東京エリアの電力需給がひっ迫するとして、初となる『電力需給ひっ迫注意報』が発令された、2022年6月27日。各地で猛暑日を記録しており、エアコンの使用率が高まるため、無理のない範囲の節電が求められています。そんな中、同日放送の情報番組『news every.』(日本テレビ系)では、発令された『需給ひっ迫注意報』について特集。経済産業省が推奨する無理のない節電の例を、日本テレビの近野宏明解説委員が紹介しました。その1つが、テレビを省エネモードにするほか、見ていない時は電源を消すというもの。これに対し、解説を聞いていた同局の藤井貴彦アナウンサーから、『自虐』ともとれるツッコミが飛び出したのです。「節電なさってる方は、今このテレビを見ていらっしゃらないと思いますんで」news every.ーより引用近野解説員が、しばし言葉につまってしまった、藤井アナのツッコミ。放送後、番組中での藤井アナの発言がネット上で大きな反響を呼んでいます。・さすが。ここまでいうのは、なかなかできない。・つい笑ってしまいました。・藤井アナ、攻めるなぁ。無理のない節電は、使用していない照明を消したり、明るさを落としたりなど、ほかにもあります。とはいえ、藤井アナのツッコミに、ほかの出演者も笑うしかなかったようです。[文・構成/grape編集部]
2022年06月28日藤井風が全国ライブツアー2022-23を開催。2022年12月17日(土)の宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ公演を皮切りに、全国8都市16公演をまわる。藤井風の全国ライブツアー2022-232021年は楽曲「きらり」「燃えよ」がロングヒットを記録し、第72回NHK紅白歌合戦に出場するなど、国民的知名度を獲得した藤井風。2022年に入ってからも、最新アルバム『LOVE ALL SERVE ALL』の発売や「東京2020オリンピック」公式映画メインテーマ曲のリリース、自身初の有観客野外ライブの開催など、ホットな話題が絶えない。そんな藤井風が全国ライブツアー2022-23を開催。埼玉・大阪・福岡ほか、全国8都市16公演をまわる。【詳細】藤井風 全国ライブツアー2022-23開催日:2022年12月17日(土) 宮城県 セキスイハイムスーパーアリーナ12月18日(日) 宮城県 セキスイハイムスーパーアリーナ2023年1月4日(水) 福岡県 マリンメッセ福岡A館1月5日(木) 福岡県 マリンメッセ福岡A館1月14日(土) 埼玉県 さいたまスーパーアリーナ1月15日(日) 埼玉県 さいたまスーパーアリーナ1月21日(土) 愛知県 ポートメッセなごや 新1号館1月22日(日) 愛知県 ポートメッセなごや 新1号館1月28日(土) 福井県 サンドーム福井1月29日(日) 福井県 サンドーム福井2月3日(金) 徳島県 アスティとくしま2月4日(土) 徳島県 アスティとくしま2月7日(火) 大阪府 大阪城ホール2月8日(水) 大阪府 大阪城ホール2月14日(火) 神奈川県 横浜アリーナ2月15日(水) 神奈川県 横浜アリーナ※チケット情報は随時更新。
2022年06月18日藤井風が野外ワンマンライブ「風の秋まつり」を、2022年10月15日(土)・16日(日)の2日間、大阪・パナソニック スタジアム 吹田で開催する。藤井風の野外ワンマンライブ「風の秋まつり」藤井風は、YouTubeでのピアノカバー動画をきっかけに音楽活動をはじめ、2019年に本格的に活動をスタートさせたミュージシャン。2022年は、人気曲「きらり」「燃えよ」などを収録した最新アルバムCD『LOVE ALL SERVE ALL』のリリースのほか、新曲「The sun and the moon」が「東京2020オリンピック」公式映画のメインテーマ曲に起用されたことでも話題となった。そんな藤井風が、野外ワンマンライブ「風の秋まつり」を大阪・パナソニック スタジアム 吹田にて2日間開催。2021年に神奈川・日産スタジアムで無観客ライブを行った藤井だが、有観客で野外ライブを行うのは今回が初めてとなる。【詳細】藤井風 野外ワンマンライブ「風の秋まつり」開催日:2022年10月15日(土)・10月16日(日)会場:パナソニック スタジアム 吹田住所:大阪府吹田市千里万博公園3-3開場/開演:15:00/17:00■チケット情報チケット最速先行受付:6月15日(水)12:00~7月17日(日)23:59※既に最新アルバムCD『LOVE ALL SERVE ALL』を購入済み、またはこれから購入する人が対象。CD封入紙面記載のQRコードより申込み。オフィシャル先行抽選受付:7月25日(月)18:00~8月7日(日)23:59価格:S席 9,000円、A席 8,000円、親子席 親9,000円 子4,500円※3歳以上チケット必要。(2歳までは膝上観覧可。ただし大人1名につき子供1名まで。)※チケット制限枚数2枚まで。(親子席を除く)※荒天中止。※親子席は最大6枚まで申し込み可能。大人は2名までの申し込み。※親子席の大人は高校生以上の保護者を指す。子供は3歳から中学3年生まで。その他チケット情報詳細は、特設サイト(を確認。
2022年06月18日映画『ヴィレッジ』が2023年4月21日(金)に公開される。主演は横浜流星、監督は藤井道人、制作はスターサンズ。監督・藤井道人が描く、閉ざされた“ムラ”に生きる若者のリアル映画『ヴィレッジ』は、『ヤクザと家族 The Family』『空白』といった話題作を世に送り出すスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画、『余命10年』で話題の藤井道人が監督・オリジナル脚本を務める作品だ。京都でオールロケを行い、「村」という閉ざされた世界を描写。現代日本の抱える闇をあぶり出していく。現代社会の闇を「村」に投影したヒューマンサスペンス映画『ヴィレッジ』は、日本人の「村」、自然美しくも、閉ざされた世界を舞台に、現代社会の闇を投影したサスペンス・エンタテインメント。過去のある事件により“血縁”“地縁”で村にとどめ置かれ、憎むべき相手の下、ゴミ処理施設で不法な労働に手を染めていく主人公・片山優を中心に物語は展開される。行き場のない苦悩、落胆、そして怒り。そんな中、片山はあるきっかけで“覚醒”していき...村は予想外の事態を迎える。同調圧力、格差社会、貧困。現代社会が抱える多くの問題の、きれいごとではない本質を投影し、そこに生きる人間たちのリアルに迫る。美しい村の風景と神秘的な「薪能(たきぎのう)※」の儀式、そして大自然を切り裂いてそびえたつ巨大なゴミの最終処分場。「伝統」と「実利」の間で揺れ動く人々の姿を、圧倒的映像美と世界観によってミステリアスに描き出している。※薪能:夜間にかがり火を焚いて、能楽を演じる主演・横浜流星がダークサイドに堕ちる村人に主人公・片山優役:横浜流星霞門村に住み、村のゴミ処理施設で働く青年。村の伝統として受け継がれてきた「薪能」を見たことで能に魅せられ能教室に通うほどになっていたが、村のゴミ最終処理場建設を巡るある事件により、人生は大きく狂っていくことに…。過去のある事件によって、“血縁”によって村にとどめ置かれ、周囲に蔑まれながら“地縁”によって最も憎むべき相手の下で不法な労働に手を染めていく。母親が抱えた多額の借金の支払いに追われ、ゴミ処理施設で不法投棄を強制させられる。ダークサイドに堕ちる主人公を演じるのは、映画『きみの瞳が問いかけている』『嘘喰い』『流浪の月』『アキラとあきら』『線は、僕を描く』などに出演し、実力・人気共に兼ね備えている横浜流星。横浜流星が藤井道人監督とタッグを組むのは、amazarashi の「未来になれなかったあの夜に」MV、映画『青の帰り道』『DIVOC-12/名もなき一篇・アンナ』、ドラマ「新聞記者」に続き5度目となる。中井美咲…黒木華優の幼馴染。一度は村を出て上京したものの再び霞門村に戻り、優に手を差し伸べる。演じる黒木華は、映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』『余命10年』やドラマ「凪のお暇」「イチケイのカラス」にも出演。2023年1月には、出演映画『イチケイのカラス』が公開される。大橋修作…古田新太霞門村の村長。伝統的な“薪能”を継承し、夜霧が漂う美しい霞⾨村に、半ば強引にゴミ処理施設を誘致。そのゴミ処理施設を利⽤してヤクザの丸岡と結託し、不法投棄にも⼿を染めていく。きれいごとだけでは済まされない厳しい現実に、密かに葛藤を抱えながらも、村長として絶対的な権力を振るっている。大橋光吉…中村獅童大橋修作の弟。幼い頃に優や美咲に能を教えていたが、ある事件をきっかけに村を出た。大橋透…一ノ瀬ワタルゴミ処理施設で働く村長の息子。父の権力を傘に、好き放題、全てを思い通りに使用と力任せに生きる。優を虐げ、常に弱い者を⾷い物にする。筧龍太…奥平大兼借金返済のため、優と共にゴミ処理施設で働く青年。中井恵一…作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)美咲の弟。人とコミュニケーションを取るのが苦手で内気な性格だが姉・美咲と親しくしていた優には心を開いていく。尊敬する兄のように慕っていたものの、過去のある事件をきっかけに人が変わってしまった優の姿にショックを受ける。姉の美咲が村に戻ってきたことで、優と恵一は昔のような信頼関係を再び築き始めるが、ゴミ処理施設で村が隠そうとしていた“闇”を目の当たりにしてしまう。丸岡勝…杉本哲太ゴミ処理施設を使って不法投棄を行い、影で村を牛耳るヤクザ。村⻑の修作の弱みにつけ込み、借⾦を抱えた⿓太らをゴミ処理施設に斡旋。借⾦のカタに不法投棄を⾏わせている。片山君枝…西田尚美優の母親。優と同様、過去のある事件によって村中から蔑まれた末、ギャンブルと酒に溺れて多額の借金を抱える。優に対して懺悔の想いを抱えながらも現状を打開することができず、丸岡からの借⾦を重ねてしまう。大橋ふみ…木野花霞門村の村長を代々務めてきた大橋一族の母として絶大な権力を持つ。病を患い、ほぼ寝たきりという状態でありながら、今もその存在は村の中で絶⼤な⼒を誇り、村中から動向を伺われる。amazarashi×映画『ヴィレッジ』のコラボソング「スワイプ」amazarashiと映画『ヴィレッジ』がコラボレーションした新曲「スワイプ」が、2023年4月26日(水)にリリース。amazarashi、横浜流星、藤井道⼈による3度目のタッグが実現した。「スワイプ」のMVでは、映画『ヴィレッジ』の世界観とリンクしたストーリーを描写。とある会社に勤める青年Aの、不条理な世界における運命を映し出しており、映画とは違った、美しくも儚いアナザーワールドを楽しむことができるようになっている。尚、「スワイプ」のMVは、リリース日の4⽉26⽇(⽔)21:00にamazarashiの公式YouTubeチャンネルでプレミア公開される。映画『ヴィレッジ』あらすじ夜霧が幻想的な、とある日本の集落・霞門村(かもんむら)。美しい自然の中で神秘的な「薪能(たきぎのう)」の儀式が行われるような村である一方、近くの山には、巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ。幼い頃よりこの村に住んでいる片山優は、美しい村にとって異彩を放つ、このゴミ処理施設で希望のない日々を送っていた。そんなある日、幼馴染の美咲が東京から戻ったことをきっかけに物語は大きく動き出す。作品詳細映画『ヴィレッジ』公開日:2023年4月21日(金)監督・脚本:藤井道人出演:横浜流星、黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗、淵上泰史、戸田昌宏、矢島健一、杉本哲太、西田尚美、木野花、中村獅童、古田新太音楽:岩代太郎制作プロダクション:スターサンズ配給:KADOKAWA/スターサンズ
2022年05月22日シンガーソングライターの長渕剛が出演する、MTG「SIXPAD」の新CM「SIXPAD | Powersuit Core Belt 長渕剛編」が27日より放送される。新CMに向けて約半年間、自分を追い込んできたという長渕。新CMでは、今回のためにリメイクした楽曲「REBORN」をバックに、本格的なマシーンを使用した躍動感のあるトレーニングシーンや、魂のこもったステージパフォーマンスの様子が収録されている。撮影は「ステージパフォーマンス」と「トレーニングシーン」に分けて、2日間かけて実施。両日とも長渕の撮影にかける熱い思いが響く、活気ある現場となった。
2022年04月27日2022年にシンガーソングライターデビュー20周年を迎える堂本剛による新プロジェクト「堂本剛プロデュース」が3月25日(金)より始動する。堂本は2002年のシンガーソングライターとしてのシングル発売以降、さまざまなプロジェクトを通じ、音楽や俳優、ファッション、デザインなど多岐にわたる分野で活躍を続けてきた。本企画では「LINE VOOM」で毎月10本程度のオリジナル動画、ZOZOの協力のもと全7型(予定)におよぶオリジナルのファッションアイテムをプロデュース。動画はスゴ技挑戦や音楽などの内容を投稿、アイテムは2022年夏よりシーズンレスに着用できるユニセックスアイテムを通販サイト「ZOZOTOWN」で販売予定だ。またプロジェクト期間中、撮影やプロデュース作業にスタッフが密着。その模様やオフショットは無料動画配信サービス「GYAO!」のオリジナル番組『つよしP(仮)』として配信される。ほかにも堂本のプロデュースによるコンテンツがさまざまなメディアに登場する予定だ。初回のプロデュースとなるビジュアル撮影に堂本はお気に入りの衣装で登場。カメラマンからの「目線なしも撮りますか?」との声に「いいですね!」とふたつ返事でOKするも「(プロデュースを)任せるのが不安になる写真にしましょう」と堂本らしいジョークを飛ばす。それから空気椅子の状態でポーズを決めるなど、個性あふれる撮影になった。写真撮影後、早速ファッションアイテムの打ち合わせを開始。堂本が手がけるファンクミュージックのように、様々な方向からのアプローチにより、手に取る一人ひとりがサステナブルなものに関する関心や、何かを感じてもらえるようなアイテム作りに取り組みたいとコメントする。用意されたサンプルを手に取りながら、生地の選択やデザインの方針など、完成にむけたイメージを膨らませた。続いて「LINE VOOM」向けの動画撮影。人気のチャレンジ動画に挑戦するもなかなかうまくいかず、「しょぼいなあ」と堂本。失敗も楽しむ、おおらかな一面を見せた。さらにはなかなか見られない音楽制作の現場にもスタッフが密着。ベースやギターを手に取り、音作りの様子やリフのアイデアを形にしていく作業、浮かんだメロディをマイクに吹き込むところなど、一つの楽曲を形にしていく方法を紹介する。録音した音源をチェックする目は真剣そのもので、シンガーソングライターデビュー20周年を経て一層精力的に音楽に取り組む姿が印象的だった。■企画情報「堂本剛プロデュース」3月25日(金)よりスタート<詳細>(1)「堂本剛 × ZOZO」堂本剛プロデュースのもと、ZOZOが開発・販売アイテム型数:7点(予定)2022年夏より予約販売開始(予定)(2)「堂本剛」LINE公式アカウント(3)「LINE VOOM」堂本剛オリジナル動画3月26日(土)~2022年9月「堂本剛」LINE公式アカウントにて配信PC: スマホ: (4)「GYAO!」オリジナル番組『つよしP(仮)』3月26日(土)21時より配信開始。毎週土曜日更新(全26回)・番組視聴ページ: ・公式Twitterアカウント: 特設ページ:
2022年03月25日テレビ番組でもおなじみの藤井恵さんの新刊栄養バランスがよく、ダイエットや冷えの改善、アンチエイジング、腸活に役立つおかゆのレシピを掲載している新刊『藤井 恵の「からだが整う」おかゆ』が文化出版局から発売された。B5変型判、72ページ、価格は1,760円である。著者の藤井さんは料理研究家で、管理栄養士の資格を保有。「きょうの料理」「あさイチ」などのテレビ番組でもおなじみであり、『「万能無水鍋」におまかせ! 毎日のごはん』『はじめての「味つけ冷凍」』などの著作もある。「わが家のおかゆはポタージュ風」約2年にもなるコロナ禍では、それまでと同じように食事を摂っていても、体型の変化に悩む人が増えた。外出が減り、運動の機会が減ったため三食を普通に摂るだけでも体重増につながる。また、自宅で過ごす時間が長くなったことで、三食の食事作りが面倒だという人も多い。「わが家のおかゆはポタージュ風」と語る藤井恵さんのおかゆは米を油で炒め、たっぷりの肉、魚、野菜などの具材が入ったものである。ボリュームも栄養も充分、朝と昼なら一品でもよく、夕食には簡単な副菜があればよい。また、白がゆでは塩気のあるものがほしくなるが、具だくさんのおかゆであれば、そのままでも美味しく減塩にもなる。新刊では「干しえび+レタス」「豚肉+しいたけ+にら」「さば缶+キムチ+ししとう」などのおかゆを紹介。おかゆととも食べる箸休めも紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※藤井 恵の「からだが整う」おかゆ(藤井恵 著)【文化出版局】
2022年03月05日2022年2月24日から続いている、ロシアによるウクライナ侵攻。ウクライナの各地で戦闘が行われ、両国の公表する数値に違いはありますが、合わせて数千人の死者が出ているとされています。今回の戦いを受け、日本を含む世界各国から平和を願う声が上がりました。ロシアとウクライナの情報戦を受け、藤井貴彦アナが思いを明かす同年3月3日に放送された、報道番組『news every.』(日本テレビ系)でも、ロシアのウクライナの情勢について特集。ウクライナでは都市部を中心に、家屋が破壊されるなど大きな被害を受けているといいます。そして、戦いが起こっているのは戦地だけではありません。インターネット上でも、情報戦が行われているのだとか。戦いを有利に進めるため、SNSではフェイクニュースが流れることも。また、士気に影響が出るとして、各国では自軍の被害についての情報を規制しているといいます。繰り広げられる情報戦について、藤井アナウンサーは視聴者に向かって、このように思いを伝えました。ロシアのみなさんには直接は届かないのかもしれませんけども、遠くにいる日本で私たちがこういう情報をみなさんにお伝えし続けていることによって、日本の中にもロシアの方はいらっしゃるでしょうし、ウクライナの方もいらっしゃると思います。その人たちが、もしかするとロシアなりウクライナなりに「こういうふうに伝えられてるよ」っていうのを、伝えることもできると思うんですよね。ですから私たちは、遠くの国にいますけども、これ(ニュース)を知ることによって、「無駄だ」って思わないで、知り続けること、関心を持ち続けることがとても大切だと思います。news every.ーより引用ネットの情報規制によって、自国の現状を知ることができずにいる人が多く存在している、ロシアとウクライナ。日本でも、今回の戦いに関するフェイクニュースが拡散され、問題視されています。インターネットというツールがあれば、どれだけ戦地から離れた場所にいても、フェイクニュースによって加担してしまう可能性があるでしょう。藤井アナは、「そんな現状だからこそ、日本では正しい情報を発信し続け、多くの人が関心を持ち続けることが重要である」と、視聴者に向かって説きました。番組を見ていた人からは、藤井アナのコメントに共感する声が上がっています。・藤井さんの誠実な人柄がよく出ているコメント。心に響きました。・報道に携わる人として、本当に素晴らしい考えだと思う。・「自分に何ができるのか」と無力さをなげいていたけど、関心を持ち続けるのが大事なのだとハッとした。海外の出来事のため、関心のない人もいるかもしれません。また、つらい気持ちになってしまうため、あえて情報を遮断している人もいるでしょう。しかし、1人でも多くの人が今起こっている出来事から目をそらさずに考えることで、きっと未来につながるはず。藤井アナのメッセージは、多くの人に「今、自分がすべきことはなんなのか」と考えさせてくれたようです。[文・構成/grape編集部]
2022年03月03日藤井風が最新アルバムCD『LOVE ALL SERVE ALL』を、2022年3月23日(水)に発売する。藤井風の最新アルバム『LOVE ALL SERVE ALL』全11曲収録藤井風は、YouTubeでのピアノカバー動画をきっかけに音楽活動をはじめ、2019年に本格的に活動をスタートさせたミュージシャン。2020年にリリースしたデビューアルバム『HELP EVER HURT NEVER』が各種チャート上位を獲得し話題に。2021年には楽曲「きらり」「燃えよ」がロングヒットを記録し、第72回NHK紅白歌合戦に出場するなど、国民的知名度を獲得した。そんな藤井風が、最新アルバムCD『LOVE ALL SERVE ALL』をリリース。人気曲「きらり」「燃えよ」など既発曲5曲と、「まつり」「やば。」「ガーデン」「damn」「ロンリーラプソディ」「それでは、」の新曲6曲の全11曲を収録する。CDは初回盤と通常盤の2形態『LOVE ALL SERVE ALL』のCDパッケージは、初回盤と通常盤の2形態で展開。初回盤には全52ページの特製フォトブックに加え、全11曲を収録するCD「LOVE ALL COVER ALL(piano arranged covers)」が付属する。初回限定盤ではジャスティン・ビーバーやレディー・ガガをカバー初回限定盤に付属するのは、ピアノアレンジカバーアルバム。ジャスティン・ビーバーの「Sorry」やレディー・ガガの「Eh, Eh」など、海外アーティストのヒット曲11曲をカバーしている。詳細藤井風 最新アルバムCD『LOVE ALL SERVE ALL』CD発売日・配信日:2022年3月23日(水)CD価格:通常盤(CD) 3,300円、初回盤(2CD+特製フォトブック) 4,400円配信版:2,200円<CD収録曲(通常盤&初回盤共通)>1. きらり2. まつり3. へでもねーよ (LASA edit)4. やば。5. 燃えよ6. ガーデン7. damn8. ロンリーラプソディ9. それでは、10. “青春病”11. 旅路<Disc2「LOVE ALL COVER ALL」(初回盤特典)>01. Sunny / Bobby Hebb02. No Tears Left To Cry / Ariana Grande03. Hot Stuff / Donna Summer04. Sorry / Justin Bieber05. Good As Hell / Lizzo06. Just the Two of Us / Grover Washington Jr.07. Weak / SWV08. Overprotected / Britney Spears09. Teenage Dream / Katy Perry10. Eh, Eh / Lady Gaga11. Circles / Post Malone
2022年02月21日ドラマ「鹿楓堂よついろ日和」に出演中の藤井流星(ジャニーズWEST)が、TBS日曜劇場「DCU」の第5話でゲスト出演していることが分かった。本作は、水中の捜査に特化した架空の組織「DCU」(Deep Crime Unit)を舞台にしたオリジナルドラマ。阿部寛がチームの隊長に扮するほか、横浜流星、中村アン、山崎育三郎、趣里らが出演。最新話・第3話では、隆子(中村さん)のまさかの殉職で言葉を失い、チームに生じた亀裂は修復不可能かと思われたが、今週放送の第4話では、新名(阿部さん)と瀬能(横浜さん)が再タッグを組み、彼女を殺害した犯人探しへと乗り出すことに。そして第5話のゲストに決定した藤井さんが演じるのは、瀬能の水泳部時代の先輩で、サーフショップオーナー・中林守。瀬能が手放しで心を許す存在だ。海上で起きた誘拐事件の聞き込み捜査中、2人は偶然再会することに。初の連続ドラマ主演を飾った「アゲイン!!」以来となる、約8年ぶりのTBS系ドラマ出演で、日曜劇場枠は初登場の藤井さん。「まさかゲストで呼んでいただけるとは思ってなく、驚きもありましたが本当にうれしかったです」と今回の参加を喜び、「横浜流星さん演じる瀬能の先輩役になりますので、そこの関係性にも注目して欲しいです。横浜流星さんは下の名前が全く同じで、お会いしたいとずっと思っていたので、今回共演できてうれしかったです」とふり返る。プロデューサーは、衣装合わせの際に「オーラがすごいなと思った」と藤井さんの印象を明かし、「お芝居をしていただいてさらに驚きました。皆さんがアッと驚くような演技をしていただいていると思います。是非とも、この第5話を見ていただいて、藤井流星さんの魅力を堪能していただきたいと思います。そして、横浜流星さんとのお芝居の対決も楽しんでいただけること間違いなしです」とコメントしている。「DCU」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年02月10日TRANSIENT主催、『松平頼曉90歳の肖像』が2022年2月18日 (金)に東京オペラシティリサイタルホール(東京都新宿区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ <松平頼曉 90歳の肖像>松平頼曉は「システムの作曲家」である。1957年のデビュー作である≪変奏曲≫で、システムの極北ともいえる総音列技法(音高、持続、強弱等、音楽の様々な要素を数値化し、音列によって制御しようとする作曲技法。一般的には、複雑で作曲の自由度を著しく制限する方法論とされる)によって作曲を行い、以後、音列の「誤用」による(疑似)旋法性、ピッチ・インターバル技法と、用いるシステムは変われど、90歳となる今日まで、システマティックな方法論による作曲を一貫してきた。まさに変幻自在。だが、それゆえに「松平頼曉の作品は捉えにくい」という人がいる。生物全般が遺伝というシステムを共有しながらも、その表現型が様々であるように、松平頼曉の作品の様相は、作品ごとに著しく異なる。その上、その作風を代表する一作(たとえば、メシアンの≪アッシジの聖フランチェスコ≫のような)がない/を書くことを巧妙に避け続ける、ところにこそ、松平頼曉の本領はある。人間だけをひたすら研究しても、生物全体のことを把握するのには無理があろう。ゆえに、松平頼曉の作品をトータルに理解するためには(ただし、トータルな理解など度外視して、個々の作品を愛でる、というスタンスも有り得ることは特筆しておきたい)、異なる傾向の作品を集めて聴いてみる必要がある。<コンサートについて>本コンサートでは作曲年代の異なる7曲の楽曲が演奏される。1950年代、70年代、80年代、90年代、00年代から1曲ずつ。10年代からは初演曲を含む2作品を選んだ。いかにも現代音楽といった無調の作品から、聴きようによっては環境音楽のように聞き流せるマイルドなものまで、その作風は様々だ。松平頼曉のデビュー作であると同時に、日本で最初の総音列技法の援用例である≪変奏曲≫。アルバン・ベルクが歌曲≪私の両目を閉じてください≫で使用した12音列を徹底的に「誤用」し、旋法的なミニマル音楽のような音世界を紡ぐ《コヘレンシー》。システマティックに音列を複雑化するプロセスを設定し、その過程を進化と見立て、聖書の言葉を歌詞にはめ込んだ《創世記》。ピッチ・インターバル技法によって作られる独特な音響の中でバッハからの引用が閃く≪スパークル≫。乱数を駆使しポワソン分布に基づいて音を配置した弦楽四重奏曲≪ポワソンの遊戯≫など。それらの作品を聴く者は、その多様な音世界と、それらを貫くシステマティックな思考の強靭さに慄くことだろう。演奏には、多久潤一朗(fl)、菊地秀夫(cb)、村田厚生(tb)、橋本晋哉(tub)、篠田昌伸、中村和枝(pf)、篠﨑和子(hp)、神田佳子(perc)、太田真紀(sop)、亀井庸州、安田貴裕(vn)、多井智紀(vc)といった、現代音楽ファンならどこかでその演奏を耳にしている奏者に加え、オーケストラでの活動を軸に日本の現代音楽演奏の新たな顔となりつつある荒木奏美(ob)、濱地宗(hr)。多井智紀と先鋭的な活動をともにする佐久間大和(vn)、多井千洋(va)らが集結。なお、3作品で指揮を執るのは、名を石川星太郎から改め、新たな道を歩み始めた石川征太郎である。2022年にはあれがあったと、10年後も回想される記念碑的なコンサートとなる予感がある。ジャンルを問わず、先鋭的な音楽に興味をお持ちの方は、ぜひご来場いただきたい。プログラム曲目と各曲の出演者(現時点で想定する演奏順)全作品、松平頼曉作曲コントラポジション(2004)Contraposition多久潤一朗(fl)、荒木奏美(ob)、菊地秀夫(b-cl)、中村和枝(pf)弦楽四重奏曲第3番「ポアソンの遊戯」(2011)Game of Poisson for SQ佐久間大和、安田貴裕(vn)、多井千洋(va)、多井智紀(vc)トリゴノメトリー(2014:初演)Trigonometory濱地宗(hr)、村田厚生(tb)、橋本晋哉(tub)アークのためのコヘレンシー(1976)Coherency for Ensemble ARK多久潤一朗(fl)、菊地秀夫(cl)、篠崎和子(hp)、神田佳子(perc)、篠田昌伸(e-pf)、石川征太郎(cond)(休憩)創世記(1981)Genesis太田真紀(sop)、多久潤一朗(fl)、菊地秀夫(cl)、多井智紀(vc)、中村和枝(pf)、石川征太郎(cond)変奏曲ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための(1957)Variations for violin,violoncello,piano亀井庸州(vn)、多井智紀(vc)、篠田昌伸(pf)スパークル(1997)Sparkle多久潤一朗(fl)、亀井庸州、安田貴裕(vn)、篠田昌伸(pf)、中村和枝(toy-pf, etc.)、石川征太郎(cond)開催概要『松平頼曉90歳の肖像』開催日時:2022年2月18日 (金)18:30開場/19:00開演会場:東京オペラシティリサイタルホール(東京都新宿区西新宿3-20-2)■出演者多久潤一朗(fl)荒木奏美(ob)菊地秀夫(cl)濱地宗(hr)村田厚生(tb)橋本晋哉(tub)神田佳子(perc)篠崎和子(hp)太田真紀(vo)篠田昌伸中村和枝(pf)亀井庸州佐久間大和安田貴裕(vn)多井千洋(va)多井智紀(vc)石川征太郎(cond)■スタッフ制作: 石塚潤一■チケット料金一般前売:3,500円(当日:4,000円)学生:2,500円(全席自由・税込)サントリー芸術財団第22回推薦コンサート後援:日本現代音楽協会助成:東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京アサヒグループ芸術文化財団野村財団 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月03日Netflixシリーズ『新聞記者』(全世界同時独占配信中)より、女優の米倉涼子、俳優の綾野剛、横浜流星、藤井道人監督が撮影裏話を語るスペシャル映像が21日、公開された。近年の政治事件やスキャンダルに切り込み、第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』(19)。全6話のドラマとして新キャストで新たな物語を描くNetflix版では、“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を米倉、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野、そして新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜が演じ、監督は映画版に引き続き、藤井氏が務める。今回公開となった映像ではまず、松田と亮が初めて出会うシーンを4人が鑑賞。米倉は「こんなに背骨が曲がってたなんて……」と役に入り込んだ自分に驚いた様子を見せる。そして松田の「声なき声を届けるのが記者の仕事だと私は思う」というセリフについて、「監督と一緒に(実際の新聞記者に)取材をさせていただいて、新聞記者として新聞がどういう風にあるべきかお伺いした時に、記者の方たちが仰っていた“声なき声を届ける”という言葉が監督の心に刺さって、そしてその言葉が引用されてここに来ました」と、同作のテーマとなる重要な裏話を披露した。その大事な言葉を伝えられた横浜は、就職活動中の亮のシーンを振り返り「藤井監督が描きたかった“一般市民”の目線を任せてもらったのですけど、就活も嫌々やっているこの青年が変化していくのかっていうのを楽しみにしてもらえれば」と、Netflix版で新たに加わった普通の大学生に起きる変化に注目してほしいと語る。また、綾野は亮の「なんか変な感じだよな、みんな同じ格好してさ」というセリフについて、「ドキっとしますよね。このシーンに詰まっているものがあるっていうか」と指摘する。すると、まさにこの台詞を書いた張本人である藤井監督から「(亮が)大人になるっていうことはある種、自分たちの顔を消して組織の色になること。それに対しての彼の無関心さとの対比が出るなと思って」と真意が語られ、米倉も思わず納得した様子だった。3つ目は、村上が抑えていた感情を一気に爆発させるシーン。綾野自身も「こんなに頭を下げるのが大変なんだなと、どこまで頭が下がっているのか分からなかった」と夢中になった撮影を振り返る。同シーンで村上から絞り出される「申し訳ありません」というセリフについては、「(村上を追い詰めている)豊田に対して言ったんじゃなく、自分を信じて愛してくれた人たちに言ったような感覚がありました。たくさん撮りましたよね」と裏話を明かした。最後は米倉が「新聞記者はNetflixで絶賛発売中です!」とNGを繰り出す様子も収められ、キャスト・監督の仲睦まじい様子が微笑ましい映像になっている。
2022年01月21日Netflixオリジナルシリーズ『新聞記者』より、主要キャストである米倉涼子、綾野剛、横浜流星、そして藤井道人監督が撮影秘話を語るスペシャル映像が公開された。2019年6月に劇場公開され、大ヒットした映画『新聞記者』。同作は近年の政治事件やスキャンダルなどに真正面から切り込み、タブーに挑戦した衝撃的な内容が話題を呼んだ。ドラマは、映画版とは違った角度から、新たな物語としさらにスケールアップし、1月13日(木)から全世界に配信されている。ドラマには、“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈役に米倉涼子、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一役に綾野剛、そして新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮役に横浜流星と、豪華キャストが集結。監督は映画版に引き続き、藤井道人が務める。配信直後の週末から、Netflixの日本における今日の総合TOP10にて1位となった本作。この度、米倉、綾野、横浜、そして藤井監督が3つのシーンを一緒に見ながら撮影秘話を明かすスペシャル映像が公開された。米倉演じる松田と、横浜演じる亮が初めて出会うシーンでは、米倉が「こんなに背骨が曲がってたなんて……」と役に入り込んだ自分に驚いた様子を見せる。一方で、松田の『声なき声を届けるのが記者の仕事だと私は思う』という台詞について「監督と一緒に(実際の新聞記者に)取材をさせて頂いて、新聞記者として新聞がどういう風にあるべきかお伺いした時に、記者の方たちが仰っていた”声なき声を届ける”という言葉が監督の心に刺さって、そしてその言葉が引用されてここに来ました」と本作のテーマとなる重要な裏話を披露。人生の帰路に立つ亮に松田が絞り出すように言葉を伝えるこのシーンで米倉は「緊張した!」と正直な感想を明かした。その大事な言葉を伝えられた横浜は、就職活動中の亮のシーンを振り返り「藤井監督が描きたかった”一般市民”の目線を任せてもらったのですけど、就活も嫌々やっているこの青年が変化していくのかっていうのを楽しみにしてもらえれば」とNetflix版で新たに加わった普通の大学生・亮に起きる変化に注目してほしいと語る。綾野が亮の『なんか変な感じだよな、みんな同じ格好してさ』という台詞について「ドキっとしますよね。このシーンに詰まっているものがあるっていうか」と指摘すると、まさにこの台詞を書いた張本人である藤井監督から「(亮が)大人になるっていうことはある種、自分たちの顔を消して組織の色になること。それに対しての彼の無関心さとの対比が出るなと思って」と真意が語られると、米倉も思わず納得した様子を見せた。そして、綾野演じる村上が抑えていた感情を一気に爆発させるシーンでは、綾野自身も「こんなに頭を下げるのが大変なんだなと、どこまで頭が下がっているのか分からなかった」と夢中になった撮影を振り返る。本シーンで村上から絞り出される『申し訳ありません』という台詞については「(村上を追い詰めている)豊田に対して言ったんじゃなく、自分を信じて愛してくれた人たちに言ったような感覚がありました。たくさん撮りましたよね」という本作屈指の壮絶なシーンも、テイクを重ねて撮影したという裏話を明かした。最後は米倉がたった一言を言うためにNGを繰り出す様子も収められ、キャスト・監督の仲睦まじい様子が微笑ましい映像になっている。Netflixオリジナルシリーズ『新聞記者』全世界独占配信中
2022年01月21日俳優の綾野剛が10日、都内で行われたNetflixシリーズ『新聞記者』のワールドプレミアに、米倉涼子、横浜流星、藤井道人監督とともに登壇した。近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込み、第43回アカデミー賞最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』(2019)。Netflix版はキャストを一新し、さらにスケールアップした全6話のドラマとして全世界に配信される。“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を米倉、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜が演じ、監督は映画版を手掛けた藤井道人氏が務めた。綾野は「全編を通して自分も学ぶところがたくさんありました。演じた僕らでさえもたくさんの気づきを教えて頂いたような気がしていますね。何より藤井組という最高のチーム力を踏襲しているので楽しんで見てもらえたら幸いだなと思います」と、『ヤクザと家族 The Family』、『アバランチ』に続いて3作目となる藤井監督とのタッグに手応え。また、「作風はシリアスな部分もありますが、ちゃんと支え合って立っていられる現場でした。本来おいしいはずのご飯がおいしくなくなっていくのはラッキーだなと思ってました」と綾野節で撮影を振り返り、すかさず米倉が「それってなんでって聞いてほしい?」とツッコむと、綾野は「おいしいと思っているご飯が(追い詰められていく)村上として生きているとどんどん味がしなくなっていくんです」と説明し、演じる役への没頭ぶりが改めて明らかになった。イベントでは、「成人の日」にちなみ、今なにかに挑戦しようとしている観客たちから事前に質問を募り、キャストと監督がダイレクトに答えるというQ&Aタイムも設けられた。綾野に向けて、俳優の卵から質問が寄せられた。「現在役者を志し日々、レッスンを受けているのですが、その中で脚本読解を課題に挙げて取り組んでいます。綾野さんが台本を受け取って読解に入る中で最も重視している点はどこですか? また、今作において綾野剛さんが演じた村上真一という役の最も大切にしなきゃいけないなと感じた部分はどこでしょうか?」。これに対し綾野は「好きな風に読んだ方がいいと思います。脚本は数学のように答えがあるものではないので、今日まで生きてきて体感してきたことだけで読んでいいと思います。自分自身を否定する必要はなく『僕はこう思った』という部分がより大事だと思いますし、それを僕は受け止めたいと思います。本作は村上から何かが伝わっていくのではなく、村上を通して松田や亮の眼差しから最終的に感じ取ってもらうような感情を線に繋いでいたので、僕から何かを発信していくというよりかは最終的には未来を生きる若者でもある亮に行きつくにはどうしたらいいかと考えて役を生きていました」と答えた。また、モチベーションを保つ秘訣を聞かれると、綾野は「最高の仲間を見つけるということですかね。自分を磨いてくれて、自分が敵わないと思っている人たちとい続けるということですね」と答え、「僕の周りには天才が多すぎて、凡人の自分が必死にそこに食らいついていくと、なんとなく後天性で生まれてくる発想を信じられるようになる。先天性は生まれ持ったものだと思いますが、後天性は自分が生きた証しが出ると思う。自分を磨いてくれるいい仲間を見つけることだと思います」とアドバイス。米倉も「すごくいいと思う」と太鼓判を押した。そして、若者たちに向けて「いっぱいご飯食べて! 食べるパワーは生きるパワーに直結していると僕は思ってて。仕事がない時もとにかく食べるということはしてました。あと仲間を見つける。仲間に教えてもらったことが自分の夢になったっていい。僕だって自分が俳優になるなんて思ってなかった。大好きな仕事を見つけてくれた人がいたので、それが大事だと思います。まずは食べよう!」とメッセージ。さらに、「俳優とかエンターテインメントの世界に興味がある人が何人かいらっしゃいましたけど、自分もさらに精進していきますので、いつか必ず現場で会いましょう」と温かい言葉をかけた。
2022年01月11日俳優の横浜流星が10日、都内で行われたNetflixシリーズ『新聞記者』のワールドプレミアに、米倉涼子、綾野剛、藤井道人監督とともに登壇した。近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込み、第43回アカデミー賞最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』(2019)。Netflix版はキャストを一新し、さらにスケールアップした全6話のドラマとして全世界に配信される。“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を米倉、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜が演じ、監督は映画版を手掛けた藤井道人氏が務めた。横浜は「ドラマとは思えないくらいクオリティが高い作品。僕自身も亮と同じで、政治とか世の中の出来事に対して他人事というか切り離しているところがありましたが、亮の若者目線が入ることによって自分事として捉えられると感じたし、改めていろんなことについて考えさせられるきっかけになった作品だなと感じました」と完成した作品を鑑賞した感想を述べ、さらに「こんなにも素敵な先輩方と一緒にお芝居できたことを幸せに感じていました」と語った。また、亮役について「若者目線ということで、僕も亮の考えに共感できる部分があった。皆さんにも感情移入してもらえるような立ち回りだと思ったので、変に作り込みすぎず、その場で素直にいるというのを意識しました」と説明。「あとは監督とその都度話して。監督はいい作品にするために寄り添ってくれて、妥協せず撮影を進めてくださるので、身を任せられるし、亮として生きることができました」と語った。この日が成人の日ということにちなみ、イベントには10代、20代の若者を中心とした観客が参加。二十歳の頃を振り返って若者に言いたいことを聞かれると、横浜は「二十歳からまだ5年しか経っていないので言える立場じゃないですけど、今この瞬間を大事にしてほしいなと。どんどん過ぎていってしまうので、今を全力で楽しんでくれたらうれしいなと思います」とメッセージを送った。Netflixシリーズ『新聞記者』は、1月13日より全世界同時配信。
2022年01月10日ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)のアーカイブスセールが、2021年12月25日(土)から27日(月)の3日間、京都・藤井大丸内のジョン ローレンス サリバン 京都にて開催される。今回のアーカイブスセールでは、過去に発表されたジョン ローレンス サリバンのコレクションより厳選されたアイテムをラインナップ。通常のセールとは異なる、特別な価格で販売される。3日間限定となるまたとないチャンスをお見逃しなく。【詳細】ジョン ローレンス サリバン アーカイブスセール期間:2021年12月25日(土)~27日(月)場所:ジョン ローレンス サリバン 京都住所:京都市下京区寺町通四条下ル貞安前之町605番地 藤井大丸7FTEL:075-212-0345※混雑状況により入場制限を設ける場合あり。【問い合わせ先】ジョン ローレンス サリバン 京都TEL:075-212-0345
2021年12月23日女優の前田敦子が22日、都内で行われた『ホークアイ』マーベルクリスマス・トークイベントに、声優の小野賢章とともに登壇した。マーベル・スタジオによるオリジナルドラマシリーズ最新作『ホークアイ』が、毎週水曜17時にディズニー公式動画配信サービス・Disney+(ディズニープラス)で独占配信中。このたび最終話の配信を記念してマーベルクリスマス・トークイベントが開催された。前田は、本作について「盛りだくさん。すごい贅沢で、ホークアイの戦闘シーンはかっこいいです。まだ何も腑に落ちてなくて、誰が一番の黒幕なのか気になって仕方ないです」と熱く語り、最終話を「早く見たいです」と声を弾ませた。また、マーベル作品の魅力について、「本当にこの世界にいるんじゃないかと思わせてくれる。いろんな意味で心のヒーロー。会えるんじゃないかなって。すごいリアルに感じられる。もともとはコミックの世界なんでしょうけど、現実にいてほしいなと思っています」と熱弁。「大好きです」とにっこり笑った。家族との平和なクリスマスを目前に大事件に巻き込まれ、愛する家族の元を一時離れて戦いへと挑むホークアイの姿が描かれる本作にちなみ、クリスマスについてもトーク。予定を聞かれると、前田は「私は子供と“夢の国”に行こうと思っています」と話した。
2021年12月22日女優の米倉涼子が主演、俳優の綾野剛、横浜流星が出演するNetflixシリーズ『新聞記者』(2022年1月13日より全世界同時配信 全6話)のメイキング映像が公開された。近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込み、タブーに挑戦したといわれる衝撃的な内容とスリリングな展開で第43回アカデミー賞最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得した映画『新聞記者』(19年)。Netflix版はキャストを一新し、さらにスケールアップした全6話のドラマとして全世界に配信される。“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を米倉、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜が演じ、監督は映画版を手掛けた藤井道人氏が務める。今回公開された映像は、藤井監督が同作に懸ける思いや、体当たりで挑んだ俳優陣の魅力を解き明かしていく内容。撮影するにあたって藤井監督は、「自分自身が政治に詳しくないし、新聞も読んだことがなかったから、どうやったらこの作品がエンターテイメントとして伝わるか」を追求し、登場人物たちの人間関係やドラマに踏み込んでいった。主演の米倉については、「納得できなかったら何度でも、すごく粘り強くやってくれる女優さん」「今まで見たことのない米倉さんだねと言ってもらうことが何よりも嬉しい」と新境地の熱演を絶賛。さらに綾野を「すっごくストイックな映画アスリート」と評し、「すごく肉体改造してくれて。セットを4日間で撮影しなければならなくて、その間、水も食べ物も一切摂らなかった」と驚きのエピソードを明かす。10代の頃からよく知る横浜にも、「周りからは突如現れたイケメン俳優って思われているかもしれないですけど、実直な映画人」と賛辞を送った。また、映像監督を務めた今村圭佑氏も登場。「いちばん重要なことは、右を向いているか、左を向いているかで進んでいるか戻っているかを表している」といい、「特別な技を使うんじゃなくてお芝居が一番見えるところにアングルを切る。どうしたいって思ってるかっていうのが見える画が一番の映像美」とこだわりの映像手法を力説する。そして最後に、藤井監督は「世界に配信される時に演出とお芝居と画の力では負けたくないっていうのは意識しました」と並々ならぬ意欲を再び思い浮かべ、「やりきったと思います」と作品の完成度に自信を覗かせた。
2021年12月14日米倉涼子、綾野剛、横浜流星が出演するNetflixシリーズ「新聞記者」より、スタッフ陣が豪華キャストの魅力と見どころを語るフィーチャレット映像が到着した。2019年6月に劇場公開され大きな話題を呼んだ映画『新聞記者』。近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込み、タブーに挑戦したといわれる衝撃的な内容とスリリングな展開、スタイリッシュな映像で多くの映画賞を受賞。それが今回、さらにスケールアップし、全6話のドラマとしてキャストを一新、新たな物語として制作した。今回到着した映像では、映画版に引き続き監督を務めた藤井道人は「自分自身が政治に詳しくないし、新聞も読んだことがなかったから、どうやったらこの作品がエンターテイメントとして伝わるか考えました」と、より制限のない表現方法で登場人物たちの人間関係やドラマに踏み込んだと語っている。“新聞業界の異端児”東都新聞社会部記者・松田杏奈役の米倉さんについては「今まで見たことのない米倉さんだねと言ってもらうことが何よりも嬉しい」と言い、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一役の綾野さんについても「すっごくストイックな映画アスリート」と全幅の信頼を寄せ、また「すっごい肉体改造してくれた」と、精神的に追い込まれていく役を演じるための驚愕のエピソードも披露。また、今回新たに取り入れられた、市井の人の目線を担う重要な役柄である、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮役の横浜さんは、十代からよく知る仲。「実直な映画人」と評しており、藤井監督ならではのコンビネーションで等身大の人間ドラマを作り上げている。一方、藤井組の映像美を支える撮影監督・今村圭佑は「特別な技を使うんじゃなくてお芝居が一番見えるところにアングルを切る。どうしたいって思ってるかっていうのが見える画が一番の映像美」とこだわりを明かし、日本を代表するキャスト・スタッフ陣が集結した本作に、藤井監督も「やりきったと思います」と作品の完成度に自信を覗かせている。Netflixシリーズ「新聞記者」フィーチャレット映像Netflixシリーズ「新聞記者」は2022年1月13日(木)全世界同時独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年12月14日米倉涼子、綾野剛、横浜流星らが共演し、藤井道人監督が手掛けるNetflixシリーズ「新聞記者」より、本キーアートと場面写真が公開された。国民の知る権利を守ろうと闘うジャーナリストだけではなく、政治家、官僚、司法関係者、そして市井の人々が自分たちなりの矜持を持ち、現実と葛藤する姿が描かれる本作。キーアートでは、登場人物5人が異なる方向に鋭い視線を向け、それぞれの正義のせめぎ合いが表現された。場面写真では、権力の不正をとことん追及する“新聞業界の異端児”松田杏奈(米倉さん)と、組織に翻弄されるエリート若手官僚・村上真一(綾野さん)、物語に新たな視点を持ち込む就活中の大学生・木下亮(横浜さん)の姿が写し出されている。映画でも登場した東都新聞や内閣情報調査室といった舞台のほか、藤井監督が新たに「自分自身の目線から物語を紡ぐ」ために市井の人々、特に若者の視点が取り入れられ、本作ではより等身大で身近な物語に仕上がっている。また、吉岡秀隆と寺島しのぶが演じる中部理財局の職員・鈴木和也とその妻・真弓の深刻な表情を切り取った写真も到着。彼らの運命が如何にして翻弄され、3人の運命をも突き動かしていくのか、期待が膨らむようだ。Netflixシリーズ「新聞記者」は2022年1月13日(木)Netflixにて全世界同時独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年11月30日いまや“まえだまえだの…”なんて前置きなど必要ないくらい、ドラマに映画にと活躍を見せ、俳優として高い評価を集める前田旺志郎さん。現役大学生でもある彼の、いま思うこと。連続テレビ小説『おちょやん』をはじめ、『夢中さ、きみに。』『DIVE!!』『珈琲いかがでしょう』…。今年出演したドラマを挙げるだけでも、その活躍ぶりが見て取れる。そんな状況に言及すると、少しはにかみつつ「ありがたいです」との言葉を何度も口にした。精悍さと愛らしさの両方を持ち、聡明さの中に無邪気さと謙虚さを漂わせる、前田旺志郎さんという人とは。――目前に舞台『愛するとき 死するとき』が控えていますが、公演が発表になったとき、これまであまりやったことのないような作品でドキドキしてます、というコメントを出されていました。そこから心境の変化はありました?前田旺志郎さん(以下、前田):最初脚本を読んだとき、悪い意味じゃないんですけど、すごく読みづらかったんです。3幕あるんですが、どれもテイストが違うし、モノローグと会話が混在していたりもして。でも実際稽古が始まってみると、いろいろ演劇的な演出があってすごく楽しいです。自分が出てない場面も舞台上にいて、着替えもそこでしたり、着替えながら歌を歌ったり。道具を役者が運んできたり、舞台にメインで立っている人に僕らが服を渡したり。出演者全員で舞台を作っている感じが、すごく演劇っぽい。題材的に重たい作品なるかなと思っていたけれど、今は面白い作品になると確信しています。――前田さんは舞台という場所を、どうとらえています?前田:自分が生き生きできる場所というか、幸せな空間って印象が強いですね。舞台は今回で3回目ですが、毎回毎回すごい楽しみで。――なにが魅力なんでしょう。前田:お客さんがいる生の空間というのもそうですし、やっぱりみんなで稽古しながら少しずつ作り上げていく過程がすごく面白いし、幸せだなって感じるところですね。――本番もお好きなんですね。前田:お客さんが入ると、やっぱり稽古のときとは全然お芝居が違うんですよ。みんなのモチベーションも変わりますし、変えようとしなくてもお客さんとの無言の対話の中で自然と変わっていく。今までなかった感情が出る日もあります。――お芝居が楽しいなって思ったのは、どんなときですか?前田:直近で言うと、去年の夏頃コロナで最初の緊急事態宣言が解除されたときです。撮影が全部止まって家にいる生活になって…撮影が再開したときに、「うわっ、こんなに芝居をするってことが幸せだったんだ」って実感したんです。今までもちろん感じてはいたけれど、そのときにもう一つギアが上がったというか、頑張ろうって思いました。――その後くらいの撮影だったと思うのですが、『おちょやん』で注目度がグッと上がりましたよね。前田:『おちょやん』は、周りのキャストさんとか監督さん、スタッフさんも含めた座組み自体が本当に恵まれていて、天国みたいでした。その中で4か月近く作品に携われたのは、すごく貴重な経験でしたし、(杉咲)花ちゃんや成田(凌)さんから、お芝居の中だけでなくプライベートでも本当にたくさんのことを学べた現場でした。――得たものの中で、とくに印象的なことというと。前田:なんですかね…言葉とかより、3人で一緒にシーンを作っていく過程の中でのことですかね。なかなか言語化するのは難しいんですけど、おふたりと芝居のキャッチボールしていると…うわぁーって瞬間があるんです。おふたりとも、僕にすごく優しい球を投げてくれて、それをキャッチするだけで、僕の感情が一つずつ上がっていくような。そういう…人に何かを与えられる芝居をつねにされていたので、そこからもらうものも学ぶことも多かったです。――『おちょやん』でもありましたし、ドラマ『猫』でも、前田さんが感情をうわーっと出すシーンがとてもリアルでした。計算のないまっすぐな感情があふれ出してきている感じがして…。前田:確かに、あんまり計算はしてなかったかもしれないです。映像作品の場合、撮ろうと思えば何回でも撮り直しができる。だから駄目なら駄目で監督から言われるだろうという気持ちで、こうしたほうがいいかなということはあまり考えず、まず自分の感じたストレートな気持ちでとりあえずやってみるっていうことが多いです。――演じるときは、役に入り込んでいる感覚ですか?それとも少しずつ役に歩み寄っていく?前田:今の言葉を借りるならば、少しずつ役に歩み寄っていくほうが近いです。脚本をもらったら、自分の役の特徴的な部分が描かれてるシーンをヒントにしながら作り上げていく感じです。何も考えずにスッて役に入れたらいいんですけど、それこそ泣かないといけないシーンで、そこまで感情を持っていくには、それなりに積み上げていくものが必要で。ただ、ある段階までいけたら、そこから先はもう…感情に任せています。――今回の舞台は、舞台がドイツですしヒントが少なそうですね。前田:もう想像力です。脚本に書いてない役の空白の部分を自分で埋めていく作業。少ないセリフの中や、シーンへの関わり方、作品の中でのポジションなどから、どういうバックグラウンドなら成り立つかを考えます。それが合っているかはわからないんですけどね。言い方とか口調、感情の操り方とかから生まれ育ちを想像して、それを紙に書いたりしています。前田旺志郎さん出演の舞台『愛するとき 死するとき』は、ベルリンの壁崩壊前後のドイツを舞台に、3部構成で愛すること、生きることを描いた人間ドラマ。翻訳・演出は小山ゆうなさんが手がける。11月14日(日)~12月5日(日)三軒茶屋・シアタートラムほか、愛知、兵庫で公演あり。世田谷パブリックシアター TEL:03・5432・1515まえだ・おうしろう2000年12月7日生まれ、大阪府出身。子役の傍ら、兄・航基と共にお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。’15年の映画『海街diary』などさまざまなドラマや映画で活躍。’17年には『レミングスの夏』で映画単独初主演。近作に映画『キネマの神様』など。出演映画『彼女が好きなものは』は12月3日に公開予定。オーダーデニムスーツ¥53,900納期約1か月(IKSTILE TEL:080・3472・7868)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年11月17日号より。写真・成田英敏スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・佐藤健行(HAPP’s.)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年11月13日Netflixシリーズ『新聞記者』(2022年1月13日全世界同時配信)の藤井道人監督が10日、都内で行われた「Netflix Festival Japan 2021」に出席。本作で就活生・木下亮役を演じた横浜流星の演技を絶賛した。2019年6月に公開された映画『新聞記者』は、近年の政治事件やスキャンダルに切り込み、第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得。Netflix版では、映画版とは違ったアプローチで、さらに深く刺激的に現代社会の問題を浮き彫りにしていく。本作の主人公、“新聞業界の異端児”と呼ばれる記者・松田杏奈を米倉涼子、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一を綾野剛、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮を横浜流星が演じ、監督は映画版に引き続き、藤井氏が務める。米倉と綾野とともにイベントに登場した藤井監督。「本当に素晴らしい役者さんに囲まれてこの作品を届けることができたので、自分の中では悔いはない」と言い切り、出演者の豪華さに「プレッシャーでめちゃめちゃ白髪が増えました」と明かした。横浜が演じる木下亮は、藤井監督がNetflix版『新聞記者』でどうしても描きたかったというキャラクター。「映画を作って感じたことをもっと具体的にキャラクターとして表現したい。メディアと国を守る人たちの2人の話ではなく、その2人が遠い世界のように感じている人間たち……大学生で自分の人生の中に政治や新聞というものが一切ない新聞配達員の男の子の話を描きたいなと思って、それを横浜流星くんに託しました」と説明した。さらに、「彼とは何年も一緒に作品を作ってきていて、長い作品を作るのは久々だったんですけど、『木下亮という役は流星が演じるんだけど、大学時代の自分でもあるんだ。なので一緒に役を作っていきたい』という話をしました」と横浜とのやりとりを明かし、「彼のベストアクトだと言っても過言ではないくらい素晴らしい演技をしてくれた」と太鼓判を押した。
2021年11月10日2021年9月28日にそれぞれ結婚を発表した、アイドルグループ『嵐』の櫻井翔さんと相葉雅紀さん。【速報】嵐の櫻井・相葉がダブルで結婚を発表!「信じられない」「幸せになって」結婚の発表は、ちょうどニュース番組『news every.』(日本テレビ系)の放送中でした。結婚のニュースが速報で入り、藤井貴彦アナウンサーが読み上げます。すると、藤井アナのコメントに注目が集まりました。藤井アナ、櫻井翔・相葉雅紀の結婚に興奮藤井アナといえば、俳優の星野源と新垣結衣さんが結婚発表をした際も「興奮して、大変申し訳ございませんでした」というほど、2人の結婚を熱く語り話題に。櫻井さん、相葉さんの結婚についても「ここで大変な情報をお伝えしてまいります」と前置きをして、ニュースを伝えました。櫻井翔さんが結婚を発表「人生の大きな選択」 相葉雅紀さん、結婚 ファンサイトで報告 pic.twitter.com/O4aZLLlDlj — 日テレNEWS (@news24ntv) September 28, 2021 テレビの画面では、櫻井さんと相葉さんのアップの写真が並んだ静止画が放送されていました。すると、藤井アナは視聴者が勘違いをしないよう、このように呼びかけたのです。この画面だけを見ていると、櫻井さんと相葉さんが結婚したかのように見えているのですが、2人そろって別々の結婚をしたことを発表したということです。2人同時ということで、これで二宮さん、櫻井さん、相葉さん、嵐の3人がご結婚されたということになります。今年は驚く結婚の発表が多いですけども、今回も驚きました。デビューからずっとファンのみなさんを幸せにし続けてきた嵐のみなさんですから、その分だけみなさん結婚した後も幸せになってもらいたいと思います。@news24ntvーより引用藤井アナのコメントが気になった視聴者が多かったようで、Twitterのトレンドワードに『藤井アナ』が入るほど。ネット上にはさまざまな声が上がっていました。・すごいパワーワードを生み出したな!2人が結婚したようにも見えるけど…。・勘違いする人もいるかもしれないもんね。今回も興奮が伝わってきた。・藤井アナの言葉は我々ファンの言葉を代弁しているかのようで共感する。・藤井アナの丁寧な訂正に笑った!慌てっぷりがすごい。藤井アナが最後に送った言葉の通り、ファンへ届けた幸せの分、結婚後それぞれに幸せが返ってくるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年09月28日10月1日公開の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のバーチャルイベントが27日、都内で行われ、片岡愛之助、前田敦子が出席した。前作『007 スペクター』から6年の時を経て、シリーズ最新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が10月1日に待望の初日を迎える。公開に先立って行われたこの日のイベントは、主演のダニエル・クレイグをはじめ、ラミ・マレック、レア・セドゥ、キャリー・ジョージ・フクナガ監督のいるロンドンと東京を繋いだバーチャルイベントで、日本からは片岡愛之助、前田敦子が東京会場に駆けつけてダニエル・クレイグらとの時間を共有した。『007』シリーズの熱狂的な大ファンだという片岡は「ドキドキですよ。まさかお話できるなんて思ってもいませんでしたし、このお話をいただいた時は何が何でも来たい! と思い、今日は舞台の稽古の最中なのに早く終わらせて来ました」と気合十分。対する前田も「うれしいですし不思議な感覚です」と笑顔。2人がイギリスにいるダニエル・クレイグらに質問するコーナーもあり、片岡が「ダニエルさん、私は歌舞伎でも同じ役を務めるというのがよくあります。時代を超えて同じ役を演じてますが、今回ダニエルさんが16年間務めてきたダニエル・ボンドをどう評価しますか?」と質問すると、ダニエル・クレイグは「最初の『カジノ・ロワイヤル』は原作第1作目でジェームズ・ボンドがジェームズ・ボンドになったところからスタートしました。自分の考えや感情などを入れ込むことができたし、このキャラクターは非常に複雑で面白いキャラクターだと思います。色んな感情を自分の中でジェームズ・ボンドは誰なのか? ということを考えながら16年かけて誰なのか分かったような気がします」と回答した。また、前田もダニエル・クレイグに対して「今回でラストのジェームズ・ボンドと聞いてすごく寂しいなと思います。本当にラストになってしまうんですか?」と問いかけると、ダニエル・クレイグは「本当に最後です。そして本当に今は色んな思いがあります。甘酸っぱい思いですね。でも十分やり切ったと思います。ですから私は前進していく、次のことに挑戦していくという気持ちですよ。もちろん悲しさや寂しさはありますが、次のボンドに託したいですね」と次世代のボンドに期待を寄せていた。中継ではあるが、ダニエル・クレイグらとの時間を共にした片岡は「夢のようです。ただただファンの1人として呆然と見てましたね」といまだ信じられない表情で、前田も「分かります。ボーッとしちゃいました」と片岡に納得顔。また、前田はジェームズ・ボンドを16年間務めてきたダニエル・クレイグについて「目の前にいると恋するに決まってますね。ボンドガールの気持ちがよく分かります。私は今までのボンドはダニエルさんが一番セクシーだと思いますね」と心を奪われたようで、「映画館で見るのがすごく楽しみです」と公開が待ち遠しい様子だった。映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、10月1日より全国公開。
2021年09月28日綾野剛が『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督と再タッグを組む新ドラマ「アバランチ」。この度、追加キャスト第1弾として、木村佳乃、福士蒼汰、高橋メアリージュン、田中要次の出演が発表された。本作は、綾野さん演じる主人公・羽生誠一が所属する謎に包まれた集団「アバランチ」の過激かつ痛快な活躍を描き、令和ニッポンで暮らす人々の正義感に訴えかける劇場型ピカレスク・エンターテインメント。木村さんが演じるのは、警視庁特別犯罪対策企画室・室長の山守美智代。立派な肩書きとは裏腹に、実際には出世コースから外れ、名ばかりの窓際部署の管理職に左遷された元エリートだ。また、警察幹部の父を持つが、過去のある行動から左遷され、山守の部下として配属される西城英輔を福士さん。身体能力抜群、格闘術にも秀でている元自衛官・明石リナを高橋さん。そして田中さんが、区役所の「おもちゃの病院」で子ども向け玩具の修理を行う元所轄刑事の打本鉄治を演じる。なお、これらは“表の顔”。それぞれが持つ“裏の顔”、つまりアバランチとの関係については、未だ謎のまま。さらに、追加キャスト発表と併せて、ティザー映像も公開された。「アバランチ」ティザー映像「アバランチ」は10月18日より毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2021年09月14日12人の監督が描く12の物語からなる映画『DIVOC-12』より、“成長への気づき”というテーマで製作する藤井道人監督チーム4作品分の予告編が公開された。藤井監督の元には、志自岐希生、林田浩川、廣賢一郎という3名の監督が集結。藤井監督が横浜流星を主演に迎えた、喪失感を抱えたまま生きている男と突然現れた女性アンナの時空を超えた旅を描く再生の物語『名もなき一篇・アンナ』をはじめ、石橋静河主演の志自岐監督による『流民』や、オーディションで発掘された小野翔平が主演する林田監督の『タイクーン』。そして、一般公募により選ばれた廣監督が、都合の良い関係だと思っていた女から妊娠を告げられ思い悩む青年を描く『ココ』。4本の短編で“成長への気づき”を紡ぐ。『流民』藤井監督はこのテーマについて「自分が解釈したのは“道のり”だったのかなと。自分たちでカメラを買って、最初に10万円とかで自主映画を撮っていたのですが、その中で確実に“成長”というものはあるわけで。あの辛い時期があったからこそ、自分が若い作家たちにしてあげられることは自分にしかできないことだと思います。今回やる自分の作品もそういうものを大事にしてできたらなと思っています。ただ、非常に難しいテーマだとも思っています」と語っている。『ココ』今回到着した予告編では、突然変わった生活の中で、優しく背中を押してくれる作品が詰まった、そんな藤井監督チームの映像が少しずつ映し出されていく。喪失感を抱き続ける男(横浜さん)が時空を超える旅の中でアンナ(ロン・モンロウ)と出会い、自分の運命と向き合っていく、優しく美しい時間が流れる『名もなき一篇・アンナ』の映像からスタートし、女(石橋さん)はあるホテルに泊まることにしたが、ドアを開けても開けても、自分の部屋が見つからない『流民』の映像へと続く。そして、酔って釣り船の上で寝てしまった移民のシェフ・シン(小野さん)が、ある男(窪塚洋介)から「地球人だな」とおもちゃの銃を向けられる『タイクーン』。佳奈(円井わん)から妊娠したことを聞かされる熙舜(笠松将)が、無責任にも「困るよ」と突き放す『ココ』の映像も登場。『DIVOC-12』藤井道人監督チーム予告編映像に加えて、各作品の場面カットも到着しており、切ない表情の横浜さんや、タバコをくわえながら悩んでいるような表情の熙舜など、それぞれが答えのない何かを探している空気が漂っている。『DIVOC-12』は10月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:DIVOC-12 2021年10月1日より全国にて公開©2021 Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc.
2021年09月10日2021年10月から新たに月曜22時に連続ドラマが始まります。第1作目は俳優の綾野剛さんが主演の『アバランチ』(カンテレ制作)。監督は綾野剛さんともタッグを組んだことのある藤井道人さんです。◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤ #アバランチ # 主演 #綾野剛 ✖️ 監督 #藤井道人 ◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤ #カンテレ #フジテレビ 系 #新月10ドラマ あなたがリアルタイムの目撃者となる。アバランチとは一体⁉︎ #10月18日月曜よる10時 pic.twitter.com/MNG1lrPG1x — 綾野剛主演 アバランチ 新月10ドラマ (@avalanche_ktv) September 2, 2021 ドラマは、謎に包まれた集団『アバランチ』の活躍を描き、正義感に訴えかける劇場型ピカレスク・エンターテインメントです。ドラマのタイトルにもなっている『アバランチ』とは一体…。綾野が演じるのは、主人公でアバランチのメンバー・羽生誠一(はぶ・せいいち)。羽生はどんな経歴や特徴を持った人物なのか? 常識外れのアウトロー集団・アバランチ(Avalanche=雪崩)は、何の目的で活動している組織なのか? 羽生の他に何人が所属しているのか? どんなメンバーがいるのか?カンテレ・フジテレビ系 10月期 新月10ドラマ アバランチ AVALANCHEーより引用綾野剛さん以外のキャストはまだ発表されておらず、多くの謎に包まれているドラマ『アバランチ』。すべてが明らかになるのは、初回放送の10月18日です。初回は15分拡大で放送します。どんなドラマになるのか今から楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2021年09月03日綾野剛が、『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督と再タッグを組んだドラマ「アバランチ」の放送が決定。カンテレ・フジテレビ系の新枠“月10ドラマ”にて、この秋から放送されることが分かった。綾野さんにとって、7年ぶりのフジテレビ系連続ドラマ主演となる本作は、政治家、官僚、大企業といった富と権力を持った強者だけではなく、一般市民においてもモラルハザードが叫ばれて久しい令和の日本を舞台に、謎に包まれた集団「アバランチ」の過激かつ痛快な活躍を描く、令和ニッポンで暮らす人々の正義感に訴えかける劇場型ピカレスク・エンターテインメント。藤井監督は、チーフ監督として参加する。そのアバランチのメンバー・羽生誠一を、綾野さんが演じる。羽生の経歴や特徴、アバランチの目的、ほかにはどのくらい所属しているのか、どんなメンバーがいるのか…など、詳細はまだまだ明かされていない。そんな中今回、アバランチによるプロパガンダチラシをイメージして制作した、特徴的なマスクで顔を覆った羽生やアバランチのシンボルマークで構成されたビジュアル、羽生の挑戦的なメッセージが添えられた映像が公開された。「アバランチ」は10月18日より毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2021年09月03日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』が現在公開されている。小説家・原田マハ氏の同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握った同作は、映画監督を目指し夢を追っていた若き日のゴウ(菅田将暉)と、ギャンブル漬けで借金まみれとなった現在のゴウ(沢田研二)に起こった奇跡を描き、映画愛溢れる作品となっている。現代パートで、沢田演じるゴウこと円山郷直の孫・勇太を演じたのが、俳優の前田旺志郎だ。小学生の時には兄・前田航基とお笑いコンビ・まえだまえだとしても活躍、現在は20歳となり現役大学生として勉学に励みながら俳優として精力的な活動を行っている。今回は前田にインタビューし、同作への思いや、俳優として思うことなどについて話を聞いた。○■今の時代にはいない「トップスター」との共演――今回松竹映画100周年記念映画で、主演の沢田さん演じるゴウの孫としてキーになる役でしたが、お話を聞いた時にはどのような気持ちでしたか?もう、「うおお! 頑張るしかないな」という感じでした(笑)――沢田さんについては、どのような印象だったんでしょうか?ゴウは勇太の前ではとても自然体ですし、沢田さんが役の内側の部分で会話してくださっているのを感じました。この役は2人とも少し変わったところがありますが、互いに周りの情報にあんまり左右されず、偏見なく人として向き合えるところがあって、相性が良かったんじゃないかと思います。沢田さんも大先輩で大スターで、緊張もしましたが、お芝居の中ではゴウとして向き合っていましたし、おじいちゃんとしての優しさも、常に感じていました。撮影現場にいる時は僕も「ゴウおじいちゃん」という気持ちで接していました。――前田さんの世代だと、沢田さんについてはどのようなイメージを持たれていたんですか?父親がよく車で沢田さんの曲を流していました。共演が決まってから若い頃の動画も見させてもらって、すごくかっこよかったですし、今の時代にはいないトップスターだと思いました。現代は自分を表現する媒体が良くも悪くも多いので、色々なフィールドの中でのスターはいますけど、誰もが共通認識として知っているスターは生まれづらいと思うんです。みんながスターだと思える存在というのは、やっぱりすごいなと。――そういう存在って、改めて欲しいと思いますか?それぞれが自分の得意なことで自分を表現できる媒体が増えるのは、めちゃくちゃいいことだと思っています。多様性はすごく大事なので、いろんな人がメディアに出ることによって、見る方の認識も自然と養われていくでしょうし、そういう意味では現代の情報社会になって良かったです。でもそれはそれとして、やっぱりみんなが共有できるものがあった時代への憧れみたいなものもあります。どちらがいい、という話ではないんですけど、メディアはその時代に合ったものが流れるのでしょうし、社会全体として見たときに、今はこれがベストなんだろうと思ったりはします。○■同世代に「負けてられへんな」――前田さんは現代パートに出演されていますが、過去パートを観て何か感じたことはありましたか?ゴウがまっすぐに進んでいるのが、すごくいいなと思いました。今は情報が入りすぎて、夢を抱く前に諦めてしまうこともあるけど、実際にやってみないとわからないこともありますし、ゴウのように夢を持てるのはすごくいいな、と。――前田さんはもちろん子役の時から活躍されていますけど、もし今から役者を目指そうとしていたら無邪気に夢を抱くのは難しい、と思うところもあるのでしょうか?大変だろうなあ、と思います。だからこそ、今、同世代で役者を始めた人、夢を追いかけてる人たちの熱量はすごいですし、その熱量に対して「負けてられへんな」という気持ちもあります。――今は大学で演劇教育をテーマに学ばれてるんですよね。はい。でも舞台の演出やお芝居自体を学んでいるというよりも、演劇を教育に導入することの可能性を探っていて、教育の色の方が濃いかな、という感覚です。演劇を通して学べることはたくさんあって、多様性や行動力、創造力、主体性もそうです。演劇に触れることで、他人の普段見られない部分に触れたり、その場でコミュニケーションが取れたり、それから演劇を完成させた時の成功体験が自己肯定感を上げてくれたりと、色々なことにつながるんじゃないかと、僕は思っています。2020年に学習指導要領が変わって、今までは詰め込み型教育だったところへ、問題解決力の重要性が提唱されだしていて、色々なアクティブラーニングも導入されているので、PBL(Project Based Learning)の1つとして、演劇の可能性もあるんじゃないかと思っています。――お話を聞いていると地に足がついているというか、本当にしっかりされているんですが、長く芸能活動をされていて、そういったことは意識されているんでしょうか?「真面目に生きよう」「地に足をつけよう」と考えているわけではないんですけど、僕に唯一あるのは「調子に乗らない」です(笑)。調子に乗るなんて、絶対にありえないことなんですけど、自分がそうありたいという理想ではあります。――では最後に改めて、作品について感じたところを教えてください。僕はこの作品を観ると「いろんな愛に溢れた作品だな」と思うんです。山田監督がずっと描かれてきた家族の愛情はもちろん、恋愛もあれば友達への愛もあり、映画への愛情もある。誰が観てもどこかで共感できたりとか、何か励みになったり学べたりすると思うので、あまり映画を観ない人、よく観る人、色んな方に観ていただけたら嬉しいです。■前田旺志郎2000年12月7日生まれ。大阪府出身。子役としてデビューし、2007年からは兄の前田航基とともにお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。俳優として活躍の幅を広げ、是枝裕和監督作品の映画『奇跡』(11年)では主演を務める。 近年の出演作に映画『キネマの神様』(21年/山田洋次監督)、『彼女が好きなものは』(21年/草野翔吾監督)、『うみべの女の子』(21年/ウエダアツシ監督)、ドラマ『猫』(20年/TX)、連続テレビ小説『おちょやん』(20-21年/NHK)など。
2021年08月16日2021年8月3日、新型コロナウイルス感染症の感染者数は東京都で3千700人以上確認され、自宅療養をする人は同月2日より2千人近く増加した、1万4千人余りにのぼっています。政府は同月3日、医療体制ひっ迫を懸念して、重症者や重症化リスクの高い人以外は『自宅療養を基本』とする方針を示しました。藤井アナ「感染が発覚、という言葉は決して合わないんです」同日放送の情報番組『news every.』(日本テレビ系)では、自宅療養者が受けられる支援について、東京都のケースを紹介。番組内で、藤井貴彦アナウンサーは『感染が発覚』という言葉の使い方について指摘し、反響が上がっています。『新型コロナウイルスの感染が発覚した』なんていう言葉の使い方がありますけれど、『発覚』というのは悪いことを隠そうと思って明るみに出てしまった場合であったり、悪いことがバレてしまった時に使う言葉なんですね。ですから新型コロナウイルス感染と発覚、という言葉は決して合わないんです。news every.ーより引用藤井アナは、「対策をとりながらも、感染してしまった方がいる」とし、「『感染が発覚』という言葉の使い方は違う」と感染した人の心に寄り添いました。さらに、自宅療養者の周囲の人へこう呼びかけました。今自宅療養されている方の中には多分必ず濃厚接触者がいて、「濃厚接触者の生活に影響を与えてしまった」と思ってすごく残念な悲しい気持ちになっている方がいらっしゃると思うんです。ですから、もし自宅療養の方が元気で例えばLINEのやりとりができるのなら、周りの方が「大丈夫?」って声をかけてあげたりすることも、自宅療養の中では大切になってくるんじゃないかなと思います。news every.ーより引用感染者の中には、対策を徹底していた人も多くいるでしょう。また、自宅療養はさまざまな不安や孤独と隣合わせでもあります。藤井アナは感染した人を責めるような風潮があることを指摘し、自宅療養をする人の心のケアを呼びかけたのでした。【ネットの声】・確かに『感染が発覚』という使い方は違うかも。こういう時こそ、冷静でいたいです。・知り合いが療養しているので、藤井アナの言葉に涙が出そうになった。・温かい言葉にグッときました。藤井アナのコメントを聞くと、いつも心がおだやかになります。もちろん感染しないことが重要ですが、対策を講じた上で感染してしまった人を責めることは正しいことではないでしょう。混沌とした世の中だからこそ、藤井アナの冷静な指摘は人々の心をつかむのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2021年08月04日