戦後日本を代表する劇作家・小説家の井上ひさしが、『蟹工船』の作者・小林多喜二を描いた『組曲虐殺』。2010年にこの世を去った井上ひさしの最後の戯曲であり、存命中だった2009年の初演時に数々の演劇賞に輝いた本作が、2012年の再演を経て3度目の上演を迎えている。井上ひさしをよく知る栗山民也の演出と、初演時に役者として大きく脱皮した井上芳雄の主演、さらに著名なジャズピアニスト小曽根真の音楽担当は変わらず。そこへ上白石萌音や土屋佑壱が初参加、新たな装いで井上ひさしの“遺伝子”を伝える。9月上旬に訪れた稽古場の様子から、本作の魅力をお届けしよう。【チケット情報はこちら】物語は昭和初期、29歳で生涯を終えた多喜二の、最後の2年9か月を描く。子供の頃から貧しい人々を見てきた多喜二(井上)は、言葉の力で社会を変えようと、プロレタリア文学を書くようになる。『蟹工船』が検閲を受けるなど特高警察に目をつけられ、治安維持法違反の名目で逮捕・監視されるようになる多喜二。それでも以前と変わらぬ穏やかさをもって活動を続ける多喜二を心配し、姉のチマ(高畑)や恋人の瀧子(上白石)は、しばしば彼のもとを訪れる。多喜二の同志・ふじ子(神野)に瀧子がやきもきし、刑事の古橋(山本)と山本(土屋)も多喜二の人柄に魅せられていくなか、ついに“その日”がやってきて……。稽古場に入ると、そこには無造作な髪にカーキ色のシャツ、サンダルばきの井上の姿が。その表情と佇まいは見慣れたミュージカルスターではなく、多喜二に魅入られ没頭する、いち役者のそれだ。この日はまだ“本読み”だったが、その段階から小曽根がピアノで生演奏をつけていくのが本作のスタイル。“本読み”が始まると、小曽根は劇伴だけでなく、演者の声の強弱や音楽とのタイミングにも指摘を入れていく。栗山の演出も受け、井上はすぐに別の歌い方をやってみせる。隣で聞いていた上白石が、必死に井上に食らいついていく。井上の成熟と上白石のポテンシャル。すかさず高畑と神野らが陰影豊かな表情とセリフ回しで呼応すれば、小曽根のピアノもますます色を帯びてゆく。それはまさに、クリエイトの現場だけがもつ熱気だった。井上ひさしの作品らしく、軽妙な笑いと心が温まるシーンは本作でも健在。だが物語を貫いているのは、紛れもなく、不条理な力に対する抵抗だ。経済格差が進むなか、2008年に何度めかの『蟹工船』ブームがあったことは知られているが、井上芳雄は今回特に「今の時代のことを書いているのかと思えるくらい、内容がリンクしていて怖い」と感じたという。“本読み”の合間の会話では、栗山から「ワーキングプア率が上がるばかりの日本。この物語と今は変わらないんだよ」という言葉も聞かれた。そんな時代だからこそ「人間の大きさや、娯楽小説も読んだりするところが好き」と演じる井上が言う温かな多喜二の姿が、じわりと心にしみる。2019年の今、改めて味わいたい舞台だ。取材・文:佐藤さくら
2019年10月09日井上ひさしの没後10年を記念した「井上ひさしメモリアル10」シリーズの掉尾を飾る『組曲虐殺』が、本日10月6日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕する。亡くなる前年の2009年に初演された、“井上ひさし最後の戯曲”。数々の演劇賞に輝いた初演と再演(2012年)に続き、井上芳雄が「演じることに使命を感じる」と語る小林多喜二役に7年ぶりに挑む。貧しい人々が苦しむ姿を見て育ち、言葉の力で社会を変えようと発起、プロレタリア文学の旗手となった小林多喜二。特高警察に目をつけられた彼は、言論統制の激化に伴い次第に追い詰められていくが、その信念は決して揺るがない。潜伏先を変えながら執筆を続ける多喜二と、彼を心配しながらも明るく力強く生きる姉のチマ(高畑淳子)、恋人の瀧子(上白石萌音)、同志のふじ子(神野三鈴)。多喜二の人柄に共感しながらも、職務を全うしようと手を尽くす刑事の古橋(山本龍二)と山本(土屋佑壱)。そしてついに、その日は訪れる……。一人の内気な青年が、なぜ29歳4か月で死に至らなければならなかったのか。栗山民也演出のもと、実力派のキャスト陣と小曽根真の音楽が、重いテーマを明るく描き出す。もしかしたら初演や再演時以上にこの作品が求められているのかもしれない2019年、小林多喜二と井上ひさしの言葉と思いは、きっと観客の胸に深く響くことだろう。文:町田麻子
2019年10月06日井上ひさし没後10年のメモリアルイヤーである今年、最後の書き下ろし戯曲となった『組曲虐殺』が7年ぶりに再々演される。主人公の小林多喜二を三度演じるのは井上芳雄。10年前の初演以来ずっと心にあったと語るほど思い入れのある作品に、今どう向き合い、何を伝えてくれるのだろうか。『組曲虐殺』について、「自分が演劇をやらせてもらう意味があるかもしれないと思わせてくれた特別な作品」と井上は言う。演じたのは、プロレタリア文学の旗手として、貧しい人々が苦しむ世の中を変えたいと活動した小林多喜二。言論統制が激化して命を脅かされるような状況下にありながら信念を貫いた青年である。「初演は、こんなに大きな人物を演じるに値しないと思いながらも、みなさんの力に支えられてただただ一生懸命やらせてもらいました。そして、井上ひさし先生や多喜二に恥ずかしくない人間でいたいと思うようになったんです。だから、理想論かもしれないですけど、世の中が少しでも良くなるような生き方ができたらと思いますし。そういう使命感を基本に持ちながら、作品や役を表現できたらと思っているんですね」。再々演への思いは強い。自身にとっても大切な作品であるうえに、格差や排他感情、全体主義的な動きが激しくなるばかりの今、世界が多喜二の時代に逆戻りしている気がしてならないからだ。「井上先生はきっと今を見越しておられたんだと思いますが、やっぱりもう一度あの時代に戻るわけにはいかないですから。観て何を感じていただくかは自由ですし、演劇にできることは本当に小さいかもしれないんですけど、こういう時代があったんだという事実はちゃんとお伝えしたいなと思っています」。しかも、その事実の伝え方に、楽しい工夫がされているのが井上ひさし作品である。「井上先生が描いている多喜二は周りの人に愛されていて、多喜二も含め、みんな本当に明るく生きているんです。だから、悲劇的な面だけではなく、その力強さも表現するのが務めだろうなと思っています」。そしてその表現には音楽も使われる。「なかでも『信じて走れ』には、希望をつないでいこうという井上先生のメッセージを感じて、歌うたびにすばらしい曲だなと思うんです」。今回の上演では、初演から続投する神野三鈴、山本龍二、高畑淳子に加え、上白石萌音、土屋佑壱の新メンバーも加わる。こうしてまた作品がつながっていくことも喜びのひとつ。「みんなで“今”の『組曲虐殺』を作って、初演を超えたいと思います」。(取材・文:大内弓子)組曲虐殺は10/6(日)~10/27(日)まで天王洲 銀河劇場にて上演後、福岡、大阪、松本、富山、愛知を巡演。
2019年09月06日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介の全国ツアー、NON STYLE LIVE 2019「Re:争論~リソウロン~」がきょう21日に開幕。北海道公演を皮切りに全国8カ所を巡り、笑顔を届ける。開催に先立ち2人にインタビュー。今回のライブへの意気込みや、相方への思いなどを聞いた。――まず、今回のツアーはどんな内容を予定しているのか教えてください。石田:今までは漫才だけにこだわってずっとやってきたんですけど、今回はあえて、僕たちも若手の頃にやっていた単独みたいに、漫才やってコントあってトークあるみたいな。今回も漫才が多いですが、コントを長いことやっていなかったのでもう1回やることにしました。井上:僕はいつも決まってから教えられるので、内容に関して一切ノータッチです。ネタを送ってもらって、稽古を頑張るという感じです。――ネタを作られるのは石田さんですが、ネタ合わせのときに意見がぶつかることは?石田:もうないですね。井上の気分が乗ってないと意味がないので、やりにくそうだったら変えますし。井上:僕は何も関与していないので、文句言う権利もないです。――石田さんは脚本家としても活躍されていますが、脚本を書き出したきっかけは?石田:僕は、ザ・プラン9の久馬さんに憧れてこの世界に入ったんですけど、その方がずっとそういうことをやっているので、憧れている人の真似をしているだけです。最初はできないと思っていましたけど、継続は力なりと信じているので、なんでも続ければある程度まではいけるだろうと思って。――井上さんは、脚本家としての石田さんをどう見ていますか?井上:素晴らしいと思いますよ。僕にはできませんし。それこそ(ピースの)又吉(直樹)みたいになってくれれば。何かで評価されるのを願っています。そのほうがコンビとしてもやりやすくなると思いますし。石田:僕が又吉になったら井上さんにニューヨーク行ってもらわないと(笑)井上:そうですね。そのときはニューヨーク行きます(笑)――井上さんは、日めくりカレンダー『まいにち、ポジティヴ!』が大ヒットし、今年4月に書籍『SNSをポジティヴに楽しむための30の習慣』も発売。ポジティブキャラで大活躍ですが、昔からポジティブだったのでしょうか?井上:もともと自分の中にはある感情なので、生まれたときからそうなんだと思います。ポジティブだからって落ち込まないわけではなく、落ち込むけど次の日に持ち越さないということ。嫌なことがあったら落ち込みます。――石田さんは井上さんのポジティブぶりを見てどう感じていますか?石田:井上が生きていくためのディフェンス方法なんやろうなと思います(笑)――改めてお互いの魅力をどう感じているか教えてください。井上:真面目なところ。たくさんいる芸人さんの中でベスト10に入るくらい真面目だと思います。ずっとネタも書いてますし、子育ても仕事も。真面目なところがいいところであり、真面目なところがつまらなくもあり、でも今の時代では一番いいんじゃないかなと思います。石田:定期的に型落ちしていくというか、イケメン度がちゃんと落ちていくところが才能ですよね。しっかり老化に負けていく感じが、僕からするとうれしいです。ペンが走る。僕のペンが進むのは井上だから。ネタが尽きないですね。俺のために劣化してくれいるのかなと思ったりもするので(笑)井上:神様が与えた老化には勝てないです(笑)――井上さんが接触事故で謹慎した時期がありましたが、あのときにコンビの絆をとても感じましたし、笑いで返していくんだという強い思いも感じました。あの時期を乗り越えて成長できた部分など、振り返ってみていかがでしょうか。石田:また同級生に近づいた感じがして、いろんなもんが楽になった気はしました。お互い背伸びをしていたんじゃないですか。頑張りすぎていた部分もあったのが、いい距離感に戻れた気はします。井上:人も仕事も、残るものもあったし、残らないものもあったし、いい意味で現実を知ることができた。休んだことで離れていった先輩後輩もいたし、密につながった先輩後輩もいたし、そういうのがいい意味でジャッジできました。今の会社の騒動を含めてですけど、俺が例えば闇騒動で休んだら、事故で謹慎したときに残ってくれた人は残ってくれるんだろうなと。相方だけでなく、この世界を辞めてもつながっていける人間が見えたかなという感覚です。――お二人の今後の目標は?石田:井上にはいつも煙たがられるんですけど、月1でお見合い写真を送りつけているので早く成就してほしいですね。――石田さんがSNSでアップされるお子さんの写真に癒やされますが、井上さんにも家族の幸せを感じてほしいという思いが?石田:幸せ振りまいてすいません! まあ、差を見せつけているだけなんですけど(笑)――井上さんも、今年の目標として結婚を掲げられていましたよね?井上:そうなんですよ。今年は誰かとうまいことまとまって結婚できればと思っています。頑張っているところです。――最後に全国ツアーを楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。井上:日本全国なるべくたくさんの方を笑顔に、幸せにできるように頑張ります!石田:全力の内輪ゲンカを見に来てください!
2019年07月21日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が21日、自身のツイッターを更新し、心境を吐露した。反社会的勢力との闇営業問題で19日に吉本興業から契約解除された雨上がり決死隊の宮迫博之と、謹慎中のロンドンブーツ1号2号の田村亮が、20日に都内で会見。一連の闇営業騒動を謝罪する一方で、吉本興業の岡本昭彦社長から「全員連帯責任でクビにするからな。それでもええんやったら記者会見やれ。俺にはお前ら全員クビにする力がある」など圧力があったことを告発した。井上はツイッターで「色々ありました。色んな気持ちで、胸がいっぱいですし、こんがらがってもいます。ただ、目の前の方を笑顔にさせたい。たくさんの人に笑ってもらいたい。純粋に、ただそれだけなんです」と心境を吐露。この日、NON STYLEの全国ツアーが幕を開けるが、「色んな人の色んな気持ちを背負いながら、北海道釧路で単独ライブツアー頑張って来ます」とつづった。
2019年07月21日お笑いコンビNON STYLEの井上裕介(38)が2月6日、自身のTwitterを更新。「イジり」と「イジメ」の境界線について持論を語った。井上は、Twitterで「イジりとイジメは紙一重」と前置きし、「僕も、誰かをイジることはある」と明かし、「その数十倍、イジられることがある」と伝えた。続いて、「笑いのためにイジることは必要だと思うし、笑いのためのイジメはあってはならない」と主張。また、「難しい線引き」としながらも「要は、イジる側もイジられる側も、お互いを尊敬しあえるかが大切。信頼関係こそ笑いの原点だと思う」と綴った。次のツイートでは、 「さぁ、フォロワーみなさん!!これからも、ドンドン僕のことをイジって下さいねぇ」と呼びかけた。これに対しファンは「かっこいい!」「 いじられキャラっていうのも必須やしそれの度が超えるとあかんなムッチャええこと言うやん」と称賛の声が寄せられ反響を呼んでいる。
2019年02月07日お笑いコンビのNON STYLE井上裕介(37)が1月23日にスマホゲームアプリ『ノンスタ井上の壁ドン無双』をiOS版、Android版ともに発売。ファンの間で話題となっている。 井上はTwitterで「新しいアプリが出ました。」とツイート。これは、プレイヤーが井上を操作して女の子に「壁ドン」をするゲームで、経験値を稼いでステージクリアを目指す。「壁ドン」シチュエーションは7つ以上。ステージをクリアするごとに井上の恋が進んでいき、ボーナスステージには相方の石田明(37)も登場する。クリアしたストーリーだけではなく、実際に井上の壁ドンを見ることも出来る特典もあるという。 現在、App Storeのカスタマレビューでは、4.5★、Google Playで3.4★の評価がされており、なかなかの高評価となっている。 相方の石田もTwitterで「なんだこの地獄のようなアプリは…。1億害あって1利なしだな。」と井上に壁ドンされ嫌がっている自身の写真とともにアップしている。 ファンは「石田さん目当てでインストールしました!!」「石田ファンには駄目でした石田くんバーションだったら…」「こんなに嬉しくない壁ドンが…」「井上さんのこと好きでいる人には凄くうれしいです。」「全てクリアした。めちゃめちゃキュンキュンした。」「本当にされたいー」「やってますよ!意外と面白いです笑」など賛否両論の反応を見せている。
2018年01月24日江戸川乱歩×三島由紀夫が織りなす戯曲『黒蜥蜴』に出演する井上芳雄さんに、作品の見どころを伺いました。美貌の女盗賊・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎の攻防を描いた江戸川乱歩の探偵小説を、三島由紀夫が妖艶で耽美な世界へと昇華させた戯曲『黒蜥蜴』。かねてより三島作品に強い憧れを抱く世界的演出家のデヴィッド・ルヴォーの演出で上演される。「ルヴォーは、世界の第一線で活躍する演出家でありながら、日本文化にとても造詣が深い方。そのルヴォーの感性を通した三島さんの作品は、シンプルな美しさを感じさせて、それがとても胸にくるんです。作中に、ピアノの音を聞き外を見るというシーンがあるんですが、ルヴォーは方向を指し示すのではなく『太陽が昇る方を見てください』と言うんです。登場人物それぞれが思い描く太陽の位置も色も形も違うはずですが、それでいいんですよね。具体的に説明しようとしないのに、彼が思い描いた世界が無限の広がりをもって舞台の上に立ち上がる。それがまるで魔法みたいに思えて」これまでの稽古を反芻し、じっくりと噛みしめるように語る井上芳雄さん。演じるのは明智小五郎だ。「三島作品というと美しく重厚なイメージがありますが、それだけじゃなく、時に滑稽だったりグロテスクだったり…。黒蜥蜴は、完璧な美を追い求めて犯罪に手を染め、正当な立場であるはずの明智自身も、犯罪に焦がれて探偵をしているという歪んだ部分をもっている。でも、歪(いびつ)だったりグロテスクだったりするからこそ、彼らの根底にある純粋さが際立つような気がするんですよね」黒蜥蜴に扮するのは中谷美紀さん。「お綺麗なのはもちろんですが、セリフは完璧、周りへの気遣いも素晴らしく、英語もできて…隙が一切ない。まさに黒蜥蜴みたいです(笑)」井上さん自身も、音大生の時に歌の才能を見出され、ミュージカル界のプリンスとして第一線を走ってきた人。しかし「自分は努力して完璧になろうとしてきた人」なのだそう。「生まれながらに音楽と共にある、みたいな人に昔から羨望をもっていました。でも、上手くなりたいと渇望するから走り続けてこられたとも思うんです。そこは犯罪に焦がれる明智と似ているのかもしれません」いのうえ・よしお1979年生まれ、福岡県出身。『エリザベート』などのミュージカルを中心に、近年はストレートプレイや映像作品などでも活躍。4月からは舞台『1984』も控える。ジャケット¥90,000カットソー¥18,000(共にランバン コレクション TEL:03・3486・1573)女盗賊の黒蜥蜴(中谷)から、宝石商の娘・早苗の誘拐予告が届いた。犯罪を阻止するために雇われた名探偵の明智(井上)は、一度は奪われた早苗を見事に奪還するが…。上演中~1月28日(日)日比谷・日生劇場原作/江戸川乱歩脚本/三島由紀夫演出/デヴィッド・ルヴォー出演/中谷美紀、井上芳雄、相楽樹、成河ほかS席1万2500円A席9000円(共に税込み)梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039(10:00~18:00)2月1日~5日に大阪公演あり。※『anan』2018年1月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・吉田ナオキヘア&メイク・川端富生インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年01月15日TBSの笹川友里アナウンサー(27)が1日、五輪で2大会連続銀メダルを獲得した日本フェンシング協会会長の太田雄貴氏(32)と結婚したことを、自身のインスタグラムで報告した。笹川友里アナウンサーのインスタグラムより笹川アナは、2ショット写真を添えて「この度、太田雄貴さんと結婚したことをご報告させて頂きます」と報告。「目標へと直向きに走る姿、周りの人を守り、楽しませたいという姿勢に惹かれ、一番近くで支えたいと思いました。彼の隣りに居ると、ワクワクするのと同時に、日向ぼっこをしている時のような、温かく穏やかな気持ちになります」とつづった。そして、「これまで、応援して下さる方々、職場の方々、友人、家族に支えて頂きました。感謝の気持ちを大切に、今後も変わらず頼らせて頂きながら、夫婦共にきゅっと足を結び二人三脚で歩んで参ります」と決意を記し、「引き続きお仕事も、正しい情報を皆様にしっかりとお伝えできるよう、精進致します。日々、全力で頑張りますので、これからもどうぞ宜しくお願い致します!」と呼びかけた。太田氏もブログで結婚を報告。「彼女といると、自分らしくいることが出来、とても幸せな気持ちになります。今は家族になれる喜びと、これからの責任の重みを感じています」と心境を明かし、「彼女を幸せに出来るよう、これからも頑張りますので、今後とも、夫婦共々応援して頂ければ幸いです」とつづった。
2017年12月02日女優の井上和香(37)が13日、ブログを更新し「実は入院していました」と明かした。詳しい経緯については明言していないものの「私自身に関しては、もう元気です!」と無事に退院したことを報告している。 『実は…』というタイトルで更新された記事で、入院していたことを明かした井上。「手首のネームバンド。これをつけた時、「あ、入院するんだな」と実感しました」と病室で横になっている写真をアップ。 また、「娘とこんなに離れたのは初めて」だといい、「初日はテレビ電話をしたら、最初は笑顔だったのに次第に泣き顔に。私もですが、顔を見ると嬉しいけど寂しくなっちゃうんですよね」と入院初日を振り返った。 まだ本調子ではないそうだが、普通の生活がおくれるくらい体調は回復している様子。「入院している間は穏やかに過ごしてましたよ育児をせずに、ご飯もでてくるなんて、夢のような時間でした」と茶目っ気を交えて伝えた。 「今回の入院である事をしたんですが、それはまた今度お話しますね」と入院の詳しい経緯は今後のブログで公表されるものと見られる。
2017年09月13日話題の新人声優アーティストグループ・ツキクラが、去る5月13日、Zepp Tokyoにて「TSUKINO CROWD FESTIVAL 2017 SPRING」を開催。3月から2期生が加わり20名となったツキクラが成長したライブパフォーマンスを披露。さらに、昨年の12月からスタートした「ツキクラ×劇団アルタイル 総選挙」の結果が発表され、1位に選ばれた“市川太一×東雲ユウリ”ほか夏リリースシングルの選抜メンバーが決定した。ツキクラとしては3度目となる単独ライブイベント、通称“クラフェス”。登壇者は、1期生の荒一陽、市川太一、糸川耀士郎、井上雄貴、大海将一郎、菊地燎、小松準弥、徳武竜也、西野太盛、筆村栄心、古畑恵介、松岡一平。そして、2期生の飯塚達哉、岡延明、熊谷大樹、白岩瑠姫、田村昇三、寺下知輝、仲島大輔、馬場惇平と計20名。当日はあいにくの雨模様に関わらず、大勢のファンが開場前から詰めかけ、会場は熱気に包まれた。ライブはツキクラ1期生によるメジャーデビューシングル「未来のPiece」でスタートし、今年3月に加入したばかりの2期生8名による「グロリアスストーリー」と続き、各ユニット(「Rigel」「Sargas」「Regulus」)による楽曲が披露。まだ初々しさが感じられる2期生初となる熱い生パフォーマンスに会場からは黄色い歓声が巻き起こり、1期生の個性が存分に発揮されたステージで、観客はツキクラの世界に惹き込まれたようだ。MCを受けて最後に披露したのは、再び「未来のPiece」。1期生2期生総勢20名揃っての初パフォーマンスで、ファンと共に大合唱し、ライブパートは大盛況のうちに終わった。ライブパート終了後は、昨年12月より開催されている、「ツキクラ×劇団アルタイル総選挙(クラ劇総選挙)」の結果発表が行われた。クラ劇総選挙とは、ツキクラならびに劇団アルタイルのキャラクターを対象に行われた総選挙企画。上位6名が夏リリースシングルの選抜メンバーとして起用されるほか、1位メンバーにはソロ曲、2位&3位メンバーにはデュエット曲、4~6位メンバーにはトリオ曲が用意されるというシビアな内容だ。6位は“古畑恵介×大崎イズモ”。「俺には大好きな人がいます。今日はその人のために歌いました。その人は俺がつらいときとかいつも欲しい言葉をくれたり、なんか魔法使いみたいな人だと思っていて。俺の笑顔が大好きだと言ってくれる人です。その人のためだったら何でも出来るんだって思わせてくれる人です。皆さんのことです。本当にいつもありがとうございます!絶対に絶対に幸せにします。誓います。ありがとうございます!」と熱いコメント。5位の“大海将一郎×要タツヒコ”は「これからもっともっと成長して、もっと高みを目指すベく、これからもツキクラを、要タツヒコを、大海将一郎をどうぞよろしくお願いします!」と意気込みを寄せた。4位は、“井上雄貴×市ヶ谷リンタロウ”。井上さんは前回の総選挙で1位だっただけに、この順位での発表に会場からは驚きの声が上がったという。「最近色々な活動を通して周りのメンバーが凄くて、このままで自分も良いのかと思いながら頑張っておりました。第4位と言う順位も非常に有難い順位ですので、応援して下さったファンの皆様と一緒に頑張っていきますのでこれからもどうぞよろしくお願いします」と謙虚な姿勢をみせた。3位は“小松準弥×渋谷ヨウスケ”。「僕たち1期生は12人で頑張ろうと決めてきたので総選挙は考えるところもあったんですが、前に進むしかないと思って歩き続けてきました」と明かし、「ツキクラは2期生も増えて40人(メンバー20人、キャラクター20人)になったので、順位関係無くこれからも一つになって頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いします!」気持ちを語った。2位は“糸川耀士郎×神谷トウマ”。「本当正直に言って言葉を考えてなくて。ダメかもしれないってちょっと思っちゃった自分をぶん殴りたいです。この順位は俺の力じゃなくて、一番つらかったのはファンのみんなだから。俺が泣いてる場合じゃないんですけど…本当に言葉にならなくて…本当に皆さんありがとうございました!」と想いを伝えた。そして、1位は“市川太一×東雲ユウリ”。市川さんは、前回の選挙では選抜メンバーから漏れている。「それから約半年間、僕たち選抜に選ばれなかったメンバーは活動の時間が止まっていました。本当に選抜メンバーが頑張っている姿を見て、俺たちも何かやりたいなってずっと心の中で思っていました」と胸の内を明かし、「今回選ばれた6人のメンバーの中で僕だけが、唯一前回選抜に選ばれなかった中から選ばれました。だからこそ、僕は残されたメンバーの気持ちを一番理解していられる存在だと思います。だから今回CD選抜に選ばれて多分僕にしか出来ないことがあると思います。僕はそのために一生懸命頑張っていきたいと思います」と意欲は十分な様子。「普段こんなことをいうタイプの人間ではありませんが、ここに立たせて頂いた以上、その覚悟を持ってこれから頑張っていきたいと思います。どうぞこれからもツキクラの応援よろしくお願いいたします!ありがとうございました!」。現在放送中のテレビアニメ「カブキブ!」では、島崎信長、逢坂良太、梅原裕一郎、河西健吾ら人気声優たちが出演するなか、主演を務めている市川さん。井上さんは中村悠一&寺島拓篤と共演でアニメ「アトム ザ・ビギニング」に出演中。そのほか各メンバーが舞台にアニメにそれぞれのフィールド活躍中だ。彼らの今後の活動から目が離せない。ツキクラ×劇団アルタイルのシングルは8月30日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2017年05月18日女優の井上和香(36)が、育児の悩みをブログで告白し、読者の支えに涙したことを明かした。井上は17日、「みなさんありがとう」と題した記事を投稿。「辛くて辛くて本音書いちゃった…大丈夫かな?なんて思ってましたが、たくさんのコメントを頂けて…全て読みました。みなさん、ありがとう」と読者に感謝し、「みなさんのコメントに励まされ、涙がでました」と正直につづった。読者から励ましの声が寄せられたのは、13日に投稿された内容に関して。「こうやっとブログ書いてると楽しそうな日だったように感じるけど、本当は全然違う。自分の器の小ささに本当に情けなくなりました。自分の出来なさにイライラしてしまい、娘にもイライラしてしまった。そしてすぐに反省。その繰り返し。ダメな母親だなと落ち込んでばかりでした。大なり小なり、毎日こんな感じです。笑」「明日はたくさん笑顔でいられるようにしよう」「今日はごめんね、娘さん」と胸の内を明かしていた。そして17日、前向きになった井上は、「『イライラした』とか『辛い』とかって、人になかなか言えないんですよね。ダメな母親だと思われるんじゃないか。共感してもらえないんじゃないか。など。いろんなことを考えていくうちに、どんどん心に溜め込んじゃう事がありました。今は溜め込まずに、愚痴が言える友達がいるのでちょっとずつ発散出来てますが、この間のブログの時は溜まってたんですね~私。笑全然書くつもりなかったんですが、気づいたら本音を書いてた。って、かなりの重症な感じですね」と冷静に心情を記していく。次第に、「育児って辛くて大変!!イライラするのは毎日!!凹んで反省するのも毎日!!人を育ててるんだから、簡単で楽なわけがないんですよね!!」「辛いと思ってる日々の中に、楽しくて幸せを感じる瞬間があるからやっていけるんです」「子供って、可愛くて可愛くて仕方ない」「だから私、頑張れるんです」「これが私の本音です」と気持ちを整理。最後は、「言えてスッキリしたー。笑」「さ、これから仕事!気持ち切り替えて行ってきます」と明るく結んでいる。井上は、映画監督の飯塚健氏(38)と2012年5月に結婚。2015年7月、第1子となる女児を出産した。
2017年01月17日次世代を担う男性声優の発掘・育成プロジェクトとして開催されたオーディショを勝ち抜いた新人2.5次元アーティストグループ・ツキクラが、メジャーデビューを直前に控えた12月13日(火)、2度目となる単独ホールイベント「TSUKIO CRAWD FESTIVAL 2016 WINTER」を開催。会場に詰めかけたファンを、歌や朗読劇で沸かせた。この日は、ツキクラメンバーの荒一陽、井上雄貴、大海将一郎、徳武竜也、西野太盛、松岡一平、市川太一、糸川耀士郎、菊地燎、小松準弥、筆村栄心、古畑恵介が揃って登場。トークや企画、朗読劇を披露したほか、ライブコーナーでは12月14日(水)に発売を控えた「未来の Piece」を含む全9曲を披露。うち6曲は新曲で初お披露目。さらにファン間ではお馴染みとなった「I need you」「グロリアスストーリー」の2曲は、今回初めてフル尺バージョンを踊るなど、ファンには嬉しいセットリストとなったようだ。企画コーナーでは、「リゲル」「レグルス」「サルガス」のチームに分かれて紙飛行機の飛距離を競うコーナーを実施。客席に投げる紙飛行機には各々のサインが書いてあり、幸運にも紙飛行機をゲットした観客は大喜びの様子。会場の盛り上がりはそのままに、朗読劇がスタート。舞台上では、ツキクラメンバーが演じるユニット「劇団アルタイル」として、選抜メンバーが決する物語が展開。実際に、ツキクラのメンバーから選抜メンバーを決める投票企画が行われただけに、物語の中で選抜落ちした登場人物たちの心情吐露のシーンでは、観客が思わず息を呑む場面も…。演じる役者陣と、キャラクターたちとが密接にリンクした「ツキクラ」ならではの朗読劇だった。そして、選抜メンバーによるユニット「リゲル」「レグルス」が、それぞれのユニットの新曲を初披露。ダンサブルなナンバーを、爽やかに、力強く、華麗にパフォーマンスする彼らに、会場のボルテージもMAX!メンバーたちも「ずっと皆さんにお見せしたかった!やっと披露することができた!」と喜びの笑顔を浮かべていた。イベント終盤には、「劇団アルタイル」ドラマCDのジャケット披露や、ドラマCD第2弾発売決定、キャラクターソングシングルの発売日発表、さらに「劇団アルタイル」として初のイベント開催決定、加えて「TSUKIO CRAWD FESTIVAL 2017 SPRING」が5月13日(土)にZeppTOKYOにて開催決定など、新情報が盛り沢山。どの情報にも会場のファンからは大歓声が巻き起こった。最後の挨拶では、筆村さんが「皆さん、赤坂ブリッツという素敵な場所に立たせてくれてありがとうございます」と涙ぐみながら感謝を述べ、「もっともっと大きいステージに立てるように頑張ります」と更なる飛躍を誓った。そして前回の総選挙で1位に輝いた井上さんは「責任感やプレッシャーを感じながらやってきた半年間だった」と明かし「今日のために積み上げてきたものが、皆さんに伝わって楽しんでもらえたら嬉しい」「皆さんがあってのツキクラ。これからも僕たちについてきてください」と力強くコメント。また松岡さんは、なかなか「レグルス」メンバーが揃って練習できなかったことに触れ「それでも夜に時間作ったり、LINEで確認したり…」と苦労を告白。これには糸川さんが「迷惑かけた…」と目に涙を浮かべ、つられた松岡さんも涙。各メンバーの絆の深さが感じられる温かい雰囲気の中、本イベントの幕は閉じた。(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日次世代を担う男性声優の発掘・育成プロジェクトとして開催されたリアルオーディションを勝ち抜いた新人声優グループ・ツキクラ。この度、彼らのデビューシングル「未来のPiece」のPVが解禁!さらに、2017年夏リリース予定シングルのメインボーカルを決める「ツキクラ×アル劇総選挙」通称“クラ劇総選挙”の開催が決定した。ツキクラとは、ソニー・ミュージックエンタテインメントがアニメイトグループ協力のもと開催したリアルオーディション「ツキプロMusic Grand Prix 2016」で合格した新人声優のグループ。アニメ「ツキウタ。 THE ANIMATION」への出演や、彼らの活動に密着した声優バラエティ番組「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」の放送、12月には単独イベントを控えており、2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」内に新設されたグループ「劇団アルタイル」の担当声優としても活動する。この度、12月14日(水)よりリリースされるツキクラのデビューシングル「未来のPiece」のPVが解禁。ジャケットは全5形態あり、「ツキクラ」本人たちの集合写真や、「劇団アルタイル」バージョンさらに、3ユニット「Rigel(リゲル)」「Regulus(レグルス)」「Sargas(サルガス)」ごとのビジュアルでは、それぞれのキャラクターが自己紹介するドラマパートが収録される予定だ。そして、2017年夏リリース予定のシングルにてメインボーカルを務めるメンバーを決める総選挙の開催が決定。「ツキクラ×アル劇総選挙」通称“クラ劇総選挙”と題し、ツキクラメンバー12名(荒一陽、市川太一、糸川耀士郎、井上雄貴、大海将一郎、菊地燎、小松準弥、徳武竜也、西野太盛、筆村栄心、古畑恵介、松岡一平)と、彼らが声優を担当する「劇団アルタイル」のキャラクター12名(市ヶ谷リンタロウ、大崎イズモ、霞サクヤ、要タツヒコ、神谷トウマ、護国寺ミカド、東雲ユウリ、渋谷ヨウスケ、千川リツ、辰巳マキ、月島ヒジリ、永田イツキ)、総勢24名からメインボーカルとなる上位6名を決する。7位~12位の6名は同シングル表題曲バックダンサーとなる。また、1位のメンバーには、カップリングソロ曲&キャラクター描き下ろしジャケット盤リリースも予定。投票期間は12月13日(火)からはじまり、結果は2017年5月発表予定。まさにツキクラメンバーと「劇団アルタイル」のキャラクターが二人三脚となってセンターを目指す。さらに、ツキプロ所属アーティストの担当声優となり、デビューシングルの発売も控え、今後ますます活躍の場を広げるメンバーに続くべく、ツキクラの2期生の募集が決定!新たな輝きを放つメンバーにも注目したい。デビューシングル「未来の Piece」は12月14日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年11月05日次世代を担う男性声優の発掘・育成プロジェクトとして開催されたリアルオーディションを勝ち抜いた新人声優グループ・ツキクラが、10月1日、「ツキクラ全員集合! 青春大運動会!!」に出演。集まった約500名のファンを前に、紅白チームに分かれ全8種目で高級焼肉を賭けた白熱の対決を繰り広げた。ツキクラとは、ソニー・ミュージックエンタテインメントがアニメイトグループ協力のもと開催したリアルオーディション「ツキプロMusic Grand Prix 2016」で合格した新人声優のグループ。活動から半年を経て、2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」内に新設されたグループ「劇団アルタイル」の担当キャラクターが決定し、正式にツキプロ所属アーティストの担当声優に昇格、さらに12月には待望のCDデビューも控える。ネクストブレイク必至の彼らが、2016年アニメイト夏のオーディオビジュアルまつりのイベント「ツキクラ全員集合! 青春大運動会!!」に登場。この日は、紅組に荒一陽、井上雄貴、大海将一郎、徳武竜也、西野太盛、松岡一平、白組に市川太一、糸川耀士郎、菊地燎、小松準弥、筆村栄心、古畑恵介と2チームに分かれ、全8種目で対決。勝ったチームには高級焼肉店のお食事券5万円分が与えられるほか、大会中もっとも頑張った選手には「MVP」の称号を、さらに最もポンコツだった選手には「ダメっこ」のレッテルが授与されるとあって、ファン約500名が集まる中、メンバーは男のプライドを賭け闘志を燃やしていたようだ。二人三脚や玉入れ、応援合戦タイムなどが行われ、イベント中盤では井上さんの「みなさんと一緒に声を出したい」との掛け声で、全員でデビュー曲「未来のPiece」を合唱。メンバー全員が会場を走り回りながらファンとともにアカペラでサビを歌い、会場中が一つになったまま後半戦に突入。勝敗が決まる最後の競技・リレーでは、一挙手一投足が見逃せない対決となったが、糸川さんの俊足で周りをふり切りる形で白組が勝利!全8種目にわたる紅白戦は見事白組の優勝となった。閉会式では、リレーで大逆転劇を見せた糸川さんが全員一致で最も活躍したMVPを受賞。「リレーが終わって勝負がついたときに、本当にみんなで喜んで、(相手側の)紅組のみんなも『よかったね!』と声をかけてくれたり、その姿を見て本当に楽しかったなって心から思うので、このMVPは僕ひとりだけのものじゃないと思う。ファンのみんなとも、もっと仲良くなれたと思います」とメンバーや集まった全員に喜びと感謝を述べた。一方、最も不名誉な「ダメっこ」のレッテルはほぼ満場一致で大海さんへ。優勝した白組代表の小松さんは「本当にみんなパワフルに頑張ったので、みんなで焼肉に行きたいと思います!」と高級焼肉店のお食事券を手に喜びを全員で分かち合った。デビューシングル「未来の Piece」は12月14日(水)よりリリース。ファン投票選抜キャラクターCD劇団アルタイル「Rigel vol.1 -encounter-」&劇団アルタイル「Regulus vol.1 -encounter-」は、2017年1月20日(金)よりリリース。ツキクラが出演する声優情報バラエティ番組「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」2期は、10月7日(金)23時30分よりTOKYO MXにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2016年10月04日どんなに暴言を吐かれても、あっぱれな前向きさで切り返す、“スーパー・ポジティブ・シンキング”なノンスタイル・井上裕介さん。周りの目を気にして、小さくまとまりがちな人たちが増えてきた今こそ、彼に学ぶことは大いにありそう!井上さんが語る独自のポジティブメソッド&恋愛観に触れて、ネガティブ思考とお別れしよう。■過去の恋愛を引きずることが「ネガティブ」だとは思わない―井上さんは、誰もが認める“スーパー・ポジティブ”の代表格ですが、昔からポジティブ思考だったんですか?井上裕介さん(以下、井上)もともと性格は明るくて前向きだったと思います。さらにポジティブさに磨きがかかったきっかけはいろいろありますが、ひとつは高校3年生のときのアルバイトですね。今は手術で視力がよくなりましたが、当時はかなり悪くて、目を細めて見るから目つきも悪かったんです。ある日アルバイトの先輩に「目つきが悪いから普通にしゃべってても怖い」と指摘され、「目を細めるのを直すのは難しいから、それなら嘘でもずっとニコニコしたら?」みたいにアドバイスされたんです。それからニコニコすることを心がけていたら、次第に心もついてきた感じです。あと、身内の不幸があったときに「人って、いつ死ぬかわからないんだな」と思ったら、「じゃあ毎日悔いなく生きたほうがよっぽど楽しいな」と。そういう一つひとつの出来事が重なって、今の人格が形成されていったのかなと思います。―なるほど。恋愛面でもずっとポジティブでしたか?井上どうだろうなぁ。というのも、僕は引きずることがネガティブだとは思わないから。それこそ、昔は別れた彼女のことを1年も2年も引きずったこともありましたけど、それをネガティブと捉えたことはない。ヨリを戻そうと一生懸命努力して、その結果、振り向いてもらえなかっただけ。例えそれで傷ついたとしても、がむしゃらに前に進んでいるような気がします。むしろ、好きな人がいないことが一番ネガティブなんじゃないかな。そういう意味では、恋愛面でポジティブかネガティブかと聞かれたら、僕はポジティブだと思いますね。―過去の恋愛を引きずることは決してネガティブじゃない、と。けっこう救われる言葉です。でも、さすがにスーパー・ポジティブと言われる今は引きずらないですよね?井上いやいや、よく言われるんですが、そんなことはありません。いくらポジティブな人間だからって、落ち込まないわけじゃないから。ただ、僕は落ち込みをなるべく次の日に繰り越さないようにはしています。―その日で完結させるんですね。それがなかなか難しい気がするんですが、持ち越さないコツは?井上寝る寸前の記憶を「楽しい」で終わることかな。僕の場合は、後輩とご飯を食べて、騒いで、部屋に帰っても酒を飲みながらお笑いの話をして、その勢いで寝ます。■恋愛も人生も、長距離走―寝る直前の記憶は翌朝の気分に直結しますから、それはいい考えかもしれません。そんな井上さんから見て、いつも自信のないネガティブ女子はどんなふうに映りますか?井上かわいいとも思いますし、気持ちもわからないでもないですが、「私なんてブスだから」って言う女の子と、同じ顔だけど「私かわいいもん」って言う女の子がいたら、後者のほうが僕は好き。そのほうが、生きるパワーが前に進んでいる感じがしますもん。人を男前(美人)と不細工というカテゴリーに分けたとき、僕は不細工のほうに入る。でも、自分の顔は好きなんです。なぜかというと、僕が自分の顔を否定するのは僕を産んだ母親に申し訳ないし、そもそも男前や美人の定義って、しょせん狭いネットワークの中での話だと思っているので。それに、20歳のときはそれほどでもなかったのに、40歳になって味が出てきたとたんにかっこいいと言われ始める人もいるわけじゃないですか。そう考えると、人生は長距離走のはずなのに、恋愛だけ短距離走で考えている人が多いのは悲しいことですね。――人生は長距離走。確かにその通りですね。井上別に、無理して自分をかわいいと思い込む必要はないんですよ。「かわいくない」と口にしたっていい。ただ、それなら30歳のときに美人になるように、今パワーを貯めておいたら?とは思います。長い人生のどのタイミングでモテるか、の話だから。でも、ブスを言い訳にして10代でサボっていれば20代でもモテないし、20代でサボっていれば30代でもモテない。そういうことです。――そこを井上さんはサボってこなかった、と。井上そうですね、20代はかなり努力しましたよ。恋愛は野球の打率と一緒で、例えばモテ指数みたいなものが顔と性格で決まるとしたら、モテ指数100の人は誰を口説いてもモテるわけです。で、俺がモテ指数1だとすれば、100人口説けば1人はおとせる計算になる。それなら、俺はひたすら100人口説くだけです。それに、恋愛なんて自分本位のものじゃないですか。なのに「私なんてどうせブスだから」と恋愛に対して卑屈になるのはナンセンス。そんなネガティブ発言をすればするほど、余計にモテなくなる。モテるために一番手っ取り早い方法は、それをしないことなんだから。――では、井上さんがモテていることを実感したのはいつからですか?井上うーん、“モテる”の定義にもよりますよね。モテるの最上級が「好きな人に好きだと思われる」ことなら、僕は今もモテてない。彼女もいませんから。でも、20代の頃も貧乏な僕にご飯をおごってくれる女の子はたくさんいたし、今も僕になにかあれば助けてくれる人は、男女関係なくびっくりするほど大勢いる。そう考えれば、人としては絶えずモテていると思います。■少々タイプじゃなかろうが、来る者拒まず。まずは、抱かれてみる―井上さん自身はどんな女性がタイプですか?井上今までの彼女を振り返ってみると、いい意味で“バカ”が多かった。だから、一緒にいて楽しい明るい人が好きかな。―いい意味での“バカ”とは?井上喜怒哀楽をちゃんと表に出せて、知らないことを素直に「知らない」って言える人。そういう人は周りからも「知らないなら教えてあげよう」と手助けしてもらえるんです。バービーも、そのタイプ。だから、ブスでも明るい。実際に会うと「バービー、かわいいなぁ」ってなりますもん。―確かに、素直な女性はかわいいですよね。とはいえ、ネガティブな性格はなかなか簡単には変えられないし、恋愛にも急に積極的にはなれないものです。そんな中でもいい恋愛するためには、やはり自分からアプローチする術を身につけたほうがいいでしょうか。井上女の子なので、自分からアプローチなんかしなくていいですよ。基本的に、恋愛においては「恥ずかしいこと、しんどいこと、嫌なことは全部男が担うべき」というのが僕の持論ですから。―男前ですね・・・・・・。井上いや、要は「男をどう動かすか」なんです。そこを女の子は頑張らないといけない。もし自分ではなにもできないのであれば、周りにひとりは必ずいる“おせっかいな友達”に頑張ってもらえばいい。ほら、「私、あの人のこと好きなんだけど」と相談したら、「じゃあ、私が電話番号を聞いてきてあげる!」って張り切るおせっかいがいるじゃないですか。その子に、仲良くなるきっかけを作ってもらえばいい。もちろん、そのパスを活かすも殺すも、本人次第ですが。―つまり、ネガティブ女子はまずそういう友達を見つけることが先決?井上そう。異性とではなく同性とのコミュニケーションを頑張るのが一番。それさえ疎かにしていなければ、「出会いがない」なんてことはない。1人でもネットワークが広い人間を捕まえておいて、合コンを開いてもらえばいいわけだし。そういうことはいくらでも他人任せにしていいんです。あとは、自分にできることだけをすればOK。誘われた合コンにちょっと派手めなファッションで行って、来た者は拒まない。もう、抱かれる。―けっこう極端ですね(笑)。井上本当にモテたければ、ですよ。抱かれていけば、自然とモテオーラが出てきますから。やっぱり女性って、エッチするとキレイになるんですよ。だから、すればするほどキレイになるし、自信にもつながっていく。モテないのにお高くとまって抱かせなければ、モテないスパイラルからは抜け出せません。―モテない人ほど、エッチで経験値を上げていくしかない、と。井上はい、あくまで極論ですけどね。でも僕は、目の前に同じ顔で同じ性格の3人がいたら、一番エッチしている人にお願いしたいですもん。そのほうが楽しそうだし。女子の中には、経験人数は少ないほうが良しとする風潮があるかもしれないけど、僕の周りにはない。未経験VS経験豊富でアンケートを取ったら、ほとんどが経験豊富なほうを選ぶと思いますよ。―でも、それってその後の恋愛につながります?井上そこは女子の腕の見せどころですよ。ワンナイトを、いかにツーナイト、スリーナイト・・・・・・と引っぱっていけるかどうか。―ベッド上のテクニックではなく?井上はい。例えば、ワンナイトでエッチしたとします。次の日、早起きして朝ごはんが作ってあるだけでも男はうれしいわけです。そういうさりげない気遣いの中で、「こいつといたら、ちょっと楽かもな」と思わせることができたら、まずは“大人の関係”が続きます。で、大人の関係が続いているときに「やっぱり彼女にしたいな」と思わせられたら成功です。結局、セフレって派遣社員みたいなものなんです。大人の関係が続いている間が、契約期間。派遣社員はアルバイトよりは優遇されているんだから、あとは正社員=彼女として登用してもらうにはどうすればいいかを考えるしかないんです。■ 「遊ばれた」「浮気された」は、女性側にも50%原因がある―だから、派遣社員から正社員にステップアップするためのテクニックを磨くためにも、経験値はどんどん上げていったほうがいいわけですね。井上はい。もちろん、最初の好き・嫌いは本能によるものですが、「あっ、この人好きだな」と思った相手を自分のものにするのは、どちらかというと理性の戦略だと思うんです。だから男はおとしたい女性にご飯をおごったり、なにかサプライズを仕掛けたりする。それと同じように、女性側も、特にモテ男をおとしたいなら、戦略を持って動かないと。例えば、僕がファンの子をおとすのと深キョンをおとすのとでは、必要な努力の量は変わりますよね。だから言葉は悪いけど、今おとそうとしている相手が、顔・性格・年齢・社会的地位などを総合して自分より上か下かを見極めて、少しでも上だなと判断したなら、しっかり戦略を立てて望むべきなんです。―なかなか恋愛ビギナーには難しいですね。井上だから自信がない若者は、おせっかいな友達も含め、周りを巻き込んじゃえばいいんです。団体芸で臨む。要は、包囲網から逃がさなければいいんだから。―なるほど。また、「とにかく抱かれて経験値を上げる」ことに躊躇してしまうネガティブ女子も多いと思うのですが、もう少し楽に経験値を上げていく方法があれば教えてください。井上抱かれるのが無理なら、せめて合コンには積極的に顔を出すなどして男性としゃべる回数を増やしたらいいんじゃないかな。あとは、一カ月間毎日「相席屋」に居座ってみるとかね。女性なら無料だし。―相席屋!もしかすると、まったくしがらみのない相手のほうが意外と話せるかもしれませんね。ちなみにネガティブ女子にはどんなタイプの男性がおすすめですか?井上うーん、ネガティブ女子はどんな男にも嫌がられると思う。ポジティブな男とも、ネガティブな男とも合わない。だからモテなくて余計にネガティブになっちゃうわけですよね。悪循環ですよ。―悪循環はどこかで断ち切りたいものです。では、恋愛経験はあるけれど、その経験によるトラウマや苦手意識で恋愛にネガティブになってしまっている女性は、どう克服すればいいでしょうか。井上僕は、“遊ばれた”とか“浮気された”とかって、50%は男に原因があるけど、残りの50%は女性側にも原因があると思っています。だから、そういう人は「なぜ遊ばれたのか」「なぜ浮気されたのか」を分析したほうがいい。これはあくまで持論ですが、女性って彼氏に「付き合ってから変わったよね」って、よく言うでしょ。もちろん変わる男もいますが、大半の男はやっていることは大して変わらない。逆に、女の子のほうの受け皿は大きくなっているから、男の変わらない愛情だと少ないと感じてしまうんです。付き合う前は紙コップ程度だったのに、付き合ったとたん大ジョッキに変わって、彼氏に対してこうしてほしいという欲望が増えていく。だけど男からしたら、同じ量を注ぐなら、溢れてくれる受け皿のほうがうれしいし、付き合っていて楽なんです。それが遊びや浮気につながっていくわけです。だから女性側も、彼氏が愛情を注いだときに、付き合う前にはあった“感謝の気持ち”を忘れていませんでしたか?と僕は問いたいですね。―彼氏からの愛情表現を当たり前だと思わないことも大切なんですね。井上なかなか難しいかもしれないけど。だから、器の大きさをキープする方法としては、自分が彼氏にしてもらったこととかを友達に話すのが一番じゃないですかね。それで、「いいね、あなた愛されてるよね」って、周りに言ってもらう。中には、「なに、その彼氏。最低じゃない」という批判的なコメントがあってもいい。だって、彼氏の言動がいいのか悪いのか、当事者である自分が判断するのは難しいから。そんなふうに客観的にジャッジしてくれる人脈を作っておくのも大事かもしれないですね。それと、もうひとつ。男は浮気をする生き物ですから、それをわかった上で、「私は浮気ができるくらい“いい男”を捕まえてしまった」「モテ男と付き合った宿命だ」と思わないとダメ。だって、おいしいものを食べたかったら、みんな行列に並ぶでしょ。恋愛も同じ。イケメンと付き合えば、周りに他の女が並んでいる可能性があると心しておかないと。―むしろそんなモテ男と付き合えた自分に自信を持つぐらいポジティブに考えたほうがいい?井上そう。見る目があるんだなって。だって、浮気したいと思っても実際にはなかなかできないですよ。―できないですか?井上好きな女がいればいるほど、できないと思いますよ。■巷にあふれるモテテクは70点。そこに自分らしさを加えるべき―先ほど、恋愛も長距離走で考えるべきだというお話がありましたが、ネガティブであるがゆえに諦めやすい部分もあるかと思います。井上さんが思う、「この状況ならまだ諦めるな」「ここまできたら諦めるべき」という基準は?井上諦めるポイントは“期間”ではなくて、“自分の心が折れたとき”だと思います。「好き」って気持ちと「フラれて傷つく」って気持ちの天秤が50:50になったら、僕は諦めます。まだ90%好きで、フラれるのは傷つくけど、それが10%くらいであれば、気にせず追いかけます。で、10回、20回フラれ続けていくうちに天秤が傾いてくるんです。「もうこれ以上、フラれるのは嫌だな。もう無理かな」と。そのときが諦めどきです。―天秤が傾くまでは諦めないことで、いいこともあるんでしょうか?「時間を無駄にしたな」とかは思わない?井上思いません。だって、誰かを好きで、その人に振り向いてもらうために一生懸命口説き続けられるって、なかなかできないですよ。でもそれをできているということは、その間、キラキラ輝いているんです。そのうち、ふと周りを見渡したら、「あれ?俺の店、行列ができてる!」みたいな状態になっているから。「必死でおいしい料理を作っていたから気づかなかったけど、知らないうちに行列ができるまで店が育ってたわ」って。―そっか。振り向いてもらうために努力した結果、いつのまにか自分も磨かれていた。井上そう。いつのまにか僕という人間がすごくうまくなってるんですよ。―それはいいですね。好きな人に振り向いてもらう努力の中に、“モテテク”みたいなものも含まれると思いますが、女性が男性に対してモテテクを使うことに対してはどう思いますか?井上僕、いろんな雑誌やサイトのモテテク系の記事を見てきましたが、半分は正解で、半分はハズレですね。相手のタイプや時と場合にもよるから、具体的に「コレは間違ってる」とは示せなくて申し訳ないですが。また、スタンダードになりすぎて、もはや効果がないものもあります。例えば、サラダの取り分けとかね。もう取り分けなんか全然しなくていい。要はモテテクって、結局70点なんですよ。やってもらったらうれしいし、嫌じゃないけど、100点じゃない。「そんなところまで気が利く?」とはならないんですよ。サラダを取り分けるのも、「とりあえず生」と同じで、一連の作業に入っちゃってる。それなら、サラダを取り分けている女子を尻目に、近くに物があったら腕が当たらないようにそっとどかす女子のほうが、僕は「こいつ、気が利くな」ってなるし。―使い古されているモテテクをそのまま実践するよりは、そこにオリジナル加えたほうが効果的なんですね。井上自分が得た情報は、当然みんなも知っているということを念頭においたほうがいい。その中で自分が上に行くには、みんなが見ていないことをやらないと。だから、ハウコレ読者もこのサイトに載っているテクニックを実践しつつも、自分だけのテクニックを作らないとダメ。モテテクとモテテクをミックスさせるとかね。■僕みたいなブスをいかにかっこいいと思わせるかで勝負が決まる―モテテクに自分らしさをプラスアルファするという点で、なにかひとつ井上さん流のテクニックを教えてください。井上例えば、「合コンのお礼メールは、翌朝にしたほうがいい」と聞きますが、絶対に当日にメールしたほうがいい。むしろ僕は2回します。解散してすぐに「今日はありがとうございました。また、ご飯行こうね」と送って、次の日にも「おはよう。改めて昨日はありがとう」と伝えます。これは女子に限らず、先輩に対してもそうです。―女性からのメールもそのほうがいい?井上僕はそうですね。だって、翌朝だけだと、それまでなにしてるかわからないじゃないですか。ひょっとしたら、その子は僕と別れた後、ハシゴして別の男のところに行っていたかもしれないし。意外と男って、変なところで悩むんですよ。その日になにも連絡がなかったら、「僕らとの合コンがつまんなかったから、2軒目に行ったんじゃない?」って。だからこそ僕は、「ただいま」というメールは大事だと思うんです。―家に帰ったことがわかるような文面だと“なお良し”ということでしょうか。井上そう、「今日はあなたとの楽しい思い出で、私の1日が終わるんですよ」という明確な意思表示をしてほしい。「ただいま。今日はありがとう。またご飯に連れてってね」くらいでいいから。これだけで、男側も「家に帰ったんだな」って安心できるです。―さらに翌日にも送るのは、ダメ押し的なことですか?井上そのほうが単純にかわいいじゃないですか。結局、雑誌とかに書かれているモテテクを鵜呑みにして、その通りに1回しか送ってこない人はたくさんいるんですよ。だからこそ、2回、3回と送ってくる子に好感が持てる。だからやっぱり、“モテテク以上”のことをやったほうがいい。当たり前じゃないことをするから、男は「なに、この子」って気になるようになる。「他の子よりも俺に感謝してるな。もしかして俺のこと好きなんじゃない?」って、“いい勘違い”ができる。そういう意味では、してもしなくても自分に不利にならないことは、積極的にしたほうがいいと思いますね。―“いい勘違い”をさせられたほうが恋愛勝者になれるわけですね。井上恋愛なんて、「いかに勘違いさせるか」ですから。僕みたいなブスをいかにかっこいいと思わせるかで決まる。ポジティブの鎧もその“いい勘違い”を生み出させる方法のひとつです。―最後に、ついネガティブになってしまうハウコレ読者に向けて、メッセージをお願いします。井上きっとネガティブ女子のみなさんは、恋愛ポジティブ女子に生まれ変わりたいんですよね?簡単に生まれ変われる方法を教えます。それは・・・・・・俺のもとに抱かれに来てください!どうすれば僕に会えるか、わからない?いや、どこに行けば僕に会えるんだろうと探すことが恋愛の第一歩。家にずっと閉じこもっていたら、恋は始まりませんから。もしかしたら、その行動の先に、別の新たな出会いが待っているかもしれませんよ。(六識・ヨダヒロコ/取材・ライター)次回はNONSTYLE井上さんとフォーリンラブバービーさんが、ネガティブ女子の恋愛相談にズバッと解答!お楽しみに!(ハウコレ編集部)
2016年09月23日2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」がお届けする声優情報バラエティ番組「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」の第2期が、10月7日(金)23時30分より放送されることが決定。1期に引き続き江口拓也、斉藤壮馬、花江夏樹、梅原裕一郎ら人気声優陣のコーナーや新たなグループの出演も発表された。「ツキノ芸能プロダクション」、通称ツキプロには、さまざまなキャラクターが所属しており、いくつかのユニットを結成。本番組では、そのユニットごとにスポットを当て、キャラクターを演じる人気声優陣によるトーク&企画コーナーを展開する。1期放送に続き、「SolidS」「Growth」が新コーナーで出演するほか、今期からは「QUELL」「SOARA」が新たに出演する。「SolidS」のメンバーを演じる、江口さん(篁志季役)、斉藤さん(奥井翼役)、花江さん(世良里津役)、梅原さん(村瀬 大役)の4人は、「趣味喫茶」を舞台に趣味の品を持ち寄って語り合うカフェ「Café SolidS」コーナーに出演。「ニクいぜ!Growth」のコーナーでは、メンバーを演じる土岐隼一(衛藤昂輝役)、山谷祥生(八重樫剣介役)、山下大輝(桜庭涼太役)、寺島惇太(藤村衛役)がお題に対して「ニクいね~」と言えるようなニクい解答を出したメンバーがお肉を獲得できる“焼肉争奪バトル”を繰り広げる。新コーナー「SOARAの泣きつき処」には、メンバーを演じる豊永利行(大原空役)、小野友樹(在原守人役)、古川慎(神楽坂宗司役)、村田太志(宗像廉役)、沢城千春(七瀬望役)が寄せられたお悩みに真剣に答え、解決案を提案する、いわばお悩み相談の企画を実施。ツキプロに所属して間もない「QUELL」のコーナーでは、メンバーを演じる武内駿輔(和泉柊羽役)、西山宏太朗(堀宮英知役)、仲村宗悟(久我壱星役)、野上翔(久我壱流役)が世界から集めたお茶を飲みながら、さまざまなお題でまったりとトークする「TEA SALON QUELL」を展開。さらに、先日担当キャラクター「劇団アルタイル」が決定し、12月14日(水)にはデビューシングルCDのリリースを控える新人声優グループ「ツキクラ」の活動を追いかける体当たりドキュメントも放送。メンバーは荒一陽、市川太一、糸川耀士郎、井上雄貴、大海将一郎、菊地燎、小松準弥、徳武竜也、西野太盛、筆村栄心、古畑恵介、松岡一平。ツキプロの先輩タレントキャラクターのように、歌って踊れる声優アーティストを目指し、またCDリリースに向けて、引き続き切磋琢磨するメンバーの様子をリアルタイムで追う。また、ツキプロファン必見の最新情報やイベントレポートなども続々と公開予定。「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」は10月7日(金)よりTOKYO MXにて毎週金曜23時30分~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年09月21日次世代を担う男性声優の発掘・育成プロジェクトとして開催されたリアルオーディションを勝ち抜いた新人声優グループ・ツキクラが、この度、2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」のアーティストの担当声優に昇格。デビューシングルの発売日が決定したほか、「ツキプロ」正式所属の証となる“担当キャラクター”がついに明らかとなった。ツキクラとは、ソニー・ミュージックエンタテインメントがアニメイトグループ協力のもと開催したリアルオーディション「ツキプロMusic Grand Prix 2016」で合格した新人声優のグループ。これまで、彼らの活動に密着した声優バラエティ番組「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」の放送やアニメ「ツキウタ。 THE ANIMATION」への出演、夏には初の単独ホールイベントを開催するなど、精力的に活動を行ってきた。活動から約半年、「ツキプロ」所属の証である担当キャラクターが決定!ツキクラメンバーたちのキャラクターが所属するのは、「ツキプロ」内に新設されたバラエティタレントユニット「劇団アルタイル」。俳優志望組やモデル出身、一般オーディション合格組など、個性豊かなキャラクターが揃うユニットで、歌にダンスにお芝居に幅広く活動するという。「劇団アルタイル」は、まずは「Rigel(リゲル)」「Regulus(レグルス)」「Sargas(サルガス)」の3ユニット編成で活動をスタート。「Rigel(リゲル)」には、市ヶ谷リンタロウ(CV:井上雄貴、 渋谷ヨウスケ(CV:小松準弥)、辰巳マキ(CV:徳武竜也)、 大崎イズモ(CV:古畑恵介)が所属。「Regulus(レグルス)」には、神谷トウマ(CV:糸川耀士郎)、要タツヒコ(CV:大海将一郎)、永田イツキ(CV:松岡一平)が所属。そして「Sargas(サルガス)」には、霞サクヤ(CV:荒一陽)、東雲ユウリ(CV:市川太一)、月島ヒジリ(CV:菊地燎)、護国寺ミカド(CV:西野太盛)、千川リツ(CV:筆村栄心)が所属する。「劇団アルタイル」は常に進化・変化するべく、今後の活動に合わせて、その都度ユニット編成も変わっていく予定だという。さらに、先日決まったファン投票による選抜メンバーは「Rigel(リゲル)」「Regulus(レグルス)」といったユニットとして、それぞれ2017年1月20日(金)にドラマCDデビューが決定している。また、ツキクラとしてのデビューシングル「未来のPiece」の発売が12月14日(水)に決定。9月18日(日)からは発売を記念して当日参加のツキクラメンバートーク&ミニライブ会&特典会などのイベントが順次開催予定。歌って踊れる声優アーティストとして、また「劇団アルタイル」の担当声優として、ツキクラメンバーがさらなる高みを目指す姿を、いまから追いかけてみて。デビューシングル「未来の Piece」は12月14日(水)よりリリース。ファン投票選抜キャラクターCD劇団アルタイル「Rigel vol.1 -encounter-」&劇団アルタイル「Regulus vol.1 -encounter-」は、2017年1月20日(金)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年09月15日太陽に向かって全力で咲き誇り成長するヒマワリのように、夢に向かって真っ直ぐに、そしてフレッシュで眩しい輝きを放ちながら成長している若者たちがいる。次世代を担う男性声優の発掘・育成プロジェクトとして開催されたリアルオーディション「ツキプロMusic Grand Prix 2016」で見事合格した13名の新人声優グループ「ツキクラ」。彼らは、架空の2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション(ツキプロ)」のリアルなアーティスト候補生として、7月からアニメ放送が始まった大人気シリーズ「ツキウタ。 THE ANIMATION」に登場するキャラクターのように、歌って踊れる声優アーティストを目指し、目下活動中。7月18日にはグループ初の単独ホールイベントを開催し、大成功を収めたばかりだ。今後は、選抜メンバー8名によるユニットのCDデビューに加え、「ツキクラ」として13人全員でのCDデビューや、冬には再び単独でのイベント「TSUKINO CROWD FESTIVAL 2016 WINTER」の開催が決定。フルスロットルで躍進する彼らから一瞬足りとも目が離せない!よそ見厳禁の最旬グループだ。そんな彼らが、いま、全力で追いかけるモノは一体何なのか?ヒマワリの如く輝く彼らにとっての“太陽”とは…?ツキクラメンバーの荒一陽、市川太一、井上雄貴、大島尚起、大海将一郎、小松準弥、西野太盛、筆村栄心、古畑恵介、松岡一平にインタビューを実施した。■花火大会から「アニメ」出演まで…この夏の“挑戦”から見えた等身大のツキクラツキクラとして初めて迎えるこの夏。彼らはどんな風に過ごしているのだろうか?「この夏、挑戦したいこと」をテーマに語ってもらうと、彼らの会話や表情から、等身大の飾らない、少年のようなツキクラの姿が見えてきた。――この夏挑戦したいことは何ですか?井上:メンバーで花火大会に行きたいです!小松:浴衣も着たいね!古畑:俺、出身が静岡県熱海なんですけど、熱海って花火大会が年に何回もあって、夏も10回くらいやってるから、ぜひみんな行きたい!荒:俺、こないだその話を個人的にされた…。古畑:ごめん、みんなにしてる(笑)。――やっぱりツキクラのメンバー皆さんでお出かけしたいですか?市川:そうですね、日程合わせて行きたいですね。小松:海も行きたいですね!市川:僕、海に行ったこと無いんです。肌が弱くて潮風にあたるだけでピリっとしちゃって…日焼けしたら火傷しちゃいますし、僕。西野:俺もそうなるで。赤くなんねん、バーって!市川:え、海行って大丈夫なの?西野:逆に行きまくる!真っ黒になっても真っ白に戻るし。海水って肌にいいらしいけどな。無理やり親に連れて行かれてたよ。市川:じゃあいまからお風呂に塩いれて、肌を慣らしておこうかな(笑)。小松:海繋がりで、サーフィンに行きたいなって。ちょっとだけ経験があるんですけど、体力的に「もういいや」って投げ出してしまったので。今度は諦めずにがっつりやりたいなって。松岡:おれは深海に行きたい…。大海:俺もどっちかっていったら深海がいい。古畑:スキューバーダイビングしようよ!市川:でもスキューバーダイビングって資格いるしね。免許取っても何メートルまでしか潜れないっていうのがあるから。一同:へ~。(感心)市川:僕もダイビングに興味があるんです。周りに資格を持ってる人がいるので、僕も今年は挑戦したいなって思ってるんですよ。荒:ほかには何かな…キャンプも(番組で)したしね。井上:僕いま「キャンプしたい」って思った!古畑:もう一回してもいいよね荒:今度はコテージじゃなくて、本格的にテントを張ってキャンプするとか!大海:僕は、花火大会とか海とか…全部“こみこみ”でお泊りがしたいですね!西野:ユニバ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)とか!?小松:遊園地いいね!古畑:でもお化け屋敷は無理!!市川:絶叫系苦手な人とか班に別れてもいいよね。絶叫苦手な人は?(荒、西野、松岡が挙手)荒:俺、絶叫系はダメ!乗れるけど怖い。泣いちゃうかも…。西野:俺も絶対イカン!あのG(重力)が嫌!“ぐあー”ってなる感じがもう!俺死にそうになってまう、登ってるとき。市川:そんなふうに言われると、逆に乗ってる姿見たくなる(笑)。あとはバンジージャンプもやりたい!小松:だったら思い切ってスカイダイビングだよ!井上:どっちもリスクが怖いよ…。小松:怖がってちゃ何もつかめない!市川:リスクを恐れてたら何もできないんだよ!井上:だったら温泉に行きたいな!筆村:お風呂に一緒に入るのは無理だよ(笑)。ひとりがいい…。――実際に、皆さんでお泊りとかするんですか?小松:仕事ではありますね。お泊まりすると、夜は結構深い話になることが多いんです。キャンプのときもそうだったし。僕は、ツキクラグリーティングツアーのときに福島県いわき市に行ったんですけど、市川くんと2人でホテルに泊まりました。そのときは、一緒に大浴場行ったり、部屋でちょっとお酒を飲みながら深い話もできた。だからやっぱり、“泊まりがけ”でどこか行きたいっていうのはありますね。市川:でも、みんなでがっつり飲みに行く、みたいなことはないね。古畑:レッスン終わりに食事とかにはいくんだけどね!市川:お酒を交えて話したいね。小松:みんなで飲みに行きたいね!一同:ほんとに!古畑:俺は、この夏は仕事でいっぱいにしたいです!仕事で遊ぶ暇が無いくらいになりたい。どんどんみんな個別の仕事も決まってきて、ツキクラとしてもどんどん上を目指せる時期だと思うので。ね!松岡:確かに!ツキクラのメンバーと、ツキクラとは全く別の現場で一緒にお仕事をするっていう経験もしてみたい。メンバーのいつもと違った面が見られると思うので。筆村:ちょうど「ツキウタ。 THEANIMATION」の放送が始まって、僕たちも出演することになっているので、それもこの夏の新たな一歩だなって思います。■メンバーも知らなかった“新たな一面”がちらり…彼らの“原動力”とは?プライベートも仕事も“やりたいこと”がいっぱい!己の夢に突き進んでいるいまが楽しくて仕方がない!と、満開の笑顔で語るメンバーたち。だが、その日々には努力、歓喜、幸福、辛苦、悲涙、焦燥…様々な想いを抱えているのではないか。全ての想いを凌駕して、彼らを突き動かすものとは…彼らを導く“太陽”とは?――みなさんの“原動力”とは何でしょうか?荒:“モテたい”というか…同級生とかに「あ~あいつ頑張ってるな」と思われるのは嬉しくない?「格好良いな」「頑張ってるあいつ!」「活躍してるじゃん!」って思われたい。古畑:素直な言い方になるけど“モテたい”っていうのは確かにありますね。俺も「俳優や芸能人になりたい」と最初に思ったきっかけは、“モテたい”“目立ちたい”という気持ちが大きかったから。ほかのメンバーも同じだと思うけど、やっぱりファンのみなさんの“笑顔”が本当に一番大きなエネルギーになってくれてます。俺が役者を志した理由もそれなので。井上:僕は、僕のことを支えてくださる方への“感謝”の気持ちがあるから。大変な時期があり迷っていたときに、家族やファンの方も然りなんですけど、この業界の中で、僕のことを考えて行動してくださる方がいらっしゃって。そういう方がいてくれたから“いまの僕”がいる、と凄く強く感じているんです。それに、お仕事は自分ひとりでできるものではない。僕たちのお仕事は、作品においてお芝居をすることですが、そのフェーズに至るまでに携わってくれる方、作ってくださる方がいてこその“自分の仕事”。だから、そこへの感謝は絶対に忘れないし、みなさんの気持ちも絶対に考えなきゃいけないと思う。「どうしたらこの作品の人気が上がるかな?どうしたらもっと売れるだろう?」とか「そのために僕ができることは何かな?」と考えられるようになる。それが僕の原動力かな、って思ってます。市川:僕の原動力は“好きであること”“楽しむこと”だと思っています。自分が「楽しい」と思ってないと、お客様に楽しさが伝わらないし、面白いと思っていただけない。だから、最低限、自分が如何にして“いま”を楽しんで、なおかつ、お客様に伝えたいことを伝えつつ、作り手側の意図に沿ってお客様に楽しんでもらえるか…というのを第一に考えてお仕事に取り組んでいます。やはり、厳しい世界なので、僕らがこの業界に居続けるためには、好きという“情熱”がないといけない。荒:僕も、凄く好きでこの仕事をやっているっていうのがありまして。上手くいかないときや不安になることもあるんですけど、実際にお仕事をしてみたり、ステージに立った後とかは、「凄く楽しかったな」「やっぱり俺はこういうことをするのが好きなんだな」って思うことがよくあります。だから、「これからも頑張っていきたい」っていうふうに思えるんだと思います。筆村:僕は小学生くらいから“夢見る男の子”みたいな…ほかの子よりもゲームやアニメが好きで、ずっとゲームやアニメを見ているタイプだったんです。それで、「アニメやゲームの世界のキャラクターに自分がなってみたい」と、“キラキラ”した世界に憧れて、いまこうして頑張れているんです。だから、ツキクラの活動を通して“夢”に近づいているまさにこの瞬間が、凄く原動力になっています。実際に働き始めても、思い描いていた“キラキラ”は消えていません!メルヘンじゃないところなんてないです!小松:僕は、人前に出ることが好きで、自分の身体を使って表現する仕事をしたいと昔から思っていました。とにかく、人生一度切りなので“いろんな人になりたいな”って。いろんな役を演じれば、様々な人の感性やいろんな考え方が入ってきて、そこが面白いし魅力的だと思うんです。それから、僕はこの仕事を通して、小さいころから支えてくれた周りの人たちに“恩返し”がしたいんです。とあるオーディションで賞を取ったときに、周りの皆が喜んでくれたんです。そのときに「ああ、僕がやりたいことをやって活躍する姿を見せることも、恩返しのひとつになるんだ」と気づいた。だから、人前に立つことで「僕はいまこうやって頑張ってるよ」という姿を皆に見せたい。大海:僕も準弥君と同じで、いろんな人に支えられて、いまこうしてここに“大海”がいるので、支えてきてくださった方々に恩返しの思いもありますし、いま応援してくださっているたくさんの方々の思いにも応えたい、という気持ちで頑張っています。西野:自分も、始めはふーくん(古畑)と一緒で、人気者になりたいという気持ちからだったんです。けど、本当にいまはたくさんの人たちに支えてもらったり、応援してもらっている。身近な方から大勢の方まで、いろんな方にお世話になっている。そういう方々の気持ちや、存在そのものが、僕が頑張れる原動力ですかね。…短くまとめちゃったんですけど、でも本当にその思いに尽きるんです。大島:僕の原動力は“憧れ”ですかね!僕はダンスと歌が大好きで、いまはツキクラとして演技を本格的にはじめましたが、ふり返ると小さいときからいろいろ経験してたなって。幼稚園のときは劇でメインの役を、小学生になってからはダンスでセンターポジションをもらったり、音楽の授業で歌うのも楽しかった。本当にダンスと歌と演技が大好きなんです!それ以外をやっている自分っていうのが想像できなくて、生きてる心地がしないんですよ。家に帰っても常に歌ってますし、踊ってないと納得行かない、って感じる…。だから、テレビで見ていた憧れの人に近づきたいって思うんです。もちろん、一生をかけても「このスキル手に入れられないな」って感じる方もいますが、いまは“マイケル・ジャクソンさんさえも超えたい”という思いで頑張ってます!あとは、声優に必要な言語力&トーク力を手に入れるために奮闘してます!松岡:僕の原動力は…“挑戦する気持ち”ですかね。僕は、もともと運動ができたり頭が良いわけではなかったので、「好きだからやりたい」と思っても「どうせできないしな…」とやる前から諦めたり、手を出してもすぐに辞めてしまうことが、昔からいままでずっと続いてきた。そのうちに、好きなこともしなくなって、何が好きなのか自分でもよく分からなくなったんです…。中高生のときはほとんど学校にも行ってなくて…。そんなときに気持ちを明るくしてくれたのが、ラジオやアニメ・ゲームでした。それで、声優という職業に興味を持ち始めたんですが、最初はやっぱり「できるわけないし…」と諦めたし、周りに「やりたいんだ」と言うのも恥ずかしかった。「無理だよ」と言われるに決まってるって思ったんです。だけどある日、家族に軽い気持ちで「(声優)やりたいんだよね、実は」と言ってみたら、「やりたいものがあるんだったら、もっと早く言ってくれればよかったのに!」と、思いがけず受け入れてくれた。親や家族、学校の先生も誰も反対せず、全員が全員、僕の背中を押してくれた。周りの人がこんなにも応援してくれて、しかも自分もやりたいことなのに、やらない理由はないなって。それに、人生で一つくらいは「逃げずにこれやったぞ!」って思えるものが欲しくて。なので、「負けないぞ!挑戦するぞ!」っていうこの気持ちが、いまもずっと原動力だと思います。――これまでもメンバー内でこうしたお話をしたことはあるんですか?小松:今後どうしたらもっと良くなるか?っていう話が結構多いので、「なんでやってるの?」という話は初めて聞いた。市川:ここまでに至る過程とかは、いままで一緒にいたけどあまり話さなかったので、新鮮というか、新たな一面がみれた気がしましたね。■より高みを目指して!ツキクラ13人13色で描く未来予想図それぞれの想いや夢を胸に、真っ直ぐ前進する彼ら。バラバラなようでいて、その結束は固く、想いの方向は同じようだ。まるで“花束”のように、それぞれが全く違う個性で輝きながらもツキクラとして一体感を持ち活動する中で、彼らがこの先に目指すものは?ファン必聴の「ツキクラ大構想(?)」が明かされた。――今後目指すものは何ですか?筆村:7月の七夕のときに短冊にツキクラの願いごとを1枚ずつ書いたんですけど、みんな「大きなステージに立ちたい」とか「みんなでCDデビューをしたい」とか…それぞれが向いている方向は同じだなって感じて。なのでやっぱりツキクラとして大きなステージに立ったり、これから僕たちもキャラクターがついて正式に「ツキノ芸能プロダクション」のタレントになるので、そのときにゲームやアニメで活躍して、ツキクラが大きなコンテンツになっていけたらいいな、と思います。小松:そのためにも、ツキクラとしての強みをこの夏で見つけたい!結構そういう話もしてるんです。13人もいるので、それを活かした強みについて。市川:13人それぞれが、声優・舞台・アイドルと様々な分野で活躍しているメンバーが集まっているので、お互いの進みたいところで活躍して、そこで新たにツキクラにも興味を持ってもらう。そうやって大きく広がっていくコンテンツとして注目してもらいたい。そこが、ほかの2.5次元コンテンツさんとは違うツキクラの強みかな、と思っています。――なるほど。具体的にやりたいことはありますか?井上:ツキクラのファンクラブを作りたい!ファンクラブができることによって、またひとつのグループとして新しい活動ができそうだし、面白いかな、と。出演するテレビ放送がなく、イベントが無い期間でも、会報やメルマガ配信など、ファンクラブ会員限定の何かができたらいいなって!市川:あと、ツキクラでお芝居をもっとやりたい。もちろん今後はキャラクターがついて、ドラマCDなども録ったり。それ以外にも舞台とか、2.5次元というコンテンツを活かして、新たな展開に挑戦してみたいです。松岡:シリアスな舞台がやりたい!一同:へ~!意外!松岡:逆にね!観ている人たちには、ツキクラっていつも仲が良いイメージがあると思うんだけど…ギャップじゃないけど、いつもと違うテンションで「重めの芝居もできるんだぞ!」っていうのを幅として見せられたら「素敵な役者さんだな」って評価にもつながると思う。大島:僕はね、毎週日曜日ツキクラだけの番組がやりたいです!「明日から月曜日だ…憂鬱だわ…」っていう気分を癒せたらいいなって!しかもイッチー(市川)が言ったようにいろんな展開ができると思う。歌とかダンスとか、演技も!それに、ダンスや歌、演技を志す若者たちにも刺激を与えられたら良いよね。そうしたら僕たちもいろんな方向で見てもらえるチャンスが増えるんじゃないかな。夢・情熱・未来について語る彼らの姿は、太陽の光を浴びて力強く咲き誇るヒマワリのように眩しく輝き、もはや太陽そのもののようにさえ感じられた。いまはまだ一人ひとりは小さな花でも、グループとして団結した彼らは花束となり新たな魅力を発揮し、そしていずれはそれぞれが大輪の花となるだろう。エンターテインメントの楽しみ方が多様化している昨今において、多彩な才能が集まったツキクラが、今後どのような煌めきを見せてくれるのか。楽しみで仕方が無い。(text:cinemacafe.net)
2016年08月08日2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」のリアル新人声優グループ「ツキクラ」が、初の単独ホールイベントを7月18日に開催。キャラクターユニットCDデビューをかけたファン投票で決した選抜8名の発表に加え、サプライズ発表として13人全員でのCDリリース&今冬に再びイベント開催が決定!詰めかけた約400名のファンが歓喜した。次世代を担う男性声優の発掘・育成プロジェクトとして、ソニー・ミュージックエンタテインメントがアニメイトグループ協力のもと開催したリアルオーディション「ツキプロMusic Grand Prix 2016」で、見事合格した13名の新人声優グループ「ツキクラ」。架空の2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション(ツキプロ)」のリアルなアーティスト候補生として、テレビアニメ放送が始まった人気シリーズ「ツキウタ。 THE ANIMATION」に登場するキャラクターのように、歌って踊れる声優アーティストを目指し活動中だ。活動開始から約4か月、満を持してツキクラ初の単独ホールイベント「TSUKINO CROWD FESTIVAL 2016 SUMMER」(略称:クラフェス)を開催。MCを先輩声優の山中真尋、間宮康弘が務める中、メンバーの荒一陽、市川太一、糸川耀士郎、井上雄貴、大島尚起、大海将一郎、菊地燎、小松準弥、徳武竜也、西野太盛、筆村栄心、古畑恵介、松岡一平らがお揃いのツキクラTシャツに身を包んで登場。会場に詰めかけたファンは、サイリウムを手に大きな歓声で迎え入れ、荒さんが「今日はみなさんで夏の思い出を共に作りましょう!」と呼びかけ、イベントがスタートした。この日は、2チームに分かれて、オーディションの課題曲でもあった「グロリアス・ストーリー」と「I need you」を披露するライブコーナーや、朗読劇「ある白雪姫の秘密」を全員でお披露目。おなじみの物語を大胆にアレンジしたユニークな内容に、随所にアドリブが展開され、ツキクラの個性あふれる朗読劇に会場からは絶えず笑いが巻き起こった。そして、オリジナル曲「未来のPiece」のフルコーラスを本邦初披露。メンバーで息の合った歌とダンスに、ファンの熱気は最高潮!「みんなでイケメンの顔でやろう!と揃えました」(筆村さん)、「各々で自主練もやったり教えあったりして、成功させたいという想いがあって。振付も、どの角度がカッコいいだろうと話したり、『それいいね』とかいっぱい話し合ったりして時間をかけてやりました」(西野さん)とそれぞれに晴れやかな表情でふり返った。終盤は本日のメインイベントでもある選抜メンバーが発表。1位に選ばれたのは、中間発表でも1位だった井上さん。「順位が変わるとしたら落ちるしかないわけで、キープできるかどうか正直不安でした。みなさんの応援に恥じないよう、自信を持って頑張ろうと思って今日までやってきました。本当にうれしいです!」と喜びを語った。2位は小松さん、3位の松岡さんは名前を呼ばれた瞬間から喜びの涙が。4位は大海さん。5位の大島さんは「みなさんに恩返しします」と終始涙ながらに語った。6位は徳武さん。7位は古畑さん。客席に深々とお辞儀をした古畑さんは「今回選んでもらったことに対してうしろめたさを感じていません。なぜなら一か月間メンバーとたくさん話して、その上でツキクラは13人で1つだと結論に至ったからです」と力強く述べた。そして、8位には糸川さんと、中間発表では圏外だった4人が選抜入りするという大接戦。今回選抜された8名は、ツキノ芸能プロダクションのタレントとして、今後キャラクターソングCDをユニットでリリースする。そして、サプライズ発表が。ファンの熱い声援にこたえ、キャラクターではなく、「ツキクラ」13人全員で歌う初のオリジナルCD「未来のPiece」のリリースが決定。さらに、12月13日(火)には2回目のクラフェス「TSUKINO CROWD FESTIVAL 2016 WINTER」の開催も決定した。惜しくも8人に選ばれなかったメンバーも、「また次のクラフェスが決まったので、またそこで挽回できるよう、より一層これから頑張っていきます!」(荒)、「残念ながら選ばれることが出来ませんでしたが、僕自身のいまの位置が分かったということで、とても有意義な投票だったと思います。力不足でしたが精進します!」(市川)、「これが第一幕の集大成、これからの第ニ幕をぜひとも楽しみにしていただきたいです」(菊地)、「結果がすべてということで、前を向いてこれから頑張っていくので応援よろしくお願いします」(西野)、「まだまだ僕は夢の途中なんだなと思いました。なので、これからみなさんの期待に応えられるよう頑張りたいと思います」(筆村)と、ファンへを前にそれぞれ心境を述べた。イベント中、井上さんが「まだまだツキクラにはいろんな可能性があると思います。13人でのツキクラ、ここで終わるつもりはありません。まだまだ駆け抜けていきます!」とファンに向けて語った言葉のように、今後も活動予定が目白押し!秋には13人全員に2次元の担当キャラクターがつくことが決定しているほか、10月からはツキクラメンバーが出演する声優バラエティ番組「ツキプロch.」(TOKYO MX)の2期放送もスタート予定。イベントの最後には、全員が今後「ツキクラ」としてのさらなる成長と活躍を決意し、ファンと約束を交わした。(text:cinemacafe.net)
2016年07月20日2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」が、未来のスターを生み出すべく実施したオーディション企画を勝ち抜いた新人男性声優13名が、デビューを目指し奮闘する新人育成プロジェクト「ツキクラ」。この度、「ツキクラ」初の単独ホールイベントの開催が決定!併せて「ツキクラ」メンバー13名のうち、実際にCDデビューする上位8名を決する“ファン投票”実施も決定した。「ツキクラ」とは、2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」が2015年冬から2016年春にかけて開催したリアルオーディション「ツキプロMusic Grand Prix 2016」に合格した13人の新人が、デビューを目指す新人育成プロジェクトの総称。彼らのレッスン風景や体当たり企画に挑戦する姿を追った成長記は、現在、声優バラエティ番組「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」にて放送中だ。同番組では、先輩キャスト「SolidS」の声優陣・江口拓也、梅原裕一郎、花江夏樹、斉藤壮馬らが出演するコーナーや、アニメ化が決定している「ツキウタ。」シリーズの最新情報・イベントレポートなど、ファン必見の情報満載で人気を博している。この度、「ツキクラ」初のチケットを販売しての単独ホールイベントとなる「TSUKINO CROWD FESTIVAL 2016 SUMMER(略称:クラフェス)」が、7月18日(月・祝)に科学技術館サイエンスホールにて開催されることが決定。「ツキクラ」メンバーの荒一陽、市川太一、糸川耀士郎、井上雄貴、大島尚起、大海将一郎、菊地燎、小松準弥、徳武竜也、西野太盛、筆村栄心、古畑恵介、松岡一平らが総出演し、先輩声優の山中真尋と間宮康弘がMCを務める。また、「ツキクラ」メンバー13名のうち、実際にCDデビューする“上位8名”を決めるファン投票の実施も決定。6月1日から6月30日(木)の期間中に番組公式サイト上でWEB投票を実施し、加えて今後メンバーが行うすべての活動を「ツキプロ」がポイント制にて評価。そして最終決戦として「クラフェス」でイベント参加者からの会場投票により、CDデビューするメンバー8名が決定するという。さらに、7月放送予定のアニメ「ツキウタ。THE ANIMATION」にメンバーの出演が決定したが、台詞がある役は8名のみ、残りの5名は集団・ガヤでの出演という厳しいもの。オーディション用の動画撮影の様子も次回以降の番組で放送される。次回6月8日(水)および15日(水)放送の「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」では、引き続き合宿回を放送。いよいよ始まったツキクラ内での競争、それぞれの思いを胸に練習に励むメンバーたち…。気になる合宿の行方は…?先日には、「AKB48 45thシングル 選抜総選挙」の速報が発表され大きな注目を集めているが、同じように応援したいファンと懸命に頑張るメンバーたちとの熱く真剣な想いが交差する本企画の展開から目が離せない。「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」は毎週水曜日23時よりTOKYO MXにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日タレントの井上晴美(41)が16日、自身のブログを更新し、熊本地震で自宅が全壊したことを明かした。井上は、4年前から家族と熊本で生活。地震後、避難勧告のため近所の友人宅の庭でテント生活を送っていたが、この日、「自宅へ行く」というタイトルでブログを更新し、「だめだった全壊です」と報告した。その後、「お腹すく子どもたち」というタイトルで更新したブログでは、「もう食料がなく機嫌が悪くなりケンカが多くなってきてる泣き叫ぶ子どもたち…」と子供たちの様子を明かし、「無力だ」と吐露。さらに、「配給なし」というタイトルでも更新し、「まだこない行ってみたけどなにもなかった」と報告し、「いつになれば何か食べれるかな」と厳しい状況を訴えた。
2016年04月16日2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」が未来のスターを生み出すべく行う新人育成プロジェクト「ツキクラ」。そのメンバーに、先日開催されたリアルオーディション「ツキプロMusic Grand Prix 2016」で合格した13名が決定!デビューを目指す彼らの挑戦やレッスンの様子が、4月6日(水)より始まる声優バラエティ番組「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」にて放送されることが分かった。2.5次元に存在する架空の芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」、通称「ツキプロ」。アイドル、俳優、声優、お笑い芸人からアナウンサーまで、個性豊かなタレントを抱えた大手プロダクションであり、所属タレントは約100名。ツキプロ内のキャラクターには人気男性声優陣が多くキャスティングされており、「進撃の巨人」エレン役の梶裕貴をはじめ、先日行われた「第10回声優アワード」にて助演男優賞を受賞した細谷佳正、そのほか鳥海浩輔、前野智昭、増田俊樹、蒼井翔太、小野賢章ら中堅から若手までが名を連ねる。そんな「ツキプロ」が、2015年冬から2016年春にかけてリアルオーディション「ツキプロMusic Grand Prix 2016」を開催。本オーディションで合格したものは、新人育成プロジェクト「ツキクラ」のメンバーとして活動する。今回は、荒一陽、市川太一、糸川耀士郎、井上雄貴、大島尚起、大海将一郎、菊地燎、小松準弥、徳武竜也、西野太盛、筆村栄心、古畑恵介、松岡一平の13人がメンバーとして決定!「ツキプロ」の新キャラクターの担当声優としてデビューするべく、体当たり企画やレッスンに挑み、切磋琢磨しあう姿を公開。彼ら男性声優たちの奮闘と成長は、4月6日(水)より放送予定の新声優バラエティ番組「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」にて追いかけるとのこと。また、本番組内では、「ツキプロ」内のユニットごとにスポットをあて、キャラクターを演じる人気声優陣のトーク&企画コーナーを展開。中でも人気急上昇中のグループ「SolidS」のキャストを務める江口拓也、梅原裕一郎、花江夏樹、斉藤壮馬らをメインとしたコーナーもあるようだ。さらに、2016年よりアニメ化が決定している「ツキウタ。」シリーズをはじめ、「ツキノ芸能プロダクション」に関する最新情報や告知、ライブ映像やイベントレポートといったファン垂涎の映像も放送予定。ここから新たな超人気声優の誕生を予感させる、一大プロジェクトをいまからチェックしてみて。「ツキクラ」メンバー13名は、3月26日(土)開催「Anime Japan 2016」アニメイトブースにて初お披露目。「ツキプロch.(ツキプロチャンネル)」は4月6日(水)23時よりTOKYO MXにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年03月16日女優・井上真央と声優初挑戦となる鈴木亮平を迎え、ロングセラーを誇る児童文学をフル3DCGアニメーション映画化する『ルドルフとイッパイアッテナ』。この度、井上さんと鈴木さんの声が吹き込まれた2匹が登場する特報が公式サイトにて解禁された。大好きな飼い主と突然離ればなれになってしまった黒猫のルドルフ。迷い込んだ長距離トラックで辿り着いた先は、大都会・東京。そこで出会ったのは、街で最も恐れられている大きなボス猫・イッパイアッテナ。ルドルフは故郷へ帰ることもできずイッパイアッテナと共にノラ猫として生きていくことに。しかし、イッパイアッテナには思いもよらない秘密があった…。原作は、1987年初刊発行以来、28年のロングセラーを誇る“日本一有名なノラ猫”シリーズの「ルドルフとイッパイアッテナ」。第4巻までの累計発行部数は100万部を超え、NHKの「テレビ絵本」でも放送されるなど国民的な人気を誇る不朽の名作が、超大型フル3DCGアニメーション映画となって登場。ひょんなことから飼い主のもとを離れ思いがけず東京にやって来てしまった小さな黒猫・ルドルフを演じるのは、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主演を務めた国民的女優の井上さん。みんなから一目おかれる巨漢のトラ猫、イッパイアッテナ役には、「天皇の料理番」『俺物語!!』と幅広い役を演じ分ける鈴木さんがキャスティングされた。今回公開された特報では、フルCGで表現された猫たちが、躍動感あふれ生き生きとした表情で駆け巡る映像が盛り込まれている。また、井上さんと鈴木さんが2匹の猫を演じた台詞も初解禁!井上さんは声優が2度目とは思えないほど、元気いっぱいで可愛らしい黒猫・ルドルフを見事に熱演。鈴木さんは大きな体のボス猫・イッパイアッテナを、声優初挑戦とは思えないほど圧巻の演技力で魅せ、低い声を巧みに使い分け、イッパイアッテナの持つ強さと優しさを表現している。モフモフした毛なみ一本一本にまでこだわり鮮明に作成された映像と、実力派俳優たちの演技力に、作品への期待が高まる映像に仕上がっている。『ルドルフとイッパイアッテナ』は2016年8月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月22日●ウイルスバスタークラウド10と太田雄貴選手トレンドマイクロは、ウイルスバスタークラウドの新バージョンとフェンシングの太田雄貴選手とのスポンサー契約を発表した。○太田雄貴選手とのスポンサー契約太田選手であるが、北京五輪にて日本フェンシング界の初のメダル(銀)の獲得、ロンドン五輪では団体銀メダル、2015年の世界選手権で金メダルを獲得したことで知られる。今回、トレンドマイクロ社が太田選手とのスポンサー契約を結ぶにあたって、代表取締役社長兼CEOのエバ・チェン氏は以下のように語った。フェンシングの名前は「FENCE(守る・囲い)」から生まれたもので、相手の攻撃からの防御、変化する相手の攻撃に対応する戦略性などが重視される。この発想は、トレンドマイクロの脅威からの防御、そしてさまざまな手法で攻撃を仕掛ける攻撃者に対応する姿勢と一致する部分がある。そして、各種大会での立派な成績もさることながら、小学生のフェンシング大会の企画・プロデュースなども手掛け、若い選手への育成にも力を注いでいる。こういった活動を高く評価すると、エバ氏は語っていた。さらに、エバ氏自身が、フェンシングが大好きであることも、スポンサー契約の理由の1つとのことである。エバ氏は、コーチからつねに早く、集中力を高め、相手の攻撃を予測できなければならないと教わった。トレンドマイクロの驚異対策も同じで、いかに早く驚異への対策を講じ、未知の脅威への対策と同じ姿勢が求められる。トレンドマイクロでは、太田選手のスポンサーとしてさらなる活躍と成長を支援するとともに、次世代選手育成キャンプなどの支援を継続し、グローバルに活躍する人材の育成の協力に取り組む予定とのことである。太田選手は、この場に立てることをとても感謝しているという言葉から挨拶が始まった。太田選手もトレンドマイクロが大切にしているフェンスとフェンシングには、とても似通ったものがある。相手の先の攻撃を予測して防御する点も、トレンドマイクロの思想とフェンシングが共感していると思うと語った。東京五輪が開催される2020年のセキュリティについて尋ねられると、インターネットと実社会は非常に近いものとなっている。それはこの先もより加速していくだろう。5年後、もっともっと近い存在となっていくがゆえに、ウイルスの脅威も増大していくのではないかと答えた。2020年には、ウイルスバスターに守ってもらいながら、次世代のアスリートを育成し、もしかしたら自分もチャンスがあれば、五輪にチャレンジしたいと夢を語っていた。○ウイルスバスタークラウド10必要な10理由続いて、ウイルスバスタークラウド10の発表となった。まずは、エバ氏がウイルスバスタークラウド10が必要な10の理由を披露した。以下の通りである。SNSWeb閲覧ネットバンキングネットショッピング動画視聴仕事遊び共有通信学習たとえば、共有ではOneDriveが、Windows 10の登場でより普及が進むと予想される。そこで、ウイルスバスター10では、クラウドストレージのスキャン機能が搭載された。実際にデモが行われ、CPU負荷がほとんどかからないことが示された。このように、新しいOSによる新しい環境や利用形態に沿ったものとなっていることを強調していた。○トレンドマイクロのコンシューマビジネス次いで登壇したのは、取締役副社長の大三川彰彦氏である。まず、トレンドマイクロが27年間貫き通したビジョンの「デジタルインフォメーションを安全に交換できる世界実現」、そしてミッションとして「お客様のデジタルライフやITインフラを脅威から守る」を再確認した。そして、環境の変化についてふれた(図3)。多くのユーザがPC以外にもスマホなど複数のデバイスを持つ、平均的には1人で3.5台になる。しかし、PCのセキュリティ対策はしても、スマホなどの対策があまり行われていない。次に、クラウドサービスが普及する一方で、セキュリティへの懸念が拡大している。また、トレンドマイクロのデジタルライフサポートの利用者も急増している。これは、複雑化するデバイスの設定がわからない。警告が表示されたが、どう対応していいかわからないといったものである。実際にサポートで、何が起きているかを確認するだけで、30分もの時間を費やしてしまうこともあるとのことだ。こういった問題を解決するために開発されたのが、ウイルスバスタークラウド10である。以下では、個々の新製品の新機能などを見ていこう。●ウイルスバスタークラウド10/モバイルの新機能○ウイルスバスタークラウド10の新機能など製品紹介は、マーケティング本部プロダクトマネジメント部の石橋達司氏である。まずは、PC用の製品である。新機能などは図6の通りである。Windows、Mac以外にも、Android、iOS、Kindle Fireなどにも対応する。クラウドストレージスキャンであるが、図7を見てほしい。ユーザのPCを介さずに直接スキャンを行う。現状、対応するのはOneDriveのみであるが、Microsoftから提供されるAPIを利用してスキャンが行われるとのことだ。そして、デジタルライフサポートプレミアムであるが、特徴的なのはユーザ側にサポートツールをインストールすることで、ユーザの環境を直接サポートが知ることができる。OSなどの情報はもちろん、今、ユーザの画面で何が起きているかを把握できる(図8では、怪しげなポップアップが表示されているが、それもモニタ可能だ)。さらには、サポートからコントロールパネルを開くといった操作も可能になる。障害のより詳しい把握、サポート時間の削減などが期待できるだろう。一方、Windows 10の新ブラウザEdgeでは、一部の機能(ブラウザガード、リンクの安全性表示)はサポートされない(現時点では対応次期は未定とのことだ)。○ウイルスバスターモバイルの新機能などAndroidなどのモバイルデバイス向けのセキュリティ製品が、ウイルスバスターモバイルである。今回の新機能などは、図9の通りである。オンラインバンキングなどでの安全性の向上が期待できる機能が追加された。図10は、偽アプリを検出そたこの対象であるが、国内の主要銀行でオンラインバンキング用のアプリを提供する銀行を対象としている。トレンドマイクロでは、この仕組みを作る前に存在するアプリにスキャンを実行し、問題があれば銀行に連絡をとったとのことである。新バージョンへの対策であるが、すでにチェックが終わったアプリは定期的に確認をしている。新たなアプリについては、一定間隔で確認を行うとのことである。大三川氏のマルチデバイスの普及に関して、平均3.5台という数字をあげていた。今回の標準パッケージでは、3台までのデバイスが利用可能である。しかし、家族のすべてのデバイスに対応できない。そこで、トレンドマイクロでは、OKAERIという月額制のサービスも提供している(台数無制限)。状況によっては、こちらも検討したい。
2015年07月27日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介と、アジアンの馬場園梓が23日、映画『ジュピター』(3月28日公開)のトークイベントに登場。井上は"今狙っている相手"として「石原さとみ」の名前を挙げ、「出会ったら恋に落ちる可能性もある」と、強い自信をのぞかせた。本作では、2012年People誌の最もセクシーな男性第1位のチャニング・テイタムと、2012年米Esquire誌の最もセクシーな女性第1位に輝くミラ・クニスという2大セクシー俳優が共演を果たしていることにちなみ、それぞれが演じるキャラクターのコスプレで登壇した2人。井上は、3時間以上かけて作り込んだ金髪と口ひげ、とがった耳という特殊メイクに加え、右腕にタトゥーも入れてチャニング・テイタム演じるケインに変身し、「僕の内なるオオカミが出てしまいました。セクシー過ぎてすいません!」と勝手に謝罪。黒のピチピチ衣装でミラ・クニス演じるジュピターを意識した馬場園は「くまモンではありません(笑)」と笑いを誘った。また、人類の危機を救うために運命に導かれた2人の戦いを描いていることから、それぞれの恋愛トークに発展。井上は「遠距離恋愛や、結ばれない恋も経験しましたました」という過去を明かし、今ターゲットにしている女性に「石原さとみ」の名前を挙げて「出会ってしまったら恋に落ちる可能性もある。まだ出会っていないだけ!」と自らのスキャンダルを予告した。一方、馬場園は「小出恵介」の名前を挙げて「本当に好きなんです」とラブコール。馬場園も「私も出会っていないだけ」と強がり、2人の自意識過剰ぶりが報道陣を沸かせた。さらに、ケインのような力強い男をアピールするため、井上が馬場園の"お姫様抱っこ"にチャレンジ。気合の雄たけびをあげて持ち上げるも、あえなく馬場園の下敷きとなり、「股関節をやってしまった。最近ロケで持った、丸太よりも重かった」と、その重さを木材に例えた。最後に、本作について語った井上は「映像がハンパない。どこまでがCGでリアルなのかわからないほど」と興奮。「ぜひ劇場で、未来の映像を目で耳で体感してほしいです」とPRした。一方の馬場園は「デートムービーとして素晴らしい。登場する豪華な衣装もかわいく、なんと言っても主人公ケインの肉体美がすごい」と見どころを解説。「女性ホルモンがあふれでてくるので、女子力が上がる映画です!」と、女性でも楽しめる映画であることを紹介した。『ジュピター』は、ウォシャウスキー姉弟監督が『マトリックス』以来初となる完全オリジナル・ストーリーを書き上げた作品。人類の危機を阻止するため、身分の違う2人が、宇宙最大の王朝を相手にした戦いを描く。(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年03月23日人気ミュージカル『モーツァルト!』で2002年の初演以来、4回にわたり、主役のヴォルフガング・モーツァルト役を務めてきた井上芳雄。5度目の今回が主役として最後の出演となる井上に、現在の心境を聞いた。ミュージカル『モーツァルト!』チケット情報「最後といっても別に引退するわけではないですから(笑)。稽古では冗談で『芳雄先生、ここはどうでしたか?』と聞かれるぐらい僕にとっては居心地のいい作品。でも僕はひとつの場所に留まっているのはあまり良しとしない。15年間の役者人生の中ですべてを教えてくれた役ですが、新しいところに行くためには、何かを手放すことも必要だと思っています」。天才音楽家、モーツァルトの一生を青年ヴォルフガングと、彼の才能をつかさどる分身アマデのふたりで表現する。ヴォルフガングの父親との確執や、作曲家としての苦悩を力強い楽曲で描いた力作だ。「初演では、僕は経験も少ないし、ヴォルフガングみたいに激しい人生でもない、分からないことだらけで、なかなか彼に共感できなかった。でも今は、天才ではないけれど、表現者の苦しみは分かりますし、何か運命に導かれてここまでやってこられたと思う。それに、人生が思い通りにいかなかったり、良かれと思ってやったことが裏目に出たり、現状と戦うことは多い。前よりも、今はずっと彼に共感できますね」。井上も35歳で亡くなったモーツァルトと同じ年を迎えた。「モーツァルトは神に愛された人で幸福だけど、同じ分だけの不幸もあったはず。その振れ幅が激しいだけで、結局は凡人である僕たちの人生と変わらないかもと思うんです」初演からモーツァルトの父、レオポルトを演じ、病気で療養していた市村正親が本作で復帰するのも注目だ。「以前よりお元気です。市村さんのすごいところは心のありようと若さ、そのエネルギーですね。『モーツァルト!』でオファーがきたとき、父親役ではなく、ヴォルフガング役と思っていらっしゃったぐらいですから(笑)。今回で辞めると言った僕には、またリターンしろと言って下さっています(笑)」今やミュージカルは井上にとって「運命の相手と結婚しているようなもの」だという。「別れ話も出ていないですし、結婚生活は順調です(笑)。でも、子供ができて、親も年を取り役割が大きくなった。法事を取り仕切る長男の感じですね(笑)」。その結婚相手との幸福な時間をじっくりと見届けたい。ミュージカル 『モーツァルト!』は1月15日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演中。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2015年01月07日“ミュージカル界のプリンス”と称され、その歌声に定評のある俳優・井上芳雄が『アナと雪の女王』の「Let It Go」など、ディズニーの名曲をカバーしたアルバム『井上芳雄・ミーツ・ディズニー ~プラウド・オブ・ユア・ボーイ~』を発売した。それを記念し、2月18日(水)に一夜限りのコンサート「YOSHIO INOUE sings Disney ~One Night Dream!」を開催する。本公演にかける思いを井上が語った。「YOSHIO INOUE sings Disney ~One Night Dream!」の公演情報本アルバムは、井上が自身の好きな曲を中心に選曲。普通のカバー曲集ではなく「ひとつの物語が感じられるような内容にしようと思い、作った」という。2部構成となるコンサートの第1部では、それをいかしストーリー仕立てで贈る。「最初はCDだけの話でしたが、その物語を舞台上で、生のお客さまの前でやれるのは、さらに面白いと思いました。CDにはブックレットが付いていて、曲と曲の間にちょっとした台詞が挟み込まれています。その台詞を自分で声に出して読んで、お客さまに届けたい」。第2部では、スペシャルゲストとして坂本真綾を招く。「デュエットはもちろんありますが、真綾さんの声でこの曲を聞きたいと僕からリクエストしているものもあるんです」。さらに「ディズニーは、舞台のミュージカルもたくさん作っているので、その魅力もお届けできればと思っています。『美女と野獣』にしても『アラジン』にしても、アニメには入っていないけれど舞台版にはあるナンバーも結構多い。あとは『アイーダ』のようにアニメにはないミュージカルも存在するので、いわゆる映画のディズニーファンの方も知らないかもしれない曲も聞いていただけるんじゃないかな」と意欲を燃やす。もともと新譜が出るたびに「日本版が出る前に、輸入盤を買っちゃいます。どんな音楽で、どんな作曲家で、どんな人が歌ってるんだろうとすごい気になります」というディズニーミュージカルのファン。その魅力を「独特の高揚感、幸福感みたいなものがありますよね」と分析する。「夢と魔法の世界を作って、それを守っていくには本当に努力が必要なんだと思います。ここまで徹底して作るからお客さまが入り込んで、こんなにも熱狂するんだということがすごくよくわかって勉強になりました」「ディズニーの力を借りて、タイトルどおり、一夜限りの夢ではありますが、できるだけ極上の夢を見られるような時間にしたいなと思っています」と井上。壮大なファンタジーの世界を、歌を中心に舞台でどう表現していくのか、期待が膨らむ。公演は2月18日(水)に東京国際フォーラム ホールAで上演。
2015年01月05日10月4日、金沢21世紀美術館 市民ギャラリーAにて「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」がスタート。初日の開場式には井上雄彦も登場し、自らの手でテープカットを行った。「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」は、7月から約2か月にわたり東京・森アーツセンターギャラリーで開催され、その斬新な内容が好評を博した展示会だ。19世紀末~20世紀初頭のスペインで活躍した建築家アントニ・ガウディと、現代日本を代表する漫画家である井上雄彦。時代も、国も、バックボーンも違うふたりを組み合わせる、いまだかつてないアイデアが大きな話題となった。金沢展は東京展に続いての2会場目。実物を含む資料約100件、井上による描きおろし作品約40点と、基本的な作品数は同じだが、ギャラリーの規模や環境に合わせ井上自身が若干のアレンジを加えている。展示レイアウトはもちろんのこと、作品と作品の間にある白壁に注訳やイラストを加筆。こちらは金沢展オリジナルの内容も含まれる。井上雄彦という稀代の漫画家を組み合わせることで、アントニ・ガウディの創作の原点にまで光を当てることに成功した本展。展示会の今後も感じる「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」は、11月5日(水)まで金沢21世紀美術館 市民ギャラリーAにて開催される。ぴあ中部版WEBでは、井上雄彦へのインタビューを含めた初日レポートが掲載中なので、こちらもチェックしてみよう。■「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」会期:開催中 ~ 11月5日(水)10:00~18:00会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA料金:前売券/大人-1,100円・中高生-800円・小学生-600円※入館は閉館の30分前まで。会期中無休。未就学児童無料。
2014年10月16日咽頭がん治療のため4月から演奏活動を休止していた指揮者の井上道義が、10月2日、活動復帰記者会見を東京芸術劇場で行った。「井上道義」の公演情報「今はまるで生まれ変わったような気持ち」と語る井上道義。闘病中は喉の痛みや咳、不眠などとても音楽を聴く心境ではなかったという。「本当に辛いときは音楽は全然助けにならない。それよりもどうしたら咳が止むか、眠れるのか必死だった」と過酷な闘病生活を打ち明けた。「この場に戻ってこられたのは、たくさんの人たちの温かい応援があったから」と、オーケストラやファン、友人から贈られた千羽鶴や寄せ書きを紹介。「どう生きていくか。改めて自分の使命について考えさせられた。これからはひとつひとつをもっと大切に考えたい」と真剣な面持ちで語った。治療の経過は順調で、7月の退院後はリハビリテーションに努めている井上道義。復帰後初の公演は、10月11日(土)に鎌倉芸術館でNHK交響楽団、ヴァイオリニストの前橋汀子と共演する。また、今後は「大きな生きがい」と語る新曲の創作活動に加え、演出家・野田秀樹と共に手がけるオペラ『フィガロの結婚』(2015年に10都市13公演を予定)の準備にも取り組むという。<井上道義 今後の公演スケジュール>■NHK交響楽団 井上道義×鎌倉芸術館「いざ、鎌倉への道」Vol.410月11日(土) 鎌倉芸術館 大ホール(神奈川県)■上田市交流文化芸術センター開館記念事業 NHK交響楽団上田公演10月12日(日) 上田市交流文化芸術センター 大ホール(長野県)■大阪フィルハーモニー交響楽団 第482回定期演奏会10月23日(木)・24日(金) フェスティバルホール(大阪府)■佐倉市民音楽ホール会館 30周年記念 東京交響楽団演奏会11月3日(月・祝) 佐倉市民音楽ホール■大阪フィルハーモニー交響楽団 マチネ・シンフォニーVol.1211月13日(木) ザ・シンフォニーホール(大阪府)■オーケストラ・アンサンブル金沢 ファンタスティック・クラシカルコンサート11月23日(日・祝) 石川県立音楽堂 コンサートホール(石川県)■新日本フィルハーモニー交響楽団 埼玉会館公演11月29日(土) 埼玉会館 大ホール(埼玉県)
2014年10月03日