「ほんまにやりにくいですよ(笑)。昨日は全然眠れなかったんですから……」と苦笑するのは、落語家・桂三度だ(47)。91年に漫才コンビ「ジャリズム」を結成し一世を風靡するも、98年に解散。04年に再結成したが、11年に再びコンビを解散し桂文枝(73)へ弟子入り。翌12年には、落語家として高座デビューを果たした。 あれから5年。彼の再出発は、どうなっているのだろうか。そこで元「ジャリズム」の相方で、今年6月に女性自身記者へ転身したばかりの山下しげのり(48)が初インタビュー!元相方が記者として質問するという“異例の取材”は異様な緊張感に包まれていた。 そして落語家転身について聞くなかで当然出てくるのは、なぜ解散したのかということ。記者の記憶では、芸人時代の彼はそこまで落語愛を見せていなかった。11年のジャリズム解散ともつながる話なのか。そう思い尋ねると、記者も初耳の真相が次々と明らかに! 「やっぱりそこ、聞きますよね……。昨日から質問されるだろうなとは予想していて、あなたの前で言わなあかんと思うと吐きそうになっていました(笑)。僕、あのとき『落語をやりたい。落語をやるためにはコンビを続けられない。ごめんやけど、解散してください』とお願いしましたよね。解散した理由はそれだけです。でも他にもいろいろあって……」 記者は、たしかにそう言われたことがあった。あまりにも突然のことだったため、最初はテレビのドッキリ企画かと思ったほどだ。だが家に帰っても“ネタばらし”のスタッフは現れず、そこで初めて「え、マジなん!?」と焦ったことを記憶している。 「落語家になろうと思ったきっかけは、一回目の解散にまでさかのぼるんです。最初は山下くんから言い出して、98年に解散した。当時の僕はコンビ芸人としてまあまあ売れていたけど、地に足がついてない自分が嫌やったんです。そのとき突然浮かんだのが『落語家か放送作家になる』ということ。当時は、放送作家の道を選びました。それで04年にコンビを再結成しましたよね。でも、完全に地に足がついたとは思えなかった。そこで落語家への夢が再び沸き上がりました。これが最後のチャンスやと考えて、解散を決断しました」 だが再結成後の08年、三度は「世界のナベアツ」として大ブレークしていた。当時を振り返ってもらうと、こんなぶっちゃけ話も飛び出した。 「……この機会やから初めて言うけど、いちばん辛かったのはあのとき。ピン芸人としてブレークしたことで、休みは年3日しかなかった。『このままでは一発屋になる』とも思いましたが、コンビの仕事に繋がればいいと思って頑張ったんです。仕事漬けになりすぎて、ぶっちゃけると奥さんと離婚寸前にもなっていました。そんなとき、聞いたんです……相方が休みを取って海外旅行に行っていると。僕は『今年が勝負やのになんで休むねん。今こそ2人での仕事に備えなあかんやん!』と怒りましたよね。でも、それを山下くんが先輩にチクって。先輩から『なんで山下を怒るねん。あいつも辛いんとちゃうか?』となぜか僕が怒られた。それが……いちばん悲しくてつらかったですね」 改めて聞かされる「相方・山下への不満」。本当に申し訳ありませんでした……。最後に「元相方の記者としての仕事ぶりは、どう感じましたか?」と恐る恐る聞いてみた。すると三度は苦言を交えながら、こんな言葉を贈ってくれた。 「う〜ん、直接的にお金のことを聞きすぎやね(笑)。まあ記者としての仕事上、そこを聞かなきゃいけないのはわかるけど。これが初インタビューやったんでしょ?だったら100人目のインタビューでまた僕を選んでもらえますか?そのときに今日の原稿と比べてどれぐらい成長したか一緒に見ましょう(笑)」 冷や汗タラタラだった初インタビュー。ぜひ100回目もお願いいたします!
2017年07月14日4日、「伊藤千晃」がYahoo検索ワード1位となり、話題だ。3月末で7人組ダンス&ボーカルグループAAAを卒業した伊藤千晃(30)が、自身のオフィシャルブログやSNSで、メンバーの日高光啓(30)との2ショットを公開したのがきっかけとなっているようだ。 伊藤は、SKY-HIとしてソロ活動をしている日高の初の日本武道館公演を訪れた、「バンドやダンサーのみなさんと息のあったパフォーマンスは素晴らしく高速ラップには思わず鳥肌が立ちました!!彼の新しい姿をLIVEを通して見る事が出来た気がして私もとても刺激になりました。」と感想をつづり、最後に「#AAA伊藤千晃」とハッシュタグをつけて日高との2ショット写真を公開した。 ネットでファンは「卒業してもこうやってツーショット載せてくれるとか嬉しすぎる」「最高の2ショット」「タグでAAA伊藤千晃ってなってる!嬉しい」と歓喜の声とともに、「うーん。嬉しいけど、卒業決めたのは自分でしょ?」「もうAAAではない」「2ショットはいいけど、タグにAAAを付けるのは違うと思う」と自らAAAを卒業した伊藤に対する冷静な意見もみられ、拡散が広がっている。 伊藤は今年1月、40代実業家男性との結婚と妊娠をファンクラブ向けに発表。あわせて3月末でのグループ卒業を明かし「たくさん悩み考え、メンバーとスタッフに相談をして出した答えです」と直筆メッセージで伝えていた。
2017年05月04日1994年に入門した同期、桂吉弥、桂春蝶、桂かい枝が『吉弥・春蝶・かい枝 くしかつの会』を3月29日(水)、大阪・ABCホールで開催する。『くしかつの会』とは、“94年から活動を始めた”ことにちなんで命名した。「吉弥・春蝶・かい枝 くしかつの会」チケット情報吉弥は桂吉朝に入門し、桂米朝の下で内弟子期間を過ごした。春蝶は三代目桂春團治の下へ、かい枝は先代の五代目桂文枝の下へ入門。3人とも上方落語四天王と呼ばれる噺家に育てられた。「師匠から教わったこととか、何となく共通する部分のある3人です。何か一緒にやりたいと話していた数年後、一門や所属事務所の垣根を越えてこういう会をやらせてもらえて。我々3人が今後の上方落語を引っ張っていく存在になれるよう、そこを目指す会だと思っています」とかい枝。現在、東京に拠点を移し、アウェイで上方落語の発展に心血を注いでいる春蝶。東京では今、若手から中堅を中心にした落語ブームが再び起こっている。「東京でやっていて思うのは、上方の落語家は向こうに全然負けていなくて、倍ぐらいの力がある人が多い。でも、残念ながら東京の宣伝力が関西の10倍はあるんです。ということは、力が倍あっても、東京の宣伝力は10倍なので、結果的には5倍負けているんですよね。なので、何とかして大阪でも様々なブームを作っていきたい」と、『くしかつの会』がその先駆けになればと意気込む。ネタは吉弥が「百年目」、春蝶が「芝浜」、かい枝が「三十石夢の通い路」といずれも東西を代表する大ネタだ。春蝶が口演する「芝浜」は東京の噺。それを春蝶は上方から江戸に引っ越してきた魚屋夫婦という設定に置き換えた。「自分の持っている古典の大ネタとして、一番聞いてほしかったもの。上方の噺家が東京の代表的なネタをやったら、こんなふうになるんやでという、大阪のイズムみたいなものも聞いてほしい」と春蝶。一方、「三十石夢の通い路」を演じるかい枝は「ふたりは重厚感のある噺なので、その間をスルスルと行くような、“楽しかったな、面白かったな”と思ってもらえたらと思って」選んだ。ネタ順は当日、舞台上で決定する。ネタの順番によっても聞き応えが異なるだけに、当日が楽しみだ。これからの上方落語界の担い手と嘱望される、名実ともに磐石の3人が集った。新たな時代の潮流をその目でぜひ確かめてほしい。チケットは発売中。
2017年03月09日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、『画と機 山本耀司・朝倉優佳』。東京・新宿の支店、ギャラリー5(新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー3階)によるご紹介です。■『画と機 山本耀司・朝倉優佳』本書は日本のファッションデザイン界を牽引する山本耀司の魅力と本質に迫る、東京オペラシティアートギャラリーで開催中の展覧会の公式図録である。若手画家の朝倉優佳の作品を交えて、二次元から三次元へ自在に表現が巡らされる展覧会会場は、ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)を知るファッション好きはもちろん、アート好きも引き込まれる刺激的な展示空間となっている。一方、図録は山本・朝倉の絵画作品を中心に構成されているため、ページを走る山本の筆使いに新鮮な驚きを覚える人もいるだろう。こちらでは空間演出から離れて一枚一枚の作品にじっくり向かい合うことができる。作品の他には、両名のインタビュー、展覧会タイトルの「画と機」(「画」は絵画を、「機」は「はずみ」や「機会」「機織(服)」を意味する)の名付け親である編集工学者の松岡正剛、そして『GQ JAPAN』編集長の鈴木正文による解説も収録されている。ページごとに、さまざまな異なる種類・判型の紙が使用されており、製本形式も従来の展覧会図録にはないファイル綴じ。一見、黒くすっきりとしたシンプルなファイルだが、その中には、山本耀司の40年という円熟したキャリアを経てもなお尽きることのない創作へのエネルギーが閉じ込められている。なお、展覧会「画と機 山本耀司・朝倉優佳」は3月12日まで東京オペラシティアートギャラリーで開催されている。【書籍情報】『画と機 山本耀司・朝倉優佳』出版社:東京オペラシティアートギャラリー言語:日本語・英語ファイル綴じ仕様/72ページ/320×250mm発刊:2016年12月価格:2,593円【展覧会情報】「画と機 山本耀司・朝倉優佳」会場:東京オペラシティ アートギャラリー 3Fギャラリー1、2住所:東京都新宿区西新宿3-20-2会期:12月10日~17年3月12日時間:11:00~19:00(金・土曜日は20:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,200円、高大生800円、中学生以下無料休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、2月12日
2017年01月26日東京オペラシティ アートギャラリーで「画と機 山本耀司・朝倉優佳」が12月10日からスタート。来年3月12日まで開催されている。開幕前日の9日には内覧会が行われ、山本耀司も来場。本展覧会への想いをこう語った。「異常気象、イギリスのEU離脱、アメリカの新しい大統領など、世界がヤバい状況の中でファッションだけをやっていては駄目だ。世界をつなぐにはアートしかない、と思った。世界が、特に日本がヤバい状態を何とか出来るのは指先の力でありセンス、技術、そしてソフトパワーつまりアートしかない。40年以上服を作って、疲れているはずの男が頑張っていることを若い人に見てほしいし、お前たちも立てよと言いたかった」本展では、山本がキャンバスや紙に描いた絵画、ガラスに描いた作品、屏風(びょうぶ)形式の作品、彫刻など未発表の作品と共に、彫刻作品と女子美術大学大学院博士課程在学中の画家で、数シーズン前からヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)のウィメンズとメンズのパリコレクションでコラボレーションを行っている朝倉が単独で制作した作品、2人が共同制作した作品、2人のコラボレーションによる服などが展示されている。会場入り口の幅16メートル縦6メートルの窓ガラスと会場奥の窓ガラスも山本と朝倉が内覧会直前に一気に描き上げたという。配置や構成まですべて山本と朝倉が2人で決め、会場に流れる音楽にも山本の声を加え、非常灯のマークも山本自身を連想させるものにするなど細部にまでこだわった今回。それまでも準備はしていたものの、10月の春夏コレクション終了後、自宅やアトリエなど、様々な場所に置き、朝から制作したという絵画や彫刻、ガラスや屏風に描いた作品など山本の20数点の作品と朝倉が制作した作品の中から選んだ70数点の絵画、そして共同制作した作品が入り交じるような構成で展示している。軍服姿の絵は戦争で亡くなった父を描いたもので、会期中に会場内の様々な場所に移動する予定だという。また、パリコレクションの直前にショー会場で、朝倉がシャツの上にペイントしたものや2016年春夏の赤いドレスなど、パリコレクションで発表したコラボレーション作品は、山本を思わせるボディや流木に着せている。服を中心とした回顧展ではないという意外性も今回の展覧会の狙いを強調しているよう。デッサンや山本本人写真の上に絵を乗せた作品、それらの作品を使ったヨウジヤマモト プリュス ノアール(YOHJI YAMAMOTO +NOIR)の服なども展示している。朝倉とのコラボレーションについて「最初にメンズを手伝ったもらったときからデッサンがすごかった。骸骨が風呂に入っているのを描いた服はすごく売れたし、専門の訓練を受けたメッセージ力の凄さは僕にはない。ただ、これだけは出会い。一緒にやりたいという若い人はたくさんいるが、面接で選んでいるわけではないので」と説明した上で「大変でした。ファッションはチームでする仕事だからデザイナーは好きなことを言えば良い。でも、アートは筆を洗うことまで自分でやらなければいけないし、描きながら、たかがファッションで成功した人間が絵?ふざけんなと言われると思っていたから真剣勝負だった。世界はヤバいという想いを伝えるためにも、これからも絵だけではなく様々なアートや演劇、映像にも関わりたいし、生きている限り変わっていきたい。来年はシークレットライブもやりたい」と明かした山本。これからの活動やコレクション、コラボレーションなども注目を集めそうだ。【展覧会情報】「画と機 山本耀司・朝倉優佳」会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2会期:12月10日~17年3月12日時間:11:00~19:00(金・土曜日は20:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,200円、高大生800円、中学生以下無料
2016年12月11日デザイナー・山本耀司の魅力と本質に迫る展覧会「画と機 山本耀司・朝倉優佳」が、12月10日から17年3月12日まで東京・新宿の東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される。近頃、絵画とのコラボレーション作品を積極的に展開している山本耀司。今回開催される展覧会のタイトル「画と機」は、そんな山本の希望により、編集工学者の松岡正剛が考えた。「画」は絵画を、「機」は「はずみ」や「機会」、「機織(服)」を意味しており、この二文字は関係性を表し、絵画とファッション、二次元と三次元、男と女など、反発しながらも惹かれ合い、互いに逃れられないような、創造の根源に触れる危険な関係を暴き出す。同展では、40年以上のキャリアを経て今なお斬新なクリエーションを展開する山本の魅力と本質に迫る。会場には、同展のために山本が制作した絵画や彫刻などを展示。通常とは異なる異形ボディのマネキンが、思い思いの着方で服をまとって並ぶ空間は、ファッション展のイメージを持って来た人の期待をものの見事に裏切る。また、16SSメンズ&ウィメンズコレクションから数シーズンに渡り、ヨウジヤマモトとのコラボレーションピースを発表してきた若手画家の朝倉優佳の作品も展示。「画と機」の衝突、融合、失望、対立、刹那、交替、憧憬、永遠の現場を体感できる機会となっている。【展覧会情報】「画と機 山本耀司・朝倉優佳」会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2会期:12月10日~17年3月12日時間:11:00~19:00(金・土曜日は20:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,200円、高大生800円、中学生以下無料
2016年10月30日暮らしまわりのスタイリストとして活躍する伊藤まさこさんは、実は「さりげない気配りの達人」。その絶妙な“気配り”の秘訣、そして周囲の人からの、伊藤さんの「気配りエピソード」を紹介します。***18時からのオフの時間は、「友人たちとの食事を楽しむことが多い」と伊藤さん。アトリエにはよく友人が集まり、その楽しそうな様子は彼女のインスタグラムでも垣間見られる。「人を招いたときに気をつけているのが、ゲストを緊張させないこと。我が家に到着したら、すぐに自由に過ごしてもらえるように工夫をしています」例えば、グラスやカトラリーははじめから用意し、誰でもすぐ手にできる場所にセット。食事が始まれば、伊藤さんも一緒にテーブルについて、おしゃべりに興じる。ゲストがくつろげるように、丹念な準備をしているのだ。また、楽しかった様子はSNSにもアップ。「多くの人が目にするものだから、言葉は選んでいます。アップする写真も、見て楽しい、おいしそうって思ってもらえるものだけと決めていますね」とはいえ、耳に心地よいことばかりを並べて済ませているわけではない。言いにくいこともちゃんと伝えるようにしている。「おかしいと思ったら、すぐその人に伝え、それで終わり。引きずりません。思ったことをいつ伝えるかも大切にします」そんな伊藤さんのことを、料理家の坂田阿希子さんは「温かさのあるカジュアルな気配り名人」だと話します。「とにかくフットワークが軽いんです。SNSで彼女が和菓子をアップしていたので“食べたい”とコメントしたら、すぐに差し入れてくれて(笑)。不思議なことに、彼女の行動からは、これは特別なことじゃないのという雰囲気を感じとれるから、お返ししなきゃと思わず、素直に受け取れるんです」つい最近も料理の差し入れをもらったという坂田阿希子さん。伊藤さんには、男らしさと女らしさが共存しているとも話す。「愛猫が亡くなってしばらく経ったとき、“娘と庭で摘んだから”という簡単な手紙と一緒にブーケを玄関のドアにかけてくれていたことがあって。その心遣いが本当に嬉しかったんです。悲しんでいた私と適度な距離を保つ男前な感じと、花や料理にこめられた女らしさと。そんなバランスがちょうどいい人なんです」◇伊藤まさこさん暮らしまわりのスタイリストとして活躍する傍ら、旅や食にまつわる本も出版。ほぼ日刊イトイ新聞のサイトでは、お弁当の連載も担当する。『ちびちび もぐもぐ お酒とごはん』(PHP研究所)は11月に発売。◇坂田阿希子さん料理家。「studio SPOON」主宰。雑誌や書籍で活躍しながら、料理教室も開催。著書『わたしの作りおき便利帖』が発売されたばかり。※『anan』2016年10月5日号より。写真・馬場わかなスタイリスト・伊藤まさこ取材、文・野村紀沙枝
2016年09月29日スタイリング、そしてそのライフスタイルも支持されるスタイリストの伊藤まさこさん。彼女を知る人々は、「さりげない気配りの達人」と、伊藤さんを評します。ご本人への取材から見えてきた、気配りのコツとは。***大人ならではの気配りができる人を取材するなら?編集部の周辺できいてみると、みんな口を揃えて伊藤まさこさんの名を挙げる。それを本人に伝えると、「自分では普通のことをしているだけなので…。でも、そう言っていただけるのは嬉しいですね」と少し照れ笑い。伊藤さんの言う“普通のこと”とは、とてもシンプル。それは自分がされて嬉しいことを相手にするということ。「されて嫌なことは、絶対にしないようにしています。ただそう考えているだけだから、無理なく自然と動けているのかもしれない。私自身、気を使わせるのが苦手な部分もあるので、やりすぎないようにはしています」そんな絶妙な塩梅の伊藤さんの気配りをいくつか例に挙げてみると…。近所のホームパーティには、シャンパンをワインクーラーに入れて持っていき、相手に氷を用意させないように。あるときは、家の庭で摘んだミントでブーケを作って、お裾分けの惣菜と一緒にプレゼントと、まさに人柄溢れる温かな心遣い。この発想は、心の余裕から生まれるらしい。「いつもどうやったら気持ちよく過ごせるかを考えているんです。自分が機嫌よくいられれば、誰に対しても自然と心配りができると思うから。だから仕事は18時には終わらせて、その後はきっぱりオフの時間に。時間の使い方は潔いタイプかも。あと、悪口や噂話も苦手だから、ネガティブなことは言わない。こうやって、常に自分を健やかにしておくことが、大切だと思うんです」そんな伊藤さんに、誰もがふっと笑顔になれる贈りものアイデアを教えてもらうと、驚き・手間・備え・組み合わせ、この4つのキーワードが浮かんできた。なかでも、伊藤さんが一番大切にしているのが、手間をかけること。「特に目上の方になりますが、みなさんおいしいものや高価なものをよくご存じなんですよね。だからあえて手作りのものを差し上げています。自分の手足を動かして用意したものって、案外喜んでもらえるんですよ」その代表的なものが、手作りのお弁当。詰めるおかずは、作り慣れている和惣菜を4~5種ほど。お弁当箱やお箸は使い捨てを選び、食べた後の返却などで相手をわずらわせないようにしている。この優しいひと手間が、伊藤さんらしい気の配り方。さらに、料理上手ならではのおみやげも。「よく海外に行くんですが、毎回みんなの分のおみやげを買って帰って配るのは正直難しい。だから、持ち帰った現地の食材で料理を作り、おみやげ代わりに友人を招待。旅先での話も自然とはずみます」贈りもの上手の伊藤さんが、ものをいただいたらどうする?「できるだけお礼状を書くようにはしていますが、なかなか手紙を出せないときもありますよね。そういう状況にあるなら、すぐに電話をかけるようにしています。嬉しかったことは、早く伝えたくなっちゃうんです」◇伊藤まさこさん暮らしまわりのスタイリストとして活躍する傍ら、旅や食にまつわる本も出版。ほぼ日刊イトイ新聞のサイトでは、お弁当の連載も担当する。『ちびちび もぐもぐ お酒とごはん』(PHP研究所)は11月に発売。※『anan』2016年10月5日号より。写真・馬場わかなスタイリスト・伊藤まさこ取材、文・野村紀沙枝
2016年09月29日サンリオは、ブライダルファッションデザイナーの桂由美とコラボレーションしたウェディングプラン「YUMI KATSURA×HELLO KITTY ACTION」を2016年11月よりスタートする。ウェディングドレスには、ウエスト部分にハローキティとディアダニエルの刺繍を施し、ベールにはリボンがあしらわれるなど、HELLO KITTY ACTIONらしいこだわりの詰まった一着に仕上げた。また、招待状やウェルカムボードなどオリジナルアイテムを揃え、特別な結婚式を演出。結婚証明書には、ハローキティとディアダニエルが直筆のサインをして二人の愛を証明してくれる嬉しいサプライズも。挙式は、サンリオピューロランドのアトラクション「レディキティハウス」内で行うことができ、ハローキティとディアダニエルに参列してもらうことも可能だ。なお、施設内では、11月1日(火)からは、LOVEをテーマにしたイルミネーションショー「ミラクリュージョン★Happiness」が開催。歌手DAIGOが自身の結婚式で歌ったプロポーズソング「K S K」の楽曲とともに、ショーをロマンチックに仕上げる。【詳細】■「YUMI KATSURA×HELLO KITTY ACTION」受け付け開始時期:2016年11月開始予定プラン詳細:・サンリオピューロランド レディキティハウス内での挙式・ハローキティ、ディアダニエルの挙式参列・ハローキティ、ディアダニエルのオリジナル結婚証明書への署名・YUMI KATSURAコラボレーションオリジナル商品の展開(ウェディングドレス、ジュエリー、招待状、酒樽、祝儀袋ほか)挙式可能時期:2017年2月1日(水)~5月末予定※ピューロランド休館日を除く■サンリオピューロランド ミラクリュージョン★Happiness上演期間:2016年11月1日(火)~※終了時期未定上演回数:1日1回 ※休館日除く出演:ハローキティ、ディアダニエル会場:サンリオピューロランド住所:東京都多摩市落合1-31TEL:042-339-1111 (9:30〜17:00)休館日を除く
2016年09月05日ワイスリー(Y-3)がクリエイティブディレクターの山本耀司と、ワイスリーのシニアデザインディレクターのローレンス・ミッドウッドにそれぞれフォーカスしたふたつのムービーを公開した。山本耀司に焦点を当てたモノクロのフィルム「山本耀司 マスターオブシャドウ(Master of shadow)」は、ワイスリー16-17AWパリメンズコレクションウィークの期間中の山本耀司を捉えたもの。モデルキャスティング会場の様子から、山本耀司の車中での会話、チームとの綿密なミーティングの様子までが収められた。一方、ローレンス・ミッドウッドにフォーカスした「In conversation with Lawrence Midwood(ローレンス・ミッドウッドとの対話)」は、ワイスリーパリメンズファッションウィークのバックステージを独自の視点で捉えたムービー。ブランドを内部から映し出し、コレクションが生み出されている過程を知ることもできる。ムービーの中でローレンス・ミッドウッドは、“黒”という色の本質や、未来へのデザイン、山本耀司との親交などについて触れている。動画引用元: (Y-3オフィシャルYouTube:)動画引用元: (Y-3オフィシャルYouTube:)
2016年09月03日建替えのため8月7日をもって一時休業する渋谷パルコ パート1・3にて、休業前最後の10日間となる7月29日から8月7日まで、豪華アーティストによる展示や最終売り尽くしセール「ザ・閉店セール!」など様々なイベントが開催される。中でも注目したいのが、7月29日から8月7日までパルコミュージアム。渋谷パルコと縁の深い豪華アーティストによる展覧会を開催する。パルコミュージアムの最後の一幕として、“ラストダンス(Last Dance_)”をテーマにそれぞれのアーティストが展覧会に向けて制作した新作や、貴重な旧作からテーマに沿った作品などを展示する。絵画、グラフィック、ポスター、立体、写真、映像、音楽、衣装、エッセイなど幅広い分野の作品が集結する予定だ。また、会期中には出品アーティストをはじめ、渋谷パルコに関わりのあるアーティストたちによるトークショーやアートインスタレーション、ライブパフォーマンスなども行われる。参加アーティストは、伊藤桂司、井上嗣也、小沢健二、佐藤可士和、しりあがり寿、寺山修司、東京スカパラダイスオーケストラ、日比野克彦、森山大道、HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE、TOMATO、Ground Y (YOHJI YAMAMOTO INC.)12組。また、8月7日の最終日に開催される「渋谷公園通りメモリアルパレード~みんなで歩こう渋谷公園通り~」では、渋谷に思い出のある人々とともに公園通りを歩き、渋谷の街、公園通りの魅力を再発見するメモリアルパレードとなっている。また特設サイトでは、オンラインで渋谷公園通りパレード動画を自分でつくることができるコラボレーションアプリを公開。アプリで参加者が自分のアイコンを作成し、特設サイトで好きな年代を選択、オンライン上でオリジナルのパレード動画を作成することができ、SNSでシェアやダウンロードすることができる。パルコ劇場では8月7日まで、1990年8月から四半世紀渡り、同劇場で様々なキャストで読み継がれてきた朗読劇の金字塔「ラヴ・レターズ」を上演。8月1日の19時からはTOSHI-LOWと大空祐飛、8月2日の19時からは柄本時生と前田敦子、8月3日の19時からはや内道彦と木村佳乃、8月4日の19時からは風間杜夫と伊藤蘭、8月5日の13時からは森崎博之とシルビア・グラブ、8月6日の13時からは勝村政信とYOU、8月7日の13時からは渡辺謙と南果歩が出演する。価格はいずれも税込5,400円。これまで渋谷パルコにて度々開催されてきた、パワフルに自分を発信する女子クリエイターによる「シブカル祭」も「シブカル<夏>祭。2016~レッツ・ラスト・ダンス~」として開催。スペイン坂広場に出現する「シブカル特区。」に8月5日から7日まで、シブカルクリエイターによるアーティーな屋台に暑い夏にぴったりのケータリングや、ここでしか手に入らないオリジナルグッズ、ダンスパーティーなどなど、夏のひとときをシブカル色に染めるとっておきのプログラムを展開する。8月3日から7日まではギャラリーXにて、過去の「シブカル祭。」に参加した女子写真家5人による写真展を開催。“渋谷”をテーマに撮り下ろした写真作品の他、同展の開催に合わせて制作した限定オリジナルZINEも登場する。また、過去5回の「シブカル祭。」すべてに参加した愛☆まどんなとLyが巨大壁画制作に挑む「愛まとLyのウォールペイント」や、公園通り広場の特設スペースを舞台にしたフリーライブイベントなども行われる。シネクイントでは8月6日、7日に、過去の上映作品の中でも特に思い出深い作品を特別上映。シネクイントのオープニング作品である『バッファロー‘66』、及びパルコ出資作品『下妻物語』をワンコイン500円にて上映する他、クロージング作品で大ヒット上映中の『シング・ストリート 未来へのうた』も上映される新旧の傑作を味わう2日間となっている。その他、渋谷パルコに縁の深い東京デザイナーズブランドによるポップアップショップや、渋谷パルコに縁の深い著名人からのメッセージの公開なども行われる他、渋谷ポップカルチャーゾーン・ジブポップやTOKYO FM スペイン坂スタジオでもスペシャルイベントが開催される予定だ。
2016年07月29日縄文Tシャツの展覧会「JOMO-T2016“縄文×T-Shirts”展」を、原宿のキャットストリートに面するバンクギャラリーにて開催。期間は2016年6月23日(木)から26日(日)まで。2010年に原宿ラフォーレミュージアムで開催した「JOMO-T展」のラインナップより、俳優の浅野忠信や井浦新、片桐仁をはじめとする52組のJOMO-Tをピックアップ。新作7組を追加した計59点の展示販売を行う。また、「リアル縄文土器展」と「ARTs of JOMON展」を同時開催。「リアル縄文土器展」では、新潟県津南町の火焔型土器をはじめとする縄文土器5点と石棒1点、福島県西会津町からさわれる土器片3点を展示する。そして、「ARTs of JOMON展」では、縄文の価値観に共感する現代アーティストが手がけた縄文アート作品を披露。縄文×ファッション×アートを融合させる、いまだかつてない展覧会だ。【開催概要】展覧会「JOMO-T2016“縄文×T-Shirts”展」会期:2016年6月23日(木)~26日(日)場所:BANK GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前6-14-5入場料:無料■JOMO-T参加アーティスト浅野忠信、井浦新、伊藤桂司、猪風来×KAZ、IMAONE、VIX、EYE、大塚いちお、片桐仁、金理有、小林武人、小林千幌、坂巻善徳 a.k.a. sense、塩川いづみ、渋谷忠臣、Jun Inoue、白根ゆたんぽ、ソエジマヤスフミ+原健一郎、高橋昂也、多田玲子、土屋亮真、常田朝子、、林 登志也・安藤北斗/we+、PUNK DRUNKERS、Hogalee/mashcomix、majio、松の木タクヤ、箕輪麻紀子、宮澤ナツ他。
2016年06月24日女子高生を中心に大ブームの“斎藤さんゲーム”。某携帯会社のCMでご存じの方も多いはず。その“斎藤さん”とは、トレンディエンジェルの斎藤司さん。いま最も熱い彼に、相方のたかしさんについて聞きました。やはり、“薄毛”で意気投合したのでしょうか?***斎藤:それが違うんです。僕は正直、誰と組んでも売れると思っていたんで、相方は誰でもよかったんです。当時、たかしと仲が良くて、ふたりでよく遊んでたんで、その流れでです。まあ、たかし、ラッキーでしたよね。――ベストな相方だと思います。斎藤:でもじつは、本当に運を持ってるのはあいつの方。基本的に、たかしってポンコツなんです。僕も僕で、負けじとポンコツな部分があるんですけれど、収録で、あいつのポンコツな部分が奇跡的にハマりだすことがあって、僕がそれに助けられることもあったり。それに、その場の瞬発力で勝負している僕とは違って、意外に笑いを方程式で考えられる人なんで、そこの部分の信頼もありますし。賞レースでも、僕はうまくいかないとイラついたりするんですが、たかしは全然気にせずニコニコしていて、おかげですぐに切り替えて次に臨めましたから。――確かに、ここぞという場面では意外と斎藤さんの方が緊張してますよね。たかしさんのあの動じない無邪気さはすごいです。斎藤:そうなんです。ゆとり教育が生んだモンスターと言われていますから。ここフザケちゃダメってところではフザケたり。そういう意味でも怪童です。年齢的には僕が上なんで、時どきキツいダメ出しをすることもあるんですが、一切気にしないですしね。それに、たかしとは面白いと思うものが一緒なんです。意地悪な視点が似ているんで、ふたりでいると悪口ばっかりしゃべってますけど(笑)。――女性の話をすることは?斎藤:僕は彼女事情も話しますが、たかしは一切話さない。あと、お風呂に行っても絶対に局部を見せないんですよね。けっして見たいわけじゃないんですけど、隠してる感じがなんか腹立つというか。普段は動じないくせに、なぜそこだけ気にしてるんだ、と。でもまあ心の奥で尊敬はしていますけどね。――ちなみに斎藤さん、恋人の存在を公表されていますよね。斎藤:それはねぇ…正直、ミスです。イベントに取材に来られる記者の方って、ほんと興味なさそうな表情をしているんです。そういう顔を見ると、つい喜ばせたくなっちゃって、盛り上がりそうな話題を提供しちゃうんです。彼女の話もそれでうっかりしゃべってしまって。芸能人との恋に憧れてたんですけれど、自らそのチャンスをふいにしてしまいました(笑)。◇今年、トレンディエンジェル初となる単独ライブ全国ツアーが開催。「TRENDY ANGELWORLD TOUR“JAPeeeeeN!!”」と銘打たれたツアーは、4/29の福岡を皮切りに、岡山、仙台、名古屋、静岡、札幌、東京、大阪の全国8か所。詳細はブログにて。また不定期に、新宿ルミネ、よしもと幕張イオンモール劇場などのライブにも出演中。◇さいとう・つかさ1979年2月15日生まれ、神奈川県出身。'05年にNSCで同期だったたかしとコンビを結成。ボケ担当。'13年にオンバト+第3代チャンピオン、'14年にTHEMANZAIで準優勝、昨年のM‐1グランプリで優勝。ソロで歌マネ番組などにも多数出演し注目を集める。※『anan』2016年4月6日号より。写真・内田紘倫インタビュー、文・望月リサ
2016年03月30日DMM.comは、ブライダルファッションデザイナー・桂由美氏の新作が披露された「2016 YUMI KATSURA GRAND COLLECTION『ユミカツラwith宝塚歌劇団OG 薔薇の饗宴2016』」にて、同氏がデザインしたウェディングドレス向けに創作されたヘッドセットアクセサリーを、3Dプリンタで造形し提供した。3Dプリンタで造形されたヘッドセットアクセサリーは、2月16日に行われたショーの中でお披露目された。「YUMIKATSURA」サイドからは、「軽さと今まで使用していたヘッドパーツ素材では実現できなかった形」、「3Dプリンターならではのパターンのグラデーションや曲線、曲面を意識した」、「プログラムで形状を作成(パラメトリックデザイン)した複雑な形が実現できた」というコメントが寄せられている(ブランド側開発コンセプトより抜粋)。なお、DMM.comは、「今回の取り組みによって、ブライダルの世界でも活きる素材の色、軽さと即興性に応じた有機的なパーツの組み合わせ、複雑なパターンのデザインの立体化を実現させたことで『3Dプリントだから実現できる世界がある』ということを証明することができた」と語っている。
2016年03月29日ポストNYパンクのカリスマと称される、サクソフォン奏者で歌手のジェームス・チャンス率いるジェームス・チャンス&ザ・コントーションズが、1月22日から24日にかけて東京・南青山のブルーノート東京にて5年ぶりの来日公演を行う。ジェームス・チャンスは、アメリカ・ウィスコンシン州出身のサクソフォン奏者で作曲家で歌手。ジャズ風の即興演奏や、パンクロックを組み合わせた演奏を行い、1970年代の“ノー・ウェーブ”カルチャーにおける主要な人物として知られている。ニューヨークに移住後、1977年にコントーションズを結成すると、ブライアン・イーノのプロデュース作品『NO NEW YORK』に参加し音楽シーンを揺るがした。10年リリースのコンピレーションアルバム『Twist Your Soul -The Definitive Collection』もロングセラーを記録している。期間中、ブルーノート東京地下1階フロアにあるBar BACKYARDでは、今回の来日を祝し、当時“ノー・ウェーブ”の渦中にいたミュージシャン、アーティスト、デザイナーをゲストに招く記念DJパーティーを開催。1月22日には、ヒステリックグラマーの北村信彦、アンダーカバーの高橋盾が、23日にはミュージシャン兼音楽プロデューサーの中西俊夫、ミュージシャン兼作家の中原昌也が、24日にはイラストレーターでアートディレクターの伊藤桂司、現代美術家の松蔭浩之が登場する予定だ。また、1月13日から24日までは、ジェームス・チャンスの恋人でマネージャーだったアーニャ・フィリップスが残したポートレート展「PORTRAITS OF JAMES CHANCEBY ANYA PHILLIPS」も同時開催される。さらに、展示作品を含む約30点の写真を収めた写真集『BLACK & WHITE』の販売も行う。
2016年01月10日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)のデザイナーである山本耀司とニューエラ(NEW ERA)のコラボレーションブランド、山本耀司 for New Eraが16年1月にCotton Tee(7,000円)をNEW ERA STORE限定で発売する。これまでヨウジヤマモトと様々なコラボレーションを行ってきたニューエラ。今回はヨウジヤマモトブランドとしてではなく、山本耀司個人とコラボレーションを行った。Tシャツには、山本耀司が自身の思うニューエラのブランドイメージを墨と筆で具現化したアートワークと「Ten miles more to go y.y.」という直筆メッセージがプリントされている。カラーはブラックとホワイトの2色展開。
2015年12月25日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)のデザイナーである山本耀司とニューエラ(NEW ERA)のコラボレーションブランド、山本耀司 for New Era(R)が16年1月にCotton Tee(7,000円)をNEW ERA(R) STORE限定で発売する。これまでヨウジヤマモトと様々なコラボレーションを行ってきたニューエラ。今回はヨウジヤマモトブランドとしてではなく、山本耀司個人とコラボレーションを行った。Tシャツには、山本耀司が自身の思うニューエラのブランドイメージを墨と筆で具現化したアートワークと「Ten miles more to go y.y.」という直筆メッセージがプリントされている。カラーはブラックとホワイトの2色展開。
2015年12月25日東京都・日本橋の日本橋三越本店 新館7階ギャラリーは、桂由美創作活動50周年記念展「桂由美の軌跡~SHINING FOREVER~」を開催する。会期は9月30日~10月5日。開場時間は10:00~19:00(10月5日は~17:00)。入場料は一般・大学生800円、高校・中学生600円、小学生以下無料。同展は、ブライダルファッションデザイナーとしてウエディングドレスを創り続けてきた桂由美50年間の創造の軌跡を、オートクチュールドレスの展示とともに紹介するもの。桂由美の真骨頂である「白」のドレスだけでなく、蛍光&蓄光ビーズを駆使したグランマリエや暗転で変身する新和装など「光のエレメント」で魅了する幻想的な作品や、世界一薄いシルクで作成したウエディングドレスや世界最多のアコヤ真珠を刺繍したギネスブック認定のドレス、絶妙な色合いとミクスチャー・テクニックを駆使したイブニングドレスなどが展示される。また、これまでに手がけた著名人・芸能人の結婚衣装も本番の写真付で展示される。展示されるのは、田村淳夫妻、有村昆・丸岡いずみ夫妻、東貴博・安めぐみご夫妻、林家三平・国分佐智子夫妻、市川海老蔵・小林麻央夫妻、石田純一・東尾理子夫妻、中山雅史・生田智子夫妻、三浦知良・設楽りさ子夫妻のもの9組分となる。さらに、50周年を記念したスペシャル本、限定品、ユミカツラのグッズを会期中限定ショップで販売。また、ユミカツラ書籍を購入の先着50名を対象とした「桂由美のギャラリートーク&サイン会」も開催される。開催日時は9月30日・10月3日の各日13:30~。そのほか、関連展示企画として、本館1階中央ホールにて「YUMI KATSURA Paris Collection『GLORIOUS RIMPA』」が開催される。会期は9月30日~10月6日。入場無料。日本の伝統美のひとつ「友禅」を後世に残すため、琳派400年からインスパイアされた作品をパリコレクションで発信を続けているYUMI YUZEN~ユミ友禅~が展示される。会場では、ドレスやバッグ、コスチュームアクセサリー等、同展のために用意された限定品の販売もあるということだ。また、友禅ドレスを中心に、約10点のドレスを桂由美のトークと共に紹介する「Yumi Katsura Talk and Fashion Show」が開催される。開催日時は10月4日14:00~と16:00~。
2015年09月14日落語家の桂文枝が21日、東京・日本橋劇場で、独演会「寄席チャンネル×スカパー!六代 桂文枝 特別独演会」を行った。本公演は、今年4月に旭日小綬章を受章した桂が、創作落語を披露する特別独演会。この日の模様は、9月21日にBSスカパー!、10月21日に寄席チャンネルで放送する。これまで250作以上の創作落語を発表してきた桂は、作品の中から「宿題」と「友よ」の2作品を披露。公演前、報道陣の取材に応じた桂は、「三枝時代、文枝時代に作った作品の中で、好きな作品を選んだ。『宿題』は若い噺家さんにもやってもらってる。このままいくと、古典落語になるんじゃないか」と胸を張り、「一生懸命やるので、たくさんの人に見て頂きたい」と意気込みを語った。今年10月には、"高校野球"をテーマにした新作落語を発表予定の桂だが、「100年で受け継がれてきた精神や魂があるんじゃないか。グラウンドの熱気を落語で表現したい」とその想いを吐露。前日20日に行われた、「第97回全国高校野球選手権大会」決勝戦の東海大相模(神奈川)×仙台育英(宮城)を甲子園球場で生観戦したそうで、「試合を見ながら考えようと思ったけど、夢中になってとても考える余裕がなかった」と明かして笑いを誘っていた。
2015年08月23日BSスカパー!では、旭日小綬章を受章した六代 桂文枝の特別独演会「寄席チャンネル×スカパー!六代 桂文枝特別独演会」を9月21日に先行放送、10月21日に寄席チャンネルで完全版を放送する。司会者やタレントとしてバラエティー番組などで幅広く活躍する一方、昭和56年に「創作落語」を定期的に発表するグループ・落語現在派を旗揚げし、これまで250作以上の作品を発表してきた文枝。平成24年の襲名後、今年4月には旭日小綬章を受章するなど、今後の活躍がますます期待される。8月21日には受章を記念し、東京・日本橋劇場で一夜限りの特別独演会を開催。上方落語をけん引する桂文枝の高座をじっくりと堪能できる、またとない機会だ。
2015年08月07日伊藤英明が人気コミックを実写映画化する『テラフォーマーズ』で主人公の小町小吉役を演じることが明らかになった。伊藤は「この映画がどこまで世界に通用するか楽しみ」とコメント。原作者の貴家悠は、「間違いなく今世紀日本最高峰の筋肉映画となるでしょう…!!映画化………やれます!!」と期待を寄せている。その他の画像『テラフォーマーズ』(作・貴家悠、画・橘賢一)は、週刊ヤングジャンプで連載中のSFアクション・コミックス。火星を舞台にゴキブリが進化した生物=テラフォーマーと人類の戦いを描く。原作コミックスは、現在12巻まで刊行されており、累計発行部数は1100万部を突破。“このマンガがすごい!2013”オトコ編で1位を獲得している。伊藤は「最初は“火星に行く”という設定があまりにも壮大すぎて一度は断ろうと思ったのですが、監督が三池(崇史)さんだったことと、原作がとても面白かったこともありこれはぜひやりたいと思いお受けしました」と言い、「三池組は朝から夜まで寝ずに撮影し、妥協しないので、それがまた始まると思うと…正直嫌ですが(笑)、本当に楽しみです」とコメント。伊藤とは『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』『悪の教典』『喰女 -クイメ-』などでタッグを組んできた三池監督は、「逆境にこそ伊藤英明は光る。だから、史上『最凶の火星』に送り込もうと思っている。故に、この作品は世界で最高に輝く映画になる」と語り、原作者の橘賢一も「これほど人類を救うのが似合う男が他にいるでしょうか。屈強な肉体。優しくて力強いその眼差しはまさに小町小吉!スクリーンの中で暴れまわる日本原産オオスズメバチを今から楽しみにしています!!」とコメントを寄せている。本作の脚本は、劇団☆新感線の中島かずきが手がけ、ストーリー設定やキャストなどは順次発表される。撮影は5月中旬より開始され、アイスランドなどで撮影が行われる。『テラフォーマーズ』2016年公開
2015年05月01日8月23日に東京・夢の島公園陸上競技場で開催される夏フェス「WORLD HAPPINESS 2015」のメインビジュアルが公開。今年はデザイナーの山本耀司が担当したことが明らかになった。2008年より開催されている「WORLD HAPPINESS」は、高橋幸宏がキュレーターをつとめる音楽フェス。そのメインビジュアルにはこれまでイラストレーションが採用されてきたが、今回は初めて写真作品がメインビジュアルとなることがわかった。手がけたのは、ファッションデザイナー・山本耀司。世界中に多くのファンを持つファッション界の重鎮にして、今だに挑戦的な姿勢を崩さない彼が選んだのはなんと“愛犬”の写真。正面を見据える愛犬の凛とした姿に、「WORLD HAPPINESS」「音楽」という世界観を写した、愛らしくもスタイリッシュな作品となっている。山本耀司はまた、ソロ・アルバムもリリースするほどの音楽好きとして知られる。キュレーターの高橋幸宏は40年来の友人とのことで、高橋のたっての願いに快諾、実現したという。なお、これまでMETAFIVE、TRICERATOPS、Controversial Spark、野宮真貴 with カジヒデキ、筋肉少女帯、スチャダラパー、坂本真綾、SCANDALの8組が同フェスの出演者として発表されており、出演アーティストは今後も追加される予定。
2015年04月14日2戦2勝と最高のスタートを切った新生日本代表。新体制における第1号ゴールを含めた2得点をあげ、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督から厚い信頼を勝ち取ったFW岡崎慎司(マインツ)は、ゴールに対する独特の美学を貫きながらさらなる成長を誓う。○いまも岡崎の心に色濃く残る通算7ゴール目日本代表として初めてキャップを獲得してから6年半あまり。その間に出場した91試合で積み重ねてきた日本歴代3位の「43」ゴールすべてに重みがあり、それぞれにドラマが凝縮されている。そのなかから、あえてベストゴールを選ぶとすれば――。岡崎は迷うことなく、2009年6月6日にあげた通算7ゴール目をあげる。敵地タシケントで行われた、ウズベキスタン代表とのワールドカップ・アジア最終予選。その前半9分に岡崎をいま現在に至るまで支え、未来永劫(えいごう)に心のなかで神聖化されていくゴールが生まれている。MF中村憲剛(川崎フロンターレ)が放った縦パスに、右サイドからゴール前へ飛び込む。左足によるボレーは相手GKにセーブされたが、直後に岡崎の真骨頂が発揮される。こぼれ球に誰よりも素早く反応し、体勢を崩しながら低空飛行のダイビングヘッドを見舞う。ピッチすれすれで首を必死に伸ばした、お世辞にも美しいとは形容できない姿勢から放たれた一撃はゴールネットを揺らし、岡田ジャパンを南アフリカ大会出場に導く決勝弾となった。○座右の銘「一生、ダイビングヘッド」の起源岡崎はワールドカップの大舞台でもゴールを決めている。それでも、ピッチが荒れ放題で、照明も薄暗かったタシケントのスタジアムでマークした一撃を大事にしている理由は何なのか。「自分に対して自信をもつことができたゴールだったんです」。兵庫県の強豪・滝川第二高校から清水エスパルスに入団した2005年。岡崎は中学時代に所属した宝塚ジュニアFCの山村俊一コーチから、いまも座右の銘としている言葉を贈られている。「一生、ダイビングヘッド」。山村コーチは基本を徹底的に反復させ、そのなかでもシュート練習に大半の時間を割いた。コーチが放つクロスに対してヘディングを見舞い続けた日々を、岡崎は苦笑いしながら振り返ったことがある。「カッコつけてボレーなんてしようものなら、ホントに怒鳴られましたからね」。当時は砂利混じりの土のグラウンドで練習することも少なくなかった。それでもダイビングヘッド中心のメニューは変わらない。地面にこすりつけた額に血をにじませながら、無我夢中で空中遊泳を繰り返した。○ストライカーの矜持を貫かせた絶対的な武器プロ入りに際しては母校の黒田和生監督(当時)から反対され、実際にエスパルスの1年目は8人いたFWで8番目にランクされた。長谷川健太監督(現ガンバ大阪監督)から右サイドバック転向を打診されたこともある。それでも「自分には絶対的な武器がある」という自負が、岡崎にストライカーとしての矜持(きょうじ)を貫かせた。中学時代から磨きあげてきたダイビングヘッドで日本代表を勝利に導き、ワールドカップ切符を手繰り寄せたという点で、通算7点目は原点にもなっているのだろう。ブンデスリーガに戦いの場を移して5シーズン目。不断の努力を積み重ねながらマインツのエースストライカーとして2シーズン連続で2桁ゴールをマークし、プレミアリーグのレスターからオファーが届くまでの存在に成長しても、間もなく29歳になる岡崎のプレースタイルの根本的な部分は変わらない。174cm、76kgと小柄なストライカーが生き残っていくためには、屈強な大男たちが壁を築くゴール前へ怯(ひる)むことなく飛び込んでいく勇気が何よりも求められる。岡崎からはこんな言葉を聞いたこともある。「恐怖を感じる前に飛び込んでいくんです」。○柴崎のゴールを体を張って“アシスト”した理由3月31日に味の素スタジアムで行われたウズベキスタン代表との国際親善試合。後半9分に十八番のダイビングヘッドで2点目を決めた岡崎は、同35分には体を張って味方のゴールを“アシスト”している。相手のFKが壁に当たり、こぼれ球がピッチ中央に弾む。飛び出した22歳のMF柴崎岳(鹿島アントラーズ)が、前に出てきた相手GKの頭越しにループシュートを放つ。距離にして約40m。3回バウンドしてゴールに吸い込まれるまで、岡崎は追走してくる相手DFを抑え、それでいてボールには触れずに、最後は笑いながらボールとともにゴール内へ転がり込んだ。「ゴールというものは、一人の選手にとって大きなものになる。自分はそれを知っているから、ああいうプレーができたんだと思う」。自己犠牲を厭(いと)わない岡崎の献身的な姿に、就任2戦目を5対1の大勝で飾ったヴァイッド・ハリルホジッチ監督も賛辞を惜しまなかった。「素晴らしいことだし、珍しいことだし、(世界中の)どこにも存在しないことだ。(5つのゴールのなかで)実は一番スペクタクルなのかもしれない」。○2戦2発で射止めた新生日本代表のエースの座ボールをかき出そうとした相手DFの足につまずくなど、件(くだん)のシーンではけがに見舞われる恐れもあった。サッカーを愛する子どもたちにはまねをしてほしくないという願いを込めて、岡崎は4月2日に更新したブログにこう綴(つづ)っている。「あの場面で迷わずガムシャラにボールをゴールへ押し込んで欲しいなって思います。まずはガムシャラにサッカーをすることが、みんなには大事だと思うから」。自分自身にリスクを生じさせた点は反省しているが、柴崎のゴールを優先させた選択は後悔していない。2戦2発でハリルジャパンでもエースを拝命し、日本歴代2位の三浦知良(横浜FC)の「55」得点を視界にとらえた岡崎はさらなるレベルアップを誓う。「奪った後に縦への速いボールが自分に入ってくるので、それをどうやってさばけるか。そういうプレーの質を高めてもっとゴールを奪いたいし、チャンスメークもできるようにしたい。まだまだ気が抜けないし、もっと上を目指したい」。原点を貫き通すいい意味での頑固さと、際限なく湧きあがってくる貪欲な向上心。そして、前線で放つ大きな存在感とフォア・ザ・チームの精神。ハリルホジッチ氏を含めた歴代の日本代表監督が、岡崎に魅せられてきた理由がここにある。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 藤江直人(ふじえ なおと)日本代表やJリーグなどのサッカーをメインとして、各種スポーツを鋭意取材中のフリーランスのノンフィクションライター。1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。スポーツ新聞記者時代は日本リーグ時代からカバーしたサッカーをはじめ、バルセロナ、アトランタの両夏季五輪、米ニューヨーク駐在員としてMLBを中心とするアメリカスポーツを幅広く取材。スポーツ雑誌編集などを経て2007年に独立し、現在に至る。Twitterのアカウントは「@GammoGooGoo」。
2015年04月04日ザディグ エ ヴォルテール(Zadig et Voltaire)が3月24日、青山店でアーティストの大竹司によるウインドーライブペインティングを開催した。大竹司は現代美術ギャラリー「山本現代」に所属するアーティスト。金沢美術工芸大学などで伝統的な日本画を学び、近年では妖怪や招き猫といった日本独特のモチーフを、カラフルな色彩と軽妙なタッチで描いている。ザディグ エ ヴォルテールでは、創始者ティエリー・ジリエ(Thierry Gillier)が大竹の作品に感銘を受けたことから、14SSコレクションでコラボレーションを展開。今シーズンにも、大竹の作品をテキスタイルに取り込んだコレクションを発表している。今回のライブペインティングは、そんな両者の関係によって実現したプロジェクト。ライブペインティングでウインドーに描かれた作品は4月19日まで展示される。
2015年03月31日漫画家・桂正和氏の画業30周年記念で発刊された『桂大全』に収録されている、韮沢靖氏が描いたもうひとつのウイングマン「カオス・ウイングマン」と同氏が新たに考案したオリジナルカラー版の「アンジェル・ウイングマン」が、プレックスによって特大サイズで立体化され、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて予約受付がスタートしている。2015年2月発送予定で、価格はともに54,000円(税込)。韮沢氏は、クリーチャーデザイナー、造形作家、イラストレーターとして知られ、桂氏の盟友。今回は韮沢氏のイメージを忠実に再現すべく、背面や横、斜め、脚など、新たに設定イラストを書き下ろし、全高約63cm・全幅約38cmの特大サイズを生かして、細部まで緻密に造形されているという。『カオス・ウイングマン』は、原作に近い黒と青をベースに、生物的な立体感のある透明パーツやメタリックのグラデーション塗装により悪魔的雰囲気を醸し出すウイングマンを表現。積み重なる髑髏の山をイメージした台座も付属する。そして「プレミアムバンダイ」限定でオリジナルカラー版の『アンジェル・ウイングマン』は、韮沢氏がベース色から塗装色、羽や剣、髑髏などの色まで、すべての彩色を考案。原作の雰囲気に近い色をベースとした悪魔的雰囲気の『カオス・ウイングマン』に対し、オリジナルカラーの『アンジェル・ウイングマン』は白をベースに金を施し、異形の天使を思わせるカラーリングで立体化している。セット内容は両商品ともに本体、剣、台座で、全高約63cm・全幅約38cm。商品価格はともに54,000円(税込)で、予約締切は準備数に達し次第終了。商品の発送は、2015年2月を予定している。(C)Yasushi Nirasawa(C)桂正和/集英社
2014年12月05日アーティストの金谷裕子は初の作品集『**YXICOOO**(イキシクー)』(3,300円)を11月21日に発売。それを記念した展覧会を11月14日から30日まで開催する。金谷裕子はペインティングやコラージュ、アニメーション、インスタレーション、刺繍、コラージュなど、様々な手法で色彩豊かな作品を発表しているアーティスト。14年には「ナイキ(NIKE)」の新プロジェクト“タイツ・オブ・ザ・モーメント”を手掛けた他、「エトロ(ETRO)」など、様々なブランドとコラボレーション、木村カエラ、PUFFYなどのミュージシャンのジャケットも手がけている。個展「YXICOOO(イキシクー)」には、金谷が過去10年に渡って製作してきた作品が結集している。さらに、ラフなスタイルでスケッチされた原画や、作品の一部を具体化させた立体作品も展示される予定。まるで教会か古城に迷い込んだかのような、繊細な装飾美が織りなす非日常的な体験が楽しめそうだ。なお、16日には14時からワークショップ「色のパワーと繋がるワークショップ~塗り絵編」が開催される。これは、金谷デザインの模様がプリントされた画用紙を、参加者が持ち込んだ色鉛筆で彩色するというもの。自分の持つ色彩感覚を再認識するとともに、その色が持つパワーを取りこもうという試みだ。さらに、30日にはゲストに伊藤桂司と筒井奈々を招き、15時からトークイベントが開催される。参加費はワークショップが2,000円、トークイベントが1,000円。【イベント情報】金谷裕子「YXICOOO(イキシクー)」会場:AL住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17会期:11月14日から11月30日時間:12:00から19:00(30日は17:00まで)料金:無料
2014年11月10日伊藤英明が主演するWOWOWの連続ドラマW「罪人の嘘」と、大ヒット海外ドラマ「SUITS/スーツ3」のコラボ企画が決定。伊藤さんが、「SUITS/スーツ3」第11話に登場する水泳選手マイケル・フェルプスの日本語版吹き替え声優としてアフレコに挑戦したのだ。連続ドラマW「罪人の嘘」は、躍進し続ける悪名高い高級弁護士の栄光と闇を描いたリーガルサスペンス。主演の伊藤さんのほか、滝藤賢一や木村佳乃、中村蒼、松重豊、筒井道隆、仲代達矢など豪華キャストが脇を固める本格社会派ドラマだ。一方の人気海外ドラマ・シーズン「SUITS/スーツ」は、ニューヨークの大手法律事務所を舞台に、ハーバード・ロー・スクール卒で自信家のカリスマ弁護士ハーヴィー・スペクターと、そのアソシエイト(助手)になった驚異的な記憶力を持つ青年・マイクのコンビが、困難な訴訟に挑んでいくスタイリッシュ・サクセスストーリー。全米USA局で昨年より放送された第3シーズンをWOWOWが日本初放送する。“法律”というテーマを描いた、この日米の2作品。「罪人の嘘」で悪名高き高級弁護士を演じる伊藤さんが、法律事務所を舞台にした海外ドラマ「SUITS/スーツ」の大ファンということから実現した今回のコラボ企画。伊藤さんは、「SUITS/スーツ3」第11話(8月25日放送)に登場することで話題の水泳選手マイケル・フェルプス役(本人役の出演)の日本語吹き替え声優として特別ゲスト出演する。すでに、カリスマ弁護士ハーヴィー(声:桐本琢也)と同僚のデーナ・スコット(声:甲斐田裕子)、マイケル・フェルプス(声:伊藤英明)が一堂に会するシーンのアフレコも収録済みだとそう。また、本企画と連動したスペシャルWEBページも本日からオープンし、番宣映像も7月20日(日)から放送予定とのこと。連続ドラマW「罪人の嘘」は8月31日(日)スタート/毎週日曜22:00~(全5話)※第1話無料放送海外ドラマ「SUITS/スーツ3」は毎週月曜23:00~(吹替)/毎週火曜0:00(字幕)※伊藤さんが出演する第11話「父への思い」は、8月25日(月)放送予定。(text:cinemacafe.net)
2014年07月17日伊藤英明が3月25日(火)、都内で行われた出演作『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』の完成披露試写会に出席した。伊藤さんは劇中で“ふんどし姿”を披露しており、現場では共演する長澤まさみにも、その勇姿を見せつけたのだとか…。直木賞作家・三浦しをん氏の「神去なあなあ日常」を映画化した“林業”青春ストーリー。完成披露試写会には伊藤さん、長澤さんに加えて、主演を務める染谷将太、子役の升水柚希君、矢口史靖監督が駆けつけた。映画のクライマックスに、村の男たちがふんどし一丁で伝統の祭りに臨むシーンがあり、伊藤さんだけでなく、染谷さんもふんどし姿に…。「なかなか慣れなかったですね。まあ、食い込むわけですよ」と染谷さん。一方、伊藤さんは「そりゃ、恥ずかしいですよ」とふり返り、「でも、現場にはオレたちの憧れ、長澤まさみがいるわけですよ。これは超えないといけないなと(笑)」。そこで伊藤さんは、あえて長澤さんの前で、物を拾ってみたりし、ふんどし姿を見せつけたそうだ。当の長澤さんは「やめてくださいって言いましたよ」と赤面。それでも「祭りのシーンはすごく神聖で、みなさんの男気がカッコよく見せた」とも話していた。主人公は高校卒業したての18歳、平野勇気(染谷さん)。生まれ育った都会から遠く離れ、山奥の村で林業に従事することに。携帯も繋がらない、コンビニも無い、若者もあんまりいないと“ないない尽くし”の環境で、林業の魅力に気付いていく姿を描いている。染谷さん&主人公に林業を叩きこむ“林業の天才”を演じた伊藤さんは、ほぼスタント無しで、大木を切り倒す「伐倒」や、20メートルにおよぶ高所での「種取り」などを実演。染谷さんはチェーンソーを自在に使いこなすまでに成長したという。「楽しかったですね。割とチェーンソー、うまいんですよ。高いところも好きなので、いい映像が撮れました」(染谷さん)、「チェーンソーは難しかった。何より数十年も生きている木を切り倒すのは、緊張した」(伊藤さん)。また、長澤さんは山に生き、男たちを見守るヒロインを演じ「男勝りな女性なので、髪型だったりメイクだったり、普段気にすることを気にしないようにした」。ほぼノーメイクで登場するシーンも多々あり、林道を大型バイクで走り抜ける場面も。「運転はすごく難しかった」と話していた。『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』は5月10日(土)から全国で公開。(内田涼(cinema名義))■関連作品:WOOD JOB!~神去なあなあ日常~ 2014年、全国東宝系にて公開
2014年03月25日日本を代表する世界的デザイナー山本耀司のデザイナーとしての足跡をたどる新刊「山本耀司。モードの記録。」(2,835円)が、1月24日文化出版局より発売となった。本書は、文化出版局の雑誌「装苑」「ハイファッション」「ミスター・ハイファッション」の3誌で長年取材、掲載してきた、山本耀司の膨大な記事の中から、テーマを厳選し再構成したものが中心。山本耀司の長年のファンの方はもとより、ファッションを学ぶ人や、クリエイティブな仕事の現場にいる人にも、クリエーションとは何かを、上質で美しい写真とテキストでインスピレーションをもたらしてくれるおすすめの一冊に仕上がっている。トピックスの中には、1991年に東京で開催された「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」との合同ショー「6・1 THE MEN」やパリコレでのバックステージ写真、ヨウジヤマモトの30年間の全コレクションアーカイブの他、ヨウジヤマモトを着る男たちとして、西島秀俊、伊勢谷友介、大沢たかお、市川海老蔵、吹越満ら9人の旬な男たちも登場。また山本里美との対談、ヨウジヤマモトを着たピナ・バウシュのポートレートなど貴重な記録に加え、現在の山本耀司がクリエーションと社会についての思いを語った約1万字の最新インタビューなどが、240ページに渡って展開される。(text:Miwa Ogata)
2014年01月28日※画像は、丸山桂里奈 オフィシャルブログ 「マルカリトーレ」 よりサッカーに興味がなくても丸山さんは知っている?サッカー選手の丸山 桂里奈さんが、オフィシャルブログで『流行り。』というタイトルで、ハロウィン仕様のネイルを披露している。オレンジ・黒を基調として、かぼちゃのデザインなど、本人曰く『ちょーハロウィン』の仕様だ。丸山桂里奈さんは、大阪府高槻市をホームタウンとするスペランツァFC大阪高槻に所属をする女子サッカー選手。FIFA女子ワールドカップで活躍をした事から、女子サッカーをあまり知らない人でも名前を知っている選手となった。季節限定のハロウィンを楽しんでしまおう丸山さんは、気にはなるけれど、流行りに乗りたくないタイプだと自分で分析している。しかし、限定と言われるものには弱く、季節限定や本日限定、と言われるものには目がないと言う。そこで、合宿後の初ネイルは、この時期限定のイベント、ハロウィンの仕様になった、と言う訳だ。そもそもハロウィンは日本にはあまり由来のないイベント。10月31日に死者の霊が家族を訪ねてくると信じられており、時期を同じくして出てくる有害な精霊や魔女から身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いたことから始まった。現在は、アメリカでも非宗教的な大衆イベントとなっている。日本でも、仮装をしたりかぼちゃを食べたりと、楽しい部分だけがイベントとなって根付き始めた。せっかくなので、季節限定のイベントをファッションの中に取り入れて楽しむのもいいだろう。【参考リンク】▼丸山桂里奈 オフィシャルブログ 「マルカリトーレ」
2013年10月14日