次世代を担う男性声優の発掘・育成プロジェクトとして開催されたリアルオーディションを勝ち抜いた新人声優グループ・ツキクラが、10月1日、「ツキクラ全員集合! 青春大運動会!!」に出演。集まった約500名のファンを前に、紅白チームに分かれ全8種目で高級焼肉を賭けた白熱の対決を繰り広げた。ツキクラとは、ソニー・ミュージックエンタテインメントがアニメイトグループ協力のもと開催したリアルオーディション「ツキプロMusic Grand Prix 2016」で合格した新人声優のグループ。活動から半年を経て、2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」内に新設されたグループ「劇団アルタイル」の担当キャラクターが決定し、正式にツキプロ所属アーティストの担当声優に昇格、さらに12月には待望のCDデビューも控える。ネクストブレイク必至の彼らが、2016年アニメイト夏のオーディオビジュアルまつりのイベント「ツキクラ全員集合! 青春大運動会!!」に登場。この日は、紅組に荒一陽、井上雄貴、大海将一郎、徳武竜也、西野太盛、松岡一平、白組に市川太一、糸川耀士郎、菊地燎、小松準弥、筆村栄心、古畑恵介と2チームに分かれ、全8種目で対決。勝ったチームには高級焼肉店のお食事券5万円分が与えられるほか、大会中もっとも頑張った選手には「MVP」の称号を、さらに最もポンコツだった選手には「ダメっこ」のレッテルが授与されるとあって、ファン約500名が集まる中、メンバーは男のプライドを賭け闘志を燃やしていたようだ。二人三脚や玉入れ、応援合戦タイムなどが行われ、イベント中盤では井上さんの「みなさんと一緒に声を出したい」との掛け声で、全員でデビュー曲「未来のPiece」を合唱。メンバー全員が会場を走り回りながらファンとともにアカペラでサビを歌い、会場中が一つになったまま後半戦に突入。勝敗が決まる最後の競技・リレーでは、一挙手一投足が見逃せない対決となったが、糸川さんの俊足で周りをふり切りる形で白組が勝利!全8種目にわたる紅白戦は見事白組の優勝となった。閉会式では、リレーで大逆転劇を見せた糸川さんが全員一致で最も活躍したMVPを受賞。「リレーが終わって勝負がついたときに、本当にみんなで喜んで、(相手側の)紅組のみんなも『よかったね!』と声をかけてくれたり、その姿を見て本当に楽しかったなって心から思うので、このMVPは僕ひとりだけのものじゃないと思う。ファンのみんなとも、もっと仲良くなれたと思います」とメンバーや集まった全員に喜びと感謝を述べた。一方、最も不名誉な「ダメっこ」のレッテルはほぼ満場一致で大海さんへ。優勝した白組代表の小松さんは「本当にみんなパワフルに頑張ったので、みんなで焼肉に行きたいと思います!」と高級焼肉店のお食事券を手に喜びを全員で分かち合った。デビューシングル「未来の Piece」は12月14日(水)よりリリース。ファン投票選抜キャラクターCD劇団アルタイル「Rigel vol.1 -encounter-」&劇団アルタイル「Regulus vol.1 -encounter-」は、2017年1月20日(金)よりリリース。ツキクラが出演する声優情報バラエティ番組「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」2期は、10月7日(金)23時30分よりTOKYO MXにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2016年10月04日どんなに暴言を吐かれても、あっぱれな前向きさで切り返す、“スーパー・ポジティブ・シンキング”なノンスタイル・井上裕介さん。周りの目を気にして、小さくまとまりがちな人たちが増えてきた今こそ、彼に学ぶことは大いにありそう!井上さんが語る独自のポジティブメソッド&恋愛観に触れて、ネガティブ思考とお別れしよう。■過去の恋愛を引きずることが「ネガティブ」だとは思わない―井上さんは、誰もが認める“スーパー・ポジティブ”の代表格ですが、昔からポジティブ思考だったんですか?井上裕介さん(以下、井上)もともと性格は明るくて前向きだったと思います。さらにポジティブさに磨きがかかったきっかけはいろいろありますが、ひとつは高校3年生のときのアルバイトですね。今は手術で視力がよくなりましたが、当時はかなり悪くて、目を細めて見るから目つきも悪かったんです。ある日アルバイトの先輩に「目つきが悪いから普通にしゃべってても怖い」と指摘され、「目を細めるのを直すのは難しいから、それなら嘘でもずっとニコニコしたら?」みたいにアドバイスされたんです。それからニコニコすることを心がけていたら、次第に心もついてきた感じです。あと、身内の不幸があったときに「人って、いつ死ぬかわからないんだな」と思ったら、「じゃあ毎日悔いなく生きたほうがよっぽど楽しいな」と。そういう一つひとつの出来事が重なって、今の人格が形成されていったのかなと思います。―なるほど。恋愛面でもずっとポジティブでしたか?井上どうだろうなぁ。というのも、僕は引きずることがネガティブだとは思わないから。それこそ、昔は別れた彼女のことを1年も2年も引きずったこともありましたけど、それをネガティブと捉えたことはない。ヨリを戻そうと一生懸命努力して、その結果、振り向いてもらえなかっただけ。例えそれで傷ついたとしても、がむしゃらに前に進んでいるような気がします。むしろ、好きな人がいないことが一番ネガティブなんじゃないかな。そういう意味では、恋愛面でポジティブかネガティブかと聞かれたら、僕はポジティブだと思いますね。―過去の恋愛を引きずることは決してネガティブじゃない、と。けっこう救われる言葉です。でも、さすがにスーパー・ポジティブと言われる今は引きずらないですよね?井上いやいや、よく言われるんですが、そんなことはありません。いくらポジティブな人間だからって、落ち込まないわけじゃないから。ただ、僕は落ち込みをなるべく次の日に繰り越さないようにはしています。―その日で完結させるんですね。それがなかなか難しい気がするんですが、持ち越さないコツは?井上寝る寸前の記憶を「楽しい」で終わることかな。僕の場合は、後輩とご飯を食べて、騒いで、部屋に帰っても酒を飲みながらお笑いの話をして、その勢いで寝ます。■恋愛も人生も、長距離走―寝る直前の記憶は翌朝の気分に直結しますから、それはいい考えかもしれません。そんな井上さんから見て、いつも自信のないネガティブ女子はどんなふうに映りますか?井上かわいいとも思いますし、気持ちもわからないでもないですが、「私なんてブスだから」って言う女の子と、同じ顔だけど「私かわいいもん」って言う女の子がいたら、後者のほうが僕は好き。そのほうが、生きるパワーが前に進んでいる感じがしますもん。人を男前(美人)と不細工というカテゴリーに分けたとき、僕は不細工のほうに入る。でも、自分の顔は好きなんです。なぜかというと、僕が自分の顔を否定するのは僕を産んだ母親に申し訳ないし、そもそも男前や美人の定義って、しょせん狭いネットワークの中での話だと思っているので。それに、20歳のときはそれほどでもなかったのに、40歳になって味が出てきたとたんにかっこいいと言われ始める人もいるわけじゃないですか。そう考えると、人生は長距離走のはずなのに、恋愛だけ短距離走で考えている人が多いのは悲しいことですね。――人生は長距離走。確かにその通りですね。井上別に、無理して自分をかわいいと思い込む必要はないんですよ。「かわいくない」と口にしたっていい。ただ、それなら30歳のときに美人になるように、今パワーを貯めておいたら?とは思います。長い人生のどのタイミングでモテるか、の話だから。でも、ブスを言い訳にして10代でサボっていれば20代でもモテないし、20代でサボっていれば30代でもモテない。そういうことです。――そこを井上さんはサボってこなかった、と。井上そうですね、20代はかなり努力しましたよ。恋愛は野球の打率と一緒で、例えばモテ指数みたいなものが顔と性格で決まるとしたら、モテ指数100の人は誰を口説いてもモテるわけです。で、俺がモテ指数1だとすれば、100人口説けば1人はおとせる計算になる。それなら、俺はひたすら100人口説くだけです。それに、恋愛なんて自分本位のものじゃないですか。なのに「私なんてどうせブスだから」と恋愛に対して卑屈になるのはナンセンス。そんなネガティブ発言をすればするほど、余計にモテなくなる。モテるために一番手っ取り早い方法は、それをしないことなんだから。――では、井上さんがモテていることを実感したのはいつからですか?井上うーん、“モテる”の定義にもよりますよね。モテるの最上級が「好きな人に好きだと思われる」ことなら、僕は今もモテてない。彼女もいませんから。でも、20代の頃も貧乏な僕にご飯をおごってくれる女の子はたくさんいたし、今も僕になにかあれば助けてくれる人は、男女関係なくびっくりするほど大勢いる。そう考えれば、人としては絶えずモテていると思います。■少々タイプじゃなかろうが、来る者拒まず。まずは、抱かれてみる―井上さん自身はどんな女性がタイプですか?井上今までの彼女を振り返ってみると、いい意味で“バカ”が多かった。だから、一緒にいて楽しい明るい人が好きかな。―いい意味での“バカ”とは?井上喜怒哀楽をちゃんと表に出せて、知らないことを素直に「知らない」って言える人。そういう人は周りからも「知らないなら教えてあげよう」と手助けしてもらえるんです。バービーも、そのタイプ。だから、ブスでも明るい。実際に会うと「バービー、かわいいなぁ」ってなりますもん。―確かに、素直な女性はかわいいですよね。とはいえ、ネガティブな性格はなかなか簡単には変えられないし、恋愛にも急に積極的にはなれないものです。そんな中でもいい恋愛するためには、やはり自分からアプローチする術を身につけたほうがいいでしょうか。井上女の子なので、自分からアプローチなんかしなくていいですよ。基本的に、恋愛においては「恥ずかしいこと、しんどいこと、嫌なことは全部男が担うべき」というのが僕の持論ですから。―男前ですね・・・・・・。井上いや、要は「男をどう動かすか」なんです。そこを女の子は頑張らないといけない。もし自分ではなにもできないのであれば、周りにひとりは必ずいる“おせっかいな友達”に頑張ってもらえばいい。ほら、「私、あの人のこと好きなんだけど」と相談したら、「じゃあ、私が電話番号を聞いてきてあげる!」って張り切るおせっかいがいるじゃないですか。その子に、仲良くなるきっかけを作ってもらえばいい。もちろん、そのパスを活かすも殺すも、本人次第ですが。―つまり、ネガティブ女子はまずそういう友達を見つけることが先決?井上そう。異性とではなく同性とのコミュニケーションを頑張るのが一番。それさえ疎かにしていなければ、「出会いがない」なんてことはない。1人でもネットワークが広い人間を捕まえておいて、合コンを開いてもらえばいいわけだし。そういうことはいくらでも他人任せにしていいんです。あとは、自分にできることだけをすればOK。誘われた合コンにちょっと派手めなファッションで行って、来た者は拒まない。もう、抱かれる。―けっこう極端ですね(笑)。井上本当にモテたければ、ですよ。抱かれていけば、自然とモテオーラが出てきますから。やっぱり女性って、エッチするとキレイになるんですよ。だから、すればするほどキレイになるし、自信にもつながっていく。モテないのにお高くとまって抱かせなければ、モテないスパイラルからは抜け出せません。―モテない人ほど、エッチで経験値を上げていくしかない、と。井上はい、あくまで極論ですけどね。でも僕は、目の前に同じ顔で同じ性格の3人がいたら、一番エッチしている人にお願いしたいですもん。そのほうが楽しそうだし。女子の中には、経験人数は少ないほうが良しとする風潮があるかもしれないけど、僕の周りにはない。未経験VS経験豊富でアンケートを取ったら、ほとんどが経験豊富なほうを選ぶと思いますよ。―でも、それってその後の恋愛につながります?井上そこは女子の腕の見せどころですよ。ワンナイトを、いかにツーナイト、スリーナイト・・・・・・と引っぱっていけるかどうか。―ベッド上のテクニックではなく?井上はい。例えば、ワンナイトでエッチしたとします。次の日、早起きして朝ごはんが作ってあるだけでも男はうれしいわけです。そういうさりげない気遣いの中で、「こいつといたら、ちょっと楽かもな」と思わせることができたら、まずは“大人の関係”が続きます。で、大人の関係が続いているときに「やっぱり彼女にしたいな」と思わせられたら成功です。結局、セフレって派遣社員みたいなものなんです。大人の関係が続いている間が、契約期間。派遣社員はアルバイトよりは優遇されているんだから、あとは正社員=彼女として登用してもらうにはどうすればいいかを考えるしかないんです。■ 「遊ばれた」「浮気された」は、女性側にも50%原因がある―だから、派遣社員から正社員にステップアップするためのテクニックを磨くためにも、経験値はどんどん上げていったほうがいいわけですね。井上はい。もちろん、最初の好き・嫌いは本能によるものですが、「あっ、この人好きだな」と思った相手を自分のものにするのは、どちらかというと理性の戦略だと思うんです。だから男はおとしたい女性にご飯をおごったり、なにかサプライズを仕掛けたりする。それと同じように、女性側も、特にモテ男をおとしたいなら、戦略を持って動かないと。例えば、僕がファンの子をおとすのと深キョンをおとすのとでは、必要な努力の量は変わりますよね。だから言葉は悪いけど、今おとそうとしている相手が、顔・性格・年齢・社会的地位などを総合して自分より上か下かを見極めて、少しでも上だなと判断したなら、しっかり戦略を立てて望むべきなんです。―なかなか恋愛ビギナーには難しいですね。井上だから自信がない若者は、おせっかいな友達も含め、周りを巻き込んじゃえばいいんです。団体芸で臨む。要は、包囲網から逃がさなければいいんだから。―なるほど。また、「とにかく抱かれて経験値を上げる」ことに躊躇してしまうネガティブ女子も多いと思うのですが、もう少し楽に経験値を上げていく方法があれば教えてください。井上抱かれるのが無理なら、せめて合コンには積極的に顔を出すなどして男性としゃべる回数を増やしたらいいんじゃないかな。あとは、一カ月間毎日「相席屋」に居座ってみるとかね。女性なら無料だし。―相席屋!もしかすると、まったくしがらみのない相手のほうが意外と話せるかもしれませんね。ちなみにネガティブ女子にはどんなタイプの男性がおすすめですか?井上うーん、ネガティブ女子はどんな男にも嫌がられると思う。ポジティブな男とも、ネガティブな男とも合わない。だからモテなくて余計にネガティブになっちゃうわけですよね。悪循環ですよ。―悪循環はどこかで断ち切りたいものです。では、恋愛経験はあるけれど、その経験によるトラウマや苦手意識で恋愛にネガティブになってしまっている女性は、どう克服すればいいでしょうか。井上僕は、“遊ばれた”とか“浮気された”とかって、50%は男に原因があるけど、残りの50%は女性側にも原因があると思っています。だから、そういう人は「なぜ遊ばれたのか」「なぜ浮気されたのか」を分析したほうがいい。これはあくまで持論ですが、女性って彼氏に「付き合ってから変わったよね」って、よく言うでしょ。もちろん変わる男もいますが、大半の男はやっていることは大して変わらない。逆に、女の子のほうの受け皿は大きくなっているから、男の変わらない愛情だと少ないと感じてしまうんです。付き合う前は紙コップ程度だったのに、付き合ったとたん大ジョッキに変わって、彼氏に対してこうしてほしいという欲望が増えていく。だけど男からしたら、同じ量を注ぐなら、溢れてくれる受け皿のほうがうれしいし、付き合っていて楽なんです。それが遊びや浮気につながっていくわけです。だから女性側も、彼氏が愛情を注いだときに、付き合う前にはあった“感謝の気持ち”を忘れていませんでしたか?と僕は問いたいですね。―彼氏からの愛情表現を当たり前だと思わないことも大切なんですね。井上なかなか難しいかもしれないけど。だから、器の大きさをキープする方法としては、自分が彼氏にしてもらったこととかを友達に話すのが一番じゃないですかね。それで、「いいね、あなた愛されてるよね」って、周りに言ってもらう。中には、「なに、その彼氏。最低じゃない」という批判的なコメントがあってもいい。だって、彼氏の言動がいいのか悪いのか、当事者である自分が判断するのは難しいから。そんなふうに客観的にジャッジしてくれる人脈を作っておくのも大事かもしれないですね。それと、もうひとつ。男は浮気をする生き物ですから、それをわかった上で、「私は浮気ができるくらい“いい男”を捕まえてしまった」「モテ男と付き合った宿命だ」と思わないとダメ。だって、おいしいものを食べたかったら、みんな行列に並ぶでしょ。恋愛も同じ。イケメンと付き合えば、周りに他の女が並んでいる可能性があると心しておかないと。―むしろそんなモテ男と付き合えた自分に自信を持つぐらいポジティブに考えたほうがいい?井上そう。見る目があるんだなって。だって、浮気したいと思っても実際にはなかなかできないですよ。―できないですか?井上好きな女がいればいるほど、できないと思いますよ。■巷にあふれるモテテクは70点。そこに自分らしさを加えるべき―先ほど、恋愛も長距離走で考えるべきだというお話がありましたが、ネガティブであるがゆえに諦めやすい部分もあるかと思います。井上さんが思う、「この状況ならまだ諦めるな」「ここまできたら諦めるべき」という基準は?井上諦めるポイントは“期間”ではなくて、“自分の心が折れたとき”だと思います。「好き」って気持ちと「フラれて傷つく」って気持ちの天秤が50:50になったら、僕は諦めます。まだ90%好きで、フラれるのは傷つくけど、それが10%くらいであれば、気にせず追いかけます。で、10回、20回フラれ続けていくうちに天秤が傾いてくるんです。「もうこれ以上、フラれるのは嫌だな。もう無理かな」と。そのときが諦めどきです。―天秤が傾くまでは諦めないことで、いいこともあるんでしょうか?「時間を無駄にしたな」とかは思わない?井上思いません。だって、誰かを好きで、その人に振り向いてもらうために一生懸命口説き続けられるって、なかなかできないですよ。でもそれをできているということは、その間、キラキラ輝いているんです。そのうち、ふと周りを見渡したら、「あれ?俺の店、行列ができてる!」みたいな状態になっているから。「必死でおいしい料理を作っていたから気づかなかったけど、知らないうちに行列ができるまで店が育ってたわ」って。―そっか。振り向いてもらうために努力した結果、いつのまにか自分も磨かれていた。井上そう。いつのまにか僕という人間がすごくうまくなってるんですよ。―それはいいですね。好きな人に振り向いてもらう努力の中に、“モテテク”みたいなものも含まれると思いますが、女性が男性に対してモテテクを使うことに対してはどう思いますか?井上僕、いろんな雑誌やサイトのモテテク系の記事を見てきましたが、半分は正解で、半分はハズレですね。相手のタイプや時と場合にもよるから、具体的に「コレは間違ってる」とは示せなくて申し訳ないですが。また、スタンダードになりすぎて、もはや効果がないものもあります。例えば、サラダの取り分けとかね。もう取り分けなんか全然しなくていい。要はモテテクって、結局70点なんですよ。やってもらったらうれしいし、嫌じゃないけど、100点じゃない。「そんなところまで気が利く?」とはならないんですよ。サラダを取り分けるのも、「とりあえず生」と同じで、一連の作業に入っちゃってる。それなら、サラダを取り分けている女子を尻目に、近くに物があったら腕が当たらないようにそっとどかす女子のほうが、僕は「こいつ、気が利くな」ってなるし。―使い古されているモテテクをそのまま実践するよりは、そこにオリジナル加えたほうが効果的なんですね。井上自分が得た情報は、当然みんなも知っているということを念頭においたほうがいい。その中で自分が上に行くには、みんなが見ていないことをやらないと。だから、ハウコレ読者もこのサイトに載っているテクニックを実践しつつも、自分だけのテクニックを作らないとダメ。モテテクとモテテクをミックスさせるとかね。■僕みたいなブスをいかにかっこいいと思わせるかで勝負が決まる―モテテクに自分らしさをプラスアルファするという点で、なにかひとつ井上さん流のテクニックを教えてください。井上例えば、「合コンのお礼メールは、翌朝にしたほうがいい」と聞きますが、絶対に当日にメールしたほうがいい。むしろ僕は2回します。解散してすぐに「今日はありがとうございました。また、ご飯行こうね」と送って、次の日にも「おはよう。改めて昨日はありがとう」と伝えます。これは女子に限らず、先輩に対してもそうです。―女性からのメールもそのほうがいい?井上僕はそうですね。だって、翌朝だけだと、それまでなにしてるかわからないじゃないですか。ひょっとしたら、その子は僕と別れた後、ハシゴして別の男のところに行っていたかもしれないし。意外と男って、変なところで悩むんですよ。その日になにも連絡がなかったら、「僕らとの合コンがつまんなかったから、2軒目に行ったんじゃない?」って。だからこそ僕は、「ただいま」というメールは大事だと思うんです。―家に帰ったことがわかるような文面だと“なお良し”ということでしょうか。井上そう、「今日はあなたとの楽しい思い出で、私の1日が終わるんですよ」という明確な意思表示をしてほしい。「ただいま。今日はありがとう。またご飯に連れてってね」くらいでいいから。これだけで、男側も「家に帰ったんだな」って安心できるです。―さらに翌日にも送るのは、ダメ押し的なことですか?井上そのほうが単純にかわいいじゃないですか。結局、雑誌とかに書かれているモテテクを鵜呑みにして、その通りに1回しか送ってこない人はたくさんいるんですよ。だからこそ、2回、3回と送ってくる子に好感が持てる。だからやっぱり、“モテテク以上”のことをやったほうがいい。当たり前じゃないことをするから、男は「なに、この子」って気になるようになる。「他の子よりも俺に感謝してるな。もしかして俺のこと好きなんじゃない?」って、“いい勘違い”ができる。そういう意味では、してもしなくても自分に不利にならないことは、積極的にしたほうがいいと思いますね。―“いい勘違い”をさせられたほうが恋愛勝者になれるわけですね。井上恋愛なんて、「いかに勘違いさせるか」ですから。僕みたいなブスをいかにかっこいいと思わせるかで決まる。ポジティブの鎧もその“いい勘違い”を生み出させる方法のひとつです。―最後に、ついネガティブになってしまうハウコレ読者に向けて、メッセージをお願いします。井上きっとネガティブ女子のみなさんは、恋愛ポジティブ女子に生まれ変わりたいんですよね?簡単に生まれ変われる方法を教えます。それは・・・・・・俺のもとに抱かれに来てください!どうすれば僕に会えるか、わからない?いや、どこに行けば僕に会えるんだろうと探すことが恋愛の第一歩。家にずっと閉じこもっていたら、恋は始まりませんから。もしかしたら、その行動の先に、別の新たな出会いが待っているかもしれませんよ。(六識・ヨダヒロコ/取材・ライター)次回はNONSTYLE井上さんとフォーリンラブバービーさんが、ネガティブ女子の恋愛相談にズバッと解答!お楽しみに!(ハウコレ編集部)
2016年09月23日2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」がお届けする声優情報バラエティ番組「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」の第2期が、10月7日(金)23時30分より放送されることが決定。1期に引き続き江口拓也、斉藤壮馬、花江夏樹、梅原裕一郎ら人気声優陣のコーナーや新たなグループの出演も発表された。「ツキノ芸能プロダクション」、通称ツキプロには、さまざまなキャラクターが所属しており、いくつかのユニットを結成。本番組では、そのユニットごとにスポットを当て、キャラクターを演じる人気声優陣によるトーク&企画コーナーを展開する。1期放送に続き、「SolidS」「Growth」が新コーナーで出演するほか、今期からは「QUELL」「SOARA」が新たに出演する。「SolidS」のメンバーを演じる、江口さん(篁志季役)、斉藤さん(奥井翼役)、花江さん(世良里津役)、梅原さん(村瀬 大役)の4人は、「趣味喫茶」を舞台に趣味の品を持ち寄って語り合うカフェ「Café SolidS」コーナーに出演。「ニクいぜ!Growth」のコーナーでは、メンバーを演じる土岐隼一(衛藤昂輝役)、山谷祥生(八重樫剣介役)、山下大輝(桜庭涼太役)、寺島惇太(藤村衛役)がお題に対して「ニクいね~」と言えるようなニクい解答を出したメンバーがお肉を獲得できる“焼肉争奪バトル”を繰り広げる。新コーナー「SOARAの泣きつき処」には、メンバーを演じる豊永利行(大原空役)、小野友樹(在原守人役)、古川慎(神楽坂宗司役)、村田太志(宗像廉役)、沢城千春(七瀬望役)が寄せられたお悩みに真剣に答え、解決案を提案する、いわばお悩み相談の企画を実施。ツキプロに所属して間もない「QUELL」のコーナーでは、メンバーを演じる武内駿輔(和泉柊羽役)、西山宏太朗(堀宮英知役)、仲村宗悟(久我壱星役)、野上翔(久我壱流役)が世界から集めたお茶を飲みながら、さまざまなお題でまったりとトークする「TEA SALON QUELL」を展開。さらに、先日担当キャラクター「劇団アルタイル」が決定し、12月14日(水)にはデビューシングルCDのリリースを控える新人声優グループ「ツキクラ」の活動を追いかける体当たりドキュメントも放送。メンバーは荒一陽、市川太一、糸川耀士郎、井上雄貴、大海将一郎、菊地燎、小松準弥、徳武竜也、西野太盛、筆村栄心、古畑恵介、松岡一平。ツキプロの先輩タレントキャラクターのように、歌って踊れる声優アーティストを目指し、またCDリリースに向けて、引き続き切磋琢磨するメンバーの様子をリアルタイムで追う。また、ツキプロファン必見の最新情報やイベントレポートなども続々と公開予定。「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」は10月7日(金)よりTOKYO MXにて毎週金曜23時30分~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年09月21日次世代を担う男性声優の発掘・育成プロジェクトとして開催されたリアルオーディションを勝ち抜いた新人声優グループ・ツキクラが、この度、2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」のアーティストの担当声優に昇格。デビューシングルの発売日が決定したほか、「ツキプロ」正式所属の証となる“担当キャラクター”がついに明らかとなった。ツキクラとは、ソニー・ミュージックエンタテインメントがアニメイトグループ協力のもと開催したリアルオーディション「ツキプロMusic Grand Prix 2016」で合格した新人声優のグループ。これまで、彼らの活動に密着した声優バラエティ番組「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」の放送やアニメ「ツキウタ。 THE ANIMATION」への出演、夏には初の単独ホールイベントを開催するなど、精力的に活動を行ってきた。活動から約半年、「ツキプロ」所属の証である担当キャラクターが決定!ツキクラメンバーたちのキャラクターが所属するのは、「ツキプロ」内に新設されたバラエティタレントユニット「劇団アルタイル」。俳優志望組やモデル出身、一般オーディション合格組など、個性豊かなキャラクターが揃うユニットで、歌にダンスにお芝居に幅広く活動するという。「劇団アルタイル」は、まずは「Rigel(リゲル)」「Regulus(レグルス)」「Sargas(サルガス)」の3ユニット編成で活動をスタート。「Rigel(リゲル)」には、市ヶ谷リンタロウ(CV:井上雄貴、 渋谷ヨウスケ(CV:小松準弥)、辰巳マキ(CV:徳武竜也)、 大崎イズモ(CV:古畑恵介)が所属。「Regulus(レグルス)」には、神谷トウマ(CV:糸川耀士郎)、要タツヒコ(CV:大海将一郎)、永田イツキ(CV:松岡一平)が所属。そして「Sargas(サルガス)」には、霞サクヤ(CV:荒一陽)、東雲ユウリ(CV:市川太一)、月島ヒジリ(CV:菊地燎)、護国寺ミカド(CV:西野太盛)、千川リツ(CV:筆村栄心)が所属する。「劇団アルタイル」は常に進化・変化するべく、今後の活動に合わせて、その都度ユニット編成も変わっていく予定だという。さらに、先日決まったファン投票による選抜メンバーは「Rigel(リゲル)」「Regulus(レグルス)」といったユニットとして、それぞれ2017年1月20日(金)にドラマCDデビューが決定している。また、ツキクラとしてのデビューシングル「未来のPiece」の発売が12月14日(水)に決定。9月18日(日)からは発売を記念して当日参加のツキクラメンバートーク&ミニライブ会&特典会などのイベントが順次開催予定。歌って踊れる声優アーティストとして、また「劇団アルタイル」の担当声優として、ツキクラメンバーがさらなる高みを目指す姿を、いまから追いかけてみて。デビューシングル「未来の Piece」は12月14日(水)よりリリース。ファン投票選抜キャラクターCD劇団アルタイル「Rigel vol.1 -encounter-」&劇団アルタイル「Regulus vol.1 -encounter-」は、2017年1月20日(金)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年09月15日太陽に向かって全力で咲き誇り成長するヒマワリのように、夢に向かって真っ直ぐに、そしてフレッシュで眩しい輝きを放ちながら成長している若者たちがいる。次世代を担う男性声優の発掘・育成プロジェクトとして開催されたリアルオーディション「ツキプロMusic Grand Prix 2016」で見事合格した13名の新人声優グループ「ツキクラ」。彼らは、架空の2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション(ツキプロ)」のリアルなアーティスト候補生として、7月からアニメ放送が始まった大人気シリーズ「ツキウタ。 THE ANIMATION」に登場するキャラクターのように、歌って踊れる声優アーティストを目指し、目下活動中。7月18日にはグループ初の単独ホールイベントを開催し、大成功を収めたばかりだ。今後は、選抜メンバー8名によるユニットのCDデビューに加え、「ツキクラ」として13人全員でのCDデビューや、冬には再び単独でのイベント「TSUKINO CROWD FESTIVAL 2016 WINTER」の開催が決定。フルスロットルで躍進する彼らから一瞬足りとも目が離せない!よそ見厳禁の最旬グループだ。そんな彼らが、いま、全力で追いかけるモノは一体何なのか?ヒマワリの如く輝く彼らにとっての“太陽”とは…?ツキクラメンバーの荒一陽、市川太一、井上雄貴、大島尚起、大海将一郎、小松準弥、西野太盛、筆村栄心、古畑恵介、松岡一平にインタビューを実施した。■花火大会から「アニメ」出演まで…この夏の“挑戦”から見えた等身大のツキクラツキクラとして初めて迎えるこの夏。彼らはどんな風に過ごしているのだろうか?「この夏、挑戦したいこと」をテーマに語ってもらうと、彼らの会話や表情から、等身大の飾らない、少年のようなツキクラの姿が見えてきた。――この夏挑戦したいことは何ですか?井上:メンバーで花火大会に行きたいです!小松:浴衣も着たいね!古畑:俺、出身が静岡県熱海なんですけど、熱海って花火大会が年に何回もあって、夏も10回くらいやってるから、ぜひみんな行きたい!荒:俺、こないだその話を個人的にされた…。古畑:ごめん、みんなにしてる(笑)。――やっぱりツキクラのメンバー皆さんでお出かけしたいですか?市川:そうですね、日程合わせて行きたいですね。小松:海も行きたいですね!市川:僕、海に行ったこと無いんです。肌が弱くて潮風にあたるだけでピリっとしちゃって…日焼けしたら火傷しちゃいますし、僕。西野:俺もそうなるで。赤くなんねん、バーって!市川:え、海行って大丈夫なの?西野:逆に行きまくる!真っ黒になっても真っ白に戻るし。海水って肌にいいらしいけどな。無理やり親に連れて行かれてたよ。市川:じゃあいまからお風呂に塩いれて、肌を慣らしておこうかな(笑)。小松:海繋がりで、サーフィンに行きたいなって。ちょっとだけ経験があるんですけど、体力的に「もういいや」って投げ出してしまったので。今度は諦めずにがっつりやりたいなって。松岡:おれは深海に行きたい…。大海:俺もどっちかっていったら深海がいい。古畑:スキューバーダイビングしようよ!市川:でもスキューバーダイビングって資格いるしね。免許取っても何メートルまでしか潜れないっていうのがあるから。一同:へ~。(感心)市川:僕もダイビングに興味があるんです。周りに資格を持ってる人がいるので、僕も今年は挑戦したいなって思ってるんですよ。荒:ほかには何かな…キャンプも(番組で)したしね。井上:僕いま「キャンプしたい」って思った!古畑:もう一回してもいいよね荒:今度はコテージじゃなくて、本格的にテントを張ってキャンプするとか!大海:僕は、花火大会とか海とか…全部“こみこみ”でお泊りがしたいですね!西野:ユニバ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)とか!?小松:遊園地いいね!古畑:でもお化け屋敷は無理!!市川:絶叫系苦手な人とか班に別れてもいいよね。絶叫苦手な人は?(荒、西野、松岡が挙手)荒:俺、絶叫系はダメ!乗れるけど怖い。泣いちゃうかも…。西野:俺も絶対イカン!あのG(重力)が嫌!“ぐあー”ってなる感じがもう!俺死にそうになってまう、登ってるとき。市川:そんなふうに言われると、逆に乗ってる姿見たくなる(笑)。あとはバンジージャンプもやりたい!小松:だったら思い切ってスカイダイビングだよ!井上:どっちもリスクが怖いよ…。小松:怖がってちゃ何もつかめない!市川:リスクを恐れてたら何もできないんだよ!井上:だったら温泉に行きたいな!筆村:お風呂に一緒に入るのは無理だよ(笑)。ひとりがいい…。――実際に、皆さんでお泊りとかするんですか?小松:仕事ではありますね。お泊まりすると、夜は結構深い話になることが多いんです。キャンプのときもそうだったし。僕は、ツキクラグリーティングツアーのときに福島県いわき市に行ったんですけど、市川くんと2人でホテルに泊まりました。そのときは、一緒に大浴場行ったり、部屋でちょっとお酒を飲みながら深い話もできた。だからやっぱり、“泊まりがけ”でどこか行きたいっていうのはありますね。市川:でも、みんなでがっつり飲みに行く、みたいなことはないね。古畑:レッスン終わりに食事とかにはいくんだけどね!市川:お酒を交えて話したいね。小松:みんなで飲みに行きたいね!一同:ほんとに!古畑:俺は、この夏は仕事でいっぱいにしたいです!仕事で遊ぶ暇が無いくらいになりたい。どんどんみんな個別の仕事も決まってきて、ツキクラとしてもどんどん上を目指せる時期だと思うので。ね!松岡:確かに!ツキクラのメンバーと、ツキクラとは全く別の現場で一緒にお仕事をするっていう経験もしてみたい。メンバーのいつもと違った面が見られると思うので。筆村:ちょうど「ツキウタ。 THEANIMATION」の放送が始まって、僕たちも出演することになっているので、それもこの夏の新たな一歩だなって思います。■メンバーも知らなかった“新たな一面”がちらり…彼らの“原動力”とは?プライベートも仕事も“やりたいこと”がいっぱい!己の夢に突き進んでいるいまが楽しくて仕方がない!と、満開の笑顔で語るメンバーたち。だが、その日々には努力、歓喜、幸福、辛苦、悲涙、焦燥…様々な想いを抱えているのではないか。全ての想いを凌駕して、彼らを突き動かすものとは…彼らを導く“太陽”とは?――みなさんの“原動力”とは何でしょうか?荒:“モテたい”というか…同級生とかに「あ~あいつ頑張ってるな」と思われるのは嬉しくない?「格好良いな」「頑張ってるあいつ!」「活躍してるじゃん!」って思われたい。古畑:素直な言い方になるけど“モテたい”っていうのは確かにありますね。俺も「俳優や芸能人になりたい」と最初に思ったきっかけは、“モテたい”“目立ちたい”という気持ちが大きかったから。ほかのメンバーも同じだと思うけど、やっぱりファンのみなさんの“笑顔”が本当に一番大きなエネルギーになってくれてます。俺が役者を志した理由もそれなので。井上:僕は、僕のことを支えてくださる方への“感謝”の気持ちがあるから。大変な時期があり迷っていたときに、家族やファンの方も然りなんですけど、この業界の中で、僕のことを考えて行動してくださる方がいらっしゃって。そういう方がいてくれたから“いまの僕”がいる、と凄く強く感じているんです。それに、お仕事は自分ひとりでできるものではない。僕たちのお仕事は、作品においてお芝居をすることですが、そのフェーズに至るまでに携わってくれる方、作ってくださる方がいてこその“自分の仕事”。だから、そこへの感謝は絶対に忘れないし、みなさんの気持ちも絶対に考えなきゃいけないと思う。「どうしたらこの作品の人気が上がるかな?どうしたらもっと売れるだろう?」とか「そのために僕ができることは何かな?」と考えられるようになる。それが僕の原動力かな、って思ってます。市川:僕の原動力は“好きであること”“楽しむこと”だと思っています。自分が「楽しい」と思ってないと、お客様に楽しさが伝わらないし、面白いと思っていただけない。だから、最低限、自分が如何にして“いま”を楽しんで、なおかつ、お客様に伝えたいことを伝えつつ、作り手側の意図に沿ってお客様に楽しんでもらえるか…というのを第一に考えてお仕事に取り組んでいます。やはり、厳しい世界なので、僕らがこの業界に居続けるためには、好きという“情熱”がないといけない。荒:僕も、凄く好きでこの仕事をやっているっていうのがありまして。上手くいかないときや不安になることもあるんですけど、実際にお仕事をしてみたり、ステージに立った後とかは、「凄く楽しかったな」「やっぱり俺はこういうことをするのが好きなんだな」って思うことがよくあります。だから、「これからも頑張っていきたい」っていうふうに思えるんだと思います。筆村:僕は小学生くらいから“夢見る男の子”みたいな…ほかの子よりもゲームやアニメが好きで、ずっとゲームやアニメを見ているタイプだったんです。それで、「アニメやゲームの世界のキャラクターに自分がなってみたい」と、“キラキラ”した世界に憧れて、いまこうして頑張れているんです。だから、ツキクラの活動を通して“夢”に近づいているまさにこの瞬間が、凄く原動力になっています。実際に働き始めても、思い描いていた“キラキラ”は消えていません!メルヘンじゃないところなんてないです!小松:僕は、人前に出ることが好きで、自分の身体を使って表現する仕事をしたいと昔から思っていました。とにかく、人生一度切りなので“いろんな人になりたいな”って。いろんな役を演じれば、様々な人の感性やいろんな考え方が入ってきて、そこが面白いし魅力的だと思うんです。それから、僕はこの仕事を通して、小さいころから支えてくれた周りの人たちに“恩返し”がしたいんです。とあるオーディションで賞を取ったときに、周りの皆が喜んでくれたんです。そのときに「ああ、僕がやりたいことをやって活躍する姿を見せることも、恩返しのひとつになるんだ」と気づいた。だから、人前に立つことで「僕はいまこうやって頑張ってるよ」という姿を皆に見せたい。大海:僕も準弥君と同じで、いろんな人に支えられて、いまこうしてここに“大海”がいるので、支えてきてくださった方々に恩返しの思いもありますし、いま応援してくださっているたくさんの方々の思いにも応えたい、という気持ちで頑張っています。西野:自分も、始めはふーくん(古畑)と一緒で、人気者になりたいという気持ちからだったんです。けど、本当にいまはたくさんの人たちに支えてもらったり、応援してもらっている。身近な方から大勢の方まで、いろんな方にお世話になっている。そういう方々の気持ちや、存在そのものが、僕が頑張れる原動力ですかね。…短くまとめちゃったんですけど、でも本当にその思いに尽きるんです。大島:僕の原動力は“憧れ”ですかね!僕はダンスと歌が大好きで、いまはツキクラとして演技を本格的にはじめましたが、ふり返ると小さいときからいろいろ経験してたなって。幼稚園のときは劇でメインの役を、小学生になってからはダンスでセンターポジションをもらったり、音楽の授業で歌うのも楽しかった。本当にダンスと歌と演技が大好きなんです!それ以外をやっている自分っていうのが想像できなくて、生きてる心地がしないんですよ。家に帰っても常に歌ってますし、踊ってないと納得行かない、って感じる…。だから、テレビで見ていた憧れの人に近づきたいって思うんです。もちろん、一生をかけても「このスキル手に入れられないな」って感じる方もいますが、いまは“マイケル・ジャクソンさんさえも超えたい”という思いで頑張ってます!あとは、声優に必要な言語力&トーク力を手に入れるために奮闘してます!松岡:僕の原動力は…“挑戦する気持ち”ですかね。僕は、もともと運動ができたり頭が良いわけではなかったので、「好きだからやりたい」と思っても「どうせできないしな…」とやる前から諦めたり、手を出してもすぐに辞めてしまうことが、昔からいままでずっと続いてきた。そのうちに、好きなこともしなくなって、何が好きなのか自分でもよく分からなくなったんです…。中高生のときはほとんど学校にも行ってなくて…。そんなときに気持ちを明るくしてくれたのが、ラジオやアニメ・ゲームでした。それで、声優という職業に興味を持ち始めたんですが、最初はやっぱり「できるわけないし…」と諦めたし、周りに「やりたいんだ」と言うのも恥ずかしかった。「無理だよ」と言われるに決まってるって思ったんです。だけどある日、家族に軽い気持ちで「(声優)やりたいんだよね、実は」と言ってみたら、「やりたいものがあるんだったら、もっと早く言ってくれればよかったのに!」と、思いがけず受け入れてくれた。親や家族、学校の先生も誰も反対せず、全員が全員、僕の背中を押してくれた。周りの人がこんなにも応援してくれて、しかも自分もやりたいことなのに、やらない理由はないなって。それに、人生で一つくらいは「逃げずにこれやったぞ!」って思えるものが欲しくて。なので、「負けないぞ!挑戦するぞ!」っていうこの気持ちが、いまもずっと原動力だと思います。――これまでもメンバー内でこうしたお話をしたことはあるんですか?小松:今後どうしたらもっと良くなるか?っていう話が結構多いので、「なんでやってるの?」という話は初めて聞いた。市川:ここまでに至る過程とかは、いままで一緒にいたけどあまり話さなかったので、新鮮というか、新たな一面がみれた気がしましたね。■より高みを目指して!ツキクラ13人13色で描く未来予想図それぞれの想いや夢を胸に、真っ直ぐ前進する彼ら。バラバラなようでいて、その結束は固く、想いの方向は同じようだ。まるで“花束”のように、それぞれが全く違う個性で輝きながらもツキクラとして一体感を持ち活動する中で、彼らがこの先に目指すものは?ファン必聴の「ツキクラ大構想(?)」が明かされた。――今後目指すものは何ですか?筆村:7月の七夕のときに短冊にツキクラの願いごとを1枚ずつ書いたんですけど、みんな「大きなステージに立ちたい」とか「みんなでCDデビューをしたい」とか…それぞれが向いている方向は同じだなって感じて。なのでやっぱりツキクラとして大きなステージに立ったり、これから僕たちもキャラクターがついて正式に「ツキノ芸能プロダクション」のタレントになるので、そのときにゲームやアニメで活躍して、ツキクラが大きなコンテンツになっていけたらいいな、と思います。小松:そのためにも、ツキクラとしての強みをこの夏で見つけたい!結構そういう話もしてるんです。13人もいるので、それを活かした強みについて。市川:13人それぞれが、声優・舞台・アイドルと様々な分野で活躍しているメンバーが集まっているので、お互いの進みたいところで活躍して、そこで新たにツキクラにも興味を持ってもらう。そうやって大きく広がっていくコンテンツとして注目してもらいたい。そこが、ほかの2.5次元コンテンツさんとは違うツキクラの強みかな、と思っています。――なるほど。具体的にやりたいことはありますか?井上:ツキクラのファンクラブを作りたい!ファンクラブができることによって、またひとつのグループとして新しい活動ができそうだし、面白いかな、と。出演するテレビ放送がなく、イベントが無い期間でも、会報やメルマガ配信など、ファンクラブ会員限定の何かができたらいいなって!市川:あと、ツキクラでお芝居をもっとやりたい。もちろん今後はキャラクターがついて、ドラマCDなども録ったり。それ以外にも舞台とか、2.5次元というコンテンツを活かして、新たな展開に挑戦してみたいです。松岡:シリアスな舞台がやりたい!一同:へ~!意外!松岡:逆にね!観ている人たちには、ツキクラっていつも仲が良いイメージがあると思うんだけど…ギャップじゃないけど、いつもと違うテンションで「重めの芝居もできるんだぞ!」っていうのを幅として見せられたら「素敵な役者さんだな」って評価にもつながると思う。大島:僕はね、毎週日曜日ツキクラだけの番組がやりたいです!「明日から月曜日だ…憂鬱だわ…」っていう気分を癒せたらいいなって!しかもイッチー(市川)が言ったようにいろんな展開ができると思う。歌とかダンスとか、演技も!それに、ダンスや歌、演技を志す若者たちにも刺激を与えられたら良いよね。そうしたら僕たちもいろんな方向で見てもらえるチャンスが増えるんじゃないかな。夢・情熱・未来について語る彼らの姿は、太陽の光を浴びて力強く咲き誇るヒマワリのように眩しく輝き、もはや太陽そのもののようにさえ感じられた。いまはまだ一人ひとりは小さな花でも、グループとして団結した彼らは花束となり新たな魅力を発揮し、そしていずれはそれぞれが大輪の花となるだろう。エンターテインメントの楽しみ方が多様化している昨今において、多彩な才能が集まったツキクラが、今後どのような煌めきを見せてくれるのか。楽しみで仕方が無い。(text:cinemacafe.net)
2016年08月08日2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」のリアル新人声優グループ「ツキクラ」が、初の単独ホールイベントを7月18日に開催。キャラクターユニットCDデビューをかけたファン投票で決した選抜8名の発表に加え、サプライズ発表として13人全員でのCDリリース&今冬に再びイベント開催が決定!詰めかけた約400名のファンが歓喜した。次世代を担う男性声優の発掘・育成プロジェクトとして、ソニー・ミュージックエンタテインメントがアニメイトグループ協力のもと開催したリアルオーディション「ツキプロMusic Grand Prix 2016」で、見事合格した13名の新人声優グループ「ツキクラ」。架空の2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション(ツキプロ)」のリアルなアーティスト候補生として、テレビアニメ放送が始まった人気シリーズ「ツキウタ。 THE ANIMATION」に登場するキャラクターのように、歌って踊れる声優アーティストを目指し活動中だ。活動開始から約4か月、満を持してツキクラ初の単独ホールイベント「TSUKINO CROWD FESTIVAL 2016 SUMMER」(略称:クラフェス)を開催。MCを先輩声優の山中真尋、間宮康弘が務める中、メンバーの荒一陽、市川太一、糸川耀士郎、井上雄貴、大島尚起、大海将一郎、菊地燎、小松準弥、徳武竜也、西野太盛、筆村栄心、古畑恵介、松岡一平らがお揃いのツキクラTシャツに身を包んで登場。会場に詰めかけたファンは、サイリウムを手に大きな歓声で迎え入れ、荒さんが「今日はみなさんで夏の思い出を共に作りましょう!」と呼びかけ、イベントがスタートした。この日は、2チームに分かれて、オーディションの課題曲でもあった「グロリアス・ストーリー」と「I need you」を披露するライブコーナーや、朗読劇「ある白雪姫の秘密」を全員でお披露目。おなじみの物語を大胆にアレンジしたユニークな内容に、随所にアドリブが展開され、ツキクラの個性あふれる朗読劇に会場からは絶えず笑いが巻き起こった。そして、オリジナル曲「未来のPiece」のフルコーラスを本邦初披露。メンバーで息の合った歌とダンスに、ファンの熱気は最高潮!「みんなでイケメンの顔でやろう!と揃えました」(筆村さん)、「各々で自主練もやったり教えあったりして、成功させたいという想いがあって。振付も、どの角度がカッコいいだろうと話したり、『それいいね』とかいっぱい話し合ったりして時間をかけてやりました」(西野さん)とそれぞれに晴れやかな表情でふり返った。終盤は本日のメインイベントでもある選抜メンバーが発表。1位に選ばれたのは、中間発表でも1位だった井上さん。「順位が変わるとしたら落ちるしかないわけで、キープできるかどうか正直不安でした。みなさんの応援に恥じないよう、自信を持って頑張ろうと思って今日までやってきました。本当にうれしいです!」と喜びを語った。2位は小松さん、3位の松岡さんは名前を呼ばれた瞬間から喜びの涙が。4位は大海さん。5位の大島さんは「みなさんに恩返しします」と終始涙ながらに語った。6位は徳武さん。7位は古畑さん。客席に深々とお辞儀をした古畑さんは「今回選んでもらったことに対してうしろめたさを感じていません。なぜなら一か月間メンバーとたくさん話して、その上でツキクラは13人で1つだと結論に至ったからです」と力強く述べた。そして、8位には糸川さんと、中間発表では圏外だった4人が選抜入りするという大接戦。今回選抜された8名は、ツキノ芸能プロダクションのタレントとして、今後キャラクターソングCDをユニットでリリースする。そして、サプライズ発表が。ファンの熱い声援にこたえ、キャラクターではなく、「ツキクラ」13人全員で歌う初のオリジナルCD「未来のPiece」のリリースが決定。さらに、12月13日(火)には2回目のクラフェス「TSUKINO CROWD FESTIVAL 2016 WINTER」の開催も決定した。惜しくも8人に選ばれなかったメンバーも、「また次のクラフェスが決まったので、またそこで挽回できるよう、より一層これから頑張っていきます!」(荒)、「残念ながら選ばれることが出来ませんでしたが、僕自身のいまの位置が分かったということで、とても有意義な投票だったと思います。力不足でしたが精進します!」(市川)、「これが第一幕の集大成、これからの第ニ幕をぜひとも楽しみにしていただきたいです」(菊地)、「結果がすべてということで、前を向いてこれから頑張っていくので応援よろしくお願いします」(西野)、「まだまだ僕は夢の途中なんだなと思いました。なので、これからみなさんの期待に応えられるよう頑張りたいと思います」(筆村)と、ファンへを前にそれぞれ心境を述べた。イベント中、井上さんが「まだまだツキクラにはいろんな可能性があると思います。13人でのツキクラ、ここで終わるつもりはありません。まだまだ駆け抜けていきます!」とファンに向けて語った言葉のように、今後も活動予定が目白押し!秋には13人全員に2次元の担当キャラクターがつくことが決定しているほか、10月からはツキクラメンバーが出演する声優バラエティ番組「ツキプロch.」(TOKYO MX)の2期放送もスタート予定。イベントの最後には、全員が今後「ツキクラ」としてのさらなる成長と活躍を決意し、ファンと約束を交わした。(text:cinemacafe.net)
2016年07月20日ミュージカル俳優・井上芳雄が10日、都内で行われた舞台『エリザベート』博多座公演の取材会に出席した。同作はオーストリア=ハンガリー帝国の皇后・エリザベートの生涯を描いた、ウィーン・ミュージカル。日本では1996年より宝塚歌劇団によって上演、また2000年から東宝版として上演され続けている人気演目で、井上と城田は"死"の概念である黄泉の帝王・トートを演じる。井上は、9日に女優・知念里奈との結婚報道が出たばかり。公私順調な中、トートという役への向き合い方を問われると、「公私が出てしまっているので、自分が頑張らなきゃいけないなと思うのは、あまり自分たちの日常を透けて見えないようにすること」と苦笑しつつ答えた。井上は「トートという役は非日常で神秘的な役だから。もう僕なんか普段も隠しきれてないですが、劇場に入ってからはお客さんに夢を見ていただきたいし、その世界にひたっていただきたいので、切り替えですかね」と現在の気持ちを表現した。さらに井上は「私生活、実人生はあるんだけど、そこを舞台上では感じさせない。それはもう、じぶんの腕次第だと思うんですけど、あとは周りのみなさんに協力してもらって、その世界に入って、しっかり役割を果たしたい」と、意気込みを語った。舞台『エリザベート』は28日より東京・帝国劇場で初日をむかえ、8月6日より福岡・博多座、9月11日より大阪・梅田芸術劇場、10月8日より愛知・中日劇場と四都市での公演を予定している。
2016年06月10日2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」が、未来のスターを生み出すべく実施したオーディション企画を勝ち抜いた新人男性声優13名が、デビューを目指し奮闘する新人育成プロジェクト「ツキクラ」。この度、「ツキクラ」初の単独ホールイベントの開催が決定!併せて「ツキクラ」メンバー13名のうち、実際にCDデビューする上位8名を決する“ファン投票”実施も決定した。「ツキクラ」とは、2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」が2015年冬から2016年春にかけて開催したリアルオーディション「ツキプロMusic Grand Prix 2016」に合格した13人の新人が、デビューを目指す新人育成プロジェクトの総称。彼らのレッスン風景や体当たり企画に挑戦する姿を追った成長記は、現在、声優バラエティ番組「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」にて放送中だ。同番組では、先輩キャスト「SolidS」の声優陣・江口拓也、梅原裕一郎、花江夏樹、斉藤壮馬らが出演するコーナーや、アニメ化が決定している「ツキウタ。」シリーズの最新情報・イベントレポートなど、ファン必見の情報満載で人気を博している。この度、「ツキクラ」初のチケットを販売しての単独ホールイベントとなる「TSUKINO CROWD FESTIVAL 2016 SUMMER(略称:クラフェス)」が、7月18日(月・祝)に科学技術館サイエンスホールにて開催されることが決定。「ツキクラ」メンバーの荒一陽、市川太一、糸川耀士郎、井上雄貴、大島尚起、大海将一郎、菊地燎、小松準弥、徳武竜也、西野太盛、筆村栄心、古畑恵介、松岡一平らが総出演し、先輩声優の山中真尋と間宮康弘がMCを務める。また、「ツキクラ」メンバー13名のうち、実際にCDデビューする“上位8名”を決めるファン投票の実施も決定。6月1日から6月30日(木)の期間中に番組公式サイト上でWEB投票を実施し、加えて今後メンバーが行うすべての活動を「ツキプロ」がポイント制にて評価。そして最終決戦として「クラフェス」でイベント参加者からの会場投票により、CDデビューするメンバー8名が決定するという。さらに、7月放送予定のアニメ「ツキウタ。THE ANIMATION」にメンバーの出演が決定したが、台詞がある役は8名のみ、残りの5名は集団・ガヤでの出演という厳しいもの。オーディション用の動画撮影の様子も次回以降の番組で放送される。次回6月8日(水)および15日(水)放送の「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」では、引き続き合宿回を放送。いよいよ始まったツキクラ内での競争、それぞれの思いを胸に練習に励むメンバーたち…。気になる合宿の行方は…?先日には、「AKB48 45thシングル 選抜総選挙」の速報が発表され大きな注目を集めているが、同じように応援したいファンと懸命に頑張るメンバーたちとの熱く真剣な想いが交差する本企画の展開から目が離せない。「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」は毎週水曜日23時よりTOKYO MXにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日タレントの井上晴美(41)が16日、自身のブログを更新し、熊本地震で自宅が全壊したことを明かした。井上は、4年前から家族と熊本で生活。地震後、避難勧告のため近所の友人宅の庭でテント生活を送っていたが、この日、「自宅へ行く」というタイトルでブログを更新し、「だめだった全壊です」と報告した。その後、「お腹すく子どもたち」というタイトルで更新したブログでは、「もう食料がなく機嫌が悪くなりケンカが多くなってきてる泣き叫ぶ子どもたち…」と子供たちの様子を明かし、「無力だ」と吐露。さらに、「配給なし」というタイトルでも更新し、「まだこない行ってみたけどなにもなかった」と報告し、「いつになれば何か食べれるかな」と厳しい状況を訴えた。
2016年04月16日2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」が未来のスターを生み出すべく行う新人育成プロジェクト「ツキクラ」。そのメンバーに、先日開催されたリアルオーディション「ツキプロMusic Grand Prix 2016」で合格した13名が決定!デビューを目指す彼らの挑戦やレッスンの様子が、4月6日(水)より始まる声優バラエティ番組「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」にて放送されることが分かった。2.5次元に存在する架空の芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」、通称「ツキプロ」。アイドル、俳優、声優、お笑い芸人からアナウンサーまで、個性豊かなタレントを抱えた大手プロダクションであり、所属タレントは約100名。ツキプロ内のキャラクターには人気男性声優陣が多くキャスティングされており、「進撃の巨人」エレン役の梶裕貴をはじめ、先日行われた「第10回声優アワード」にて助演男優賞を受賞した細谷佳正、そのほか鳥海浩輔、前野智昭、増田俊樹、蒼井翔太、小野賢章ら中堅から若手までが名を連ねる。そんな「ツキプロ」が、2015年冬から2016年春にかけてリアルオーディション「ツキプロMusic Grand Prix 2016」を開催。本オーディションで合格したものは、新人育成プロジェクト「ツキクラ」のメンバーとして活動する。今回は、荒一陽、市川太一、糸川耀士郎、井上雄貴、大島尚起、大海将一郎、菊地燎、小松準弥、徳武竜也、西野太盛、筆村栄心、古畑恵介、松岡一平の13人がメンバーとして決定!「ツキプロ」の新キャラクターの担当声優としてデビューするべく、体当たり企画やレッスンに挑み、切磋琢磨しあう姿を公開。彼ら男性声優たちの奮闘と成長は、4月6日(水)より放送予定の新声優バラエティ番組「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」にて追いかけるとのこと。また、本番組内では、「ツキプロ」内のユニットごとにスポットをあて、キャラクターを演じる人気声優陣のトーク&企画コーナーを展開。中でも人気急上昇中のグループ「SolidS」のキャストを務める江口拓也、梅原裕一郎、花江夏樹、斉藤壮馬らをメインとしたコーナーもあるようだ。さらに、2016年よりアニメ化が決定している「ツキウタ。」シリーズをはじめ、「ツキノ芸能プロダクション」に関する最新情報や告知、ライブ映像やイベントレポートといったファン垂涎の映像も放送予定。ここから新たな超人気声優の誕生を予感させる、一大プロジェクトをいまからチェックしてみて。「ツキクラ」メンバー13名は、3月26日(土)開催「Anime Japan 2016」アニメイトブースにて初お披露目。「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」は4月6日(水)23時よりTOKYO MXにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年03月16日女優・井上真央と声優初挑戦となる鈴木亮平を迎え、ロングセラーを誇る児童文学をフル3DCGアニメーション映画化する『ルドルフとイッパイアッテナ』。この度、井上さんと鈴木さんの声が吹き込まれた2匹が登場する特報が公式サイトにて解禁された。大好きな飼い主と突然離ればなれになってしまった黒猫のルドルフ。迷い込んだ長距離トラックで辿り着いた先は、大都会・東京。そこで出会ったのは、街で最も恐れられている大きなボス猫・イッパイアッテナ。ルドルフは故郷へ帰ることもできずイッパイアッテナと共にノラ猫として生きていくことに。しかし、イッパイアッテナには思いもよらない秘密があった…。原作は、1987年初刊発行以来、28年のロングセラーを誇る“日本一有名なノラ猫”シリーズの「ルドルフとイッパイアッテナ」。第4巻までの累計発行部数は100万部を超え、NHKの「テレビ絵本」でも放送されるなど国民的な人気を誇る不朽の名作が、超大型フル3DCGアニメーション映画となって登場。ひょんなことから飼い主のもとを離れ思いがけず東京にやって来てしまった小さな黒猫・ルドルフを演じるのは、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主演を務めた国民的女優の井上さん。みんなから一目おかれる巨漢のトラ猫、イッパイアッテナ役には、「天皇の料理番」『俺物語!!』と幅広い役を演じ分ける鈴木さんがキャスティングされた。今回公開された特報では、フルCGで表現された猫たちが、躍動感あふれ生き生きとした表情で駆け巡る映像が盛り込まれている。また、井上さんと鈴木さんが2匹の猫を演じた台詞も初解禁!井上さんは声優が2度目とは思えないほど、元気いっぱいで可愛らしい黒猫・ルドルフを見事に熱演。鈴木さんは大きな体のボス猫・イッパイアッテナを、声優初挑戦とは思えないほど圧巻の演技力で魅せ、低い声を巧みに使い分け、イッパイアッテナの持つ強さと優しさを表現している。モフモフした毛なみ一本一本にまでこだわり鮮明に作成された映像と、実力派俳優たちの演技力に、作品への期待が高まる映像に仕上がっている。『ルドルフとイッパイアッテナ』は2016年8月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月22日今年の8月8日に、お笑いコンビNON STYLEの井上裕介さんがTwitterでつぶやいた「貧乳って言葉嫌い。小さくても貧しくなんかないもん。」という言葉。フォロワーから女性のおっぱいについて尋ねられた際に飛び出したもので、これに多くのネットユーザーが反応。特に女性からは“抱いて”“カッコよすぎ!”など、称賛の声が相次いだ。「“貧乳”という言葉が好きじゃないんですよ。サイズが小さいだけなのに、貧しいという表現を使うのっておかしいでしょう。サイズの話をするなら“大きい”“小さい”を使えばいい。だから、僕は巨乳って言葉も嫌いなんです。なんだか人間のおっぱいじゃなくて、“バケモノ感”を感じませんか?男も“巨根”って言われるのは嫌なはず。それに、僕は胸が大きい人とも小さい人とも関係を持ちましたけど、どんな相手でも、おっぱいに関して言えば満足したことしかありませんよ。貧しい胸なんて存在しないです」でも、自分の胸に自信がなかったり、コンプレックスを持っている女性は少なくないですが…?「胸って所詮、アピールポイントのひとつですから。もしコンプレックスがあるのなら、ほかの長所を押し出せばいいんです。きれいな脚とか、くびれのあるボディラインとか、何かしらいいところがありますから。でもね、勘違いしている人が多いと思うんですけど、男から見て嬉しいおっぱいというのは、感度がいいことなんですよ。サイズや乳首の色を気にする前に、感度を気にしてください!確かに、おっぱいが大きい女性が好きという男性は多いかもしれませんが、僕からすると、大きな胸のマグロより、小さな胸のファンタジスタのほうがいいですから」では“貧乳”“巨乳”に代わる呼び名をつけるとすると?「“小美乳”“大美乳”か、“美乳(S)”“美乳(L)”で。シンプルにサイズを表せばいいんです」◇いのうえ・ゆうすけNON STYLEとして2000年にデビュー。ブサイク&ナルシストなキャラとして人気に。『日めくりまいにち、ポジティヴ!』(ワニブックス)が発売中。※『anan』2015年9月16日号より。文・重信 綾
2015年09月09日●ウイルスバスタークラウド10と太田雄貴選手トレンドマイクロは、ウイルスバスタークラウドの新バージョンとフェンシングの太田雄貴選手とのスポンサー契約を発表した。○太田雄貴選手とのスポンサー契約太田選手であるが、北京五輪にて日本フェンシング界の初のメダル(銀)の獲得、ロンドン五輪では団体銀メダル、2015年の世界選手権で金メダルを獲得したことで知られる。今回、トレンドマイクロ社が太田選手とのスポンサー契約を結ぶにあたって、代表取締役社長兼CEOのエバ・チェン氏は以下のように語った。フェンシングの名前は「FENCE(守る・囲い)」から生まれたもので、相手の攻撃からの防御、変化する相手の攻撃に対応する戦略性などが重視される。この発想は、トレンドマイクロの脅威からの防御、そしてさまざまな手法で攻撃を仕掛ける攻撃者に対応する姿勢と一致する部分がある。そして、各種大会での立派な成績もさることながら、小学生のフェンシング大会の企画・プロデュースなども手掛け、若い選手への育成にも力を注いでいる。こういった活動を高く評価すると、エバ氏は語っていた。さらに、エバ氏自身が、フェンシングが大好きであることも、スポンサー契約の理由の1つとのことである。エバ氏は、コーチからつねに早く、集中力を高め、相手の攻撃を予測できなければならないと教わった。トレンドマイクロの驚異対策も同じで、いかに早く驚異への対策を講じ、未知の脅威への対策と同じ姿勢が求められる。トレンドマイクロでは、太田選手のスポンサーとしてさらなる活躍と成長を支援するとともに、次世代選手育成キャンプなどの支援を継続し、グローバルに活躍する人材の育成の協力に取り組む予定とのことである。太田選手は、この場に立てることをとても感謝しているという言葉から挨拶が始まった。太田選手もトレンドマイクロが大切にしているフェンスとフェンシングには、とても似通ったものがある。相手の先の攻撃を予測して防御する点も、トレンドマイクロの思想とフェンシングが共感していると思うと語った。東京五輪が開催される2020年のセキュリティについて尋ねられると、インターネットと実社会は非常に近いものとなっている。それはこの先もより加速していくだろう。5年後、もっともっと近い存在となっていくがゆえに、ウイルスの脅威も増大していくのではないかと答えた。2020年には、ウイルスバスターに守ってもらいながら、次世代のアスリートを育成し、もしかしたら自分もチャンスがあれば、五輪にチャレンジしたいと夢を語っていた。○ウイルスバスタークラウド10必要な10理由続いて、ウイルスバスタークラウド10の発表となった。まずは、エバ氏がウイルスバスタークラウド10が必要な10の理由を披露した。以下の通りである。SNSWeb閲覧ネットバンキングネットショッピング動画視聴仕事遊び共有通信学習たとえば、共有ではOneDriveが、Windows 10の登場でより普及が進むと予想される。そこで、ウイルスバスター10では、クラウドストレージのスキャン機能が搭載された。実際にデモが行われ、CPU負荷がほとんどかからないことが示された。このように、新しいOSによる新しい環境や利用形態に沿ったものとなっていることを強調していた。○トレンドマイクロのコンシューマビジネス次いで登壇したのは、取締役副社長の大三川彰彦氏である。まず、トレンドマイクロが27年間貫き通したビジョンの「デジタルインフォメーションを安全に交換できる世界実現」、そしてミッションとして「お客様のデジタルライフやITインフラを脅威から守る」を再確認した。そして、環境の変化についてふれた(図3)。多くのユーザがPC以外にもスマホなど複数のデバイスを持つ、平均的には1人で3.5台になる。しかし、PCのセキュリティ対策はしても、スマホなどの対策があまり行われていない。次に、クラウドサービスが普及する一方で、セキュリティへの懸念が拡大している。また、トレンドマイクロのデジタルライフサポートの利用者も急増している。これは、複雑化するデバイスの設定がわからない。警告が表示されたが、どう対応していいかわからないといったものである。実際にサポートで、何が起きているかを確認するだけで、30分もの時間を費やしてしまうこともあるとのことだ。こういった問題を解決するために開発されたのが、ウイルスバスタークラウド10である。以下では、個々の新製品の新機能などを見ていこう。●ウイルスバスタークラウド10/モバイルの新機能○ウイルスバスタークラウド10の新機能など製品紹介は、マーケティング本部プロダクトマネジメント部の石橋達司氏である。まずは、PC用の製品である。新機能などは図6の通りである。Windows、Mac以外にも、Android、iOS、Kindle Fireなどにも対応する。クラウドストレージスキャンであるが、図7を見てほしい。ユーザのPCを介さずに直接スキャンを行う。現状、対応するのはOneDriveのみであるが、Microsoftから提供されるAPIを利用してスキャンが行われるとのことだ。そして、デジタルライフサポートプレミアムであるが、特徴的なのはユーザ側にサポートツールをインストールすることで、ユーザの環境を直接サポートが知ることができる。OSなどの情報はもちろん、今、ユーザの画面で何が起きているかを把握できる(図8では、怪しげなポップアップが表示されているが、それもモニタ可能だ)。さらには、サポートからコントロールパネルを開くといった操作も可能になる。障害のより詳しい把握、サポート時間の削減などが期待できるだろう。一方、Windows 10の新ブラウザEdgeでは、一部の機能(ブラウザガード、リンクの安全性表示)はサポートされない(現時点では対応次期は未定とのことだ)。○ウイルスバスターモバイルの新機能などAndroidなどのモバイルデバイス向けのセキュリティ製品が、ウイルスバスターモバイルである。今回の新機能などは、図9の通りである。オンラインバンキングなどでの安全性の向上が期待できる機能が追加された。図10は、偽アプリを検出そたこの対象であるが、国内の主要銀行でオンラインバンキング用のアプリを提供する銀行を対象としている。トレンドマイクロでは、この仕組みを作る前に存在するアプリにスキャンを実行し、問題があれば銀行に連絡をとったとのことである。新バージョンへの対策であるが、すでにチェックが終わったアプリは定期的に確認をしている。新たなアプリについては、一定間隔で確認を行うとのことである。大三川氏のマルチデバイスの普及に関して、平均3.5台という数字をあげていた。今回の標準パッケージでは、3台までのデバイスが利用可能である。しかし、家族のすべてのデバイスに対応できない。そこで、トレンドマイクロでは、OKAERIという月額制のサービスも提供している(台数無制限)。状況によっては、こちらも検討したい。
2015年07月27日井上芳雄が主演する舞台『正しい教室』が3月21日にZeppブルーシアター六本木で開幕した。ミュージカル界のプリンスが、気鋭の演出家・蓬莱竜太とともにガッツリと骨太なストレートプレイに挑む注目作。前日の20日には井上、共演する鈴木砂羽、近藤正臣が意気込みと見どころを語った。舞台『正しい教室』チケット情報井上が蓬莱の書いたストレートプレイをやりたい、とラブコールを送ったことから実現した今回の作品。とある地方の小さな町、小学校の6年2組の教室に、かつて一緒に学んだ同級生たちがやってくる。現在はその学校で教師をやっている元クラス委員長の男の企画で、事故で息子を亡くしたかつてのマドンナを元気付けようと同窓会が開かれるのだ。思い出話に花を咲かせる同窓生たちだが、そこに厳しい指導で生徒たちに嫌われていた当時の担任教師がやってきて空気は一変。険悪なムードの中、思いもよらない過去の出来事が次々と暴かれていく…。会見では井上が「僕は本当にやりたいと熱望して、今回の舞台をやらせてもらった。出来上がった台本もとても面白いと思いましたし、何度も何度も繰り返す百本ノックのような蓬莱さんの稽古も楽しかった」と振り返ると、嫌われ者のかつての教師を演じる近藤は「俺は苦しかったよ…」とポツリ。「もっと嫌われて、もっと嫌われてと繰り返されて…。物語のためだからいいんだけど、やっぱり精神的にキツかった!」と言う近藤に、マドンナ役の鈴木も「私の役もかなり傷が深い役。舞台上に居ながらずっと黙っているという、あまりこういう役をやらないので、家でも悶々としていました」と明かす。負けじと元委員長役の井上も「僕もどんどん状況が悪くなるという役なので、追い詰められていきました。この稽古に入ってからずっと胃の調子が悪かった(笑)。この役のような大ピンチになることはそうそうない!」と苦労をアピール。とはいえ「やっている方は大変ですが、観る方は「ちょっと笑えるミステリかな」くらいの気持ちで気楽に、でも注意深く観てください」と近藤が楽しみ方を伝授。井上も「僕らと一緒に同窓会に参加するくらいの気持ちで観に来てください。思いもよらない体験が待っていると思います」、鈴木も「同窓会というテーマは皆さんにも近しい話題だと思います。その題材が蓬莱さんの手で迫力のある会話劇になりましたので、とても見応えのある舞台です」とそれぞれ見どころを語った。どんでん返しの連続から、各々が隠していた裏の顔が見えてくるスリリングな物語。ひと筋縄ではいかない物語を楽しんで欲しい。六本木公演を経て、3月24日(火)には愛知・名鉄ホール、3月26日(木)には福岡国際会議場 メインホール、3月28日(土)には大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。その後ふたたび東京に戻り4月2日(木)から19日(日)にPARCO劇場で上演される。チケットはいずれも発売中。
2015年03月24日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介と、アジアンの馬場園梓が23日、映画『ジュピター』(3月28日公開)のトークイベントに登場。井上は"今狙っている相手"として「石原さとみ」の名前を挙げ、「出会ったら恋に落ちる可能性もある」と、強い自信をのぞかせた。本作では、2012年People誌の最もセクシーな男性第1位のチャニング・テイタムと、2012年米Esquire誌の最もセクシーな女性第1位に輝くミラ・クニスという2大セクシー俳優が共演を果たしていることにちなみ、それぞれが演じるキャラクターのコスプレで登壇した2人。井上は、3時間以上かけて作り込んだ金髪と口ひげ、とがった耳という特殊メイクに加え、右腕にタトゥーも入れてチャニング・テイタム演じるケインに変身し、「僕の内なるオオカミが出てしまいました。セクシー過ぎてすいません!」と勝手に謝罪。黒のピチピチ衣装でミラ・クニス演じるジュピターを意識した馬場園は「くまモンではありません(笑)」と笑いを誘った。また、人類の危機を救うために運命に導かれた2人の戦いを描いていることから、それぞれの恋愛トークに発展。井上は「遠距離恋愛や、結ばれない恋も経験しましたました」という過去を明かし、今ターゲットにしている女性に「石原さとみ」の名前を挙げて「出会ってしまったら恋に落ちる可能性もある。まだ出会っていないだけ!」と自らのスキャンダルを予告した。一方、馬場園は「小出恵介」の名前を挙げて「本当に好きなんです」とラブコール。馬場園も「私も出会っていないだけ」と強がり、2人の自意識過剰ぶりが報道陣を沸かせた。さらに、ケインのような力強い男をアピールするため、井上が馬場園の"お姫様抱っこ"にチャレンジ。気合の雄たけびをあげて持ち上げるも、あえなく馬場園の下敷きとなり、「股関節をやってしまった。最近ロケで持った、丸太よりも重かった」と、その重さを木材に例えた。最後に、本作について語った井上は「映像がハンパない。どこまでがCGでリアルなのかわからないほど」と興奮。「ぜひ劇場で、未来の映像を目で耳で体感してほしいです」とPRした。一方の馬場園は「デートムービーとして素晴らしい。登場する豪華な衣装もかわいく、なんと言っても主人公ケインの肉体美がすごい」と見どころを解説。「女性ホルモンがあふれでてくるので、女子力が上がる映画です!」と、女性でも楽しめる映画であることを紹介した。『ジュピター』は、ウォシャウスキー姉弟監督が『マトリックス』以来初となる完全オリジナル・ストーリーを書き上げた作品。人類の危機を阻止するため、身分の違う2人が、宇宙最大の王朝を相手にした戦いを描く。(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年03月23日人気ミュージカル『モーツァルト!』で2002年の初演以来、4回にわたり、主役のヴォルフガング・モーツァルト役を務めてきた井上芳雄。5度目の今回が主役として最後の出演となる井上に、現在の心境を聞いた。ミュージカル『モーツァルト!』チケット情報「最後といっても別に引退するわけではないですから(笑)。稽古では冗談で『芳雄先生、ここはどうでしたか?』と聞かれるぐらい僕にとっては居心地のいい作品。でも僕はひとつの場所に留まっているのはあまり良しとしない。15年間の役者人生の中ですべてを教えてくれた役ですが、新しいところに行くためには、何かを手放すことも必要だと思っています」。天才音楽家、モーツァルトの一生を青年ヴォルフガングと、彼の才能をつかさどる分身アマデのふたりで表現する。ヴォルフガングの父親との確執や、作曲家としての苦悩を力強い楽曲で描いた力作だ。「初演では、僕は経験も少ないし、ヴォルフガングみたいに激しい人生でもない、分からないことだらけで、なかなか彼に共感できなかった。でも今は、天才ではないけれど、表現者の苦しみは分かりますし、何か運命に導かれてここまでやってこられたと思う。それに、人生が思い通りにいかなかったり、良かれと思ってやったことが裏目に出たり、現状と戦うことは多い。前よりも、今はずっと彼に共感できますね」。井上も35歳で亡くなったモーツァルトと同じ年を迎えた。「モーツァルトは神に愛された人で幸福だけど、同じ分だけの不幸もあったはず。その振れ幅が激しいだけで、結局は凡人である僕たちの人生と変わらないかもと思うんです」初演からモーツァルトの父、レオポルトを演じ、病気で療養していた市村正親が本作で復帰するのも注目だ。「以前よりお元気です。市村さんのすごいところは心のありようと若さ、そのエネルギーですね。『モーツァルト!』でオファーがきたとき、父親役ではなく、ヴォルフガング役と思っていらっしゃったぐらいですから(笑)。今回で辞めると言った僕には、またリターンしろと言って下さっています(笑)」今やミュージカルは井上にとって「運命の相手と結婚しているようなもの」だという。「別れ話も出ていないですし、結婚生活は順調です(笑)。でも、子供ができて、親も年を取り役割が大きくなった。法事を取り仕切る長男の感じですね(笑)」。その結婚相手との幸福な時間をじっくりと見届けたい。ミュージカル 『モーツァルト!』は1月15日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演中。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2015年01月07日“ミュージカル界のプリンス”と称され、その歌声に定評のある俳優・井上芳雄が『アナと雪の女王』の「Let It Go」など、ディズニーの名曲をカバーしたアルバム『井上芳雄・ミーツ・ディズニー ~プラウド・オブ・ユア・ボーイ~』を発売した。それを記念し、2月18日(水)に一夜限りのコンサート「YOSHIO INOUE sings Disney ~One Night Dream!」を開催する。本公演にかける思いを井上が語った。「YOSHIO INOUE sings Disney ~One Night Dream!」の公演情報本アルバムは、井上が自身の好きな曲を中心に選曲。普通のカバー曲集ではなく「ひとつの物語が感じられるような内容にしようと思い、作った」という。2部構成となるコンサートの第1部では、それをいかしストーリー仕立てで贈る。「最初はCDだけの話でしたが、その物語を舞台上で、生のお客さまの前でやれるのは、さらに面白いと思いました。CDにはブックレットが付いていて、曲と曲の間にちょっとした台詞が挟み込まれています。その台詞を自分で声に出して読んで、お客さまに届けたい」。第2部では、スペシャルゲストとして坂本真綾を招く。「デュエットはもちろんありますが、真綾さんの声でこの曲を聞きたいと僕からリクエストしているものもあるんです」。さらに「ディズニーは、舞台のミュージカルもたくさん作っているので、その魅力もお届けできればと思っています。『美女と野獣』にしても『アラジン』にしても、アニメには入っていないけれど舞台版にはあるナンバーも結構多い。あとは『アイーダ』のようにアニメにはないミュージカルも存在するので、いわゆる映画のディズニーファンの方も知らないかもしれない曲も聞いていただけるんじゃないかな」と意欲を燃やす。もともと新譜が出るたびに「日本版が出る前に、輸入盤を買っちゃいます。どんな音楽で、どんな作曲家で、どんな人が歌ってるんだろうとすごい気になります」というディズニーミュージカルのファン。その魅力を「独特の高揚感、幸福感みたいなものがありますよね」と分析する。「夢と魔法の世界を作って、それを守っていくには本当に努力が必要なんだと思います。ここまで徹底して作るからお客さまが入り込んで、こんなにも熱狂するんだということがすごくよくわかって勉強になりました」「ディズニーの力を借りて、タイトルどおり、一夜限りの夢ではありますが、できるだけ極上の夢を見られるような時間にしたいなと思っています」と井上。壮大なファンタジーの世界を、歌を中心に舞台でどう表現していくのか、期待が膨らむ。公演は2月18日(水)に東京国際フォーラム ホールAで上演。
2015年01月05日10月4日、金沢21世紀美術館 市民ギャラリーAにて「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」がスタート。初日の開場式には井上雄彦も登場し、自らの手でテープカットを行った。「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」は、7月から約2か月にわたり東京・森アーツセンターギャラリーで開催され、その斬新な内容が好評を博した展示会だ。19世紀末~20世紀初頭のスペインで活躍した建築家アントニ・ガウディと、現代日本を代表する漫画家である井上雄彦。時代も、国も、バックボーンも違うふたりを組み合わせる、いまだかつてないアイデアが大きな話題となった。金沢展は東京展に続いての2会場目。実物を含む資料約100件、井上による描きおろし作品約40点と、基本的な作品数は同じだが、ギャラリーの規模や環境に合わせ井上自身が若干のアレンジを加えている。展示レイアウトはもちろんのこと、作品と作品の間にある白壁に注訳やイラストを加筆。こちらは金沢展オリジナルの内容も含まれる。井上雄彦という稀代の漫画家を組み合わせることで、アントニ・ガウディの創作の原点にまで光を当てることに成功した本展。展示会の今後も感じる「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」は、11月5日(水)まで金沢21世紀美術館 市民ギャラリーAにて開催される。ぴあ中部版WEBでは、井上雄彦へのインタビューを含めた初日レポートが掲載中なので、こちらもチェックしてみよう。■「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」会期:開催中 ~ 11月5日(水)10:00~18:00会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA料金:前売券/大人-1,100円・中高生-800円・小学生-600円※入館は閉館の30分前まで。会期中無休。未就学児童無料。
2014年10月16日咽頭がん治療のため4月から演奏活動を休止していた指揮者の井上道義が、10月2日、活動復帰記者会見を東京芸術劇場で行った。「井上道義」の公演情報「今はまるで生まれ変わったような気持ち」と語る井上道義。闘病中は喉の痛みや咳、不眠などとても音楽を聴く心境ではなかったという。「本当に辛いときは音楽は全然助けにならない。それよりもどうしたら咳が止むか、眠れるのか必死だった」と過酷な闘病生活を打ち明けた。「この場に戻ってこられたのは、たくさんの人たちの温かい応援があったから」と、オーケストラやファン、友人から贈られた千羽鶴や寄せ書きを紹介。「どう生きていくか。改めて自分の使命について考えさせられた。これからはひとつひとつをもっと大切に考えたい」と真剣な面持ちで語った。治療の経過は順調で、7月の退院後はリハビリテーションに努めている井上道義。復帰後初の公演は、10月11日(土)に鎌倉芸術館でNHK交響楽団、ヴァイオリニストの前橋汀子と共演する。また、今後は「大きな生きがい」と語る新曲の創作活動に加え、演出家・野田秀樹と共に手がけるオペラ『フィガロの結婚』(2015年に10都市13公演を予定)の準備にも取り組むという。<井上道義 今後の公演スケジュール>■NHK交響楽団 井上道義×鎌倉芸術館「いざ、鎌倉への道」Vol.410月11日(土) 鎌倉芸術館 大ホール(神奈川県)■上田市交流文化芸術センター開館記念事業 NHK交響楽団上田公演10月12日(日) 上田市交流文化芸術センター 大ホール(長野県)■大阪フィルハーモニー交響楽団 第482回定期演奏会10月23日(木)・24日(金) フェスティバルホール(大阪府)■佐倉市民音楽ホール会館 30周年記念 東京交響楽団演奏会11月3日(月・祝) 佐倉市民音楽ホール■大阪フィルハーモニー交響楽団 マチネ・シンフォニーVol.1211月13日(木) ザ・シンフォニーホール(大阪府)■オーケストラ・アンサンブル金沢 ファンタスティック・クラシカルコンサート11月23日(日・祝) 石川県立音楽堂 コンサートホール(石川県)■新日本フィルハーモニー交響楽団 埼玉会館公演11月29日(土) 埼玉会館 大ホール(埼玉県)
2014年10月03日(画像はニュースリリースより)「リポビタンファイン」の新しいテレビCMに、「井上真央」さんが登場!大正製薬株式会社は、テレビや映画でも活躍している「井上真央」さんを「リポビタンファイン」の新しいテレビCMに採用した。新しいテレビCM「ブランコ篇」は、全国で7月15日からオンエアされる。「リポビタンファイン」は2005年発売以来、たくさんの消費者から好評な「糖類ゼロ」のドリンク剤だ。井上真央さんは新CMポイントの「私の元気のつくり方」をもとに、日々積極的に元気よく生きる女性を表現している。また大正製薬が「井上真央」さんを採用したことについて、年齢に関係なく人気があることと、井上真央さん自身のキャラクターが新CMキャラクターにピッタリだったことが理由だという。井上真央さんはメイキングの映像の中で、「撮影はとても楽しくて、気持ちよかったです」(大正製薬株式会社 TVCMメイキングの映像より)とうれしそうに語っていた。新CMの内容は?空中でふしぎなブランコに乗りながら現実世界と抽象世界を行き来する、ピンク系の愛らしいドレスを身につけた井上真央さんが登場する。そして自由な気持ちで楽しそうにブランコをこぐ井上真央さんの姿を通して、「リポビタンファインを飲めば、無邪気な自分自身をオープンにできる」というメッセージが込められており、新しいCMを見ている視聴者が製品に興味を抱き、さわやかな気分で元気になれるようなCM内容に仕上げられている。【参考】・大正製薬株式会社 ニュースリリース
2014年07月23日スペインの建築家アントニ・ガウディ(Antoni Gaudi)と、「スラムダンク」「バガボンド」漫画家・井上雄彦のコラボレーション展「特別展 ガウディ×井上雄彦―シンクロする創造の源泉―」が、六本木・森アーツセンターギャラリーにて開催される。会期は7月12日から9月7日まで。ガウディは19世紀から20世紀に掛けてバルセロナを中心に活動。1882年に着工以来、今も作り続けられているサグラダ・ファミリアをはじめ、グエル公園、カサ・ミラなど、数々の独創的な作品を遺してきた。本展では、スペイン・カルターニャ工科大学の監修のもと、素描、設計図、模型、家具等、ガウディの偉業を振り返る貴重な資料約110点が展示される。また、ガウディに範を求めてバルセロナに赴き、「日本スペイン交流400周年事業」の親善大使にも任命されている井上雄彦が、鋭い観察力と創造力で“人間・ガウディ”像を描き下ろし表現する。2011年には『PEPITA 井上雄彦MEETSガウディ』(日経BP社)が出版されている。同展は今後1年を掛けて、金沢21世紀美術館、長崎県美術館、兵庫県立美術館、仙台(会場は後日発表)を巡回予定。【イベント情報】特別展 ガウディ×井上雄彦ーシンクロする創造の源泉ー会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階会期:7月12日から9月7日まで
2014年01月17日舞台『組曲虐殺』の公開稽古が12月6日、東京・天王洲 銀河劇場で行われ、出演する井上芳雄、石原さとみらが会見を行った。『組曲虐殺』公演情報2010年に死去した井上ひさし最後の作品で、官憲の拷問によって29歳の若さで命を落としたプロレタリア文学の旗手、小林多喜二を題材にしたもの。2009年に初演され、その年の演劇賞を総なめにした。今回の3年ぶりの再演には、初演時と同様、演出に栗山民也、キャストも同じ顔ぶれが揃った。多喜二を演じる井上は、初演の時は初日4日前に台本が完成したことを明かし「台本がギリギリだと言い訳がきくけど、今回そうはいかない。厳しさを感じます」と気を引き締めながら、「井上先生は(再演を)喜んでらっしゃいますかね。きっと舞台が始まったら、(天国から)毎日劇場に来てくださるんじゃないかな」と亡き劇作家に思いを寄せた。一方、多喜二の恋人役の石原は「先生がいらっしゃらないな、と寂しい思いもありますが、先生が命を削って書かれた言葉を大切に丁寧に伝えていきたい」と気合を入れた。公演は12月7日(金)から東京・天王洲 銀河劇場にて。その後、福岡、愛知、大阪ほか全国を巡演。
2012年12月07日今年、公開された映画の中で「ベスト親子賞」を選ぶなら井上真央と松坂慶子が『綱引いちゃった!』で演じた娘と母は有力候補となること間違いなしである。井上さんにとってはNHKの連続テレビ小説「おひさま」後に出演した最初の作品。「おひさま」では愛情あふれる家族の絆が描き出されたが、本作でも母と娘の2人ながらも「おひさま」に負けず劣らず温かい親子の姿が映し出される。かつてはオリンピックの正式種目だったという歴史を持つスポーツ“綱引き”を題材にした本作。「いつかご一緒させていただきたいと思っていたけれど、初共演でまさか一緒に綱を引くことになるとは…(笑)」とふり返る松坂さんとの共演を始め、大分で行われた撮影、本気で挑んだ綱引きなどについて井上さんが語ってくれた。井上さんが演じた千晶は大分市の広報課職員。市長の命令で市のPRを目的に女性だけの綱引きチームを結成する。「最初は綱引きと聞いて、スポ根映画をイメージして、綱引きをガムシャラにやる汗と涙の結晶という感じだろうと思いましたし、映画になるのかな?という思いもありました」と井上さんはふり返る。千晶という役柄については「私と結構、近かったかもしれない。だからこそ難しかったのかな?」とも。だが「役づくりは、綱引き!」と語る通り、役の内面については事前に作り込むことはせず、現場で方向性を決めていったという。「千晶を明るく演じるのか?それともしっかり者のキャリアウーマンとして演じるのか?すごく難しかったですが、ずっと大分にいて大分弁を話す中で段々と『こんな感じかな』という形が出来上がっていきました。何より、綱引きを一生懸命やって技術がアップしてチームも一つになっていく過程が、お芝居にリンクしていけばいいなと思っていましたので。だから現場では、いかに姿勢を保つかとか、どうやって綱を引っ張るかといった話し合いをみんなでしていましたね」。ちなみに綱引きのシーンに関しては「全てガチです!」。劇中のチーム「綱娘」さながら毎日トレーニングを積んで撮影に臨んだ。「最初にみんなで大会を見に行ったら、想像以上にパワフルで地面に着くんじゃないかってくらい低い姿勢なんですよ。松坂さんも最初、綱引き部分にはスタントがいると思っていらしたみたいです(笑)。『あの姿勢を?』と思いつつやってみたら、1人や2人で引くのと8人で引くのとでは全く違って、体力だけでなく全員で息を合わせる大変さがありました。やっていくうちに1日でも綱を引かないと落ち着かなくて(笑)、感覚を忘れないよう『早く引きたい!』って気持ちでした」。「相当、インパクトのある作品じゃないと『おひさま』の陽子役は抜けきらないと思った」という井上さんは、『舞妓 Haaaan!!!』や『なくもんか』といったコメディ映画を世に送り出してきた水田伸生監督の下で新たなスタートを切った。千晶はどちらかと言えば、周囲のボケにビシバシとツッコミを入れる役柄だが、水田監督が求める独特の笑いを存分に楽しんだようだ。「水田監督は結構、その場で思いついたことを提案して、たまたま見た人がクスっと笑ってしまうような小さな笑いを散りばめるので、笑いを堪えるのが大変でした。お芝居をしている本番の最中に監督の笑い声が響いて、音声さんが『シーっ!』って怒っているような現場でした(笑)。逆に感動的なシーンでフッと監督を見たら、号泣されているんです(笑)。監督が一番のお客さんでしたね」。しっかり者としてツッコミを入れるだけでなく今後、コメディエンヌとしてボケ倒す井上さんを見てみたい気もするが…。「どうでしょう…(笑)?笑いのツボはみんなそれぞれ違うので、難しくもありますがコメディは楽しいですね。面白いと思ってやっていても『あれ?』となることもあるから、脚本を読んで面白ければ面白いほどプレッシャーもあります。テンポがちょっと違うだけで面白くなくなったり、セリフ一つ削るだけで面白くなったり、本当に難しい。でも現場で笑いが起きるのはやっぱり楽しいです。私もどちらかというと思い切り笑わせるというよりも、地味に小さく笑えるようなものが好きなので、そういう作品もやれたらいいですね」。そして、ギャグシーンではないのに観ているだけで思わずクスっと笑ってしまうのが井上さんと松坂さんの母娘のやりとりだ。年の功でチーム「綱娘」をまとめる精神的な支柱であり、家ではまるで友達のように娘・千晶と何でも言い合える母・容子。井上さんは「小さい頃から映画館で観てきた作品に出ていた大好きな女優さん」という松坂さんとの共演をこうふり返る。「チームメイトであり親子でもあるという2人の距離が、緊張や遠慮もなく自然にできたと思います。松坂さんは誰に対しても壁を作られることが全くないので、一緒にいたら甘えたくなっちゃうような本当に優しいお母さん。家での2人のシーンのときは『こないだウチの娘がね』と娘さんやお母さまの話をしてくださったり。『おひさま』を見てくださっていたのでその話をしたりもしました」。特に家で松坂さんとマッサージをし合うシーンは、井上さんにとってもお気に入りになったようだ。「日常の親子の雰囲気が好きですね。台本には『マッサージをし合う』とは書いてなかったんですが、松坂さんが私の上に乗ってきたので、その場で思わず『重い~!』とアドリブで言ってしまいました。後で考えると、とても失礼なセリフなんですが、私自身が実際に母とそういうやり取りをしたことがあったので。完成した映画を観たら、ウチの母とのやり取りに近くて、自然にできた良いシーンになっていました」。多くの俳優が、朝ドラや大河ドラマへの出演をきっかけに成長や変化を感じると口にしている。井上さんは慎重に言葉を選びながら「確かに10か月も同じ役をやるというのは大きなことです」とうなずく。自らの変化を知覚するのはこれからかもしれないが、ハッキリと感じるのは周囲の反応の変化だ。「いままでは若い人に声を掛けられることが多かったのですが、最近は、おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんの世代の方にも『見ていました』と言っていただけて嬉しいです。大分でも『陽子ちゃん、陽子ちゃん』と声を掛けていただきました(笑)」。そして、最後にこうつぶやいた。「何より震災があった年にあの作品に出られたというのが一番大きなことかもしれません」。年が明けて少し経てば26歳になる。20代の後半戦、女優・井上真央はどのような道を歩んでいくのか?楽しみに待ちたい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開(C) 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月20日井上真央が主演で贈る、綱引きの女性チームの奮闘劇を描いた『綱引いちゃった!』の女性限定試写会が、11月7日(水)に都内で行われ、井上さんを始め、玉山鉄二、渡辺直美のキャスト陣と水田伸生監督が登壇した。『舞妓 Haaaan!!!』など宮藤官九郎とタッグを組み、笑いあり涙ありの心温まるコメディを手がけてきた水田監督の最新作となる本作。大分市役所広報課の千晶は、市長の命令で町おこしのために、かつては大分出身のチームが世界一に輝いたこともある女性だけの綱引きチームを結成。母・容子を始め閉鎖が予定されている給食センターのメンバーたちと大会に参加になるのだが…。この日は、女性限定試写会ということで登壇した井上さんは「見事に女性ばかりですね!この映画の撮影現場も雰囲気はずっと“女子会”みたいで、毎日楽しかったです」と挨拶。しかし、玉山さんは「非常に緊張しています」と女子たちの独特の雰囲気に圧倒された様子だったものの、渡辺さんが大女優風のコメントを連発すると「ムカつきますね(笑)」とツッコミを入れ会場の笑いを誘っていた。この日は、“女子会”をテーマにしているとあって、一般女性からのお悩みに対する相談会を開催。井上さんらゲストが事前に応募を募っていたお悩みに答えた。しかし、1問目の「朝が弱いんですがどうしたらいいですか?」という高校生からのお悩みに、「私も朝は弱いんです」と共感を寄せる井上さんだったが、「まだ17歳の高校生ですからね。社会に出れば、何が何でも起きないといけないこともあると思うので大丈夫ですよ」とザックリとした返答。これに渡辺さんから「適当だなぁ(笑)」とすかさずツッコミが入る一幕も。続いての質問では、「どんな年齢でも、どんな体型でも、自信を持って生きていくにはどうすれば?」と渡辺さんへのピンポイント質問が。「絶対、直美ちゃんをバカにしてますよね(笑)」と玉山さんが今度はフォローしたかと思いきや、「でも、(渡辺さんと)マンションが一緒なんですけど、この前エレベーターで偶然会ったときは、絶対お風呂に入ってないだろ…という感じの見た目でビックリしました」と裏切りの暴露!渡辺さんも「あのときはホントに酷いカッコをしていました…」と反省していた。最後の質問では、「どうしたら、真央ちゃんみたいに女子力がアップするの?」と今度は井上さんへのピンポイント質問が読み上げられたが、「いや~、特にないです」と照れつつも、「でも、毎日お風呂には入ってます(笑)」と渡辺さんをイジり、イタズラっぽい笑顔を浮かべていた。その後も、渡辺さんがおなじみのビヨンセのモノマネを披露するなど、最後まで大きな盛り上がりを見せたこの日の“女子会”。井上さんも「こんな時代だからこそ、女子の力を!」と語りかけ、客席の女子たちから大歓声を浴びていた。『綱引いちゃった!』は11月23日(土・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開© 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月07日劇作家・井上ひさしの最後の作品『組曲虐殺』が今冬再演される。2009年に栗山民也演出で初演されたこの作品は、音楽を全編、小曽根真の書き下ろし楽曲でつづる“音楽評伝劇”だ。今回、初演と同じスタッフ・キャストで、井上作品を連続上演してきた“井上ひさし生誕77フェスティバル2012”の掉尾を飾る。主演の井上芳雄に本作への思いを訊いた。プロレタリア作家の小林多喜二が、29歳の若さで特高警察に虐殺されるまでの2年9か月を描いた本作。多喜二を演じる井上は、「自分にとって『組曲虐殺』は、井上ひさし先生の思い出と共に、忘れられない宝物。絶対に再演したいと願っていました。初演メンバーが揃ったのも、作品の力に拠るところが大きいのでは」と話す。壮絶な最期で知られる多喜二だけに「演じる前は漠然と、激しさや痛みのようなものをイメージしていた」という井上。「でも井上先生の台本には、朗らかで、芸術に造詣が深く、人々に愛される人物が描かれていて、新鮮でした」。劇中では、恋人の瀧子や姉チマ、 多喜二の活動を支援するふじ子はもちろん、多喜二をマークしている特高刑事ですら、気がつけば彼に温かい眼差しを向けてしまう。「実際、魅力的な人だったんでしょうね。周囲からたくさんの愛情を受けていたからこそ、自分もそれを、虐げられた人々に返すことができたんじゃないでしょうか。社会のシステムを憎んでも、人間そのものは決して憎まない人だった気がします」。『組曲虐殺』は、井上にとって、表現面でもひとつの転機となった作品だ。「栗山さんからは『生死の瀬戸際に身を置くプロレアタリア作家の覚悟に迫れ!』と叱咤激励され続けて。演じる上で感情をどこまでどう出すのか、新しい挑戦でした。小曽根さんには『これまでと違う歌い方を試してみようよ』と、即興的な歌唱を教えていただきましたね。その後、別の作品を演じても、『今の、多喜二だったよね』と言われてしまうほど(笑)。俳優として大きな体験でした」。今は、井上ひさしの遺した言葉を伝えることが、自身の使命だと感じているという。「先生が書いてくださった言葉は、自分のちょっとした工夫など歯が立たないほど、すごい力をもっている。再演でも、まっすぐに体ごと、ぶつかろうと思っています。『後に続く者を信じて走れ』という多喜二の歌詞があるのですが、僕も、若い世代を含め多くの人に、彼の思いや生き様を伝えるつもりで演じたいです」。公演は12月7日(金)から30日(日)まで東京・天王洲銀河劇場にて上演。チケットは9月29日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは9月13日(木)11時までインターネット先行抽選・プレリザーブを受付中。東京公演の後、来年1月に各地を巡演。取材・文:高橋彩子
2012年09月12日2010年に永眠した劇作家、井上ひさし。存命ならば77歳の誕生日を祝うはずだった今年、『井上ひさし生誕77フェスティバル2012』と銘打ち、1月から12月まで8本の作品を上演している。このフェスティバルの特別企画として、8月16日(木)より東京・紀伊國屋画廊にて『井上ひさし「せりふ」展』(入場無料)が開催される。井上ひさし関連のチケット情報井上ひさしが綴りつづけた70作にもおよぶ戯曲。今回展示されるのは、戯曲の中から切り取られた77個の“せりふ”。額装された“せりふ”を目で見るだけではなく、スピーカーから聴こえる“せりふ”を「音」として耳で楽しむこともできるそうだ。『井上ひさし「せりふ」展』は8月16日(木)から28日(火)まで紀伊國屋画廊にて開催。なお、『井上ひさし生誕77フェスティバル2012』の今後のラインナップは、8月まで上演中の『しみじみ日本・乃木大将 』、8月末から9月に『芭蕉通夜舟』、11月から12月に『日の浦姫物語』が上演される。チケットは一部を除き発売中。
2012年07月25日井上ひさし作、蜷川幸雄演出による舞台『しみじみ日本・乃木大将』の開幕が、7月12日(木)に迫った。『井上ひさし生誕77フェスティバル2012』と銘打って今年8本上演される井上戯曲のうち、本作はその第5弾にあたる。稽古の様子を取材した。「うるさいチームだよ、まったく」と笑い混じりに蜷川がこぼすのは、キャスト陣のことだ。風間杜夫、根岸季衣、六平直政、山崎一、大石継太、朝海ひかる、香寿たつき、吉田鋼太郎。いずれも舞台が原点といっていい生粋の演劇人が揃う。特に目立ったのは、六平。演技を始める直前までギャグを飛ばし、出演者同士で段取りを確認した後には「みんな、わかったよな?」と仕切ってみせる。さらに、それに応える面々の切り返しもまた笑いを生み、稽古場の一体感が高まっていく。芝居が始まり、各人が役に扮しても、この空気は変わらない。むしろ、歌がふんだんに使われている分だけ、にぎやかさは増している。時は明治天皇大葬の日、殉死することを決意した陸軍大将・乃木希典の物語。設定だけ聞けば、重くシリアスな作風を想像しそうだが、実際には、驚くほどばかばかしい。“何を描くか”と“いかに描くか”。テーマとテイストの間に飛躍があるからこそ、ドラマがいっそう輝きを放つ。まさに井上作品の真骨頂がそこにはあった。日露戦争の英雄と称えられる一方で、愚将の烙印を押されることも少なくない乃木。彼は明治天皇にどんな思いを抱いて命を絶ったのか。周辺の人物によるコメントを通して主人公の人物像を浮き彫りにする物語は少なくないが、本作が珍しいのは、5頭の馬がその役割を務めるところ。しかもそれぞれ、前足と後足が別の意志を持つ。知的に考える前足たちと、生理にまかせて行動する後足たちと。10の人格ならぬ“馬格”による乃木の立場をめぐっての議論が、天皇制に対する賛否両論と重なって興味深い。また、「もしも○○が乃木大将の立場だったら、こんな態度に出るかも」と馬たちが何パターンも演じ分ける場面は、バラエティ番組さながらのおかしさだった。1979年に芸能座が初演した作品で、今回は、1991年のこまつ座公演以来21年ぶりの上演となる。蜷川は「俳優が演技を競い合うような戯曲。ト書きに細かく書かれているので、演出家はほとんどすることがない」と言いながら、「軽演劇風にみせたい」と明快に方向を示す。7月12日(木)から29日(日)まで彩の国さいたま芸術劇場 大ホールで上演。その後、大阪、新潟で公演を行う。
2012年07月06日井上公造が松田聖子の3度の結婚を徹底分析!17日、読売TV「クギズケ!」に出演した芸能レポーター、井上公造が再々婚をした松田聖子の隠された驚きの結婚の法則をレポートした。井上は以前、松田聖子に関しての著書を出版したことがあるほど聖子ちゃん通の一人。結婚発表のタイミング結婚相手の河奈裕正氏は今年3月に准教授になったばかりで一つの発表タイミングになった。河奈氏は井上独自の取材によると、一昨年離婚をしているという。昨年の年賀状から、これまでの家族写真では無くなったという。大変腕の良い歯科医でTVの嘱託医としても勤めている。結婚発表は必ずコンサート前井上は「聖子ちゃんはマスコミが沢山集まるのが大好き」と話し、「結婚発表をコンサート前にするのは聖子ちゃん一流の計算がある。」とも...。聖子と郷ひろみの結婚、離婚は順番に郷ひろみとの別れの会見の時の名言「生まれ変わったら一緒になろう」も、名古屋で会見を見ていた当の本人の郷は、思わず「そんなことは一度も言っていない」と思ったという。二人の別れから、互いに結婚、離婚を繰り返すが、必ず順番に起きているという。その都度、ファンは聖子と郷が赤い糸で結ばれていると信じたがっている。そして50代に突入している二人は今も輝き続けている。井上は「聖子ちゃんは多くのスキャンダルがあっても一つも曇らない」とコメントを締めくくった。元の記事を読む
2012年06月18日劇作家・井上ひさしの没後3年目。生きていれば喜寿を迎えるはずであった今年、こまつ座は『井上ひさし生誕77フェスティバル2012』と題し8作品の公演を行なっている。8月に上演される『芭蕉通夜舟』は松尾芭蕉の一生を描いたひとり芝居。およそ30年前に一度上演されたきり、幻となっていたこの戯曲で井上作品初出演となる坂東三津五郎に話を聞いた。こまつ座『芭蕉通夜舟』公演情報「もともと井上作品は好きでよく拝見していました。井上先生が亡くなった直後に新国立劇場で上演されていた『夢の泪』を観に行った時、アンケート用紙に思わず書いたんです。“これまで先生の作品を楽しませていただきました。できればぜひ一度ご生前に先生の作品に出演したかったです”と。だから今回はまさに念願の出演です」『芭蕉通夜舟』は、もともと小沢昭一にあて書きした作品。「脚本を読んでいると、小沢さん独特のペーソスや味わいが織り込まれている。そこを僕が演じることでどうなるか、演出の鵜山仁さんが、僕から何をどう引き出してくれるのかが楽しみですね。それよりもまずはセリフを覚えなくちゃ。何しろ僕ひとりなわけだから(笑)」。芭蕉という人物に対しては特別な思いを持っているという三津五郎。「歌舞伎役者は、必ず俳名を持っています。2001年に三津五郎を襲名したとき、僕はどうせ俳名をつけるならば形だけでなく、実際に俳句を始めようと決めていたんです。そうしたら、襲名披露前日に新聞で対談をしたお相手が偶然にも俳人の黛まどかさんだった。その縁で黛さんと定期的に句会を開くようになりました。だから芭蕉もたいへん身近な存在だし、この役をいただいたことは運命だと思っています」。翻訳物を演じたり、小劇場の作品に出てみたりと、三津五郎は時折、観客を驚かせるような役を演じることがある。「初舞台から歌舞伎は50年。本業に使う細胞はかなり磨かれているはずですが、その反面、一役者として、ほとんど使われていない細胞もあるはずなんです。それを刺激するような作品に巡り合いたい。“え、これを僕が?”と自分でも驚くような役のほうが、収穫は大きいと思います」。ひとり芝居への初チャレンジとなる『芭蕉通夜舟』も、彼の新たなドアを開ける舞台となりそうな予感に満ちている。「平易な言葉で深い世界を語る井上作品の魅力は、そのまま俳句の魅力にもつながる気がする」と早くもこの作品の芯をとらえつつある三津五郎は、いったいどんな芭蕉を我々に見せてくれるのだろう。東京公演は、8月17日(金)から9月2日(日)まで紀伊國屋サザンシアターにて。6月9日(土)の一般発売開始に先がけ、チケットぴあでは、5月29日(火)11時まで最速抽選「いち早プレリザーブ」にて先行予約を受付中。なお9月15日(土)にサンケイホールブリーザで行われる大阪公演のチケットは、6月17日(日)に一般発売開始。取材・文:釣木文恵
2012年05月21日井上芳雄が主演するミュージカル『ルドルフ ザ・ラスト・キス』の製作発表が3月29日、都内にて行われた。登壇者は井上のほか、共演の和音美桜、一路真輝、村井国夫、演出のデヴィッド・ルヴォー。『ルドルフ ザ・ラスト・キス』チケット情報はこちら物語は1889年に起きたオーストリア・ハプスブルク家の皇太子ルドルフと男爵令嬢マリー・ヴェッツェラの心中事件、通称“マイヤーリンク事件”に材を取り、父である皇帝と政治的に対立していくルドルフの信念や、マリーとの許されざる恋を描くもの。日本では2008年に井上芳雄主演、宮本亜門演出で初演されたが、今回は主演の井上はそのままに、演出に英国出身のデヴィッド・ルヴォーを迎え、彼が2009年にウィーンにて上演した版をベースに装い新たに再登場する。世界を活躍の場にしながら日本でも数々の舞台を作っているルヴォーは「3年半ぶりに日本で演出することができて嬉しい」と話し、「私はもともと演劇畑の人間なので、ミュージカルをやるにあたっても人物の成長、劇的な構造というのを強調したい。キャストはみんな本当にぴったり。特にルドルフは井上さんでなければ今回の舞台は残念な結果になっていたと思う(笑)」とみどころと期待を語る。井上は20歳の時のデビュー作『エリザベート』でも皇太子ルドルフを演じており、「自分のデビューだった役がタイトルロールになる作品があって、それを自分が演じさせていただける。なんてすごいことだろうと初演の時にも思ったのですが、さらに再演が出来るとは。自分はルドルフの生まれ変わりなんじゃないかというくらい(笑)、縁があるなと思います」と感慨もひとしお。さらに「実際に僕もルヴォー版をウィーンで観てすごく面白くて、いつかルヴォーさんの演出を受けたいと思っていたのが実現した。世界中のミュージカル俳優に自慢したい!」と喜びを口にする。また相手役となるマリーに扮する和音美桜とはミュージカル『三銃士』でも恋人役を演じており、「声の相性もいいし、和音さんがこちらを感じてそれに沿ってくれる“吸い付く感じ”がする」と相性のよさを語る。その和音も「井上さんはとても芯のある声で、いつも引っ張ってくださる。新しい挑戦が多い役ですがプレッシャーに負けないように頑張りたい」と意気込みを話した。また父皇帝であるフランツ役の村井国夫は「ルヴォーの演出を受けるのは23年ぶり。23年間声がかからなかったってことは、たいした役者じゃないと思われていたのかな(笑)」と会場を笑わせ、「でもデヴィッドの素晴らしさを良く知っているのでどうしてもやりたいと志願しました」と自ら出演志願したことを明かした。さらにマリーの友人・ラリッシュ伯爵夫人役の一路真輝は「帝国劇場に7年ぶりに出演させていただくのが、私の大事な『エリザベート』(一路が主演したミュージカル。役柄的にはルドルフの母親にあたる)に縁のあるウィーンを舞台にした作品で嬉しい。楽しみに演じさせていただきます」と語っていた。公演は7月5日(木)から29日(日)まで、東京・帝国劇場にて。チケットは4月21日(土)に一般発売開始。
2012年03月29日