シルバニアファミリーの世界を再現したテーマパーク「シルバニアパーク」が関西に初上陸。大阪「堺・緑のミュージアム ハーベストの丘」内に、2020年3月20日(金)オープンする。世界中で愛されるシルバニアファミリー1985年発売以来、世界中で愛されているシルバニアファミリーは、小さくてかわいい動物たちを主役にしたトイ・シリーズ。「シルバニアパーク」は、そんなシルバニアファミリーの仲間たちが暮らす“シルバニア村”を再現した屋外型テーマパーク。2018年に第1施設目を茨城にオープンし、今回はそれに続く第2施設目となる。シルバニアファミリーの魅力がたっぷり!赤い屋根の家のドアをくぐれば、そこはすぐにシルバニア村。約4,500平米に及ぶ広大な敷地の中に、シルバニアファミリーのファンタジックな世界観を閉じ込めた。シンボリックな「赤い屋根の大きなお家」シンボリックな「赤い屋根の大きなお家」では、建物内の家具や人形の前に立つことで、ショコラウサギの女の子との会話を楽しむことが可能。またキャラクターの衣装に着替えることもできるため、シルバニアファミリーの一員になった気分にも浸ることができる。夢いっぱいの「お城のゆめいろゆうえんち」「お城のゆめいろゆうえんち」は、シルバニアファミリーの赤ちゃんたちが楽しく遊ぶゆうえんち。 2020年4月発売の新アイテムをモチーフにしており、今回が初登場の建物だ。大きなボールプールで遊んだり、楽器を鳴らして楽しむことができる。35年の歴史を感じられる「シルバニアファミリー歴史館」シルバニアファミリー初期のハウスをイメージしたデザインの建物は、「シルバニアファミリー歴史館」。館内には、過去に発表された映像作品や商品などが展示されており、シルバニアファミリー35年の歴史を感じられる。くるみリスの男の子と探検!「森のどきどきツリーハウス」本物の木を囲うように作られたウッドデッキの上の小屋「森のどきどきツリーハウス」では、くるみリスの男の子が探検の準備をしている様子……。 デッキには、すべり台も設置されている。シルバニア村のストーリーでも人気のスポット「キラキラ湖」シルバニア村のストーリーでもたびたび登場する人気スポットの「キラキラ湖」。 釣り竿を使って、魚釣りあそびを楽しむことができる。【詳細】「シルバニアパーク」オープン日:2020年3月20日(金)所在地:大阪府堺市南区鉢ケ峯寺2405-1(堺・緑のミュージアム ハーベストの丘内)敷地面積:約4,500平米(1,360坪)営業時間:9:30~16:30※季節により変動あり※2020年3月20日のみ一般入場は11:00入場料:3歳以上一律600円(別途、ハーベストの丘への入園料必要)※以下に該当する場合100円引き・シルバニアファミリーファンクラブプレミアム会員・ハーベストの丘年間パスポート会員・ハーベストの丘に15名様以上(4歳以上の人数)での団体利用■「堺・緑のミュージアムハーベストの丘」概要住所:大阪府堺市南区鉢ケ峯寺2405-1TEL:072-296-9911営業時間:9:30~18:00※季節により変動あり<入場料>3~11月:大人(中学生以上) 1,000円、子ども(4歳~小学生) 600円、学生・シルバー(65歳以上) 700円、3歳以下 無料、障がい者(中学生以上おとな) 500円、障がい者(4歳以上こども) 300円、介添え 500円12~2月:大人(中学生以上) 600円、子ども(4歳~小学生) 400円、学生・シルバー(65歳以上) 500円、3歳以下 無料、障がい者(中学生以上おとな) 300円、障がい者(4歳以上こども) 200円、介添え 300円※ワンちゃんは年間通して1頭300円。(1年以内に接種した「5種以上の混合ワクチン」「狂犬病ワクチン」接種証明書が必要。リード(2m以内。伸縮リード・ロングリード不可)・マナー袋・水の持参。)※学生割引は、学生証の提示、シルバー割引は、年齢確認できるもの提示。※チケット窓口にて、手帳を提示。介添え者は、障がい者1名につき1名。※クレジットカード利可(ワンちゃんチケットは不可)
2020年02月06日2013年3月に大阪・堺出身のTHE→CHINA WIFE MOTORSとGOOD4NOTHINGが、「地元に恩返しをしたい!」という強い想いを持ち開催された、堺発大型イベント“SAKAI MEETING”。「SAKAI MEETING 2020」チケット情報2020年5月に第8回目、堺市 海とのふれあい広場特設会場での開催が決定した。“SAKAI MEETING”というイベント名は、音楽イベントをきっかけに全国各地から集まってくる多くの人に堺という街を、文化や商業を知ってもらい、感じてもらうことによって堺が活性化するようにと願いを込めてつけられたもの。会場ではライブパフォーマンス以外にも、堺を中心とした衣食住の様々なカルチャーを感じられるブースが多数出展。オフィシャルHP先行受付は1月14日(火)17:00から21日(火)23:59まで。
2020年01月14日小堺一機のライブショー『小堺一機トーク&ソング SPECIAL ~リハの気分で!~』が、8月14・15日に東京・Bunkamura シアターコクーンで上演される。小堺に話を聞いた。【チケット情報はこちら】内容については「自分でもわからないんですよ」と笑いながら、「基本的には全部ふざけてる。きちんとしたものをやる場所は3か所くらいで(笑)、あとはずっと笑ってもらえるようにつくっています」ベースは“トーク&ソング”。お喋りはここでしか聴けないちょっとワルいトーク、歌謡曲ヒットメドレー、映画音楽や小堺のオリジナル曲など彩り豊かだ。さらに今回は「ずっとやってみたかった」という挑戦も。「『五つの銅貨』(1959年)という映画があるのですが、その中でダニー・ケイとルイ・アームストロングと小さい女の子がそれぞれ違う歌を歌って、最後にひとつになるというシーンがあるんです。それを僕は小さい頃から『どうやってやるんだろうな』と思っていて。今回は出演者の3人(小堺・ピアノ宇佐元恭一・チェロ橋本歩)で、それをやってみようと思います」。そんな歌のアイデアからも垣間見える、小堺ならではのステージ。その根っこにあるのは、子供の頃に観ていたテレビ番組なのだという。「当時は『ダニー・ケイ・ショー』(アメリカのバラエティー番組)も普通に放送されていたんですよ。そこでダニー・ケイさんが歌うし、踊るし、笑わせるのがすごくカッコいいと思っていた」。そんな一味違うおもしろさの定義が染み込んだ小堺だからこそのアイデアが詰め込まれた時間は、ここにしかないものだ。テレビの印象が強い小堺だが、1985年から2017年まで毎年上演された『小堺クンのおすましでSHOW』をはじめ、舞台にも立ち続けている。その魅力を「舞台は最後にお客様に完成させてもらうもの。これは今でもそうなんだけど、ドーンとくる笑いって思いもよらないものが多いんですよ。そしてそういうものは次の日にやってもウケない。本当に“その日のそのとき”だけのものなんです」と語る。実はそんな経験がこの“リハの気分で”という副題につながっている。「思いもよらない爆笑って、お客さんがくれたある瞬間に僕がパンと返せたときに起こるものなんです。それは僕にとっても楽しいものですが、そのためには“リハの気分”でやらないと。“次の曲があるから”では返せないですからね。だから“リハの気分”っていうのはダラダラやるという意味ではなく、そういう心持ちでやりたいなっていうことです」。小堺が「いい意味で何も残らないものを届けたい。おもしろかったー!でも何やってたっけ?というようなね」と語る本作は、8月14日(水)・15日(木)に東京・Bunkamura シアターコクーンにて。チケットは現在発売中。取材・文:中川實穗
2019年07月31日大阪・堺市の新しい名物スイーツとして「はにわぷりん」が話題になっています。この度満を持して天王寺エリアにある「あべのハルカス近鉄本店」にて期間限定オープン。ここでしか買えないメニューも一緒にご紹介します。はにわ×プリン「はにわぷりん」世界文化遺産登録を盛り上げる!「はにわぷりん(税込 650円)」は名前の通り“はにわ”と“プリン”がコラボレーションしたスイーツです。堺市・羽曳野(はびきの)市・藤井寺市にある「百舌鳥(もず)・古市古墳群」の世界文化遺産登録を目指す企画から始まったのだそう。SNS映えするキュートな見た目はにわをモチーフにしたキュートな器にプリンが入っています。そのかわいらしい見た目から“はにぷり”として親しまれていますよ。“はにぷり”にはキャラクター設定があり、年齢は自称1,520歳だそう。趣味は散歩と食べ歩きらしく、体のなかに中身が入っていないと元気が出ないとのこと。キャラクター設定やテーマ曲があり、小さな子どもからオトナ女子まで、そのかわいらしさに魅了されています。“はにぷり”のキュートなBGMを聴いてみてください。食べ終わったらインテリアに!「はにわぷりん」を食べ終わったら、かわいい器は捨てずにとっておきましょう。ペンを入れてペン立てとして使ったり、サボテンを入れてインテリアとして使ったり、さまざまな使い方ができます。ぜひ試してみてくださいね。あべのアルカスに期間限定オープン!ファン待望!期間限定出店その見た目と味わいでファンが増え続けている「はにわぷりん」。堺市にあるお店とネットでしか販売されていませんでしたが、「あべのハルカス近鉄本店」に期間限定でオープンしています。「大阪阿部野橋駅」よりアクセス良好なので、大阪みやげや手みやげにおすすめです。期間2019年3月15日(金)~26日(火)あべのハルカス限定メニューも登場!「あべのハルカス近鉄本店」ではお店の看板メニュー「はにわぷりん」はもちろん、出店期間限定のメニューも販売します。期間限定メニューは「抹茶のはにわぷりん(税込 650円)」、「ラズベリーとホワイトチョコのはにわぷりん税込 650円)」、「クレーム・ダンジュのはにわぷりん税込 650円)」の3種類です。ここでしか食べられないメニューを味わってみてはいかがでしょうか。「はにわぷりん」「はにわぷりん」の看板スイーツで、店名のままの「はにわぷりん」。卵をたっぷり使ったカスタードプリンで、どこか懐かしい味わいですよ。「抹茶のはにわぷりん」「抹茶のはにわぷりん」は元の色がわからないくらい、緑一色です。抹茶をたっぷり練り込んでおり、ほろ苦い抹茶の風味を感じます。「ラズベリーとホワイトチョコのはにわぷりん」ピンク色の見た目がSNS映えする「ラズベリーとホワイトチョコのはにわぷりん」。ラズベリーとホワイトチョコが見事にマッチし、甘酸っぱさを感じるプリンです。「クレーム・ダンジュのはにわぷりん」「クレーム・ダンジュのはにわぷりん」は、プリンの上にレアチーズケーキをトッピングした贅沢な一品。チーズケーキが好きな方はぜひ選んでみてくださいね。「はにわぷりん」で笑顔になろう!思わず笑みがこぼれしてしまう愛くるしい見た目の「はにわぷりん」。おみやげやプチギフトに渡したら、受け取った相手もきっと笑顔になってくれることでしょう。期間限定メニューを味わえる「あべのハルカス近鉄本店」へぜひ足を運んでみてください。イベント情報イベント名:はにわぷりん あべのハルカス近鉄本店催行期間:2019年03月15日 〜 2019年03月26日住所:大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 タワー館B1F電話番号:072-249-7888 プレザントプレイス(月~金曜:11:00~17:00)
2019年03月19日8月27日、東京都内で開かれた映画「プーと大人になった僕」の試写会に出席した堺雅人(44)。各スポーツ紙によると会見中、笑顔でパパ・エピソードを披露したという。「子供のころは、油粘土の匂いなんて考えたことはなかったのですけれどもね。油粘土でずっと遊んでいて、ご飯を(平気で)食べていた気がする」と自身の幼少期を回想した堺。しかし現在は息子と粘土で遊ぶと「『うわー!』となって、『手を洗いなさい!』と言っています」と微笑ましいイクメンぶりを明かしたという。堺は菅野美穂(41)と13年4月に結婚し、15年8月に息子が誕生。そのイクメンぶりは業界でも評判だ。「堺さんは出産に立ち会うために、大河ドラマ『真田丸』(NHK総合)の撮影時期を遅らせてもらうよう周囲にお願いしていました。その分、誕生の喜びはひとしお。撮影でロケへと出向いた際も、菅野さんが息子さんの写真を送ってくれたので寂しい思いをしなくて済んだそうです。堺さんの姿をスタッフも温かく見守っていました」(NHK関係者)本誌今年6月5日号では、そんな堺の一人息子がイケメンだという情報をキャッチしていた。長男は公園デビューを果たしているが、すでに公園中のママを夢中にしていたのだ。「みんな口をそろえて言うのが、“堺さんと菅野さんの子ども”ではなく“あの可愛い子の両親が堺さんと菅野さん”というもの。ママの間では、息子さんのほうがむしろ有名人です。先日も『またあの子がいる』と噂していたのですが、よく見ると横にいたのが堺さん!でも、あまりにオーラがなくて全然わかりませんでした(笑)」(前出・30代ママ)それほどのイケメンならば、進路も気になるところ!菅野は「本人が望まない限り、同じ仕事には就いてほしくない」と“二世俳優”については難色を示しているというが――。はたして?
2018年08月28日タレントの小堺一機が、13日に放送されたTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(毎週月曜~木曜 8:30~)に出演し、「コサキンソング」について語った。小堺一機「コサキンソング」はTBSラジオで長年、小堺が関根勤とともにパーソナリティを務めていた『コサキンDEワァオ!』(81年~09年)内の人気コーナー。珍妙な歌、有名人の意外な歌などを紹介するもので、元阪神タイガースのオマリーが音程を外して歌う「六甲おろし」などが取り上げられている。『伊集院光とらじおと』内でも「伊集院光とらじおとアレと~アレコード~」という似た趣旨のコーナーを行っていることもあり、今回はゲストの小堺とスペシャル企画「伊集院光と小堺一機とアレコードとコサキンソングと」が放送された。伊集院が「リスナーから『あれ、コサキンソングだよね』っていう声が来るんですよ」と明かすと、小堺は「最初は僕たちも若かったんで、はっきり『この曲、変だ』と言ってゲラゲラ笑っていて。怒られるかと思ったら、リスナーからもこんな曲ありますよと送ってきたくれたんで、いわゆる『コサキンソング』って増えちゃったんですね」と裏話を披露した。伊集院は「コサキンソング」について、「すごいのは、面白がった結果、評判になるじゃないですか。そうすると、歌っている人を探し当ててゲストに呼んでいたじゃないですか。そしてそのゲストの人も喜んで、キャッキャッ言って帰っていくという図式ありましたよね」と感想を漏らしていた。また、番組では小堺の推薦する「コサキンソング」として、俳優の近藤正臣が歌う「雪が降る」などが紹介された。
2018年06月13日吉永小百合(72)が大阪市内で行われた映画「北の桜守」の取材会に2月15日、共演の堺雅人(44)と共に出席した。 今作は05年の「北の零年」、12年の「北のカナリアたち」に続く“北の三部作”完結編。北海道を舞台に壮大な人間模様を描いており、吉永と堺は親子役を演じている。 「堺さんにはとても嫌われてしまって……」 吉永から意外な一言が飛び出した。そして、こう続けた。 「(堺の)ご出身が宮崎で、私の父は鹿児島。『なんで“南の三部作”じゃないんですか』と言われました」 吉永から北海道ロケにクレームをつけたことを暴露された堺。しかし慌てて訂正する姿からも、仲睦まじい現場の雰囲気がうかがえた。 実はこの2人、11年のアニメ「手塚治虫のブッダ-赤い砂漠よ!美しく-」でも親子役を演じていた。当時堺は吉永の演技を「心に染み入るような芝居」と表現。また吉永も「お母さん冥利に尽きる」と“母”になりきり、寄せていた。 3日、ロケ地である稚内にて開かれた「北の桜守」先行上映会でも吉永はロケを振り返り、堺がウニをたくさん食べていたことを嬉しそうに明かしていた。スクリーンの中でも外でも、2人は“親子”のようだが――。 「途中から母親なのか恋人なのか分からなくなることもあって、この関係性には名前をつけなくてもいいんじゃないかと」 1月の舞台挨拶で、堺はこう語っている。これからも“親子”以上の仲睦まじい共演に期待したい!
2018年02月16日映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』で描かれる古都・鎌倉は、人間と、魔物に幽霊、妖怪が共生している不思議な土地。そこに暮らすミステリー作家・一色正和(堺雅人)と妻・亜紀子(高畑充希)は日々、奇妙な出来事に出くわしながらも楽しい日々を送っていた。ところがある日、亜紀子が不慮の事故で亡くなって、正和は黄泉の国へと追いかけていく。監督は、先ごろ、2020年東京オリンピックの開閉式の演出を手がけるチームのひとりにも選ばれ、『ALWAYS 三丁目の夕日』を大ヒットさせた山崎貴で、最新のCG、VFX技術がふんだんに使われている。冒頭、嫁いだばかりの亜紀子が、正和の車に乗って鎌倉にやって来るところから、生活圏である鎌倉の風景までもが、レイヤーが重ねられた絵画のように見える。魔物や幽霊が人間世界に当たり前に侵食している土地という設定なので、前半の鎌倉も十分現実離れしてファンタジックにもかかわらず、後半の、中国の武陵源と鳳凰古城を参考にして描いた黄泉の国が輪をかけてファンタジック。夢の世界の二段重ねの、なかなかない映画だ。鎌倉の自然も、正和夫婦の暮らす古民家も、どこもかしこもリアルなアニメのように微細に作り込まれているため、俳優もナチュラルな芝居では埋没してしまうだろう。そこで、舞台出身の堺雅人、高畑充希、堤真一、舞踊家の田中泯などのダイナミックな動きや表情がファンタジーと現実を接続する役割を果たす。なかでも堺が凄い。これまで、ドラマ『リーガル・ハイ』シリーズや『半沢直樹』、大河ドラマ『真田丸』で見せてきた、トゥーマッチにも思えるくらいのカラダの動きや表情が、視聴者を惹きつけてやまなかった堺だが、その力は、映画という大スクリーンでこそ、いっそう発揮することを見せつけた。堺の喜怒哀楽、一挙手一投足が、『鎌倉ものがたり』とは、この世とあの世のふたつの世界だけでなく、この世にもたくさんのレイヤーが重なっているという世界のスケールの広さや深さを表している。最初は、それこそ高畑充希とふたりして、トゥーマッチかなあと思って見ていると、いつの間にか慣れてしまい、最後は黄泉の国でのふたりの冒険が、ジブリアニメを見ているように、心が自由になっていくのだ。洋画の『ナルニア国物語』とか『ハリー・ポッター』シリーズのように、日本の実写ファンタジーで、風呂敷が歌舞伎の波幕のように大きく広がったのは、CG、VFX技術ではなく、俳優・堺雅人の力だ。○顔の筋肉を自由自在に動かす堺まず、冒頭、亜紀子を助手席に乗せて車を運転しているときの、堺の横顔に注目してしまった。眉と額の境がくっきりしていて、眉尻から頬骨の脇を通って、顎に至るまでの顔の筋肉の流れも、まるで薄い面をかぶっているように見える。堺はこの面をじつに自由自在に動かして表情をつくっている。要するに表情筋の動きがいいのだ。それが、『リーガル・ハイ』や『半沢直樹』で火が付き、その後、いろいろなドラマで踏襲された“顔芸”エンターテインメントを開拓した。だが、劇中のそれ(いわゆる顔芸)は最初、正和のある種の自己愛につながっている。かなりの年齢まで独身を貫いていたくらいの変わり者の作家である。なぜか、かなり年の離れた亜紀子と結婚することになったものの、その独特な生活に亜紀子は呆れるばかり。ふだんは穏やかそうだが、仕事や趣味に夢中になり過ぎて、そのときだけ感情表現がオーバーになる。さらに彼は、子供の頃知ってしまった、父母の秘密がトラウマになっていた。『リーガル・ハイ』でパロディをやっていた金田一耕助みたいなところもある。それが突然、亜紀子が黄泉の国に行ってしまい、彼女の魂を取り返しに行くあたりから、彼のモチベーションは亜紀子になって、みるみる頼もしくなっていく。○映画の技術を後押しする魅力印象に残っているのは、ある場面で、堺雅人が、悲しみを表現するときに、涙を流すのではなく、カラダで表現するところ。心の痛みをカラダの痛みに置き換えて表現するのは、演劇的表現だ。これが、この映画ではかなり効いていた。最近、アニメーション映画『君の名は。』や『この世界の片隅に』で描かれる背景や人間描写がリアルなこの現実よりも豊かに細かく描かれ、人間の方は、漫画の絵を真似しているという逆転現象が起こっているところで、堺雅人は想像力の限界まで人間の感情を表現するという偉業をやってのけた。亜紀子を迎えにいって黄泉の国をふたりで逃げ、ある伏線によって事態に変化が起こる流れは、脚本もよくできているし、CGもすばらしいし、音楽もいいのだが、やっぱり俳優の表情が、映画のわくわく感を後押しする。だからこそ、映画がすてきな体験になった。堺雅人は、魔法の仮面をかぶっている。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2018年01月05日「こないだ気づいたんですけどね、僕、びっくりするくらい、ものすごい方向音痴なんですよ」――。お馴染みの少し高めの声色をさらに高揚させ、堺雅人は言う。地図を表示させたスマホの画面をああでもない、こうでもないと回転させながら、眉間にしわを寄せてのぞき込む堺さんの姿を勝手に想像してしまうが、この四十代半ばにしての大発見(?)の論点はそこではない。俳優・堺雅人はどこからやって来て、どこに向かうのか?――それが問題だ。まずは久々の映画出演についての話から。まもなく公開の『DESTINY 鎌倉ものがたり』は、西岸良平の人気漫画を原作としたファンタジー大作。堺さんにとって、2013年3月公開の『ひまわりと子犬の7日間』以来、実に4年半ぶりの映画出演作となった。だが、当人はそれを深く意識することはほとんどなかったという。「映画ってことは、当初から特に意識してなくて、撮影が始まってしばらくして『4年ぶりか…。こんなに長かったのか!』と気づきました。始まる前に思っていたのは、クランクイン自体が久しぶりということ。大河ドラマ(『真田丸』)が長かったから、『始まる』ということが久しぶりで、新鮮で楽しくもあったし、(クランクインに)緊張するという感じも2年ぶりくらいで『始まるって楽しいな。怖いな』って印象はありました」。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』など、最新のVFXを駆使した映像世界で知られる山崎貴監督作品で、本作は妖怪に魔物、幽霊などが入り乱れるファンタジー大作。黄泉の国へと旅立ってしまった妻を取り戻すべく、冒険の旅に出る作家という、これまでとは明らかに毛色の違うジャンルの作品、CGのためのグリーンバックでの撮影にも、特に構えることはなかった。「とても大きな物語なのに扱ってることは、よくよく見てみると、小さなお話なんですよね。夫婦の話であり、大きな世界で小さなことを話してる。そのギャップが実は面白い気がします。グリーンバックのシーンも多かったけど、やっていて思ったのは背景がどうだろうと、妻(高畑充希)との関係がしっかりしていれば、役者として満足できるっていうこと。そこがどこで、どんな風景かということは、普通に演じているときも、あまり考えてなかったんですね。隣の人、目の前にいる人との関係だけで作ってたんだなって。完成してみると超大作だけど、やってる側は、20人くらいの小さな劇場で高畑さんと2人芝居していたとしても、同じ楽しみ方ができたんじゃないかなって気がしています」。「これまでも『映画だからこの演技!』とか思ったことはないし、それは演劇部で演技を始めた頃からずっとそう。大学に入って『演技を変えよう』とか思うこともなかったし、深く考えてなかった」。そうサラリと言ってのけるが、堺さん自身のスタンスは変わらずとも、「俳優・堺雅人」の存在が、世間でどんどん大きくなっていることはまぎれもない事実だ。4年半前の映画『ひまわりと子犬の7日間』の公開時の段階で、既に多くの人々が堺さんの顔と名前を知っており、主演作をいくつも抱える人気俳優だったことは間違いないが、社会現象を起こした、ドラマ「半沢直樹」も大河ドラマ「真田丸」もまだ放送前。当時といまとでは、世間の堺雅人の受け止め方は全く違う。だが、当人はそんな周囲の変化に対しても無頓着だ。これだけの大きな変化の中で、ぶれることなく自分を保ち続けられるのはなぜなのか?そんな問いに対して、堺さんの口から出てきたのが、冒頭の「方向音痴」発言である。「方向音痴じゃない人と話をしてて気づいたんですが、あの人たちは世界を1枚の地図と捉えて見ているんですよ。だから、この建物(インタビューが行われたホール)の中から、どっちの方向にどの通りがあるとか、新宿はだいたいどっちの方向とか指差せるんですよね。僕にはそれが信じられない!僕らは毎回(=知らない場所に行くたびに)、地図を開き直すんです。で、何が言いたいかというと、“始まり(=スタート地点)”があって、“終わり(=ゴール、目的地)”があって、『いまはここにいる』という感覚は、家を出て、有楽町に着くために、いまはここにいて…という方向音痴じゃない人の感覚があるからわかるんですよ。『ここまで来たな…』とか『あの頃から考えると、いま俺はここにいる』というのは、わかる人はわかるんでしょうけど、僕は毎回、忘れるから、(時系列が)繋がってないんです」。つまり、方向音痴であることは、俳優のキャリアという旅にもしっかりと影響しており、「過去」「現在」「未来」を1枚の地図として繋げて捉えておらず、「現時点」の地図(本人曰く「使い捨ての粗雑な地図」)しか見ていないからこそ、常に新鮮な気持ちを失うことがないということ。ただ、それは周囲の喧騒や評価を気にしたり、揺らぐことがないという説明にはなっていない。実際、周囲やインターネットの声に一喜一憂したり、それこそ“エゴサーチ”をしてしまうことはないのだろうか?「たまにしちゃいますね(笑)。WEBの記事とか、あんまり見ないようにしつつ、ちょっと見ちゃうんですよ。やっぱり、自分がかわいいからほめてもらいたいし…でも『ほめてもらいたい』と思ってやることは、ほめてもらえなかったりするんですよね(苦笑)。“エゴサーチ”って、言葉自体に悪意がありますよね(笑)?それこそ、鏡を見ることだってエゴサーチですから。周りにどう思われるかは気になるし、でも、それを気にしだしたら自由に何もできなくなっちゃう。『(エゴサーチを)しない』にやや寄り気味の『する』。それくらいがちょうどいいのかな…?『しません』とは言えないけど、積極的にするでもなく、見ちゃう感じですね」。今回、初めてタッグを組んだ山崎貴監督も「方向音痴」だという(堺さん談)。ちなみに、人と会ったり、本を読んで『あ、この人(もしくは作家)は方向音痴だ』と識別するのが、堺さんのマイブームなのだとか…。山崎監督に話を戻すと、あれだけ緻密かつスケールの大きな世界を作り上げ、ダイナミックな映像で表現する山崎監督が、方向音痴だとはにわかに信じがたいが…。「でしょ(笑)?でもそうなんです。つまり、役者を型にはめていくタイプの監督じゃないんですよ。『ここにたどり着きたいから、このルートを通って』と指定するタイプじゃなく、一緒に新しい地図を作っていくタイプの監督なんです。それは、いい悪いじゃなく、楽しかったですね。『そのお芝居、ちょっと違うんだよね』じゃなく、『あぁ、そうするんだ!じゃあ、こうしよう!』と、役者の演技ではなく、全体のプランの方をちょっとだけ変える。それはそれだけの技術と懐の深さがあるからできることなんです」。「いい悪いじゃなく」という本人の言葉にもあるように、山崎監督とは正反対の役者を型にはめていくタイプの監督に操られる面白さも堺さんは十二分に知っている。「内田けんじ監督(※堺さんは『鍵泥棒のメソッド』、『アフタースクール』に出演)は完全にそっちですね。最初から完成図があって、そのための地図がある。だから、こちらの演技に対して『あと目盛2つ分、落としてください』といった調整が求められるんです。山崎さんは、こっちの演技に対して『その目盛で来ましたか?じゃあこっちをこうしよう』って発想。方向音痴の役者の方がいい場合もあれば、そうじゃない役者の方がいいときもあると思います」。今回、演じた主人公の一色正和は、鎌倉に居を構えるミステリー作家で、警察署の求めに応じて探偵のごとく事件の捜査にも協力するという人物。読書好きで知られ、エッセイでも本や作家について書くことの多い堺さんだが、作家を演じることはさぞ心が躍ったのでは?「作家というのも面白いけど、民俗学にも精通している部分があって、そこが面白かったですね。鎌倉が舞台で、目に見えるものだけでないいろんな世界がある。多様性、優しさ、一神教ではなく多神教の世界――1枚の地図じゃなく、何枚ものいろんな地図が折り重なっていて、簡単に道に迷い込むことができる楽しさがありました。役作りに関しては、原作漫画(作・画:西岸良平)の一色は、面長で芥川龍之介のようなビジュアルなんですよね。僕はそうではないので、どうしようか?と考えたとき、“鎌倉”、“夫婦でひっそりと暮らす”というところで、漱石の『門』が思い浮かんだんです。そこで漱石を何作か読み返しました。芥川は無理だけど、漱石の雰囲気ならイメージできそうだと、やってみました」。タイトルの『Destiny』は“運命”を意味するが、堺さん自身は運命を信じるのか?ここでも、これまでの話を踏まえた上で、明快に「全然、信じない」という答えが返ってきた。「(運命は)決まっていると言えば決まっているのかもしれないけど、よくわかんない時点で僕には関係ないですね。わかるなら知りたいけど、わかんないから。決まっているならそれでもいいけど、(運命による)法則なんて、俺は知らないよって感じです」。「1枚の地図じゃ世界は語れない」――堺雅人は方向音痴を楽しみながら、行き先を決めずに旅を続ける。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)
2017年12月08日NHK大河ドラマ『真田丸』の堺雅人が、『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』(13)の山崎貴監督の最新作『DESTINY鎌倉ものがたり』に主演。しかも高畑充希とかなり年齢の離れた夫婦役で初共演しています。本作は、古都・鎌倉を舞台にしたファンタジーで、人間だけでなく幽霊、物の怪、魔物に妖怪、神様、仏様、死神、貧乏神などが住んでいます。堺さんが演じるのは、鎌倉で起こった殺人事件の捜査協力をするミステリー作家の一色正和役。高畑さんは新妻・亜紀子役を演じました。堺さんに年の差カップルを演じられた感想、久々の映画出演についてお話を伺いました。■大きな世界のなかの小さな夫婦の物語――初の山崎組に参加されてみていかがでしたか?物語のなかで、いわばホスト役の夫婦である僕と高畑さんが山崎組初参加で、堤真一さんらゲストの人々が山崎組の常連という不思議な逆転現象が起きていました。だから一色家の屋敷からクランクインしたのがありがたかったです。腰を据えて、常連の皆さんを迎えられた気がします。スケジュールに感謝ですね。監督のお人柄のせいか、とても温かい現場でした。現場にいらっしゃる山崎組常連の方々も、やさしい方ばかり。だれが現場を引っ張ってるのかわからない、ふわっとした居心地の良さがありました。その“ふわりとした感じ”は一色正和のキャラクターのようで、演じる上でも良かったかなと。――4年ぶりの映画出演ですが、久しぶりの映画の現場はいかがでしたか?じつは、4年ぶりの映画ということはあまり意識していなくて。ただ始まるときに思ったのは、クランクインが久しぶりだということでした。大河ドラマの現場が長かったせいか、新しく始まるのはこんな感じだったのかと、新鮮に感じました。新しい現場が始まるのは楽しいな、でも怖いなとあらためて思いました。――『DESTINY鎌倉ものがたり』の脚本を読まれてどんな感想を持ちましたか?大きな物語だけれども、よくよく読んでみると「夫婦という小さな単位の話」なんですよね。大きな世界の中で起こる小さな世界の話というギャップがおもしろく感じました。まずは、「妻との関係」をしっかり演じていくことが、作品全体として大事なところなんだろうと思いました。作品の規模や上映館数などはまったく考えていなかったのですが、できあがってみれば超大作でした。小さな劇場で高畑さんとふたり芝居をやっていても、同じくらいの楽しみ方ができたんじゃないかという物語で…。シンプルな物語だし、まるで絵本をめくるような風合いの映画だと思います。■年の差妻の高畑充希とのラブラブについて正和は、無邪気で朗らかな亜希子をやさしく見守ったり、ときには彼女にわがままを言ったりと、 “新婚夫婦あるある”のエピソードが作品の中にはいっぱい登場します。――高畑充希さんと夫婦役での初共演はいかがでしたか?高畑さんは同じ時期にNHKの隣のスタジオ(高畑充希さんは朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演)にいらしたので、廊下でときどきお会いする機会がありました。「いつかご一緒したいですね」と言っていたら、今回初共演できることになってうれしかったです。彼女は撮影当時、まだ24歳で、僕とはずいぶん年が離れていたのですが、なぜかよくわからないけど、同僚か先輩くらいの気持ちで、すごい信頼感を勝手にもっていました。あとから聞いたら、現場での彼女はすごくビクビクされてたそうで。たしかにキャストは全員ベテランでそうそうたるメンバーだったので、そりゃあ緊張するよなあと。もっとやさしくするべきだったなとあとから思いました。――年の差夫婦ならではのやりとりがおちゃめで可愛かったです。頭から順番に撮っていったのですが、山崎監督から「はたから見て恥ずかしくなるくらいイチャイチャしてください」と言われまして、そこは面食らっちゃいました(笑)。でも、できあがった映像を観たとき、山崎監督から「そのラブラブさが良かった」とおっしゃっていただけたので、僕もそういうふうに演じられて良かったなと思いました。――高畑さんも妻としていろんな表情をされていましたが、実際に間近で演技をされてみていかがでしたか?前半はかわいいけど、後半では正和を守ろうする力強さがあり、生命力にあふれていました。おそらく高畑さんとじゃないと、できない夫婦役だったんじゃないかと思います。でも、また次にお会いするときはぜんぜん違う高畑さんになっているのだと思います。そのへんの底知れなさも含めて、高畑さんの全貌が見えなかったです。いちばんの妖怪は高畑さんかもしれない(笑)。まだまだこんなもんじゃないと思っています。■僕は“方向音痴”の役者だと実感――堺さんは長いキャリアのなか、浮足立つことなく、いまも真摯(しんし)な姿勢でお芝居に向き合っていらっしゃいます。何か心がけている点はありますか? この前気づいたんですが、僕はひどい方向音痴なんです。方向感覚がある人は、世界が1枚の地図になっているらしく、例えば新宿から渋谷に移動したあと、どんなルートで移動したか、新宿がどちらの方向か、なんとなくわかるらしいですね。僕は毎回毎回、別の地図を開く感じなんです。お芝居でもそうで、僕は前の現場のことはほとんど忘れています。ひどいときには、前のシーンのこともあんまり自信がない。演じるときに、新しい地図をいちいち開くんです。その頼りなさが、人には真摯に写るのかもしれない。――キャリアを積んでいくと、その地図の精度は上がっていかないのですか?それが精度が上がっていかないんです(苦笑)。方向感覚があれば、将来こうしたいから「今」これをしようという考えがもてると思うのですが、自分はそれができない。この先、僕自身もどこに行くのかよくわかっていないんです。じつは山崎監督も方向音痴だそうで。そういえば「ここに行きたいからこのルートを通ってほしい」と指定するのではなく、いっしょに新しい地図を作ってくださるタイプの監督さんでした。もちろんいろんなタイプの監督さんがいらして、それぞれに面白いのですが、今回はそういう山崎組が楽しかったです。■ママが映画館でほっこりできますように――本作をこれから観るママたちへのメッセージをお願いします。お母さん方は、日々大変な毎日だと思います。だから「お疲れさまです」と心から言いたいです。なかなか映画を観るためのまとまった2時間を取ることは難しいだろうと思います。子どもとお母さんが一緒に映画を楽しめる映画館や上映回が増えるといいですね。そういった子どもと楽しめる映画館があれば僕も観に行きたいと思っています。また、映画館に安くて良い託児所が増えるといいなあとも思っています。本作はいろんな方に観てもらいたい映画です。いろんなことを思い出しながら図書館で絵本を読んでいるような感覚になる方もいらっしゃると思いますし、いまの生活を考えるながら観る方もいらっしゃるかもしれない。いずれにしても、映画館にいらっしゃるときは、ほっこりした時間を過ごせますようにと、切に祈っています。『DESTINY鎌倉ものがたり』12月9日(土)より全国公開ミステリー作家・一色正和(堺雅人)と年若い妻・亜紀子(高畑充希)は、人と人ならざるものたちが仲良く暮らす街・鎌倉で仲良く暮らしている。一色家には、実年齢130歳?の家政婦・キン(中村玉緒)や、正和の担当編集者・本田(堤真一)、貧乏神(田中泯)など、バラエティーあふれる面々が行きかいしていた。ある日、病に倒れた正和が目を覚ますと、亜紀子の姿が消えていた…。夫婦の尊い絆を軸に、人に優しくする思いやりの大切さなどのメッセージがユーモアに包まれて優しく届けられる本作。まさに夫婦や親子で観るにはぴったりの感動作です!
2017年12月07日旅とグルメをテーマにした日本テレビ系バラエティ「火曜サプライズ」。その12月5日(火)今夜放送回に映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』から堺雅人と高畑充希がゲストで登場。映画にちなんで江ノ電にゆられながら江の島ロケに繰り出す。本番組はウエンツ瑛士がメインMCを務め山瀬まみ、石塚英彦、DAIGO、「オリエンタルラジオ」、江原啓之ら様々な出演者によるロケ企画などが人気。特にゲストとともに各地をロケする「アポなし旅」は名物企画になっている。今回は「江の島縦断!ぶらり旅」と題し、堺さんと高畑さんがウエンツさんと共に江の島へ。江の島初上陸だという堺さんは興味津々で島民に自由すぎる“ガチ聞き込み”を実施。高畑さんは江の島名物である「たこせんべい」のプレス体験に大興奮。江の島の裏側に行くとそこには島民のみぞ知る絶品漁師飯が。“朝ドラ女優”高畑さんが地魚の目玉をガブリと…。さらに堺さんが(秘)私生活からこだわりまでプライベートトークを繰り広げるほか、自身も歴史好きとして知られる堺さんが語る「真田丸」とは?そしてあの「倍返し」まで“大河俳優”が名演技を披露。江の島の魅力も満載のロケをお楽しみに。今回ロケに繰り出した堺さんと高畑さんが出演する映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』は、12月9日(土)より全国東宝系にて公開。同作は『ALWAYS 三丁目の夕日』で知られる西岸良平による累計発行部数900万部(既刊33巻)のベストセラー「鎌倉ものがたり」が原作。『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督が今回もメガホンを取って実写化を果たした。物語はそこここに人ならざる者がいる鎌倉という土地が舞台。犯罪研究の腕を買われ迷宮入りしそうな事件の捜査に協力している名探偵でもある、鎌倉住みの和装ミステリー小説家・一色正和を堺さんが、正和の年離れた妻・亜紀子を高畑さんが担当。ある日、一色が大金持ちの殺人事件の捜査を依頼されることからストーリーが始まる。堤真一、田中泯、國村隼、薬師丸ひろ子、三浦友和、安藤サクラ、中村玉緒ら実力派キャストの集結と『ALWAYS』チームが生み出したVFXで、見ごたえ溢れる作品に仕上がっている。「火曜サプライズ」は12月5日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年12月05日旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫る日本テレビ系「おしゃれイズム」。12月3日の放送回には俳優の堺雅人がゲスト出演。映画やドラマとはまた違った“素”の堺さんの魅力にSNS上では「かわいい」の声が溢れていた。本番組は上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務め、ゲストの私生活やこだわりの趣味など、普段見ることのできない“イズム”を探るトーク番組。「エレベーターに乗って降りると方向感覚がリセットされる」ほどの“方向オンチ”だという堺さん。番組冒頭から「“撮影終わったら旅行に行く”という女優が多いが意味がわからない」「温泉と家の風呂と何が違うのかと思う」など自らの徹底したインドア派ぶりを熱くトーク。そんなインドア派ゆえなのか、妻で女優である菅野美穂の仕事が忙しいときは自分が家事をするのだとか。あくまで「家事は“控え選手”」だといいながら、最近はみそ汁作りにハマっているそうで、自らが作ったみそ汁をいくつか紹介。そのみそ汁だが具が「バナナ」「タコ焼き」「から揚げと餃子」など“珍味”のオンパレードで、スタジオにもその具とみそ汁が登場。「バナナのみそ汁」を試食した森さんも藤木さんは2人とも微妙な表情を浮かべていた。その後堺さんは藤木さんと共に、主演映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』の舞台でもある鎌倉にロケへ。鎌倉の野菜畑で自ら収穫した野菜を地元のレストランで調理してもらい味わうという展開に。「半沢直樹」や大河ドラマ「真田丸」などでみせる表情とは違う、笑顔いっぱいの陽気な“素”の堺さんの姿に「堺雅人可愛すぎない?」「終始ニコニコしてるの癒される」などの声がネット上には続出。「素敵すぎてすごい元気出た」「堺雅人に癒されて眠りにつく」など堺さんの明るさに元気をもらったという投稿も多数見られたほか、「菅野美穂さんがうらやましい」といったツイートも。役柄で見せるシリアスさや力強さと笑顔が絶えない陽気な素顔のギャップにやられた視聴者も多かった様子だった。堺さんの主演最新作となる『DESTINY 鎌倉ものがたり』は12月9日(土)より全国東宝系にて公開。(笠緒)
2017年12月03日ある時は激動の時代に生きた歴史上の人物、ある時は不屈の企業戦士、そしてまたある時はキャラの濃い弁護士…。作品ごとにまるで違う顔を見せる堺雅人さん。そして、どの役も不思議な魅力を放っている。目が離せない、彼の魅力を大解剖!昨年の大河ドラマ『真田丸』を筆頭に、いまやドラマのヒットメーカーと言っても過言じゃない。しかし堺雅人さんご本人は、そんな世間の評価も期待もどこ吹く風。飄々とマイペースを貫いている。「良くも悪くも、自分が出演した過去の作品への評価って気にしていないし、特別な意味づけもしないんです。確かに反響って大事なものではあるけれど、現場で役者がやることって意外と多いんですよ。例えば、セリフを覚えることだったり、相手役のアクションに反応することだったり。僕はそっちに集中していたいんです」堺さんにとっては全ての役がそれぞれに「面白い」んだとか。「基本的に、どんな役でもやりたいんです。いったん台本を読むと、いいかどうかわからないものまで全部やりたくなっちゃう(笑)」いつも考えているのは、「人物をより生き生きと見せること」。「生き生きと、っていうのは、ドラマがよりドラマティックになるように、ということ。葛藤はより深く。対立ならより激しく。それを考えるのが自分の仕事かなと」最新映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』では、人間と人ならざる者たちが共存する鎌倉の街に暮らす作家を演じている。「生きている実感を持てずにいた男が、生き生きとした妻と結婚したことで“生”を取り戻していく物語です。ファンタジーですが、描かれているのは夫婦の結びつき。だから、妻役の高畑(充希)さんとの関係をちゃんと楽しむことだけに集中して演じました」作中、こだわりの強い趣味人を演じているが、当の本人は「趣味と呼べるのは仕事くらいだし、こだわるのも仕事だけ」と笑う。「言ってしまえば、いまも僕にとってはずっと高校の演劇部の延長みたいなもの。メンタリティとしてはそんなに変わっていないんです。こだわるのは、やるからにはちゃんと楽しみたいということ。ちゃんと時間をかけたいし、いいものを作りたいと思います」口調や表情から、演じることが楽しくて仕方ない様子が溢れる。「セリフ覚えは、けっしていいほうではないんです。長ゼリフなんかは、何回も繰り返さないと覚えられないから時間がかかりますし。でも、それを1週間ずっとやっていても苦じゃないんですよね」そんな堺さんがかつて抱いていた大人のイメージとは、「やりたいことをやるんじゃなく、やらなきゃいけないことをやる人」。「エゴ丸出しに見えるかもしれない俳優っていう職業も、自己表現の喜びがある一方で、自分じゃない誰かになる滅私奉公の一面もあるんですよ。仕事っていうのは種類はなんであれ、その両面があるものなのかもしれませんね」さかい・まさと1973年10月14日生まれ。大学在学中から舞台を中心に活躍。’00年のNHK朝ドラ『オードリー』で注目され、以降、映像作品に数々出演。主演映画『DESTINY鎌倉ものがたり』は12月9日公開に。トップス¥23,000(WJKW/ワディ ショールーム TEL:03・6451・0924)パンツ¥28,000(SOLIDO/タトラス ジャパン TEL:03・5708・5188)シューズ¥58,000(Royal Gorge Bridge/HIGH BRIDGE INTERNATIONAL TEL:03・3486・8847)※『anan』2017年11月15日号より。写真・酒井貴生(aosora)スタイリスト・高橋 毅(Decoration)ヘア&メイク・保田かずみ(SHIMA)文・望月リサ(by anan編集部)
2017年11月10日大阪府堺市にある「浜寺公園プール」が8月31日(木)までオープンしています。1963年に開設した当時は、東洋一の大きさで有名だった本プール。今でも当時と変わらず迫力満点のスライダーや、広いプールが若者や子どもたちに大人気です。また大阪府営のプールなので、とてもリーズナブルな料金で遊べます。さっそく「浜寺公園プール」のおすすめのポイントを紹介します。浜寺公園プールの魅力●全長100mの「ジャイアントスライダー」2レーンある「ジャイアントスライダー」は全長100mと大迫力。コースはらせん状になっていたり急降下する直線があったりと、スリル満点です。1回100円と値段がリーズナブルなので、何度も挑戦したくなります。小学生以下の子供は保護者同伴で利用可能なので、普段はなかなかスライダーに乗る機会がなかった子ども達でも思う存分楽しむことができます。●浜寺公園プールで最も大きい「変形大プール」敷地面積約39,000平方メートルの中にある超特大プールが「変形大プール」です。混雑時でも遊ぶには十分余裕があるくらい巨大なのが人気のポイント。プールの真ん中にはイルカの噴水が勢いよく噴き出していて、その周りには楽しそうにはしゃぐ子ども達でいつも賑わっています。●小さい子供でも遊べる「幼児プール」小さい子どもや赤ちゃん連れの家族におすすめなのが「幼児プール」。他のプール同様、幼児プールもとても広いので、思いっきりはしゃぐことができます。水深は浅く、設置されているクジラとイルカの滑り台も子ども用に小さめに作られていますので、安心して遊ぶことができます。浜寺公園プールへのアクセス平日は空いていることが多いようですが、土日祝日は混雑が予想されますので、時間に余裕をもって行くと安心です。車で行く場合は、阪神高速浜寺出入口から府道29号経由2km10分、または阪神高速堺出入口から5kmで到着します。電車で行く場合は、南海電気鉄道南海本線「南海浜寺公園」駅から徒歩7分です。■スポット詳細名称:浜寺公園プール所在地:堺市西区浜寺公園町2丁営業期間:2017年7月15日(土)~8月31日(木)※プレオープン7月1日(土)・7月2日(日)・7月8日(土)・7月9日(日)営業時間:9:30~18:00※ただし、入場は17:00、遊泳は17:30まで※※7月16日(日)以降の日曜日・祝日・お盆(8月13日(日)~16日(水)は9:00開場)料金:大人930円(高校生以上)、中学生510円、小人310円(4歳~小学生)※3歳以下の幼児は入場無料※幼児の入場は、成年の同伴者1人につき2人まで電話番号:072-261-8745 公式サイト:
2017年07月21日父の日にちなんだ「真っ赤なネクタイパン」が大阪のホテル・アゴーラ リ-ジェンシー堺より登場。2017年6月12日(月)から18日(日)までの期間限定で販売する。ネクタイの形に模った長さ30㎝ほどのデニッシュ生地をベースにイチゴをたっぷりのせた真っ赤なネクタイパン。お父さんが食べやすいよう、カスタードクリームは甘さ控えめ。日頃の感謝をぜひ。【商品詳細】真っ赤なネクタイパン期間:2017年6月12日(月)~18日(日)場所:ホテル・アゴーラ リージェンシー堺ベーカリー&パティスリーファゴット(1 階)住所:大阪府堺市堺区戎島町4 丁45 番の1価格:520円(税込)【問合せ・ご予約先】レストラン予約係TEL:072-224-6182 (10:00~19:00)
2017年05月22日大阪府100%出資の公的団体・大阪府住宅供給公社(以下、公社)が5月11日(木)より、茶山台団地(堺市南区)及び香里三井C団地(寝屋川市三井が丘)において、設計・施工一式(デザインビルド方式)の事業提案競技を実施しています。子育て世帯・若年世帯向け住戸リノベーションプランについて、広く民間事業者からそのノウハウを活かした提案を求めることが目的です。実施の背景本事業は、公社と堺市が連携して人口減少や高齢化が進む泉北ニュータウン地域に子育て世帯や若年夫婦などの若年層を誘引することを目的に、民間事業者のノウハウを活用した住戸リノベーションを2014年度より実施しているものです。昨年度は2戸1化リノベーションを6戸実施し、子育て世帯や若年夫婦をターゲットにした募集では、平均応募倍率が7倍と好評でした。今年度は引き続き2戸1化リノベーションを実施するとともに、若年の夫婦や単身世帯をターゲットとした1住戸リノベーションを実施します。また今年度は新たに、香里三井C団地においても2戸1化リノベーションを実施します。事業実施のねらい狙いは次の2つだそうです。(1)団地毎の環境及び地域の取り組みとの調和並びに現状の課題解決や公社が実施している取り組みに繋がる提案を求めます。(2)民間の持つ多様なアイデアやノウハウを活かした質の高い住戸プランの実現、またこれまでの建設業界に留まらない分野との連携による新しい暮らしの提案やその話題性を期待します。募集要項事業概要事業提案競技により、次の業務ごとに最優秀作品提案者を選定し、設計・施工にかかる契約を締結する予定です。<業務内容>【A業務】:茶山台団地における2戸1化リノベーションプラン2住戸分と1住戸リノベーションプラン3住戸分の設計・施工一式(堺市と公社の連携事業)。【B業務】:茶山台団地における2戸1化リノベーションプラン3住戸分と1住戸リノベーションプラン2住戸分の設計・施工一式(堺市と公社の連携事業)。【C業務】:香里三井C団地における2戸1化リノベーションプラン5住戸分の設計・施工一式。<条件価格(上限)>【A業務】:1,800万円(税込)【B業務】:1,800万円(税込)【C業務】:1,900万円(税込)今後の予定・2017年5月11日(木)提案募集要項公表・申込開始・2017年5月17日(水)現地確認申込締め切り(実施日は別途申込み者に通知)・2017年6月26日(月)提案書提出締め切り・2017年7月中旬最優秀作品の選定・2017年9月上旬〜工事・2017年12月下旬完成「茶山台団地」概要所在地:堺市南区茶山台2丁1番・2番総戸数:981戸構造:鉄筋5階建住戸専有面積:44.98m²~91.68m²入居開始:1971年(昭和46年)4月交通:泉北高速鉄道「泉ケ丘」駅より徒歩約10分「香里三井C団地」概要所在地:寝屋川市三井が丘5丁目5番総戸数:340戸構造:鉄筋5階建住戸専有面積:44.98m²~45.11m²入居開始:1971年(昭和46年)11月交通:京阪本線「香里園」駅より京阪バス約12分「三井ヶ丘」バス停より徒歩約3分大阪府住宅供給公社
2017年05月17日6月1日(木)~9月30日(土)の期間中、ホテル・アゴーラ リージェンシー堺にビアガーデン「"OPEN DINING E&N" AGORA BEER GARDEN(オープン ダイニング エモーション&ナイト アゴーラ ビアガーデン)」がオープンします!ホテルメイドの味で上質なひとときを過ごせるビアガーデンですよ。概要やメニューを詳しくご紹介します。コンセプトは「エモーション&ナイト」「"OPEN DINING E&N" AGORA BEER GARDEN」のコンセプトは、「エモーション&ナイト」。黒を基調にした会場は、スタイリッシュな雰囲気です。メニューはパエリアやアヒージョなどスペイン料理を中心に充実のラインナップ。スペインのスパークリングワイン「カヴァ」も提供されます。南海本線「堺駅」西口直結のホテル・アゴーラ リージェンシー堺の1階・駅前広場が会場なので、アクセスのよさも魅力です。●夏をさらに盛り上げるイベントも開催ビアガーデン開催中は、曜日ごとにダンスイベントがおこなわれます。楽しいダンスイベントにいっそう気分が盛り上がりますよ。<ダンスイベントスケジュール>サンバ:月・金曜日18:45~、20:00~ ※各回約30分ベリーダンス:水・土曜日18:45~、20:00~ ※各回約30分フラ:火曜日19:00~ ※約30分40種類以上のフードに約25種類のドリンクメニュー!フード、ドリンクともに豊富なメニューがそろいます。スペイン料理がメインのフードは「ガリシア栗豚と牛肉のアヒージョ風オイルしゃぶしゃぶ」、「オニオンソースとアンデスの塩で楽しめる肉のグリル」、「スペイン産の生ハム(ハモンセラーノ)」など。直径約90cmの大鍋で作るパエリアは圧巻です。各ブースにシェフがいるので、できたての料理を食べることができます。ドリンクは、ビールを中心に約25種類がずらり。さまざまなフードとドリンクの組み合わせを試してみましょう。<メニュー>【グリルブース】豚肩ロースのコンフィ、鶏モモのコンフィなど【サイドメニュー】ガリシア栗豚と牛肉のアヒージョ風オイルしゃぶしゃぶ、大鍋パエリア、牛すじのすっぱ辛スープ、小海老のアヒージョ、シーフードとスペルト小麦のサラダ、フォー、ボイルドシュリンプ、ムール貝の白ワイン蒸し、大阪産野菜のピクルス、生ハム(ハモンセラーノ)、アゴーラ黒カレー、蛸と烏賊の赤ピーマンソース、フルーツ、デザートなど【ドリンク】生ビール、カヴァ(スパークリングワイン)、ワイン、カクテル、焼酎、チューハイ、ソフトドリンクなど約25種類6月30日(金)まではお得な前売りチケットを購入できます。今年の夏は「"OPEN DINING E&N" AGORA BEER GARDEN」でおしゃれに乾杯しませんか?開催概要「"OPEN DINING E&N" AGORA BEER GARDEN(オープン ダイニング エモーション&ナイト アゴーラ ビアガーデン)」開催期間:2017年6月1日(木)~9月30日(土)会場:ホテル・アゴーラ リージェンシー堺1Fポルタス広場(大阪府堺市堺区戎島町4-45-1)営業時間:月火水曜日17:50〜21:00(100分制)、木曜日17:50〜21:00(フリータイム)、金土曜日17:50〜19:30、19:50〜21:30(2部制)休業日:日祝日、8月13日(日)〜15日(火)、9月22日(金)〜24日(日)料金:大人5,000円、未成年2,500円、小学生1,500円、幼児無料※6月30日(金)までホテル1Fフロントおよび各レストランにて大人4,500円の前売りチケット販売。TEL:072-224-6178 (10:00~18:00)URL:
2017年05月09日話題のスーパーフード「フリーカ」の輸入代理を務める「edit JAPAN」代表の堺あゆみさん。小学校3年生と保育園に通う2歳、2人の女の子を育てるお母さんです。そんな堺さん宅のセンス溢れるインテリアとともに、仕事と子育ての両立についてもお話を伺いました。▼堺あゆみ さんファミリー プロフィール・家族構成:夫、妻、9歳&2歳の女の子との4人暮らし・居住エリア:東京都・住宅形態:マンション 2LDK+SHP: Instagram: @editjapan ■2人目を出産してふと考えた「私の人生、このままでいいの?」現在、フリーカの輸入代理を中心に「edit JAPAN」の代表として活躍する堺さん。有機栽培、そしてフェアトレードでの輸入にこだわり、その活動の場を広げています。以前はフリーランスの編集者として仕事をしていた堺さんが、この会社を立ち上げたのは、まだ2人目のお子さんが1歳の頃でした。独立型ながら、光が差し込み、ゆったりとしたスペースのおかげで明るいキッチン。「40歳を過ぎて2人目を出産し、体調を崩しがちだったときに人生の棚卸をしてみたんです。私の人生、このままでいいのかな? 何かやりたかったことはないのか、あきらめていたことはないのかな? って。それまでも、“自分の手で何かをやりたい”、“発展途上国支援につながる仕事がしたい”という思いはあったのだと思います。そんなときに、パレスチナに住む、長女が小さい頃に仲よくしていたママ友が、現地の、あるひとりの女性が立ち上げたオーガニックコスメを日本で展開してみない? と声をかけてくれたんです。これだ! と思い、7歳の長女と、当時まだ0歳だった次女をおんぶして思い切って出かけたのが始まりです」シンクの背面に取りつけた棚は自作のもの。「よく使う食器や小物を置けたら便利だなと思い、板を買ってきて取りつけました」。脇にフックをつけているので、マットなどをさげられ便利。0歳といえば、2人目の育児とはいえ、たいていのお母さんはまだまだ「オムツ替えどうしよう? お出かけにはあれとこれを持って……」と大わらわになってしまう時期。ましてやパレスチナ、日本からの所要時間はトルコでの経由を含め、ドアツードアでなんと24時間!「長女がだいぶん助けてくれる年齢になっていたことも大きかったですし、一度行ったことのある国であったこと、現地へ行けば友人がいるという安心感もありました」そこで最初はコスメの視察をする予定だったのが、思いがけずスーパーフードの「フリーカ」に出合います。玄米やキヌアを超える食物繊維の多さ、そして低GI値で注目されている「フリーカ」。右は、より親しみやすく手軽に食べられるフリーカグラノーラ。「フリーカは、現地では主食のひとつとして食べられている青麦をローストした穀物です。短時間で炊いてリゾットのようにして食べたり、スープにして赤ちゃんの離乳食にもなっています。日本のお米のような存在ですね。次女は、白米にフリーカを加えて炊いたごはんで作るおにぎりが大好きなんです」10分ほどで炊き上げたフリーカと、トマトやクレソン、アボカドなどお好みの野菜を混ぜ、塩こしょうとオリーブオイル、レモンでさっぱりと和えたサラダ。その栄養価の高さと手軽さ、何より和食にもマッチする香ばしい美味しさに心を奪われた堺さん。折しも日本は、キヌアやチアシードといったスーパーフードブームです。そこからは猪突猛進、未経験ながら輸入業の勉強をし、イベントでの販売などを経て、現在へとたどり着きました。その間、約1年半ほど。子育てをしていたらあっという間に過ぎてしまう時間です。「ある人に教わったんです。“やれるかやれないかではなく、やるかやらないか”だと。夫から、“失敗したら、そのフリーカはうちで食べればいいよ”と背中を押してもらえたのも大きかったと思います。もし輸入して売れなかったとしても、その抱えるリスクと、やらずに終わる後悔を比べ、私は“やる”という方を選ぶことができました」 ■子どもにも伝えたい「毎日なにかひとつ、新しいことをやってみよう」「私も、お迎えで時間は限られていたり、子どもは熱も出すし、先の見通しが立たないこともたくさん。急に何か大きなことを始める必要はないと思います。子どもたちにも、意識して伝えているのが“毎日小さくてもいいから、なにか発見があるといいね”ということ。保育園へ行くとき、毎日違う道を通ると見える景色が変わります。そうしたら、交わす会話、考えることも少しずつ変わっていくと思うんです。大人も同じかもしれません。いつかアロマの勉強をやってみたいなと思っているのなら、まずは本屋さんへ行ってみる。ずっと気になっていた人に、メールを送ってみるだけでも小さな一歩だと思います。なんでもいいから、ひとつ、一歩、半歩でもいいから新しいことをやってみると、ほんの少しだけ世界が変わるような気がします。まずはそこから、その積み重ねなんだと実感しています」友人から譲り受けた籐の木馬は、雰囲気たっぷりでインテリアにもマッチ。“新しいこと”のひとつとして、最近お姉ちゃんは編み物を始めたのだそう。「私が教えてあげられたらよかったのですが、どうしても苦手で(笑)。調べると、シルバー人材センターの方が家に来て教えてくれるというので、お願いしています。同じセンターで掃除を請け負ってくれる方も見つかり、毎週金曜日にお願いするようにしたら、すごく気持ちがラクになりました。帰宅後、きれいなお部屋で気持ちがいいし、今まで土曜日の午前中はずっと掃除・洗濯・お料理で終わってしまっていたのが、ゆっくり家族で過ごせるように。気持ちにゆとりができたのか、週末、子どもたちにやさしくなった気もします(笑)。あれもこれもと頑張りすぎず、誰かの手を借りるのを厭わない、というのも大切かもしれませんね」女性のパッチワークを施したクッションは、パレスチナのアーティストによるもの。リビングにディスプレイした旅のかけら。スタンドの上に置いているのは、ヨーロッパのアンティークマーケットで見つけた鳥籠時計。幼い子を抱えながらの起業……と聞くと、まるで遠い世界のスーパーウーマンの話を聞いているようです。堺さん自身、双方のご実家も遠方、頼る親せきが近くにいるわけではありません。ご主人と協力しながら、子どもを保育園に預け、時にはシッターさんなどの手を借りながら、今の道を歩んできました。「結婚、出産、育児、仕事……女性は昔に比べて、人生での選択肢が多いと思います。“仕事か育児”など、“どちらか”を選ぶ社会ではなく、女性があきらめずに楽しめる社会になっていくといいですよね」取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
2017年02月28日子育てで多忙な時期に、自分の直感を信じて思い切って起業、話題のスーパーフード「フリーカ」の輸入代理を務める「edit JAPAN」代表の堺あゆみさんにインタビュー。小学校3年生と保育園に通う2歳、2人の女の子を育てる堺さんに「子どもがいてもセンス良く暮らす空間づくりの秘訣」を伺いました。▼堺あゆみ さんファミリー プロフィール・家族構成:夫、妻、9歳&2歳の女の子との4人暮らし・居住エリア:東京都・住宅形態:マンション 2LDK+SHP: Instagram: @editjapan ■暮らしの生活感は、かご使いでほどよくカバーお子さんがいても、シックなインテリアを保っている堺さん。上手に活用しているのが、自然素材のかごです。リビングで遊ぶおもちゃやリモコンも、かごにひとまとめにしています。 「寒い冬は特に、子どもたちはリビングで着替えることも多いので、脱いだパジャマをまとめるのにも、かごを使っています。国内外のかごが揃う“Found MUJI”やファーマーズマーケットで買うことも多いです」リモコンや脱いだ服など、なんとなく放置してしまいがちなものに、きちんと定位置を設けること。そしてインテリアになじむ素材を選ぶこと。小さな心がけですが、インテリアに生活感を持ち込みすぎないテクニックのひとつです。おむつグッズもかごにいれて。布をかけてチェアの上に置くだけのシンプル収納。窓辺には、生き物が大好きだというお姉ちゃんがお世話をしている熱帯魚のベタの水槽が並んでいます。グリーンをたっぷり置いたスペースに水槽を並べることで、よりすがすがしい癒し空間に。多国籍な雑貨や家具が溶け合い、子どもの水槽がリゾートスタイルのアクセントになりました。 ■子どもたちの作品をアートのようにセンス良く配置して堺さんのお宅の造りで印象的なのは、リビング・ダイニングとバスルームの間にある、回廊仕立ての長い廊下です。ダイニング同様、作りつけの棚を設け、子どもの衣類や本、毎日の新聞などを収めています。家族みんながわかるよう、マスキングテープでラベリング。リビングからは目に触れることがなく、家族は毎日行き来する場所なので、家族のギャラリースペースとしてもぴったり。子どもたちの絵や工作をアートのように飾り、楽しんでいます。リビング同様、ここでも額縁をうまく織り交ぜて。空間が引き締まり、壁面にリズムが生まれます。壁紙の上から貼ってはがせる黒板シートは、子どもたちが自由に描くフリースペースに。「特に長女は絵を描いたり作ったり……が大好きみたいです」。 ■子どもの自立を応援する、すっきり収納の工夫廊下を抜けた先には、キッズルームがあります。「長女がずっと欲しいと話していたロフトベッドを最近取り入れました。イケアのものです」白い家具に、ブルーの椅子が映えるさわやかな一室。チェストには、わかりやすくマスキングテープでしまうものをラべリング。隣にはフックを取りつけ、鞄やコートをさっとしまいやすく。子どもが自分で片づけられるよう、まずはその仕組みづくりを親がお手伝い。 窓辺に置いたイケアのステップスツールは、踏み台だけでなく、椅子として、物の一時置き場としてなど、活用範囲が広いのでお気に入りの家具。洗面所やキッチンでも使っています。「もとは無垢の白木だったのを、蜜蝋などの植物性原料を使った“ブライワックス”で仕上げました。手軽に塗れて、使い込んだように木の風合いが増すのでおすすめです」次回は、インテリア術とともに「幼子を抱えての起業と暮らし方」についてお話を伺います。 取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
2017年02月27日子育てをしながらでも、自分が好きなものを追いかけて仕事をしたい。でも、暮らしもていねいに整えたい。女性ならば一度は考えたことがあるかもしれません。そこに立ちはだかる理想と現実のギャップに落ち込んだり、自分は無理だとあきらめてしまったり……。今回お伺いしたのは、話題のスーパーフード「フリーカ」の輸入代理をしている「edit JAPAN」代表の堺あゆみさんのお宅。小学校3年生と保育園に通う2歳、2人の女の子を育てるお母さんです。パレスチナ旅行でフリーカと出合い「これだ!」と直感、幼い子を育てながら起業。しなやかでバイタリティ溢れる堺さんに、インテリアと子育てについてお話を伺いました。▼堺あゆみ さんファミリー プロフィール・家族構成:夫、妻、9歳&2歳の女の子との4人暮らし・居住エリア:東京都・住宅形態:マンション 2LDK+SHP: Instagram: @editjapan ■家族で訪れた旅先の思い出に囲まれる暮らし入居して3年弱。リビングが広い物件を探していた中でここに出合い、建築家と相談しながら、より暮らしやすい間取りにリフォームを加えました。窓からは都心の緑と空が楽しめる、まるで海外のお宅にお邪魔したかのような、開放的なリビング。「○○系」と縛られない、リラックス感のあるミックススタイルです。広いバルコニーが、内と外とをつなぐアウトドアリビングとなり、解放感たっぷり。照明や椅子など、効果的に黒を使うことで全体を引き締めています。椅子のひとつは、自身で黒くペイントしたのだそう。「旅が好きで、年に1度は家族で旅行を楽しんでいて、昨年はバリを訪れました。現地ではキッチンつきのヴィラに泊まって料理を楽しんだり。暮らすように旅する……なんていうとかっこいいですけれど(笑)、子どもと一緒ですし、無理なくのんびり過ごしています」実は、部屋中を彩るアイテムの数々が、そんな旅先で出合ったものたち。「どれもバラバラの地で求めたものですが、部屋に飾ることで思い出に囲まれているようで嬉しいんです」奥に見える3つの丸い壁掛けは、ベトナムで出合った銅鑼。現地の職人さんから直接購入した思い出の品。部屋を象徴するような大きな丸テーブルは、リフォーム後にサイズオーダーで誂えたもの。「丸テーブルだと、インテリアに表情を持たせられる気がします。人数を選ばず囲めるのもいいですね」大きな丸テーブルは、ここで食事をとるのはもちろん、家族の集いの場でもあります。「長女はここで宿題もするので、壁際の作りつけの棚に、彼女専用の一角を設けて収納しています。ここには私の仕事道具からスキンケア用品、子どもたちの学校や園の書類など、家族の必要なものを集約しています」サイズに合わせてジャストサイズの収納用品を選び、またここでも黒をポイントにすることで、たくさん物が入っていても見た目はすっきり。 ■旅の思い出や古いもの、さまざまな「好き」をミックス手前の壁に掛けたバッグは、アフガニスタン製。「塩を運ぶためのものだと聞きました」。立てかけた大きなミラーは、イケアで購入。仕事の大切なパートナーでもある、パレスチナで購入した手刺繍のタペストリー。あちらこちらにアートや旅先で求めた絵を額装して。額縁は、旅先のアンティークマーケットで購入したものをはじめ、「Amazon」などの通販、文具や画材が豊富に揃う「世界堂」を見ることが多いそう。ダイニングとゆるやかにソファで仕切られたこちら側は、くつろぎのリビングスペースです。このコーナーにはグリーンをたくさん集め、家族で「ジャングルスポット」と呼んでいます。重厚なカフェテーブルは、ずいぶん前にアンティークショップ「山本商店」で購入。アジアンスタイルの凝った木彫りの装飾で、バリ島のもの。ソファや家具の高さを低く抑えているので、空間がより広く、リラックス感もアップするよう。家族で出かけた旅の思い出は、迷わずどんどん飾ることで、その都度、家が「我が家」にアップデートされていきます。「部屋に飾る」というのを目的に、旅先ではお土産を選んでみるのも楽しそうです。なにげない絵やお気に入りのパンフレットも、額装することでインテリアにまとまりが生まれる嬉しい効果も。次回は、子どもたちの作品をセンス良く飾るコツを伺います。 取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
2017年02月24日「顔合わせで高畑さんと堺さんは、ほとんど話をしていませんでした。しかし、撮影が進むにつれて少しずつ打ち解け、笑顔で会話を交わすようになってきましたね」(映画関係者) 堺雅人(43)と高畑充希(25)が主演を務める映画『DESTINY鎌倉ものがたり』の撮影が、今月9日に鎌倉市の浄智寺で行われていた。 山崎貴監督(52)の『ALWAYS 三丁目の夕日』チームが再集結する同作。『真田丸』の堺と『とと姉ちゃん』の高畑が夫婦共演するとあって、“大河×朝ドラ”主役の豪華キャストに注目が集まっている。 撮影が行われた浄智寺は、普段は観光客で賑わう場所。だがこの日は、朝から雪がちらついていた。午後にもなると、あまりの寒さに人影もまばらに――。 「昼間でも気温4度という日だったのですが、堺さんと高畑さんが現場に到着したのは、陽が沈む夕方5時ごろ。高畑さんも、撮影前の緊張感に加えて極寒のスタンバイにはさすがに、青白い顔になっていました」(スタッフの1人) そんななか、夫役の堺は現場に着くとすぐお寺の住職のもとへ駆けつけた。 「堺さんは何度も頭を下げながら『どうぞよろしくおねがいします』と住職さんに挨拶していました。また共演者だけなくスタッフにも『寒くないですか?』と気配りを見せる一幕も。これには高畑さんも少し和んだ様子でした」(前出・スタッフの1人) 高畑はあるインタビューでもこう語っていた。 《最初はすごく緊張しましたが、全力でタックルしても受け止めてくれそうな堺さんの包容力に、いつしかすっかり安心しきってしまいました》 どんな状況でも“気配り”を忘れない堺の姿を見て、心も体もほっこりと温まったようだ――。
2017年02月15日大阪・堺の和菓子ブランド「一心堂」が、川西阪急、北花田阪急など関西各地の百貨店で催事を行う。一心堂とは一心堂は大阪の南部、堺市にある和菓子の名店。四季折々の季節のフルーツの素材をそのまま活かした、新鮮で食べごたえのあるフルーツ大福で知られている。春にはいちご、夏にはすいか、秋にはぶどう、冬には柿などバリエーション豊富。現在は堺本店と阪急うめだ本店に店舗を構えている。食材はすべて国内産。餅の中に包むつぶ餡は風味・香りの強い大粒丹波大納言、白餡は北海道産の上質な手ぼう豆。また、基本となる水はモンドセレクションで大金賞を8年連続受賞している「冨田の水」、卵は全てヨード卵・光を使用している。苺がまるまる一粒入った「いちご大福」は絶品「いちご大福」は、国内より糖度、酸味、柔らかさなどを考慮し厳選した苺をまるまる一粒使用。まさに拘りぬいた食材ばかりで完成する「いちご大福」は、口にほおばるといちごの香りと柔らかな餅の食感、白餡の甘さが絶妙に絡まる。通常の「いちご大福」に加えて、ミルキーな練乳クリームのやさしい甘さと甘酸っぱい新鮮いちごをあわせた「練乳いちご大福」や、大粒の「あまおう」などジューシーないちごを用いて提供する季節限定「いちごの王様」なども展開される。みかんやパイナップルまで、一心堂ならではの「フルーツ大福」今回の催事で展開されるのは「モンブラン大福」「みかん大福」「マスクメロン大福」「パイナップル大福」「生チョコバナナ大福」「練乳いちごの王様」など。なかでも、果汁がしたたるほどジューシーな完熟パイナップルをやわらかな大福に閉じ込めた「パイナップル大福」は絶品。そのほか厳選した国産栗から練り上げた栗きんとんあんを詰め込んだ風味豊かな「モンブラン大福」、マスクメロンの上品な甘さとクリームチーズのまろやかな乳味がクリーミーに調和した「マスクメロン大福」などもおすすめしたい一品。ひとつの大福で大満足のラインナップは、是非この機会に味わってみてほしい。【詳細】一心堂 百貨店催事日時:・2017年2月5日(日)、21日(火)、28日(火) 北花田阪急・2月9日(木) 川西阪急・2月16日(木) 千里阪急・2月17日(金) 山陽百貨店・2月26日(日)・27日(月) 西武八尾店価格:・キウイ大福、モンブラン大福、パイナップル大福 303円・いちご大福(白あん)、いちご大福(粒あん) 314円・生チョコバナナ大福 324円・練乳いちご357円・みかん大福、いちごの王様389円・マスクメロン大福 486円・マンゴー大福 411円※単品価格。※時期・商品により限定商品の展開は異なる。
2017年02月07日俳優の堺雅人と高畑充希が映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』(12月9日公開)で共演することが1日、わかった。同作は『三丁目の夕日』シリーズで知られる西岸良平による、ロングセラーコミック『鎌倉ものがたり』を映画化。2005年に日本アカデミー賞の12部門で最優秀賞を受賞した『ALWAYS三丁目の夕日』の山崎監督がメガホンをとる。ミステリー作家・一色正和(堺)と、亜紀子(高畑)の新婚夫婦が、人間だけでなく幽霊や物の怪の住む鎌倉という土地で様々な事件に関わっていく。主演の堺は2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』、そしてヒロインの高畑は2016年NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でそれぞれ主役を務め、今回が初共演。1月23日より撮影に入り、4月中旬のクランクアップを予定している。『真田丸』以来、1年半ぶりの撮影初日をむかえたという堺は、「新鮮な気持ちで臨みました」と初日の様子を振り返った。台本を読んだ時は「作品世界のあまりの豊かさに、なかなか全貌がつかめませんでした」と驚いたというが、「僕の演じる一色は、佇まい、熱中するところ、物腰の柔らかいところ、でも頑固なところなど、山崎監督によく似ているなと思いました」と分析し、「これからの演技の参考にします」と語った。高畑も『とと姉ちゃん』以来1年半ぶりのクランクインとなったが、「全力でタックルしても受け止めてくれそうな堺さんの包容力に、いつしかすっかり安心しきってしまいました」と、現場の様子を明かした。演じる亜紀子は小学生に間違われるほどの童顔だが、高畑自身も「20歳を越えてから小学生みたいだとからかわれた」ことがあるという。「そんなチャーミングな役をいただけたことをとても嬉しく思っています」と、喜びを表した。阿部秀司プロデューサーは、同作について「動き出したのは、2011年。ちょうど『ALWAYS 三丁目の夕日’64』を撮影していた頃でした」と振り返る。阿部プロデューサーは「ファンタジー、ミステリー、アドベンチャー、ラブストーリー、そして感動、エンターテインメントの最高峰になると思います」と自信を見せ、山崎監督も「たくさんの魔物や幻想的な風景を登場させるつもり」と展望を語った。同作には他、堤真一、安藤サクラ、田中泯、國村隼、薬師丸ひろ子、三浦友和、中村玉緒の出演が決定している。
2017年02月01日タレントのヒロミが、10日に放送されたTBS系料理バラエティ『新チューボーですよ!』(毎週土曜23:30~24:00)にゲスト出演。"堺正章に干された"という噂について、本人の前で「本当」と打ち明けた。同番組に5回目の出演となるヒロミは、初めて出演した21年前ごろを振り返り、「30歳くらいですから、もう結婚もしているし、先生(堺)と番組やってた」と説明。堺が「やってました。あっ途中からいなくなった」と言うと、ヒロミは「そうそうそう、先生に干されて芸能界いなくなって…」と、堺に干されたという噂について言及した。そして、進行アシスタントの森星と吉村崇から「本当の話?」「本当なんですか?」と聞かれると、ヒロミは「本当本当」と即答。「堺正章には気を付けろよ! きょう楽屋に遊びに行ったら、『お前最近出てんな、もう1回干すぞ!』って」と笑い、堺も「ヒロミを干すのは簡単だよ」と冗談交じりに話した。その後、2人は「普段は会ってた」と話し、「仲はいいんですよ」とヒロミ。そんな噂が流れた理由について、「ちょうど40歳くらいだったんだけど、なんかもうっていうのも自分にもあったし、業界にもあったと思う…もうヒロミいいんじゃないかって」と分析した。
2016年12月11日タレントの小堺一機(60)が、30日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ライオンのごきげんよう』(毎週月~金12:55~13:25)で、明石家さんま(60)が同番組にノーギャラ出演してくれた過去を明かした。3月31日をもって25年の歴史に幕を下ろす同番組。前身番組『いただきます』を含めると、その歴史は31年となる。この日の放送では、番組を知り尽くした男たちとして明石家さんま、関根勤、中山秀征がゲスト出演し、思い出話で盛り上がった。オープニングでさんまは「あっという間の31年間」としみじみ。さんまと関根が出演した1985年10月11日の映像が流れると、3人は「若い」と驚きつつ、昔の自分たちのやりとりに爆笑していた。そして、小堺は「金曜日はさんまさんが『いいとも』の日だったんです。僕がまだオタオタしてるんで、オープニング助けてくれたわけですよ。関根さんもね」と、前番組の『笑っていいとも』に出演していたさんまがそのまま残って出演してくれたことを告白。「それもノーギャラだったそうですから」と続けると、さんまは「ノーギャラで…『出たいでしょ?』って聞かれたんで『出たいです』って」と笑わせた。
2016年03月30日「H&M(エイチアンドエム)」は2016年春、「イオンモール堺鉄砲町」内に、大阪府内で7店舗目となる店舗をオープン。H&M イオンモール堺鉄砲町は、売場面積約2,000㎡のフロア構成で、取り扱いコンセプトはレディース、メンズ、キッズ、アクセサリーとなる。今回のオープンを記念し、オープン日から3日間は、古着回収サービスのダブルクーポンキャンペーンを実施予定。H&Mの古着回収サービスは、ブランドや状態を問わず、要らなくなった衣類を店舗にてクーポンと引き換えるサービス。通常古着1袋につき、3000円以上のお買い物で使用できる500円のクーポン1枚のところ、2枚のクーポンと引き換えることができる。H&Mは、2016年2月8日現在、国内に56店舗を展開している。尚、イオンモール鉄炮町は2016年3月19日(土)オープン予定となっている。新店舗詳細H&M イオンモール堺鉄砲町場所: 〒590-0905大阪府堺市堺区鉄砲町1番地売り場面積: 約2,000㎡店舗構成: 1フロア取り扱いコンセプト: レディース、メンズ、キッズ、アクセサリー
2016年02月08日NHKの大河ドラマの毎年恒例のバトンタッチセレモニーが11月25日(水)に開催。今年の「花燃ゆ」主演の井上真央、来年の「真田丸」の堺雅人が出席した。毎年、それぞれの作品とゆかりの深い土地の名産品を互いに贈り合うが、井上さんから堺さんに贈られたのは、「花燃ゆ」の中にも登場する富岡製糸場に代表される群馬県特産のシルクでできたストール。一方、堺さんは真田氏の根拠地である信州特産の真っ赤なリンゴを贈呈した。「花燃ゆ」放送は残り3回となったが、井上さんは準備を含めて同作に携わってきた約2年を振り返り「主演をさせていただけて光栄でしたし、ゴールにたどり着いた時は、人生で一番じゃないかと言うくらい達成感がありました。役者として、人として、価値観が変わるいろんな経験があり、成長させていただきました。大変な分、得るものも多かったです」と充実した表情。一方で「撮影が終盤に近づくと、『花燃ゆ』ではなく『真田丸』の台本を持っているスタッフが増えたり、こないだまで『花燃ゆ』Tシャツを着ていた方が『真田丸』Tシャツを着ていたりして、寂しいと思うこともありましたが(笑)、こうやって引き継がれていくんだなと思いました」とも。これを聞いた堺さんは「僕も『花燃ゆ』のTシャツをもらって、ちょくちょく着たいと思います!」と笑いを誘っていた。井上さんは、堺さんからリンゴを受け取り「気も体も緩んでいるので、リンゴダイエットでもしながらおいしくいただきます!」と笑顔。この先も長丁場の撮影が続く堺さんに「スタッフのみなさんも、頼りになる座長さんだと頼もしく思っていると思います。私の周りの歴史好きの人も楽しみにしていますし、私も勉強のためにいち視聴者として見るのを楽しみにしています。お体に気をつけて、頑張ってください!」とエールを送った。一方、堺さんは「おつかれさまでした。男性が主演なら『おれに付いてこい!』という感じになるのかもしれませんが、(井上さんの役は)遠くで見守ったり、受けのお芝居も多かったので、きっとリーダーシップを発揮するだけではない座長ぶりを発揮されたのではないかと想像しています」と井上さんをねぎらった。「花燃ゆ」の現場では井上さんがお菓子ボックスをたびたび差し入れしていたそうだが、堺さんは「僕もお菓子は時々差し入れしてるんですが、チマチマと安いお菓子を差し入れることが多いです。あとで、井上さんにどんなお菓子の銘柄が呼ばれるのかお聞きしたいと思います」と笑顔で語っていた。「真田丸」は2016年1月10日(日)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年11月25日この度、俳優・堺雅人と女優・菅野美穂の間に、無事第一子となる男児が誕生したことが明らかとなった。堺さんの所属事務所の公式サイトにて「ご報告」と題したコメントが掲載されており、母子ともに元気であることや、「妻の菅野美穂さんもよくがんばりました」と妻の菅野さんへの感謝が伝えられた。2人の出会いは映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』。本作で堺さんは主人公である大奥総取締・右衛門佐を、菅野さんは愛を求め続ける5代将軍・綱吉を演じた。その後2013年に結婚が報告され、今年の5月には第一子の妊娠を公表していた。公式サイトのコメントでは、「このたび、妻が男児を出産いたしました」という報告からはじまり、「病院の先生には『随分スムーズなお産でしたね』とおっしゃっていただいたのですが、それでもやっぱり大変そうで、病院のみなさんには本当にお世話になりました。妻の菅野美穂さんもよくがんばりました」と、病院関係者や大仕事を成し遂げた菅野さんへの感謝が綴られている。また「アタマではわかっていたつもりでしたが、出産が、こんなにも痛みをともなうものだということを、今回あらためて妻におそわりました」「よく作品づくりが『産みの苦しみ』にたとえられますが、おなじようなことができるか、僕には全く自信がありません。せめて、すこしでも妻にちかづけるよう、精一杯しごとをがんばりたいとおもっています」と、出産に立ち会ったであろう感想を述べ、更なる躍進を誓った。最後は「おかげさまで、母子ともに元気です。お世話になったみなさん、応援してくださったみなさんに、こころからお礼もうしあげます。ありがとうございました」と締めくくられている。堺さんは、三谷幸喜が手がける2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の主演に抜擢。戦国時代を駆け抜けた戦国武将・真田信繁(幸村)を演じることが決定している。本作への出演は、2004年の「新撰組!」、2008年の「篤姫」に続いて三度目の大河作への出演となり話題を呼んだ。また菅野さんは、唐沢寿明主演のTBSドラマ「ナポレオンの村」第2話にゲスト出演。2012年10月期ドラマ「結婚しない」以来、約2年7か月ぶりのドラマ出演ということで注目を集めていた。SNS上でも、「ご出産おめでとうございます!」「これはめでたい!」「堺さんのコメントがこれまたすばらしい」と今回の出産を祝福する声が続々と上がっている。(text:cinemacafe.net)
2015年08月14日アゴーラ・ホスピタリティーズは9月12日まで、ホテル「アゴーラ リ-ジェンシー堺」(大阪府堺市)にて「Natural Hawaiian Beer Garden(ナチュラル ハワイアン ビアガーデン)」を開催している。同ビアガーデンは、「素朴なハワイの自然と料理」をコンセプトに開催。南海本線「堺」駅直結の"ポルタス広場"大型ルーフの下で行われるため、天候に左右されにくい環境でビールと料理を楽しめるとのこと。料理は食べ放題、ドリンクは飲み放題となる。料理には、「ポキ」に代表されるハワイアン料理やグリル料理、野菜料理や多彩なデザートを用意。ドリンクには生ビールのほか、ブルーハワイ、モヒート、マイタイ等のトロピカルカクテル、スパークリングワイン等も取りそろえる。また、8月15日を除く毎週火・土曜日には「フラショー」を開催するとのこと。同ビアガーデンの営業時間は18:00~21:30(ラストオーダー21:00)で、火・金・土曜日は18:00~20:00と20:00~22:00(ラストオーダー21:30)の2部制、日曜日および祝日は16:00~19:00(ラストオーダー18:30)となる。フリータイムで、火・金・土曜日のみ100分制。なお、6月と9月の日曜日は定休となる。料金は、大人4,000円・未成年(中学生以上)2,000円・小学生1,000円・幼児無料。6月末まで前売り券(3,700円)も販売している。※価格は全て税込
2015年06月10日●高効率技術の結集でセルからモジュールまでの一貫生産を可能にした生産拠点○BLACKSOLAR生産の戦略的拠点シャープが、大阪府堺市の堺太陽電池工場の様子を公開した。堺太陽電池工場は、奈良県葛城市の葛城事業所とともに、同社のソーラー事業の中核拠点のひとつであり、報道関係者に同工場が公開されるのは初めてのことだ。堺太陽電池工場は、畳5畳分におよぶ第10世代のマザーガラスにより、液晶パネルの生産を行う堺ディスプレイプロダクツなどと同じグリーンフロント堺のなかに位置する。2007年7月に建設を決定。2010年3月には薄膜太陽電池生産ラインが稼働。2010年12月には、単結晶太陽電池「BLACKSOLAR」の生産ライン導入を発表し、2011年3月から同生産ラインが稼働。2015年6月には、「BLACKSOLAR」の新製品を発売するのにあわせて、今年3月までに4億円、6月までに10億円の合計14億円を投資。生産能力を現在の200MWから、210MWにまで拡張する予定だ。シャープ 常務執行役員 エネルギーシステムソリューション事業本部長の向井和司氏は、「堺太陽電池工場は、高効率技術の結集により、セルからモジュールまでの一貫生産を可能にする生産拠点。BLACKSOLARも、高品質の量産を実現できる堺太陽電池工場だからこそ実現できるものだ」と語る。シャープは単結晶太陽電池「BLACKSOLAR」を、住宅向け製品の主力に据えている。BLACKSOLARは、バックコンタクト構造を採用することで、従来は表面にあったマイナス電極を、プラス電極とともに裏面に配置。これによって、表面の全体で受光できることができるのが特徴だ。「電極部によって発生する集光のロスを排除。セル全体で光を受けるため、従来製品では94%だった受光面積が100%になる」という。また、同社独自の微細加工技術により、裏面電極の銅配線は200本以上としたほか、120μmレベルというセルの厚みを実現。一般的な太陽電池セルに比べて約40%薄型化したという。「裏面電極に使用している微細加工技術は、一般的な太陽電池に比べて10分の1。高出力化するとともに、信頼性向上を実現している」と胸を張る。2015年モデルでは、220Wの出力が実現できるという。●日本のソーラーパネル設置家屋の半数はシャープ製○66万件の屋根パターンを蓄積シャープのソーラー事業の強みは、モジュールの強みだけではない。ソリューションという領域にまで広がっている点が見逃せない。1つめは、モジュールの設置ノウハウの蓄積だ。シャープでは、日本のソーラーパネル設置家屋の約半分にあたる約68万件の実績を持ち、それをもとにして66万件の屋根パターンをCADデータとして蓄積している。「日本の屋根を最も知っているのがシャープ。サイズが異なる太陽電池モジュールを組み合わせることで、最も効率性が高い太陽電池モジュールの配置とともに、屋根と一体化した美しい外観を実現できる」とする。また、モジュールで20年間、システム機器で15年間という長期無償保証もシャープならではのものだ。「これも、堺太陽電池工場でセルからモジュールまでを一貫生産するからこそ実現できるサービス」だと語る。2つめは、クラウド蓄電システムとの組み合わせだ。蓄電池に「クラウド」という名称が付くように、クラウド上のサーバと連携することで、時間ごとの電気料金の変化や、それぞれの地域の気象の変化を捉え、蓄電する電気量を可変するといった制御が可能になる。これから雨が降るという予報が出ていた場合には、蓄電量を多めにするといった具合だ。「クラウドにつながることで、賢く電気を使う暮らしを提案できる」と強調する。○新たな安全基準にも準拠さらに、安全性の観点からも優位性を示す。政府では、今年度から新たな安全基準として、震災対策基準を追加。電池本体に釘を指した試験や、筐体天面への加圧試験により、貫通や変形させたあとに、1時間内に発煙、発火、破裂しないことが求められるという厳しい内容になっている。「シャープの蓄電池は、新たな厳しい基準をクリアするものになっている」と、向井常務執行役員は安全性にも自信をみせた。クラウド蓄電池は、屋外タイプ、屋内タイプの2種類を用意。4.8kWと9.6kWの2種類の製品をラインアップして、ライフスタイルにあわせた提案を可能にしている。また、これまでは蓄電池を導入しようとすると、太陽電池のパワコン(パワーコンディショナー)と、蓄電池のパワコンの2台が必要であったが、これを1台でまかなうハイブリッドパワコンを用意。導入コストの削減や、パワコン間での電力ロス問題を解決できるという。●シャープ再建の柱に位置づけられる「ソーラー事業」○ソリューション比率を5割に拡大3つめには、DC家電との一体システムの提案や、HEMSによる消費電力の削減提案を行える体制を整えていることだ。シャープは、グリーンフロント堺の敷地内に、DCエコハウスと呼ぶ試験棟を設置しており、ここでHEMSやV2H(ビーグル・トゥ・ホーム)の実証実験や、DC照明やDCエアコンといった製品とのDC連携を検証しており、ここでの成果をもとに、製品を市場投入しているという。また、千葉県の柏の葉スマートシティプロジェクトにも参画し、建材一体型の結晶太陽電池を3542台納入。720kWを発電する街全体でのソーラーソリューションの取り組みも行っている。太陽電池モジュールだけのビジネスではなく、ソリューションを含めた提案活動を行う体制を整えている点は、同社のソーラー事業の大きな強みとなっている。ソーラー事業を担当する組織を、「エネルギーシステムソリューション事業本部」という名称にしていることからも、シャープがソーラー事業の軸にソリューションを置いていることが裏付けられる。同社では、現在、15~17%に留まっているソリューション事業比率を、2017年度までに約5割に拡大する計画を明らかにしている。○シャープ再建の柱に位置づけるシャープのソーラー事業は、2014年度には、赤字が見込まれている。2月3日に発表した2014年度第3四半期業績発表において、30億円の黒字見通しであったものを、50億円の赤字へと下方修正。昨年の黒字から一転して赤字となる。ソーラー事業の業績悪化の理由として、シャープの高橋興三社長は、「為替変動への対応遅れに伴う国内事業の採算悪化」、「新設住宅着工件数の減少や、産業用需要の低迷」をあげ、組織のスリム化やバリューチェーンの見直しによるコストダウンの推進、エネルギーソリューション事業のグローバル展開、欧州構造改革効果の着実な取り込みを、今後の方針に掲げた。だが、その一方で、ソーラーパネルの原材料となるポリシリコンの安定調達のために、2020年まで結んだ長期購入契約が業績悪化を招いているのではないかとの指摘もある。現在、この長期安定契約では、時価水準を大幅に上回る価格で、ポリシリコンを調達しており、これがパネル生産の収益性に悪影響を与えていると見られるからだ。だが、これに対して、シャープのエネルギーシステムソリューション事業本部長の向井和司常務執行役員は、「ポリシリコンの調達量は所要数量内。しかも、モジュール全体に占めるコストはわずか数%に留まる。シリコンの厚みを薄くすることで、コスト面では吸収が可能。トータルプロセスのなかで解決できる」と反論した。もちろん、安く調達できることにこしたことはないが、その影響は軽微であることを示したわけだ。そして、「2015年度は、ソーラー事業の黒字化を見込んでいる。優位性を持てる技術は自ら開発し、差別化できるものは自ら生産する体制を取る」と、堺太陽電池工場における生産の強みを生かし、黒字化へとつなげることを強調する。「ソーラー事業は、1959年にスタートして以来、56年目を迎える事業。開発、生産、販売をしっかりと維持するとともに、事業成長に取り組む。やめる気も、売却する気もない。むしろ、シャープ再建のひとつの柱になる」と、向井常務執行役員は意気込む。シャープ再建の柱であることを示す材料はまだ不足しているが、ソーラー事業はシャープにとって重要な柱であることは間違いないようだ。
2015年04月10日