劇団鹿殺しの丸尾丸一郎と松岡充が、新たな演劇ユニットを始動。OFFICE SHIKA PRODUCE VOL.Mとして『不届者』を上演する。一見意外な組み合わせにも思えるこのふたりが、なぜ共に新作舞台を創作するまでに至ったのか、話を聞く。【チケット情報はこちら】2012年の『リンダリンダ』で俳優として共演したふたり。お互いの第一印象を訊ねると、丸尾いわく「世間一般でいうチャラ男」、一方松岡は「稽古中は演出家の、公演中は観客の求めることが手に取るように分かるズルい男」と、決していいものではなかったよう。しかし「松岡さんはすごくストイックだし、お客さんに何か残さないといけないという意識がすごく強い」、「鹿殺しの作品を観続けていくうちに、鹿殺しとは、丸尾丸一郎とはってところがブレない人だと分かってきた」と続け、徐々にお互いに対するリスペクトの度合いを高めていった様子。丸尾は『不届者』創作の原点について、「『リンダリンダ』ではすごくポジティブだった松岡さんですが、僕はその腹の底にある、何か黒い部分を描いてみたくて」と明かす。さらにそれは、残忍な一面を隠し持っていたとも言われる“徳川吉宗”を松岡が演じることで、作品としての明確な輪郭をもち始める。そんな丸尾のアイデアに対し松岡は、「鹿殺しのファンだから」と切り出し、「僕は丸尾丸一郎の描く世界観というものにグッときているひとり。しかも丸くんは、“人間”というものをちゃんと描くことが出来る稀有な存在でもある。だから不安はありません」と、丸尾に全幅の信頼を寄せる。松岡が徳川吉宗を演じるということで、江戸時代が舞台の時代劇かと思えば、決してそうではないと丸尾は言う。「ある詐欺事件と吉宗のいる江戸時代の話がシンクロしていく、そんな劇構造にしようと思っています。だから時代劇でもないですし、恐らく着物も着ない。お客さんにいろいろ想像してもらって、最後には誰もが感じる怖さや情けなさ、生きたいっていう願望なんかが残る作品になればいいなと思います」。ふたりの創作は今後も続いていくのかと問うと、「そう思わせる作品にしないといけない」と丸尾。「松岡さんはもちろん、お客さんに対しても『丸尾と組むといろんな松岡充が見られるぞ』って思わせたいなと。ある意味、松岡さんのことが嫌いな人にも観てほしいです」と笑うと、「本当は俺のこと嫌いなんちゃう?(笑)」とすかさず松岡。だがそんなツッコミも、丸尾への期待の表れなのだろう。「やるからには松岡充の、丸尾丸一郎の代表作だって言えるものじゃないと嫌だからね!」と松岡が見つめた丸尾の顔には、一瞬の不安の後に、はっきりとした自信を見てとることが出来た。OFFICE SHIKA PRODUCE VOL.M 「不届者」は9月27日(水)から10月1日(日)まで、東京・天王洲銀河劇場で上演。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2017年09月04日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が18日、主演映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)の完成披露試写会に、西田敏行、尾野真千子、村上虹郎、寛一郎、門脇麦、林遣都、廣木隆一監督とともに登場した。原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田敏行が演じる。寛一郎は、撮影現場の雰囲気について「僕と虹郎がわちゃわちゃしているのを、優しく山田くんが見守ってる」と振り返った。山田は「暗いシーンが多かったので懐中電灯を持ってたんですけど、その懐中電灯の光をお互いの顔に当てて『ウェイ』ってやってるだけだから、見守りますよね」と苦笑。「『おおなんか、かわいいな』って。かわいかったですね」と、年上らしい様子を見せた。また、19歳から51歳を演じる尾野が「ね。19歳とかね、無理があるでしょ」と苦笑すると、山田はマイクを外して「大丈夫」と声をかける。尾野が驚いて「え!?」と聞き返すと、山田は「すごい強い目で『え?』って言われました」と笑い、尾野は「そうやっておだてられ、できました!」と報告した。門脇と林は劇中歌を歌うことになるが、林は「西田さんが『麦ちゃん、素晴らしかったね』ってずっとおっしゃっていて、僕も一応歌ってたのになって……」と切ない空気に。林は「一役者として、優しい目で見てくださいとは言いたくないですが、『売れない、芽が出ないミュージシャン』という設定なので、わかった上で見てください」と訴えかけると、西田も「そういった意味では役に忠実だったと思います」と納得していた。
2017年08月18日声優の山寺宏一が、小栗旬主演の映画『銀魂』(7月14日公開)に登場するキャラクター・吉田松陽の声を務めることが28日、わかった。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。今回山寺が声を務める松陽は、坂田銀時(小栗)・桂小太郎(岡田将生)・高杉晋助(堂本剛)の師。3人は松陽が開いていた“松下村塾”にて共に武士道を学んだ幼馴染で、攘夷戦争に参加したのち、松陽を失いそれぞれの道を行くことになった。山寺はテレビアニメ『銀魂』(テレビ東京/2009年・2013年・2016年~2017年)、劇場版アニメ『銀魂 新訳紅桜篇』(2010年)にて同役を担当しており、実写版でも回想シーンに声として参加することになった。
2017年06月28日声優の山寺宏一(55)が31日、自身のTwitterに「彼氏とデートなう。に使っていいよ」と投稿。翌日のお昼にはYahoo検索ワードで「彼氏とデートなう」が1位になるなど、話題となっている。 投稿には「彼氏とデートなう。に使っていいよ」とのコメントとともに、山寺が窓際に立って振り向きざまにカメラ目線を送る画像も添付されている。これにファンが反応した模様。ツイートには約30万いいね!と17万回リツイートがつき、現在も拡散されている。 また山寺は「彼とデートなう」投稿の数時間後に、再びTwitterで《「彼氏とデートなう。に使っていいよ」あまりの反響に戸惑ってます。実はbayfm The BAYLINEの生放送中、相方のロビンに「アイドルや若者の車で流行ってる」と言われ、実験する事になったのです。何も知らない妻にその件でリプが行き、一瞬浮気を疑われました(笑)SNSってスゴい!》と驚きの胸中をつぶやいている。 これに対しネットでは「さっそく使います」「恐縮ながら使用させていただきました」「W不倫になるけど使います」という声とともに、「パパとデートなう」「旦那とデートなう」「エディマーフィー(の中の人)とデートなう」「カバオくん(の中の人)とデートなう」など山寺が演じてきたキャラクターの名前などもまじえたツイートが広がっている。
2017年06月01日俳優としての一歩を踏み出してから4年──。20歳を迎えた村上虹郎に、自分に俳優は向いていると思うか?と投げかけると「ほかの仕事をしていたら…とも考えることもありますが、俳優の仕事は興味深すぎて、面白い。映画もドラマも舞台もやらせていただいて、今回の『武曲 MUKOKU』も含めて、やっぱり映画っていいなと思います」。何とも真っ直ぐな答えが返ってきた。そして「自分で作品を選びはしませんが、この作品のようにいい出会いがあります」と語るように『武曲 MUKOKU』は彼の人生の一部となり、今後の村上虹郎を語るうえで必要不可欠な1本となった。監督は熊切和嘉、主演は綾野剛。クランクイン前に熊切監督は鎌倉近郊での撮影に備え逗子に移り住み、イメージを膨らませた。綾野さんは研吾になりきるため剣道の稽古に邁進。さらに剣道家の身体を創り上げるために壮絶な肉体改造を自らに課した。そんなふうに並々ならぬ想いでこの映画に挑む監督と主演俳優に、村上さんはどう向きあったのか。演じるのは、研吾の宿命のライバルとなっていく天才剣士・融。「演じる役が難しいことも大変なこともありますが、今回の融は演じるのは大変ではなかったです。もちろん身体的なアクション部分は大変でしたが、融を生きることは僕にとってすごく楽しくて、すごく幸せな時間でした」。そう思えるのは、音楽と剣道、村上さんにとって身近なカルチャーが融のキャラクターを構築していることも大きかった。融は、ある理由から“剣を棄てた男”研吾と出会い、スポーツとしての剣道ではなく、生死をかけた決闘のような剣に魅せられていく。その感情はどうやって捉えたのだろう。「いま生きているこの時代には放射能や大気汚染、農薬などの問題があって、事故もある、自殺者も増えている。決して死は遠いものじゃないと思うんです。映画にも死を描いたものがあって、そういう映画を観ることで僕らは死を疑似体験している。でも融にとっては、何て言うか…死はもっとリアルなんです。彼にとって剣道はスポーツではなく生死をかけたものであって、精神世界での殺し合いというか…。僕も小学校から中学校にかけての数年間、剣道をやっていてスポーツとしての剣道は知っています。でも、この映画を通じて別の剣道の一面を知ることができました」。難しかったのは融が上達する前の芝居、剣道初心者の芝居をしなくてはならなかったことだ。参考にしたのは、なんと熊切監督。剣道の経験のない監督に「竹刀を振ってもらったり、蹲踞の姿勢をしてもらったりして、下手な人の動きを把握するためにいろいろお願いをしました。ふり返ると、監督にすごいことをさせてしまいました…(苦笑)」と無邪気に話すが、実は前々から「熊切監督と仕事がしたかった」のだと明かす。念願の熊切組だった。融が研吾に出会い刺激を受けたように、村上さんは熊切監督から刺激を受け取った。「どの現場でもどの役でも、芝居をしているときはその役の人生を突きつけられるし、答えを求められます。僕と熊切監督の間には(いい意味で)都合もないし、しがらみもないし、自分の信じたことを演じさせてくれる、それが素敵なんです」。また、研吾が野獣だとすると融は小さな恐竜だと2人の関係性を語る。「融から見た研吾は、得体の知れない者としての怖さがあって、何だこの人?というような普通の人にとっては出会いたくない人です。でも、刺激を求めていた融にとっては会いたかった人。関わることで自分のなかで新しい何かを見つけられるような、そういう出会いだったと思います」。研吾を演じる綾野剛との出会いからも「綾野さんの役づくりは本当にスゴい。そして美しかったです」と刺激を受けた。クライマックスに用意されている台風の夜に2人が決闘するシーンは村上さんにとってのクランクイン。さぞかし緊張したのかと思いきや「嵐のなかの決闘シーンよりもラストシーンの道場での決闘で、防具を着けるときのほうが緊張しました」と話す。村上さんが「一番好き」なシーンとして挙げるのは、嵐の決闘後に研吾と再会するシーンだ。その理由は──「なぜあそこで融は、声にならない声で“すみませんでした”と言うのか、撮影前は理由がわからなかったんです。わからないのは、僕と融が違う人間だからではなく気持ちがまだそこにたどり着いていないからで、そこまで行こう、行ってやろうと思いましたし、融として答えを見つけなくてはならなかった。その答えは言葉にするのが難しいですが、彼の成長でもあって──それまで腑に落ちなかったものが腑に落ちた、そういう演技ができました。決闘シーンも大切ですが、僕にとっては謝るシーンも大切で、好きなシーンです。完成した映画を観て、あの融の顔はいつでもできる顔じゃないって感じました」。セリフはないけれど強く訴えかけてくるものがあり、研吾と融の心の声、魂の叫びに、きっと心が震えるだろう。そんな男たちの戦いを「女性にも観てほしい」と村上さん。「剣道の世界は男っぽいかもしれないですが、人間らしさが描かれています。それぞれのキャラクターの色気、それぞれのキャラクターが貫こうとしているものを感じてほしい。とても男くさいですが、女性もきっと楽しんでもらえると思います」。男だからこそ共感できるものもあれば、女だからこそ感じるものもある──その色気、女性こそ必見。(text:Rie Shintani/photo:You Ishii)■関連作品:武曲 MUKOKU 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「武曲MUKOKU」製作委員会
2017年05月30日4月に日本公開となる『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』。この度、本作の日本語吹き替え版の主人公レゴバットマン役を、山寺宏一が担当することが決定した。そんなのカンケイねーわがままヒーロー、我らのバットマン!強がりなクセにさみしがり屋の、めんどくささマックス男は、今日も町を守りまくっていた。タッグを組むのは、好奇心ピカいち、実力イマいちの半人前、パンいちロビン!バットマンに憧れるオチョーシ者は、今日もそう、パンいちになる…。この2人、ぜんぜんかみ合わない!そんなある日、宇宙に閉じ込められていたハンパないワルたちが、極悪ゾーンから逃げ出してしまう。その中にはキングコング、なんとヴォルデモートや「あの」怪獣まで!世界が終えんの大ピンチに襲われるとき、ついに、デコボココンビが立ち上がる――。アメリカでは、4週連続1位の大ヒットを記録するなど、レゴ(R)ブームを巻き起こした『LEGO(R) ムービー』。本作は、そんな『LEGO(R) ムービー』でヒーロー軍団を率いていたレゴバットマンが主人公となり、新たなレゴ(R)アドベンチャー大作が誕生した。先日、本作の日本語吹き替えキャストとして、バットマンの宿敵・ジョーカー役を子安武人、バットガール/バーバラ・ゴードン役を沢城みゆきが演じることが発表されたが、今回また新たに吹き替えキャストが決定。主人公・レゴバットマンを演じるのは、1月に放送された「人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP」で、声優200人が「本気でスゴイと思った声優」第1位に輝いた山寺さん。人気アニメキャラクターからハリウッドスターまで、華麗に演じ分ける“七色の声を持つ男”山寺さんが、一体このハチャメチャ“かまってちゃん”全開キャラなレゴバットマンをどう演じていくのか必見だ。また、そんなレゴバットマンに憧れる少年・ロビン役には、昨年行われた「R-1ぐらんぷり 2016」で準優勝に輝いた小島よしお。映画『バットマン』シリーズのロビンは、バットマンの頼れる相棒役として大活躍するのだが、本作ではすぐズボンを脱いでしまうという役どころ。そして、歌姫マライア・キャリーが演じた女市長役には、「おかずクラブ」のオカリナ、バットマンを虜にする植物女ポイズン・アイビー役を「おかずクラブ」ゆいPが担当することも決定。配給会社ワーナー・ブラザース映画の金子氏は「実力髄一の山寺さんに、ぜひレゴバットマンを演じていただきたいと考えました。駄々っ子になったりラップを歌ったりと、いままで見たことのないレゴバットマンを、幅広いレパートリーを持つ山寺さんがどう演じていくのか、いまからワクワクしております」と期待を語り、小島さんついては「ロビンは元気で前向き、ノーテンキ、すぐにきついズボンを抜いでしまう天真爛漫なキャラクターです。その姿を見て真っ先に小島さんの存在を思いつきました(笑)」と起用理由を明かしていた。『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』は4月1日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月03日全員声優キャストによる本格コメディ『Run for Your Wife』が、11月30日(水)に開幕する。本作は、声優・俳優・タレントとしての活躍中の山寺宏一と水島裕、演出家の野坂実がコメディをやるために立ち上げた演劇ユニット「ラフィングライブ」の第2回公演。山寺、水島に加え、高垣彩陽、寿美菜子、岩崎ひろし、高橋広樹、小野賢章、横田健介という豪華声優陣が揃った。ラフィングライブ第二回公演『Run for Your Wife』チケット情報今回、その稽古場に潜入した。物語の鍵となるのは、タクシードライバー・ジョン(山寺)のとある秘密。実はジョンは、メアリー(高垣)とバーバラ(寿)というふたりの女性と結婚し、仕事のタイムスケジュールを完璧にコントロールすることで、重婚生活をエンジョイしていたのだ。しかし、あるアクシデントからスケジュールが狂い、ごまかすためのウソがウソを呼んで大パニックが巻き起こっていく――。イギリス人脚本家 レイ・クーニーの戯曲である本作。まず独特に感じたのは、このキャスティングでないと味わえない台詞回しだ。どこか洋画の吹き替えを彷彿とさせるノリとテンポが、海外のコメディ特有の面白さを引き立てる。さらに、山寺のハイテンションに動き回るドタバタっぷりや、高垣が躊躇なくやり遂げる振り切れた表情、水島と寿の一向に?み合わないやり取りなど、コミカルな芝居に大笑い。中でも小野の“オネエ”っぷりは濃厚で、すれ違いざまに岩崎の顔を撫でてお尻を触っていく姿には、稽古場が笑いに包まれていた。演出の野坂は、台詞の最初の一音のタイミングから次の動きにつなげやすい立ち位置まで、一つひとつを精査して、コメディの命である“間”を丁寧に調整していく。それに対しキャスト達も、わからないときは何度も確認しながら、確実に稽古を進めていく。そんな真剣さ漂う稽古場だが、雰囲気は和やか。ちょっとした確認でも毎回全力で演じる高垣に、水島が思わず「声がもったいないよ!」と声をかけるなど、山寺や水島、そして最年長の岩崎が積極的に空気をほぐしていた。誰かがひとりでセリフの確認をしていると他の人が稽古に付き合ったり、アドバイスしたり、それぞれが協力し合いながら芝居が作られている現場だった。公演は11月30日(水)から12月4日(日)まで、東京・Zeppブルーシアター六本木にて。12月1日(木)・2日(金)は、キャストによるお見送り企画も。取材・文:中川實穗
2016年11月28日日本文学の名作を人気声優が読むドラマリーディングシリーズ第2弾『三四郎/門』が11月30日(水)よりTOKYO FMホールで上演される。舞台『三四郎/門』チケット情報キャストは上演回ごとに異なり、置鮎龍太郎、岸尾だいすけ、武内駿輔、野島健児、濱野大輝、古川慎、浅倉杏美、、阿澄佳奈、石川由依、大久保瑠美、加藤英美里、下田麻美、藤田咲が出演。今年3月に上演した『それから』に続いて夏目漱石作品を取り上げる。構成・演出は映画監督として知られるが、近年は舞台演出にも意欲的な深作健太。深作は「「声」という洗練された表現力を武器として、近代の日本文学の代表作が放つ言葉の魅力を、普遍的なものとして、時代を超えてお届けしたいと願っております。このプロジェクトが、現代の新しいスタンダードとなって、末永く続くことを祈りまして」とコメントしている。チケット発売中。■『三四郎/門』回替わりキャスト11月30日(水)19:00開演…野島健児 古川慎 加藤英美里 大久保瑠美12月1日(木)13:00開演…岸尾だいすけ 濱野大輝 石川由依 大久保瑠美12月1日(木)19:00開演…岸尾だいすけ 武内駿輔 阿澄佳奈 下田麻美12月8日(木)19:00開演…岸尾だいすけ 武内駿輔 石川由依 浅倉杏美12月9日(金)19:00開演…置鮎龍太郎 古川慎 加藤英美里 藤田咲
2016年11月14日村上虹郎主演で贈る映画『二度めの夏、二度と会えない君』。この度、10月2日(日)にクランクインしたばかりの本作から、写真が初公開された。篠原智(村上虹郎)は、もう2か月も塞ぎ込んでいた。突然現れてどうしようもなく惹かれてしまった森山燐(吉田円佳)が死んだのだ。死の直前、思いを抑えきれず「好きだ」と智が告げたとき、燐が見せた苦しそうな表情が頭から離れない。幼なじみで生徒会長の菅野瑛子(加藤玲奈)の説得も全く耳に入らず、ふらふらと歩いていると、気付けば燐との思い出の場所に来ていた。そこで起こったのが“タイムリープ”。半年前の夏、燐と出会った夏に戻ってきてしまっていた。燐は「バンドやろう!」と、記憶の中と同じく積極的に智を誘ってくる。戸惑う智だったが、前と変わらぬ燐のパワーと一緒に演奏できる嬉しさに抗えず、ドラムの花京院姫子(金城茉奈)、ベースの石田六郎(山田裕貴)を巻き込み、バンド活動を始める。バンド禁止の学校で、遂には会長を味方につけるほどの活躍を見せるが、刻々とあの瞬間が近付いていた…。智がやるべきことは決まっていた。2度めの夏に、大好きな燐が最期まで笑顔でいるために。原作は、「ガガガ文庫」(小学館)が10周年企画として満を持して送り出した赤城大空の同名ライトノベル。キャストには主演の村上さんを始め、演技初挑戦となる新星・吉田円佳、「AKB48」の加藤玲奈、金城茉奈、山田裕貴ら若い才能が集結する。今回到着したのは、クランクイン日に撮影されたメインキャスト5人の集合カット。この日5人が揃ったのは、貼りだされた実力テストの結果を各々が見に行くという場面。学園を舞台にした作品でよく見られるシーンではあるが、主人公の心情が表れており本作では物語を大きく動かす重要な場面となっている。撮影時は初日らしい緊張感がありながらも、キャスト同士の会話で笑顔を見せるなど良い雰囲気。爽やかな制服姿で登場した5人は、それぞれが役柄に合わせて外見が変化。特に髪色を変更したキャストは、これまでと大きく印象が変わっており、黒髪にチェンジした加藤さん、そして原作キャラクターを尊重し思い切って髪を銀に染めた山田さんが異彩を放っている。まだまだ撮影は始まったばかりの本作。この初日の撮影シーンが、一体どのように物語に結びついていくのだろうか。『二度めの夏、二度と会えない君』は2017年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年10月05日『ViVi』(講談社)専属モデル・八木アリサ(21)が出演する、メイクブランド・CANMAKEの新CM「ティーパーティー編」が、10月1日から放送される。新リップカラー「リップティントジャム」の発売に合わせてCMを制作。「不思議の国のティーパーティー」を舞台に、ウサギの執事が運んできたジャムのようにぷるぷるな液を唇にのせると、八木の唇は美しく鮮やかに発色し始める。リップカラーの不思議な魅力を、幻想的な世界観で表現した。背景の森はスタジオ内に建て込まれたセット。八木もその完成度と迫力に「本当にアリスの世界に迷い込んだようなすてきな世界観」と引き込まれた様子で、「今までのキャンメイクのCMよりまた今回はちょっぴり大人になった雰囲気になっていますので、ぜひそこも注目してほしいです」と呼びかけている。
2016年09月30日モデルの八木アリサが27日、東京・渋谷のSHIBUYA TSUTAYAで写真集『やぎマガジン』(発売中 1,300円税抜 講談社刊)の発売記念イベントを行った。ファッション誌『ViVi』の専属モデルとして10~20代前半の女性から人気を集めている八木アリサ。記念すべき1st写真集は、思い出の地・韓国で撮影を行い、可愛らしいショットから大人びた姿まで八木の現在を凝縮したもので、中には初めての下着姿も披露するなどバラエティーに富んだ1冊となっている。八木は「20歳から21歳になる時に撮影しました。今まで写真集を出したことがないので、素の自分というか、着飾ってない自分を写真集に込めました。なかなか素顔を出すことがないので、どんな顔で写っているのか心配でもありましたが、自分らしさが詰まっていると思います」と作品の出来には自信。初めて披露した下着姿の写真については「下着の撮影は今までお断りしていたんですが、今回は素がテーマだったので挑戦しました。イヤらしい感じではなく、歯を磨いたりくつろいでいる感じだったので、出来栄えとしては100点満点です!」と笑顔を見せながら「下着でなかなか人前に出ることはないので、そういう意味では恥ずかしかったんですが、リラックスして割とすぐに慣れました」と話していた。同書には自身の結婚観も書かれているが「この中では15年後と書きました。お母さんがバックパッカーだったりしたので、話を聞いてすごく楽しそうだったんです。だから私も人生を楽しみ尽くしてから家庭に入りたいですね。まずは人生を楽しみたいと思います」と結婚は当分先だと言わんばかり。好きな男性のタイプについては「私の知らないことをすごく知っている方には惹かれます。ポ~っとなっちゃいます(笑)。真面目な方が素敵だと思いますね」と回答していた。
2016年08月28日1902年香川県高松市に生まれた画家・猪熊弦一郎。作品を通じて猪熊弦一郎とはどんな人物だったのかを知るために、猪熊の故郷香川にある「丸亀市猪熊弦一郎美術館(通称 MIMOCA、以下MIMOCA)」を訪ねた。MIMOCAを訪ねるまで、頭の中には一つの疑問があった。猪熊弦一郎のことを調べる程、その多彩な絵画様式に驚かされ、そしてまた「どれが本当の猪熊さんなのか」という疑問が沸き上がってきたのだ。もちろん、どの作品もその絵筆を持った猪熊作品に違いないのだが、時にその作品からはアンリマティスを色濃く感じ、時に作品からはピカソの面影を感じる。また、具象と抽象を行き来し、自在に色彩やフォルムを操っているようにさえ見える。さあ、猪熊はどのような生涯をアーティストとして歩んだのか、6月30日まで開催中の展示「猪熊弦一郎展「私の履歴書」前編ーー絵には勇気がいる」を同館学芸員の古野華奈子さんとともに巡りながらお届けしよう。1/2はこちらから。■幼少期から晩年まで、約2万点の猪熊作品の収蔵約2万点もの猪熊作品を所蔵するMIMOCA。猪熊が幼少期に書いた絵から、東京美術大学(現 東京藝術大学)在学時の作品も含めて、日本、フランス、ニューヨーク、ハワイなどで創作された晩年までの作品を収蔵している。それに加えて、猪熊が蒐集していた雑多なものたちも保管されており、その時々の企画に合わせてセレクトされ、彼の絵画作品と共に展示されている。MIMOCAは、まさに猪熊の生涯に渡る創作活動の軌跡を知ることが出来る場だ。■私の履歴書ーー絵には勇気がいる5月にMIMOCAを訪れた時は、1979年に日本経済新聞の連載「私の履歴書」のために猪熊が半生を綴った原稿を元に構成された企画展「猪熊弦一郎展「私の履歴書」:前編ーー絵には勇気がいる」と、猪熊が晩年描いた「顔シリーズ」が展示されていた。学芸員の古野さんと共にこの二つの展示を歩きながら彼の作品を通して猪熊と向き合ってみたい。■絵の上手な少年が画家・猪熊弦一郎になるまで「私の履歴書」を元に猪熊の半生を知る企画展は、猪熊が絵画に目覚めた幼少期の作品からスタートする。その後、現東京藝術大学に進んだ猪熊は、後に画家として活躍する同級生、小磯良平、荻須高徳、中西利雄、岡田謙三、山口長男らの洗練を受ける。同級生たちと切磋琢磨し、自分らしい作品とはと猪熊が試行錯誤を繰り返したことは、次々と作風の変わる作品からも感じ取れる。「どんな絵画表現が出来るのだろうか」と言う問いに対するその時々の猪熊の答えが作品になっているかのようだ。《題名不明》1919年《画室》1932年■マティスからの一言ーー「お前の絵はうますぎる」学生時代よりパリに行くことを熱望していた猪熊は、1938年妻・文子と共に憧れの地を踏む。そこで猪熊はマティスに絵を見てもらう機会を得るのだが、そこでマティスに「お前の絵はうますぎる」と言われる。このことを猪熊は、著書『私の履歴書』にこう記している。ーー結局、うまく描くということは人によく見てもらいたいと思うために描くことに通じている。(中略)思ったことを素直な、虚飾のない姿でカンバスにぶっつけることこそ一番大切だ。「絵がうますぎる」という先生の言葉はそんな意味だ。(中略)この言葉は私の一生を通じて、すべてのことに最も大きな教訓となっているーー■自分らしい表現を追求して猪熊と親交が深かった画家の一人に藤田嗣治がいる。藤田と猪熊は第二次世界大戦中、フランスの片田舎へ共に疎開したり、日本への引き上げ船に乗るようにと藤田が猪熊を諭したりと、まさに寝食を共にしながら過ごした友人でもあった。同企画展では、藤田独特の乳白色の地塗りのテクニックを猪熊なりに真似たような作品『レゼシーの人形のような子供』(1939)も展示されている。また、日本への最後の引き上げ船に乗る直前まで、戦火の中描き続けた作品『マドモアゼルM』(1940)。この作品はパリでの最後の作品となり、猪熊の具象作品の代表作と言われている。《マドモアゼルM》1940年3年という短いパリ滞在期間においても、猪熊の作品は次々とその様相を変えてゆく。濃密な3年間、自分らしい表現とは何かを追求する猪熊の姿を、この展示を通じて知ることができた。猪熊は制作活動を通じ、「自分の表現とは何か」「美しさとは何か」を、生涯問い続けていたのだろう。アーティスト猪熊弦一郎の生涯は、創作を通じた発見の連続だったのかもしれない。ーー私は画家になって本当に良かったと思う。(中略)毎日を喜びと感謝を持ちつつ制作を続け、ますます子供の心のように清く生き生きとそして明るく、何事によらず未知の世界に大きな驚きと興味を持ち続けて、いままでにない何かを作り上げたい念願で一杯である。ーー『私の履歴書』猪熊弦一郎著より抜粋MIMOCAでは、勇気を持って絵と向き合うことを選んだアーティスト・猪熊弦一郎の軌跡に触れることができる。瀬戸内を訪ねるのなら、ぜひ訪れたい場所の一つだ。【展覧会情報】企画展「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」会期:7月17日から11月6日常設展「猪熊弦一郎展ニューヨークでの制作ーデザイン・壁」会期:7月17日から11月6日特別展示「ホンマタカシ《三越包装紙》」会期:7月17日から11月6日【美術館情報】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館住所:香川県丸亀市浜町80-1(JR丸亀駅前)開館時間:10時から18時まで(入館は17時30分まで)休館日:年末(12月25日から30日)※臨時休館の場合あり
2016年06月28日瀬戸内を訪ねるにあたり、気になるアーティストがいた。1902年香川県高松市に生まれた画家・猪熊弦一郎。スキャパレリーピンクの小石が遊ぶように書かれた三越の包装紙「華ひらく」のデザインや、JR上野駅の中央改札の上に架かる壁画「自由」も広く知られる彼の作品だ。きっと誰もが、一度は猪熊の作品を目にしたことがあるだろう。今回FASHION HEADLINEでは作品を通じて猪熊弦一郎とはどんな人物だったのか知るために、彼の故郷・香川県にある「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(通称 MIMOCA、以下MIMOCA)」を訪ねた。■駅前に現代美術館を作った理由MIMOCAは、猪熊弦一郎の生前に完成した美術館だ。故に、美術館の設立を猪熊に提案した丸亀市の熱意と、猪熊本人の思いが込められた館になっている。美術館があるのは、高松駅からJR予讃線で約40分のところにあるJR丸亀駅から、徒歩1分のところ。まさに駅前美術館だ。1902年香川県高松市に生まれ、幼少期の一時期を香川県丸亀市で過ごした猪熊弦一郎。MIMOCAの設立は、丸亀市から猪熊へ「猪熊弦一郎の記念館を作りたい」という提案からはじまったという。しかし、猪熊は「私個人の記念館ではなく、世界の現代美術と触れ合える美術館にしましょう」と逆提案したのだと同館の学芸員、古野華奈子さんが教えてくれた。現代美術館にしたいと猪熊が願ったのは、自身の作品だけでなく現代の優れたアーティストや現代美術を紹介することで、何度も足を運びたくなる場所にしたいという願いから。そして、それが西洋の教会のように「訪れるとすっきりリフレッシュできるような「心の病院」のような存在でありたい」と生前猪熊は語っている。■MIMOCAの建築はMoMAも手がける建築家・谷口吉生駅からMIMOCAに向かうと、大きく広げたキャンパスのような猪熊による壁画「創造の広場」の脇に小さなドアがある。このトンネルの中に入って行くような感覚を覚えるエントランスを抜けると高さ14mにも及ぶ自然光が差し込む吹き抜けが私たちを迎えてくれる。「猪熊は小さな頃からいいもの、いい空間を体験して欲しいと願っていました」と古野さん。その願いから、今でも高校生までは無料で入館することが可能だ。猪熊は才能を見出すことにも長けていた人物。丹下健三の名建築の一つである香川県庁も、歴史を紐解けば当時の香川県知事から猪熊が県庁建築にあたり相談を受けた折に、丹下の名前を挙げたのがきっかけだという。MIMOCAの建築にあたっては、後にニューヨークのニューヨーク近代美術館(MoMA)の建築をデザインコンペで勝ち取る建築家、谷口吉生が猪熊によて選ばれた。谷口の設計による展示室の一つからは、その上部に設けられた横長の窓から丸亀の空を覗くことができる。美術館を訪れた人は、その日の空模様を感じながら作品と向き合うことができるだろう。また、展示室からカフェへと渡るガラス張りの渡り廊下からは駅前の光景を眺めることができる。「街の人々に訪れてもらえる場所に」という熱意はMIMOCAにもう一つのエントランスがあることからもよく分かる。前述の入り口の横に、建物に入らずとも上へ昇ることが可能な大階段がある。その先にあるのは、瀬戸内の海を思わせるような青の絨毯が印象的なカフェレスト MIMOCAや、猪熊の蔵書等を公開する美術図書室などの共有スペースだ。街に開かれた場所でありたいという思いが、至るところから感じられる仕掛けだ。後編は、MIMOCAの収蔵作品を通じて知る、アーティスト猪熊弦一郎が生涯求め続けた"美"について
2016年06月28日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、新人女優の登竜門とも言われる「ポカリスエット」のCMに出演したことで一躍話題となった、モデル兼女優の八木莉可子さんです。昨年秋にデビューし、その1か月後には「ポカリスエット」のイメージキャラクターに決定。CMは、壮大なダンスシーンが話題に。「ダンス初心者でしたが、約2か月練習した成果が出せたと思います。撮影は、マイクを付けるのもロケジャンを着るのも初めてで、テンション上がりました。オンエアを見て『お母さん、流れた!』って大騒ぎ(笑)」。素顔は滋賀に住む中学生で、生徒会長も務める。「学校が大好き。『次、体育やで、急がなアカン』なんて他愛もない話をしている時に、幸せを感じるんです」◇やぎ・りかこ水原希子や黒田エイミが所属する「エイジアクロス」のモデルオーディションで約8000人の中から選ばれ、グランプリ受賞。近況はツイッター@yagirikacoでチェック。◇テイラー・スウィフトの歌詞をノートに。訳を調べて書き写しています。彼女の歌が好きで、歌詞の意味を知りたくて。◇チワワなのに、マッチョなんです…。おばあちゃんちの大好きなワンちゃん。病院で驚かれるほどいい体格(笑)。◇富士山を見るとテンション上がる! 東京に来るたび新幹線の中で感動。これはCM撮影現場から見た景色です。※『anan』2016年6月22日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2016年06月21日俳優の瀬戸康史が25日放送のテレビ東京系「おはスタ」に約8年ぶりに出演。“恩師”の山ちゃんこと声優の山寺宏一と再会を果たし、感謝の気持ちをブログにつづった。現在放送中のNHK連続テレビ小説「あさが来た」に成澤泉役として出演するなど、俳優として大活躍の瀬戸さん。「おはスタ」にはデビューしてまだ間もない2006年9月から約2年半にわたってレギュラー出演していた。山寺さんが同番組を4月1日(金)をもって卒業することが決まったことから、今回、瀬戸さんはメモリアルゲストとして、当時共演していたお笑いコンビ・南海キャンディーズの2人と共にゲスト出演。当時と同じく、英語交じりのセリフとともに「ミラクルメガネ」も披露した。放送後にブログを更新し、「約8年ぶりのOHA~!当時同じレギュラーだった南海キャンディーズの山ちゃん、しずちゃんとも久しぶりに会ったな。山寺さんを囲んで昔話で盛り上がる。カメラリハーサルが終わり、7時からの本番10分前はこうして出演者たちが最近の近況などを報告し合う。当時と変わらない風景…そこでなぜか泣きそうになった(笑)」と感慨深げにふり返った。当時まだ18歳だった瀬戸さんは、上京したばかりで東京にも芸能の仕事にも慣れず、さらに「最強に人見知り」だったという。そんな瀬戸さんを励ましてくれたのが山寺さんで、「いつも1人で口数も少ない少年をあたたかく迎えてくれ、本番で何かあってもすぐにフォローしてくれ、プライベートではサシでご飯に誘ってくれ悩みを聞いてくれた。僕が番組を卒業してからも、出演する作品を見てくれたり、舞台に足を運んでくれたり、山寺さんのラジオに呼んでくださったり、何かと気にかけてくださる。僕も『おはスタ』を見て育った世代なので、あの山寺さんとこういう関係でいられてることが幸せだ」と、しみじみとつづった。この日の放送でも山寺さんとガッチリ握手した瀬戸さん。「もう山寺さんには感謝の言葉しかない。いつも、本当にありがとうございます」と感謝するとともに、「これからも役者の先輩として、そして友達として、仲良くしてください。恩師、山寺宏一さん。本当にお疲れさまでした」と労った。(花)
2016年03月25日三越日本橋本店中央ホールにて3月30日から4月5日まで、三越の包装紙「華ひらく」の生みの親である猪熊弦一郎にフィーチャーした展覧会「猪熊弦一郎と『華ひらく』展」が開催される。同展示会は、猪熊弦一郎が香川県で生まれ育ったことももあり、三越伊勢丹と瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭 2016」とのコラボレーションの一環として開催されるもの。また3月30日からの期間は、戦後間もない1950年に猪熊弦一郎によってデザインされ、三越の顔として現代でも愛され続けているオリジナル包装紙「華ひらく」のデザインを採用した様々なアイテムが全国14店舗の三越各店で展開される(展開アイテムは各店ごとに異なる)。華ひらく柄を採用したラインアップは、廣瀬染工場による江戸小紋ストール、胸元にワンポイントとして華ひらくモチーフを採用したTシャツ、華ひらく柄のペアブリックボトルのミネラルウォーターなど。多彩な表情で暮らしの中にとけこんだ「華ひらく」をじっくりと楽しむことができる機会となっている。
2016年03月16日2016年3月7日に放送されたテレビ東京のバラエティー番組『おはスタ』で、18年半にわたり番組MCを務めた、声優でタレントの山寺宏一さんが4月1日で卒業することが発表されました。山寺さんは「自分の卒業は自分で決めたことです」と語っており、 番組卒業は次の世代にまかせるための決断でもあったようです。おはスタには、日替わりで登場する『おはガール』と呼ばれる女子アシスタントがいて、蒼井優さん、山田優さん、平井理央さん、松岡茉優さんなど、おはガール出身で芸能界の第一線で活躍する人も少なくありません。不倫騒動の影響で現在休業中のベッキーさんもその一人。そんな中、ベッキーさんと不倫騒動を巻き起こした『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音さんに注目が集まっています。●ゲス極の川谷絵音は“おはガール”が好き!?川谷さんは、ベッキーさん以外に現在女優として活躍する蒼井優さん好きであることを公言。Twitterで『最近音楽のこと考えている時以外は主に「蒼井優」のことばかり考えています』と発言しており、憧れの女性であるようです。また、『indigo la End(インディゴ ラ エンド)』のバンドメンバーとしても活動する川谷さん。バンドの楽曲『雫に恋して』のミュージックビデオには、元おはガールの小島藤子さんが出演しており、共演を果たしています。これに対しネット上では、『川谷いま27歳ってことは完全におはスタ世代だよな。絶対番組見てたはず』『偶然だろうけど、よくできてるな(笑)』『今はともかく、出演時は15歳とかでしょ?川谷ロリコンかよ』『ありとあらゆる芸能ネタが全部ゲスにつながっていくね』など、ひそかな関心を集めているようです。トップアーティストとなったことで、昔、テレビで見ていた女性アイドルとも会えるようになった川谷さん。恋をすることは自由ですが、世間を騒がせ、女性を不幸にするような恋は慎んでほしいものですね。【画像出典元リンク】・Becky ベッキー(@becky_dayo)(Instagram)/(文/パピマミ編集部・豊田)
2016年03月07日女優の蒼井優が8月4日(火)、都内で「スティッチ!パーフェクト・メモリー」の公開アフレコを行い、スティッチ役の山寺宏一と対面。共演は蒼井さんの“おはガール”卒業から15年ぶり。ふたりで「おーはー」を披露し、再会の喜びを分かち合った。ディズニーが国内製作する人気テレビアニメシリーズ「スティッチ!」の3年ぶりとなる最新スペシャル「スティッチ!パーフェクト・メモリー」。蒼井さんは、本作のヒロインである銀河連邦の女性型情報解析ロボット・ティーラを演じる。「ロボットの役なので、いろんなパターンの演技を用意していたが、ディレクターさんから『もっと人間ぽい雰囲気で』とご指示をいただき、自分の想像力の無さが悔しかったですね。求められる声をパッと出さなきゃと反省しました」とアフレコをふり返った。一方、山寺さんは「ティーラは難しい役どころ。でも、そこは演技派女優!改めていろんな引き出しがあるなと思った」と感心しきり。蒼井さんから「実はスティッチ役が、山ちゃんだとは気付かなかった。やっぱり、山ちゃん、すごい!」と敬意を表されると、「卒業したおはガールとの共演が夢だった。こんなに立派になって…」と感激の表情だった。蒼井さんと山寺さんが「おはスタ」で共演していたのは、いまから15年前のこと。「当時からきれいで、可愛かったけど、それ以上に“変顔”が得意でね。共演していた雨上がり決死隊のふたりも『優ちゃんには負ける』と言っていた」(山寺さん)、「当時は緊張で足がガクガク震えていた。山ちゃんが『寒いの?』と心配してくださって…」(蒼井さん)と当時の思い出話に花を咲かせていた。「スティッチ!パーフェクト・メモリー」は8月7日(金)18時半~、ディズニー・チャンネルで世界初放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月04日方南ぐみ企画公演『ボンバーマン初夏の浅草の秘密』に、劇団EXILEの小野塚勇人と八木将康が出演する。ふたりが演じるのは、タイムスリップによって昭和25年という時代にやってきた男たち。小劇場の手練れに混じって、この作品にどう取り組んでいるのか。初日を控えた小野塚と八木が気合いを見せた。方南ぐみ企画公演『ボンバーマン初夏の浅草の秘密』チケット情報自分の人生がうまくいかないのを世の中や人のせいにしていた若者が、ひょんなことから昭和25年の浅草に迷い込んだ。そこで出会うのは、戦争を生き抜き、貧しくとも懸命に生きている人たち。小野塚と八木は、台本を読んですぐ、この物語に惹かれたという。「現代にいると、ちょっとイヤなことがあっただけで面倒くさいってなるけど、この時代はイヤだからって頑張らなければ本当に死んでしまう。生きていくためには何だってやるぞっていう強さを感じるんです」(小野塚)。「知らない時代のことだから、自分にとって新しい知識としてすごく勉強になりますし、また「知らない」ということが逆に役を演じる時にリアルな反応をすることができる強みでもある。観てくださる方も、僕たちと同じ目線で物語に入っていけると思います」(八木)。まさに、ふたりを通して観客にも何かが届くという仕掛けだ。「現代っ子の僕たちだからこそ伝えられるメッセージというものも台本には詰まっているので、しっかり伝えていきたいと思っています」(小野塚)。今作の作・演出を手がけ、方南ぐみを主宰する樫田正剛は、実はふたりの恩人である。2012年の樫田の作品『あたっくNo.1』への出演をきっかけに、劇団EXILEに加入することになったからだ。だからこそ、期待に応えたいという気持ちは強い。「まったく未経験の僕らに、技術じゃなくて気持ちで芝居をするっていう役者としての基礎を教えてくれた人なので、今回もちゃんと精神を入れて、本気で役と向かい合いながら芝居をしたいと思います」(小野塚)。「常にチャレンジしろ、やりすぎるぐらいがいいっていうこともいつも言われるんです。だから、ベテランの方々にもまれながら、食らいついていこうと思ってます」(八木)。また、今回は小劇場で上演されるとあって、このふたりならではの息の合ったところも間近で観ることができそうで、「視線を合わせるところや細かい表情も観ていただきたいポイントです」と八木もアピールする。「戦後の話ですけど、エンターテインメントにあふれる物語で、笑える部分もたくさんあります。それに、知らないことが描かれているからこそ面白いということもあると思うんです」と最後に語った小野塚。その言葉が演劇の真髄を表していた。公演は7月15日(水)から20日(月・祝)まで東京・キンケロ・シアターにて。チケット発売中。取材・文:大内弓子
2015年07月08日メガハウスが展開しているハイクオリティフィギュア「G.E.M.」シリーズより、『デジモンアドベンチャー 太刀川ミミ&パルモン』と『デジモンアドベンチャー 泉光子郎&テントモン』の予約受付が、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年6月発送予定で、価格は各5,832円(税込)。「G.E.M.」シリーズは、2009年より展開されている女性ファン向けの1/8フィギュアシリーズで、人気アニメや漫画のキャラクターを立体化。「G.E.M」とは、女の子にとって宝石のようなアイテムになって欲しいという意味と、女の子に向けたエクセレントモデル(Girl’s Excellent Model)という2つの意味が込められている。昨年15周年を迎え、新シリーズの制作も决定した『デジモンアドベンチャー』からの立体化は、昨年11月に開催された「メガホビEXPO Autumn」の中で発表され、注目を集めていた。『G.E.M.シリーズ デジモンアドベンチャー 太刀川ミミ&パルモン』は、二人の仲の良さを感じられる"ぎゅっ"と寄り添うポーズで立体化。ミミはパーツを差し替えることでポニーテールの髪型や、最終回のワンシーンを彷彿とさせる表情を楽しむことができる。そして『G.E.M.シリーズ デジモンアドベンチャー 泉光子郎&テントモン』は、パソコンに夢中の光子郎とそれを見守るテントモンを再現。光子郎は表情替えパーツでパソコンと格闘する真剣な顔も表現できる。商品価格は各5,832円(税込)で、予約締切は2015年2月下旬予定。商品の発送は、2015年6月下旬を予定している。また、この2商品をセットにした『G.E.M.シリーズ デジモンアドベンチャー「太刀川ミミ&パルモン」「泉光子郎&テントモン」』も用意されている。こちらの価格は11,016円(税込)。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2015年01月20日『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』で、デスラー総統を演じる声優・山寺宏一が取材に応じ、生誕40周年を迎えた同シリーズと、自身が声を担当する冷酷な独裁者への熱い思いを語った。「僕、打たれ弱いから『なんで、こいつがデスラーなんだ』って批判されないか不安やプレッシャーもありましたよ」(山寺)。それでも「大好きなキャラクターですから、『他の誰かが演じるくらいなら、自分を信じてやるしかない』と胸を張ってマイクの前に立ちました」と今は誇らしげだ。その他の写真『ヤマト』との出会いは中学生時代だといい「そろそろアニメも卒業しなきゃって思っていたら、第1話を見て『これはすごい番組が始まってしまった』と。当時はよく、古代進やデスラーの物まねもしていましたよ。まさか大人になって、演じるとはね(笑)」と振り返る。さらには、“元祖”デスラー役の俳優・伊武雅刀の熱烈なファンでもあり「伊武さんの『ヤマトの諸君』の一言には本当にシビれましたよ」と語る表情は、まさに一ファンのそれである。それだけに新たな航海を始めた『宇宙戦艦ヤマト2199』への思いも格別だ。「いろんな意見はあるでしょうが、全編『ヤマト』への愛とリスペクトがあふれている。それに今、復活させる必然性も随所にあって、『すごいヤマトになった』の一言に尽きますね。よく深く、そしてよく広がった世界観なので、新たなファンも純粋に楽しめるはず」と自信を示す。役作りについて聞くと「いやいや、伊武さんのデスラーにはかないませんし『こう演じてやろう』なんて発想もないですよ。手がかりは台本、セリフ、表情やたたずまい。そこにこめられた気持ちを考えながら、演じるだけです。声優がキャラクターを作るなんて、おこがましいですからね」とポリシーを明かしてくれた。本作は2012年4月から劇場先行上映、13年4月からMBS・TBS系列で放送されたテレビシリーズ『宇宙戦艦ヤマト2199』(全26話)を新たな視点で再構成した特別総集編。今年12月には、数多くの謎に終止符を打つ完全新作『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』が劇場公開される予定だ。『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』10月11日(土)から全国順次イベント上映開始取材・文・写真:内田 涼
2014年10月09日『少林サッカー』『カンフーハッスル』のチャウ・シンチー監督6年ぶりの最新作『西遊記~はじまりのはじまり~』で、山寺宏一(孫悟空役)、ハリセンボン近藤春菜(猪八戒役)と、箕輪はるか(沙悟浄役)が日本語吹替キャストを務めることが発表された。その他の画像本作は『西遊記』を題材に、三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒の4人が出会う前のストーリーを描くもの。シンチー監督が製作と脚本も手がけ、後に三蔵法師と名乗ることになる妖怪ハンターの玄奘(げんじょう)を主人公に、“妖怪”として登場する孫悟空、猪八戒、沙悟浄を退治しようと奮闘する姿を描いた妖怪娯楽バトルエンターテインメント。日本語吹替キャストには山寺、ハリセンボンのほか、斎藤工(玄奘役)、貫地谷しほり(女妖怪ハンター段役)、茶風林(玄奘の師匠役)、神谷浩史(妖怪ハンター空虚王子役)、羽佐間道夫(妖怪ハンター足じぃ役)、田中真弓(チビ助役)、桜 稲垣早希(スーメイ役)、野沢雅子(花おばさん役)が出演する。本作の孫悟空は、妖怪の中の王だが、500年間幽閉されていたために外見は青白く、禿げた老人となって登場する。山寺は「大好きなチャウ・シンチー作品にまたまた出演させていただき、ありえね~ぐらいうれしい!!」とコメント。巨大なイノシシに変身する豚の妖怪・猪八戒と、半漁半獣と化した水の妖怪・沙悟浄を演じるハリセンボンの近藤と箕輪は、「今流行の妖怪役のお仕事をいただき、とてもうれしいです。頑張ります!」とコメントを寄せている。『西遊記~はじまりのはじまり~』11月21日(金)TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー
2014年10月08日お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜、箕輪はるか、声優の山寺宏一が、『少林サッカー』『カンフーハッスル』のチャウ・シンチー監督6年ぶりの最新作『西遊記~はじまりのはじまり~』(11月21日公開)で日本語吹き替え声優を務めることがこのほど、明らかになった。2013年中国映画興行記録1位に輝いた本作は、シンチー監督が『西遊記』を題材に、三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒の4人が出会う前のオリジナルストーリーを生み出した妖怪娯楽エンターテインメントで、後に三蔵法師と名を改めることとなる妖怪ハンター・玄奘(ウェン・ジャン)を主人公に描かれる。日活と東宝東和がタッグを組んだ「GOLDEN ASIA」レーベルの1作目としても注目されている。このたび、日本語吹き替え声優の第2弾が発表され、猪八戒役に近藤春菜、沙悟浄役に箕輪はるか、そして、孫悟空役に山寺宏一が決定。ハリセンボンは「今流行の妖怪役のお仕事をいただき、とてもうれしいです。頑張ります!」を意気込みを示し、山寺も「大好きなチャウ・シンチー作品にまたまた出演させていただき、ありえね~ぐらいうれしい!!」と喜びのコメントを寄せた。そのほか、玄奘の師匠の声は茶風林、病弱な剣の達人・空虚王子は神谷浩史、元気なじじい妖怪ハンター・足じぃは羽佐間道夫に決定。さらに、女妖怪ハンター・段が率いるチーム・デュアン(段)の1人、チビ助は田中真弓、段の恋の相談にのるスーメイは桜 稲垣早希、そして、空虚王子が縁起が良いと連れてあるく花おばさんは野沢雅子が演じる。なお、主人公の妖怪ハンター・玄奘(ウェン・ジャン)の声は斎藤工、映画オリジナルキャラクターの女妖怪ハンター・段(スー・チー)は貫地谷しほりが務める。(C) 2013 Bingo Movie Development Limited
2014年10月08日「ケンゾー(KENZO)」を運営するケンゾーパリは1月29日、八木通商と共に、日本で合弁会社「ケンゾーパリ ジャパン」を設立することを発表した。新会社は今後数ヶ月以内に設立され、日本におけるケンゾーラインのディストリビューターとして、14AWから営業を開始する。ケンゾーパリのエリック・マレシャル(Eric Marechalle)CEOは「ケンゾーのファッションは、ブランド創始者・高田賢三の故郷である日本のお客様に高く評価されており、更にその存在を高めたい」とコメント。 八木通商の八木雄三代表取締役社長は「私共のマーケティングに関する高度な専門知識を用いて、ケンゾーを日本市場において最も成功を収めるブランドに育てて行く」と意気込みを語っている。高田賢三は、1970年にパリにブティック「ジャングルジャップ」を開き、ハンドメイドのウィメンズコレクションを発表。99年にはLVMHグループの傘下となり高田はアーティスティックディレクターを辞任。2011年7月に「オープニング セレモニー(OPENING CEREMONY)」創設者のキャロル・リム(Carol Lim)とウンベルト・レオン(Humberto Leon)がクリエーティブディレクターに就任した。八木通商は1946年に設立。アメリカ、ヨーロッパ、アジアに海外拠点を持ち、「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」「バラクータ(BARACUTA)」「バブアー(Barbour)」「J&M デヴィッドソン(J&M DAVIDSON)」「ファリエロ サルティ(Faliero Sarti)」「スリードッツ(three dots)」などの輸入・販売を手掛けている。2009年には「モンクレール(MONCLER)」とも合弁会社を設立し、日本でのビジネス展開を担っている。
2014年01月30日ディズニーの最新アニメーション映画『シュガー・ラッシュ』の最新予告編がこのほど公開され、日本語吹替版では主人公ラルフの声を山寺宏一が演じることが発表された。『シュガー・ラッシュ』予告編本作はコンピュータゲームの世界を舞台に、子どもたちから愛されない自分に嫌気がさしてしまった悪役キャラのラルフが、お菓子の世界で繰り広げられるエキサイティングなレース・ゲーム“シュガー・ラッシュ”の世界で少女ヴァネロペに出会い、ゲーム界の運命を揺るがす災いに立ち向かう姿を描く。11月初旬に全米公開され、ディズニーアニメ史上最高のオープニング成績を記録。アニメ界のアカデミー賞とされるアニー賞では、作品賞・監督賞を始め10部門にノミネートされるなど、興行・批評の両面で圧倒的な成功を収めている。このほど公開された予告編の冒頭に登場するのは小さな町のゲームセンター。そこでは日本でもお馴染みの『ストリートファイター』や『ダンス・ダンス・レボリューション』が今日も子どもたちを楽しませており、主人公ラルフは古株ゲーム『フィックス・イット・フェリックス』の悪役だ。店の営業が終わるとゲームのキャラクターたちは“仕事”を終えてホッとひと息。不思議な電車のような乗り物に乗って自宅に帰ったり、悪役専門の互助集会に出たりしている。予告編の前半は、私たちが知らなかった“閉店後のゲームキャラの暮らし”が描かれ、画面の様々な場所に日本でも人気のキャラクターが登場する。映像後半は“シュガーラッシュ”の世界に迷い込んだラルフとヴァネロペの出会いと友情、そしてふたりが脅威に立ち向かっていく姿がテンポよく描かれる。自分の立場がイヤになってしまったラルフと、ゲームの世界で居場所がないヴァネロペはタッグを組み、かけがえのない友情を築いていく。ディズニーや本作の総指揮を務めるジョン・ラセターの古巣ピクサーは、想像力豊かな世界観とビジュアル、そして共感を呼ぶキャラクターを追求し続けてきたが、本作も“コンピューターゲーム”という新たな題材を得て、これまでの名作と同じく観客の心に残る物語を追求しているようだ。ちなみに日本語版で主人公ラルフの声を演じる山寺は、『アラジン』のジーニー役や『リロ・アンド・スティッチ』のスティッチ、さらにいくつかの作品でドナルドダックの声を演じるなど、ディズニー作品とも縁が深く、本作でも様々な声色を出し分けるノドと、確かな演技力で主人公ラルフに命を吹き込んでいる。『シュガー・ラッシュ』2013年3月23日(土) 全国公開※数量限定!キラキラチャーム付き前売り鑑賞券12月15日(土)より全国で販売開始
2012年12月14日『日本唐揚協会』という団体があるのをご存じでしょうか。2010年に一般社団法人になっていますが、活動はそれ以前から開始されています。何をやっている団体なのでしょうか。面白そうなので取材に行って、同協会専務理事の八木宏一郎さんにお話を伺いました。■日本唐揚協会のできたワケ――日本唐揚協会の設立経緯を教えてください。八木専務理事まず会長の安久鉄兵と私の2人が「唐揚げ好き」だったことで意気投合したのが最初です(笑)。2008年の10月に「日本唐揚協会」の名刺を作りました。どうせやるなら「日本」の看板を背負った団体にしようという熱い意気込みでした。――当初はどんな活動をされていたのですか?八木専務理事名刺を作っただけでした(笑)。で、その名刺をあっちこっちに配ってはいましたけれども。――お二方はそれまではどんな仕事をされていたんでしょうか?八木専務理事2人ともIT関連の仕事でした。で、名刺だけ配っていても仕方がないので2009年の8月にwebサイトを作ったんです。これで全国のみなさんに私たちの存在を広く知っていただけるようになりました。――ネットの反応はいかがでしたか?八木専務理事そうですね。最初は「またバカなヤツがバカなことを始めたぞ」とか、ネガティブな反応が多かったですかね。でも、その反面、全国から様々な唐揚に関する情報が集まり始めました。――情報を寄せてくれる人がいたんですね。八木専務理事はい。例えば、「北海道にはザンギというものがある」とか「愛知県には手羽先の文化が」みたいなざっくりとした情報は知っていたんですが、情報が集まって来ると、実は「唐揚げは深い世界だ」ということがわかってきたんですよ。で、これは本格的にやらねば、ということで、2010年12月には一般社団法人になりました。■大分県に「唐揚げの聖地」があった!八木専務理事例えば、「唐揚げ専門店発祥の地」はどこか知ってしますか?――見当もつかないです。八木専務理事大分県の「宇佐市」なんです。人口が5万5,000人くらいの街なんですが唐揚げ専門店が25店舗もあります。そのお隣りの「中津市」も唐揚げのメッカで、人口8万人ほどの街に唐揚げ専門店が60店舗もあります。私たちは、この中津市を「唐揚げの聖地」と名付けました。――大分県にそんなに唐揚げ専門店があるなんて驚きですね。何か理由があるのでしょうか。八木専務理事大分県のこの地域は、もともと「養鶏業」の盛んな地域でして、その鶏肉を美味しく食べようということでお店が発展したと考えられています。本当に「聖地」と呼ぶにふさわしい名店がたくさんありますよ。■日本唐揚協会は大車輪の活躍――協会ではどんな活動をしているのでしょうか。八木専務理事例えば、「カラアゲニスト検定試験」の実施といった活動をしています。2012年の10月時点で15,000人が合格しています。これは無料で受けていただけますし、個人会員無料、制度も無料です。――そういった制度を無料にすると協会は運営していけるのですか?八木専務理事こういう試験制度でお金を稼ぐとかするところも多いと思うんですが、私たちはあまりそうは思いません。面白い文化活動ができることを優先したいと思っています。その代わりと言うとなんですが、例えばイベントの運営などの資金は、スポンサーしていただいた企業様から頂きますけれども。――イベント関係はかなり熱心に行っているんですね。八木専務理事そうですね。『からあげグランプリ』は3回目になりますが重要なイベントです。日本で一番うまい唐揚げ屋さんはどこかを投票で決めるんですが。――それは盛り上がりそうですね(笑)。八木専務理事唐揚げと一口に言っても、調理方法、味つけ、具などによってさまざまです。塩ダレとしょうゆダレを比べられるのか、鶏の唐揚げとふぐの唐揚げは比べられるのか、といった問題がありますので、できるだけ公平になるようにジャンル分けをしたんですよ。で、結局8部門になったんです。●からあげグランプリの8部門・素揚げ・半身揚げ部門・西日本しょうゆダレ部門・中日本しょうゆダレ部門・東日本しょうゆダレ部門・塩ダレ部門・手羽先部門・味バラエティー部門・素材バラエティー部門――選ばれるとお店にとっても名誉なことでしょうね。八木専務理事唐揚げ好きの人による投票制ですからしっかりした結果になります。実際、選ばれると売上もずいぶん違うんだそうです。――ほかにもイベントなどの開催はありますか。八木専務理事流通さんと一緒に行う「からあげカーニバル」「からあげキャラバン」、商業施設さんや市民祭りさんと一緒に行う「からあげ祭」などもあります。というのは、実際にみなさんに食べてほしいんですよ。いくら美味しいと言っても、さすがに大分まで食べに行ける人は少ないと思いますので。美味しいお店の味を多くの人に味わってもらえる場所を作りたいんです。――そうですね。やはり見たり、読んでるだけじゃなくて食べたいですもんね。八木専務理事ほかにもコンビニさんとご一緒して、コンビニで販売する唐揚げをプロデュースしたり……。もちろん有力店さんにご協力を頂いたりしながらですが。最近では、「ピヨからくん」という日本唐揚協会の公式マスコットキャラクターを作って、それが漫画になったり、UFOキャッチャーに登場したりですとか。――スゴイですね!八木専務理事『からっと☆』というアイドルグループもデビューしました(笑)。――えっ、そんなことまで手掛けているんですか?八木専務理事いえ、アイドルのプロデュースはきちんとしたその道のプロの会社さんがされてます。日本唐揚協会公認「からあげ親善大使」ということで、ご協力をしているんです(笑)。――唐揚げから仕事が大きく広がっているんですね。八木専務理事でも私たちがやりたいのはあくまで食文化の啓蒙なんですよ。唐揚げには「揚」「衣」「汁」「味」「量」「全」という6つの軸があると私たちは考えています。どんな食も必ず根底には何らかの、幾つかの軸があって、これがブレると大きな間違いが起こる。軸をぶらさないようにすること、これこそが食文化の根っこであり、またひいてはこれが「生き方」にも通じると思っています。楽しく、ブレずに食文化、唐揚げとつきあっていきたいと思います。日本唐揚協会は元気で明るい食文化の啓蒙団体でした。唐揚げが食べたくなっておなかがすく取材でありました(笑)。(高橋モータース@dcp)『日本唐揚協会』の公式サイト
2012年12月02日2012年1月18日(水)に、東京ディズニーシーの10年を網羅したブルーレイ/DVD『東京ディズニーシー マジカル 10 YEARS』が発売される。こちらを記念して、ナレーションを担当した山寺宏一&アヤカ・ウィルソンに、インタビューを行った。●実際、ナレーションを担当されて、いかがでしたか?感想を聞かせて下さい。山寺:アヤカちゃんと一緒にブースの中に入って収録しましたが、楽しくできました!ちゃんと東京ディズニーシーの魅力をご案内しながらも、お家で映像を観ながら感想を言いあっているような楽しい雰囲気も出せましたので、そういう意味でも楽しいナレーションになりました。今回の映像作品は東京ディズニーシーのショーをダイジェストで観られる貴重な映像になっているので、東京ディズニーシーの大ファンとしてうれしかったですね。アヤカ:山寺さんといえば声優さんの大ベテランでプロなので、最初はすごく緊張しました(笑)。でもアドバイスもお上手で、いろいろなお話をしてくださって、とてもリラックスできました。山寺さんのおかげで、楽しくナレーションの録音をすることができました!●山寺さんが教えてくれたアドバイスの中で一番役に立ったアドバイスは何でしょうか?山寺:いやいや、アドバイスなどはしていないですよ(笑)。「メディテレーニアンハーバーって、言いにくいよね?」くらいで(笑)。僕たち2人で一生懸命練習しました。アヤカ:そうですね(笑)。それと、わたしは発音がそれほど上手くはないので、“し”とかを言う時に、鼻から音が抜けないようにする方法とか、いろいろ教えていただきました。●一番気に入っているショーは何ですか?山寺:一番を選ぶことは難しいですね。アヤカちゃんは何かな? ほぼ観ているそうだけど。アヤカ:どのショーも大好きですが、まだ実際に観たことがない新しいショーのナレーションをしている時に、映像を観ながら収録していてポーっと見入っちゃってナレーションを忘れてしまい、注意されたりもしました(苦笑)。でも、それくらい自分がその場にいるかのような気持ちになれたので、たくさんの夢を与えてくれる映像作品だなあと思いました。山寺:僕は自分で声を演じたジーニーの「アラジンのホールニューワールド」も大好きですね。特に想い出に残っていて、実際に東京ディズニーシーで直接観たショーでもあります。その時に一緒に観ていた皆さんのうれしそうな顔を思い出すと、やはりジーンときますね。大好きな『アラジン』の世界が大きなハーバーのある海の中で繰り広げられるので、すごい迫力です! まだ実際に観ていないショーで挙げると、「ボンファイアーダンス」の盛り上がり方を観て感動しました! 実はジーニーとして声で参加はしていますが(笑)、まだ直接ショーを観に行けていないので、観たいですね。東京ディズニーシーには、じっくりと鑑賞して楽しむショーと、観ながら一緒に盛り上がるショー、両方がありますよね。●山寺さんの場合、ジーニー役など声優として参加しているので、ゆかりがありますよね。山寺:そうです! だから特に個人的な想い入れが強くて、最近はよく東京ディズニーシーのほうにおじゃますることが多いですね。もちろん東京ディズニーランドへも行きますし、これまで何回行ったかわからないですが、東京ディズニーシーの回数は増えましたね。●デートにおすすめのディズニーシーの楽しみ方を教えてください。アヤカ:デートで行ったことがないのでわからないから、そこは山寺さんにお願いしますね(笑)。山寺:いやいや(笑)。アヤカちゃんが想う「将来デートするならココ!」みたいな場所は?アヤカ:はい(笑)。たぶん手をつないで、プラプラと歩くような気がします。東京ディズニーシーは東京ディズニーランドと違って、地中海のイメージなのでロマンティックな雰囲気があるので、お散歩しているだけでもいろいろなことを感じることができますよね。アトラクションやショーを観る前に、ゆっくり歩いてぐるぐると回っている気がしますね。山寺:ショーも観てね(笑)!アカヤ:そうですよね(笑)!●ブルーレイとDVDの発売を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします!アヤカ:今までに何度も東京ディズニーシーを訪れて、いろいろなショーを観てきた方々でも、今回の作品で新しい観方を発見すると思います。DVDならではのキャラクターのアップの映像や引きの映像など、いろいろな角度でショーを観られるので、改めて感激することがあって、いろいろな思い出がよみがえってくることも多いと思います。また、ショーを観たことがない方々は、楽しいショーがたくさんあることを知れるので、行きたくなると思います。多くの人に観ていただいて、少しでもショーの夢を身近に感じてもらえるようにナレーションを一生懸命頑張ったので、皆さんでぜひご覧ください!山寺:僕も同じ想いですね。本当に貴重な映像がいっぱいで、東京ディズニーシーに行かなければ観られなかったショーの数々がDVDになったので、ご家庭で手軽に繰り返しお楽しみいただけます! ショーの楽しみ方ガイドにもなっているので、行ったことがある方も行ったことがない人も、東京ディズニーシーに行ったら「今度はこういう風に楽しもう!」と思えるでしょう。きっとあなたの宝物になること間違いなしですよ!作品情報『東京ディズニーシー マジカル 10 YEARS レギュラーショー編』DVD『東京ディズニーシー マジカル 10 YEARS スペシャルイベント編』DVD『東京ディズニーシー マジカル 10 YEARS グランドコレクション』DVD『東京ディズニーシー マジカル 10 YEARS グランドコレクション』ブルーレイ2012年1月18日(水)ブルーレイ/DVD発売!東京ディズニーリゾート(R)では、2011年12月29日(木)より先行発売。 東京ディズニーリゾート DVD&ブルーレイ総合サイト (C)Disney
2012年01月11日