俳優の井浦新と中条あやみが、オリジナルアイウェアブランド「ラインアート シャルマン」 15周年記念特設サイトにてWEBムービーに登場。魅惑的なメガネ姿を披露している。井浦新と中条あやみが出演しているのは、「ラインアート シャルマン」 15周年記念特設サイト。同ブランドは2009年に誕生し、軽くてしなやかなフィット感で「未体験のかけ心地」として長年愛されている。今回、“光と色”を表す新モデル4点が登場したことに合わせ、井浦と中条をモデルに起用。新ビジュアルでも、シックで洗練された姿を見ることができる。特設サイトでは、井浦と中条のイメージムービーを公開。スタイリッシュな雰囲気で新モデルを着用する姿が印象的だ。また、メイキングムービーでは、それぞれが撮影の感想をコメント。中条は、「フレームの形が違うだけで、表情や印象が全然違う」と驚き、その違いを楽しんだ様子。いつも愛用しているそうで、「15周年モデルのメガネも大人でスタイリッシュなデザインなので、色んなシーンでかけたいと思います」と語っている。井浦は、「ピタッときて全く動かないんですけど、でも全然ストレスがかかってないんです」と、新モデルの機能性に感動していた。特設サイトではほかに、新モデルの紹介や「ラインアート シャルマン」15年の軌跡を辿るコンテンツを公開中。
2024年07月22日俳優の井浦新、妻の井浦あいさんが19日、大阪・北加賀屋のSDGs体験施設『SMASELL SUSTAINABLE COMMUNE(スマセル・サステナブル・コミューン)』のオープン記念イベントに登場した。廃工場をリノベーションした同施設は、衣食住を楽しみながらSDGsを体験できる複合施設。オンラインのアウトレットモール「SMASELL(スマセル)」を運営するウィファブリックが日本初の取り組みとして手がけ、8月にオープンを予定する。井浦夫妻はサステナブル・コスメブランド『Kruhi(クルヒ)』を出品し、内覧会イベントにあわせ、大阪に駆けつけた。トークでは、2人が『Kruhi』に込めた想いを熱く語った。“100年後”まで持続可能な暮らしをめぐり、新が「おばあちゃんがやっていた生活がサステナブルで、エシカル」だと伝えると、あいさんも「原点に返ればいろんなことが良くなると私たちは信じている」と続いた。あいさんは「私たちも地球に負担のない生活をしてきたかと言ったら、そうではない」としつつ、未来のため「夫婦で話し合って」自然由来の石けんシャンプーなどのブランド『Kruhi』を立ち上げたと説明した。石けんシャンプーは泡立ちや髪がきしむなどの理由から敬遠されがち。あいさん自身も「髪の毛をどうにかよくしよう」と、高級シャンプーやトリートメントを試すなど「いっぱい時間もお金もかけてきた」というが、悩みは尽きなかったという。先人に学んで石けんシャンプーに変えたことで、「ちゃんと体に必要な皮脂を残しながらも、環境をあまり汚さず、ちゃんと洗える」と実感。「すごく健康になった」「自分に時間が戻ってきた」と晴れやかに語り、「自然のことだけじゃなく、自分がきれいになることを考え、良いことしかない」と呼びかけた。ブランドのアイテム紹介では、新がすべてに「循環」の考えを取り入れていると、1つ1つを手にとって紹介。“時間オーバー”まで熱弁を振るった。このほか、デザイナーのショーン・ウェザースプーン氏、元7ORDERで「FLATLAND」を展開するアーティスト・モデルの森田美勇人、「ヨシオクボ」デザイナーの久保嘉男氏、社会起業家の深本南氏、「SMASELL」代表の福屋剛氏が出席した。
2024年07月19日俳優の井浦新が19日、妻の井浦あいさんとともに、大阪・北加賀屋のSDGs体験施設『SMASELL SUSTAINABLE COMMUNE(スマセル・サステナブル・コミューン)』のオープン記念イベントに登場。貴重な2ショットが大阪で実現し、にこやかに語った。廃工場をリノベーションした同施設は、衣食住を楽しみながらSDGsを体験できる複合施設。オンラインのアウトレットモール「SMASELL(スマセル)」を運営するウィファブリックが日本初の取り組みとして手がけ、8月にオープンを予定する。この日は内覧会イベントとなり、井浦夫妻はサステナブル・コスメブランド『Kruhi(クルヒ)』を出品し、大阪に駆けつけた。新はスポーティーな黒のコーデ、あいさんはシンプルにベージュのパンツコーデに身を包んだ。新は「『Kruhi』のファウンダーであり俳優の井浦新です」と自己紹介し、大阪での取り組みに「期待しかない」と感激。あいさんは「『Kruhi』を井浦新と経営しております井浦あいと申します」とあいさつし、「いろんな出会いがここで生まれそう。楽しみな未来しか見えていません」と笑顔。「東京に住んでるんですが、遊びに来たい」と仲良く話していた。トークでは、サステナブルな社会について考え、「100年後」を想像。新は「子どもたちがおじいちゃん、おばあちゃんになる頃だと考えると、遠いことのようで、全然自分に関係ないことではない」とし、逆に自分たちの「おばあちゃんがやっていた生活」がサステナブルだったのではと意見。「(そうした暮らしを)もう一度取り戻していくことが、より良い100年後につながるのでは」と語った。あいさんは「新も言っていましたが」と続き、「原点に返れば、いろんなことが良くなると私たちは信じている。そして、夫婦で話し合って自然由来の石けんシャンプーを作った」と、『Kruhi』のアイテムに込めた思いを伝えた。このほか、デザイナーのショーン・ウェザースプーン氏、元7ORDERで「FLATLAND」を展開するアーティスト・モデルの森田美勇人、「ヨシオクボ」デザイナーの久保嘉男氏、社会起業家の深本南氏、「SMASELL」代表の福屋剛氏が出席した。
2024年07月19日俳優の井浦新(49)と妻のあいさんが16日、それぞれインスタグラムを更新。“夫婦2ショット”動画を公開した。前日、井浦夫妻がプロデュースする自然由来のシャンプー『Kruhi』のポップアップイベントが高知県にある「Maison de LES PLUS」にて開催。動画はその模様を収めたもので、「Maison de LES PLUS」の公式インスタグラムとの共同投稿機能によって公開された。夫婦2ショットトークの様子をはじめ、別の投稿ではスタッフとの集合写真も。新とあいさんのナチュラルな笑顔が印象的な1枚となっている。これらの投稿に対してファンからは「奥さま、ひときわ美しいですね」「素敵なご夫婦」「本当に素敵すぎる」などといった反応が寄せられた。
2024年07月17日杉咲花主演ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」最終話の放送を前に、井浦新、吉瀬美智子、千葉雄大、岡山天音、生田絵梨花、主要キャスト陣からクランクアップのコメントが到着した。本作は、“記憶障がいの脳外科医”という主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。第10話では、三瓶(若葉竜也)はもとより、星前(千葉さん)や津幡師長(吉瀬さん)、藤堂院長(安井順平)らがミヤビ(杉咲さん)の記憶障がいの原因を知ることになり、手術が困難なその状況に、誰もが言葉を失う様子が描かれた。三瓶だけは手術に一縷の望みをかけるが、ミヤビ本人は手術を拒否。それでもあきらめず、血管吻合の練習をする三瓶の姿が話題に。そして最終話では、ミヤビの脳に再発が認められる――。そんな気になる最終話の放送を前に、まだ撮影が残る杉咲さんと若葉さんに先駆けて、約4か月にわたる撮影を終えた5人。ミヤビの主治医として、善と悪の間で苦悩する大迫教授を演じた井浦さんは、「誰も見たことがないようなドラマを作っていくという、気概のある座組に出会えました」と感謝し、「共演者、スタッフをぐいぐいとその気にさせていく、杉咲さん、若葉くん。2人のすばらしさが、この作品の核となり、すべてに焼き付いているんだと思います。一緒にお仕事できて、うれしく思っています」とコメント。津幡師長役の吉瀬さんは、「みなさんの意識が高くて、津幡は私じゃないほうがいいんじゃないのかと思ったこともありました」と本音を吐露。そんな日々を思い出してか、クランクアップの瞬間、「いちばん近くで、芝居を助けてくれて、励ましてくれた」という杉咲さんから花束を贈られると、涙を浮かべる一幕も。また、星前役の千葉さんは「杉咲さん、若葉さん、2人の作品に対する向き合い方や熱意はすごかった」とふり返り、さらに「人と向き合うのって、大変だけど、なんとなくでやらないで、一つ一つを大切に、尊重し合って作っていったら、素敵なものができるんだなっていうのは、『アンメット』であらためて学びました」とコメント。若葉さんと熱い抱擁を交わし、役柄同様に現場を明るく盛り上げた。恋愛要素も担う重要な役どころを演じた岡山さんは、「こんな現場ないなっていう思いが、最初からずっとありました。ある種、どこまでいけるのか…映画とかドラマとか、そういう枠は関係なく、作品作りの上で、どこまでみんなで共同体として突き進めるのかをひたむきに、一丸となって挑戦していった作品でした」とふり返る。ついに幸せをつかんだ麻衣役の生田さんは、花束を持って駆けつけた杉咲さんと「えーー!ありがとう!」と笑顔でハグ。そして「ここでお別れっていうのはとてもさみしいのですが、みなさんにまた会いたいなと思うので、その日まで楽しみに、日々精進していきたいなと思います。本当にありがとうございました!」と名残惜しさをのぞかせた。なお、最終話放送を前に、これまでの内容を2時間に凝縮したダイジェスト番組が「TVer」で配信中のほか、最終回当日には地上波で放送もされる(※関西ローカルのみ【前編】午後2:45~/【後編】午後3:45~)。最終話あらすじ(6月24日放送)ミヤビ(杉咲花)が激しい頭痛に襲われ、倒れた。検査の結果、再発が認められ、このまま症状が進めば意識障がいが出る可能性も高い。脳梗塞が完成して命に関わるのも時間の問題という切迫した状況に。三瓶(若葉竜也)は、すでに数時間しか記憶がもたなくなっているミヤビに、これ以上症状が進行するようなら、手術を任せてほしいと伝えるが、ミヤビの意思は固く、やはり手術はしないという。あきらめきれない三瓶は、限られた時間でノーマンズランドの0.5mm以下の血管を吻合できるよう練習に没頭。しかし、ミヤビの気持ちを察した津幡(吉瀬美智子)から、「彼女が望んでいることをしてあげて」と言われ、あることを決意する。過去2年間の記憶を失い、今日のことも明日には忘れてしまう――。記憶障がいという重い障害を抱えながらも、毎日つづる日記を頼りに明るく前向きに生き、多くの患者に寄り添ってきたミヤビ。彼女の今日はまた、明日につながらなくなってしまうのか。命の危機にひんするミヤビと、彼女を救おうとする三瓶。2人を待ち受ける未来はーー。「アンメット ある脳外科医の日記」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月22日東京で働く商社マンのヒデキがモンタナの牧場を訪れ、カウボーイや異文化に触れながら、人生を見つめ直していく映画『東京カウボーイ』。井浦新さんが心温まる再生物語でアメリカ映画デビュー。「ヒデキは日常に一生懸命で、目の前のことにしか目が向かなくなっています。特別個性的でもなく、誰しもがなり得るキャラクターが、信じていたものの外側に広がる世界を知り、新しい生きがいを見つけていく。そんな普遍的な物語なので、世界中の人に共感や希望を持ってもらえるんじゃないかと思います」そう話す主演の井浦新さんが演じるヒデキには、上司で7年付き合っているケイコ(藤谷文子)がいる。モンタナへの出張は、停滞する二人の関係を見つめ直すきっかけに。「おそらくヒデキはいい大学を出て、いい会社に就職して勝ち続けてきたタイプ。それまでのすべてが通じず、初めて負けたのがモンタナという場所だったんです。東京でのヒデキはケイコと会話はしているんだけど、彼女の顔を見てはいません。でも、モンタナで負けを受け入れられた時に、ケイコという存在を大切に感じられて、ちゃんと向き合い“ありがとう”“ごめんなさい”を伝えられる人にならないと、二人で歩んでいけないと気づけたんじゃないかな」温かな再生の物語である本作には「派手なカーアクションもCGもない」。しかし、舞台のモンタナの自然はため息が出るほど広大で美しい。「車で何時間走ってもロッキー山脈が続いて頭がバグりました(笑)。見慣れてくると話すペースも景色を見つめる眼差しも変わり、心の画角が広角になっていくのを感じました」慣れない英語のセリフには、発音で苦心したよう。「セリフに牧場を表す“ranch”が何度も出てくるんですが、『昼ごはん(lunch)じゃないよ』ってよく言われました(笑)。ただ、ヒデキは英語が得意なわけではないから、英語と日本語を交ぜて話してみたら監督が面白がってくれて。でも、流暢に話せなくてもいいというのは、自分自身への言い訳でもあったなと。これはあくまでアメリカ映画。英語で伝わらなければダメなんだと考えを改めました」もともとは海外作品に積極的に出たいわけではなかったという井浦さんが、参加を決めた理由は。「日本で出合った作品で、その瞬間ごと自分の最高を更新していけるように役に向き合っていると、海外の映画祭に立ち会えるというご褒美のようなことがたまに起こるんです。映画は国や言葉の違いを超え、どこまでも飛んでいけることを実感してきましたし、この作品に関しても、僕の出演作を見てくれていた監督やプロデューサーとのご縁でした。最初の話し合いでは『新の芝居を見ているとそこにいた人にしか見えなくなる』とまで言ってもらえて。僕は、俳優としての生みの親である是枝裕和監督からは『表面的な芝居なんかしなくていい』、育ての親である若松孝二監督からは『下手な芝居をするくらいならお前の心を見せてくれ』と、演出スタイルの異なる監督から同じようなことを言われてきました。自分の礎となった演技スタイルが通じず苦々しい想いをしたこともあるから芝居が上手くなりたい気持ちが、なりたくない気持ちと同じようにあるといった話をしました」アメリカ映画の現場で受けた刺激を日本で活かしたいとも話す。「英語圏の俳優さんは、その場で積極的に意見を出します。気持ちが乗らない自分自身に対して怒り始めることも。すると、そのシーンが成立するにはどうすればいいか、全員がおのずと考えるんです。これまでの僕はそういう姿を見せないようにしてきたけど、感じたまま伝えることは何もマイナスじゃない。先輩後輩関係なく、相手への敬意や感動も、その場で感じたことを率先して伝えられる俳優になりたいです」映画『東京カウボーイ』勤務する商社が所有する牧場を立て直すために、ヒデキは畜産業の専門家のワダ(國村隼)と共にアメリカへ。脚本は『忍びの家 House of Ninjas』のデイヴ・ボイルと、日米に拠点を置く藤谷文子の共作。公開中。いうら・あらた1974年9月15日生まれ、東京都出身。映画『ワンダフルライフ』に初主演以降、数々の作品に出演。ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ/フジテレビ)が放送中。待機作に映画『ラストマイル』。ジャケット¥35,200パンツ¥23,100(共にニードルズ/ネペンテス TEL:03・3400・7227)その他はスタイリスト私物※『anan』2024年6月19日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・上野健太郎ヘア&メイク・山口恵理子インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2024年06月15日井浦新、水原希子、三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏が出演する日仏合作映画『徒花 -ADABANA-』が10月18日(金)に公開決定。永瀬さんが撮影したキャラクタービジュアルが解禁となった。監督は、長編映画デビュー作『赤い雪 Red Snow』(19)が第14回JAJFF(Los Angeles Japan Film Festival)最優秀作品賞を受賞するなど、繊細かつ圧倒的に作りこまれた世界観が国内外問わず高く評価されている甲斐さやか。甲斐監督が20年以上をかけ構想し書き上げ、満を持して映画化されたオリジナル作品。タイトルの『徒花』(あだばな)とは、咲いても実を結ばずに散る花、「無駄な花」を意味する。国家により、ある“最新技術”を用いて【延命治療】が推進された、そう遠くない現代。一定の階級より上の人間たちが病に侵されたとき、全く同じ見た目の自分である“それ”が提供されたら? そして、病の身代わりになってくれたら?そんな作品を甲斐監督が現代に解き放つ。主演は『ワンダフルライフ』(99)でスクリーンデビュー以来、近年も『こちらあみ子』『福田村事件』『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』など日本映画にも、ドラマにも欠かせない俳優・井浦新。井浦さんはプロットが出来上がる前から本作の出演を熱望。「甲斐さやか監督からこの映画の構想を初めて伺った時、身震いしたことを覚えています」とコメントを寄せる。また、同じく本作の世界に惚れ込んで参加を即決したのが、『ノルウェイの森』でスクリーンデビューを果たし、2021年には『あのこは貴族』で第35回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞、唯一無二の存在感を放つ俳優としても目が離せない水原希子。水原さんは「徒花は今の時代だからこそ、恐ろしくリアリティがあります」と語る。さらに『ドライブ・マイ・カー』での演技が国内外に高く評価され、新作が常に期待されている三浦透子。『三度目の殺人』でブルーリボン賞助演女優賞、『最初の晩餐』で第34回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞した斉藤由貴。国内外の映画監督に愛され、日本アカデミー賞を4度受賞した経歴を持つ永瀬正敏。錚々たる確かな実力派俳優陣が、甲斐監督最新作に出演を熱望し、集結した。併せて本作の編集は、『落下の解剖学』で第96回アカデミー賞編集賞にノミネートされたロラン・セネシャルと『ドライブ・マイ・カー』編集担当の山崎梓が担当。甲斐監督と第一線のスタッフがタッグを組んだ化学反応が解き放たれる。また今回、永瀬さん撮影のキャラクタービジュアルも解禁。「自分」と、すべてを身代わりになってくれる、もう一人の自分の「それ」をデカルコマニー(転写)で演出したデザイン。自分と「それ」は一見同じのようで、全く同じではなく、生き写し、完璧なコピーではない「それ」のビジュアルは、美しさ、かつ不穏さが解き放たれているビジュアルに仕上がっている。最新作『徒花-ADABANA-』公開にあたり、甲斐監督は「『徒花―ADABANA-』は、忙しい日々の中で、“私が失ったものは何なのか”という現代人の疑問に共鳴するものと信じています。是非、劇場でご覧いただきたいです」とコメントを寄せている。コメント全文<井浦 新>甲斐さやか監督からこの映画の構想を初めて伺った時、身震いしたことを覚えています。前作【赤い雪】に続き甲斐監督の描く新たなこの物語も、やはり無自覚に否応なく心に爪痕を残し、深いところまで沁み入ってくる。言語化し難い超オリジナルな世界観が広がっていて、台本の時点で既に唯一無二の素晴らしい作品でした。だから主人公の新次を演じるならば、今まで培ってきた経験もフルで活かし、自分がまだ開いていない扉も全開にして挑む必要がある。全ての感覚をギラリと研ぎ澄ませながら、監督スタッフキャストの皆んなと摩訶不思議で無茶苦茶で奇怪な日々を過ごしました。撮影期間は苦しくて楽しくて最高に幸せでした。私にとって甲斐組は至高の表現の遊び場です。皆さん【徒花】の香りに酔いしれて下さい。公開される日が待ち遠しいです。<水原希子>この度、まほろ役を演じさせて頂き、井浦新さんをはじめとする俳優の皆様とお芝居を通じて、自分の未熟さを痛感しながら、たくさんの宝物を頂いた素晴らしい経験をさせて頂きました。甲斐さやか監督が描く世界観は唯一無二で、『徒花-ADABANA-』は今の時代だからこそ、恐ろしくリアリティがあります。井浦さんのシンジは本当に圧巻です。『徒花-ADABANA-』を楽しみにしていてください。<三浦透子>演出の際に選んでくださる甲斐監督の言葉がとても好きでした。観終わったあと、自分の心臓の音がより強く大きく聴こえたような気がします。今まで意識の外にあったものに、自然と目を向けたくなる、そんな感覚が残ります。必ず映画館で観ていただきたい作品です。<斉藤由貴>母という、この切なくも美しきもの母という、この切なくも恐ろしきもの愛という業を腕(かいな)に抱きしめ、ひっ抱え、弱さも狡さも鬼の残酷も身体の奥にひっ抱えただひたすらに、子のために、ただひたすらに、己の思いを遂げるために。甲斐さやか監督のディレクターズステイトメントを拝読した時、監督の深き思いに胸打たれました。と共に、その透徹(とうてつ)した眼差しの向こうにある「この映画の完成形」に想いを馳せるというより、私はただ、追憶の物語の中に、母として無垢に存在していようと感じました。今回、甲斐監督の世界に参加でき、心より光栄に思います。<永瀬正敏>甲斐さやか監督の独自で深いメッセージとビジョン、明確なビジュアルイメージと人物設計、細部までこだわり抜かれた映像と音、、、短い時間でしたが、再びその世界の中に身を置けた事、幸せでした。そして今回は更に、演じ手と撮影(写真)二刀流で現場に呼んでいただいた事も感謝しかありません。<甲斐さやか監督>スピードが早すぎて、自分のことも見失いがちな現代。恐れずに自分と向き合い、どう生きるべきかを改めて考えたい……そのような思いで書いた脚本に、同じ思いを持つ最高の俳優と最高のスタッフが集結してくれました。「徒花―ADABANA-」は、忙しい日々の中で、“私が失ったものは何なのか”という現代人の疑問に共鳴するものと信じています。是非、劇場でご覧いただきたいです。『徒花-ADABANA-』は10月18日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2024年06月13日6月7日(金)に公開となるアメリカ映画『東京カウボーイ』で、初の海外作品主演を果たした井浦新。冷静沈着、効率至上主義のビジネスマンが、米国モンタナ州で思いがけず人生の豊かさに出会う物語の中で、異文化と触れ合ったことを機に自らを再生させる主人公ヒデキを演じている。役柄同様、勝手の異なる現場を体験したという井浦さんに、撮影について、そして映画の魅力について聞いた。多くの人が共感できる題材だからこそ「僕自身が試される」――初めてのアメリカ映画主演作ですね。どのような経緯で出演されたのでしょうか。マーク監督はこれまでの私の出演作をずっと観てくれていて、それで私に出演依頼が来ました。これまでも、私はとくに海外作品に出たいという意識はなかったのですが、俳優として取り組んできたことが、米監督からのオファーにつながった…ということが、日本の俳優として素直にうれしかったです。――マーク・マリオット監督は、キャリア初期に来日し、山田洋次監督の『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』(1989)の現場に見習いとして参加したという日本映画通。「映画『朝が来る』を見て、新さんの素晴らしい自然な演技、純粋さに心を動かされて、この人が必要だ!とすぐに思い、今はそれは良い決断だったなと思います」とおっしゃっています。藤谷文子さんと共に脚本を担当したデイヴ・ボイル氏は、Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」(2023)の脚本・監督も務めています。オファーを受け、どのように感じましたか。まず、好きな脚本だなと思いました。温かさを感じましたし、ある意味ヒデキの再生の物語でもありました。ヒデキを通して、人はどんな状況でも変化していくことができるという希望の物語でもあるとも思いました。とても普遍的で、自分の中にある身近なものにも寄り添える作品だと感じました。だからこそ、この作品で自分がヒデキを演じることで、その思いをどうパフォーマンスしていけるかという点でも、これはすごいチャレンジになると思いました。たくさんの人たちが共感できる題材だからこそ、それに対してどういうアプローチをするかで、見え方や伝わり方は変わっていきますから、僕自身が試されるとも思いました。――主人公のバックグラウンドはあまり語られていませんが、「再生の物語」と感じた理由は?ヒデキには壮絶な過去があるわけではないと思います。こういう人っているよなと思わせる人物で、誰でも自分を重ね合わせられるような側面がある、そんな男だと思うんです。人によって幸せの価値観って本当に様々で、幸せの種類も人の数だけあっていいと思いますが、ヒデキは凝り固まった考えを持ってしまい、自分で自分の可能性をシャットアウトしていた。きっと彼は、どちらかというと勝ち続けて来た人だったんだと思います。受験も、就職も勝ち続けて、周りが、もしくは自分が望むものをちゃんと手に入れてきて。恋人のケイコもそのひとつだったのかもしれません。ケイコは上司で、恋愛感情はあったとしても、どこか野心的な考えで付き合ったのかもしれない。そんなヒデキがモンタナでは何にも通用しない。言葉も通じないし、価値観も違うし、何も伝わらない。そうして大負けすることができたんです。だからやっと恋愛や仕事で人とちゃんと関われるようになった。人と人とのコミュニケーションの中から、いろいろな幸せが生まれてくるんだということを知ることになり、生まれ変わっていく。そういう意味で、ヒデキの再生の物語だと思いました。「ちぐはぐさを笑いにしない」それぞれの文化に敬意を払う――「勝ち続けることが幸せ」という考えが長く当たり前でしたが、今『東京カウボーイ』のような物語が各国で賞賛されているのは、価値観が多様化し変化していくタイミングだからなのかもしれません。世界中でみんながコロナ禍を同時に経験したというのも大きいかなと思います。当たり前だったものが当たり前じゃなくなって、既成概念が一回壊れて。新しい価値観を否が応でも受け入れざるを得なくなる。新しい考え方と共存して行くというか。もしくはこれはアップデートだと考えて変化をちゃんと受け入れていく、そんな価値観も生まれたのだと思います。この作品は再生の物語ですが、この“再生”はコミュニケーションが鍵になっている。コロナ禍で世界中の人がコミュニケーションの断絶を経験し、不安を感じ、それを越えて価値観を再構築したりアップデートしたりする過程を経た。だから、この物語に自分を重ね合わせやすいのかも知れないです。――モンタナの牧場でヒデキが「Languageが大切だ」と言われる場面が印象的です。直訳すれば、「Language」は「言語」という意味ですが、この文脈では相手の文化や習慣、考え方、服装までも含めた価値観などを意味していますよね。全く違う価値観を受け入れていくことは敬意のひとつであると感じました。監督、脚本の藤谷さんはじめ、みんなが共通認識として持っていたのは、郷に入れば郷に従うことの大切さ。それは異文化交流でもあるけれど、その過程で見えてくるのは、言語や人種が違っても変わらないことがあるということ。違いを認めることで共通するものに気づけるということも、この物語は伝えようとしているのでしょう。これは日本国内でも同じこと。物語の冒頭で、あるチョコレート会社を買収しますが、ヒデキはそこに気づけなかったから失敗した。共通する部分、変わらない思いに気持ちを寄り沿わせること、ヒデキがそれに初めて気づけた場所がモンタナだったんです。――サラリーマンのヒデキがスーツを着て大自然に抱かれた牧場の中に入って行く。かなり滑稽ではありますが、脚本や演出もそれをバカにするのではなく、彼を見守るような温かさがあり、日本の文化を嘲笑するようなものを一切感じませんでした。作る人々が、日米両方の文化に敬意を払っているのが感じられて、見ていてとても気持ちの良い作品でした。それは藤谷文子さんのおかげです。藤谷さんは日本にいた時期から俳優としてだけじゃなく、脚本家としても活動されていました。アメリカにフィールドを移した際に、日本の社会の中で浮いているアメリカ人やちょっと失敗している観光客をずっと観察し作品にしていらした。決して傷つけるようなやり方でなく。今回、モンタナで日本人ビジネスマンを映し出すときにも、そのちぐはぐさを笑いに変えるのではなくて、そこに違和感を憶えたりユーモアを感じたりした観客が自然に何かを受け取ってくれればいいという姿勢なんです。笑いを押し付けてないというか。だから脚本もバランスがいい。藤谷さんは両方の文化からの目線も持っているから、日本人サラリーマンをバカにしないし。人をちゃんと見て人を愛しているから、人や物事へのまなざしが温かい。だから作品の中で、日本人もメキシコ人もアメリカ人も、人種や文化、習慣、風習の違いを否定し合うことはないんです。役と重なることを実感した撮影現場――撮影は、東京以外に、映画『リバー・ランズ・スルー・イット』などのロケ地として有名なモンタナ州のパラダイスバレーでも行われましたね。モンタナ州で約15日間、撮影が行われました。初めてのアメリカでの映画撮影は、日本とは勝手が違って本当に戸惑うことばかりでした。モンタナへ出張したヒデキの現地での戸惑いと、まったく同じ心境でした。モンタナでの撮影現場で学んだことは多かった。共演した米俳優たちは、撮影でカットがかかるたびに、『今の自分のセリフはあまり気持ちが入っていなかったと思う。もう、一回、演じさせてほしい』など積極的に意見を出します。でも、実はいい作品を作るためには、そうやって現場で互いに素直に意見を出し合うことは、とても重要なことではないかと痛感させられました。監督が求めていたのは、いわゆる演技らしい演技をせずに、怒ったり興奮したり、どう動いていくかを見せていくことでした。演技をし過ぎた時はもう1回やってみようとなり、僕も監督がこの映画の温度感をどうしたいのかはキャッチしていたので、いつの間にかヒデキの境遇と僕の状態が一つになっていました。言葉が通じない撮影の現場に入っていくという点では、本当にヒデキと同じような状況になって、いつの間にかフィクションではあるけれども、僕の内側のところでは完全なノンフィクションになっていると、一つ一つ体感してみて感じました。ヘアメイク:山口恵理子スタイリスト:上野健太郎(text:June Makiguchi/photo:You Ishii)■関連作品:東京カウボーイ 2024年6月7日よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
2024年06月07日6月6日、俳優の井浦新(49)がInstagramのストーリーを更新。投稿された写真の“激変”姿に注目が集まっている。井浦といえば、どんな役柄にもなりきる“カメレオン俳優”ぶりで、映画やドラマで引っ張りだこだ。今年も現時点で公開済みの映画が3本あり、さらに現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』では、独裁者である道長の長兄・藤原道隆役を怪演し、話題になっている。そんな実力派俳優が今回SNSで宣伝したのは、上映時間わずか15分のショートフィルム『カフネの祈り』だ。同作は6月13日に東京・二子玉川で行われる「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2024」にて上映予定で、井浦は東京で暮らす大学生の主人公の祖父役を演じている。井浦は冒頭のInstagramの投稿で《お祖父ちゃん役で参加しています 【カフネの祈り】》という文章とともに、劇中写真を公開。パサついた白髪で、肌はシミとシワだらけ……という普段の爽やかなイメージとはかけ離れた井浦の“老けメイク”姿を見たファンからは次のような声があがっている。《井浦新さんの髪のパサつき具合、シミの感じとか凄いリアル…》《激変しても爽やか!》《お祖父ちゃんって感じがしねぇ〜》過去の出演作を振り返ってみても、井浦がここまで高齢の役柄を演じるのは今作が初めて。幅広く活躍する井浦の“新たな”挑戦は多くのファンを驚かせたようだ。
2024年06月06日井浦新主演『東京カウボーイ』より新たな場面写真が公開され、歌手の麻衣が歌う本作主題歌のMVが解禁された。『男はつらいよ』の現場経験もあるマーク・マリオットが監督を務める本作は、効率至上主義のビジネスマンが、アメリカ・モンタナの大自然に触れ、かけがえのない、人生を変える出会いを経験し、人生を見つめ直す物語。この度解禁となった場面写真は、井浦新演じる主人公ヒデキが牧場再建のためにアメリカ・モンタナ州に出張し、和牛の専門家・ワダ(國村隼)と佇む様子や、東京と同じようにスーツ姿で牧場主と接し、途方に暮れる姿などが切り取られている。郷に入れば郷に従えと、嫌々ながらもカウボーイ姿に着替えたヒデキは、モンタナの大自然のなかで牧場仲間たちや動物たちと接するうちに心を開いていく。馬に乗り、投げ縄の練習をし、牧場仲間たちと昼間の休憩でビールを酌み交わす様子も見て取れる。カウボーイの文化に触れ、次第に変化していく主人公ヒデキの表情にも注目したい。また主題歌を作曲家・久石譲の娘で歌手の麻衣が務めることが分かった。作曲は、本作の音楽も手掛けているチャド・キャノン。アメリカだけでなく日本でも活躍中の作曲家で、近年はオバマ夫妻製作のNetflixドキュメンタリー『アメリカン・ファクトリー』や、ソニー・プレイステーション「Ghost of Tsushima:ディレクターズ・カット」の音楽などを担当している。麻衣作詞は、マーク・マリオット監督と相談の上、本作の主人公ヒデキの恋人役として出演、脚本も担当している藤谷文子に依頼。歌詞は、主人公ヒデキの視点を感じられるように日本語で作成し、モンタナの風景と恋人への想いがモチーフになっている。麻衣は、4歳で「風の谷のナウシカ」のナウシカ幼少時の回想シーンで流れる印象的なメロディ「ナウシカ・レクイエム」を歌ったほか、ミュージシャンとして活動している。近年は、映画音楽やCM曲で活躍中。チャド・キャノンとは、以前にドキュメンタリー映画『Paper Lanterns(灯篭流し)』(2016)主題歌などを経て、本作で3度目のコラボレーションとなる。主題歌のMVは、マーク・マリオット監督が撮影した本編に登場するモンタナの壮麗な風景に、歌詞を字幕でのせ、麻衣の華麗な歌唱が堪能できる映像となっている。また、主題歌とオリジナル・サウンドトラックは、Apple MusicやAmazon Musicで配信中だ。『東京カウボーイ』は6月7日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:東京カウボーイ 2024年6月7日よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
2024年05月29日吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」の公式サイトでは、藤原道隆役の井浦新、高階貴子役の板谷由夏、2名の“君かたり”が公開中だ。以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。紫式部の人生を描く、大河ドラマ第63作目「光る君へ」。井浦さん演じる道隆は、道長(柄本佑)の兄。映像では「道隆の人間臭さだったり、文化芸術に造詣のある道隆以外の顔がしっかりと描けた」「『光る君へ』の世界の中での藤原道隆という人物を豊かに描くことができたなとは思いました」と演じきった感想を明かす。また、演じる上で“家族”を常に大事にしていたという井浦さん。「一族をいかに続けていくか、栄華を続けていくということが、道隆にとっては一番大事なことなんですよね」と説明し、「家族、一族というものが、道隆のすべてだったんだろうな」と最期に思いを馳せた。そんな道隆の最期のシーンについて、道隆の嫡妻・高階貴子を演じた板谷さんは「なんてロマンチックなんだろう。すごくやっぱりお互い情熱的な恋愛をしていたんだな」とふり返り、「悲しいんだけど、二人で共有する思い出を話し合えるっていう幸せ感もあったし、すごくほわんとしました」とある種の理想の最期だったとも語る。ほかにも映像では、道隆の変化についても話している。第17回「うつろい」あらすじ一命をとりとめたまひろ(吉高由里子)。乙丸(矢部太郎)から道長(柄本佑)が夜通し看病してくれたことを知らされる。道長は民を救うべく疫病患者を収容する小屋を建てようとしていた。そのころ、道隆(井浦新)は体調を崩し衰弱し始める。定子(高畑充希)は兄・伊周(三浦翔平)が関白に準ずる職につけるよう一条天皇(塩野瑛久)に働きかける。対する詮子(吉田羊)は…。そんな中、意外な人物がまひろを訪ねてくる。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~NHK BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~NHK BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月28日映画『ラストマイル』に石原さとみ、井浦新、市川実日子ら「アンナチュラル」のキャスト9名が出演することが分かった。本作は、TVドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の世界線上で展開する、新たな極上ノンストップ・サスペンスエンターテインメント。今回、6年ぶりに再集結するのは、死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所」(UDIラボ)所属のメンバー。石原さん演じる法医解剖医・三澄ミコト、井浦さん演じる同じく法医解剖医の中堂系、市川実日子演じる三澄班の臨床検査技師・東海林夕子、飯尾和樹(ずん)演じる中堂班の臨床検査技師・坂本誠、松重豊演じるUDIラボ所長・神倉保夫が揃い、連続事件でUDIラボに運ばれてきた遺体から、事件の真相を解明していく。また、UDIラボでバイトをしていた久部六郎(窪田正孝)は、今回は東央医大の研修医として登場。ミコトの義母であり弁護士の三澄夏代(薬師丸ひろ子)、遺体を運搬するフォレスト葬儀社の木林南雲(竜星涼)、毛利忠治とコンビを組んでいた西武蔵野署の刑事・向島進(吉田ウーロン太)も登場し、ラボのメンバーと共に、事件と事件の闇に埋もれてしまった死の真相に向き合っていく。『ラストマイル』は夏、全国東宝系にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ラストマイル 2024年夏、全国東宝系にて公開予定©2024「ラストマイル」製作委員会
2024年04月12日大河ドラマ「光る君へ」より、主演の吉高由里子、井浦新、信川清順の“君かたり”が公式サイトにて公開された。紫式部の物語を描く本作。公開された映像では、まひろ(紫式部)役の吉高さんは、定子に忠誠を尽くすききょう(清少納言)について“刺激”になる存在だと語っており、「自分では思いもしない発想に感化されたりとかもしたり、それが仕事を探すとかいう切り替えにもなっていくんだと思いますし」とコメント。また、「目標があるというか、目的があるというか、っていう自分をちゃんと見つけられたききょうが羨ましいんじゃないかな」と彼女の生き方についても、まひろの気持ちを代弁した。そして、道長(柄本佑)の才色ともに優れている長兄・道隆役の井浦さんは、父・兼家(段田安則)の後継者指名を受けて、道隆は「一番父上に影響を受けている」とし、「父上が大事に大事に実践してきた思想、自分の家の中で権力をつなげて回していくという、この思想を道隆なりにこれからやっていく」「いよいよ自分なりの政を始められるんだっていう火がつけられるところ」とコメントしている。まひろの弟・惟規の乳母であるいと役の信川さんは、いとまを申し出る場面についての葛藤を語っている。▼第14回「星落ちてなお」仕え先を探すまひろ(吉高由里子)は、土御門殿からの帰りに道長(柄本佑)と鉢合わせてしまう。ある日、兼家(段田安則)は道長らを呼び、道隆(井浦新)を後継者にすると告げる。道兼(玉置玲央)は納得がいかず、激高。やがて兼家が逝去。跡を継いだ道隆が摂政になり、独裁を始める。一方、まひろはたね(竹澤咲子)に読み書きを教えていたが、厳しい現実が待ち受けていた――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月07日井浦新のアメリカ映画デビュー&初主演作『東京カウボーイ』より予告編が解禁された。上昇志向の強い日本人ビジネスマンが、出張先のアメリカ・モンタナ州の牧場でカウボーイ文化に触れて変わっていく姿を描く本作。この度解禁となった予告編映像では、ブランドマネージャーとして東京でバリバリ働く主人公ヒデキ(井浦新)の姿から始まる。舞台は、喧騒の東京から、大自然が広がる米・モンタナ州の牧場へ。経営不振の牧場を再建するために、スーツ姿で壮大な計画をプレゼンするが、牧場のカウボーイたちからは邪見に扱われるばかり。初日からトラブル続きの様子だが、意を決し「郷にいれば 郷に従え」とスーツを脱ぎカウボーイ姿に。「ヒーハー!!」と高揚し叫び声をあげるシーンが映像の後半に登場するが、トラブル続きの牧場再建計画は果たして成功するのか…?予告編には、藤谷文子が演じる主人公の上司であり恋人のケイコとの関係や、主人公と共にモンタナの牧場に同行する、國村隼が演じる和牛専門家・ワダの姿も見られる。さらに、舞台となるモンタナの牧場は、美しく壮大な大自然が広がり、美しく壮大な風景が物語に彩を添えている。本作のマーク・マリオット監督は、かつて、日本の巨匠、山田洋次監督の弟子入りを志願し、山田組の海外現場(第41作『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』)に参加した経歴の持ち主。その時の異国体験が作家としての原点となった。その後、モンタナの牧場で研修する日本人会社員について書かれた記事からもヒントを得て本作を企画。東京のオフィス街とは何もかもが異なるモンタナの原始的な風景を舞台に、日本人を主人公に据え、“異邦人”が経験する様々な感情を普遍的なヒューマンドラマに仕立てあげた。マーク・マリオット監督は日本の観客に向けて「観客の皆さんがヒデキの旅を描いたこの穏やかな物語に思わず夢中になることを願っています。耳を傾け、ペースを落とし、土地や周囲の人々とつながろうとするヒデキの姿に自分自身を重ね合わせてもらえたら幸いです」と語っている。予告編のラストに登場する「時にはまわり道が、一番の近道になる」というコピーは、本作に込めた監督の想いに通じる。また、本作の前売り鑑賞券が公式サイト記載の上映決定劇場にて順次発売開始。上映劇場の窓口で購入すると、本作のアメリカ版ポスター(ミニサイズ)が特典として付いてくる。全国の上映劇場は、公式サイトにて確認を。『東京カウボーイ』は6月7日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:東京カウボーイ 2024年6月7日よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
2024年04月06日映画『東京カウボーイ』が、2024年6月7日(金)に公開される。主演は井浦新。効率至上主義のサラリーマンがカウボーイに映画『東京カウボーイ』は、上昇志向の強い日本人ビジネスマンが、出張先のアメリカ・モンタナ州の牧場でカウボーイ文化に触れ、人生を見つめ直すヒューマンドラマ。日本のオフィス街とは何もかもが異なるモンタナの原始的な風景を舞台に、“異邦人”が経験する様々な感情を映し出す。舞台となるのは、どこまでも空が続くことから「ビッグ・スカイ・カントリー」と呼ばれるモンタナ州。とある牧場の経営を立て直すべくやってきた主人公のヒデキは、壮大な計画をプレゼンするも東京の常識は通じず、すぐに行き詰まってしまう。渋りながらもスーツを脱ぎカウボーイ姿に着替えるヒデキ。カウボーイ文化に触れることで変わっていく姿を繊細かつ真っ直ぐに描き出している。井浦新が主人公のサラリーマンに主人公のヒデキは、『福田村事件』『アンダーカレント』『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』『ゴールデンカムイ』『青春ジャック 止められるか、俺たちを2 』など話題作への出演が続く井浦新。アメリカ映画デビューと共に、主演を務める。監督はマーク・マリオット監督を務めるのは、かつて日本の巨匠、山田洋次の弟子入りを志願し、第41作『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』の山田組海外現場に参加した経歴を持つマーク・マリオット。山田組での異国体験が、作家としての原点となったのに加え、モンタナの牧場で研修する日本人会社員について書かれた記事からもヒントを得て、『東京カウボーイ』制作に至った。脚本はデイヴ・ボイル&藤谷文子また脚本は、『Man from Reno』で数々の映画賞を受賞し、ネットフリックスシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」で脚本・監督を務めたデイヴ・ボイルと、平成『ガメラ』シリーズ3部作のヒロイン、『TOKYO!/インテリア・デザイン』で主演を務めた後、アメリカを拠点に脚本家としても活躍する藤谷文子の2人がタッグを組み担当。藤谷は、井浦扮する主人公の上司であり恋人でもある役柄で、キャストとしても出演する。映画『東京カウボーイ』あらすじどこまでも空が続くことから「ビッグ・スカイ・カントリー」と呼ばれるモンタナ州。とある牧場の経営を立て直すためにやってきた主人公のヒデキは、壮大な計画をプレゼンするも東京の常識は通じず、すぐに行き詰まってしまう。だが、いやいやながらもスーツを脱いでカウボーイ姿に着替え、自然や動物とともに生きる人々と交流するうち、人生を変える出会いが訪れる。【作品詳細】映画『東京カウボーイ』公開日:2024年6月7日(金)恵比寿ガーデンシネマほか全国順次公開監督:マーク・マリオット脚本:デイヴ・ボイル、藤谷文子プロデューサー:ブリガム・テイラー出演:井浦新、ゴヤ・ロブレス、藤谷文子、ロビン・ワイガート、國村隼原案:マーク・マリオット、ブリガム・テイラー日本語字幕:安達もえ子、宮本奈緒子配給:マジックアワー原題:TOKYO COWBOY
2024年03月07日大河ドラマ「光る君へ」やドラマ「おっさんずラブ-リターンズ-」と話題作への出演が続く井浦新がアメリカ映画に初主演。映画『東京カウボーイ』が6月7日(金)より劇場公開が決定し、3月1日(金)より開催される第19回大阪アジアン映画祭にてクロージング上映(インターナショナルプレミア)に選出。東京にて舞台挨拶付き特別先行上映会の開催も決まった。昨年から今年2024年にかけて、映画『福田村事件』『アンダーカレント』『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』『ゴールデンカムイ』『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』、大河ドラマ「光る君へ」などに出演し、キャリア絶好調の俳優・井浦新がついにアメリカ映画デビュー。上昇志向の強い日本人ビジネスマンが、出張先のアメリカ・モンタナ州の牧場でカウボーイ文化に触れて変わっていく姿を繊細かつ、まっすぐに演じた。映画の舞台は、どこまでも空が続くことから「ビッグ・スカイ・カントリー」と呼ばれるモンタナ州。とある牧場の経営を立て直すためにやってきた主人公のヒデキは、壮大な計画をプレゼンするも東京の常識は通じず、すぐに行き詰まってしまう。だが、いやいやながらもスーツを脱いでカウボーイ姿に着替え、自然や動物とともに生きる人々と交流するうち、人生を変える出会いが訪れる――。本作のマーク・マリオット監督はかつて日本の巨匠、山田洋次監督の弟子入りを志願し、山田組の海外現場(第41作『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』)に参加した経歴の持ち主。そのときの異国体験が作家としての原点となったという。その後、モンタナの牧場で研修する日本人会社員について書かれた記事からもヒントを得て本作を企画。日本のオフィス街とは何もかもが異なるモンタナの原始的な風景を舞台に、“異邦人”が経験する様々な感情を普遍的なヒューマンドラマに作りあげた。心の交流をテーマにした本作には、井浦さんのほかにも日米の文化と言語の微妙なニュアンスを表現できる多彩なスタッフとキャストが集結。脚本は、『マン・フロム・リノ』で数々の映画賞を受賞し、Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」で脚本&監督を務めたことも話題のデイヴ・ボイルと、平成『ガメラ』シリーズ3部作や、オムニバス映画『TOKYO!/インテリア・デザイン』(ミシェル・ゴンドリー監督)主演などを経て、現在はアメリカを拠点に脚本家としても活躍する藤谷文子が共作。藤谷さんは井浦さん扮する主人公の上司であり、恋人でもある役柄でキャストにも名を連ねている。さらに日本を代表する国際派俳優・國村隼が和牛の専門家役としてコミカルな存在感を放つほか、ゴヤ・ロブレス、ロビン・ワイガートらアメリカのテレビドラマに欠かせない名優たちが牧場の人々として出演。プロデューサーは実写版『ジャングル・ブック』『プーと大人になった僕』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『トロン:レガシー』などハリウッド大作を多数手掛けてきたディズニー・スタジオ所属プロデューサーのブリガム・テイラー。本作が初のインディペンデント映画となる。井浦新よりコメント「あなたの出演している映画を観てきて、一緒に仕事がしたいとずっと想っていた」。世界中がまだCOVID-19の不安の中にあった頃、オンラインで初めてマーク・マリオット監督と話した時にいただいた言葉。具体的に自分の芝居の特徴や感じたことなど、言葉でたくさん伝えてくれた。作品への取り組み方や役へのアプローチの仕方、俳優としてどのような道を歩んできたのかなどにも興味を持ってくれていて語らい合った。マーク監督始めプロデューサーのブリガム・テイラーと脚本チームの藤谷文子さんとデイヴ・ボイル。そこにいるマーク組の皆さんはちゃんと観てくれていて、必要としてくれているのを感じました。とても嬉しかった。その想いに応えたい!一緒に映画づくりがしたい!ここから私の『東京カウボーイ』が始まりました。アメリカのモンタナ州の壮大な大自然の中と東京の街とで撮影されたハートウォーミングなこの映画が、皆さんの心に優しく響き、楽しんでいただけたら幸いです。『東京カウボーイ』は6月7日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。<舞台挨拶付き 特別先行上映会決定>日時:3月11日(月)19:00の回(上映前舞台挨拶予定)舞台挨拶ゲスト(予定):井浦新、藤谷文子、マーク・マリオット(監督)会場:YEBISU GARDEN CINEMA(渋谷区恵比寿4-20-2恵比寿ガーデンプレイス内)(シネマカフェ編集部)
2024年02月29日杉咲花主演の新たな医療ヒューマンドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」に、若葉竜也、井浦新の出演が決定。杉咲さん演じる“記憶障害の脳外科医”を手助け導く脳外科医を演じる。杉咲さんにとって、フジテレビ系ドラマ初主演となる本作は、“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。原作は、講談社「モーニング」で連載中の同名漫画で、元脳外科医である子鹿ゆずるが描く“リアル脳外科医”の世界が、医療従事者のみならず、各方面から絶賛されている。ある事故で脳を損傷し、重い後遺症を抱える脳外科医・川内ミヤビ(杉咲花)は、過去2年間の記憶がなく、さらに今日のことも明日には全て忘れてしまう。誰と何を話し、何に喜び、何に悲しんだのか。寝て、翌朝起きたら、全てがリセットされてしまうのだ。彼女にいま許されているのは、看護師の補助的な仕事だけ。医療行為は一切できない。川内ミヤビ(杉咲花)しかし、「私には今日しかない。今日できることを精一杯やろう」と決意したミヤビは、自分の毎日を詳細に日記に綴っていく。毎朝5時に起き、それらを全て読み返し、記憶を補う。彼女は常にそうやって、新しい1日を始めていた。「私はまだ医者なのだろうか――」という葛藤にはフタをして。そんなミヤビの前に、変わり者の脳外科医・三瓶友治(若葉竜也)が現れる。三瓶は、ミヤビの記憶障害を知った上で、「ただでさえ人手が足りないんだから、できることはやってもらわないと」と言う。こうしてミヤビはもう一度、脳外科医のとしての道を歩むことに。そして、そんなミヤビを、主治医である大迫紘一(井浦新)も応援。周囲の心配や反対を受けながらも、ミヤビは脳外科医として、新たな一歩を踏み出していく。だが、やがて、ミヤビの“消えた2年間の記憶”の中に隠された謎が明らかに。取り出せなくなっているミヤビの記憶の中にある大きな秘密…そして、彼女の“本当の思い”とは――。若葉さんが演じるのは、アメリカの大学病院からミヤビが働く丘陵セントラル病院に赴任してきた、脳外科医・三瓶友治(さんぺい・ともはる)。医師として優秀だがマイペースな三瓶は、ミヤビが医師の仕事をやらないことが純粋に疑問な様子。「人手が足りないから」と手伝わせようとして周囲の反発を食らう。何を考えているか分からない、謎だらけの男だがその言動には説得力があり、ミヤビは戸惑いながらも患者と向き合っていくことになる。役柄によって、醸し出す雰囲気が一変しながら、その佇まいは常に自然体の若葉さん。映画『葛城事件』で演じた狂気的な殺人犯や、『愛がなんだ』で演じた繊細な青年役などで、その幅広い演技力が高い評価を得た若葉さんは、いまや業界で最も注目されている実力派俳優の1人。三瓶友治(若葉竜也)今年3月には、主演映画『ペナルティループ』の公開も控え、映画界で圧倒的な存在感を放つ彼が、このたび、満を持して地上波民放連ドラに本格出演。主演を務める杉咲さんとは、連続テレビ小説「おちょやん」、映画『市子』などで共演しており、すでに信頼関係が構築されている。このコンビが見せる、新たなる化学反応に期待したい。また、井浦さんが演じるのは、関東医大病院 脳外科教授・大迫紘一(おおさこ・こういち)。脳外科の権威でありながらそれを感じさせない柔和な人柄で人望も厚い。ミヤビとは古くからの知り合いで、ミヤビが脳外科医を目指すきっかけとなった、目標であり恩人。いまは主治医としてミヤビが働きやすいよう陰に日向に、力になってくれていて、ミヤビの脳外科医復帰にも「そろそろと思っていた」と背中を押す。趣味は観葉植物の収集。教授室には緑があふれ、いつも目を細めて愛でている、というキャラクター。大迫紘一(井浦新)井浦さんは、『福田村事件』『アンダーカレント』『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』など、話題の映画への出演が相次ぎ、1月期の連続ドラマでは「おっさんずラブ-リターンズ-」のほか、NHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原道隆を好演中と、出演作品が途切れることがない。その確かな演技力で社会派作品からコメディまで、どんなジャンルでも存在感を発揮。俳優としての活動ほか、アパレルブランドのディレクター、サステナブルコスメブランドのファウンダーも務めるなどマルチに活躍する。脳外科医が診るのは、“脳”ではなく“人生”。謎に満ちたミヤビの“消えた2年間の記憶”を探るミステリーも杉咲さん、若葉さん、井浦さんの3人が演じる脳外科医という職業。「脳外科医が診るのは、“脳”ではなく“人生”」ともいわれる。彼らの仕事は、手術を成功させて終わりではない。このドラマでは、後遺症に直面し人生が大きく変わって動揺する患者の今後の人生に向き合っていく姿も描かれる。本作は、様々な患者と共生する脳外科医の世界で、自身も記憶障害を持つ脳外科医が、苦悩と葛藤の中から、ふたたび“医師”という仕事と向き合い、希望を見出していく人間ドラマ。1日で記憶がリセットされてしまうミヤビが、どのようにして今日を明日に繋つなげ、自分らしく生きていくのか。彼女の“生きることへの意思”が、いまを生きる全ての人を勇気づけていく。医師と患者たちの出逢い、診察を通じて生まれていく絆や友情、家族愛などが一話完結で描かれていく一方で、物語の鍵となるのが、ミヤビの失われた記憶の謎。そこに隠された秘密や人間関係が明らかになった時に見えてくるミヤビの本当の思いとは。全編を通して描かれていくこのミステリー展開も、ドラマの大きな見どころとなる。若葉竜也(三瓶友治役)コメント粛々と、目の前のやるべき事に向き合いたいと思います。いまにも破裂しそうな2024年という時代を生きるものとして、ほとばしりたいと思います。井浦新(大迫紘一役)コメント人は大切な想い出や楽しかった日々を記憶として覚えてることで幸せを感じられます。そして忘れたり記憶にないことで不安を感じ、でも時に助かったり救われたりもします。光にも闇にもなる人の"記憶"について、この作品を通して深く考えてみたいと思います。いままで表現したことのない人物像が浮かび上がってくるかもしれません。スタッフ・キャストの皆さんとは初めてお仕事させていただける方々がたくさんいらっしゃいます。とても刺激的でワクワクしています。プロデューサー・監督陣は何作も重ねてきた信頼を寄せている方々です。みんなで丁寧に人の心を描きながら物語を紡いでゆき、楽しく観ていただきながら生きる希望が湧いてくるような、優しく力強い作品をつくってゆけるよう励みたいと思います。「アンメット ある脳外科医の日記」は4月より毎週月曜22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年02月28日俳優の井浦新が、現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」で共演する吉高由里子との写真を自身のXで公開し、話題となっている。大河ドラマ「光る君へ」は、「源氏物語」を書き上げた、紫式部の物語。今回公開されたのは、道長(柄本佑)の長兄・道隆役の井浦さんと、紫式部/まひろ役の吉高さん、そして次兄・道兼役の玉置玲央が写る写真。ドラマ「最愛」でも共演している井浦さんと吉高さん。写真公開にファンからは「加瀬さんと梨央ちゃん!!!」、「無事、平安時代でも再会できましたね後は大ちゃんとの再会ですね」、「素敵なお二人」、「嬉しい再会」、「ツーショありがとうございます!!!」、「はぁ、尊い」、「写り込む道兼がなんかじわる」などと反響を呼んでいる。第5回「告白」(2月4日放送)道長(柄本佑)の素性を知ってしまったまひろ(吉高由里子)は、ショックで寝込んでしまう。道長は、直接会って弁明したいとまひろに文を送るが…。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合にて放送中(再放送 翌週土曜13時5分)。BS・BSP4K/日曜18時、BSP4K/日曜12時15分。(シネマカフェ編集部)
2024年01月29日俳優の山崎賢人(※崎はたつさき)が主演を務める、映画『ゴールデンカムイ』(1月19日公開)の新キャストが12日、公開された。井浦新が、物語の重要人物・アチャ役(※アチャとはアイヌ語で「父」という意味)で映画『ゴールデンカムイ』に出演することが明らかに。アシリパ(山田杏奈 ※「リ」は小文字が正式表記)の父であるアチャは、愛娘が大自然で生き抜くための狩猟の技術やアイヌの知恵を教えるが、金塊を奪った男に殺されてしまう。アシリパは、父の死の真相を知るために杉元佐一(山崎)とともに金塊探しの旅に出ることになる。コメントは以下の通り。○■井浦新『ゴールデンカムイ』が実写化されると聞き、原作ファンとしてはどんな役でも良いから参加させていただきたいと願っていました。そして願いが叶い決まった役がまさかのっ?! だったので大変光栄でした。この作品に参加されている二風谷のアイヌ工芸でご尽力下さった皆さんとは友人でもあり、撮影現場で逢えたのは大きな喜びでした。アイヌの仲間たちと大好きな『ゴールデンカムイ』の実写化を作ることができて、記憶に残る大切な作品となりました。物語や芝居はもちろん、衣装やメイク、道具や美術など、徹底的にこだわっています。ぜひ細部まで深く深くお楽しみ下さい。(C)野田サトル/集英社(C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会【編集部MEMO】映画『ゴールデンカムイ』は野田サトル氏による同名コミックの実写化作。明治末期を舞台に、主人公の元陸軍兵・杉元佐一(山崎賢人)が、アイヌの少女・アシリパ(山田杏奈 ※「リ」は小文字が正式表記)と共に、埋蔵金の在りかが描かれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて北海道を旅するサバイバル・バトルアクションとなる。
2024年01月12日ベストセラー漫画を実写映画化した『ゴールデンカムイ』に井浦新が出演することが分かった。野田サトルによるコミック「ゴールデンカムイ」は、明治末期、日露戦争終結直後の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で、一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちによって繰り広げられる、サバイバル・バトルアクション。「実写化は不可能」と言われていた本作がついに映画化。いよいよ公開まであと1週間と迫る中、アシリパ(山田杏奈)が杉元(山崎賢人)と共に金塊探しの旅に出るきっかけとなるアチャ役を井浦新が演じていることが発表された。アチャ(※アイヌ語で「父」の意)は、アシリパの父親であり、愛娘が大自然で生き抜くための狩猟の技術やアイヌの知恵を教えるが、金塊を奪った男に殺されてしまったことで、アシリパがその死の真相を知るために金塊探しの旅に出ることになる、いわば物語の始まりとなる超重要人物だ。この度、キャラクタービジュアルと原作のファンと言う井浦さんよりコメントも到着。再現度の高いビジュアルも含め、どんなアチャを演じるのか、期待が膨らむ。【井浦新コメント】ゴールデンカムイが実写化されると聞き、原作ファンとしてはどんな役でも良いから参加させていただきたいと願っていました。そして願いが叶い決まった役がまさかのっ?!だったので大変光栄でした。この作品に参加されている二風谷のアイヌ工芸でご尽力下さった皆さんとは友人でもあり、撮影現場で逢えたのは大きな喜びでした。アイヌの仲間たちと大好きなゴールデンカムイの実写化を作ることができて、記憶に残る大切な作品となりました。物語や芝居はもちろん、衣装やメイク、道具や美術など、徹底的にこだわっています。ぜひ細部まで深く深くお楽しみ下さい。『ゴールデンカムイ』は1月19日(金)より全国にて公開。※アシリパの「リ」は小文字が正式表記※山崎賢人の「崎」は正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年01月12日1月19日(金) 公開の映画『ゴールデンカムイ』の新キャストが発表された。本作は、発行部数がシリーズ累計2,700万部を突破している同名漫画の実写映画。明治末期、日露戦争終結直後の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちによって繰り広げられる、サバイバルバトルアクションとなっている。主人公の元陸軍兵・杉元佐一役を山﨑賢人、杉元とともに埋蔵金のありかの手がかりが描かれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて旅をするアイヌの少女・アシㇼパ役を山田杏奈が演じるほか、眞栄田郷敦、矢本悠馬、玉木宏、舘ひろしらがキャストとして名を連ねている。このたび新キャストとして、アシㇼパが杉元とともに金塊探しの旅に出るきっかけとなるアチャ役を井浦新が演じることが決定。アチャはアシㇼパの父親であり、愛娘が大自然で生き抜くための狩猟の技術やアイヌの知恵を教えるが、金塊を奪った男に殺されてしまったことで、アシㇼパがその死の真相を知るために金塊探しの旅に出ることになる、いわば物語の始まりとなる重要人物だ。併せて、井浦からのコメントが到着した。■井浦新 コメントゴールデンカムイが実写化されると聞き、原作ファンとしてはどんな役でも良いから参加させていただきたいと願っていました。そして願いが叶い決まった役がまさかのっ?!だったので大変光栄でした。この作品に参加されている二風谷のアイヌ工芸でご尽力下さった皆さんとは友人でもあり、撮影現場で逢えたのは大きな喜びでした。アイヌの仲間たちと大好きなゴールデンカムイの実写化を作ることができて、記憶に残る大切な作品となりました。物語や芝居はもちろん、衣装やメイク、道具や美術など、徹底的にこだわっています。ぜひ細部まで深く深くお楽しみ下さい。<作品情報>映画『ゴールデンカムイ』1月19日(金) 公開映画『ゴールデンカムイ』メインビジュアル公式サイト:映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年01月12日5日間連続で登場人物の扮装写真を公開中の大河ドラマ「光る君へ」。この度新たに、柄本佑、井浦新、玉置玲央、吉田羊、4名の扮装写真が公開された。大石静が「源氏物語」を生み出した紫式部を描く本作。「星降る夜に」「知らなくていいコト」でも大石さんとタッグを組んだ吉高由里子が、紫式部/まひろを演じる。柄本さんが演じるのは、まひろとは幼いころに出会い、特別な絆が生まれ、「源氏物語」の執筆をバックアップし、宮中への出仕を勧める藤原道長。井浦さんと玉置さんが、道長の長兄・道隆&次兄・道兼を演じる。才色ともに優れている道隆は、権力を息子に継がせようと試みる。そして、兄に全てがかなわない道兼は、まひろとの間にある因縁が…。藤原道隆役/井浦新さらに、吉田さんは道長の姉・詮子を演じる。懐仁親王(のちの一条天皇)を溺愛、成人しても常に寄り添い、次第に宮廷での勢力を増していく。藤原詮子役/吉田羊大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)より放送(初回15分拡大)。NHK総合/日曜20時(再放送 翌週土曜13時5分)、BS・BSP4K/日曜18時、BSP4K/日曜12時15分。(シネマカフェ編集部)
2023年12月05日レギュラーキャスト陣全員の続投が話題となっている新ドラマ「おっさんずラブ‐リターンズ‐」に、井浦新と三浦翔平が出演することが分かった。本作は、アラフォーになった“はるたん”こと春田創一(田中圭)&牧凌太(林遣都)の“夢の新婚生活”を描いた物語。しかも、彼らの新居に早期退職して再就職した家政夫のムサシさん、黒澤武蔵(吉田鋼太郎)も乱入し嫁姑バトルに。加えて、好きだけじゃ、どうにもならないこともあるという問題の数々…。結婚はゴールではなく、スタート。彼らが周りの人々を巻き込みながら、家族や結婚とは何なのか、新しい《愛のカタチ》を模索していく。新キャストとして、新風を吹かせることになる井浦さんと三浦さんが演じるのは、春田&牧の新居のお隣さん。井浦さん演じる「天空不動産」東京第二営業所に中途採用でやってきて、春田のはじめての部下となる和泉幸は、春田も頭を抱えるほどの衝撃のボンヤリっぶり。エクセルも扱えない、ポスティングの手際も悪い、ランチの買い出しを頼んだら意味不明なラインアップを買ってくる、挙げ句パンを焦がして火災報知機を鳴らしちゃう…。また、春田の顔を見つめて突如涙をこぼす情緒不安定かと思えば、ある日突然血だらけで倒れるなど、ポンコツ部下かと思えばどうやらそうでもないらしく、とにかく秘密が多く謎めいた男。一方、三浦さんが演じるのは、和泉と同居しているという、移動式おかかおむすび専門店「おむすびごろりん」の店主・六道菊之助。天空不動産や、栗林蝶子(大塚寧々)が経営する弓道場の近くでも販売しているため、様々なキャラクターたちと関わっていくことになる。「あのときキスしておけば」、大河ドラマ「光る君へ」など、共演が続く2人が、謎多きバディとして本作をかき回すようだ。出演発表と合わせて、キャッチコピーに注目のキャラクタービジュアルも公開された。「井浦さんはキーパーソンで、ほかのキャストとの化学反応が楽しみ」と語る吉田さん。これに井浦さんは「始まる前からプレッシャーをかけるなんて、鋼太郎先輩はもう潰しにかかってきてるんだなぁと思いました(笑)。鋼太郎さんは共演経験があるとはいえ、死んでいる僕を鋼太郎さんが見ているという1シーンだけなんですよね(4月期火曜ドラマ「unknown」)。だからどんな温度で交われるのか一番イメージが湧かないので、不安しかないのですが、そういうときの方が楽しめたりするので、ワクワクする気持ちも大きいです。鋼太郎さんとのお芝居に、一番ドキドキしているような気がしています」とコメント。三浦さんは「僕が演じる菊之助は謎が多い役なんです。回を追うごとに正体が明らかになっていくんですが、“硬派”なイメージでやっていけたらと思っています。菊之助は序盤、おむすびを売りながらいろんな人と会っていくんですが、そんな中でも役が出来上がりそうだなと思っているのは、鋼太郎さんとのシーンです。鋼太郎さんは、どんな手で来るのかな…(笑)。そして、新さんとの関係もきっと変わっていくと思うので、新たなお芝居ができたらいいなと思っています。菊之助に関しては、まだまだ言えないことがたくさんあるんですが、“菊様”として、おむすび屋さんでおかかおむすびを売る人間として、頑張っていきたいと思います(笑)」と意気込みを語っている。なお本日より「TVer」、「TELASA」、テレビ朝日公式YouTubeチャンネルでは、2018年の「おっさんずラブ」を凝縮した『2分でわかる「おっさんずラブ」』が公開。TVerオリジナルコンテンツも続々配信予定だ。「おっさんずラブ‐リターンズ‐」は2024年1月5日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送(全9話※一部地域で放送時間が異なる)。(シネマカフェ編集部)
2023年11月25日2023年11月17日、俳優の吉高由里子さんがX(Twitter)を更新。「もう16年の仲」になるという『心友(しんゆう)』たちとの写真を公開し、反響を呼んでいます。吉高由里子、井浦新&高良健吾との腕組写真に「エモい」吉高さんが公開したのは、俳優の井浦新さんと高良健吾さんとの、スリーショット写真。井浦さんと高良さんの腕を両手で抱え、笑顔を見せる姿が写っています。忙しい日にこそどうしたってドラマチック(温かい)←がその通り笑苦楽を共にやめるやめない話したりやっててよかった話をしたり家族のような戦友のような支えになってる心友でもう16年の仲これからおやすみになる方もこれからおはようになる方も今日が素晴らしい日になりますように pic.twitter.com/KMk2I2Emkz — 吉高由里子 (@ystk_yrk) November 16, 2023 吉高さんは、カメラのフィルタに『ドラマチック(暖かい)』という名前が付いていることを、自分たちの関係性に重ね合わせた模様。2人のことを「家族のような、戦友のような、支えになっている『心友』」といい、互いに信頼し合う仲であることを伝えています。井浦さんと高良さんといえば、2008年に公開され、吉高さんが初主演を務めた映画『蛇にピアス』で共演。今や数々の作品で大活躍している吉高さんですが、若手の頃から苦楽をともにしてきた2人には、特別な信頼を抱いているようです。投稿には、11万件以上の『いいね』と、多くのコメントが寄せられました。・心の支えになる仲間がいるって幸せなことですね。・エモい…。『蛇にピアス』公開から15年くらい経つことにもびっくり。・心温まるスリーショット写真。仲よしなのが伝わってきます。・素敵な写真を見せてくれてありがとう!眼福です。吉高さんがいうように、『忙しい日』にこそ、友と励まし合ったり、語り合ったりすると、充実感を得られるもの。素敵な写真に、見ているだけで元気をもらえますね![文・構成/grape編集部]
2023年11月19日大河ドラマ「光る君へ」に、松下洸平が出演することが11月17日(金)本日発表され、吉高由里子と井浦新との「最愛」再共演が注目を集めている。大河ドラマ第63作目となる今作は、「源氏物語」を生み出した紫式部の物語。脚本・大石静×主演・吉高由里子のタッグで放送前から話題の作品だ。出演中の「いちばんすきな花」も話題の松下さんが演じるのは、朱仁聡らと共に越前にやってきた、宋の見習い医師・周明(ヂョウミン)。まひろに宋のことばを教え、親しくなっていく、史実にはいないオリジナルの役。本作には、紫式部/まひろを演じる主演の吉高さんに加え、第2次出演者としてすでに井浦さん(藤原道隆役)の登場も明かされており、2021年放送のサスペンスラブストーリー「最愛」のキャストが集結することに。「最愛」では、殺人事件の重要参考人となった実業家の主人公と、彼女を守ろうとする弁護士、彼女の初恋の相手であり事件を追う刑事という間柄で、そんな3人を中心に物語は展開。一方今作では、主人公の紫式部/まひろ、紫式部のソウルメイト・藤原道長(柄本佑)の長兄、紫式部(まひろ)に影響を与える見習い医師という役での共演となる。今回の出演発表にSNSでも「一気にテンション上がったぁぁ」、「最愛コンビ好きすぎて今日は幸せだ~」、「吉高由里子さんと松下洸平さんの共演が最高にうれしいです井浦新さんとのシーンもあるといいな」、「吉高さんとの共演に今からワクワクしています!」と話題になる中、井浦さんが松下さんとのツーショット写真をSNSに投稿。これにも「嬉しいショット」、「最愛3人の共演とっても嬉しいです最強ですね」、「泣ける!!!!」、「またこの二人の絡み見れるなんて神」、「胸あつ」などと反響を呼んでいる。大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)より放送(初回15分拡大)。NHK総合/日曜20時(再放送 翌週土曜13時5分)、BS・BSP4K/日曜18時、BSP4K/日曜12時15分。(シネマカフェ編集部)
2023年11月17日映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』の公開記念舞台挨拶が4日に都内で行われ、深川麻衣、井浦新、松浦りょう、柳ゆり菜、原作者の大木亜希子氏、穐山茉由監督が登場した。同作は元SDN48で作家・大木亜希子の実録私小説の実写化作。主人公の安希子(深川)はある日の通勤途中、突然足が動かなくなる。メンタルが病み、仕事を辞め、大好きだった男も忘れられず、貯金も10万円を切ってしまった時、友人から勧められたのが、当時56歳で都内の一軒家で一人暮らしをするサラリーマン、通称ササポン(井浦)との同居だった。不思議な存在・ササポンとの同居生活をしていく中で、安希子は徐々に”日常”を取り戻していく。○■井浦新、『つんドル』は「ポップコーンを食べながら観るのが似合う作品」元アイドルという設定の主人公のように、自身もモデルから俳優に転身し、現在ではファッションブランドのディレクタ―も務める井浦。環境を変えることについてアドバイスを求められると、「ササポンさんがいたら、ササポンさんに言ってもらいたいくらい」と話していると、深川が「アラポン……」とささやき、笑いを誘う。井浦も「アラポン的には、アドバイスなんて恐れ多いですけど……」と切り出しつつ、「自分ごとだとしたら、何を言われようが周りから否定されようが、好きなことをひたすら信じて続けてきた。そうするといつか(誰かが)見つけてくれたりするんです。その時にちょっとだけ報われたりする。好きなことを続けるって、ものすごい力になるんだなって思った」と自身の経験を語った。また、イベント中盤にはきょう11月4日が「いい推しの日」ということにちなんでトークを展開。登壇者の推せる部分は? という質問に対し、井浦は事務所の後輩でもある深川の名前を挙げ、ササポン宅の玄関先のシーンでの深川の背中が印象的だったと明かす。「扉を開けた正面から安希子の顔を撮っているんですけど、後ろにいるササポンから見る背中が、最初に出会ったころとは全然違う『麻衣さんの安希子』を物語っていた」と深川の“背中の演技”を絶賛。「僕はそのときの背中を勝手に撮影してしまって(笑)。(深川)本人と事務所がOKだったら、いつかSNSで皆さんに公開します! すごい素敵な背中で、あの背中はもう忘れられない」と集まったファンの期待をあおった。
2023年11月04日映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』の公開記念舞台挨拶が4日に都内で行われ、深川麻衣、井浦新、松浦りょう、柳ゆり菜、原作者の大木亜希子氏、穐山茉由監督が登場した。同作は元SDN48で作家・大木亜希子の実録私小説の実写化作。主人公の安希子(深川)はある日の通勤途中、突然足が動かなくなる。メンタルが病み、仕事を辞め、大好きだった男も忘れられず、貯金も10万円を切ってしまった時、友人から勧められたのが、当時56歳で都内の一軒家で一人暮らしをするサラリーマン、通称ササポン(井浦)との同居だった。不思議な存在・ササポンとの同居生活をしていく中で、安希子は徐々に”日常”を取り戻していく。○■『つんドル』原作者・大木亜希子、深川麻衣の演技は「他人とは思えなかった」今作の原作となる実録小説を書いた大木は、「映画にも出ていないし、この人誰だろうと思われる方もいらっしゃると思うんですけれども、人生に詰んだ元アイドルこと、安希子張本人でございます」と挨拶。撮影現場で、自身を演じた深川の演技を見た際には「他人には思えませんでした。自分の分身、双子の片割れを見ているような気分」と感じたそうで、「全身全霊でかっこつけずに安希子という役柄をチャーミングに演じてくれた」と印象を語った。自身の実録小説の映画化が決定し、公開を迎えた心境について「嬉しい奇跡」と表現した大木。「2019年の秋にこの物語を書いたんですけど、そのときは仕事なし、いちばん大切にしていた恋を失い、お金もない状況でした。その時に私はこの世界は、きっと自分にとってあまり優しくない世界なんだって荒んでました」と振り返る。「ただ、覚悟を決めて本を書きまして、出版してすぐに話題になりました。多くの方は『安希子という半径数メートルのことで悩んでいる子を見ると元気になれた』とか言ってくださる一方で、男女が1つ屋根の下で住むということでおもしろおかしい切り取られ方をしてしまうこともあり、私と、この物語を作ってくれた編集担当者の2人だけで、この世界と戦っている気がしていました」と当時の反響についても明かした。劇中では貯金残高10万円という設定だったが、実際には3万円だったそうで、「実の姉が不憫に思って20万円貸してくれて、月々3,000円ずつ返済して、この間返し終わったところです」とエピソードを披露すると、会場から拍手が。「それだけ詰んではいたけれども、みなさんのおかげで復活することができました。当時は心に焦りや孤独な気持ちがありましたが、今は元気なのでご心配なく!」と明るい表情で話した。また、イベント中盤には11月4日が「いい推しの日」ということにちなんだトークを展開。井浦が大木の名前を挙げ「全てがちゃんとした方。こういう経験があるから、人にコミットしてくる具合だったり、話し方とか礼節とかちゃんとしているんだなと。仕事を超えて人として素晴らしいなと……」と話すと、大木は嬉しさのあまり涙。それに気づいた井浦から「なんで泣いているんですか!?(笑) 泣かしたみたいになっちゃうから! びっくりした~」と声をかけられると、大木は「嬉しくて……記者さん、いい意味で泣かせてくれたって書いてくださいね」と報道陣に呼びかけ、涙を流しながらも笑いを誘っていた。
2023年11月04日映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』の完成披露上映会が10日に都内で行われ、深川麻衣、井浦新、穐山茉由監督が登場した。同作は元SDN48で作家・大木亜希子の実録私小説の実写化作。主人公の安希子(深川)はある日の通勤途中、突然足が動かなくなる。メンタルが病み、仕事を辞め、大好きだった男も忘れられず、貯金も10万円を切ってしまった時、友人から勧められたのが、当時56歳で都内の一軒家で一人暮らしをするサラリーマン、通称ササポン(井浦新)との同居だった。不思議な存在・ササポンとの同居生活をしていく中で、安希子は徐々に”日常”を取り戻していく。○■井浦新、ピアノ演奏シーンに苦労「俳優としては詰みまくり」深川演じる元アイドルの主人公・安希子と同居する“おっさん”ササポンを演じた井浦。自身の役どころを「ササポンは実在する人物なんですが、(脚本を)読めば読むほど妖精のような、天使のような存在」と表現する。「(脚本に書かれたササポンを)どうやって人間にしていこうか(考えて)、そこから僕がササポン役を演じるということは大きなやりがいだなという風に感じました」と語った。また、SNS上で井浦が“おっさん”を演じることが話題を集めたことを紹介されると、「僕は十分おっさんですよ(笑)」とコメントし、笑いを誘う。“おっさん感”を出すためにササポンのステテコを特注で作ったことが明かされると、井浦は「初日には(ステテコを)だいぶ使い古されたように加工までしてきて、細部までこだわりがありました」と感心した様子で撮影の裏側を明かした。イベント中盤には「詰んだと思った瞬間のエピソード」についてキャスト・監督がトーク。トップバッターの穐山監督が「結婚しようとしたが自分から婚約破棄をした」という“ヘビーすぎる”エピソードを披露すると、会場からはどよめきが。すかさず井浦が「これは笑っていいやつですか?(笑) 大丈夫ですか?(笑)」とフォローしていた。一方で井浦は同作の撮影中に「詰んだ」出来事があったそうで、「ササポンはピアノを弾くんですが、それが本っ当に大変で……」と切り出す。「監督も『絶対にご本人にやってもらいたい。絶対覚えてください』と言い張って、自分も悔しいから当日までに弾けるようにしますと言ったんですが、家での練習で1回も成功しないまま現場に行って、本番まではもう本当に具合悪くて……俳優としては詰みまくりですよね」と苦笑いを浮かべていた。
2023年10月10日真木よう子、井浦新、リリー・フランキー、永山瑛太、江口のりこらが共演する『アンダーカレント』。この度、登場人物たちの衣装に込められた思いが明かされた。衣装を担当した馬場恭子と藤原千弥は、原作にできるだけ従いながら、キャストに合わせて衣装を調整していったという。かなえ役の真木さんは普段のラフなスタイルと、探偵・山崎の報告を受けるために出かけて行くときのお出かけ用ファッションでメリハリをつけたという。また、堀役の井浦さんはもともとスタイルがいいため、作業着を用意して色気が出ないようなルックを作り上げたそう。リリーさん扮する探偵の山崎に関しては、原作者の豊田徹也氏が今泉力哉監督に、原作では登場からラストに向かうに従って、服の色が白っぽい色からグレー、紺と変わり、最後には黒になると説明していたという。映画本編の季節が夏から冬になっていくというのもあるが、かなえに誠実に向き合わなければいけないという山崎の心境の変化が込められている。映画では最後は濃いグレーのスーツ姿となり、碁盤など珍妙な柄のネクタイやだらしない着こなしから、真面目なトーンに変化していくようにスタイリング。原作漫画から受け継がれた、登場人物の心情に寄り添う衣装となっている。『アンダーカレント』は10月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アンダーカレント 2023年10月6日より全国にて公開(C)豊田徹也/講談社(C)2023「アンダーカレント」製作委員会
2023年10月09日先日開幕した「第28回釜山国際映画祭」に、映画『福田村事件』に出演する井浦新、田中麗奈、向里祐香、プロデューサーであり脚本の井上淳一が参加した。レッドカーペットとオープニングセレモニーに出席した4人は、シックで品のあるブラックコーデで統一感ある装いで登場。終始、笑顔でフォトコールに応じ、現地メディアと観客からの歓迎に笑顔で応えた。セレモニーの翌日は、井浦さん、田中さん、向里さんは釜山国際映画祭と世界的ファッション誌「マリ・クレール」が共同主催をする「マリ・クレール アジア・スター・アワード」(BIFF with Marie Claire Asia Star Awards)に参加。井浦さんはアジアで活躍するスターを表彰する「アジア・スター賞」を、向里さんは今後のアジアでの活躍が期待される俳優に送られる「フェイス・オブ・アジア賞」を受賞した。5年ぶり5回目の参加となった井浦さんは、「開催期間中は街が映画愛に溢れるこの映画祭が大好きです」と話し、「小さな小さな映画ですが、大切なテーマ性と大きな大きなひとりひとりの人間力で作り上げました。このような映画が、国境を超えて素直な目で観ていただき評価されることは、大変光栄です。個人賞ではありますが、この賞はクラウドファンディングで支えて下さった皆さん、いつもサポートしてくれている事務所の皆さん、そして勇気をくれる仲間たちと大切な家族の皆んなで頂くことができた受賞だと思っています」とコメント。田中さんは「今回、由緒ある釜山国際映画祭のレッドカーペットを歩くことができ、大変光栄でした。現地の方だけではなく世界中から映画を愛す皆さんが集まって映画祭の開幕を祝う姿はとてもエネルギッシュで印象的でした」と参加した感想を述べ、「韓国の方々にどのように感じていただけるのか不安もあるのですが、どんな意見でも伺えれば嬉しいですし、またそれを日本の皆さんとも共有出来たら、とても意義のある事になるのではないかと思います」と反応に期待。向里さんは「賞を頂くのは今回が初めてで、それも国内ではなく海外の韓国でアワードを頂けるなんて想像もしておりませんでした。FACE OF ASIAに相応しい役者でいられるように、これからもお芝居と誠実に付き合って行こうと思います」と今回の受賞について語っている。『福田村事件』はテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:福田村事件 2023年9月1日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開(c)「福田村事件」プロジェクト2023
2023年10月06日