展覧会「イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―」が、神奈川・川崎市岡本太郎美術館で2018年10月6日(土)から2019年1月14日(月祝)まで開催される。イサム・ノグチ&岡本太郎、越境者の視点日米の間で自己の国籍、アイデンティティに関する葛藤と向き合いながらも彫刻家として活躍を見せたイサム・ノグチと、青年期の10年間をパリで過ごした後に大戦の為に日本に戻った岡本太郎は、それぞれ欧米で活躍し、越境者として日本文化を客観的に見つめたアーティスト。日本美術に触発され2人がそれぞれ制作した作品は、いずれも新しく個性的な表現で、戦後の芸術界に大きな影響を与えた。「イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―」では、異なる個性を持った越境者であるイサム・ノグチと岡本太郎、2人の作品など合計約150点の資料を通じて、彼らが捉えた“日本”や“日本美”に迫る。2人を同時に紹介する展覧会は初の試みだ。縄文土器や土偶に着目1950年に出会ったイサム・ノグチと岡本太郎。海外の視点を持ち、日本へ深い関心を持った2人はすぐに打ち解けたという。1950年代当時、2人は異なる日本古来の文化に注目。岡本太郎は従来美的な対象とされていなかった縄文土器に、自身の「縄文土器論」において着目し、イサム・ノグチは古墳時代の埴輪、雪舟、茶道具、そして日本石器時代の土偶に関心を持った。各々の作品から見てとれる、「日本」観の相違を紹介する。芸術と生活両名とも、1950年代初めには芸術と人々の生活の関係について考え、作品を残している。イサム・ノグチは、岐阜提灯の造形に魅了されて奔放なフォルムが目に留まる《あかり》シリーズを生み出し、剣持勇との協働による《コーヒー・テーブル》《スツール》を制作。北大路魯山人の陶房では、様々な陶の作品も作っている。岡本太郎も陶による作品制作に着手し、《坐ることを拒否する椅子》や《ひもの椅子》、《光る彫刻》、《顔のグラス》などの作品を残した。1950年代中頃に発生した「伝統論争」を経て、1960年代には新たな表現形式の「日本美」を作り出していく。岡本太郎の《明日の神話》や、《愛》といった強烈な個性を放つ作品も、1960年代に作られたものだ。芸術の破壊と保存また、イサム・ノグチが建築家・谷口吉郎と協働で制作した慶應義塾大学構内のスペース萬來舎(ノグチ・ルーム)を、新校舎建設に伴い移設した事例と、岡本太郎による旧東京都庁《日の壁》の陶板壁画の取り壊しの事例を紹介。作り手や鑑賞者の意図に反し、作品が損なわれた事例を通して、芸術の保存と破壊について考察する。“芸術と人と場”空間の創出さらに、2人に共通して重要な創作上のテーマだったといえる、“芸術と人と場”にもフォーカス。イサム・ノグチは、彫刻と人間とを包み込む場としての庭、あるいはプレイグラウンドに興味を持ち、庭や空間の設計も行う。抽象芸術と身体の関係の重要性に気付いた岡本太郎は、作品の中に人が入っていく場として、《マミ会館》や《太陽の塔》などの総合的芸術空間を創出した。開催概要イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―会期:2018年10月6日(土)~2019年1月14日(月祝)会場:川崎市岡本太郎美術館住所:神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5時間:9:30~17:00(入館16:30まで)休館日:月曜日(10月8日、12月24日、1月14日を除く)、10月10日(水)、12月25日(火)、12月29日(土)~2019年1月3日(木)観覧料:一般 1,000(800)円、高校・大学生・65歳以上 800(640)円※中学生以下無料、()内は20名以上の団体料金
2018年09月03日『青夏きみに恋した30日』をはじめ、話題の映画公開が多数控える期待の若手俳優・佐野勇斗が、初のソロ写真集「1st PHOTO BOOK佐野勇斗」を発売。20歳の節目に、俳優デビューとなった映画『くちびるに歌を』のロケ地・長崎県五島列島で撮影を行った。ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーとしても活躍する佐野さんは、2015年に『くちびるに歌を』でデビュー。以来、ドラマ「砂の塔 知りすぎた隣人」「トドメの接吻」、映画『ミックス。』などで注目を集め、今後の待機作には『青夏きみに恋した30日』(8月1日公開)、『3D彼女リアルガール』(9月14日公開)、『走れ!T校バスケット部』(11月3日公開)、『凜』(2018年)などがある。今回の撮影では、佐野さんたっての希望で、初めて役者として芝居をした『くちびるに歌を』のロケ地である長崎県五島列島へ。初めての撮影で知った、たくさんの楽しい思い出、悔しい思い出、そして地元の方々との出会いが心に残るこの場所を選んだ。「懐かしい」と言いながら、過去の思い出の場所を巡る写真は佐野さんの素顔が垣間見え、その魅力が満載。20歳になった節目に、初心を思い出し、新たなステップを踏み出す佐野さんの初ソロ写真集となっている。佐野勇斗コメントどうもこんにちはー!!佐野勇斗です!なんと、僕の1st PHOTOBOOKが発売されます!!撮影地は、僕の大好きな思い出の場所。映画『くちびるに歌を』のロケ地になっている、長崎県五島列島で撮影させてもらいました!本当に、楽しかったです…。五島のみなさんと、景色が改めて大好きになりました。僕、佐野勇斗の原点でもある場所 五島列島。20歳になったいま、4年前とは少し違った、成長した僕を、みなさんにぜひ観ていただきたいです!「1st PHOTO BOOK佐野勇斗」は8月24日(金)より発売。8月25日(土)大阪&名古屋、8月26日(日)東京にて写真集発売記念イベント開催。(text:cinemacafe.net)
2018年07月15日映画『青夏 きみに恋した30日』。漫画から飛び出したかのような、爽やかさ満点の葵わかなさんと佐野勇斗さん。久々の共演で感じた、お互いの魅力を語りました。葵:私たち、4年前の映画『くちびるに歌を』以来の共演だった。佐野:久々に会ってどうだった?葵:佐野くんは、あまり変わらないよね。当時は大人っぽい男の子だなって思ってたけど。佐野:本当に?葵:うん。今回会ってみても、全然変わってなくて(笑)。佐野:あの頃のままってことか!わかなちゃんは逆に、この4年で大人っぽくなった。前はちょっと落ち着きなかったもんね(笑)。葵:うん(笑)。当時は、そういう役っていうのもあったしね。佐野:今回はすごく落ち着いてたし、現場もリードしてくれてた。葵:そう?自分より年下の人が多い現場って初めてだったから、お姉さんとして引っ張らなきゃって。でも、相方がいたからできた。佐野:相方って!(笑)葵:信頼し合えてるからこその距離感でやれた気がするな。佐野:お互いに気を遣いすぎることもなかったしね。葵:古澤監督も、シーンごとに話し合ってくださって。一度自分たちの持ってきたものを出して、そこから監督がカット割りを考えてくれたり。やりがいがあったよね。佐野:一緒に話したりね。二人きりのラストシーンとか。葵:焦らないでね、って(笑)。佐野くんって、恋愛系にめっぽう弱いって知ってるから。佐野:それは言うなって!(照)葵:すごく照れ屋だから、平気な顔をしてても、恥ずかしいだろうから。焦っちゃダメだよって。佐野:現場では「わかった」って冷静に言ってたけど、心の中では「ありがとう!ゆっくり、ゆっくり」ってずっと考えてた(笑)。ピュアでまっすぐ。あの頃を思い出してほしい。葵:プレッシャーって、あった?佐野:もちろん!原作を読んだら、吟蔵ってめちゃくちゃかっこよくて。不安が10割だった。葵:そうだったんだ。でも、見た目は吟蔵に似てるって思ったよ。佐野:本当に?よかった〜。吟蔵と僕とは、真逆の性格だから、本当に難しかったんだよね。葵:確かに、それはわかる。吟蔵って集団でいるときも、寡黙なことが多くて。素の佐野くんは、みんなを引っ掻き回す感じ。佐野:それ、褒めてる?(笑)葵:うん!率先して盛り上げてくれていたり。でも、役柄は違うから大変そうだなって思ってた。佐野:理緒役はぴったりだったよね。原作を読んだときから、わかなちゃんだ!って思った。葵:確かに、性格が似てる部分はあるかな。思い込んだら突っ走っちゃうところとか。佐野:あと、理緒になるための努力もすごいなって思ってたよ。葵:本当?佐野:絶対に表には見せないけど、すごく考えてるなって思うし、引き出しがたくさんある。役に対する姿勢が真面目で、すげぇなって。葵:佐野くんは受け入れるのが早いよね。だからみんなが世話を焼きたくなるというか、愛されてる。佐野:嬉しいな~。撮影していて、本当に胸キュンしたよね。こんな夏が過ごしたかったって。葵:恥ずかしいくらい、どこまでもまっすぐだもんね。恋愛だけじゃなくて、あの頃のまっすぐさって大事だな、取り戻したいなって思ってもらえたら嬉しいよね。『青夏 きみに恋した30日』都会育ちの女子高生・理緒(葵わかな)は、夏休みを祖母の家で過ごすことに。田舎に到着した日、初対面の吟蔵(佐野勇斗)に恋をする。期間限定の恋愛の行方とは?原作は南波あつこの漫画。8/1(水)全国公開。©2018映画「青夏」製作委員会あおい・わかな1998年6月30日生まれ、神奈川県出身。連続テレビ小説『わろてんか』のヒロインの好演も記憶に新しく、今後が期待される女優のひとり。ブラウス¥9,800(ADIEU TRISTESSETEL:03・6861・7658)スカート¥33,000(PLAIN PEOPLE/PLAINPEOPLE 青山TEL:03・6419・0978)さの・はやと1998年3月23日生まれ、愛知県出身。9月公開の映画『3D 彼女リアルガール』にも出演。ボーカルダンスユニット「M!LK」としても活躍。Tシャツ¥6,400(セヴシグ/スタジオ ファブワークTEL:03・6438・9575)パンツ¥45,000(カズキナガヤマ)※『anan』2018年7月18日号より。写真・女鹿成二スタイリスト・伊藤省吾(sitor/佐野さん)岡本純子(アフェリア/葵さん)ヘア&メイク・中島愛貴(ラフテル/佐野さん)竹下あゆみ(葵さん)取材、文・野村紀沙枝(by anan編集部)
2018年07月14日森美術館15周年記念展「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」開催中!東京・六本木のランドマーク「六本木ヒルズ」。六本木ヒルズ森タワー53Fにある「森美術館」にて15周年記念展「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」が開催中。期間は2018年9月17日(月・祝)まで。世界が日本の建築に注目しているいま、“未来へ紡ぎたい、日本建築のわざ、こころ、かたち”を展示。縄文の住居から最新の現代建築まで100のプロジェクト総数400点超の展示物を通して、日本建築の本質に迫ります。日本建築の“過去・現在・未来”明治維新から150年間、日本は“建築の実験場”でした。日本の成熟した木造文化はどのように進化したのか、西洋は日本建築にどのような魅力を見出したのでしょうか。「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」では、9つの特質で展覧会を構成。機能主義の近代建築では見過ごされながらも、古代から現代までその底流に脈々と潜む“遺伝子”を考察する展示となっています。日本建築を体感! 100プロジェクト。総数400点超。100プロジェクト総数400点超が展示される圧巻のスケール。そして鑑賞するだけの展覧会とは異なり、“体験”できることもこの展覧会の見所の一つです。日本建築を体感できる展覧会となっています。原寸で再現! 千利休の茶室・国宝「待庵」千利休の作とされ現存する茶室建築としては日本最古。国宝「待庵」を原寸で再現しました。日本文化である“わび”の思想を空間化したもので、日本文化を語る上で欠かせない建築物です。二畳の茶席・にじり口を体感できます。丹下健三「自邸」広島平和記念公園・東京オリンピック・大阪万博など戦後の国家的プロジェクトに携わった建築家・丹下健三氏。「美しいもののみ機能的である」と唱えた巨匠の“自邸(現存せず)”を巨大模型で間近で鑑賞することができます。ライゾマティクス・アーキテクチャー×最新技術日本の建築物を最新技術“レーザーファイバー”で原寸再現し、そのダイナミズムを3Dで体感する体験型インスタレーションです。ぜひその世界を体験して。モダニズムの名作家具で構成「ブックラウンジ」戦後のモダニズム建築で有名な「剣持勇」氏、「長大作」氏などのデザイナーの名作家具は、美術館に収蔵されている作品が多く、展示されても触れることはできません。「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」では、オリジナル家具に実際に触れ、座ることができる「ブックラウンジ」を設けました。建築の専門性がなくても楽しめる展示デザイン建築の専門性がなくても楽しめるようにと、展示スペースの壁を3段階に分けて展示。大型の映像・写真などを展示した「遠景エリア」、展示の核となる資料がある「中景エリア」、解説や詳細な説明文を展示した「近景エリア」。さまざまな鑑賞者に配慮しており、建築初心者でも楽しむことができます。東京メトロ日比谷線「六本木駅」1C出口よりコンコースにて直結。日本が世界に誇る日本建築を感じられます。平日のお仕事帰りに見聞を広めるのにぴったりです。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか.イベント情報イベント名:「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」催行期間:2018年04月25日 〜 2018年09月17日住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F「森美術館」電話番号:03-5777-8600
2018年05月28日俳優の佐野勇斗が11日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店で「佐野勇斗 カレンダー 2018.04-2019.03」(発売中 2,500円税抜き 発売元:東京ニュース通信社)の発売記念イベントを行った。「佐野勇斗 カレンダー 2018.04-2019.03」の発売記念イベントを行った佐野勇斗初めての連続ドラマ出演となった『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)でミステリアスな青年役を演じて話題を集め、若手ネクストブレイク株の筆頭とも言われている佐野勇斗。そんな彼の初めてとなるソロカレンダーは、32ページにもわたるブックスタイルの壁掛けカレンダーで、10代最後の様々な表情を切り取っている。ソロとしては初めてのカレンダーをリリースしたことに佐野は「今までM!LK(佐野が所属しているダンスユニット)のカレンダーはありましたが、僕1人のカレンダーは初めてで、買ってくれる人がいるのかな? と不安もありました」と話しつつ、「撮っている時は楽しかったので、毎月違う表情をしていると思います。今回はマザー牧場で撮影したんですが、アルパカが可愛くて、そこで撮った写真はいい表情をしていると思います」と千葉・富津のマザー牧場で行われたロケに満足げ。事務所の先輩に山崎賢人などがいるが、「賢人くんには笑われると思いますよ。『何かっこつけているの?』って。でも賢人くんにはあげようと思います(笑)」と笑顔を見せながら「10代最後の色んな表情が見られるカレンダーになっています。毎月毎月たくさん色んな表情の佐野と過ごして下さい」とファンにアピールした。3月23日で20歳となる佐野。「20歳になったら海外に行きたいです。昔から海外の文化に憧れていたので、色んな国に行ってみたい。まずはイタリアに行ってピザを食べたいですね」と茶目っ気たっぷりで「俳優業一本に絞るというのはなく、俳優業や音楽活動をしたりバラエティーだったりと自分の引き出しをどんどん増やしていきたいですね」と20歳の抱負を。8月には葵わかなとダブル主演を務める初主演映画『青夏 Ao-Natsu』も控えているが、「色んな事務所の先輩に憧れて僕はこの業界に入りました。その先輩方に少しでも近づけてうれしい気持ちもあるんですが、主演ということは大きなものを背負わなくてはいけないと思います。そういった意味での不安は大きいですね」と表情を引き締めていた。
2018年03月11日ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーであり、俳優としての活躍も目覚ましい佐野勇斗が、4月はじまりのカレンダー「佐野勇斗カレンダー2018.04-2019.03」を、2月14日(水)に発売することが分かった。1998年3月23日生まれ、愛知県出身の佐野さんは、ダンスボーカルユニット「M!LK」のメンバーとして活躍し、連続ドラマ初レギュラー出演した菅野美穂主演ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」では、菅野さんと田中直樹演じる夫婦の長男役を熱演し話題に。そして、「カンナさーん!」や『高台家の人々』『ミックス。』と話題作にも出演。今後も1月スタートの「トドメの接吻」や、『ちはやふる -結び-』『羊と鋼の森』など続々と出演作の放送・公開が控えており、現在若手ネクストブレイク株の筆頭といえる。そんな佐野さん初めての単独ソロカレンダーとなる今回は、32ページにわたる「ブックスタイル」の壁掛けカレンダー仕様。現在19歳、10代最後の貴重ないまの魅力を凝縮し、「M!LK」のときとはひと味もふた味も違う、“俳優・佐野勇斗”にフィーチャーし、ナチュラルで等身大、繊細さと大胆さ、根っからの明るさと、ふとしたときに見せる憂いの表情などが収められている。今回のカレンダーに関して佐野さんは、「個人としては初めてのカレンダーなのでとても嬉しく思います!」と喜び、「M!LKでは可愛い、若々しい僕の表情が多かったりするんですけど、今回のカレンダーは、僕自身今年ハタチになるということで、少し大人な一面も見せられるカレンダーにしたいなと思い、マネージャーさんやカメラマンさんとも話し合いながら撮影に臨みました!少しでも、いつもと違うちょっと大人な佐野勇斗をみていただけたらなあと思っています」とコメント。なお、3月には都内にてカレンダー発売イベントの開催も決定。佐野さんは、「ちょっとでもいいので会いに来てくれると嬉しいです」とメッセージを寄せている。「佐野勇斗カレンダー2018.04-2019.03」は2月14日(水)発売(※一部、発売日が異なる地域有)。(cinemacafe.net)
2018年01月08日東京・六本木の森美術館で、「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」が2018年4月25日(〜9月17日まで)にスタートした。前日に行われた内覧会より本展の見どころをレポートしよう。建築家・建築史家の藤本照信が監修する本展では、日本の建築を読み解く鍵と考えられる「可能性としての木造」「超越する美学」「安らかなる屋根」「建築としての工芸」「連なる空間」「開かれた折衷」「集まって生きる形」「発見された日本」「共生する自然」と9つの特質で章を編成し、機能主義の近代建築では見過ごされながらも、古代から現代までその底流に脈々と潜む日本建築の遺伝子を考察する。レポートする上で特筆すべきはなんといっても圧倒的な展示ボリューム。100のプロジェクトに400を超える点数で、古くは縄文時代の住居から、現在進行中の建築物や未来の計画案など現代建築までを一挙に紐解いている。紹介されている建築家の名を挙げれば、フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)や丹下健三、黒川紀章、安藤忠雄、磯崎新、隈研吾、杉本博司、SANAA......建築プロジェクトには、平等院鳳凰堂(1053年)、厳島神社(1241年)といった世界文化遺産から古代出雲大社本殿や伊勢神宮正殿、東京オリンピック国立屋内総合競技場(1964年)、日本武道館(1964年)から、現代に建てられた豊島美術館(2010年)や、東京スカイスリー(2012年)、ラ コリーナ近江八幡 草屋根(2014年)、台中国家歌劇院(2016年)などの建築まで......といった網羅具合だ。中でも、「建築としての工芸」のセクションで紹介されている、千利休作と伝えられる現存する茶室建築として日本最古の国宝・待庵は必見だ。京都で実物の待庵を見たことがある人も多くいらっしゃるだろうが、ここでは、ものつくり大学が原寸スケールで再現した模型を、間近で見るだけでなく中に入ることができる。本展の監修者である藤本氏の「千利休は、炉の位置、床の間、腰壁に貼られた紙、障子とそこから入る光、たった2畳のスペースにどこをとっても直しどころのない、完璧かつ芸術的な場を作り出した」という語りにもあるように、用の美を秘めた日本建築の遺伝子を実感すれば、普段は無意識的な日本人としての遺伝子が目覚めてくるだろう。「連なる空間」セクションで紹介されている丹下健三自邸(1953年)は、1/3スケールの巨大模型で再現されている。丹下健三は、広島平和記念公園(1954年)、大阪万博記念公園(1970年)など、戦後の国家的プロジェクトを牽引した建築家。1/3とはいえど、宮大工の技術により実物と変わらない高精度で作り上げられた模型はさらに、タブレットPCを通じて当時の様子が伺える写真とともに鑑賞することもできる。デジタル技術とのコラボレーションといえば欠くことのできない、ライゾマティクス・アーキテクチャーが作り上げた日本建築の原寸スケールを3Dで体験できる空間だ。「Power of Scale」と名付けられたこのインスタレーションでは、レーザーファイバーと映像により、桂離宮や中銀カプセルタワーなど日本建築の空間概念が大小様々なスケールで原寸再現され、鑑賞者はその空間の中に入り込んでダイナミズムを体感することができる。あまりにも見応えがあるので、小休憩を兼ねて展示の中間に設けられたブックラウンジにもぜひ注目していただきたい。ここは、戦後のモダニズム建築時代を牽引してきたデザイナーたちの名作家具で構成されており、丹下健三研究室が設計したマガジンラック付ベンチを囲むように、剣持勇や長大作、大江宏のデザインした椅子が並び、それらに腰掛け書籍を閲覧したりして過ごすことができる。現在では美術館に所蔵されているものも多く、普段手に触れることさえできない名作たちだが、今なお現役で使用されている希少な家具を集め、本来の機能のまま使用ができる大変貴重な機会である。過去に類を見ないこの大掛かりな建築をテーマとした展示により、日本の過去と現在だけでなく、未来像が今ここで照らし出される。【展覧会情報】建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの会期:2018年4月25日〜9月17日会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階時間:10:00〜22:00(火曜10:00〜17:00、いずれも入館は閉館時間の30分前まで)入館料:一般1,800円 学生(高校・大学生)1,200円 子供(4歳〜中学生)600円 シニア(65歳以上)1,500円最終更新: 5月2日
2017年11月25日ダンスをはじめ、映像やストレートプレイでも活躍をみせる大貫勇輔。今回、舞台『フラメンコ・カフェ・デル・ガト』では、フラメンコに初挑戦する。ジャズ、コンテンポラリー、ストリートダンスなど何でも得意の彼が、どんな踊りを見せてくれるのか。稽古を目前に、その心意気を聞いた。「フラメンコ・カフェ・デル・ガト」チケット情報湖月わたる、水 夏希、原田 薫で結成されたユニット『BAD GIRLS』が、異国の男性ダンサーと共演する舞台「DANCE LEGEND」シリーズ。今回はその人気シリーズの第3弾で、構成・演出・振付をフラメンコの名手ホセ・バリオスが手掛ける。大貫はスペインのフラメンコダンサーとともに参加する。「フラメンコは今まで踊ったことはないんです。スペインには以前から興味があり、現地で稽古があると聞いて『やったー!』と声を上げてしまいました(笑)。以前、パリに行きたいと思っていたら、ストリートダンスの大会で優勝してパリに行けたり、自分がやりたいと思うと何かつながる瞬間があるんです。今回もスペインに呼ばれているような気がして、運命的なものを感じました」。フラメンコ初挑戦に「もちろん不安はあります」というが、どこか余裕を感じさせる。「水 夏希さんが、フラメンコのテクニックを学んだだけでは、外国人が付け焼刃で日本舞踊を踊るみたいになってしまう。それよりも、どれだけスペインの文化を愛し、フラメンコの血を自分の中に入れられるかが大事だとおっしゃっていたんです。僕も同感で、自分の内側から出て来るものが一番大切。それがダンスだと思うんです」。フラメンコは、ジプシーと呼ばれるロマ族をはじめとする多数の民族が培ってきた伝統文化だ。「僕は、ダンサーの母親の胎内にいるときから舞台に立っていて、生まれながらのダンサーだと思っています。言葉にならない思いや、つらかったことを肉体を通して変換し表現してきた。フラメンコも現地の人が生きる上で、必要としてきた踊りです。そこは通じる思いがあるんです」。核が同じなら、ダンスのジャンルが違っても踊りこなせる。そんな自信が彼の中に脈打っているのが伝わってくる。今作は第1幕が『ロミオ&ジュリエット』のように愛や闘いを描く物語で、大貫もある役柄を演じ、第2幕は、スペインの地方や都市を巡るショー形式の舞台になる予定だ。「いいダンサーは日本で食べていくのは難しいから、まず、海外に出て日本に帰ってくる。それは熊川哲也さんがすでにされているから負けず嫌いの僕は、逆の発想で(笑)、日本を拠点にして世界に行きたい」と言い切る。「僕と同じ踊りはほかの人にはできない。僕にしかできないものを持っている」ともいう。大貫ならではのフラメンコに注目したい。公演は、6月25日(土)・26日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、6月29日(水)から7月4日(月)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2016年05月02日宮尾俊太郎(バレエ)×大貫勇輔(コンテンポラリーダンス)×尾上菊之丞(日本舞踊)×藤原道山(尺八)×SINSKE(マリンバ)による『Clementia』が上演に。昨年、大貫がSINSKEと共演した公演の第二弾で、今回は構成・演出・振付に川崎悦子を迎え、スケールアップした舞台となる。『Clementia』チケット情報大貫は「昨年の『Clementia』は、マリンバ奏者のSINSKEさんの1対1で踊りたいという思いで始めました。1回で完結させるつもりでしたが、あまりに楽しかったので続けたくなって」と振り返る。その彼が共演を切望したのが宮尾だ。大貫と宮尾は、2013年のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で同じ「死」の役を踊って以来、互いの舞台を観に行く仲。宮尾は「ここ数年、自分が培ったものとは違う環境にも身を置いてみたいと思っていたんです。前回の『Clementia』を観た時、演奏者とダンサーが飾りのない丸裸の状態で舞台を成立させていて、こういうことをしたいと感じました」と語る。今回は舞台でのナレーション、和の音楽での踊りなど、宮尾にとって初挑戦尽くしだ。公演は二部構成。第一部は物語仕立てで、昔話『桃太郎』を5人全員のコラボレーションで上演。第二部はオムニバス形式で、柳本雅寛振付『ボレロ』のほか、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の曲を用いたダンス、5人でのインプロビゼーションなど新しいコラボレーションに挑む。取材日、稽古場では川崎の指導の下、第一部の稽古が行われていた。キジ役の宮尾が華麗な跳躍や回転技を披露したかと思えば、帽子をかぶったイヌ役の大貫がセクシーなジャズダンスやブレイクダンス風のフロア技を決める。なお、菊之丞がサル役、道山が鬼役となり、桃太郎役は、基本的にはSINSKEが担うほか、大貫が幼少期、宮尾が青年期を表現することもあるという。さらに稽古は第二部の『ボレロ』へ。互いの身体を支点に展開していくコンタクト的な動きが柳本らしい。Kバレエカンパニーでプリンシパル・ソリストを務めるほか、昨年生まれたカンパニー内のグループ“Ballet Gents”では座長として演出・振付を手がける宮尾。「Kバレエでは古典で自分が感じていることやキャリアに応じた表現を追求し、Gentsでは一歩引いたところから踊り全体を俯瞰するという経験をし、今回のような外の舞台で刺激を受ける。とても充実しています」。一方、大貫は「昨年、ラスタ・トーマス率いる“Bad Boys of Dance”の『ロミオ&ジュリエット』ドイツ公演に参加して、すごいダンサーがたくさんいることを肌で感じたり、今年、『アドルフに告ぐ』で演出家の栗山民也さんや素晴らしい俳優陣とお仕事をしたりする中で、色々と考えさせられたことが、この企画に繋がっています。異ジャンルのクロスオーバーを重ねて、いつか日本発のカンパニーとして世界に持って行きたい」とする。出演者たちの今が交錯する『Clementia』に注目だ。公演は9月12日(土)・13日(日)東京・天王洲 銀河劇場にて。取材・文:高橋彩子
2015年09月01日1970年代に入ると、画期的な旅客機が誕生する。ボーイング747-100、すなわちジャンボジェット機である。1965年、航空機メーカーのボーイング社はそれまで最大200に満たなかった座席数を、一気に500まで増やす旅客機の採用を日本航空に打診する。購入価格は当時の金額で1機61億円。今の最新鋭旅客機と比べると、5倍ほどもする高額な旅客機だった。当初、社内では慎重に購入検討を進めていたが、ライバルのパン・アメリカン航空が発注すると、日本航空も発注を決断。当時は高度経済成長期であり、また、1964年に海外旅行が自由化されたことで、旅客数が大幅に増え続ける市場環境も購入を後押しする要因となった。そして1970年7月、日本航空のジャンボは太平洋線に就航した。ジャンボは世界初の2階建て旅客機であり、また、世界初のワイドボディ機でもあった。それまでは客室の通路が一本のナロウボディ機しかなかったが、客室の横幅が大きく広がったことで横に10前後の座席を設置できるようになり、通路を2本にする必要が生じたわけである。ジャンボ機が就航する前年の1969年4月には、DC-8-61型機を東南アジア線に導入。この機材は日本航空のジェット一番機であるDC-8-30に比べると、胴体が11メートルも長くなっている。また、就航当初は世界最大の旅客機であり、国際線仕様で195席、国内線仕様では234席を設置。ジャンボとともに、大量輸送時代を象徴する旅客機となっていった。なお、ダグラス社がジャンボに対抗すべく開発したDC-10、通称ディーテンを日本航空もDC-8の後継機として採用。国際線、国内線で2005年の退役まで活躍した。747SP-100は日本国内線専用に開発された機材で、日本航空がローンチカスタマーとなり、長年にわたり乗客数世界一を誇った東京(羽田)~札幌や福岡、大阪などの国内幹線で活躍。その後、ジャンボには747-200(ダッシュ200)、ダッシュ300、さらにハイテク機となったダッシュ400など複数の派生型機が生まれ、日本航空では747-400が2011年3月1日に退役するまで、40年以上に渡って活躍することとなった。ジャンボはさらに、日本の観光化時代の礎を築いた旅客機でもあった。座席数が多いため航空運賃を引き下げて販売できる余裕が生まれ、リーズナブルなパッケージツアーや航空券が広く流通するようになったのだ。オイルショックも低価格化に拍車をかけ、より多くの人がより安価な海外旅行を楽しめるようになる。一方で航空会社間の顧客獲得競争は次第に激しくなっていく。パン・アメリカン航空などのライバルに対抗するために、日本航空がこだわったのが機内のインテリア。この“空飛ぶ豪華客船”の内装を担当したのは、世界を代表するインテリアデザイナーの剣持勇氏だった。その華やかなインテリアについては次回詳しくお話ししよう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年06月14日女性の味方!?『名探偵コナン』のキャラが人気!!夜道や一人暮らしのセキュリティ、女性にとって地域の治安の良さはとても重要なこと。そんな女性の強い味方となってくれるのが町の安全を守る警察官。もしマンガのキャラのような頼りがいある警察官が身近にいたら、いろんなことを相談できるかも。ということで、20代女性455名に自分の町を守ってほしいマンガの警察官・刑事キャラを聞いてみました。>>男性編も見るQ.自分の町を守ってほしいマンガの警察官・刑事キャラは?(複数回答)1位佐藤美和子『名探偵コナン』17.4%2位両津勘吉『こちら葛飾区亀有公園前派出所』17.1%3位銭形警部『ルパン三世』15.4%4位目暮十三『名探偵コナン』13.0%5位高木渉『名探偵コナン』12.5%■佐藤美和子に守ってほしい!!・「正義感が強くて、それでいて優しい雰囲気のおまわりさんがいたら安心できそう」(27歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「女性の味方になって、変な人たちから守ってくれそう」(26歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「男っぽくて美人で頼りになるから」(25歳/ソフトウェア/事務系専門職)・「頼りになるし、優しいお姉さんって感じがするので」(23歳/情報・IT/事務系専門職)・「正義感が強くて、人のことを本気で考えてくれそう」(23歳/商社・卸)■両津勘吉に守ってほしい!!・「めちゃくちゃで大変そうだけど、超人並みの体力なので、悪い人もすぐに捕まえそう。あと、情に厚いので子どもたちからも好かれそう」(23歳/ホテル・旅行・アミューズメント)・「毎日飽きることがなさそう。ちょっとした困ったことも助けてくれそう」(26歳/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)・「めちゃくちゃだが、熱いし信頼できるから」(23歳/情報・IT/事務系専門職)・「ただ平和なだけでなく、楽しい町にしてくれそうだからです」(27歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)■銭形警部に守ってほしい!!・「決めるところは決めるけど、肩の力が入ってない感じがいいバランス」(27歳/建設・土木/販売職・サービス系)・「いつまでも犯人を粘り強く追い続けてくれそう」(26歳/金融・証券/専門職)・「どんな小さな事件でも全力で解決してくれそうだから」(26歳/商社・卸/事務系専門職)■目暮十三に守ってほしい!!・「大きな包容力で、みんなを包み込んでほしい」(24歳/建設・土木/事務系専門職)・「体を張って頑張ってくれるから」(28歳/情報・IT/技術職)・「市民のことをすごく大事にしてくれそう。ちょっとしたことでも真剣に耳を傾けてくれそうなので」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■高木渉に守ってほしい!!・「いざというとき、危険をかえりみず任務に当たってくれると思うので」(25歳/学校・教育関連)・「結果はともかく、一生懸命取り組んでくれそうだから」(28歳/通信/クリエイティブ職)・「一生懸命さが伝わるから」(22歳/金融・証券/専門職)■このキャラに町を守ってほしい!!・目玉のおまわりさん『天才バカボン』:「こんな人が守っているのだから、よっぽど安全な町なのだと逆に安心できるので。発砲は避けてもらいたいですが」(25歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)・ゲンゾウ『ONE PIECE』:「町を愛し、どうすれば町にとって最もよいかを真剣に考え抜いて行動してくれそうだから」(25歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)・土方十四郎『銀魂』:「こんな美形の警察官が町にいたらうれしいので」(21歳/金融・証券/専門職)・中川圭一『こちら葛飾区亀有公園前派出所』:「正義感があってイケメンで、ちょっとしたことでも頼りたくなる」(24歳/秘書・アシスタント職)・剣持勇『金田一少年の事件簿』:「金田一がいなくてもやるときはやってくれそう」(24歳/小売店/販売職・サービス系)総評1位は、『名探偵コナン』に登場するアイドル的存在の女刑事、佐藤美和。「優しい」、「頼りになる」という意見が多く、「女性目線で防犯や犯人逮捕に尽くしてくれそう」という同性ならではのメリットを挙げている人も。男性には言いづらいことも、女性の佐藤さんになら相談しやすそうですよね。同じく『名探偵コナン』から、4位に目暮十三、5位に高木渉がランクインしました。佐藤や高木の上司である目暮警部がピンチのときに見せる統率力は、まさに中年、いえ大人の貫禄です。佐藤美和子の恋人である高木渉は、おっちょこちょいながらも一生懸命捜査に取り組むまじめさが人気でした。2位は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津勘吉。「楽しい町にしてくれそう」という意見が多く、両さんの明るい人柄が人気でした。3位はルパン三世を追い続ける銭形警部。「どんな小さな事件でも全力で犯人を追ってくれそう」です。強じんな体力と精神力を併せ持つ両さんと、犯人逮捕に情熱を燃やす"とっつぁん”がタッグを組んだら、どろぼうや変質者なんてすぐ捕まえられそうです。男性編ではランク外だった『名探偵コナン』のキャラが、女性編では3人もランクイン。1位の女性キャラをはじめ、優しさを感じさせる刑事が複数登場するのが理由かもしれません。町の活性化や犯人逮捕など実効果を重視する男性に対して、女性は気軽に相談できる優しい刑事さんを求めているよう。頼れる刑事キャラに町を守ってもらいつつ、愛する彼氏に自分だけを守ってもらえたら最高ですね。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2011年3月24日~4月1日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性455名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンクエンタメに関するコンテンツは『コブタメ』でCHECK!!【女性編】「総理大臣になってほしい」と思うアニメの知的キャラランキング【女性編】「自分の先生になってほしい」と思う先生キャラランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年06月30日