●なぜ最近のドラマに舞台役者が求められるのか?2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』で、堺雅人演じる主人公・真田幸村の叔父・真田信尹を演じ注目された俳優・栗原英雄。1984年に劇団四季に入団し、ミュージカル『ライオン・キング』など名だたる作品で活躍を続け、2009年に退団してからも様々な作品に出続けている。舞台・映画で幅広く活躍していたなかで、脚本家・三谷幸喜から指名を受けて大河ドラマに出演すると、視聴者から一躍注目を浴びた。2017年3月に、ふたたびの指名を受け、新作舞台『不信』で三谷舞台初参加となる。今回は大河ドラマに出ての変化、役者として指名を受ける魅力の源など、話を伺った。○『真田丸』と同じことが起こった――今回はまた三谷さんのご指名だということですが、どういった経緯があったんですか?三谷さん演出の『ショーガール』という舞台作品に女優のシルビア・グラブさんが出ていたので、観に行ったんです。久しぶりにお会いしたので、三谷さんにご挨拶をして「お久しぶりです。『真田丸』、評判いいじゃないですか」といった話をして、「気をつけて、またいつか」とお別れして3日くらいに「新作舞台に出ませんか」と連絡がありました(笑)。『真田丸』のときも、シルビアさんと夫婦役をしていた舞台『タイタニック』を三谷さんがご覧になって、シルビアさんつてに「栗原さん、TV興味ないかな」と聞かれて、正式にオファーが来たんですよね。本当に、丸1年後くらいに同じようなことがあったので「うわあ、すごいな」と思いました(笑)。――もともと映像で活躍されている役者さんも、大河ドラマ出演はかなり大きいと思うのですが、舞台を中心に活躍されていた栗原さんは、『真田丸』に出たことで何か環境が変わったことはありましたか?Twitterのフォロワーが急激に増えました(笑)。今まであまり表に出てこなかった真田信尹公がクローズアップされて、さらに「信尹を演じている栗原という人間がいるんだ。誰なんだろう?」と、視聴者の方が敏感に感じてくれるんだと思いました。ただ出演しているときは基本的に、メイクとかつらでしたので、街で気付かれたりしないのは少し寂しいところですね(笑)。――『真田丸』撮影の中で、苦労したこと、また楽しかったことを教えてください。苦労したこと、ないですよ! すべて楽しかったです(笑)。こんな機会なんてなかなかないですから、みんなができない経験をさせてもらいました。楽しかったのは、このスタッフ・キャストで1年間できたことですね。今でも会合をやってまして、みなさん口々に「こんなに仲の良い座組はない」と言われるくらい。真田家がそういう自由な家柄なんでしょうね。○芝居の”言語”が一緒の役者たち――『真田丸』には新納慎也さんと舞台、それもミュージカル方面で活躍される俳優さんが多く、最近では月9に山崎育三郎さんも出演されます。栗原さんご自身も四季出身ですが、そういった流れはどう感じられていますか?嬉しいことですよね。なにか、真新しい印象を持ってもらえているんじゃないでしょうか? あとは今、制作をされる側も重厚なドラマを作りたいというのはあるかもしれないですよね。例えば細かくカット割りするのではなくて、長回しに撮りたいという監督さんも増えているのかな。舞台役者はそれが苦手ではないかも。何しろ、ふだんから2時間ずっと長回しで芝居をしているんですから(笑)。メインではなくても、そういう人を入れてやりたいことをやる、というのはあるんでしょうね。役者にとってはチャンスですし、どんどん増えてほしいです。――堺雅人さん、大泉洋さんなど、舞台も積極的にされている方が『真田丸』には多かったのかなという印象もありましたが、何かやりやすい空気などはありましたか?舞台の方法が体に染みついている役者さんたちがそろっていると、良い意味で楽です。自分発信だけで作っていかない、相手役と呼吸を合わせる空気があるというか。現場に入って、いざお手合わせとなった時に、相手の芝居の中で自分も変わっていける、あ・うんの呼吸はあると思います。きっと、芝居に対する言語が一緒なんでしょうね。堺さんからは「叔父上、四季には独特の台詞訓練がありますよね?僕も母音で練習をやっているんですよ」と聞かれたことがあって、そのときはどうしたら自然にできるかとか、練習方法についての技術的な話をしましたね。堺さんとは自分自身の相談もしました。疲れていて”出かける”芝居をしてしまったかもしれないときに確認したりとか。これは、本当はやってはいけない”プッシュ芝居”というもので、自分の演技がお客さんにわからないと思って、動きなどの”説明”を多くしてしまうことなんです。そんなとき堺さんに「今、俺、出かけてなかったかな?」と聞いていたりしました。●三谷幸喜とのメールは思春期のカップルみたいなやりとり○固定観念は持たずに人と接する――今度の舞台『不信』では、キャストの中で唯一、舞台の三谷作品初登場ということですが、三谷さんとはいろいろお話はされたんですか?実はまだ全然ないんですよね(※取材は12月下旬)。『真田丸』のときも、三谷さんとはメール交換もしていないし、ドラマが始まってからも、お会いしたのは2~3回。舞台でごあいさつしたときも、お互いシャイなので「どう話を転がしていこうか」みたいなところはありました(笑)。三谷さんはよく役者さんへメールをされているらしいのですが、僕は『真田丸』のときに連絡先を交換していなかったんですよ。1回お会いした時に、「(信尹は)有能なビジネスマンでやってほしい」ということはお聞きしていたのですが。だから、今回の舞台をやるにあたって、初めて交換しました。でも、メールの内容が「今日はありがとうございました。よろしくお願いします」「こちらこそありがとうございます」と、それだけですからね。思春期のカップルみたいなやりとりをしました(笑)。――周りの方からのアドバイスや、「三谷さんってこんな人だよ」という情報はありましたか?シャイな方というのはお聞きしました。ただ、僕はあまり人の評判は聞かないようにしているんです。他人から聞いた話で固定観念を持って入ってしまうのが嫌で。「この人はこうなんだな」という先入観を持たずに行こうと思っています。なるべくフラットな状態で接したいというのは、ずっとそうですね。役者にとって、何が大切かというと、「聞く力」なんですよね。相手役のセリフもそうですし、スタッフの言葉も演出家の言葉も、いかに聞けるかというのが大切だと思います。○大切なのは自分自身を認めること――もともと大きな劇団に所属されていて、今は個人として活動されていますが、一番の違いはどこにありますか?全責任を自分で負うという点です。大海原を小舟で渡りながら、スキルを磨いて、小舟のパーツを良くしていくイメージです。一方、劇団は大きな船という感覚ですが、自分もすごく大事な部分を担っていて、ちょっとでも甘さがあったら船が沈んでしまう、というイメージです。いくら船にのっていても、そこは変わりませんね。――船を進めていくコツはどんなところにあるのでしょうか。そうですね、真面目に生きることでしょうか。覚悟を決めて、腹を据えて、やると決めたらどんなこと理不尽なことでも受け入れます。事務所がだめだとか、俺の方ができるのにとか言う人もいて、実際にそういったことはあるのかもしれませんが、そこにいることを認めないと、自分自身を否定していることになってしまいます。自分で自分を信じてあげないと、乗り越えられないでしょう。――それは役者を初められたときからそういった信念があったのでしょうか?少しずつですね。劇団時代はやっぱり自分を否定したこともありました。「自分はダメだ、ダメだからやるんだ」という感じで。日本人って、一歩下がって謙虚に生きるのが美徳とされるじゃないですか。でもどんなに不安だろうが幕はあくし、自分を自分が信じてあげなくて誰が信じられるのか。「俺はやってきたんだ」と、自分を信じてあげなくてどうするの、という気持ちです。信じられないのは逆に、自分の理想像を膨らませすぎている人が多いのかもしれないですね。「こんな自分じゃない」と、過大評価している。ありのままを認めると一番楽なんですけどね。「俺ってカッコよくないんだな、たいしたことないな」と見つめながら、たいしたことのない自分を認めて自信を持つということが大切だと思いますよ。――それでは、改めて今度の舞台への意気込みを教えてください。『真田丸』を経験した三谷さんが、新たなものを書き起こしたい、ブラックな人間の機微やサスペンスの中で、先が全然見えないものを表現したいという時に、お客さんと一緒にその時間を過ごせたらなと思うんですよね。緻密に稽古をして行って、演じる自分自身も「ええ、そんなことになるの!?」と驚けたらと思っています。■舞台『不信~彼女が嘘をつく理由』三谷幸喜書き下ろしの新作サスペンス。一つの嘘がさらなる嘘を引き起こす悲喜劇を描く。出演は段田安則、優香、栗原英雄、戸田恵子。公演は東京芸術劇場 シアターイーストで3月7日~4月30日(プレビュー公演は3月4日~6日)。
2017年02月02日イギリスの出版社MACKの設立5周年を記念したアニバーサリーイベント「MACK CONCEPT TOKYO」が、4月5日から23日まで東京・六本木のイマ コンセプト ストア(IMA CONCEPT STORE)にて開催される。MACKは、ドイツの老舗出版社Steidlのアート・フォトブック部門のマネージングディレクターを約15年の間務め上げ、300タイトル以上の作品を出版したマイケル・マック(Michael Mack)が11年にイギリスで設立した出版社。トーマス・デマンドやアレック・ソスなどの著名作家からそれまで写真集を出版したことがなかった無名の作家に至るまでの様々なアーティストによる作品を発売し、現代の出版業界を牽引する出版社として世界中から多くの支持者を得ている。5周年を記念して開催される同イベントでは、スイスの高級家具メーカー・USM Modular Furnitureとのコラボレーションによるポップアップブックショップ「MACK × USM Modular Furniture」をオープン。MACKがこれまでに刊行してきた約80タイトルやスペシャルエディションの本を販売する。また、日本人3作家の写真集を世界に先駆けて同時リリース。作品のラインアップは、自己陶酔的なイメージをはらんだ都市の姿を映し出したホンマタカシによる『THE NARCISSISTIC CITY』(9,000円)、ヌードと結晶の写真作品を計22点収録した細倉真弓による『TRANSPARENCY IS THE NEW MYSTERY』(5,800円)、日々の道すがら地面の亀裂を撮影したものをプリントに焼き、自ら1枚1枚を着色した深瀬昌久による『HIBI』(8,300円)の3点。会場では3作家による展覧会「MACK EXHIBITION」も開催される予定だ。その他、MACKのディレクターを務めるマイケル・マックも登壇するアニバーサリーパーティーや、マイケル・マックと各作家らによるプレゼンテーション、ブックサイニングなどのイベントも開催。恵比寿のPOSTでは、これまでMACKから数多くの写真集を発行しているオランダ人写真家のベルティアン・ファン・マネン(Bertien van Manen)による展覧会「Beyond Maps and Atlases」も行われる予定だ。【イベント情報】「MACK CONCEPT TOKYO」会場:イマ コンセプト ストア住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3階会期:4月5日~23日時間:11:00~19:00 休館日:日・月曜日、祝祭日
2016年04月02日ソフトバンクは3月18日、2015年7月にスタートした「SoftBank Innovation Program」の1次選考で国内外企業8社を選出したと発表した。5つの案件に取りまとめ、テストマーケティングを実施する。同社が選出した企業は以下の8社で、日本企業の選出はリノベるの1社のみ。海外企業が7社となっており、日本法人による応募はアッサアブロイジャパンのみだった。リノベる(リノベーションサービスをワンストップで展開)KAMAQ HOLDINGS(家具ベンチャーで家具にセンサーを埋め込んだスマートホームプロダクトを提供)アッサアブロイジャパン(世界最大級の総合セキュリティ企業で、錠前ソリューションを提供)MoBagel(IoTデバイスに特化したクラウド型リアルタイムデータ解析プラットフォームを提供)Urban Engines(都市交通の移動データをリアルタイムに可視化・分析・予測するエンジンを開発)Drivemode(スマートフォンで車載器の代替を行うアプリ・UIを開発)BuzzElement(ショッピングモールなどの地域特化型クーポン配信、事前決済プラットフォームを融合したデジタルマーケティングソリューションを提供)マイクロストラテジー・ジャパン(データ分析プラットフォームなどを提供)同プログラムでは、「スマートホーム」と「コネクテッド・ビークル」「デジタルマーケティング」「ヘルスケア」の4分野でソリューションや技術のアイデアとソフトバンクのリソースを組み合わせた企画を募っていたが、最終的に採択されたものはヘルスケアを除く3分野だった。また、8社の提案は5つの案件にまとめられ、今後順次、テストマーケティングを実施していく。年内にはテストを完了させる意向で、最終的な商品化・サービス化を目指す。○「スマートホーム」「スマートホーム」分野では、「スマートホーム×リノベーション」と「OA機器・家電×ビッグデータ」を実施。「スマートホーム×リノベーション」は、リノベる、KAMAQ、アッサアブロイジャパンの3社によるテストマーケティング。IoTデバイスやサービスを顧客のライフスタイルに合わせて提案する。唯一日本企業での選出となったリノベるは、開発を進めていたスマートハウスアプリが採択された。ソフトバンクが開発資金の提供を行うほか、マーケティングや開発の支援、商業化に向けた販路開拓、IoTデバイス提携先の共同開拓などを行っていく。アプリのリリース時期は2016年秋を目指すという。KAMAQやアッサアブロイについては、そのIoTデバイスの提携先となり、スマートハウスアプリでKAMAQのスマート家具、アッサアブロイのスマートロックなどを操作できるようになる見込みだ。なお、テストマーケティングはリノベるのIoTショールーム「コネクトリーラボ」などで行われる予定となっている。「OA機器・家電×ビッグデータ」では、MoBagelがIoTデバイスに特化したクラウド型リアルタイムデータ解析プラットフォームを提供しており、このナレッジを活かしてデバイスの故障予測を行う。なんらかの障害が起きる前に故障を予測することで、メンテナンスサポートなどに活かせる。同様の取り組みでは、PTCのIoTプラットフォーム「ThingWorx」を活用した事例がある。○コネクテッド・ビークル「コネクテッド・ビークル」では、「都市交通×ビッグデータ」と「スマートフォン×車」を実施。「都市交通×ビッグデータ」はUrban Enginesが担当。同社は、都市交通の分析クラウドサービスを提供しており、GoogleでAdsenseなどの開発担当VPだったShiva Shivakumar氏らが創業した。テストマーケティングでは、ICカードの利用履歴やGPS、天気などの人の移動情報、移動に影響する情報をクラウドに蓄積・分析し、ノイズ除去や予測ロジックを用いて、その後の交通状況予測やエリア情報などを提供する。海外ではすでに事例も出ているが、国内で有効なソリューションとなるかテストマーケティングを通して見極める。「スマートフォン×車」を担当するDrivemodeは、スマートフォンで車載器の代替を行うアプリ・UIの開発メーカー。日本では車載器が多いものの、諸外国、特に新興国などは車載器を搭載していない車も多いことから、スマートフォンによる機能の代替が有望視されている。日本においても、地図が更新されない車載器を、最新の地図が常に更新されるスマートフォンのナビゲーションアプリで代替するニーズがあり、ソフトバンク子会社のヤフーが提供するYahoo!カーナビなどは大きな人気を集めている。ソフトバンクによると、Drivemodeはヤフーなどとアプリ開発で協力する可能性もあるとしており、Yahoo!カーナビがさらに進化するかもしれない。○デジタルマーケティングデジタルマーケティングでは、BuzzElementとマイクロストラテジー・ジャパンが「スマートフォン×事前決済」をテストマーケテイング。両社は、ショッピングモールなどで事前決済型のテストマーケティングを行う。バウチャーと呼ばれるクーポン配信を"時間"と"場所"を限定して行うことで、一種のフラッシュマーケティングとして、利用者の動向を追う。事前決済は、スマートフォン上で決済を完結し、その後に物品のみを取りに行く。一般的な商慣習とは異なるものの、スマートフォン時代の決済方法としては有望なことから、テストマーケティングを通して、新たな決済のあり方受け入れられるかを見極める。
2016年03月18日NTTデータやオリックスなど5社は2月22日、ブロックチェーン技術を活用した新たな金融サービスの開発に向けた共同研究を開始することで合意したと発表した。共同研究に参加するのは、NTTデータとオリックスのほか、オリックス銀行、静岡銀行、NNTTドコモ・ベンチャーズの5社。共同研究においては、実際にブロックチェーン技術を活用したプロトタイプシステムを構築し、実証実験を行う予定。システムや技術面の研究をNTTデータとブロックチェーンのコア技術開発の知見を有するOrbが行い、オリックス・オリックス銀行・静岡銀行が顧客のニーズを踏まえた海外送金や各種決済サービスといった新たな金融サービスの検証を行う。NTTドコモ・ベンチャーズは、共同研究への参加5社とスタートアップとの連携や、先端技術の取り込みの促進を行う。また、金融以外の事業分野においても、さまざまな業種のビジネスパートナーとブロックチェーン技術を活用したサービスへの応用を検討していく予定だ。
2016年02月23日オリンパスとパナソニックは2月10日、新たに国内外の5社がマイクロフォーサーズシステム規格に賛同したと発表した。今後、各社はマイクロフォーサーズに準拠した製品を開発していく。新たに賛同を表明した企業は、ザクティ、ナックイメージテクノロジー、Meitu社、Autel社、3db Hardware Technology社。マイクロフォーサーズシステムは、レンズ交換式デジタルカメラの小型・軽量化をひとつの目的として、2008年に策定された規格。今回発表された5社の加入により、賛同企業は31社となった。ザクティは、自社開発の画像処理エンジンを持ち、デジタルOEM製品の開発を行っている。本社は大阪府。ナックイメージテクノロジーは、産学官の研究開発分野へ向けた映像計測機器や、映画・テレビ業界向けの映像制作機器を販売を手がけている。本社は東京都。Autelは、Autel Corporationの子会社で、ドローンの開発や製造を展開。Meituは、スマートフォンやスマートカメラなどハードウェア製品を開発している。3db Hardware Technologyは、画質の高い静止画や動画が手軽に撮影できるSuperSenseカメラを開発したほか、ドローンメーカーやAR・VRメーカーに対して画像処理エンジンモジュールを提供している。Autel、Meitu、3db Hardware Technologyの本社は中国。
2016年02月10日忙しい年末を乗り切れば、いよいよお正月。初詣はどこでお参りをするか、そろそろ考えておきたいですね。初詣といえば、やっぱり京都。有名な寺社仏閣がひしめく京都は、元日から多くの人で賑わっています。せっかく京都でお参りするのなら、一社だけでなく三社、五社と寺社めぐりを楽しんでみませんか?西日本では、初詣として三つの神社をお参りする「三社参り」の風習があり、あちこちの神社に足を運ぶ人が多いもの。そのルールは地域ごとに異なり、一日のうちに三社参らなければいけないところもあれば、三が日で三社参ればOKなところも。また、「五社参り」をする人も多く、基本的にはお参りする神社の数が奇数であれば、あとは自由です。おすすめは、五社めぐり。京都では四神相応の考えから、京都の東西南北、そして中央を守護する社を参拝する人が増えています。北の玄武「上賀茂神社」、西の白虎「松尾大社」、東の蒼龍「八坂神社」、南の朱雀「城南宮」、そして中央の「平安神宮」。以上の五社を巡礼しているうちに、自然と京都の要所をめぐることができ、観光も楽しめます。ほかにも、商売繁盛の神様で知られる「伏見稲荷大社」や、学問の神様を祀る「北野天満宮」も見逃せません。仕事や勉強などの成功を祈りたい方は、ぜひ候補に入れてみて。どこに行くか、どうやって回るかあれこれ考えるのも楽しいもの。2016年の門出は、京都で迎えてみてはいかが?
2015年12月28日いままであまり明かされてこなかったある英雄たちの実話をもとに、ジョージ・クルーニーが監督・製作・脚本・主演を務めた話題作『ミケランジェロ・プロジェクト』。一時は日本での公開が危ぶまれていたという本作が、多くのファンからの願いに後押しされ、満を持してついに公開されました!第二次世界大戦も終戦間近、ヒトラーの命令により、ドイツ軍はヨーロッパ各国の美術品を次々と略奪していた。そのなかには、なんとレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」や「モナ・リザ」だけでなく、ラファエロ、フェルメール、ピカソ、モネ、そしてミケランジェロといった巨匠たちの傑作も数多く含まれていたのだった。そこで、歴史的財産の損失を阻止すべく結成された特殊部隊が“モニュメンツ・メン”。リーダーとなる美術館の館長をはじめ、学芸員や建築家、彫刻家、歴史家といった芸術のエキスパート7人が集められ、下されたミッションは「ナチスが略奪した美術品を奪還すること」だった。しかし、彼らは戦争経験ゼロの中年男たち。周りからの協力も得られないなか、全力で任務を遂行する彼らに立ちはだかる新たな危機は、敗戦を悟ったヒトラーが発令した「すべてを破壊すること」という非情な指令だった。はたして、彼らは世紀の美術品を見つけ出し、守ることはできるのか?「第二次世界大戦を従来の戦争映画とは異なる切り口で撮りたい」と熱望していたジョージ・クルーニーにとって、監督作品としては過去最高の興行成績を収めた記念すべき作品。そんなクルーニーのもとには、ハリウッドを代表するマット・デイモンやビル・マーレイ、ケイト・ブランシェットといった豪華俳優陣が集結したことでも話題となっています。今回、この作品が公開されるまで、ナチスが約500万点もの美術品を略奪して破壊しようとしていたことやその裏で“モニュメンツ・メン”という特殊部隊が存在していたことはあまり知られていなかったようですが、現在私たちが多くの歴史的な芸術作品を楽しむことができるのは、命懸けで“人類の歴史”を守るために戦った彼らの存在なしには語れないのです。芸術のために戦った“知られざる英雄たち”の物語は、芸術の秋にぜひ観ておきたい一本。そんな彼らの熱い想いに感謝しながら、“知られざる芸術の裏側”ものぞいてみては?イベントデータ:『ミケランジェロ・プロジェクト』公開表記:11月6日(金)、TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー配給:プレシディオ©2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2015年11月19日日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京民放5社は26日、パソコンやスマートフォンなどに、無料でテレビ番組を配信するキャッチアップ(見逃し配信)サービス「TVer」を開始した。「TVer」は、在京民放5社が展開する見逃し配信サービス「日テレ無料TADA!」、「テレ朝キャッチアップ」、「TBS FREE」、「ネットもテレ東キャンペーン」、「フジテレビ+7」が集約されたサービス。各局、1週間に10本から15本程度の番組をラインナップし、テレビ放送終了後、約1週間視聴できる。番組は、タイトルやタレント名からも検索可能。また、全局連携テレビ情報アプリ「ハミテレ」に掲載されている番組関連情報も「TVer」上で提供していく。対応OSは、iOS 7.0以降(iPhone 4S以降)、Android 4.1以降。サービス開始当初の主な配信コンテンツは以下の通り。日本テレビ偽装の夫婦徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました有吉反省会SENSORSMOCO’S キッチンほかテレビ朝日科捜研の女遺産争族さまぁ~ず×さまぁ~ずくりぃむナンチャラブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!ほかTBS下町ロケット結婚式の前日にマツコの知らない世界ニンゲン観察バラエティ モニタリングがっちりマンデー!!ほかテレビ東京YOUは何しに日本へ? (傑作選)所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!ゴッドタン空から日本を見てみよう+よそで言わんとい亭ほかフジテレビ無痛~診える眼~オトナ女子TERRACE HOUSE BOYS & GIRLS IN THE CITY久保みねヒャダ こじらせナイト所さんの世田谷ベースほか
2015年10月26日音響特機は10月16日、MACKIE社のCreative Referenceシリーズのマルチメディアモニター「CR4BT」と「CR5BT」を発表した。発売時期はCR4BTが2015年末ごろで、CR5BTは未定。価格はともにオープン。Creative Referenceシリーズは、スタジオモニター級のクオリティを持つマルチメディアスピーカー。CR4BT、CR5BTとも0.75インチのシルクドームツイーターとポリプロビレンコートウーファーの2ウェイ構成。ウーファーの口径は、CR4BTが4インチ、CR5BTが5インチだ。製品は2台1組となっており、片方のスピーカーに出力50Wのアンプを内蔵。スピーカーの左右チャンネルをスイッチで切り替えることができる。再生周波数帯域はCR4BTが70Hz~20kHzで、CR5BTが60Hz~20kHz。6.3mmステレオTSRジャックのバランス入力端子とRCAのアンバランス入力端子を背面に、3.5mmステレオミニのアンバランス入力端子とヘッドホン出力端子を前面に装備している。サイズと質量は、CR4BTがW156×D185×H224mm/5.4kg、CR5BTがW175×D229×H259mm/6.8kg。
2015年10月17日日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京民放5社は、テレビ番組を広告付きで無料配信するキャッチアップサービス「TVer(ティーバ)」を10月26日より開始する。サービス自体は2015年7月に発表しており、今回は提供日や続報が告知された。キャッチアップサービスとは、放送を見逃したユーザーや、再度視聴したいユーザーに向けて、番組放映後の一定期間、番組を再配信する放送局公式の無料動画配信サービス全般を指す。TVer開設の背景として、情報通信技術の発展、インターネットサービスの多様化、スマートフォンやタブレットなどデバイスの普及など、放送を取り巻く環境の変化を挙げている。また、違法動画の配信サイトでテレビ番組を不正に配信する事例が増えていることも理由。在京民放5社では2014年秋から公式の無料番組配信サービスを検討し、「TVer」を開始することとなった。公式としてサービス提供することで、違法な動画配信の撲滅も狙いのひとつ。新たに始めるTVerでは、リアルタイムで視聴できなかったユーザーに向けて、番組放送後から次回放送までの1週間限定で動画を配信。各局10番組程度、全体で50~60番組を配信する予定。また、全局連携テレビ情報アプリ「ハミテレ」に掲載している情報も提供し、番組関連の話題もチェックできる。配信動画は、PCがWebブラウザから、スマートフォンとタブレットが専用アプリ(iOS/Android)からの視聴に対応。現時点で配信予定の主な番組は以下の通り。・日本テレビ「徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました」、「有吉反省会」・テレビ朝日「科捜研の女」、「遺産争族」・TBSテレビ「下町ロケット」、「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」・テレビ東京「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」、「ゴッドタン」・フジテレビ「無痛~診える眼~」、木曜劇場「オトナ女子」
2015年09月29日日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京民放5社は、テレビ番組を広告付きで無料配信するサービス「TVer(ティーバ)」を10月26日より開始する。対象デバイスはPC、スマートフォン、タブレット。TVerは、各局のテレビ番組を無料で視聴できる動画配信サービス。番組放送後から次回放送までの1週間、リアルタイムで視聴できなかったユーザー向けに、期間限定で配信する。ドラマやバラエティなど、各局10番組程度、全体で50~60番組を配信する予定。また、全局連携テレビ情報アプリ「ハミテレ」に掲載している情報もTVerで提供され、動画視聴と合わせて番組関連の話題も確認できる。配信動画は、PCがWebブラウザから、スマートフォンとタブレットが専用アプリ(iOS/Android)から視聴できる。配信を予定している主なコンテンツは以下の通り。日本テレビ:「徳井と後藤と麗しの SHELLY が今夜くらべてみました」、「有吉反省会」テレビ朝日:「科捜研の女」、「遺産争族」TBSテレビ:「下町ロケット」、「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」テレビ東京:「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」、「ゴッドタン」フジテレビ:「無痛~診える眼~」、木曜劇場「オトナ女子」
2015年09月29日日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京民放5社は、パソコンやスマートフォンなどに、無料でテレビ番組を配信するキャッチアップ(見逃し配信)サービス「TVer」を10月26日より共同で開始すると発表した。「TVer」は、在京民放5社で放送されているドラマやバラエティを広告付きで見逃し配信するサービス。各社、1週間に10本程度の番組をラインナップし、テレビ放送終了後、約1週間視聴できる。また、全局連携テレビ情報アプリ「ハミテレ」に掲載されている情報も「TVer」上で提供するため、番組関連の話題も確認できる。対応を予定するデバイスは、PC、スマートフォン、タブレット。サービス開始時の主なコンテンツは以下の通り。日本テレビ徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました有吉反省会テレビ朝日科捜研の女遺産争族TBSテレビ下町ロケットニンゲン観察バラエティ モニタリングテレビ東京所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!ゴッドタンフジテレビ無痛~診える眼~木曜劇場 オトナ女子
2015年09月29日田中芳樹氏のSF小説『銀河英雄伝説』を原作とした新アニメの制作を、『攻殻機動隊 新劇場版』や『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』などを手掛けるアニメーションスタジオ・プロダクションI.Gが担当することが決定した。■原作者・田中芳樹氏のコメント「物好きな人がいるもんだなあ」という失礼な感想を、27年ぶりにふたたび味わうことになりました。考えてみれば、本当にありがたいことです。原作の小説でも、コミックでも旧作のアニメでも出来なかったことを、思いきってやって下さい。感謝と期待で若返る思いです。宇宙を舞台に壮大なスケールで描かれる田中芳樹氏の『銀河英雄伝説』は、1982年に第1巻が刊行されて以来、累計発行部数1,500万部を超えるベストセラーSF小説。1988年からは、アニメシリーズが制作され、OVA110話、外伝52話、劇場公開作品3本という、圧倒的ボリュームで展開された。今回の新アニメプロジェクトは原作小説から再度映像化の許諾を受け、制作される新たな映像展開である。なお、本プロジェクトの展開時期は2017年の予定。詳細は公式サイトなどで告知される。
2015年08月13日三菱UFJ信託銀行は、5月にドイツ証券取引所の子会社のSTOXX(ストックス)社と協働し、インデックス提供ビジネスに参入することとしたが、このたび、STOXX社と高ROEの日本株に投資するスマートベータインデックス「iSTOXX MUTB JAPAN クオリティ 150 インデックス」を共同開発したと発表した。○投資コストを抑えながら、高い運用効率の実現を目指すインデックススマートベータインデックスは、上場全銘柄の時価総額への単純連動などの従来型パッシブとは異なり、銘柄選択や加重方法に投資理論に基づく付加価値を加えるなどアクティブに近い運用手法により、投資コストを抑えながら、高い運用効率の実現を目指すインデックスで、欧米を始めとする世界の資産運用市場で急速に成長・拡大しているという。インデックス提供ビジネスで欧州最大のSTOXX社と組むことにより、同社の顧客である海外投資家に販路を拡大すると共に、同社が日々算出・公表するインデックスを国内外の資産運用会社に提供し、運用商品の組成が可能となるという。○継続的に高いROEを実現するポテンシャルを持つ150社の企業群から構成金融工学専門の研究機関である三菱UFJ信託銀行の子会社の三菱UFJ投資工学研究所(MTEC)と共に定量分析を行った結果、高ROE(株主資本収益率)企業のうち、一定の条件下における高ROE継続銘柄にかかる株価収益率が高いことが判明した。このたび開発した「iSTOXX MUTB JAPAN クオリティ 150 インデックス」は、単年度だけでなく、継続的に高いROEを実現するポテンシャルを持つ150社の企業群から構成されているとしている。○「iSTOXX MUTB JAPAN クオリティ 150 インデックス」の概要構成銘柄数:150銘柄投資対象ユニバース:STOXX JAPAN 600(東証上場銘柄から流動性の高い銘柄で構成)銘柄選定基準:ユニバース採用銘柄のうち、高ROEかつ、(1)財務健全性、(2)キャッシュフロー収益性、(3)利益安定性の3点に着目し高ROEの継続性を評価し、銘柄を選定銘柄入替:6月と12月の年2回算出方法:浮動株調整時価総額加重型(2.0%キャップ付き)三菱UFJ信託銀行は、国内の年金運用で培った開発力と、STOXX社のインデックス算出・管理ノウハウの融合によりインデックス提供ビジネスに参入し、国内外の顧客のグローバルな資産運用ニーズに応えていくとしている。
2015年08月06日NTTドコモ(ドコモ)は7月22日、エリクソン、富士通、ノキア、サムスン電子など世界主要ベンダー8社と行っている第5世代移動通信方式(5G)に関する実験をさらに拡大し、新たにIntel、キーサイト・テクノロジー(キーサイト)、パナソニック、クアルコム、ローデ・シュワルツの5社と実験や技術開発を行っていくことに合意したと発表した。技術開発の内容としては、Intelとは5G対応端末に必要なチップセットの実験試作、キーサイトとローデ・シュワルツとは5G実験における結果などの測定器の開発、パナソニックとは効率的な通信システム技術の開発、クアルコムとは5G通信技術についての実験と技術開発について、個別の実験および技術開発を行う。ドコモとIntelら5社は2015年度中に技術議論を開始し、段階的に実証実験や装置開発に向けた協力を実施していく予定。ドコモは、実験や技術検討の結果を、5G関連の研究団体や国際会議、5Gの標準化活動などで、同社が提唱するコンセプトの検証結果として活用するとともに、同社が目指す2020年のサービス提供に必要な端末開発や商用環境の実現に向けて活用していくとしている。
2015年07月23日NTTドコモは22日、第5世代移動通信方式、いわゆる「5G」の実験に関して、あらたにインテルやパナソニックなどの5社と合意し、5Gの実現に向けた実験や技術開発を行っていくと発表した。5Gは10Gbpsを超える通信速度を実現する次世代の移動通信方式。2020年のサービス開始を目標に実験や技術開発が行われている。これまでも、富士通、三菱電機、日本電気ほか、アルカテル・ルーセント、エリクソン、ファーウェイ、ノキア、サムスン電子の8社と5Gの実験を進めてきたが、新たに5社が5Gの実現に向けて実験や技術開発に加わる。参加する5社と内容は次のとおり。インテルとは5G対応端末に必要なチップセットの実験試作、キーサイト・テクノロジーとローデ・シュワルツとは5G実験における結果等の測定器の開発、パナソニックとは高率な通信システム技術の開発、クアルコムとは5G通信技術についての実験と技術開発について個別の実験、技術開発を行っていく。
2015年07月22日日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京民放5社は16日、テレビ番組の広告付き無料配信サービス「TVer(ティーバー)」を2015年10月から共同で開始すると発表した。視聴デバイスはPC、スマートフォン、タブレットなど。「TVer」は、ドラマやバラエティなどのテレビ番組を、広告付きで無料配信できるキャッチアップアービス。配信対象番組は各社10番組程度で、テレビ放送終了後から次回放送までの1週間程度、インターネットを介して再配信。各社の自社サービスや「TVer」からのサービスのほか、提携配信会社からのサービスも含めるとする。運営はプレゼントキャスト。公式が無料配信サービスを提供することで、増加している違法動画を撲滅する狙いもあるという。
2015年07月17日日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビの在京民放5社は、パソコンやスマートフォンなどに、無料でテレビ番組を配信するキャッチアップ(見逃し配信)サービス「TVer」を10月より共同で開始する。「TVer」は、在京民放5社で放送されているドラマやバラエティを広告付きで見逃し配信するサービス。各社、1週間に10本程度の番組をラインナップし、テレビ放送終了後、約1週間視聴できる。5社は、公式のサービスを拡大することで、違法動画配信の撲滅にもつながるとしている。サービスの提供開始は10月を予定しているが、ティザーサイトはすでにオープンしており、メールアドレスを登録すると、サービス開始に関する案内がメールで届く。対応デバイスは、PC、スマートフォン、タブレット端末を予定する。
2015年07月16日ソフトバンクとベネッセホールディングスの合弁会社Classi(クラッシー)は6月24日、教育系大手出版社5社と連携して教材を配信するオプションサービス「プレミアムパック(仮)」の提供を夏より開始すると発表した。Classiは、タブレットやスマートフォン、パソコンで利用できる学習支援クラウドサービスで、授業や面談、家庭学習で利用できる各種アプリケーションを提供している。なかでも、問題選定から生徒への配信・集計までを簡単に行える「Webテスト」は、先生の教材作成や採点などの負荷を軽減し、学習効果も高いことから、小テストや宿題などで利用頻度が高い。これまで「Webテスト」上で活用できる教材はベネッセグループから提供していたが、教育系大手出版社と連携することで、今まで以上に生徒一人ひとりの理解度や目標に応じた教材提供が可能となった。「プレミアムパック(仮)」では、学研教育出版、桐原書店、数研出版、尚文出版、山川出版社から提供される各教科のベストセラー問題集を中心とした問題が、「Webテスト」上で使い放題になり、先生が小テストや宿題で活用するだけでなく、生徒自身が問題を検索して自学自習もできる。また、Classiでは生徒一人ひとりにより最適化した学習支援をしていくために、生徒個別に最適な学習問題を提供する機能の追加を検討している。
2015年06月25日東京労働局は6月5日、改正次世代育成支援対策推進法(平成27年4月1日施行)に基づく特例認定(通称:プラチナくるみん認定)企業として、東京都内で初となる次の5社を認定した。イトーヨーカ堂住友商事T&Dフィナンシャル生命保険日本放送協会リコー特例認定制度は、改正次世代育成支援対策推進法によって創設され、「子育てサポート企業」としてくるみん認定を受けた企業のうち、より高い水準の取り組みを行った企業が認定を受けることができる制度。従来の認定基準よりも、男性労働者の育児休業や、労働時間、出産後の女性の支援などにおいて、より高い基準が設けられている。東京労働局管内では、平成27年3月末時点で、790社がくるみん認定を受けている。
2015年06月08日帝国データバンクは6月3日、スカイマークの民事再生法の適用申請と再生手続きを進める中で、航空機保有目的会社の5社(SKYLUX5、SKYLUX6、SKYLUX7、SKYLUX8、SKYLUX9)が東京地裁へ自己破産を申請し、5月27日に破産手続き開始決定を受けたことを発表した。5社はスカイマークが運航するA330のリース契約にあたり、その機体保有を目的として運営されていたが、スカイマークが1月に民事再生法の適用を申請したため、今回の措置となった。5社の負債総額は4億5,600万円となっている。
2015年06月05日朝日新聞社は5月11日、動画・生放送のキュレーションサービス「eeny (イーニー)」をリリースした。同サイトは、スマートフォンやタブレット、PCにて閲覧することができる。「eeny」は、SHOWROOMやニコニコ動画、ニコニコ生放送、Ustream、YouTubeが提供する番組の情報をもとに、独自のアルゴリズムを用いて、「今、一番盛り上がっている動画・生放送」を横断的に紹介するサービス。ユーザーによる利用料は無料で、「おすすめコーナー」では、自身の行動や属性から嗜好にあった番組をレコメンドしてもらうこともできる。なお、同サービスの提供にあたり、各メディアを運営する企業(ディー・エヌ・エー / ニワンゴ / Ustream Asia / YouTube LLC)との提携を実施。近日中には、アメスタ(AmebaStudio)の参加も見込んでいるという。
2015年05月11日コイニーは4月23日より、freee、ユビレジ、ジャパンネット銀行、クレディセゾンの4社と連携し、開業を控えている事業者向けに会計周りのツールを簡単に揃えられるキャンペーン「開業スタートパック2015」を開始する。パッケージには、iPadで使えるPOSレジの「ユビレジ」や、スマホのリーダーでカード決済ができる「Coiney」など、タブレット端末で利用できる4つの会計サービスが含まれている。このパッケージを利用することで、レジ機器や会計周りのソフトウェアの導入で必要なコストを抑えられるメリットがある。特典として、先着50名にiPad2(Wi-Fiモデル・16GB、中古品メンテナンス済)をプレゼントする。キャンペーンの適用条件としては、freeeとユビレジの有料プラン(無料期間あり)に登録する必要がある。また、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードに申し込み、審査に通過した場合には、6000円分のAmazonギフト券が貰える特典もある。キャンペーン対象者は、開業を1年以内に控えている事業者で、法人・個人事業主は問わない。申し込みは、キャンペーンページ内の申し込み用フォームから受け付けている。
2015年04月24日IDC Japanは4月22日、企業や官公庁における情報セキュリティ対策の実態調査を実施し、その結果を発表した。調査は、1月15日~19日の期間、国内企業592社に実施した。調査内容は、情報セキュリティ投資、情報セキュリティ対策導入状況、情報セキュリティサービスの利用状況、個人情報保護法や情報漏洩対策に代表されるコンプライアンス強化への企業の取り組みなど。同社は、調査結果に基づき、情報セキュリティ対策の導入実態と今後の方向性について分析している。○情報セキュリティへの投資額が2極化調査結果によると、2014年度(会計年)の情報セキュリティ投資の増減率は、2013年度と比べ「増加している」と回答した企業が20.6%で、「減少する」と回答した企業10.0%を上回った。また、2015年度の投資見込みでは、2014年度を上回るとした企業が全体の21.0%、「減少する」と回答した企業は9.3%であった。投資を増やすとした企業は、モバイルセキュリティ対策を投資重点項目としている企業が多いことがわかった。一方で、投資額を減らす企業は、2014年度が「10%減~19%減、2015年度が「微減~9%減」の回答率が多かった。IDCでは、セキュリティ脅威の変化に危機感を持って投資を増やす企業と、継続的なセキュリティ投資に対する効果が得にくいことから投資を抑制する企業とで二極化すると推測している。○外部脅威対策に比べ内部脅威対策の導入に遅れ次に、脅威管理、アイデンティティ/アクセス管理、セキュアコンテンツ管理などの情報セキュリティ対策について導入状況の結果を見ていこう。情報セキュリティ対策の導入率は、ファイアウォール/VPN(Virtual Private Network)、PCでのアンチウイルスが7割以上と外部からの脅威管理の導入が進んでいる。一方で情報漏洩対策やアイデンティティ/アクセス管理、セキュリティ/脆弱性管理といった内部脅威対策の導入は外部脅威対策に比べ遅れている。また、巧妙化する標的型サイバー攻撃向け外部脅威対策であるサンドボックスエミュレーション技術などを活用した非シグネチャ型脅威対策の導入率は6割程で、導入の進展過程にあるとみている。○被害はPOSやATMなどの産業機器へと拡大セキュリティ被害では、ウイルス感染被害に遭遇した企業が28.5%で最も多い結果となった。前回(2014年1月)の調査結果と比較すると、ファイルサーバーやWebアプリケーションサーバー、データベースサーバー、POSサーバー、ATMやキオスク端末などの産業機器でセキュリティ被害を受けたと回答した企業の比率が高まっている。また、セキュリティ被害を発見してからの収束時間は、前回調査と比較すると「24時間以内」の回答率が減少し、24時間を超えた企業の回答率が増加していることから、収束時間は長期化していることが考えられるという。そして、セキュリティ被害の発見では、前回調査と比較すると、「社員からの報告」と「顧客やパートナーからの通報もしくは連絡」の回答率は減少し、「第三者からの通報」の回答率が増加した。このようにセキュリティ被害に遭遇する資産は拡大し、セキュリティ被害が表面化し第三者から通報によって発見されるケースが多くなっていることから、セキュリティインシデントの重大化が進んでいると考えられるという。○経営層のサイバーセキュリティ脅威の可視化が求められる国内ではサイバーセキュリティ基本法の施行やマイナンバー制度の開始、個人情報保護法の改定といった国政施策が始まる。サイバーセキュリティ基本法は、重要社会基盤事業者(重要インフラ事業者)やサイバー関連事業者の責務として、サイバーセキュリティに関する取り組みへの自主努力と国または地方自治体への協力が求められている。一般企業に対しても、自発的な取り組みが求められている。マイナンバー制度に伴って施行された「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(番号法)は、すべての企業が「マイナンバー」あるいはデータベース化された「マイナンバー」に対して規定された安全管理措置を講じることが義務付けられている。そして改定される個人情報保護法では、取り扱う個人情報が少ない企業も個人情報保護法の対象に加えている。さらに、企業で発生するセキュリティインシデントは、巧妙な攻撃手法によって潜在化し、さらに攻撃対象の拡大で発生するインシデント量は増大することで、表面化した時点では事業継続に重大な影響を及ぼす脅威となっている。同社ソフトウェア&セキュリティ リサーチマネージャーの登坂恒夫氏は「企業経営を判断する経営層は、自らセキュリティインシデントの重大性を把握し、迅速な判断を下す必要があり、経営層でのセキュリティ脅威の可視化が求められる。経営層でセキュリティ脅威を可視化するに当たっては、重大化したインシデントを企業のガバナンス/リスク/コンプライアンスに紐付けて、企業におけるリスク度合いを可視化することが重要である」と述べた。
2015年04月23日インベスター・ネットワークスは4月9日、同社の株主管理サービス「株主ポイント倶楽部」で5社の株主個人情報データが漏えいした可能性があると発表した。情報が漏えいした可能性のある企業は以下の5社。サンリオアルデプロトランスコスモスゴルフダイジェスト・オンラインロート最初に事態が発覚したサンリオでは、7日午前に「サンリオ株主ポイント倶楽部にしか登録していないメールアドレス宛に投資勧誘メールが届いた」と株主から問い合わせがあったという。その後の内部調査などから、アルデプロ以下4社の一部登録株主に同様の投資勧誘メールが届いていることを確認している。情報漏洩の可能性がある登録株主は、最大で述べ1万4333人。ただし、「株主ポイント倶楽部」や「株主倶楽部」と名前のつくサービスに任意で登録された株主に限るという。インベスター・ネットワークスによると、この5社のみがサービスを導入していたため、ほかに個人情報が漏えいした可能性のある企業はないとしている。なお、同社は「情報漏洩の可能性もあるが、現時点では断定に至っていない」としている。情報漏洩の可能性を考慮して、各社のサービスサイトはログイン不可などのサービス休止対応を図った。また、9日には警視庁に調査協力の相談と被害申告を提出したという。再発防止策は現在検討中で、「外部のセキュリティ専門家を招き、原因究明とセキュリティ強化を実施する」としている。
2015年04月09日美少女英雄に囲まれて世界を征服する地域制圧型シミュレーションゲーム『英雄*戦姫GOLD』の円卓の騎士「パーシヴァル」が、FREEingより1/4スケールで立体化され、2015年8月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受注で、価格は22,037円(税別)。今回は、キャラクターデザイン・大槍葦人氏の魅力的なイメージを1/4スケール、全高約320mm(うさ耳まで含む)という大ボリュームで立体化。ストッキングは実際の生地を使用するというこだわりようで、その艶かしいポーズとともに「パーシヴァル」の魅力を凝縮したフィギュアに仕上がっている。商品価格は22,037円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年4月22日21:00。商品の発売および発送は、2015年8月を予定している。(C)大槍葦人/英雄*戦姫GOLD製作委員会 All Rights Reserved.
2015年03月27日ANAグループは3月20日、航空業界の格付け会社である英国SKYTRAX(スカイトラックス)社が運営するエアライン・スター・ランキングにおいて、2013年、2014年に引き続き、2015年も最高評価となる「5スター」を獲得したことを発表した。3月20日現在、2015年の「5スター」認定を受けているのは国内キャリアの中でANAだけであり、世界でもANAを含め7社となっている。空港から機内に至るあらゆるフロントラインスタッフのサービスレベルが一貫して高いことや、増え続けるグローバルカスタマーのニーズも踏まえてサービス品質の改善を継続的に行ってきたことなどが評価され、3年連続の「5スター」認定に至ったという。
2015年03月20日帝国データバンクは5日、月刊誌「美術手帖」などを出版していた美術関係専門の老舗出版社「美術出版社」および同社のグループ会社「美術出版ネットワークス」の2社が、東京地方裁判所に4日づけで民事再生法の適用を申請していたことを報じた。負債総額は24億4,300万円。美術出版社は、月刊誌「美術手帖」をはじめ、「美学」のほか、書籍「カラー版西洋美術史」、「カラー版日本美術史」など、1905年(明治38年)の創業以来、百年以上にわたって美術やデザイン、建築物など芸術分野に関する雑誌・書籍の出版を手がけていた老舗出版社。年間30~40点の新刊を発刊し、2014年3月期には年売上高約12億800万円を計上していたが、従前からの多額の負債や出版事業の売り上げの落ち込みにより苦しい資金繰りが続いていたことから、過大な債務負担を圧縮するべく、民事再生法による再建を目指すとしている。一方の美術出版ネットワークスは、美術出版社のグループ会社として、アプリやWebサイトの受託開発を主体に、スマートフォンや携帯電話向けコンテンツの開発・配信を手がけていた。2014年9月期には年収入高約2億4200万円を計上していたが、美術出版社に連鎖する形で今回の措置となったということだ。
2015年03月06日NHKエンタープライズは、創立30周年を記念し、Webを用いた社史「i History」を公開した。「i History」は、書物による社史を電子データ化するのではなく、インターネット上で広く閲覧されるために動画やコラム、年表が相互に連動する構成で制作されたもの。映像コンテンツやデジタルコンテンツを手がける同社が提案する、「新しい社史」のスタイルとなる。同社は、2015年12月の完成を目指し、順次テーマを追加していくほか、新しい社史のスタイルとして定着することを目標に、今後周年を迎える企業などへ貢献したい考えだ。
2015年01月30日俳優のクリスチャン・ベールが旧約聖書の英雄モーゼを演じるリドリー・スコット監督最新作『エクソダス:神と王』(2015年1月30日公開)が現在、東京・表参道をジャックしており、運勢を占う「エクソダスおみくじ」が実施されている。2014年12月29日~2015年1月4日、東京メトロの表参道駅改札を入った11本の柱が本作に染まり、柱の絵柄には「初詣の前に、初奇跡を起こそう。」「表参道で今日、何人が奇跡を目撃するのか?」「紀元前1300年。モーゼの奇跡。2015年。あなたの奇跡。」「モーゼは紅海で。あなたは表参道で。奇跡を起こす。」など、全11種類の啓示が描かれている。この11本の広告は、5台のデジタルサイネージと合わせて展開中のキャンペーン企画の一環。表示されるQRコードからキャンペーンサイトにスマホでアクセスし、スマホを振ると、運勢を占う「エクソダスおみくじ」を引くことができ、旅行券5万円が10人に当たる。配給元の20世紀フォックス映画担当者は「モーゼの奇跡を、身近に感じていただけるよう企画しました」とコメント。「本作ではあの有名な紅海の奇跡のほか、ナイル川が真っ赤な血に染まり、カエルやイナゴの大量発生、エジプト全土にひょうが降るなど、"10の奇跡"が圧倒的スペクタクルで描かれます。モーゼが体験した数々の奇跡にあやかり、ぜひ2015年最初のちょっとした奇跡を体験してください」と呼びかけている。(C)2014 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
2015年01月01日