東京・西麻布の静かな路地の一角に、モディストで、美智子さまはじめ、皇室の帽子デザイナーでもある石田欧子さん(54)が父・暁夫さんから受け継いだアトリエがある。1階は、帽子ショップになっていて、カラフルな帽子が並ぶ。2階から4階がアトリエだ。欧子さんは現在、これらを運営する会社、オートモード平田の責任者でもある。モディストとは、洋服のオートクチュールに匹敵する高級帽子を作るデザイナーのこと。「私の父、平田暁夫は、かつてジャン・バルテ氏に帽子作りを教わりました」“ジャン・バルテ氏”とは、’60年代にフランスのパリで名をはせたモディストだ。欧子さんの父、故・平田暁夫さん(享年89)は、皇室の帽子デザイナーも務めていた。美智子さまがご公務でお召しになる小さなつばの平らな帽子は、暁夫さんが美智子さまと試行錯誤のすえ、長い年月をかけて、共に作り上げてきたものだ。「父は、常にかぶる方のことを考えていました。どんなフォルムにしたらかぶりやすいか。どんなラインにしたら、その方に似合うか。何度も自分でかぶっては、また形を整えて。私やスタッフにもかぶらせてみて、ここはもう少し、こうしようとか。確認しながら仕上げていくのです」暁夫さん亡きあと、皇室の帽子づくりは欧子さんに引き継がれている。「皇室の方々でも一般の方でも、帽子作りに対する姿勢は同じです」と話す欧子さんだが、皇族ならではの難しさもある。「皇族の方々は、TPOに応じて決まりが多く、帽子もそれに合わせないといけません。それに、一般の方なら、たとえ帽子が風で飛ばされそうになっても手で押さえることができますが、皇族の方々は、お立場上そういうことができない場合も。ほかに気配りなさらないといけないことも多いですから、帽子に関しては、これをかぶっていれば大丈夫と安心していただけるものをお作りしないと」美智子さまの姿勢に学ぶところも多いという。「美智子さまは、いつもご訪問先のことを考えて、その国の国花をモチーフにしたり、素材を使ったりしたお帽子をご希望されます」暁夫さんが亡くなってすぐの’14年6月、両陛下が、とくに思い入れの強い沖縄をご訪問の際には、美智子さまたってのご希望で、沖縄の芭蕉布という生地を使って帽子をお作りしたという。また、’17年3月のベトナム、タイご訪問の際には、現地になじみ深い笹をつかったデザインで、というオーダーがあった。「笹をどうデザインしようかと迷いましたが、いくつかサンプルをお持ちすると、『こういうふうにしたらどうかしら』と、皇后さまもアイデアを出してくださって」天皇陛下退位後に美智子さまからバトンを受け継がれる雅子さまは、欧子さんと同年代。同じく“伝統を継承する立場”として、欧子さんは雅子さまを、どうご覧になっているのか。「私とは、受け継がれるものの大きさが全く違いますから……。ただ、雅子さまはシンプルなものをお好みですが、背もすらっとお高いので、華やかなお帽子もお似合いになると思います」欧子さんの帽子作りを、受け継ぐ若い芽も着実に育っている。’18年10月、青山のギャラリーでは、欧子さんの長女、早姫さん(26)と長男、翔さん(20)が立ち上げたブランド「saki et show」の新作展示会が行われていた。室内に降り注ぐ秋の光に照らされた帽子は、どれもスタイリッシュでかぶってみたくなる。長女の早姫さんは言う。「祖父や母が、美智子さまや皇族の方々の帽子を作っているということは小学生くらいから知っていました。両親はひと言も言いませんでしたから、テレビで見て、『あれ、うちで作っている帽子だ』みたいな(笑)。でも、家業を継ぐつもりはありませんでした。両親からも、継がなくていいと言われていましたし」しかし、暁夫さん亡きあとのお別れ会で、大勢の人が暁夫さんの華やかな帽子をかぶって参列しているのを見て気持ちが変わった。「あんなに多くの方が、祖父の帽子をかぶっているのを見るのは初めてでした。展示品の帽子は目にしていたけど、実際にかぶったら、帽子も人も、こんなに輝くんだ、って。この家に生まれたからには、私がすべきことはこれだと」現在、専門学校生の翔さんも、卒業したら家業を継ぐつもりだ。「母は、ひと目見て、その方に似合う帽子のラインがわかる。いつも、かぶる人のことを考えているからでしょう。それってすごいことだし、祖父から受け継いできたものだと思います。私たちも、そんなよい伝統は継承しながら、もっと、若い人が手軽にかぶれる帽子を提案していきたいですね」欧子さんは、父の暁夫さんがそうだったように、子どもたちの成長を静かに見守る。3代目のこれからが楽しみだ。「時代に合わせて変えなければならない部分もあります。子どもたちには、受け継ぐべきところは受け継いで、新たなチャレンジもしてほしいと願っています」時代が変わっても、代々培われてきた技と心は継承されていく。
2019年01月28日「天皇陛下と美智子さまは、1月下旬に神奈川県の葉山御用邸で静養される予定です。ご滞在中の両陛下は、御用邸裏の『小磯の鼻』と呼ばれる海岸を散策され、地元の人々とお話しされることもあります。ご退位まで4カ月をきったいま、両陛下のお姿を拝見できる貴重な機会になりそうです」そう語る皇室担当記者。退位後の両陛下はご公務をなさる予定はなく、お出ましの機会が激減すると見られている。「両陛下はご静養の初日に横須賀市の観音崎公園を訪れます。戦没船員の慰霊碑に花を手向けられたのち、葉山御用邸へ向かわれるそうです。両陛下として最後のご滞在となりますので、ご家族との思い出にあふれる場所で、お二人の60年間の歩みをゆっくりと振り返られるのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)しかし両陛下、とりわけ美智子さまのご心境は穏やかではないのでは……と心配を口にするのは宮内庁関係者。「眞子さまと小室圭さんの“ご結婚延期問題”が解決しないままお代替わりを迎えることは、ほぼ確実な状況になっているからです」昨年11月に秋篠宮さまは誕生日会見で、現状では『婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません』と明言された。「小室さんに対しての“最終通告”ともいえる、厳しいご発言です。それでも眞子さまのお気持ちは固く、小室さんとの結婚の意志は変わっていないようなのです。年が明けてからも、眞子さまは、小室さんに関しては秋篠宮ご夫妻と“対話拒否”状態にあるようです。美智子さまはこの問題についての発言を慎んでこられました。言葉にはなさいませんが、誰よりも初孫である眞子さまの未来を案じていらっしゃることでしょう」(前出・宮内庁関係者)
2019年01月17日「あ・り・が・と・う」広場に集まった数万人もの人々から大歓声を受けて、皇居・長和殿のベランダに立たれた美智子さま。その唇が何度か、感謝の言葉を紡ぎだすように動いた――。1月2日、快晴の空の下で平成最後の新年一般参賀が行われた。もともと両陛下のお出ましは5回の予定だったが、例年をはるかに上回るペースで人々が詰めかけたため、宮内庁は急きょ6回に変更した。「宮内庁の担当者は、報道陣に対しても『7回目はありません』とアナウンスしていました。しかし、両陛下のお出ましに間に合わなかった人々が大勢いたのです。それをお聞きになった両陛下の強い希望で、7回目のお出ましが決まりました。天皇皇后両陛下は、常に国民に寄り添うことを心がけてこられました。自分たちを求めてくれる声に、できる限り応えたい――。そうお考えになったのでしょう」(宮内庁関係者)昨年12月23日、天皇陛下の誕生日の前に行われた記者会見では、陛下の美智子さまへの深い愛情が伝わってくる場面があった。宮内庁担当記者はこう語る。「会見は20分ほどでした。皇太子殿下、そして天皇陛下としてご自身が歩んでこられた道のりを思い出されたのか、美智子さまへの感謝のお気持ちを述べられるあたりから、涙声を抑えきれなくなられたのです」陛下が涙ぐまれたのは、この言葉を述べられたときだという。《自らも国民の一人であった皇后が、私の人生の旅に加わり、60年という長い年月、皇室と国民への双方の献身を、真心を持って果たしてきたことを、心から労いたく思います》文化学園大学客員教授で皇室ジャーナリストの渡辺みどりさんは言う。「会見の内容は事前にご存じだったにせよ、陛下の真情あふれるご様子に、美智子さまも胸を熱くされたことでしょう。84年の銀婚式会見で、陛下は美智子さまに“努力賞”を、美智子さまは陛下に“感謝状”を差し上げたいとおっしゃいましたが、そのやり取りを思い出しました。先日の会見の際、陛下のお隣に美智子さまがいらしたら、どんな感謝のお言葉を返されたでしょうか」実はいま、美智子さまに“最後のお言葉”を語る場へ臨んでいただく計画が進行中なのだという。前出の宮内庁関係者が言う。「宮内庁記者クラブは、今年4月10日のご成婚60周年もしくは4月末の退位直前に、天皇皇后両陛下の記者会見を要請しています。宮内庁サイドは天皇陛下のご体調を考慮して、昨年12月23日の誕生日会見が最後であると明言しています。しかし、天皇陛下の誕生日会見が感動的だったこともあり、記者クラブの熱意はさらに高まっているのです。天皇陛下と美智子さまは、常に“国民の思いに応えたい”というお気持ちでいらっしゃいます。美智子さまも公の場で陛下への感謝を示したいとお考えになっていることでしょう。実現の可能性は決して小さくありません。国民にとっても大きなサプライズになりますね」これまでも数々の名言を残されてきた美智子さま。ご成婚60年をお迎えになる4月、どのようなお言葉を語られるのだろうか――。
2019年01月10日多彩な人脈をお持ちでいらっしゃる皇室の方々。その交友関係は芸能界にも広がっている。美智子さまと意外な接点があったのは、ダンス&ボーカルグループ・TRFのSAM(56)。実家は埼玉県の総合病院で、父や3人の兄や弟はみな医師として実家を守っている。兄弟の中でSAMだけが、父の反対を押し切ってダンサーになった。「SAMさんは先日、NHK総合の『ファミリーヒストリー』に登場。父方の先祖が石田三成や上杉謙信と交流があったことが明らかになりましたが、実は、SAMさんの母は美智子さまと交流があったのです」(皇室ジャーナリスト)SAMの母は学生時代にテニスの選手で、美智子さまと何度も優勝を争っていたのだ(97年11月25日号「“アムロの姑”は美智子さまのライバルだった!」)。美智子さまは聖心女子大時代に関東学生選手権で優勝するほど。SAMの母も実力者が揃う学習院大学で活躍していた。「動きがキビキビして、よく走るテニス」が持ち味だったという。SAMのダンスにも美智子さまとしのぎを削った“走るテニス”が脈打っているのかも?【創刊60周年記念「女性自身」皇室SPECIAL増刊】ご婚約から60年 美智子さまその輝きは時代を超えて――2018年12月25日(火)発売特別定価 500円(税込)
2018年12月28日藤原美智子がNHK文化センター青山教室に登場2019年1月26日(土)、NHK文化センター青山教室において、1日講座『LIFE IS BEAUTY 美しく幸せに生きるための逆算思考』が開催される。講師は、ヘア・メイクアップアーティストの藤原美智子が務める。美容だけでなくライフスタイル全般に関する知識が豊富な藤原が、大人の女性をさらに輝かせる「美・衣・食・住」のヒントを伝える。人生を軽やかに、美しくする工夫が満載だ。開場時間は10:00。開催時間は10:30から12:00まで。受講料は、NHKカルチャー会員が3,931円(税込み)、一般が4,611円(税込み)。2019年1月18日(金)まで、藤原への質問を受け付けている。講座終了後には、サイン会を実施予定。講座に関する問い合わせは、NHK文化センター青山教室(電話番号:03-3475-1151)まで。ライフスタイルデザイナーとしても活躍する藤原美智子藤原美智子は、ラ・ドンナを主宰し、メイクアップアーティスト、ライフスタイルデザイナーとして、幅広い分野で活躍。ライフスタイルブランド「MICHIKO.LIFE」のプロデューサーも務めている。『新しい口紅は寝る前に試す』、『美の宿るところ』など著書多数。Instagramのフォロワー数は33,000人以上を超える。(画像はNHKカルチャーより)【参考】※NHKカルチャー※藤原美智子 Instagram※ラ・ドンナ
2018年12月04日全国5大都市で開催された俳優・佐藤健の写真展「佐藤健写真展2019」が、11月10・11日にアメリカ・ロサンゼルスにて開催されることが8日、わかった。佐藤の写真展としては、初めての海外進出となる。今年、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、TBS系ドラマ『義母と娘のブルース』に出演、10月19日に主演映画『億男』が公開、11月23日には出演映画『ハード・コア』の公開が控えるなど、ドラマ・映画で幅広い活躍を続ける佐藤。そんな佐藤の20代最後を、3名の新進気鋭の若手カメラマンが撮りおろした「佐藤健 2019年カレンダー」と「佐藤健 in 半分、青い。」PHOTO BOOKの発売を記念して、東京・渋谷、名古屋、仙台、大阪、福岡の全国5大都市で「佐藤健写真展2019」が開催された。このたび、佐藤の魅力あふれる展示をそのままに、アメリカ・ロサンゼルスにて開催することが決定。さまざまな顔を見せた日本展と同じく、カレンダーに収まりきらなかった貴重なカットを含め約40点を展示、会場内には特大パネルも設置される予定となっている。「佐藤健写真展2019 in Los Angeles」は、さまざまな日本の魅力を紹介する総合イベント「JAPAN PARKLOS ANGELES」のメインコンテンツとして、2日間限定で開催される。なお、同写真展は、アメリカのみならず、今後アジアでの開催も視野に入れているという。
2018年11月08日《陛下の御譲位後は、陛下の御健康をお見守りしつつ、ご一緒に穏やかな日々を過ごしていかれればと願っています》10月20日、美智子さまが84歳の誕生日を迎えられた。毎年お誕生日ごとに発表されてきたお言葉。皇后として最後となるお言葉には、天皇陛下のご退位まで半年あまりとなった現在の心境が綴られていた。陛下のご退位後、来年5月からはご公務を離れ、お二人での安らぎの日々が始まる。美智子さまはすでに新生活への準備を始められていると語るのは宮内庁関係者。「高輪皇族邸での生活を経て、赤坂の東宮御所(改修後に仙洞御所に改称)へと、2度のお引っ越しもあります。空いた時間には私物の整理などをされています。また、お代替わり後は新天皇・新皇后より目立たないように配慮して、外出を減らされるご意向もあるそうです。そのため、今のうちに旧友との再会をしておきたいというお考えもおありのようです」11月末には私的に静岡県をお訪ねになり「ねむの木学園」の宮城まり子園長に再会する予定だ。もともとは7月にご訪問が予定されていた。西日本の豪雨被害に配慮し延期となっていたが、4カ月越しに宮城さんとの約束をかなえられるのだ。女官を通じて電話でご訪問を伝えられたという宮城さんが喜びを語る。「その瞬間『うれしい~!』と、受話器を握ったまま泣きだしてしまいました。退位までに残された少ない時間を、学園の子どもたちと私のために割いてくださるのです。子どもたちも一生、感謝し続けることでしょう」60年前、ご成婚の日に陛下は《どのような時にもお立場としての義務は最優先であり、私事はそれに次ぐもの》と美智子さまにおっしゃったという。美智子さまと交流のある元絵本編集者の末盛千枝子さんもこう語る。「全身全霊をもってお務めを果たされる天皇陛下。お若いころからのゆるぎないご覚悟に心を打たれ、皇后さまは24歳という若さで皇室に嫁がれたのです。それ以来60年間、天皇陛下と同じご覚悟を持って過ごされてきました。平成が終わろうとする今、それはすごいご決断だったと改めて感じます」美智子さまは、皇室に嫁がれてから現在までを振り返って《皇太子妃、皇后という立場を生きることは、私にとり決して易しいことではありませんでした》と綴られている。数々の困難がありながらも皇后としての“義務”を最優先に取り組まれたからこそ、ご公務を離れてからは穏やかな生活を、とお考えなのだろう。来年5月の陛下のご退位後、美智子さまが楽しみにされていることもお言葉の中にある。《手つかずになっていた本を、これから一冊ずつ時間をかけ読めるのではないかと楽しみにしています。読み出すとつい夢中になるため、これまでできるだけ遠ざけていた探偵小説も、もう安心して手許に置けます》前出の末盛さんが、本に関するエピソードを明かす。「本を読まずに積んでおく“積ん読”をよくしていますねなどと、談笑させていただいたことがありました」お言葉では述べられなかったが、美智子さまが音楽に造詣が深く、ピアノ演奏も得意でいらっしゃるのは有名なことだ。美智子さまを長年取材してきたメディアプロデューサーの渡邉満子さんはこう語る。「4月、皇后さまは陛下とご一緒に鈴木鎮一さんの生誕120周年記念コンサートを鑑賞されました。実はその数日前、お忍びで1度目のリハーサルにお出かけになり、子どもたちの伴奏までなさったのです。来年以降も音楽を通じてのご交流も楽しみにされていると思います。また皇后さまは若いころ、将来は本屋さんか、お花屋さんになりたいというお気持ちを持っていらっしゃったそうです。赤坂御用地でのガーデニングにも、今から胸を躍らせていらっしゃると思います」ご退位後、そして皇太子妃のころの思い出がつまった赤坂御用地に戻られてからも――。美智子さまは天皇陛下とご一緒に、笑顔で過ごされることだろう。
2018年10月26日10月20日、美智子さまが84歳の誕生日を迎えられた。今回のお誕生日は、美智子さまがご自身の文章でお考えを発表される最後の機会と思われるため注目が集まっていた。そのお言葉には、天皇陛下のご退位まで半年あまりとなった現在のご心境が綴られていた。ただ、今回のお言葉の形式に違和感を覚えたと語るのはベテランの皇室ジャーナリスト。「例年は、ご家族や親交のある方々に感謝やエールを述べられるのですが、今年はそれがありませんでした。これまでとは雰囲気が異なる文章です。中でも《また赤坂の広い庭のどこかによい土地を見つけ、マクワウリを作ってみたいと思っています》という一文で始まるお話が、かなり異質なように思えたのです」それは次のように続く。《こちらの御所に移居してすぐ、陛下の御田の近くに一畳にも満たない広さの畠があり、そこにマクワウリが幾つかなっているのを見、大層懐かしく思いました。頂いてもよろしいかと陛下に伺うと、大変に真面目なお顔で、これはいけない、神様に差し上げるものだからと仰せで、6月の大祓の日に用いられることを教えてくださいました。大変な瓜田に踏み入るところでした。それ以来、いつかあの懐かしいマクワウリを自分でも作ってみたいと思っていました》さらに「大変な瓜田に踏み入るところでした」という部分については、丁寧にこのような注釈もつけられている。《広く知られている言い習わしに「瓜田に履を納れず」(瓜畑で靴を履き直すと瓜を盗むのかと疑われるのですべきでないとの意から、疑念を招くような行為は避けるようにとの戒め)がある》皇室ジャーナリストは慎重に続ける。「『疑念を招くような行為は避けるように』といった文言はあまりに意味深です。美智子さまは、ご自身の意図が誤解されないようにと細心の注意を払い、何度もお言葉を推敲されます。注釈についても、美智子さまの要望で入れられ、チェックされているはずなのです。バラやユウスゲなど、多くの花々を栽培されてきた美智子さまが、なぜ20年以上も前のマクワウリの話をあえて持ち出されたのか。マクワウリそのものよりも“言い習わし”のほうをお伝えしたかったのではないかと思いました」この挿話と注釈については、さまざまな解釈が試みられている。森友・加計問題など、数々の疑惑を追及された安倍政権への皮肉ではないかと指摘する声もあった。だが前出の皇室ジャーナリストは次のように語る。「いつも美智子さまはお誕生日のお言葉に、ご家族への思いを込められてきました。とりわけ眞子さまのご結婚問題にゆれる秋篠宮家のことは心配でならないはずです。美智子さまはマクワウリの挿話によって、小室圭さんの件をどう乗り越えるべきか示唆されたのではないでしょうか」美智子さまはこれまで一貫して“小室さん問題”には一切言及してこなかった。それにもかかわらず美智子さまのご発言とされる文言が繰り返し報じられたため、5月には宮内庁が「これまで両陛下は共に首尾一貫このことに関し一切発言を慎まれてこられました」と異例の発表を行った。前出の皇室ジャーナリストはこう語る。「今回のお誕生日は、美智子さまがご自身の文章でお考えを発表される、最後の機会だと思われます。秋篠宮家は、両陛下が貫かれてきた“お立場としての義務を最優先する姿勢”を、本当に受け継いでくれるのか――。小室さん問題により、美智子さまは危機感を抱かれたのではないでしょうか」小室家の借金トラブル発覚は、秋篠宮家に対する国民の見方も一変させた。「皇族やそれに連なるものは、その立場を自覚し、公明正大であるべきというのが美智子さまのお考えです。秋篠宮家も小室家も、国民に疑われるような行動があってはならない――。そんな戒めを込めて、マクワウリの挿話を書かれたのではないでしょうか」美智子さまは“赤坂の広い庭のどこか”にマクワウリを植えたいと綴られた。その記述には“赤坂御用地に住む眞子さま、秋篠宮家にこそわかってほしい”そのような“訓戒”がこめられているに違いない――。
2018年10月25日天皇陛下の執刀医・天野篤さん(順天堂大学医学部附属順天堂医院院長・63)が本誌に独占告白!陛下の泰然たるご様子と美智子さまの「献身」……。6年前の心臓手術の“舞台裏”がいま明かされる。2012年2月18日。東京大学医学部附属病院・入院棟14階の特別室をあとにした陛下は、美智子さま、黒田清子さんに見送られるようにして、午後9時24分、手術室にお入りになった。手術を担当したのは東京大学と、順天堂大学の合同チーム。執刀にあたったのは当時、すでに6,000例もの心臓手術を手がけ「神の手」と称されていた心臓血管外科医、順天堂大学医学部教授(当時)の天野さんだ。午後11時1分。天野さんの握るメスが陛下の胸に当てられる。歴史上初めての天皇の心臓手術、冠動脈バイパス手術が始まった。あれから6年――。手術前日、天皇皇后両陛下に直接、お会いして手術の説明をしたとき、経験したことのない緊張に包まれたと天野さんは明かす。「たった30分の説明が、3時間に感じられました。全身の水分が、全部背中から流れ出たみたいな感じ。普通だったら映像の中にいる人。会いたくたって会えない人。そういう人と、同じ空気のなかに、僕なんかがいていいのかなと。もう、それぐらい圧倒的に神々しい。オーラが違いました」説明をお受けになる両陛下のご様子を、天野さんは述懐する。「天皇陛下は泰然となさっておいででした。医療に対する信頼がおありだったんだと思います。手術のことも、最初からすべて受け入れてくださっていた。『何かご質問はありますか?』とうかがっても『お任せしてありますから』と」一方、陛下のお体をとても心配なさっていた美智子さまからは、「矢継ぎ早に多くのご質問を受けました」と天野さん。「皇后陛下はご質問をされるたび、必ず『そうでございましょう』と天皇陛下にご同意をお求めになっていました。それに対して陛下は『うん、そうね、そうね』と」天野さんは、お二人の深い絆が見えるようだったと語る。「天皇陛下がお生まれになってから、日本はずっと戦争のただ中でしたよね。そして、皇后陛下に出会うまでに、いろいろご苦労があったわけじゃないですか。皇后陛下のなかには『私がもっと早く出会い、少しでもその辛苦をご一緒に背負って差し上げられていたら』というお気持ちが強くあったと思う。その強い思いを、天皇陛下もきちんと受け止めていらっしゃって。だから、皇后陛下のおっしゃることは基本的にすべて肯定される。あのお二人は、まさしく一心同体、そう感じました」こうして迎えた2月18日。3時間56分に及んだ手術は、無事に終わった。手術が終わって1時間ほどで天皇陛下は麻酔からお目覚めになった。そして、美智子さま、清子さんのお見舞いを受ける。「術後のご面会で、天皇陛下は左手を皇后陛下、右手を清子さんにさすってもらいながら『気持ちいい』とつぶやかれていました。おそらく術後の痛みだってあったはずです。それなのに、決してお辛いところをお見せにはならない。手術前、偉ぶることなく全員にお声をかける陛下にも感動しましたが、ご自身の威厳をしっかりと保つお姿は、とても神々しく思えました」――半年後の’12年夏。両陛下は天野さんを食事会に招かれた。吹上御所の応接間の窓からは、満開のキスゲの花が見えたという。「皇后陛下が『奇麗でしょう、いまがいちばんの見ごろなんです』と説明してくださいました。天皇陛下は、キスゲの隣にあった大きな木をお示しになって『悠仁がカブトムシをよく捕りにくるんです』と。そのお顔からは、お孫さんのことが可愛くて仕方ないというお気持ちがにじみ出ているようでした」そのとき、御所で供されたのは松花堂弁当。その中にカツオの刺身が入っているのを見て、天野さんは驚きを隠せなかった。じつは手術後、天野さんは天皇陛下に、「ご回復のためにも食事できちんと栄養を取るよう心がけてください。タンパク質を取るには、これからの季節、カツオがおいしくて、よろしいと思います」と、進言していたのだ。美智子さまはにっこりほほ笑んで、天野さんにこうおっしゃった。「先生もお好きだとお話しされていたので、カツオをご用意しておきました」天野さんは美智子さまのお心遣いに「感じ入った」という。「ほかに注意点として『ケガに気をつけてください』と申し上げました。ケガをすると体力も落ち、生活の質も下がりますから。手術後、公務に復帰された両陛下が、腕を組む場面が増えたように感じませんか。ちょっとした階段などでも、皇后陛下は必ず、天皇陛下を支えられている。もしかしたら、僕の助言を皇后陛下がお聞き入れくださったのではないかと思います。内助の功の素晴らしさを拝見した気がしました」来年4月30日、天皇陛下はお元気なまま、ご退位の日を迎えられるに違いない。「200年ぶりといわれる歴史的な生前退位に、ほんのわずかでも関われたことはとても誇らしく、僕にとっては勲章のようなものです」
2018年10月19日「悪天候が心配されるなか、ようやく愛媛県・広島県の被災地を訪問された天皇陛下と美智子さまでしたが、そのお顔には深い疲労がにじみ出ていました」そう語るのは宮内庁関係者。7月初旬に甚大な被害を引き起こした西日本豪雨。両陛下はお見舞いのため、2日間で3県を回られる予定だったが、3度も日程が延期された。皇室担当記者は言う。「当初、両陛下は9月13日に広島県と岡山県の被災地を訪問される予定だったのですが、天候不良で14日に延期されました。14日も天候がすぐれず、なんとか岡山県には足を運ばれましたが、広島県へは、20日に予定されていた愛媛県ご訪問と同日に行う方向で再調整されたのです。それは数時間のうちに3度も自衛隊のヘリコプターに搭乗される強行スケジュールでした」ところが予備日だった20日も天候に恵まれず、21日に延期……。「延期のたびに宮内庁の説明も二転三転して、パニックになっているようでした。このような混乱は、平成の行幸啓で初めてではないかと思います」(皇室ジャーナリスト)被災地ご訪問が延期の連続となったのはなぜなのか。前出の皇室担当記者はこう語る。「両陛下は、被災地にお泊りになったり、交通規制が必要となるお車での移動をなさったりすれば、地元の自治体や警察などに多大な負担をかけると心配されたのです。そういった負担を最小限にするため、ヘリを使って移動時間を短縮した日帰り訪問となりました」ただ、ヘリの飛行は天候に影響されやすい。結果的には秋雨前線が日本列島にかかる時季だったことが、大きなネックになってしまった。9月6日には北海道胆振東部地震も発生した。国民の苦難に心を痛め、被災者に寄り添い続けてきた両陛下。しかし平成最後の1年に、記録的な大災害が頻発することに――。皇室ジャーナリストの渡邉みどりさんも両陛下の体調を気遣う。「80歳を過ぎたおふたりにとっては、長距離の移動だけでも大変お疲れになるものなのです。さらに予定変更や延期は無意識でもストレスになります。今年の7月には陛下が脳貧血でお倒れになっています。それでも万が一、新たな災害が発生したならば、どんなにお忙しくても両陛下は被災地に向かわれるはずです。負担も大きいヘリ移動などがこれ以上続けば、陛下、そして美智子さまもお倒れになってしまわないかと心配しています」被災地激励には、美智子さまの知られざる“苦悶”が隠されていたのだ。
2018年09月27日山下健二郎さん、佐藤大樹さんとともに「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ最新作『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』で主演を務める佐藤寛太さんが語る、映画の魅力と“一歩踏み出した経験”とは?僕が演じるテッツという役は、思ったことをすぐに口走っちゃう真っすぐな性格。特に、愛情からくる言葉をすぐに口に出しちゃうヤツなんです。今回、いちばん印象に残っているシーンは、「働くって、こういうことだよな」ということを話す場面。テッツとしても、佐藤寛太としてもすごく腑に落ちることが多かった大事なセリフだったと思っています。僕ら、この役をもう4年近くやってきているんですが、毎回、健二郎さんが僕らが居やすい雰囲気をつくってくれて、僕らのことを大切にしてくれるんです。健二郎さんのそういうところをすごく尊敬していて、もし自分に後輩ができたら、先輩としてこんなふうに接してあげたいな、と思っています。今まで、勇気を出して一歩を踏み出した経験といったら、なんといっても劇団EXILEに入るきっかけとなったオーディション。自分でやりたいと思ってやった初めてのことでした。今はどんな役をやりたい、というよりもまず自分を磨きたいです。さとう・かんた1996年6月16日生まれ、福岡県出身。「劇団EXILE」メンバー。今後公開の出演映画に『走れ!T校バスケット部』『jam』『家族のはなし』『今日も嫌がらせ弁当』が控えている。シャツ¥96,000カットソー¥18,000スニーカー¥55,000(以上YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム)サスペンダーパンツ¥38,000(nude:masahiko maruyama/NUDE)ネックレス¥48,000(nobu Ikeguchi TEL:03・6438・9036)『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』シリーズNo.1の愛されトリオ、D=ダン(山下健二郎)、T=テッツ(佐藤寛太)、C=チハル(佐藤大樹)の3人がバイクで旅へ。スカッと笑えてホロッと泣ける純情ムービー。9月28日(金)より、3週間限定公開!※『anan』2018年9月26日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・中瀬拓外ヘア&メイク・鵜飼雄輔(TRON)取材、文・菅野綾子古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月24日「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ最新作『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』にて、山下健二郎さん、佐藤寛太さんとともに主演を務める佐藤大樹さんに、映画の魅力と“一歩踏み出した経験”についてお聞きしました。今回のHiGH&LOWは、今までと違って、一人一人のキャラクターにスポットが当たる映画になっているんです。だから、3人それぞれの人となりを知ってもらって、かわいい部分とか、憎めない部分をたくさん見つけてもらえるんじゃないかな、と思っています。たとえば、僕が演じるチハルは、今回、旅先で出会った若女将のマリさんに本気で恋をしてしまう。マリさんが抱えている悩みを応援する側にまわろうと決めて、最終的に彼女を幸せにするためにはどうしたらよいかというのを考え、必死に力を振り絞って助けてあげるという役柄です。僕自身が今まで力を振り絞って一歩を踏み出したことといえば、オーディションかな。EXILEを見てダンスを始めたので、HIROさんに目に留めてもらえるチャンスがあるならヘタこいてもいいから受けてみようと思いましたね。今の目標は、ドラマなどで主演を張ること。自分しかできないようなクセのある役をやってみたいと思っています。さとう・たいき1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。「EXILE」パフォーマー。2017年1月より「FANTASTICS」としても活動を開始。おもな映画出演作に『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』などがある。ニット¥50,000(YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム)シャツ¥21,000(bajra./バジュラ TEL:03・3464・4701)パンツ¥30,000(elephant TRIBAL fabrics TEL:03・5329・0705)ブーツ¥26,000(Dr.Martens/ドクターマーチン・エアウエア ジャパン TEL:03・5428・4981)ウォレットチェーン¥85,000(JAM HOME MADE/JAM HOME MADE 東京店 TEL:03・3478・7113)『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』シリーズNo.1の愛されトリオ、D=ダン(山下健二郎)、T=テッツ(佐藤寛太)、C=チハル(佐藤大樹)の3人がバイクで旅へ。スカッと笑えてホロッと泣ける純情ムービー。9月28日(金)より、3週間限定公開!※『anan』2018年9月26日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・中瀬拓外ヘア&メイク・大木利保取材、文・菅野綾子古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月23日女優の篠原涼子が主演を務める映画『今日も嫌がらせ弁当』(2019年初夏公開)に佐藤隆太、松井玲奈、佐藤寛太が出演することが8日、明らかになった。同作は、反抗期のと母のバトルを綴った実話エッセイ『今日も嫌がらせ弁当』を映画化。映画オリジナルの物語で脚色されたストーリーとなる。八丈島に住むシングルマザー・かおり(篠原)が、反抗期が来た高校生の娘・双葉(芳根京子)に、キャラ弁を仕掛けていく。塚本連平が脚本・監督を務めた。佐藤隆太が演じるのは、東京に住むシングルファーザーの岡野信介。妻に先立たれ幼稚園になる息子を男手ひとつで育てる信介は、かおりのお弁当ブログの読者という役どころだ。松井は、かおりの娘で双葉の姉・若葉を演じ、母と妹の壮絶バトルの間で2人の橋渡しをしていく。佐藤寛太は双葉の幼馴染で八丈太鼓が大好きな天然ボーイ・山下達雄を演じ、双葉との恋の行方も見所となる。○佐藤隆太コメント母娘のやりとりがとにかく可愛らしくて、可笑しくて……そのなんとも言えない愛らしさに、最後はウルっときてしまいました。そしてやはり、自分が学生の頃に母が毎日朝早くから作ってくれていたお弁当を思い 出しました。今では自分も父親になり、どちらかと言うと作る立場なので、ちょっと不思議な感覚もあって。渡す側の愛情と、受け取る側のちょっとした照れ、そしてワンテンポ遅れて伝わる感謝の気持ち。そんなお弁当を使ったキャッチボールの、どちら側の立場の方にも……それが現在進行形の方も、懐かしい思い出となっている方も共感して楽しんで頂ける作品になると思います!!○松井玲奈コメント私は春先に八丈島でクランクインしました。私が演じた若葉は、母と妹がやりあう中、一種のムードメーカーとして明るく楽しく演じさせていただきました。篠原さんの娘役ということで、撮影前はどんな親子関係を作れるだろうかと少し不安もありましたが、一緒にお弁当を食べるシーンでご飯粒やのりを付けながら笑いあっていたら、いつのまにか本当の親子のような気持ちになれていたような気がします。妹である芳根京子ちゃんとのシーンでは、監督から「姉妹に見えた」と言ってもらえて、ホッと安心もしました。物語が自分と重なるところもあり、多くの人に共感してもらえる作品になっていると思います。○佐藤寛太コメント今作で、山下達雄役を務めさせていただきました佐藤寛太です。僕のシーンの撮影は全編八丈島で行わせていただきました。春の島風に吹かれ、天候にも恵まれ達雄というどこまでも真っ直ぐなキャラクターを演じさせていただくにあたり、これ以上無いという環境で塚本監督のもとノビノビとやらせていただきま した。劇中で叩いている八丈太鼓は地元の太鼓チーム’よされ会’に撮影期間中毎日通い直接ご指導していただき、太鼓を通じて地元の方と繋がることができたのもとても思い出深いです。是非劇場でご覧ください!(C)映画「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会
2018年07月08日ライザップの3か月ダイエットに挑戦し、美しく痩せたと話題の佐藤仁美さん。12.2kgの減量に成功したプロセスから、佐藤さんの人柄に合わせたプログラム内容、厳しいダイエット中のモチベーションのあり方まで、その舞台裏を伺いました。「痩せただけで、こんなに反響があるなんてびっくり。中身は全然変わってないんですけどね(笑)」10代からドラマや映画で活躍する実力派女優でありながら、お酒とオカマバーが大好きと公言するなどオープンなキャラで愛される佐藤仁美さん。昨年放送の朝ドラ『ひよっこ』では、ふくよかな姿で親しみあふれる“高ちゃん”を好演していただけに、美しく痩せた姿で登場した時には驚いた。「25歳頃から太りはじめ、30代でお腹まわりの脂肪が増加。衣装のウエストはゴムになり、体重は過去最大の61.6kgに。ダイエットを決めたのはそんな時。週2~3回の筋トレや有酸素運動と低糖質の食事を3か月続けました」運動経験ゼロだった佐藤さん、苦労したのは意外にも食事面だ。「低糖質の食事をと言われても、最初は食べちゃダメなものがわからなくて。まさか根菜や、みりん、料理酒の調味料もダメだとは。お米はあまり好きじゃなかったから助かったけど、大好きなパンが食べられないのは辛かったですね」大好物のお酒を断つのも、さぞ大変だったろうと思いきや…。「食事制限に加えてお酒もダメだなんて耐えられなくて、実はこっそり飲んでたんです(笑)。でも体重が停滞してきて、カミングアウトしました。そうしたら、私の場合はストレスが一番痩せにくいというトレーナーの意見で、週2~3回ならお酒を飲んでいいことに。糖質の少ないハイボールとウォッカでストレス発散していました」1か月半後には自然と早寝早起きや散歩をするようになるなど、意識の変化も生まれてきた。「1回は逃げてもいいと思ってたけど、結局最後までくじけなかったですね。トレーナーが親身になって、私に適した指導をしてくれたおかげでもあります。結果、体重も49.4kgまで落とせました。今は、この痩せた私にどんな役がもらえるのか、楽しみなんです」さとう・ひとみ1979年10月10日生まれ。’95年、ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、同年女優デビュー。スリムになり現在ドラマ、バラエティ、舞台で注目を集めている。ブラレット¥6,800(CALVIN KLEIN UNDERWEAR/カルバン・クライン カスタマーサービス TEL:0120・657・889)スカートはスタイリスト私物※『anan』2018年6月13日号より。写真・中村和孝(まきうらオフィス)スタイリスト・西脇智代ヘア&メイク・藤田響子インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2018年06月06日藤原美智子がオススメする日やけ止めクリーム2018年5月26日、ヘア・メイクアップアーティストの藤原美智子はInstagramの中で、オススメのボディ用日やけ止めクリームを紹介。「こんな商品があると便利かも」という目線で3つのアイテムをピックアップしている。1つ目は、チャントアチャームの「UVフェイス&ボディプロテクター」。石鹸でも落とすことができ、赤ちゃんとママが一緒に使うことができる。やさしい感触が特長。販売価格は2,800円(税抜き)。2つ目は、HACCIの「ボディクリーム Leg UV」。塗るだけで、むくみ防止効果があり、すっきりしたレッグラインへと導く。パールとラメが光を操り、引き締まった印象に。販売価格は6,804円(税込み)。3つ目は、米肌の「澄肌日やけ止めジェル」。みずみずしい使用感で、体全体に塗りやすい。洗顔料でも落とすことができる。販売価格は2,800円(税抜き)。藤原美智子のプロフィール藤原美智子は、ヘア・メイクアップアーティスト、ライフスタイルデザイナー、MICHIKO.LIFEプロデューサーなど様々な肩書きをもつ。美容だけでなく、ライフスタイルも注目を集め、雑誌や講演、テレビなど幅広い分野で活躍。Instagramのフォロワー数は3万人を超える。(画像は藤原美智子 Instagramより)【参考】※藤原美智子 Instagram※ラドンナ※チャントアチャーム※HACCI※米肌
2018年06月04日雅子さまは5月13日、皇太子さまや愛子さまとともに皇居を訪問された。ご一家は両陛下と、皇居にある紅葉山御養蚕所を訪問し、美智子さまから直接、作業や施設について説明を受けられたという。 5月10日の宮内記者たちへの定例会見で、お代替わり後に、皇居内での養蚕は「美智子さまから雅子さまが引き継がれる」と明らかにされた。皇室ジャーナリストの渡辺みどりさんはこう評価する。 「雅子さまが自ら継承を申し出られたところに、揺るぎのない“新皇后となられるご自覚”を感じます」 歴代の皇后の手による養蚕は、「日本書紀」にも記述があるほど長い歴史を持つ。1871年に“皇后の仕事”として復活後は、美智子さままで4代、147年にわたって引き継がれてきた。 「すでに国の基幹産業ではなくなった養蚕が、皇后の神事として平成の現在まで継承されているのは、美智子さまの強い思いがあるからです」(皇室担当記者) 愛子さまと悠仁さまのご誕生に際しては、自らお育てになった蚕「小石丸」の絹糸で産着をお仕立てになり、贈られた。また、眞子さまが小学3年生のときには、養蚕についての長い手紙を贈られた。美智子さまは、次世代の皇室にも養蚕を継承してほしいと思われていたはずだ。しかし、次の皇后であり継承者となられるべき雅子さまには、なかなかそのお気持ちをお伝えになることができなかった。 「美智子さまは大きなジレンマがありました。雅子さまに継承してほしいお気持ちと、療養中の雅子さまに無理をさせたくないお気持ちの間で、ずっとお悩みになっていたのです。雅子さまは、そのお気持ちをお察しになって、今年が最後となる美智子さまの養蚕、そしてお代替わりまで1年というタイミングで一念発起、継承を直訴されたのです」(前出・皇室担当記者) 側近を介しての正式な伝達は4月末だったが、雅子さまは美智子さまに、前もって継承の意志をお伝えしていたのでは、と宮内庁関係者は話す。 「その機会があったのは、4月10日、両陛下の結婚記念日の夕食会です。これまでのお気づかいに『ご恩返しを』と考えられ、雅子さまが申し出られたのでしょう。美智子さまは、『無理をせず、できる範囲でいいから』と、雅子さまの背中をやさしく押されたに違いありません」 美智子さまが養蚕に取り組まれるお姿を、じかにご覧になった雅子さま。 「雅子さまが御養蚕所を訪問された5月13日は、母の日でもありました。皇太子ご一家の、美智子さまへ温かなご配慮が感じられます」(前出・皇室担当記者) ずっと願われていた、雅子さまとご一緒の養蚕。美智子さまにとって、なによりの「母の日」のプレゼントになったにちがいない。
2018年05月18日御所で育てられたバラ「プリンセス・ミチコ」の花束を抱かれた美智子さま。その手を引き、エスコートされた天皇陛下。5月5日、天皇皇后両陛下は、例年と同様に東京ローンテニスクラブを訪問された。 「出会いは軽井沢のテニスコートですが、その後、両陛下はご成婚前に、このコートで何度かプレイされています。お若い頃に通われた東京ローンテニスクラブは、いわば“愛を育んだテニスコート”なのです」(皇室担当記者) この日、クラブで両陛下をお迎えしたメンバーの1人、天皇陛下の学習院時代の後輩で、長年のテニス仲間である織田和雄さん(82)はこう語る。 「当日はおふたりとも、とても明るい笑顔で、メンバーと一緒に記念撮影された後、ご歓談を楽しまれていました。お土産に、白あんと味噌の『ちまき』を持ってきてくださいました」 実はこのちまきは、両陛下の思い出の品なのだと織田さんは明かす。 「ちょうど60年前、’58年の5月4日に、陛下と仲間が集ってテニスをしたのですが、美智子さまも招かれてミックスダブルスをされました。陛下と美智子さまは、前の年の8月に軽井沢で出会われたばかりでした。おそらく陛下のお気持ちをくんで、友人の1人がお誘いしたのだと思います。その日、端午の節句にちなんで陛下が持ってこられたお土産が、ちまきだったのです。以来両陛下は、5月にテニスをなさる際に、ちまきをお土産に持ってこられます」 ちまきは両陛下にとって、旧友との親睦の証であると同時に、ご成婚前の淡い記憶を呼び起こすものかもしれない。 「今回は、テニスはなさいませんでしたが、これからもお声がけいただければ、いつでも一緒にプレイさせていただきます」(前出・織田さん) お代替わり後も両陛下はこのテニスコートで、60年前と変わらぬ仲むつまじいお姿を見せてくださることだろう。
2018年05月18日料理の腕が瞬時に上がる。かけるだけでご馳走! な調味料。最小限の材料でひと工夫あり、が決め手に。いつもの料理に加えるだけで味のバリエーションがぐっと広がる「ちょい足し調味料」は、「味噌や醤油などベーシックな調味料に、プラスαがあるものを選ぶと失敗しません」と、『FOOD&COMPANY』のスタッフ・佐藤美智子さん。「良質な材料にこだわってシンプルに作られたものがおすすめ。食材の味を邪魔しないので、さまざまな料理に応用がききます」ごはんに合う食材を中心に全国のおいしいものを提案する『AKOMEYA TOKYO』の食品バイヤー・有坂兼司さんは、「商品が生まれたきっかけなど、背景の物語にも注目を。よりおいしく感じられるし、使い方のヒントが見つかることも多いです」さっそくお二人オススメの調味料と、その調味料を使ったアレンジレシピをご紹介します!ごぼう味噌(津乃吉)うまみ食材たっぷりの味噌は、ありそうでなかった万能調味料。米味噌にごぼうとしめじ、丹波黒鶏のスープを贅沢に使った、うまみいっぱいのおかず味噌。「白だしとお湯で即席の味噌汁になり、忙しいときに重宝」(佐藤さん)。もちろんそのままごはんにのせても。「飲んべえのスタッフの間ではお酒のアテとしても人気」140g ¥589(FOOD&COMPANY TEL:03・6303・4216)かつお節などを混ぜた「かつお味噌」も評判。【アレンジレシピ:たまごかけごはん】熱々ごはんに卵と一緒にのせ、味噌卵かけごはんに。甘めの味噌と卵がよく合い、そこにごぼうやしめじの食感&風味が加わって、シンプルな卵かけごはんがごちそうに!のせのせバターしょうゆ(IZA)バター+醤油+にんにく。炭水化物に合う禁断の調味料。「バターと醤油は不動のマリアージュですが、そこににんにくと玉ねぎも加わり、より魅惑的な味わいに」(有坂さん)。ごはんに混ぜれば即席ガーリックライスの出来上がり。「パスタやラーメンなどに途中で加えて、“味変え”するのにもぴったりです」開店以来のベストセラーは、まとめ買いしていく女性も多い。100g ¥475(AKOMEYA TOKYO TEL:03・6758・0270)【アレンジレシピ:きのこソテー】炭水化物だけでなく、「炒めた野菜やきのこに絡めてもおいしい。味がしっかりしているので、淡泊な食材だけでなく、焼いた肉などにもよく合います」(有坂さん)。紀州 梅昆布茶(JA紀南)昔ながらの飲み物が、新たな調味料として大活躍。本来はお湯で溶いて飲むものだけれど、ごはんのおともや調味料として最近人気なのがこちら。「昆布のうまみで梅干しの酸が和らぎ、使いやすい。魚のフライに添えたり、そうめんのつゆに加えても。個人的には納豆に入れて食べるのが好きです」(有坂さん)紀州産の完熟南高梅の梅肉をベースに、利尻産の昆布をたっぷりとプラス。200g ¥1,051(AKOMEYA TOKYO)【アレンジレシピ:きゅうりとささみの梅和え】梅干しと昆布のコンビは、淡泊な肉や野菜と好相性。麺棒で叩いたきゅうりを、さっとゆでた鶏ささみと梅昆布茶とともにポリ袋に入れてシェイク。副菜にぴったりの一品に。佐藤美智子さんオーガニック食材を主に扱う『FOOD&COMPANY』スタッフ。作り手へのインタビューから学んだ商品のアレンジレシピをこっそり教えてくれることも。有坂兼司さん『AKOMEYA TOKYO』食品バイヤー。おいしいものを求め全国を行脚。最近の注目は、「燻製醤油や燻製塩。今年は“燻製”がキーワードです」。※『anan』2018年3月21日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)料理作製、スタイリング・梅澤由佳取材、文・新田草子(by anan編集部)
2018年03月20日暮らしがどんなに進化しても、生活の基本である「食」は大切にしたいもの。そこで、ひと匙たらすだけでおいしさがアップする最新の調味料&アレンジを、話題のフードセレクトショップの方々が伝授。手間をかけずにおいしいものを、が今の気分です。教えてくれたのは、『FOOD&COMPANY』のスタッフ・佐藤美智子さんと『AKOMEYA TOKYO』の食品バイヤー・有坂兼司さんです。七味ガラム・マサラ(根元 八幡屋礒五郎)“ちょいかけ”で、いつものおかずがエキゾティックな一皿に。七味唐辛子にクミンやコリアンダーなどをミックス。「日本の伝統的な焙煎技術を生かして作られていて、辛みも香りも秀逸。カレーの辛さアップのほか、唐揚げなどに振るのもおすすめ。ナッツにまぶせばエスニックなおつまみが簡単に作れます」(有坂さん)長野で280年以上続く、老舗の七味唐辛子メーカーの商品。他にびん入りもあり。8g ¥300(AKOMEYA TOKYO)【アレンジレシピ:じゃがいもそぼろ煮】唐辛子ベースなので、和のおかずにも足しやすい。みりんと醤油で味付けした定番のじゃがいものそぼろ煮も、仕上げにこれを加えれば、なんちゃってキーマカレーに変身。LOVEパクチーSAUCE ナチュラル(JOHN’S OFFICE)新登場のエスニックソースで、人気のパクチーをよりおいしく。空前のブームを超え、すっかり市民権を得たパクチー。そのパクチーに合うソースは、「他の料理にも活躍度大。マヨネーズを加えてディップにして野菜に添えたり、汁物に加えても。トムヤムクンのような風味ですが、唐辛子は控えめで汎用性が高いです」(有坂さん)。レモングラスやしょうが、にんにくの風味が効いた、エスニックソース。250g ¥1,300(AKOMEYA TOKYO)【アレンジレシピ:ツナパクチーサラダ】ずばり、パクチーを和えて。食材をプラスするなら、ツナなど淡泊な味わいのものが向く。そうめんにかけてパクチーをのせたり、蒸した白身魚&パクチーに添えても。ヤミー・ザ・パクチー・ソイソース(TAMARIBA)パクチー入りの話題の調味料。餃子が止まらなくなる一本。こちらはパクチーそのものが入った調味料。「店舗では取り扱いがないのですが、個人的に好きな調味料として推薦します」と、佐藤さん。「醤油とパクチーにごま油と酢、にんにく入り。お豆腐にかけるだけでもおいしいですが、やはり餃子にたっぷり、が一番です」ポップなパッケージと裏腹に製造元は愛媛県の老舗醤油醸造所。120ml ¥680【アレンジレシピ:餃子】ごま油入りで、中華なひと皿とは相性抜群。鉄板の組み合わせである餃子は、焼き餃子でも水餃子でも。和食にもよく合い、豆腐や刺し身にかけるだけでいつもと違うおいしさに。ごまスコ(山田製油)ごまと酢と辛みの三重奏がたまらない、和製タバスコ。「あらゆる料理の辛みスパイスとして大活躍です」と佐藤さんがいち押しするのがこちら。「ごま&酢&胡椒(唐辛子)でごまスコ。タバスコ代わりにはもちろん、わさびやからしの代わりにも。ごまのコクと上品な辛みが加わり、少量でも贅沢な味わいになりますよ」昔ながらの製法でごま油を作り続ける、京都のごま油メーカーが開発。60g ¥470(FOOD&COMPANY)【アレンジレシピ:ラーメン】「酸っぱ辛い酸辣湯麺が食べたくなったときは、普通のラーメンにこれを数滴足します」と、佐藤さん。「さっぱり味の鍋のシメを麺で、というときにもいいアクセントに」佐藤美智子さんオーガニック食材を主に扱う『FOOD&COMPANY』スタッフ。作り手へのインタビューから学んだ商品のアレンジレシピをこっそり教えてくれることも。有坂兼司さん『AKOMEYA TOKYO』食品バイヤー。おいしいものを求め全国を行脚。最近の注目は、「燻製醤油や燻製塩。今年は“燻製”がキーワードです」。※『anan』2018年3月21日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)料理作製、スタイリング・梅澤由佳取材、文・新田草子(by anan編集部)
2018年03月14日4月スタートの長澤まさみ主演新月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」。この度、本作に江口洋介、内村光良、吉瀬美智子の3人がゲスト出演することが明らかになった。本作は、脚本家・古沢良太が描き出す“コンゲーム”を題材にしたオリジナル作品。コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤さん)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が毎回様々業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる物語。■江口洋介、15年ぶりの月9出演!今回ゲスト出演が決定した3人が演じるのは、そんな詐欺のターゲット。まず第1話のゲストは、2003年放送の「東京ラブ・シネマ」以来、15年ぶりの月9出演となる江口洋介。本作では、私利私欲にまみれた悪徳公益財団「あかぼし」の会長・赤星栄介役で出演。表向きは慈善団体の高潔な紳士を装いながら、裏ではヤクザの黒幕として暗躍し、“日本のゴッドファーザー”とまで呼ばれる男だ。江口さんは、「“日本のゴッドファーザー”ということで役を作っていくうちに、このドラマの大きなテーマでもある、危険な香りのする“金と欲望の男”ができ上がりました。一度見始めたら止まらないジェットコースターのようなドラマで、“金と欲望”というテーマにしても、何歩も先を進んでいて、見てくれた人がどういう風に反応してくれるかが楽しみです」とコメント。これまでも共演経験のある長澤さんについては、「最初に会ったときは、すごく物静かな子だなと思いましたが、彼女がどんどん成長していく過程も見ていましたし、今回もとても楽しみにしていました。このドラマは彼女の持っているちょっと“飛んでる”部分がすごく出ていると思います」と話している。■内村光良、長澤まさみと「いい思い出を作ることが出来ました(笑)」また2話以降では、内村光良が出演。昨年の「紅白歌合戦」での司会も記憶に新しく、今回スペシャルドラマ「一瞬の風になれ」以来10年ぶりのフジテレビドラマ出演となる内村さんが演じるのは、自治体に町おこしプロジェクトを持ちかけ安く土地を購入しながら、業者と結託してはすぐに転売し、私腹を肥やす悪徳コンサルタント。内村さんは、「久々の悪役なんで、ちょっといつもの私と違う面を楽しんでいただければと思います。悪人が最後はやられちゃう爽快感があります」とアピールし、ドラマでは初の共演となる長澤さんについては「いい思い出を作ることが出来ました(笑)いっしょにお芝居ができて良かったです。もう最初から圧倒的なオーラと華のある人で、今回、間近で見られて良かったです(笑)瞬時の(芝居の)スイッチの入れ方が、やっぱりすごいなと。特にコメディーなので、早口でまくし立てるところとか大変だったと思うし、あのパワーの入れ方が、“おお、すげえな”と、改めて圧倒されました」と共演した感想を述べている。■吉瀬美智子、「“ドSキャラ”タイプの役は初めて」そして、吉瀬美智子も2話以降に登場。「オトナ女子」「セシルのもくろみ」などフジテレビの連続ドラマには欠かせない存在となり、4月スタートの「シグナル 長期未解決事件捜査班」にも出演が決定している吉瀬さんは、収賄、談合、地上げ…あらゆる手を使ってこの国の観光業界を牛耳ろうとするリゾート会社の女社長を演じる。吉瀬さんは、「こういったいわゆる“ドSキャラ”タイプの役は初めてで、振り切れる演技が出来るので、演じていても楽しかったです。今回は大胆に自分をさらけ出すというか、怒り狂ったりもしますし、躊躇せずに楽しく演じさせていただきました。衣装もかなり派手ですし、絶対に普段の私は着ないであろう柄のものをあえて選んで着てみました。いままでに見たことのないような作品になると思っています」とこれまでの吉瀬さんとはまた違った一面が見られそう。さらに、長澤さんについては、「本当に面白いお芝居をされる方でした。撮影の最初は、笑いそうになってしまいました(笑)それでいて素の感じはすごくかわいいし、とても雰囲気が良い方なので共演していてすごく楽しかったです」と印象を明かしている。「コンフィデンスマンJP」は4月9日(月)より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送(初回30分拡大スペシャル)。(cinemacafe.net)
2018年03月12日女優の羽田美智子(49)が9日、自身のブログを更新し、水中カメラマンの広部俊明氏(52)と昨年離婚していたことを発表した。羽田美智子羽田は、広部氏と連名で「私たちは、昨年中に離婚という道を選び、お互いに新しい人生をスタートすることになりました」と報告。「元々仲の良い友人同士であり、人生をともに歩めたことはかけがえのない時間でしたが、拠点の違う二人にとって家族としての時間を築くのは簡単なものではありませんでした」と説明した。続けて、「ただ、これからもお互い大切な友人であり続けることは変わらないと思います」とし、「たくさんのご祝辞をいただいてどこか申し訳ないような気持ちになりますが、それぞれの道を尊重して人生をリスタートさせた私たちを温かくお見守りいただけたら幸いに存じます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。2人は、2011年5月5日に結婚した。
2018年03月09日吉田鋼太郎の単発・連続ドラマ初主演「東京センチメンタル」が、「東京センチメンタルSP~御茶ノ水の恋~」として3月30日(金)に放送されることが決定。吉瀬美智子、「劇団EXILE」青柳翔らの参加も明らかになった。東京・下町の和菓子屋「くるりや」三代目・久留里卓三(吉田さん)は、バツ3独身56歳。惚れっぽく気ままな性格で、バイトのあかね(高畑充希)に日々叱られている。それでも出会いを求めて御茶ノ水の料理教室に通い出した卓三は、美貌の先生・秋本楓(吉瀬美智子)に心を打ち抜かれる。だが楓には不倫のトラウマが…。そして、独身のイケメン生徒・増田(青柳翔)と楓の間には微妙な雰囲気。波乱含みの三角関係、一体どうなる――!?本シリーズは、吉田さん演じるバツ3独身の恋多き和菓子職人・久留里卓三が、毎回異なるヒロインに想いを寄せ、街ぶらデート。美女と酒を飲み、旨い飯を食い、イケる!と思ったが、フラれる…というストーリー。2014年の年末特別ドラマとして「谷中の恋編、深川の恋編」からスタートし、2016年にはドラマ24枠でレギュラー化、さらに2017年1月にお正月スペシャルとして放送された。三角関係が繰り広げられるという今作。卓三が一目惚れする料理教室の美人講師・秋本楓役には、今回がテレビ東京ドラマ初出演となる吉瀬美智子、楓に想いを寄せる家業の花屋を営んでいる青年・増田慎之介役を『たたら侍』「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」の青柳翔が演じる。今回のゲストマドンナ、吉瀬さんについて吉田さんは「本当におきれいで、以前の共演から7年くらい経ったかな、お子さんも2人いらして、どう変わられたかなと思っていたら更に美しくなられていて、驚愕しました」と話し、役柄に本当にぴったりだったとコメント。また恋敵である青柳さんについては、「ライバルもなにも、何故明らかに一目見ただけで、敗けが確定するキャスティングをするのか、と思いましたね。もう少し俺寄りにしてくれよ、と(笑)真面目な話、お芝居を一緒にしていて、とても上手で楽しいですね。役柄をきちんとご自分のものになさって、役柄になりきっていらして、本当に絡んでいて楽しかったです」と印象を語っている。吉瀬さんは、「鋼太郎さんとは、前回の共演時と関係性が全く違うので、今回のほのぼのとした雰囲気が新鮮でしたね。前は拳銃で撃ちあって火花が散る感じで。違った形での再会になりましたが、とても嬉しかったです」と話し、今回の役柄については「三角関係も楓さんも本当に難しいですね。木の葉みたいにゆらゆら、ふわふわした感じが、自分とは真逆なタイプで、理解に苦しむところからのスタートでした。どっちつかずな感じが、白黒はっきりしたい自分の性格では理解ができなくて、初日に監督と相談しました。男女ともに、煮え切らない感じって、少し苦手かもしれません(笑)」と苦労した様子。また花屋役の青柳さんは、「お花屋さんは照れ臭いですね。花を持っていく、っていうのもかなり恥ずかしいです(笑)」と照れながら話し、「演じる役柄が少し特殊で、傍から見るとストーカーとも受け取られかねない危ういところがあり、逆にシチュエーション的には実際にあるんだろうな、と思えてリアルに感じました。やきもちを焼いたり、葛藤から感情を爆発させたりするところは、演じがいがありました。居酒屋のシーンで、緊張感のあるちょっと殺伐とした男たちの雰囲気も、自分的には見どころかと思います」とアピールしている。この3人だけでなく、もちろん安定の和菓子屋「くるりや」の看板娘・あかね演じる高畑充希、卓三の昔馴染み、柴田役片桐仁が脇を固める。「東京センチメンタルSP~御茶ノ水の恋~」は3月30日(金)深夜0時12分~テレビ東京にて放送(ほか未定)。(cinemacafe.net)
2018年03月05日「美しく生きる毎日の重ね方」講座開催概要2018年3月31日(土)、NHK文化センター西宮ガーデンズ教室において、藤原美智子による「美しく生きる毎日の重ね方」講座が開催される。「美」、「衣」、「食」、「住」の4つの視点から、大人の女性がさらに輝くヒントを提案。藤原美智子に質問することも可能だ。開催時間は14:00から15:30まで。受講料は、会員が3,931円(税込み)、一般が4,492円(税込み)。全席自由。NHKカルチャーのWEBサイトにて申し込みを受け付けている。問い合わせは、NHK文化センター西宮ガーデンズ教室(電話番号:0798-69-3450)まで。ヘア・メイクアップアーティスト 藤原美智子ヘア・メイクアップアーティストの藤原美智子は、そのライフスタイルにも多くの女性たちが注目。ライフスタイルデザイナーとしても活躍している。2017年5月には、「すべての大人の女性に、生き生きと美しい日々を」をコンセプトとする「MICHIKO.LIFE」を展開。エッセンスブロウペンシル(アイブロウペンシル)、ヒアロニードシート、ポイントセラピー、メディカルソックスなどの商品を開発、販売している。Instagramのフォロワー数は2万9千人以上。(画像はNHKカルチャーより)【参考】※NHKカルチャー※藤原美智子 Instagram※MICHIKO.LIFE
2018年02月13日「きれいね」「あら、かわいい……」と楽しそうに笑みを浮かべながら美智子さまがご覧になったのは、絵画や雑貨、織物、アクセサリーなど、約4千点が出展された工芸展。 美智子さまを魅了したこれらの作品はすべて、特別支援学校「旭出学園」の生徒や関連する福祉施設利用者の手作りだ。2月1日午前、美智子さまは日本橋三越本店にお出かけになった。 「知的障害を持つ子どもたちのために設立された『旭出学園』では2年に1度、百貨店で工芸展を開催しています。美智子さまは、皇太子妃だった’76年に初めて工芸展を訪れて以来、学園の視察もなさり、42年間にわたって交流を続けていらっしゃいます。次の工芸展は再来年ですから、今回が皇后として最後のご訪問でした」(皇室ジャーナリスト) 展示品は販売されており、美智子さまはお買上げになった品々をご自身で大切にお使いになったり、愛子さまや悠仁さまへプレゼントされたりしている。にこやかに展示をご覧になった美智子さま。「鳥とヒマワリ」と題された絵の前で立ち止まり、前出の保谷さんに尋ねられた。 「この絵を描いた方は、おいくつくらいの方ですか。お元気でしょうか?」 美智子さまは、’14年にはこの絵がプリントされたタンブラーを、’16年にはポストカードを購入されていた。 「前の絵葉書は、今も御所のサンルームに飾っています。ひまわりは、震災からの復興の象徴ですから」 美智子さまがこう語られたように、大切にされている「鳥とヒマワリ」の絵。作者は下田亮介さん(39)だ。この創作を支援したのは、『板橋区立徳丸福祉園ワークハウス』の村松こずえさん。 「あの絵は、下田さんが約1年間かけて完成させたもので、下田さん自身、初めて納得できた自信作なのです。筆圧を調整することが難しい下田さんは、クレヨンを折ってしまったり、水彩画を描こうとしても紙を破いてしまったり、『もう僕には描けない』と絵を諦めかけたこともありました。でも、そうして完成させた作品を、美智子さまが気に入ってくださったと聞いた下田さんは、さらに創作意欲が湧いて、今回も新作を出展できたのです」 障害を持つ方を応援するお気持ちで、作品を購入されてきた美智子さま。今回の工芸展では、「お引っ越しが控えているので増やせないわ」とおっしゃっていた。 それでも、小さな貝の皿(250円)、桜の花びらの箸置き5個セット(950円)、カエルの木のバッジ(350円)、モザイクタイルのふくろうの壁掛け(2,800円)、和紙で作った折り鶴のアクセサリーチャーム(800円)と、5種類13点のお買い物をされた。折り鶴は、今回はじめて出展された作品なのだという。 「折り鶴を制作したのは、50代の女性施設利用者です。彼女が唯一作れるものを、何とか作品にできないかと考え、樹脂でコーティングして型崩れしないようにしました」(前出・村松さん) 折り鶴は、平和と核廃絶の象徴として知られている。昨年10月、83歳のお誕生日を迎えられた美智子さまは、核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」のノーベル平和賞受賞と、被爆者たちの核廃絶運動に言及された。 「両陛下は、3月27~29日のご日程で沖縄に訪問されることも決まっています。譲位後は、国民の前に姿を見せる機会さえも非常に限られます。皇后としての残された時間、どうにか国民へ平和へのメッセージを伝えたい――。“最後”のお買い物に折り鶴のチャームを選ばれたのも、そうした思いがあってのことでしょう」(前出・宮内庁関係者) 購入した折り鶴のチャームは3羽。ご自分用と、愛子さまと悠仁さまへのお土産なのだろう。折り鶴とともにお孫さま方に受け渡されるのは、平和、核廃絶への祈りに違いない。
2018年02月09日教会の礼拝堂に安置された棺。横たわっていたのは70年もの歳月をともに過ごした友人だった。美智子さまは、静かに2輪の白い花を棺の前に手向けられた――。 11月27日、絵本研究家で元国際児童図書評議会(IBBY)会長の島多代さんが逝去した。享年80。島さんは、美智子さまにとって聖心女子学院の3学年後輩にあたる。 「12月1日に、東京都港区のカトリック高輪教会で葬儀が営まれました。美智子さまは83歳。これまでも多くの知人との別れを経験されています。“偲ぶ会”などに出席されることは多いのですが、葬儀会場に足を運ばれることは異例といえます。それだけ島さんは美智子さまにとって特別な存在だったのでしょう」(宮内庁関係者) 美智子さまと島さんの強い絆を育んだのは、絵本や児童文学を通じての交流だった。幼いころから、膨大な量の作品に親しまれてきた美智子さま。 “子供時代の読書の思い出”をテーマに講演をされたこともある。 《読書は私に、悲しみや喜びにつき、思い巡らす機会を与えてくれました。本の中には、さまざまな悲しみが描かれており、私が、自分以外の人がどれほどに深くものを感じ、どれだけ多く傷ついているかを気づかされたのは、本を読むことによってでした》 講演はビデオにおさめられ’98年のIBBYニューデリー大会で公開され大きな反響を呼んだが、この大会でIBBY会長に選出されたのが島さんだった。 “絵本や児童文学によって、世界の子供たちに想像力の翼を与えたい”、島さんはそんな美智子さまの思いを世に伝えるために尽力した。いわば島さんは親しい後輩というだけではなく、美智子さまの人生を変えた同志であったといえるだろう。島さんと交流があったメディア・プロデューサーの渡邊満子さんはこう語る。 「詩人、まど・みちおさんが’90年の『国際アンデルセン賞』の候補となり、’94年に日本人として初めての受賞となりました。まどさんの作品を各国の選考委員に読んでもらうために、英語への翻訳が必要だったのですが、それを皇后さまに依頼したのも島さんだったのです」 渡邊さんによると、かつて美智子さまは島さんについて、こう話されていたという。 「あの大きな目で、ひたむきに頼まれると、イヤとは言えなくなるの。学生時代からそうだった」 島さんの告別式と同じ日に開催された皇室会議で、天皇陛下が19年4月30日に退位されることが決まった。上皇后になられる美智子さまは、陛下のご退位後、どのように過ごされるのだろうか。 「上皇后として、ご公務はなさいません。しかし、美智子さまにとって絵本の普及やピアノを通じてのご交流はライフワークです。時間に余裕が生まれるぶん、むしろ2つのライフワークには、力をお注ぎになることでしょう。“時間ができたら、子供たちのために、こんな活動も……”、島さんと過ごされた病室では、そんな夢もいっしょに紡がれていたと思います。島さんの逝去は、美智子さまにとって本当に残念なことだったでしょう」(宮内庁関係者) 天国に召された盟友のぶんまで……。お別れの日、美智子さまはそう誓われたに違いない。
2017年12月13日女優の吉瀬美智子が30日、東京・表参道で行われた「Epson presents 表参道イルミネーション2017」(12月25日まで開催)の点灯式に出席した。「Epson presents 表参道イルミネーション2017」の点灯式に出席した吉瀬美智子点灯式が行われた表参道には、買い物や散歩などプライベートで来ることが多いという吉瀬は、思い出に残っていることを聞かれると「私にとって表参道は、地元の福岡から出てくるキッカケになった街なんです。表参道がなかったら、今ここでこういう仕事をしていなかったんじゃないかなと言えるくらいの場所です」と打ち明け、「思い出というよりは、なければならなかった街じゃないかなと思います。(そんな表参道で) 素敵なイルミネーションの点灯式に出させていただくというのは、点と点で繋がっているのかなという風に思います」としみじみと語った。また、同所のイルミネーションを見たことがあるか尋ねられると、「もちろん! 今だから言えることですけど、若いときはデートとかで(笑)。もちろん主人とも来ましたよ」と告白し、「でも人がたくさんなので、芸能界のお仕事をしていたときは、車の中からだったり、こっそり通ったりしていました」と回顧。そんな思い出のイルミネーションを自身の手で点灯させると「素晴らしくて、変装もなしでこの街並みを見られるのはすごく新鮮です。嬉しいです」と目を輝かせた。2010年のクリスマスに入籍し、2児の母でもある吉瀬は、クリスマスの過ごしたかを聞かれると「毎年、24日は家族で過ごして、25日はたくさんの方を呼んで鍋会をしていますね」と明かし、子どもへのプレゼントについては「まだリクエストを聞いていないんですけど(笑)、たくさんの要望があると思いますので、"プリキュアかな?"と思いながら、今から考えたいと思います」と母の顔を覗かせた。さらに、自身がプレゼントをもらうなら、どんなものがいいか聞かれた吉瀬は「実は今回、一足お先にセイコーエプソンの社長様から、こちらの(腕)時計をいただきました」と声を弾ませた。同イルミネーションは、神宮橋交差点から表参道交差点のケヤキをはじめ植栽帯の低木150本に、シャンパンゴールドのイルミネーションを点灯させ、表参道の街をクリスマスムードに染める。表参道1.1km全域でのイルミネーション実施は7年ぶりの開催となる。
2017年12月01日「日野原さんは美智子さまの父・正田英三郎さんの主治医を務めたことがご縁で、美智子さまが皇太子妃に内定されたときも健康診断をしました。皇室との交流は長く続いており、昨年7月、日野原さんが企画した韓国人のテノール歌手、ベー・チェチョルのコンサートを美智子さまもご鑑賞されました。お帰りの際はお二人でハグされていたほど。日野原さんが守り続けた聖路加(せいるか)が“日本一のブランド病院”と言われる所以でしょう」(皇室担当記者) 聖路加国際病院(以下・聖路加)の名誉院長・日野原重明さんが、7月18日に105歳で逝去した。医療担当記者が日本の医学界に与えた功績を讃える。 「日野原先生は、病気への認識を高めるために『成人病』を『生活習慣病』という言葉に置き換えるよう提言したことでも有名です。さらに健診を定着させるために『人間ドック』を日本で初めて開設し、予防医学の礎を築きました」 1911年、山口県で生まれた日野原さんは父親が牧師だったこともあり、信仰深いクリスチャンだった。京都帝国大学を卒業し、聖路加国際病院の内科医となったのは1941年。以来、半世紀以上に渡りメディアに登場するなど、聖路加の顔として活躍してきた。 「生涯現役を標榜しており、2020年のスケジュールがすでに入っていたそうです」(前出・医療担当記者) そんな日野原氏にまつわる“超人エピソード”は、医学界から数多く聞こえてくる。 「人間離れした、神様みたいな人。患者が亡くなったとき、『先生が口に水を含ませると、遺体の目からつーっと一筋の涙が流れた』という逸話があります」(聖路加国際病院看護師) 「海外の学会に出席するとき、移動の飛行機の中で本1冊分の原稿を書き上げてしまうそうです」(医療雑誌編集者) 「睡眠時間は4時間半で、週に一度は徹夜。さすがに96歳で睡眠時間を5時間にしたそうです」(親交のある医師) 「以前は週に1回、病棟回診していました。入院患者さんからも大人気で、特に女性相手には相好を崩して積極的に握手をしたり、一緒の写真撮影に応じたりしていました」(元聖路加国際病院医師) 90歳のときも70代に見えたという日野原さんだが、5年ほど前から、病院で見かける事は少なくなったという。 「最後にお見かけしたのは、昨年の秋ごろ。聖路加に入院していた知人の方のお見舞いだったと思います」(聖路加国際病院A医師) 昨年10月、日野原さんの105歳の誕生日会が台湾で行われた。日野原さんが会長を務めていた「新老人の会」奈良県支部の澤美穂さんが振り返る。 「5年に1度、台湾で講演会をしていた縁で、現地の医療健診学会が誕生日会を開催してくれたんです。先生は洋風にアレンジされた中華料理や、ステーキをおいしそうに食べていました。それにバースデーケーキに飾られた『105』という数字の形をしたろうそくを元気よく吹き消して、ケーキも召し上がっていて、とても楽しそうに過ごされていました。でも、あれから半年後の今年3月、先生が風邪を引いて体調を崩したときいて、心配していたんです」 冒険家で、アメリカの実業家であった故ロッキー青木さんの妻・恵子さんは、晩年の様子をこう語る。 「日野原先生とは家族ぐるみのお付き合いでした。夫は9年前に亡くなりましたが、東京の葬儀の弔辞は先生に読んでいただきました。がんの診断や宣告もすべて日野原先生からでした。今年の5月末にご自宅に行って、昼食をご一緒したのが最後になります。トマトサラダの簡単なランチくらいしか食べられませんでしたね。先生はベッドに横になって、お庭に向かって『○○さん元気ですか。さようなら』と独り言をつぶやいていました。娘さんに聞くと『知り合いの人に最後のお別れをしているようなんですよ』とおっしゃっていました」
2017年07月28日インスタグラムで約25,000人のフォロワーを抱えるカリスマ的存在感を持つヘア・メイクアップアーティスト藤原美智子が、自らが手掛ける初のライフスタイルブランド「MICHIKO.LIFE」を立ち上げた。5月9日(火)より公式ブランドサイトにて、藤原美智子プロデュースによるコスメアイテムや、暮らしを豊かに彩るセレクトアイテムを販売する。「MICHIKO.LIFE」は、「全ての大人の女性に生き生きと美しい日々を」をコンセプトに、外見だけではなく内面から輝きたいというすべての女性に向けて、美容の枠だけにとらわれず大人の美・衣・食・住をトータルにサポートしていくライフスタイルブランドを目指し、商品やブランドサイト等を通してそのメッセージを発信していく。さらに、将来的には海外市場も視野に入れ事業展開を行う。「MICHIKO.LIFE」オリジナル商品の第1弾には、美容カテゴリーでは目元ケアにフォーカスした3アイテムが登場する。日中の眉毛ケアにも着目した美容成分配合のアイブロウペンシル「エッセンスブロウペンシル」、眉毛のスキンケアからコーティングにまで使える眉毛美容液「アイグロウイングセラム」、ヒアルロン酸マイクロニードルが角質層にダイレクトに浸透し、気になる目元・口元にハリを与える機能性ポイントシート「ヒアロニードシート」がラインナップした。また静岡の下田で週末を過ごし、丁寧な暮らしを心がけている藤原美智子自身が日々の暮らしの中で実際に愛用しているモノやお勧めしたいアイテムをセレクトして販売する「MICHIKO’S SELECTION」では、「fog linen work」の吸水性と速乾性に優れた北欧・リトアニアのリネン「キッチンクロス」、普段使いのモノがおしゃれに収納できるハンドメイドのワイヤーバスケット「デスクバスケット」、天然の木を使って削り出し、着色は一切されていない作家・佐々木 貴充さん手作りの「fuuukei カトラリー」の3アイテムを紹介し販売している。公式ブランドサイトでは今後、商品の紹介や販売以外にも、藤原美智子の日々の暮らしをコラムにて掲載し、幸せな毎日を過ごすヒントが見つけられるようなコンテンツを発信していく。(text:cinemacafe.net)
2017年05月23日藤原美智子プロデュース「MICHIKO.LIFE」ヘア・メイクアップアーティスト、ライフスタイルデザイナーとして活躍する藤原美智子が、2017年5月9日、ライフスタイルブランド「MICHIKO.LIFE」の公式ブランドサイトをオープンさせた。ブランドコンセプトは、「すべての大人の女性に、生き生きと美しい日々を」。美容だけでなく、衣食住をトータルサポートする、ライフスタイルブランドを目指しているという。「MICHIKO.LIFE」の3アイテム「MICHIKO.LIFE」は、3つの美容アイテムからスタート。美容成分配合で、描きながら眉のケアができる「エッセンスブロウペンシル(アイブロウペンシル)」は、ナチュラルブラウン、ナチュラルグレイの2種類。販売価格は、各4,320円(税込み)。藤原美智子は、肌のスキンケアをするように、眉毛のケアを習慣にすることを提案。大人の眉毛を美しく育てる、「アイグロウイングセラム 眉毛用美容液」を6,480円(税込み)で販売。目元の小じわをケアする、シート状美容液「ヒアロニードシート」は、左右2枚1セットで3,456円(税込み)。大人の目元に、ふっくらとしたハリを与えるアイテムとなっている。いずれも、MICHIKO.LIFEの公式ブランドサイトから購入可能。(画像はMICHIKO.LIFEより)【参考】※MICHIKO.LIFE※藤原美智子 Instagram
2017年05月16日俳優・佐藤健による書籍「るろうにほん 熊本へ」の発売記念会見が4月16日(日)に行われ、佐藤さんが記者陣に熊本の“うまかもん”名物だご汁をふるまった。佐藤さんは、熊本への特別な思いを語った後、「映画の撮影で訪れて、そこで初めてくまモンと出会って。それからマブダチなんですけど(笑)」と、無類のくまもん好きであることを告白し、大きな笑みを広げていた。佐藤さんにとって、熊本県は映画の撮影で度々訪れている縁の深い土地。撮影地であり、自身の代表作でもある映画『るろうに剣心』と、「日本」を掛け合わせたオリジナルの言葉がタイトルになった書籍「るろうにほん 熊本へ」は、熊本地震の復興を願って佐藤さん自らが企画した1冊。売上の一部を熊本の地元自治体へ寄付することも発表されている。この日、はじめに1分間の黙とうをささげた佐藤さんは、出版までの道のりについて、震災後、自分にできることがないかを考えていたという。「復興支援本とでも言うんでしょうか。以前、熊本に炊き出しに行ったとき、観光客が減っていることがすごく困っていると聞きました。熊本の素敵な場所や景色、食べ物を改めて紹介することで、足を運ぶきっかけになったらいいという思いで、出しました」と、佐藤さんなりの復興支援の気持ちから生まれたことを明かした。本の撮影は、トータルで4日かかったそうで、地元の人も知らないような、とっておきの穴場なども収められている。佐藤さんは、「僕は、熊本以外の方に作りました。ガイドブックはたくさんあるけど、そういうのには載っていないところが載っています。山の中にある水源とか牧場とか、自然の景色がすごく印象に残っています」と熱弁した。ちなみに、佐藤さんが好きな熊本グルメは、「馬刺しを食べるのは決まり事で儀式みたいなもの。新しく出会ったもので言うと、あか牛のステーキをいただいて。全然肉の質が違うんです!いつもは150gくらいだけど250gくらいいける」と、目を輝かせ饒舌になっていた。「るろうにほん 熊本へ」は現在発売中。(cinamacafe.net)
2017年04月16日