一口餃子の激戦区、北新地の紅いカウンター居酒屋大阪・北新地の裏路地、蜆楽通りにある「蜆楽紅鯨(けんらくべにくじら)」は、神戸スタイルの味噌だれでいただく一口餃子のお店。夜の街に紅く浮かび上がる、おしゃれな看板が目を引きます。幻想的な紅のガラス戸に、シンプルな白の暖簾がスタイリッシュな外観です。お店に入ると、芳ばしい餃子の香りが漂います。肩肘張らずに過ごせる店内には、カウンター席が14席。営業時間は、18:00~2:00までと夜間のみです。ひとりでも入りやすいお店は、仕事帰りのサク飲みにぴったり。大阪と神戸の餃子が融合! 関西ならではの美食高級クラブや老舗料亭が軒を連ねる北新地ですが、この地に昔から親しまれているもう一つの食文化が一口餃子です。中でも「蜆楽紅鯨」の一口餃子は、神戸スタイルの味噌だれでいただく逸品。北新地ならではの一口餃子と、神戸の味噌だれが絶妙なタッグを組んで、食通をうならせる見事な味わいに。店主こだわりの氷を使わないハイボールを始めとする、お酒と共に味わってみてください。看板メニュー、外パリ中ジュワの「味噌だれ餃子」お店のおすすめは、看板メニューの「味噌だれ餃子」(12個・税込626円)。ニンニク不使用・スパイスたっぷりの一口餃子を、お好みで味噌だれと酢醤油につけていただきます。餃子は一口サイズながら、芳ばしく焼き上げたパリパリの皮と、おいしさをぎゅっと閉じ込めた肉汁たっぷりの餡がたまらない逸品。甘くコクある自家製味噌だれが、絶妙にマッチします。むね肉を使ってヘルシーに仕上げた「からあげ」お店のもう一つのおすすめは、鶏むね肉を使ったヘルシーな「からあげ」(3個 税込518円)です。ボリューム感たっぷりの「からあげ」は、最後に黒胡椒・ごま・花山椒をかけて仕上げるスパイシーな一皿。揚げたてのアツアツに、レモンを絞ってさっぱりといただきます。口の中で溢れる肉汁と、芳ばしくスパイシーな香りが鼻に抜け、極上のおいしさを体感できるでしょう。極上一口餃子でちょい飲み! 何度も通いたくなるお店「蜆楽紅鯨」では、絶品の一口餃子とお酒をカウンターで楽しめます。仕事帰りに一人でサク飲み、二軒目のはしご酒に、気軽に訪れることのできる居酒屋です。ぱくっと食べられる一口餃子は、お酒のアテにぴったり。こだわりの詰まったおいしい味噌だれ一口餃子に、やみつきになる常連客も多いとか。JR東西線「北新地駅」、東口から出て徒歩2分の位置にお店はあります。駅から230mほどの好アクセスもお店の魅力のひとつ。ぜひ極上の味噌だれ一口餃子をご賞味ください。スポット情報スポット名:蜆楽紅鯨住所:大阪府大阪市北区曽根崎新地1-6-24電話番号:06-6345-3139
2017年12月13日和泉屋商店が、白味噌をフリーズドライ加工して粉末状にした新商品を開発しました。料理にかける新スタイルの味噌『×MISO(カケルミソ)』として、11月21日(火)にオンラインショップでの販売を開始しました。黒胡椒や柚子を配合したタイプもラインナップ塩や醤油感覚で使うことのできる新スタイルのパウダー味噌『×MISO(カケルミソ)』。色味や風味などを考慮して、最も適している白味噌が採用されています。ラインナップはプレーンの他にも黒こしょうを配合したもの、柚子を配合したものの3種類です。「振り掛ける調味料」として様々な料理に味噌の風味を手軽にプラス出来るのが特徴です。塩分量は12%程で、素材の味を引き立てながら、味噌の風味を楽しむことができます。お塩感覚で、パスタやサラダ、おにぎり、お肉、アイスクリームに掛けて使いましょう。また、卓上に置きたくなるようなパッケージにこだわり、シンプル且つスタイリッシュに仕上げています。お土産品として、またちょっとしたギフトとしても最適です。商品概要商品名:×MISO(カケルミソ)名称:乾燥味噌価格:1本756円(税込)、3本セット2,376円(税込)内容量:30g<原材料>×MISO:乾燥味噌パウダー(米みそ、増粘多糖類)×MISO黒こしょう:乾燥味噌パウダー(米みそ、増粘多糖類)、黒胡椒×MISO柚子:乾燥味噌パウダー(米みそ、増粘多糖類)、柚子皮粉末、柚子皮『×MISO(カケルミソ)』商品ページオンラインショップ「和泉蔵味噌」
2017年11月28日ほっと心が落ち着く隠れ家「キッチン たか」オレンジの看板と手書きのメニューやイラストが施された外観が目印の「キッチン たか」は、東京・四ツ谷にある洋食屋さんです。暖色系を基調とした造りで、心温まる優しい雰囲気が感じられます。シンプルなカウンターが6席。こじんまりとしていますが、シンプルでどこかほっとする隠れ家のような雰囲気ももっているお店です。焼く・炒める調理法のみ、揚げ物はありません「キッチン たか」には揚げ物は一切ありません。焼くか炒めるかの調理法だけを使った洋食が自慢のお店です。シンプルな調理法ならではの、食材のおいしさをしっかり感じることができます。オーダーを受けてから作り始めるため、いつ足を運んでもできたてアツアツの洋食をいただくことができるのも魅力のひとつです。どのメニューにもライスとサラダ、味噌汁がセットになっています。昔ながらのスタイルでリーズナブルな洋食が楽しめるお店です。みんな大好き! 定番人気メニューは「オムライス」この店の「オムライス」は、薄焼き卵なのが特徴の人気の定番メニューのひとつ。中にくるまれているご飯は、ちょっぴりスパイシーな味わいです。シンプルな卵とスパイシーなご飯のコラボレーションを楽しんでみてください。イチオシは肉汁あふれるジューシーな「ハンバーグ」お肉のうまみをぎゅっと閉じ込めた「ハンバーグ」は、お箸を入れると肉汁がジュワっとあふれ出します。濃厚なソースとお肉の味わいが絶妙にマッチした、イチオシの一品です。正統派の洋食屋さんらしく、目玉焼きもセットになっています。半熟トロトロの黄身を割って、できたてアツアツのハンバーグに絡めて食べるのもおすすめの食べ方です。昔ながらのオーソドックスな洋食が食べたい時におすすめ!店内には、定番の洋食メニューが壁一面に貼ってあります。誰にも好まれるオーソドックスなメニューばかりです。ランチタイムとディナータイムを分けていないので、営業時間内であればいつでも絶品の洋食を楽しむことができます。15:00前後の時間帯は、比較的混雑しにくいのでおすすめ。老若男女問わず誰もが楽しめる、あたたかい雰囲気を持った素敵なお店です。東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」から、徒歩3分ほどの場所にあるお店です。新宿通りを四谷方面へ進み、車力門通りを入ってすぐの場所にあります。絶品の洋食が食べたくなったら、ぜひ「キッチン たか」を訪れてみてください。スポット情報スポット名:キッチン たか住所:東京都新宿区荒木町 3-1電話番号:03-3356-2646
2017年10月18日古民家の中は大人の和モダン空間東京・千駄ヶ谷にある「がらり 千駄ヶ谷店」は全国各地から取り寄せた味噌と、奄美大島産の黒糖焼酎150種あまりが味わえる隠れ家的お店。目印は木の柄格子が印象的な、築40年の古民家を改装した建物。木のぬくもりを感じながら、落ち着いた雰囲気でお酒や食事を楽しめます。店内は一転して、築年数を感じさせないスタイリッシュなデザイン。非日常を味わえるリラックス空間として、多くの人が訪れています。店内に置かれている数々の焼酎も、インテリアに静かに華を添えており、飲むだけでなく目でも楽しめるようディスプレイされています。印象的な柄格子の「がらり」と引く音が、店名の由来店名の由来にもなっている柄格子。普段の生活ではなかなか味わえない木の風合いを感じながら、落ち着いた空間で食事を楽しんでもらいたいという店主の思いから、「がらり」は2005年にオープンしました。お店の玄関口である柄格子の引き戸をがらりと引けば、そこは都会の喧騒を忘れられるくつろぎの空間。長年愛される訳は、その居心地の良さと温かいもてなしの心があるからこそです。味噌がじわーっと染み込んだ「黒豚味噌漬け焼き」選りすぐりの味噌にじっくりと漬け込んだ「黒豚味噌漬け焼き」(1,280円)は、ごはんにもお酒にも合う濃厚な味わい。ついつい箸が止まらなくなる、この店自慢の黒糖焼酎にピッタリのメニューです。ひと口頬張ると、脂の甘みが口いっぱいにとろけていき、幸福感に包まれます。数ある「がらり」の味噌メニューの中でも、ぜひ試していただきたい逸品です。ほくほくの「焼き味噌おむすび」とやさしいお味噌汁「がらり」で忘れてはならないのが「焼き味噌おむすび」(380円)と「味噌汁」(420円)です。おむすびと味噌汁は、全国から選りすぐった13種類のお味噌の中から選ぶことができます。少し焦がす程度に焼かれたお味噌が、おむすびを何倍にもおいしくしてくれる魔法のような逸品。一度食べたらやみつきになる、リピート必須のおむすびです。落ち着いた大人のくつろぎ空間でゆったりと過ごして大通りに面しているお店に一歩踏み入れると、そこは地元で愛される大人の和モダン空間。そんな中でゆったりとくつろぎながら、全国から厳選した味噌を使った料理と、おいしい黒糖焼酎を堪能してほしいと店主は語ります。大人気のランチは混雑必死。避けたい方は開店してから12時までと、13時過ぎが狙い目です。ディナーは、週初めや土曜日であれば直接の来店でも席の確保は可能なことも。「がらり」のSNSで情報発信しているので、ぜひチェックして来店しましょう。東京メトロ副都心線の北参道駅より徒歩5分。またはJR山手線の原宿駅の竹下口より徒歩12分の距離にあります。代々木公園からも徒歩圏内で、ショッピングやデートでも利用しやすいお店です。ほっこりするお味噌料理をぜひ堪能してみてください。スポット情報スポット名:がらり千駄ヶ谷店住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-6-4電話番号:050-5589-5880
2017年09月17日トマトとアボカドは、サラダでいただいてもとってもおいしい野菜です。しかし、どちらも炒めることでやわらかさとコクが増し、絶品に。これなら野菜嫌いなお子様でも食べることができるかもしれません。しょう油と相性の良いマヨネーズですが、麺つゆとも相性抜群です。■トマトとアボカドのマヨ炒め調理時間 10分 1人分 209Kcalレシピ制作:Eレシピ<材料 2人分>トマト 1~2個アボカド 1個マヨネーズ 大さじ1.5麺つゆ(ストレート) 小さじ2かつお節 3g<下準備> ・トマトはヘタをくり抜き、ひとくち大に切る。・アボカドは包丁で種まで縦向きに1周グルリと切れ目を入れ、ひねって2つに分ける。・包丁の角を種に刺して軽くひねって種だけきれいに取り、皮をむいてひとくち大に切る。<作り方>1、フライパンにマヨネーズを中火で熱し、アボカドを炒める。2、少し焼き色がついたら強火にし、トマトを加えてサッと炒め合わせる。麺つゆを加えて手早く炒め合わせ、かつお節を加えて全体にからまったら器に盛る。ポイントはとにかくサッと炒めること。特にトマトを加えてからが勝負です。
2017年09月10日マルサンアイから、みそ業界では初となる鮮度ボトルを採用した、だし入り液状みその新製品、「香りつづくとろける味噌だし入りこしこうじ」、「香りつづくとろける味噌だし入りあわせ」、「香りつづくとろける味噌だし入り赤だし」の3種、およびかけたり、つけたり、炒めたりできるお料理みそ「とろける甘味噌だれ」1種の410gサイズが9月1日(金)、「とろける甘味噌だれ」の205gサイズが同10月2日(月)に発売されます。液状、だし入りで簡単調理「香りつづくとろける味噌」は、国産かつおだしや昆布だしを素材にした、だし入り液状みそで、生みそとは違い溶かす手間が省け、好みの材料とあわせるだけで、簡単におみそ汁が作れます。液状なので、「炒め物」「煮物」「卵かけごはん」等、様々なみそ料理を美味しく簡単に作ることができます。また、お料理みその「とろける甘味噌だれ」は、たれとしてかけたり、好みの材料と炒めたりと、名古屋を代表する甘味噌味のメニューを簡単に楽しむことができます。商品ブランドサイトみそ業界初の最後まで美味しい味を保つ「鮮度ボトル」「香りつづくとろける味噌」シリーズの「鮮度ボトル」は二重構造ボトルで、やわらかく、持ちやすい形状と、液だれしにくい逆止弁構造キャップが特長です。みそが空気に触れないため、色・味・風味の変化を抑え、最後の一滴まで、だしやみその美味しい風味を味わえます。商品情報商品名:香りつづくとろける味噌だし入りこしこうじ(410g)特長:「国産かつお本枯れ節粉」と「国産宗田かつお節粉」を使用し、上品で飲みやすく、かつパンチのあるだし感を実現しました。商品名:香りつづくとろける味噌だし入りあわせ(410g)特長:かつお昆布だしと「本みりん」を使用。料亭で飲むおみそ汁を再現しました。商品名:香りつづくとろける味噌だし入り赤だし(410g)特長:「国産かつお本枯れ節粉」と「国産宗田かつお節粉」を使用し、赤だしのコクはそのままに、飲みやすく仕上げました。商品名:とろける甘味噌だれ(410g、205g)特長:コクのある豆みそに京風白みそをブレンドし、ねりごまをほどよく加えた、風味豊かな万能みそだれです。上記すべて【410g】発売開始日:2017年9月1日(金)希望小売価格:350円(税抜)販売地域:全国とろける甘味噌だれのみ【205g】発売開始日:2017年10月2日(月)希望小売価格:250円(税抜)販売地域:全国
2017年08月31日異国情緒感じるカフェ「CHUM APARTMENT」緑あふれる優しい雰囲気のエントランスを抜けると、異国情緒漂うおしゃれな「CHUM APARTMENT(チャムアパートメント)」がお目見えします。アイアンやモルタルなどの素材を使って作られた店内は倉庫を改装して作られました。テーブルや椅子、ソファなどにもアンティークが選ばれていて、細部にまでこだわった空間になっています。天井が高く、開放的な雰囲気も魅力的。1階では食事を楽しむことができるほか、2階には作家が作った食器や雑貨などが並び、手にとって購入することも可能です。大人の時間を過ごそう!大人の落ち着いた雰囲気でまとめられたアンティークな空間は、インテリアが好きな方なら思わず長居したくなるスペースになっています。そんな店内で味わえるのは、イタリアン出身のシェフが手掛ける、季節の食材を使った料理や手作りのスイーツ。ワインなどのアルコール類も充実しており、バーとしても楽しむこともできる、デートや女子会にもピッタリなお店です。パーティー会場や撮影スタジオとしても利可能で、食事のみならず、あらゆる角度から楽しめます。お店の看板メニューは「味噌スープカレー」味噌を使ったグリーンカレーというオリジナルの「味噌スープカレー」はお店の看板メニューです。日本人になじみ深いみそ汁とグリーンカレーを合わせた、斬新な一品。お味噌汁に入れる食材を使い、グリーンカレーをベースに味噌をブレンドして作られています。味噌の深い香りと、グリーンカレーのスパイシーさは相性抜群です。エキゾチックなのにどこか懐かしい、新感覚の絶品カレーです。人気スイーツは「キャラメル林檎とシブーストタルト」ティータイムには自家製のケーキを楽しむことができます。香ばしいキャラメルの香りがたまらない「キャラメル林檎とシブーストタルト」は、おすすめのケーキです。タルトのサクッとした食感と、リンゴのとろける食感が楽しいハーモニーを生み出します。濃厚なキャラメルの味も魅力的です。ケーキセットをオーダーすれば、ドリンクもセットになるので、お得に楽しめます。大人空間で食事もショッピングも楽しもう!こだわりのアンティークな空間は、広々としていて、居心地も抜群です。オリジナルのグリーンカレーや手の込んだ自家製スイーツは、何度も足を運びたくなるおいしさ。プライベートな時間を過ごすもよし、パーティー会場として利用するもよし。しっかりお腹を満たした後は、2階でショッピングも楽しめます。お気に入りのメニューと雑貨がきっと見つかる「CHUM APARTMENT」を、ぜひ訪れてみてください。JR山手線の目黒駅から歩いて7分ほどの住宅街の一角にあります。おいしい料理に可愛い雑貨、パーティースペースや撮影スタジオとしての利用など、さまざまな要望に応えてくれる素敵なお店です。スポット情報スポット名:CHUM APARTMENT住所:東京都 目黒区 下目黒 2-23-3電話番号:03-3490-2921
2017年08月29日淡泊な味わいのきゅうりは、実は万能の野菜。香りのある野菜とあえものにしてもいいし、炒めてしっかり味付けすればごはんに合うおかずに。スープにしてもひと味違うおいしさが楽しめます。そこで料理研究家・牧田敬子さんが、きゅうりを使った2つのレシピを教えてくれました。きゅうりとディルのサワークリームサンドイッチきゅうりの青い香りと最高に合うハーブがディル。マヨネーズ代わりのサワークリームに、たっぷり刻んで入れて。【材料/2人分】きゅうり1本、ディル5本、サワークリーム大さじ4強、塩適量、黒こしょう少々、サンドイッチ用食パン(12枚切り)4枚【作り方】1.きゅうりは斜め薄切りにしてバットに並べ、表面に塩を軽くふって5分ほどおく。2.ディルをみじん切りにしてサワークリームと混ぜ、塩と黒こしょうで調味する。3.食パン2枚に2のサワークリームの1/2量を塗る。一枚にきゅうり1/2量の水気をキッチンペーパーで拭いてのせ、もう一枚で挟む。同じようにしてサンドイッチをもう1組作り、重ねてみみを落として4等分に切り分ける。きゅうりのアンチョビ炒めアンチョビと唐辛子で炒める、アーリオ・オーリオ風。種を除くと水っぽさがなくなり、パリッとした食感に。【材料/2人分】きゅうり2本、にんにく(みじん切り)1/2かけ分、アンチョビフィレ2枚、赤唐辛子(種を除いてみじん切り)1/2本分、エキストラバージンオリーブオイル大さじ1、塩少々【作り方】1.きゅうりは皮を縞目にむき、縦半割りにしてスプーンで種をこそげ取り、斜め5mm幅に切る。2.フライパンにオイル、赤唐辛子、にんにく、アンチョビを入れて、アンチョビをほぐしながら中火で炒める。きゅうりを加えて炒め合わせ、味をみて塩で調える。まきた・いつこ料理研究家。素材を見極め、その持ち味を最大限に引き出す料理が得意。著書に『ひとつの素材があれば』など。※『anan』2017年7月19日号より。写真・津留崎徹花料理、スタイリング・牧田敬子文・新田草子(by anan編集部)
2017年07月14日味噌と言えば日本食を代表する調味料ですね。味噌には豆味噌、麦味噌、米味噌、赤味噌、白味噌、合わせみそ。地域の味噌を合わせると数えきれないほどの種類があります。スーパーでも色々な種類の味噌が売られていますので、「味噌は買うもの」というイメージが強くなってきていますが、ご自宅でも意外と簡単に作ることができます。日本の味、家庭の味を手作りしてみませんか?味噌の種類のお話。味噌の種類分けは、米味噌・麦味噌のように材料を元にした分類、甘口・辛口の味による分類があります。◆素材での分類・米味噌米麹を使って作られ、日本全国で一般的に食べられている味噌はこの米味噌となります。・麦みそ麦麹を使って作られ、主に関西以西、九州地方で食べられることが多いようです。麦味噌は田舎味噌とも呼ばれます。・豆味噌中部地方を代表する味噌です。大豆そのものに麹菌を付着させて発酵させますので、原料は大豆と塩のみ。八丁味噌や赤味噌が有名ですね。味噌カツ等の名古屋味噌もこの豆味噌で作られています。◆味での分類塩分濃度にもよりますが、米麹の割合が多ければ甘口、少なければ辛口と言われます。麹歩合は、大豆の重さ=麹の重さの場合は10歩となります。多くの味噌は10歩前後で作られることが多く、20歩の味噌は甘口となります。白みその麹歩合は20度前後となります。手作り味噌の材料大豆…1300g麹…2000g塩…800g材料はたったこれだけ!これだけの材料で風味豊かでうまみの詰まった味噌ができるなんて驚きですね。大豆の下準備をします。まずは生の大豆を水で綺麗に洗いましょう。大豆は見た目が綺麗でも思った以上に汚れが付着していたり、大豆の油分が出てきたりします。水が濁らなくなるまで丁寧に何度も水を変えながら洗いましょう。大豆はそのまま煮ても固くてなかなか柔らかくなりません。一晩水に漬けて水を吸わせることで煮る時間を短縮できますので、味噌作りの前日に水を吸わせておきましょう。大豆は水を吸って2倍くらいに膨れますので、大豆が十分に吸収できるだけのたっぷりの水で漬けおきます。夏場は冷蔵庫の中に入れておくと雑菌の繁殖も防げて良いです。水に漬けて18時間後の写真です。水を吸って大豆が大きくなっているのがわかります。水を吸った大豆は、こんな感じにツルンとしています。大豆を二つに割って、芯がないか確認しましょう。芯がなくなっていたらしっかり水を吸っている証拠です。大豆を煮ます。多めの水で大豆を煮ていきます。煮ている間にアクが出ますので丁寧にすくってあげましょう。途中で水分が足りなくなったら水を足してください。圧力鍋を使わない場合、大豆を煮るのは3時間くらいかかります。ですが、大豆が煮えたかどうかは時間ではなく固さでチェックしましょう。十分に柔らかくなった大豆は、親指と小指で難なく潰れます。3時間経ってもまだ十分に柔らかくなっていない場合はもう少し煮ましょう。煮あがった大豆を袋に入れて手で潰します。麹とよく混ざるようにしっかり潰しましょう。大豆と米麹と塩を混ぜ合わせる前に、米麹と塩だけをよく混ぜ合わせます。味噌づくりはただ素材を混ぜ合わせれば良いというものではなく、保存性を高めるためにもこの塩切り工程は大切です。塩切りをすることで、麹菌の発酵を抑えることができます。塩切りは余った米麹の保存にも有効です。米麹はそのままにしておくと発酵が進み発熱して焼け麹という状態となってしまいますが、塩切りで焼け麹になるのを防ぐことができます。しっかり混ぜて塩切りをしましょう。塩切麹と大豆を混ぜます。味噌づくりで一番大切なポイントは「全ての食材を均一に混ぜ合わせること」です。味噌は発酵食品で、大豆だけですとすぐに腐ってしまいますが、米麹の発酵により腐敗を抑制することができます。もし食材が均一に混ざっていなくて、大豆だけが固まっている部分ができてしまうと、そこから腐敗が進みます。味噌を寝かせている間に腐ってしまってはここまで作った苦労が水の泡です。味噌はいくら混ぜても混ぜすぎということはありませんので、ここでしっかり混ぜ合わせましょう。味噌を詰める。味噌を団子状にして、容器の中に詰めていきます。味噌が空気に触れるとカビの原因になりますので、ぎゅーっと団子を作って空気を抜きながら詰め込んでいきましょう。しっかり押し込みました。味噌の表面にラップをして重しを乗せたら仕込み完了です。直射日光の当たらない、冷暗所において10か月~1年経ったら食べごろです。味噌を寝かせている間、途中経過が気になるところですが、あまり開けたり閉めたりすると雑菌が入る原因となりますので、食べごろになるまで忘れているくらいがちょうど良いですよ。まとめいかがでしたでしょうか?仕込んだその日から出来上がるまでが楽しみになりますね。10か月待たなければいけないというのはなかなか待ちきれない気持ちになってしまいますが、その分解禁した時のわくわく感はすぐにできる料理には代えがたいものがあります。ぜひご家庭でも作ってみて下さいね。
2017年06月30日仕上げにつけたり、かけたり、夏の食卓には欠かせない調味料・ポン酢。じつはもうひとつ、あまり知られていない使い方があります。それが、お醤油のように炒め調味料として加えること。ポン酢のこの使い方を覚えると、レパートリーの幅がぐっと広がります。今回ご紹介する鶏肉とネギのように、ごく当たり前にある材料も、ポン酢を加えて炒め合わせるとこれまで知らなかった味に大変身。さらにユズコショウでアクセントをつければ、より本格的な仕上がりに。ポン酢炒めをマスターして、蒸し暑い季節もしっかり食べて乗り切りましょう!■鶏もも肉と白ネギのポン酢炒め調理時間 15分 1人分 242Kcalレシピ制作:料理講師、料理家 西川綾<材料(2人分)> 鶏もも肉 200g 塩コショウ 少々白ネギ 1本ポン酢しょうゆ 大さじ2ユズコショウ 小さじ1/2サラダ油 小さじ1<作り方>1、鶏もも肉はひとくち大に切り、塩コショウをする。白ネギは斜め薄切りにする。2、フライパンにサラダ油を入れて熱し、中火で鶏もも肉に火を通す。白ネギを加えてサッと炒め、ポン酢しょうゆ、ユズコショウで味を調える。ネギは炒め過ぎず、食感を残して仕上げるようにします。
2017年06月29日こんにちは、宮城です。今年の2月に行った「アンジェ味噌づくりワークショップ」。自家製味噌づくりに興味のあるアンジェのスタッフたちが集まって、毎年味噌を作っているというスタッフ田口に教わりました。「はじめての味噌作り=前編=」「はじめての味噌作り=後編=」あれから約4ヶ月。待ちに待った「はじめての自家製味噌」が、ついに完成です!■ はじめての「自家製味噌」気温がどんどん上がっていく中で、蓋をしたまま常温で数か月放置していた私たちの手作り味噌。田口から味噌の表面に生えるカビの存在について聞いていたこともあって、待ちに待ったとはいうなれど、蓋を開けるのがまぁコワいこと、コワいこと!写真は割愛させていただきますが、「ドロドロだったよ。」「うちのは立体だった!」「私のはパナップ状態なんだけど・・・」などなど、そのカビの形状は実に様々。同じ材料を使って、同じタイミングで作った味噌も、寝かす環境が異なればこれだけ違うものなのか!と、皆のその報告がちょっぴり面白くなってしまうほど。表面にカビが生えてしまった味噌も、田口によれば周囲の味噌ごとそのカビをしっかりと削ってしまえば大丈夫。残った部分の味噌は安心して美味しくいただけます。たくさん作った味噌は、しっかりとかき混ぜた後に保存袋などに小分けにして早速冷凍庫へ。塩分が強いため凍りませんが、この方法によって長く保存がきくそうですよ。私は早速、出来立て自家製味噌でお味噌汁を作ってみました。スーパーなどで購入できる無添加の味噌ともまた違う、コクのある美味しさにびっくり!飲み終わりに残る粗めのカスがまたなんとも手作りらしくて、お腹も心も満たしてくれるお味噌汁でした。いつだって気持ちを豊かにしてくれる、つくる悦び。さてはて、次は何をつくりましょう?=写真:平山・宮城文:宮城=食のはなし アンジェのはなし
2017年06月26日肉×甘辛。この組み合わせに食欲をそそられない日本人はいないのではないでしょうか。「甘辛」といいながらも辛くはありません。むしろ「甘い」が勝っているともいえる味わいで、大人はもちろん、子どもも大好きな味つけです。今回はそんな甘辛調味料を使って牛肉を炒めた黄金メニューのご紹介。野菜やきのこ、春雨も加わって具だくさんで大満足の一品です。■牛肉の甘辛炒め調理時間 15分 1人分 573Kcalレシピ制作:杉本 亜希子<材料 2人分>牛肉(こま切れ) 250g<調味料> 酒 大さじ1 ハチミツ 大さじ1 しょうゆ 大さじ1.5 ニンニク(すりおろし) 1/2片分 ショウガ(すりおろし) 1/2片分 春雨 30g<下味> ハチミツ 大さじ1/2 しょうゆ 大さじ1玉ネギ 1/4個シメジ 1/2袋ピーマン 2個ゴマ油 大さじ1白ゴマ 小さじ2<下準備>・牛肉は<調味料>の材料をもみ込む。玉ネギは縦薄切りにする。シメジは石づきを切り落とし、小房に分ける。ピーマンは縦半分に切って種とワタを取り、さらに細切りにする。・春雨は袋の表示時間通りにゆで、ザルに上げて水で洗う。よく水気をきり、<下味>の材料を混ぜ合わせる。<作り方>1、フライパンにゴマ油を中火で熱して牛肉を炒め、色が変わってきたら玉ネギ、シメジ、ピーマンを加えてさらに炒める。2、全体に火が通ったら春雨を加えてさらに炒め、全体に味がからんだら器に盛り、白ゴマを散らす。牛肉も春雨も炒める前にまずしっかりと調味料で下味をつけましょう。この最初のひと手間が出来上がりの味を大きく左右します。
2017年06月18日暑くなってくると、酸味のあるものが食べたくなりませんか?お酢を料理に使うことは、梅雨時期に注意が必要な食中毒予防にもおすすめ。この時期は意識してお酢を取り入れてもらいたいと思います。今回ご紹介するポン酢炒めは、豚肉とたまねぎ、このふたつの材料で作ります。豚肉とたまねぎの組み合わせというと、定番料理の豚の生姜焼きがありますが、そのさっぱりバージョンというような味わいです。夏になるとよく、「豚の生姜焼きは疲労回復に良い」と聞くことがあるかもしれません。実際、それは正解です。豚肉には体の中でエネルギーを作り出す助けをするビタミンB1が豊富で、たまねぎにはビタミンB1をサポートするアリシンという成分が豊富に含まれています。なのでこの組み合わせは”元気のもと”といってもいいくらい。ただし、そもそものエネルギーは糖質がもとになるので、ご飯も一緒に食べることをお忘れなく。■豚ポン炒めレシピ制作:長 有里子<材料 2人分>豚こま肉 200gたまねぎ 1/2個ネギやしそなどの青味 適量ポン酢 大さじ2塩 少々片栗粉 小さじ1ごま油 適量<作り方>1、たまねぎを薄切りにする。2、ごま油を熱したフライパンでたまねぎを炒めたら豚肉も加え、片栗粉をかけて炒め合わせる。3、ポン酢を入れて混ぜ、塩をふって味を調える。4、器に盛り、彩りで刻んだ青味をのせる。この炒め物は、ポイントは一切なしで、とにかく簡単。調味料はポン酢と塩だけでつくる時短の炒め物です。味のからみがよいように片栗粉を加えていますが、それさえ面倒なときはなしでもOK。その際は、作り方3でポン酢の汁気がほとんどなくなるまで炒めてから塩を加えてくださいね。
2017年06月15日生で食べても炒めて食べても、甘みが損なわれない春キャベツ。市場やスーパーに並ぶ時期が限られている旬な今だからこそ、積極的に食卓に並べたいですよね。今回は春キャベツをふんだんに使った、子どもも喜ぶカレー味の野菜炒めをご紹介します。火を通しても色どりが損なわれないニンジンやピーマンも一緒に炒めれば、これ一品で食卓が華やかになること間違いなし!ひき肉が全体にからみ合うので、野菜が苦手な子どもでも食べやすい「野菜炒め」になりますよ。■春キャベツのカレー炒め調理時間 25分 1人分 348Kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 4人分>春キャベツ 1/2個合いびき肉 300gピーマン 2個玉ネギ 1個ニンジン 1/2本サラダ油 大さじ3シメジ(又はヒラタケ) 1パックカレー粉 大さじ2<調味料> 顆粒スープの素 小さじ2 白ワイン 大さじ2 塩コショウ 少々<作り方>1、春キャベツは食べやすい大きさのザク切りにする。ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り、食べやすい大きさの乱切りにする。玉ネギは縦半分に切り、4つのクシ切りにする。ニンジンは皮をむいて半分の長さに切り、せん切りにする。シメジは石づきを切り落とし、小房に分ける。2、中華鍋にサラダ油大さじ2を強火で熱して合いびき肉を炒め、色が変わったらカレー粉を加え、ポロポロになるまで混ぜながら炒め、いったん取り出す。3、中華鍋に残りのサラダ油大さじ1を加え、強火で春キャベツ、玉ネギ、ニンジンを加えて炒め合わせ、野菜がしんなりしたらシメジを加えて全体に炒め合わせる。4、全体に炒められたら合いびき肉、ピーマンを加えて全体に混ぜ合わせ、<調味料>を加えてサッと炒め合わせ、器に盛る。コツ・ポイント 春キャベツは強火でザザッと炒めて下さい。火力が弱すぎると水分が出てきます。仕上げに使用する調味料がおいしさのポイント。顆粒スープの素がさらなるうま味とコクを出してくれます。ワインの量は、お子さまの年齢に合わせて、調節しながら使ってください。
2017年04月25日第122飯「肉味噌」■材料木綿豆腐1丁<A>牛ひき肉(赤み)150g長葱30g味噌大さじ1醤油大さじ1と1/2みりん大さじ1と1/2ごま油大さじ1と1/2ニョクマム小さじ1/2オイスターソース小さじ1胡椒少々ねぎ、胡麻好みで適量七味唐辛子少々山椒少々 ■作り方①豆腐を皿に盛っておく。 ②Aの材料をすべて混ぜ合わせ、フライパンで炒める。 ③①の豆腐の上に②で作った肉味噌をのせ、好みでねぎや胡麻をふりかける。
2017年04月25日お弁当作りを始める方が多くなる4月。一緒に温かいお味噌汁があると、心がホッとなごみませんか?お弁当のお供には、作り置きができて、持ち運びも簡単な「味噌玉」が便利です。お味噌にだしと具を入れて丸めた味噌玉を、会社のマグカップに入れてお湯を注げば、あっという間にお味噌汁が完成します。作って数日で使い切るのであれば、1個1個ラップに包んで冷蔵庫へ。そうでない場合は、丸めたものをそのまま製氷皿に入れて冷凍保存。味噌は冷凍庫に入れても完全に凍ることはないので、飲みたいときにすぐに溶かすことができます。作り置きをしておくと本当に便利なので、私はお弁当だけではなく、朝食にもときどき使っています。自宅で使うときは、お椀にかいわれ大根やとろろ昆布、刻んだみょうがなど、生でも食べられるものを加えて、ボリュームを出すこともできますよ。■つくりおき味噌玉レシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 10個分>味噌 150g和風だしの素(顆粒) 小さじ1こねぎ(刻んだもの) 大さじ4油揚げ 1枚<作り方>1、油揚げを5mm角に切る。2、材料を全て混ぜ合わせる。3、10等分にして丸める。4、味噌玉1個に対し、湯を160-180ml注いでよくかき混ぜる。味噌玉の欠点としては、具材の分量が多くなると水分が出て、丸めにくくなること。そのため、あまり具材を入れられません。スーパーなどで売っている乾燥の味噌汁の具を活用するのもいいですね。夏になったら、上記の材料に梅肉2個分(約20g)をプラスするというアレンジもおすすめです。酸味が加わりさっぱりといただけるので、暑い日にぴったりの味噌丸になりますよ。
2017年04月03日せん切りにして、炒める…以上!どこの家の台所にもひとつは転がっている、じゃがいも。実は調理法によって、ガラリと表情を変える演技派な野菜です。ゆでれば「ホクホク」。つぶせば「ねっとり」。油で揚げれば「カリカリ」。すりおろして焼けば「もっちり」。どこでも買えるし、安いし、常温保存も効くし……好きだ! じゃがいも!!もちろん、おつまみにもぴったりのヘビロテ食材。私の晩酌にもよく登場しますが、「今日は、あんまりホクホクねっちりしたくないんだよな~」というときに、よくつくるのが「シャキシャキ」炒めです。調理法は、「せん切りにして、炒める」……以上!中国では伝統的に食べられているシンプルな炒めものですが、超簡単なのに、シャキシャキさっぱりうまーい!じゃがいもひとつあれば、できたも同然なのもうれしいですよね。ただし、シャキシャキにするには守らねばならないポイントが2つ。ひとつめは「炒める前に水にさらすこと」こと。ふたつめは「炒め始めたら、すぐに酢を加える」こと。(酢は加熱すると酸味が飛ぶので、さっぱりした風味だけが残ります)どちらも、じゃがいもに含まれるでんぷん質の働きを抑えることが目的。これをやらないと、「べたべたした謎の白い炒めもの」ができあがるのでご注意を~!ちなみに、でんぷん質を最大限に活用する真逆のメニューは、以前ご紹介した「じゃがいものガレット」。フランスの定番メニューですが、こちらは水にさらすのは厳禁!でんぷんの力でいも同士をくっつけて、ホクホクカリカリに仕上げてくれますよ。こちらも併せてお試しを!「シャキシャキじゃがいも炒め」中国の定番炒めもの。にんにくを加えたり、ごま油で炒めたりすると更に風味がアップ。ボリュームを出したいなら、豚こま切れ肉やひき肉などを一緒に炒めてもOK!<材料(1人分)>じゃがいも 2個輪切り唐辛子 1本分酢 大さじ1塩 小さじ1/4サラダ油 大さじ1<つくり方>1.じゃがいもは皮をむき、せん切りにする。ボウルに水をためてじゃがいもを入れ、5分ほどさらして水けをきる。2.フライパンにサラダ油、唐辛子を入れて中火で熱し、じゃがいもを加える。ざっと炒めて油が全体にまわったら、酢を加えて全体になじませる。2~3分炒めたら塩を加え、器に盛る。Text/ツレヅレハナコ
2017年03月16日ひと足早い春の訪れを知らせてくれる野菜といえば、菜の花ですね。蕾のときだけをいただく期間限定の贅沢さと、独特のほろ苦さが魅力の花野菜。大人になるにつれ、春先にはこのほんのりした苦みが恋しくなり、いまでは新鮮なものを見つければ迷わず買ってしまいます。独特の味わいに加えて、カリウムや鉄分などのミネラル、ビタミンCを多く含んでいるのも、女性には嬉しいところ。同じく出回り始めた新ジャガとともに、ショウガ味でさっぱりと炒めるこのレシピなら、春の恵みをシンプルに、贅沢に味わえます。味付けはあくまで控えめに、素材本来の持ち味を楽しみましょう。■ジャガイモと菜の花の炒め物調理時間 15分 1人分 152Kcalレシピ制作:家庭料理研究家 近藤瞳<材料 2人分> 新ジャガイモ 2個菜の花 8本ショウガ(細切り) 1/2片分薄口しょうゆ 小さじ1.5酒 小さじ1サラダ油 適量塩コショウ 少々<下準備>・新ジャガイモは皮をむいて、半月またはイチョウ切りにして水にさらす。・菜の花は根元を切り落として水に浸けてシャキッとさせる。3等分に切り、根元と葉を分ける。<作り方>1、フライパンにサラダ油を中火で熱し、ジャガイモ、菜の花の根元、ショウガを加えて炒める。2、ジャガイモが透き通ったら、菜の花の葉、薄口しょうゆ、酒を加えて炒め合わせる。塩コショウを振って味を調える。このレシピのように、素材本来の味を引き出したいときは、薄口しょうゆがおすすめですよ。
2017年03月16日春を感じられる野菜のひとつ、グリーンアスパラ。輸入ものもあわせて店頭にはいつも並んでいますが、最もおいしい時期はやっぱり露地栽培が出回る春から初夏にかけて。春芽は少し細身のものも多いですが、夏場のしっかりしたものより柔らかく、炒め物にも最適です。春先の柔らかいキャベツと、豚肉にあわせて、オイスターソースでこっくりと炒めたこちらの一品。火が通って緑が濃くなったアスパラに、みりんの照りのついたお肉が絡まり合い、白いご飯が進みます!シャキシャキの食感とともに、春の味わいをたっぷりと頂きましょう。■豚アスパラソース炒め調理時間 20分レシピ制作:料理家 保田美幸<材料 2人分> グリーンアスパラ 8~10本キャベツ 3枚豚肉(薄切り) 150~180g<下味> 酒 小さじ1 しょうゆ 小さじ1片栗粉 大さじ1<調味料> 酒 大さじ2 みりん 大さじ1.5 しょうゆ 小さじ1 オイスターソース 大さじ2 ショウガ汁 小さじ1サラダ油 大さじ1<作り方>1、豚薄切り肉はひとくち大に切り、<下味>をもみこんでから片栗粉をまぶす。2、アスパラガスは根元のかたい部分を切り落とし、ピーラーで皮をむいて3等分に切る。キャベツはサッと水洗いして水気をしっかり切り、ひとくち大にちぎる。3、熱したフライパンにサラダ油を熱して(1)を炒め、肉の色が変われば(2)を加えて更に炒める。野菜がしんなりすれば<調味料>を加え、全体に絡めるように炒め合わせて皿に盛る。アスパラもキャベツも、炒めすぎるとせっかくのシャキシャキ食感が損なわれてしまうので、手早く炒めて食卓へ!
2017年03月10日お弁当の献立はどんな風に決めていますか? 肉や魚、卵料理などメインのおかずは比較的、決めやすいと思いますが、慣れないと迷ってしまうのはサブのおかずではないでしょうか。れんこんは、炒めたあとでも水分がにじみでたりしないので、お弁当にとても向いている根菜です。しかも、冷めても味が変わりにくく、シャキシャキとした食感が楽しめます。この「食感に変化をつける」というのが大事。お弁当全体の味のバランスがよくなり、満足度がアップします。れんこんの最大の特徴は、切り方を変えると食感が変わること。1節を縦半分に切ってから、棒状といちょう切りなど、切り方を変えて「炒めれんこん」にすると、レパートリーを手軽に増やすことができます。今回は、切り方の違うシンプルな「炒めれんこん」を2品ご紹介します。れんこんは皮つきのままでOKです。調理時間の短縮にもなりますよ。■れんこんのカレーおかか<材料> ※作りやすい分量でれんこん 縦1/2節(180g )ベーコン(薄切り)2枚サラダ油 大さじ1カレー粉 小さじ1しょうゆ 少々削り節 5g<作り方>1、れんこんは縦に長さ4cmに切る。ベーコンは幅2cmに切る。2、フライパンにサラダ油を入れて熱し、ベーコンを炒める。脂が出てきたられんこんを加えて炒める。3、カレー粉と塩をふって炒め、しょうゆで風味づけする。4、火を止めて削り節をまぶす。・濃いめの味付けで冷めてもおいしく食べられます。・縦に切ったれんこんは、シャキシャキとした歯触りです。■バジルれんこん<材料>※作りやすい分量でれんこん 縦1/2節(180g )にんにく 1/2かけ赤唐辛子(輪切り)少々オリーブオイル 大さじ1塩 ふたつまみ乾燥バジル 小さじ2<作り方>1、れんこんは薄いいちょう切りにする。2、フライパンにオリーブオイル、にんにく、赤唐辛子を入れて熱し、香りが出てきたられんこんを炒める。3、れんこんが透き通ってきたら塩とバジルをふる。・小分けにして冷凍保存できます。・細かく刻んでオムレツの具にしたり、ピザ用チーズをのせてトースターで焼いたりしてチーズ焼きするのもおすすめです。いちょう切りをカレーおかかに、棒状に切ったものをバジルれんこんにというように、味つけと切り方を入れ替えると、違った印象のおかずになります。■ひと手間で長持ちに! れんこんの保存方法れんこんはできるだけ早く調理するのが一番ですが、びっくりするほど長もちする、保存方法も紹介します。(1)ラップに包んで保存するラップで包み、10度以下で保存します。乾燥すると水分とともに旨味もとんでしまうので、湿度が保てる野菜室がおすすめです。(2)酢水につけて保存する空気にふれると黒ずむので酢水にひたして保存します。れんこんが少しあまったときの保存におすすめ。2〜3日で使いきるときは、この方法で。(3)ゆでてから冷凍保存するかためにゆでてから冷凍保存します。生を冷凍すると、モソモソとした食感になるので料理が決まらないなら、まずゆでるのが正解。凍ったまま調理でき、便利ですよ。取材協力/れんこん三兄弟・宮本貴夫さん茨城県稲城市でれんこんの生産をしている「れんこん三兄弟」。
2017年02月22日発酵食品であるキムチは、うまみがいっぱい。つまり、“だし”がよくでる食材なのです。味噌と合わせれば、立派な味噌ラーメンのスープができるんですよ。ときどき休日のお昼ご飯に、市販のラーメンを作って食べますが、セットでついているスープの素は添加物が多いので、ちょっと気になるところ。でもこのキムチラーメンなら、ご家庭にある調味料でできるので安心です。また、発酵食品であるキムチは美容パワーもたくさん詰まっています。乳酸菌が腸の健康に役立つほか、唐辛子の辛味成分が体を温め、βカロテンがお肌のターンオーバーをスムーズにしてくれる働きが。韓国人のお肌がきれいといわれるのは、やはりキムチのおかげかも。キムチは女性の強い味方といってもいいかもしれませんね。■キムチ味噌ラーメンレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 2人分>中華麺 2玉キムチ 100g水 3カップA 味噌 大さじ4A ごま油 大さじ1A オイスターソース 大さじ1A 塩 小さじ1/2ごま油(仕上げ用) 大さじ1お好みの具 今回は、チャーシュー、水菜、コーン、長ねぎ<作り方>1、鍋に水、キムチ、Aの調味料を入れて沸かす。2、ゆでた中華麺を器に入れ、1を注ぎ入れる。3、お好みの具をのせ、仕上げにごま油をまわしかける。ラーメンは塩分が多いのが欠点です。このレシピも、少し塩分が強めになっています。なので私は、スープを少し残して、翌日はキムチ納豆雑炊に。ごはんと納豆を入れて沸かし、溶き卵、ごま油をまわしかけて朝食によく食べています。ちょっと貧乏くさいですが…、味はおいしいですよ。スープがちょっと足りないときは、水とキムチ、味噌を足しています。Aの調味料をすべて入れなくても、納豆からうまみが出るのか、味がまとまりますので、適当で大丈夫ですよ!
2017年01月27日オーガニック味噌を自分の手で株式会社ビオ・マーケットは、2017年2月7日(火)・18日(土)の2回にわたり、「オーガニック味噌づくり2017」を開催する。ビオ・マーケットでは、100%有機野菜を使用した会員制宅配事業「ビオ・マルシェの宅配」を展開。オーガニック味噌づくりは毎年恒例となっている当日は、表参道にあるレンタルスペース「Notre studio」を使用。体に優しいオーガニック味噌を自分の手で作ってみることで、毎日のメニューの幅も広がりそうだ。この機会に、ぜひ受けてみてはいかがだろうか。便利なセットで簡単に味噌づくり参加者には、有機農業法人(有)やさか共同農場が販売している「かんたん米みそセット」を使用。有機大豆、有機米こうじ、塩が1セットになっているため、初めてでも簡単に味噌づくりに取り組める。さらに、「白米みそ」「麦みそ」「玄米みそ」の3種類の中から好きな味噌を選んで作れるのもうれしいところだ。講師にnaka mIeさんを迎え、味噌づくりだけでなく、実際にご飯と味噌汁を試食できるため、できばえを自分の舌で確かめることができる。ご飯と味噌汁というメニューを習慣づけるためのコツや、味噌を仕込む時のポイントについてもアドバイスしてもらえるため、毎日のメニューがより充実したものになりそうだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ビオ・マーケットのプレスリリース
2017年01月21日たまには珍しい食材や調味料をつかって、ふだん食べ慣れない味に挑戦してみたくなる時ってありますよね。自分のなかではイケた! と思っても、家族の舌は正直… 。「おいしいでしょ?」「う~ん… 」と反応がイマイチでがっかり。翌日、時短勝負でいつもの炒め物をガガーッと豪快に作ったら、こちらのほうがパクパク。結局「いつも」の家庭の味が最強ってことなのかもしれません。その「いつも」の代表格、豚キャベツ炒め。コチュジャンを入れてピリ辛に、そして最後に溶き卵を加えてちょっぴり変化球。大皿にど~んと盛りつけて、アツアツをみんなで豪快にいただきましょう!■豚キャベツピリ辛炒め調理時間20分 363Kcalレシピ制作:料理家 保田美幸<材料 2人分>豚肉(細切れ) 120~130g<下味> 酒 小さじ1 しょうゆ 小さじ2/3キャベツ 2枚玉ネギ 1/4個ニンニク 1片サラダ油 大さじ1.5<調味料> 酒 大さじ1 コチュジャン 小さじ2 砂糖 小さじ1 しょうゆ 小さじ2 みりん 大さじ1<卵液> 溶き卵 1個分 塩 少々<作り方>1、豚肉に<下味>の材料をからめる。キャベツはザク切りにする。玉ネギは厚さ5mmのくし切りにする。ニンニクは薄切りにする。<調味料>、<卵液>の材料をそれぞれ合わせておく。2、フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、キャベツ、玉ネギ、ニンニクを炒め、しんなりしたらいったん取り出す。3、フライパンの汚れをキッチンペーパー等で拭き取り、残りのサラダ油を熱して(1)の豚肉を炒める。肉の色が変わったら(2)の野菜を戻し入れ、<調味料>を加えて炒め合わせる。4、水分が少なくなったら<卵液>をまわし入れ、卵がかたまったら器に盛る。豚肉とキャベツの甘みが、ピリ辛味とよく合います。下味にしっかり漬け込むことで、仕上がりのコクがまったく違うので、そこは手抜きせずに!
2016年11月12日春巻きの醍醐味は、サクサクの衣とトロッとしたあんの組み合わせだと思います。私が実家にいたとき、母はよく春巻きを作ってくれました。家族みんなが大好きな春巻き、でも作るのにちょっと時間がかかります。いったん具を炒めて片栗粉でとろみをつけ、冷ましてから、皮で巻いて揚げる。冷ます時間と揚げるという手間…。大好きな春巻きですが、この冷ます時間と揚げる手間がおっくうで、結婚してからはほとんど作らない状態に。いざ作ろうと思うと面倒が先に立ち、年1回程度しか作れないのです。そこである日思い立ち、具を炒めず、かつトロッとした食感の春巻きを作るべく試行錯誤。納得のいくものが作れたので、食卓に春巻きが登場する回数がグンと増えました!手順としては、具を切って調味料と片栗粉で混ぜ合わせ、皮で巻いて少量の油で焼く、です。片栗粉は加熱をするととろみがつきます。なので揚げ焼きにしている間にとろみも同時につくんじゃないかと思ったのですが、当たりでした。そして揚げるという作業はせず、少量の油で焼きます。揚げ焼きにすれば春巻き特有のきれいなキツネ色になります。 ■「具を炒めない、時短春巻き」レシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料>※春巻きの皮5枚分えび(ブラックタイガー) 10尾干ししいたけ 3枚長ねぎ 1/2本春巻きの皮 5枚A塩 小さじ1/5A醤油 小さじ2A片栗粉、しいたけの戻し汁 各大さじ1ごま油 大さじ3<作り方>1、えびは殻をむいてボールに入れ、片栗粉(分量外・小さじ1程度)でもんで水で洗いし、臭みをとる。そして1cm幅に切る。2、干ししいたけは、ひたひたの水で戻して細切り、長ねぎはななめ薄切りにする。3、(1)と(2)をボールに入れ、Aの調味料を入れてよく混ぜ、具材がしんなりしたら、春巻きの皮で巻く。巻き終わりの部分は、水をつけてとめる。4、フライパンにごま油と(3)の春巻きを入れ、火にかけて両面を焼く。※春巻きの具を皮で巻いたら、すぐに焼きましょう。置いておくと、皮に水分が染み出てしまいます。血行促進効果の高いビタミンEを多く含むえびと、血流の改善に役立つアリシンを含む長ねぎは、冷え予防にぴったりの組み合わせです。寒い冬には、ぜひえび春巻きを。春巻きの皮が残った場合は冷凍保存し、次回作るときに自然解凍すれば、また同じように使用できますよ。
2016年11月07日さっと手早く作れて、味は本格的! と人気のレシピをご紹介。クミンシードとカレー粉でエスニックな香りが引き立つスパイシなー炒め物。春雨を使うので、炭水化物を控えている方にもおすすめ。ツナや、隠し味にマヨネーズを効かせているので、エスニックでありながらお子さんも食べやすい味に仕上がります。お好みでスパイスを増減させて、家族に合った味に整えてみるとよいですね。春雨とツナのカレー炒め調理時間15分 310Kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 2人分>春雨 50~60gツナ(缶) 1缶(1缶80g入り)ニンジン 1/4本クミンシード 小さじ1/2カレー粉 小さじ1/2マヨネーズ 大さじ2~3塩コショウ 少々サラダ油 大さじ1<下準備>・春雨は袋の表示時間通りにゆで、ザルに上げて水で洗う。よく水気をきって、食べやすい長さに切る。・ツナはザルに上げて汁気をきっておく。・ニンジンは皮をむき、細切りにする。<作り方>1、フライパンにサラダ油、クミンシードを加えて熱し、香りがたってきたら、ニンジン、ツナを加えて炒め合わせる。全体に炒められたらカレー粉を加え、からめるように炒め合わせる。2、春雨を加えて炒め合わせ、塩コショウで味を調えて火を止める。マヨネーズを加えてサッと和え、器に盛る。クミンシードは油と一緒に熱して、香りを十分引き出すようにすると、より風味が増します。ニンジン以外にもピーマンやインゲンなどの野菜を加えてもおいしく頂けます。
2016年09月09日テレビなどでも紹介され、新調味料として話題の「トマ味噌」。トマ味噌には健康や美肌に役立つ働きが満載。レシピや活用法についてもご紹介します。■新調味料のトマ味噌は美容にも最適「トマ味噌」はその名の通り、トマト+味噌を組み合わせた調味料。意外な組み合わせだと感じる人も多いと思いますが、洋風だけでなく、汁物などにも応用できる万能調味料なのです。食欲のない暑い日でも酸味があって食べやすく、今の時期にもおすすめです。トマトには抗酸化物質であるリコピンが含まれています。紫外線などから肌を守り、美肌へ導いてくれます。発酵食品である味噌には、整腸作用があり、腸内環境を整えてくれるため、こちらも美肌に役立ちます。健康的にきれいになりたい人こそ、毎日取り入れたいのがこのトマ味噌なのです。トマ味噌は市販品もありますが、自宅にトマトケチャップと味噌があれば簡単に作ることができます。■トマ味噌の作り方<材料>トマトケチャップ 大さじ2味噌 大さじ2作り方は、それぞれの材料をまぜるだけ。味はお好みで調整してください。次に、トマ味噌の簡単な活用方法をご紹介しましょう。 ■トマ味噌そうめん<材料 2人分>そうめん 3束トマみそ 大さじ2めんつゆ(市販のもの) 適量ねぎ お好みで<作り方>1、そうめんをゆでて、ざるにあけておく。2、めんつゆをお椀に入れて、トマ味噌を溶かす。3、ねぎを散らして、つけながらいただく。<ポイント>大きなお皿にそうめんを入れて、ぶっかけ風にしてもおいしいです。そのほか、麻婆豆腐に入れたり、パスタソースに使ったり、スティックサラダのディップにしたり、とアレンジしだいで幅広い料理に使えます。常備しておくと、忙しい日の一品に役立ちそうですね。高城あすか(OFFICE-SANGA)
2016年09月03日夏に旬を迎えるゴーヤとトウモロコシを使った、彩り鮮やかな一品をご紹介しましょう。ゴーヤの苦みはケチャップであえると、うんと食べやすくなります。みそとケチャップの味つけは、ゴーヤのすっきりとした苦みとも相性抜群! ナスやベーコンも一緒に炒めてボリュームたっぷり、満足度の高いおかずです。■ゴーヤとトウモロコシの炒めもの調理時間 15分 1人分238kcalレシピ制作:家庭料理研究家 中島和代< 材料 2人分 >ゴーヤ 1/2本トウモロコシ(生) 1本ナス 1本塩 少々ベーコン 3枚<調味料>酒 大1みそ 大1ケチャップ 大2サラダ油 小1バター 10g <作り方>1、生トウモロコシは包丁で実だけを削ぎ落とし、バラバラにほぐしておく。ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで中央の種とワタをかき出し、斜め薄切りにする。ナスは薄い半月切りにし、塩水に放ってアクを抜き、しっかり水気を切る。ベーコンは1.5cm幅に切る。2、フライパンにサラダ油を中火で熱しベーコンを加え、ベーコンから脂が出てきたらゴーヤを加え炒めあわせる。続けてナスを加えて炒めあわせ、いったん取り出す。3、2のフライパンにバター、生トウモロコシを入れ、中火で少し焼き色がつくま炒め合わせ、2を戻し入れる。全体に混ざれば<調味料>を加えザックリ混ぜ合わせて器に盛る。ゴーヤは沖縄を代表する野菜、独特の苦みからニガウリとも呼ばれています。ストレスや疲労回復をサポートするビタミンCが豊富。ビタミンCは熱に弱いものが多いですが、ゴーヤに含まれるビタミンCは、加熱しても壊れにくいという嬉しい特徴があります。さらにゴーヤは動物性たんぱく質と一緒に摂取すると、抗酸化力がアップするといわれています。ベーコンと一緒に炒めることでパワーアップ! 夏バテ防止に役立つ一皿になります。
2016年08月12日体にたっぷりの嬉しい栄養を届けてくれるお味噌汁、毎日飲むことを習慣にしてほしい飲み物なんです。その理由は・・・健康と美容に1日1杯のお味噌汁をお味噌汁が好きな人って多くないですか。食卓にあると嬉しくなりませんか。私たち日本人にとって馴染みの深いお味噌汁、具材を変えれば毎日飲んでも飽きないですよね。このお味噌、とっても栄養があるんです。昔から先人が飲み食べ続けているのは、無意識に体が「健康にとても良い」ことを知っているんじゃないでしょうか。お味噌に含まれる良質なアミノ酸はダイエット効果があり、更に各種ビタミン、炭水化物、脂質、灰分、カリウム、マグネシウム、繊維質と豊富な栄養素が含まれています。お味噌ほどの多くの栄養素をバランス良く含んだ食品は、なかなかありません。昔から「完全食」を言われるほどです。栄養が偏りがちな現代人に足りていない栄養も取れるので、1日1杯のお味噌汁があなたの健康と美容を支えてくれると言っても過言ではありません。モデルもお味噌に夢中ローラさん料理が上手で食事にとても気を使っているローラさんも手作り朝食に味噌汁を。ミランダ・カーさん食にこだわりのあるモデル、ミランダ・カーさんも味噌汁を飲んでるんですって! 出典:マルコメ公式サイトより吉川ひなのさん雑誌に料理の連載を持つほどの腕前の吉川ひなのさんのレシピにも数多くの味噌汁が登場しています。滝沢眞規子さん主婦のカリスマ、滝沢眞規子さんは麺つゆの代わりに味噌だれを手作り。最強の発酵食品近年、発酵食品ブームですが味噌も発酵食品のひとつです。発酵食品の中でも、これだけ栄養バランスの取れているものは珍しく、そして料理の幅が広く使いやすいのも魅力。味噌汁以外にも味噌を使ったレシピはたくさんあるので後ほど紹介させていただきますね。味噌は胃に負担もかからないので病人の人の栄養補給にもおススメですし、塩分や添加物に気を付ければ離乳食にも使えます。断食の後の復食にもお味噌はいいですし、体を温めてくれる効果もあるので安心です。ここで味噌選びで気を付けたいのは無添加であることと、出来れば樽の中で長期に熟成されたものを。量産された短期熟成のものよりもたっぷりと栄養があります。腸に嬉しい乳酸菌もたっぷりと含まれていて病気知らずに体を作ってくれるでしょう。毎日、本物のお味噌を摂取している人の胃腸は驚くほど綺麗で病気にも強く、お肌もツヤツヤしているそうです。味噌を使った料理の紹介味噌汁もいいですが他にも味噌を使って色んな料理を作ってみましょう!味噌煮込みうどんこれは病み上がりに嬉しい料理。消化の良いうどんを入れて、好きな野菜も一緒に煮込みましょう。焼きおにぎりみりんで伸ばした味噌をおにぎりに塗って焼くと別格の美味しさです。パスタソースとして実はパスタのソースの隠し味として使われることも多い味噌。味噌×バター×生クリーム、味噌×醤油×酒、味噌×白ワイン×ブラックペッパー・・・など、その組み合わせは尽きないです。クセは無いのに、しっかりとコクが出ます。味噌汁以外でも使える味噌。どんどん積極的に食事に使ってみましょう!
2016年06月28日4月からお弁当作りを始めたママさんで、卵焼きをよく作られる方、少し手間が省ける味噌汁入りだし巻き卵はいかがでしょうか?私は主人にお弁当を作っていますが、卵焼きといえば、もっぱら余った味噌汁を使って作っています。「味噌汁」がだし代わり。朝食の味噌汁を少し残しておいて、醤油とみりんと一緒に卵に混ぜて焼くだけです。分量も覚えやすいので、忙しい朝でもストレスなく作ることができると思います。「だし」いらずの簡単卵焼きレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料(作りやすい分量)>卵 2個味噌汁の汁 大さじ3醤油 小さじ1みりん 小さじ1サラダ油 適量あれば、味噌汁の具 適量(写真ではわかめを使用)<作り方>1、卵を溶きほぐし、味噌汁の汁と具、醤油、みりんを入れて混ぜる。2、卵焼きフライパンに油をひき、1を何回かに分けて流し入れ、卵焼きを作る。 私は前まで、大きな卵焼きフライパンしか持っておらず、一回卵焼きを作るのに卵を5~6個使っていました。お弁当に使う分は少しでいいのにたくさん作れてしまうので、なんだかあまり作る気がおきず、卵焼きの出番は年に数回。でも、卵1個でできる卵焼きフライパンがあることを知り、購入してみたところ、すごく便利!私は調理器具をあまりたくさん持ちたくないタイプなのですが、これはオススメしたい商品です。本当に、卵1個でさまになるものができるんですもの。今回の卵焼きも、卵1個で作った写真です。一個で3等分できるので、お弁当にちょうどぴったり。今では主人に「また卵焼き?」と多分思われていると思うほど、お弁当に入れています。卵の栄養はというと、「完全食品」といわれているほど、栄養が豊富。でも唯一含まれていないのが、ビタミンCです。なので、他のおかずはビタミンCの多いブロッコリーやほうれん草などを合わせてあげると、色味もきれいになるし、栄養も調いますよ。
2016年06月21日私たちのくらしの中で身近な発酵食品といえば、毎日の食卓に欠かすことのできない「味噌」。甲府の旅1日目は、実際に味噌づくりが体験できるワークショップを訪ねました。今回レクチャーを受けたのは、明治元年に創業し、現在は味噌を中心に醸造している老舗の五味醤油。16年2月、五味醤油の隣にオープンした、食の体験スペースKANENTE(カネンテ)でワークショップは開催されました。そして、味噌づくりを教えてくれたのは、“発酵兄妹”の皆さん。“発酵兄妹”とは、五味醤油の6代目五味仁さんを兄とし、妹の五味洋子さん、そして発酵デザイナーの小倉ヒラクさんを弟とした、発酵文化を伝えるユニークなユニットです。今回は、山梨の名物「甲州味噌」をつくります。--まずは、甲州味噌について普段、食べられている代表的な味噌は3種類。東北地方の麹を使用した米味噌、東海地方の豆麹を使用した豆味噌(八丁味噌)、九州地方の大麦麹を使用した麦味噌が主流となっています。今回つくる甲州味噌はそのどこにも当てはまらない、米麹と大麦麹がブレンドされた山梨独特の珍しい味噌なのです。山梨名物「ほうとう」のスープをイメージするとわかりやすいかもしれません。--それでは、さっそく甲州味噌を作ります発酵兄妹からの「レッツ、手前味噌!」の合言葉で味噌づくりがスタート。作業テーブルに用意されていた食材は、茹でた大豆をペースト状にした大豆、米麹と大麦麹、塩のみ。難しそうにみえる味噌ですが、実はとってもシンプル!それでは、少し工程を紹介していきます。1.麹と塩を混ぜるボウルに2種類の麹(麦麹と米麹)を入れて、その上に塩をふりかけます。手で丁寧に麹と塩を混ぜ合わせていきます。触っているだけで麹の良い香りがしてきました。2.味噌団子をつくる大豆ペーストと1.の塩麹を混ぜていきます。混ざったら、直径5センチほどのお団子にしていきます。この日ワークショップに参加していた子供たちもとても上手に丸めていました。3.味噌を仕込む保存要容器の底に2.のお団子を投げ入れます。容器7分目までお団子が積み重なったら平らにして満遍なく塩をまぶします。この塩は、殺菌をするための大切な仕上げです。そして、ラップをかけ重しを置き、ふたをすれば仕込みの完了。味噌づくりを通して、家族や友達同士で参加している方々とも、自然とコミュニケーションがうまれ、会話を楽しみながら作業ができました。そして、ワークショップで仕込んだ味噌は、自宅に持ち帰り、夏過ぎまで大切に熟成させ発酵をしてから食べることができます。どんな甲州味噌ができ上がったかは、FASHION HEADLINEのSNSで紹介していきます。お楽しみに!最後に、発酵兄妹が制作した一曲「手前みそのうた」を紹介しましょう。味噌のレシピが3分でわかり、一度聞いたら耳から離れない、歌って踊れるとても可愛らしい歌です。“発酵兄妹”は、これまでも味噌づくりを身近に感じてもらうため、県内の保育園や小学校で「手前みそのうた」を使用し様々なイベントに参加をしてきました。そして、今では全国の子供達に愛される一曲となっています。実際に、ワークショップでも披露され、参加していた子供達をはじめ大人まで、楽しく笑いの絶えない教室となりました。昔から家庭でつくられ、母の味として子供たちの健康を支えてきた味噌。“発酵兄妹”のように、しっかりと次の世代にも受け継いでいきたいと強く感じた1日でした。世界に一つ、自分だけの手前味噌をつくってみてはいかがでしょうか?【発酵メガネ:味噌】そもそも味噌ってどんな調味料?<取材協力>五味醤油山梨県甲府市城東1-15-10www.yamagomiso.com<手前味噌づくり教室>4月~10月米味噌づくり11月~3月甲州味噌づくり(※季節によって味噌の種類が異なります)
2016年06月16日