAW-10SD3Mが125,000円前後、AW-9SD3Mが115,000円前後、AW-8D3Mが105,000円前後、AW-7D3Mが95,000円前後、AW-6D3Mが85,000円前後(いずれも税別)。
2015年05月27日日立アプライアンスは5月20日、縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」の最新機種を発表。同日、東京都内で開催された新製品発表会では、新性能の検証デモなどが行われた。今回のモデルチェンジでは、たっぷりの水を循環させる洗浄力の高さはそのまま、「すすぎ」にもこだわっている。発売予定日は6月20日。価格はオープンだが、推定市場価格は最大容量11kgのフラッグシップモデル「BW-D11XWV」が税別24万円前後だ。○縦型洗濯乾燥機では業界初の大容量を実現今回発表されたのは、縦型洗濯乾燥機「BW-D11XWV」と、スリムタイプの「BW-D10WV」「BW-D9WV」「BW-D8WV」の計4モデル。加えて、乾燥機能を搭載していない全自動洗濯機「BW-10WV」「BW-9WV」「BW-8WV」「BW-7WV」の4モデルも同時に発売する。全モデルに強化ガラスを使用したガラストップデザインを採用。ガラストップは見た目にも美しいほか、プラスチックと比較して傷がつきにくく、凹凸が少ないため掃除も簡単だという。発表会での注目製品は、なんといってもフラッグシップモデルのBW-D11XWV。日立アプライアンスの調査によれば、カーテンや毛布といった大型のファブリックを自宅で洗濯する需要がある。そのため、1世帯あたりの家族構成人数は減っているにもかかわらず、洗濯機の大容量化が求められている。新モデルのBW-D11XWVは、洗濯容量が最大11kg、乾燥容量が最大6kg。11kgという洗濯容量は、縦型洗濯機としては業界で最大の容量だ(2015年5月20日現在。日立アプライアンス調べ)。また、槽内パーツの薄型化や、バランスリング設計の最適化などにより、従来モデルから外形寸法を変えずに、+1kgの容量アップを実現した。○遠心力ですすぎ残しを一掃する「ナイアガラすすぎ」前モデルからの大きな変更点は、「ナイアガラすすぎ」と呼ばれる新しいすすぎコースを搭載したこと。一般的な洗濯機は、キレイな水を通水させ、槽に水をためてすすぐという2ステップの方式を採用している。一方、ナイアガラすすぎではいったん槽内に水を貯めた後、毎分1,000回転という高速回転の遠心力で洗剤を絞り出す。それから、最大流量毎分約50Lというたっぷりの水で、繊維に潜んだ洗剤をさらに落とす。発表会では、従来モデル「NW-8TY」の洗濯機で脱水した衣類を、毎分1,000回転の遠心力にかけるデモを実演。一度NW-8TYで脱水を行ったにもかかわらず、1.4Lほどの水が絞り出された。また、すすぎ性能を比較するため、「すすぎ前の水」「従来型洗濯機の標準コースでのすすぎ後の水」「ナイアガラすすぎ後の水」「ボトルから注いだばかりのキレイな水」の4種類を、ブラックライトで照らすデモも実演。洗剤のすすぎ残しがある場合、洗剤の蛍光剤が青白く光るのだが、ナイアガラすすぎ後の水は、ボトルから注がれたミネラルウォーターとほぼ同じ色であった。○[温水]ナイアガラビート洗浄で黄ばみを除去洗浄は、大量のシャワー洗剤液を幅広く散布する「ナイアガラ循環シャワー」と、押し洗い・たたき洗い・もみ洗い効果のある洗濯羽根「ビートウイングX」を使用して行う。この「ナイアガラビート洗浄」に、新機能として約40℃のミストを吹き付ける「[温水]ナイアガラビート洗浄」を追加した。温水ミストを繊維の奥まで浸透させながら温めたら、温水を循環させて約30~40℃をキープしつつかくはん洗いをする。洗剤を温めることで酵素を活性化させ、黄ばみや皮脂汚れを落とす。○洗浄力以外の「使いやすさ」にも注目洗浄力以外の「使いやすさ」にもこだわった。一つは、洗濯槽の底までラクに手が届くこと。洗濯槽の底位置が高く、深くかがまなくても衣類を取り出せる。二つめは洗濯物を出し入れしやすいこと。投入口の幅が43cmと広く、大きな洗濯物も簡単に出し入れできる。三つめはからまりなくスルッと取り出せること。脱水後に羽根を小刻みに動かして、からんだ衣類をほぐし、一枚ずつ取り出しやすくしてくれる。○フラッグシップ機以外もガラストップデザインに発表会では、フラッグシップモデル「BW-D11XWV」の発表がメインだったが、スリムタイプの洗濯乾燥機と全自動洗濯機の発表もされた。BW-D11XWVのボディ幅が610mmであるのに対し、スリムタイプは幅570mmとコンパクトなのが特徴だ。スリムタイプはナイアガラすすぎ機能を持つものの、毎分900回転となる。乾燥機能を持たない全自動洗濯機の新モデルは、温水ミスト機能を搭載しないが、高濃度の洗剤液を衣類にかけて、じっくり洗う「つけおきナイアガラビート」に対応している。
2015年05月20日日立アプライアンスは5月20日、縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」の新製品として、洗濯容量11kg・乾燥容量6kgの「BW-D11XWV」を発表した。発売は6月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別240,000円前後だ。BW-D11XWVは、遠心力とたっぷりの水で洗剤を落とす「ナイアガラすすぎ」を新たに搭載した縦型洗濯乾燥機。ナイアガラすすぎでは、洗濯槽を毎分約1,000回転させることでより強力な遠心力を発生させ、水分と洗剤を絞り出す。その後、槽にためた水を循環させながら、最大流量毎分約50Lの「ナイアガラ循環シャワー」を衣類にかけて繊維の洗剤を落とす。これにより、「標準」コースよりも高いすすぎ性能を実現した。2014年度モデルで追加された「ナイアガラビート洗浄」を引き続き搭載しているほか、「[温水]ナイアガラビート洗浄」を追加した。[温水]ナイアガラビート洗浄では、高濃度洗剤液を衣類に散布した後、約40℃の「温水ミスト」を吹き付ける。洗剤の酵素パワーを活性化させる約30℃から40℃に温めてから、かくはん洗いをすることによって、衣類に付いた皮脂汚れや黄ばみを効果的に落とす。従来モデルの本体サイズはそのままに、槽内の糸くずフィルター薄型化や槽上部のバランスリングの最適化などによって、洗濯容量は1kgアップの11kgとなった。容量が増えたことによって、シングル毛布を2枚までまとめて洗える。洗濯槽の裏側など、見えない部分に付着した汚れを洗濯のたびに洗浄する「自動おそうじ」機能を採用。槽上部に設けた25カ所のシャワー出口からきれいな水道水を出して、ステンレス槽外側と外槽内側を洗い流す。本体前側の高さを低く抑えて洗濯槽を浅くしたり、衣類投入口の幅を43cmと大きくしたりと衣類の出し入れをラクに行えるよう配慮された設計になっている。そのほか、脱水後に衣類のからみをほぐす「ほぐし脱水」も搭載した。強化ガラスを採用した「ガラストップ」デザインのフタは、凹凸やすき間のないフラットな形状なため、掃除しやすいとする。サイズはW650×D645×H1,040mm、重量は65kg。標準コースの目安時間は洗濯が40分、洗濯~乾燥が約153分。消費電力量は洗濯が120Wh、洗濯~乾燥が1,790Wh。カラーはシャンパンとシルバー。日立アプライアンスは同日、スリムタイプの縦型洗濯乾燥機として、洗濯容量10kg・乾燥容量5.5kgの「BW-D10WV」、洗濯容量9kg・乾燥容量5kgの「BW-D9WV」、洗濯容量8kg・乾燥容量4.5kgの「BW-D8WV」と、全自動洗濯機として洗濯容量10kgの「BW-10WV」、洗濯容量9kgの「BW-9WV」、洗濯容量8kgの「BW-8WV」、洗濯容量7kgの「BW-7WV」を発表した。いずれもガラストップデザインのフタを採用している。推定市場価格はBW-D10WVが210,000円前後、BW-D9WVが190,000円前後、BW-D8WVが180,000円前後、BW-10WVが140,000円前後、BW-9WVが130,000円前後、BW-8WVが120,000円前後、BW-7WVが110,000円前後だ(いずれも税別)。
2015年05月20日冬から春に季節が変わったのに、まだお肌の乾燥が続いている!・・・そんな方は、普段のお手入れそのものに問題があるのかも?乾燥を放っておくと、シミやたるみを引き起こしかねません。ケアの基本を見直して、強烈な紫外線が降り注ぐ前に、きちんとケアしていきましょう。■1.クレンジング肌が乾燥する原因のほとんどは、「こすりすぎによる摩擦」と「洗いすぎ」です。皮脂やメイクの汚れを落とすために、時間をかけてクレンジングをしている方がほとんどだと思いますが、実は、乾燥で敏感になっている肌にとても負担をかけてしまっています。ポイントは、パーツ毎にクレンジング剤を使い分けること。例えばウォータープルーフ等の落ちにくいマスカラを落とす為には、強いクレンジング剤が必要になりますが、まつげ以外のパーツに付かないようにオフする事が重要です。他のパーツには、軽めのクレンジング剤を使い、肌への負担を減らしましょう。お湯でオフできるマスカラなど、落とす時の負荷が軽いメイクアイテムを選ぶ事もポイント。なるべくこすらずに、短時間でメイクを落とす事が基本です。■2.洗顔洗顔で大切な事は、こすり過ぎない!流しすぎない!ことです。角質層に直接的にダメージを与え、お肌の摩擦が起きやすい洗顔は、なるべく短時間で済ませたいもの。お肌に必要な潤いを残しつつ、余分な皮脂だけを洗い流す洗顔を心がけましょう。Tゾーンなど皮脂の分泌が多い場所から洗い始め、洗顔剤をよく泡立てて直接指がお肌に触れないように、泡をクッションにして優しく洗えば、こすり過ぎの防止になります。もっとも乾燥しがちな頬や目元は最後に泡を乗せる程度にして、なるべく短時間で済ませる事もポイントです。更に乾燥がひどい場合、朝の洗顔では思い切って洗顔料を使わず、すすぐだけにしてみましょう。その際、洗い流すお湯の温度も重要です。皮脂は34度前後で溶け出すので、34度以上のお湯ですすぎ続けると、お肌に必要な潤いまでも流れてしまい、乾燥の原因になってしまいます。逆に冷たい水ですすぎ続けるとダメージを受けているお肌には刺激が強く、つっぱりやしわの原因になりかねません。人肌に近いぬるま湯が最適といえるでしょう。■3.保湿保湿で大切なことは、こすらず手早く、洗顔後5分以内にケアをすること。まずは洗顔により失われた水分や保湿成分を化粧水で補います。その際、手早く化粧水をなじませようと何度もたたいたりこすりつける方もいますが、こすったからといって化粧水がお肌に浸透するわけではありません。肌への摩擦は肌表面の角質層を傷付け、乾燥の原因になります。また、コットンを使って化粧水をつけるのは、同じように角質層を傷つける場合もあるのでおすすめしません。乾燥しがちなお肌には、手を使ってやさしくなじませるようにするのがポイントです。手のひら全体で包み込むようにしてあげるとさらに、手のぬくもりによって化粧水が浸透しやすくなるでしょう。化粧水がしっかりと角質層まで浸透することにより、後に続く乳液やクリームが効率よく働いてくれます。次に、乳液で必要な油分を補います。乳液のつけ方も化粧水と同じです、すりこんではいけません!優しく包み込むようにしてください。乳液は、これまでの手順で与えてきた有効成分をお肌にとじ込めるフタの役割をしてくれます。もっと油分のほしい方は、クリームをかさねてもいいと思います。■おわりにどれも基本的なことですが、意外と実行できていない方が多いのではないでしょうか?もう一度スキンケアの方法を見直し、乾燥肌の最大の原因であるこすりすぎ!洗いすぎ!に気をつけてケアしましょう。(豊田愛魅/ハウコレ)
2015年05月10日象印マホービンは3月11日、衣類乾燥除湿機「サーキュレート ドライ RJ-XA70」を発表した。発売は4月下旬。部屋全体の空気をかき混ぜながら室内の湿気を除去する「360°送風オートスイングルーバー」を採用している。価格はオープンで、推定市場価格は税別45,000円前後だ。同社によれば、除湿乾燥機市場は年間65~70万台で安定して推移しているという。特に近年は、PM2.5や花粉の飛散を嫌って屋外に洗濯物を干すのを控えたり、共働きのために夜しか洗濯できなかったり、マンション規約によりベランダに洗濯物を干せなかったり、というように部屋干ししたいという人が増えている。サーキュレート ドライは、こうした部屋干しニーズに応える製品だ。水平方向に最大360°の送風を実現した「360°送風オートスイングルーバー」を装備。狭い範囲から広い範囲まで、60°/90°/180°/360°の4段階で送風幅を調節できるので、ピンポイントもしくはまんべんなく洗濯物に風を当てられる。さらに風向きを上下(垂直方向)に調整する「上下ルーバー」を採用。上方向60°、下方向30°、上下方向90°の3つから送風範囲に設定できる。日によって異なる洗濯物の量や種類に合わせて、横方向と縦方向の送風幅をそれぞれ設定可能だ。また、360°送風オートスイングルーバーは衣類に風を当てるだけではなく、部屋全体の空気も乾燥させる。風の当たらない部分にも乾いた空気が触れるため、効率の良い衣類乾燥を実現。2kg相当の洗濯物であれば、約50分で乾燥できる(象印マホービン調べ)。また、部屋干し特有の生乾きのニオイを抑えるために、送風口の奥にナノプラチナユニットを2基設置した。運転コースは「乾燥」「エコ」「夜干し」「循環送風コース」から選べるほか、「5段階風量調節」により風量を5段階で調整可能だ。なお、運転音は風量「強」で47dB、夜干しコースでは31dBとなっている。そのほか、2/4/6/12時間の4段階で設定できる切タイマーや衣類乾燥時自動停止、異常高温時自動停止、タンク満水時自動停止、タンクはずれ時自動停止、モーター異常時自動停止、転倒時自動停止、切り忘れ防止タイマー12時間などの機能を備えている。本体サイズはW295×D295×H550mm、重量は約9.5kg、本体カラーはクールホワイト。除湿方式はゼオライト式。消費電力は570/580W(50/60Hz)。定格除湿能力は7L/日で、タンク容量は2.8L。適用床面積は木造住宅和室が13平方m(8畳)、プレハブ住宅洋室が20平方m(12畳)、コンクリート住宅洋室が26平方m(16畳)となっている。
2015年03月12日冬になると気になるのが、乾燥。日中活動している間はいろいろ配慮できても、「睡眠中は仕方ない」と乾燥対策が図れていない方も少なくないのでは……?しかし、実は湿度をコントロールすることで睡眠にも良い影響があることがわかっています。睡眠時の湿度コントロール方法をご紹介します。乾燥が人体に与える影響とは?人間の身体は、約60%が水分でできているといいます。この水分が不足すると、まず肌の乾燥が現れはじめます。かゆみを伴うようになると寝苦しくなり、睡眠にも影響を及ぼします。また、乾燥による喉の不調もよく耳にするかと思います。これは、喉の粘膜が乾燥に弱く、風邪やインフルエンザなどのウイルスをブロックする機能を低下させてしまうことに起因します。インフルエンザのウイルスは季節を問わず発生はしているものの、冬にそれが大流行するのは、乾燥に大きな原因があったのです。さらに乾燥が進むと血液中の水分が減少し、全身の血がドロドロとした状態になる可能性があります。そうなると高血圧や心筋梗塞、脳梗塞のリスクも高まります。身体には、適切な水分量が必要だということがわかりますね。睡眠と乾燥の関係とは?湿度が適切でなければ眠りにくい?乾燥が身体に大きな影響を与えるために、十分に湿度をコントロールしなければいけないことはわかりました。しかも、湿度が適切でなければ、眠りの質にも悪影響を与えるということが明らかになっています。眠りに適した湿度は、50~60%だといわれています。人は睡眠に入る際に、体温が1度下がるそうです。体温がすっと下がると、眠気が訪れる構造となっているわけです。この、体温が1度下がりやすいのが湿度50~60%のゾーンだとされています。そのため、激しい乾燥や寝苦しいほどの湿気がある状態では、寝苦しかったり眠りが浅い状態が続いてしまったりするのです。睡眠時の乾燥防止策、十分な湿度で良質な睡眠を得よう!適度な湿度は心地よい眠りに欠かせないものです。湿度計を置いて、時々湿度をチェックすると良いでしょう。湿度が40%を下回ると、ウイルスなども活発化します。エアコンや電気毛布などは部屋や身体を温めるのに重宝しますが、乾燥も招いてしまいます。加湿器を設置して50~60%くらいに保ちましょう。ベッドは最初から部屋の暖かいエリアにベッドを設置することです。窓につけてベッドを置いたり、風の通り道に置いたりすると不要な寒さを感じてしまうので要注意です!室内が乾燥していたら、身体もその可能性があります。夜寝る前に水分補給をする習慣をつけましょう。冷たい水は身体を急激に冷やしてしまうので、なるべく常温の水や白湯を心がけて。最初は面倒でも、続けているうちに慣れてくるものです。毎日の習慣で乾燥が防げれば楽ですよね。Photo by Insert Magazine
2015年03月11日パナソニックは3月5日、二重構造の新ダクトにより静音化を実現した卓上型食器洗い乾燥機「NP-TR8」を発表した。運転音は34.5dB(50Hz)/36.5dB(60Hz)となっている(目安として、40dBで図書館の館内程度)。発売は5月1日。価格はオープンで、推定市場価格は90,000円前後(税・工事費別)。パナソニックによると、卓上型食器乾燥器の購入者の約7割が買い替えユーザーだ。現在、2004年から2009年頃の購入者による買い替え需要が伸長しており、既存の購入者の抱く不満の中では「運転音が気になる」が上位に挙がる。NP-TR8は、こうした市場背景やユーザーニーズを背景に、運転音の抑制を図った製品だ。排気経路の構成を見直したり、二重構造の新しいダクトを採用したりすることで、排気口に水が当たる音や排気口から庫外へもれ出る音を低減。運転音は従来モデル「NP-TR7」と比べて1.5dBほど静かになり、食後の団らんや深夜でも運転音が気にならないとする。同社が行った実験では体感で約2/3の運転音と評価されたという。そのほか、停電からの復帰後にスタートボタンを押すと停電前の状態から運転を再開する「オートリスタート機能」などを新たに搭載。従来モデルから引き続き、洗剤の酵素を活性化させて汚れを落とす「バイオパワー除菌」を搭載するほか、電力のムダを省く「エコナビ」機能も備える。本体サイズはW550×D347×H564mm、重量は約19kg。標準容量は食器点数45点/6人分。消費電力は最大で1,165W(50Hz)/1,185W(60Hz)。使用水量は標準コースで約11Lだ。本体扉面には半透明樹脂を採用し、カラーバリエーションとしてブラウン、ホワイト、グレーの3色を用意する。
2015年03月05日パナソニックは2月25日、ドラム式洗濯乾燥機「プチドラム」の新モデル「NA-VH320L」と「NA-VD150L」を発表した。発売はNA-VH320Lが4月15日、NA-VD150Lが3月25日。価格はオープンで、推定市場価格はNA-VH320Lが220,000円前後、NA-VD150Lが170,000円前後(いずれも税別)。プチドラムシリーズは、マンションや賃貸物件など洗濯機置き場が狭い家庭でも設置できるように、本体の幅と奥行きを約60cmに抑えたドラム式洗濯乾燥機だ。NA-VH320LとNA-VD150Lは、2014年1月に発表された「NA-VH310L」と「NA-VD130L」の後継モデル。このたび、乾燥フィルターのメッシュ部に防カビ加工を施した「防カビフィルター」を新たに搭載した。NA-VH320Lは防カビフィルターに加えて、ドラムの背面に「抗菌・防カビバックフィルター」も装備している。従来機種と同様、すすぎの際に洗濯槽を自動で洗浄する「自動槽洗浄」機能、槽を高速回転させてドラム槽外側と外槽内側を洗い流す「カビクリーンタンク」機能も装備している。乾燥方式は、NA-VH320Lがヒートポンプ方式で、NA-VD150Lがヒーター方式。洗濯~乾燥の消費電力量はNA-VH320Lが約988Whで、NA-VD150Lが約1,212Whだ(エコナビ運転ON時)。いずれも洗濯・脱水容量は7kgで、乾燥容量は3.5kgとなっている。給・排水ホース含む本体サイズはNA-VH320LがW633×D595×H1,023mmで、NA-VD150LがW633×D595×H963mm。ドアを全開にしたときの奥行きはいずれも1,010mmとなっている。
2015年02月25日パナソニックは2月19日、衣類乾燥除湿機「F-YHLX120」「F-YZLX80」「F-YZLX60」「F-YZL60」を発表した。発売は4月1日。価格はオープンで、推定市場価格はF-YHLX120が57,000円前後、F-YZLX80が40,000円前後、F-YZLX60が31,000円前後、F-YZL60が24,000円前後だ(いずれも税別)。このたび発表された4製品は、広い送風幅で洗濯物を効率的に乾燥する「ワイド送風」機能を搭載したモデル。吹き出し口に配置された「3Dフラップ」の枚数を増やすとともに、形状を改良することで、広い範囲に風を届けられる構造となっている。吹き出し口から約50cmの距離における送風幅は、F-YHLX120とF-YZLX80で約165cm、F-YZLX60とF-YZL60で約100cmになった。F-YHLX120はコンプレッサー式とデシカント式を組み合わせたハイブリッド式、他の3モデルはデシカント式を採用している。ハイブリッド式は、除湿効率が室内の温度に左右されにくいのが特徴だ。また、F-YHLX120とF-YZLX80、F-YZLX60の3モデルは「ナノイー」機能を搭載している。
2015年02月19日アイリスオーヤマは2月16日、マット不要の「ふとん乾燥機 カラリエ」(FK-C1)を発表した。発売は2月25日。価格はオープンで、推定市場価格は税別17,800円前後だ。カラリエは、約50cmのホースを敷き布団と掛け布団の間に差し込むことで、布団全体に温風を行き渡らせるふとん乾燥機。マットを敷く必要がなく、準備は約10秒で完了する。マットを使用しないふとん乾燥機として最軽量の1.7kgを実現した(アイリスオーヤマ調べ)。布団を内部まで温める「冬モード」(60分)、布団を乾燥させる「夏モード」(80分)、就寝前に布団を温める「あたためモード」(20分)、約50℃以上の温風でダニを死滅させる「ダニモード」(100分)の4モードを搭載。送り出す風の温度を「温風サイン」によって、高温時は赤、低温時は黄、送風時は青のように色別で表示する。また、付属の「くつアタッチメント」を使用することで靴乾燥機としても使用可能だ。サイズはW160×D125×H360mm。消費電力は500W。家庭用コンセントに接続して使用し、電源コードの長さは約2mとなっている。カラーはピンクとホワイト。
2015年02月16日寒さが厳しいこの季節は、空気が乾燥しており、肌の水分も奪われてしまいがちです。肌が乾燥してしまうと、うるおいやハリが衰えるだけでなく、小ジワなどの大きな原因に…。乾燥しらずの肌になるためには、毎日のスキンケアが重要です。冬の肌を健康的で若々しく保つために、正しいスキンケアを身に付けて乾燥肌を卒業しましょう! ■落とす・うるおす・閉じ込める、が基本! スキンケアの基本は、「落とす」「うるおす」「閉じ込める」です。注意点は、こすらない・やさしく・丁寧に。まずは、洗顔でしっかりと汚れや、余分な皮脂、古い角質を落とします。うるおいまで落としてしまわないように、洗顔料をしっかりと泡立てて、肌の上で転がすように洗います。この際、ゴシゴシとこするのは絶対にNG! また、洗顔料をすすぐときは、ぬるま湯がベストです。温かいお湯で洗うと、うるおいまで奪ってしまい乾燥の原因になってしまいます。洗い残しがないように、しっかりと洗顔料を落とすことも重要。洗顔料をしっかり落としたら、タオルで押さえるようにやさしく拭き取ります。この際も、こするのはNGですよ。■うるおいを与えて閉じ込めるのが大切! 洗顔後の肌は、水分が奪われやすい状態です。すぐに化粧水をつけて、肌にうるおいを与えることが大切。化粧水を塗布する際は、指の腹の部分を使って、顔の内側から外側に向かいやさしく、丁寧になじませます。肌の血行促進やリフトアップ効果につながるので、時間をかけて丁寧に塗布することが重要です。肌がしっかりとうるおったら、乳液やクリームでうるおいを閉じ込めます。手のひら全体で肌を包み込むように押さえ、うるおい成分をしっかりと肌に浸透させてください。その他にも、冬の乾燥肌対策として、室内に加湿器を置いたり、シャワーで済ませずバスタブに浸かって血行を促進したり、バランスの良い食生活や充分な睡眠を心がけたりなど、毎日の生活スタイルを見直すことも大切です。
2015年02月13日テレビや新聞、インターネットなどのメディアで旅客機の大きさの表現が微妙に違うことに気が付いたことはないだろうか。実際、大型機・中型機・小型機など大きさの区別は曖昧なのである。○747とA380とは文句なしの大型機かつて日本国内線を飛びまわっていたジャンボジェットことボーイング747。それと総2階建てのエアバスA380。これらの飛行機は2階席があるくらいだから大型機としか呼ばれない。ワイドボディと称される2通路機で、エンジンが4基(4発機)なのも同じ。標準座席数は747が416~467席、A380は525席とどちらも自社最多だ。これ以外の4発機にはA340シリーズがあるが、下がり気味とはいえ燃料代が経営を圧迫する現代の航空業界では、評判はそれほど芳しくない。燃油代が最もかさむ4発機であるのに関わらず標準座席数は平均で360席前後と747やA380よりも少なく、たとえ満席でも乗客からの運賃収入は単純計算で少なくなる。そのためA340は現在生産されていない。○全長37mも10m未満も同じ小型機!?大型機の次に大きいのはもちろん中型機だが、その前に分かりやすいので小型機の話をしよう。小型機と聞いてまず思い浮かべるのはプロペラ機のATR72(標準座席70席前後)のほか、映画でセレブが乗っているガルフストリームなどのいわゆるプライベートジェット、あるいは小型プロペラ機の代名詞となっているセスナ社の軽飛行機ではないだろうか。これらの飛行機は見た目も小さく、誰もが小型機だと思うだろう。ところが、2012年から日本国内で運航をはじめた低コスト航空会社(LCC)が使っているA320や737も、一般に小型機と呼ばれている。しかし、A320や737の標準座席数は180席以上もある。見た目に分かりやすいのは機体の長さだが、例えばA320が全長37.57mなのに対し、ガルフストリームの最新機G500は29.4m、セスナ社のプロペラ機にいたっては10mに満たない機種もある。LCCに乗る際、ボーディングブリッジ(搭乗橋)ではなく機体の下からタラップを上って搭乗することも多いが、A320などの小型機でも間近で見るとかなり大きく感じる人もいるだろう。○新型機多数の中型機が一番複雑では、その180席クラスの機種を中型機と呼べばいいかというと、それも難しい。それより一回り大きい機種に250~300席前後の767やA330があり、その上には近年777やA350-900/1000といった300席~350席クラスの機種も登場している。さらにややこしいことに、それらの中間規模の787-8/9やA350-800といった300席弱の新型機も生産されるようになった。最近の旅客機は路線ごとの需要(旅客数)に細かく対応して設計・製造されるため、規模や大きさのバージョンがより細かく分かれるようになっている。○航空管制ではヘビー・ミディアム・ライトの3種ちなみに、大型機・中型機・小型機を明確に区別する基準は一応ある。それは、航空管制で定める基準で最大離陸重量がもとになっている。最大離陸重量とは機体そのものの重さ、積める乗客や荷物、そして燃料を合計した重さのこと。航空管制用語は全て英語で表現され、最大離陸重量30万ポンド/136t以上をヘビー、同1万5,500ポンド/7t~30万ポンド/136t未満をミディアム、1万5,500ポンド/7t未満をライトと称する。これに前述の機種を当てはめると、747、A380、777、767、787、A330、340、350などの2通路機はヘビー=大型機、737や320、ガルフストリームG550などのナロウボディ(単通路)機はミディアム=中型機、セスナのプロペラ機などの軽飛行機はライト=小型機に、それぞれ分類されてすっきりはする。ただ、前述した総2階建てのA380のような525席旅客機と787-8のような300席弱の旅客機が、同じ大型機というのも違和感がある。例えば、747やA380のような2階席が機種を"超大型機"、777やA350-900/1000のような300席以上の機種を大型機、787-8/9や767、A330、A350-800 などを中型機、737やA320、ATR72などを小型機、セスナ機などを"超小型機"と分類すればしっくりくるように思えるがどうだろうか。
2015年02月13日東芝ライフスタイルは2月4日、同社の家庭用機器のうち「エアコン」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」の3品目において、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)にもとづくリサイクル料金を引き下げると発表した。リサイクル料金の改定が適用されるのは4月1日から。家庭用ルームエアコンは旧価格の1,620円から1,404円に、内容積170L以下の冷蔵庫・冷凍庫は旧価格の3,888円から3,672円に、内容積171L以上の冷蔵庫・冷凍庫は旧価格の4,968円から4,644円に、洗濯機・衣類乾燥機は旧価格の2,592円から2,484円に引き下げられる(価格はいずれも税込)。このたびのリサイクル料金引き下げは、処理の効率化などによってコストの削減が進んだため決定された。東芝ライフスタイルは今後もリサイクルコストを削減する努力を継続し、料金改定を随時行うとしている。
2015年02月04日エアバス(本社: 仏トゥールーズは1月30日、ANAホールディングス(以下、ANA)がA321を7機(シャークレット付きのA321従来型が4機と、新型エンジンを搭載したA321neoが3機)追加発注することを発表した。ANAは2014年7月にも30機(A320neoを7機、A321neoを23機)を確定発注している。今回、ANAが7機を追加発注したことにより、同社がすでに発注済みの30機と合わせ、合計37機が現在ANAで運航中の機材と入れ替えられる。シャークレット付きのA321を運航するのも、A321neoを運航するのも、日本ではANAが初めてとなる。エアバスのジョン・リーヒー顧客担当最高業務責任者(COO)は、「ANAのような優れたエアラインがあらためてA320ファミリーを選択されたことを非常にうれしく思います。単通路型機の中で最も快適な客室空間と優れた運航性能を提供するA321は、ANAのオペレーションに最適な機材となるでしょう」と語った。最先端の客室設計を取り入れたA321は座席幅が広く、乗客一人ひとりの快適性が高い設計になっている。また、A320ファミリーの4機種は操縦方式が共通化されているため、運航上における柔軟性も高い。単通型機として人気の高いA320ファミリーは、これまでに1万1,500機以上の受注を獲得し、400社以上の顧客に約6,400機が引き渡された。このクラスで最も広い胴体幅を持つA320ファミリーの1座席の幅は、エコノミークラスでも標準で18インチと広い。A320neoは2014年9月に初飛行に成功。現在は約3,000時間におよぶ飛行テストを行っている。初号機の引き渡しは2015年第4四半期を予定。なお、ANAが始めてエアバス機を発注したのは1987年で、この時A320を10機発注し、1995年にはA321を7機発注したという。
2015年01月30日