山田ジャパン1月公演『優秀病棟 素通り科』が2021年1月20日(水)~27日(水)に渡り、本多劇場で上演される。この度、本作のビジュアルが公開となった。2008年に旗揚げした山田ジャパンの全作品は、脚本家・演出家として活躍する山田能龍が手がけている。彼は全世界190カ国に配信され世界中から絶賛されたNetflix配信『全裸監督』(シーズン2 は2021年配信予定)の脚本を、まだ日本ではなじみの薄いチームライティングの手法で作り上げ、高評価を得た人物のひとりだ。誰もが抱く不足感と独特の哲学を絶妙なワードセンスで笑いに昇華させ、物語に展開する世界観でファンを増やし続けている。山田ジャパンの最新作である『優秀病棟素通り科』は切り花を輸入する貿易会社に勤める飯塚哲人が主人公。彼は自らこの世を去ろうとしていたが、その矢先にかすかな丸みと共に、ガバ!っと抱きかかえられる感覚を覚える。彼をキャッチしたのは、小さな製紙工場の経理を務める初老の女性・喜久枝。不思議な縁は転がり、哲人は不運続きで悲惨な道のりを歩んできた喜久枝の人生を知ることに。一方、充実した人生を送り、周囲から愛されているかに見える哲人は、なぜそんな決断をするに至ったのか。主演はふぉ~ゆ~の福田悠太、劇団おなじみのゲストも出演。さらに旗揚げから劇団に所属し、山田作品には欠かせないいとうあさこも登場する。チケットは12月12日正午より、公式サイトにて先行発売開始。公開されたビジュアルは全員が背を向けたビジュアルとなっている。“ちょっとビターな大人のコメディ”に期待したい。■公演情報山田ジャパン1月公演『優秀病棟 素通り科』2021年1月20日(水)~27日(水)会場:本多劇場料金:8,500円(全席指定・税込)一般発売日:12月26日(土)10:00AM~公式サイト:
2020年12月12日劇団・山田ジャパンの1月公演『優秀病棟 素通り科』が2021年1月20日(水)から27日(水)まで本多劇場にて、ジャニーズの4人組男性アイドルグループふぉ~ゆ~の福田悠太主演で上演されることが決定した。山田ジャパンは、2008年に旗揚げしたコメディユニット。 Netflix配信『全裸監督』の脚本を担当した山田能龍がこれまで発表した全作品を手がけており、誰もが抱く不足感と、独特の哲学を絶妙なワードセンスで笑いに昇華させる作品でファンを増やし続けている。今作は、切り花を輸入する貿易会社に勤める飯塚哲人を主人公としたコメディ。飯塚をTVドラマやバラエティなどで幅広く活躍し、2018年のオリジナルミュージカル『DAY ZERO』で単独初主演を務めたふぉ〜ゆ〜の福田が演じる。また森一弥、与座よしあきといった、劇団おなじみのゲストが出演。さらに、旗揚げから劇団に所属し、山田作品には欠かせない、いとうあさこも出演する。今回の主演抜擢に、福田は「この度、山田ジャパンさんの舞台にお邪魔させて頂ける事になりまして、ガッチガチに緊張しています」とコメント。脚本・演出を務める山田に対し、「山田さん、こんな僕ではございますが、お手柔らかにお願い致します」と問いかけながらも、「自信が足りない僕ですが、山田ジャパンさんの皆さんの舞台に立たせて頂く事により、自信をゲットして、1回りも2回りも、成長しちゃいたいと思います」と意気込みを語った。チケットの一般発売は12月26日(土)10時より開始される。【福田悠太(ふぉ~ゆ~)コメント】はじめまして。普段は、ジャニーズ事務所で、ふぉ〜ゆ〜という珍しいグループで活動させて頂いています。福田悠太という者です。よろしくお願いします。この度、山田ジャパンさんの舞台にお邪魔させて頂ける事になりまして、ガッチガチに緊張しています。どなたか助けて下さい。これはもう、山田さんの胸に飛び込むしかないと考えております。山田さん、こんな僕ではございますが、お手柔らかにお願い致します。自信が足りない僕ですが、山田ジャパンさんの皆さんの舞台に立たせて頂く事により、自信をゲットして、1回りも2回りも、成長しちゃいたいと思います。【山田能龍(脚本・演出/山田ジャパン主宰)コメント】今回、初めは別の内容を考えていて、詳細なプロットまで出来上がってたんです。その内容で美術のイメージも伝えてあって。でも、異常な状況で生活をしながら違和感のあるニュースを次々と目にしていくうち、「あ、元々やろうとしてた内容は、何か外れてるな」って。今は死生観を描くべき節目だと思って、題材を選び直しました。福田さんの印象は、ジャニーズらしからぬ人です。本当に偶然オンタイムで例の「お金がないから、ハッピーアワー」発言を観てたんですよね。ここまで生々しい自虐をするのか!と笑ったのを覚えています。そこで一度興味を持ったので、M-1の時も「あ、また変なことしてる」って思いました(笑)。きっと、うちの劇団と相性がいいと思います。早く会いたいですね。【公演概要】山田ジャパン1月公演『優秀病棟 素通り科』上演日程:2021年1月20日(水)〜27日(水)会場:本多劇場料金:8500円(全席指定・税込)一般発売日:12月26日(土)10:00AM~公式サイト:
2020年11月16日『劇場版 仮面ライダーセイバー』と『劇場版 仮面ライダーゼロワン』が、2本立てで12月18日(金)に公開される。この度、『劇場版 仮面ライダーセイバー』に谷口賢志がゲスト出演することが決定した。『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の巽ナガレ/ゴーブルー役で俳優デビュー、数多くの映画やドラマ、舞台などで幅広く活躍し、2016年からAmazonプライム・ビデオで配信された『仮面ライダーアマゾンズ』では鷹山仁/仮面ライダーアマゾンアルファを演じるなど、仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズをはじめ数多くの作品でファンを魅了し続けている谷口。『劇場版 仮面ライダーセイバー』では、バハト/仮面ライダーファルシオンとして仮面ライダーシリーズに帰ってくる。仮面ライダーファルシオンは、“不死身の剣士”という名の通り、全身にまとったフェニックスが印象的だ。鮮烈なオレンジ色はまるで炎を思わせ、燃えるようなパワーに満ちたデザインとなっている。不死身の剣士であるバハトの目的は一体何なのか。世界を破滅に導く強大な敵がソードオブロゴスの仮面ライダーたちの前に立ちはだかる。今回の出演を受け谷口は、「平成は間に合いませんでしたが、念願叶いニチアサ令和ライダーと戦えることになりました。不死身の剣士・バハトとして、セイバーたちを全員狩る……じゃなくて、成敗するつもりで魂込めます」と気合十分に語り、本作への出演の喜びとともに、バハトの強さと迫力を感じさせるコメントを寄せた。また、バハトは劇場版だけでなくTVシリーズにもつながる予定の重要な役どころにもなっている。劇場版での活躍はもちろん、どのようにTVシリーズにかかわってくるのか、今後の展開からも目が離せない。谷口のコメント全文は、以下の通り。「『劇場版 仮面ライダーセイバー』バハト/仮面ライダーファルシオン役で出演します、谷口賢志です。大変光栄な機会をいただき、平成は間に合いませんでしたが、念願叶いニチアサ令和ライダーと戦えることになりました。何かの細胞が躍ります。不死身の剣士・バハトとして、「俺の中の俺」にも耳を傾け、セイバーたちを全員狩る……じゃなくて、成敗するつもりで魂込めますので、応援よろしくお願いします。まずは映画館で会いましょう」『劇場版 仮面ライダーセイバー』&『劇場版 仮面ライダーゼロワン』12月18日(金)公開
2020年11月15日東京スカパラダイスオーケストラは、ゲストボーカルとして[Alexandros]の川上洋平を迎える新曲「ALMIGHTY~仮面の約束 feat. 川上洋平」を発表。同曲は『仮面ライダーセイバー』の主題歌となる。東京スカパラ、[Alexandros]の川上洋平を迎えた新曲これまで、Mr.Childrenの桜井和寿、aikoなど名だたるアーティストをゲストボーカルとして迎えてきた東京スカパラダイスオーケストラ。今回の新曲では、ゲストボーカルにロックバンド[Alexandros]の川上洋平を迎えることとなった。「ALMIGHTY~仮面の約束 feat. 川上洋平」は、2020年9月6日(日)からテレビ朝日系全国ネットで令和仮面ライダー第2弾として放送される『仮面ライダーセイバー』の主題歌となる。作詞を谷中敦(Baritone sax)、作曲を川上つよし(Bass)が手掛けている。川上洋平&谷中敦のコメント川上洋平([Alexandros])コメントこの度、東京スカパラダイスオーケストラ先輩のゲストボーカルを務める事になり、さらにその楽曲が仮面ライダーセイバーの主題歌ということで大変名誉に思っております。僕にとってはどっちもヒーローなので正月と盆が一緒にきたような気持ちです。嬉しくてたまらないです。ロックバンドにとって朝は少々苦手な時間なのですが、これを機に毎週日曜、8時半には起床し、テレビの前でスタンバっておこうと思います。谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)コメント国内屈指のスタイリッシュなアーティスト[Alexandros]の川上洋平とコラボレーション出来る日をずっと夢見ていました。「いつか、お願いするからね。」と話してはいましたが、今回仮面ライダーセイバーの話を貰ったとき、真っ先に彼の顔が浮かんだのでスカパラのミーティングで名前を挙げさせて貰いました。洋平くんに決まって心の底から嬉しいです。楽曲は洋平くんと同じ苗字のスカパラのベーシスト・川上つよしのものが選ばれました。今回は『美しく燃える森』のゴールデンコンビで作詞作曲となっています。『ALMIGHTY~仮面の約束』の歌詞は、コロナ禍に於ける自粛期間中に考えた思いが詰まってます。「約束」はディスタンスを越え、「本」は時代を越える。「約束」と「本」の二つを柱に、人の思いが時空を越えて希望をもたらすさまを思い描きながら書き上げました。これから未来を書き換えていく子どもたちに向けた歌詞です。冒頭とエンディングに出てくる英語詞は自分の想いを伝えた上で、海外育ちで英語も堪能な洋平くんに翻訳して貰いました。その英語詞の部分も是非子どもたちに歌って貰いたいと思っています。そして何より、この歌を子どもたちに大きな声で歌って貰えたらこんなに幸せなことはないです。もう自分の頭のなかにはそんな子どもたちの声が鳴り響いています。「オールマイティー!!!」【詳細】「ALMIGHTY~仮面の約束 feat. 川上洋平」リリース日:未定■『仮面ライダーセイバー』詳細放送開始日:2020年9月6日(日)毎週日曜午前9時よりテレビ朝日系にて放送出演:内藤秀一郎/山口貴也/川津明日香/青木 瞭/富樫慧士/岡宏明/古屋呂敏/高野海琉/才川コージ/知念里奈
2020年09月05日坂口健太郎主演映画『仮面病棟』のBlu-ray&DVDが本日7月3日よりリリース開始。これに合わせて、プレミアム・エディションに収録されている映像特典「シーンセレクション・ビジュアルコメンタリー」の一部が公開された。約60に及ぶ撮りおろしの映像特典「シーンセレクション・ビジュアルコメンタリー」では、主演の坂口さんをはじめ、永野芽郁、木村ひさし監督が、本編シーンを観ながら撮影の裏側やネタバレエピソードなど、映画公開時には語れなかったことを明かしている。公開された映像では、映画公開時のイベントや取材の際に語っていた、永野さんが撮影時に見ていたという悪夢について語られる。内容は、見ず知らずの男性に撃たれたり、ピエロが覗いて見ていたりと、不可解なもの。撃たれても死ぬことはなかったそうだが、公開初日にはなんと「死にました」と笑顔をみせ、「でもちょっと嬉しいなって思いましたね。あっ!今日初日だからか!と思って」と感慨深そうに語り、夢の詳細を説明。これに坂口さんは「もしかするとその女性は瞳かもしれないよ」と作品に絡めて分析してみせると、永野さんも「そうかも!」と嬉しそう。一方、坂口さんは撮影中の出来事が夢に影響することは無いそうで、「もうすぐ寝る!すぐ寝て、ぱっと起きて、お風呂入って」と回答した。このほかにも、ピエロの正体や共演者についてなど様々なことが語られる。『仮面病棟』Blu-ray&DVDはリリース中。(cinemacafe.net)■関連作品:仮面病棟 2020年3月6日より全国にて公開©2020 映画「仮面病棟」製作委員会
2020年07月03日作家で現役医師でもある知念実希人による同名ベストセラー小説を映画化した『仮面病棟』。この度、本作のBlu-ray&DVDリリースに先駆けて、映像特典として収録予定の坂口健太郎が自らカメラ撮影に挑むメイキング映像が公開された。映像は、特典映像の「メイキング・オブ 仮面病棟」の一部。今作が映画単独初主演となる坂口さんの撮影シーンを捉えた映像となっており、坂口さん自らカメラを持って撮影に臨む場面が映し出されている。坂口さん演じる速水が、救急車で運ばれるシーンの撮影中、急遽、監督から“速水の視点のカット”を自身で撮影してほしいという要望が。「もちろんですよ!」と笑顔で答え、細かい指示を受けながら、楽しんで撮影に取り組んでいる坂口さん。撮影を終えると安堵の表情を浮かべ、「難しいもんだと思っていたけど(それ以上に)難しい」と感想を語り、そしてすぐに「でも多分オッケーですね。絶対オッケー!!」と自信満々に満足げな表情で反応を待っていると、遠くから「オッケー!」という声がし、坂口さんも嬉しそう。さらにスタッフから記念すべき初カメラマン姿を写した写真を見せてもらった坂口さんは、予想以上の写真に「貰おう♪」とご満悦の様子。本編を見返したくなること必至の映像だ。『仮面病棟』デジタルセルは先行配信中。7月3日(金)よりBlu-ray&DVDリリース・レンタル開始/デジタルレンタル配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:仮面病棟 2020年3月6日より全国にて公開©2020 映画「仮面病棟」製作委員会
2020年06月28日タレントの木梨憲武(58)が28日、自身のインスタグラムに動画を投稿。かつての冠番組『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)で人気を博した“仮面ノリダー”のコスチューム姿を公開。ネット上では大きな反響を呼んでいる。木梨は「ご無沙汰!そして、ちびっ子諸君ははじめまして!私は仮面ライダーに認められなかった、昭和平成をまたいだ仮面ノリダーと申します」と自己紹介。「倉庫を掃除してたらフルセットが出てきた。つまり仮面ノリダーが30数年ぶりに帰ってきたということだ!」と照れ笑いを浮かべながら、久々に変身した経緯を語った。続けて「今、大変な時期に来ている。ジャパン、そしてワールド、全世界でだ。でも一人一人が戦わなくてはいけないんだ」とコメント。正義の味方らしく新型コロナウイルスが猛威を振るう“世界的危機”に対して、皆が立ち向かうことを呼びかけた。そして「みんなの応援歌、これを歌う」と“仮面ノリダーぶっとばすぞのテーマ”を熱唱。途中の「悪いジョッカーぶっとばすぞ」という部分の歌詞を「悪いコロナをぶっとばすぞ」と変換。「レッツ、ステイホーム、エンジョイホーム」とファンに感染拡大予防を訴えた。ネット上では久々の“仮面ノリダー”の登場を絶賛する声があがり、“ノリダー”や“木梨憲武”がリアルタイムトレンドにランクイン。《仮面ノリダー懐かしい!親子揃って爆笑!ノリさんありがとう!》《仮面ノリダー、邪悪なコロナから世界を救ってください~!》《ノリダーの言う通り、しばらくはステイホームしよう》また当時番組で共演していたタレント・渡辺満里奈(49)も「ノリさん、全然変わらない!!」とコメント。30年の時を感じさせない仮面ノリダーの立ち振る舞いに、ファンからは“ノリダー復活”を待ち望む声も多数上がっていた――。《昭和~平成のヒーローだった仮面ノリダー、令和版が見たいです!!》《「だいじょうぶだぁ」みたいに、YouTubeで「ノリダー」流せないのかな?》《仮面ノリダー復活しててワロタwwwノリさん……GOODですよ!!東映さん、そろそろノリダーのソフト化を許可してあげてください!笑》
2020年04月29日「読んでから見るか、見てから読むか」かつて一時代を築いた角川文庫は映画原作小説をそう売り出したが、この選択は原作付き映像作品に限らず、スポーツ観戦でも同じことだ。なんとか情報を遮断して試合結果を見ないように帰っていたら、家の直前で鍵を取り出す際にスマホの速報アプリ通知を見ちゃったあの絶望感。ついでに「いやーギリ勝ったね」なんつって友だちから飛び込んでくるLINE着信。令和の時代、情報を追うというより、情報が俺を追ってくる。そんな情報過多の日常からしばし避難するためにひとり映画館へ向かう本連載。あえてほとんど前情報は入れずにチョイスしたのはヒット中の『仮面病棟』である。ちなみに個人的にまずは映画を観てから、後追いで原作を読んで補完するようにしている。先に原作を読み込むと、これが入っていないあのシーンが違うなんつって気が付けば映像化のあら探しのような気持ちになってしまうからだ。映画も合コンもいかに対象の長所を見つけるかが楽しむポイントではないだろうか。そういう割り切りが大人のソロシネマライフには重要な気がする。コロナ余波で館内が寂しい作品も目立つ中、『仮面病棟』は平日午後回にもかかわらず6割くらいの客入りで、(恐らく学校が休校中の)若い客層も多かった。本作は現役医師の知念実希人氏の本格ミステリー医療サスペンス小説を木村ひさし監督が映画化。古めかしい療養型病院にピエロの仮面を被ったコンビニ強盗犯が押し入り、自らが逃走中に撃った女子大生の川崎瞳(永野芽郁)の治療を要求して立てこもる。先輩医師と当直バイトを代わり事件に巻き込まれた外科医・速水秀悟(坂口健太郎)は、瞳を治療し職員や60人以上の入院患者と監禁され、脱出を試みるうちに、この病院に隠された重大な“秘密”を知ってしまう。果たして速水と瞳は無事に生還することができるのだろうか?さて、ここからはネタバレ防止のためミステリー部分の仕掛け云々ではなく、原作者の知念氏が脚本にも参加しているので、映画と小説の両方楽しんだ上で「ここは映画の方が原作より良くなっていた!」という箇所を独断と偏見で紹介しようと思う。まず、映画の舞台となる「田所病院」の佇まいがもう完璧に近い。重く深く古く暗い、ここだけには絶対入院したくないと思わせるロケーション。公式パンフレットによると、北九州市の廃病院内にセットを組み、複数の施設で撮影したとのことだが、よくこんな病院を探したなというまさにイメージ以上の雰囲気だ。冒頭のこの田所病院の佇まいが強烈なので、直後に登場する物語の鍵を握るアンバランスな最新鋭の手術室がさらに映える。この視覚的なインパクトは映画ならではの強さだろう。もちろん映画単独主演は初めての坂口健太郎や永野芽郁も熱演している。坂口演じる速水は原作のズンドコ具合(やたらと瞳を女として意識しちゃう)が緩和され、過去体験を追加したことにより見る側も感情移入しやすい。瞳役の永野の時に危なっかしい逸材ぶりは、2004年3月28日に行われた新日本プロレスの棚橋弘至vs.村上和成のノーピープル金網デスマッチ時の若き棚橋を彷彿とさせる。まだ粗く流血シーンも堅い、でも将来性とスター性に期待みたいなあの感じ(こちらも新日本プロレスワールドで公開中)。そして、なにより映画化でハマったのが田所院長(高嶋政伸)に看護師の東野(江口のりこ)と佐々木(内田理央)だ。原作だとこの3人の背景が(恐らく意図的に)ボンヤリしているのだが、映画ではキャラ設定を変え、田所にギラついた下衆さとスケベさを、東野に謎めいた奥行きと存在感を、佐々木には職場のちょっとモテる結婚を控えたアラサーお姉さんの生々しさを与えている。映画『横道世之介』の隣人役で見せたどこにでもいそうで実はいない熟練のバイプレーヤー江口のりこ、深夜1時の吉野家でつゆだく牛丼食ってそうなくたびれたいい女を演じさせたら誰よりもハマるであろう内田理央。思わずこの看護師コンビのスピンオフ作品を見たくなってしまう。原作ではボヤけていた病院サイド3人の輪郭がクリアになることにより、登場人物それぞれの“秘密”に対する葛藤や温度差にも説得力が出る。まさにそれぞれの仮面からこぼれ落ちる本心。個人的に映画版のミステリー要素は薄く、物語の仕掛けや謎解き要素についてはほとんどの客は早い段階で気づいてしまうかもしれない。しかし作品の見所はそこじゃなく、それぞれの立場での“正義”のぶつかり合いにある。正義っていったいなにかね?登場人物たちは、自分の行動に理由づけて正当化させるが、いつの時代も自分が信じる常識や日常が揺らぐ瞬間に、人間の本性が暴かれるものだ。人にはそれぞれ事情がある……なんつって、映画が終わると本屋に立ち寄り、原作者の『時限病棟』と『誘拐遊戯』を購入して帰った。今週末は外出を控え部屋に籠ることになりそうだが、新型コロナウイルスが落ち着き平穏な日々が訪れた時には、ぜひオススメしたい1本である。お前さん、この映画を見なくていいのか?(C)2020 映画「仮面病棟」製作委員会
2020年03月26日坂口健太郎が映画単独初主演を務め、ヒロインとして永野芽郁が出演する『仮面病棟』が公開中だ。知念実希人によるベストセラー小説を実写化した同作では、鉄格子で閉ざされた元精神科病院で医師・速水(坂口)が、ピエロの仮面をつけた凶悪犯に追い詰められる。負傷して運び込まれた美少女・瞳(永野)や職員、患者とともに監禁された速水が、現状を打破するために奮闘する姿は緊迫感溢れ、先の見えない展開にドキドキする物語となっている。今回は、坂口&永野にインタビュー。作中の姿とは一転、まるで兄妹のようにナチュラルな2人に、互いの印象や、作品の見どころについて話を聞いた。○■ピエロ映画が来ている…?――お二人は2015年に公開された『俺物語!!』以来の共演となりますが、相手役と聞いた時にどのようなことを感じましたか?永野:嬉しかったです。私は脚本をいただくと共に「坂口さんが主演」というお話を聞いて、緊迫感があって精神的にも大変な作品だろうとは思ったんですけど、純粋に「坂口さんが主演ならぜひやりたい」と思いました。坂口:ありがたいお言葉です。永野:『俺物語!!』が終わった後も、CMの撮影が一緒だったり、ドラマの撮影が隣のスタジオだったりと、ご挨拶する機会もあって、ずっと勝手にお兄ちゃんみたいな人だと思っていたので、失礼かもしれないけど、緊張感がまったくなく……。坂口:(笑)永野:純粋に、一緒にできるのが嬉しいという気持ちだけでした。――『俺物語!!』の時から、緊張感はない間柄だったんですか?永野:基本的に誰にも緊張感を与えない方なんです。坂口:いやもう、みんなピリピリしてますから!(笑)永野:うそつけ!(笑)――坂口さんは、永野さんと共演と聞いていかがでしたか?坂口:『俺物語!!』では、がっつり2人一緒のシーンはなかったんですけど、現場にいた時の姿を見ていたし、本当に妹のような感じだったので、また彼女と一緒にお芝居できるのが楽しみでした。クランクイン前から、大変そうな現場だと思ってたんですよ。ずっと密室での撮影だし、張り詰めたシーンも多いけど、一緒にできるならぜひ、という感じでした。――作品を観た時に、互いに「こういうところが良かった、印象的だった」というシーンを教えてください。坂口:僕が好きなシーンは、もう最後の最後。瞳が目線をバッとあげるところが好きです。永野:言ってくれていましたね。坂口:あそこ、すごい好きなんですよ。永野:私は、自分が撮っていないシーンもいっぱいあったので、出来上がった本編を観て純粋に「こうなってたんだ」と楽しむことができました。坂口さんが謎に迫っていくシーンの表情も好きでしたね。――永野さんはピュアな役も似合うけど、意思の強い役も素敵だと前から思っていたんですが、この映画でもそういう面が見れたのかなと思いました。坂口:意外と、ありますよね。共演して思いました。ピュアでふわっとしててかわいらしいところもあるんですけど、もうちょっと男前な部分がある。そうなんですよ、永野芽郁は!永野:ありがとうございます(笑)。たぶん、皆さんが思うよりも、ガサツなんだと思います。もうちょっと、ざらざらした感じ。坂口:イメージって周りが作るものでもあるから、難しいよね。でも、今までみたことのない姿も見れるんじゃないかなと思います。永野:思います!――坂口さんは、永野さんのどんな部分に対してそう思ったんですか?坂口:自分で思っている瞳像がありつつも、ちゃんと現場の状態を察知してくれる方でした。なるべく穏やかにはいようと思ってるけど、どうしても現場がピリピリもすることもあると思うのですが、僕が見れる範囲から出てしまったところをケアしてくれたりもして、すごく頼り甲斐がありました。――ちなみに、最近”ピエロ映画”が来てるな……みたいなところも感じるのですが。坂口:『JOKER』あって、『IT』があって。――『ハーレイ・クイン』(映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』)もあって。永野:たしかに(笑)坂口:今回は、ピエロのディテールがすごく秀逸だと思いました。まっすぐの髪で、左の口角が上がっている姿は、今まで見たことのないピエロ像だな、と。台本の段階では、表情が出なくて、動きで見せなければいけないだろうから、大変そうだと思っていたんですけど、実際現場では、片方からは笑ってるように見えるし、もう片方からは怒ってるように見える。絵として面白いですよね。ただ、夜の病院やピエロというモチーフで、怖いイメージを持ってしまう方もいると思うんですけど、メインは謎解きだと思って演じていたので、怖がらずに観に来ていただければ嬉しいです。○■互いに謎に思うことは――謎が多く出てくる作品ですが、互いに謎なことはありますか?永野:ありますか?坂口:僕にはあるでしょ? 僕ってミステリアスだから……。永野:わかんないからって、そうやって人に振るのはだめですよ(笑)。じゃあ……どのタイミングで服の買い物に行ってますか? すごく忙しそうだけど、お洋服が好きだから。坂口:改めて行くことはなくなったかも。仕事が終わって、「あの店が近いから寄って帰ろう」というくらい。昔の方が色んな服を着たいと思ってたけど、丸くなってきた。今日は、赤いズボンにピンクのダウンを着てきたけど(笑)永野:ちょっとまだ尖ってますね(笑)坂口:でも、自分の好きなもの、着ていてストレスないものが決まってきました。永野さんの謎は……休みの日は、大体おうちにいると言うじゃないですか。服とかはいつ買ってるんですか?2人:(笑)永野:私はもう、服を買うために頑張って働いてるんです。本当に。ファッションが好きすぎて、そのために仕事を頑張ってるんですよ! なので、しょっちゅう服を買っています。なんなら今日も、このあと買いに行くし。坂口:じゃあさ、1回だけしか着ない服とかもあるでしょ?永野:あります。そういう時は、周りにいる、メイクさんや友達にあげたり、母親ともサイズ感が一緒なのであげたり。できるだけ多めに着たいなとは思うんですけど、着回し力がないもので、ワンパターンでしか着れないんですよね。気を遣わせてしまうかもしれないから、「これ、1回着たんだけど……」と言って渡します。坂口:僕も、タンブラーをもらいましたよ。永野:タンブラーは使ってないやつです!(笑)坂口:アイスコーヒーが好きなので、『仮面病棟』の撮影でアイスコーヒーをずっと飲んでたら、「どうぞ」って。永野:おそろいにしました!坂口:ありがとうございます。永野:アイスコーヒーがぬるくなると、嫌じゃないですか。ずっと冷たいままで飲んでいてほしいなと思って、あげました。色違いで2つ買ったら、好きな方を選べるかなと思って。どっちにしたんでしたっけ?坂口:あれ、白?永野:あれ、私、どっちでしたっけ?(笑)坂口:クリーム色とこげ茶の……。永野:違います、白と黒です。坂口:いや、それはいいじゃん!(笑)永野:全然違う、黒とこげ茶はちがう!!(笑)坂口:いやいや!永野:黒と白です!坂口:……黒と白でした(笑)――本当に兄妹みたいですね。今回は北九州で1カ月撮影をされていたということですが、互いに新たな発見はありましたか?坂口:意外と、あれなんですよね。意外とさ……意外と、あれだよね(笑)永野:(笑)坂口:前からこんな感じだから、あまり新しい発見と言えるものがなくて(笑)永野:なんでも話しちゃうんです。でも、私はありましたけどね!坂口:お先にどうぞ永野:いいですか? ちゃんと考えといてくださいね?(笑) 今まで、坂口さんや鈴木亮平さんとお食事に行く時は、お二人とも未成年の私に気を遣って、お酒を飲まないでいてくださってたんですけど、今回の撮影では、私が20歳になったので、乾杯したんですよ。初めてお酒を飲む姿を見るじゃないですか。その時に、スリッパが脱げてました(笑)坂口:どういうこと!? 俺、知らないんだけど!永野:室内で、スタッフさんたちもいて、みんなスリッパを履いてたんですよ。解散する時に、エレベーターまで歩いていた坂口さんのスリッパが脱げて、「俺、酔ってるかも」って。スリッパが脱げてから何歩か歩いて、「脱げてる」とおっしゃってたから、「脱げてますよ」と(笑)。坂口:それ、全然覚えてないな……。永野:すっごい面白かったです。嬉しかったなあ。初めて酔っている姿を見て、「お兄ちゃんが酔ってる~!」って。坂口:俺は新しい発見……なんだろう。永野:捻り出してください!坂口:ちょっと時間が空いた時に、ラーメンを食べてました。それが発見かわかりませんが、「おいしかった~!」と帰ってきてました。永野:普通!!(笑)■坂口健太郎1991年生まれ、東京都出身。2014年、映画『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』で俳優デビュー。『64 -ロクヨン- 前編/後編』(16年)で、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞、第41回エランドール賞新人俳優賞を受賞。主な映画出演作は『ヒロイン失格』『俺物語!!』(15年)、『ナラタージュ』(17年)、『今夜、ロマンス劇場で』(18年)、『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』(19年)など。本作が映画単独初主演作となる。■永野芽郁1999年生まれ、東京都出身。2009年女優デビュー。15年に映画『俺物語!!』でヒロインに大抜擢され話題となり、『ひるなかの流星』(17年)で映画初主演を果たす。18年にはNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で注目を浴び、エランドール賞新人賞を受賞。その他、ドラマ『3年A組 -今から皆さんは人質です-』(19年)、映画『君は月夜に光り輝く』(19年)など話題作に出演し、『ニノ国』(19年)ではアニメ映画で初声優を務める。
2020年03月14日3月7日、8日の全国映画動員ランキングは、東日本大震災時の福島第一原発事故を題材にした人間ドラマ『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』(全国346館)が初登場で首位になった。知念実希人の同名小説を坂口健太郎の主演で映画化したミステリードラマ『仮面病棟』(全国322館)は初登場2位に。公開9週目の『パラサイト 半地下の家族』(全国337館)は先週1位から3位になった。そのほか公開3週目の『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(全国319館)は先週2位から4位に。公開5週目の『犬鳴村』(全国204館)は先週4位から5位になった。新作では、映画『オズの魔法使』で知られるミュージカル女優、ジュディ・ガーランドに焦点を当てた人間ドラマ『ジュディ 虹の彼方に』(全国273館)が初登場8位に入った。次週は『エキストロ』『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』『コロンバス』『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』『ビッグ・リトル・ファーム理想の暮らしのつくり方』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』2位『仮面病棟』3位『パラサイト 半地下の家族』4位『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』5位『犬鳴村』6位『劇場版 SHIROBAKO』7位『ミッドサマー』8位『ジュディ 虹の彼方に』9位『1917 命をかけた伝令』10位『野性の呼び声』
2020年03月09日坂口健太郎が医師役、永野芽郁が女子大生役で共演する、現役医師・知念実希人が描く傑作ベストセラーミステリーの映画化『仮面病棟』。明日3月6日(金)公開の本作からこの度、謎解きスタートのきっかけとなる超重要シーンを映した本編映像が到着した。仮面の凶悪犯に占拠された病院が舞台の本作。到着した映像は、当直医を務め事件に巻き込まれてしまった医師・速水(坂口さん)と、ピエロに撃たれて病院に運ばれてきた瞳(永野さん)が謎解きをスタートさせるきっかけとなる場面。拳銃を持って田所病院を占拠したピエロによって、病院内で監禁を受けている彼ら。待合室で座る瞳に、突如看護師・東野(江口のりこ)が近づき、なにやら耳打ちをする…。そして、その様子を見ていた速水が内容を聞くと「あいつだけじゃない、気をつけて」とピエロに共犯者がいることをほのめかされたのだという。それに対して速水は、荒らされた院長室や鍵がかけられた手術室にある最新鋭の設備の様子など、不自然なことをふり返り「ピエロはただの強盗じゃない」と、まさに謎解きをスタートさせる緊迫の場面となっている。『仮面病棟』は3月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:仮面病棟 2020年3月6日より全国にて公開©2020 映画「仮面病棟」製作委員会
2020年03月05日3月6日公開の映画『仮面病棟』のジャパンプレミアが17日、都内で行われ、坂口健太郎、永野芽郁、内田理央、大谷亮平、高嶋政伸、木村ひさし監督が出席した。シリーズ累計発行部数100万部を突破し、ポスト東野圭吾と注目される現役医師・知念実希人の小説『仮面病棟』を実写映画化した本作。主人公の当直医・速水を映画単独初主演の坂口健太郎、ヒロインで凶悪犯に撃たれた女子大生の瞳を永野芽郁が演じる。仮面の凶悪犯に占拠された病院を舞台に、速水と瞳が全ての謎を解くまで病院から逃れられないというストーリーとなっている。映画単独初主演を果たした坂口は「ずっと病院の密室で撮っていたんですが、精神的にもキツイところがあったし、とても大変だったんです。今回は後半にかけて振り絞って速水という役をやらせてもらいましたから、自分でも頑張った甲斐があったと見て思いました」と充実した表情を見せた。坂口について高嶋は「本当にいい方で、(坂口が)朝終わってアップしたんですが、僕たちが朝イチで撮影があったんです。1時間ぐらいしか寝てないのにわざわざ来てくれてあいさつしてくれたんですよ。俺、本当にもう少しで結婚してくださいって言うところだったもん」と笑いを誘いながらも絶賛した。また、20歳になって初めての作品が本作となった永野は「思い入れのある作品になりました」と笑顔を見せ、本作の感想を「展開が早いと思いましたね。2時間ってこんなに早かったっけ? とあっという間の感覚がありました。ミステリーにあまり触れる機会がなかったんですけど、ミステリーって面白いんだと新たな発見がありました」と話していた。謎解き体感ミステリーの本作にちなみ「誰にも話したことのない秘密は?」という質問に「帰京日を伸ばした」と回答した坂口は「この作品は北九州で撮りました。撮影が終わったらよく飲みに行ったりご飯に行ったりしたんですが、そこでエキストラの方やお世話になった方と(帰京を)1日伸ばして飲んで帰りました。撮影は大変でしたが、その分仲良くなったという感じはします」と打ち上げを楽しんだという。「ほぼ床で寝ている」と答えた内田は「毎日床で寝ちゃって腰が痛くて困っています。美容に気をつけていると言っているんですが…(笑)」と苦笑い。そんな彼女に対して永野は「仕事に影響あるんじゃない?」と心配そうだったが、当の内田は「治したい気持ちはあるし、メチャ床ラブという訳ではないんですが、ベッドまで6~7歩あるんですよ(笑)」と弁明していた。映画『仮面病棟』は、3月6日より全国公開。
2020年02月18日坂口健太郎主演、謎を解くまで逃れられない究極のノンストップ脱出ミステリー『仮面病棟』。この度、坂口さんをはじめ、永野芽郁、高嶋政伸、大谷亮平らが登場する本作のスペシャルメイキング映像が到着した。映像では、木村ひさし監督とのコミュニケーションを図りシーンを作り上げていく現場の様子が映し出されていく。当直医・速水秀悟役の坂口さん、ヒロインの女子大生・川崎瞳役の永野さんをはじめ、内田理央、江口のりこ、大谷さん、高嶋さんといったキャスト陣の鬼気迫る芝居、緊張感溢れる様子が垣間見える。また、撮影の合間のインタビューも収録されており、坂口さんは「ジェットコースタームービーというか、一つのことがわかるとどんどん転がっていって歯車が合ってきたりとか、息をつかせない作品になったらいいなと思います」と話し、永野さんは「映画化を楽しみにしてくださっている方と同じ様な気持ちで(台本を)読んだので、早くこの世界に入りたいなと思います」と語っている。そして病院長・田所役の高嶋さんが「登場人物たちがみんな謎を持っている」と話す通り、舞台は謎だらけの病院で、謎の凶悪犯に監禁された、謎をもった登場人物たちと、謎だらけ。映像では、“あるはずのない手術室”、“謎の患者たち”、“謎のカルテ”といったキーワードらしき文字も映し出されている。『仮面病棟』は3月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:仮面病棟 2020年3月6日より全国にて公開©2020 映画「仮面病棟」製作委員会
2020年02月13日『ヒロイン失格』や『俺物語!!』、「東京タラレバ娘」など漫画原作の作品に多く出演、近年は「シグナル 長期未解決事件捜査班」「そして、生きる」といった主演作が話題になった坂口健太郎。そんな彼の映画単独初主演作『仮面病棟』がもうすぐ公開。本作では、秘密を抱えた医師という役柄で新境地を切り開いている。原作は、シリーズ累計発行部数100万部を突破、本屋大賞に連続ノミネートされた現役医師・知念実希人が描く同名傑作ベストセラーミステリー小説。ある病院で一日限りの当直を代わった医師・速水が、目的の見えない事件に巻き込まれる本作。主演の坂口さんが演じているのは、その一夜限りの当直医・速水。ピエロの仮面をつけた凶悪犯に病院が占拠され、ピエロに襲われた永野芽郁扮する女子大生・瞳、院長をはじめとする病院スタッフ、患者たちと閉じ込められてしまう速水。危険な病院内で次から次へと不可解な異変に遭遇しながらも、瞳を守り脱出するという確固たる決意を秘めた速水役を、緊迫感のある演技で魅せる。不慮の事故で婚約者を亡くした過去を隠し、事件に巻き込まれる医師役として、これまで一度も見せたことのない“秘密を抱えた主人公”に挑んだ坂口さん。今作での坂口さんの挑戦は、“表と裏”2つの面を表現すること。瞳を守り、事件の謎を解き明かそうとする“ヒーロー”の一面。一方で、大切な人を失った寂しさや喪失感もあり、その両方を同時に演じることが必要だった。これまで、柔らかなイメージの好青年役や、弁護士や刑事などのポジティブな役柄が多かった坂口さん。この速水という役柄は、ネガティブな位置からスタートする影のある役ということで、ある意味挑戦的なキャラクターといえる。脚本を読んだ坂口さんは「本当に面白くてあっという間だったが、これを生身の人間が表現するとなると、どこまでできるのか大変だろうなとも思った」と話すも、実際の役作りについては「今までと同じく、役に寄り添って、彼の考えを理解できるように演じた」とふり返る。そして「スリルとスピード感がとてもある面白い作品になったと思う」と完成に自信をみせている。また「99.9 -刑事専門弁護士-」や『任侠学園』などコメディ感あるエンタメ作品を手掛けてきた木村ひさし監督にとっても、本格ミステリーの本作は「今まで経験のないジャンル」だったと、坂口さん同様新たな挑戦だった様子。坂口さんについて「ご一緒したかった俳優さん。新しい作品にチャレンジするのにいい環境が整った」と全幅の信頼を寄せていたようだ。『仮面病棟』は3月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:仮面病棟 2020年3月6日より全国にて公開©2020 映画「仮面病棟」製作委員会
2020年02月01日映画『仮面病棟』の公開記念スペシャルイベントが昨日1月16日(木)に実施され、主演の坂口健太郎とヒロインの永野芽郁、原作者の知念実希人らが登壇した。本作は、原作者の知念氏が脚本も担当している。まず脚本を読んだとき印象について、主人公の医師・速水秀悟役の坂口さんは「本当に面白くてあっという間でした」と明かしつつも、「ただ、これを生身の人間が表現するとなると、どこまでできるか大変だろうなとも思いましたけど、永野さんとご一緒できるというのもあってすごく楽しみになりました」とコメント。一方、ヒロイン・川崎瞳役の永野さんは「原作とは違うシーンもあるんですが、その違いも含めて原作も映画もどちらも面白い」と明かし、今回が自身初のミステリー映画出演となったそうで、「いままでミステリーにふれる機会ってなかったんですけど、ミステリーって面白いな!って思いました」と語った。また、坂口さんは本作が初の映画単独主演。「実際いままでとやっていることはあまり変わらないのですけど・・・」と謙遜すると、すかさず「すごい素敵でした!いっつもおだやかで、作品の内容的にはちょっとピリつくところとかも多いだろうなと思っていたんですけど、坂口さんがおだやかで『みんなで作品を作ろう!』という感じでいらしてくださったので、すごく楽しかったです!」と永野さんが称賛。現役医師でもある知念氏も「医療器具の持ち方ひとつひとつとか全ての手順が本当にしっかりしていて、本当のお医者さんのようでした」とさらにべた褒め。思わず坂口さんも照れ笑いを浮かべていた。撮影の話になると、坂口さんは「僕は瞳と謎を解き明かしていく芝居をしながら、『ここでこうなってくるんだ!』と、演じながら気づいて面白いなあと思いました」とふり返り、速水と共に謎を解き明かしながら脱出を試みる女子大生・瞳役の永野さんは「一番大変だったのは最初から銃で撃たれた状態だったので、最初から最後まで脇腹を押さえている体勢だったのが大変でした。気づいたら私生活でも脇腹を抑えていて・・・(笑)」と本作ならではの苦労を明かす。全国公開はまだ少し先となるが、本作での注目ポイントについて、坂口さんは「やっぱり謎解きはとっても面白いと思います。お芝居をしながらもあらためて驚いたところもあって、『これはおもしろくなるな!』と思いましたし、気づいていなかったことが最後に効いてくるところもありますし、一度見ていただいてからまた見ていただくとさらに楽しめるところもあります」と繰り返し見てほしいと言い、永野さんは「謎解きじゃないとすれば私です!(笑)ほんとに頑張りました!いままでも頑張ってましたけどほんとに頑張りました!」と大アピール。さらに「撮影中にずっと悪夢を見ていました。撃たれた夢とか・・・それを毎日坂口さんに言うのが日課でした(笑)」と明かし、会場の笑いを誘っていた。この日は、公式SNSに届いたファンからの質問に答える場面も。「実際に(ピエロに)突然病院に閉じ込められてしまったらどうしますか?」という質問が投げかけられると、「倒す!隙をついて」と答えた坂口さん。一方、永野さんは「私は動かない。そこにいろと言われたらそこにいる。でもご飯とかは欲しいからそういうときに許してもらえるように良い子にしておきます(笑)」と対照的な回答を述べた。『仮面病棟』は3月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:仮面病棟 2020年3月6日より全国にて公開©2020 映画「仮面病棟」製作委員会
2020年01月17日3月6日公開の映画『仮面病棟』の公開記念スペシャルイベントが16日、都内で行われ、坂口健太郎、永野芽郁、知念実希人、松丸亮吾が出席した。シリーズ累計発行部数100万部を突破し、ポスト東野圭吾と注目される現役医師・知念実希人の小説『仮面病棟』を実写映画化した本作。主人公の当直医・速水を映画単独初主演の坂口健太郎、ヒロインで凶悪犯に撃たれた女子大生の瞳を永野芽郁が演じ、仮面の凶悪犯に占拠された病院を舞台に、全ての謎を解くまで病院から逃れられないという状況の中、速水と瞳が奮闘するストーリーとなっている。本作で映画単独初主演を果たした坂口は「実際にやっていることは変わらなかったりします。自分ができることはしたいと思ったし、自分にできることをやったという感じですね」と話し、永野は坂口について「すごく素敵で、いつも穏やかで。内容的にはピリつくシーンが多いんだろうなと思いましたが、そんなことはなく、みんなで一つの作品を作る空気感でした。本当に素敵だなと思って、ご一緒できて良かったなと思います」と語った。本作で初めてミステリー作品に挑戦した永野は「色んなところに謎が散りばめられているので、自分の感情とは別に頭で考えてお芝居することが多くて、今までやったことのない体験でドキドキすることもありました」と撮影を振り返り、「最初から撃たれて病院に行っているので、頭から最後まで脇腹を抑えているんです。私生活でも脇腹を抑えちゃって、ずっとこの態勢を取るのは辛いなと思いました(笑)」とエピソードを明かした。続けて、「本当に頑張ったんですよ。今までももちろん頑張ってきましたが、本当に頑張りました」と胸を張り、「毎日悪夢を見ていました。常に撃たれたりするんですけど死なないという夢を見て、それを毎朝坂口さんに報告するのが日課でした(笑)」と明かしていた。映画『仮面病棟』は、3月6日より全国公開。
2020年01月17日現役医師が描く傑作ベストセラーミステリーの映画化『仮面病棟』。映画単独初主演となる坂口健太郎とヒロイン・永野芽郁が共演する本作の主題歌が、ロックバンド「UVERworld」の描き下ろし楽曲「AS ONE」に決定した。近年では、『銀魂』の主題歌や『ヴェノム』の日本語吹き替え版主題歌、「僕のヒーローアカデミア」や「約束のネバーランド」「七つの大罪 神々の逆鱗」のオープニングテーマを担当、押しも押されぬ日本を代表するロックバンド「UVERworld」。今作では、楽曲「AS ONE」で、一夜限りの当直医・速水(坂口さん)とケガを負った女子大生・瞳(永野さん)に“次々と押し寄せる謎”と“ノンストップ脱出ミステリーの疾走感”をさらに加速させる!「UVERworld」TAKUYA∞は主題歌担当について「最初と最後だけを読めば解るような小説ではなく、読み進めるうちに登場人物それぞれが抱く感情、目論見に心移りながら、最後の最後まで善と悪を思う存分に楽しめる小説の映画化に自分たちの楽曲を添えられることに喜びと楽しみを感じました」と喜び、「アルバム『UNSER』を創り上げた直後の楽曲ということもあり、自分たちの新しい一面を打ち出したものであると同時に小説を読み、拡がった頭の中に描かれた世界を音と音の打ち合いやスピードで、僕たちらしく表現しました。映画の世界から飛び出した後、今度は音楽を耳にした人が生きる世界の中である種の勢いが身体中に充満するような楽曲に仕上がっています」と楽曲について明かしている。また、「UVERworld」の起用についてプロデューサーは「本作は、謎が謎を呼ぶノンストップミステリー映画ですが、同時に、困難な状況から前に進もうとする人間の力を描いた作品でもあります。そんな疾走感と作品に込めた強いメッセージを表現していただけるのは、UVERworldさん以外に考えられませんでした」とコメントした。『仮面病棟』は2020年3月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:仮面病棟 2020年3月6日より全国にて公開©2020 映画「仮面病棟」製作委員会
2019年12月09日帚木蓬生原作、精神科病棟を舞台にした『閉鎖病棟―それぞれの朝―』が現在公開中。この度、中国版アカデミー賞「第28回金鶏百花映画祭(Golden Rooster & Hundred Flowers Film Festival)」の外国映画部門で本作が最優秀男優賞と最優秀作品賞をW受賞したことが分かった。中国の映画業界関係者、製作者、そして一般人からの投票も含め大賞を決定する「金鶏百花映画祭」。開催地は毎年変更され、今年は廈門(アモイ)にて行われた。外国映画部門の授賞式には、11月22日に行われ、平山秀幸監督、三宅はるえプロデューサーが出席。今回最優秀男優賞を受賞した笑福亭鶴瓶は、死刑囚でありながら、刑の執行が失敗し、いまは精神科病棟にいる秀丸役を演じている。受賞にあたり、鶴瓶さんは「本当にみんなが望んでいた作品だったものですから、僕が皆さんの代わりに受賞したということで非常に光栄に思います。特に文化の違う中国で選んでいただいたのはありがたいです」と思いを明かしている。また、授賞式に参加出来なかった鶴瓶さんは、11月24日に名古屋市内で行われた自身の落語会檀上にて、賞状とトロフィを観客に披露。喜びの報告をファンに行った。そしてワゴンに載せられた賞状をバックに、トロフィを掲げた鶴瓶さんの写真撮影会がスタート。「皆、写真撮って拡散して。とにかく皆に広めて欲しい」と言いながら、ポーズを取ってファンにサービス。これには、観客も大喜びの様子だったという。『閉鎖病棟―それぞれの朝―』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:閉鎖病棟―それぞれの朝― 2019年11月1日より全国にて公開©2019「閉鎖病棟」製作委員会©H. Hahakigi / Sncs
2019年11月26日ポスト東野圭吾と注目される現役医師・知念実希人のベストセラー小説を、坂口健太郎×永野芽郁共演で映画化するノンストップ脱出ミステリー『仮面病棟』。この度、臨場感満載の特報映像が公開された。今回到着した特報映像では、ピエロの仮面をつけた凶悪犯に病院が占拠され、坂口さん演じる一夜限りの当直医の速水と、永野さん演じる凶悪犯に撃たれケガを負った女子大生の瞳がここに監禁されてしまう。鉄格子で閉ざされ、危険な密室と化した病院から脱出を試みる2人だが、病院の不可解な異変に次々と遭遇する様子が映し出されていく。本作が映画単独初主演となる坂口さんは「物語の中での病院は生きている病院、まだ営業している病院ですが、どこか違和感であったり、僕が演じる速水という医師は感じていくんですが、病院って少し怖いという訳ではないのですが、不思議な感覚になるというか、このセットは元々病院だったので、リアルな映像になっているだろうとは思いました」と語っており、本作では1年前まで実際に運営されていた病院を撮影に使用し、リアリティある病院内のたたずまいと、鉄格子で囲まれ、次から次へと謎が押し寄せる病院の臨場感を再現している。また、永野さんとの共演については「彼女と一緒に作品をするのはもう3年か4年振りで、だけど、こうやって全く違うキャラクター同士でお芝居するというのもとても新鮮でとっても難しい役だと思うので、僕も瞳の考え方を尊重したいと思いますし、良い化学反応がまた出来たら良いなと思います」とコメント。一方永野さんは「とても安心感がありましたし、またご一緒出来て本当に嬉しいなと思いました。坂口さんと目を合わせるだけで、そこに居て良いという気持ちになるので、瞳として気持ちを持っていかれ過ぎないように、自分の中でセーブをしながら演じていました」と共演した感想を明かしている。また最初に脚本を読み「早くこの世界に入りたいと思いました」と撮影が楽しみだったという永野さんだが、実際にこのような事件に巻き込まれたとしたら?という問いには、「何もしないです、静かに。あんなに勇気を持ってカルテを探しに行ったりしないです(笑)。ただただ静かに目立たないようにします」と答えている。さらに、追加キャストも発表。警察への通報を頑なに拒む田所院長役を高嶋政伸、院長と共に何かをひた隠す怪しい看護師・佐々木香役を内田理央、同じく看護師・東野良子役を江口のりこ、事件当日に突如速水に当直医の担当変更を依頼した医師・小堺司役を大谷亮平が演じ、怪しく危険な病院の謎をより一層深める。『仮面病棟』は2020年3月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:仮面病棟 2020年3月6日より全国にて公開©2020 映画「仮面病棟」製作委員会
2019年11月08日俳優の坂口健太郎主演の映画『仮面病棟』(2020年3月6日公開)特報が8日、公開された。同作は知念実希人によるベストセラー小説の実写化作品。鉄格子で閉ざされた元精神科病院で1日限りの当直を代わった医師・速水(坂口)は、目的の見えない事件に巻き込まれる。ピエロ面の凶悪犯が、負傷した美少女・瞳(永野芽郁)と立てこもり、身元不明の64名の入院患者と職員たちと共に監禁された。犯人からも、得体の知れない病院からも逃げられなくなる。特報映像は、ある日病院がピエロの仮面をつけた凶悪犯に占拠されるシーンからスタートする。鉄格子で閉ざされ危険な密室と化した病院から脱出を試みる2人が「入院記録のない患者」「通報しない病院スタッフ」「あるはずのない病室」など、異変に次々と遭遇。ピエロ面の凶悪犯の目的は何なのか? なぜ、この病院を選んだのか? 監禁された2人は、この謎だらけの病院から逃げられるのか? 想像を掻き立てる特報になっている。そして、追加共演者も明らかに。警察への通報を頑なに拒む田所院長役に高嶋政伸、院長と共に何かをひた隠す怪しい看護師・佐々木香役に内田理央、同じく看護師・東野良子役に江口のりこ、事件当日に突如速水に当直医の担当変更を依頼した医師・小堺司役に大谷亮平と演技派俳優が集結した。○坂口健太郎 コメント・最初に脚本を読んだときの感想一つの事がわかるとドンドン転がって行って、転がって行った先に冒頭で話した欠片みたいなものがピッタリと歯車が合ってきたみたいな、息をつかせない作品になったら良いなと思いました。・永野との共演について彼女と一緒に作品をするのはもう3年か4年振りで、だけど、こうやって全く違うキャラクター同士でお芝居するというのもとても新鮮でとっても難しい役だと思うので、僕も瞳の考え方を尊重したいと思いますし、良い化学反応がまた出来たら良いなと思います。・映画のメインの舞台となる実際の病院の感想物語の中での病院はどこか違和感があるなと、僕が演じる速水という医師は感じていくのですが、実際撮影させていただいた病院は今は使われていないのですが、元々生きている病院だったので、そこも含めてリアルな映像になっているだろうとは思いました。・自分が映画のような事件に巻き込まれたら命を一番大事にしようと思ったら、ただ生きるためなら何もしなくても生きれると思うんです。時間になったらピエロが帰ってくれれば、だけど速水はもう一個上を行こうとし、生きる事にプラスして、この謎を解くという風に動いていく様はカッコイイと思います。○永野芽郁 コメント・最初に脚本を読んだときの感想素直に面白いと思いました。瞳という役を演じられることもとても嬉しかったですし、共演者の方が全員決まる前に台本を読ませて頂いていたので、どんな方が演じるんだろうと、映画化を楽しみにして下さっている方と同じような気持ちでいましたし、早くこの世界に入りたいと思いました。・坂口との共演についてとても安心感がありましたし、またご一緒出来て本当に嬉しいなと思いました。坂口さんと目を合わせるだけで、そこに居て良いという気持ちになるので、瞳として気持ちを持っていかれ過ぎないように、自分の中でセーブをしながら演じていました。・映画のメインの舞台となる実際の病院の感想原作と台本を読んだ時の印象がそのまま表現されていて、何かありそうな感じはあるのですが、それが何なんだろうという不思議な力がある病院になっていて、これから楽しみです。・自分が映画のような事件に巻き込まれたら何もしないです、静かに。あんなに勇気を持ってカルテを探しに行ったりしないです(笑)。ただただ静かに目立たないようにします。逃げれないですし、何かしたら殺されるかもしれないと思っているので、話しかけられるまで一言も発さないです。生き残りたいとは思いますが、その時によって何が最善なのかはわかりませんけどね。
2019年11月08日笑福亭鶴瓶主演映画『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』が、中国版アカデミー賞と呼ばれる金鶏百花映画祭の外国語映画部門にノミネートされたことが分かった。本作は、帚木蓬生の山本周五郎賞受賞作「閉鎖病棟」を、『愛を乞うひと』の平山秀幸監督・脚本で映画化。主演の鶴瓶さんが、死刑囚でありながら刑の執行が失敗し精神科病棟にいる秀丸を演じ、綾野剛、小松菜奈らが出演。精神科病棟を舞台にしたヒューマンドラマが描かれる。そんな本作がノミネート決定した今年で28回目を数える金鶏百花映画祭(Golden Rooster & Hundred Flowers Film Festival)は、中国の映画業界関係者、製作者、そして一般の人々からの投票も含め大賞を決定する、参加者約4万人規模の映画祭。開催地は毎年変更され、今年は11月19日から23日まで、廈門(アモイ)で開催。東映配給作品としては、これまで『おしん』(冨樫森監督)が日本映画初として外国語映画部門最優秀作品賞を受賞したほか、『ツレがうつになりまして。』(佐々部清監督)も同賞を受賞。昨年は山崎努と樹木希林が共演した『モリのいる場所』(沖田修一監督)が外国語映画部門最優秀作品賞、最優秀監督賞を受賞した。なお、本作のノミネートが決定した外国語映画部門の授賞式は22日に行われ、平山監督が出席する予定。平山監督は「映画の現場も大きな祭りでした。映画祭への参加は、文字通りまだ祭りが続いている気分がします。しっかり楽しんできたいと思います」と意気込んでいる。また今回の発表と同時に映画の場面写真とメイキング写真も到着。メイキング写真には、監督が鶴瓶さんと小松さんに真剣な眼差しでアドバイスする場面が切り取られ、初解禁の場面写真では、秀丸に優しく微笑む綾野さん演じるチュウさんの姿が写し出されている。『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』は11月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:閉鎖病棟―それぞれの朝― 2019年11月1日より全国にて公開©2019「閉鎖病棟」製作委員会©H. Hahakigi / Sncs
2019年10月29日映画『仮面病棟』が、2020年3月6日(金)に公開。坂口健太郎×永野芽郁が共演。“現役医師”が病院を舞台に描く、ノンストップ脱出ミステリー原作は、作家・知念実希人による同名小説。現役医師も同時に務める知念ならではの精巧で緻密な病院ミステリーで、今回は自身初の映画化となる。物語の舞台は、鉄格子で閉ざされた元精神科病院。その⽇、病院は凶悪犯のピエロに占拠された。閉じ込められたのは、⼀夜限りの当直医の速⽔と凶悪犯に撃たれた⼥⼦⼤⽣の瞳。密室と化した病院から脱出を試みる2⼈は、次々と不可解な異変に遭遇する。この病院には、何かある――。病院≪なぞ≫の仮⾯に隠された<衝撃の真実>とは︕︖謎を解くまで逃れられない、ノンストップ脱出ミステリーが描かれる。登場人物(キャスト)紹介坂口健太郎×永野芽郁が共演!映画でメインキャラクターを演じるのは、今を時めく人気俳優。『今夜、ロマンス劇場で』『劇場版 ファイナルファンタジー XIV 光のお父さん』の坂口健太郎が単独初主演に挑むほか、ヒロインには『君は月夜に光り輝く』の永野芽郁が抜擢されている。速水秀悟(坂口健太郎)主人公の医師・速水秀悟。当直を変わったことから事件に巻き込まれる。凶悪犯に占拠された危険な病院から、脱出を試みる。川崎瞳(永野芽郁)凶悪犯に襲われ傷を負った女子大生。医師・速水に助けられ、共に病院からの生還を図る。ピエロピエロのマスクを被った謎の凶悪犯。夜の病棟を占拠し、患者や病院スタッフを恐怖へと陥れる。敵か味方か?!謎に包まれた病職員凶悪犯に拘束された病職員役には、高嶋政伸や内田理央といった面々が揃う。聖職者のはずなのに銃⼝を向ける院長や、ひそひそと耳打ちをする看護婦…。怪しく危険な病院の謎を深めていく彼らの正体とは一体…?田所院長(高嶋政伸):警察への通報を頑なに拒む佐々木香(内田理央):院長と共に何かをひた隠す怪しい看護師東野良子(江口のりこ):佐々木とともに勤務する看護師医師・小堺司(大谷亮平):事件当日に突如、速水に当直医の担当変更を依頼した医師監督に、木村ひさし監督は、映画『屍人荘の殺人』の公開を控える木村ひさしが担当。ドラマ「99.9 -刑事専門弁護士-」シリーズなど、数々のサスペンスミステリーを手掛けてきた木村が、人気小説をどのように映像化するのか。今後のアップデート情報にも是非注目してほしい。UVERworldが主題歌を担当主題歌を手掛けるのは、人気ロックバンドのUVERworld。本作の為に描き下ろした楽曲「AS ONE」で映画「仮⾯病棟」で登場人物に“次々と押し寄せる<謎>と“ノンストップ脱出ミステリー の疾⾛感”をさらに加速させる。なおボーカルの TAKUYA∞は、「⾳楽を⽿にした⼈が⽣きる世界の中で、ある種の勢いが⾝体中に充満するような楽曲に 仕上がっています。映画はもちろんのこと、楽曲も楽しみにしていてください。」とコメントを残している。【詳細】映画『仮面病棟』公開日:2020年3月6日(金) 全国公開監督:木村ひさしキャスト:坂口健太郎、永野芽郁、内田理央、江口のりこ、大谷亮平、高嶋政伸原作:知念実希人「仮面病棟」(実業之日本社文庫)配給:ワーナー・ブラザース映画
2019年09月23日シリーズ累計発行部数85万部を超えるベストセラー「仮面病棟」が映画化されることが決定。「99.9 -刑事専門弁護士-」の木村ひさしが監督を務め、映画単独初主演の坂口健太郎を主人公に迎える。9月下旬からクランクイン、来年に公開される予定だ。原作は現役医師が描くリアルな傑作病院ミステリー本作は、作家でありながら現役医師である知念実希人が描く、精巧で緻密な同名病院ミステリー作品の映画化。ポスト東野圭吾と称されるほど全国の書店員の心をつかみ、2年連続で本屋大賞ノミネートを果たすなど、注目を集めている。ストーリー鉄格子で閉ざされた元精神科病院。一日限りの当直を代わった医師・速水は、目的の見えない事件に巻き込まれる。ピエロ面の凶悪犯が、負傷した美少女・瞳と立てこもり、身元不明の64名の入院患者と職員たちと共に監禁された。病院内で次々と遭遇する不可解な出来事――。そして発見された1人の遺体。犯人からも、得体の知れない病院からも逃げられない、ノンストップ脱出ミステリー。坂口健太郎「楽しみたい」「コウノドリ」「シグナル 長期未解決事件捜査班」「イノセンス 冤罪弁護士」『64-ロクヨン-』に出演し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞など、これからの日本を代表する若手実力派俳優となった坂口さん。今回彼が演じるのは、主人公の医師・速水秀悟。不慮の事故で婚約者を亡くした過去を隠し、事件に巻き込まれる医師に挑戦する。クランクインを前に、坂口さんは「閉鎖された病院という空間の中で、一ヶ月近くお芝居をすることになります。とても過酷な撮影が続くとは思いますが、役と作品を楽しみたいと思っています」と意気込み、「まだまだ速水に対しては分かっていないことも多いですが、今までと役作りの仕方は同じく、役に寄り添って、彼の考えを理解できるように演じたいです」と役と真摯に向き合いたいと語る。ヒロインは永野芽郁偶然、ピエロ面の凶悪犯に撃たれ、傷を負う女子大生・川崎瞳を演じるのは、大きな反響を集めた連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロインを演じた永野芽郁。拉致された先の病院で当直医の速水に治療を施され、救われた速水と共に脱出を試みる。これまでに演じたことのないミステリアスなヒロイン役に挑戦する永野さんは「閉鎖空間だからこそ起こる一つ一つの反応を大切に表現できたらと思います。また、坂口さんとは久しぶりにご一緒するので少し恥ずかしさもありますがとても笑顔が溢れた現場になるんだろうな、と今から楽しみにしています」とクランクイン前の心境を明かす。また「言っていることやっていること、真実は何なんだろう。と思っていただけるように演じられたら」とコメントしている。木村ひさし監督コメント(かんばんは。木村ひさしです。)本作は僕にとって今まで経験のないジャンルであり、出演される坂口さん、永野さんも御一緒したかった俳優さんです。新しい作品にチャレンジするのに、大変良い環境が整いました。仮面病棟は僕にとって間違いなく新境地を開く作品になると思います。原作・知念実希人コメント『仮面病棟』が私の作品の中で初の映画化となり、嬉しく思っております。若手実力派俳優である坂口健太郎さんと永野芽郁さんが本作をどのように演じて下さるのか、今からとても楽しみです。息つく間もないほど緊張感に溢れるサスペンス&ミステリー作品になると期待しておりますので、皆様ぜひご覧になってください。『仮面病棟』は2020年3月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年09月20日俳優の坂口健太郎が、映画『仮面病棟』(2020年3月6日公開)に主演することが20日、明らかになった。永野芽郁が共演する。同作は知念実希人によるベストセラー小説の実写化作品。鉄格子で閉ざされた元精神科病院で1日限りの当直を代わった医師・速水(坂口)は、目的の見えない事件に巻き込まれる。ピエロ面の凶悪犯が、負傷した美少女・瞳(永野)と立てこもり、身元不明の64名の入院患者と職員たちと共に監禁された。犯人からも、得体の知れない病院からも逃げられなくなる。坂口は主人公である医師の速水秀悟を演じ、突然訪れたピエロ面の凶悪犯から、自身が撃った女子大生・瞳の治療を要求され、瞳と共に脱出を試みることになる。不慮の事故で婚約者を亡くした過去を隠し、事件に巻き込まれる医師役として、秘密を抱えた主人公に挑む。さらに偶然ピエロ面の凶悪犯に撃たれ、傷を負った女子大生の川崎瞳を、永野が演じる。監督はドラマ『99.9 -刑事専門弁護士-』シリーズなど、話題のサスペンスミステリーを数々手掛け、『屍人荘の殺人』の公開も控える木村ひさし。作家でありながら現役医師である知念実希人の描く、精巧で緻密な病院ミステリーを実写化する。○坂口健太郎 コメント・撮影への意気込み閉鎖された病院という空間の中で、一ヶ月近くお芝居をすることになります。とても過酷な撮影が続くとは思いますが、役と作品を楽しみたいと思っています。・作品への期待最初に台本を読んで感じた緊迫感と緊張感をしっかり表現できたら、とても面白い作品になるんじゃないかなと思います。・演技プランまだまだ速水に対しては分かっていないことも多いですが、今までと役作りの仕方は同じく、役に寄り添って、彼の考えを理解できるように演じたいです。・もし実際に「謎だらけの病院」に閉じ込められたら?その状況なら、正直どうしようもできないですね。笑ただ、人でなくても、環境や、周りの空間、情報だったり、なにか信用できる「味方」を見つけるために試行錯誤すると思います。○永野芽郁 コメント・撮影への意気込み閉鎖空間だからこそ起こる一つ一つの反応を大切に表現できたらと思います。また、坂口さんとは久しぶりにご一緒するので少し恥ずかしさもありますがとても笑顔が溢れた現場になるんだろうな、と今から楽しみにしています。・演技プラン言っていることやっていること、真実は何なんだろう。と思っていただけるように演じられたらと思います。・もし実際に「謎だらけの病院」に閉じ込められたら?とにかく大人しく静かに過ごしますね。笑目立つなんてことは絶対せずに、ただ過ぎていく時間を待ちます。笑○木村ひさし コメント本作は僕にとって今まで経験のないジャンルであり、出演される坂口さん、永野さんも御一緒したかった俳優さんです。新しい作品にチャレンジするのに、大変良い環境が整いました。仮面病棟は僕にとって間違いなく新境地を開く作品になると思います。○知念実希人(原作) コメント『仮面病棟』が私の作品の中で初の映画化となり、嬉しく思っております。若手実力派俳優である坂口健太郎さんと永野芽郁さんが本作をどのように演じて下さるのか、今からとても楽しみです。息つく間もないほど緊張感に溢れるサスペンス&ミステリー作品になると期待しておりますので、皆様ぜひご覧になってください
2019年09月20日ジャンヴィト ロッシ(Gianvito Rossi)の2019-20年秋冬コレクションから、新作シューズ&ブーツが登場。2019年9月より発売される予定だ。“仮面舞踏会”から着想ジャンヴィト ロッシの2019-20年秋冬コレクションのインスピレーション源は、1972年、フランス・フェリエール城でロスチャイルド家が開催した仮面舞踏会のシュルレアリズム的なムード。また、ランジェリーの世界観から影響を受けたフェミニンでセンシュアルなシルエットのシューズも展開していく。シューズ「ナタリア(Natalia)」は、美しいシルエットのストラップサンダルに、魅惑的なバニーモチーフを組み合わせたシューズ。ディテールに取り入れたブラックのレースが、より一層セクシーな印象を引き出している。ゴールドに光り輝くピンヒールのストラップパンプス「アナベル(Annabelle)」には、かかと部分に華やかなフリルのディテールをあしらい、ラグジュアリーかつゴージャスな魅力をプラスした。ブーツ秋冬シーズンに欠かせないブーティやブーツにも注目。つま先が小さく開いたピープトゥブーティ「エリー(Elly)」は、ジャンヴィト ロッシのトレードマークでもあるPVC素材を使用した遊び心溢れるアイテム。クリアなボディにゴールドのスタッズを散りばめている。「マーティス(Martis)」は、ミリタリーなコンバットブーツをベースとしつつも、高めのヒールを取り入れて、フェミニンかつスタイリッシュな印象に。ボディ、ソール、シューレースまでホワイトで統一してモダンな雰囲気に仕上げた。ロングブーツ「ヴァレリア(Valeria)」は、ポインテッドトゥやピンヒールがもたらすエレガントなデザインと、シャーリングレザーを採用したルーズなシルエットがマッチしたデザインとなっている。伊勢丹新宿店がリニューアル、限定アイテムも2019年秋冬コレクションのローンチに伴って、8月28日(水)に伊勢丹新宿店の売り場を拡大リニューアル。同シーズンのアイテムを豊富に揃えるほか、ロングセラー人気モデル「Paris55」の伊勢丹新宿店限定カラーを発売する。【詳細】ジャンヴィト ロッシ 2019-20年秋冬コレクション 新作シューズ&ブーツ発売時期:2019年9月予定販売店舗:ジャンヴィト ロッシ 直営店各店アイテム例:・「Natalia」196,000円+税・「Annabelle」130,000円+税・「Elly」196,000円+税・「Martis」163,000円+税・「Valeria」229,000円+税■伊勢丹新宿店リニューアル場所:伊勢丹新宿店本館2階=婦人靴住所:東京都新宿区新宿3-14-1TEL:03-3352-1111(大代表)・限定「Paris55」伊勢丹新宿店限定カラー(バーガンディ/グリーン) 77,000円+税【問い合わせ先】TEL:03-3403-5564
2019年08月22日平成仮面ライダーのシリーズ20作目にして、令和へバトンを繋ぐ『仮面ライダージオウ』。常磐ソウゴ/仮面ライダージオウを演じる、奥野 壮さんが主演への思いやこの夏公開の『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(オーヴァークォーツァー)』について話してくれました。ジオウを通して、自分で考えて伝えられるように憧れの存在は、小学校3年生のときに観ていた、瀬戸康史さん主演の『仮面ライダーキバ』。スーツのデザインがかっこいいんです。僕はクラシックバレエを11年間習っていたのですが、プロダンサーになる夢を諦めて喪失感に襲われていたとき、父の勧めでジュノン・スーパーボーイ・コンテストを受け、賞をいただきました。ジュノンボーイ出身の先輩がたくさん出ている仮面ライダーシリーズでチャンスを掴みたいと、このオーディションを受けたんです。デビュー作でいきなり主演なので、お芝居について何も知らず、戸惑いながらでしたが、「俺はできる!」っていう自信だけは、なぜかありましたね(笑)。でも、いま思い返すと、そう自分に言い聞かせないと弱気になりそうだったからかもしれません。実際に、撮影が進むにつれて、自分の演技の未熟さでは表現しきれていないと感じる場面にも遭遇しました。今回の映画は、自分が“ありがたく受け取っていた”はずのものが、“実は奪ったものだった”と気づく物語。当たり前のように信じていたことが実は違った、と打ち砕かれる点は、自分が仮面ライダーを演じる中で感じた挫折や葛藤にも似ていたように思います。それでも仮面ライダーの撮影を通して、自分で物事を考えたり、意思を伝えられるようになった一年でした。共演した押田 岳くん(明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツ)と刺激し合いながら、人間的にも成長できたんじゃないかなと思います。『仮面ライダージオウ』のことは「平成最後」とか、「令和に繋げる」とたくさん言われてきましたが、僕たちはジオウが一番の作品だと思って撮影してきたし、これからもそう思い続ける。令和ライダーになっても、自分たちの作品を一番いいものにするという心意気でつくっていってほしいです。今後はどんな役でも挑戦したいし、どんなジャンルの作品でもお芝居したい。年を重ねるごとに自分の可能性を広げていきたいです。おくの・そう2000年生まれ。男劇団 青山表参道X のメンバー。「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でフォトジェニック賞、明色美顔ボーイ賞をダブル受賞。本作がデビュー作で初主演作。『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』ソウゴたちは、仮面ライダードライブ消滅の危機を救うため戦国時代へタイムトラベル。織田信長と出会い、歴史上の戦いに巻き込まれる。歴史の管理者“クォーツァー”と、仲間だったはずのウォズも立ちはだかって……。原作/石ノ森章太郎脚本/下山健人監督/田崎竜太出演/奥野壮、押田岳ほか丸の内TOEIほか全国公開中。劇場版「ジオウ・リュウソウジャー」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映※『anan』2019年8月7日号より。写真・TAKA MAYUMI取材、文・栗本千尋(by anan編集部)
2019年08月04日笑福亭鶴瓶が7kgの減量を経て『ディア・ドクター』以来10年ぶりの主演をつとめ、綾野剛、小松菜奈と共演する映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』。この度、韓国出身のアーティスト・Kが“日本語の師匠”である鶴瓶さんのために本作の主題歌を書き下ろし、その主題歌入り予告編と本ポスタービジュアルが解禁となった。主題歌「光るソラ蒼く」が登場人物を優しく包み込む予告編今回解禁となった予告編の冒頭は、法廷シーン。そこでみせる秀丸(笑福亭鶴瓶)の表情は観る側に哀しさと虚しさを与えるもの。さらに秀丸と心を通わせるチュウさん(綾野剛)や父親からDVを受け入院した由紀(小松菜奈)ら、閉鎖病棟で暮らす人々を映し出されていく。病棟での日々の描写、そこから繰り広げられる数々の出来事。主題歌「光るソラ蒼く」を歌うKの“天使の歌声”は患者たちの“葛藤”や“決意”を優しく包み込むが、最後のシーンでは…。Kにとって、鶴瓶さんは日本語教師2004年に来日したKさんは、独学で日本語を猛勉強。お笑いのTV番組を見て、日本語を勉強したという。その中でも、特に鶴瓶さんの番組を好んでよく見ていたそうで、鶴瓶さんが話す落ち着いたトーンで、はっきりとした関西弁と笑いを伴う会話は、Kさんにとって最適な日本語の教材となっていたとか。その後、TVの収録で偶然、鶴瓶に会ったKさんは、普通に日本語で挨拶をした後、雑談を繰り広げ意気投合。この出会いをきっかけに交友が始まり、2017年には鶴瓶さんのレギュラーラジオ番組「ヤングタウン日曜日」にゲスト出演し、生歌を2曲披露したことも。Kさんは鶴瓶さんの人柄に感激し、いつか、鶴瓶さんが出演する作品で歌を歌いたいと思っていた矢先に、本作の主題歌に抜擢され、2年越しで夢が叶ったことになった。9年ぶりに映画主題歌を担当!韓国・ソウル出身のJ-POPシンガーソングライターであるKさんは、その並外れた歌唱能力を活かし、2005年3月、TBSドラマ「H2」の主題歌「over...」でデビュー。同年のフジテレビドラマ「1リットルの涙」の主題歌に起用された「Only Human」は初登場から7週連続10位チャートインを記録、日本中に彼の名が広がるきっかけとなった。「『Only Human』を聞いて以来、その優しく、透き通った歌声に注目していました。彼が歌い上げるバラードは包容力を感じさせ、様々な事情を抱えた登場人物が繰り広げるヒューマンドラマのエンドロールを彩るのにふさわしいと思い、オファーしました」と、製作にあたった東映の企画調整部長・村松秀信は起用理由をコメント。Kさんが映画主題歌を手掛けるのは、9年ぶり、3度目となるが、今回の主題歌制作にあたり、初めて撮影現場に何度も訪問。長野県小諸市にある小諸高原病院でロケが行われた際は、作品の雰囲気を肌で感じ取ることに加えて、実際に入棟している患者たちの生の声を聞き、曲作りのヒントを模索したという。また、長野県上田市でロケ撮影されたラストシーンを見学した際は、鶴瓶さん演じる秀丸が希望を見出す重要なシーンということもあり、雪がちらつく1月の寒空の中、4時間以上も真剣な眼差しで鶴瓶の熱演を見守っていたとか。曲を書き上げた後も、映画製作サイドと詳細なやり取りを重ね、曲をブラッシュアップ、平山秀幸監督の“素朴に力強く”という要望通りに、「光るソラ蒼く」を完成させた。「『ええ曲作れよ!』と暖かく背中を押してもらいました」とK「人は必ず自分じゃない誰かの支えがあって生きてる事を強く信じて欲しいという思いで作りました。だからこそなるべくシンプルで素直に歌う事に気をつけました」とKさん。現場で対面した鶴瓶さんに、「秀丸さんの役を演じる瞬間だけは僕が今まで知っていた鶴瓶さんとは全く別人に見えました。役のために体重を落としてその人に成り切る職人魂に胸が震えたことを覚えてます」と強烈な印象を抱いたといい、「『この映画はほんまにええ作品やからええ曲作れよ!』と暖かく背中を押してもらいました」と明かす。また、鶴瓶さんは撮影現場を訪れたKさんに、「こんなに素晴らしい曲を作ってくれて嬉しかったです。この映画は本当に人にやさしい映画でその『やさしい』がこの曲に全て入っています。Kに感謝します」とコメントを寄せている。『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』は11月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:閉鎖病棟―それぞれの朝― 2019年11月1日より全国にて公開©2019「閉鎖病棟」製作委員会
2019年07月23日笑福亭鶴瓶主演の映画『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』から、緊迫感ある撮影現場を映したメイキング映像が到着した。本作は、様々な問題を抱える精神科病棟を舞台に、個性豊かな実力派俳優が勢揃い。今回公開された映像では、映画のために7kg減量し、独特の雰囲気纏う車いす姿の鶴瓶さんや、患者・チュウさん役の綾野剛、父親からDVを受け精神科病院に入院する由紀役の小松菜奈が見せる迫真の演技を少し覗くことができる。緊迫感ある現場だが、撮影合間の休憩時は鶴瓶さんがムードメーカーとなり、和気藹々と談笑する場面も。そして、鶴瓶さん、綾野さん、小松さんが本作について語っているコメントも収録されている。さらに、同時に13名の新たなキャストも発表。患者役として平岩紙(キモ姉役)、綾田俊樹(ムラカミ役)、森下能幸(ダビンチ役)、水澤紳吾(ハカセ役)、駒木根隆介(テッポー役)、大窪人衛(フーさん役)、北村早樹子(オフデちゃん役)、大方斐紗子(おジギ婆さん役)、村木仁(ドウさん役)。小松さん演じるDVを受ける女子高生・由紀の両親役に、片岡礼子と山中崇。綾野さん演じる患者・チュウさんの母役に根岸季衣。そして、ベンガルが弁護士・酒井として出演する。『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』は11月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:閉鎖病棟―それぞれの朝― 2019年11月1日より全国にて公開©2019「閉鎖病棟」製作委員会
2019年06月18日精神科医で作家の帚木蓬生原作、笑福亭鶴瓶が主演を務める映画『閉鎖病棟』のタイトルが『閉鎖病棟―それぞれの朝―』に、公開日も11月1日(金)に決定。さらに追加キャストが発表された。精神科病棟を舞台に描く本作で生き永らえた元死刑囚、いまは精神科病棟にいる秀丸を鶴瓶さんが演じ、彼と心を通わせる患者・チュウさんを綾野剛、父親からDVを受け精神科病院に入院する女子高生・由紀を小松菜奈が演じることがすでに決定している。そんな中、今回新たに発表されたのは、秀丸、チュウさん、由紀を取巻くキャラクターたちを演じる俳優陣5名。●患者・重宗/渋川清彦衝動的に暴力を振るい、周囲から煙たがられている患者・重宗役には、昨年の映画出演数は14本を数え、今年も『柴公園』『ばるぼら』など多くの映画の公開を控える渋川清彦。コメント純度の高い平山監督の映画に参加出来、体験させてもらった事が大変ありがたく思います。素晴らしい日々でした。そして鶴瓶さんに御馳走していただいた焼肉屋の夜は忘れません。是非劇場で観てください。●患者・丸井昭八/坂東龍汰話すことが不自由だが、カメラが得意でチュウさんを慕っている患者・丸井昭八役には、『十二人の死にたい子どもたち』に出演、今後ブレイク必至の坂東龍汰。コメント昭八という人物と出会い、彼の人生に寄り添って演じることが出来てとても幸せでした。誰が異常で何が正常なのか、考えさせられました。●患者・石田サナエ/木野花折々家族のもとへ外泊し、周りから羨望の眼差しで見られている患者・石田サナエ役には『愛しのアイリーン』の木野花。コメントサナエという役は、病院の内と外を行き来出来る患者で、その線引きはどこでなされるのか。誰が此処にいても不思議はない、紙一重の狂気と正気を生きているんだなと、考えさせられました。●看護師長・井波/小林聡美患者たちを優しくも厳しい態度で常に見守る看護師長・井波役には、『かもめ食堂』『めがね』『紙の月』などで独特の存在感を放つ小林聡美。コメント看護師役としてただ単に患者に優しくするのではなく、患者と一定の距離感と理解を持って接することを常に意識し役に入って行きました。●医師・大谷/高橋和也度重なる病院内の事件にも冷静に対応する医師・大谷役を、俳優としてドラマや映画、舞台への出演はもちろん、イ・ビョンホンの吹き替えも多く担当する高橋和也が演じる。コメント精神病患者に負けない“強さ”を持った医師を演じることを心がけ、病棟のリアリティをそのまま丁寧に表現できればと演じさせて頂きました。『閉鎖病棟―それぞれの朝―』は11月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:閉鎖病棟―それぞれの朝― 2019年11月1日より全国にて公開©2019「閉鎖病棟」製作委員会
2019年05月29日5月22日、ダンス・ボーカルグループのDA PUMPが『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』にゲスト出演することが明らかになり、Yahoo!トレンドワードランキングに「ISSA」がランクインするなど話題となっている。この日、仮面ライダージオウの公式Twitterでは、映画のタイトル名を発表。続いて「映画ゲストとしてDA PUMPさんの出演決定!!!」とDA PUMPの出演と主題歌を担当することを知らせた。公式ホームページによると、DA PUMPのメンバー7人が演じるのは、歴史の管理者と名乗る謎の集団「クォーツァー」。また、リーダーISSA(40)は仮面ライダーバールクスを演じるという。ISSAは自身のTwitterで「やっと皆様に報告出来るオレの人生にこんな日が来るなんて…感無量とはこの事です」と喜びのコメントを投稿。また、DAICHI(30)は「『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』主題歌&出演させて頂きます」と報告。続いて「カッコいい最高なMVを作るジオ?!ごきげんに待ってて下さい」と呼びかけた。これに対し「ISSAさん!!本当におめでとうございます それは美しく感無量ですね 私も嬉しくて泣きそうです」「夢は絶対叶うことISSAさん証明してくれましたすごいです!!」「ISSA君おめでとう夢叶ったねずっと言ってたもんねすごい」と子どものころから仮面ライダーの大ファンなISSAに対しファンから祝福のコメントが殺到した。
2019年05月22日